JP2000268745A - カラー陰極線管用電子銃の電極 - Google Patents
カラー陰極線管用電子銃の電極Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 大口径電子ビーム通過孔により形成された電
子レンズの収差補正が容易であり、フォーカス特性を向
上させ得るカラー陰極線管用電子銃の電極を提供する。 【解決手段】 3本の電子ビームが通過する大口径電子
ビーム通過孔が形成された外部リム電極62と、前記外
部リム電極62の内部に設けられ、中央に中央電子ビー
ム通過孔72が形成され、この中央電子ビーム通過孔7
2の両側に形成され、中央電子ビーム通過孔72側とこ
れと対応される側が各々所定の曲率で形成された第1曲
面部71a,73a及び2曲面部71b,73bと上下
部側に第1曲面部71a,73aと第2曲面部71b,
73bとを連結する直線部71c,73cより成り、垂
直幅W3と水平幅W4とが同一に形成された外側電子ビ
ーム通過孔71,73を有した内部電極70とを含んで
成る。これにより、電子ビームの収差を縮められて電子
ビームの断面状を所望の形態に変化させ得る。
子レンズの収差補正が容易であり、フォーカス特性を向
上させ得るカラー陰極線管用電子銃の電極を提供する。 【解決手段】 3本の電子ビームが通過する大口径電子
ビーム通過孔が形成された外部リム電極62と、前記外
部リム電極62の内部に設けられ、中央に中央電子ビー
ム通過孔72が形成され、この中央電子ビーム通過孔7
2の両側に形成され、中央電子ビーム通過孔72側とこ
れと対応される側が各々所定の曲率で形成された第1曲
面部71a,73a及び2曲面部71b,73bと上下
部側に第1曲面部71a,73aと第2曲面部71b,
73bとを連結する直線部71c,73cより成り、垂
直幅W3と水平幅W4とが同一に形成された外側電子ビ
ーム通過孔71,73を有した内部電極70とを含んで
成る。これにより、電子ビームの収差を縮められて電子
ビームの断面状を所望の形態に変化させ得る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は陰極線管用電子銃に
係り、より詳しくは大口径電子レンズを形成するための
カラー陰極線管用電子銃の電極に関する。
係り、より詳しくは大口径電子レンズを形成するための
カラー陰極線管用電子銃の電極に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に陰極線管用電子銃において、球
面収差及びフォーカス特性は主レンズの影響を大きく受
けるので、良好なフォーカス特性を得るために主レンズ
の口径はできるだけ広く形成されなければならない。
面収差及びフォーカス特性は主レンズの影響を大きく受
けるので、良好なフォーカス特性を得るために主レンズ
の口径はできるだけ広く形成されなければならない。
【0003】しかし、インライン型電子銃においては、
電子レンズを形成する少なくとも2枚の電極に各々3本
の電子ビーム通過孔がインライン状に形成されており、
電子銃が装着されるファンネルのネック部直径が限定さ
れているので、隣接する2本の電子ビーム通過孔中心間
の距離(以下“偏心距離”)より電子ビーム通過孔直径
を広くすることは困難である。
電子レンズを形成する少なくとも2枚の電極に各々3本
の電子ビーム通過孔がインライン状に形成されており、
電子銃が装着されるファンネルのネック部直径が限定さ
れているので、隣接する2本の電子ビーム通過孔中心間
の距離(以下“偏心距離”)より電子ビーム通過孔直径
を広くすることは困難である。
【0004】従来の主レンズでの球面収差を改善するた
めの電子銃の構成が米国特許第4,370,592号に開
示されており、図3に示されている。
めの電子銃の構成が米国特許第4,370,592号に開
示されており、図3に示されている。
【0005】図示されたように、フォーカス電極5の出
射面5aと最終加速電極6の入射面6aの縁にはバーリ
ング部5b,6bが形成され、その中央部には所定深さ
の大口径電子ビーム通過孔5H,6Hが形成されてい
る。又、前記大口径電子ビーム通過孔5H,6H内には
R,G,B電子ビームが各々独立的に通過する小口径電
子ビーム通過孔5H’,6H’が形成される。
射面5aと最終加速電極6の入射面6aの縁にはバーリ
ング部5b,6bが形成され、その中央部には所定深さ
の大口径電子ビーム通過孔5H,6Hが形成されてい
る。又、前記大口径電子ビーム通過孔5H,6H内には
