JP2000270635A - 施肥装置付き田植機 - Google Patents

施肥装置付き田植機

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JP2000270635A
JP2000270635A JP11078020A JP7802099A JP2000270635A JP 2000270635 A JP2000270635 A JP 2000270635A JP 11078020 A JP11078020 A JP 11078020A JP 7802099 A JP7802099 A JP 7802099A JP 2000270635 A JP2000270635 A JP 2000270635A
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hopper
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rod
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 肥料繰出し機構を、そのコンパクト性を損な
うことなくコストダウンしたり取扱い易くする等の合理
化を図る。 【解決手段】 ホッパ13から肥料を繰出しロールRに
導く供給経路wが開通する開き姿勢と遮断する閉じ姿勢
とに切換え自在なバネ板製のシャッタ26を3個並設
し、開き姿勢ではシャッタ26が平板状となって供給経
路wを遮断し、閉じ姿勢ではシャッタ26がホッパ内側
壁に沿うように折り曲げられて供給経路wから退く。い
ずれの姿勢でもシャッタ26はロールケース18内に収
容される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、施肥装置付き田植
機に係り、詳しくは、肥料貯留用ホッパの蓋の開け閉め
構造をコンパクトに構成するとか、肥料繰出し機構をコ
ンパクトでその繰出し量調節操作が容易に行える等の合
理化を図る技術に関する。
【0002】
【従来の技術】田植機に搭載される施肥装置は、特開平
5‐316846号公報で示された植付装置側に装備さ
れる構造のものや、特開平10‐304722号公報で
示された機体後部側に装備される構造のもの等の種々の
ものが知られている。いずれの公報に示されたもので
も、繰出し機構でホッパの肥料を所定量ずつ順次繰り出
し、その繰り出された肥料を植付装置に備えた作溝器か
ら圃場に供給する構造を採っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】施肥装置では、複数の
条における施肥量を均一化したり絶対量を変更したりす
るために、各条毎の繰出し機構に単位時間当たりの繰出
し量を調節する機構を備えている。その構造は前記前者
の公報に示されたように、繰出しロールの凹部の幅をネ
ジ込み操作で調節するものであり、調節幅が無段に選べ
る利点がある。しかしながら、実際にはあまり精度の高
い微調節は行わなくても済むことが判ってきたので、構
造が複雑であり、部品点数も多くなる前記前者の公報に
示された施肥量調節機構には割高感があった。
【0004】又、肥料貯留用ホッパには上面に開閉自在
なホッパ蓋が装備されており、肥料補給時にはホッパ蓋
を開くのであるが、その開き角度が必要以上に大きいも
のであった。すなわち、開けたときのホッパ蓋の重心が
その支点位置を通り越す、所謂デッドポイント越えによ
って開き姿勢を維持させるからであり、ホッパ蓋の開閉
操作を迅速に行い難いとか、開き姿勢の蓋が遠く離れて
閉じ操作するときにホッパ蓋に手が届き難いといった傾
向があり、改善の余地が残されていた。
【0005】上記実情に鑑みて本発明は、肥料繰出し機
構やホッパ構造を、コストダウンしたり取扱い易くする
等の合理化を図ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】〔構成〕第1発明は、施
肥装置付き田植機において、肥料を貯留するホッパと、
このホッパの肥料を所定量ずつ繰り出す繰出し機構とを
備えて施肥装置を構成し、ホッパを、ホッパ本体と、後
部の支点周りで揺動自在にホッパ本体に枢支されたホッ
パ蓋とで構成し、そのホッパ蓋を、支点回りで下降揺動
してホッパ本体の上面に形成された開口を閉塞する閉じ
姿勢と、支点回りで上昇揺動して開口を開放する開き姿
勢とに姿勢変更自在に構成し、ホッパ蓋又はホッパ本体
のいずれかに、ホッパ蓋の上昇揺動に伴って乗り越え可
能な突起を形成するとともに、その乗り越えられた突起
がホッパ蓋の重力による下降揺動を係止してホッパ蓋の
開き姿勢を維持可能に構成してあることを特徴とする。
【0007】第2発明は、施肥装置付き田植機におい
て、肥料を貯留するホッパの下方に、ホッパから流下す
る肥料を所定量ずつ繰り出す繰出し機構を備えて肥料供
給装置を構成し、繰出し機構を、外周に肥料入り込み用
の凹部が形成された繰出しロールと、この繰り出しロー
ルを回転自在に支承して収容するロールケースとで構成
し、ホッパから流下する肥料を繰出しロールに導く供給
経路が開通される開き姿勢と、供給経路が遮断される閉
じ姿勢とに切換え自在なシャッタを設けるとともに、こ
れらいずれの姿勢でもシャッタがロールケース内に収容
される状態に構成してあることを特徴とする。
