JP2000266259A - スイベルジョイント - Google Patents
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- JP2000266259A JP2000266259A JP11075542A JP7554299A JP2000266259A JP 2000266259 A JP2000266259 A JP 2000266259A JP 11075542 A JP11075542 A JP 11075542A JP 7554299 A JP7554299 A JP 7554299A JP 2000266259 A JP2000266259 A JP 2000266259A
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- Japan
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- radial bearing
- cylindrical member
- pressure receiving
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 洩出流体の圧力によるラジアルベアリングの
破損を、流体および圧力の損失なしに、スイベルジョイ
ントを大型化することもなく有効に防止する。 【解決手段】 外筒部材1内にラジアルベアリング2を
介して支持される、一端を封止した内筒部材3を設け、
この内筒部材3の封止端側で、ラジアルベアリング2を
保持するエンドカバー6を外筒部材1に取付けたもので
あり、そのエンドカバー6に設けた貫通穴6bに、内筒部
材3に取付けられて内部圧力を支持する受圧プレート9
を嵌合させ、外筒部材側および内筒部材側の各々に作用
するスラスト力を、ラジアルベアリングの許容剪断荷重
より小さくしてなる。
破損を、流体および圧力の損失なしに、スイベルジョイ
ントを大型化することもなく有効に防止する。 【解決手段】 外筒部材1内にラジアルベアリング2を
介して支持される、一端を封止した内筒部材3を設け、
この内筒部材3の封止端側で、ラジアルベアリング2を
保持するエンドカバー6を外筒部材1に取付けたもので
あり、そのエンドカバー6に設けた貫通穴6bに、内筒部
材3に取付けられて内部圧力を支持する受圧プレート9
を嵌合させ、外筒部材側および内筒部材側の各々に作用
するスラスト力を、ラジアルベアリングの許容剪断荷重
より小さくしてなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、内部に流体通路
を有するスイベルジョイントの改良に関するものであ
り、たとえ回転シールに洩れが生じることがあっても、
内部流体圧力に起因するラジアルベアリングの破損を有
効に防止するものである。
を有するスイベルジョイントの改良に関するものであ
り、たとえ回転シールに洩れが生じることがあっても、
内部流体圧力に起因するラジアルベアリングの破損を有
効に防止するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的なスイベルジョイントとし
ては、たとえば、図2に断面図で示すものがある。これ
は、外筒部材31の内周に、一対のラジアルベアリング32
を介して内筒部材33を支持するとともに、両ラジアルベ
アリング32と、外筒部材31の内周部に形成した環状流路
31a の間にそれぞれの回転シール34を配設し、そして、
内筒部材33の一端側から直線状に延びる流路33a を途中
で終了させることで他端部側を封止状態としたその内筒
部材33の封止端側に、一方のラジアルベアリング32のイ
ンナーレース32a を締付け保持するベアリングナット35
を螺合させるとともに、そのラジアルベアリング32のア
ウターレース32b に当接してその抜け出しを阻止するエ
ンドカバー36を外筒部材31に取付けて設け、さらに、外
筒部材31または内筒部材33のいずれか一方を固定部材に
取付けたものである。
ては、たとえば、図2に断面図で示すものがある。これ
は、外筒部材31の内周に、一対のラジアルベアリング32
を介して内筒部材33を支持するとともに、両ラジアルベ
