JP2000273870A - 地盤安定化工法 - Google Patents
地盤安定化工法Info
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- Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
Abstract
込め箇所に対して、発泡スチロール破砕片2F,…を封
入した袋体2,…を所定の裏込め高さの中間まで積上げ
充填し、破砕片封入袋体2,…よりなる第一の層3を形
成し、好適には続いてその上面に透水性シート5Aを敷
設し、更にその上面に土砂5B等を敷き均して被覆層4
を形成する。しかる後、この被覆層4の上からショベル
などの掘削重機やローラなどの転圧重機などにより上載
荷重を掛ける。発泡スチロール破砕片2F,…は袋体
2,…内にそれぞれ封入拘束され、袋体層3は側面およ
び底面を擁壁1および原地盤9により取り囲まれ拘束さ
れているので、圧縮され間隙率が小さくなるとともに、
塑性圧縮変形して圧縮強度が増加する。
Description
人工軽量資材として、軽量埋戻し、軽量裏込めおよび軽
量盛土を含む地盤安定化工法に関する。
量盛土を含む地盤安定化工法としては、発泡スチロール
ブロックを盛土材料、裏込材料として用い、道路や土地
造成、埋戻し、構造物の背面裏込を行うEPS(Expand
ed poly-Styrol) 工法が広く普及している。
(C)に示すように、規定寸法の発泡スチロールブロッ
ク30、30…(2m ×1m×0.1mと2m ×1m×0.5mとが
ある。) を密に配列積層して使用するものであり、これ
によって所定の圧縮強度を確保し、また供用後の圧縮変
形を防止するものである。
るスチレンモノマーの重合から得られるポリスチレン
と、これに添加される発泡材とを主原料とするもので、
超軽量性、耐圧縮性、耐候性、耐薬品性に優れるなどの
物理・力学特性を有しており、土木用軽量資材等として
好適に使用できるとともに、積み重ねた場合の自立性、
大型重機を必要としないなどの施工上の利点を備えてい
るため、荷重軽減や土圧軽減を目的とする地盤安定化工
法には非常に好適な地盤土代替資材ということができ
る。
確保および供用後の圧縮変形防止を図るべく、規定寸法
の発泡スチロールブロックを密に配列積層して使用する
ため、土圧軽減や上載荷重軽減効果により、軟弱地盤上
構造物の沈下抑制、隣接する構造物規模の縮小化などの
多大な利点を有するものの、埋め戻しや盛土単独の施工
単価を比較すると、通常の土砂埋立よりも費用が嵩むな
どの問題がある。
えて優れた断熱性、クッション性および易成形性を有し
ているため、今日においては生鮮魚介類などの食料品収
容箱や電気機器などの梱包、各種イベント会場での催し
物など、多方面で不可欠な資材となっているが、一般的
に1度使用されるとそのまま廃棄されるのが普通であっ
て、回収再利用されることは殆どなく、その廃棄量は膨
大である。また、発泡スチロールの食料品収容箱や梱包
材などを製作するときにそれぞれ不合格品が発生し、こ
れがそのまま廃材となっている。しかも、この発泡スチ
ロールは合成樹脂であることから、焼却すると煙の発生
量が多く公害原因となることから、焼却処理にも特別な
処理コストを必要とすることが多い。
−344322号、特願平7−344323号におい
て、所定サイズの発泡スチロール破砕片を土木用軽量骨
材として使用する発明を提案した。一般的に、発泡スチ
ロールは、点的な圧縮に対しては脆弱であるが、全体ま
たは一定面積に対して面的な圧縮荷重に対しては大きな
抵抗力を示す。従来のEPS工法が、大型ブロック形状
の発泡スチロールを密に配列積層するのは、この点に理
由があるわけであるが、仮に礫または玉石サイズの発泡
スチロール破砕片を軽量埋戻し資材として使用した場合
には、スチロール片同士が面で接触する部分と、点で接
触する部分とが存在し、耐圧縮強度はそれ程大きくはな
い。また、空隙率が50%前後と高いため、上載荷重に
よる沈下が大きいなどの問題がある。もちろん、大きな
上載荷重が生じない箇所での単なる埋戻し置換材として
使用されるのであれば問題はないが、所定の荷重が載荷
