JP2000266871A - 時計用地板 - Google Patents
時計用地板Info
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Abstract
トにおいて共通に使用することが可能な時計用地板を提
供するものである。 【解決手段】 この時計用地板においては、5番車14
を軸支する第4の軸受部2b,4bとローター12を軸
支する第1の軸受部2a,4aの間隔を、ローターカナ
12aとステップ運針用5番車14Aのピッチ円の半径
の和に設定し、また、連続運針用5番車14Bの歯先円
の半径とローターカナ12aの歯先円の半径の和よりも
大きくなるように設定している。
Description
ものであり、特に、指針が1秒毎に駆動されて1ステッ
プずつ回転するステップ運針用輪列と、指針がスムーズ
に連続して回転する連続運針用輪列の両方に使用可能な
時計用地板に関する。
ナログ時計においては、その秒針が1秒毎に駆動されて
1ステップずつ回転して正確に時を刻むように見えるス
テップ運針による時刻表示と、秒針が連続的に回転して
スムーズ且つ指針駆動に係る音を低減した連続運針によ
る時刻表示がそれぞれ用いられている。
連続運針用のムーブメントでは、使用するモーターが異
なり、その回転数の違いから輪列を構成する歯車の数や
歯数が異なっていた。特に、秒針等を直接駆動する4番
車以後の3番車、分針車、日の裏車、時針車からなる指
針駆動輪列については同一の構成からなるものであった
が、モーターの回転を減速する歯車については、ステッ
プ運針の場合、ローターから5番車を介して4番車を駆
動し、連続運針の場合、ローターから7番車、6番車及
び5番車を介して4番車を駆動するようにそれぞれ構成
されていることが多かった。
るステップ運針用のムーブメント及び連続運針用のムー
ブメントは、4番車以後の指針駆動輪列に関しては同一
の構成とすることが可能であったが、モーターの回転を
減速する歯車に関しては、その数や位置等が異なってい
たため、これらの歯車を支持する地板についてはまった
く別個に用意することが必要であった。このため、それ
ぞれのムーブメントのために別々の地板をストックする
ことが必要となり、コストの上昇をまねくという課題が
あった。
地板上の歯車の位置を検出するための座標が異なるた
め、同一の座標データで組み込むことができず、座標デ
ータの組換えをしなければならなかった。
れたもので、ステップ運針用のムーブメント及び連続運
針用のムーブメントにおいて、共通に使用することが可
能な時計用地板を提供するものである。
ローターカナを有するローターを回転自在に軸支する第
1の軸受部と、前記ローターカナと噛み合う7番車を回
転自在に軸支する第2の軸受部と、6番カナを有して前
記7番車と噛み合う6番車を回転自在に軸支する第3の
軸受部と、前記ローターカナと噛み合うステップ運針用
5番車及び前記6番カナと噛み合う連続運針用5番車の
うちの一方を回転自在に軸支する第4の軸受部と、前記
5番車の回転により指針を駆動する指針駆動輪列を回転
自在に軸支する第5の軸受部と、からなり、前記第1の
軸受部と前記第4の軸受部の間隔を、前記ローターカナ
のピッチ円の半径と前記ステップ運針用5番車のピッチ
円の半径の和に設定し、前記ローターカナの歯先円の半
径と前記連続運針用5番車の歯先円の半径の和よりも大
きく設定したものである。
その第4の軸受部でステップ運針用5番車と連続運針用
5番車の一方を軸支している。このステップ運針用5番
車は、ローターカナに噛み合ってその回転を指針駆動輪
列における4番車に伝え、また、連続運針用5番車は、
ローターの回転が7番車を介して伝わる6番車の6番カ
ナに噛み合ってその回転を4番車に伝えるものとなって
いる。
合させるために、5番車を軸支する第4の軸受部とロー
ターを軸支する第1の軸受部の間隔は、ローターカナと
ステップ運針用5番車のピッチ円の半径の和に設定さ
れ、また、連続運針用5番車の歯先円の半径とローター
カナの歯先円の半径の和よりも大きくなるように設定さ
れている。
ては、ステップ運針用のムーブメントを製造する際に、
ステップ運針用5番車を第4の軸受部に組み込み、第1
の軸受部に取り付けられたローターから5番車を経て指