R,G,B電子ビームが各々独立的に通過する小口径電
子ビーム通過孔5H’,6H’が形成される。
【0006】ここで、電子ビームが前記フォーカス電極
5と最終加速電極6とにより形成された主レンズを通過
する時、前記大口径電子ビーム通過孔5H,6Hが非対
称型なので中央の小口径電子ビーム通過孔を通過した電
子ビームと両側の小口径電子ビーム通過孔を通過した電
子ビームとの垂直及び水平集束成分が各々相違して、蛍
光面にランディングされる電子ビームスポットを均一に
形成できない。
5と最終加速電極6とにより形成された主レンズを通過
する時、前記大口径電子ビーム通過孔5H,6Hが非対
称型なので中央の小口径電子ビーム通過孔を通過した電
子ビームと両側の小口径電子ビーム通過孔を通過した電
子ビームとの垂直及び水平集束成分が各々相違して、蛍
光面にランディングされる電子ビームスポットを均一に
形成できない。
【0007】即ち、図4に示したように、前記フォーカ
ス電極5又は最終加速電極6の大口径電子ビーム通過孔
5H,6Hを通過した両サイド電子ビームRB,BBは
水平方向へ低電圧又は高電圧が分布された前記バーリン
グ部5b,6bに近く、中央の電子ビームGBは前記バ
ーリング部5b,6bから相対的に遠く離れている。従
って、前記両サイドの電子ビームRB,BBは比較的強
く集束され、中央の電子ビームGBは弱く集束される。
ス電極5又は最終加速電極6の大口径電子ビーム通過孔
5H,6Hを通過した両サイド電子ビームRB,BBは
水平方向へ低電圧又は高電圧が分布された前記バーリン
グ部5b,6bに近く、中央の電子ビームGBは前記バ
ーリング部5b,6bから相対的に遠く離れている。従
って、前記両サイドの電子ビームRB,BBは比較的強
く集束され、中央の電子ビームGBは弱く集束される。
【0008】又、両サイド電子ビームRB,BBと前記
バーリング部5b,6bとの距離が方向により相異なる
ので電子ビームに対する水平集束力と垂直集束力が相異
なる。又、中央の電子ビームGBとバーリング部5b,
6bとの垂直距離はその水平距離に比べて近いので電子
ビームは強い垂直集束力を受ける。又、中央の電子ビー
ムGBは大口径電子ビーム通過孔5H,6Hの対角線方
向へ発散力を受ける。従って主レンズを通過した両サイ
ドの電子ビームRB,BBはその断面がほぼ三角形を成
し、中央の電子ビームGBはその断面が放射状に突出さ
れた形状を有し、蛍光面全体にかけて均一な電子ビーム
断面を得られない。
バーリング部5b,6bとの距離が方向により相異なる
ので電子ビームに対する水平集束力と垂直集束力が相異
なる。又、中央の電子ビームGBとバーリング部5b,
6bとの垂直距離はその水平距離に比べて近いので電子
ビームは強い垂直集束力を受ける。又、中央の電子ビー
ムGBは大口径電子ビーム通過孔5H,6Hの対角線方
向へ発散力を受ける。従って主レンズを通過した両サイ
ドの電子ビームRB,BBはその断面がほぼ三角形を成
し、中央の電子ビームGBはその断面が放射状に突出さ
れた形状を有し、蛍光面全体にかけて均一な電子ビーム
断面を得られない。
【0009】特に、前記小口径電子ビーム通過孔5
H’,6H’の広さは陰極線管のネック部直径により制
限されるので、小口径電子ビーム通過孔5H’,6H’
間の偏心距離を広くするのに限界がある。その上に、最
近、偏向電力を減少させるためネック部の直径を縮める
傾向なので、小口径電子ビーム通過孔5H’,6H’間
の間隔も縮まって、球面収差及びフォーカス特性が劣化
するという問題点があった。
H’,6H’の広さは陰極線管のネック部直径により制
限されるので、小口径電子ビーム通過孔5H’,6H’
間の偏心距離を広くするのに限界がある。その上に、最
近、偏向電力を減少させるためネック部の直径を縮める
傾向なので、小口径電子ビーム通過孔5H’,6H’間
の間隔も縮まって、球面収差及びフォーカス特性が劣化
するという問題点があった。
【0010】前記のような問題点を解決するための電子
銃の電極構成が米国特許第5,414,323号に開示さ
れている。この電子銃の電極は、図5に示されたように
大口径電子ビーム通過孔が形成された外部電極11の中
央に電極片16を設け、前記電極片16の中央に縦長形
の小口径電子ビーム通過孔13が形成され、電極片16
の両側縁は側部電子ビーム通過孔14,15が形成でき
るように半楕円形で引き込まれている。
銃の電極構成が米国特許第5,414,323号に開示さ
れている。この電子銃の電極は、図5に示されたように