【0008】第3発明は、第2発明において、シャッタ
を可撓性を有した板材で形成し、開き姿勢ではシャッタ
が平板状となって供給経路を遮断し、かつ、閉じ姿勢で
はシャッタがホッパ内側壁に沿うように折り曲げられて
供給経路から退く構成としてあることを特徴とする。
【0009】第4発明は、第2又は第3発明において、
シャッタに連結されたロッドをロールケースから外部に
突設し、そのロッドの押し込み操作でシャッタの開き姿
勢が現出され、かつ、ロッドの引き出し操作でシャッタ
の閉じ姿勢が現出されるように構成してあることを特徴
とする。
【0010】第5発明は、第4発明において、ロールケ
ースにおけるロッドを貫通させる挿通孔を、シャッタが
ロースケースに組付けられた状態におけるロッドの正規
の突設位置を一端とする左右方向に長い横長孔と、この
横長孔の他端に引き続く上下方向に長い縦長孔とで成る
略L字形状に形成してあることを特徴とする。
【0011】第6発明は、第5発明において、ロッドの
正規の位置におけるロッドの押し引き移動のみを許容す
る操作孔を備えた蓋部材を、ロールケースに着脱自在に
装備してあることを特徴とする。
【0012】第7発明は、第2〜6発明において、複数
のシャッタのうちのいずれかを、薬剤供給用のものに構
成してあることを特徴とする。
【0013】〔作用〕請求項1の構成によれば、ホッパ
蓋又はホッパ本体のいずれかに、ホッパ蓋の上昇揺動に
伴って乗り越え可能な突起を形成して、その乗り越えら
れた突起がホッパ蓋の重力による下降揺動を係止して開
き姿勢に維持するようになるので、肥料供給に必要なだ
けの開き角度(例:水平から75度)でホッパ蓋を止め
るデテント機能が発揮されるようになり、従来のような
開き過ぎ(例:水平から100度)が解消することがで
きる。
【0014】故に、開閉操作角度が小さくなって開閉操
作が迅速に行えるとともに、開き姿勢のホッパ蓋に手が
届き易くもなって開閉操作性が改善されるようになる。
又、そのための係止手段を、デテント機能が生じるべく
ホッパ蓋又はホッパ本体に突起を形成するだけの簡単な
もので済むようになる。
【0015】請求項2の構成によれば、ホッパから流下
する肥料を繰出しロールに導く供給経路が開通される開
き姿勢と、供給経路が遮断される閉じ姿勢とに切換え自
在なシャッタを複数設けたので、開き姿勢の数と閉じ姿
勢の数との組み合わせによって単位時間当たりの繰り出
し量を複数段に調節することがきる。そして、シャッタ
は常にロールケールに収容されているので、例えばロー
ルケースを貫通してシャッタを外部に出すことで開き姿
勢を現出させる構造に比べて、ロールケースに貫通部分
が減る又は無くなるので、肥料漏れやゴミ等が外部から
入ることが減少又は解消され、シール性が向上するよう
になる。
【0016】圃場への肥料供給量は、厳密に調節しなけ
ればならないというものではなく、ほぼ同じであれば十
分であってあまり厳しい精度を要求しなくても良いこと
が判ってきたので、従来のようなネジ式の無段階調節構
造に変えて、比較的構造が簡単になる複数段切換え式の
採用が可能になったのである。
【0017】請求項3の構成によれば、次のような作用
が得られる。シャッタを可撓性を有した板材で形成し、
開き姿勢ではシャッタが平板状となって供給経路を遮断
し、かつ、閉じ姿勢ではシャッタがホッパ内側壁に沿う
ように折り曲げられて供給経路から退くので、ロールケ
ースにおけるシャッタ収容部が外方に大きく突出しない
ようにすることができる。つまり、ロールケースを大型
化することなくシャッタのケース内装構造を実現させる
ことができる。
【0018】請求項4の構成によれば、シャッタに連結
されたロッドをロールケースから外部に突設し、そのロ
ッドの押し込み操作でシャッタの開き姿勢が現出され、
かつ、ロッドの引き出し操作でシャッタの閉じ姿勢が現
出されるように構成したので、ケース内装のシャッタを
外部から操作できて便利であるとともに、そのためにロ
ールケースに形成されるロッド貫通用の孔は小さなもの
で済み、シール性を良好にすることができる。又、ロッ
ドが押し込まれた状態で施肥可能となるので、施肥作業
中にロッドが突出して邪魔になるということが生じ難
い。
【0019】請求項5の構成によれば、ロールケースに
おけるロッドを貫通させる挿通孔を、シャッタがロール
ケースに組付けられた状態におけるロッドの正規の突設
位置を一端とする左右方向に長い横長孔と、この横長孔
の他端に引き続く上下方向に長い縦長孔とで成る略L字
形状に形成することにより、ロッド付きシャッタのロー
ルケースへの組付け及び取外しを行うに必要なロールケ
ースへの孔の大きさを最小限度にすることが可能にな
る。
【0020】すなわち、詳しくは実施形態の項で説明す
るが、ロッド付きシャッタの全長はロールケース上面の
開口の寸法よりも長くなるので、組付け手順としては、
先ずシャッタを上下方向に傾けた状態としてロッドを縦
長孔からケース外部に取出し、シャッタの上下方向姿勢
を水平等の正規の姿勢に操作し、それから、ロッドを横
長孔を通して左右方向位置を正規の位置にセットする、
というものになる。取外すときは、上記の逆の手順にな
る。
【0021】請求項6の構成によれば、ロッドの正規の
位置におけるロッドの押し引き移動のみを許容する操作
孔を備えた蓋部材を装備したので、ロールケースに形成
された略L字形の挿通孔におけるロッド挿通部分以外を