針駆動輪列に回転が伝わるようにする。これにより、間
欠的且つ比較的回転数が低いステップ運針用のモーター
の回転は、5番車を介して間欠的な回転として4番車に
伝わり、秒針をステップ運針させることになる。また、
連続運針用のムーブメントを製造する際には、連続運針
用5番車を第4の軸受部に組み込み、ローターから第2
及び第3の軸受部に取り付けられた7番車及び6番車と
更に5番車を経て指針駆動輪列に回転が伝わるようにす
る。このときに、第4の軸受部と第1の軸受部の間隔を
前述したように設定しているため、連続運針用5番車を
第4の軸受部に取り付けたときに、その歯先がローター
カナに接触することがない。従って、比較的回転数が高
い連続運針用のモーターの回転は、7番車、6番車及び
5番車を介して減速されてスムーズに連続した回転とし
て4番車に伝わり、秒針を連続運針させることになる。
輪列を示す平面図、図2及び図3はその断面図である。
2,4は地板としての上板と中板であり、その間等に後
述するように歯車をそれぞれ回転自在に軸支している。
2a,4aが設けられており、モーター6のローター1
2を回転自在に軸支している。このモーター6は、コイ
ル8と、このコイル8が巻回されたステータ10と、ス
テータ10の中空部10a内に配置され上記のように上
板2と中板4の第1の軸受部2a,4aにより回転自在
に支持されたローター12と、から構成されている。こ
のローター12には、ローターカナ12aが設けられて
いる。
回動自在に軸支する第4の軸受部2b,4bが設けられ
ている。この5番車14は、ローターカナ12aに噛み
合うステップ運針用5番車14Aと、後述する6番車に
噛み合う連続運針用5番車14Bの何れか一方からなる
ものである。このステップ運針用5番車14Aと連続運
針用5番車14Bは、同一の歯数で且つ同一のピッチ円
の5番カナ14aを有している。尚、連続運針用5番車
14Bの径はステップ運針用5番車14Aの径より小さ
めに設定されており、上板2、中板4に連続運針用5番
車14Bを組み込んだとき該連続運針用5番車14Bと
ローターカナ12aは係合しないように設定されてい
る。
にローター12の回転を連続運針用5番車14Bに伝え
る7番車16と6番車18を回転自在に軸支する第2の
軸受部2c,4cと第3の軸受部2d,4dが設けられ
ている。この7番車16と6番車18は、それぞれ7番
カナ16aと6番カナ18aを有しており、7番車16
はローターカナ12aに噛み合い、6番車18は7番か
な16aに噛み合い、連続運針用5番車14Bは6番カ
ナ18aに噛み合っている。
輪列20を回転自在に軸支する第5の軸受部としての軸
受部2e,4e,2f,4fも設けられている。即ち、
指針を駆動する指針駆動輪列20は、秒針を駆動する4
番車22、これに噛み合う3番車24、これに噛み合う
分針車(図示せず)、これに噛み合う日の裏車(図示せ
ず)及びこれに噛み合う時針車(図示せず)から構成さ
れている。そして、4番車22及び3番車24は上板2
と中板4の軸受部2e,4e,2f,4fにより支持さ
れており、分針車、日の裏車及び時針車は中板4と下板
(図示せず)により支持されている。この指針駆動輪列
20における4番車22は、ステップ運針用5番車14
Aと連続運針用5番車14Bの何れにおいてもその5番
カナ14aに噛み合うように構成されている。即ち、ス
テップ運針用5番車14Aと連続運針用5番車14B
は、上板2と中板4の第4の軸受部2b,4bに軸支さ
れ、その両方の5番カナ14a,14aが同一の歯数で
且つ同一のピッチ円となるように設定されている。
用いて、ステップ運針を行うようにムーブメントを組む
には、5番車14としてステップ運針用5番車14Aを
第4の軸受部2b,4bに組み込む。このステップ運針
用5番車14Aは、第1の軸受部2a,4aに取り付け
られたローター12のローターカナ12aに噛み合うと
共にその5番カナ14aが第5の軸受部としての軸受部
2e,4eに取り付けられた4番車22に噛合するた
め、ローター12の間欠的な回転を減速して決められた
回転数の間欠的な回転として4番車22に伝えて、これ
を間欠的に回転駆動する。尚、このときに7番車16と
6番車18は使用しないため、これらを第2及び第3の
