JP2000272501A - 車両用ブレーキ制御装置 - Google Patents
車両用ブレーキ制御装置Info
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Abstract
を実現しつつ取扱いや保守点検を容易に行い得るように
する。 【解決手段】 流体圧源とブレーキシリンダ15との間
に設けられたブレーキ制御装置16を構成するブレーキ
制御弁16aは給気用と排気用の2つのパイロット電磁
弁を有し、給気用のパイロット電磁弁は、流体圧源とパ
イロット室とを連通させる常開式となっており、排気用
のパイロット電磁弁はパイロット室の空気を排出する常
閉式となっている。ブレーキ制御弁本体には圧力制御部
62が一体に設けられ、ブレーキ操作器19の操作に応
じてブレーキ指令信号を出力するブレーキ制御演算部2
0と、圧力センサ61からのフィードバック信号とに基
づいて前記それぞれのパイロット電磁弁に作動信号が送
られる。ブレーキ制御演算部20には制御圧力外部出力
および故障検知信号20aが送られる。
Description
と車輪の滑走や固着を防止する装置を含むブレーキ制御
装置の小形化とを両立させる車両用ブレーキ制御装置に
関する。
御装置としては、常用ブレーキ系、非常ブレーキ系そし
て保安ブレーキ系の弁に加え、制動時に車輪の回転が停
止した状態となってレール上を滑るいわゆる滑走現象の
発生を防止するためのABS(アンチロック・ブレーキ
・システム)の滑走防止弁とで構成されている。
それぞれの台車には左右に1つずつ合計4つの車輪が設
けられた2本の車輪軸が取り付けられるようになってお
り、ブレーキ制御装置は車輪軸を制動するためのブレー
キシリンダを有しており、このブレーキシリンダは一般
的には台車に取り付けられ、圧縮空気により作動するよ
うになっている。このような鉄道車両用ブレーキ制御装
置としては、たとえば、特開平6−54406号公報に
記載されるようなものがある。
マルクローズ形の電空比例弁が用いられていた。したが
って、停電などの異常時にブレーキ用圧力を出力できな
い根本的な課題があった。同様に民生品として広く用い
られている電空比例弁は常閉式の2つの電磁弁で構成さ
れているため車両用としては使用できなかった。
車輪の回転速度に応じてブレーキシリンダに対して最適
な圧力の空気を給排するために、多数の電磁弁を有して
おり、それぞれの電磁弁に対して圧力制御信号を送る電
気的な制御部が電磁弁から離れた位置に設置され、ブレ
ーキシリンダ内の空気の圧力を検出するための圧力セン
サも電磁弁から離れた位置に設定されている。このた
め、設置スペースを広く確保しなければならないだけで
なく、メンテナンス時に電気的制御部を調整しながら電
磁弁の作動をチェックする際には、その作業性が悪いと
いう問題点がある。
う電磁弁には、空気の漏れを防止するためのシール部材
が組み込まれ、電磁弁に供給される空気の中にゴミなど
の異物が入り込むのを防止するために、ブレーキ制御装
置にはブレーキシリンダに供給される空気を浄化するた
めにフィルタが設けられている。
作が不具合が生じた場合、従来のブレーキシステムで
は、その不具合を運転手や保守担当者に知らしめること
ができなかった。そのため、不具合の原因究明や対策が
でき難いという課題があった。
装置の省スペース化を実現し得るようにすることにあ
る。
装置の取扱いや保守点検を容易に行い得るように保守度
を保つことにある。
レーキ制御装置を構成する部品の保守点検時期を予知
し、故障防止の信頼性を高めるようにすることにある。
制御装置は、車体の台車に設けられた車輪軸に制動力を
加えるブレーキシリンダと、前記ブレーキシリンダに接
続される出力ポートに連通する二次側室とパイロット室
とを区画するダイヤフラムが設けられたブレーキ制御弁
本体と、流体圧源に接続される給気ポートと前記出力ポ
ートとを連通させて前記ブレーキ制御弁本体に形成され
た弁孔内に設けられ、前記弁孔を開閉する弁体を備えか
つ前記ダイヤフラムに接触する中空弁軸と、前記中空弁
軸の内部流路を介して前記二次側室に連通される排気ポ
ートと、前記流体圧源と前記パイロット室とを連通させ
る給気用流路を開閉する給気用のパイロット電磁弁と、
前記パイロット室の空気を排出する排気用流路を開閉す
