JP2000267310A - 感光体塗布装置 - Google Patents

感光体塗布装置

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JP2000267310A
JP2000267310A JP11069553A JP6955399A JP2000267310A JP 2000267310 A JP2000267310 A JP 2000267310A JP 11069553 A JP11069553 A JP 11069553A JP 6955399 A JP6955399 A JP 6955399A JP 2000267310 A JP2000267310 A JP 2000267310A
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JP
Japan
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tank
solvent
viscosity
liquid
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Sakae Saito
栄 斎藤
Hirosuke Sakai
博亮 堺
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Kyocera Mita Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 塗布液の粘度調整を迅速に行うとともに泡の
発生を抑制し、感光体ドラムの不良率を低減する。 【解決手段】 溶剤に感光体4を溶解した塗布液S1が
充填されて感光体ドラム3の素管1を浸漬する塗布タン
ク21と、塗布タンク21との間で塗布液S1を循環さ
せる循環タンク23とを備え、素管1の外周面に塗布液
S1を塗布する感光体塗布装置において、循環タンク2
3から供給される塗布液S1と溶剤タンク32から供給
される溶剤S3とを攪拌装置48により密閉状態で攪拌
して混合液S2を生成する混合タンク43を有するとと
もに、塗布液S1の粘度変化に伴って混合タンク43か
ら循環タンク23に混合液S2が供給されることによっ
て塗布液S1の粘度調節を行うようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真複写機や
プリンタ、或いはファクシミリ装置等に用いられる感光
体ドラムの製造装置に関し、特に素管の表面に感光体を
塗布する感光体塗布装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真複写機やプリンタ、或いはファ
クシミリ装置等に用いられる感光体ドラムは、図1に示
すように、アルミニウム等から成る円筒形の素管1の表
面に、感光により電荷の状態が変化する樹脂製の感光体
4が塗布されている。そして、画像情報に基づいて感光
体4に部分的に光が照射されることによって感光体ドラ
ム3上の該画像情報に応じた位置にトナーが付着され、
その後、該トナーが用紙に転写されて画像が得られるよ
うになっている。
【0003】従来の素管1に感光体4を塗布する感光体
塗布装置は図1に示すような構造になっている。移動板
14はネジ部14aがボールネジ12と噛合し、ガイド
ポール13が貫通孔14bに嵌入されている。ボールネ
ジ14は移動モータ11と連結されており、移動板14
の端部に設けられたチャック部材15は素管1を内面か
らチャックするようになっている。そして、移動モータ
11が回転すると移動板14がガイドポール13に案内
されて上下移動する。これにより素管1を上下移動させ
る移動機構部10が構成されている。
【0004】塗布タンク21には有機溶剤等の溶剤によ
り感光体4が調合された塗布液S1が充填されている。
循環ポンプ24により塗布液S1が矢印Aのように循環
経路25、26を通って塗布タンク21と循環タンク2
3との間を循環するようになっている。循環タンク23
には攪拌モータ27に回転軸27aを介して攪拌翼28
が取り付けられて攪拌装置31が構成されている。ま
た、循環タンク23には循環タンク23内の塗布液S1
の粘度を測定する粘度センサ29が設けられている。更
に、循環タンク23には溶剤タンク32からバルブ30
を介して溶剤S3が供給可能に連結されている。
【0005】洗浄された素管1がチャック部材15によ
りチャックされ、移動機構部10により塗布タンク21
内に浸漬後引き上げられると素管1の表面に塗布液S1
が塗布される。その後、素管1が温風や輻射熱を受ける
ことで塗布液S1中の溶剤が気化して感光体4(図1参
照)が素管1上に固着されるようになっている。
