JP2000268636A - 架空電線 - Google Patents
架空電線Info
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- JP2000268636A JP2000268636A JP11297663A JP29766399A JP2000268636A JP 2000268636 A JP2000268636 A JP 2000268636A JP 11297663 A JP11297663 A JP 11297663A JP 29766399 A JP29766399 A JP 29766399A JP 2000268636 A JP2000268636 A JP 2000268636A
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- Japan
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- electric wire
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- eccentric
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 微風振動、風騒音とコロナ騒音の両方を低減
でき、しかも付属品の電線把持部の構造を簡単にできる
架空電線を提供する。 【解決手段】 複数本の素線2を同心円状に撚り合わせ
た断面円形のコア1と、このコア1上に撚り合わせた偏
心撚線層3とから構成される。偏心撚線層3は、肉厚の
異なる多数本のセグメント型素線4を、断面外形がコア
1に対し偏心した円形となるように配列して撚り合わせ
たものとする。電線表面にらせん状の波形が形成される
ため、カルマン渦が発生しにくく、微風振動や風騒音の
発生を抑制できる。電線表面に突条がないためコロナも
発生しにくく、コロナ騒音を低減できる。電線の断面は
円形であるから付属品の電線把持部の構造は、断面円形
の電線と同様でよく、付属品のコストを安くできる。
でき、しかも付属品の電線把持部の構造を簡単にできる
架空電線を提供する。 【解決手段】 複数本の素線2を同心円状に撚り合わせ
た断面円形のコア1と、このコア1上に撚り合わせた偏
心撚線層3とから構成される。偏心撚線層3は、肉厚の
異なる多数本のセグメント型素線4を、断面外形がコア
1に対し偏心した円形となるように配列して撚り合わせ
たものとする。電線表面にらせん状の波形が形成される
ため、カルマン渦が発生しにくく、微風振動や風騒音の
発生を抑制できる。電線表面に突条がないためコロナも
発生しにくく、コロナ騒音を低減できる。電線の断面は
円形であるから付属品の電線把持部の構造は、断面円形
の電線と同様でよく、付属品のコストを安くできる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、微風振動、風騒
音、コロナ騒音および風圧を低減した架空電線に関する
ものである。
音、コロナ騒音および風圧を低減した架空電線に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】断面円形の架空電線に横から風が吹きつ
けると、電線の風下側にカルマン渦が発生し、これによ
って風が弱い場合には微風振動が生じ、風が強い場合に
は80〜200 Hzの風騒音が生じることが知られている。微
風振動は電線の疲労損傷事故を引き起こし、風騒音は騒
音公害を引き起こすので、低減する必要がある。
けると、電線の風下側にカルマン渦が発生し、これによ
って風が弱い場合には微風振動が生じ、風が強い場合に
は80〜200 Hzの風騒音が生じることが知られている。微
風振動は電線の疲労損傷事故を引き起こし、風騒音は騒
音公害を引き起こすので、低減する必要がある。
【0003】架空電線の微風振動、風騒音を低減するた
めには、電線のまわりの風の流れを乱して、カルマン渦
の発生を抑制すればよい。そこで考案されたのが、最外
層に撚り合わせる素線のうち一部の素線の外径または肉
厚を他の素線より大きくして、外周面にらせん状の突条
を形成した電線である(特開昭61−116310号公
報、実開平1−152409号公報)。
めには、電線のまわりの風の流れを乱して、カルマン渦
の発生を抑制すればよい。そこで考案されたのが、最外
層に撚り合わせる素線のうち一部の素線の外径または肉
厚を他の素線より大きくして、外周面にらせん状の突条
を形成した電線である(特開昭61−116310号公
報、実開平1−152409号公報)。
【0004】しかしこの電線は、外周面にらせん状の突