されるような場所での使用に当たっては、それに耐え得
る圧縮強度を確保するとともに、埋立または盛土後の沈
下を実用上支障のない程度まで改善することが要求され
るようになる。
平8−231576号(特開平10−77631号公
報)において、発泡スチロール破砕片を代替材とすると
ともに、バラバラの状態の発泡スチロール破砕片を埋め
戻しまたは裏込め部位や盛土部位に対して投入し或いは
敷き均し、これら配置した破砕片を圧縮変形させて、そ
の圧縮変形物を埋戻し物とする地盤安定化工法を提案し
た(以下、先行例という)。
ラの状態の発泡スチロール破砕片は、その取り扱いが難
しいという問題点があった。例えば、施工時に風がある
程度強く吹いている場合には、発泡スチロール破砕片の
投入あるいは敷き均しに際して、破砕片が風に流された
り、飛んだりしてしまい、思うような投入作業あるいは
敷き均し作業ができない。
ール破砕片を使用して埋戻し、裏込および盛土を行うに
当り、施工後の地盤沈下を実用上問題がない程度まで低
減し得るとともに、所定の圧縮強度を確保するようにし
うるとともに、発泡スチロール破砕片の取り扱いを容易
にする、地盤安定化工法を提供することにある。
明のうち、請求項1記載の発明は、発泡スチロール材を
使用して、埋戻し、裏込めまたは盛土を行う地盤安定化
工法において、発泡スチロール破砕片を封入させた袋体
を、埋戻し部位、裏込め部位または盛土部位に対して配
置するとともに、配置した袋体の上面に対して圧力を加
え、発泡スチロール破砕片を前記袋体に封入させた状態
で圧縮変形させ、その圧縮変形物を、埋戻し部位に対す
る埋戻し物、裏込め部位に対する裏込め物または盛土部
位に対する盛土物とすることを特徴とする地盤安定化工
法である。
を使用して、埋戻し、裏込めまたは盛土を行う地盤安定
化工法において、圧縮変形した発泡スチロール破砕片が
封入されている袋体を、埋戻し部位に対する埋戻し材、
裏込め部位に対する裏込め材または盛土部位に対する盛
土材として、埋戻し、裏込めまたは盛土を行うことを特
徴とする地盤安定化工法である。
た埋戻し、裏込めまたは盛土した地盤上に構造物を構築
する場合に、前記軽量袋体の圧縮変形を、前記構造物設
計荷重以上の荷重を載荷して行う請求項1または2記載
の地盤安定化工法である。
ル破砕片を封入させた袋体内における少なくとも発泡ス
チロール破砕片間の空隙部に対して、硬化材液を注入し
充填する請求項1〜3のいずれか1項記載の地盤安定化
工法である。
ル破砕片間の空隙部に対する硬化材液の注入は、前記発
泡スチロール破砕片を封入させた袋体内に吐出口を臨ま
せた注入パイプを通じて行う請求項4記載の地盤安定化
工法である。
の外側における袋体間の空隙部に対して、硬化材液を注
入し充填する請求項1〜5のいずれか1項記載の地盤安
定化工法である。
の外側における袋体間の空隙部に対する硬化材液の注入
は、前記配置した袋体の外側に吐出口を臨ませた注入パ
イプを通じて行う請求項6記載の地盤安定化工法であ
る。
入する場合において、前記圧縮変形を行わないようにし
た請求項4〜7のいずれか1項記載の地盤安定化工法で
ある。
不透液性シート、透液性シート、伸縮変形可能なシー
ト、ネット、ならびにジオグリッドおよびジオネットを
含むジオテキスタイルよりなる群から選ばれた1または
2以上の材料により形成された袋体を用いる請求項1〜
8のいずれか1項に記載の地盤安定化工法である。
ール破砕片として、発泡スチロール廃材を破砕したもの
を使用する請求項1〜9のいずれか1項記載の地盤安定
化工法である。
ール破砕片とともに、またはこれに代えて、他の発泡樹
脂破砕片を使用する請求項1〜10いずれか1項記載の
地盤安定化工法である。
ール破砕片を袋体に封入させている点にある。かかる構
成により、発泡スチロール破砕片をバラバラの状態で取
り扱うのと異なり、多数の破砕片を袋体内に封入した1
つのブロック状物として取り扱うことができるので、施
工も容易になる。
ットも併せもつことになる。すなわち、従来は産業廃棄
物扱いとなっていた発泡スチロール廃材の再資源化が可
能になり、また材料コストも低くなる。
場合には、配置箇所の形状に合わせて隙間なく充填する
ため、発泡スチロールブロックの切断等を行いながら、
