JP2000274871A - 熱電装置、並びに、熱電マニホールド - Google Patents

熱電装置、並びに、熱電マニホールド

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JP2000274871A
JP2000274871A JP11076937A JP7693799A JP2000274871A JP 2000274871 A JP2000274871 A JP 2000274871A JP 11076937 A JP11076937 A JP 11076937A JP 7693799 A JP7693799 A JP 7693799A JP 2000274871 A JP2000274871 A JP 2000274871A
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JP
Japan
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thermoelectric
heat
cavity
heating
manifold
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JP11076937A
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English (en)
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Toshio Kamitsuji
利夫 上辻
Shohei Inamori
昭平 稲森
Osao Kido
長生 木戸
Kenichi Morishita
賢一 森下
Shinji Fujimoto
真嗣 藤本
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Refrigeration Co
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    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B21/00Machines, plants or systems, using electric or magnetic effects
    • F25B21/02Machines, plants or systems, using electric or magnetic effects using Peltier effect; using Nernst-Ettinghausen effect

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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
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  • Accessories For Mixers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数段の熱電モジュールを有する熱電マニホ
ールドにおいて、吸熱面と放熱面の熱分布を均一化させ
て熱交換効率の向上を図るとともに、熱電モジュールの
熱ひずみを抑え、湾曲した場合でも熱電モジュール間の
熱伝達が良好に行われるようにする。 【解決手段】 吸熱面7aと放熱面7bとを有し電流を
流すことにより放熱面7bが加熱され吸熱面7aが冷却
される複数の熱電モジュール7を備え、隣り合う一方の
熱電モジュール7の放熱面7bと他方の熱電モジュール
7の吸熱面7aとが対向するように複数の熱電モジュー
ル7がマニホールド本体19内に並設されており、マニ
ホールド本体19内には、冷却端側の吸熱面7aとの間
に冷却キャビティ20cが設けられ、加熱端側の放熱面
7bとの間に加熱キャビティ10dが設けられ、隣り合
う熱電モジュール7の間に伝熱キャビティ17aが設け
られている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷却装置などに利
