JP2000268728A - プラズマディスプレイパネルおよびそれを用いた画像表示装置 - Google Patents

プラズマディスプレイパネルおよびそれを用いた画像表示装置

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JP2000268728A
JP2000268728A JP11074934A JP7493499A JP2000268728A JP 2000268728 A JP2000268728 A JP 2000268728A JP 11074934 A JP11074934 A JP 11074934A JP 7493499 A JP7493499 A JP 7493499A JP 2000268728 A JP2000268728 A JP 2000268728A
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phosphor
display panel
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luminance
fine particles
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Choichiro Okazaki
岡▲崎▼暢一郎
Teruki Suzuki
輝喜 鈴木
Masatoshi Shiiki
正敏 椎木
Tadashi Furukawa
正 古川
Masaharu Ishigaki
正治 石垣
Teruo Kurai
輝夫 倉井
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Fujitsu Ltd
Hitachi Ltd
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Fujitsu Ltd
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】プラズマディスプレイパネルにおける蛍光体層
の輝度向上及び輝度寿命の向上(長寿命化)を図る。 【解決手段】Al,Zn,In,Ga,GeおよびBi
の少なくとも一種を含む金属酸化物微粒子、およびダイ
ヤモンド微粒子から選ばれる少なくとも一つを輝度改善
修飾材料として蛍光体粒子の表面に付着させるか、もし
くは蛍光体層のマトリックス中に蛍光体粒子と共に混在
させて、プラズマディスプレイパネルの蛍光体層を構成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラズマディスプ
レイパネル(以下、PDPと略称)およびそれを用いた
表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】PDPは薄形で大型化が可能な表示デバ
イスであり、CRT等に代わる表示デバイスとして期待
されている。このプラズマディスプレイは、希ガスを含
む微小放電空間で発生する真空紫外線を励起源とし、放
電空間内に配置した蛍光体を発光させることによりカラ
ー表示をする方式である。
【0003】図2にPDPにおける表示パネルの概略図
を示す。表示パネルは図2(a)の前面基板1と図2
(b)の背面基板5とを張り合わせて一体化した構造物
である。図2(a)に示したように、前面基板(ガラス
板)1には、一定間隔で平行に形成された表示電極2、
誘電体層3ならびに、保護膜4が形成されている。
【0004】また、図2(b)に示した背面基板5に
は、前面基板1上の表示電極2と直交するように配置さ
れたアドレス電極6と、放電空間7を保ち、放電画素を
隔離するための隔壁8、さらにこの隔壁8間の溝面を被
覆する形で順にストライプ状に塗り分けられた赤、緑お
よび青の各蛍光体層9R、9Gおよび9Bが形成されて
いる。これらの蛍光体層9は、蛍光体とビヒクルを混ぜ
て蛍光体ペーストとし、スクリーン印刷などの方法で形
成し、焼成により揮発成分を除去して形成する。
【0005】以上の前面基板1と、背面基板(ガラス
板)5の部分とが封着されて放電空間7を構成し、その
中には図示しない放電ガスが封入される。放電ガスとし
ては、NeとXeの混合物やHeとXeの混合物などの希ガスが
用いられる。表示電極2とアドレス電極6と間に電圧を
印加することで、封入された希ガスにプラズマ放電を起
こし、波長が200nm以下の真空紫外線が放射される。こ