閉塞することができ、挿通孔からの肥料漏れだしやゴミ
の侵入等の防止してシール性を向上させることができ
る。蓋部材はロールケースに対して着脱自在であり、外
した状態ではシャッタのロールケースに対する着脱の邪
魔になることがない。
【0022】請求項7の構成によれば、複数のシャッタ
のうちのいずれかを薬剤供給用のものとしたので、施薬
装置を装備する場合には、施肥装置用の繰り出し機構の
一部を施肥用のものに兼用でき、施薬用専用の繰出し機
構を省略することができるようになる。
【0023】〔効果〕請求項1に記載の施肥装置付き田
植機では、デテント機能を発揮する乗り越え可能な突起
を形成する簡単な改造により、ホッパ蓋を肥料補給する
に必要十分な小さな開き角度での開き姿勢に維持でき
て、迅速な開閉操作や手が届き易く閉じ操作し易いよう
になり、経済的にホッパ蓋の開閉操作性を向上し得た。
【0024】請求項2〜7のいずれに記載の施肥装置付
き田植機でも、施肥作業の実情を熟知してのケース内装
シャッタによる有段階施肥量調節構造の採用により、肥
料漏れや異物混入の無い良好なシール性能を得ながら、
構造の簡素化によるコストダウンを図ることができた。
【0025】請求項3に記載の施肥装置付き田植機で
は、シャッタを可撓性材料で構成して折り曲げ姿勢と伸
展姿勢とで肥料供給経路の断続を行わせる工夫により、
経済的で、かつ、ロールケースの大型化なくシャッタを
内装できる利点がある。
【0026】請求項4に記載の施肥装置付き田植機で
は、シャッタに連結したロッドをケース外に出して押し
引き操作させる工夫により、ロールケースのロッド貫通
孔を小さくできてシール性を阻害することなく、ケース
内装シャッタを手指で操作できる便利なものにできた。
【0027】請求項5に記載の施肥装置付き田植機で
は、ロッド付きシャッタのロールケースへの組付け及び
取外し用孔を必要最小限度のものにでき、シール性を損
なうことなくシャッタのロールケースへの着脱操作性を
良好にできた。例えば、ロッド挿通孔を最小とするべ
く、ロッドとシャッタとをロールケースに装着してから
連結する手段が考えられるが、これでは手指の入れ難い
比較的狭いロールケース内での連結操作が非常に行い難
くなり、却って着脱し難いとともに、ボルト等の連結機
構を落として紛失し易い等の不利もあるから、本請求項
の構造による方が好ましい。
【0028】請求項6に記載の施肥装置付き田植機で
は、ロッドの押し引き移動のみを許容する操作孔を備え
た蓋部材をロールケースに後付けさせることにより、ロ
ッド挿通用孔の開放部分を実質的に無くすことが可能に
なり、よりシール性を向上させることができた。
【0029】請求項7に記載の施肥装置付き田植機で
は、複数のシャッタで繰り出し量調節を行わせる構造を
施薬用の繰出し機構に兼用化でき、経済的、合理的に施
肥装置を施肥及び施薬兼用型に仕様変更可能となって汎
用性に優れる利点がある。
【0030】
【発明の実施の形態】図1,図2に示すように、操向操
作自在な左右一対の前輪1及び左右一対の後輪2を備え
た機体の前部に、エンジン3及びミッションケース4を
備えて、機体の中央部に運転部5を形成し、機体の後部
にリンク機構6を介して苗植付装置7を昇降操作自在に
連結して乗用型田植機を構成してある。苗植付装置7は
6条植えに構成されており、3個の植付伝動ケース8、
植付伝動ケース8の左右両側に回転駆動自在に支持され
る回転ケース9、回転ケース9の両端に配備される一対
の植付爪10、3個の接地フロート11、及び苗載台1
2等で構成してある。
【0031】次に施肥装置Aについて説明する。図1〜
図6に示すように、施肥装置Aは、粉粒体である肥料を
貯留するホッパ13、このホッパ13から流下して送ら
れてくる肥料を肥料移送経路である施肥ホース14の始
端部である漏斗部20に所定量ずつ繰り出す繰出し機構
15、施肥ホース14で送られてくる肥料を圃場に供給
する作溝器52、漏斗部20に繰り出された肥料を風力
で施肥ホース14に送り込むブロワ16、ブロワ16で
生起された風を計6箇所の施肥ホース14に分配供給す
る送風ダクト17等から構成されている。
【0032】図6,図8に示すように、繰出し機構15
は、外周に肥料入込み用の凹部24aが周方向に沿って
多数形成された繰出しロールRを、ホッパ13の肥料排
出口の下方で、漏斗部20の上方の位置で回転可能にロ
ールケース18内に配置して構成してある。繰出しロー
ルRを、これに一体形成された従動ギヤ19Gと、動力
が入力される駆動軸21の駆動ギヤ21Gとの咬合によ
って駆動回転するように構成してある。
【0033】図8,図9に示すように、繰出しロールR
は、一端に従動ギヤ19Gが形成された中空状の回転軸
19に、2種類の幅と2種類の深さを備えた計6個の部
分ロールr1〜r3を一体回転状に外嵌して構成されて
いる。左右方向で中央の第1部分ロールr1,r1と、
中央から2番目の第2部分ロールr2,r2とは幅及び
深さの小なる凹部24aを備えた同一のものであり、左
右端の第3部分ロールr3,r3は幅及び深さの大なる
凹部24aを備えたものに設定してある。
【0034】各部分ロールr1〜r3の夫々には、左右
片側にのみ仕切り壁24bが形成されており、各仕切り
壁24bが全て同じ向きになるように並設されるととも
に、一方の第1部分ロールr1の仕切り壁24bが繰出
