JP2000266624A - バランス検査機およびバランス調整機 - Google Patents

バランス検査機およびバランス調整機

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JP2000266624A
JP2000266624A JP11076407A JP7640799A JP2000266624A JP 2000266624 A JP2000266624 A JP 2000266624A JP 11076407 A JP11076407 A JP 11076407A JP 7640799 A JP7640799 A JP 7640799A JP 2000266624 A JP2000266624 A JP 2000266624A
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Teru Toyama
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 測定精度を向上させると共に小型化かつ低価
格化を可能とする。 【解決手段】 このバランス検査機は、バランス調整機
1の一部を構成しており、回転体となるロータ3を載置
する支持台の一部となる載置台4と、この載置台4に取
り付けられロータ3の回転時のアンバランスを検知する
バランス検知センサ5と、ロータ3を駆動させるための
ブラシレスモータ2のステータ6と、このステータ6の
コイルに電流を供給する駆動回路8と、バランス検知セ
ンサ5の測定値および駆動回路8への駆動信号に基づい
て、ロータ3をアンバランス位置と一定の関係を有する
所定位置に停止させるように駆動回路8を制御する制御
計算装置11とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブラスレスモータ
のロータ等の回転体のバランスを測定するバランス検査
機およびその測定に基づき回転体のアンバランスを修正
するバランス調整機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、自動車のホイール、送風機の
回転翼、モータのロータ等の回転体自体のバランスや、
回転しないものを回転させてその製品のバランスを検査
するバランス試験機が知られている。
【0003】従来のバランス試験機は、試験対象を回転
させる際、チャックで試験対象を把み、チャックごと対
象を回転させている。この回転は、サーボモータを使用
し、そのサーボモータの回転をベルトやジョイント等で
チャック側に伝え、チャックと試験対象を一体的に回転
させている。そして、この回転の際のアンバランスを測
定し、その測定結果に基づきアンバランスを修正するよ
うにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のバランス試験機
は、試験対象と共にチャックを回転させるため、アンバ
ランスの測定の際、チャック等の本体装置側のアンバラ
ンスが測定値に大きな影響を与えてしまう。このため、
試験対象が小型モータのロータ等のように極めて小さい
ものである場合、十分な測定精度を得にくいものとなっ
ている。
【0005】また、チャックを含めて回転させる構成で
あるため、バランス試験機の形状が大きくなりがちとな
る。さらに、測定精度を上げようとすると、ベルトやジ
ョイント等の部分を高精度化する必要が生じ、組み立て
に長時間を要するものとなると共に価格が高くなりがち
となる。
【0006】本発明は、上述の問題点を解決するために
なされたものであり、測定精度を向上し得ると共に小型
化かつ低価格化が可能となるバランス検査機およびバラ
ンス調整機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明のバランス検査機は、回転体を載置する支持
台と、この支持台に取り付けられ回転体の回転時のアン
バランスを検知するバランス検知センサと、回転体を駆
動させるためのブラシレスモータのステータと、このス
テータのコイルに電流を供給する駆動回路と、バランス
検知センサの測定値および駆動回路への駆動信号に基づ
いて、回転体をアンバランス位置と一定の関係を有する
所定位置に停止させるように駆動回路を制御する制御計
算装置とを備えている。
