JP2000273503A - 硬質粒分散焼結鋼及びその製造方法 - Google Patents

硬質粒分散焼結鋼及びその製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 強度面の信頼性及び耐摩耗性に優れた硬質粒
分散焼結鋼とその製造方法を提供する。 【解決手段】 FeまたはFe合金を主成分とするマト
リックス中にTiCを含む硬質粒が20〜40質量%分
散した焼結鋼であって、試料を鏡面研磨後、その鋼表面
を撮影した400倍の光学顕微鏡写真内において、長さ
20mmの任意の線分上に、必ずTiCを含む硬質粒を
存在させる。FeまたはFe合金粉末と炭化物粉末から
なる原料粉末の湿式混合を行い、プレス成形後、真空中
で焼結する硬質粒分散焼結鋼の製造方法において、実質
的に吸湿性がない溶媒(例えば、ヘキサンやキシレン)
を用いて湿式混合を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は冷間加工用工具や熱
間加工用工具等に好適な硬質粒分散焼結鋼及びその製造
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】冷間および熱間加工用工具に使用する材
料としては、強度面の信頼性が高く(最低強度が大き
く)、耐摩耗性に優れていることが要望され、粉末冶金
法によりTiC等の硬質粒を分散させた焼結鋼(硬質粒
分散焼結鋼)が開発されている(例えば、特開昭53−
64608,特開昭53−6207,特開平6−330
107,特開平8−253845など)。
【0003】硬質粒分散焼結鋼においては、微細な硬質
粒をできるだけ均一に分散させることが望まれる。なぜ
なら、硬質粒の凝集体は破壊の起点となり材料の信頼性
を低下させるからである。また凝集体が残存していると
いうことは、硬質粒が粗な領域が多く存在するというこ
とであり、耐摩耗性が劣化するからである。
【0004】しかしながら、市販の金属粉と炭化物等の
硬質粒では粒径と比重に大きな差があることから、均一
に混合することは難しく、従来の硬質粒分散焼結鋼は、
必ずしも硬質粒が均一に分散するものではなく、強度の
信頼性や耐摩耗性が十分に高いものではなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に着
目してなされたものであって、強度面の信頼性及び耐摩
耗性に優れた硬質粒分散焼結鋼とその製造方法を提供し
ようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決した本発
明の製造方法とは、FeまたはFe合金粉末と炭化物粉
末からなる原料粉末の湿式混合を行い、プレス成形後、
真空中で焼結する硬質粒分散焼結鋼の製造方法であっ
て、実質的に吸湿性がない溶媒を用いて湿式混合を行う
ことを要旨とするものである。上記実質的に吸湿性がな
い溶媒としては、ヘキサンまたはキシレンを用いればよ
い。また、前記FeまたはFe合金粉末としては平均粒
径15μm以下の粉末を用い、炭化物粉末としては平均
粒径5μm以下の粉末を用いることが望ましく、原料粉
末として、更に平均粒径5μm以下のTiN粉末を用い
てもよい。焼結を行うにあたっては、1300〜145
0℃の温度範囲で、1〜10時間保持することが望まし
い。
【0007】更に、上記課題を解決した本発明の硬質粒
分散焼結鋼とは、FeまたはFe合金を主成分とするマ
トリックス中にTiCを含む硬質粒が20〜40質量%
分散した焼結鋼であって、試料を鏡面研磨後、その鋼表
面を撮影した400倍の光学顕微鏡写真内において、長
さ20mmの任意の線分上に、必ずTiCを含む硬質粒
が存在することを要旨とするものである。
【0008】上記焼結鋼のマトリックスの成分として
は、Fe以外にNi:3〜20%、Co:2〜40%、
Mo:2〜15%、Al:0.2〜2.0%、Ti:
0.2〜3.0%、Cu:0.2〜5.0%を含むこと
が望ましく、更にCr:3〜20%及び/又はB:0.
