JP2000272107A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000272107A
JP2000272107A JP11078225A JP7822599A JP2000272107A JP 2000272107 A JP2000272107 A JP 2000272107A JP 11078225 A JP11078225 A JP 11078225A JP 7822599 A JP7822599 A JP 7822599A JP 2000272107 A JP2000272107 A JP 2000272107A
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cleaning
ink
belt
cleaning roller
roller
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JP11078225A
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Yasushi Murayama
泰 村山
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置本体や記録ヘッドへのダメージが減少さ
れ、ベルトクリーニング性能、信頼性が向上されたイン
クジェット記録方式を適用した画像形成装置を提供す
る。 【解決手段】 クリーニング手段は、高分子吸水ポリマ
ー501b(インク吸収層)を有するクリーニングロー
ラ501(クリーニング部材)を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体上にイン
ク滴を吹き付けて記録を行うインクジェット記録方式を
適用した画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像形成装置として、た
とえば、インクジェット記録装置のように、インク滴を
飛ばすことにより画像記録を行う装置においては、記録
ヘッドの性能を維持するために、通常の記録時以外にも
インクを飛翔させることが必要である。
【0003】すなわち、これらのインクは、記録材上で
はなく、キャップ上、あるいは、搬送ベルト上等に吐出
させることにより、記録ヘッドの性能が維持される。
【0004】これらの、インクは、通常は、排インクと
して、排インク回収ケース、排インク回収用インク吸収
体等により、回収されることが一般的である。
【0005】しかし、これらの排インクを装置本体の寿
命まで装置内に保持し続けるためには、装置内に排イン
ク回収のためのスペースが多く必要であり、また、これ
らの排インクを吸収するための排インク吸収体も、大型
化してしまい、装置の小型化に対して逆行するものであ
る。
【0006】また、排インク容量を装置寿命分まで確保
できない場合には、途中での、排インク回収・廃棄が必
要になるが、そのような場合においては、装置の構成が
複雑になったり、回収時期検知手段等が別に必要とな
り、コストアップとなる。
【0007】また、インクを搬送ベルト上に吐出する場
合には、インクの付着したベルトをクリーニングするた
めの手段が必要となるが、装置の寿命までクリーニング
性能を維持するためには、通常、クリーニング部材の交
換、または、清掃等のメインテナンス作業が必要とな
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の手段を用いても、上記問題点は、完全に無くすことは
困難であり、ベルト上のインクのクリーニング不良や、
回収インクのこぼれ等問題が生じていた。
【0009】上記従来例のような構成においては、対策
が不十分であり、特に、印字ヘッドの印字幅が広い装置
や、記録領域に配される記録媒体の搬送方向に交差する
方向の記録媒体の全幅にわたってインク吐出口を配列し
たいわゆるフルラインタイプのインクジェット記録ヘッ
ドにおいては、使用するインクも大量であり、それによ
り、排インクの量も多大になる。
【0010】また、フルラインタイプの記録ヘッドを用
いた装置においては、記録材の搬送にベルト搬送装置を
使用する場合が多く、この場合ベルト上へのインク吐出
が行われると、そのクリーニング装置のインク回収能力
も多く必要となる。
【0011】その結果、インク吸収体の回収容量を超え
てしまってのインクあふれや、インク吸収能力の不足に
よるクリーニング不良等を引き起こすこともあった。
【0012】本発明は上記の従来技術の課題を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、装置
本体や記録ヘッドへのダメージが減少され、ベルトクリ
ーニング性能、信頼性が向上されたインクジェット記録
方式を適用した画像形成装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、記録材を搬送する搬送手段と、イ
ンクを吐出して記録を行うインクジェット記録方式によ
り、前記搬送手段により搬送される記録材に画像を記録
する記録手段と、前記搬送手段に当接することにより前
記搬送手段表面をクリーニングするクリーニング手段
と、を備えた画像形成装置において、前記クリーニング
手段は、高分子吸水ポリマーを有するクリーニング部材
を備えることを特徴とする。
【0014】また、前記クリーニング部材は、前記搬送
手段との当接部にはインク吸収部材を有するインク移送
層を、前記当接部以外の領域には高分子吸水ポリマーを
有するインク吸収層を備えることも好適である。
【0015】また、前記クリーニング部材は回転体であ
り、該回転体を回動させる駆動手段と、該駆動手段を制
御して前記回転体の挙動を自在にする制御手段とを備え
ることも好適である。
【0016】また、前記クリーニング手段は、前記当接
部にインク吸収部材を有するウェッブ状のインク移送部
材を備え、前記クリーニング部材は、回転体であり、前
記搬送手段との間に前記インク移送部材を挟持するよう
備えられることも好適である。
【0017】また、前記クリーニング部材及び前記イン
ク移送部材は、前記クリーニング手段から着脱可能とさ
れることも好適である。
【0018】また、前記インク吸収層は、前記クリーニ
ング部材から着脱可能とされることも好適である。
【0019】また、前記クリーニング手段の前記搬送手
段との当接部である前記インク移送層及び前記インク移