用可能な熱電モジュールを用いた熱電装置に関し、特
に、熱媒体の流通路においてこの熱媒体を熱電効果によ
って冷却又は加熱し得る熱電マニホールドに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、フロンガスのオゾン層破壊作用が
地球的な問題となり、フロンガスを使用しない冷却装置
の開発が急務である。また、コンプレッサを用いる一般
的な冷却装置では、使用される環境が静寂である場合に
はコンプレッサの駆動音が耳障りである。フロンガス並
びにコンプレッサを使用しない冷却装置の一つとして、
ペルチェ効果を有する熱電モジュールを使用した冷却装
置が注目されている。ペルチェ効果とは、一般に、異種
の金属の接触面を通じて弱い電流が流れたときに熱が発
生したり吸収されたりする現象のことをいう。ペルチェ
効果を利用する熱電モジュールは、一般に、多数のP型
半導体素子とN型半導体素子とを縦横に整列させ、これ
ら多数の半導体素子を電極を介して直列に接続し、これ
を一対の伝熱板の間に挟み込んで全体としてほぼ平板状
を呈するものである。この熱電モジュールでは、多数の
半導体素子に一方向に直流電流を流すと、ペルチェ効果
により一方の伝熱板が冷却されるとともに他方の伝熱板
が加熱される。したがって、一方の伝熱板の表面が吸熱
面として用いられ、他方の伝熱板の表面が放熱面として
用いられる。
【0003】熱電モジュールでは、半導体素子を流れる
電子の移動エネルギーと熱エネルギーとの交換作用によ
って、吸熱面から放熱面へと熱の搬送が行われると考え
られる。したがって、一方の伝熱板と他方の伝熱板との
間で半導体素子を介する熱伝導が一切行われないと仮定
するならば、単一の熱電モジュールの吸熱面と放熱面と
の温度差を、半導体素子の数や電流密度の設定によって
大きくさせることができる。
【0004】しかし、現実には、半導体素子を介する熱
伝導によって加熱側の伝熱板の熱が冷却側の伝熱板に遷
移する。したがって、単一の熱電モジュールの吸熱面と
放熱面との温度差が大きくなると、ペルチェ効果による
冷却・加熱の熱量と、上記熱伝導の熱量とがつりあい、
電流を継続して印加しても温度差が大きくならない。
【0005】そこで、熱電モジュールを内蔵する熱電装
置において、吸熱面を所望の温度にまで冷却するため
に、従来より、複数の熱電モジュールを積み重ね、段階
的に冷却することによって、冷却端側の吸熱面を所望の
温度にまで冷却することが行われている(例えば、特開
平8−236820号公報参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の熱電モジュール
では、多数のP型半導体素子とN型半導体素子とを縦横
に整列させているものであって、各素子においてペルチ
ェ効果による熱の搬送が行われるものであるから、吸熱
面においては面中央側が周縁部に比して低温となり、一
方、放熱面においては面中央側が周縁部に比して高温と
なる。このように、吸熱面及び放熱面の温度分布に勾配
が生じると、吸熱面全体による冷却効率が悪くなる。特
に、上記した多段式熱電モジュールを用いた熱電冷却装
置では、温度勾配がより一層大きくなり易い。
【0007】温度勾配が大きくなると、熱交換効率が悪
化するのみならず、熱電モジュールが湾曲変形し易くな
る。この場合、半導体素子と電極との接合部などに亀裂
が生じることがある。また、各熱電モジュール毎に一対
の伝熱板を設け、伝熱板同士を接合することにより複数
の熱電モジュールを積層させた場合には、各熱電モジュ
ールの湾曲によって、伝熱板相互が離反し、熱電モジュ
ール間の熱伝達が適正に行われなくなる。
【0008】そこで、本発明は、複数段の熱電モジュー
ルを有する熱電マニホールドなどの熱電装置において、
吸熱面と放熱面の熱分布を均一化させることで熱交換効
率の向上を図るとともに、熱電モジュールの熱ひずみを
抑えるとともに湾曲した場合であっても熱電モジュール
間の熱伝達が良好に行われるようにすることを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は、複数の熱電モジュールを備える熱電装置にお