アリング32と、外筒部材31の内周部に形成した環状流路
31a の間にそれぞれの回転シール34を配設し、そして、
内筒部材33の一端側から直線状に延びる流路33a を途中
で終了させることで他端部側を封止状態としたその内筒
部材33の封止端側に、一方のラジアルベアリング32のイ
ンナーレース32a を締付け保持するベアリングナット35
を螺合させるとともに、そのラジアルベアリング32のア
ウターレース32b に当接してその抜け出しを阻止するエ
ンドカバー36を外筒部材31に取付けて設け、さらに、外
筒部材31または内筒部材33のいずれか一方を固定部材に
取付けたものである。
【0003】ここで、内筒部材33に設けた流路33a は、
それの終端近傍で周方向に間隔をおいて設けた複数の分
岐路33b を介して、外筒部材31の内周部に形成した環状
流路31a に連通し、この環状流路31a は、周方向の適宜
位置で外筒部材31の半径方向に延びて外周面に開口する
流路31b に連通する。
それの終端近傍で周方向に間隔をおいて設けた複数の分
岐路33b を介して、外筒部材31の内周部に形成した環状
流路31a に連通し、この環状流路31a は、周方向の適宜
位置で外筒部材31の半径方向に延びて外周面に開口する
流路31b に連通する。
【0004】このようなスイベルジョイントによれば、
いずれか一方の筒部材の固定下で、他方の筒部材を、ラ
ジアルベアリング32の作用によって自由に回動させるこ
とができ、たとえば、外筒部材31の流路31b から内筒部
材33の流路33a への加圧流体の流動、または、それとは
逆方向の流動を、両ラジアルベアリング32の内側部分の
それぞれの回転シール34の作用によって洩出なしに行う
ことができる。
いずれか一方の筒部材の固定下で、他方の筒部材を、ラ
ジアルベアリング32の作用によって自由に回動させるこ
とができ、たとえば、外筒部材31の流路31b から内筒部
材33の流路33a への加圧流体の流動、または、それとは
逆方向の流動を、両ラジアルベアリング32の内側部分の
それぞれの回転シール34の作用によって洩出なしに行う
ことができる。
【0005】なお、ここでのそれぞれのラジアルベアリ
ング32に対する給廃脂は、ベアリング押え37およびエン
ドカバー36のそれぞれに設けた給脂孔38a および廃脂孔
38bを経て行われ、給脂の後は、プラグのねじ込み状態
で、または給廃ニップルの接続を維持したままの状態で
使用に供することができる。
ング32に対する給廃脂は、ベアリング押え37およびエン
ドカバー36のそれぞれに設けた給脂孔38a および廃脂孔
38bを経て行われ、給脂の後は、プラグのねじ込み状態
で、または給廃ニップルの接続を維持したままの状態で
使用に供することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来技術にあっては、とくに、エンドカバー側の回転シ
ール34に、何らかの原因による洩れが発生した場合に
は、洩れ出した加圧流体がエンドカバー36の内側に充満
し、その流体圧力が、内筒部材側および外筒部材側のそ
れぞれにスラスト力を及ぼすことになる。
従来技術にあっては、とくに、エンドカバー側の回転シ
ール34に、何らかの原因による洩れが発生した場合に
は、洩れ出した加圧流体がエンドカバー36の内側に充満
し、その流体圧力が、内筒部材側および外筒部材側のそ
れぞれにスラスト力を及ぼすことになる。
【0007】すなわち、このスイベルジョイントが外筒
部材31を固定して使用されるものであるとした場合は、
内筒部材33の外径がd1であるとした場合には、その内筒
部材33が、圧力pの洩出流体によって受けるスラスト力
F1、いいかえればラジアルベアリング32がベアリングナ
ット35から受ける剪断方向の力は、 F1=(π/4) d12×p となる。
部材31を固定して使用されるものであるとした場合は、
内筒部材33の外径がd1であるとした場合には、その内筒
部材33が、圧力pの洩出流体によって受けるスラスト力
F1、いいかえればラジアルベアリング32がベアリングナ
ット35から受ける剪断方向の力は、 F1=(π/4) d12×p となる。
【0008】同様に、内筒部材33を固定して使用に供す
る場合には、エンドカバー36に取付けたOリング39の中