条が形成されているため、降雨時にコロナ騒音が発生し
やすいという問題がある。このため微風振動、風騒音と
コロナ騒音の両方を低減するものとして、最外層に外径
または肉厚の異なる多数の素線を、最外層の断面外形が
楕円形になるように配列して撚り合わせた電線が提案さ
れている(特開平3−196413号公報、特開平9−
330617号公報、米国特許第5171942号明細
書)。この電線の外形は、断面楕円形の電線が捻じれた
状態となるため、風の流れが乱され、カルマン渦が発生
しにくく、また外周面に突条がないためコロナが発生し
にくい。したがってこの電線は、微風振動、風騒音とコ
ロナ騒音の両方を低減できる。
条が形成されているため、降雨時にコロナ騒音が発生し
やすいという問題がある。このため微風振動、風騒音と
コロナ騒音の両方を低減するものとして、最外層に外径
または肉厚の異なる多数の素線を、最外層の断面外形が
楕円形になるように配列して撚り合わせた電線が提案さ
れている(特開平3−196413号公報、特開平9−
330617号公報、米国特許第5171942号明細
書)。この電線の外形は、断面楕円形の電線が捻じれた
状態となるため、風の流れが乱され、カルマン渦が発生
しにくく、また外周面に突条がないためコロナが発生し
にくい。したがってこの電線は、微風振動、風騒音とコ
ロナ騒音の両方を低減できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら電線の断
面が楕円形であると、引留クランプ、スペーサ、ダンパ
等の付属品の電線把持部の構造が複雑になり、コスト高
になるため、実用化が困難である。
面が楕円形であると、引留クランプ、スペーサ、ダンパ
等の付属品の電線把持部の構造が複雑になり、コスト高
になるため、実用化が困難である。
【0006】本発明の目的は、以上のような問題点に鑑
み、微風振動、風騒音とコロナ騒音の両方を低減でき、
しかも付属品の電線把持部の構造を簡単にできる架空電
線を提供することにある。
み、微風振動、風騒音とコロナ騒音の両方を低減でき、
しかも付属品の電線把持部の構造を簡単にできる架空電
線を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明の架空電線は、複数本の素線を同心円状に撚り合
わせた断面円形のコアと、このコア上に、肉厚の異なる
多数本のセグメント型素線を、断面外形が前記コアに対
し偏心した円形となるように配列して撚り合わせた偏心
撚線層とからなることを特徴とするものである。(請求
項1)。
本発明の架空電線は、複数本の素線を同心円状に撚り合
わせた断面円形のコアと、このコア上に、肉厚の異なる
多数本のセグメント型素線を、断面外形が前記コアに対
し偏心した円形となるように配列して撚り合わせた偏心
撚線層とからなることを特徴とするものである。(請求
項1)。
【0008】このような構成にすると、断面円形のコア
のまわりに偏心撚線層の肉厚の厚い部分と薄い部分が対
称配置でらせん状に形成されるため、電線表面は長さ方
向に波を打つ形となる。このため電線に吹きつける風の
流れが乱され、カルマン渦が発生しにくくなり、また外
周面に突条がないためコロナが発生しにくい。さらに電
線の断面外形は円形であるから付属品の電線把持部の構
造は実質的に断面円形の電線と同様でよく簡単である。
また断面楕円形の電線より風圧を低減できる。
のまわりに偏心撚線層の肉厚の厚い部分と薄い部分が対
称配置でらせん状に形成されるため、電線表面は長さ方
向に波を打つ形となる。このため電線に吹きつける風の
流れが乱され、カルマン渦が発生しにくくなり、また外
周面に突条がないためコロナが発生しにくい。さらに電
線の断面外形は円形であるから付属品の電線把持部の構
造は実質的に断面円形の電線と同様でよく簡単である。
また断面楕円形の電線より風圧を低減できる。
【0009】また本発明の架空電線は、偏心撚線層を構
成するセグメント型素線の最大肉厚をd2 、最小肉厚を
d1 としたとき、d2 /d1 が2〜5の範囲にあること
が好ましい(請求項2)。
成するセグメント型素線の最大肉厚をd2 、最小肉厚を
d1 としたとき、d2 /d1 が2〜5の範囲にあること
が好ましい(請求項2)。
【0010】また本発明の架空電線は、最大肉厚部を構
成するセグメント型素線の外周面が、それ以外のセグメ
ント型素線で構成される断面円形の外周面より突出して
いる構成とすることもできる(請求項3)。
成するセグメント型素線の外周面が、それ以外のセグメ
ント型素線で構成される断面円形の外周面より突出して
いる構成とすることもできる(請求項3)。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して詳細に説明する。 〔実施形態1〕図1および図2は本発明の一実施形態を