いて、各熱電モジュールの間に熱媒体となる流体を介在
させ、この流体を介して冷却側の熱電モジュールの放熱
面から加熱側の熱電モジュールの吸熱面への熱伝達を行
わせることを特徴とするものである。このように、流体
を介して間接的に熱電モジュール間の熱伝達を行わせれ
ば、熱電モジュールに熱ひずみが生じた場合でも、熱媒
体は熱電モジュールの吸熱面及び放熱面に良好に接触
し、熱電モジュール間の熱伝達が良好に行われる。ま
た、流体に接触する各熱電モジュールの吸熱面又は放熱
面の熱分布が均一化され、熱交換効率が向上するととも
に、熱電モジュールの熱ひずみの低減をも図られる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の熱電装置は、吸熱面と放
熱面とを有し電流を流すことにより前記放熱面が加熱さ
れ前記吸熱面が冷却される複数の熱電モジュールを備
え、隣り合う一方の熱電モジュールの放熱面と他方の熱
電モジュールの吸熱面とが対向するように前記複数の熱
電モジュールが並設されているとともに、隣り合う熱電
モジュールの間に伝熱キャビティを形成するキャビティ
形成部材を備えるものである。
【0011】かかる本発明では、伝熱キャビティ内に熱
媒体となる流体を封入若しくは流通させておくと、この
流体を介して隣り合う一方の熱電モジュールの放熱面か
ら他方の熱電モジュールの吸熱面への熱伝達が行われ
る。したがって、各熱電モジュールが熱ひずみにより湾
曲変形した場合であっても、熱媒体が放熱面及び吸熱面
に良好に接触し、冷却側の熱電モジュールの放熱面から
加熱側の熱電モジュールの吸熱面への熱伝達が良好に行
われ、全体の効率向上に大きく寄与する。また、熱媒体
を中間に介在させることで、各熱電モジュールの吸熱面
又は放熱面の熱分布の均一化が図られ、各熱電モジュー
ルの熱電効果の効率向上が図られるとともに、熱ひずみ
が可及的に抑えられる。
【0012】上記本発明の熱電装置において、さらに、
伝熱キャビティ内の流体を攪拌する攪拌手段を備えるこ
とができる。これによれば、攪拌手段により伝熱キャビ
ティ内の流体を攪拌することによって、熱電モジュール
間の流体による熱伝達がより一層効率良く行われるよう
になる。かかる攪拌手段としては、伝熱キャビティの上
下にバイパス路を設けて、ポンプにより伝熱キャビティ
内の流体を循環させることで攪拌するものや、伝熱キャ
ビティ内に回転自在に支持された攪拌翼からなるものと
することができる。また、伝熱キャビティ内に多数の鉄
球を移動自在に封入しておき、該鉄球をキャビティ外部
から磁石の作用によって回転させることにより流体の攪
拌を行うことも可能である。
【0013】攪拌手段として攪拌翼を用いる場合、この
攪拌翼を適宜の手段によって回転させて流体の攪拌を行
う。攪拌翼の回転駆動手段としては、電動モータや流体
圧モータなど種々の構造が考えられるが、例えば、攪拌
翼に回転子を設け、攪拌翼の外周側でキャビティ形成部
材に、前記回転子とともに電動モータを構成する固定子
を設けたものとすることができる。これによれば、攪拌
翼自体に回転子を設けたので、全体の構成の簡素化、小
型化が図られ、狭いスペースにも本発明の熱電装置を簡
単に取付けることが可能となる。
【0014】また、簡素な構造で攪拌翼の安定した回転
動作を実現するために、上記攪拌翼を支軸に回転自在に
支持させ、この支軸を、伝熱キャビティ形成部材の内面
に当接する振れ防止部材に支持させることができる。な
お、かかる振れ防止部材は、平らな形状であって、少な
くとも伝熱キャビティ内面の3カ所に当接するものが良
く、好ましくはほぼ十字形状の平板により構成すること
ができる。
【0015】複数段の熱電モジュールを備える上記熱電
装置において、各熱電モジュールの吸熱面と放熱面との
温度差を最適化させ、さらなる熱電効率の向上を図るた
めに、各熱電モジュールの能力を異ならせることができ
る。即ち、各熱電モジュールが、直列に接続された多数
のP型半導体とN型半導体とを備えるペルチェ素子から
なるものであれば、各熱電モジュールを構成する前記半
導体の数を異ならせることによって能力の調節を行い得