01〜0.10%を含むことが望ましい。
【0009】また前記TiCを含む硬質粒としては、全
てがTiCであっても良いが、その50%以上をTiC
とすれば、残りはV,Cr,Zr,Nb,Mo,Hf,
Ta,Wよりなる群から選択される金属の炭化物及びT
iNの1種以上としてもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】これまでの硬質粒分散焼結鋼にお
いても、硬質粒をできるだけ分散すべく製造されていた
が、硬質粒は均一には分散されていなかった。本発明者
らは、硬質粒の分散について鋭意研究を重ねた結果、従
来の製造方法において十分に硬質粒が分散しなかった要
因として、湿式混合における溶媒に問題があったことを
突き止めた。金属粉と硬質粒の混合は、ボールミルやア
トライタを用いた湿式混合で行われているが、この時、
アルコール類等の吸湿性がある溶媒が用いられており、
これが硬質粒の均一な分散を阻害していたのである。そ
の理由は、吸湿した溶媒と接触することで粉末が酸化し
やすくなり、粉末表面が酸化すると、焼結時に液相と硬
質粒のぬれが悪くなり、均一に液相が広がることを妨げ
るからである。したがって、溶媒は例えばヘキサンやキ
シレン等のような実質的に吸湿性がない溶媒を使用する
必要がある。
【0011】更に、本発明者らが硬質粒の分散状態と機
械的特性との関係を調べた結果、硬質粒の分散度の指標
として、400倍の光学顕微鏡写真内に20mmの長さ
の直線を引き、それがいずれの場所においても炭化チタ
ンを横切る程に均一に硬質粒が分散した場合には、強度
の信頼性が大きく(最低強度が高く)、しかも優れた耐
摩耗性を有する硬質粒分散焼結鋼が得られることを見出
し、本発明に想到した。
【0012】即ち、本発明の硬質粒分散焼結鋼は、40
0倍の光学顕微鏡写真内に20mmの長さの直線を引
き、それがいずれの場所においても炭化チタンを横切る
程に均一に硬質粒が分散しており、高い最低強度を有し
優れた耐摩耗性を発揮する焼結鋼である。その製造方法
について以下に示す。
【0013】まず用いる原料粉末としては、可能な限り
微細なものを用いる事が好ましい。特に、主成分となる
鉄粉末およびTiC粉末については、微細なものを用い
ることが効果的である。微細な粉末を用いることによ
り、鉄粉と硬質粒との共晶反応により生じる液相を均一
な状態にすることができる。具体的には、鉄粉末は、平
均粒径で15μm以下の粉末を用いることが好ましい。
この時、他の成分を合金化した合金粉末として用いる方
法も有効である。この時の平均粒径も15μm以下とす
ることが好ましい。また、TiC粉末についても平均粒
径で5μm以下の粉末を用いることが好ましい。更に、
硬質粒として、V,Cr,Zr,Nb,Mo,Hf,T
a,Wよりなる群から選択される金属の炭化物及び窒化
チタンを用いる場合にも、平均粒径5μm以下のものを
用いることが好ましい。
【0014】混合時には、前述の通り、湿式混合に用い
る溶媒として、ヘキサンやキシレン等のような実質的に
吸湿性がない溶媒を使用する必要がある。また、混合時
に粉末が粉砕あるいは変形して新生面ができると、酸化
量が多くなり均一な分散に悪影響を与えるので、混合時