る排気用のパイロット電磁弁と、前記ブレーキ制御弁本
体に設けられ、前記出力ポートに流出する空気の圧力を
検出する圧力センサと、前記ブレーキ制御弁本体ととも
にブレーキ制御装置内部に設けられ、ブレーキ操作器か
らの操作に応じてブレーキ制御圧力指令を出力するブレ
ーキ制御演算部と、前記圧力センサからのフィードバッ
ク信号とに基づいて前記それぞれのパイロット電磁弁に
作動信号を送る圧力制御部とを有することを特徴とす
る。
の台車に設けられた車輪軸に制動力を加えるブレーキシ
リンダと、前記ブレーキシリンダに接続される出力ポー
トに連通する二次側室とパイロット室とを区画するダイ
ヤフラムが設けられたブレーキ制御弁本体と、流体圧源
に接続される給気ポートと前記出力ポートとを連通させ
て前記ブレーキ制御弁本体に形成された弁孔内に設けら
れ、前記弁孔を開閉する弁体を備えかつ前記ダイヤフラ
ムに接触する中空弁軸と、前記中空弁軸の内部流路を介
して前記二次側室に連通される排気ポートと、前記流体
圧源と前記パイロット室とを連通させる給気用流路を開
閉する給気用のパイロット電磁弁と、前記パイロット室
の空気を排出する排気用流路を開閉する排気用のパイロ
ット電磁弁と、前記出力ポートに流出する空気の圧力を
検出する圧力センサと、ブレーキ操作器からの操作に応
じて制御圧力指令を出力するブレーキ制御部と、前記圧
力センサからのフィードバック信号とに基づいて前記そ
れぞれのパイロット電磁弁に作動信号を送る圧力制御部
と、前記ブレーキ制御演算部からの入力信号と前記圧力
センサからのフィードバック信号との圧力もしくは応答
時間遅れなどの偏差を出力する故障予知手段とを有する
ことを特徴とする。
前記給気用のパイロット電磁弁は常開式であり、前記排
気用のパイロット電磁弁は常閉式であることを特徴とす
る。
ト電磁弁を常開式のパイロット電磁弁とこれに並列に接
続された常閉式のパイロット電磁弁とにより形成するよ
うにしても良い。また、前記偏差の情報とブレーキ制御
装置の状態との関係を記憶するメモリを設けるようにし
ても良い。
に基づいて詳細に説明する。
ブレーキ制御装置を示すブロック図であり、図示する車
体10には前後2つの台車11,12が設けられてお
り、それぞれの台車11,12には2本ずつ車輪軸13
が設けられている。それぞれの車輪軸13には左右両側
に2つずつ車輪14が取り付けられ、車輪軸13を制動
するために、車輪に接触するブレーキパッドや車輪軸に
取り付けられたディスクに接触するブレーキパッドを作
動するブレーキシリンダ15が台車11,12に取り付
けられている。ただし、ブレーキシリンダ15を車体1
0に取り付けるようにしても良い。
て4つのブレーキ制御装置16が設けられており、それ
ぞれのブレーキ制御装置16は滑走防止弁の機能を備
え、ABSの機能を有する常用ブレーキ系の制御装置と
なっており、それぞれのブレーキ制御装置16には、図
示しないコンプレッサから吐出された圧縮空気を貯留す
る空気タンク17からの圧縮空気が非常ブレーキ系18
を介して供給されるようになっている。非常ブレーキ系
18は車体10の重量に応じて圧縮空気の圧力を調整
し、調整された圧力の空気をブレーキ制御装置16に供
給する。
レーキ操作器19によって作動するようになっており、
このブレーキ操作器19からはブレーキ制御演算部20
に制御信号が送られ、この制御信号によって非常ブレー
キ系18およびブレーキ制御装置16が作動することに
なる。
ーキ制御装置16に供給するために、非常ブレーキ系1
8とブレーキ制御装置16の給気ポートPとの間には流
路21が接続され、それぞれのブレーキ制御装置16の
出力ポートAとブレーキシリンダ15の間には流路22
が接続されており、流路22には復動式逆止弁23が設
けられている。
19に加えて、たとえば、車掌室に設けられた保安スイ
ッチにより作動させるために、保安スイッチからの保安
ブレーキ信号24により作動する保安ブレーキ系締切弁
25が車体10に設けられ、この保安ブレーキ系締切弁
25は、空気タンク17あるいは非常ブレーキ系18か
らの圧縮空気を全てのブレーキシリンダ15に対して復
動式逆止弁23を介して供給する電磁弁により構成され
ており、保安ブレーキ系締切弁25と流路22との間に