送部材は、除電処理されていることも好適である。
【0020】また、前記クリーニング手段は、前記搬送
手段から退避可能な退避手段を備えることも好適であ
る。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、この発明
の好適な実施の形態を説明する。ただし、この実施の形
態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その
相対配置などは、特に特定的な記載がないかぎりは、こ
の発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものでな
い。
【0022】(実施の形態1)図1は本発明を適用した
画像形成装置の概略断面図である。
【0023】まず、本実施の形態の画像形成装置の概略
について説明する。
【0024】図1において、301は原稿を読み取りそ
れを電気信号に変換するスキャナ部である。そこで変換
された信号に基づいた信号が、プリンタ部302の、記
録手段としての記録ヘッド部305にドライブ信号とし
て与えられる。
【0025】給紙部303に収容された記録材の一つと
しての記録紙8は、必要時一枚ずつ搬送手段としてのベ
ルト搬送部304へ向かって送り出される。
【0026】記録紙8はベルト搬送部304を通過する
際、記録ヘッド部305内に配置された各色の記録ヘッ
ド1C,1M,1Y,1Bkにより画像記録がなされ、
排紙部307を経てトレイ420へ送り出される。な
お、306は回転キャップ部であり、記録ヘッド部30
5が常時印字可能な状態を維持させるための機能をも
つ。
【0027】本実施の形態においては、その記録ヘッド
として、フルライン化された長尺ヘッドを用いている。
【0028】図7は、そのフルライン化された長尺記録
ヘッドとインクの供給手段との構成を模式的に示す説明
図である。
【0029】1601はその記録ヘッド、1652は記
録ヘッド1601内の共通液室、1653は記録液吐出
面1654に配された液体吐出用の吐出口である。
【0030】しかして本実施の形態の吐出口1653
は、対象とされる記録材の記録可能幅いっぱいにその数
が配されており、その個々の吐出口1653に通じる不
図示の液路に設けられた発熱素子を選択的に駆動させる
ことによって記録液を吐出させ、ヘッド自体の移動走査
なしに記録を実施することが可能である。
【0031】1655は記録液を記録ヘッド1601に
供給する記録液供給タンク、1656は供給タンク16
55に記録液を補充するためのメインタンクであり、供
給タンク1655から供給管1657により記録液を記
録ヘッド1601の共通液室1652に供給し、また、
記録液補充のときにはメインタンク1656から一方通
行の補充整流弁1658を介して回復用ポンプ1659
により供給タンク1655に記録液を補充可能である。
【0032】また、1660は記録ヘッド1601の吐
出機能回復のためになされる回復動作時に使用される一
方通行の回復用整流弁、1661は回復整流弁1660
が介装されている循環用管、更にまた、1662は先に
述べた第1の供給管1657に介装されている電磁弁、
1663は供給タンク用空気弁である。
【0033】次に、本実施の形態の記録材の搬送手段に
ついて図2を用いて説明する。
【0034】給紙部303より給送された記録紙8は吸
着ローラ52によりベルト搬送体308上に吸着され各
記録ヘッド1C,1M,1Y,1Bkへと順次送られ
る。
【0035】そして記録紙8は、各々の記録ヘッド1
C,1M,1Y,1Bkの下を順次通過することにより
各色画像が形成され、最終色を形成後、排出される。
【0036】本実施の形態に用いられるベルト搬送体3
08について説明を行う。
【0037】ベルト搬送体308は、駆動ローラ4,従
動ローラ1,2,3によって巻架されている。ベルト搬
送体308は、駆動ローラ4の軸に接続された不図示の
モータによって、回転駆動され、これによりベルト搬送
体308が一定速度にて搬送される。また、ベルト材質
は、ゴムベルト、フィルムベルト等が通常用いられてい
る。
【0038】ベルト搬送体308上への記録紙8の貼付
けは、一般的なものとしては、静電気を発生させること
により、記録紙8をベルト搬送体308上に吸着させる
ことにより記録紙8の搬送を行う静電吸着方式や、ファ
ン等によって負圧を発生させ、ベルト搬送体308上の
無数の孔からの吸引によってベルト搬送体308上に記
録紙8を吸引させ搬送を行う、エア搬送方式等が用いら
れることが多い。
【0039】本実施の形態においては、静電吸着方式を
用いた装置により説明を行うが、これに限定されるもの
ではない。
【0040】ベルト搬送体308への静電吸着のための
給電は、本実施の形態においては、ローラ給電方式を用
いている。
【0041】給電ローラには、あらかじめ決められた電
圧が印加され、これにより、ベルト搬送体308表面を
帯電させることにより、記録紙8を吸着させる。
【0042】ベルト搬送体308の記録紙8が分離され
てから、次の記録紙8が吸着されるまでの間、すなわ
ち、図2において、下部分には、ベルト搬送体308表
面に付着した記録インクを清掃するためのクリーニング
手段としてのベルトクリーナが配置されている。
【0043】図3は、本実施の形態のベルトクリーナ部
の要部断面図である。
【0044】501は、クリーニング部材としてのベル
トクリーニングローラである。
【0045】ベルトクリーニングローラ501は、本実
施の形態においては図のように、ベルト搬送体308表
面に対し、一定圧力を保ちながら、接触され、ベルト搬
送体308の駆動により、従動回転されている。これに
より、ベルト搬送体308が移動することにより、クリ
ーニングローラ501は、回転を行う。
【0046】図4は、ベルトクリーニングローラ501
の断面形状を表わしている。
【0047】クリーニングローラ501は、2層構造か
らなる。501aは、インク移送層であり、本実施の形
態においては、不織布より構成されている。501b
は、インク吸収層である高分子吸水ポリマーである。
【0048】図3,4において、ベルト搬送体308上
に付着したインクのクリーニングプロセスを説明する。
【0049】まず、ベルト搬送体308上に付着したイ
ンクは、駆動ローラ4を経て、図中、クリーニングロー
ラ501との接触ニップ部へと移動される。
【0050】ニップ部において、ベルト搬送体308表