【0006】塗布タンク21中の塗布液S1は厚みむら
等を生じることなく素管1上に塗布させるために例えば
400cp等の所定の粘度に調合されている。そして、
塗布液S1中の溶剤が気化して塗布液S1の粘度が高く
なると、粘度センサ29の検知により、バルブ30が開
かれて循環タンク23内に溶剤S3が徐々に供給され
る。粘度センサ29で循環タンク23内の塗布液S1の
粘度を測定しながら攪拌装置31により攪拌し、塗布液
S1が所定の粘度になるとバルブ30が閉じられる。こ
れにより、塗布液S1の粘度が制御されるようになって
いる。
【0007】尚、素管1に塗布液S1を塗布することに
よって次第に塗布液S1が減少するため、塗布液S1が
所定量以下になると循環タンク23に塗布液S1を補充
する補充タンク(不図示)が別途設けられている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな感光体塗布装置によると、溶剤S3の粘度が数cp
であるのに対して、塗布液S1の粘度が例えば400c
pであり、塗布液S1と溶剤S3との粘度の差が大き
い。このため、塗布液S1の濃度が均一になるまでに時
間がかかっていた。その結果、濃度差のある状態で塗布
液S1が塗布タンク21に送られ、その塗布液S1が素
管1に付着されると感光体4の厚みむらが生じ、感光体
ドラム3の不良の原因となっていた。
【0009】この対策として攪拌モータ27の回転数を
大きくして塗布液S1の濃度を均一にする時間を短縮す
る方法が考えられる。しかし、この方法によると、攪拌
中に泡が発生するために、塗布タンク21内にその泡が
混入して素管1上に付着し、感光ドラム3が不良となる
問題がある。
【0010】本発明は、塗布液の粘度調整を迅速に行っ
て濃度を均一にする時間を短縮するとともに泡の発生を
抑制し、感光体ドラムの不良率を低減することのできる
感光体塗布装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載された発明は、溶剤に感光体を溶解し
た塗布液が充填されて感光体ドラムの素管を浸漬する塗
布タンクと、前記塗布タンクとの間で前記塗布液を循環
させる循環タンクとを備え、前記素管の外周面に前記塗
布液を塗布する感光体塗布装置において、前記塗布液と
溶剤タンクから供給される溶剤とを略密閉状態で攪拌装
置により攪拌して混合液を生成する混合タンクを有し、
前記塗布液の粘度変化に伴って前記混合タンクから前記
循環タンクに前記混合液が供給されることによって前記
塗布液の粘度調節を行うようにしたことを特徴としてい
る。
【0012】この構成によると、塗布液は塗布タンクと
循環タンクとの間を循環しており、素管は塗布タンクに
浸漬されて外周面に感光体を含む塗布液が塗布される。
混合タンクには例えば循環タンクから供給される塗布液
と、溶剤タンクから供給される溶剤とを攪拌する攪拌装
置が設けられ、略密閉状態で攪拌して混合液が生成され
る。循環する塗布液の粘度が高くなると混合タンクから
混合液が循環タンクに供給され、塗布液の粘度が所定の
粘度に維持されるようになっている。
【0013】また請求項2に記載された発明は、請求項
1に記載された感光体塗布装置において、前記溶剤タン
クから前記攪拌装置に前記溶剤を噴出するノズルを備え
たことを特徴としている。
【0014】この構成によると、塗布液は塗布タンクと
循環タンクとの間を循環しており、素管は塗布タンクに
浸漬されて外周面に感光体を含む塗布液が塗布される。
混合タンクでは例えば循環タンクから供給される塗布液
と、溶剤タンクからノズルによって攪拌装置に噴出され
た溶剤とを略密閉状態で該攪拌装置によって攪拌して混
合液が生成される。循環する塗布液の粘度が高くなると
混合タンクから混合液が循環タンクに供給され、塗布液
の粘度が所定の粘度に維持されるようになっている。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図を参照して
説明する。説明の便宜上従来例の図1、図2と同一の部
材については同一の符号を付している。図3は本発明の
第1実施形態の感光体塗布装置を用いた感光体ドラムの
製造方法の概略を示すフローチャート及び模式図であ
る。まず、生産工程に感光体ドラム3の原材料となる素
管1が投入される。これは、例えば直径10〜300m
m程度、長さ1000mm程度までのアルミニウム製の
素管である。
【0016】次に、洗浄工程において、素管1の外周面
及び内周面に付着した埃や油分を超音波洗浄及びブラシ
洗浄によって除去する。次に、塗工工程において、予め
溶剤により調合されて循環している感光体の液中に、上
端を密閉した素管1を上端部を残してディップ(浸漬)
し、外周面に感光体を塗布する。次に、下端剥離工程に