発泡スチロールブロックを積み重ねて配置しなければな
らなかったが、発泡スチロール破砕片を封入した袋体は
各破砕片が自由に移動できる状態にあるため容易に任意
の形状に変形させることができ、また充填性にも優れ
る。
ール破砕片を袋体に封入させたものを所定個所に単に配
置するだけでは、発泡スチロール破砕片間の空隙が大き
い、隣接する破砕片が点接触となっているなどの理由か
ら地盤沈下が大きく、圧縮強度が確保できないなどの問
題が生じることになる。しかし、本発明では先行例と同
様に、発泡スチロール破砕片を封入した袋体を荷重載
荷、転圧等により圧力を加えて圧縮変形させたり、袋体
の内外に硬化材液を注入充填することによりこの問題を
解決している。これら圧縮変形や硬化材液の注入充填
は、袋体の配置前でも配置後でも可能である。
に袋体内に注入すると、各破砕片は比重が軽いものの袋
体内に封入され拘束されているため、注入した硬化材料
と発泡スチロールとが袋体内において分離した層構成と
なることがない利点がある。また特にこの袋体内注入の
後に、袋体外に硬化材液を注入すると、袋体が硬化材液
により重くなっているので破砕片封入袋体と注入硬化材
液とが分離した層構成となることもない。これによって
発泡スチロール破砕片と接着性の良い硬化材がリブ構造
を形成し、地盤沈下が少なくかつ圧縮強度の高い埋戻し
物等を構築することができる。
て図面に基づいて詳述する。 <裏込め例>図1は本発明方法に従って裏込めを行った
裏込め部位の縦断面を示している。本例の裏込め部位
は、擁壁1などの耐土圧構造物と原地盤9とにより実質
的に周囲が拘束された凹空間であり、かかる部位に対し
て裏込めを行うには、例えば、先ず発泡スチロール破砕
片2F,…を封入した袋体2,…を所定の裏込め高さの
中間まで積上げ充填し、破砕片封入袋体2,…よりなる
第一の層3を形成する。好適には続いてその上面に透水
性シート5Aを敷設し、更にその上面に土砂5B等を敷
き均して被覆層4を形成する。しかる後、この被覆層4
の上からショベルなどの掘削重機やローラなどの転圧重
機などにより上載荷重を掛けるようにする。発泡スチロ
ール破砕片2F,…は袋体2,…内にそれぞれ封入拘束
され、袋体層3は側面および底面を擁壁1および原地盤
9により取り囲まれ拘束されているので、発泡スチロー
ル破砕片2F,…は圧縮され間隙率が小さくなるととも
に、塑性圧縮変形して圧縮強度が増加する。なお、図示
例のように袋体層3上面を被覆層4により被覆拘束して
いると、さらに圧縮変形させ易い利点がある。
ル破砕片2F,…をそれぞれ封入した袋体2,…を所定
の裏込め高さより表層土7分低い位置まで積上げ配置し
て破砕片封入袋体2,…の第二の層6を形成する。しか
る後、ショベルなどの掘削重機やローラなどの転圧重機
などにより表層土となる土砂7を展開、転圧しながら所
定の裏込め高さまでの埋め戻しを行い、破砕片封入袋体
2,…よりなる第二の層6を圧縮変形させるようにす
る。前記掘削重機や転圧重機に代えて、クレーンにより
吊り上げた重錘などによって圧縮荷重を与えることもで
きる。
し、破砕片封入袋体2,…よりなる第一の層3と第二の
層6とに分けて、それぞれをシリーズ工程で圧縮変形さ
せるようにしたが、もちろん擁壁1の高さが低い場合に
は、1回の施工工程とすることができる。
構築される場合には、構造物設計荷重以上の先行荷重を
与えるため、この荷重に相当する盛土8を造成し、圧密
を先行させることもできる。通常の粘土層を対象とする
圧密は、圧縮荷重によって間隙水圧を上昇させ強制排水
を行うもので、数カ月から数年を要するのに対して、対
象が発泡スチロール破砕片層3,6である場合には、空
隙率の低下、発泡スチロール破砕片2F,…の塑性圧縮
変形、時効歪などを狙うものであり、1週間程度の載荷
期間で十分である。
泡スチロール破砕片2Fおよび袋体2等について説明す
る。発泡スチロール破砕片2Fとしては、発泡スチロー
ル廃材が主として使われることは言うまでもないが、サ
イズは、縦、横、長さ寸法のいずれかが500mmを超え
るようなものは、袋体2内への封入操作性上難点がある
とともに、空隙率が大きくなるため、500mm以下、好
ましくは350mm以下のものが好適に使用される。一
