JP2000270088A - 電話番号の表示装置 - Google Patents

電話番号の表示装置

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JP2000270088A
JP2000270088A JP12861899A JP12861899A JP2000270088A JP 2000270088 A JP2000270088 A JP 2000270088A JP 12861899 A JP12861899 A JP 12861899A JP 12861899 A JP12861899 A JP 12861899A JP 2000270088 A JP2000270088 A JP 2000270088A
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telephone number
loop
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telephone
line
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JP12861899A
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Fujio Nemoto
富士夫 根本
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電話番号の表示アダプタを、1つの回線に複
数個接続できるようにする。 【解決手段】 極性反転検出回路21あるいは呼び出し
信号検出回路23が、回線の極性反転あるいは呼び出し
信号を検出したのちに、直流ループ検出回路25が直流
ループを検出したとき、モデム信号復調回路24から電
話番号のデータを取り出す。この取り出した電話番号の
データに対応した表示信号をディスプレイ素子32に供
給してこのディスプレイ素子32に電話番号を表示す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電話番号の表示
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電話会社の行っているサービスの1つと
して、発信電話番号表示サービス、いわゆるナンバーデ
ィスプレイサービス(以下、NDサービスと呼ぶ)があ
る。これは、着呼を行うとき、その着呼を与える発信元
の電話番号(その発信を行った電話機の電話番号)のデ
ータを、着呼先の電話機に送信するものである。
【0003】したがって、NDサービスに対応した電話
機、あるいはNDサービスの表示アダプタを用意すれ
ば、着呼時、その着呼を与えた相手の電話番号を表示す
ることができる。あるいは、さらに電話番号と相手の名
前とのデータテーブルを用意しておけば、着呼時、その
着呼を与えた相手の名前を知ることができる。
【0004】図4は、電話機(情報受信端末)が電話局
(加入者線交換機)からの着呼を受ける場合に、NDサ
ービスが実施されているときの着呼シーケンスを示す。
すなわち、着呼を行うとき、 電話局により電話回線L1 、L2 の極性反転が実行
される。
【0005】 項の極性反転から0.1 秒以上が経過
したとき、電話局から電話機に予備呼び出し信号(情報
受信端末起動信号)が送信される。この信号は、0.5 秒
間のリンガの鳴動と、0.5 秒間の停止とを繰り返させる
信号であり、最長で6秒間である。
【0006】 電話機から電話局に1次応答信号が送
信される。これは、電話機のオフフックと等価な処理で
あり、直流ループの形成により実現される。なお、項
の極性反転から項の1次応答信号の送信までの待ち時
間は6秒であり、この項の送信が実行されるまでの期
間、項の予備呼び出し信号の送信が継続される。
【0007】 項の1次応答信号の送信から0.1 秒
〜3秒経過したとき、電話局から電話機に、今回の着呼
を与えた相手の電話番号のデータが送信される。この
項の送信は、相手の電話番号を示すシリアルデータによ
りFSK変調された信号、すなわち、モデム信号により
実行される。したがって、電話機あるいはアダプタは、
この項の電話番号の受信結果を使用することにより、
相手の電話番号を表示したり、相手の名前を表示したり
することができる。
【0008】 電話機から電話局に受信完了信号が送
信される。これは、電話機のオンフックと等価な処理で
あり、項で形成された直流ループの遮断により実現さ