【0008】このように、本発明ではブラシレスモータ
のステータに駆動電流を流すことで回転体を回転させ、
回転体のアンバランスを検知する。このため、従来のよ
うにチャックと共に回転体を回転させる必要がなく、測
定精度を向上させることができると共にバランス検査機
を小型化かつ低価格化させることができる。
【0009】回転体としては、ブラスレスモータのロー
タ自体の他に、そのロータに取り付けられる被試験体が
考えられる。支持台としては、ブラスレスモータのケー
ス(軸受含む)や、ブラシレスモータを載置する載置台
とそのモータのケースとを一体化したもの等が存在す
る。バランス検知センサは、加速度センサ、光学式や磁
気式の振動検知センサ等が含まれる。ブラシレスモータ
としては、直流ブラシレスモータ、交流同期モータ、ス
テッピングモータ等、各種のブラシレスモータが含まれ
る。
【0010】さらに、他の発明は、上述の発明のバラン
ス検査機に加え、回転体をブラスレスモータのロータと
し、バランス検知センサを回転体の振動を検知する加速
度センサとし、支持台をステータおよびそのステータを
支持するモータ固定部ならびにそれらを載置する載置台
から構成し、制御計算装置は、加速度センサからの信号
とステータに対する駆動波形の位相から回転体の回転時
のアンバランスな位置と量を計算し、駆動回路に駆動信
号を送出し、所定位置に回転体を停止させる制御を行う
ようにしている。
【0011】このため、ブラシレスモータの駆動波形を
上手に利用して回転体のアンバランスな位置と量を容易
に計算できることとなる。また、回転体を所定位置に確
実に止めることが容易に実行される。
【0012】さらに、他の発明では、上述の各発明のバ
ランス検査機に加え、ブラシレスモータのステータとし
て、3相モータのステータを使用し、アンバランスとな
る方向をその3相の駆動電流または電圧の位相を利用し
て決めるようにしている。
【0013】このように、3相モータの原理に基づく駆
動電流または電圧の位相、具体的には所定位置での位相
比を使用して、アンバランスの方向を決めているので、
そのアンバランス方向を確実に特定することができる。
【0014】また、他の発明は、上述の各発明のバラン
ス検査機に加え、制御計算装置は、所定位置で回転体の
回転を止めるため連続的に減速させる制御を行うように
している。このように、回転体の回転を連続的に減速さ
せているので、回転体が脱調してしまうことがない。こ
の結果、回転体を所定位置に確実に停止させることがで
きる。
【0015】また、他の発明のバランス調整機は、回転
体を載置する支持台と、この支持台に取り付けられ回転
体の回転時のアンバランスを検知するバランス検知セン
サと、回転体を駆動させるためのブラシレスモータのス
テータと、このステータのコイルに電流を供給する駆動
回路と、バランス検知センサの測定値および駆動回路へ
の駆動信号に基づいて、回転体をアンバランス位置と一
定の関係を有する所定位置に停止させるように駆動回路
を制御する制御計算装置と、回転体のアンバランスを調
整するための調整手段とを備え、制御計算装置は、回転
体のアンバランスな位置とアンバランス量を計算し、そ
の計算結果に基づき回転体に所定量の調整部材を付加ま
たは回転体から所定量分の質量を取り除くように調整手
段に指示する制御を行うようにしている。
【0016】このように、本発明ではブラシレスモータ
のステータに駆動電流を流すことで回転体を回転させ、
回転体のアンバランスを検知する。この検知後に、調整
手段によって回転体のアンバランスが調整されるよう
に、調整部材を回転体に付加したり、回転体から所定量
分の質量を取り除く。このため、従来のようにチャック
と共に回転体を回転させる必要がなく、測定精度を向上
させることができると共にバランス調整機を小型化かつ
低価格化させることができる。
【0017】また、他の発明のバランス調整機は、回転
体を載置する支持台と、この支持台に取り付けられ回転
体の回転時のアンバランスを検知するバランス検知セン
サと、回転体を駆動させるためのブラシレスモータのス
テータと、このステータのコイルに電流を供給する駆動
回路と、バランス検知センサの測定値および駆動回路へ
の駆動信号に基づいて、回転体をアンバランス位置と一
定の関係を有する所定位置に停止させるように駆動回路
を制御する制御計算装置と、回転体のアンバランスを調