間・回転数等に注意する必要がある。例えばアトライタ
を用いて混合する場合には、5時間以下とすることが必
要であり、3時間程度にすることが好ましい。
【0015】さらに、焼結時は、炉内の雰囲気・焼結温
度・保持時間を考慮する必要がある。焼結は通常の真空
焼結炉を用いて真空焼結を行えばよい。このとき、炉内
雰囲気によって液相量およびその広がり易さ等が変化す
る。その程度は、さまざまな条件によって微妙に変化す
るため、注意深く焼結時間・保持時間を決定して、硬質
粒が微細・均一に分散する条件を探す必要があり、温度
と保持時間の組み合わせは、組成・炉内雰囲気等を考慮
して決めることが必要である。焼結温度が1300℃未
満であると、液相の広がりが十分でないために、硬質粒
の分散が不十分となる。また、焼結温度が1450℃を
超えたり、保持時間が10時間を超えると、TiC粒が
粒成長して粗大化するために、結果として硬質粒の分散
度が低下することになる。更にTiCが大きくなると、
破壊の起点となり、強度低下の原因となる。従って、焼
結条件としては、1300〜1450℃で1〜10時間
の保持をすることが好ましい。
【0016】このように、本発明の硬質粒分散焼結鋼
は、液相焼結によって緻密化がなされるものである。焼
結時、この液相によって硬質粒は再配列を起こし、均一
に分散するようになる。従って、試料全体に亘って液相
を均一に生じさせることが、硬質粒を均一に分散させる
ことにつながる。
【0017】以上のように、金属粉末の粒径・混合条件
・焼結条件を選択し、硬質粒の均一分散が可能な液相量
を生じさせ、液相量の増加に伴う試料の変形を抑えるこ
とで、硬質粒が微細・均一に分散した任意の形状の焼結
鋼を得ることが可能であり、得られた硬質粒分散焼結鋼
は、強度の信頼性及び耐摩耗性に非常に優れるものであ
る。
【0018】次に、焼結鋼における好ましい成分と含有
量を以下に示す。
【0019】Niは、Niマルエージング鋼とする場合
に特に必要であるが、3%未満ではマルテンサイトを生
成しないこと、20%を超えるとオーステナイトが残留
することから、その添加量の範囲を3〜20%とするこ
とが望ましい。
【0020】Coを添加することにより鉄中へのMoの
溶解が抑えられ、硬度向上に必要な金属間化合物の析出
を可能にする。2%未満ではその析出強化の効果が少な
く、40%を超えると金属間化合物が多量に析出し、急
激な靭性の低下を招くため、Co添加量の範囲は2〜4
0%とすることが望ましい。
【0021】Moは、硬度向上に必要な金属間化合物と
して析出する元素であるが、2%未満ではその析出強化
の効果が少なく、15%を超えると金属間化合物が多量
に析出して急激な靭性の低下を招くので添加量の範囲を
2〜15%とすることが望ましい。
【0022】Al,Tiは、いずれも硬度向上に必要な
金属間化合物として析出するが、0.2%未満ではその
析出強化の効果が少なく、多過ぎると脆化相を生じるた
め、Alは添加量を0.2〜2.0%とすることが望ま
しく、Tiは添加量を0.2〜3.0%とすることが望
ましい。
【0023】Cuは、析出して硬度向上に寄与するが、
0.2%未満ではその析出強化の効果が少なく、5.0
%を超えると脆化相を生じるため添加量を0.2〜5.