は流路26が接続されている。
6を示す断面図であり、図3は図2のブレーキ制御装置
16のブロック図である。
御弁16aを有しており、このブレーキ制御弁16aは
ベースブロック31とアダプターブロック32とからな
るブレーキ制御弁本体30を有し、ブレーキ制御弁本体
30には電空比例制御弁が構成されるパイロット電磁弁
部30aとブースター部30bとが設けられている。
れる給気ポートPと、流路22が接続される出力ポート
Aとが形成され、ベースブロック31とアダプターブロ
ック32との間にはダイヤフラム33が取り付けられて
いる。このダイヤフラム33により出力ポートAに連通
する二次側室34とパイロット室35とが本体30内に
区画形成されている。
室34に開口し、他端が出力ポートAに連通した連通室
36に開口する弁孔37が形成されており、弁孔37は
その周面に設けられた開口孔により給気ポートPに連通
している。この弁孔37内には中空弁軸38が軸方向に
摺動自在に装着され、この中空弁軸38の一端はダイヤ
フラム33に接触するようになっており、他端部には弁
孔37の他端部に設けられた弁座40に接触する主弁体
41が設けられている。
37を閉じると、給気ポートPから出力ポートAに向か
う空気の流れを遮断する。一方、パイロット室35内の
圧力により中空弁軸38が後退移動すると、主弁体41
が開かれて給気ポートPと出力ポートAとが連通状態と
なり、出力ポートAからブレーキシリンダ15に圧縮空
気が供給されることになる。この主弁体41を弁座40
に接近させて弁孔37を閉じる方向に主弁体41にばね
力を付勢するために、ベースブロック31内には圧縮コ
イルばね42が装着されている。
部流路43に連通させて排気ポートRが設けられてお
り、ダイヤフラム33が中空弁軸38の端面から離れる
と、出力ポートAは排気ポートRに内部流路43を介し
て連通状態となり、ブレーキシリンダ15内の空気は排
気ポートRから外部に排出されることになる。
イロット電磁弁44と排気用のパイロット電磁弁45と
が取り付けられており、それぞれ二方向弁となってい
る。それぞれの電磁弁44,45は、ボビン46内に組
み込まれた固定鉄心47と可動鉄心48とを有し、ボビ
ン46にはソレノイドコイル49が巻き付けられてお
り、これらは弁ハウジング50内に設けられている。
47には、給気ポートPに連通されたパイロット流路5
1に連通する連通孔52が形成されており、この連通孔
52はアダプターブロック32にパイロット室35に連
通させて形成されたパイロット流路53に連通するよう
になっている。連通孔52の端部に設けられた弁座54
に接触するパイロット弁体55が固定鉄心47に対向し
て可動鉄心48に設けられている。この可動鉄心48に
対して固定鉄心47から離れる方向のばね力を付勢する
ために、給気用のパイロット電磁弁44には圧縮コイル
ばね56が装着されており、ソレノイドコイル49に通
電することにより、可動鉄心48がばね力に抗して後退
移動するようになっている。
4は、そのソレノイドコイル49に通電しないときに
は、パイロット弁体55が圧縮コイルばね56によって
パイロット流路51を開放し、給気ポートPの空気をパ
イロット室35内に供給する常開式の電磁弁となってい
る。このように、ソレノイドコイル49に通電しないと
きには、給気ポートPの空気がパイロット室35内に供
給され、主弁体41は弁座40から離れて給気ポートP
と出力ポートAとが連通状態となって、ブレーキシリン
ダ15に圧縮空気が供給される。
室35と排気用のパイロット電磁弁45とを連通させる
排気通路57と、電磁弁45と外部とを連通させる排気
通路57aとが形成されており、排気用のパイロット電
磁弁45の可動鉄心48には弁座58に接触するパイロ
ット弁体59が設けられている。可動鉄心48に対して
パイロット弁体59を弁座58に向かわせる方向のばね
力を付勢するために、排気用のパイロット電磁弁45に
は圧縮コイルばね60が装着されている。したがって、
排気用のパイロット電磁弁45は、そのソレノイドコイ
ル49に通電しないときには、パイロット弁体59が圧
縮コイルばね60によって排気通路57,57aを閉塞
する常閉式の電磁弁となっている。
Aの圧力を検出するための圧力センサ61が設けられ、
