JP2000270448A - ワイヤハーネス取付用バンド - Google Patents

ワイヤハーネス取付用バンド

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JP2000270448A
JP2000270448A JP11069242A JP6924299A JP2000270448A JP 2000270448 A JP2000270448 A JP 2000270448A JP 11069242 A JP11069242 A JP 11069242A JP 6924299 A JP6924299 A JP 6924299A JP 2000270448 A JP2000270448 A JP 2000270448A
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band
locking
locking piece
wire harness
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JP11069242A
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Tatsuhiko Okamoto
辰彦 岡本
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バンド本体を引っ張り力の低減を図ると共
に、確実にロック状態を維持させる。 【解決手段】 係止溝12aを有するバンド本体12
と、係止爪14aと位置規制爪14bを有する係止片1
4をバンドロック部13に可撓部16−1、16−2を
介して可動するように設け、位置規制爪14bと当接し
て係止片14の上下方向の位置を規制する規制枠18を
バンドロック部13に突設させている。バンド本体12
を締結する際には、係止片がバンド本体の挿入方向およ
び上方向に移動し、バンド本体12のロック固定後に離
脱方向に荷重がかかれば、係止片14が離脱方向へ移動
するようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワイヤハーネス取
付用バンドに関し、詳しくは、バンド本体のロック時に
要するバンド本体の引き締め力の低減を図ると共に、ロ
ック状態でのワイヤハーネスの固定を強固にするもので
ある。
【0002】
【従来の技術】自動車の車体には、搭載される各種電気
機器等を接続するためにワイヤハーネスが配策されて固
定されており、このワイヤハーネスの固定箇所には、ワ
イヤハーネス取付用バンドが使用される場合がある。
【0003】図6(A)(B)に示す従来のワイヤハー
ネス取付用バンド1は、一側面に鋸歯状の係止溝2aを
有するバンド本体2と、このバンド本体2の一端に連続
して挿通穴3aを有するバンドロック部3より構成され
ている。このバンドロック部3は、挿通穴3aの上部内
面より突設する係止爪4aを有する係止片4を設けると
共に上面3bにはクリップ部5を突出させている。
【0004】図6(C)に示すように、ワイヤハーネス
取付用バンド1によりワイヤハーネスW/Hを車体パネ
ルPに固定するには、バンド本体2をワイヤハーネスW
/Hの外周面に巻き付けて先端をバンドロック部3の挿
通穴3aに挿入して所要位置まで引っ張ることにより、
バンドロック部3にロックさせてワイヤハーネスW/H
へ締結している。その後、バンドロック部3の挿通穴3
aより抜け出ているバンド本体2の先端側の不要部分を
カットしてから、クリップ部5を車体パネルPの貫通穴
Paに挿入して、ワイヤハーネスW/Hを車体パネルP
へ固定している。
【0005】上記バンド本体2の挿入時および固定後の
係止片4による移動方向の規制は、図7に示すように、
バンド本体2を図中の矢印A方向へ引っ張る場合では、
係止爪4aが係止溝2aに当接することにより、係止片
4の固定側4cを支点として自由端側4dが上方向に撓
んで係止爪4aが係止溝2aを乗り越えるので、矢印A
方向のバンド本体2の移動を可能にしている。また、バ