0%とすることが望ましい。
【0024】Crは、耐腐食性を改善するものである。
しかしながら、3%未満ではその効果が少なく、20%
を超えると著しい焼結性の低下を招くために、添加量の
範囲を3〜20%以下とすることが望ましい。
【0025】Bの添加は焼結を容易にするものである。
0.01%未満ではその効果がなく、0.10%を超え
ると脆いホウ化物が生じるため、添加量の範囲を0.0
1〜0.10%とすることが望ましい。
【0026】また、硬質粒として20〜40%含有させ
るTiCを、第IVA・VA・VIA属(V,Cr,Zr,
Nb,Mo,Hf,Ta,W)の炭化物およびTiNの
単独または複数の化合物で50%まで置換しても良好な
結果が得られる。これらは、焼結時に一部TiCと固溶
することになり、複合炭化物を生成する。この複合炭化
物および単独で存在する炭化物とも、硬さ・靭性におい
て異なるが、硬質分散相として十分な役割を果たす。5
0%を超えると焼結性の低下を招くことになりポア等が
発生する。したがって、置換量は50%までとすること
が望ましい。
【0027】尚、硬質粒として含有させるTiC量が2
0%未満であると、十分な耐摩耗性を維持することが難
しく、40%を超すと強度低下を招くため、TiC量は
20〜40%と定めた。
【0028】以下、本発明を実施例によって更に詳細に
説明するが、下記実施例は本発明を限定する性質のもの
ではなく、前・後記の主旨に徴して設計変更することは
いずれも本発明の技術的範囲内に含まれるものである。
【0029】
【実施例】実施例1 Co:10%,Ni:10%,Mo:9%,Ti:1
%,Al:1%,Cu:1%,B:0.02%を含有
し、残部Feの焼結鋼をマトリックスとし、硬質粒とし
てTiCを表1に示す含有比率で有する硬質粒分散焼結
鋼を、表1に併記する混合条件と焼結条件で作製した。
尚、使用した粉末の粒径は以下の通りである。
【0030】Fe粉末(平均粒径約5μm),TiC粉
末(平均粒径約2.5μm),Co粉末(平均粒径約
1.5μm),Ni粉末(平均粒径約2.5μm),M
o粉末(平均粒径約4.5μm),Ti粉末(<45μ
m),Al粉末(<45μm),Cu粉末(平均粒径約
2.5μm) また、混合機としてはアトライタを用い、回転数220
rpmで混合した。プレス成形は、成形圧:3000k
gf/cm2の金型成形により25×25×10mmの
サイズとした。
【0031】焼結後すべての試料について熱処理を行
い、750〜800Hvの硬さに調整し、試験片とし
た。
【0032】まず試験片の表面を鏡面研磨して400倍
の光学顕微鏡写真を撮影し、写真内に20mmの長さの
直線を引き、それがいずれの場所においても硬質粒を横
切るかどうかを確認した。この方法で確認した分散状態
の評価結果を表1に示す。
【0033】これらの試験片を用いて、JIS−B−4
104(7.2)に基づいて抗折試験(試料本数20本)を
行い、最低強度値を測定すると共に、図1に示す摩耗試
験機と図2に形状を示す試験片を用いて以下の条件で摩
耗試験を行い試料の減量を測定した。結果は表1に併記
する。 [摩耗試験条件] 周速:15m/sec 面圧:10kgf/cm2 潤滑:65℃温水 試験時間:4.5時間 相手材:SKH10
【0034】
【表1】
【0035】No.1〜4は本発明に係る硬質粒分散焼
結鋼であり、いずれも160kgf/mm2以上の強度
を有し、しかも耐摩耗性に優れている。
【0036】No.5〜11は、硬質粒の分散状態が良
好でない(即ち、400倍の光学顕微鏡写真内に20m
mの長さの直線を引いた場合、硬質粒を横切らない場合
がある)場合の比較例であり、最低強度が低く、耐摩耗
性も十分でないことが分かる。実施例2 表2において、No.2〜5は硬質粒としてTiCと共
にその他の炭・窒化物を用い、No.6〜13はマトリ
ックスの組成を変化させたこと以外は、実施例1のN
o.1と同様にして、試験片を作製し、実施例1と同様
にして最低強度と摩耗減量を測定した。尚、TiC以外
の炭・窒化物の平均粒径は次の通りである。TiC粉末
(約2.5μm),HfC粉末(約3μm),TaC粉
末(約1.0μm),Mo2C粉末(約3μm)結果は
表2に併記する。
【0037】
【表2】
【0038】No.12〜15,No.19,No.2
1〜23は本発明に係る硬質粒分散焼結鋼であり、いず
れも160kg/mm2以上の強度を有し、しかも耐摩
耗性に優れている。
【0039】No.16〜18,No.20は、夫々A