この圧力センサ61からは、圧力制御部62にフィード
バック信号が送られるようになっており、この圧力制御
部62は、アダプターブロック32に取り付けられた取
付部材63に取り付けられている。この圧力制御部62
には、図1に示したブレーキ制御演算部20から制御信
号が入力されるようになっている。
イロット電磁弁44,45のソレノイドコイル49には
電力が供給されておらず、可動鉄心48がばね力によっ
て固定鉄心47側から離れ、給気用のパイロット電磁弁
44が開き、排気用のパイロット電磁弁45が閉じた状
態を示す。
の回転速度を検出する速度センサ64からの信号が送ら
れるようになっており、車体10の速度と車輪14の回
転速度に応じて、ブレーキ制御演算部20からはそれぞ
れの圧力制御部62に制御信号が送られるようになって
いる。
磁弁44のソレノイドコイル49に対して圧力制御部6
2から通電がなされてパイロット弁体55は弁座54に
接触し、パイロット室35と給気ポートPの連通は閉じ
られた状態となる。これにより、主弁体41は圧縮コイ
ルばね42のばね力によって弁座40に接触して給気ポ
ートPと出力ポートAとの連通が遮断された状態とな
り、ブレーキシリンダ15には圧縮空気は供給されず
に、ブレーキは不作動状態となる。
運転手によって操作されると、ブレーキ制御演算部20
から各々のブレーキ制御装置16の圧力制御部62に制
御信号が送られることになる。これにより、給気用のパ
イロット電磁弁44のソレノイドコイル49に対する通
電が解かれてそれぞれのブレーキシリンダ15には、制
動力が加えられる。
走行速度よりも車輪14の周速度が遅くなり、車輪14
がレールを滑る滑走現象が発生しそうになると、圧力制
御部62から給気用のパイロット電磁弁44のソレノイ
ドコイル49に対する電力の供給が停止されて給気ポー
トPとパイロット室35との連通が遮断され、さらに、
排気用のパイロット電磁弁45のソレノイドコイル49
に対して通電がなされると、パイロット室35内の空気
が外部に排出されることになり、パイロット室35内の
圧力が低くなる。このようにして、ブレーキシリンダ1
5の圧力が低下することにより、車両が停止する前に車
輪が停止することによる車輪14の滑走が防止される。
の圧力が所定値以下にまで低下した場合には、給気用の
パイロット電磁弁44と排気用のパイロット電磁弁45
に対する通電が停止され、パイロット室35内には給気
ポートPの空気が供給されて、ブレーキシリンダ15に
は圧縮空気が供給される。
際に、両方のパイロット電磁弁44,45に対する通電
を制御してブレーキシリンダ15内の圧力を調整するこ
とによって、車輪の滑走を防止しながら、短い制動距離
で車両を確実に停止させることができる。
センサ61およびそれぞれのパイロット電磁弁44,4
5に作動信号を出力する圧力制御部62は、それぞれの
ブレーキ制御弁本体30に設けられているので、ブレー
キ制御弁16aの設置スペースを利用して圧力センサ6
1と圧力制御部62とを設けることができ、スペース効
率を向上させることができる。しかも、圧力センサ61
と圧力制御部62とがブレーキ制御弁16aに設けられ
ていることから、ブレーキ制御装置16を保守点検する
メンテナンス時には、作業者は圧力制御部62とパイロ
ット電磁弁44,45などのマッチングを図りながら、
容易にパイロット電磁弁44,45などの作動状態をチ
ェックすることができる。
を示すブロック図であり、この場合には、給気用のパイ
ロット電磁弁は常開式の電磁弁44aとこれに並列に接
続された常閉式の電磁弁44bとにより構成されてお
り、それぞれの電磁弁44a,44bは圧力制御部42
からの信号によって作動が制御されるようになってい
る。このようなブレーキ制御弁16aによっても、図3
に示す場合と同様の機能が得られることになる。
制御回路を示すブロック図であり、図6はブレーキ制御
演算部20から圧力制御部62に圧力設定信号が入力さ
れたときにおける圧力センサ61の出力信号を示すタイ
ムチャートである。
を有するブレーキ制御装置が良好な作動状態となってい
るときには、ブレーキ制御演算部20からの破線で示す
入力信号Eが圧力制御部62に入力されると、圧力セン
サ61からは実線F1 で示すように所定のタイムラグで