れる。なお、項の電話番号の送信の終了から項の受
信完了信号の送信までの待ち時間は、7秒である。
【0009】 項の受信完了信号の送信から0.3 秒
以上が経過したとき、電話局から電話機に本呼び出し信
号が送信される。この信号は、1秒間のリンガの鳴動
と、2秒間の停止とを繰り返させる信号である。したが
って、この項の信号により電話機のリンガが鳴り、ユ
ーザに着呼が告げられる。
【0010】 ユーザが電話機をオフフックすると、
電話機から電話局に2次応答信号が送信される。これ
は、直流ループの形成により実現される。なお、項の
電話番号の送信の終了から項の2次応答信号の送信ま
での時間は0.6 秒以上とされ、項の受信完了信号の送
信から項の2次応答信号の送信までの時間は、0.3 秒
以上とされる。
【0011】 電話局により回線L1 、L2 の極性が
復極される。
【0012】 電話機と、着呼を与えた相手との間
で、通話が可能となる。 以上が、NDサービスが実施されているときの着呼シー
ケンスである。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図5Aに示
すように、1つの回線Lに例えば2台の電話機1、2を
接続し、どちらの電話機でも使用できるようにする場合
がある。
【0014】ところが、この場合、両方の電話機1、2
に、NDサービスによる電話番号の表示機能があって
も、実際に、着呼時に電話番号が表示されるのは、電話
機1、2の一方だけとなってしまう。
【0015】すなわち、一般に、電話番号の表示機能が
ある電話機においては、項の極性反転と、項の予備
呼び出し信号の送信との一方、あるいは両方を検出した
とき、項の1次応答信号を返送するようにされてい
る。
【0016】しかし、、項の処理から項の1次応
答信号の返送までの時間τは、上記のように6秒以内で
あればよいので、この時間τは、電話機のメーカによっ
て、あるいは機種によって異なっている。
【0017】この時間τの違いのため、着呼があったと
き、例えば、まず、電話機1が項の返送を実行し、そ
の後、電話機2が項の返送を実行することがある。す
ると、項の電話番号の送信は、電話機1の返送によ
りトリガされて実行されることになるが、このとき、電
話機2は、まだ、電話番号の受信の準備ができていない
ことがあり、送信されてきた電話番号を受信できないこ
とがある。
【0018】したがって、この場合には、電話機1には
相手の電話番号が表示されるが、電話機2には相手の電
話番号が表示されないことになる。
【0019】また、図5Bに示すように、回線Lに、電
話番号の表示機能のある電話機1が接続されるととも
に、電話番号の表示機能のない電話機3が電話番号の表
示アダプタ4を通じて接続されている場合、あるいは図
5Cに示すように、電話番号の表示機能のない電話機
3、5が電話番号の表示アダプタ4、6を通じて接続さ
れている場合、同様の理由により、時間τの最も短い機
器には相手の電話番号が表示されるが、他の機器には表
示されないことがある。
【0020】さらに、1つの回線Lに複数の電話機が接
続されている場合も、時間τの最も短い電話機には、相
手の電話番号が表示されるが、他の電話機には表示され
ないことがある。
【0021】つまり、回線Lに電話番号の表示機能のあ
る電話機あるいは表示アダプタを複数台接続しても、そ
のうちの1台でしか電話番号を表示できない。あるい
は、電話番号の表示機能のある電話機あるいは表示アダ
プタは、1つの回線Lに1台しか接続できない。
【0022】この発明は、このような問題点を解決しよ
うとするものである。
【0023】
【課題を解決するための手段】このため、この発明にお
いては、回線の極性反転を検出する検出回路あるいは上
記回線を通じて送られてくる呼び出し信号を検出する検
出回路の少なくとも一方の検出回路と、上記回線の直流
ループを検出する直流ループ検出回路と、上記回線を通
じて送られてくるモデム信号から電話番号のデータを復
調して出力するモデム信号復調回路と、ディスプレイ素
子とを有し、上記検出回路が、上記極性反転あるいは起
動信号の少なくとも一方を検出したのちに、上記直流ル
ープ検出回路が上記直流ループを検出したとき、上記モ
デム信号復調回路から上記電話番号のデータを取り出
し、この取り出した電話番号のデータに対応した表示信
号を上記ディスプレイ素子に供給してこのディスプレイ
素子に上記電話番号を表示するようにした電話番号の表
示装置とするものである。したがって、着呼により直流
ループが形成されたとき、モデム信号が受信され、その