心直径をd2とした場合には、エンドカバー36をも含む外
筒側部材が洩出流体によって受けるスラスト力F2は、 F2=(π/4)(d22−(d22−d12)) ×p =(π/4) d12×p となり、洩出流体の圧力pとの関連において、これらの
スラスト力F1, F2がラジアルベアリング32の許容剪断荷
重を越える値となることで、そのラジアルベアリング32
が破損するという問題があった。
る場合には、エンドカバー36に取付けたOリング39の中
心直径をd2とした場合には、エンドカバー36をも含む外
筒側部材が洩出流体によって受けるスラスト力F2は、 F2=(π/4)(d22−(d22−d12)) ×p =(π/4) d12×p となり、洩出流体の圧力pとの関連において、これらの
スラスト力F1, F2がラジアルベアリング32の許容剪断荷
重を越える値となることで、そのラジアルベアリング32
が破損するという問題があった。
【0009】かかる問題に対しては、廃脂孔38b から洩
出流体を抜き取ることまたは、ラジアルベアリングの寸
法を大きくして対処することも提案されているが、前者
によれば、流体および圧力の相当量の損失が、そして後
者によれば、スイベルジョイントの大型化が余儀なくさ
れるという他の問題があった。
出流体を抜き取ることまたは、ラジアルベアリングの寸
法を大きくして対処することも提案されているが、前者
によれば、流体および圧力の相当量の損失が、そして後
者によれば、スイベルジョイントの大型化が余儀なくさ
れるという他の問題があった。
【0010】そこでこの発明は、エンドカバーの内側に
加圧流体が洩れ出すことがあっても、内筒側部材および
外筒側部材のそれぞれに作用するスラスト力それ自体を
有効に低減させることで、流体および圧力等の損失を生
じることなく、また、スイベルジョイントの大型化をも
たらすこともなく、ラジアルベアリングの破損を効果的
に防止できるスイベルジョイントを提供する。
加圧流体が洩れ出すことがあっても、内筒側部材および
外筒側部材のそれぞれに作用するスラスト力それ自体を
有効に低減させることで、流体および圧力等の損失を生
じることなく、また、スイベルジョイントの大型化をも
たらすこともなく、ラジアルベアリングの破損を効果的
に防止できるスイベルジョイントを提供する。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明のスイベルジョ
イントは、外筒部材と、この外筒部材内にラジアルベア
リングを介して支持される、一端部を封止した内筒部材
と、内筒部材の封止端側で外筒部材に固定されてラジア
ルベアリングを保持するエンドカバーとを具え、いずれ
か一方の筒部材を固定側部材とするものであり、エンド
カバーに設けた貫通穴に、内筒部材を貫通させ、外筒部
材側および内筒部材側の各々に作用するスラスト力を、
ラジアルベアリングの許容剪断荷重より小さくしたもの
である。
イントは、外筒部材と、この外筒部材内にラジアルベア
リングを介して支持される、一端部を封止した内筒部材
と、内筒部材の封止端側で外筒部材に固定されてラジア
ルベアリングを保持するエンドカバーとを具え、いずれ
か一方の筒部材を固定側部材とするものであり、エンド
カバーに設けた貫通穴に、内筒部材を貫通させ、外筒部
材側および内筒部材側の各々に作用するスラスト力を、
ラジアルベアリングの許容剪断荷重より小さくしたもの
である。
【0012】これによれば、エンドカバーの貫通穴内を
内筒部材が貫通する事で、例えば内筒部材の封止端側の
端面が洩出流体から受ける受圧面積が減少する。従っ
て、内筒部材側に作用するトータルスラスト力を、従来
技術に比し低減させることが可能となり、外筒部材 (エ
ンドカバーを含む) と内筒部材間に相対的に作用するス
ラスト力が低減し、このスラスト力に起因するラジアル
ベアリングの剪断破壊のおそれを十分に取り除くことが
できる。そしてこのことは、外筒部材側に作用するスラ
スト力 (受圧プレートに対して反内筒部材側へ作用する
スラスト力をいう) に関しても同様である。
内筒部材が貫通する事で、例えば内筒部材の封止端側の
端面が洩出流体から受ける受圧面積が減少する。従っ
て、内筒部材側に作用するトータルスラスト力を、従来
技術に比し低減させることが可能となり、外筒部材 (エ
