JP2000271167A - 横漏れを防ぎ装着感に優れた吸収性物品 - Google Patents
横漏れを防ぎ装着感に優れた吸収性物品Info
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Abstract
同時に装着感を向上させることを目的とする。 【解決手段】透液性トップシートと不透液性バックシー
トとの間に長尺吸収体を挟着した長尺本体と、該透液性
トップシート面の長手方向の両側部に長手方向に沿って
基端縁が固定され、且つ長尺弾性部材を長手方向に伸張
状態に取付けて両端部を該透液性トップシート面に固定
した立体ギャザー(7a)(7b)とを備えた吸収性物品におい
て、該立体ギャザーの先端縁(8a)(8b)に長尺弾性部材
(11)を長手方向に直線状に取付け、さらに該先端縁
と該基端縁(12a)(12b)との間に中間部長尺弾性部材(15
a)(15b)を長手方向に非直線状で伸張状態に取付けたこ
とを特徴とする横漏れを防ぎ装着感に優れた吸収性物
品。
Description
品に関し、特に横漏れを防ぎ、且つ身体への装着感の良
好なものである。
むつは、基本的に図1及び図2に示すように、不透液性
バックシート(1)と透液性トップシート(2)との間
に長尺吸収体(3)を介在させ、平面形状において長手
方向の中央部をくびれた形状とした長尺本体を備えてい
る。さらに着用した際に背側となる該不透液性バックシ
ート(1)外面に、粘着剤を使用したファスニングテー
プ(4a)〜(4d)、又はベルクロファスナー等の機械的ファ
スナーの一方の係合部材を形成したファスニングテープ
を設け、長尺本体の長手方向両側部に着用の際に該長手
方向に沿って起立状態となる左右の立体ギャザー(7a)(7
b)を設けてある。
部をバックシート(1)の内側面の長手方向の両側縁部
に接合したポリエチレン、ポリプロピレン、PET等の
撥水性不織布等からなるサイドシート(10a)(10b)を内側
に延長し、長手方向の側縁部に沿った基端縁(12a)(12b)
にて連続的にトップシート(2)にヒートシール等の手
段で接合することにより、さらに延長した内側のサイド
シート部分と、先端縁(8a)(8b)に長手方向に収縮力を与
えられて固着された長尺弾性部材(11)とにより形成
されるものであり、さらに該立体ギャザーは長手方向の
両端部(a1)〜(a4)(図中斜線部分)がトップシー
ト(2)面に接合されているために、該紙おむつを使用
時に広げた際に起立状に現れる。
部分のサイドシート(10a)(10b)との接合部分にはレッグ
ギャザー(5a)(5b)を形成するために長手方向に沿ったレ
ッグギャザー用弾性部材(6)を挟着し、さらに着用し
た時に腹側となる不透液性バックシート(1)外面に
は、上記ファスニングテープ(4a)〜(4d)の係合する図示
していないフロンタルテープとしてポリプロピレン製シ
ートや機械的ファスナーの他方の係合シートを固着して
ある。
おける立体ギャザーの目的は、排泄物の横漏れを防ぐた
めであり、着用時に起立させて皮膚に密接させる必要が
ある。そして皮膚に良好に密接させるためには、該立体
ギャザーの長尺弾性部材の収縮力を高めることによって
該立体ギャザーの起立性を高めることが必要であり、そ
の結果股下部の皮膚に強く密接させることができる。し
かしこのように長尺弾性部材の収縮力を高めると皮膚へ
の刺激も高まるので、快適な装着感が損なわれる原因に
もなっていた。なお従来立体ギャザーの先端縁に複数本
の同じ長尺弾性部材を僅かな間隔で並設した紙おむつが
上市されてはいるが、該立体ギャザーの起立性と装着感
とを両立させることには限度があった。また幅広の長尺
弾性部材を使用した紙おむつでは通気性が損なわれてし
まうという欠点があった。
鑑みて検討した結果、本発明は横漏れし難く着用時の装
着感に優れた紙おむつ等の吸収性物品を開発したもので
ある。
シートと不透液性バックシートとの間に長尺吸収体を挟
着した長尺本体と、該透液性トップシート面の長手方向
の両側部に長手方向に沿って基端縁が固定され、且つ長
尺弾性部材を長手方向に伸張状態に固着して両端部を該
透液性トップシート面に固定した立体ギャザーとを備え
た吸収性物品において、該立体ギャザーの先端縁に長尺
弾性部材を長手方向に直線状であって伸張状態に固着
し、さらに該先端縁と該基端縁との間に中間部長尺弾性