る。また、同じ熱電モジュールを複数用いる場合であっ
ても、各熱電モジュールに印加する電流密度を異ならせ
ることによって、作動時における各熱電モジュールの熱
電能力を異ならせることが可能である。
【0016】さらに、並設された複数の熱電モジュール
のうち冷却端側の熱電モジュールの吸熱面との間で冷却
キャビティを形成するキャビティ形成部材を設け、前記
冷却キャビティ形成部材に流体導入口と流体吐出口とを
設けることができる。これによれば、冷却キャビティ形
成部材の流体導入口から冷却キャビティ内に導入された
流体を、冷却端側の吸熱面に接触させることによって効
率よく冷却させ、その後流体吐出口から吐出される。流
体吐出口を冷蔵庫等の熱交換器に接続することで、流体
を介して所望の空間を効率よく冷却し得る。さらに、熱
電モジュールが複数段に構成されているから、1段のも
のに比して低温が得られ易く、小型で低騒音でありなが
ら所望の温度を得ることができる。
【0017】また、並設された複数の熱電モジュールの
うち加熱端側の熱電モジュールの放熱面との間で加熱キ
ャビティを形成するキャビティ形成部材を設け、前記加
熱キャビティ形成部材に流体導入口と流体吐出口とを設
けることができる。これによれば、加熱キャビティ形成
部材の流体導入口から加熱キャビティ内に導入された流
体を、加熱端側の放熱面に接触させることによって熱電
モジュールの熱を効率よく流体に放熱させることがで
き、加熱された流体を吐出口から吐出させることができ
る。この吐出口と導入口を外部の放熱管路に接続するこ
とで、加熱用熱媒体となる流体を効率良く自然冷却させ
て再利用することができ、冷却端側の吸熱面の温度を一
層低温にすることが可能となる。
【0018】上記した熱電装置は、種々の用途、形態の
ものに適用できる。例えば、冷蔵庫、クーラーなどの冷
却装置として用いることができる。さらに、冷蔵庫等の
冷却側熱媒体及び/又は加熱側熱媒体の流通管となるマ
ニホールドに内蔵して、流通管内部で熱媒体の冷却又は
加熱を行わせることができる。
【0019】本発明は、熱電モジュールをマニホールド
に内臓してなる熱電マニホールドとして実現することが
できる。かかる本発明の熱電マニホールドは、吸熱面と
放熱面とを有し電流を流すことにより前記放熱面が加熱
され前記吸熱面が冷却される複数の熱電モジュールを備
え、隣り合う一方の熱電モジュールの放熱面と他方の熱
電モジュールの吸熱面とが対向するように前記複数の熱
電モジュールがマニホールド本体内に並設されていると
ともに、マニホールド本体内には、冷却端側の吸熱面と
の間に冷却キャビティが設けられ、加熱端側の放熱面と
の間に加熱キャビティが設けられ、隣り合う熱電モジュ
ールの間に伝熱キャビティが設けられていることを特徴
とするものである。
【0020】かかる本発明の熱電マニホールドでは、冷
却キャビティには冷却用熱媒体となる流体を流通させ、
加熱キャビティには加熱用熱媒体となる流体を流通さ
せ、伝熱キャビティには伝熱用熱媒体となる流体を封入
若しくは流通させて、熱電モジュールに所定方向の直流
電流を流す。すると、冷却端側の吸熱面に接触する冷却
用熱媒体が冷却されるとともに、加熱端側の放熱面に接
触する加熱用熱媒体が加熱される。また、各熱電モジュ
ール間の熱伝達は、伝熱キャビティ内の流体を介して行
われる。流体を介して各熱電モジュール間の熱伝達を行
うものであるから、熱電モジュールが熱ひずみにより湾
曲変形した場合でも、各熱電モジュール間の熱伝達効率
が大きく低減することがない。したがって、冷却用熱媒
体から加熱用熱媒体への熱の移動が効率良く行われ、冷
却用熱媒体を所望の低温にまで冷却し得る。
【0021】上記本発明の熱電マニホールドにおいて、
冷却キャビティ、加熱キャビティ及び伝熱キャビティ内
に、これらキャビティ内の流体を攪拌する攪拌部材をそ
れぞれ設けることができる。これによれば、各攪拌部材
により各キャビティ内の流体を攪拌することによって、
冷却キャビティ内においては効率の良い流体の冷却を、
伝熱キャビティ内においては効率の良い熱伝達を、加熱
キャビティ内においては効率の良い流体への熱の放熱を
行い得る。
【0022】各攪拌部材は、それぞれ個別の駆動手段に