軸受部2c,4c,2d,4dに組み込む必要はない。
を組むには、5番車14として連続運針用5番車14B
を第4の軸受部2b,4bに組み込むと共に、7番車1
6と6番車18を第2及び第3の軸受部2c,4c,2
d,4dにそれぞれ組み込む。この7番車16は第1の
軸受部2a,4aに取りつけられたローター12のロー
ターカナ12aに噛合し、6番車18は7番カナ16a
に噛合し、連続運針用5番車14Bは6番カナ18aに
噛合する。更に、この連続運針用5番車14Bの5番カ
ナ14aは4番車22に噛合するため、ローター12の
連続的な回転を7番車16、6番車18及び5番車14
を介して減速し、決められた回転数の連続回転として4
番車22に伝えることになる。
地板におけるステップ運針用5番車14Aとローターカ
ナ12aが噛合し、連続運針用5番車14Bがローター
カナ12aに噛合せず6番カナ18aにのみ噛合する条
件と、その条件に基づく実際の数値を説明する。図4に
示すように、5番車14とローターカナ12aあるいは
6番カナ18aが噛合するには、それらの軸心の間隔と
噛合する歯車のピッチ円の半径の和が等しくなることが
必要である。即ち、5番車14の軸心14bとローター
12の軸心12bとの間の間隔D1を、ステップ運針用
5番車14Aのピッチ円の半径R1とローターカナ12
aのピッチ円の半径R2の和に設定する。一方、5番車
14の軸心14bと6番車18の軸心18bとの間の間
隔D2を、連続運針用5番車14Bのピッチ円の半径R
3と6番カナ18aのピッチ円の半径R4の和に設定す
る。上記のような各軸心の間隔D1,D2に第1の軸受
部2a,4aと第4の軸受部2b,4bとの間隔、及び
第4の軸受部2b,4bと第3の軸受部2d,4dとの
間隔を設定することにより、5番車14としてステップ
運針用5番車14Aを第4の軸受部2b,4bに組み込
むと、このステップ運針用5番車14Aと第1の軸受部
2a,4aに組み込まれたローター12のローターカナ
12aが噛合し、また5番車14として連続運針用5番
車14Bを第4の軸受部2b,4bに組み込むと、この
連続運針用5番車14Bと第3の軸受部2d,4dに組
み込まれた6番車18の6番カナ18aが噛合する。
aと第4の軸受部2b,4bの間隔を設定し、そこにロ
ーター12と連続運針用5番車14Bをそれぞれ組み込
むと、連続運針用5番車14Bの歯先円の径によっては
この連続運針用5番車14Bがローターカナ12aに当
接してしまうことがある。従って、この連続運針用5番
車14Bの歯先円の半径とローターカナ12aの歯先円
の半径の和よりも、5番車14とローターカナ12の軸
心の間隔D1、即ち第4の軸受部2b,4bと第1の軸
受部2a,4aとの間隔の方を大きく設定しておくこと
が必要となる。尚、ステップ運針と連続運針では使用す
るモーターが異なり、その際に使用されるローターカナ
12aも異なるものを使用することがある。従って、ロ
ーターカナ12aの歯先円の径の調整により、ローター
カナ12aと連続運針用5番車14Bとが接触すること
を防ぐことも可能であるが、ローターカナ12aの外径
は小さく、その調整の自由度が低いため、連続運針用5
番車14Bの径の調整と共にローターカナ12aの径を
調整した方が調整の自由度が高くなり、好ましい。
4の軸受部2b,4bと第1の軸受部2a,4aとの間
隔を設定した例を図5に示す。尚、この例において使用
しているモーターのローター12の回転数は、ステップ
運針用のもので30rpm、連続運針用のもので480
rpmのものを使用している。図5に示すように、連続
運針用に地板に輪列を組み込んだ場合には、連続運針用
5番車14Bとローターカナ12aの両方の外径を小さ
く設定しているため、連続運針用5番車14Bとロータ
ーカナ12aとの間には0.7の隙間が生じることにな
り、接触することはない。
の軸受部とローターを軸支する第1の軸受部との間隔を
ローターカナとステップ運針用5番車のピッチ円の半径
の和に設定すると共に、ローターカナの歯先円の半径と
連続運針用5番車の歯先円の半径の和よりも大きく設定
しているため、5番車の選択だけでステップ運針と連続
運針を選択することができ、ステップ運針と連続運針に
おいて地板を共通に使用することが可能になり、コスト