おいて、素管1の下端の外周面及び内周面に塗布された
感光体の剥離を行う。
【0017】次に、熱処理工程において、素管1を加熱
し、塗布された感光体中の溶剤を、取り除き、感光体を
固化する。次に、検査工程において外観検査を行い、組
立工程において、出来上がった感光体ドラムの両端にフ
ランジを取り付け、梱包して保管する。
【0018】上記塗工工程に使用する感光体塗布装置
は、図4に示すような構造になっている。素管1を上下
移動させる移動機構部10は図1の従来例と同様である
ので省略している。塗布タンク21には溶剤により感光
体4が調合された塗布液S1が充填されている。循環ポ
ンプ24により塗布液S1が矢印Aのように循環経路2
5、26を通って塗布タンク21と循環タンク23との
間を循環するようになっている。
【0019】循環タンク23には攪拌モータ27に回転
軸27aを介して攪拌翼28が取り付けられて攪拌装置
31が構成されている。また、循環タンク23内の塗布
液S1の粘度を測定する粘度センサ29が設けられてい
る。供給ポンプ42により塗布液S1は矢印Bのように
供給経路41を通り、循環タンク23から混合タンク4
3にバルブ53を介して供給されるようになっている。
【0020】供給経路41の途中には溶剤タンク32か
らバルブ30を介して溶剤S3が供給されて塗布液S1
とともに混合タンク43へ供給されるようになってい
る。混合タンク43には循環タンク23と同様の攪拌装
置48が設けられ、攪拌モータ44に回転軸44aを介
して攪拌翼45が取り付けられている。攪拌装置48は
溶剤S3と塗布液S1とを攪拌して混合液S2を生成す
るようになっている。
【0021】また、混合タンク43には混合タンク43
内の塗布液S2の粘度を測定する粘度センサ46及び混
合タンク43からの塗布液S1のオーバーフローを矢印
Cのように回避するバイパス経路51が設けられてい
る。混合タンク43を密閉するためにバイパス経路51
にバルブ52が設けられている。循環タンク23には混
合タンク43からバルブ47を介して混合液S2が供給
可能に連結されている。素管1に塗布液S1を塗布する
ことによって次第に塗布液S1が減少し、塗布液S1が
所定量以下になると循環タンク23に塗布液S1を補充
する補充タンク(不図示)が別途設けられている。
【0022】素管1は移動機構部10(図1参照)によ
り塗布タンク21内に浸漬後引き上げられて素管1の表
面上に塗布液S1が塗布される。塗布液S1中の溶剤が
気化して塗布液S1の粘度が高くなったことを粘度セン
サ29が検知すると、バルブ52、53が開かれて供給
ポンプ42が駆動される。塗布液S1は混合タンク43
に供給されるとともに、バルブ30が開かれて溶剤S3
が混合タンク43に供給される。
【0023】所定の粘度(例えば200cp)の混合液
S2に必要な量の溶剤S3が供給されるとバルブ30が
閉じられ、混合タンク43が満量になるとバルブ52、
53が閉じられて混合タンク内が密閉状態になる。そし
て、攪拌装置48によって攪拌されて前記所定の粘度の
混合液S2が得られると、バルブ47、52が開かれて
バルブ52から空気を流入させながら循環タンク23内
に必要量の混合液S2が供給される。循環タンク23で
は攪拌装置31の攪拌により塗布液S1が所定の粘度
(例えば400cp)に制御されるようになっている。
【0024】混合タンク43内に残った混合液S2は次
に混合液S2を作成する際に使用され、その量によって
供給される溶剤S3の量が増減される。また、混合液S
2の粘度は、粘度が高くなった塗布液S1の粘度を低下
させるとともに迅速に塗布液S1の濃度を均一化させる
ように塗布液S1と溶剤S3との略中間の粘度としてい
る。
【0025】また、予め所定の粘度の混合液S2を作成
して混合タンク43内に保管しておいて、循環タンク2
3内の塗布液S1の粘度が高くなると直ちに循環タンク
23内に混合液S2を供給して粘度調節を行うようにし
ても良い。そして、その供給分だけ循環タンク23及び
溶剤タンク32から塗布液S1及び溶剤S3を補充して
攪拌し混合液S2を保管しておく。このようにすると、
粘度調節時間を短縮できる。
【0026】このような感光体塗布装置によると、混合
タンク43内が密閉状態で攪拌されるため溶剤S3と塗
布液S1との混合液S2を作成する際に泡が発生しない
ので攪拌モータ44の回転数を大きくすることができ、
迅速に混合液S2を作成することができる。
【0027】そして、循環タンク23内で泡を発生しな
いように攪拌モータ27の回転数を小さくしても混合液
S2は粘度の低い溶剤S3と粘度の高い塗布液S1との
略中間の粘度にしているので迅速に塗布液S1に混ざっ
て塗布液S1の濃度を均一化することができる。従っ
て、感光体4(図1参照)の厚みむら及び泡による不良