部材を長手方向に非直線状であって伸張状態に固着した
ことを特徴とするものであり、この際固着されている先
端縁長尺弾性部材と固着されている中間部長尺弾性部材
との収縮力に差を設けるのはよい。
ップシートと不透液性バックシートとの間に長尺吸収体
を挟着した長尺本体と、該透液性トップシート面の長手
方向の両側部に長手方向に沿って基端縁が固定され、且
つ長尺弾性部材を長手方向に伸張状態に固着して両端部
を該透液性トップシート面に固定した立体ギャザーとを
備えた吸収性物品において、該立体ギャザーの先端縁に
は弾性部材を設けず、該先端縁と該基端縁との間に中間
部長尺弾性部材を長手方向に非直線状であって伸張状態
に固着したことを特徴とするものである。
においても、中間部長尺弾性部材として、収縮力が互い
に異なる複数本の長尺弾性部材、収縮力が互いに同じ複
数本の長尺弾性部材、もしくは収縮力が同じ長尺弾性部
材を一部含んだ複数本の長尺弾性部材を設けたり、また
は複数本の中間部長尺弾性部材として、収縮力が互いに
同一もしくは異なる、基端縁側に凸条湾曲した下方凸条
長尺弾性部材と基端縁側に凹状湾曲した上方凸条長尺弾
性部材とを設けるのは有効である。
品においても、中間部長尺弾性部材を基端縁側に凸状湾
曲した形状に固着したり、中間部長尺弾性部材を基端縁
側に凹状湾曲した形状に固着したり、または中間部長尺
弾性部材を波形状に固着するのは効果的である。
品のいくつかのタイプを紙おむつを例にとって図面によ
り説明する。なお以下に説明する図面では判り易くする
ために吸収体やレッグギャザー用長尺弾性体は省略し
た。
ぞれの基端縁(12a)(12b)とそれぞれの先端縁(8a)(8b)と
の間に固着する中間部長尺弾性部材を、該基端縁側に凹
状に湾曲させた形状であって且つ伸張状態に取付けたも
のである。即ち該立体ギャザー(7a)(7b)を起立させた時
に上方に凸となる、上方凸状長尺弾性部材(15a)(15b)を
それぞれ伸張状態に固着した。
ぞれの基端縁(12a)(12b)とそれぞれの先端縁(8a)(8b)と
の間に固着する中間部長尺弾性部材を、該基端縁側に凸
状に湾曲させた形状であって且つ伸張状態に取付けたも
のである。即ち該立体ギャザー(7a)(7b)を起立させた時
に下方に凸となる、下方凸状長尺弾性部材(16a)(16b)を
それぞれ伸張状態に固着した。
ぞれの基端縁(12a)(12b)とそれぞれの先端縁(8a)(8b)と
の間に固着する中間部長尺弾性部材を、波形状であって
且つ伸張状態に取付けたものである。即ち波形長尺弾性
部材(17a)(17b)をそれぞれ伸張状態に固着した。
中間部長尺弾性部材を固着する場合に、本発明において
は該先端縁の長尺弾性部材(11)を設けないものも含
まれる。
ぞれの基端縁(12a)(12b)とそれぞれの先端縁(8a)(8b)と
の間に固着する中間部長尺弾性部材を、該先端縁に固着
した長尺弾性部材(11)より収縮力の大きい伸張状態
に固着したものである。このような大きい収縮力を有す
る長尺強弾性部材(18a)(18b)としては、該長尺弾性部材
(11)に対して材質を変えたもの、同材質の場合は太
さを変えたもの、あるいは固着する際により大きく伸張
させておく(即ち伸張倍率を大きくした)もの等で実現
できる。 ・タイプE これは図示していないが中間部長尺弾性部材の収縮力に
差を設ける別の例であって、中間部長尺弾性部材に該長
尺弾性部材(11)より収縮力の小さい長尺弱弾性部材
を用いたものである。なおこのような長尺強弾性部材や
長尺弱弾性部材は上記先端縁の長尺弾性部材とは、立体
ギャザー高さ(先端縁と基端縁との距離)の約1/10〜4/
5隔てて、通常は該先端縁の長尺弾性部材(11)とほ
ぼ平行に直線状に固着すればよいが前述(タイプA〜
C)のような非直線状であってもよい。
ぞれの基端縁(12a)(12b)とそれぞれの先端縁(8a)(8b)と
の間に固着する中間部長尺弾性部材として、図3の上方
凸状長尺弾性部材(15a)(15b)と図4の下方凸状長尺弾性
部材(16a)(16b)とを同時に設けたものである。なおこの
場合も先端縁の長尺弾性部材(11)を省略してもよ
い。
れも立体ギャザーの起立性の向上と装着感の改善の両立
を実現したものである。即ち立体ギャザー部の通気性を
損なうことなく、肌への刺激が少なく且つ収縮力を高め
に設定できるので横漏れ防止に有効である。さらに固着
する中間部長尺弾性部材が非直線状の場合は、その非直