大口径電子ビーム通過孔が形成された外部電極11の中
央に電極片16を設け、前記電極片16の中央に縦長形
の小口径電子ビーム通過孔13が形成され、電極片16
の両側縁は側部電子ビーム通過孔14,15が形成でき
るように半楕円形で引き込まれている。
【0011】前記中央の小口径電子ビーム通過孔を縦長
形で形成することにより大口径電子ビーム通過孔により
発生される非点収差を相殺させる。しかし、前記電極に
おいては、中央電子ビーム通過孔の8ポールコマ収差と
両側電子ビーム通過孔の6ポールコマ収差とが容易に補
正できないという問題点がある。
形で形成することにより大口径電子ビーム通過孔により
発生される非点収差を相殺させる。しかし、前記電極に
おいては、中央電子ビーム通過孔の8ポールコマ収差と
両側電子ビーム通過孔の6ポールコマ収差とが容易に補
正できないという問題点がある。
【0012】従来の大口径電極の他の例が米国特許第
4,626,738号に開示されている。この電極は、図
6に示されたように、大口径電子ビーム通過孔が形成さ
れた外部電極21と、前記外部電極21内に設けられて
多角形の小口径電子ビーム通過孔22R,22G,22
Bが形成された内部電極22を含む。ここで、前記多角
形の電子ビーム通過孔22R,22G,22Bにより大
口径電子ビーム通過孔により発生される収差が補正でき
るが、多角形の前記小口径電子ビーム通過孔の製作が難
しいという問題点がある。
4,626,738号に開示されている。この電極は、図
6に示されたように、大口径電子ビーム通過孔が形成さ
れた外部電極21と、前記外部電極21内に設けられて
多角形の小口径電子ビーム通過孔22R,22G,22
Bが形成された内部電極22を含む。ここで、前記多角
形の電子ビーム通過孔22R,22G,22Bにより大
口径電子ビーム通過孔により発生される収差が補正でき
るが、多角形の前記小口径電子ビーム通過孔の製作が難
しいという問題点がある。
【0013】そして、図7には従来の大口径電極の他の
例が示されているが、これは内部電極31の電子ビーム
通過孔32R,32G,32Bが縦長形で形成された構
造を有している。この大口径電極は縦長形の電子ビーム
通過孔により電子銃の組立が難しいという問題点があ
る。
例が示されているが、これは内部電極31の電子ビーム
通過孔32R,32G,32Bが縦長形で形成された構
造を有している。この大口径電極は縦長形の電子ビーム
通過孔により電子銃の組立が難しいという問題点があ
る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、大口
径電子ビーム通過孔により形成された電子レンズの収差
補正が容易であり、フォーカス特性を向上させ得るカラ
ー陰極線管用電子銃の電極を提供することにある。
径電子ビーム通過孔により形成された電子レンズの収差
補正が容易であり、フォーカス特性を向上させ得るカラ
ー陰極線管用電子銃の電極を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明に係る電極は、3本の電子ビームが通過する
大口径電子ビーム通過孔が形成された外部リム電極と、
前記外部リム電極の内部に設けられることであり、中央
に中央電子ビーム通過孔が形成され、この中央電子ビー
ム通過孔の両側に形成され、中央電子ビーム通過孔側と
これと対応される側が各々所定の曲率で形成された第
1,2曲面部と上下部側に第1曲面部と第2曲面部とを
連結する直線部より成り、垂直幅と水平幅とが同一に形
成された外側電子ビーム通過孔を有した内部電極とを含
んで成ったことを特徴とする。
に、本発明に係る電極は、3本の電子ビームが通過する
大口径電子ビーム通過孔が形成された外部リム電極と、
前記外部リム電極の内部に設けられることであり、中央
に中央電子ビーム通過孔が形成され、この中央電子ビー
ム通過孔の両側に形成され、中央電子ビーム通過孔側と
これと対応される側が各々所定の曲率で形成された第
1,2曲面部と上下部側に第1曲面部と第2曲面部とを
連結する直線部より成り、垂直幅と水平幅とが同一に形
成された外側電子ビーム通過孔を有した内部電極とを含
んで成ったことを特徴とする。
【0016】本発明において、前記外部リム電極の端部
側縁に内側へ延びるフランジを形成することが望まし
い。
側縁に内側へ延びるフランジを形成することが望まし
い。
【0017】また、前記第1曲面部は楕円の曲率を有す
るようにするのが望ましく、前記第2曲面部は円の曲率
を有するようにするのが望ましい。