整するための調整液が入れられた調整液注入装置とを備
え、回転体には3ヶ所以上のバランス調整用の穴を設置
し、その穴の少なくとも1つの位置を検出する穴位置検
出センサを設け、制御計算装置は、回転体のアンバラン
スな位置とアンバランス量を計算し、その計算結果と穴
位置検出センサによる穴位置とに基づき、バランス調整
用の穴に、計算で求められた所定量の調整液を注入する
ように調整液注入装置に指示する制御を行うようにして
いる。
【0018】このように、本発明ではブラシレスモータ
のステータに駆動電流を流すことで回転体を回転させ、
回転体のアンバランスを検知する。この検知後に、調整
液注入装置によって回転体のアンバランスが調整される
ように調整液をバランス調整用の穴に注入する。このた
め、従来のようにチャックと共に回転体を回転させる必
要がなく、測定精度を向上させることができると共にバ
ランス調整機を小型化かつ低価格化させることができ
る。また、調整液の自動注入が可能となるので、バラン
スの調整を効率良くかつ確実に行えることとなる。
【0019】さらに、他の発明では、上述のバランス調
整機に加え、回転体をブラスレスモータのロータとし、
バランス検知センサを回転体の振動を検知する加速度セ
ンサとし、支持台をステータおよびそのステータを支持
するモータ固定部ならびにそれらを載置する載置台から
構成し、制御計算装置は、加速度センサからの信号とス
テータに対する駆動波形の位相から回転体の回転時のア
ンバランスな位置と量を計算し、駆動回路に駆動信号を
送出し、所定位置に回転体を停止させる制御と、計算に
よって求められたアンバランスな位置と量およびバラン
ス調整用の穴位置とから各穴に注入する調整液の量を計
算し、注入させる制御とを行っている。
【0020】このため、ブラシレスモータの駆動波形を
上手に利用して回転体のアンバランスな位置と量を容易
に計算できることとなる。また、回転体を所定位置に確
実に止めることを簡単に実行できる。この結果、バラン
スの調整を容易、確実かつすばやく行うことが可能とな
る。
【0021】また、他の発明では、上述の各発明のバラ
ンス調整機に加え、ブラシレスモータのステータとし
て、3相モータのステータを使用し、アンバランスとな
る方向をその3相の電流または電圧の位相を利用して決
めるようにしている。
【0022】このように、3相モータの原理を使用し
て、具体的には所定位置での位相比を利用してアンバラ
ンスとなる方向を決めているので、その位置を確実に特
定することができ、アンバランスの調整を確実かつ手際
良く行うことができる。
【0023】さらに、他の発明では、上述の各発明のバ
ランス調整機に加え、回転体をブラシレスモータのロー
タとし、このロータをステータに対し取り外し可能に配
置し、複数のロータのアンバランスを調整できるように
している。このため、多数のロータを次から次へと検査
し、アンバランスを修正することができる。
【0024】また、他の発明では、上述の各発明のバラ
ンス調整機に加えて、回転体をブラシレスモータのロー
タとし、支持台に対しロータおよびステータを一体的に
取り外し可能にし、複数の完品としてのブラシレスモー
タのアンバランスを調整できるようにしている。このた
め、モータ完品としてのバランスを検査し、調整できる
と共に多数のモータ完品を次から次へと検査しアンバラ
ンスを修正することができる。この結果、モータ完品で
のアンバランス調整を簡単かつ効率良く行うことが可能
となる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態のバラ
ンス検査機およびバランス調整機について、図1から図
5に基づいて説明する。なお、バランス検査機は、バラ
ンス調整機の説明の中で併せて説明することとする。
【0026】このバランス調整機1は、バランス検査機
を構成する部分に、アンバランスを修正する機構を付加
したものとなっている。バランス検査機は、回転体とな
るブラシレスモータ2のロータ3を載置する支持台とし
ての載置台4と、この載置台4に取り付けられブラシレ
スモータ2で駆動されるロータ3の回転時のアンバラン
スを検知するバランス検知センサとなる加速度センサ5
と、ロータ3を駆動させるためのブラシレスモータ2の
ステータ6と、このステータ6のコイル7に電流を供給
する駆動回路8と、加速度センサ5の測定値9および駆