方、縦、横、長さ寸法のいずれかが5mm未満の細粒片
は、破砕などの手間が余計に掛かるとともに、大きな発
泡スチロール破砕片の間に収まるのみで強度発現などに
も余り寄与し得ないため効果的でない。さらに、後述す
る硬化材液の注入に際しても、却って注入を阻害する要
因となるため、最小寸法としては5mm以上、好ましくは
10mm以上の破砕片とするのが良い。
片を得るためには、打撃等を与えて破砕することもでき
るが、裁断用ニクロム線などを使用した裁断機などを通
して裁断するようにすれば、破砕面が平滑なものを多く
得ることができるし、また破砕屑などを発生させること
もなく、適切な大きさの破砕片を多く得ることができ
る。なお、本発明では発泡スチロール破砕片2Fととも
に、またはこれに代えて、他の発泡樹脂破砕片を使用す
ることもできる。
2Fが袋体2内に封入される。袋体2への破砕片2Fの
封入は、発泡スチロールの破砕とともに工場で行うこと
ができるが、施工現場でも行っても良い。袋体2として
は、不透液性シート、特に後述の硬化材液に関して不透
液性を示すシート、透液性シート、特に後述の硬化材液
に関して透液性を示すシート、ゴム製シートなどの伸縮
変形可能なシート、破砕片よりも小径の透孔を有するネ
ット、ならびにジオグリッドおよびジオネットを含むジ
オテキスタイルよりなるの群から選ばれた1または2以
上の可撓性材料により形成したものを使用できる。袋体
2の形状・サイズは適宜定めることができるが、例えば
前述EPS工法における発泡スチロールブロックと同サ
イズ、たとえば2m ×1m×0.5mの直方体形状とすること
ができる。形状・サイズの異なる袋体2’,2’を使用
することもできる。
−231576号と同様に被覆層4を形成することがで
きる。この被覆層4としては、透水性シート単独、土砂
単独とすることもできるし、あるいはネット、ジオグリ
ッドやジオネットなどのジオテキスタイルとすることも
できる。いずれにしても袋体層3の上面を被覆拘束でき
るものが使用される。
地盤を構築する場合について説明する。図2に示すよう
に、先ず側方法面部分に植生土嚢10、10…を所定高
さ、図示の例では3段分まで積み上げて側方を拘束した
状態で、発泡スチロール破砕片2F,…を封入した袋体
2,…を積上げ充填して、破砕片封入袋体2,…よりな
る第一の層12を形成し、かつその上面に土砂11を敷
き均して被覆層13を形成し、この被覆層13の上から
ローラなどの転圧重機などにより転圧を行い、前記土砂
11の締固めとともに、破砕片封入袋体層12を圧縮変
形させる。
0…を積み上げて側方を拘束したならば、被覆層13の
上にさらに発泡スチロール破砕片2F,…を封入した袋
体2,…を積み上げて破砕片封入袋体2,…よりなる第
二の層14を形成し、その上に土砂11を敷き均してそ
の上から転圧する。この場合、破砕片封入袋体層12、
14の積上げ厚は概ね30〜100cm程度とし、被覆層
13の厚さは10〜30cm程度とするのがよい。なお、
盛土長手方向は、半無限長域と見做せるため構造的な側
方拘束は行っていない。
透水シートやネットなどを合わせて布設することもでき
るし、ジオグリッドやジオネットなどのジオテキスタイ
ルを単独、または土砂と併用で使用することもできる。
を一切行わずに袋体内または袋体外に硬化材液を注入す
る例について説明する。しかし、本発明では上記例のよ
うに上載荷重の載荷、転圧などにより破砕片封入袋体を
圧縮変形させる場合であっても、袋体の内外に硬化材液
を注入することができる。<硬化材液を注入する盛土例
>図3に示す盛土例では、先ず側方法面に植生土嚢1
0、10…を3段まで積み上げて側方を拘束した状態
で、その高さまで発泡スチロール破砕片2F,…を封入
した袋体2,…を積上げ充填して破砕片封入袋体2,…
よりなる第一の層12を形成する。しかる後、好適に
は、その上面にジオグリッド17を敷いて第一の層12
を被覆するとともに、その両側を固定して各破砕片封入
袋体2,…が移動しないように拘束する。次に、この拘
束状態のままで、第一の層12の底部側位置における、
袋体2外側の袋体間空隙S1に吐出口15Hを臨ませた
注入パイプ15によりゆっくりと硬化材液16を注入し
