JP2000266551A - 目的地設定装置及びエージェント装置 - Google Patents
目的地設定装置及びエージェント装置Info
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Abstract
助を可能にする。 【解決手段】 車両内外やユーザの状況を取得し、イベ
ント発生知識DBを使用して、車両又はユーザに対して
行うイベントを決定する。イベントは観光案内、昼食の
案内のように目的地設定が前提のイベントと、渋滞時の
ルート回避のように目的地設定を前提としないイベント
がある。そしてユーザにイベントを実行してよいか確認
し、OKならイベントを実行する。例えば、「昼食を案
内する」イベントであれば、運転目的やユーザ好みに合
った飲食店を推薦するために、目的地検索条件を飲食店
検索条件知識DBを使用して決定し、この検索条件と距
離によって目的地の候補を検索する。目的地の候補は、
各ジャンル毎に1つだけ表示することで多くのジャンル
を1画面に表示してユーザの選択の幅を広げることがで
きる。
Description
エージェント装置に係り、例えば、走行中に観光地やレ
ストラン等の推薦を行う目的地設定装置及びエージェン
ト装置に関する。
に経路案内をするナビゲーション装置が広く普及してい
るが、最近では、各種データを備えユーザの要求に応じ
て車両現在位置周辺の施設や地点を目的地候補(又は経
由地候補)としてユーザに対して推薦し(例えば、自車
位置から近い距離にある施設ほど上段になるように該当
施設名称をディスプレイに表示することにより提示
し)、その推薦した施設のうちユーザの特定施設選択命
令等の入力に基づいて特定される施設を目的地として設
定し、車両現在位置からその設定された目的地までの経
路の案内を実行する車両用ナビゲーション装置も提供さ
れている。例えば、走行中に画面から食事案内を選択す
ると、現在地周辺のレストランがリストアップされるよ
うになっている。
ーション装置では、推薦するレストランを検索する場合
車両周辺に存在するレストランを、距離が近い順や50
音順に表示している。このため、距離のみが検索条件と
なっており、現在の時間、走行地域の特殊性、デートや
行楽といった運転目的、年齢や性別といったユーザ情報
などは考慮されていず、ユーザの好みや車両状況等に応
じた適切な施設や地点の推薦をしていなかった。また、
レストランの表示順についてもユーザが選択しやすい順
にはなっていず、表示内容についても日本食、洋食等の
ジャンルや金額等の表示が無いため、ユーザにとって選
択するための適切な情報が提示されていなかった。さら
に、施設等の推薦をしてもらうためには、ユーザが希望
する時間に食事案内等の希望する項目を選択して入力す
る必要があり、操作も煩わしかった。
現させ、車両の状況を判断してユーザとのコミュニケー
ション又は積極的に行うエージェント装置が特開平11
−37766号公報で提案されている。このエージェン
ト装置によれば、例えば、お昼時にお腹が鳴る音を検出
した場合に「食堂の案内をしましょうか?」といったよ
うに、エージェントが処理可能な行為の提案をするよう
になっている。しかし、このエージェント装置において
も、具体的な食堂の案内方法に付いては特に記載されて
いず、従って、ユーザの運転目的やユーザの好み等を考
慮した上での食堂の提案はされていなかった。
解決するためになされたもので、ユーザの好みにより合
致した目的地設定の補助をすることが可能にすることを
目的とする。
では、目的地に関する名称、位置情報、及び目的地に関
連する情報が格納された目的地データベースと、車両に
関連した状況を取得する車両状況取得手段と、この車両
状況取得手段で取得した車両状況から車両又はユーザに
対して行うイベントを決定するイベント決定手段と、こ
のイベント決定手段で決定されたイベントが、ユーザに
よる目的地の選択を促すイベントである場合、前記車両
状況取得手段で取得された時間、場所に関する情報、及
びユーザに関する情報の少なくとも1つ以上から目的地
を検索するための検索条件を取得する条件取得手段と、
この条件取得手段で取得した検索条件及び現在位置から
の距離を使用して、前記目的地データベースから該当す
る目的地の候補を複数決定する目的地候補決定手段と、
この目的地候補決定手段で決定した目的地の候補を表示
する表示手段と、この表示手段に表示された目的地の候
補のうちユーザに選択された目的地を目的地、又は経由
地として設定する目的地設定手段と、を目的地設定装置
に具備させて前記目的を達成する。請求項2に記載した
発明では、請求項1に記載の目的地設定装置において、
車両に関連した状況とイベントとの関係を規定したイベ
ント決定知識データベースと、時間、場所に関する情
報、及びユーザに関する情報の少なくとも1つ以上と、
目的地を検索するための検索条件との関係を規定した目
的地検索条件知識データベースと、を備え、前記イベン
ト決定手段は、前記イベント決定知識データベースを使
用してイベントを決定し、前記条件取得手段は、前記目
的地検索条件知識データベースを使用して検索条件を取
得する。請求項3に記載した発明では、請求項1又は請
求項2に記載の目的地設定装置において、目的地データ
ベースは、目的地に関連する情報として、各目的地に対
して分類されるジャンル、及び該当する場合には費用が
格納され、前記表示手段は、前記目的地候補決定手段で
候補に決定した目的地の名称に、その目的地のジャンル
と目的地までの距離のうちの少なくとも一方、及び該当
する場合には値段情報を付加して一画面に表示する。請
求項4に記載した発明では、請求項1、請求項2、又は
請求項3に記載の目的地設定装置において、前記目的地
候補決定手段は、複数の候補を相互に相違するジャンル
から決定する。請求項5に記載した発明では、請求項1
に記載の目的地設定装置において、前記イベント決定手
段で決定されたイベントが、ユーザによる地点又は施設
の選択を促すイベントでない場合、前記イベント決定手
段で決定したイベントを実行するイベント実行手段を備
える。請求項6に記載した発明では、請求項5に記載の
目的地設定装置において、前記車両状況取得手段で取得
した車両状況から渋滞状況か否かを判断する渋滞判断手
段を備え、前記イベント決定手段は、前記渋滞判断手段
により渋滞であると判断された場合、渋滞回避ルートの
案内をイベントとして決定し、前記イベント実行手段
は、渋滞を回避する別ルートを再探索する。請求項7に
記載した発明では、請求項1から請求項6のうちのいず
れか1の請求項に記載の目的地設定装置において、前記
イベント決定手段で決定したイベントの内容により、そ
のイベントを実行するか否かについてユーザに確認する
確認手段を備え、前記確認手段によるイベントの実行確
認をユーザが肯定した場合に、前記表示手段が前記的地
候補決定手段で決定した目的地の候補を表示し、又は前
記イベント実行手段が前記イベント決定手段で決定した
イベントを実行する。
された目的地設定装置と、擬人化されたエージェントを
車両内に出現させるエージェント出現手段と、前記イベ
ント決定手段によるイベントの決定、前記条件取得手段
による検索条件の取得、前記目的地候補決定手段による
目的地の決定、前記表示手段による目的地の表示、前記
目的地設定手段による目的地又は経由地の設定、イベン
ト実行手段によるイベントの実行、及び確認手段による
イベントの実行確認のうちの少なくとも1つに関連する
行為を決定するエージェント行為決定手段と、このエー
ジェント行為決定手段で決定されたエージェント行為を
前記エージェント出現手段により出現されるエージェン
トに行わせるエージェント制御手段とをエージェント装
置に具備させて前記目的を達成する。
びエージェント装置における好適な実施の形態につい
て、図1から図22を参照して詳細に説明する。なお、
本実施形態のエージェント装置は目的地設定装置を含む
装置であるため、以下の実施形態の説明ではエージェン
ト装置として説明する。 (1)実施形態の概要 本実施形態のエージェント装置では、センサ等により時
間(年月日、曜日、時刻等の時に関する情報)、目的
(デート、家族等の運転の目的に関する情報)、場所
(目的地の近く等の場所に関する情報)、車両(エンジ
ンスタート等の車両に関する情報)、ユーザ(性別、年
齢等のユーザに関する情報)、又は、車両内外の温度等
の車両内外に関する情報のうち少なくとも1つの状況
(又は情報)を取得し(車両状況取得手段)、まず、イ
ベント発生知識データベース(DB)を使用して、車両
状況取得手段(又は検出手段)により取得(又は検出)
された状況(又は情報)に応じて車両又はユーザに対し
て行うイベント(コミュニケーションの内容)を決定す
る(イベント決定手段)。イベントとしては、観光案
内、昼食の案内等の地点や施設の案内等のように目的地
の設定を前提としたイベントと、渋滞時のルート回避等
の目的地設定を前提としないイベントがある。後者に
は、他にクリスマスに関する紹介、バレンタインの紹
介、病気についての解説等の紹介、解説、説明等もあ
る。更に、ユーザに対するエージェントの挨拶、給油や
バッテリ液補充やウィンドウォッシャ液補充等の催促、
エアコンの温度調節や窓開閉やオーディオ調整等の車両
搭載機器制御等がイベントとして存在する。そして、イ
ベントが決定するとエージェントはユーザにそのイベン
トを実行してもよいかについて確認し、OKであればイ
ベントを実行する。例えば、目的地設定を前提とした
「昼食を案内する」というイベントであれば、運転目的
やユーザの好みに合った飲食店をユーザに推薦するため
に、飲食店検索条件知識DBを使用して、推薦する飲食
店の候補(例えば、飲食店の名称や、その位置)を目的
地データベースから検索するための目的地検索条件を決
定し(条件取得手段)、この検索条件と現在位置からの
距離によって目的地の候補を検索する。その際、目的地
の候補は、各ジャンル毎に1つだけ表示することで多く
のジャンルを1画面に表示してユーザの選択の幅を広げ
ると共に、各目的地についてのジャンル、値段、距離を
名称と共に表示することでユーザに目的地選択の判断材
料を提供する。
は、擬人化されたエージェントであり、その画像(平面
的画像、ホログラフィ等の立体的画像等)が画像表示装
置によって車両内に出現される。このエージェントの処
理としては、車両自体、搭乗者、対向車等を含む車両の
状況判断と学習(状況の学習だけでなく運転者の応答や
反応等も含む)をし、各時点での車両状況とそれまでの
学習結果に基づいて、エージェントが運転者や車両に対
して様々なバリエーションをもった対応(行為=行動と
音声)をする。これにより運転者は、複数のエージェン
トを車両内に自由に呼びだしてつき合う(コミュニケー
ションする)ことが可能になり、車両内での環境を快適
にすることができる。ここで、本実施形態において擬人
化されたエージェントとは、特定の人間、生物、漫画の
キャラクター等との同一性があり、その同一性のある生
物が、同一性・連続性を保つようなある傾向の出力(動
作、音声により応答)を行うものである。また、同一性
・連続性は特有の個性を持つ人格として表現され、電子
機器内の一種の擬似生命体としてもとらえることができ
る。車両内に出現させる本実施形態のエージェントは、
人間と同様に判断する擬似人格化(仮想人格化)された
主体である。従って、同一の車両状況であっても、過去
の学習内容に応じてコミュニケーションの内容は異な
る。ときには、車両の相応には関係ない範囲での判断ミ