し機構としての左右中心に一致するように配置されてい
る。そして、一方の最も端の第3部分ロールr3とロー
ルケース18との間に1個の仕切りリング23を配備す
ることによって各凹部24aを軸方向に仕切ってある。
尚、22は、各部分ロールr1〜r3にすり切り作用す
るブラシである。
【0035】図8〜図11に示すように、繰出しロール
Rの上側には、押込み移動及び復帰自在な第1〜第3部
分シャッターs1〜s3を備えて成るシャッター機構S
が配置されている。このシャッター機構Sは、第1〜第
3部分ロールr1〜r3のいずれか一つ又は複数に肥料
供給するかを選択設定することにより、単位時間当たり
の施肥量を複数段階に調節できるようにするものであ
る。
【0036】各部分シャッターs1〜s3はいずれも同
じ構造であり、図12に示すように、第2部分シャッタ
ーs2のもので説明すると、ホッパ13からの肥料が繰
出しロールRに流下するのを阻止する遮断板26と、手
指で摘むことで押し引き操作される棒状の操作部25と
で構成されている。遮断板26はバネ板製であって上下
方向に弾性変形自在であるとともに、操作部25はロー
ルケース18に形成された前後方向視でL字状の挿通孔
79を貫通して前方に延設されている。遮断板26は、
プラスチック薄板でも良く、要は可撓性を有したもので
あれば良い。
【0037】シャッタ操作としては、ロッド25を摘ん
で(前方に)引き出せば遮断板26が繰出しロールR上
に位置して肥料供給が遮断される閉じ姿勢(図11の左
側参照)になり、ロッド25を摘んで(後方に)押込め
ば、遮断板26が上方に屈曲してロールケース18内壁
面に沿って収納されて、繰出しロールR上に細いロッド
25のみが位置して肥料供給される開通姿勢(図11の
右側参照)になる。
【0038】開き姿勢では遮断板26(シャッタの一
例)が水平な平板状となって供給経路wを遮断し、か
つ、閉じ姿勢では遮断板26がガイド部78によって後
側のホッパ内側壁に沿うように折り曲げられて供給経路
wから退く構成としてあり、開き姿勢でも遮断板26を
ロールケース18に収容するようにしながら、そのため
にロールケース18を後方に突出させないコンパクトな
形状としてある。
【0039】図23に示すように、ロールケース18に
おけるロッド25を前後に貫通させる挿通孔79を、部
分シャッタs1〜s3がロールケース18に組付けられ
た状態におけるロッド25の正規の突設位置を一端とす
る左右方向に長い横長孔79bと、この横長孔79bの
他端に引き続く上下方向に長い縦長孔79aとで成る略
L字形状に形成してある。これは、部分シャッタs1を
ロールケース18に不具合なく組付け及び取外しできな
がら必要最小限度の孔とするものである。
【0040】すなわち、部分シャッタs1を組付けるに
は、図24に示すように、ロールケース18上面開口か
らロッド25を下にした斜め姿勢でロッド25を縦長孔
79aを通してケース外部に出して遮断板26をロール
ケース18内に入れ込み、水平な姿勢にする。それか
ら、ロッド25を横長孔79bを横にスライドさせ、ロ
ッド25が横長孔79bの一端に位置し、かつ、遮断板
26が前後スライド箇所に位置した正規の位置に部分シ
ャッタs1をセットするのである。取外すときには、上
記の逆に操作することになる。
【0041】そして、ロッド25の正規の位置における
ロッド25の押し引き移動のみを許容する円形の操作孔
80を備えたゴム製のキャップ(蓋部材の一例)81を
ロールケース18に着脱自在に装備し、L字形状の挿通
孔79からの肥料の漏れだしや外部からゴミの侵入を阻
止してシール性を向上させてある。
【0042】例えば、第1及び第2部分ロールr1,r
2に対するシャッターs1,s2を引っ張り出して閉じ
姿勢にし、かつ、第3シャッターs3を押し込んで開通
姿勢にすると、第3部分ロールr3の凹部24aにのみ
肥料が入り込む状態で施肥が行われる。又、全ての部分
シャッターs1〜s3を押し込めば、全ての部分ロール
r1〜r3の凹部24aに肥料が入り込むので、単位時
間当たりに繰り出される肥料が多い状態となる。このよ
うに3個の部分シャッターs1〜s3を単独で、或いは
組み合わせて押し込み又は引っ張り出しすることによ
り、単位時間当たりに繰り出される肥料の量を5段階
(r1又はr2,r3,r1+r2,r1又はr2+r
3,r1+r2+r3)に調節することができる。
【0043】上記構造の繰出し機構15を2条一体型に
構成して成る繰出し部kの4組を左右に並設してあると
ともに、その4組の繰り出し部kのうちの内側2組の繰
出し部k,kは、2組あるシャッター機構S,Sの一方
を全閉状態として1組の繰出し機構15のみ作動する1
条用のものに設定してある。つまり、図10に示すよう
に、左右端の2条用の繰出し部k,kの間に、2組の1
条用の繰出し部k,kを配置して6条用の施肥装置Aを
構成してある。
【0044】ホッパ13は、左右端の2条用大容量ホッ
パ部13a,13aと、内側の1条用小容量ホッパ部1
3b,13bとを一体形成して成る樹脂製のものに構成
されている。小容量ホッパ部13b,13bの前後幅
は、運転座席27の後方に位置する短いものに、かつ、
大容量ホッパ部13a,13aの前後幅は、運転座席2
7の左右側方に回り込む長いものに構成してあり、2条
用と1条用夫々の肥料量に見合った容量が設定されてい
る。又、ホッパ13の開閉蓋28は、4箇所のホッパ部