ンドカバーを含む) と内筒部材間に相対的に作用するス
ラスト力が低減し、このスラスト力に起因するラジアル
ベアリングの剪断破壊のおそれを十分に取り除くことが
できる。そしてこのことは、外筒部材側に作用するスラ
スト力 (受圧プレートに対して反内筒部材側へ作用する
スラスト力をいう) に関しても同様である。
【0013】ところで、かかるスイベルジョイントにお
いては、上記貫通部の内筒部材を内部圧力を支持する受
圧プレートとするのが組立構造上好適であり、この受圧
プレートに外筒部材側および内筒部材側の各々に作用す
るスラスト力を相殺し得る受圧面積を付与することが好
ましい。これによれば、内・外筒部材間に作用するスラ
スト力が実質的に零となることから、ラジアルベアリン
グに作用するスラスト力を実質的に零とすることがで
き、ラジアルベアリングの剪断破壊を一層有利に防止す
ることができる。
いては、上記貫通部の内筒部材を内部圧力を支持する受
圧プレートとするのが組立構造上好適であり、この受圧
プレートに外筒部材側および内筒部材側の各々に作用す
るスラスト力を相殺し得る受圧面積を付与することが好
ましい。これによれば、内・外筒部材間に作用するスラ
スト力が実質的に零となることから、ラジアルベアリン
グに作用するスラスト力を実質的に零とすることがで
き、ラジアルベアリングの剪断破壊を一層有利に防止す
ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下にこの発明の実施の形態を図
面に基いて説明する。図1はこの発明の実施の形態を示
す軸線方向断面図であり、図中1,2,3はそれぞれ従
来技術で述べたと同様の外筒部材、ラジアルベアリング
および内筒部材を示し、4は、これも従来技術で述べた
と同様の回転シールを示す。
面に基いて説明する。図1はこの発明の実施の形態を示
す軸線方向断面図であり、図中1,2,3はそれぞれ従
来技術で述べたと同様の外筒部材、ラジアルベアリング
および内筒部材を示し、4は、これも従来技術で述べた
と同様の回転シールを示す。
【0015】従って、内筒部材3は、その中心部に直線
状に延在して一端側には開口し、他端には開口すること
なく終了する流路3aおよびそれの終端近傍で半径方向に
分岐する複数の分岐路3bを具え、また外筒部材1は、そ
れらの分岐路3bと対応して位置する環状流路1aおよび、
そこから半径方向に延びて外周面に開口する流路1bを具
える。
状に延在して一端側には開口し、他端には開口すること
なく終了する流路3aおよびそれの終端近傍で半径方向に
分岐する複数の分岐路3bを具え、また外筒部材1は、そ
れらの分岐路3bと対応して位置する環状流路1aおよび、
そこから半径方向に延びて外周面に開口する流路1bを具
える。
【0016】ここで、内筒部材3の、他端側では、ラジ
アルベアリング2のインナーレース2aを、そこに螺合さ
せたベアリングナット5によって締付け保持し、またそ
れのアウターレース2bを、外筒部材1の端面に固定した
エンドカバー6の、その外筒部材内への挿入部6aによっ
て抜止め保持する。なおこの場合、外筒部材内周面と挿
入部6aとの間は、挿入部外周面の環状溝に配置したOリ
ング7によってシールする。
アルベアリング2のインナーレース2aを、そこに螺合さ
せたベアリングナット5によって締付け保持し、またそ
れのアウターレース2bを、外筒部材1の端面に固定した
エンドカバー6の、その外筒部材内への挿入部6aによっ
て抜止め保持する。なおこの場合、外筒部材内周面と挿
入部6aとの間は、挿入部外周面の環状溝に配置したOリ
ング7によってシールする。
【0017】またここでは、エンドカバー6の中央部分
に貫通穴6bを設け、この貫通穴内に、内筒部材3にボル
ト8をもって締付け固定した受圧プレート9を液密に嵌
め合わせ、このような受圧プレート9の寸法、ひいて
は、受圧面積を、外筒部材1および内筒部材3の各々に
作用するスラスト力が、ラジアルベアリング2の許容剪
断荷重より小さくなるよう選択し、より好適には、各々
のスラスト力がともに零となるよう選択する。ここにお
いて、エンドカバー6と受圧プレート9との間は、貫通
穴6bに嵌め込んで配置したOリング10により、そして、
受圧プレート9と内筒部材3との間は、その内筒部材3