スも有り、この判断ミスによる不要な(ドジな)応答を
することもある。そして運転者の応答により、判断ミス
か否かを判定し、学習する。
示すブロック図である。本実施形態では、エージェント
によるコミュニケーション機能全体を制御する全体処理
部1を備えている。この全体処理部1は、設定した目的
地までの経路を探索して音声や画像表示によって経路案
内等をするナビゲーション処理部10、エージェント処
理部11、ナビゲーション処理部10とエージェント処
理部11に対するI/F部12、エージェント画像や地
図画像等の画像出力や入力画像を処理する画像処理部1
3、エージェントの音声や経路案内用の音声等の音声を
出力したり、入力される音声を音声認識辞書を使用して
認識したりする音声制御部14、車両や運転者に関する
各種状況の検出データを処理する状況情報処理部15、
及び渋滞を検出する渋滞検出部(ECU)16を有して
いる。
態になったか否か、及び渋滞状態が解消したか否かを検
出するための制御部であり、渋滞状況か否かを示す渋滞
フラグ161を有している。この渋滞フラグ161がオ
ンのときは渋滞状態を示し、渋滞フラグ161がオフの
ときは渋滞でない状態を示す。渋滞フラグ161の値
は、渋滞検出部16以外の処理装置(例えば、ナビゲー
ション処理部10、エージェント処理部11)が参照で
きるようになっている。
ージェントを車両内に出現させる。また、車両の状況や
運転者による過去の応対等を学習して適切な会話や制御
を行うようになっている。そして本実施形態のエージェ
ント装置では、時間(年月日、曜日、時刻等の時に関す
る情報)、目的(デート、家族等の運転の目的に関する
情報)、場所(目的地の近く等の場所に関する情報)、
車両(エンジンスタート等の車両に関する情報)、ユー
ザ(性別、年齢等のユーザに関する情報)、又は、車両
内外の温度等の車両内外に関する情報のうち少なくとも
1つの状況(又は情報)から、ユーザや車両に対して行
うべきイベントとの決定と、決定したイベントを実行す
るようになっている。イベントは、主としてエージェン
ト処理部11が所定のプログラムを実行することにより
決定する(又は発生させる)。イベントの実行とは、決
定したイベントに対応するイベント用プログラムを実行
することであり、例えば、「昼食を案内する」というイ
ベントが決定(又は発生)した場合には昼食案内用のプ
ログラムを、「観光案内する」というイベントが決定し
た場合には観光案内用のプログラムを、また、「回避ル
ートを案内する」というイベントが決定した場合には回
避ルート案内用のプログラムをそれぞれ実行する。この
昼食案内用プログラム、観光案内用のプログラムの実行
例については、図13を利用して、また、回避ルート案
内用のプログラムの実行例については、図18を利用し
て後述する。
処理部11と渋滞検出部16は、データ処理及び各部の
動作の制御を行うCPU(中央処理装置)と、このCP
Uにデータバスや制御バス等のバスラインで接続された
ROM、RAM、タイマ等を備えている。両処理部1
0、11と渋滞検出部16は、相互にネットワーク接続
されており、互いの処理データを取得することができる
ようになっている。例えば、エージェント処理部11
は、現在位置検出装置21による検出結果からナビゲー
ション処理部10で特定した車両の現在位置のデータ
や、ナビゲーション処理部10で探索した目的地までの
走行経路や、ナビゲーションデータ記憶装置に格納され
たナビゲーション用のデータ等を取得できるようになっ
ている。ROMはCPUで制御を行うための各種データ
やプログラムが予め格納されたリードオンリーメモリで
あり、RAMはCPUがワーキングメモリとして使用す
るランダムアクセスメモリである。
エージェント処理部11と渋滞検出部16は、CPUが
ROMに格納された各種プログラムを読み込んで各種処
理を実行するようになっている。なお、CPUは、記憶
媒体駆動装置23にセットされた外部の記憶媒体からコ
ンピュータプログラムを読み込んで、エージェントデー
タ記憶装置29やナビゲーションデータ記憶装置30、
図示しないハードディスク等のその他の記憶装置に格納
(インストール)し、この記憶装置から必要なプログラ
ム等をRAMに読み込んで(ロードして)実行するよう
にしてもよい。また、必要なプログラム等を記録媒体駆
動装置23からRAMに直接読み込んで実行するように
してもよい。
検出装置21とナビゲーションデータ記憶装置30が接
続されている。エージェント処理部11にはエージェン
トデータ記憶装置29のほかにナビゲーションデータ記
憶装置30も接続されており、本実施形態における目的
地設定候補提示処理(例えば図13)においてユーザの
好み等に合致した目的地を検索条件に従って検索する際
にナビゲーションデータ記憶装置30が使用される。
駆動装置23と通信制御装置24と、その他の装置(窓
開閉装置、エアコン風量調節装置、オーディオ音量調節
装置、ヘッドランプオン・オフ装置、ワイパー駆動制御
装置等)が接続されている。画像処理部13には表示装
置27と撮像装置28が接続されている。音声制御部1
4は、音声合成部141と音声認識部142を備えてお
り、音声合成部141には音声出力装置25が接続さ
れ、音声認識部142にはマイク26が接続されてい
る。状況情報処理部15には状況センサ部40が接続さ
れている。
(緯度、経度による)を検出するためのものであり、人
工衛星を利用して車両の位置を測定するGPS(Global
Positioning System)受信装置211と、方位センサ2
12と、舵角センサ213と、距離センサ214と、路
上に配置されたビーコンからの位置情報を受信するビー
コン受信装置215等が使用される。GPS受信装置2
11とビーコン受信装置215は単独で位置測定が可能
であるが、GPS受信装置211やビーコン受信装置2
15による受信が不可能な場所では、方位センサ212
と距離センサ214の双方を用いた推測航法によって現
在位置を検出するようになっている。なお、より正確な
現在位置を検出するために、所定の基地局から送信され
る測位誤差に対する補正信号を受信し、現在位置を補正
するD−GPS(ディファレンシャルGPS)を使用す
るようにしてもよい。方位センサ212は、例えば、地
磁気を検出して車両の方位を求める地磁気センサ、車両
の回転角速度を検出しその角速度を積分して車両の方位
を求めるガスレートジャイロや光ファイバジャイロ等の
ジャイロ、左右の車輪センサを配置しその出力パルス差
(移動距離の差)により車両の旋回を検出することで方
位の変位量を算出するようにした車輪センサ、等が使用
される。舵角センサ213は、ステアリングの回転部に
取り付けた光学的な回転センサや回転抵抗ボリューム等
を用いてステアリングの角度αを検出する。距離センサ
214は、例えば、車輪の回転数を検出して計数し、ま
たは加速度を検出して2回積分するもの等の各種の方法
が使用される。
ント発生処理(例えば図9)や目的地設定候補提示処理
を行う上で使用されるユーザ情報(年齢、性別、趣味、
性格など)や、その他選択項目の選択情報(例えば、提
示された目的地候補のうち一つを特定する施設特定命
令)等をユーザが入力するためのものである。なお、ユ
ーザに関する情報(ユーザプロフィール)は、入力装置
22からユーザが入力する場合に限らず、ユーザとのコ
ミュニケーションが無い時間が一定時間以上経過した場
合等に、未入力の項目について例えば、プロ野球が好き
か否か、好きな球団名等に関する各種問い合わせをエー
ジェントがユーザに行い、ユーザの回答内容から取得す
るようにしてもよい。入力装置22は、エージェントに
よるイベント実行の確認や、その他全ての問い合わせ等
に対して運転者が応答を入力するための1つの手段でも
ある。入力装置22は、ナビゲーション処理における走
行開始時の現在地(出発地点)や目的地(到達地点)、
情報提供局へ渋滞情報等の情報の請求を発信したい項目
名(発信条件)、車内で使用される携帯電話のタイプ
(型式)などを入力するためのものでもある。
チとして機能)、キーボード、マウス、ライトペン、ジ
ョイスティック、赤外線等によるリモコン、音声認識装
置などの各種の装置が使用可能である。また、赤外線等
を利用したリモコンと、リモコンから送信される各種信
号を受信する受信部を備えてもよい。リモコンには、画
面上に表示されたカーソルの移動操作等を行うジョイス
ティックの他、メニュー指定キー(ボタン)、テンキー
等の各種キーが配置される。
処理部10やエージェント処理部11が各種処理を行う
ためのコンピュータプログラムを外部の記憶媒体から読
み込むのに使用される駆動装置である。記憶媒体に記録
されているコンピュータプログラムには、各種のプログ
ラムやデータ等が含まれる。ここで、記憶媒体とは、コ
ンピュータプログラムが記録される記憶媒体をいい、具
体的には、フロッピーディスク、ハードディスク、磁気
テープ等の磁気記憶媒体、メモリチップやICカード等
の半導体記憶媒体、CD−ROMやMO、PD(相変化
書換型光ディスク)、DVD(ディジタル・ビデオ・デ
ィスク)等の光学的に情報が読み取られる記憶媒体、紙
カードや紙テープ、文字認識装置を使用してプログラム
を読み込むための印刷物等の用紙(および、紙に相当す
る機能を持った媒体)を用いた記憶媒体、その他各種方
法でコンピュータプログラムが記録される記憶媒体が含
まれる。
憶媒体からコンピュータプログラムを読み込む他に、記
憶媒体がフロッピーディスクやICカード等のように書
き込み可能な記憶媒体である場合には、ナビゲーション
処理部10やエージェント処理部11のRAMや記憶装
置29、30のデータ等をその記憶媒体に書き込むこと
が可能である。例えば、ICカードにエージェント機能
に関する学習内容(学習項目データ、応答データ)や、
ユーザ情報等を記憶させ、他の車両を運転する場合でも
この記憶させたICカードを使用することで、自分の好
みに合わせて命名され、過去の応対の状況に応じて学習
された同一のエージェントとコミュニケーションするこ
とが可能になる。これにより、車両毎のエージェントで
はなく、運転者に固有な名前と、学習内容のエージェン
トを車両内に出現させることが可能になる。
らなる携帯電話が接続されるようになっている。通信制
御装置24は、電話回線による通話の他、道路の混雑状
況や交通規制等の交通情報に関するデータなどを提供す
る情報提供局との通信や、車内での通信カラオケのため
に使用するカラオケデータを提供する情報提供局との通
信を行うことができるようになっている。また、通信制
御装置24を介して、エージェント機能に関する学習デ
ータやユーザ情報等を送受信することも可能である。ま
た通信制御装置24は、ATISセンターから送信され
る渋滞等の各種情報を受信したり、また、道路周辺に配
置されたビーコンから送信される渋滞等のVICS情報
をビーコンレシーバーで受信したりすることができるよ
うになっている。本実施形態では、車両走行中に渋滞を
検出し、イベントとして渋滞回避ルートの案内を行う場
合、この通信制御装置24から取得した渋滞情報を使用
して迂回ルートの検索を行うようになっている。
数のスピーカで構成され、音声制御部14の音声合成部
141により合成された音声が出力される。例えば、音
声による経路案内を行う場合の案内音声や、エージェン
トによるイベント実行の確認等の音声やエージェントの
動作に伴う音等が音声合成部141で合成され、音声出
力装置25から出力されるようになっている。この音声