示す。図において、1は所要本数の同じ外径の素線2を
同心円状に撚り合わせてなる断面円形のコア、3はコア
1上に設けられた偏心撚線層である。偏心撚線層3は、
肉厚の異なる所要本数のセグメント型素線4を、断面外
形(各セグメント型素線4に外接する輪郭)が前記コア
1に対し偏心した円形となるように配列して撚り合わせ
たものである。コア1を構成する素線2は例えば鋼線
(亜鉛めっき鋼線、アルミ被覆鋼線等)であり、偏心撚
線層3を構成するセグメント型素線4は例えばアルミ線
(アルミ合金線を含む)である。
参照して詳細に説明する。 〔実施形態1〕図1および図2は本発明の一実施形態を
示す。図において、1は所要本数の同じ外径の素線2を
同心円状に撚り合わせてなる断面円形のコア、3はコア
1上に設けられた偏心撚線層である。偏心撚線層3は、
肉厚の異なる所要本数のセグメント型素線4を、断面外
形(各セグメント型素線4に外接する輪郭)が前記コア
1に対し偏心した円形となるように配列して撚り合わせ
たものである。コア1を構成する素線2は例えば鋼線
(亜鉛めっき鋼線、アルミ被覆鋼線等)であり、偏心撚
線層3を構成するセグメント型素線4は例えばアルミ線
(アルミ合金線を含む)である。
【0012】上記のような構成にすると、図2に示すよ
うに電線表面は長さ方向に波を打つ形となるため(偏心
撚線層3の肉厚の厚い部分と薄い部分が波の山と谷をら
せん状に形成するため)、風の流れが乱され、カルマン
渦が発生しにくくなり、微風振動や風騒音の発生を抑制
できる。また外周面には突条がないためコロナも発生し
にくくなり、コロナ騒音を低減できる。さらに電線の断
面外形は円形であるから付属品の電線把持部の構造は、
実質的に断面円形の電線と同様でよく、簡単であるの
で、付属品のコストを安くできる。なお図2は電線表面
の形を誇張するため偏心撚線層3の撚りピッチを小さく
描いてあるが、実際には偏心撚線層3の撚りピッチは従
来の電線と同様もっと長く、電線のサイズにもよるが電
線外径の7〜15倍程度である。
うに電線表面は長さ方向に波を打つ形となるため(偏心
撚線層3の肉厚の厚い部分と薄い部分が波の山と谷をら
せん状に形成するため)、風の流れが乱され、カルマン
渦が発生しにくくなり、微風振動や風騒音の発生を抑制
できる。また外周面には突条がないためコロナも発生し
にくくなり、コロナ騒音を低減できる。さらに電線の断
面外形は円形であるから付属品の電線把持部の構造は、
実質的に断面円形の電線と同様でよく、簡単であるの
で、付属品のコストを安くできる。なお図2は電線表面
の形を誇張するため偏心撚線層3の撚りピッチを小さく
描いてあるが、実際には偏心撚線層3の撚りピッチは従
来の電線と同様もっと長く、電線のサイズにもよるが電
線外径の7〜15倍程度である。
【0013】上記構成の電線において、偏心撚線層3を
構成するセグメント型素線4のうち最も肉厚の厚いセグ
メント型素線の肉厚d2 と、最も肉厚の薄いセグメント
型素線の外径d1 は、d2 /d1 が2〜5となるように
設定するとよい。例えばd1が2.5 mmである場合は、d
2 は5〜12.5mmとなる。この理由は、コア1の中心に対
する偏心撚線層3の外接円の中心の偏心量δをできるだ
け大きくして、電線表面の波形の変化を大きくするため
である。なおd1 は防食強度の面から余り小さくできな
いという制約がある。
構成するセグメント型素線4のうち最も肉厚の厚いセグ
メント型素線の肉厚d2 と、最も肉厚の薄いセグメント
型素線の外径d1 は、d2 /d1 が2〜5となるように
設定するとよい。例えばd1が2.5 mmである場合は、d
2 は5〜12.5mmとなる。この理由は、コア1の中心に対
する偏心撚線層3の外接円の中心の偏心量δをできるだ
け大きくして、電線表面の波形の変化を大きくするため
である。なおd1 は防食強度の面から余り小さくできな
いという制約がある。
【0014】〔実施形態2〕図3は本発明の第2の実施
形態を示す。この架空電線は、偏心撚線層3を構成する
素線4のうち肉厚の厚い方の素線(少なくとも最大肉厚
の素線)をセグメント撚線4aで構成したものである。
この理由は、肉厚の厚い方の素線を、単線より剛性の小
さいセグメント撚線で構成することにより、偏心撚線層
3の撚り合わせを容易にするためである。また肉厚の厚
い方の素線をセグメント撚線とすることにより、偏心撚
線層3の最大肉厚d2 を大きくできるので、電線表面の
波形の変化を大きくでき、風騒音抑制効果を高めること
も可能である。上記以外の構成は実施形態1と同様であ
る。
形態を示す。この架空電線は、偏心撚線層3を構成する