13a,13b,13b,13aに亘る一体品であり、
図7に示すように、後部に設けた支点Zで揺動開閉自在
に取付けてある。
【0045】開閉蓋28の支持構造について説明する。
図7,図20に示すように、支点Z回りに下降揺動して
ホッパ本体13a,13bの上面に形成された開口13
Sを閉塞する水平な閉じ姿勢〔図20(イ)参照〕と、
支点Z回りに上昇揺動して開口13Sを開放するやや前
倒れ起立(75度)した開き姿勢〔図20(ロ)参照〕
とに姿勢変更自在に構成してある。肥料補給時には開閉
蓋28を開き姿勢にして行う。
【0046】つまり、開閉蓋28の裏面における支点Z
近くの部分に、及び、ホッパ本体13aの支点Zを有し
たステー13cの先端部分の夫々に、対向して突出する
突起76,77を形成し、開閉蓋28の上昇揺動によっ
て蓋突起76が基突起77を乗り越えると、蓋突起76
の上側面と基突起77の下側面との接当によるデテント
機能により、開閉蓋28の重力による下降揺動を係止し
て開閉蓋28の開き姿勢を維持するように構成してあ
る。
【0047】又、開き姿勢の開閉蓋28をさらに上昇側
(後方側)に揺動すると、開閉蓋28がホッパ本体13
に接当して止まる姿勢〔図20(ハ)参照〕、すなわ
ち、開閉蓋28の重心位置が支点Zの後側に位置する最
大開き姿勢(重力によるデッドポイントを越えた姿勢)
まで開くことも可能である。
【0048】図22に示すように、開閉支点Zを有した
支点ピン83は、開閉蓋28とホッパ本体13を貫いて
相対回動自在に支承しており、そのピン先端83aは開
閉蓋28内部での行き止まり状態によって位置決めされ
ている。開閉蓋28から少し突出しているピン基端83
bは、開閉蓋28から突設した薄い板状の舌片84で抜
け止め状態に位置決めされている。支点ピン83の抜き
差しは、図22(イ)に示すように、舌片84を少し曲
げ変形させて支点Zから退けることで容易に行える。こ
の舌片84の反復曲げ変形及び復帰の性質は、ホッパ蓋
28をPP樹脂で形成したことで得ている。
【0049】繰出し機構15の駆動構造について説明す
る。図7〜図10に示すように、4個の各ロールケース
18のボス部18bに亘って、断面六角状の1本の駆動
軸21が回転自在に支持されており、この駆動軸21に
前述した駆動ギヤ21Gを相対回転自在に外嵌してあ
る。そして、シフト回転体29が駆動軸21に一体回転
及びスライド自在に外嵌されて、シフト回転体29を駆
動ギヤ21Gへの咬合側に付勢するバネ30を備えると
ともに、バネ30に抗してシフト回転体29を駆動ギヤ
21Gから離脱させるべく、揺動自在なシフト部材31
を備えてある。つまり、ワイヤー(符記せず)を引張る
ことでシフト部材31を強制揺動させて、駆動軸21の
回転動力が繰出し機構15に伝わるのを遮断可能な施肥
クラッチ33を構成してある。
【0050】図1,図4に示すように、車体下部には、
ミッションケース4から機体後部の後車軸ケース34に
動力伝達する走行伝動軸35が前後配置されており、こ
の走行伝動軸35から施肥装置Aに動力分配するための
伝動ケース36を、後車軸ケース34の直前位置に設け
てある。走行伝動軸35を囲繞する状態の伝動ケース3
6にはベベルギヤ機構(図示せず)が装備され、その出
力軸に取付けた駆動アーム37を左右一方の横側方に装
備してある。
【0051】一方、図7,図13,図14に示すよう
に、駆動軸21には、第1ワンウェイクラッチ38を介
して従動アーム39が装備されており、この従動アーム
39と駆動アーム37とをロッド40で連動連結してあ
るとともに、従動アーム39の上方揺動と下降揺動のい
ずれの動きも、駆動軸21の一定方向の回転に変換させ
る変換機構41を備えてある。つまり回転する駆動アー
ム37で往復駆動揺動される従動アーム39を1個備え
る構造としながら、駆動軸21を連続的に一定方向に回
転させるようにしてある。
【0052】変換機構41は、第1ワンウェイクラッチ
38と同方向の回転力のみ伝達する第2ワンウェイクラ
ッチ42を介して駆動軸21に外嵌される副従動アーム
43と、支点Yで揺動自在なベルクランク44と、従動
アーム39の前端部とベルクランク44とを連動するロ
ッド45と、ベルクランク44と副従動アーム43とを
連動するロッド46とから構成されている。
【0053】つまり、従動アーム39が上昇揺動すると
きは、図13(イ)に示すように、第1ワンウェイクラ
ッチ38が一体で回動して駆動軸21を矢印イ方向に回
転させ、矢印ロ方向に回動することになる副従動アーム
43の回転は、第2ワンウェイクラッチ42が空回りす
ることになる。又、従動アーム39が下降揺動するとき
は、図13(ロ)に示すように、矢印ロ方向に回動する
ことになる第1ワンウェイクラッチ38は空回りし、矢
印イ方向に回転することになる副従動アーム43の回転
は、第2ワンウェイクラッチ42が一体で回動して駆動
軸21を同じく矢印イ方向に回転させるのである。
【0054】図4,図5,図19に示すように、送風ダ
クト17は、漏斗部20に接続される状態で4組の繰出
し部k毎に配備されるゴム等の軟質材製の部分ダクトD
1と、これら部分ダクトD1とブロワ16とを順次接続
連結するPE樹脂やPP樹脂等の硬質材製の連結ダクト
D2とを繋ぎ合わせた単一の送風経路に構成してある。
連結ダクトD2は、互いに隣合う部分ダクトD1どうし
