JPH10244195A - 浸漬塗布装置 - Google Patents
浸漬塗布装置Info
- Publication number
- JPH10244195A JPH10244195A JP5184797A JP5184797A JPH10244195A JP H10244195 A JPH10244195 A JP H10244195A JP 5184797 A JP5184797 A JP 5184797A JP 5184797 A JP5184797 A JP 5184797A JP H10244195 A JPH10244195 A JP H10244195A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coating liquid
- tank
- film formation
- conductive substrate
- film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 title claims abstract description 159
- 238000000576 coating method Methods 0.000 title claims abstract description 159
- 238000007654 immersion Methods 0.000 title claims abstract description 64
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims abstract description 152
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 claims abstract description 90
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 60
- 238000003618 dip coating Methods 0.000 claims description 33
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 34
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 8
- 239000002904 solvent Substances 0.000 description 5
- 238000007598 dipping method Methods 0.000 description 4
- 239000000243 solution Substances 0.000 description 4
- 108091008695 photoreceptors Proteins 0.000 description 3
- 238000003756 stirring Methods 0.000 description 3
- RYHBNJHYFVUHQT-UHFFFAOYSA-N 1,4-Dioxane Chemical compound C1COCCO1 RYHBNJHYFVUHQT-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000011241 protective layer Substances 0.000 description 2
- 238000013019 agitation Methods 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 1
- -1 hydrazone compound Chemical class 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000012046 mixed solvent Substances 0.000 description 1
- 238000002156 mixing Methods 0.000 description 1
- 229920005668 polycarbonate resin Polymers 0.000 description 1
- 239000004431 polycarbonate resin Substances 0.000 description 1
- 238000005086 pumping Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 導電性基体を浸漬させる浸漬槽と膜形成用塗
液が貯溜されたタンクとの間で膜形成用塗液を循環させ
る浸漬塗布装置において、タンクから膜形成用塗液を浸
漬槽に導く場合に、膜形成用塗液と一緒に気泡が浸漬槽
に導かれるのを抑制する。 【解決手段】 導電性基体1を浸漬させて導電性基体に
膜形成用塗液2を塗布させる浸漬槽10と、膜形成用塗液
が貯溜されたタンク14と、浸漬槽からタンクに膜形成用
塗液を案内する案内管13と、タンクから浸漬槽に膜形成
用塗液を供給する供給管17とが設けられ、供給管にタン
クから浸漬槽に供給される膜形成用塗液を通すフィルタ
ー14が設けられた浸漬塗布装置において、フィルターと
タンクとを戻し管24によって連通させた。
液が貯溜されたタンクとの間で膜形成用塗液を循環させ
る浸漬塗布装置において、タンクから膜形成用塗液を浸
漬槽に導く場合に、膜形成用塗液と一緒に気泡が浸漬槽
に導かれるのを抑制する。 【解決手段】 導電性基体1を浸漬させて導電性基体に
膜形成用塗液2を塗布させる浸漬槽10と、膜形成用塗液
が貯溜されたタンク14と、浸漬槽からタンクに膜形成用