を低減することができ、感光体ドラム3の歩留まりを向
上させることができる。
【0028】次に、図5は本発明の第2実施形態の感光
体塗布装置を示す概略構成図である。素管1を上下移動
させる移動機構部10は図1の従来例と同様であるので
省略している。塗布タンク21には溶剤により感光体4
が調合された塗布液S1が充填されている。循環ポンプ
24により塗布液S1は矢印Aのように循環経路25、
26を通って塗布タンク21と循環タンク23との間を
循環するようになっている。また、循環ポンプ55によ
り塗布液S1は矢印Bのように循環経路56、57を通
って循環タンク23と混合タンク43との間を循環する
ようになっている。従って、混合タンク43内は常時満
量の密閉状態になっている。
【0029】また、循環タンク23には攪拌モータ27
に回転軸27aを介して攪拌翼28が取り付けられて攪
拌装置31が構成されている。また、循環タンク23内
の塗布液S1の粘度を測定する粘度センサ29が設けら
れている。循環経路56の途中には溶剤タンク32から
バルブ30を介して溶剤S3が供給されて塗布液S1と
ともに混合タンク43へ供給されるようになっている。
混合タンク43には循環タンク23と同様の攪拌装置4
8が設けられ、攪拌モータ44に回転軸44aを介して
攪拌翼45が取り付けられている。攪拌装置48は溶剤
S3と塗布液S1とを攪拌して混合液S2を生成するよ
うになっている。
【0030】また、混合タンク43には混合タンク43
内の混合液S2の粘度を測定する粘度センサ46が設け
られている。素管1に塗布液S1を塗布することによっ
て次第に塗布液S1が減少し、塗布液S1が所定量以下
になると循環タンク23に塗布液S1を補充する補充タ
ンク(不図示)が別途設けられている。
【0031】素管1は移動機構部10(図1参照)によ
り塗布タンク21内に浸漬後引き上げられて素管1の表
面上に塗布液S1が塗布される。塗布液S1中の溶剤が
気化して塗布液S1の粘度が高くなったことを粘度セン
サ29が検知すると、バルブ30が開かれて溶剤S3が
混合タンク43に供給される。溶剤S3が塗布液S1中
で攪拌翼45によって攪拌されて生成された混合液S2
は循環経路57を通って循環タンク23に送られる。
【0032】そして、攪拌装置31により攪拌されて塗
布液S1が所定の粘度(例えば400cp)に制御され
るようになっている。混合液S2の所定の粘度(例えば
200cp)に必要な量の溶剤S3が供給されるとバル
ブ30が閉じられる。混合液S2の粘度は、粘度が高く
なった塗布液S1の粘度を低下させるとともに迅速に塗
布液S1の濃度を均一化させるように塗布液S1と溶剤
S3との略中間の粘度としている。
【0033】このような感光体塗布装置によると、混合
タンク43内が密閉状態で攪拌されるため溶剤S3と塗
布液S1との混合液S2を作成する際に泡が発生しない
ので攪拌モータ44の回転数を大きくすることができ
る。このため、循環経路56の流入口56aから溶剤S
3が流入すると、直ちに攪拌されて濃度が均一な混合液
S2を作成し、循環経路57の流出口57aから吐出さ
れる混合液S2は所定の粘度(上記例では200cp)
になって循環タンク23に送られる。従って、第1実施
形態のようなバルブ47、52、53(図4参照)を必
要としないので装置を簡素化することができる。
【0034】そして、循環タンク23内で泡を発生しな
いように攪拌モータ27の回転数を小さくしても混合液
S2は粘度の低い溶剤S3と粘度の高い塗布液S1との
略中間の粘度にしているので迅速に塗布液S1に混ざっ
て塗布液S1の濃度を均一化することができる。従っ
て、感光体4(図1参照)の厚みむら及び泡による不良
を低減することができ、感光体ドラム3の歩留まりを向
上させることができる。
【0035】次に、図6は本発明の第3実施形態の感光
体塗布装置を示す概略構成図である。第1実施形態の感
光体塗布装置と異なる点は溶剤タンク32内の溶剤S3
は噴出ポンプ58によってノズル54から攪拌翼45に
向けて噴出されるようになっている。このようにする
と、ノズル54により攪拌翼45近傍に噴射される溶剤
は迅速に攪拌されて攪拌効率を向上させることができ
る。
【0036】塗布液S1中の溶剤が気化して塗布液S1
の粘度が高くなったことを粘度センサ29が検知する
と、バルブ52、53が開かれるとともに供給ポンプ4
2が駆動されて塗布液S1が混合タンク43に供給され
る。混合タンク43が満量になるとバルブ53が閉じら
れて供給ポンプ42が停止される。
【0037】この時、混合タンク43内は開放されたバ
イパス経路51の液面αまで塗布液S1が充たされた略
密閉状態になる。そして、回転している攪拌翼45に向
けて所定の粘度(例えば200cp)の混合液S2に必