面の付着インクはクリーニングローラ501表面の不織
布501aに、ある一定圧をもって接触する。これによ
り、ベルト表面上のインクは、不織布501a側へと転
写される。
【0051】クリーニングローラ501表面の不織布5
01a側へと転写されたインクは、内面へと、すなわち
高分子吸水ポリマー501bへと染み込み移動する。
【0052】これにより、クリーニングローラ501内
部へと移動をしたインクは、クリーニングローラ501
内部に配置された、高分子吸水ポリマー501bに接触
する。
【0053】高分子吸水ポリマー501bは、インクを
吸着し、保持する機能を有するため、内部へと移動して
きたインクは、この高分子吸水ポリマー501b層内に
吸収され、再び不織布側501aに転写・移動すること
がない。
【0054】これら、一連の動作により、ベルト搬送体
308表面上に付着したインクが、クリーニングローラ
501内の高分子吸水ポリマー501bにより、保持さ
れる。
【0055】クリーニングローラ501内部の高分子吸
水ポリマー501bは、インク等の液体を吸収し保持す
る機能を有する。
【0056】この場合、高分子吸水ポリマー501bの
材質により、あるいは、吸収するインクの組成により、
すなわちこれらの組み合わせによって、インク吸水量=
能力が決定される。
【0057】クリーニングローラ501内の高分子吸水
ポリマー501bの量は、これらに基づき決定され、す
なわち、ローラの大きさ=ローラ径は、インクをどれだ
け吸収するかにより決定されるものである。これは、装
置の寿命や、クリーニングローラ501の交換時期をも
決定するものである。
【0058】また、クリーニングローラ501は、ベル
トクリーナ部より、着脱自在な構成となっている。
【0059】これにより、上記、吸収能力を失ったとき
には、クリーニングローラ501を交換することのみに
より、クリーニング効果を再び取り戻すことが可能とな
る。
【0060】また、クリーニングローラ501の構成に
より、ローラ内部の高分子吸水ポリマー501bのみを
取替え交換する方法も可能である。
【0061】なお、本実施の形態1に用いたインクジェ
ット記録装置に用いられるインク供給系、ならびに回復
系についての説明については当業者においては周知の技
術のためその説明は省略する。
【0062】(実施の形態2)以下に、図面に基づいて
本発明の第2の実施の形態を詳細に説明する。また、第
1の実施の形態と同様の部位には同一符号を付し、説明
は省略する。
【0063】図5は、本実施の形態のベルトクリーナ部
の要部断面図である。
【0064】501は、ベルトクリーニングローラであ
る。クリーニングローラ501は、本実施の形態におい
ては図のように、ベルト搬送体308表面に対し、一定
圧力を保ちながら、接触している。502は、駆動手段
としてのベルトクリーニングローラ駆動モータである。
【0065】クリーニングローラ501は、不図示の制
御手段により制御されるベルトクリーニングローラ駆動
モータ502により、ベルト搬送体308の移動方向に
対し、従動方向あるいは逆方向(カウンター方向)に駆
動される。
【0066】ベルトクリーニングローラ駆動モータ50
2の従動回転、逆回転あるいは固定の操作は不図示の制
御手段により行っても、スイッチ等による手動で行って
もよい。
【0067】次に、クリーニングローラ501の回転速
度および、回転方向、回転タイミングについて説明を行
う。
【0068】クリーニングローラ501は上述したよう
に、モータ502により回転可能に構成されている。
【0069】クリーニングローラ501には、退避手段
として不図示の接離機構が備えられている。
【0070】クリーニングローラ501は、不図示の接
離機構によって、クリーニング必要時にベルト搬送体3
08に所定の圧力で接触させ、クリーニング終了時に
は、ベルト搬送体308表面より退避可能なように構成
されている。
【0071】不図示のクリーニングローラ接離機構を有
することによって、ベルト搬送体308表面へのクリー
ニングローラ501の接触時間を少なくすることが可能
となり、ベルト寿命、耐久性に対して有利な構成とな
る。
【0072】また、同時に、印字中に退避させることが
可能であるから、ベルト搬送性能(速度ムラ等)に対し
ても悪影響を与える心配がない。
【0073】クリーニングローラ501の回転駆動方式
には、以下の方式が可能である。
【0074】1)クリーニング実行時に、ベルト搬送体
308の移動速度と相対速度差をもって駆動する。
【0075】2)クリーニング終了時に、クリーニング
ローラ501を所定量回転移動させる。
【0076】これらを適宜選択することにより、ベルト
搬送体308表面のクリーニングをおこなう。 すなわ
ち、1)においては、クリーニング時においてクリーニ
ングローラ501を回転させながらクリーニングする方
式であり、第1の実施の形態において説明を行った方式
に類似するが、さらに回転がベルト速度に対して相対速
度差を設けられるため、より、効果的なクリーニング性
能を出すことが可能となる。
【0077】また、この方式においては、クリーニング
ローラ501の回転方向を逆転することによって、更に
相対速度差を増すことが可能であるから、より、効果的
にクリーニングを行うことが可能である。
【0078】一方、逆に、クリーニング実行時に、クリ
ーニングローラ501を極微量回転駆動させることも可
能である。これは、ベルト速度に対してクリーニングロ
ーラ501の速度を遅くすることにより、逆の相対速度
差を生じさせることによりベルト搬送体308をクリー
ニングする方式である。
【0079】これらの速度、回転方向の設定は、装置の
構成、特に、ベルト材質、インク組成、汚れの状態等に
より、これらの設定を選定することが可能な構成となっ
ている。
【0080】次に、2)においては、クリーニング中は
クリーニングローラ501を停止(固定)させておく方
式である。これにより、ベルトクリーニング中には常に
同一面がベルト搬送体308表面に対して接触されるた
め、例えば、ベルト搬送体308表面に大量のインク滴
が付着した場合等に、インクを掻き落としながらインク
補集・吸収することが可能である。
【0081】また、第1の実施の形態や、本実施の形態
の1)で説明した方式によると、クリーニング時に、ク
リーニングローラ501全周を常に使用するが、本方式
においては、クリーニング終了時に、クリーニングロー
ラ501を回転させ、未使用の部位、あるいは前回使用