の紫外線のうち、Xeの共鳴線(中心波長:147nm)、Xe分
子線(中心波長:172nm)が、主として蛍光体を励起し、
蛍光体が可視光R(赤)、G(緑)、B(青)を発光
し、カラー表示を実現している。
【0006】なお、この種の技術に関連するものとして
は、例えば特開平8−319483号公報が挙げられ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】PDPにおいては、従
来からも発光輝度の向上と長寿命化が課題であり、これ
らの課題を解決すべく、蛍光体材料の開発が進められて
きた。しかし、現在のPDPの輝度は〜450Cd/m2
度であり、直視型電子管カラーテレビの輝度(600〜
1000Cd/m2)に比べて低く、更なる発光効率の改
善、輝度向上が望まれている。また、寿命特性について
も更なる改善が望まれている。
【0008】したがって、本発明の目的は、上記従来の
問題点を解消することにあり、PDPにおける蛍光体の
発光輝度向上と、寿命特性の向上とを更に図ることによ
り、従来に比して格段に優れたプラズマディスプレイパ
ネルおよびそれを用いた表示装置を提供することにあ
る。
【0009】なお、本発明で使用する発光輝度の用語に
ついて説明すると、厳密にはプラズマディスプレイパネ
ルの使用当初における発光輝度の向上を初期値の輝度向
上と云い、所定時間使用経過した時点での発光輝度の向
上を発光輝度維持率向上(寿命特性の向上、つまり長寿
命化に同じ)と云うが、両者は輝度測定時に一定の経過
時間があるか、ないかの違いであり、いずれにしても発
光輝度の向上を意味するものであることから、両者を含
めて広義には単に発光輝度の向上と云うことにする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明者等は、プラズマディスプレイパネルの希ガス
が封入された放電空間の要部を構成している少なくとも
隔壁面を含む発光領域に形成される蛍光体層について、
種々実験検討したところ、特定の金属酸化物およびダイ
ヤモンド粒子の少なくとも一種を、蛍光体層を構成する
蛍光体粒子の表面に付着させるか、もしくは蛍光体層中
に蛍光体粒子と共に混在させたところ、プラズマディス
プレイパネルの発光輝度(初期値もしくは輝度維持率)
が格段に向上すると云う新しい知見を得た。
【0011】本発明は、このような知見に基づいてなさ
れたものであり、上記本発明の目的を達成することので
きるプラズマディスプレイパネルは、複数の表示電極を
有する前面基板と、複数のアドレス電極を有し前記アド
レス電極間を隔壁で隔て、かつ互いに対向する前記隔壁
面を側壁となし、少なくとも前記アドレス電極面を底面
とする溝および前記溝の壁面に形成された蛍光体層を有
する背面基板とを備え、前記前面基板と前記背面基板と
を合体し密閉固定することによって形成される溝内空間
に放電ガスを封入したプラズマディスプレイパネルにお
いて、Al,Zn,In,Ga,GeおよびBiの少な
くとも一種を含む金属酸化物微粒子、およびダイヤモン
ド微粒子から選ばれる少なくとも一つを輝度改善修飾材
料とて前記蛍光体層を構成する蛍光体粒子の表面に付着
させるか、もしくは前記蛍光体層のマトリックス中に蛍
光体粒子と共に混在させることを特徴とするものであ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】蛍光体層への上記輝度改善修飾材
料の導入は、R、G、Bいずれの蛍光体層にも共通して
有効であり、例えばテレビジョンやパーソナルコンピュ
ータ等のカラー画像表示装置に適用すれば輝度特性を飛
躍的に向上させた画像表示装置が実現できる。
【0013】図1は、本発明によるプラズマディスプレ
イパネルの背面基板(ガラス板)5側に蛍光体層が形成
された要部を拡大して模式的に示した断面構造図であ
る。背面基板5上に設けた隔壁8とアドレス電極6上を
含む底面とで構成される溝内壁面には、輝度改善修飾材
料10で修飾された蛍光体9が、印刷等の周知の塗布技
術で形成され、塗布時に使用した不要の有機成分等を除
去する焼成工程を経て所定の蛍光体層が設けられてい
る。
【0014】上記輝度改善修飾材料としては、蛍光体粒
子に比較して平均粒径が、かなり小さいもの、例えば蛍
光体粒子の1/10以下程度のものを使用する。そし
て、蛍光体層を形成するに際しては、蛍光体に対して好
ましくは重量比で0.1〜5wt%導入する。ただし、