ンド本体2を離脱させる方向(図中の矢印B方向)へ移
動させようと引っ張り等の荷重を加えても、係止爪4a
と係止溝2aの夫々垂直部が係合してロックされている
ので、バンド本体2の逆戻りが防止される。なお、係止
片4の固定側4cの板厚tは、他の部分より少し薄くし
て係止片4を撓みやすくしている場合もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ワイヤハーネスW/H
の配策作業においては、所要箇所へ配策するため、ワイ
ヤハーネスW/Hに引っ張り荷重等を加えるため、図8
(A)に示す先に車体パネルPに固定されたワイヤハー
ネス取付用バンド1には、車体パネルPに対し鉛直方向
である矢印F方向に引っ張り荷重等がかかる場合があ
る。また、ワイヤハーネスW/Hの固定後には、車体の
振動や重力等により鉛直下方である矢印G方向に荷重が
かかる場合もある。
【0007】上記矢印FやG方向の荷重がかかると、バ
ンド本体2には離脱させる方向へ応力がかかり、上記矢
印F等の荷重が大きい場合には、図8(B)に示すよう
に、係止片4の固定側4cが上方に撓んだり、また、係
止爪4a等の先端部が反り返ったりする場合がある。こ
のようになると、係止爪4aと係止溝2aの係合が緩
み、バンド本体2が逆戻りする問題がある。さらに、上
記荷重が一段と大きくなって係止片4や係止爪4a等の
強度を超える場合は、係止片4の固定側4cや係止爪4
aを破損させるおそれもある。
【0008】上記バンド本体2の逆戻りや係止片4等の
破損を防ぐために、係止片4の固定側4cの厚みや幅を
増加したり、また、係止爪4aの爪の高さを高くして、
係止片4の剛性および係止爪4aと係止溝2aとの係合
力の向上を図ることも考えられる。しかし、このように
するとバンド本体2をバンドロック部3の挿通穴3aに
挿入してから引っ張る際に、係止片4の自由端側4dが
撓みにくくなると共に係止爪4aと係止溝2aが強固に
係合することになるので、バンド本体2の引っ張りに過
大な力を要し、バンド本体2のロック作業性が大幅に低
下する問題がある。
【0009】本発明は、上記した問題に鑑みてなされた
ものであり、ワイヤハーネスのロック固定後に、種々の
荷重がかかってもバンド本体の逆戻りや係止片等の破損
を生じさせることなく、確実にロック状態を維持するこ
とを第一の課題としている。また、バンド本体をバンド
ロック部に係止する際に要するバンド本体の引っ張り力
を低減して、容易にバンド本体をロックすることを第二
の課題としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、ワイヤハーネスの外周に巻き付けたバン
ド本体の先端を、バンド本体の他端に設けたバンドロッ
ク部の挿通穴に挿入してロックし、該バンドロック部か
ら突設したクリップ部により車両の車体パネル等に取り
付けるバンドであって、上記バンド本体は一面側に連続
した鋸歯状の係止溝を備える一方、上記バンドロック部
は、上記係止溝と係止する係止爪を一面に有すると共に
裏側の他面には位置規制爪を有する係止片を可撓部を介
して可動するように設け、かつ、上記位置規制爪と当接
して、可動する上記係止片の位置を規制する規制枠を外
面に突設させ、バンド本体をバンドロック部の挿通穴に
挿入する際には、上記係止片がバンド本体の挿入方向に
移動すると共に係止片の自由端側が上方向に移動し、バ
ンド本体固定後は、可撓部の復元力により上記係止片の
位置規制爪が規制枠内に当接して収まるように係止片が
移動しバンド本体に離脱方向に荷重が係る場合には、上
記係止片が離脱方向に移動する構成としているワイヤハ
ーネス取付用バンドを提供している。
【0011】上記のように可動する係止片に係止爪およ
び位置規制爪を設けることで、バンド本体をバンドロッ
ク部の挿通穴に挿入する際に、バンド本体の係止溝と係
止片の係止爪が当接することにより、係止片がバンド本
体の挿入方向に移動する。この移動により、係止片の位
置規制爪が規制枠より外れ、係止片が鋸歯状の係止溝の
当接面に倣って上方に移動する。この係止片の上方移動