るようにするのが望ましく、前記第2曲面部は円の曲率
を有するようにするのが望ましい。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面を参照して本
発明の望ましい実施の形態を詳細に説明する。
発明の望ましい実施の形態を詳細に説明する。
【0019】本発明の一実施の形態による電極を採用し
たカラー陰極線管用電子銃は三極部を成すカソード、制
御電極及びスクリーン電極を含み、補助レンズ及び主レ
ンズを形成するための集束電極及び最終加速電極を含
む。
たカラー陰極線管用電子銃は三極部を成すカソード、制
御電極及びスクリーン電極を含み、補助レンズ及び主レ
ンズを形成するための集束電極及び最終加速電極を含
む。
【0020】集束電極及び最終加速電極のように主レン
ズを成す電極60の構造が図1及び図2に開示されてい
る。図面を参照すれば、前記主レンズを成す電極は中央
に大口径電子ビーム通過孔61が形成された外部リム電
極62と、前記外部リム電極62の内部に前記大口径電
子ビーム通過孔61の縁に形成されたフランジ61aと
所定間隔離隔されるように設けられて独立した3つの電
子ビーム通過孔71,72,73がインライン状に形成
された内部電極70とを備える。前記外部リム電極62
に形成された前記大口径電子ビーム通過孔61の形成
は、前記外部リム電極62の上端で内側へ延びた前記フ
ランジ61aにより限定される。
ズを成す電極60の構造が図1及び図2に開示されてい
る。図面を参照すれば、前記主レンズを成す電極は中央
に大口径電子ビーム通過孔61が形成された外部リム電
極62と、前記外部リム電極62の内部に前記大口径電
子ビーム通過孔61の縁に形成されたフランジ61aと
所定間隔離隔されるように設けられて独立した3つの電
子ビーム通過孔71,72,73がインライン状に形成
された内部電極70とを備える。前記外部リム電極62
に形成された前記大口径電子ビーム通過孔61の形成
は、前記外部リム電極62の上端で内側へ延びた前記フ
ランジ61aにより限定される。
【0021】前記内部電極70は板状の電極又はリム(r
im)状の電極より成る。そして、内部電極70にインラ
イン状に形成された電子ビーム通過孔のうち中央に位置
する中央電子ビーム通過孔72は縦長形状で形成され
る。即ち、中央電子ビーム通過孔72の垂直方向の幅
(W1)が水平方向の幅(W2)より広く形成される。
ここで、前記中央の電子ビーム通過孔72は円形で形成
することもできるが、この場合、図面には示されない
が、電子レンズを作る2枚の電極のうち電子銃のカソー
ド側に位置する電極の中央電子ビーム通過孔は縦長形で
形成し、スクリーン側に位置する電極の中央電子ビーム
通過孔は円形で形成することが望ましい。
im)状の電極より成る。そして、内部電極70にインラ
イン状に形成された電子ビーム通過孔のうち中央に位置
する中央電子ビーム通過孔72は縦長形状で形成され
る。即ち、中央電子ビーム通過孔72の垂直方向の幅
(W1)が水平方向の幅(W2)より広く形成される。
ここで、前記中央の電子ビーム通過孔72は円形で形成
することもできるが、この場合、図面には示されない
が、電子レンズを作る2枚の電極のうち電子銃のカソー
ド側に位置する電極の中央電子ビーム通過孔は縦長形で
形成し、スクリーン側に位置する電極の中央電子ビーム
通過孔は円形で形成することが望ましい。
【0022】そして、中央の電子ビーム通過孔72の両
側に位置する外側電子ビーム通過孔71,73の内周面
は各々中央の電子ビーム通過孔72側に楕円の一部曲率
を有する第1曲面部71a,73aと、この第1曲面部
71a,73aと対応される外側に半円形の曲率を有す
る第2曲面部71b,73bと、上下部に位置される前
記第1,2曲面部を連結する直線部71c,73cとを
含む。ここで、前記外側電子ビーム通過孔71,73の
第1曲面部71a,73aの曲率は楕円形の一部曲率を
有するように形成するのが望ましい。そして前記第2曲
面部71b,73bは半円形より成るが、外部リム電極
62に形成されたフランジ61aの外側内周面も曲率半
径が異なる半円形の曲率を有するように形成するのが望
ましい。前記外側電子ビーム通過孔71,73は垂直幅
W3と水平幅W4とが同一である。
側に位置する外側電子ビーム通過孔71,73の内周面
は各々中央の電子ビーム通過孔72側に楕円の一部曲率
を有する第1曲面部71a,73aと、この第1曲面部
71a,73aと対応される外側に半円形の曲率を有す