を大幅に低減することができる。
いても地板上の歯車の位置を示す座標が同一であるた
め、座標データの組換え等をすることなく、同じ自動機
で組み込むことができ、混流生産することができる。
示す平面図である。
だ状態を示す断面図である。
態を示す断面図である。
の間隔を示す平面図である。
例を示す説明図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 ローターカナを有するローターを回転自
在に軸支する第1の軸受部と、 前記ローターカナと噛み合う7番車を回転自在に軸支す
る第2の軸受部と、 6番カナを有して前記7番車と噛み合う6番車を回転自
在に軸支する第3の軸受部と、 前記ローターカナと噛み合うステップ運針用5番車及び
前記6番カナと噛み合う連続運針用5番車のうちの一方
を回転自在に軸支する第4の軸受部と、 前記5番車の回転により指針を駆動する指針駆動輪列を
回転自在に軸支する第5の軸受部と、からなり、 前記第1の軸受部と前記第4の軸受部の間隔を、前記ロ
ーターカナのピッチ円の半径と前記ステップ運針用5番
車のピッチ円の半径の和に設定し、前記ローターカナの
歯先円の半径と前記連続運針用5番車の歯先円の半径の
和よりも大きく設定したことを特徴とする時計用地板。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06959499A JP3559190B2 (ja) | 1999-03-16 | 1999-03-16 | 時計用地板 |
| TW89204990U TW415597U (en) | 1999-03-16 | 2000-03-29 | Base plate for a clock |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06959499A JP3559190B2 (ja) | 1999-03-16 | 1999-03-16 | 時計用地板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000266871A true JP2000266871A (ja) | 2000-09-29 |
| JP3559190B2 JP3559190B2 (ja) | 2004-08-25 |
Family
ID=13407325
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP06959499A Expired - Lifetime JP3559190B2 (ja) | 1999-03-16 | 1999-03-16 | 時計用地板 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3559190B2 (ja) |
| TW (1) | TW415597U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100600544B1 (ko) * | 2000-03-24 | 2006-07-13 | 리즈무 도께이 고교 가부시키가이샤 | 시계용 메인 플레이트 |
-
1999
- 1999-03-16 JP JP06959499A patent/JP3559190B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
2000
- 2000-03-29 TW TW89204990U patent/TW415597U/zh unknown
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100600544B1 (ko) * | 2000-03-24 | 2006-07-13 | 리즈무 도께이 고교 가부시키가이샤 | 시계용 메인 플레이트 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| TW415597U (en) | 2000-12-11 |
| JP3559190B2 (ja) | 2004-08-25 |
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