に嵌め込んだOリング11によりそれぞれ液密にシールす
る。
に貫通穴6bを設け、この貫通穴内に、内筒部材3にボル
ト8をもって締付け固定した受圧プレート9を液密に嵌
め合わせ、このような受圧プレート9の寸法、ひいて
は、受圧面積を、外筒部材1および内筒部材3の各々に
作用するスラスト力が、ラジアルベアリング2の許容剪
断荷重より小さくなるよう選択し、より好適には、各々
のスラスト力がともに零となるよう選択する。ここにお
いて、エンドカバー6と受圧プレート9との間は、貫通
穴6bに嵌め込んで配置したOリング10により、そして、
受圧プレート9と内筒部材3との間は、その内筒部材3
に嵌め込んだOリング11によりそれぞれ液密にシールす
る。
【0018】以上のように構成してなるスイベルジョイ
ントを、外筒部材1を固定して使用する場合において、
受圧プレート9をも含む内筒部材側に、図の右方向に作
用するスラスト力F3は、内筒部材3の外径をd1、Oリン
グ11の中心直径をd4、洩出流体の圧力をpとすると、 F3=(π/4)(d12−d42)×p となり、図の左方向に作用するスラスト力F4は、受圧プ
レート9の外径をd5とすると、 F4=(π/4)(d52−d42)×p となる。
ントを、外筒部材1を固定して使用する場合において、
受圧プレート9をも含む内筒部材側に、図の右方向に作
用するスラスト力F3は、内筒部材3の外径をd1、Oリン
グ11の中心直径をd4、洩出流体の圧力をpとすると、 F3=(π/4)(d12−d42)×p となり、図の左方向に作用するスラスト力F4は、受圧プ
レート9の外径をd5とすると、 F4=(π/4)(d52−d42)×p となる。
【0019】このため、ラジアルベリアング2に作用す
る剪断方向の力SF1 は、これらの両スラスト力F3, F4の
差、すなわち、 SF1 =|F3−F4|=|(π/4)(d12−d52)×p| となり、従来技術に比して、受圧プレート9の受圧面積
に相当する分だけ小さくなる。従って、上記力SF1 が、
ラジアルベアリング2の剪断許容荷重より小さくなるよ
うに受圧プレート9の受圧面積、直接的には外径d5を選
択することで、ラジアルベアリング2の破損を十分に防
止することができる。なおここでは、受圧プレート9の
外径d5を、内筒部材3の外径d1と等しくすることで、剪
断方向の力SF1 を実質的に零とすることができる。
る剪断方向の力SF1 は、これらの両スラスト力F3, F4の
差、すなわち、 SF1 =|F3−F4|=|(π/4)(d12−d52)×p| となり、従来技術に比して、受圧プレート9の受圧面積
に相当する分だけ小さくなる。従って、上記力SF1 が、
ラジアルベアリング2の剪断許容荷重より小さくなるよ
うに受圧プレート9の受圧面積、直接的には外径d5を選
択することで、ラジアルベアリング2の破損を十分に防
止することができる。なおここでは、受圧プレート9の
外径d5を、内筒部材3の外径d1と等しくすることで、剪
断方向の力SF1 を実質的に零とすることができる。
【0020】これに対し、内筒部材3を固定して使用す
る場合には、エンドカバー6をも含む外筒部材側に、図
の右方向に作用するスラスト力F5は、外筒部材1の、ベ
アリング2への外接円直径、いいかえれば、エンドカバ
ー6の挿入部6aの外径をd3とすると、 F5=(π/4)(d32−d12)×p となり、エンドカバー6に作用する図の左方向のスラス
ト力F6は、 F6=(π/4)(d32−d52)×p となり、ベアリング2に作用する剪断方向の力SF2 は、 SF2 =|F5−F6|=|(π/4)(d52−d12)×p| となり、この値もまた、従来技術に比し、ほぼ、受圧プ
レート9の受圧面積に相当する分だけ小さくなる。従っ
て、ここにおいてもまた、力SF2 が、ラジアルベアリン
グ2の剪断許容荷重より小さくなるように受圧プレート
9の外径d5を選択することによってベアリング2の破損
を効果的に防止することができ、その外径d5を、内筒部
材3の外径d1と等しくすることで、剪断方向の力SF2 を
実質的に零とすることができる。また、内・外筒部材の
いずれも固定しない場合でも、この相互の間にスラスト
力が働かないのは当然である。
る場合には、エンドカバー6をも含む外筒部材側に、図