素線4のうち肉厚の厚い方の素線(少なくとも最大肉厚
の素線)をセグメント撚線4aで構成したものである。
この理由は、肉厚の厚い方の素線を、単線より剛性の小
さいセグメント撚線で構成することにより、偏心撚線層
3の撚り合わせを容易にするためである。また肉厚の厚
い方の素線をセグメント撚線とすることにより、偏心撚
線層3の最大肉厚d2 を大きくできるので、電線表面の
波形の変化を大きくでき、風騒音抑制効果を高めること
も可能である。上記以外の構成は実施形態1と同様であ
る。
【0015】〔実施形態3〕図4は本発明の第3の実施
形態を示す。この架空電線は、断面円形のコア1の外周
に、肉厚の異なる多数本のセグメント型素線4を撚り合
わせて偏心撚線層3を形成したものである。偏心撚線層
3の肉厚の厚い部分はセグメント型素線4を2層に撚り
合わせている。この理由は、実施形態2と同様、セグメ
ント型素線4の1本当たりの断面積を小さくして偏心撚
線層3の撚り合わせを容易にし、かつ偏心撚線層3の最
大肉厚を厚くして電線表面の波形の変化を大きくするた
めである。
形態を示す。この架空電線は、断面円形のコア1の外周
に、肉厚の異なる多数本のセグメント型素線4を撚り合
わせて偏心撚線層3を形成したものである。偏心撚線層
3の肉厚の厚い部分はセグメント型素線4を2層に撚り
合わせている。この理由は、実施形態2と同様、セグメ
ント型素線4の1本当たりの断面積を小さくして偏心撚
線層3の撚り合わせを容易にし、かつ偏心撚線層3の最
大肉厚を厚くして電線表面の波形の変化を大きくするた
めである。
【0016】この架空電線は、実施形態1、2と同様な
効果が得られる上、表面が平滑であるため風圧を低減で
きる効果がある。なお風圧低減効果を高めるためには、
電線表面を粗面化すること、電線表面に多数のディンプ
ルを形成すること等も有効である。また電線表面のセグ
メント型素線4の境目に適当な幅と深さの溝を形成する
ことによっても、風騒音低減効果、風圧低減効果を高め
ることが可能である。上記以外の構成は実施形態1と同
様である。
効果が得られる上、表面が平滑であるため風圧を低減で
きる効果がある。なお風圧低減効果を高めるためには、
電線表面を粗面化すること、電線表面に多数のディンプ
ルを形成すること等も有効である。また電線表面のセグ
メント型素線4の境目に適当な幅と深さの溝を形成する
ことによっても、風騒音低減効果、風圧低減効果を高め
ることが可能である。上記以外の構成は実施形態1と同
様である。
【0017】〔実施形態4〕図5は本発明の第4の実施
形態を示す。この架空電線は実施形態3と同様に偏心撚
線層3をセグメント型素線4で構成したものであるが、
実施形態3と異なる点は、偏心撚線層3の最大肉厚部を
構成するセグメント型素線4aの外周面が、それ以外の
セグメント型素線4で構成される断面円形の外周面より
段差tだけ突出していることである。
形態を示す。この架空電線は実施形態3と同様に偏心撚
線層3をセグメント型素線4で構成したものであるが、
実施形態3と異なる点は、偏心撚線層3の最大肉厚部を
構成するセグメント型素線4aの外周面が、それ以外の
セグメント型素線4で構成される断面円形の外周面より
段差tだけ突出していることである。
【0018】このようにすると、より低い段差tで低風
騒音効果を高めることができる。すなわち段差tは0.4
〜0.9 mm程度とすることができる。なお段差tが1.0 mm
以上になると斜風特性が悪化し、例えば斜風角60°の場
合には従来の円形断面の電線とほとんど変わらなくなっ
てしまうことが風洞実験で確かめられている。また段差
tを設けた部分の中心角θは15°〜 120°程度にすると
よい。θが小さいと、カルマン渦を乱す効果が減少し、
風騒音低減効果が低下するばかりでなく、鋭利な突起と
なってコロナ騒音を発生させる原因となるので好ましく
ない。またθは120°を越えると、段差としての効果を
失い、単に直径が大きくなった電線とほぼ等価な風騒音
特性、風圧特性を示すようになり、段差を設けたメリッ
トがなくなってしまう。したがってθは上記範囲が適当
であり、実用的に好ましくは45°程度にするとよい。
騒音効果を高めることができる。すなわち段差tは0.4
〜0.9 mm程度とすることができる。なお段差tが1.0 mm
以上になると斜風特性が悪化し、例えば斜風角60°の場
合には従来の円形断面の電線とほとんど変わらなくなっ
てしまうことが風洞実験で確かめられている。また段差
tを設けた部分の中心角θは15°〜 120°程度にすると
よい。θが小さいと、カルマン渦を乱す効果が減少し、
風騒音低減効果が低下するばかりでなく、鋭利な突起と
なってコロナ騒音を発生させる原因となるので好ましく