した面であっても時間が経過しているため、表面がイン
クで濡れていない、乾燥したローラ面を使用することが
可能であるため、クリーニング効果をあげることが可能
となる場合がある。
【0082】これらの選択方法は、ベルト搬送体308
表面状態、すなわち、汚れの状態により選択することが
可能である。つまり、ベルト搬送体308が軽度の汚れ
であれば、相対速度差が少ない設定を選択すれば良い
し、逆に、汚れがひどい場合には、クリーニングローラ
501の回転を逆転することで、ベルト速度との相対速
度差を大にし、クリーニング効果を高めることが可能と
なる。
【0083】図6は、クリーニングローラ501の断面
形状を表わしている。
【0084】クリーニングローラ501は、2層構造か
らなる。501aは、インク移送層であり、本実施の形
態においては、不織布より構成されている。501b
は、高分子吸水ポリマーである。
【0085】図5,6において、ベルト搬送体308上
に付着したインクのクリーニングプロセスを説明する。
【0086】クリーニングローラ501は、印字時にお
いては、ベルト搬送体308に対して離脱した状態にて
退避している。
【0087】ベルトクリーニングの信号を受けると、ベ
ルトクリーニングローラ501は、不図示の接離機構に
より、ベルト表面に接触される。
【0088】また、この時、クリーニングローラ501
は、ベルトクリーニングローラ駆動モータ502によっ
て、回転駆動される。
【0089】まず、ベルト搬送体308上に付着したイ
ンクは、駆動ローラ4を経て、図中、クリーニングロー
ラ501との接触ニップ部へと移動される。
【0090】ニップ部において、ベルト搬送体308表
面の付着インクはクリーニングローラ501表面の不織
布501aに、ある一定圧をもって接触する。
【0091】また、上述したように、ベルト搬送体30
8の速度とクリーニングローラ501表面速度とには相
対速度差を設けているため、これにより、ベルト搬送体
308表面上のインクは、ベルト搬送体308表面から
掻き落とされるようにクリーニングローラ501表面の
不織布501a側へと転写される。
【0092】クリーニングローラ501表面の不織布5
01a側へと転写されたインクは、内面へと、すなわち
高分子吸水ポリマー501bへと染み込み移動する。
【0093】これにより、クリーニングローラ501内
部へと移動をしたインクは、クリーニングローラ501
内部に配置された、高分子吸水ポリマー501bに接触
する。
【0094】高分子吸水ポリマー501bは、インクを
吸着し、保持する機能を有するため、内部へと移動して
きたインクは、この高分子吸水ポリマー501b層内に
吸収され、再び不織布501a側に転写・移動すること
がない。
【0095】これら、一連の動作により、ベルト搬送体
308表面上に付着したインクが、クリーニングローラ
501内の高分子吸水ポリマー501bにより、保持さ
れる。
【0096】クリーニングローラ501内部の高分子吸
水ポリマー501bは、インク等の液体を吸収し保持す
る機能を有する。
【0097】この場合、高分子吸水ポリマー501bの
材質により、あるいは、吸収するインクの組成により、
すなわちこれらの組み合わせによって、インク吸水量=
能力が決定される。
【0098】クリーニングローラ501内の高分子吸水
ポリマー501bの量は、これらに基づき決定され、す
なわち、ローラの大きさ=ローラ径は、インクをどれだ
け吸収するかにより決定されるものである。これは、装
置の寿命や、クリーニングローラ501の交換時期をも
決定するものである。
【0099】また、高分子吸水ポリマー501bは、そ
の性質から、吸収した水分を蒸発させることが可能であ
るため、上述したポリマーの量は、この蒸発量を考慮す
ることで、必要最小限の大きさに設定することが可能と
なり、装置の小型化に貢献する。
【0100】クリーニングローラ501は、ベルトクリ
ーナ部より、着脱自在な構成となっている。
【0101】これにより、上記、吸収能力を失ったとき
には、クリーニングローラ501を交換することのみに
より、クリーニング効果を再び取り戻すことが可能とな
る。
【0102】また、クリーニングローラ501の構成に
より、ローラ内部の高分子吸水ポリマー501bのみを
取替え交換する方法も可能である。
【0103】なお、本実施の形態に用いたインクジェッ
ト記録装置に用いられるインク供給系、ならびに回復系
についての説明については当業者においては周知の技術
のためその説明は省略する。
【0104】(実施の形態3)以下に、図面に基づいて
本発明の第3の実施の形態を詳細に説明する。また、第
1の実施の形態と同様の部位には同一符号を付し、説明
は省略する。
【0105】図8は、本実施の形態のベルトクリーナ部
の要部断面図である。
【0106】501は、ベルトクリーニングローラであ
る。クリーニングローラ501は、本実施の形態におい
ては図のように、ベルト表面に対し、一定圧力を保ちな
がら、接触している。
【0107】本実施の形態においては、クリーニングロ
ーラ501は、ベルトに対し一定圧で接触しているとと
もに、回転方向は固定されている。すなわち、クリーニ
ングローラ501を常に停止(固定)させておく方式で
ある。
【0108】これにより、ベルトクリーニング中には常
に同一面がベルト搬送体308表面に対して接触される
ため、例えば、ベルト搬送体308表面に大量のインク
滴が付着した場合等に、インクを掻き落としながらイン
ク補集・吸収することが可能である。
【0109】また、第1の実施の形態や、第2の実施の
形態の1)で説明した方式によると、クリーニング時
に、ローラ全周を常に使用するが、本方式においては、
クリーニングローラ501を固定させ、常に同一の面に
てクリーニングを行う方式である。
【0110】この方式によれば、クリーニング性能は第
1,第2の実施の形態の方式に比べて劣るものの、比較
的ベルト搬送体308の汚れが少ない装置にて使用する
ことにより(主に、低速機に好適と思われる。)コスト
ダウン及び簡略化された構成にて装置の小型化が可能と
なる。 また、本方式においては、第2の実施の形態に
て説明したクリーニングローラ501の接離機構を設
け、ベルト寿命、ベルト耐久性を上げ、ベルト搬送性能
を上げることも可能である。
【0111】図9は、ベルトクリーニングローラ501
の断面形状を表わしている。
【0112】クリーニングローラ501は、2層構造か
らなる。501aは、インク移送層であり、本実施の形