ダイヤモンド微粒子の場合は、0.5〜5wt%がより
好ましい。
【0015】導入量が0.1wt%より少ないと輝度向
上が不十分であり、また、5wt%を越えると蛍光体が
発光する光の吸収量が無視できなくなると云う理由から
0.1〜5wt%が好ましい。
【0016】また、Al,Zn,In,Ga,Geおよ
びBiの少なくとも一種を含む金属酸化物微粒子の中で
は、特にAlやZnの酸化物が望ましく、例えばAl2
3、ZnO、さらにはZnO−Al23の混合物であ
り、これらの酸化物は輝度の初期値が向上することによ
って、輝度維持率も改善される。また、ダイヤモンド微
粒子の場合は、輝度の初期値向上と云うよりは、むしろ
輝度維持率が向上し長寿命化に効果がある。
【0017】本発明では、蛍光体層を形成する際に、上
記輝度改善修飾材料を単に蛍光体と混合するか、もしく
は蛍光体粒子の表面にコーティングしたものを用いる。
このような材料を蛍光体層に用いることにより、従来材
料よりも高発光効率、高輝度、さらに長寿命のプラズマ
ディスプレイパネル及び、プラズマディスプレイパネル
を用いた画像表示装置を実現できる。
【0018】赤色蛍光体層を形成する被修飾蛍光体とし
ては、YBO3:Eu,Y23:Eu,GdBO3:E
u,(Y,Gd)(P,V)O4:Eu,Y(P,V)
4:Eu,(Y,Gd)BO3:Eu,ScBO3:E
uなどやCRT(Cathode RayTube)用やランプ用蛍光
体などを用いることができる。
【0019】緑蛍光体層を形成する被修飾蛍光体として
は、Zn2SiO4:Mn,BaAl1219:Mn,YB
3:Tb,GdBO3:TbなどやCRT、ランプ用蛍
光体などを用いることができる。
【0020】青蛍光体層を形成する被修飾蛍光体として
は、BaMgAl1423:Eu,BaMgAl1017
Eu,(Y,Gd)(P,V)O4,CaWO4:Pb,
2SiO5:CeなどやCRT,ランプ用蛍光体などを
用いることができる。
【0021】また、上記被修飾蛍光体を輝度改善修飾材
料で修飾して修飾蛍光体を得る方法としては、図3
(a)に模式的に示すように、蛍光体9と輝度改善修飾
材料10とを混合する方法、図3(b)に示すように、
蛍光体粒子9表面の一部を輝度改善修飾材料10で覆う
方法、図3(c)に示すように、蛍光体粒子9表面の全
周を輝度改善修飾材料10で被覆する方法、などを用い
ることができる。
【0022】また、本発明の修飾蛍光体を赤蛍光体層9
R、緑蛍光体層9G、青蛍光体層9Bのどれに対して用
いるかは、白バランス等を考慮して、適宜選択できる。
【0023】
【実施例】以下、図面にしたがって本発明の実施例を詳
細に説明する。 〈実施例1〉図4は、表示パネルの背面基板5の一部
(赤蛍光体層9Rを形成した部分)を拡大した断面図を
示す。背面基板5にアドレス電極6及び隔壁8を形成し
た後、蛍光体層を形成した。赤色蛍光体としては(Y,
Gd)BO3:Euを、緑蛍光体としてはZn2Si
4:Mnを、青蛍光体としてはBaMgAl1017
Euを用い、これらいずれの蛍光体も輝度改善修飾材料
10としてZnO−Al23を用いて修飾した。
【0024】輝度改善修飾材料10で修飾した各蛍光体
層の形成方法は、以下の通りであり、図3(b)に示す
構造を有するものである。輝度改善修飾材料10として
先ずZnOとAl23とを同量均一に混合し、これを各
色蛍光体に対して重量比で0.1〜5.0%の範囲で混合し、
各色蛍光体粒子の表面にZnO−Al23との混合物を
付着させた。なお、各色蛍光体の平均粒径は約3μm、
ZnOおよびAl23の平均粒径は共に約0.3μmで
ある。
【0025】このZnO−Al23で表面が修飾された
各色蛍光体40重量部とビヒクル60重量部とを混ぜて
蛍光体ペーストを調製する。得られた各色蛍光体ペース
トをスクリーン印刷により背面基板5の放電空間7を形
成する壁面に塗布し、乾燥、焼成工程によりペースト内
の揮発成分の除去と有機物の燃焼除去を行い、各蛍光体
層9R、9G、9Bを形成した。
【0026】この背面基板5を前面基板1と貼りあわせ
ると共に、放電空間7内に放電ガス(この例ではNe−
Xeの混合ガスを使用)を封入し、図2に示した構造の
プラズマディスプレイパネルを作製し、周知の輝度計で
発光輝度特性(初期値)を測定した。その結果、ZnO
−Al23で修飾した蛍光体を用いることにより、修飾
を施さない蛍光体を用いた比較例に対して、約15%の
輝度増加が実現できた。
【0027】〈実施例2〉実施例1と同様の方法でパネ