の右方向に作用するスラスト力F5は、外筒部材1の、ベ
アリング2への外接円直径、いいかえれば、エンドカバ
ー6の挿入部6aの外径をd3とすると、 F5=(π/4)(d32−d12)×p となり、エンドカバー6に作用する図の左方向のスラス
ト力F6は、 F6=(π/4)(d32−d52)×p となり、ベアリング2に作用する剪断方向の力SF2 は、 SF2 =|F5−F6|=|(π/4)(d52−d12)×p| となり、この値もまた、従来技術に比し、ほぼ、受圧プ
レート9の受圧面積に相当する分だけ小さくなる。従っ
て、ここにおいてもまた、力SF2 が、ラジアルベアリン
グ2の剪断許容荷重より小さくなるように受圧プレート
9の外径d5を選択することによってベアリング2の破損
を効果的に防止することができ、その外径d5を、内筒部
材3の外径d1と等しくすることで、剪断方向の力SF2 を
実質的に零とすることができる。また、内・外筒部材の
いずれも固定しない場合でも、この相互の間にスラスト
力が働かないのは当然である。
【0021】かくして、このスイベルジョイントによれ
ば、洩出流体の圧力pとの関連の下で、受圧プレート9
の外径d5を選択することで、外筒部材1および内筒部材
3のいずれを固定して使用する場合であっても、流体損
失、圧力損失等のおそれなしに、しかも、スイベルジョ
イントの大型化をもたらすこともなく、ラジアルベアリ
ング2の破損を十分に防止することができる。そしてこ
のことは、受圧プレート9の外径d5を内筒部材3の外径
d1と等しくした場合にとくに顕著となる。
ば、洩出流体の圧力pとの関連の下で、受圧プレート9
の外径d5を選択することで、外筒部材1および内筒部材
3のいずれを固定して使用する場合であっても、流体損
失、圧力損失等のおそれなしに、しかも、スイベルジョ
イントの大型化をもたらすこともなく、ラジアルベアリ
ング2の破損を十分に防止することができる。そしてこ
のことは、受圧プレート9の外径d5を内筒部材3の外径
d1と等しくした場合にとくに顕著となる。
【0022】図1では、受圧プレート9をボルト8にて
内筒部材3に結合しているが、内筒部材3をエンドカバ
ー貫通穴6bを貫通させ受圧プレート9をナット状に直接
内筒部材に取り付けても良い。さらに、ラジアルベアリ
ングのスラスト力の許容範囲内となるのであれば、内筒
部材3を貫通穴6bを単に貫通させるのみでもよい。
内筒部材3に結合しているが、内筒部材3をエンドカバ
ー貫通穴6bを貫通させ受圧プレート9をナット状に直接
内筒部材に取り付けても良い。さらに、ラジアルベアリ
ングのスラスト力の許容範囲内となるのであれば、内筒
部材3を貫通穴6bを単に貫通させるのみでもよい。
【0023】
【発明の効果】以上に述べたところから明らかなよう
に、この発明によれば、とくに、外筒部材に取付けたエ
ンドカバーの貫通穴内に、内筒部材に取付けた受圧プレ
ートを液密に嵌入配置して、この受圧プレートを洩出流
体の圧力支持に寄与させることで、外筒部材および内筒
部材のいずれを固定して使用する場合であっても、ラジ
アルベアリングに作用する剪断方向の力を従来技術に比
して大きく低減させることができ、その結果として、流
体損失、圧力損失等を生じることなく、また、スイベル
ジョイントの大型化をもたらすこともなく、ラジアルベ
アリングの破損を有効に防止することができる。
に、この発明によれば、とくに、外筒部材に取付けたエ
ンドカバーの貫通穴内に、内筒部材に取付けた受圧プレ
ートを液密に嵌入配置して、この受圧プレートを洩出流
体の圧力支持に寄与させることで、外筒部材および内筒
部材のいずれを固定して使用する場合であっても、ラジ
アルベアリングに作用する剪断方向の力を従来技術に比
して大きく低減させることができ、その結果として、流
体損失、圧力損失等を生じることなく、また、スイベル
ジョイントの大型化をもたらすこともなく、ラジアルベ
アリングの破損を有効に防止することができる。
【図1】この発明の実施の形態を示す軸線方向断面図で
ある。
ある。
【図2】従来技術を示す軸線方向断面図である。
1 外筒部材 1a 環状流路 1b, 3a 流路 2 ラジアルベアリング 3 内筒部材 3b 分岐路 4 回転シール 5 ベアリングナット 6 エンドカバー 6a 挿入部 6b 貫通穴 7,10, 11 Oリング 8 ボルト 9 受圧プレート d1 内筒部材外径 d3 挿入部外径 d4 Oリング11の中心直径 d5 受圧プレート外径