線形状の形や大きさ、及び収縮力を調整することで横漏
れ防止と装着感改善の両効果のバランスの取れた立体ギ
ャザーの設計が可能となる。また上記の例では立体ギャ
ザーの両端部(図1におけるa1〜a4)の透液性トップシ
ート(2)面との接合面は、いずれも両立体ギャザー(7
a)(7b)の互いに対向するそれぞれ内側面であるが、本発
明においては反対面である外側面を該トップシート
(2)面との接合面としてもよい。
を取付けると、着用者の動作に対しても該複数本の長尺
弾性部材がフレキシブルに追随するので立体ギャザーが
へたり難くなり横漏れが有効に防止できる。なお複数本
の長尺弾性部材の使用により、図8に示すように先端縁
長尺弾性部材(11)と中間部長尺弾性部材(20)間
で襞が多数形成されるので肌に当る立体ギャザーのクッ
ション性が向上する。また特に先端縁長尺弾性部材と中
間部長尺弾性部材とで収縮力に差を設けた場合は、着用
時に立体ギャザーの起立状態が図9に示すように互いに
内向きに凹状湾曲した形状となり、排泄物の収納性につ
いても向上する。さらに先端縁長尺弾性部材を設けない
ものにおいては、立体ギャザーを構成している不織布の
最も強く肌に接する先端縁に弾性部材がないので肌への
当たりが一層柔らかであって装着感に優れたものとな
る。
における横漏れの程度と装着感について調査した結果を
下記表1に示す。表中の本発明例としては、上記のタイ
プA,B,D,E,Fの紙おむつとし、いずれも立体ギ
ャザーの先端縁長尺弾性部材(11)が取付けられてい
るものであり、比較例としては従来の先端縁長尺弾性部
材(11)が1本のもの、及び2本が近接して並設され
ているものを用いた。なおこれら紙おむつの立体ギャザ
ーはその高さ、即ち基端縁から先端縁までの距離はいず
れも40mmであり、固着した長尺弾性部材としてはいず
れもウレタンゴムの品番840dを用いた。
(X/Y)」は先端縁長尺弾性部材の固着形状をX、及
び中間部長尺弾性部材の固着形状をYとして、立体ギャ
ザーに固着されている長尺弾性部材の形状を簡単に示し
たものである。また同じく「間隔(L)」とは先端縁長
尺弾性部材と中間部長尺弾性部材との間隔を表し、本発
明例の各タイプのものは図中のLで示した。さらに表中
の伸張倍率とは、(弾性部材の伸張時の長さ/フリー時
の長さ)の値をいい、「A/B」は先端縁長尺弾性部材
の伸張倍率をA、及び中間部長尺弾性部材の伸張倍率を
Bとして示したものである。
おむつは従来の一般的な紙おむつである比較例1に比べ
ていずれも装着感が向上した。特に下方に凸状の中間長
尺弾性部材を固着したタイプBの本発明例2、及び先端
縁長尺弾性部材の方の伸張倍率の小さいタイプDの本発
明例4では装着感の改善効果が大きい。なお本発明例2
の紙おむつは股下部で立体ギャザー壁面が外側に突出し
た状態となるので肌当たり時にクッション性の増すこと
が認められた。これに対して同一特性の2本の長尺弾性
部材が近接して設置されている比較例2では装着感の向
上は僅かであった。
したタイプAの本発明例1及び先端縁長尺弾性部材の方
の伸張倍率を大きくしたタイプEの本発明例3では、肌
への密接性が良好となるため漏れ難さが大きく改善され
た。さらにタイプAとタイプBとを組み合わせた形状の
タイプFの本発明例5は、漏れ難さと装着感の両者の一
層の改善効果が認められた。これらの結果より、さらに
長尺弾性体の収縮力を高めても装着感の良好さは損なわ
れないことが予想される。
漏れを有効に防ぐと同時に、紙おむつ等の吸収性物品の
装着感を向上させることができ、使い捨ての吸収性物品
における着用者に対する使用感を向上させることができ
た。
図、(b)は(a)のAA’線断面図である。
る。
要部斜視図である。
Claims (8)
- 【請求項1】透液性トップシートと不透液性バックシー
トとの間に長尺吸収体を挟着した長尺本体と、該透液性
トップシート面の長手方向の両側部に長手方向に沿って
基端縁が固定され、且つ長尺弾性部材を長手方向に伸張
状態に固着して両端部を該透液性トップシート面に固定
した立体ギャザーとを備えた吸収性物品において、該立
体ギャザーの先端縁に長尺弾性部材を長手方向に直線状
であって伸張状態に固着し、さらに該先端縁と該基端縁
との間に中間部長尺弾性部材を長手方向に非直線状であ
って伸張状態に固着したことを特徴とする横漏れを防ぎ