着呼を与えた相手の電話番号が表示される。
【0024】
【発明の実施の形態】図1は、この発明を電話番号の表
示アダプタに適用した場合の一例を示し、符号10はそ
の表示アダプタである。そして、例えば図5Dに示すよ
うに、3台の電話機3、5、7を使用する場合には、3
台のアダプタ10A〜10C(10〜10)を用意し、
これらアダプタ10A〜10Cを、電話回線Lと、電話
機3〜7との間に接続する。
【0025】また、詳細は後述するが、3台のアダプタ
10A〜10Cのうちの任意の1台、例えばアダプタ1
0Aを親機モードに設定しておき、残りの2台10B、
10Cを子機モードに設定しておく。
【0026】そして、図1に示すように、アダプタ10
A〜10Cは、2つのモジュラージャックJ11、J12を
有し、上記のように、モジュラージャックJ11が電話回
線Lに接続され、モジュラージャックJ12が電話機3、
5、7のうちの対応するものに接続される。
【0027】そして、アダプタ10においては、ジャッ
クJ11の接点T1Aが、後述する常閉接点S16を通じてジ
ャックJ12の接点T2Aに接続され、ジャックJ11の接点
T1BがジャックJ12の接点T2Bに接続される。また、ジ
ャックJ11の接点T1A、T1Bが、ダイオードブリッジ回
路11および回線接続用のスイッチ回路12を通じて電
話回路高抵抗保持回路13に接続される。
【0028】この場合、スイッチ回路12は常開のスイ
ッチ回路とされ、必要なときに、後段の回路をジャック
J11を通じて電話回線Lに接続するためのものである。
また、保持回路13は、アダプタ10が項の電話番号
のモデム信号(FSK信号)を受信するとき、そのモデ
ム信号を適切に受信できるようにするためのものであ
り、高インピーダンスとされている。
【0029】さらに、スイッチ回路12の出力側がスイ
ッチ14に接続され、このスイッチ14の出力側が、直
流ループ形成回路15と、逆流防止用のダイオードD11
と、リレー16との直列回路に接続される。
【0030】この場合、スイッチ14は、アダプタ10
を、親機モードあるいは子機モードに設定するためのモ
ードスイッチであり、マニュアル操作により、親機モー
ドのときにはオンとされ、子機モードのときにはオフと
される。また、直流ループ形成回路15は、項の1次
応答信号および項の2次応答信号の送信を実現するた
めのものであり、リレー16の接点が、上記の常閉接点
S16である。
【0031】さらに、スイッチ14の出力側が、コンデ
ンサC11を通じて電話機等価インピーダンス回路17に
接続される。このインピーダンス回路17は、スイッチ
回路12、14がオンのとき、電話回線Lから見てアダ
プタ10が適切なインピーダンスとなるようにするため
のものである。
【0032】また、ジャックJ11の接点T1Aが、ダイオ
ードD21を通じ、回線L1 、L2 の極性反転を検出する
極性反転検出回路21に接続されるとともに、ジャック
J11の接点T1A、T1Bが、コンデンサC12、C13および
ダイオードブリッジ回路22を通じ、項の情報受信端
末起動信号(予備呼び出し信号)を検出するための起動
信号検出回路23に接続される。
【0033】さらに、スイッチ回路12の出力側が、コ
ンデンサC14、C15を通じ、項のモデム信号を受信し
て復調するためのモデム信号復調回路24に接続され
る。また、ダイオードブリッジ回路11の出力側が、直
流ループ検出回路25に接続される。この検出回路25
は、オフフック(あるいはオフフックと等価な処理)が
実行されたとき、直流ループが形成されて回線Lの直流
電圧が変化するので、ダイオードブリッジ回路11を通
じて回線Lの直流電圧の変化を判別することにより、オ
フフックを検出するためのものである。
【0034】そして、システム制御回路としてマイクロ
コンピュータ31が設けられ、このマイクロコンピュー
タ31には、アダプタ10の動作を制御するための各種
のプログラムが用意されるとともに、そのプログラムの
一部として、例えば図2に示す電話番号表示ルーチン1
00が用意される。このルーチン100の詳細について
は、後述するが、図2においては、この発明に関係する
部分だけを抜粋して示している。また、ルーチン100
の処理は、途中まで親機モードと子機モードとに共通で
ある。
【0035】そして、マイクロコンピュータ31には、
検出回路21、23、25の各検出出力および復調回路
24の復調出力が供給される。また、スイッチ14か
ら、これがオンであるかオフであるかを示すモード信号