ルを作製し、同様の発光輝度特性測定を行った。ただ
し、赤蛍光体としてはZnO−Al23で修飾した(Y
23):Euを用いた。また、輝度改善修飾材料10で
あるこれらZnOとAl23との導入は、ペースト形成
時に各色蛍光体と共に一括して混合した。この場合の各
色蛍光体のZnO−Al23での修飾状況は図3(a)
に示す通りである。それ以外は実施例1と同様の方法で
パネルを作製した。その結果、実施例1と同様の効果が
得られ、ZnO−Al23で修飾しない比較例に対し
て、15%の輝度増加が実現できた。
【0028】〈実施例3〉実施例1において、赤蛍光体
として、ZnO−Al23で修飾した(Y,Gd)
(P,V)O4:Euを用いた。用いる赤蛍光体が異な
る以外は実施例1と同様の方法でパネルを作製し、同様
の発光輝度特性測定を行った。その結果、修飾を施さな
い蛍光体を用いた比較例に対して、約15%の輝度増加
が実現できた。
【0029】〈実施例4〉実施例1において、緑蛍光体
として、ZnO−Al23で修飾したBaAl1219
Mnを用いた。用いる緑蛍光体が異なる以外は実施例1
と同様の方法でパネルを作製し、同様の発光輝度特性測
定を行った。その結果、修飾を施さない蛍光体を用いた
比較例に対して、約15%の輝度増加が実現できた。
【0030】〈実施例5〉実施例2において、緑蛍光体
として、ZnO−Al23で修飾したBaAl1219
Mnを用いた。用いる緑蛍光体 が異なる以外は実施例
2と同様の方法でパネルを作製し、同様の発光輝度特性
測定を行った。その結果、修飾を施さない蛍光体を用い
た比較例に対して、約15%の輝度増加が実現できた。
【0031】〈実施例6〉実施例3において、緑蛍光体
として、ZnO−Al23で修飾したBaAl1219
Mnを用いた。用いる緑蛍光体が異なる以外は実施例3
と同様の方法でパネルを作製し、同様の発光輝度特性測
定を行った。その結果、修飾を施さない蛍光体を用いた
比較例に対して、約15%の輝度増加が実現できた。
【0032】〈実施例7〉実施例1において、赤蛍光体
として、Al23で修飾した(Y,Gd)(P,V)O4
Euを、緑蛍光体としてはAl23で表面修飾したZn
2SiO4:Mnを、青蛍光体としてはAl23で表面修
飾したBaMgAl1017:Euを用いた。用いる蛍光
体材料、修飾材料が異なる以外は実施例1と同様の方法
でパネルを作製した。
【0033】パネルを3万時間点灯した後の発光輝度の
維持率を測定した。その結果、Al23で修飾した蛍光
体材料を用いた場合の輝度維持率は、修飾を施さない蛍
光体を用いた比較例に比べて、15%増加した。修飾す
るAl23の重量比が0.5〜5wt%では、輝度維持率は
ほぼ同じ値を示した。
【0034】〈実施例8〉実施例7において、赤蛍光体
として、Al23で修飾した(Y,Gd)BO3:Eu
を用いた。用いる赤蛍光体が異なる以外は実施例7と同
様の方法でパネルを作製した。パネルを3万時間点灯し
た後の発光輝度の維持率を測定した。輝度維持率は、修
飾を施さない蛍光体を用いた比較例に比べて、15%増
加した。
【0035】〈実施例9〉実施例7において、赤蛍光体
として、Al23で修飾したY23:Euを用いた。用
いる赤蛍光体が異なる以外は実施例7と同様の方法でパ
ネルを作製した。パネルを3万時間点灯した後の発光輝
度の維持率を測定した。輝度維持率は、修飾を施さない
蛍光体を用いた比較例に比べて、15%増加した。
【0036】〈実施例10〉実施例7において、緑蛍光
体として、Al23で修飾したBaAl1219:Mnを
用いた。用いる緑蛍光体が異 なる以外は実施例7と同
様の方法でパネルを作製した。パネルを3万時間点灯し
た後の発光輝度の維持率を測定した。輝度維持率は、修
飾を施さない蛍光体を用いた比較例に比べて、15%増
加した。
【0037】〈実施例11〉実施例8において、緑蛍光
体として、Al23で修飾したBaAl1219:Mnを
用いた。用いる緑蛍光体が異 なる以外は実施例8と同
様の方法でパネルを作製した。パネルを3万時間点灯し
た後の発光輝度の維持 率を測定した。輝度維持率は、
修飾を施さない蛍光体を用いた比較例に比べて、15%
増加した。
【0038】〈実施例12〉実施例9において、緑蛍光
体として、Al23で修飾したBaAl1219:Mnを
用いた。用いる緑蛍光体が異 なる以外は実施例9と同
様の方法でパネルを作製した。パネルを3万時間点灯し
た後の発光輝度の維持率を測定した。輝度維持率は、修