塗液を案内する案内管13と、タンクから浸漬槽に膜形成
用塗液を供給する供給管17とが設けられ、供給管にタン
クから浸漬槽に供給される膜形成用塗液を通すフィルタ
ー14が設けられた浸漬塗布装置において、フィルターと
タンクとを戻し管24によって連通させた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、導電性基体に膜
形成用塗液を塗布するのに使用する浸漬塗布装置に係
り、特に、導電性基体を浸漬させて膜形成用塗液を塗布
する浸漬槽と、膜形成用塗液を貯溜したタンクとの間で
膜形成用塗液を循環させるようになった浸漬塗布装置に
おいて、タンクから膜形成用塗液を浸漬槽に導く場合
に、膜形成用塗液と一緒に気泡が浸漬槽に導かれるのを
抑制するようにした浸漬塗布装置に関するものである。
形成用塗液を塗布するのに使用する浸漬塗布装置に係
り、特に、導電性基体を浸漬させて膜形成用塗液を塗布
する浸漬槽と、膜形成用塗液を貯溜したタンクとの間で
膜形成用塗液を循環させるようになった浸漬塗布装置に
おいて、タンクから膜形成用塗液を浸漬槽に導く場合
に、膜形成用塗液と一緒に気泡が浸漬槽に導かれるのを
抑制するようにした浸漬塗布装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機やプリンター等の電子写真
装置に使用する電子写真感光体を製造するにあたり、導
電性基体に感光層用塗液等の膜形成用塗液を塗布し乾燥
させて、導電性基体の表面に感光層等を形成するように
していた。
装置に使用する電子写真感光体を製造するにあたり、導
電性基体に感光層用塗液等の膜形成用塗液を塗布し乾燥
させて、導電性基体の表面に感光層等を形成するように
していた。
【0003】ここで、このように導電性基体の表面に膜
形成用塗液を塗布させるにあたっては、従来より様々な
塗布装置が使用されているが、このような塗布装置の一
つとして、膜形成用塗液を収容させた浸漬槽内に導電性
基体を浸漬させた後、この導電性基体を浸漬槽内から引
き上げて膜形成用塗液を塗布させるようにした浸漬塗布
装置が広く用いられていた。
形成用塗液を塗布させるにあたっては、従来より様々な
塗布装置が使用されているが、このような塗布装置の一
つとして、膜形成用塗液を収容させた浸漬槽内に導電性
基体を浸漬させた後、この導電性基体を浸漬槽内から引
き上げて膜形成用塗液を塗布させるようにした浸漬塗布
装置が広く用いられていた。
【0004】また、このように膜形成用塗液が収容され
た浸漬槽内に導電性基体を浸漬させて、導電性基体に膜
形成用塗液を塗布する浸漬塗布装置としては、図1に示
すような浸漬塗布装置が利用されていた。
た浸漬槽内に導電性基体を浸漬させて、導電性基体に膜
形成用塗液を塗布する浸漬塗布装置としては、図1に示
すような浸漬塗布装置が利用されていた。
【0005】ここで、この浸漬塗布装置においては、図
1に示すように、導電性基体1を浸漬させる膜形成用塗
液2が収容された浸漬槽10の上部外周に、この浸漬槽
10からオーバーフローした膜形成用塗液2を収容させ
るオーバーフロー受け部11を設け、このオーバーフロ
ー受け部11を適当な位置にバルブ12が設けられた案
内管13を介して膜形成用塗液2が貯溜されたタンク1
4に連通させ、この案内管13を通してオーバーフロー
受け部11に収容された膜形成用塗液2をタンク14に
供給するようにしていた。
1に示すように、導電性基体1を浸漬させる膜形成用塗
液2が収容された浸漬槽10の上部外周に、この浸漬槽
10からオーバーフローした膜形成用塗液2を収容させ
るオーバーフロー受け部11を設け、このオーバーフロ
ー受け部11を適当な位置にバルブ12が設けられた案
内管13を介して膜形成用塗液2が貯溜されたタンク1
4に連通させ、この案内管13を通してオーバーフロー
受け部11に収容された膜形成用塗液2をタンク14に
供給するようにしていた。
【0006】一方、このタンク14においては、上記の
ようにオーバーフロー受け部11から案内管13を通し
て案内されてきた膜形成用塗液2とこのタンク14内に
貯溜された膜形成用塗液2とを攪拌装置15により攪拌
させると共に、必要に応じてこの膜形成用塗液2におけ
る溶媒2aを収容させた補助タンク16から溶媒2aを
供給してタンク14内における膜形成用塗液2の粘度を
調整し、このタンク14の底部と浸漬槽10の底部とを
連通させる供給管17に設けられたポンプ18によりタ
ンク14内における膜形成用塗液2を供給管17に吸引
し、この供給管17に設けられたフィルター19及びバ
ルブ20を通して膜形成用塗液2を浸漬槽10の底部に
導き、この浸漬槽10の底部に設けられた噴射ノズル2
1から膜形成用塗液2を浸漬槽10内に供給し、膜形成
用塗液2を浸漬槽10とタンク14との間で循環される
ようにしていた。
ようにオーバーフロー受け部11から案内管13を通し
て案内されてきた膜形成用塗液2とこのタンク14内に
貯溜された膜形成用塗液2とを攪拌装置15により攪拌
させると共に、必要に応じてこの膜形成用塗液2におけ
る溶媒2aを収容させた補助タンク16から溶媒2aを
供給してタンク14内における膜形成用塗液2の粘度を
調整し、このタンク14の底部と浸漬槽10の底部とを
連通させる供給管17に設けられたポンプ18によりタ
ンク14内における膜形成用塗液2を供給管17に吸引
し、この供給管17に設けられたフィルター19及びバ
ルブ20を通して膜形成用塗液2を浸漬槽10の底部に
導き、この浸漬槽10の底部に設けられた噴射ノズル2
1から膜形成用塗液2を浸漬槽10内に供給し、膜形成
用塗液2を浸漬槽10とタンク14との間で循環される
ようにしていた。
【0007】ここで、このような浸漬塗布装置におい