動回路8への駆動信号10に基づいてロータ3をアンバ
ランス位置と一定の関係を有する所定位置に停止させる
ように駆動回路8を制御する制御計算装置11とを備え
ている。なお、ステータ6は、後述するモータ固定部2
1と共同してロータ3を載置する支持台の機能も有して
いる。
【0027】バランス検査機に付加されるアンバランス
修正機構は、ロータ3のアンバランスを調整するための
調整液が入れられた調整手段となる調整液注入装置12
と、ロータ3に設けられるバランス調整用の3つの穴1
3の少なくとも1つを検出する穴位置検出センサ14と
なっている。
【0028】なお、制御計算装置11には、ロータ3の
アンバランス位置とアンバランス量を表示する表示部1
5が接続されている。また、載置台4は、固定台16に
対し振動可能となるように取付部17を介して取り付け
られている。穴位置検出センサ14は、光を射出する射
出部14aと、反射光を検出する受光部14bとを備え
るフォトリフレクタとなっている。
【0029】制御計算装置11は、バランス調整機とし
て機能するときには、上述のロータ3の所定位置への停
止に加え、ロータ3のアンバランスな位置とアンバラン
ス量を計算し、その計算結果に基づきロータ3に所定量
の調整部材としての調整液を付加する。なお、この実施
の形態では、制御計算装置11は、上述の計算結果と穴
位置検出センサ14による穴位置とに基づきバランス調
整用の穴13に、計算で求められた所定量の調整液を注
入するように調整液注入装置に指示する制御を行う。こ
れらの制御の詳細については後述することとする。
【0030】ブラシレスモータ2は、この実施の形態で
は、ハードディスク駆動用の3相モータとなっており、
図3に示すように、12極のロータ3と、8極のステー
タ6と、ステータ6に巻回されるコイル7と、ステータ
7を保持するモータ固定部21と、このモータ固定部2
1に係合固定される固定軸22と、固定軸22に内輪が
固定され、外輪がロータ3に固定される2つの軸受2
3,24とから主に構成されている。
【0031】ロータ3は、ステータ6に対向する位置に
12極に着磁されたマグネット31を有し、そのマグネ
ット31の背後にロータヨーク32が設けられている。
ロータ3には、さらに、ディスク取付部33と、バラン
ス調整用の3つの穴13と、ハードディスクを固定する
際の4つの固定用ねじ部34とが設けられている。
【0032】モータ固定部21は、ロータ3を囲むよう
に構成され、その外端が載置台4に対し3つの係合部4
1によって固定される。また、載置台4は、2つの取付
部17に対し、それぞれねじ42によって固定される。
なお、取付部17は、弾性を有する樹脂で形成されてい
る。
【0033】図4に、以上のような構成のバランス検査
機(バランス調整機でもある)を動作させるときの測定
信号を示す。ステータ6が8極となっており、駆動回路
8からの駆動波形は、図4(A)に示すように、A,
B,Cの3相の交流波形が120度位相ずれた形で現れ
る。加速度センサ5の出力は、図4(B)に示すよう
に、ロータ3の1回転で1周期の交流的波形となる。
【0034】加速度センサ5の位相がバランスずれの位
置を示し、振幅がアンバランス量を示す。図4に示す例
では、振幅がもっとも大きくなっている位置Mがアンバ
ランス位置を示し、その振幅MAがアンバランス量を示
している。アンバランス位置Mは、駆動波形で言えば
A,B,C相の電流比が、図4(C)に示すようにL
A:−LB:−LCとなる位置である。この位置は、ロ
ータ3の1回転中、4回現れる。1/2周分を表す図4
(C)では、位置Mと位置M1の2箇所で、3相の比が
LA:−LB:−LCとなっている。
【0035】制御計算装置11は、加速度センサ5の出
力(測定値)を入力すると共に駆動回路8に対し駆動信
号10を送出しているため、両者からロータ3のアンバ
ランス位置を特定することができる。すなわち、加速度
センサ5が取り付けられている位置にロータ3の最大ア
ンバランス位置がくると、その振幅が最も大きくなる。
このため、加速度センサ5に対向する位置にきたロータ
3の最大アンバランス位置を特定できる。制御計算装置
11は、駆動回路8も制御しているため、その特定した
位置から180度(=1/2周)回転させた位置など所
定位置にロータ3を停止させることができる。この停止