フィードバック信号が出力される。
れたフィルタが目詰まりしたり、ブレーキ制御装置16
内のシール材が摩耗したりすると、ブレーキ制御装置1
6の作動特性が変化することになる。このため、破線で
示す入力信号Eが圧力制御部62に入力されても、圧力
センサ61のフィードバック信号が、たとえば、二点鎖
線F2 で示すように、実線で示した良好な応答特性より
も、遅れて出力されることになり、タイムラグが大きく
なる。そこで、ブレーキ制御演算部20からの入力信号
が圧力制御部62に入力されてから、圧力センサ61の
出力信号が出力されるまでの時間を検出することによ
り、ブレーキ制御装置16の保守点検を行う必要がある
か否かを検出することができる。
ように、圧力センサ61からのフィードバック信号の遅
れが、所定の時間よりも長くなった場合には、ブレーキ
制御装置16あるいは空気圧供給ラインに不具合が発生
していると判断することができる。
イマー65が接続されており、圧力制御部62はブレー
キ制御演算部20からの入力信号と、圧力センサ61か
らのフィードバック信号との偏差つまりタイムラグを検
出する機能を有しており、圧力制御部62は故障予知手
段となっている。圧力制御部62からは表示部66に信
号が送られるようになっており、図6に示すように、ブ
レーキ制御装置が良好な作動状態であるか、保守点検が
必要な状態であるか、あるいはブレーキ制御装置あるい
は空気圧供給ラインに不具合が発生した状態であるか否
かを検出する故障検知部およびその検知結果を表示部6
6に点灯表示させる出力部とを、圧力制御部62は有し
ている。この表示部66を車掌室や運転室に設けること
により、ブレーキ制御装置の保守点検の時期などを容易
に検知することができる。ブレーキ制御演算部20に
は、圧力制御部62から制御圧力外部出力および故障検
知信号20aが送られる。
ようにして、その内蔵タイマーによって両方の信号の偏
差を検出するようにしても良い。図示する場合には、圧
力制御部62が故障予知手段となっているが、ブレーキ
制御演算部20からの入力信号と、圧力センサ61から
のフィードバック信号との偏差を検出し、検出結果に応
じて表示部66に点灯表示する故障予知手段を、圧力制
御部62とは別に設けるようにしても良い。
なっているか、保守点検を行ってフィルターなどの部品
を交換する状態となっているか、あるいは故障している
かを検出するために、ブレーキ制御演算部20からの入
力信号と、圧力センサ61からのフィードバック信号と
の時間差を検出するようにしているが、図6において二
点鎖線F4 で示すように、設定圧力値Sに対する出力ポ
ートAの圧力との偏差が許容偏差量ΔSを超えるように
なった場合に、その偏差に応じて保守点検を行う時期で
あるか、あるいは故障しているかを表示部66に点灯表
示するようにしても良い。
示すように、圧力制御部62に入力信号Eが送られてか
ら、圧力センサ61が検知するフィードバック信号が出
力されるまでの遅れ時間Dが大きくなった場合にも、そ
の応答時間の遅れの値によって、ブレーキ制御装置が良
好な状態であるか、点検が必要な状態であるか、あるい
は不具合が発生した状態であるか否かを検出することが
できる。
は圧力制御部62とは別に設けられる故障検出部はメモ
リを有しており、そのメモリには、ブレーキ制御装置が
良好な状態と点検が必要な状態と故障状態とにおける圧
力値、圧力センサの出力値、空気の温度値などが格納さ
れるようになっている。
構成する部材の経年変化による劣化状態を表示部66に
より検知することができるので、最適な状態でブレーキ
制御装置の保守点検を行うことができる。
ーキ制御装置におけるブレーキ制御弁を示す断面図であ
り、図7にあっては、前記実施の形態における部材と共
通する部材には同一の符号が付されている。
たものと同様の構造のベースブロック31を有し、アダ
プターブロック32は複数の部材を積層して形成されて
おり、ダイヤフラム33は第1〜第3の3つのダイヤフ
ラム要素33a〜33cにより形成され、全てのダイヤ
フラム要素33a〜33cは、連結軸70により連結さ
れている。第1と第2のダイヤフラム要素33a,33
bは相互にほぼ同一の外径となっており、第3のダイヤ
フラム要素33cは他のものよりも外径が大きくなって
いる。