が取り出され、このモード信号がマイクロコンピュータ
31に供給される。さらに、マイクロコンピュータ31
からスイッチ回路12に制御信号が供給されるととも
に、ダイオードD12を通じてリレー16にその駆動電圧
が供給される。
【0036】また、マイクロコンピュータ31には、デ
ィスプレイ素子、例えばLCD32が接続されるととも
に、マニュアル操作のスイッチにより構成された各種の
操作キー33が接続される。さらに、電源として電池3
5が設けられ、その出力電圧が各部にそれらの動作電圧
として供給される。
【0037】このような構成において、アダプタ10A
〜10Cおよび電話機3〜7を図5Dに示すように接続
するとともに、例えば、アダプタ10Aは親機モード
(スイッチ14をオン)に設定し、アダプタ10B、1
0Cは子機モード(スイッチ14をオフ)に設定してお
く。
【0038】すると、着呼時には、マイクロコンピュー
タ31において、ルーチン100が以下のように実行さ
れ、アダプタ10A〜10Cにそれぞれ電話番号が表示
される。
【0039】〔親機モードに設定されているアダプタ1
0Aの場合〕定常時には、ルーチン100のステップ1
01において、検出回路21の検出出力がチェックされ
るとともに、項の極性反転が起きるまで、ステップ1
01が繰り返され、したがって、着呼があるまで、アダ
プタ10Aは着呼を待機している状態にある。
【0040】そして、着呼があると、項の極性反転が
起きるが、これがステップ101により判別され、処理
はステップ101からステップ102に進み、このステ
ップ102において、誤動作を検出するため、ステップ
101により検出された極性反転が継続しているかどう
かが確認され、継続しているときには、正常な着呼の可
能性が高いので、処理はステップ102からステップ1
03に進む。
【0041】そして、このステップ103において、リ
レー16がダイオードD12を通じてマイクロコンピュー
タ31により駆動されて常閉接点S16がオフとされ、こ
れにより電話機3が回線Lから切り放される。したがっ
て、項に続いて項の予備呼び出し信号が送信されて
も、電話機3のリンガの鳴ることはない。
【0042】続いて、処理はステップ104に進み、こ
のステップ104において、検出回路23の検出信号を
チェックすることにより、項の予備呼び出し信号が受
信されたかどうかが判別され、受信されたときには、処
理はステップ104からステップ105に進み、このス
テップ105において、項の予備呼び出し信号が例え
ば1サイクル継続することが確認され、確認されると、
正常な着呼があったとみなされ、処理はステップ105
からステップ106に進む。
【0043】そして、このステップ106において、自
機が親機モードに設定されているか子機モードに設定さ
れているかが判別され、今の場合、親機モードに設定さ
れているので、処理はステップ106からステップ11
1に進む。
【0044】そして、このステップ111において、ス
イッチ回路12がオンにされる。したがって、回線L→
ダイオードブリッジ回路11→スイッチ回路12→スイ
ッチ14→直流ループ形成回路15→ダイオードD11→
リレー16→ダイオードブリッジ回路11→回線Lのラ
インにより直流ループが形成されることになり、この結
果、項の1次応答信号が電話局へと送信される。
【0045】次に、ステップ112において、復調回路
24の復調出力をチェックすることにより、項のモデ
ム信号の受信待ちとされる。そして、このモデム信号が
受信されるようになると、復調回路24から復調出力と
して着呼を与えた相手の電話番号のデータが出力される
ようになるが、このデータが、ステップ113におい
て、マイクロコンピュータ31に取り込まれるととも
に、そのデータに対応する表示信号が形成され、この表
示信号がマイクロコンピュータ31からLCD32に供
給される。したがって、LCD32には、その着呼を与
えた相手の電話番号が表示されることになる。
【0046】続いて、処理はステップ114に進み、こ
のステップ114において、スイッチ回路12がオフと
されてステップ111により形成された直流ループが遮
断され、したがって、項の受信応答信号が電話局へと
送信される。そして、次に、処理はステップ115に進
み、このステップ115において、リレー16の駆動が
解除され、その常閉接点S16はオンとされ、その後、処
理はステップ101に戻り、待機状態となる。したがっ
て、ステップ115が実行された時点から電話機3は、
回線Lに接続されたことになる。