l,B,Ti,Crの量が多過ぎる場合の比較例であ
り、十分な強度が得られなかった。
【0040】
【発明の効果】本発明は以上の様に構成されているの
で、強度面の信頼性及び耐摩耗性に優れた硬質粒分散焼
結鋼とその製造方法が提供できることとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例で用いた摩耗試験装置を示す説明図であ
る。
【図2】実施例で用いた摩耗試験の試験片を示す説明図
である。
【図3】表1における本発明例No.1の鋼表面を撮影
した光学顕微鏡写真の写しである。
【図4】表1における比較例No.5の鋼表面を撮影し
た光学顕微鏡写真の写しである。
【図5】表1における比較例No.10の鋼表面を撮影
した光学顕微鏡写真の写しである。
【符号の説明】
1 空圧ホース 2 エアシリンダ 3 ロードセル 4 ローラ 5 ガイドブロック 6 試料取付具 7 回転ディスク 8 回転軸 9 ストレインゲージ 10 ストッパ 11 ロードセル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C22C 38/54 B22F 3/10 E (72)発明者 山崎 伸宏 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目3番1号 株式会社神戸製鋼所高砂製作所内 (72)発明者 福水 伸一 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目3番1号 株式会社神戸製鋼所高砂製作所内 Fターム(参考) 4K018 AA30 AA32 AB02 AC01 BA11 BA13 BB04 BC08 BC13 BC16 CA08 CA12 DA11 DA21 DA32 FA08 KA14 4K020 AA22 AC07 BA06 BB29 BC02

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 FeまたはFe合金粉末と炭化物粉末か
    らなる原料粉末の湿式混合を行い、プレス成形後、真空
    中で焼結する硬質粒分散焼結鋼の製造方法であって、 実質的に吸湿性がない溶媒を用いて湿式混合を行うこと
    を特徴とする硬質粒分散焼結鋼の製造方法。
  2. 【請求項2】 実質的に吸湿性がない溶媒として、ヘキ
    サンまたはキシレンを用いる請求項1に記載の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 前記FeまたはFe合金粉末として平均
    粒径15μm以下の粉末を用い、炭化物粉末としては平
    均粒径5μm以下の粉末を用いる請求項1または2に記
    載の製造方法。
  4. 【請求項4】 原料粉末として、更に平均粒径5μm以
    下のTiN粉末を用いる請求項1〜3のいずれかに記載
    の製造方法。
  5. 【請求項5】 1300〜1450℃の温度範囲で、1
    〜10時間保持することにより焼結を行う請求項1〜4
    のいずれかに記載の製造方法。
  6. 【請求項6】 FeまたはFe合金を主成分とするマト
    リックス中にTiCを含む硬質粒が20〜40質量%分
    散した焼結鋼であって、 その鋼表面を撮影した400倍の光学顕微鏡写真内にお
    いて、長さ20mmの任意の線分上に、必ずTiCを含
    む硬質粒が存在することを特徴とする硬質粒分散焼結
    鋼。
  7. 【請求項7】 前記マトリックスが、 Ni:3〜20%(質量%の意味、以下同じ)、 Co:2〜40%、 Mo:2〜15%、 Al:0.2〜2.0%、 Ti:0.2〜3.0%、 Cu:0.2〜5.0%を含む請求項6に記載の焼結
    鋼。
  8. 【請求項8】 前記マトリックスが、更にCr:3〜2
    0%を含む請求項7に記載の焼結網。
  9. 【請求項9】 前記マトリックスが、更にB:0.01
    〜0.10%を含む請求項7または8に記載の焼結鋼。
  10. 【請求項10】 前記TiCを含む硬質粒の50%以上
    がTiCであり、残りがV,Cr,Zr,Nb,Mo,
    Hf,Ta,Wよりなる群から選択される金属の炭化物
    及びTiNの1種以上である請求項6〜9のいずれかに
    記載の焼結鋼。
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