ム要素33aは二次側室34と、大気圧室71とを区画
し、この大気圧室71は大気圧流路72により外部に連
通されている。第2のダイヤフラム要素33bは大気圧
室71と一次側室73とを区画しており、一次側室73
は給気ポートPに給気流路74により連通している。
ト室35と大気圧室75とを区画しており、大気圧室7
5は大気圧流路76により外部に連通されている。
パイロット電磁弁45は、それぞれ常閉式のパイロット
電磁弁となっており、それぞれの可動鉄心48の先端に
設けられたパイロット弁体59は、ソレノイドコイル4
9が通電されていないときには、ばね力によって弁座5
8に接触するようになっている。
パイロット弁体59を開くと、給気流路74とパイロッ
ト流路77とが連通して、パイロット室35内に給気ポ
ートPの圧縮空気が供給されることになり、通電を解く
とパイロット弁体59が閉じられて給気流路74とパイ
ロット流路77との連通が遮断される。
パイロット弁体59を開くと、パイロット流路77と排
気流路78とが連通して、パイロット室35内の空気が
外部に排出されることになり、通電を解くとパイロット
流路77と排気流路78との連通が遮断される。パイロ
ット室35内の空気を外部に排出するために、径の小さ
なブリード孔79が形成されており、遅れ時間をもって
パイロット室35内の空気は外部に排出されるようにな
っている。
る通電が停止されて、それぞれのパイロット弁体59が
閉じられた状態のときには、図7に示すように、給気流
路74から一次側室73に供給される圧縮空気の圧力に
よって主弁体41は弁座40から離れて開いた状態とな
る。つまり、主弁体41は常開式となっており、それぞ
れのパイロット電磁弁44,45に通電がなされていな
いときには、ブレーキシリンダ15には圧縮空気が供給
されるようになっている。
キシリンダ15に対する圧縮空気の供給を停止させる際
には、給気用のパイロット電磁弁44に通電する。これ
により、パイロット室35内に圧縮空気が供給されて、
連結軸70は図7において上方に移動することになり、
主弁体41は弁座40に接触する。
電すると、パイロット室35内の空気は外部に排出され
ることになり、パイロット室35内の圧力は低くなる。
したがって、両方のパイロット電磁弁44,45に対し
て通電と通電停止とを制御することによって、ブレーキ
シリンダ15に供給される圧縮空気の圧力を調整するこ
とができる。
るブレーキ制御装置におけるブレーキ制御弁の空気圧流
路を示すブロック図である。このブレーキ制御弁の基本
構造は図3に示す場合とほぼ同様であるが、給気用と排
気用の2つのパイロット電磁弁44,45はいずれも常
閉式となっており、パイロット室と給気ポートPとを直
接接続する流路81には絞り82が設けられている。
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能で
あることはいうまでもない。
両のみを示すが、他の連結車両も同様になっている。ま
た、台車11,12の数は2台に限られることなく、特
定の貨車などのように3台としても良い。
ブレーキ制御装置の設置スペースを有効に利用して省ス
ペース化を達成することができる。また、ブレーキシス
テムを構成するブレーキ制御装置の取扱いや保守点検が
容易となる。さらに、ブレーキシステムを構成するブレ
ーキ制御装置などを保守点検する時期を予知することが
でき、故障の発生を未然に防止することができる。しか
も、故障した場合にその個所と内容を容易に推察するこ
とができる。
を示すブロック図である。
ある。
ブロック図である。
すブロック図である。
ック図である。
イムチャートである。
置におけるブレーキ制御弁を示す断面図である。
制御弁の空気圧流路を示すブロック図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 車体の台車に設けられた車輪軸に制動力
を加えるブレーキシリンダと、 前記ブレーキシリンダに接続される出力ポートに連通す
る二次側室とパイロット室とを区画するダイヤフラムが
設けられたブレーキ制御弁本体と、 流体圧源に接続される給気ポートと前記出力ポートとを
連通させて前記ブレーキ制御弁本体に形成された弁孔内
に設けられ、前記弁孔を開閉する弁体を備えかつ前記ダ