【0047】こうして、親機モードに設定されているア
ダプタ10Aにおいては、着呼があると、その着呼を与
えた相手の電話番号がLCD32に表示される。また、
以後、アダプタ10Aは、項の本呼び出し信号以降の
信号には関知しない。
【0048】なお、ステップ104において、項の予
備呼び出し信号が受信されないときには、正常な着呼で
はないとみなされ、処理はステップ104からステップ
115に進み、リレー16の駆動が解除されてからステ
ップ101に戻る。
【0049】また、ステップ102において、ステップ
101により検出された極性反転が継続していないとき
には、正常な着呼の可能性が低いので、処理はステップ
102からステップ101に戻る。
【0050】〔子機モードに設定されているアダプタ1
0B、10Cの場合〕着呼があると、上述のように、処
理はステップ101からステップ106に進むが、今の
場合、自機が子機モードに設定されているので、処理は
ステップ106からステップ121に進む。
【0051】そして、このステップ121において、検
出回路25の検出信号をチェックすることにより、親機
モードのアダプタ10Aがステップ111により直流ル
ープを形成したかどうかが判別され、その直流ループの
形成待ちとされる。すなわち、アダプタ10Aがステッ
プ111を実行すると、直流ループを形成されて回線L
の直流電圧が変化するので、この直流電圧を検出回路2
5が監視することにより、直流ループの形成待ちとされ
る。
【0052】そして、アダプタ10Aが回線Lに対して
直流ループが形成されたことが検出されると、処理はス
テップ121からステップ122に進み、このステップ
122において、スイッチ回路12がオンとされる。
【0053】次に、ステップ123において、復調回路
24の復調出力をチェックすることにより、項のモデ
ム信号の受信待ちとされる。そして、このモデム信号が
受信されるようになると、復調回路24から復調出力と
して着呼を与えた相手の電話番号のデータが出力される
ようになるので、このデータが、ステップ124におい
て、マイクロコンピュータ31に取り込まれるととも
に、そのデータに対応する表示信号が形成され、この表
示信号がマイクロコンピュータ31からLCD32に供
給される。したがって、LCD32には、その着呼を与
えた相手の電話番号が表示されることになる。
【0054】続いて、処理はステップ125に進み、こ
のステップ125において、スイッチ回路12がオフと
され、次に、処理はステップ115に進み、このステッ
プ115において、リレー16の駆動が解除されて常閉
接点S16はオンとされ、その後、処理はステップ101
に戻り、待機状態となる。したがって、ステップ115
が実行された時点から電話機5、7は、回線Lに接続さ
れたことになる。
【0055】こうして、子機モードに設定されているア
ダプタ10B、10Cにおいても、着呼があると、その
着呼を与えた相手の電話番号がLCD32に表示され
る。また、以後、アダプタ10B、10Cは、項の本
呼び出し信号以降の信号には関知しない。
【0056】〔まとめ〕上述のように、親機モードに設
定したアダプタ10Aにおいては、図5のシーケンスに
したがって信号のアクセスを実行し、着呼を与えた相手
の電話番号を表示するようにしている。また、子機モー
ドに設定したアダプタ10B、10Cにおいては、親機
モードのアダプタ10Aが1次応答信号の送信のために
直流ループを形成したとき、これを検出回路25により
検出し、以後、項のモデム信号を受信して着呼を与え
た相手の電話番号を表示するようにしている。
【0057】したがって、上述のアダプタ10A〜10
Cによれば、例えば図5Dに示すように、1つの回線L
に対して3台の電話機3、5、7を接続した場合、それ
ぞれのアダプタ10A〜10Cにおいて、着呼を与えた
相手の電話番号を表示することができる。
【0058】また、このようにすべてのアダプタ10A
〜10Cにおいて、電話番号が表示されるので、アダプ
タ10A〜10C(電話機3、5、7)のユーザごと
に、その着呼に出るか出ないかを判断することができ
る。
【0059】さらに、電話機の数だけ表示アダプタ10
を接続することができるので、NDサービスの市場を拡
大することができ、ひいてはユーザの利便性の向上につ
ながる。また、1回線に1台の表示アダプタしか利用で
きなかったNDサービスにおいて、そのシーケンスや規
格を変更することなく、複数の表示アダプタ10を利用
することができる。さらに、相手によっては着呼を受け