を接続連結する3個の中間連結ダクト49と、最も送風
上手側の部分ダクト48とブロワ16とを接続連結する
始端側連結ダクト50と、の計4部品で構成されてい
る。
【0055】部分ダクトD1は、送風上手側2個の部分
ダクト48,48と、蓋51bが一体形成された送風下
手側の部分ダクト51と、送風下手側から2番目の部分
ダクト47との3種類から構成されている。そして、各
繰出し部kにおける漏斗部20の各々に供給される風力
を均一化するべく、これら部分ダクト51,47,4
8,48内の送風経路に突出する突起部51a,47
a,48a,48aを一体形成してある。送風下手側2
個の突起部51a,47aは同じ突起であるが、これら
よりも送風上手側2個の突起部48aの方が大きいもの
としてある。
【0056】すなわち、送風ダクト17での風の取込み
口面積を同一とした場合には、風下側程風圧が高くなっ
て単位時間当たりの風方が大となる傾向にあり、それを
是正するにはダクト内部に絞りを設けて、送風下手側の
取込み口程、その風上側でのダクト断面積を小さくする
ことが有効であることが判ってきた。
【0057】従って、4個の部分ダクトD1夫々に形成
される突起を、風上側から順に大きくすれば良いのであ
るが、そうすると4個の部分ダクトD1が全て異なる部
品となり、型費が高くなるとか部品管理上や組付け間違
いが生じ易い等の不利がある。そこで、大きい突起48
aと小さい突起47a,51aとを備えた2種の部分ダ
クト48,47(51)を2個ずつ配置する手段によ
り、各漏斗部20への風量の均一化と上記不利の解消と
の中用を図ってある。
【0058】繰出し部kにおいては、施肥ホース14の
始端である風取込み口14a,14aが極めて接近して
並んでいるので、風下側の風取込み口14aが送風ダク
ト17のより奥まで挿入されるように位置差を設けてあ
り、これによって相隣る風取込み口14a,14aでの
風量の均一化も図ってある。又、部分ダクトD1はゴム
製であって、各取込み口14aを隙間無く直接嵌合連結
することができるので、従来では必要であったゴムパッ
キン等のシール材の省略に成功している。
【0059】図15〜図17に示すように、機体の左側
に装備されるブロワ16は、電動モータ53で回転駆動
される羽根車54を二つ割り構造のケーシング55内に
収容して成る遠心型に構成されており、ケーシング55
には、下向きの吸込み口55aと下側で右向きの排風口
55bとが形成されている。排風口55bは、始端側連
結ダクト50の始端側に挿入される構造である。
【0060】図5,図6,図18に示すように、ケーシ
ング55に取付けられた側面視略コ字状のブラケット5
6を、始端側連結ダクト50の前側(電動モータ53
側)に設けた縦軸芯X、すなわち機体フレーム側の支承
パイプ57の縦向き部分に、上下方向に位置決めされた
状態で相対回動自在に外嵌してある。これによりブロワ
16は、排風口55bが始端側連結ダクト50に挿入し
て接続連結される閉じ作用姿勢と、その作用姿勢から前
方に回動して排風口55bと始端側連結ダクト50との
連結が解除されてその接続連結部が露呈される開き退避
姿勢(図18の仮想線参照)とに姿勢変更自在である。
【0061】次に、施肥装置Aの支持フレームについて
説明する。図4〜図6に示すように、施肥装置用支持フ
レームfは、4個の繰出し部kを一体的に支持する主支
持フレーム58と、この主支持フレーム58を機体に固
定する主及び副の取付けフレーム59,60と、前述し
た支承パイプ57とから構成されている。
【0062】主支持フレーム58は、上辺が下辺よりも
後方に突出した断面略後向きコ字状で左右に延びるチャ
ンネル材で構成され、各ロールケース18を2本の取付
けボルト61で固定している。大小のホッパ部13a,
13bの夫々には、肥料が残り少なくなったことを検出
する肥料残量センサ62を計4個装備してあり、それら
の配線である左右のワイヤーハーネス63,63を機体
に導くべく、主支持フレーム58内側の空間部を利用し
て配策してある(図8参照)。
【0063】主支持フレーム58は、これに溶着された
左右中央の主取付けフレーム59と、それの左右夫々に
ボルト止めされた計2個の副取付けフレーム60,60
とで機体フレームFに支持してある。主取付けフレーム
59は、左右一対のステー部59a,59aと、これら
に亘って跨がる下向きU字状のパイプ部59bとを一体
化して構成され、運転座席27等を支持する板金製の縦
フレーム64にボルト止めされている。副取付けフレー
ム60は、後方に90度曲がる状態で立ち上げられた板
材で構成され、後方フレーム66に溶着されたサポート
部材(フェンダ65支持用)67にボルト止めされてい
る。
【0064】支承パイプ57は、その下部が後方フレー
ム66から垂下されたブラケット66aにボルト止めさ
れるとともに、主支持フレーム58の左端に前方突出状
態に溶着されたアーム部材58aに上端部を嵌合してピ
ン止めしてある。ブロワ16を支持するブラケット56
は、上下のグロメット68,68を介して支承パイプ5
7に嵌装されるとともに、支承パイプ57に溶着された
ワッシャ69で位置決めされている。
【0065】植付爪10によって植え付けられた苗の横
側部に、溝を形成しながら肥料を田面に送り込んでいく
作溝器52を備えてあり、6個の作溝器52が接地フロ
ート11に各々2個ずつ取付けられている。左右外側2