要な量の溶剤S3がノズル54から噴出される。この時
にオーバーフローする塗布液S1はバイパス経路51に
より回収される。
【0038】溶剤S3は直ちに攪拌されて前記所定の粘
度の混合液S2が得られると、バルブ47が開かれてバ
ルブ52から空気を流入させながら循環タンク23内に
必要量の混合液S2が供給される。循環タンク23では
攪拌装置31により攪拌されて塗布液S1が所定の粘度
(例えば400cp)に制御されるようになる。混合タ
ンク43内に残った混合液S2は次に混合液S2を作成
する際に使用され、その量によって供給される溶剤S3
の量が増減される。
【0039】このような感光体塗布装置によると、第1
実施形態と同様の効果を得ることができるとともに、混
合タンク43内の攪拌効率を向上させることによって均
一な濃度の混合液S2をより迅速に得ることができるよ
うになる。また、第2実施形態の感光体塗布装置におい
て溶剤S3を攪拌翼45に向けて噴出させるようにして
も良い。
【0040】
【発明の効果】請求項1の発明によると、混合タンク内
が密閉状態で攪拌されるため溶剤と塗布液との混合液を
作成する際に泡が発生しないので攪拌モータの回転数を
大きくすることができ、迅速に混合液を作成することが
できる。そして、循環タンク内で泡を発生しないように
攪拌モータの回転数を小さくしても混合液は粘度の低い
溶剤と粘度の高い塗布液との略中間の粘度にしているの
で迅速に塗布液に混ざって塗布液の濃度を均一化するこ
とができる。従って、感光体の厚みむら及び泡による不
良を低減することができ、感光体ドラムの歩留まりを向
上させることができる。
【0041】請求項2の発明によると、混合タンク内の
攪拌効率を向上させることによって均一な濃度の混合液
をより迅速に得ることができ感光体の厚みむらをより減
少させることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 感光ドラムを示す斜視図である。
【図2】 従来の感光体塗布装置を示す概略構成図
である。
【図3】 本発明の第1実施形態の感光体塗布装置
を用いた感光体ドラムの生産工程の概略を示すフローチ
ャート及び模式図である。
【図4】 本発明の第1実施形態の感光体塗布装置
を示す概略構成図である。
【図5】 本発明の第2実施形態の感光体塗布装置
を示す概略構成図である。
【図6】 本発明の第3実施形態の感光体塗布装置
を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1 素管 3 感光体ドラム 4 感光体 10 移動機構部 11 移動モータ 12 ボールネジ 13 ガイドポール 14 移動板 15 チャック部材 21 塗布タンク 23 循環タンク 24、55 循環ポンプ 27、44 攪拌モータ 28、45 攪拌翼 29、46 粘度センサ 30、47、52、53 バルブ 31、48 攪拌装置 32 溶剤タンク 42 供給ポンプ 43 混合タンク 54 ノズル 58 噴出ポンプ S1 塗布液 S2 混合液 S3 溶剤

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶剤に感光体を溶解した塗布液が充填さ
    れて感光体ドラムの素管を浸漬する塗布タンクと、前記
    塗布タンクとの間で前記塗布液を循環させる循環タンク
    とを備え、前記素管の外周面に前記塗布液を塗布する感
    光体塗布装置において、前記塗布液と溶剤タンクから供
    給される溶剤とを略密閉状態で攪拌装置により攪拌して
    混合液を生成する混合タンクを有し、前記塗布液の粘度
    変化に伴って前記混合タンクから前記循環タンクに前記
    混合液が供給されることによって前記塗布液の粘度調節
    を行うようにしたことを特徴とする感光体塗布装置。
  2. 【請求項2】 前記溶剤タンクから前記攪拌装置に前記
    溶剤を噴出するノズルを備えたことを特徴とする請求項
    1に記載の感光体塗布装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114423598A (zh) * 2019-11-19 2022-04-29 日东电工株式会社 光学层叠体的制造方法、粘接剂涂敷装置及光学层叠体的制造装置

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CN114423598A (zh) * 2019-11-19 2022-04-29 日东电工株式会社 光学层叠体的制造方法、粘接剂涂敷装置及光学层叠体的制造装置

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