て、浸漬槽10からオーバーフローした膜形成用塗液2
をオーバーフロー受け部11から案内管13を通してタ
ンク14内に供給する場合や、このタンク14内におい
て膜形成用塗液2を攪拌装置15により攪拌させる場合
等に、このタンク14内における膜形成用塗液2中に空
気が入り込み、このように入り込んだ空気が気泡となっ
て膜形成用塗液2と一緒に上記の供給管17を通して浸
漬槽10に導かれるようになった。
て、浸漬槽10からオーバーフローした膜形成用塗液2
をオーバーフロー受け部11から案内管13を通してタ
ンク14内に供給する場合や、このタンク14内におい
て膜形成用塗液2を攪拌装置15により攪拌させる場合
等に、このタンク14内における膜形成用塗液2中に空
気が入り込み、このように入り込んだ空気が気泡となっ
て膜形成用塗液2と一緒に上記の供給管17を通して浸
漬槽10に導かれるようになった。
【0008】そして、このように浸漬槽10内における
膜形成用塗液2中に気泡が混ざり込むと、上記のように
導電性基体1をこの浸漬槽10における膜形成用塗液2
中に浸漬させて導電性基体1に膜形成用塗液2を塗布す
る場合に、この気泡が導電性基体1の表面に付着し、こ
れによって導電性基体1に膜形成用塗液2の塗布むら等
が生じ、導電性基体1に均一な膜が形成されなくなり、
このような浸漬塗布装置により、導電性基体1に感光層
等の膜を形成して電子写真感光体を製造した場合、形成
された感光層等にむらが生じ、このような電子写真感光
体を用いて画像形成を行なった場合に、上記のむらによ
るノイズ等が発生して良好な画像が得られなくなるとい
う問題があった。
膜形成用塗液2中に気泡が混ざり込むと、上記のように
導電性基体1をこの浸漬槽10における膜形成用塗液2
中に浸漬させて導電性基体1に膜形成用塗液2を塗布す
る場合に、この気泡が導電性基体1の表面に付着し、こ
れによって導電性基体1に膜形成用塗液2の塗布むら等
が生じ、導電性基体1に均一な膜が形成されなくなり、
このような浸漬塗布装置により、導電性基体1に感光層
等の膜を形成して電子写真感光体を製造した場合、形成
された感光層等にむらが生じ、このような電子写真感光
体を用いて画像形成を行なった場合に、上記のむらによ
るノイズ等が発生して良好な画像が得られなくなるとい
う問題があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、導電性基
体に膜形成用塗液を塗布するのに使用する浸漬塗布装置
における上記のような問題を解決することを課題とする
ものである。
体に膜形成用塗液を塗布するのに使用する浸漬塗布装置
における上記のような問題を解決することを課題とする
ものである。
【0010】すなわち、この発明は、上記のように導電
性基体を浸漬させて膜形成用塗液を塗布する浸漬槽と、
膜形成用塗液が貯溜されたタンクとの間で膜形成用塗液
を循環させるようになった浸漬塗布装置において、タン
クから膜形成用塗液を浸漬槽に導く際に、膜形成用塗液
と一緒に気泡が浸漬槽に導かれるのを抑制し、浸漬槽に
おける膜形成用塗液中に導電性基体を浸漬させて、この
導電性基体に膜形成用塗液を塗布させた場合に、膜形成
用塗液が導電性基体に均一に塗布されて塗布むら等が生
じるということがなく、良好な特性を有する電子写真感
光体が得られるようにすることを課題とするものであ
る。
性基体を浸漬させて膜形成用塗液を塗布する浸漬槽と、
膜形成用塗液が貯溜されたタンクとの間で膜形成用塗液
を循環させるようになった浸漬塗布装置において、タン
クから膜形成用塗液を浸漬槽に導く際に、膜形成用塗液
と一緒に気泡が浸漬槽に導かれるのを抑制し、浸漬槽に
おける膜形成用塗液中に導電性基体を浸漬させて、この
導電性基体に膜形成用塗液を塗布させた場合に、膜形成
用塗液が導電性基体に均一に塗布されて塗布むら等が生
じるということがなく、良好な特性を有する電子写真感
光体が得られるようにすることを課題とするものであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明における浸漬塗
布装置においては、上記のような課題を解決するため
に、導電性基体を浸漬させて導電性基体に膜形成用塗液
を塗布させる浸漬槽と、上記の膜形成用塗液が貯溜され
たタンクと、上記の浸漬槽からタンクに膜形成用塗液を
案内する案内管と、タンクから浸漬槽に膜形成用塗液を
供給する供給管とが設けられ、この供給管にタンクから
浸漬槽に供給される膜形成用塗液を通すフィルターが設
けられた浸漬塗布装置において、上記のフィルターとタ
ンクとを戻し管によって連通させたのである。
布装置においては、上記のような課題を解決するため
に、導電性基体を浸漬させて導電性基体に膜形成用塗液
を塗布させる浸漬槽と、上記の膜形成用塗液が貯溜され
たタンクと、上記の浸漬槽からタンクに膜形成用塗液を
案内する案内管と、タンクから浸漬槽に膜形成用塗液を
供給する供給管とが設けられ、この供給管にタンクから
浸漬槽に供給される膜形成用塗液を通すフィルターが設
けられた浸漬塗布装置において、上記のフィルターとタ
ンクとを戻し管によって連通させたのである。
【0012】そして、この発明における浸漬塗布装置の
ように、タンクから膜形成用塗液を浸漬槽に供給する供
給管にフィルターを設け、タンク内における膜形成用塗
液を供給管によりフィルターを通して浸漬槽に送るにあ
たり、このフィルターとタンクとを戻し管によって連通
させると、上記のタンク内における膜形成用塗液中に気
泡が混ざり込んだとしても、この気泡がフィルターの部
分において抑止され、このようにフィルターにおいて抑
止された気泡が上記の戻し管を通して膜形成用塗液と一
緒にタンクに戻されるようになり、浸漬槽に供給される