態においては、不織布より構成されている。501b
は、高分子吸水ポリマーである。
【0113】図8,9において、ベルト搬送体308上
に付着したインクのクリーニングプロセスを説明する。
【0114】クリーニングローラ501は、常にベルト
搬送体308に対して一定圧をもって接触した状態に構
成されている。
【0115】また、ベルトクリーニングローラ501
は、回転方向が固定されている。
【0116】まず、ベルト搬送体308上に付着したイ
ンクは、駆動ローラ4を経て、図中、クリーニングロー
ラ501との接触ニップ部へと移動される。
【0117】ニップ部において、ベルト搬送体308表
面の付着インクはクリーニングローラ501表面の不織
布501aに、ある一定圧をもって接触する。
【0118】また、上述したように、ベルト搬送体30
8に対してクリーニングローラ501は停止(固定)さ
れているため、これにより、ベルト搬送体308表面上
のインクは、ベルト搬送体308表面から掻き落とされ
るようにクリーニングローラ501表面の不織布501
a側へと転写される。
【0119】クリーニングローラ501表面の不織布5
01a側へと転写されたインクは、内面へと、すなわち
高分子吸水ポリマー501bへと染み込み移動する。
【0120】これにより、クリーニングローラ501内
部へと移動をしたインクは、クリーニングローラ501
内部に配置された、高分子吸水ポリマー501bに接触
する。
【0121】高分子吸水ポリマー501bは、インクを
吸着し、保持する機能を有するため、内部へと移動して
きたインクは、この高分子吸水ポリマー501b層内に
吸収され、再び不織布側501aに転写・移動すること
がない。
【0122】これら、一連の動作により、ベルト搬送体
308表面上に付着したインクが、クリーニングローラ
501内の高分子吸水ポリマー501bにより、保持さ
れる。
【0123】クリーニングローラ501内部の高分子吸
水ポリマー501bは、インク等の液体を吸収し保持す
る機能を有する。
【0124】この場合、高分子吸水ポリマー501bの
材質により、あるいは、吸収するインクの組成により、
すなわちこれらの組み合わせによって、インク吸水量=
能力が決定される。
【0125】クリーニングローラ501内の高分子吸水
ポリマー501bの量は、これらに基づき決定され、す
なわち、ローラの大きさ=ローラ径は、インクをどれだ
け吸収するかにより決定されるものである。これは、装
置の寿命や、クリーニングローラ501の交換時期をも
決定するものである。
【0126】また、高分子吸水ポリマー501bは、そ
の性質から、吸収した水分を蒸発させることが可能であ
るため、上述したポリマーの量は、この蒸発量を考慮す
ることで、必要最小限の大きさに設定することが可能と
なり、装置の小型化に貢献する。
【0127】クリーニングローラ501は、ベルトクリ
ーナ部より、着脱自在な構成となっている。これによ
り、上記、吸収能力を失ったときには、クリーニングロ
ーラ501を交換することのみにより、クリーニング効
果を再び取り戻すことが可能となる。
【0128】また、クリーニングローラ501の構成に
より、ローラ内部の高分子吸水ポリマー501bのみを
取替え交換する方法も可能である。
【0129】なお、本実施の形態に用いたインクジェッ
ト記録装置に用いられるインク供給系、ならびに回復系
についての説明については当業者においては周知の技術
のためその説明は省略する。
【0130】(実施の形態4)以下に、図面に基づいて
本発明の第4の実施の形態を詳細に説明する。また、上
述の実施の形態と同様の部位には同一符号を付し、説明
は省略する。
【0131】図10は、本実施の形態のベルトクリーナ
部の要部断面図である。
【0132】501は、ベルトクリーニングローラであ
る。クリーニングローラ501は、本実施の形態におい
ては図のように、ベルト表面に対し、一定圧力を保ちな
がら、接触している。
【0133】503はベルトクリーニングウェッブであ
る。ベルトクリーニングウェッブ503は図10に示さ
れたように、ベルト搬送体308表面に対してクリーニ
ングローラ501によって一定圧により接触されてい
る。
【0134】不図示のベルトクリーニングウェッブ駆動
モータは、ベルト搬送体308表面に接触されたクリー
ニングウェッブ503を所定タイミング、所定速度に
て、巻き取っていくためのモータである。
【0135】本実施の形態においてはクリーニングウェ
ッブ503は不図示のウェッブ駆動モータにより、ベル
ト搬送体308の移動方向に対し、従動方向あるいは逆
方向(カウンター方向)に駆動される。
【0136】図11は、クリーニングローラ501の断
面形状を表わしている。
【0137】クリーニングローラ501は、2層構造か
らなる。501aは、インク移送層であり、本実施の形
態においては、不織布より構成されている。501b
は、高分子吸水ポリマーである。
【0138】図10,11において、ベルト搬送体30
8上に付着したインクのクリーニングプロセスを説明す
る。
【0139】まず、ベルト搬送体308上に付着したイ
ンクは、駆動ローラ4を経て、図中、クリーニングロー
ラ501により押圧されるクリーニングウェッブ503
との接触ニップ部へと移動される。
【0140】ニップ部において、ベルト搬送体308表
面の付着インクはクリーニングウェッブ503に接触
し、飽和したインクは更にその内側に接触されるクリー
ニングローラ501表面の不織布501aへと移動す
る。
【0141】これにより、ベルト搬送体308表面上の
インクは、クリーニングウェッブ503に一部が染み込
み補集されるとともに、補集しきれないインクは更にク
リーニングローラ501の不織布501a側へと転写さ
れる。
【0142】不織布501a側へと転写されたインク
は、同様にして不織布501aから内面へと、すなわち
高分子吸水ポリマー501bへと染み込み移動する。
【0143】これにより、クリーニングローラ501内
部へと移動をしたインクは、クリーニングローラ501
内部に配置された、高分子吸水ポリマー501bに接触
する。
【0144】高分子吸水ポリマー501bは、インクを
吸着し、保持する機能を有するため、内部へと移動して
きたインクは、この高分子吸水ポリマー501b層内に
吸収され、再び不織布501a側に転写・移動すること
がない。
【0145】すなわち、不織布501aによってある程
度のインク補集を行い、補集しきれないインクを更に高