て、第一の層12領域を固化させる。
を積み上げて側方拘束したならば、発泡スチロール破砕
片2F,…を封入した袋体2,…を積上げてそれら破砕
片封入袋体2,…よりなる第二の層14を形成するとと
もに、注入パイプ15を上方に引上げ、第二の層14の
底部側位置における袋体2外側の袋体間空隙S1に吐出
口15Hを臨ませてゆっくりと硬化材液16を注入し
て、第二の層14領域を固化させる。後は、最上層に被
覆土20を被せ転圧して締め固める。
では注入パイプ15の吐出口15Hを袋体2,…の外側
に位置させており、このため硬化材液16は主に袋体間
空隙S1,S2に注入充填されていくことになる。ただ
し、袋体2が硬化材液16に関して透液性を示すシート
やネット等により形成されていると、図4に示すよう
に、注入した硬化材液16は袋壁を通り、袋体2内の発
泡スチロール破砕片間の空隙S2にも注入充填される。
さらに、発泡スチロール破砕片自体が透液性を有する場
合には発泡スチロール内にも浸透する。
液性を示す材料により形成されていると、図5に示すよ
うに、注入した硬化材液16は袋体壁を透過せず、硬化
材液16が袋体2内の発泡スチロール破砕片間の空隙S
3に注入充填されない。しかし、次のようにすること
で、硬化剤液16を袋体2内の発泡スチロール破砕片間
の空隙S3に注入充填することができる。すなわち、た
とえば袋体2,…の積上げに際し、配置後の各袋体2,
…または(配置前の袋体であっても良い)に対して、た
とえば図6に示すように、先端が鋭利な注入パイプ1
5’を突き刺してその吐出口15H’を袋体2内部に臨
ませた状態で、この注入パイプ15’を介して袋体2内
に硬化材液を注入充填させる。配置後の各袋体に対して
硬化材液を注入する場合には袋体2,2…を一段並べる
毎に注入を行えば良い。かくして、袋体2を硬化材液1
6に関して不透液性を示す材料により形成した場合であ
っても、硬化材液16を袋体2内の発泡スチロール破砕
片間の空隙S2に注入充填することができる。この直接
注入方法は、袋体2が透液性材料で形成されている場合
にももちろん適用できる。また、かかる袋体内への直接
注入とともに、前述したように袋体外側空隙S1への注
入を行うことができる。
ば土と水、あるいはこれにベントナイトなどの流動化材
を加えた泥水と固化材とを混合したもの、モルタル、気
泡セメントペースト、石炭灰と固化材とを混合したも
の、これらに気泡剤を加えたものなど適宜のものが使用
できる。
に示される擁壁型盛土の場合には、施工を高さ方向に3
分割として行った点およびジオグリッド17の地山側端
部をアンカー18によって固定した点がことなるのみで
基本的施工手順は同様である。鉛直壁が擁壁20である
点で構造は異なるが、擁壁型盛土の埋戻し手順を図8
(A)〜(D) に示す。なお、図8の例では表層に盛
土19を造成してプレロードを与えている。
スチロール破砕片が封入されている袋体を、埋戻し部位
に対する埋戻し材、裏込め部位に対する裏込め材または
盛土部位に対する盛土材とすることもできる(請求項2
記載の発明)。この場合において、圧縮変形した発泡ス
チロール破砕片が封入した袋体は、主に2通りの方法に
より製造できる。すなわち、第1の方法は、袋体への封
入に先だって発泡スチロール破砕片を圧縮変形させてお
き、これを袋体内に封入させる方法であり、第2の方法
は、袋体へ発泡スチロール破砕片を封入したものを、施
工対象部位への配置に先だって予め圧縮変形させておく
方法である。
ロール破砕片の取り扱いを容易としながらも、発泡スチ
ロール破砕片を使用して埋戻し、裏込および盛土を行う
場合であっても、施工後の地盤沈下を実用上問題がない
程度まで低減し得るとともに、所定の圧縮強度を確保す
ることができる。
面図である。
面図である。
面図である。
図である。
図である。
部縦断面図である。
断面図である。
・12…第1の発泡スチロール層、4・13…被覆層、
5A…透水性シート、5B・7・11…土砂、6・14
…第2の発泡スチロール層、8…盛土、10…植生土
嚢、15…注入パイプ、15’…先端鋭利な注入パイ
プ、17…ジオグリッド、18…アンカー
Claims (11)
- 【請求項1】発泡スチロール材を使用して、埋戻し、裏