により、係止爪と係止溝の係合面積が減少して係止爪に
よる抵抗を削減でき、バンド本体の引っ張りに要する力
を低減して、容易にバンド本体の挿入および引っ張り作
業を行える。
【0012】また、バンド本体を所要位置まで引っ張っ
た後、引っ張り力を解放すると、係止片に連続する可撓
部の復元力により、係止片が元の位置に引き戻されて、
位置規制爪が規制枠の内部に収まり、係止爪を係止溝へ
押しつけるようになるので、係止爪と係止溝が確実に係
合され、バンド本体を強固にロックできる。
【0013】さらに、バンド本体のロック状態において
バンド本体の離脱方向に荷重がかかった場合には、係止
片は荷重を受けて荷重方向に移動して、係止片や係止爪
にかかる応力を逃がすことにより、係止片等の破損を防
ぐことができる。また、上記係止片の荷重方向の移動
は、係止片と係止溝が確実に係合した状態で行われるた
め、バンド本体の逆戻りも発生しない。
【0014】また、上記係止片はバンドロック部の一面
を切り欠いた凹部内に周囲に隙間を有して配置し、上記
凹部の閉鎖側の両側部より突出する可撓部の夫々一端を
係止片の凹部の閉鎖側と対向する端部の両隅に連続させ
ている。このように、係止片をバンドロック部の切り欠
いた凹部内に位置させることで、バンドロック部が大型
化することなしに、係止片を係止爪とバンド本体の係止
溝が係合するのに適した位置関係となるように配置でき
る。また、係止片の周囲に隙間を設けることで、係止片
が移動しても干渉が発生せず、スムーズな移動を行え
る。さらに、係止片の凹部閉鎖側の端部両隅を可撓部で
連続させることで、係止片の移動を安定して行うことが
できる。
【0015】さらに、上記係止爪は少なくとも二つが連
続して設けられ、これら連続する方向の中心となる位置
の真裏に、上記規制枠と当接する面を傾斜させた位置規
制爪を設けていることが好ましい。このように係止爪を
複数設けるようにすることで、係止溝との係合箇所が増
加するのでロックを強固にできる。また、バンド本体の
係止溝と同方向に連続するこれら係止爪の中心位置の真
裏に位置規制爪を設けることで、規制枠との当接により
係止片を下方へ押し付ける力を、分散させることなく鉛
直方向に係止爪へ伝えるので係合によるロックを一段と
強固にできる。さらに、位置規制爪の規制枠と当接する
面を、係止片の自由端側を高い位置側として傾斜させる
ことにより、位置規制爪が規制枠より外れた状態から、
規制枠に当接する状態へ戻る際に、当接による抵抗が減
少し、よりスムーズに移動できる。
【0016】また、本発明は、上記バンド本体の係止溝
は、バンド本体をワイヤハーネスに巻き付けた状態で外
側となる外面に設けると共に、上記係止片および規制枠
はバンドロック部の上面側に設けている。上記のよう
に、バンド本体の係止溝を外面に設けることに対応して
係止片等をバンド本体の基部側部分による干渉を受けに
くいバンドロック部の上面側に設けることにより、バン
ド本体の締結作業性を向上できると共に、ワイヤハーネ
ス取付用バンド自身の成形も容易にできる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1(A)(B)は、本発明のワイ
ヤハーネス取付用バンド10を示しており、ワイヤハー
ネス取付用バンド10は樹脂で成形され、ワイヤハーネ
スの外周に巻き付けるバンド本体12、バンド本体12
を挿入する挿通穴13aを有するバンドロック部13よ
り主に構成されている。このバンドロック部13は、ク
リップ部15と規制枠18を上面13bより突設させる
と共に、係止爪14aと位置規制爪14bを有する係止
片14を有している。
【0018】バンド本体12は、固定の対象となるワイ
ヤハーネスW/Hの外周寸法に対して、充分に対応でき
る全長を有しており、ワイヤハーネスW/Hに巻き付け
た際に、外側となる外面に連続した鋸歯状の係止溝12
aを設けている。この係止溝12aのバンド本体12の
長手方向の断面は、図2(B)に示すように、斜面12
bと垂直面12cからなる三角形状の溝が連続する形状
にされている。