装着感に優れた吸収性物品。 - 【請求項2】固着されている先端縁長尺弾性部材と固着
されている中間部長尺弾性部材との収縮力に差を設けた
請求項1記載の横漏れを防ぎ装着感に優れた吸収性物
品。 - 【請求項3】透液性トップシートと不透液性バックシー
トとの間に長尺吸収体を挟着した長尺本体と、該透液性
トップシート面の長手方向の両側部に長手方向に沿って
基端縁が固定され、且つ長尺弾性部材を長手方向に伸張
状態に固着して両端部を該透液性トップシート面に固定
した立体ギャザーとを備えた吸収性物品において、該立
体ギャザーの先端縁には弾性部材を設けず、該先端縁と
該基端縁との間に中間部長尺弾性部材を長手方向に非直
線状であって伸張状態に固着したことを特徴とする横漏
れを防ぎ装着感に優れた吸収性物品。 - 【請求項4】中間部長尺弾性部材として、収縮力が互い
に異なる複数本の長尺弾性部材、収縮力が互いに同じ複
数本の長尺弾性部材、または収縮力が同じ長尺弾性部材
を一部含んだ複数本の長尺弾性部材を設けた請求項1〜
3のいずれか1項記載の横漏れを防ぎ装着感に優れた吸
収性物品。 - 【請求項5】複数本の中間部長尺弾性部材として、収縮
力が互いに同一もしくは異なる、基端縁側に凸条湾曲し
た下方凸条長尺弾性部材と基端縁側に凹状湾曲した上方
凸条長尺弾性部材とを設けた請求項4記載の横漏れを防
ぎ装着感に優れた吸収性物品。 - 【請求項6】中間部長尺弾性部材を基端縁側に凸状湾曲
した形状に固着した請求項1〜3のいずれか1項記載の
横漏れを防ぎ装着感に優れた吸収性物品。 - 【請求項7】中間部長尺弾性部材を基端縁側に凹状湾曲
した形状に固着した請求項1〜3のいずれか1項記載の
横漏れを防ぎ装着感に優れた吸収性物品。 - 【請求項8】中間部長尺弾性部材を波形状に固着した請
求項1〜3のいずれか1項記載の横漏れを防ぎ装着感に
優れた吸収性物品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11085150A JP2000271167A (ja) | 1999-03-29 | 1999-03-29 | 横漏れを防ぎ装着感に優れた吸収性物品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11085150A JP2000271167A (ja) | 1999-03-29 | 1999-03-29 | 横漏れを防ぎ装着感に優れた吸収性物品 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000271167A true JP2000271167A (ja) | 2000-10-03 |
Family
ID=13850648
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11085150A Pending JP2000271167A (ja) | 1999-03-29 | 1999-03-29 | 横漏れを防ぎ装着感に優れた吸収性物品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000271167A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008512204A (ja) * | 2004-09-13 | 2008-04-24 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 伸縮性トップシートを有したおむつ |
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-
1999
- 1999-03-29 JP JP11085150A patent/JP2000271167A/ja active Pending
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| KR101615416B1 (ko) | 2010-01-08 | 2016-04-25 | 유니챰 가부시키가이샤 | 일회용 착용 물품 |
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|---|---|---|---|
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