よって動作させることもできるが、構造の簡素化、部品
点数の削減並びに装置の小型化を図るために、磁気を用
いて連動させることが好ましい。即ち、熱電モジュール
の吸熱面と放熱面とを平行に配置し、各攪拌部材を、吸
熱面及び放熱面に対して直交する方向を軸心として回転
可能にマニホールド本体内に支持させ、各攪拌部材が連
動回転するように各攪拌部材に常磁性体を設けることが
できる。なお、各攪拌部材に設ける常磁性体の数は、回
転力を伝達するに十分な数を設けることが好ましいが、
すべてを常磁性体とする必要はなく、適宜、鉄などの軟
磁性体を設けることができる。
【0023】攪拌部材の回転力伝達手段としての常磁性
体を設けた場合には、冷却キャビティ、加熱キャビティ
若しくは伝熱キャビティ内のいずれか一つの攪拌部材の
回転駆動手段を設ければ、すべての攪拌部材を回転させ
ることができる。このような回転駆動手段としては、例
えば、冷却キャビティ又は加熱キャビティ内の攪拌部材
に設けた回転子と、マニホールド本体に取付けられ且つ
前記回転子とともに電動モータを構成する固定子とを備
えるものとすることができる。
【0024】また、少なくとも一つの伝熱キャビティ内
の攪拌部材の径方向外方に、前記攪拌部材に設けた常磁
性体を回転子として当該攪拌部材を回転駆動させる固定
子を設けることによっても、攪拌部材の回転駆動手段を
構成できる。これによれば、中間に位置する攪拌部材を
回転駆動させ、この回転力を加熱側と冷却側の両方の攪
拌部材に伝達させるものであるから、回転力のロスが少
なく、効率の良い回転駆動を行わせることができる。
【0025】また、簡素な構造で伝熱キャビティ内の攪
拌部材の安定した回転動作を実現するために、当該攪拌
部材を支軸に回転自在に支持させ、この支軸を、マニホ
ールド本体に位置決めされる振れ防止部材に支持させる
ことができる。なお、かかる振れ防止部材は、平らな形
状であって、少なくともマニホールド本体内面の3カ所
に当接するものが良く、好ましくはほぼ十字形状の平板
により構成することができる。
【0026】さらに、複数段の熱電モジュールを備える
上記熱電マニホールドにおいて、各熱電モジュールの吸
熱面と放熱面の温度差を最適化させ、さらなる熱電効率
の向上を図るために、各熱電モジュールの能力を異なら
せることができる。即ち、各熱電モジュールが、直列に
接続された多数のP型半導体とN型半導体とを備えるペ
ルチェ素子からなるものであれば、各熱電モジュールを
構成する前記半導体の数を異ならせることによって能力
の調節を行い得る。
【0027】
【実施例】以下、本発明による熱電装置の実施例につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0028】(実施例1)
【0029】図1〜図23は、本発明の実施例1に係る
熱電装置である熱電マニホールド1を示している。この
マニホールド1は、加熱側マニホールド片2、冷却側マ
ニホールド片3、中間マニホールド片17、加熱側攪拌
部材5、冷却側攪拌部材6、中間攪拌部材18、ほぼ平
行な吸熱面7aと放熱面7bとを有し直流電流を所定方
向に流すことにより放熱面7bが加熱され吸熱面7aが
冷却される2つの熱電モジュール7、固定子8bを内蔵
するモータ外装部材8及び固定リング9によって主構成
されている。
【0030】まず、本実施例1の構造の要部について説
明すると、本実施例1では、上記マニホールド片2,
3,17を連結することによりマニホールド本体19が
構成されている。このマニホールド本体19内には、冷
却端側の吸熱面7a(図1において左側の熱電モジュー
ル7の左側面)との間に冷却キャビティ20cが設けら
れ、加熱端側の放熱面7b(図1において右側の熱電モ
ジュール7の右側面)との間に加熱キャビティ10dが
設けられ、隣り合う熱電モジュール7の間(即ち隣り合
う2つの熱電モジュール7の対向する放熱面7bと吸熱
面7aの間)に伝熱キャビティ17aが、それぞれ独立
して設けられている。即ち、冷却キャビティ20cは冷
却マニホールド片3内の空間により形成され、加熱キャ
ビティ10dは加熱マニホールド片2内の空間により形
成され、伝熱キャビティ17aは中間マニホールド片1