ないように設定するような場合、それを表示アダプタ1
0ごとに設定することができる。
【0060】また、アダプタ10を子機モードに設定す
れば、例えば図5Bのアダプタ4の位置に接続すること
により、既存のNDサービス対応の電話機1と組み合わ
せて使用することもできる。あるいはアダプタ10を親
機モードに設定すれば、電話機が1台であっても使用す
ることができる。
【0061】上述においては、この発明を表示アダプタ
10に適用した場合であるが、例えば図3に示すよう
に、電話機40に組み込んでNDサービスに対応させる
こともできる。すなわち、図3において、符号41は電
話機の本体回路を示し、この本体回路41は、4線/2
線変換回路、受話器、送話器、ダイヤルキーなどを有
し、電話機40が発呼、着呼および通話などをできるよ
うにされている。
【0062】そして、ジャックJ11が、常閉接点S16を
通じて本体回路41に接続されるとともに、手段11〜
35がジャックJ11に対して表示アダプタ10と同様に
接続されている。なお、マイクロコンピュータ31は、
本体回路41における制御用にも使用される。
【0063】したがって、この電話機40の複数台を1
つの回線Lに接続した場合、上述したアダプタ10と同
様、それぞれの電話機40において相手の電話番号を表
示することができる。あるいは、電話機40をアダプタ
10と混用することもできる。
【0064】なお、上述において、スイッチ14をマイ
クロコンピュータ31により制御されるスイッチ回路と
して親機モードあるいは子機モードに設定することもで
きる。また、その場合、LCD32にメニューを表示
し、そのメニューから親機モードあるいは子機モードを
選択して設定するようにもできる。
【0065】さらに、待機状態にあるとき、項の極性
反転あるいは項の予備呼び出し信号の一方を検出した
ら、リレー16を駆動してステップ106以降の処理を
実行することもできる。また、アダプタ10を子機モー
ドの専用機とすることもでき、その場合には、回路14
〜17を省略することができる。
【0066】
【発明の効果】この発明によれば、1つの電話回線に対
して複数の表示アダプタあるいはNDサービス対応の電
話機を接続した場合でも、それぞれにおいて着呼を与え
た相手の電話番号を表示することができる。また、表示
アダプタあるいは電話機のそれぞれに電話番号が表示さ
れるので、表示アダプタあるいは電話機のユーザごと
に、その着呼に出るか出ないかを判断することができ
る。
【0067】さらに、電話機の数だけ表示アダプタを接
続することができるので、NDサービスの市場を拡大す
ることができ、ひいてはユーザの利便性の向上につなが
る。また、1回線に1台の表示アダプタしか利用できな
かったNDサービスにおいて、そのシーケンスや規格を
変更することなく、複数の表示アダプタを利用すること
ができる。さらに、表示アダプタを既存のNDサービス
対応の電話機と組み合わせて使用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一形態を示す接続図である。
【図2】この発明の一形態を示すフローチャートであ
る。
【図3】この発明の他の形態を示す接続図である。
【図4】NDサービス時の着呼シーケンス図である。
【図5】NDサービスを説明するための接続図である。
【符号の説明】
10(10A〜10C)…表示アダプタ、12…スイッ
チ回路、13…電話回路高抵抗保持回路、14…モード
スイッチ、15…直流ループ形成回路、16…リレー、
17…電話機等価インピーダンス回路、21…極性反転
検出回路、23…起動信号検出回路、24…モデム信号
復調回路、25…直流ループ検出回路、31…マイクロ
コンピュータ、32…LCD、33…操作キー、100
…電話番号表示ルーチン、J11、J12…モジュラージャ
ック

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回線の極性反転を検出する検出回路あるい
    は上記回線を通じて送られてくる呼び出し信号を検出す
    る検出回路の少なくとも一方の検出回路と、 上記回線の直流ループを検出する直流ループ検出回路
    と、 上記回線を通じて送られてくるモデム信号から電話番号
    のデータを復調して出力するモデム信号復調回路と、 ディスプレイ素子とを有し、 上記検出回路が、上記極性反転あるいは呼び出し信号の
    少なくとも一方を検出したのちに、上記直流ループ検出
    回路が上記直流ループを検出したとき、上記モデム信号