膜形成用塗液中に気泡が混ざり込むということがなくな
る。
ように、タンクから膜形成用塗液を浸漬槽に供給する供
給管にフィルターを設け、タンク内における膜形成用塗
液を供給管によりフィルターを通して浸漬槽に送るにあ
たり、このフィルターとタンクとを戻し管によって連通
させると、上記のタンク内における膜形成用塗液中に気
泡が混ざり込んだとしても、この気泡がフィルターの部
分において抑止され、このようにフィルターにおいて抑
止された気泡が上記の戻し管を通して膜形成用塗液と一
緒にタンクに戻されるようになり、浸漬槽に供給される
膜形成用塗液中に気泡が混ざり込むということがなくな
る。
【0013】このため、上記の浸漬槽における膜形成用
塗液中に導電性基体を浸漬させて、この導電性基体に膜
形成用塗液を塗布させた場合に、気泡が導電性基体の表
面に付着して導電性基体に膜形成用塗液の塗布むら等が
生じるということがなく、膜形成用塗液が導電性基体に
均一に塗布されるようになる。
塗液中に導電性基体を浸漬させて、この導電性基体に膜
形成用塗液を塗布させた場合に、気泡が導電性基体の表
面に付着して導電性基体に膜形成用塗液の塗布むら等が
生じるということがなく、膜形成用塗液が導電性基体に
均一に塗布されるようになる。
【0014】本発明の浸漬塗布装置で膜形成を行なうに
あたっては、膜形成用塗液をタンクからフィルターを介
して浸漬槽に送り込み、浸漬槽上部からオーバーフロー
させた状態で塗布を行なうのが好ましい。この浸漬塗布
装置で連続して膜形成を行なうためには、少なくとも浸
漬槽中で消費される塗液量が非常に多い場合には、戻し
管に膜形成用塗液が流れ過ぎてしまうと、浸漬塗布に必
要な量の膜形成用塗液を確保するために、ポンプ圧を必
要以上に高めなければならず、このポンプからの送り込
みの際に気泡が発生し、かえって問題が生じたことがあ
る。従って、消費される塗液量が多い場合でも、浸漬槽
への十分な塗液供給量を確保しつつ気泡を確実に除去す
るために、戻し管の径を供給管の径より小さくしたり、
或いは戻し管に液量調整用のバルブを設けたりして、戻
し管を通じて戻される膜形成用塗液の量をコントロール
することが望ましい。
あたっては、膜形成用塗液をタンクからフィルターを介
して浸漬槽に送り込み、浸漬槽上部からオーバーフロー
させた状態で塗布を行なうのが好ましい。この浸漬塗布
装置で連続して膜形成を行なうためには、少なくとも浸
漬槽中で消費される塗液量が非常に多い場合には、戻し
管に膜形成用塗液が流れ過ぎてしまうと、浸漬塗布に必
要な量の膜形成用塗液を確保するために、ポンプ圧を必
要以上に高めなければならず、このポンプからの送り込
みの際に気泡が発生し、かえって問題が生じたことがあ
る。従って、消費される塗液量が多い場合でも、浸漬槽
への十分な塗液供給量を確保しつつ気泡を確実に除去す
るために、戻し管の径を供給管の径より小さくしたり、
或いは戻し管に液量調整用のバルブを設けたりして、戻
し管を通じて戻される膜形成用塗液の量をコントロール
することが望ましい。
【0015】浸漬槽中で消費される塗液量は、浸漬させ
る導電性基体の本数、導電性基体の径、導電性基体表面
に形成される膜厚、膜形成用塗液の種類、膜形成用塗液
の粘度等により異なるため一概には規定できないが、上
記の戻し管の径については、この径が大きくなりすぎる
と、供給管を通して浸漬槽に膜形成用塗液を十分に供給
することができなくなる一方、この径が小さくなりすぎ
ると、フィルターによって除去した気泡を十分にタンク
に戻すことができなくなって気泡が浸漬槽に送られるよ
うになるため、好ましくは、この戻し管の直径を供給管
の直径の0.15〜0.3倍にする。
る導電性基体の本数、導電性基体の径、導電性基体表面
に形成される膜厚、膜形成用塗液の種類、膜形成用塗液
の粘度等により異なるため一概には規定できないが、上
記の戻し管の径については、この径が大きくなりすぎる
と、供給管を通して浸漬槽に膜形成用塗液を十分に供給
することができなくなる一方、この径が小さくなりすぎ
ると、フィルターによって除去した気泡を十分にタンク
に戻すことができなくなって気泡が浸漬槽に送られるよ
うになるため、好ましくは、この戻し管の直径を供給管
の直径の0.15〜0.3倍にする。
【0016】また、上記の液量調整用バルブにより調整
する場合は、戻し管の径を特に規定する必要はなく、戻
し管に流れる塗液の流量をフィルターを通して浸漬槽に
流れる塗液の流量の0.02〜0.2倍にコントロール
することが好ましい
する場合は、戻し管の径を特に規定する必要はなく、戻
し管に流れる塗液の流量をフィルターを通して浸漬槽に
流れる塗液の流量の0.02〜0.2倍にコントロール
することが好ましい
【0017】ここで、浸漬槽やタンクに収容させる膜形
成用塗液としては、様々な膜形成用塗液が用いられ、例
えば、導電性基体上に感光層を形成するため用いる感光
層用塗液や、導電性基体上に電荷発生層と電荷輸送層と
が積層された感光層を形成するために用いる電荷発生層
用塗液や電荷輸送層用塗液、また導電性基体と感光層と
の間に下引き層を設けるための下引き層用塗液や、更に
は感光層上に保護層を設けるための保護層用塗液等が用
いられる。
成用塗液としては、様々な膜形成用塗液が用いられ、例
えば、導電性基体上に感光層を形成するため用いる感光
層用塗液や、導電性基体上に電荷発生層と電荷輸送層と
が積層された感光層を形成するために用いる電荷発生層
用塗液や電荷輸送層用塗液、また導電性基体と感光層と
の間に下引き層を設けるための下引き層用塗液や、更に
は感光層上に保護層を設けるための保護層用塗液等が用
いられる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態に係る