【0019】上記バンド本体12の基部側と連続してい
るバンドロック部13は略直方体形状で、一端面より他
端面へ連続して、このバンド本体12が挿入できる高さ
および横幅寸法を有する挿通穴13aを設けている。こ
のバンドロック部13の上面13bのクリップ部15と
対向する側には、端部より切り欠いて凹部13cを設け
ている。上記凹部13cは、係止片14を内部に配置し
ても周囲に夫々隙間17−1〜3が生じるような大きさ
に切り欠いている。
【0020】上記係止片14は、図2(A)(B)に示
すように、凹部13cの閉鎖側の両角部付近より突出す
る可撓部16−1、16−2の夫々一端を係止片14の
固定側14cとなる端部の両隅に連続させることによ
り、凹部13cの内部に位置決めされている。上記可撓
部16−1、16−2は、凹部13cから突出する基部
を中心に揺動して撓むことができ、また、係止片14に
かかる荷重に対して充分対応できる強度を有すると共に
上記撓んだ状態より元に戻る復元力も有している。この
ように係止片14の両隅を可撓部16−1、16−2に
連続させることで係止片14の移動が安定し、また、周
囲に隙間17−1〜3を設けることにより、係止片14
の移動の際に干渉等が生じず、係止片14のスムーズな
移動を確保している。
【0021】係止片14に設けられている係止爪14a
は、係止片14の下面14eの自由端14d側に、バン
ド本体12の連続する係止溝12aと同方向に連続して
二つ設けている。係止爪14aは、バンド本体12の係
止溝12aに対応して斜面14iと垂直面14jからな
る三角形状が突出する形状にしている。上記係止爪14
aの爪高さは、係止溝12aの溝深さと同等以下に設定
している。
【0022】上記係止片14の下面14eの裏面となる
上面14fには、位置規制爪14bが設けられており、
具体的には、上記連続する二つの係止爪14aの中心位
置14gの真裏となる鉛直上方に位置規制爪14bは位
置している。また、位置規制爪14bは上面を係止片1
4の自由端側14dを高く、固定側14cを引くするこ
とにより斜面14hとしている。上記のように位置規制
爪14bを設けることで、後述する規制枠18の位置規
制爪14bの斜面14hが当接することにより、位置規
制爪14bを下方へ押しつける力を、真下に位置する係
止爪14aに直線的に伝えることができる。なお、規制
枠18との当接を確実にするために、斜面14hの頂点
部分に水平面を設けて当接面積を増大するようにしても
よい。
【0023】また、規制枠18は、種々の応力等に対応
できる剛性を有しており、バンドロック部13の凹部1
3cを跨ぐようにして、係止片14に荷重が係っていな
い状態で位置規制爪14bの斜面14hの頂点部分が規
制枠18の下面18aと当接するように、バンドロック
部13の上面13bに両端を固定して突設させている。
規制枠18の下面18aより荷重のかかっていない状態
での係止片14の上面14fまでの寸法は、位置規制爪
14bの高さ寸法と同等に設定しており、位置規制爪1
4bが規制枠18の下面18aに当接している場合は、
係止片14を確実に下方へ押しつけるようにしている。
また、規制枠18の幅は、係止片14が後述するように
バンド本体12の離脱方向へ移動した際にも、位置規制
爪14bの当接が外れない寸法に設定している。
【0024】上記ワイヤハーネス取付用バンド10を使
用して、ワイヤハーネスW/Hを車体パネルPへ取り付
けるには、バンド本体12をワイヤハーネスW/Hの外
周に巻き付けた状態で先端からバンドロック部13の挿
通穴13aに挿入して他端側よりバンド本体12の先端
を引っ張っている。
【0025】上記のようにバンド本体12を挿入するこ
とで、図2(B)に示すように、バンド本体12の係止
溝12aと係止片14の係止爪14aが係合し、この状
態よりバンド本体12の先端を図中の矢印A方向へ引っ
張ることで、図3(A)(B)(C)に示すようにバン
ド本体12がA方向へ移動し、係止片14も可撓部16
−1、2が撓むことで、追従してA方向へ移動する。こ
の移動により位置規制爪14bが規制枠18より外れ、