分子吸水ポリマー501bにて吸収する構成となってい
る。
【0146】これら、一連の動作により、ベルト搬送体
308表面上に付着したインクが、クリーニングローラ
501内の高分子吸水ポリマー501bにより、保持さ
れる。
【0147】クリーニングローラ501内部の高分子吸
水ポリマー501bは、インク等の液体を吸収し保持す
る機能を有する。
【0148】この場合、高分子吸水ポリマー501bの
材質により、あるいは、吸収するインクの組成により、
すなちこれらの組み合わせによって、インク吸水量=能
力が決定される。
【0149】クリーニングローラ501内の高分子吸水
ポリマー501bの量は、これらに基づき決定され、す
なわち、ローラの大きさ=ローラ径は、インクをどれだ
け吸収するかにより決定されるものである。これは、装
置の寿命や、クリーニングローラ501の交換時期をも
決定するものである。
【0150】クリーニングローラ501およびクリーニ
ングウェッブ503は、ベルトクリーナ部により、着脱
自在な構成となっている。
【0151】これにより、上記、吸収能力を失ったとき
には、クリーニングローラ501およびクリーニングウ
ェッブ503を同時あるいは適時交換することのみによ
り、クリーニング効果を再び取り戻すことが可能とな
る。
【0152】また、クリーニングローラ501の構成に
より、クリーニングローラ501内部の高分子吸水ポリ
マー501bのみを取替え交換する方法も可能である。
【0153】なお、本実施の形態に用いたインクジェッ
ト記録装置に用いられるインク供給系、ならびに回復系
についての説明については当業者においては周知の技術
のためその説明は省略する。
【0154】(実施の形態5)以下に、図面に基づいて
本発明の第5の実施の形態を詳細に説明する。また、上
述の実施の形態と同様の部位には同一符号を付し、説明
は省略する。
【0155】図12は、本実施の形態のベルトクリーナ
部の要部断面図である。504は、ベルトクリーニング
パッドである。ベルトクリーニングパッド504は、本
実施の形態においては図のように、ベルト表面に対し、
一定圧力を保ちながら、接触している。
【0156】本実施の形態においては、クリーニングパ
ッド504は、ベルトに対し一定圧で接触している。ク
リーニングパッド504を常に停止(固定)させておく
方式である。
【0157】これにより、ベルトクリーニング中には常
にクリーニングパッド504の面がベルト搬送体308
表面に対して接触されるため、例えば、ベルト搬送体3
08表面に大量のインク滴が付着した場合等に、インク
を掻き落としながらインク捕集・吸収することが可能で
ある。 また、第1〜4の実施の形態において説明した
クリーニングローラ方式によると、ローラニップ部によ
りインクを補集する方式であったが、本方式において
は、パッド面をベルトに対して接触させる方式であるた
め、接触面積を広くすることが可能となり、クリーニン
グ性能を保ちつつ、比較的ベルトの汚れが少ない装置に
て使用することにより(主に、低速機に好適と思われ
る。)コストダウン及び簡略化された構成にて装置の小
型化が可能となる。
【0158】また、本方式においては、第2の実施の形
態にて説明したクリーニングローラ501の接離機構の
如く、退避手段としてのパッド接離機構(図面省略)を
設けることにより、ベルト寿命、ベルト耐久性を上げ、
ベルト搬送性能を上げることも可能である。
【0159】図13は、ベルトクリーニングパッド50
4の断面形状を表わしている。
【0160】クリーニングパッド504は、2層構造か
らなる。504aは、インク移送層であり、本実施の形
態においては、不織布より構成されている。504b
は、高分子吸水ポリマーである。
【0161】図12,13において、ベルト搬送体30
8上に付着したインクのクリーニングプロセスを説明す
る。
【0162】クリーニングパッド504は、常にベルト
搬送体308に対して一定圧をもって接触した状態に構
成されている。
【0163】まず、ベルト搬送体308上に付着したイ
ンクは、駆動ローラ4を経て、図中、クリーニングパッ
ド504との接触部へと移動される。
【0164】接触部において、ベルト搬送体308表面
の付着インクはクリーニングパッド504表面のインク
移送層としての不織布504aに、ある一定圧をもって
接触する。
【0165】また、上述したように、ベルト搬送体30
8に対してクリーニングパッド504が固定されている
ため、これにより、ベルト搬送体308表面上のインク
は、ベルト搬送体308表面から掻き落とされるように
クリーニングパッド504表面の不織布504a側へと
転写される。
【0166】不織布504a側へと転写されたインク
は、不織布504aから内面へと、すなわち、インク吸
収層である高分子吸水ポリマー504bへと染み込み移
動する。
【0167】これにより、クリーニングパッド504内
部へと移動をしたインクは、クリーニングパッド504
内部に配置された、高分子吸水ポリマー504bに接触
する。
【0168】高分子吸水ポリマー504bは、インクを
吸着し、保持する機能を有するため、内部へと移動して
きたインクは、この高分子吸水ポリマー504b層内に
吸収され、再び不織布504a側に転写・移動すること
がない。
【0169】これら、一連の動作により、ベルト搬送体
308表面上に付着したインクが、クリーニングパッド
504内の高分子吸水ポリマー504bにより、保持さ
れる。
【0170】クリーニングパッド504内部の高分子吸
水ポリマー504bは、インク等の液体を吸収し保持す
る機能を有する。
【0171】この場合、高分子吸水ポリマー504bの
材質により、あるいは、吸収するインクの組成により、
すなわちこれらの組み合わせによって、インク吸水量=
能力が決定される。
【0172】クリーニングパッド504内の高分子吸水
ポリマー504bの量は、これらに基づき決定され、す
なわち、パッドの大きさは、インクをどれだけ吸収する
かにより決定されるものである。これは、装置の寿命
や、クリーニングパッド504の交換時期をも決定する
ものである。
【0173】また、高分子吸水ポリマー504bは、そ
の性質から、吸収した水分を蒸発させることが可能であ
るため、上述したポリマーの量は、この蒸発量を考慮す
ることで、必要最小限の大きさに設定することが可能と
なり、装置の小型化に貢献する。
【0174】クリーニングパッド504は、ベルトクリ
ーナ部より、着脱自在な構成となっている。これによ