ない。またθは120°を越えると、段差としての効果を
失い、単に直径が大きくなった電線とほぼ等価な風騒音
特性、風圧特性を示すようになり、段差を設けたメリッ
トがなくなってしまう。したがってθは上記範囲が適当
であり、実用的に好ましくは45°程度にするとよい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、電
線表面に、偏心撚線層の肉厚の厚い部分と肉厚の薄い部
分によってらせん状の波形が形成されるため、風の流れ
が乱されてカルマン渦が発生しにくくなり、微風振動や
風騒音の発生を抑制できる。また電線表面には従来の低
風騒音電線のように高い突条がないため、コロナも発生
しにくく、コロナ騒音を低減できる。さらに電線の断面
外形は円形であるから付属品の電線把持部の構造は、実
質的に断面円形の電線と同様でよく、付属品のコストを
安くできる。また風圧を低減する効果もある。
線表面に、偏心撚線層の肉厚の厚い部分と肉厚の薄い部
分によってらせん状の波形が形成されるため、風の流れ
が乱されてカルマン渦が発生しにくくなり、微風振動や
風騒音の発生を抑制できる。また電線表面には従来の低
風騒音電線のように高い突条がないため、コロナも発生
しにくく、コロナ騒音を低減できる。さらに電線の断面
外形は円形であるから付属品の電線把持部の構造は、実
質的に断面円形の電線と同様でよく、付属品のコストを
安くできる。また風圧を低減する効果もある。
【図1】 本発明に係る架空電線の第1の実施形態を示
す断面図。
す断面図。
【図2】 図1の架空電線の斜視図。
【図3】 本発明に係る架空電線の第2の実施形態を示
す断面図。
す断面図。
【図4】 本発明に係る架空電線の第3の実施形態を示
す断面図。
す断面図。
【図5】 本発明に係る架空電線の第4の実施形態を示
す断面図。
す断面図。
1:コア 2:素線 3:偏心撚線層 4:セグメント型素線 4a:セグメント撚線 4b:段差をつけるセグメント型素線
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年5月26日(2000.5.2
6)
6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
Claims (3)
- 【請求項1】複数本の素線を同心円状に撚り合わせた断
面円形のコアと、このコア上に、肉厚の異なる多数本の
セグメント型素線を、断面外形が前記コアに対し偏心し
た円形となるように配列して撚り合わせた偏心撚線層と
からなることを特徴とする架空電線。 - 【請求項2】偏心撚線層を構成するセグメント型素線の
最大肉厚をd2 、最小肉厚をd1 としたとき、d2 /d
1 が2〜5の範囲にあることを特徴とする請求項1記載
の架空電線。 - 【請求項3】最大肉厚部を構成するセグメント型素線の
外周面が、それ以外のセグメント型素線で構成される断
面円形の外周面より突出していることを特徴とする請求
項1または2記載の架空電線。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11297663A JP2000268636A (ja) | 1999-01-12 | 1999-10-20 | 架空電線 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP522099 | 1999-01-12 | ||
| JP11-5220 | 1999-01-12 | ||
| JP11297663A JP2000268636A (ja) | 1999-01-12 | 1999-10-20 | 架空電線 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000268636A true JP2000268636A (ja) | 2000-09-29 |
Family
ID=26339123
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11297663A Pending JP2000268636A (ja) | 1999-01-12 | 1999-10-20 | 架空電線 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000268636A (ja) |
-
1999
- 1999-10-20 JP JP11297663A patent/JP2000268636A/ja active Pending
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