浸漬塗布装置を添付図面に基づいて具体的に説明する。
浸漬塗布装置を添付図面に基づいて具体的に説明する。
【0019】この実施形態における浸漬塗布装置におい
ても、図2に示すように、図1に示した浸漬塗布装置と
同様に、導電性基体1を浸漬させる膜形成用塗液2が収
容された浸漬槽10の上部外周に、この浸漬槽10から
オーバーフローした膜形成用塗液2を収容させるオーバ
ーフロー受け部11を設け、このオーバーフロー受け部
11を適当な位置にバルブ12が設けられた案内管13
を介して膜形成用塗液2が貯溜されたタンク14に連通
させ、この案内管13を通してオーバーフロー受け部1
1に収容された膜形成用塗液2をタンク14に供給させ
るようになっている。
ても、図2に示すように、図1に示した浸漬塗布装置と
同様に、導電性基体1を浸漬させる膜形成用塗液2が収
容された浸漬槽10の上部外周に、この浸漬槽10から
オーバーフローした膜形成用塗液2を収容させるオーバ
ーフロー受け部11を設け、このオーバーフロー受け部
11を適当な位置にバルブ12が設けられた案内管13
を介して膜形成用塗液2が貯溜されたタンク14に連通
させ、この案内管13を通してオーバーフロー受け部1
1に収容された膜形成用塗液2をタンク14に供給させ
るようになっている。
【0020】なお、この実施形態における浸漬塗布装置
においては、浸漬槽10の下部側にも排出管22を設
け、排出管22を上記の案内管13と切り換えバルブ2
3を介して接続させ、この切り換えバルブ23により案
内管13を通してタンク14に供給する膜形成用塗液2
をオーバーフロー受け部11と浸漬槽10とで切り換え
るようにし、この浸漬塗布装置を使用しない場合や、浸
漬槽10内における膜形成用塗液2を入れ替えるような
場合においては、この切り換えバルブ23により浸漬槽
10内における膜形成用塗液2をタンク14に排出させ
るようにする。
においては、浸漬槽10の下部側にも排出管22を設
け、排出管22を上記の案内管13と切り換えバルブ2
3を介して接続させ、この切り換えバルブ23により案
内管13を通してタンク14に供給する膜形成用塗液2
をオーバーフロー受け部11と浸漬槽10とで切り換え
るようにし、この浸漬塗布装置を使用しない場合や、浸
漬槽10内における膜形成用塗液2を入れ替えるような
場合においては、この切り換えバルブ23により浸漬槽
10内における膜形成用塗液2をタンク14に排出させ
るようにする。
【0021】また、上記のタンク14においては、上記
のようにオーバーフロー受け部11から案内管13を通
して案内されてきた膜形成用塗液2とこのタンク14内
に収容された膜形成用塗液2とを攪拌させる攪拌装置1
5を設け、この攪拌装置15によってこれらの膜形成用
塗液2を攪拌させるようにし、またこのタンク14内に
おける膜形成用塗液2の粘度を測定する粘度計25を設
けると共に、膜形成用塗液2の溶媒2aを収容させた補
助タンク16をバルブ16aが設けられた溶媒供給管1
6bによりタンク14と接続し、上記の粘度計25によ
って測定された膜形成用塗液2の粘度が高くなった場合
には、上記のバルブ16aを開けて補助タンク16から
溶媒2aを供給し、タンク14内における膜形成用塗液
2の粘度を調整するようにしている。
のようにオーバーフロー受け部11から案内管13を通
して案内されてきた膜形成用塗液2とこのタンク14内
に収容された膜形成用塗液2とを攪拌させる攪拌装置1
5を設け、この攪拌装置15によってこれらの膜形成用
塗液2を攪拌させるようにし、またこのタンク14内に
おける膜形成用塗液2の粘度を測定する粘度計25を設
けると共に、膜形成用塗液2の溶媒2aを収容させた補
助タンク16をバルブ16aが設けられた溶媒供給管1
6bによりタンク14と接続し、上記の粘度計25によ
って測定された膜形成用塗液2の粘度が高くなった場合
には、上記のバルブ16aを開けて補助タンク16から
溶媒2aを供給し、タンク14内における膜形成用塗液
2の粘度を調整するようにしている。
【0022】ここで、この実施形態における浸漬塗布装
置においては、タンク14の底部と浸漬槽10の底部と
を連通させる供給管17にポンプ18とフィルター19
とバルブ20を設けると共に、フィルター19の上部に
戻し管24を設け、この戻し管24をタンク14の上部
に接続させている。
置においては、タンク14の底部と浸漬槽10の底部と
を連通させる供給管17にポンプ18とフィルター19
とバルブ20を設けると共に、フィルター19の上部に
戻し管24を設け、この戻し管24をタンク14の上部
に接続させている。
【0023】そして、上記のポンプ18によりタンク1
4内における膜形成用塗液2を吸引し、この供給管17
を通して膜形成用塗液2をフィルター19に導き、この
フィルター19により膜形成用塗液2中における異物を
除去すると共に、この膜形成用塗液2中に混入した気泡
を一部の膜形成用塗液2と一緒にフィルター19の上部
に取り付けられた上記の戻し管24に導き、この戻し管
24を通して気泡を膜形成用塗液2と一緒にタンク14
に戻すようにしている。
4内における膜形成用塗液2を吸引し、この供給管17
を通して膜形成用塗液2をフィルター19に導き、この
フィルター19により膜形成用塗液2中における異物を
除去すると共に、この膜形成用塗液2中に混入した気泡
を一部の膜形成用塗液2と一緒にフィルター19の上部
に取り付けられた上記の戻し管24に導き、この戻し管
24を通して気泡を膜形成用塗液2と一緒にタンク14
に戻すようにしている。
【0024】また、このようにフィルター19において
気泡を除去させた後は、残りの膜形成用塗液2は供給管
17によりバルブ20を通して浸漬槽10の底部に導