組の繰出し部k,kでは、各繰出し機構15と2個の作
溝器52とが2本の施肥ホース14によって接続され、
左右内側2組の繰出し部k,kでは、一方の繰出し機構
15と1個の作溝器52とが1本の施肥ホース14で接
続されている。
【0066】以上の構造により、PTO軸70の動力に
よって苗植付装置7の回転ケース9が回転駆動され、一
対の植付爪10により苗載台12から交互に苗が取り出
され田面に植え付けられて、苗の植付作業が行われる。
これと同時に、走行伝動軸35の動力で駆動アーム37
の回転運動によるロッド40の往復運動が、変換機構4
1によって駆動軸21の一定方向の回転運動に変換され
て繰出し機構15が駆動される。
【0067】すると、繰出しロールRの凹部24aにホ
ッパ13からの肥料が入り込み、回転軸19の回転によ
り肥料が漏斗部20に繰出されるとともに、ブロア16
の風が送風ダクト17を介して漏斗部20に供給され、
高圧の風により肥料が施肥ホース14を通って作溝器5
2に迅速に供給されて、作溝器18で形成された圃場の
溝に肥料が供給される、という一連の施肥作業が行われ
るのである。
【0068】図13に示すように、従動アーム39にお
けるロッド40との連結位置が変更自在に構成されてお
り、その連結位置変更により、ロッド40の往復運動に
対する従動アーム39の揺動角度を変更し、駆動軸21
及び繰出しロールRの回転速度を変更して、繰り出され
る肥料の量を調節することができる。
【0069】一つの植付伝動ケース8(一対の回転ケー
ス9)に対して動力を伝動及び伝動遮断操作自在な各条
クラッチ(図示せず)、各条クラッチを伝動及び伝動遮
断操作する各条クラッチレバー(図示せず)が備えられ
ている。図9に示すように、繰出し部kの固定部の軸芯
周りで揺動自在な操作アーム31は、その端部がシフト
回転体29に係合しており、各条クラッチレバー(符記
せず)と操作アーム31とがワイヤ(符記せず)により
接続されている。
【0070】これにより、例えば右側の植付伝動ケース
8の各条クラッチレバーを伝動遮断側に操作して、右側
の植付伝動ケース8の各条クラッチを伝動遮断操作する
と、右側の植付伝動ケース8の一対の回転ケース9が停
止して、右側の2つの植付条の植え付けが行われず、右
側の2つの植付条に対応する肥料繰出し部kの駆動軸1
5が停止して、右側の2つの植付条への肥料の供給が停
止する。
【0071】図8に示すように、シャッター機構Sの直
下におけるブラシ22の前側には、肥料排出口71が形
成してあり、横軸芯W周りで揺動自在な切換板72によ
って排出口71を開閉自在に構成してある。排出口71
は、合流経路73を介して排出ホース74を接続してあ
り、通常の苗植付作業時には、切換板72を閉姿勢に操
作され、ホッパ13からの肥料は全て繰出し機構15に
供給される。そして、苗植付作業を終了した場合等にお
いて、ブロワ16及び施肥装置A停止させた状態で、切
換板72を開姿勢に操作すると、ホッパ13に残った肥
料が排出ホース74を通して排出することができる。
【0072】ところで、繰出し部kは2箇所の漏斗部2
0,20とその幅に見合う2組分のロールケース18を
備えた2条一体型が基本であるが、左右中央の2個の繰
出し部kは、6条用に合わせるために、一方の漏斗部2
0が機能しないようにしてある。すなわち、図10に示
すように、3個1組の部分ロールr1〜r3のワンセッ
トを省き、かつ、左右中央の2個の肥料ホッパ13b,
13bでは、部分ロールr1〜r3のワンセット分の供
給口幅となるように傾斜底面75を追加形成してある。
【0073】尚、前述した6条用のホッパ13を5条用
とする場合、ホッパ13をインジェクション成形する構
造では、図21の二点鎖線に示すように、繰出し機構1
5が不要な部分に別部品の中蓋85を後付け装着する。
ホッパ13をブロー成形する構造では、前述した中蓋8
5の形状として形成されるように、繰出し機構15が不
要な部分を型成型自体で一体形成すれば良い。
【0074】〔別実施形態〕図25に示すように、複数
の部分シャッタs1〜s3のうちのいずれか(例えばs
1のみ、或いはs1とs2)を、薬剤供給用のものに構
成しても良い。この場合には、図27や図28に示すよ
うに、肥料ホッパ13の中に薬剤ホッパ82を配備して
各部分シャッタに対応させるのであり、肥料用の繰出し
機構15としながら、肥料と薬剤の双方の繰り出しが行
えるものにすることができる。尚、繰出しロールRに作
用する施薬用ブラシ(図示せず)は、肥料用のブラシ2
2よりも目の細かいものになる。
【0075】図26は1条用の施薬装置Bを、図25は
2条用の施薬装置Bを示し、内装される薬剤ホッパ82
は肥料ホッパ13にボルト止めされており、3個の部分
ロールr1〜r3のうちの幅の狭い内側2個r1,r2
を施薬用に用いている。又、その施薬部分ロールr1,
r2の薬剤入込み用の凹部24aは、肥料用の凹部24
aよりも小さいものに形成されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】乗用型田植機の側面図
【図2】乗用型田植機の平面図
【図3】肥料ホッパの平面図
【図4】施肥装置部分の背面図
【図5】施肥装置部分の正面図
【図6】施肥装置部分の左側面図
【図7】繰出し機構の駆動構造を示す側面図
【図8】繰出し機構部分の構造を示す断面側面図