出力装置25は、全部又は一部をオーディオ用のスピー
カと兼用するようにしてもよい。なお、音声制御部14
は、運転者のチューニング指示の入力に応じて、音声出
力装置25から出力する音声の音色やアクセント等を制
御することが可能である。音声出力装置25は、音声制
御部14の音声認識部142で認識した音声についての
認識内容をユーザに確認(コールバック)するために合
成された音声も出力するようになっている。
部142における音声認識の対象となる音声を入力する
音声入力手段として機能する。マイク26には、例え
ば、ナビゲーション処理における目的地等の入力音声
や、エージェントとの運転者の会話等(イベントの実行
確認に対するユーザの回答や、コールバックに対すユー
ザの応答等を含む)が入力される。このマイク26は、
通信カラオケ等のカラオケを行う際のマイクと兼用する
ようにしてもよく、また、運転者の音声を的確に収集す
るために指向性のある専用のマイクを使用するようにし
てもよい。音声出力装置25とマイク26とでハンズフ
リーユニットを形成させて、携帯電話を介さずに、電話
通信における通話を行えるようにしてもよい。
10の処理による経路案内用の道路地図や各種画像情報
が表示されたり、エージェント処理部11によるエージ
ェントの容姿や、その容姿のエージェントによる各種行
動(動画)が表示されたりするようになっている。本実
施形態において表示装置27には、目的地の選択を促す
イベント決定に基づいて、ユーザの好み等の指向や運転
目的等から検索された目的地が、その名称やジャンル等
と共に表示されるようになっている。また、撮像装置2
8で撮像された車両内外の画像も画像処理部13で処理
された後に表示されるようになっている。表示装置27
は、液晶表示装置、CRT等の各種表示装置が使用され
る。なお、この表示装置27は、例えばタッチパネル等
の、前記入力装置22としての機能を兼ね備えたものと
することができる。
CD(電荷結合素子)を備えたカメラで構成されてお
り、運転者を撮像する車内カメラの他、車両前方、後
方、右側方、左側方を撮像する各車外カメラが配置され
ている。撮像装置28の各カメラにより撮像された画像
は、画像処理部13に供給され、画像認識等の処理が行
われ、各認識結果をエージェント処理部11によるイベ
ントの決定にも使用するようになっている。
施形態によるエージェント機能を実現するために必要な
各種データやプログラムが格納される記憶装置である。
このエージェントデータ記憶装置29には、例えば、フ
ロッピーディスク、ハードディスク、CD−ROM、光
ディスク、磁気テープ、ICカード、光カード、DVD
等の各種記憶媒体と、その駆動装置が使用される。この
場合、例えば、ユーザ情報297を持ち運びが容易なI
Cカードやフロッピーディスクで構成し、その他のデー
タをハードディスクで構成するというように、複数種類
の異なる記憶媒体と駆動装置で構成し、駆動装置として
それらの駆動装置を用いるようにしてもよい。
ージェントプログラム290、エージェントの容姿や行
動を静止画像や動画像で画像表示するための画像データ
291、音声データ292、イベント発生知識データベ
ース(DB)293、目的地検索条件知識DB294、
説明情報DB296、運転者を特定したりユーザの指向
を判断するためのユーザ情報297、その他エージェン
トのための処理に必要な各種のデータが格納されてい
る。
ジェント機能を実現するためのエージェント処理プログ
ラムや、エージェントと運転者とがコミュニケーション
する場合の細かな行動を表示装置27に画像表示すると
共にその行動に対応した会話を音声合成部141で合成
して音声出力装置25から出力するためのコミュニケー
ション内容に応じたプログラムが格納されている。
容姿と、各容姿のエージェントが様々な表情や動作を表
すための各種画像データが格納されている。ユーザは、
これら各エージェントを選択し、自由に名前を付ける
(設定する)ことができるようになっている。格納され
る容姿としては、人間(男性、女性)の容姿が複数格納
されるが、人間以外にも、例えば、ひよこや犬、猫、カ
エル、ネズミ等の動物自体の容姿や人間的に図案化(イ
ラスト化)した動物の容姿であってもよく、更にロボッ
ト的な容姿や、特定のキャラクタの容姿等であってもよ
く、これら各容姿に対応して名前を付けることが可能で
ある。またエージェントの年齢としても一定である必要
がなく、エージェントの学習機能として、最初は子供の
容姿とし、時間の経過と共に成長していき容姿が変化し
ていく(大人の容姿に変化し、更に老人の容姿に変化し
ていく)ようにしてもよい。画像データ291には、こ
れら各種エージェントの容姿の画像が格納されており、
運転者の好みによって入力装置22等から選択すること
ができるようになっている。
ベントの実行確認をしたりユーザとのコミュニケーショ
ンを会話で行うのに必要な音声を合成するための各種音
声データが格納されている。音声データ292に格納さ
れている音声データとしては、例えば、ユーザに目的の
設定を促すためにエージェントが「今日は何をしますか
?」等の音声を出力したり、イベント実行を確認するた
めに「京都市内に入りましたが、観光スポットをご紹介
しましょうか?」等の音声を出力したりするための音声
データが格納されている。運転者は前記エージェントの
容姿の選択と併せて音声を入力装置22等から選択する
ことができるようになっている。エージェントの音声と
しては、男性の音声、女性の音声、子供の音声、機械的
な音声、動物的な音声、特定の声優や俳優の音声、特定
のキャラクタの音声等があり、これらの中から適宜運転
者が選択する。この音声と前記容姿の選択は、適時変更
することが可能である。なお、本実施形態において、例
えば「100m先の交差点を右方向です。」等の経路案
内において出力される音声についての音声データはナビ
ゲーションデータ記憶装置30に格納されているが、エ
ージェントの行為として経路案内を行う場合には、音声
データ292に格納するようにしてもよい。
マスの紹介をするイベントにおいてクリスマスに関する
説明をしたり、クリスマスのお勧めスポットの紹介をし
たりするための各種情報が格納される。説明情報DB2
96には、その他、バレンタインデーDB、ホワイトデ
ーDB、ゴルフ場DB、スキー場DB、温泉DB、病気
DB、観光地DB、歴史DB、デパートDB、豆知識D
B、名物DB、サービスエリアDB、地点特徴DB、雪
国DB、事故DB等の詳細な紹介や説明、解説を行うた
めの情報が各種格納されている。この説明情報DB29
6に格納されるデータは、後述する目的地データベース
309と重複しないデータで、より詳細な内容のデータ
が格納される。また、流行や社会状況によって変化する
情報が、通信制御処置24から受信して格納されるよう
になっている。例えば、各レストランやデパートにおい
てその年のクリスマス商戦において採用している特別サ
ービスの内容を示す情報や、各ホテルのディナーショウ
の内容(出演者や料金、日時等)を示す情報や、各デパ
ートの特売品情報などが通信制御装置24から受信して
該当するデータベースの該当施設等のデータとして格納
される。
所、年齢、血液型、生年月日、性別、性格、趣味、好き
なスポーツ、好きなチーム、好きな食べ物(好物)、宗
教、ユーザの身長、体重、運転席(シート)の固定位置
(前後位置、背もたれの角度)、ルームミラーの角度、
視線の高さ、顔写真をデジタル化したデータ、音声の特
徴パラメータ等の各種情報が各ユーザ毎に格納されてい
る。ユーザ情報は、エージェントがユーザと取るコミュ
ニケーションの内容を判断する場合に使用される他、ユ
ーザの体重等の後者のデータ群は運転者を特定するため
にも使用される。またユーザ情報は、本実施形態におけ
るイベント発生処理における条件や、目的地設定候補提
示処理において検索条件を決定するための条件として使
用される。
ェント処理部11が、時間(年月日、曜日、時刻等の時
に関する情報)、目的(デート、家族等の運転の目的に
関する情報)、場所(目的地の近く等の場所に関する情
報)、車両(エンジンスタート等の車両に関する情
報)、ユーザ(性別、年齢等のユーザに関する情報)、
又は、車両内外の温度等の車両内外に関する情報のうち
少なくとも1つの状況(又は情報)から、現時点におい
て車両やユーザに対してすべきイベントを発生させる
(決定する)ための知識データがテーブル化されて格納
されている。図2は、イベント発生知識DB293のテ
ーブル内容を概念的に表したものである。この図2に示
されるように、イベントを発生させるための条件として
は、大きく分けて、時間(時に関する情報)、目的(運
転の目的に関する情報)、場所、車両、ユーザに関する
情報とがある。そして、時間に関するイベント決定条件
としては、「朝になったら」等の1日を生活様式に合わ
せて分類した時間帯に関する条件、「土、日だったら」
や「週末だったら」等の1週間を所定単位で分割した条
件、「走行時間が長くなったら」等の所定行為や事実や
処理の時間の長さに関する条件、「6月になったら」等
の1年のうちの各月に関する条件、「クリスマスが近づ
いたら」や「文化の日だったら」等の年中行事や所定の
行事に関連する条件などの各種条件が存在する。
「目的地が設定されたら」等の目的地の設定に関する条
件、「目的地がゴルフ場だったら」等の目的地のジャン
ルに関する条件、「目的地までの距離が長い場合は」や
「自宅からの距離が遠くなると」等の特定地点との距離
に関する条件、「現在地が観光地の近くだったら」等の
現在地や目的地と観光地に関する条件、「現在地が高速
だったら」等の現在走行中の道路に関する条件、「雪国
に近づいたら」や「海岸の近くでは」等の気候や気象に
関連する条件、「事故多発地帯に近づいたら」等の走行
環境に関する条件などの各種条件が存在する。
件としては、「エンジンがスタートしたら」等の走行開
始前に関する条件、「車線変更が多かったら」等のステ
アリング操作に関する条件、「スピードが出過ぎていた
ら」や「法定速度を守ったら」等の車速に関する条件、
「渋滞になったら」等の渋滞に関する条件、「ガソリン
が少なくなったら」や「バッテリ液が少なくなったら」
等の補充や補完に関する条件などの各種条件が存在す
る。
は、「デートだったら」等の目的地だけでなく車両の走
行自体にも意味を持つ場合の条件、「家族だったら」や
「友達だったら」や「一人だったら」等の同乗者に関す
る条件、「接待だったら」等の運転者よりも同乗者を中
心とする走行である場合の条件などの各種条件が存在す
る。ユーザプロフィールに関するイベント決定条件とし
ては、「女性だったら」等の性別に関する条件、年齢に
関する条件、「年輩だったら」等の年齢層に関する条件
などの各種条件が存在する。
要を表したもので、実際の条件はもう少し詳細に決めら
れている。例えば、「朝になったら」は「5時〜9時に
なったら」等である。これらの条件を満たすか否かにつ
いては、エージェント処理部11が、状況センサ部4
0、現在位置検出装置21、撮像装置28、入力装置2
2、マイク26、通信制御装置24、渋滞検出部16の
渋滞フラグ161等の各検出値や入力情報等から判断す
る。そして、検出結果、入力内容が特定の条件を満たす
場合には、対応するイベントを発生する。例えば、検出
結果が7時であり「朝になったら」の条件を満たす場合
には、対応するイベント「朝食を案内する」が発生する
(又は決定する)。入力装置22とマイク26による入
力値については、ユーザが直接目的地の推薦を求める操