る第2曲面部71b,73bと、上下部に位置される前
記第1,2曲面部を連結する直線部71c,73cとを
含む。ここで、前記外側電子ビーム通過孔71,73の
第1曲面部71a,73aの曲率は楕円形の一部曲率を
有するように形成するのが望ましい。そして前記第2曲
面部71b,73bは半円形より成るが、外部リム電極
62に形成されたフランジ61aの外側内周面も曲率半
径が異なる半円形の曲率を有するように形成するのが望
ましい。前記外側電子ビーム通過孔71,73は垂直幅
W3と水平幅W4とが同一である。
【0023】前記外側電子ビーム通過孔71,73の第
1曲面部71a,73aの上下部曲率は大口径レンズの
収差により適切に設定されるが、場合により前記第1曲
面部71a,73aは2個の曲率を有することもでき
る。即ち、大口径電子ビーム通過孔61の大口径方向へ
作用する電界による集発散力の差を補正するために、前
記第1曲面部71a,73aの上下部の曲率を異ならせ
て形成できる。
1曲面部71a,73aの上下部曲率は大口径レンズの
収差により適切に設定されるが、場合により前記第1曲
面部71a,73aは2個の曲率を有することもでき
る。即ち、大口径電子ビーム通過孔61の大口径方向へ
作用する電界による集発散力の差を補正するために、前
記第1曲面部71a,73aの上下部の曲率を異ならせ
て形成できる。
【0024】このように構成された本発明に係る電子銃
電極の動作において、電子レンズを形成するためには電
極に所定の電圧を印加する。
電極の動作において、電子レンズを形成するためには電
極に所定の電圧を印加する。
【0025】そうすると、前記電極の間に形成される電
気力線の法線方向へ等電位面が生ずることにより電子レ
ンズが形成され、電子ビームはこの電子レンズを通過す
る。ここで、前述したように前記大口径電子ビーム通過
孔61が非対称型なので中央の小口径電子ビーム通過孔
72を通過した電子ビームと両サイドの小口径電子ビー
ム通過孔71,73を通過した電子ビームとの垂直集束
成分と水平集束成分とが各々相違し、前記電子ビームは
各々相異なる集束及び発散力を受ける。即ち、大口径電
子ビーム通過孔61を通過した中央の電子ビームと外側
電子ビームとは低電圧及び高電圧が分布されたフランジ
61a間の水平距離と対角線方向距離が相対的に遠く、
前記電子ビームは水平方向及び対角線方向へ大きな発散
力を受ける。これを補正するため、内部電極70の中央
電子ビーム通過孔72の形状が縦長形になって外側電子
ビーム通過孔71,73は前記内部電極70の外側電子
ビーム通過孔71,73の中央電子ビーム通過孔72側
に楕円の一部曲率を有する第1曲面部71a,73aが
形成されているのでサイド電子ビームの形が補正でき
る。即ち、図2の電子ビームBB,RBの断面は、前記
内部電極70の第1曲面部71a,73aの曲率を変化
させることにより補正し、半円形の曲率を有する第2曲
面部71b,73bにより補正でき、両側電子ビームR
B,BBの断面が円形に近くすることができる。従って
電子レンズを通過した電子ビームRB,GB,BBの断
面はほぼ円形を成して蛍光面(図示せず)全体にかけて
均一な電子ビーム断面を得られる。
気力線の法線方向へ等電位面が生ずることにより電子レ
ンズが形成され、電子ビームはこの電子レンズを通過す
る。ここで、前述したように前記大口径電子ビーム通過
孔61が非対称型なので中央の小口径電子ビーム通過孔
72を通過した電子ビームと両サイドの小口径電子ビー
ム通過孔71,73を通過した電子ビームとの垂直集束
成分と水平集束成分とが各々相違し、前記電子ビームは
各々相異なる集束及び発散力を受ける。即ち、大口径電
子ビーム通過孔61を通過した中央の電子ビームと外側
電子ビームとは低電圧及び高電圧が分布されたフランジ
61a間の水平距離と対角線方向距離が相対的に遠く、
前記電子ビームは水平方向及び対角線方向へ大きな発散
力を受ける。これを補正するため、内部電極70の中央
電子ビーム通過孔72の形状が縦長形になって外側電子
ビーム通過孔71,73は前記内部電極70の外側電子
ビーム通過孔71,73の中央電子ビーム通過孔72側
に楕円の一部曲率を有する第1曲面部71a,73aが
形成されているのでサイド電子ビームの形が補正でき
る。即ち、図2の電子ビームBB,RBの断面は、前記
内部電極70の第1曲面部71a,73aの曲率を変化
させることにより補正し、半円形の曲率を有する第2曲
面部71b,73bにより補正でき、両側電子ビームR
B,BBの断面が円形に近くすることができる。従って