の制御は、ロータ3が脱調しないようにロータ3を連続
的に減速させることによって行う。
【0036】一方、穴位置検査センサ14が、バランス
調整用の穴13の位置を検出しているため、制御計算装
置11は、停止させられたロータ4のアンバランス位置
とそのバランス調整用の穴13との位置関係を特定する
ことができる。この結果、制御計算装置11は、先に求
めたアンバランス量とその位置関係から、どの穴13に
どれ位の量の調整液を注入するかを計算する。通常、3
つの穴13の内、アンバランス位置からより遠く離れて
いる2つの穴13に、調整液としての接着剤を注入する
ことによりアンバランスを修正する。
【0037】調整液を注入したロータ3は、再度駆動さ
れ、修正結果が確認される。アンバランス状態は、1回
の修正によって是正されるのが好ましいが、1回の修正
で是正されないときは繰り返し調整される。アンバラン
スを修正したブラシレスモータ2は、載置台4から取り
外され、検査および修正すべき次のブラシレスモータ2
が載置台4に取り付けられる。このようにして、次から
次へと完品としてのブラシレスモータ2のバランス検査
とバランス調整が行われる。なお、測定されたアンバラ
ンス量からどの程度の調整液を注入するかの算出は、ブ
ラスレスモータ2の機種毎の実験データに基づいて決定
するのが好ましい。
【0038】以上説明した実施の形態は、本発明の好適
な実施の形態の例であるが、本発明の要旨を逸脱しない
範囲で種々変更実施可能である。たとえば、上述の実施
の形態では、ロータ3とステータ6等を一体化したブラ
シレスモータ2としてのアンバランスを検査し、アンバ
ランスを修正するものとしたが、ロータ部分がステータ
部分に対し取り外し可能とされるモータの場合、ステー
タ部分を載置台4に取り外し不能に固定し、ロータ部分
のアンバランスの検査、修正をし、ロータ部分のみを次
から次へと取り替えて複数のロータのアンバランスを検
出したり、調整したりするようにしても良い。
【0039】また、ブラシレスモータ2のロータ3を、
検査および調整対象となる回転体としたが、図5に示す
ように、ロータ51にアンバランスを検査(調整)する
被対象物52を取り付け、その被対象物52のバランス
検査やバランス調整を行うようにしても良い。また、上
述の実施の形態では、加速度センサ5を載置台4に取り
付けたが、図5に示すように、加速度センサ5を支持台
としての機能も有するステータ(モータケース)部分5
3に取り付け、図2で示す載置台4を無くすようにして
も良い。
【0040】さらに、ブラシレスモータ2としては、ハ
ードディスク駆動用モータのような直流ブラシレスモー
タの他に、交流サーボモータ、ステッピングモータ、交
流同期モータ等各種のブラシレスモータを採用すること
ができる。また、アンバランスな位置を特定するための
駆動波形としては、電流波形の他に電圧波形としても良
い。さらに、ロータ3やステータ6の極数を他の値とし
たり、3相駆動ではなく、4相駆動など他の駆動方式も
採用することができる。
【0041】また、駆動電流や電圧は、正弦波ではな
く、矩形波としても良い。いずれにしても、駆動の位相
とロータ3,51の回転角の相関が取れていれば良い。
なお矩形波の場合、電圧や電流の比のみでアンバランス
方向を特定するのではなく、時間的要因も加えてアンバ
ランスの方向(位置)を特定することとなる。
【0042】また、上述の実施の形態では、アンバラン
スを修正するために3つのバランス調整用の穴13を設
け、その穴13内に調整液を注入したが、穴を設けず、
特定されたアンバランスな位置と180度対象となる位
置に直接調整液を付加するようにしても良い。さらに、
調整液等の調整部材を付加するのではなく、ロータ3か
ら所定量分の質量を取り除くことによってアンバランス
を修正するようにしても良い。また、バランス調整用の
穴13を使用する場合、3箇所設けるのが好ましいが、
4箇所、5箇所等の4つ以上としても良い。また、バラ
ンス調整用の穴13を1つまたは2つとし、これらの穴
13への調整液注入では、アンバランスを修正すること
ができないときは、穴13以外の部分に調整部材を付加
するようにしても良い。
【0043】さらに、バランス検知センサを加速度セン
サ5ではなく、光学式や磁気式の振動検知センサとした
り、回転体を画像として取り込み、画像処理によってア