作や音声入力をイベント発生の条件としたもので、例え
ば、ユーザが「周辺検索キー」を押圧したことを条件と
して、車両現在地周辺の飲食施設を紹介するというイベ
ントが発生する。
させるべきイベントの内容が図2に示すように決められ
ている。イベントとしては、「朝食を案内する」等の車
両やユーザに対する所定の行為や処理を行うことを内容
とする能動イベントと、「給油してもらう」や「点検を
促す」等のユーザに所定の行為をしてもらう受動イベン
トと、「食事の案内はしない」等の能動イベントの実行
を禁止する否定イベントとが存在する。そして、複数の
能動イベントや受動イベントが発生する場合には、各イ
ベントが順次実行される。一方、複数のイベント中に否
定イベントが含まれる場合には、その否定イベントと同
一内容部分を有する能動イベントや受動イベントはキャ
ンセルされる。例えば、デートでキャンプ場(目的地)
まで走行している場合、イベントとしては条件;デート
により「食事の案内をする」という能動イベントが発生
し、条件;キャンプ場により「食事の案内はしない」と
いう否定イベントが発生する。この場合両イベントは
「食事の案内」という同一内容部分を有しているので、
否定イベントにより能動イベントがキャンセルされて、
食事の案内は行われない。
ないが、能動イベントのうち、ユーザによる目的地の選
択を促すイベントに対応して、その後の目的地設定候補
提示処理で使用する目的地検索条件知識DB294の中
の条件検索知識DB番号が規定(格納)されている。そ
れ以外の能動イベントには、説明情報DB296のDB
番号が規定されている。例えば、イベント;「クリスマ
スを紹介する」の場合、クリスマスDBの格納位置を指
定する番号が、必要に応じて格納されている。
検索条件知識DB294(図1)には、目的地の選択を
促すイベントが発生した場合に、各イベントに応じて適
切な目的地を検索するための検索条件が記載された知識
データがテーブル化されて格納されている。図3は、目
的地検索条件知識DB294のテーブル内容を概念的に
表したものである。この図3に示すように、目的地検索
条件知識DB294には、条件検索知識DB番号順に複
数の知識DBが格納されている。例えば、「食事の案内
をする」イベントの場合、ユーザの好みや走行目的など
に合致した飲食店をユーザに推薦するための飲食店検索
条件知識DB(検索条件知識DB番号;1)、ユーザに
最適な観光地を推薦するための観光地検索条件知識DB
(同番号;2)、休憩場所検索条件知識DB(同番号;
3)等が格納されている。そして、図3に示されるよう
に、目的地検索条件をリストアップするための条件とし
ては、大きく分けて時間(年月日、曜日、時刻等の時に
関する情報)、目的(デート、家族等の運転の目的に関
する情報)、場所(目的地の近く等の場所に関する情
報)、ユーザ(性別、年齢等のユーザに関する情報)の
条件とがあり、その詳細についてはイベント発生条件と
同様である。
応付けられている飲食店検索条件知識DBでは、車両現
在位置周辺の飲食店(レストラン、喫茶店、ファースト
フード等の飲食店)を検索するための検索条件が設定さ
れている。また、「観光案内をする」イベントに対応付
けられている観光地検索条件知識DBでは、車両現在位
置周辺の観光施設(金閣寺等)を検索するための検索条
件が設定されている。これらの各条件検索知識DBを使
用することで、車両状況とユーザに関する条件とに合致
する検索条件は全てリストアップされ、リストアップさ
れた検索条件を利用して、各目的地に対する点数化が行
われる。この場合の点数は、ユーザに適しているほど低
い点数を付け、点数の低い目的地が所定の順に推薦候補
として決定されるようになっている。なお、ユーザに適
していると判断される目的地ほど高い点数を付け、点数
の高い目的地を推薦候補として決定するようにしてもよ
い。
0(図1)に格納されるデータファイルの内容を表した
ものである。図4に示されるように、ナビゲーションデ
ータ記憶装置30には経路案内等で使用される各種デー
タファイルとして、通信地域データファイル301、描
画地図データファイル302、交差点データファイル3
03、ノードデータファイル304、道路データファイ
ル305、探索データファイル306、写真データファ
イル307、ナビゲーションプログラム308、及び目
的地DB309が格納されるようになっている。このナ
ビゲーションデータ記憶装置30は、例えば、フロッピ
ーディスク、ハードディスク、CD−ROM、光ディス
ク、磁気テープ、ICカード、光カード等の各種記憶媒
体と、その駆動装置が使用される。なお、ナビゲーショ
ンデータ記憶装置30は、複数種類の異なる記憶媒体と
駆動装置で構成するようにしてもよい。例えば、検索デ
ータファイル46を読み書き可能な記憶媒体(例えば、
フラッシュメモリ等)で、その他のファイルをCD−R
OMで構成し、駆動装置としてそれらの駆動装置を用い
るようにする。
ビゲーション処理部10において実行される、目的地設
定処理、経路探索処理、経路案内処理等の各種ナビゲー
ション処理のためのプログラムが格納されている。この
ナビゲーションプログラムに従って処理された各処理結
果のデータや処理途中のデータについては、エージェン
ト処理部11で取得可能になっており、エージェントが
ナビゲーションの一部をアシストする場合、エージェン
ト処理部11は取得した処理結果等のデータに基づいて
ユーザとのコミュニケーションを実行するようになって
いる。
制御装置24に接続される携帯電話や、接続せずに車内
で使用される携帯電話が、車両位置において通信できる
地域を表示装置27に表示したり、その通信できる地域
を経路探索の際に使用するための通信地域データが、携
帯電話のタイプ別に格納されている。この携帯電話のタ
イプ別の各通信地域データには、検索しやすいように番
号が付されて管理され、その通信可能な地域は、閉曲線
で囲まれる内側により表現できるので、その閉曲線を短
い線分に分割してその屈曲点の位置データによって特定
する。なお、通信地域データは、通信可能地を大小各種
の四角形エリアに分割し、対角関係にある2点の座標デ
ータによりデータ化するようにしてもよい。通信地域デ
ータファイル301に格納される内容は、携帯電話の使
用可能な地域の拡大や縮小に伴って、更新できるのが望
ましく、このために、携帯電話と通信制御装置24を使
用することにより、情報提供局との間で通信を行なっ
て、通信地域データファイル301の内容を最新のデー
タと更新できるように構成されている。なお、通信地域
データファイル301をフロッピーディスク、ICカー
ド等で構成し、最新のデータと書換えを行うようにして
も良い。描画地図データファイル302には、表示装置
27に地図を描画するための描画地図データが格納され
ている。この描画地図データは、階層化された地図、例
えば最上位層から日本、関東地方、東京、神田といった
階層ごとの地図データが格納されている。各階層の地図
データは、それぞれ地図コードが付されている。
点を特定する交差点番号、交差点名、交差点の座標(緯
度と経度)、その交差点が始点や終点になっている道路
の番号、および信号の有無などが交差点データとして格
納されている。ノードデータファイル304には、各道
路における各地点の座標を指定する緯度、経度などの情
報からなるノードデータが格納されている。すなわち、
このノードデータは、道路上の一地点に関するデータで
あり、ノード間を接続するものをアーク(リンク)と呼
ぶと、複数のノード列のそれぞれの間をアークで接続す
ることによって道路が表現される。道路データファイル
305には、各道路を特定する道路番号、始点や終点と
なる交差点番号、同じ始点や終点を持つ道路の番号、道
路の太さ、進入禁止等の禁止情報、後述の写真データの
写真番号などが格納されている。交差点データファイル
303、ノードデータファイル304、道路データファ
イル305にそれぞれ格納された交差点データ、ノード
データ、道路データからなる道路網データは、経路探索
に使用される。
により生成された経路を構成する交差点列データ、ノー
ド列データなどが格納されている。交差点列データは、
交差点名、交差点番号、その交差点の特徴的風景を写し
た写真番号、曲がり角、距離等の情報からなる。また、
ノード列データは、そのノードの位置を表す東経、北緯
などの情報からなる。また、経路探索の対象となった目
的地のデータも格納されるようになっている。写真デー
タファイル307には、各交差点や直進中に見える特徴
的な風景等を撮影した写真が、その写真番号と対応して
ディジタル、アナログ、またはネガフィルムの形式で格
納されている。
設定するための地点や施設等に関する目的地データが格
納されている。この目的地データには、その目的地の名
称と位置情報(緯度、経度)の他に、詳細な情報とし
て、ジャンル情報、値段情報、知名度情報、ゴージャス
度情報等の目的地を種々の視点から分類するための各種
情報が格納されている。例えば、店名「みさき」という
飲食店の場合、位置情報の他に、ジャンル「飲食店−洋
食」、値段「2」、知名度「0」、ゴージャス度「2」
等の情報が格納されている。ここでジャンルは、階層化
されておりユーザに推薦する場合には同一階層のジャン
ル名が提示される。値段、知名度、ゴージャス度は0〜
3ポイントの4ランクに分けられており、値段が高いほ
ど、知名度が高いほど、ゴージャス度が高いほどランク
も高くなっている。なお、本実施形態では全て0〜3の
ランクとしたが、値段を0〜3、知名度を0〜5、ゴー
ジャス度は0〜2というように別々のランクとしてもよ
い。また家族向き、デート向き、接待向き等の運転目的
による運転目的分類区分や、年配向き、若者向き、女性
向き等のユーザプロフィールによるプロフィール分類区
分が、該当する目的地の目的地データとして格納されて
いる。
センサを表したものである。図5に示すように状況セン
サ部40は、イグニッション(IG)センサ401、車
速センサ402、アクセルセンサ403、ブレーキセン
サ404、サイドブレーキ検出センサ405、シフト位
置検出センサ406、ウィンカー検出センサ407、ワ
イパー検出センサ408、ライト検出センサ409、シ
ートベルト検出センサ410、ドア開閉検出センサ41
1、同乗者検出センサ412、室内温度検出センサ41
3、室外温度検出センサ414、燃料検出センサ41
5、水温検出センサ416、ABS検出センサ417、
エアコンセンサ418、体重センサ419、前車間距離
センサ420、後車間距離センサ421、体温センサ4
22、心拍数センサ423、発汗センサ424、脳波セ
ンサ425、アイトレーサー426、赤外線センサ42
7、その他のセンサ(タイヤの空気圧低下検出センサ、
ベルト類のゆるみ検出センサ、窓の開閉状態センサ、ク
ラクションセンサ、室内湿度センサ、室外湿度センサ、
油温検出センサ、油圧検出センサ、操舵角センサ、傾斜
センサ、車輪速センサ等)428等の車両状況や運転者
状況、車内状況等を検出する各種センサを備えている。
これら各種センサは、それぞれのセンシング目的に応じ
た所定の位置に配置されている。なお、これらの各セン
サは独立したセンサとして存在しない場合には、他のセ
ンサ検出信号から間接的にセンシングする場合を含む。
例えば、タイヤの空気圧低下検出センサは、車速センサ
の信号の変動により間接的に空気圧の低下を検出する。
ションのONとOFFを検出する。車速センサ402
は、例えば、スピードメータケーブルの回転角速度又は