電子レンズを通過した電子ビームRB,GB,BBの断
面はほぼ円形を成して蛍光面(図示せず)全体にかけて
均一な電子ビーム断面を得られる。
【0026】特に、前記電子銃の電極は、外側電子ビー
ム通過孔71,73の第1曲面部71a,73aと第2
曲面部71b,73bとが直線部71c,73cにより
連結されて、これらの境界部で電子レンズを形成する等
電位線の分布が歪むことを防止できる。
ム通過孔71,73の第1曲面部71a,73aと第2
曲面部71b,73bとが直線部71c,73cにより
連結されて、これらの境界部で電子レンズを形成する等
電位線の分布が歪むことを防止できる。
【0027】
【発明の効果】本発明に係るカラー陰極線管用電子銃の
電極によると、大口径電子ビーム通過孔により惹起され
る電子ビームの収差を縮められて電子ビームの断面形状
を所望の形態で変化させ得る利点を有する。そして、前
記電子銃の電極は外側電子ビーム通過孔の形状が複雑に
ならず、第2曲面部の曲率が半円形の形状で形成されて
いるので、組立加工性が良好で生産性の向上を図れる。
電極によると、大口径電子ビーム通過孔により惹起され
る電子ビームの収差を縮められて電子ビームの断面形状
を所望の形態で変化させ得る利点を有する。そして、前
記電子銃の電極は外側電子ビーム通過孔の形状が複雑に
ならず、第2曲面部の曲率が半円形の形状で形成されて
いるので、組立加工性が良好で生産性の向上を図れる。
【0028】本発明は、図面に示された一実施の形態に
基づいて説明したが、これは例示的なものに過ぎなく、
本技術分野の通常の知識を持つ者ならこれより多様な変
形及び均等な他の実施の形態が可能であることは勿論で
ある。従って、本発明の真の技術的保護範囲は特許請求
の範囲に記載された技術的思想により決められなければ
ならない。
基づいて説明したが、これは例示的なものに過ぎなく、
本技術分野の通常の知識を持つ者ならこれより多様な変
形及び均等な他の実施の形態が可能であることは勿論で
ある。従って、本発明の真の技術的保護範囲は特許請求
の範囲に記載された技術的思想により決められなければ
ならない。
【図1】本発明に係る電子銃の電極を示した分離斜視図
である。
である。
【図2】図2に示された電子銃の電極を示した正面図で
あって、電子ビームの断面を可視的に示した図面であ
る。
あって、電子ビームの断面を可視的に示した図面であ
る。
【図3】従来のカラー陰極線管用電子銃の電極を示した
断面図である。
断面図である。
【図4】従来の電子銃の電極を示した正面図であって、
電子ビームの断面を示した図面である。
電子ビームの断面を示した図面である。
【図5】従来の電子銃電極の他の例を示した正面図であ
る。
る。
【図6】従来の電子銃電極の他の例を示した正面図であ
る。
る。
【図7】従来の電子銃電極の他の例を示した正面図であ
る。
る。
5 フォーカス電極 5a 出射面 5b,6b バーリング部 5H,6H,5H’,6H’,13,14,15,22R,22
G,22B,32R,32G,32B,61,71,72,73
電子ビーム通過孔 6 最終加速電極 11,21 外部電極 16 電極片 31,70 内部電極 60 主レンズを成す電極 61a フランジ 62 外部リム電極 71a,73a 第1曲面部 71b,73b 第2曲面部 71c,73c 直線部 RB,BB 両サイド電子ビーム GB 中央の電子ビーム
G,22B,32R,32G,32B,61,71,72,73
電子ビーム通過孔 6 最終加速電極 11,21 外部電極 16 電極片 31,70 内部電極 60 主レンズを成す電極 61a フランジ 62 外部リム電極 71a,73a 第1曲面部 71b,73b 第2曲面部 71c,73c 直線部 RB,BB 両サイド電子ビーム GB 中央の電子ビーム
フロントページの続き (72)発明者 金 敬鎬 大韓民国京畿道水原市八達区梅灘4洞810 −2番地 東南アパート2棟115号 (72)発明者 尹 光真 大韓民国京畿道軍浦市衿井洞872番地 忠 武住公アパート204棟504号 (72)発明者 金 徳鎬 大韓民国京畿道水原市勧善区勧善洞1258− 2番地
Claims (4)
- 【請求項1】 3本の電子ビームが通過する大口径電子
ビーム通過孔が形成された外部リム電極と、 前記外部リム電極の内部に設けられるものであって、中
央に中央電子ビーム通過孔が形成され、この中央電子ビ
ーム通過孔の両側に形成され、中央電子ビーム通過孔側
とこれと対応される側とが各々所定の曲率で形成された