り、上記、吸収能力を失ったときには、クリーニングパ
ッド504を交換することのみにより、クリーニング効
果を再び取り戻すことが可能となる。
【0175】また、クリーニングパッド504の構成に
より、クリーニングパッド504内部の高分子吸水ポリ
マー504bのみを取替え交換する方法も可能である。
【0176】なお、本実施の形態に用いたインクジェッ
ト記録装置に用いられるインク供給系、ならびに回復系
についての説明については当業者においては周知の技術
のためその説明は省略する。
【0177】(実施の形態6)以下に、図面に基づいて
本発明の第6の実施の形態を詳細に説明する。また、上
述の実施の形態と同様の部位には同一符号を付し、説明
は省略する。
【0178】本実施の形態は、上述の実施の形態に使用
されている不織布に関し、その材質を除電処理された不
織布を使用するものである。
【0179】これについて、第1の実施の形態にて説明
した構成にて説明を行う。
【0180】図14は、本実施の形態のベルトクリーナ
部の要部断面図である。本図は、第1の実施の形態の図
3と同様の構成からなる。
【0181】505は、ベルトクリーニングローラであ
る。クリーニングローラ505は、本実施の形態におい
ては図のように、ベルト搬送体308表面に対し、一定
圧力を保ちながら、接触され、ベルト搬送体308の駆
動により、従動回転されている。これにより、ベルトが
移動することにより、クリーニングローラ505は、回
転を行う。
【0182】図15は、ベルトクリーニングローラ50
5の断面形状を表わしている。
【0183】クリーニングローラ505は、2層構造か
らなる。
【0184】505aは、インク移送層であり、本実施
の形態においては、除電処理を施された不織布、具体的
には、材料中に導電性材料(炭素繊維等)を織り込んだ
材質を使用したものにより構成されている。
【0185】505bは、インク吸収層である高分子吸
水ポリマーである。
【0186】次に、図14,15において、ベルト搬送
体308上に付着したインクのクリーニングプロセスを
説明する。
【0187】まず、ベルト搬送体308上に付着したイ
ンクは、駆動ローラ4を経て、図中、クリーニングロー
ラ505との接触ニップ部へと移動される。
【0188】ニップ部において、ベルト搬送体308表
面の付着インクはクリーニングローラ505表面の不織
布505aに、ある一定圧をもって接触する。これによ
り、ベルト搬送体308表面上のインクは、不織布50
5a側へと転写される。
【0189】不織布505a側へと転写されたインク
は、不織布505aから内面へと、すなわち、高分子吸
水ポリマー505bへと染み込み移動する。
【0190】これにより、クリーニングローラ505内
部へと移動をしたインクは、クリーニングローラ505
内部に配置された、高分子吸水ポリマー505bに接触
する。
【0191】高分子吸水ポリマー505bは、インクを
吸着し、保持する機能を有するため、内部へと移動して
きたインクは、この高分子吸水ポリマー505b層内に
吸収され、再び不織布505a側に転写・移動すること
がない。
【0192】これら、一連の動作により、ベルト搬送体
308表面上に付着したインクが、クリーニングローラ
505内の高分子吸水ポリマー505bにより、保持さ
れる。
【0193】上記構成のように、ベルト搬送体308表
面上をクリーニングローラ505のような部材により、
摺擦、あるいは接触回転させることにより、ベルト搬送
体308表面は帯電される。
【0194】本実施の形態のように静電吸着方式を使用
した装置においては、この様な接触による帯電の影響を
防止するために、除電装置を新たに設ける必要が生ず
る。
【0195】しかしながら、本実施の形態のように、ベ
ルトクリーニング部材のインク移送層を除電処理された
不織布により構成することで、ベルトクリーニング処理
と同時にベルト表面の除電処理が可能となる。
【0196】クリーニングローラ505内部の高分子吸
水ポリマー505bは、インク等の液体を吸収し保持す
る機能を有する。
【0197】この場合、高分子吸水ポリマー505bの
材質により、あるいは、吸収するインクの組成により、
すなわちこれらの組み合わせによって、インク吸水量=
能力が決定される。
【0198】クリーニングローラ505内の高分子吸水
ポリマー505bの量は、これらに基づき決定され、す
なわち、ローラの大きさ=ローラ径は、インクをどれだ
け吸収するかにより決定されるものである。これは、装
置の寿命や、クリーニングローラ505の交換時期をも
決定するものである。
【0199】なお、本実施の形態においては、第1の実
施の形態にて説明したクリーニング装置構成をもとに、
説明を行ったが、冒頭でも述べたとおり、本構成は、上
述した第1〜5の実施の形態各々の構成にて実施可能で
ある。
【0200】なお、本実施の形態に用いたインクジェッ
ト記録装置に用いられるインク供給系、ならびに回復系
についての説明については当業者においては周知の技術
のためその説明は省略する。
【0201】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、高分子
吸水ポリマーを有するクリーニング部材を使用すること
により、従来のインク吸収体と同一容量でのインク吸収
能力を高めることができ、インク保持性能が高くなり、
インクを外部にこぼすことがなくなるので、すなわち、
クリーニング性能、信頼性が向上された画像形成装置を
提供することが可能となる。
【0202】また、高分子吸水ポリマーの量は、インク
の蒸発量を見込んで、必要最小限の容量にすることがで
きるので、装置の小型化が可能となる。
【0203】また、高分子吸水ポリマーは、吸水、蒸発
を繰り返すことにより、吸水性を持続することが可能で
あるため、クリーニング部材の交換時期を伸ばすことが
可能となる。
【0204】また、クリーニング部材は、駆動手段と制
御手段により、搬送手段に対して、従動回転、固定(摺
擦・汚れたら微量回転移動)、カウンター回転を選択可
能であり、また、搬送手段に対して退避可能であり、こ
れらを装置の性質にあわせて選択・組み合わせることに
より、最適なインククリーニングが容易に可能となる。
【0205】また、クリーニング部材は、インク吸収層
の高分子吸水ポリマーのもつ吸水能力が飽和した時に、
(時間、あるいは枚数)交換可能である。この場合の交
換部分は、クリーニング部材一体または高分子吸水ポリ
マー部分のみと選択が可能である。