回転数を検出して車速を算出するもの等、従来より公知
の車速センサを特に制限なく用いることができる。アク
セルセンサ403は、アクセルペダルの踏み込み量を検
出する。ブレーキセンサ404は、ブレーキの踏み込み
量を検出したり、踏み込み力や踏む込む速度等から急ブ
レーキがかけられたか否かを検出する。サイドブレーキ
検出センサ405は、サイドブレーキがかけられている
か否かを検出する。シフト位置検出センサ406は、シ
フトレバー位置を検出する。ウィンカー検出センサ40
7は、ウィンカーの点滅させている方向を検出する。ワ
イパー検出センサ408は、ワイパーの駆動状態(速度
等)を検出する。ライト検出センサ409は、ヘッドラ
ンプ、テールランプ、フォグランプ、ルームランプ等の
各ランプの点灯状態を検出する。シートベルト検出セン
サ410は、運転者、及び同乗者(補助席、後部座席)
がシートベルトを着用しているか否かを検出する。着用
していない場合には適宜(嫌われない程度に学習しなが
ら)エージェントが現れ、警告、注意、コメント等(学
習により程度を変更する)を行う。
状態を検出し、いわゆる半ドアの状態が検出された場合
にはエージェントがその旨を知らせるようになってい
る。ドア開閉検出センサ411は、運転席ドア、助手席
ドア、後部運転席側ドア、後部助手席側ドア、ハッチバ
ック車のハッチ、ワゴン車の後部ドア等、車種に応じた
各ドア毎の開閉を検出できるようになっている。また、
車両後部のトランク、車両前部のボンネット、サンルー
フ等の開閉部にも開閉状態を検出するドア開閉検出セン
サ411を配置するようにしてもよい。同乗者検出セン
サ412は、助手席や後部座席に同乗者が乗っているか
否かを検出するセンサで、撮像装置28で撮像された車
内の画像から検出し、または、補助席等に配置された圧
力センサや、体重計により検出する。室内温度検出セン
サ413は室内の気温を検出し、室外温度検出センサ4
14は車両外の気温を検出する。燃料検出センサ415
は、ガソリン、軽油等の燃料の残量を検出する。給油時
直前における過去5回分の検出値が記憶され、その平均
値になった場合に「給油磁気を知らせる」イベントが発
生する。
検出する。イグニッションON直後において、この検出
温度が低い場合には、エージェントが眠そうな行為をす
る場合が多い。逆に水温が高すぎる場合にはオーバーヒ
ートする前に、エージェントが「だるそう」な行動と共
にその旨を知らせる。ABS検出センサ417は、急ブ
レーキによるタイヤのロックを防止し操縦性と車両安定
性を確保するABSが作動したか否かを検出する。エア
コンセンサ418は、エアコンの操作状態を検出する。
例えば、エアコンのON・OFF、設定温度、風量等が
検出される。体重センサ419は、運転者の体重を検出
するセンサである。この体重から、または、体重と撮像
装置28の画像から運転者を特定し、その運転者専用の
エージェントを出現させるようにする。
両や障害物との距離を検出し、後車間距離センサ421
は後方の他車両や障害物との距離を検出する。この前・
後車間距離センサ420、421と車速センサ402の
検出データは、渋滞検出部16にも供給されるようにな
っており、渋滞の発生と解消についての判断データとし
て使用される。両距離センサ420、421としては、
例えば、レーザ、超音波、赤外線等を用いた距離センサ
や、画像処理方式、車車間通信方式などを利用して距離
を測定する方式など各種のものを距離センサとして用い
ることができる。
発汗センサ424は、それぞれ運転者の体温、心拍数、
発汗状態を検出するセンサで、例えば、ハンドル表面に
各センサを配置し運転者の手の状態から検出する。また
は、体温センサ422として、赤外線検出素子を使用し
たサーモグラフィーにより運転者の各部の温度分布を検
出するようにしてもよい。脳波センサ425は、運転者
の脳波を検出するセンサで、例えばα波やβ波等を検出
して運転者の覚醒状態等を調べる。アイトレーサー42
6は、ユーザの視線の動きを検出し、通常運転中、車外
の目的物を捜している、車内目的物を捜している、覚醒
状態である等を判断する。赤外線センサ427は、ユー
ザの手の動きや顔の動きを検出する。
度を検出するセンサで、車両の進行方向の姿勢角度を検
出する進行方向傾斜センサと、進行方向と直交方向の姿
勢角度を検出する直交方向傾斜センサとを備えており、
両センサは別々に傾斜角度を検出するようになってい
る。進行方向傾斜センサで検出される姿勢角は、上り坂
を走行中である可能性判断や、下り坂を走行中である可
能性判断等に使用される。
ぞれに取り付けられており、各車輪の車輪速度(回転速
度)を個別に検出するようになっている。車輪速センサ
は、一定ピッチの歯を有して車輪と共に回転し、一定ピ
ッチの歯が配設されたロータと、静止位置取り付けられ
た電磁ピックアップとを備えている。電磁ピックアップ
は、ロータの歯と対向配置されており、歯の通過を電磁
的に検知するようになっており、このピックアップで検
知される出力電圧の変化の時間間隔や、単位時間の変化
数から車輪の回転速度が検出される。なお、車輪速セン
サとしては、電磁ピックアップ以外に、磁気抵抗素子ピ
ックアップ等を使用することで車輪速を検出するように
してもよい。また、車輪速センサの検知信号から車速を
算出するようにしてもよく、この場合の車輪速センサは
車速センサ402として機能する。
の動作について説明する。図6は、初期項目設定処理の
処理動作を表したフローチャートである。この図6に示
されるように、エージェント処理部11は、RAMのフ
ラグエリアを確認し、初期項目入力フラグがオンになっ
ているか否かを確認し(ステップ10)、フラグがオフ
であれば(;N)初期項目が入力済みなのでメインルー
チンにリターンする。一方、フラグがオンである場合
(ステップ10;Y)、エージェント処理部11は、ユ
ーザプロフィールが入力済みか否かをユーザ情報297
で確認する(ステップ12)。ユーザ情報297に所定
の項目が入力されていない場合(ステップ12;N)、
エージェント処理部11は、ユーザプロフィール入力画
面を表示装置27に表示してユーザによる入力を促す
(ステップ22)。
ロフィール入力画面27aの内容を表したものである。
この図7に示されるように、所定の入力項目として名
前、年齢、性別、血液型、趣味、好物があり、それぞれ
ユーザによって入力された名前等が表示される名前表示
欄271、年齢表示欄272、性別表示欄273、血液
型表示欄274、趣味表示欄275、好物表示欄276
がある。ユーザプロフィールの入力方法としては、入力
装置22から入力する場合の他、ユーザが自己の名前を
発声することで音声入力することも可能である。音声入
力された場合、エージェント処理部11は、マイク26
からの入力音声を音声認識部142で認識し、認識結果
を該当する表示欄に表示する。ユーザプロフィール入力
画面27aの右下には、入力を確定させるOKキー27
7と、入力を取り消すキャンセルキー278が配置され
ており、画面の該当キー部分を押圧することで選択する
ことができ、また音声により選択することが可能であ
る。
ーザプロフィールが入力されると、エージェント処理部
11は、入力された内容をエージェントデータ記憶装置
29にユーザ情報297として格納する(ステップ2
4)。入力内容の格納後、又はユーザプロフィールが入
力済みの場合(ステップ12;Y)、エージェント処理
部11は、走行目的をユーザに質問する(ステップ1
4)。すなわち、エージェント処理部11は、図8に示
すように、表示装置27に運転目的設定画面27bを表
示させると共に、画像データ291に基づいてエージェ
ントEを運転目的設定画面27bに出現させ、音声デー
タ292に基づいて「今日はなにをしますか?」といっ
た質問用音声を音声出力装置25から出力する。この音
声出力の際、音声出力にあわせてエージェントEの口元
も変化させることで、エージェントから質問されている
ようにする。なお、図8では、エージェントの顔だけが
表示されているが、エージェントの全身を表示するよう
にしてもよく、また、最初は上部に全身を小さく表示
し、画面下部方向まで歩来ながら徐々に大きく表示する
ことで遠くに現れて近くまで歩いてくる様子を動画で表
現するようにしてもよい。
27bには、デート、家族、友人、接待、一人、…とい
った運転目的が表示され、この画面かユーザが今回の運
転目的を設定する。運転目的が1画面で表示できない場
合には、画面に次画面選択キーが表示される。この運転
目的設定画面27bにおける設定も、ユーザプロフィー
ル入力画面27aにおける入力と同様に、入力装置22
からの入力(タッチパネルの押圧を含む)、音声による
入力が可能である。なお、音声入力する場合には、運転
目的設定画面27bには表示されていなくても、次画面
キーで表示される運転目的であれば音声入力可能であ
る。
ジェントによる質問に対してユーザからの応答があるか
否かエージェント処理部11は監視し(ステップ1
6)、所定時間内に応答がなければ(ステップ16;
N)メインルーチンにリターンする。一方、応答があっ
た場合(ステップ16;Y)、エージェント処理部11
は、ユーザにより入力された運転目的をRAMに格納す
る(ステップ18)。その後、RAMのフラグエリアの
初期項目入力フラグをオフにして(ステップ20)メイ
ンルーチンにリターンする。
ージェント処理部11は、設定された初期項目や車両状
況といった現在状況に基づいて、イベント発生処理を行
う。図9は、イベント発生処理の処理動作を表したフロ
ーチャートである。エージェント処理部11は、まず、
現在の状況、例えば、時間(年月日、曜日、時刻等の時
に関する情報)、目的(デート、家族等の運転の目的に
関する情報)、場所(目的地の近く等の場所に関する情
報)、車両(エンジンスタート等の車両に関する情
報)、又はユーザ(性別、年齢等のユーザに関する情
報)のうちの少なくとも一つの状況(又は情報若しくは
条件)(初期項目)を把握する(ステップ30)。すな
わち、日時についてはエージェント処理部11が有して
いる時計から把握し、場所については現在位置検出装置
21から現在位置を把握すると共に、設定済みの目的地
を探索データファイル306から把握し、その他必要な
情報を状況センサ部40の検出値、撮像装置28の画像
データ、入力装置22やマイク26からの入力(ユーザ
からのイベント発生要求があった場合を含む)、通信制
御装置24からの受信データ、渋滞検出部16の渋滞フ
ラグ161から現在の状況を把握する。なお、時に関す
る情報や、ユーザに関する情報(ユーザ情報297)
や、運転の目的(ステップ18でRAMに格納された運
転の目的)、場所に関する情報は、検出手段(エージェ
ント処理部11やナビゲーション処理部10、現在位置
検出装置21等)によって検出(又は把握)される。
現在の状況に基づき、図2に示したイベント発生知識D
B293を使用して、把握した現在状況に対応するイベ
ントの有無を確認する(ステップ32)。例えば、検出
された日時が予め設定された日時になり「昼になった」
と判断された場合、図2のイベント発生知識DB293
を参照することにより、「昼食を案内する」というイベ
ントが発生する。また、現在位置検出装置21で検出さ
れた現在位置が観光地の近くである場合には「観光案内
をする」と「名物を紹介する」というイベントが発生
し、ナビゲーション処理部10による目的地設定処理で
検索データファイル306に格納された目的地のジャン