ンバランス位置を検出するものとしても良い。また、穴
位置検出センサ14は、光反射型の光検出器であるフォ
トリフレクタとしているが、画像を取り込み処理して検
出する画像処理装置としても良い。
【0044】また、完品としてのブラシレスモータ2の
バランス調整ではなく、ハードディスクを取り付けた状
態でのバランス調整をするようにしても良い。この場
合、ロータ3のハブとなるディスク取付部33にハード
ディスクを取り付け、押え部材を固定用ねじ部34にね
じで取り付けてハードディスクを固定させてからロータ
3を回転させる。バランス調整が終了した後、ハードデ
ィスクを取り外し、ブラシレスモータ2として出荷す
る。
【0045】さらに、上述の実施の形態では、アンバラ
ンスな位置を特定し、その位置を各種の作業の基準とし
たが、バランスが取れた位置(図4上の位置P)を検出
し、その位置からアンバランスな位置を算出したり等各
種の制御を行うようにしても良い。また、バランス調整
用の穴13を予め設けておくのではなく、バランス調整
機または他の手段によってバランス検査の前に設置する
ようにしても良い。
【0046】
【発明の効果】本発明のバランス検査機およびバランス
調整機は、アンバランス位置やアンバランス量の測定精
度が向上すると共に小型化かつ低価格化が可能となる。
また、ブラシレスモータを対象としたときは、ブラシレ
スモータ完品での検査、調整が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のバランス調整機のブロッ
ク構成図である。
【図2】図1のバランス調整機の主要な機構部分を示す
斜視図である。
【図3】図1のバランス調整機でバランスが調整される
ブラシレスモータの構造を示す断面図である。
【図4】図1のバランス調整機で生成される各種の信号
を示す図で、(A)は駆動回路で生成される駆動波形を
示し、(B)は加速度センサの出力波形で、(C)はア
ンバランス位置における駆動波形の電流比を説明するた
めの図である。
【図5】本発明の他の実施の形態を説明するための要部
断面図である。
【符号の説明】
1 バランス調整機 2 ブラシレスモータ 3 ロータ(回転体) 4 載置台(支持台の一部) 5 加速度センサ(バランス検知センサ) 6 ステータ(支持台の一部) 7 コイル 8 駆動回路 9 加速度センサからの信号 10 駆動信号 11 制御計算装置 12 調整液注入装置 13 バランス調整用の穴 14 穴位置検出センサ 15 表示部 16 固定台 17 取付部 21 モータ固定部(支持台の一部)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転体を載置する支持台と、この支持台
    に取り付けられ上記回転体の回転時のアンバランスを検
    知するバランス検知センサと、上記回転体を駆動させる
    ためのブラシレスモータのステータと、このステータの
    コイルに電流を供給する駆動回路と、上記バランス検知
    センサの測定値および上記駆動回路への駆動信号に基づ
    いて、上記回転体をアンバランス位置と一定の関係を有
    する所定位置に停止させるように上記駆動回路を制御す
    る制御計算装置とを備えることを特徴とするバランス検
    査機。
  2. 【請求項2】 前記回転体をブラスレスモータのロータ
    とし、前記バランス検知センサを前記回転体の振動を検
    知する加速度センサとし、前記支持台を前記ステータお
    よびそのステータを支持するモータ固定部ならびにそれ
    らを載置する載置台から構成し、前記制御計算装置は、
    上記加速度センサからの信号と前記ステータに対する駆
    動波形の位相から前記回転体の回転時のアンバランスな
    位置と量を計算し、前記駆動回路に駆動信号を送出し、
    前記所定位置に前記回転体を停止させる制御を行うこと
    を特徴とする請求項1記載のバランス検査機。
  3. 【請求項3】 前記ブラシレスモータのステータとし
    て、3相モータのステータを使用し、アンバランスとな
    る方向をその3相の電流または電圧の位相を利用して決
    めるようにしたことを特徴とする請求項1または2記載
    のバランス検査機。
  4. 【請求項4】 前記制御計算装置は、前記所定位置で前