込めまたは盛土を行う地盤安定化工法において、 発泡スチロール破砕片を封入させた袋体を、埋戻し部
位、裏込め部位または盛土部位に対して配置するととも
に、配置した袋体の上面に対して圧力を加え、発泡スチ
ロール破砕片を前記袋体に封入させた状態で圧縮変形さ
せ、 その圧縮変形物を、埋戻し部位に対する埋戻し物、裏込
め部位に対する裏込め物または盛土部位に対する盛土物
とすることを特徴とする地盤安定化工法。 - 【請求項2】発泡スチロール材を使用して、埋戻し、裏
込めまたは盛土を行う地盤安定化工法において、 圧縮変形した発泡スチロール破砕片が封入されている袋
体を、埋戻し部位に対する埋戻し材、裏込め部位に対す
る裏込め材または盛土部位に対する盛土材として、埋戻
し、裏込めまたは盛土を行うことを特徴とする地盤安定
化工法。 - 【請求項3】前記埋戻しを行った埋戻し、裏込めまたは
盛土した地盤上に構造物を構築する場合に、 前記軽量袋体の圧縮変形を、前記構造物設計荷重以上の
荷重を載荷して行う請求項1または2記載の地盤安定化
工法。 - 【請求項4】前記発泡スチロール破砕片を封入させた袋
体内における少なくとも発泡スチロール破砕片間の空隙
部に対して、硬化材液を注入し充填する請求項1〜3の
いずれか1項記載の地盤安定化工法。 - 【請求項5】前記発泡スチロール破砕片間の空隙部に対
する硬化材液の注入は、前記発泡スチロール破砕片を封
入させた袋体内に吐出口を臨ませた注入パイプを通じて
行う請求項4記載の地盤安定化工法。 - 【請求項6】前記配置した袋体の外側における袋体間の
空隙部に対して、硬化材液を注入し充填する請求項1〜
5のいずれか1項記載の地盤安定化工法。 - 【請求項7】前記配置した袋体の外側における袋体間の
空隙部に対する硬化材液の注入は、前記配置した袋体の
外側に吐出口を臨ませた注入パイプを通じて行う請求項
6記載の地盤安定化工法。 - 【請求項8】前記硬化材液を注入する場合において、前
記圧縮変形を行わないようにした請求項4〜7のいずれ
か1項記載の地盤安定化工法。 - 【請求項9】前記袋体として、不透液性シート、透液性
シート、伸縮変形可能なシート、ネット、ならびにジオ
グリッドおよびジオネットを含むジオテキスタイルより
なる群から選ばれた1または2以上の材料により形成さ
れた袋体を用いる請求項1〜8のいずれか1項に記載の
地盤安定化工法。 - 【請求項10】前記発泡スチロール破砕片として、発泡
スチロール廃材を破砕したものを使用する請求項1〜9
のいずれか1項記載の地盤安定化工法。 - 【請求項11】前記発泡スチロール破砕片とともに、ま
たはこれに代えて、他の発泡樹脂破砕片を使用する請求
項1〜10のいずれか1項記載の地盤安定化工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11077133A JP2000273870A (ja) | 1999-03-23 | 1999-03-23 | 地盤安定化工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11077133A JP2000273870A (ja) | 1999-03-23 | 1999-03-23 | 地盤安定化工法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003261936A (ja) * | 2002-03-11 | 2003-09-19 | Doro Hozen Gijutsu Center | 空孔充填方法 |
-
1999
- 1999-03-23 JP JP11077133A patent/JP2000273870A/ja active Pending
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|---|---|---|---|---|
| JP2003261936A (ja) * | 2002-03-11 | 2003-09-19 | Doro Hozen Gijutsu Center | 空孔充填方法 |
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