飾を施さない蛍光体を用いた比較例に比べて、15%増
加した。
【0039】〈実施例13〉実施例1において、赤蛍光
体として、平均粒径0.3μmのダイヤモンド微粒子で
表面修飾した(Y,Gd)(P,V)O4:Euを、緑蛍光
体としては同じくダイヤモンド微粒子で表面修飾したZ
2SiO4:Mnを、青蛍光体としては同じくダイヤモ
ンド微粒子で表面修飾したBaMgAl1017:Euを
用いた。用いる蛍光体、修飾材料が異なる以外は実施例
1と同様の方法でパネルを作製した。
【0040】パネルを3万時間点灯した後の発光輝度の
維持率を測定した。その結果、ダイヤモンド微粒子で修
飾した蛍光体材料を用いた本実施例の場合の輝度維持率
は、修飾を施さない蛍光体を用いた比較例に比べて、1
0%増加した。修飾するダイヤモンドの重量比が0.5〜5
wt%では、輝度維持率はほぼ同じ値を示した。
【0041】〈実施例14〉実施例13において、赤蛍
光体として、ダイヤモンド微粒子で修飾した(Y,Gd)
BO3:Euを用いた。用いる赤蛍光体が異なる以外は
実施例13と同様の方法でパネルを作製した。パネルを
3万時間点灯した後の発光輝度の維持率を測定した。輝
度維持率は、修飾を施さない蛍光体を用いた比較例に比
べて、10%増加した。
【0042】〈実施例15〉実施例13において、赤蛍
光体として、ダイヤモンド微粒子で修飾したY23:E
uを用いた。用いる赤蛍光体が異なる以外は実施例13
と同様の方法でパネルを作製した。パネルを3万時間点
灯した後の発光輝度の維持率を測定した。輝度維持率
は、修飾を施さない蛍光体を用いた比較例に比べて、1
0%増加した。
【0043】〈実施例16〉実施例13において、緑蛍
光体として、ダイヤモンド微粒子で修飾したBaAl12
19:Mnを用いた。用いる緑蛍光体が異なる以外は実
施例13と同様の方法でパネルを作製した。パネルを3
万時間点灯した後の発光輝度の維持率を測定した。輝度
維持率は、修飾を施さない蛍光体を用いた比較例に比べ
て、10%増加した。
【0044】〈実施例17〉実施例14において、緑蛍
光体として、ダイヤモンド微粒子で修飾したBaAl12
19:Mnを用いた。用いる緑蛍光体が異なる以外は実
施例14と同様の方法でパネルを作製した。パネルを3
万時間点灯した後の発光輝度の維持率を測定した。輝度
維持率は、修飾を施さない蛍光体を用いた比較例に比べ
て、10%増加した。
【0045】〈実施例18〉実施例15において、緑蛍
光体として、ダイヤモンド微粒子で修飾したBaAl12
19:Mnを用いた。用いる緑 蛍光体が異なる以外は
実施例15と同様の方法でパネルを作製した。パネルを
3万時間点灯した後の発光輝度の維持率を測定した。輝
度維持率は、修飾を施さない蛍光体を用いた比較例に比
べて、10%増加した。
【0046】なお、上記実施例では、輝度改善修飾材料
とてAlおよびZnの酸化物、ダイヤモンド微粒子を代
表例として説明したが、その他の例えばIn,Ga,G
eおよびBiの少なくとも一種を含む金属酸化物微粒子
についても上記実施例と同様の効果が得られるものであ
る。
【0047】
【発明の効果】以上、詳述したように本発明により所期
の目的を達成することができた。すなわち、高輝度、長
寿命のプラズマディスプレイパネルおよびそれを用いた
画像表示装置を実現することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概略を説明するための背面基板の要部
を拡大し、模式的に示した断面図。
【図2】プラズマディスプレイパネルの構造の概略を説
明する分解図。
【図3】輝度改善修飾材料によって修飾された蛍光体を
模式的に示した拡大図。
【図4】背面基板の要部を拡大した断面図。
【符号の説明】
1…前面基板(ガラス板)、 2…表示電極、 3…誘電体層、 4…保護膜(MgO)、 5…背面基板(ガラス板)、 6…アドレス電極、 7…放電空間、 8…隔壁、 9R…赤色蛍光体層、 9G…緑色蛍光体層、 9B…青色蛍光体層、 9…蛍光体、 10…輝度改善修飾材料。