Claims (2)
- 【請求項1】 外筒部材と、この外筒部材内にラジアル
ベアリングを介して支持される、一端部を封止した内筒
部材と、内筒部材の封止端側で外筒部材に固定されてラ
ジアルベアリングを保持するエンドカバーとを具え、い
ずれか一方の筒部材を固定してなるスイベルジョイント
において、 前記エンドカバーに設けた貫通穴に、内筒部材を貫通さ
せ、内・外部材間に作用するスラスト力を、ラジアルベ
アリングの許容剪断荷重より小さくしてなるスイベルジ
ョイント。 - 【請求項2】 上記貫通部の内筒部材を内部圧力を支持
する受力プレートとし、該受圧プレートに、外筒部材側
および内筒部材側の各々に作用するスラスト力を相殺し
得る受圧面積を付与してなる請求項1に記載のスイベル
ジョイント。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11075542A JP2000266259A (ja) | 1999-03-19 | 1999-03-19 | スイベルジョイント |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11075542A JP2000266259A (ja) | 1999-03-19 | 1999-03-19 | スイベルジョイント |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000266259A true JP2000266259A (ja) | 2000-09-26 |
Family
ID=13579202
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11075542A Pending JP2000266259A (ja) | 1999-03-19 | 1999-03-19 | スイベルジョイント |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000266259A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102005019342A1 (de) * | 2005-04-26 | 2006-11-02 | Mosmatic Ag | Winkeldrehgelenk mit verbesserter Abdichtwirkung |
| KR100900396B1 (ko) * | 2002-10-17 | 2009-06-02 | 주식회사 포스코 | 압연기의 쉬벨 조인트 |
| JP2012052604A (ja) * | 2010-09-01 | 2012-03-15 | Bridgestone Corp | スイベルジョイント |
| JP2020045940A (ja) * | 2018-09-18 | 2020-03-26 | 株式会社バルカー | スイベルジョイント |
-
1999
- 1999-03-19 JP JP11075542A patent/JP2000266259A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100900396B1 (ko) * | 2002-10-17 | 2009-06-02 | 주식회사 포스코 | 압연기의 쉬벨 조인트 |
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| KR20200032643A (ko) * | 2018-09-18 | 2020-03-26 | 주식회사 발카 | 스위블 조인트 |
| KR102292498B1 (ko) * | 2018-09-18 | 2021-08-20 | 주식회사 발카 | 스위블 조인트 |
| JP7138522B2 (ja) | 2018-09-18 | 2022-09-16 | 株式会社バルカー | スイベルジョイント |
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