    記回転体の回転を止めるため連続的に減速させる制御を
    行うことを特徴とする請求項1、2または3記載のバラ
    ンス検査機。
  5. 【請求項5】 回転体を載置する支持台と、この支持台
    に取り付けられ上記回転体の回転時のアンバランスを検
    知するバランス検知センサと、上記回転体を駆動させる
    ためのブラシレスモータのステータと、このステータの
    コイルに電流を供給する駆動回路と、上記バランス検知
    センサの測定値および上記駆動回路への駆動信号に基づ
    いて、上記回転体をアンバランス位置と一定の関係を有
    する所定位置に停止させるように上記駆動回路を制御す
    る制御計算装置と、上記回転体のアンバランスを調整す
    るための調整手段とを備え、上記制御計算装置は、上記
    回転体のアンバランスな位置とアンバランス量を計算
    し、その計算結果に基づき上記回転体に所定量の調整部
    材を付加または上記回転体から所定量分の質量を取り除
    くように上記調整手段に指示する制御を行うことを特徴
    とするバランス調整機。
  6. 【請求項6】 回転体を載置する支持台と、この支持台
    に取り付けられ上記回転体の回転時のアンバランスを検
    知するバランス検知センサと、上記回転体を駆動させる
    ためのブラシレスモータのステータと、このステータの
    コイルに電流を供給する駆動回路と、上記バランス検知
    センサの測定値および上記駆動回路への駆動信号に基づ
    いて、上記回転体をアンバランス位置と一定の関係を有
    する所定位置に停止させるように上記駆動回路を制御す
    る制御計算装置と、上記回転体のアンバランスを調整す
    るための調整液が入れられた調整液注入装置とを備え、
    上記回転体には3ヶ所以上のバランス調整用の穴を設置
    し、その穴の少なくとも1つの位置を検出する穴位置検
    出センサを設け、上記制御計算装置は、上記回転体のア
    ンバランスな位置とアンバランス量を計算し、その計算
    結果と上記穴位置検出センサによる穴位置とに基づき上
    記バランス調整用の穴に、計算で求められた所定量の調
    整液を注入するように上記調整液注入装置に指示する制
    御を行うことを特徴とするバランス調整機。
  7. 【請求項7】 前記回転体をブラスレスモータのロータ
    とし、前記バランス検知センサを前記回転体の振動を検
    知する加速度センサとし、前記支持台を前記ステータお
    よびそのステータを支持するモータ固定部ならびにそれ
    らを載置する載置台から構成し、前記制御計算装置は、
    上記加速度センサからの信号と前記ステータに対する駆
    動波形の位相から前記回転体の回転時のアンバランスな
    位置と量を計算し、前記駆動回路に駆動信号を送出し、
    前記所定位置に前記回転体を停止させる制御と、前記計
    算によって求められたアンバランスな位置と量および前
    記バランス調整用の穴位置とから各穴に注入する調整液
    の量を計算し、注入させる制御とを行うことを特徴とす
    る請求項6記載のバランス調整機。
  8. 【請求項8】 前記ブラシレスモータのステータとし
    て、3相モータのステータを使用し、アンバランスとな
    る方向をその3相の電流または電圧の位相を利用して決
    めるようにしたことを特徴とする請求項5、6または7
    記載のバランス調整機。
  9. 【請求項9】 前記回転体をブラシレスモータのロータ
    とし、このロータを前記ステータに対し取り外し可能に
    配置し、複数のロータのアンバランスを調整できるよう
    にしたことを特徴とする請求項5、6、7または8記載
    のバランス調整機。
  10. 【請求項10】 前記回転体をブラシレスモータのロー
    タとし、前記支持台に対し上記ロータおよび前記ステー
    タを一体的に取り外し可能にし、複数の完品としてのブ
    ラシレスモータのアンバランスを調整できるようにした
    ことを特徴とする請求項5、6、7または8記載のバラ
    ンス調整機。
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