ルが旅館である場合には「周辺の観光地を紹介する」と
旅館で食事が準備されている可能性が高いので「夕食は
案内しない」という否定イベントが発生する。さらに、
連続して走行している時間が長くなったら(1時間、2
時間等の所定時間を超えたら)、「休憩場所を案内す
る」というイベントが発生する。また、入力装置22か
らの入力や、マイク26からの音声入力により、入力内
容に対応したイベントが発生する。例えば、ユーザによ
って、表示装置27に表示された周辺検索キーが押圧さ
れたり、「周辺検索」との音声入力がされると、エージ
ェント処理部11は、「車両現在地周辺の飲食施設を検
索する」イベントを発生する。また、雪国に近づいたと
判断されると、「チェーン装着を促す」受動イベントが
発生する。また、渋滞検出部16の渋滞フラグ161が
オンであることエージェント処理部11で判断される
と、渋滞であると判断され「回避ルートを案内する」と
いうイベントが発生する。
イベントが無ければ(ステップ34;N)メインルーチ
ンにリターンし、対応するイベントがある場合(ステッ
プ34;Y)、エージェント処理部11は、エージェン
トを出現させてイベント実行の可否についてユーザに問
い合わせをする(ステップ36)。なお、問い合わせを
しないで直接(つまりステップ36〜40を実行しない
で)、イベント発生(ステップ42)するようにしても
よい。図10〜図11は、表示装置27に表示されるイ
ベント確認画面27cのエージェント画像と音声内容を
表したものである。図10は、「昼食を案内する」イベ
ントに対するイベント確認画面27cである。この図1
0に示されるように、エージェント処理部11は、画像
データ291から該当するエージェントの画像データを
読み出してエージェントEが画面全体に登場させると共
に、対応する音声データを音声データ292から読み出
して音声出力装置25から「そろそろお昼ですけど、お
食事の場所をご紹介をしましょうか?」という内容のイ
ベント確認音声の出力を行う。図11は、ユーザによっ
て設定された目的地である京都に到着したことで確認さ
れる「観光案内をする」イベントに対するイベント確認
画面27cで、エージェントEのイベント確認音声「京
都市に入りましたが、観光スポットをご紹介しましょう
か?」が出力される。図12は、渋滞発生による「回避
ルートを案内する」イベントに対するイベント確認画面
27cで、エージェントEの案内音声「渋滞のようです
が、回避ルートを案内しましょうか?」が出力される。
このように、発生したイベントに応じたそれぞれのイベ
ント確認音声がエージェントEによって発声される。
ェントによるイベント確認に対するユーザの応答を取得
し(ステップ38)、その内容を確認する(ステップ4
0)。ユーザの回答がイベントの実行を許可しない内容
である場合(ステップ40;N)、ステップ32で確認
したイベントを実行することなくメインルーチンにリタ
ーンする。一方、イベント確認に対するユーザの応答が
実行を許可する内容である場合(ステップ40;Y)、
エージェント処理部11は、該当するイベントを発生さ
せて(ステップ42)メインルーチンにリターンする。
発生したイベントに対する、イベント実行処理の処理動
作を表したフローチャートである。このイベント実行処
理において、エージェント処理部11はまず、発生した
イベントが否定イベントか否かを判断し(ステップ5
0)、否定イベントであれば(;Y)同一内容部分を有
する能動イベント、受動イベントがあればその実行を含
めてイベントの実行をキャンセル(ステップ51)して
メインルーチンにリターンする。
なければ(ステップ50;N)、そのイベントが周辺目
的地の検索を必要とするイベントか否かを判断する(ス
テップ52)。すなわち、エージェント処理部11は、
図2のイベント発生知識DB293で確認したイベント
に条件検索知識DB番号が規定されているか否かにより
判断する。条件検索知識DB番号が規定されており、目
的地検索、設定が必要である場合(ステップ52;
Y)、エージェント処理部11は、ステップ53からス
テップ58までの目的地設定候補提示処理を行う。すな
わち、エージェント処理部11は、まず、現在の状況、
例えば、時間(年月日、曜日、時刻等の時に関する情
報)、目的(デート、家族等の運転の目的に関する情
報)、場所(目的地の近く等の場所に関する情報)、ユ
ーザ(性別、年齢等のユーザに関する情報)等の条件
(初期項目)を把握する(ステップ53)。すなわち、
日時についてはエージェント処理部11が有している時
計から把握し、場所については現在位置検出装置21か
ら現在位置を把握すると共に、設定済みの目的地を探索
データファイル306から把握し、その他必要な情報を
状況センサ部40の検出値、撮像装置28の画像デー
タ、入力装置22やマイク26からの入力、通信制御装
置24からの受信データから現在の状況を把握する。な
お、ステップ53〜ステップ58は、昼食案内用プログ
ラム(又は観光案内用プログラム等)に従って実行され
る。
現在の状況に基づき、イベントに規定されている条件検
索知識DB番号に該当する条件検索知識DBを、目的地
検索条件知識DB294にアクセスして参照する(ステ
ップ54)。そして、エージェント処理部11は、ステ
ップ53で把握した状況に対応する目的地設定条件を該
当する番号の検索条件知識DBから抽出しRAMに格納
する(ステップ56)。例えば、発生したイベントが
「昼食を案内する」である場合、検索条件知識DB番号
1の飲食店検索条件知識DB(図3)を利用して、ユー
ザに推薦する車両現在位置周辺の飲食店(レストラン、
喫茶店、ファーストフード等)を目的地データベース3
09の中から抽出するための検索条件を決定する。この
番号1の飲食店検索条件知識DBによれば、時間が「昼
食」なので検索条件「焼き肉は省く」が設定され、さら
に運転目的が「デート」であれば、「洋食を優先す
る」、「料金を高めに設定する」、「景色のいいお店を
優先する」、「静かなお店を優先する」、「焼き肉は省
く」、「有名店を優先する」等の複数の条件が設定され
る。これら検索条件の数は、把握した状況に応じて1つ
の場合、複数の場合がある。なお、目的地を検索する場
合に、相互にジャンルの異なる施設が検索されるように
するために、さらに検索条件を付加するようにしてもよ
い。また、本実施形態では、「焼き肉は省く」という検
索条件が、時間「お昼」からと、運転目的「デート」の
両方から設定されるが、このように同一の検索条件が複
数設定される場合には、その条件項目は1つだけ設定さ
れる場合よりもより強く反映するようになっている。
案内する」である場合、条件検索知識DB番号2の観光
地検索条件知識DBを利用してユーザに推薦する観光施
設を抽出するための検索条件を決定する。例えば、京都
市に到着して観光案内をする場合、ユーザが「若かった
ら」金閣寺等の著名な施設が検索されるように検索条件
「著名な神社仏閣を優先する」が設定され、逆に「年配
だったら」有名な場所はすでに観光したことがある可能
性が高いので著名性や知名度は問題とせずに「落ち着け
る神社仏閣を優先する」が設定される。この「観光案内
をする」イベントに対する検索条件を設定する場合にお
いても、ユーザのプロフィール等に応じて1又は複数の
検索条件(重複を許す)が設定される。
的地検索条件が設定されると、エージェント処理部11
は、設定した目的地検索条件を満たしている度合いが高
い、車両現在位置周辺の目的地を5件(5ジャンル各1
件の目的地)抽出し(ステップ58)、表示装置27に
選択画面を表示する(ステップ59)。図14は、5ジ
ャンル各1件で推薦すべき目的地を抽出する、目的地抽
出処理の処理動作を表したフローチャートである。抽出
して推薦する目的地は、5ジャンルに限られず2ジャン
ル、3ジャンル、その他の任意のジャンル数としてもよ
い。エージェント処理部11は、ナビゲーションデータ
記憶装置30の目的地データベース309から、イベン
ト内容や運転目的に対応する目的地データを抽出するこ
とで目的地を絞り込む(ステップ70)。すなわち、エ
ージェント処理部11は、現在位置から例えば半径3キ
ロメートル以内に存在する目的地を絞り込むと共に、発
生しているイベントに対応するジャンルの目的地を抽出
して絞り込む。さらに、その中から、初期項目設定処理
(図6)で取得した運転目的と一致する運転目的分類区
分の目的地を抽出してさらに絞り込む。または、このよ
うに車両現在位置からの距離と運転目的の両条件によっ
て目的地を絞り込む代わりに、いずれか一方の条件で目
的地を絞り込んでもよいし、また、絞り込みを行うこと
なく、目的地データベース309に記憶されている全て
の目的地に対してステップ72以下の処理を行ってもよ
い。
ザ情報297からユーザの年齢を読み出し、図15に示
すジャンルプライオリティテーブルから各ジャンルに対
するポイントを取得する(ステップ72)。ジャンルプ
ライオリティテーブルは、エージェントデータ記憶装置
29に格納されており、図15に示されるように、和
食、中華、洋食等の各ジャンルに対して、年齢帯(40
歳未満、40歳以上)によって点数が付けられており、
例えば、フランス料理は、40歳以上のユーザに対して
5点と高い点数がつくことで選択されにくくなってい
る。なお、年齢及び飲食店に関するジャンルプライオリ
ティテーブルは、40歳以上、未満の2区分となってい
るが、20歳未満、30歳未満、40未満、50未満、
60歳未満、60歳以上というように10歳単位で区分
してもよく、また20歳単位で区分するようにしてもよ
い。
って各目的地のポイントを計算する(ステップ74)。
なお、図14では、イベント「昼食」に対応して推薦す
る目的地が飲食店である場合について表している。 (目的地のポイント)=(距離)+(ジャンル)+(値段)+…+(優先)+ (除外) (A) ここで、(距離)は、現在位置検出装置21で検出した
車両の現在位置とから目的地までの距離をポイント化し
たもので、例えば、200m当たり1点(1ポイント)
で計算される。(ジャンル)は、ジャンルプライオリテ
ィにより決定され、ジャンルプライオリティが高いほど
低い点が付けられる。(値段)は、各飲食店に付けられ
た値段のランク(0〜3の4段階)が検索条件を満たし
ている場合には0点で、ランクが1つずれる毎に1点ず
つ増加する。(優先)は、図3の目的地検索条件知識D
B294から設定された検索条件のうち、「〜を優先す
る」と規定された条件項目を満たす目的地に加算される
ポイントで、例えば「鍋ものを優先する」という条件項
目の場合、鍋物の飲食店には(−1)点が加算される。
このようにポイント計算項目は、必ずしも正の値とは限
らず、負の値の場合も存在する。他の例として、ユーザ
プロフィールの好物として「寿司」がユーザ情報297
に格納されている場合、各「寿司屋」のポイントも(−
1)点となる。また、目的地のポイントを算出する場
合、検索条件として「××は除く」という場合の、「×
×」に該当する目的地には100点が加算される。これ
によりその目的地は極めて高いポイントとなり、選択対
象から実質的にはずされたことになる。
するポイントを計算した後、エージェント処理部11
は、一番ポイントが低いお店をピックアップする(ステ
ップ76)。このピックアップしたお店が、既に同一ジ
ャンルのお店が表示装置27に表示済みでないか確認し
(ステップ78)、表示済みの場合(;N)、ピックア
ップしたお店を、表示済みジャンルの他の推薦候補とし
てRAMに格納し(ステップ80)、ステップ76に戻