    復調回路から上記電話番号のデータを取り出し、 この取り出した電話番号のデータに対応した表示信号を
    上記ディスプレイ素子に供給してこのディスプレイ素子
    に上記電話番号を表示するようにした電話番号の表示装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の電話番号の表示装置にお
    いて、 上記回線に接続される第1のジャックと、 電話機の接続される第2のジャックと、 常閉のスイッチ手段とを有し、 上記第1のジャックを、上記スイッチ手段を通じて上記
    第2のジャックに接続し、 上記検出回路が、上記極性反転あるいは呼び出し信号の
    少なくとも一方を検出したとき、上記スイッチ手段をオ
    フとするようにした電話番号の表示装置。
  3. 【請求項3】請求項1あるいは請求項2に記載の電話番
    号の表示装置において、 上記回線に対して直流ループを形成する直流ループ形成
    回路と、 動作モードを設定するスイッチ手段とを有し、 上記スイッチ手段により上記動作モードが親機モードに
    設定されている場合には、上記検出回路が、上記極性反
    転あるいは呼び出し信号の少なくとも一方を検出したと
    き、上記直流ループ形成回路により上記直流ループを形
    成し、 この直流ループの形成後、上記モデム信号復調回路から
    上記電話番号のデータを取り出し、 この取り出した電話番号のデータに対応した表示信号を
    上記ディスプレイ素子に供給してこのディスプレイ素子
    に上記電話番号を表示し、 上記スイッチ手段により上記動作モードが子機モードに
    設定されている場合には、上記検出回路が、上記極性反
    転あるいは呼び出し信号の少なくとも一方を検出したの
    ちに、上記直流ループ検出回路が上記直流ループを検出
    したとき、上記モデム信号復調回路から上記電話番号の
    データを取り出し、 この取り出した電話番号のデータに対応した表示信号を
    上記ディスプレイ素子に供給してこのディスプレイ素子
    に上記電話番号を表示するようにした電話番号の表示装
    置。
  4. 【請求項4】回線に接続されるジャックと、 このジャックに接続され、通話を行うための電話機の本
    体回路と、 上記回線の極性反転を検出する検出回路あるいは上記回
    線を通じて送られてくる呼び出し信号を検出する検出回
    路の少なくとも一方の検出回路と、 上記回線の直流ループを検出する直流ループ検出回路
    と、 上記回線を通じて送られてくるモデム信号から電話番号
    のデータを復調して出力するモデム信号復調回路と、 上記回線に対して直流ループを形成する直流ループ形成
    回路と、 動作モードを設定するスイッチ手段と、 ディスプレイ素子と、を有し、 上記スイッチ手段により上記動作モードが親機モードに
    設定されている場合には、上記検出回路が、上記極性反
    転あるいは呼び出し信号の少なくとも一方を検出したと
    き、上記直流ループ形成回路により上記直流ループを形
    成し、 この直流ループの形成後、上記モデム信号復調回路から
    上記電話番号のデータを取り出し、 この取り出した電話番号のデータに対応した表示信号を
    上記ディスプレイ素子に供給してこのディスプレイ素子
    に上記電話番号を表示し、 上記スイッチ手段により上記動作モードが子機モードに
    設定されている場合には、上記検出回路が、上記極性反
    転あるいは呼び出し信号の少なくとも一方を検出したの
    ちに、上記直流ループ検出回路が上記直流ループを検出
    したとき、上記モデム信号復調回路から上記電話番号の
    データを取り出し、 この取り出した電話番号のデータに対応した表示信号を
    上記ディスプレイ素子に供給してこのディスプレイ素子
    に上記電話番号を表示するようにした電話番号の表示機
    能付き電話機装置。
  5. 【請求項5】請求項4に記載の電話番号の表示装置にお
    いて、 上記ジャックと上記本体回路との間に接続された常閉の
    スイッチ手段を有し、 上記検出回路が、上記極性反転あるいは呼び出し信号の
    少なくとも一方を検出したとき、上記常閉のスイッチ手
    段をオフとするようにした電話番号の表示機能付き電話
    機装置。
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