き、この浸漬槽10の底部に設けられた噴射ノズル21
から浸漬槽10内に供給し、膜形成用塗液2を浸漬槽1
0とタンク14との間で循環させるようにしている。
気泡を除去させた後は、残りの膜形成用塗液2は供給管
17によりバルブ20を通して浸漬槽10の底部に導
き、この浸漬槽10の底部に設けられた噴射ノズル21
から浸漬槽10内に供給し、膜形成用塗液2を浸漬槽1
0とタンク14との間で循環させるようにしている。
【0025】このため、この実施形態における浸漬塗布
装置においては、膜形成用塗液2を案内管13を通して
タンク14内に供給する場合や、このタンク14内にお
いて膜形成用塗液2を攪拌装置15により攪拌させる場
合等において、このタンク14内における膜形成用塗液
2中に空気が入り込み、この空気が気泡となって膜形成
用塗液2と一緒に供給管17に導かれたとしても、上記
のように膜形成用塗液2中に混入した気泡が一部の膜形
成用塗液2と一緒に戻し管24を通してタンク14に戻
されるようになり、タンク14から浸漬槽10に供給さ
れる膜形成用塗液2に気泡が混入するということがなく
なる。
装置においては、膜形成用塗液2を案内管13を通して
タンク14内に供給する場合や、このタンク14内にお
いて膜形成用塗液2を攪拌装置15により攪拌させる場
合等において、このタンク14内における膜形成用塗液
2中に空気が入り込み、この空気が気泡となって膜形成
用塗液2と一緒に供給管17に導かれたとしても、上記
のように膜形成用塗液2中に混入した気泡が一部の膜形
成用塗液2と一緒に戻し管24を通してタンク14に戻
されるようになり、タンク14から浸漬槽10に供給さ
れる膜形成用塗液2に気泡が混入するということがなく
なる。
【0026】そして、導電性基体1をこの浸漬槽10に
収容された膜形成用塗液2中に浸漬させて膜形成用塗液
2を塗布させるようにした場合に、気泡が導電性基体1
に付着して導電性基体1に塗布される膜形成用塗液2に
むらが生じるということがなく、導電性基体に膜形成用
塗液2が均一に塗布されるようになり、このように塗布
された膜形成用塗液2を乾燥させることにより、導電性
基体1にむらのない均一な層が形成されるようになる。
収容された膜形成用塗液2中に浸漬させて膜形成用塗液
2を塗布させるようにした場合に、気泡が導電性基体1
に付着して導電性基体1に塗布される膜形成用塗液2に
むらが生じるということがなく、導電性基体に膜形成用
塗液2が均一に塗布されるようになり、このように塗布
された膜形成用塗液2を乾燥させることにより、導電性
基体1にむらのない均一な層が形成されるようになる。
【0027】次に、上記の実施形態の浸漬塗布装置を用
いた具体的な実施例について説明すると共に、図1に示
した従来の浸漬塗布装置を用いた比較例と比較し、この
実施例の浸漬塗布装置においては、浸漬槽10における
膜形成用塗液2中への気泡の混入が抑制されることを明
らかにする。
いた具体的な実施例について説明すると共に、図1に示
した従来の浸漬塗布装置を用いた比較例と比較し、この
実施例の浸漬塗布装置においては、浸漬槽10における
膜形成用塗液2中への気泡の混入が抑制されることを明
らかにする。
【0028】(実施例1〜5及び比較例1,2)実施例
1〜5及び比較例1,2においては、円筒状のアルミニ
ウムドラムからなる導電性基体1上に電荷発生層と電荷
輸送層とを積層した積層型の電子写真感光体を作製する
にあたり、電荷発生層が形成された導電性基体1上に電
荷輸送層用膜形成用塗液を塗布させる場合について検討
した。
1〜5及び比較例1,2においては、円筒状のアルミニ
ウムドラムからなる導電性基体1上に電荷発生層と電荷
輸送層とを積層した積層型の電子写真感光体を作製する
にあたり、電荷発生層が形成された導電性基体1上に電
荷輸送層用膜形成用塗液を塗布させる場合について検討
した。
【0029】ここで、実施例1〜5及び比較例1,2に
おいては、膜形成用塗液2として、ヒドラゾン系化合物
からなる電荷輸送材料100重量部と、ポリカーボネー
ト樹脂100重量部とを、テトラヒドロフランとジオキ
サンとを等量で混合させた混合溶媒に溶解させた電荷輸
送層用塗液を用い、この電荷輸送層用塗液の粘度を、実
施例1〜3及び比較例1,2では180cp、実施例4
では220cp、実施例5では250cp、実施例6で
は170cpになるように調整した。
おいては、膜形成用塗液2として、ヒドラゾン系化合物
からなる電荷輸送材料100重量部と、ポリカーボネー
ト樹脂100重量部とを、テトラヒドロフランとジオキ
サンとを等量で混合させた混合溶媒に溶解させた電荷輸
送層用塗液を用い、この電荷輸送層用塗液の粘度を、実
施例1〜3及び比較例1,2では180cp、実施例4
では220cp、実施例5では250cp、実施例6で
は170cpになるように調整した。
【0030】また、前記の各浸漬塗布装置における供給
管17として直径が22mmのものを、フィルター19
として30μmのメッシュのフィルター材を使用したも
のを用いると共に、実施例1〜5においては、上記の戻
し管24として直径が5.5mmのものを用いるように
した。
管17として直径が22mmのものを、フィルター19
として30μmのメッシュのフィルター材を使用したも
のを用いると共に、実施例1〜5においては、上記の戻
し管24として直径が5.5mmのものを用いるように
した。
【0031】そして、上記のポンプ18によって浸漬槽
10に供給する上記の各電荷輸送層用塗液の流量を、実
施例1,4〜6及び比較例1,2においては1800c
c/min、実施例2においては2200cc/mi
n、実施例3においては2500cc/minになるよ
うにして、各電荷輸送層用塗液を浸漬槽10とタンク1