る。このように同一ジャンルの目的地が推薦対象として
既に選択されている場合に、最初の画面表示の対象から
はずすことで、できるだけ違ったジャンルの目的地(お
店)を5件表示することができ、ユーザにとって目的地
が選択しやすくなる。なお、相互に異なったジャンルの
目的地を表示することが、車両から一定距離以上離れて
いる目的地を表示させることとなる場合には、同一ジャ
ンルの目的地を複数表示表示させるようにしてもよい。
ない場合(ステップ78;Y)、エージェント処理部1
1は、ピックアップしたお店を、未表示欄のうちの一番
上の欄に表示し(ステップ82)、この表示が5件目の
表示化否かを判断し(ステップ84)、5件目でなけれ
ば(;N)ステップ76に戻り、5件目であれば(;
Y)目的地抽出処理を終了し、イベント実行処理(図1
3)にリターンする。
エージェント処理部11は、抽出した5件の推薦すべき
目的地を、目的地選択画面に表示して、ユーザによる最
終的な目的地の選択を求めて(ステップ59)、メイン
ルーチンにリターンする。図16は、推薦目的地選択画
面の表示内容を表したものである。この図16に示され
るように、推薦目的地選択画面27dには、コメント欄
280と、推薦目的地表示欄281と、その他の件数表
示欄282と、エージェント表示欄283と、選択中止
欄284が表示されている。コメント欄280には、
「おすすめの中から選んでね」というようにこの画面で
対するコメントが表示される。
5件の目的地の各々について、ジャンル、店名、距離、
料金が表示される。ジャンル、距離、料金については、
グラフィック表示(アイコン表示)することで、ユーザ
は直感的にジャンル等を認識しやすくなる。ジャンル欄
は、図16では、和、洋、中、仏、伊のようにジャンル
表示用の文字が表示されているが、実際には和食や洋食
等(飲食店の場合)、寺や城等(観光地の場合)を表す
アイコンを表示してもよい。店名欄については、目的地
の名称が表示される。距離欄には距離を表す数字と距離
に比例した長さのバーが表示されるが、バー表示のみと
しても良い。料金欄には、料金(値段)のランクに応じ
て、コインが表示される。ランク0〜3に対してコイン
が1〜4個の範囲で表示される。なお、値段のランクに
応じた枚数の、お札のアイコンを表示するようにしても
よい。
抽出された目的地の件数が各ジャンル毎に表示され、5
つのうちのいずれかが(0件のイタリア料理を除いて)
選択されると、そのジャンルで2番目にポイントが低い
お店をステップ80で格納したRAMから読み出して、
推薦目的地表示欄281に表示する。他のジャンルのお
店は変更されず、そのまま表示される。例えば、ジャン
ル「中華」のその他件数表示欄がタッチ(押圧)される
と、その他の件数が0件ではないので、中華料理店で2
番目にお勧めのお店「中華一番」の店名と距離、料金が
表示される。
表示欄280の表示内容と同一内容の音声がエージェン
トEからのコメント音声として音声出力装置25から出
力される。なお、図16にはエージェントEの顔のみが
表示されているが、全身を表示するようにしてもよい。
選択中止欄284は、画面状態によって中止内容が異な
るが、図16の推薦目的地選択画面27dの場合には、
発生したイベントに基づく飲食店の選択が中止される。
ユーザによって推薦目的地表示欄281に表示された5
ジャンルの目的地(飲食店)のうちのいずれか1つが選
択されると、選択された目的地の詳細説明画面27eが
表示される。図17は、詳細説明画面27eの表示内容
を表したものである。この図17に示されるように、コ
メント欄280には、エージェントEの発声と同一内容
のコメント「このお店に設定していい?」が表示され
る。このコメント欄280のすぐ下側には、5ジャンル
の推薦目的地表示欄281のうち、選択されたお店の推
薦目的地表示欄281aと、その他件数表示欄282a
が表示される。そして、選択された目的地「そば処銀座
いけたに」に関する詳しい解説情報が、解説欄286に
表示される。この解説欄286に記載された解説文につ
いては、エージェントEが読み上げるようにしてもよ
い。この場合のエージェントとしては、料理解説専門の
エージェントが別個現れて解説するようにしてもよい。
また、画面右上には画像欄287が配置されており、現
在選択されている目的地の特徴を表す画像が表示され
る。例えば、料理の写真画像であったり、店内の写真画
像であったり、観光地であればその景色や建造物の外観
の写真画像等が表示される。このように目的地に関する
画像データが表示されることで、ユーザはその目的地の
雰囲気を確認することができるようになる。
キー290、前画面キー291、次画面キー292、戻
るキー293、キャンセルキー294等の各種選択キー
が配置されている。前画面キー291が選択されると直
前に表示されていた画面表示に切り替わり、次画面キー
292が選択されると、現在表示されているジャンル
(和食)の他の推薦目的地が表示され、戻るキー293
が選択されると、図16に示した推薦目的地選択画面2
7dに画面がもどる。キャンセルキー294が選択され
ると、詳細説明画面27eで表示されている目的地だけ
(和食ジャンルの「そば処銀座いけたに」)次にポイン
トが低い他の目的地に変更されて、図16図に示した推
薦目的地選択画面27dが表示される。
と、詳細説明画面27eに表示されている目的地が最終
的に設定され、エージェント処理部11は、この目的地
をナビゲーション処理部10に供給する。ナビゲーショ
ン処理部10では、この目的地が供給されると、新たな
経由地として設定し、車両の現在位置から経由地までの
走行経路と、経由地から設定済みの目的地(最終目的
地)までの走行経路を探索して、経由地までの走行経路
を案内する。なお、ナビゲーション処理部10は、エー
ジェント処理部11から目的地が供給された時点で、い
まだ目的地の設定及び経路探索がされてない場合には、
新たな目的地が設定されたものとして目的地までの経路
探索と探索経路の案内を行う。
理のうち、ステップ53〜ステップ59による目的地設
定候補提示処理及びその後の処理が終了する。一方、図
13に示したステップ52において、発生したイベント
に対して条件検索知識DB番号が規定されていず目的地
設定が不要である場合(ステップ52;N)、エージェ
ント処理部11は、該当するイベントを実行する。例え
ば、イベント発生処理(図9)により発生したイベント
が、渋滞発生を原因とする「回避ルートを案内する」で
あれば、渋滞を回避する渋滞回避ルート検索処理を行
う。
動作を表したフローチャートである。エージェント処理
部11は、回避ルート案内イベントが発生したか否か確
認し(ステップ90)、発生していなければ(;N)、
メインルーチンにリターンする。一方、回避ルート案内
イベントが発生した場合(ステップ90;Y)、エージ
ェント処理部11は、ナビゲーション処理部10に渋滞
を回避する別ルートの探索を要求する(ステップ9
1)。ナビゲーション処理部10は、エージェント処理
部11からの要求があると、ビーコン受信装置215で
受信されるVICS情報や、通信制御装置24で受信さ
れるATIS情報等(以下VICS情報等という)が存
在するか否かを確認するする(ステップ92)。VIC
S情報等が存在する場合(ステップ92;Y)、ナビゲ
ーション処理部10は、渋滞に関するVICS情報等を
参照し(ステップ93)、渋滞を回避した目的地までの
別ルートを探索して探索データファイル306を更新し
(ステップ94)、メインルーチンにリターンする。
発生原因である渋滞発生の検出と、渋滞解消の検出方法
について説明する。この渋滞の発生と解消の検出につい
ては、渋滞検出部(ECU)16が処理するようになっ
ている。渋滞の検出は各種の検出方法を使用することが
可能である。例えば、状況センサ部40の車速センサ4
02や車両の前方及び後方に配置した前車間距離センサ
420、後車間距離センサ421の検出結果から、車両
が走行中の道路が渋滞中(渋滞状況)であるかどうかに
ついて、渋滞検出部16で判断することができる。
たフローチャートである。渋滞検出部16は、ナビゲー
ション処理部10から走行中の道路や制限速度などの走
行情報を取得するとともに(S100)、車速センサ4
02から現在の車速を得てそれぞれRAMに記憶する
(S102)。
て得た情報と、前車間距離センサ420、後車間距離セ
ンサ421及び車速センサ402の検出結果とを参照し
て、(1)ブレーキもしくはエンジンブレーキ(EGブ
レーキ)によって速度が低下したか(S104)、
(2)現在走行中の道路が高速道路もしくは信号機など
がない道路であるか(S106)、(3)自車速度が、
走行中の道路の法定制限速度の30%以下か(S10
8)、(4)先行車両との平均車間距離が10m以下か
(S110)、(5)後続車両なしか(S112)、に
ついて判断する。そして、(1)〜(5)の全ての条件
を満たす場合、渋滞検出部16は、自車が渋滞に巻き込
まれたと判断して、渋滞フラグ161をオンとして(S
114)処理を終了する。この、渋滞フラグ161のオ
ンによって、図2に示したイベント発生知識DBにおけ
る「回避ルートを案内する」というイベントがイベント
発生処理(図9)で発生する。
表したフローチャートである。この渋滞解消検出処理
は、渋滞フラグ161がオンとなるのを受けて、渋滞検
出部16によって渋滞の終了の判断が行われる。すなわ
ち、渋滞検出部16は、渋滞フラグ161がオンとなる
と(S116;Y)、(6)前方車両との平均車間距離
が10m以上か(S118)、(7)自車速度が、走行
中の道路の法定制限速度の60%以上か(S120)、
(8)その状態が30秒以上持続しているか(S12
2)、について判断判断する。そして、(6)〜(8)
の全ての条件を満たす場合、渋滞検出部16は、渋滞が
解消したものとして、渋滞フラグ161をオフとして
(S124)、処理を終了する。
したが、本発明はかかる実施形態の構成に限定されるも
のではなく、各請求項に記載された発明の範囲において
他の実施形態を採用し、また、変形することが可能であ
る。例えば、実施形態において車両内に登場(出現)す
るエージェントEは、ユーザとコミュニケーションをと
りながら、ユーザの好みや運転目的等に合致したイベン
トを発生させ、必要に応じて飲食店や観光地等の目的地
設定をアシストするように行動することで、ユーザは車
両内においてエージェントとの会話等を通してつき合う
ことができ、車両内で退屈することが防止され、車両内
環境を快適にすることができる。そこで、ユーザとつき
合うエージェントをより擬人化し人間的にするために、
エージェントの髪の毛を時間の経過によってのびるよう
にしてもよい。
過によってのびた状態を表したものである。この図21
に示されるように、図10から図12に示されるエージ
ェントEが時間の経過と共に徐々に髪の毛が伸び、例え
ば、6ヶ月が経過した時点で図21に示す状態になり、
ユーザに髪の毛を切っても良いか問い合わせるようにす
る。この問いに対してユーザが肯定の応答をした場合に
は、美容院に出かけてくるコメントを残して一端画面か
ら消える。その後、例えば2時間経過した時点で髪の毛
を切った状態のエージェントEが登場し、切ったことを
ユーザに報告する。このように、エージェントの髪の毛
を時間の経過と共にのばすことで、ユーザとのコミュニ
ケーションの機会を増やすことができ、よりユーザとの
関係を親密にすることが可能になる。なお、ユーザとエ