イヤフラムに接触する中空弁軸と、 前記中空弁軸の内部流路を介して前記二次側室に連通さ
れる排気ポートと、 前記流体圧源と前記パイロット室とを連通させる給気用
流路を開閉する給気用のパイロット電磁弁と、 前記パイロット室の空気を排出する排気用流路を開閉す
る排気用のパイロット電磁弁と、 前記ブレーキ制御弁本体に設けられ、前記出力ポートに
流出する空気の圧力を検出する圧力センサと、 前記ブレーキ制御弁本体とともにブレーキ制御装置内部
に設けられ、ブレーキ操作器からの操作に応じてブレー
キ制御圧力指令を出力するブレーキ制御演算部と、前記
圧力センサからのフィードバック信号とに基づいて前記
それぞれのパイロット電磁弁に作動信号を送る圧力制御
部とを有することを特徴とする車両用ブレーキ制御装
置。 - 【請求項2】 車体の台車に設けられた車輪軸に制動力
を加えるブレーキシリンダと、 前記ブレーキシリンダに接続される出力ポートに連通す
る二次側室とパイロット室とを区画するダイヤフラムが
設けられたブレーキ制御弁本体と、 流体圧源に接続される給気ポートと前記出力ポートとを
連通させて前記ブレーキ制御弁本体に形成された弁孔内
に設けられ、前記弁孔を開閉する弁体を備えかつ前記ダ
イヤフラムに接触する中空弁軸と、 前記中空弁軸の内部流路を介して前記二次側室に連通さ
れる排気ポートと、 前記流体圧源と前記パイロット室とを連通させる給気用
流路を開閉する給気用のパイロット電磁弁と、 前記パイロット室の空気を排出する排気用流路を開閉す
る排気用のパイロット電磁弁と、 前記出力ポートに流出する空気の圧力を検出する圧力セ
ンサと、 ブレーキ操作器からの操作に応じて制御圧力指令を出力
するブレーキ制御演算部と、前記圧力センサからのフィ
ードバック信号とに基づいて前記それぞれのパイロット
電磁弁に作動信号を送る圧力制御部と、 前記ブレーキ制御演算部からの入力信号と前記圧力セン
サからのフィードバック信号との圧力もしくは応答時間
遅れなどの偏差を出力する故障予知手段とを有すること
を特徴とする車両用ブレーキ制御装置。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載の車両用ブレー
キ制御装置において、前記給気用のパイロット電磁弁は
常開式であり、前記排気用のパイロット電磁弁は常閉式
であることを特徴とする車両用ブレーキ制御装置。 - 【請求項4】 請求項1,2または3のいずれか1項に
記載の車両用ブレーキ制御装置において、前記給気用の
パイロット電磁弁は、常開式のパイロット電磁弁とこれ
に並列に接続された常閉式のパイロット電磁弁とを有す
ることを特徴とする車両用ブレーキ制御装置。 - 【請求項5】 請求項2に記載の車両用ブレーキ制御装
置において、前記偏差の情報とブレーキ制御装置の状態
との関係を記憶するメモリを有することを特徴とする車
両用ブレーキ制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11081228A JP2000272501A (ja) | 1999-03-25 | 1999-03-25 | 車両用ブレーキ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11081228A JP2000272501A (ja) | 1999-03-25 | 1999-03-25 | 車両用ブレーキ制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000272501A true JP2000272501A (ja) | 2000-10-03 |
Family
ID=13740618
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11081228A Pending JP2000272501A (ja) | 1999-03-25 | 1999-03-25 | 車両用ブレーキ制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000272501A (ja) |
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