バンド本体12をA方向へさらに引っ張ると、係止溝1
2aの斜面12bに係止爪14aの斜面14iが倣って
係止片14の自由端側14dが上方に浮き上がり、係止
爪14aと係止溝12aの係合部分が大幅に減少する。
【0026】上記の状態では係合部分が僅かなため係止
爪14aと係止溝12aの係合による抵抗が大幅に減少
し、バンド本体12のA方向への引っ張りに要する力を
低減でき、作業者の労力負担を軽減できる。
【0027】このようにして、バンド本体12をワイヤ
ハーネスW/Hの外径に合致した所要位置まで引っ張っ
た後、この引っ張り力を解放すると、係止片14は可撓
部16−1、2の復元力により、図中の矢印B方向の元
の位置に戻ろうとする。この戻りにより位置規制爪14
bの斜面14hは、規制枠18の下面18aの外側端部
18bと接した状態でB方向へ移動するため、係止片1
4は下方へ押しつけられながらB方向へ移動して図2
(A)(B)に示す元の位置に戻っている。この状態で
は、位置規制爪14bは規制枠18の下面18aと当接
しているので、係止片14を鉛直下方に押しつけること
となり、係止爪14aと係止溝12aの係合が確実とな
り、ワイヤハーネスW/Hを確実にロックできる。
【0028】上記のようにロックした後、不要となるバ
ンド本体12をカットして、クリップ部15を車体パネ
ルPの貫通穴Paに挿入係止することにより、ワイヤハ
ーネスW/Hを車体パネルPに取り付けている。
【0029】次に、上記のようにワイヤハーネス取付用
バンド10によりワイヤハーネスW/Hを車体パネルP
に固定している状態で、ワイヤハーネスW/Hの配策作
業や振動等によりバンド本体12に、図4(A)(B)
に示すように、離脱方向である矢印B方向に荷重がかか
った場合は、係止溝12aの垂直面12cと係止爪14
aの垂直面14jが係合し、係止片14にB方向の応力
がかかる。この応力をうけて係止片14が可撓部16−
1、2の撓みによりB方向へ移動する。この際、係止片
14とバンドロック部13の凹部13cの間には隙間1
7−3を設けているので、隙間17−3の幅寸法分を係
止片14はB方向へ移動できる。この移動によりバンド
本体12の離脱方向にかかった荷重による応力は吸収さ
れ係止片14の破損を防いでいる。
【0030】また、上記移動の際は、位置規制爪14が
規制枠18の下面18aと常に当接しているので、係止
爪14aと係止溝12aが確実に係合しており、バンド
本体12がB方向へ逆戻りすることもなく、また、係止
爪14a等の先端が反り返ることも防いでいる。
【0031】なお、ワイヤハーネス取付用バンド10
は、上記形態に限定されることはなく、バンドロック部
13に設ける係止片14やクリップ部15の位置等を適
宜変更してもよい。また、バンド本体12の係止溝12
aを設ける位置を、ワイヤハーネスW/Hの巻き付け側
に設けて、係止片14や規制枠18をバンドロック部1
3の下面側に設けるようにしてもよい。さらに、図5に
示すように、バンドロック部13’より突出する可撓部
16−1’、16−2’の一部に屈曲部16a−1’、
16a−2’を設けて、係止片14’の移動に対して、
可撓部16−1’、16−2’が撓むと共に屈曲部16
a−1’、16a−2’が伸長するようにして、よりス
ムーズに係止片14’が移動できるようにしてもよい。
【0032】
【発明の効果】上記の説明より明らかなように、係止片
が前後に移動する本発明のワイヤハーネス取付用バンド
を使用することにより、ワイヤハーネスをバンド本体に
よりロックさせる際に要する引っ張り力を低減すること
ができ、作業者の締結作業に伴う労力を軽減できる。ま
た、ワイヤハーネス取付用バンドによりワイヤハーネス
を車体パネルに固定した後は、種々の荷重によりバンド
本体に離脱方向へ荷重がかかっても、係止片の移動によ
り応力を逃がすので係止片等の破損を防ぐことができ
る。さらに、この移動の際にも、位置規制爪と規制枠に
より、係止片の係止爪とバンド本体の係止溝を確実に係