4との間で循環させ、それぞれ3時間毎に各浸漬槽10
内における気泡の発生の有無を目視により観察した。
10に供給する上記の各電荷輸送層用塗液の流量を、実
施例1,4〜6及び比較例1,2においては1800c
c/min、実施例2においては2200cc/mi
n、実施例3においては2500cc/minになるよ
うにして、各電荷輸送層用塗液を浸漬槽10とタンク1
4との間で循環させ、それぞれ3時間毎に各浸漬槽10
内における気泡の発生の有無を目視により観察した。
【0032】この結果、上記の実施例1〜6の場合、い
ずれも24時間経過した時点においても気泡が発生して
いなかったが、上記の比較例1,2の場合、4回目の1
2時間経過した時点での観察では気泡が発生していなか
ったが、5回目の15時間経過した時点での観察では気
泡が発生しており、12〜15時間の間で浸漬槽10内
に気泡が発生した。
ずれも24時間経過した時点においても気泡が発生して
いなかったが、上記の比較例1,2の場合、4回目の1
2時間経過した時点での観察では気泡が発生していなか
ったが、5回目の15時間経過した時点での観察では気
泡が発生しており、12〜15時間の間で浸漬槽10内
に気泡が発生した。
【0033】このように、タンク14から浸漬槽10に
電荷輸送層用塗液を送る供給管17に設けられたフィル
ター19とタンク14とを戻し管24によって連通させ
た実施例1〜6の場合には、この戻し管24を通して電
荷輸送層用塗液中に混入された気泡がタンク14に戻さ
れるようになり、浸漬槽10に気泡のない電荷輸送層用
塗液が安定して供給され、この浸漬槽10に導電性基体
1を浸漬させて電荷輸送層用塗液を塗布させるようにし
た場合、導電性基体1に電荷輸送層用塗液の塗布むらが
発生するということがなかった。
電荷輸送層用塗液を送る供給管17に設けられたフィル
ター19とタンク14とを戻し管24によって連通させ
た実施例1〜6の場合には、この戻し管24を通して電
荷輸送層用塗液中に混入された気泡がタンク14に戻さ
れるようになり、浸漬槽10に気泡のない電荷輸送層用
塗液が安定して供給され、この浸漬槽10に導電性基体
1を浸漬させて電荷輸送層用塗液を塗布させるようにし
た場合、導電性基体1に電荷輸送層用塗液の塗布むらが
発生するということがなかった。
【0034】これに対して、上記の戻し管24を設けて
いない比較例1,2のものにおいては、循環時等におい
て電荷輸送層用塗液中に混入した気泡が次第に蓄積され
てタンク14から浸漬槽10に供給されるようになり、
導電性基体1をこの浸漬槽10に浸漬させて電荷輸送層
用塗液を塗布させるようにした場合、この気泡が導電性
基体1の表面に付着し、導電性基体1に塗布された電荷
輸送層用塗液に塗布むらが生じた。
いない比較例1,2のものにおいては、循環時等におい
て電荷輸送層用塗液中に混入した気泡が次第に蓄積され
てタンク14から浸漬槽10に供給されるようになり、
導電性基体1をこの浸漬槽10に浸漬させて電荷輸送層
用塗液を塗布させるようにした場合、この気泡が導電性
基体1の表面に付着し、導電性基体1に塗布された電荷
輸送層用塗液に塗布むらが生じた。
【0035】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明における
浸漬塗布装置においては、タンクから膜形成用塗液を浸
漬槽に供給する供給管にフィルターを設け、タンク内に
おける膜形成用塗液を供給管によりフィルターを通して
浸漬槽に送るにあたり、このフィルターとタンクとを戻
し管によって連通させるようにしたため、タンク内にお
ける膜形成用塗液中に気泡が混ざり込んだとしても、こ
の気泡がフィルターの部分において抑止され、このよう
にフィルターにおいて抑止された気泡が上記の戻し管を
通して一部の膜形成用塗液と一緒にタンクに戻されるよ
うになり、浸漬槽に供給される膜形成用塗液中に気泡が
混ざり込むということがなく、タンクから供給管を通し
て浸漬槽に安定した量の膜形成用塗液が供給されるよう
になった。
浸漬塗布装置においては、タンクから膜形成用塗液を浸
漬槽に供給する供給管にフィルターを設け、タンク内に
おける膜形成用塗液を供給管によりフィルターを通して
浸漬槽に送るにあたり、このフィルターとタンクとを戻
し管によって連通させるようにしたため、タンク内にお
ける膜形成用塗液中に気泡が混ざり込んだとしても、こ
の気泡がフィルターの部分において抑止され、このよう
にフィルターにおいて抑止された気泡が上記の戻し管を
通して一部の膜形成用塗液と一緒にタンクに戻されるよ
うになり、浸漬槽に供給される膜形成用塗液中に気泡が
混ざり込むということがなく、タンクから供給管を通し
て浸漬槽に安定した量の膜形成用塗液が供給されるよう
になった。
【0036】この結果、この発明における浸漬塗布装置
において、浸漬槽における膜形成用塗液中に導電性基体
を浸漬させて、この導電性基体に膜形成用塗液を塗布さ
せた場合に、気泡が導電性基体の表面に付着して導電性
基体に膜形成用塗液の塗布むら等が生じるということが
なく、膜形成用塗液が導電性基体に均一に塗布されるよ
うになり、良好な特性を有する電子写真感光体が得られ
るようになった。
において、浸漬槽における膜形成用塗液中に導電性基体
を浸漬させて、この導電性基体に膜形成用塗液を塗布さ
せた場合に、気泡が導電性基体の表面に付着して導電性
基体に膜形成用塗液の塗布むら等が生じるということが
なく、膜形成用塗液が導電性基体に均一に塗布されるよ
うになり、良好な特性を有する電子写真感光体が得られ
るようになった。
【図1】従来の浸漬塗布装置の概略説明図である。
【図2】この発明の一実施形態に係る浸漬塗布装置の概
略説明図である。
略説明図である。