第1,2曲面部と上下部側に第1曲面部と第2曲面部と
を連結する直線部より成り、垂直幅と水平幅とが同一に
形成された外側電子ビーム通過孔を有した内部電極と、 を含んで成ったことを特徴とするカラー陰極線管用電子
銃の電極。 - 【請求項2】 前記外部リム電極の段部側の縁に内側へ
延びて大口径電子ビーム通過孔の形状を限定するフラン
ジが形成されたことを特徴とする請求項1に記載のカラ
ー陰極線管用電子銃の電極。 - 【請求項3】 前記第1曲面部は楕円の曲率で形成さ
れ、前記第2曲面部は円形の曲率で形成されたことを特
徴とする請求項1に記載のカラー陰極線管用電子銃の電
極。 - 【請求項4】 前記中央の電子ビーム通過孔が円形又は
縦長形の形状で形成されたことを特徴とする請求項1乃
至請求項3に記載のカラー陰極線管用電子銃の電極。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| KR1999-8076 | 1999-03-11 | ||
| KR1019990008076A KR100291925B1 (ko) | 1999-03-11 | 1999-03-11 | 칼라 음극선관용 전자총의 전극 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000268745A true JP2000268745A (ja) | 2000-09-29 |
Family
ID=19576222
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000044502A Withdrawn JP2000268745A (ja) | 1999-03-11 | 2000-02-22 | カラー陰極線管用電子銃の電極 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6452319B1 (ja) |
| JP (1) | JP2000268745A (ja) |
| KR (1) | KR100291925B1 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100357171B1 (ko) * | 2000-12-23 | 2002-10-19 | 엘지전자주식회사 | 음극선관용 전자총 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4370592A (en) | 1980-10-29 | 1983-01-25 | Rca Corporation | Color picture tube having an improved inline electron gun with an expanded focus lens |
| NL8302773A (nl) | 1983-08-05 | 1985-03-01 | Philips Nv | Kleurenbeeldbuis. |
| US4583024A (en) * | 1984-02-21 | 1986-04-15 | Rca Corporation | Color picture tube having an inline electron gun with built-in stigmator |
| JPH05159720A (ja) | 1991-12-02 | 1993-06-25 | Hitachi Ltd | インライン型電子銃を有するカラー陰極線管 |
-
1999
- 1999-03-11 KR KR1019990008076A patent/KR100291925B1/ko not_active Expired - Fee Related
-
2000
- 2000-02-22 JP JP2000044502A patent/JP2000268745A/ja not_active Withdrawn
- 2000-02-25 US US09/513,769 patent/US6452319B1/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US6452319B1 (en) | 2002-09-17 |
| KR100291925B1 (ko) | 2001-06-01 |
| KR20000060049A (ko) | 2000-10-16 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070501 |