フロントページの続き (72)発明者 鈴木 輝喜 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 椎木 正敏 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 古川 正 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所情報メディア事業本部 内 (72)発明者 石垣 正治 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所情報メディア事業本部 内 (72)発明者 倉井 輝夫 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5C040 FA01 GB02 GG08 MA03 MA30 5C058 AA11 BA05 5C094 AA10 AA37 BA12 BA31 BA32 CA19 CA24 DA13 EA04 EB03 EC04 FB02 FB03 JA01

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】Al,Zn,In,Ga,GeおよびBi
    の少なくとも一種を含む金属酸化物微粒子、およびダイ
    ヤモンド微粒子から選ばれる少なくとも一つを輝度改善
    修飾材料として蛍光体粒子の表面に付着させるか、もし
    くは蛍光体層のマトリックス中に蛍光体粒子と共に混在
    させて、プラズマディスプレイパネルの蛍光体層を構成
    したことを特徴とするプラズマディスプレイパネル。
  2. 【請求項2】複数の表示電極を有する前面基板と、複数
    のアドレス電極を有し前記アドレス電極間を隔壁で隔
    て、かつ互いに対向する前記隔壁面を側壁となし、少な
    くとも前記アドレス電極面を底面とする溝および前記溝
    の壁面に形成された蛍光体層を有する背面基板とを備
    え、前記前面基板と前記背面基板とを合体し密閉固定す
    ることによって形成される溝内空間に放電ガスを封入し
    たプラズマディスプレイパネルにおいて、Al,Zn,
    In,Ga,GeおよびBiの少なくとも一種を含む金
    属酸化物微粒子、およびダイヤモンド微粒子から選ばれ
    る少なくとも一つを輝度改善修飾材料とて前記蛍光体層
    を構成する蛍光体粒子の表面に付着させるか、もしくは
    前記蛍光体層のマトリックス中に蛍光体粒子と共に混在
    させることを特徴とするプラズマディスプレイパネル。
  3. 【請求項3】上記輝度改善修飾材料を、Al23、Zn
    Oおよびダイヤモンド微粒子の少なくとも一種で構成し
    たことを特徴とする請求項1もしくは2記載のプラズマ
    ディスプレイパネル。
  4. 【請求項4】上記蛍光体層が含有する輝度改善修飾材料
    を、蛍光体に対して0.1〜5.0wt%としたことを
    特徴とする請求項1乃至3のいずれか一つに記載のプラ
    ズマディスプレイパネル。
  5. 【請求項5】上記蛍光体層を構成する輝度改善修飾材料
    の平均粒子径が、蛍光体の平均粒子径に対して1/10
    以下であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか
    一つに記載のプラズマディスプレイパネル。
  6. 【請求項6】蛍光体が、マンガン付活珪酸亜鉛蛍光体で
    あることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一つに
    記載のプラズマディスプレイパネル。
  7. 【請求項7】蛍光体が、マンガン付活アルミン酸バリウ
    ム蛍光体であることを特徴とする請求項1乃至5のいず
    れか一つに記載のプラズマディスプレイパネル。
  8. 【請求項8】蛍光体が、ユーロピウム付活希土類燐−バ
    ナジン酸塩蛍光体であることを特徴とする請求項1乃至
    5のいずれか一つに記載のプラズマディスプレイパネ
    ル。
  9. 【請求項9】蛍光体が、ユーロピウム付活イットリウ
    ム、ガドリニウムほう酸塩蛍光体であることを特徴とす
    る請求項1乃至5のいずれか一つに記載のプラズマディ
    スプレイパネル。
  10. 【請求項10】蛍光体が、ユーロピウム付活アルミン酸
    バリウム−マグネシウウム蛍光体であることを特徴とす
    る請求項1乃至5のいずれか一つに記載のプラズマディ
    スプレイパネル。
  11. 【請求項11】請求項1乃至10のいずれか一つに記載
    のプラズマディスプレイパネルを備えた画像表示装置。
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