合させているので、バンド本体のロックを強固に維持で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のワイヤハーネス取付用バンドであ
り、(A)は全体斜視図、(B)は要部拡大斜視図であ
る。
【図2】 バンド本体挿入後の無荷重の状態であり、
(A)は要部拡大平面図、(B)は(A)におけるX−
X断面図である。
【図3】 バンド本体の締結方向の引っ張り状態であ
り、(A)は要部拡大平面図、(B)は(A)における
X−X断面図、(C)は要部斜視図である。
【図4】 バンド本体の離脱方向への荷重状態であり、
(A)は要部拡大平面図、(B)は(A)におけるX−
X断面図、(C)は要部斜視図である。
【図5】 変形例のワイヤハーネス取付用バンドの要部
拡大平面図である。
【図6】 従来のワイヤハーネス取付用バンドであり、
(A)は全体斜視図、(B)は要部拡大斜視図、(C)
は車体パネルへの取付状態を示す斜視図である。
【図7】 従来のワイヤハーネス取付用バンドのバンド
本体の引っ張り状態を示す要部断面図である。
【図8】 (A)は車体パネルへの固定状態におけるワ
イヤハーネス取付用バンドに係る荷重を示す概略図、
(B)は問題点を示す要部断面図である。
【符号の説明】
1、10 ワイヤハーネス取付用バンド 2、12 バンド本体 2a、12a 係止溝 3、13 バンドロック部 4、14 係止片 4a、14a 係止爪 14b 位置規制爪 16−1、16−2 可撓部 18 規制枠

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤハーネスの外周に巻き付けたバン
    ド本体の先端を、バンド本体の他端に設けたバンドロッ
    ク部の挿通穴に挿入してロックし、該バンドロック部か
    ら突設したクリップ部により車両の車体パネル等に取り
    付けるバンドであって、 上記バンド本体は一面側に連続した鋸歯状の係止溝を備
    える一方、 上記バンドロック部は、上記係止溝と係止する係止爪を
    一面に有すると共に裏側の他面には位置規制爪を有する
    係止片を可撓部を介して可動するように設け、かつ、上
    記位置規制爪と当接して、可動する上記係止片の位置を
    規制する規制枠を外面に突設させ、 バンド本体をバンドロック部の挿通穴に挿入する際に
    は、上記係止片がバンド本体の挿入方向に移動すると共
    に係止片の自由端側が上方向に移動し、 バンド本体固定後は、可撓部の復元力により上記係止片
    の位置規制爪が規制枠内に当接して収まるように係止片
    が移動し バンド本体に離脱方向に荷重が係る場合には、上記係止
    片が離脱方向に移動する構成としているワイヤハーネス
    取付用バンド。
  2. 【請求項2】 上記係止片はバンドロック部の一面を切
    り欠いた凹部内に周囲に隙間を有して配置し、上記凹部
    の閉鎖側の両側部より突出する可撓部の夫々一端を係止
    片の凹部の閉鎖側と対向する端部の両隅に連続させてい
    ることを特徴とする請求項1に記載のワイヤハーネス取
    付用バンド。
  3. 【請求項3】 上記係止爪は少なくとも二つが連続して
    設けられ、これら連続する方向の中心となる位置の真裏
    に、上記規制枠と当接する面を傾斜させた位置規制爪を
    設けていることを特徴とする請求項1または請求項2に
    記載のワイヤハーネス取付用バンド。
  4. 【請求項4】 上記バンド本体の係止溝は、バンド本体
    をワイヤハーネスに巻き付けた状態で外側となる外面に
    設けると共に、上記係止片および規制枠はバンドロック
    部の上面側に設けていることを特徴とする請求項1乃至
    請求項3のいずれか1項に記載のワイヤハーネス取付用
    バンド。
JP11069242A 1999-03-15 1999-03-15 ワイヤハーネス取付用バンド Withdrawn JP2000270448A (ja)

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