【図9】繰出し部の構造を示す断面図
【図10】1条用の繰出し部の構造を示す断面図
【図11】シャッター機構を示す平面図
【図12】部分シャッターの構造を示す斜視図
【図13】繰出し機構駆動用の変換機構を示す側面図
【図14】図13に示す変換機構の断面図
【図15】ブロワの断面図
【図16】ブロワの側面図
【図17】ブロワの背面図
【図18】ブロワの支持構造を示す平面図
【図19】送風ダクトの構造を示す断面平面図
【図20】ホッパ蓋の開閉構造を示す作用図
【図21】6条用と5条用のホッパ構造を示す原理図
【図22】ホッパ蓋の開閉支点構造を示す作用図
【図23】部分シャッターの取出し構造を示す要部の斜
視図
【図24】部分シャッターの組付け手順を示す作用図
【図25】施薬装置内蔵の2条用施肥装置を示す断面図
【図26】施薬装置内蔵の1条用施肥装置を示す断面図
【図27】大ホッパ本体に内蔵された施薬ホッパを示す
概略の一部切欠き側面図
【図28】小ホッパ本体に内蔵された施薬ホッパを示す
概略の一部切欠き側面図
【符号の説明】 13 ホッパ 13a ホッパ本体 13s 開口 15 繰出し機構 18 ロールケース 24a 凹部 25 ロッド 26 シャッタ 28 ホッパ蓋 77 突起 79 挿通孔 79a 横長孔 79b 縦長孔 80 操作孔 81 蓋部材 A 施肥装置 R 繰出しロール Z 支点 w 供給経路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松村 哲也 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 Fターム(参考) 2B052 BC05 BC08 BC16 DB07 EA02 EA15 EB02 EB05 EB12 EB13 EC03 ED08 2B060 AA10 BA04 BA07 BA09 BB03 BB06 BB07 BB09 BB10

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 肥料を貯留するホッパと、このホッパの
    肥料を所定量ずつ繰り出す繰出し機構とを備えて施肥装
    置を構成し、 前記ホッパを、ホッパ本体と、後部の支点周りで揺動自
    在に該ホッパ本体に枢支されたホッパ蓋とで構成し、そ
    のホッパ蓋を、前記支点回りで下降揺動して前記ホッパ
    本体の上面に形成された開口を閉塞する閉じ姿勢と、前
    記支点回りで上昇揺動して前記開口を開放する開き姿勢
    とに姿勢変更自在に構成し、 前記ホッパ蓋又は前記ホッパ本体のいずれかに、前記ホ
    ッパ蓋の上昇揺動に伴って乗り越え可能な突起を形成す
    るとともに、その乗り越えられた突起が前記ホッパ蓋の
    重力による下降揺動を係止して該ホッパ蓋の開き姿勢を
    維持可能に構成してある施肥装置付き田植機。
  2. 【請求項2】 肥料を貯留するホッパの下方に、該ホッ
    パから流下する肥料を所定量ずつ繰り出す繰出し機構を
    備えて肥料供給装置を構成し、前記繰出し機構を、外周
    に肥料入り込み用の凹部が形成された繰出しロールと、
    この繰り出しロールを回転自在に支承して収容するロー
    ルケースとで構成し、 前記ホッパから流下する肥料を前記繰出しロールに導く
    供給経路が開通される開き姿勢と、前記供給経路が遮断
    される閉じ姿勢とに切換え自在なシャッタを複数設ける
    とともに、これらいずれの姿勢でも前記シャッタが前記
    ロールケース内に収容される状態に構成してある施肥装
    置付き田植機。
  3. 【請求項3】 前記シャッタを可撓性を有した板材で形
    成し、前記開き姿勢では前記シャッタが平板状となって
    前記供給経路を遮断し、かつ、前記閉じ姿勢では前記シ
    ャッタがホッパ内側壁に沿うように折り曲げられて前記
    供給経路から退く構成としてある請求項2に記載の施肥
    装置付き田植機。
  4. 【請求項4】 前記シャッタに連結されたロッドを前記
    ロールケースから外部に突設し、そのロッドの押し込み
    操作で前記シャッタの開き姿勢が現出され、かつ、前記
    ロッドの引き出し操作で前記シャッタの閉じ姿勢が現出
    されるように構成してある請求項2又は3に記載の施肥
    装置付き田植機。
  5. 【請求項5】 前記ロールケースにおける前記ロッドを
    貫通させる挿通孔を、前記シャッタが前記ロースケース
    に組付けられた状態における前記ロッドの正規の突設位
    置を一端とする左右方向に長い横長孔と、この横長孔の
    他端に引き続く上下方向に長い縦長孔とで成る略L字形
    状に形成してある請求項4に記載の施肥装置付き田植
    機。
  6. 【請求項6】 前記ロッドの正規の位置における該ロッ
    ドの押し引き移動のみを許容する操作孔を備えた蓋部材
    を、前記ロールケースに着脱自在に装備してある請求項
    5に記載の施肥装置付き田植機。
  7. 【請求項7】 複数の前記シャッタのうちのいずれか
    を、薬剤供給用のものに構成してある請求項2〜6のい
    ずれか1項に記載の施肥装置付き田植機。
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