1 導電性基体 2 膜形成用塗液 10 浸漬槽 13 案内管 14 タンク 17 供給管 19 フィルター 24 戻し管
Claims (1)
- 【請求項1】 膜形成用塗液を収容し導電性基体を浸漬
させて導電性基体に膜形成用塗液を塗布させる浸漬槽
と、上記の膜形成用塗液を貯溜するためのタンクと、上
記の浸漬槽からタンクに膜形成用塗液を案内する案内管
と、タンクから浸漬槽に膜形成用塗液を供給する供給管
とが設けられ、この供給管にタンクから浸漬槽に供給さ
れる膜形成用塗液を通すフィルターが設けられた浸漬塗
布装置において、上記のフィルターとタンクとを戻し管
によって連通させたことを特徴とする浸漬塗布装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5184797A JPH10244195A (ja) | 1997-03-06 | 1997-03-06 | 浸漬塗布装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5184797A JPH10244195A (ja) | 1997-03-06 | 1997-03-06 | 浸漬塗布装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10244195A true JPH10244195A (ja) | 1998-09-14 |
Family
ID=12898253
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5184797A Pending JPH10244195A (ja) | 1997-03-06 | 1997-03-06 | 浸漬塗布装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10244195A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007225679A (ja) * | 2006-02-21 | 2007-09-06 | Ricoh Co Ltd | 塗工装置、感光体の製造方法、感光体、及び画像形成装置 |
| CN104632686A (zh) * | 2014-12-10 | 2015-05-20 | 苏州欣航微电子有限公司 | 一种风扇风叶锁母增滑处理装置 |
| CN106823583A (zh) * | 2016-12-27 | 2017-06-13 | 苏州欣航微电子有限公司 | 一种金属除尘滤筒浸渍覆膜装置 |
-
1997
- 1997-03-06 JP JP5184797A patent/JPH10244195A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007225679A (ja) * | 2006-02-21 | 2007-09-06 | Ricoh Co Ltd | 塗工装置、感光体の製造方法、感光体、及び画像形成装置 |
| CN104632686A (zh) * | 2014-12-10 | 2015-05-20 | 苏州欣航微电子有限公司 | 一种风扇风叶锁母增滑处理装置 |
| CN106823583A (zh) * | 2016-12-27 | 2017-06-13 | 苏州欣航微电子有限公司 | 一种金属除尘滤筒浸渍覆膜装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH10244195A (ja) | 浸漬塗布装置 | |
| JP2002079158A (ja) | 浸漬塗工装置及び電子写真用感光体の製造方法 | |
| JPH0796238A (ja) | ロールコータ式塗装装置 | |
| JP2708893B2 (ja) | 液体の循環システム | |
| JP2758659B2 (ja) | 液体の循環システム | |
| JP3485870B2 (ja) | 塗布装置 | |
| JPH07303853A (ja) | 電子写真用有機感光体成膜装置 | |
| JPH04114761A (ja) | 塗工液の循環システム | |
| JP2003088787A (ja) | 浸漬塗工装置 | |
| JPH0320748A (ja) | 感光体の製造装置 | |
| JP2001321708A (ja) | 浸漬塗工装置及び電子写真用感光体の製造方法 | |
| JPH02303529A (ja) | 高粘度塗料の撹拌方法とその装置 | |
| JP2000338693A (ja) | 電子写真感光体の製造方法、及び電子写真感光体の製造装置 | |
| JP2000214606A (ja) | 感光体塗布装置及び感光体塗布方法 | |
| JP3590484B2 (ja) | 電子写真感光体の浸漬塗布装置 | |
| JP2000010305A (ja) | 電子写真用感光体の製造装置 | |
| JP3497570B2 (ja) | 浸漬塗布装置および当該装置を使用した電子写真感光体の製造方法 | |
| JP2882820B2 (ja) | 浸漬塗布方法 | |
| JPH0330859A (ja) | 塗布装置 | |
| JPH09197690A (ja) | 浸漬塗布方法およびそれに用いる装置 | |
| JPS6118964A (ja) | 塗布による電子写真感光体の製造方法 | |
| JP3966665B2 (ja) | 循環浸漬塗工方法、電子写真感光体の製造方法及び画像形成方法 | |
| JP2003345041A (ja) | 感光体の連続塗工装置 | |
| JP2000267310A (ja) | 感光体塗布装置 | |
| JPH0716519A (ja) | 塗布装置 |