ージェントとの親密度が高い場合には、髪の毛が伸びた
状態でユーザに確認することなく切り、事後に報告する
ようにしてもよい。この場合の親密度は、エージェント
とユーザとの会話の回数や、エージェントからの質問や
提案に対するユーザの肯定的回答の回数などにより算出
する。会話回数や肯定回答の回数が多いほど親密度が高
いと判断される。
面を向いているか、横を向いているかによって、音声認
識部142により現在音声認識が可能な状態か否かを表
すようにしてもよい。例えば、エージェントが正面を向
いている画面が表示されている場合には、音声認識14
2が音声受付可の状態を表すこととし、図22に示すよ
うに、エージェントが左または右を向いている画像が表
示されている場合には、音声認識装置が音声受付不可の
状態を表すこととする。このように、エージェントの髪
の毛の面積の変化により(髪の毛として表示される輝度
の変化により)ある装置の状態からある装置の別の状態
へ変わったことをユーザに認識させることができる。
ベント発生知識データベース293と、図3に示す目的
地検索条件知識DB294をそれぞれ、エージェントD
B記憶装置29に格納するようにしたが、必ずしもこれ
ら各知識DB293、294を目的地設定装置、エージ
ェント装置が備えている必要はない。この場合、各知識
DB293、294は、無線通信手段により車両に各種
情報を提供するセンタ装置が格納し保有しておくように
する。そして、エージェント処理部11は、イベント発
生処理(図9)のステップ30と同様に把握した現在状
況(現在位置を含む)を、通信制御装置24によりセン
タ装置に送信し、現時点で発生すべきイベントと、その
イベントに対する検索条件(目的地設定を要するイベン
トの場合)とをセンタ装置から受信する。この場合のセ
ンタ装置では、受信した現在状況から、図9のイベント
発生処理、及び図13における目的地設定候補提示処理
の一部(ステップ53〜ステップ56)を行うことで、
イベントと検索条件を決定して、車両に送信する。更
に、車両側のナビゲーションデータ記憶装置30に格納
されている目的地データベース309と同一内容の目的
地データベースをセンタ装置が保持するようにしてもよ
い。この場合には、センタ装置において、イベントと検
索条件の決定だけでなく、目的地設定候補提示処理の全
て(ステップ53〜ステップ59)を行うことで、イベ
ント、検索条件、ユーザに推薦する目的地(5件5ジャ
ンル+他の候補+各目的地のポイント)を、通信制御装
置24を介してエージェント処理部11に送信する。こ
のように、知識DBをセンタ装置側に保持させると共
に、イベントや検索条件の決定処理等の各処理をセンタ
装置に実行させることで、エージェント処理部11やエ
ージェント装置側の負担を軽減することが可能になる。
定装置は、施設検索イベント(例えば「昼食を案内す
る」というイベントや、ユーザ入力に基づき発生するイ
ベント)が発生すると、目的地検索条件(例えば、車両
位置周辺に存在する施設であって、飲食施設などの特定
ジャンルに分類された施設を検索せよとの目的地検索条
件)に該当する目的地(又は経由地若しくは施設)を検
索し、該検索された施設の情報(例えば、施設の名称、
自車位置からの距離)をユーザに対して提示し(例え
ば、検索された施設の名称をディスプレイに表示した
り、該検索された施設の名称をスピーカから合成音声で
出力したりすることにより提示し)(例えばステップ5
9)、ユーザの入力に基づいて目的地を設定し、車両現
在位置から設定された目的地までの経路の案内を実行す
る車両用ナビゲーション装置の目的地設定装置であって
時に関する情報、ユーザに関する情報、運転の目的、又
は、場所に関する情報のうち少なくとも一つを検出する
車両情報検出手段と、複数の目的地検索条件(例えば、
図3右欄の目的地検索条件)と、個々の目的地検索条件
に対応する特定の検出結果(例えば図3中欄の条件)と
を格納した記憶手段と、前記車両情報検出手段による特
定の検出結果(例えば、現在の曜日は日曜日であるとい
う検出結果)に対応する目的地検索条件(例えば、現在
の曜日は日曜日であるという検出結果に対応する目的地
検索条件は、図3を参照すると、「料金は高めに設定す
る」)に該当する施設を検索し、該検索された施設の情
報(例えば図16の推薦目的地表示欄281に表示され
る施設名称等)をユーザに対して提示する提示手段と、
入力手段によるユーザの入力に基づいて目的地を設定す
る設定手段と、を備えることを特徴とする。本実施形態
における車両用ナビゲーション装置の目的地設定装置に
よれば、提示手段により、車両情報検出手段による特定
の検出結果(例えば、現在の曜日は日曜日)に対応する
目的地検索条件(例えば、現在の曜日は日曜日であると
いう検出結果に対応する「料金は高めに設定する」とい
う目的地検索条件)に該当する施設を検索し、該検索さ
れた施設の情報をユーザに対して提示するので、ユーザ
の好み(又は嗜好)により適合した施設の情報をユーザ
に対して提示することが可能となり、ユーザは提示され
た施設の情報を参酌しつつ目的地として設定する施設を
判断することが可能となる。
補助装置、及び請求項8のエージェント装置によれば、
車両状況から車両又はユーザに対して行うイベントを決
定し、このイベントが、ユーザによる目的地の選択を促
すイベントである場合、時間、場所に関する情報、及び
ユーザに関する情報の少なくとも1つ以上から目的地を
検索するための検索条件を取得し、この検索条件及び現
在位置からの距離を使用して、目的地データベースから
該当する目的地の候補を複数決定して表示する、ように
したので、ユーザの好みにより合致した目的地設定の補
助をすることが可能になる。
の構成を示すブロック図である。
知識DBのテーブル内容を概念的に表した説明図であ
る。
条件知識DBのテーブル内容を概念的に表した説明図で
ある。
ョンデータ記憶装置に格納されるデータファイルの内容
を表した説明図である。
部を構成する各種センサを表し図である。
定処理の処理動作を表したフローチャートである。
フィール入力画面の説明図である。
定画面の説明図である。
生処理の処理動作を表したフローチャートである。
案内する」イベントのイベント確認画面の表示内容を表
した説明図である。
内をする」イベントのイベント確認画面の表示内容を表
した説明図である。
ートを案内する」イベントのイベント確認画面の表示内
容を表した説明図である。
実行処理の処理動作を表したフローチャートである。
出処理の処理動作を表したフローチャートである。
プライオリティテーブルを表した説明図である。
地選択画面の表示内容を表した説明図である。
画面の表示内容を表した説明図である。
ルート検索処理の処理動作を表したフローチャートであ
る。
処理の処理動作を表したフローチャートである。
検出処理の処理動作を表したフローチャートである。
ントの髪の毛が時間の経過によってのびた状態を表した
説明図である。
ントの向きと音声認識可能な状態との対応を表した説明
図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 目的地に関する名称、位置情報、及び目
的地に関連する情報が格納された目的地データベース
と、 車両に関連した状況を取得する車両状況取得手段と、 この車両状況取得手段で取得した車両状況から車両又は
ユーザに対して行うイベントを決定するイベント決定手
段と、 このイベント決定手段で決定されたイベントが、ユーザ
による目的地の選択を促すイベントである場合、前記車
両状況取得手段で取得された時間、場所に関する情報、
及びユーザに関する情報の少なくとも1つ以上から目的
地を検索するための検索条件を取得する条件取得手段
と、 この条件取得手段で取得した検索条件及び現在位置から
の距離を使用して、前記目的地データベースから該当す
る目的地の候補を複数決定する目的地候補決定手段と、 この目的地候補決定手段で決定した目的地の候補を表示
する表示手段と、 この表示手段に表示された目的地の候補のうちユーザに
選択された目的地を目的地、又は経由地として設定する
目的地設定手段と、を具備することを特徴とする目的地
設定装置。 - 【請求項2】 車両に関連した状況とイベントとの関係
を規定したイベント決定知識データベースと、 時間、場所に関する情報、及びユーザに関する情報の少
なくとも1つ以上と、目的地を検索するための検索条件
との関係を規定した目的地検索条件知識データベース
と、を備え、 前記イベント決定手段は、前記イベント決定知識データ
ベースを使用してイベントを決定し、 前記条件取得手段は、前記目的地検索条件知識データベ
ースを使用して検索条件を取得することを特徴とする請
求項1に記載の目的地設定装置。 - 【請求項3】 目的地データベースは、目的地に関連す
る情報として、各目的地に対して分類されるジャンル、
及び該当する場合には費用が格納され、 前記表示手段は、前記目的地候補決定手段で候補に決定
した目的地の名称に、その目的地のジャンルと目的地ま
での距離のうちの少なくとも一方、及び該当する場合に
は値段情報を付加して一画面に表示することを特徴とす
る請求項1又は請求項2のいずれか1の請求項に記載の
目的地設定装置。 - 【請求項4】 前記目的地候補決定手段は、複数の候補
を相互に相違するジャンルから決定することを特徴とす
る請求項1、請求項2、又は請求項3のいずれか1の請
求項に記載の目的地設定装置。 - 【請求項5】 前記イベント決定手段で決定されたイベ
ントが、ユーザによる地点又は施設の選択を促すイベン
トでない場合、前記イベント決定手段で決定したイベン
トを実行するイベント実行手段を備えたことを特徴とす
る請求項1に記載の目的地設定装置。 - 【請求項6】 前記車両状況取得手段で取得した車両状
況から渋滞状況か否かを判断する渋滞判断手段を備え、 前記イベント決定手段は、前記渋滞判断手段により渋滞
であると判断された場合、渋滞回避ルートの案内をイベ
ントとして決定し、 前記イベント実行手段は、渋滞を回避する別ルートを再
探索することを特徴とする請求項5に記載の目的地設定
装置。 - 【請求項7】 前記イベント決定手段で決定したイベン
トの内容により、そのイベントを実行するか否かについ
てユーザに確認する確認手段を備え、 前記確認手段によるイベントの実行確認をユーザが肯定
した場合に、前記表示手段が前記的地候補決定手段で決
定した目的地の候補を表示し、又は前記イベント実行手
段が前記イベント決定手段で決定したイベントを実行す
ることを特徴とする請求項1から請求項6のうちのいず
れか1の請求項に記載の目的地設定装置。 - 【請求項8】 請求項7に記載された目的地設定装置
と、 擬人化されたエージェントを車両内に出現させるエージ
ェント出現手段と、 前記イベント決定手段によるイベントの決定、前記条件
取得手段による検索条件の取得、前記目的地候補決定手
段による目的地の決定、前記表示手段による目的地の表
示、前記目的地設定手段による目的地又は経由地の設
定、イベント実行手段によるイベントの実行、及び確認
手段によるイベントの実行確認のうちの少なくとも1つ
に関連する行為を決定するエージェント行為決定手段
と、 このエージェント行為決定手段で決定されたエージェン
ト行為を前記エージェント出現手段により出現されるエ
ージェントに行わせるエージェント制御手段と、を具備
することを特徴とするエージェント装置。
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