【0206】さらに、高分子吸水ポリマーは、インクを
含んだ状態で交換可能で、取り出した吸収体を乾燥さ
せ、水分を蒸発させたうえで、焼却・廃棄をすることに
より、処理を容易にすることができる。
【0207】また、高分子吸水ポリマーは、インクを吸
水することにより膨潤するため、その容量変化を検出す
ることにより、満タン検知が可能である。これにより、
排インク吸収体の交換時期を表示することも容易であ
る。
【0208】また、インク移送層及びインク移送部材
は、除電処理されていることにより、搬送手段に摺擦、
あるいは接触回転することによって発生する静電気によ
る悪影響を防止することが可能となり、さらに、搬送手
段に対する除電効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明を適用した画像形成装置の概略断
面図である。
【図2】図2は本発明を適用した画像形成装置のプリン
タ部要部断面図である。
【図3】図3は本発明の第1の実施の形態に係るベルト
クリーナ部の概略説明図である。
【図4】図4は本発明の第1の実施の形態に係るクリー
ニングローラの概略断面図である。
【図5】図5は本発明の第2の実施の形態に係るベルト
クリーナ部の概略説明図である。
【図6】図6は本発明の第2の実施の形態に係るクリー
ニングローラの概略断面図である。
【図7】図7は本発明を適用した画像形成装置のインク
ジェット記録装置のフルラインヘッド供給手段の模式図
である。
【図8】図8は本発明の第3の実施の形態に係るベルト
クリーナ部の概略説明図である。
【図9】図9は本発明の第3の実施の形態に係るクリー
ニングローラの概略断面図である。
【図10】図10は本発明の第4の実施の形態に係るベ
ルトクリーナ部の概略説明図である。
【図11】図11は本発明の第4の実施の形態に係るク
リーニングローラの概略断面図である。
【図12】図12は本発明の第5の実施の形態に係るベ
ルトクリーナ部の概略説明図である。
【図13】図13は本発明の第5の実施の形態に係るク
リーニングローラの概略断面図である。
【図14】図14は本発明の第6の実施の形態に係るベ
ルトクリーナ部の概略説明図である。
【図15】図15は本発明の第6の実施の形態に係るク
リーニングローラの概略断面図である。
【符号の説明】
1,2,3 従動ローラ 1C,1M,1Y,1Bk 記録ヘッド 4 駆動ローラ 8 記録紙 52 吸着ローラ 301 スキャナ部 302 プリンタ部 303 給紙部 304 ベルト搬送部(搬送手段) 305 記録ヘッド部(記録手段) 306 回転キャップ部 307 排紙部 308 ベルト搬送体(搬送手段) 420 トレイ 501,505 ベルトクリーニングローラ(クリーニ
ング部材) 501a,504a,505a 不織布(インク移送
層) 501b,504b,505b 高分子吸水ポリマー
(インク吸収層) 502 ベルトクリーニングローラ駆動モータ(駆動手
段) 503 ベルトクリーニングウェッブ(インク移送部
材) 504 ベルトクリーニングパッド(クリーニング部
材) 1601 記録ヘッド 1652 共通液室 1653 吐出口 1654 記録液吐出面 1655 記録液供給タンク 1656 メインタンク 1657 供給管 1658 補充整流弁 1659 回復用ポンプ 1660 回復用整流弁 1661 循環用管 1662 電磁弁 1663 空気弁

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録材を搬送する搬送手段と、 インクを吐出して記録を行うインクジェット記録方式に
    より、前記搬送手段により搬送される記録材に画像を記
    録する記録手段と、 前記搬送手段に当接することにより前記搬送手段表面を
    クリーニングするクリーニング手段と、 を備えた画像形成装置において、 前記クリーニング手段は、高分子吸水ポリマーを有する
    クリーニング部材を備えることを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 前記クリーニング部材は、前記搬送手段
    との当接部にはインク吸収部材を有するインク移送層
    を、前記当接部以外の領域には高分子吸水ポリマーを有
    するインク吸収層を備えることを特徴とする請求項1に
    記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記クリーニング部材は回転体であり、 該回転体を回動させる駆動手段と、該駆動手段を制御し
    て前記回転体の挙動を自在にする制御手段とを備えるこ
    とを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記クリーニング手段は、前記当接部に
    インク吸収部材を有するウェッブ状のインク移送部材を
    備え、 前記クリーニング部材は、回転体であり、前記搬送手段
    との間に前記インク移送部材を挟持するよう備えられる
    ことを特徴とする請求項2,3に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記クリーニング部材及び前記インク移
    送部材は、前記クリーニング手段から着脱可能とされる
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載
    の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記インク吸収層は、前記クリーニング
    部材から着脱可能とされることを特徴とする請求項2乃
    至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記クリーニング手段の前記搬送手段と
    の当接部である前記インク移送層及び前記インク移送部
    材は、除電処理されていることを特徴とする請求項2乃
    至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記クリーニング手段は、前記搬送手段
    から退避可能な退避手段を備えることを特徴とする請求
    項1乃至7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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