7(伝熱キャビティ形成部材)内の空間により形成され
ている。
【0031】中間マニホールド片17には、軸方向に貫
通する円形状の内部空間17aを有し、該空間17aの
両端開口部に、ほぼ円盤状の熱電モジュール7をそれぞ
れ配設することによって伝熱キャビティが形成されてい
る。なお、中間マニホールド片17には、空間17aの
両端開口部の外周位置に環状のOリング装着溝17bが
設けられており、この溝17b内に装着したOリング7
1を熱電モジュール7の周縁部に当接させることによっ
て、伝熱キャビティ17aの液密性を確保している。そ
して、この伝熱キャビティ17a内に、水を主体とする
熱媒体が封入されている。
【0032】冷却側の熱電モジュール7の放熱面7b
(図1における左側の熱電モジュール7の右側面)、並
びに、加熱側の熱電モジュール7の吸熱面7a(図1に
おける右側の熱電モジュール7の左側面)は、対向配置
されているとともに、ともに伝熱キャビティ17aに面
している。したがって、冷却側の熱電モジュール7の放
熱面7bの熱は、まず伝熱キャビティ17a内の熱媒体
に伝達され、この熱媒体を介して加熱側の熱電モジュー
ル7の吸熱面に伝達される。
【0033】かかる熱伝達効率を良好なものとするため
に、伝熱キャビティ17a内には、熱媒体を攪拌するた
めの攪拌部材18が設けられている。この攪拌部材18
は、図11乃至図14に示す攪拌翼18aと、該攪拌翼
18aの所定部位に埋設された複数の永久磁石18b
(常磁性体)と、該永久磁石18bを保持する取付プレ
ート18c(図15乃至図17参照)により主構成され
ている。
【0034】攪拌翼18aは、軸中央側の円筒状ボス部
18dと、ボス部18dから径外方に延びるリブ18e
を介して一体的に設けられた4つの羽根部材18fとを
備えている。羽根部材18fは、図14に示されるよう
に、中央部が厚肉とされ、回転方向両側が傾斜面に形成
されており、全体としてほぼ山形状を呈している。羽根
部材18fの裏面中央には磁石取付凹部18gが設けら
れており、該凹部18g内に直方体状の永久磁石18b
が嵌着されている。この磁石18bの磁極の向きは、隣
り合う一方の熱電モジュール7側がN極、他方の熱電モ
ジュール7側がS極となるように配置している。各羽根
部材18fには、裏面側に突出する突起18hが設けら
れている。
【0035】取付プレート18cは、ほぼ円盤状であっ
て、その外径は攪拌翼18aの外径とほぼ等しくされて
いる。また、プレート18cには、羽根部材18fの内
径よりも若干大きい径の孔18iが設けられているとと
もに、攪拌翼18aの突起18hに対応する位置に取付
孔18jが設けられている。そして、磁石18bを攪拌
翼18aに取付けた状態で、すべての突起18hが取付
孔18jに挿通されるように取付プレート18cを攪拌
翼18aの裏面側に取付固定されている。
【0036】上記攪拌部材18は、マニホールド本体1
9に対して位置決めされた支軸72に回転自在に支持さ
れている。この支軸72は、熱電モジュール7の吸熱面
7a及び放熱面7bに対して直交するものであり、中間
マニホールド片17の内面に装着された前後一対の振れ
防止部材73に支持されている。この振れ防止部材73
は、図18〜図21に示すように、正面視ほぼ十字形の
板状部材であって、中央にボス部73aを有し、ボス部
73aから四方に向けて支持バー73bが延設されたも
のである。ボス部73aには、図18にも示すように、
ほぼ半月形状の支軸取り付け孔73cが設けられてい
る。振れ防止部材73の4つの支持バー73bの先端
は、それぞれ、中間マニホールド片17の円筒状内壁面
に当接されて、マニホールド本体19に対する位置決め
がなされている。
【0037】振れ防止部材73のボス部73aの支軸取
り付け孔73cに、上記支軸72が挿通保持されてい
る。即ち、支軸72の両端部は断面半月形状に切り欠か
れており、その一端部は、冷却側の熱電モジュール7に
近接配置した振れ防止部材73の支軸取り付け孔73c
に挿通され、他端部が、加熱側の熱電モジュール7に近
接配置した振れ防止部材73の支軸取り付け孔73cに
挿通されており、これら振れ防止部材73に支持される
ことによって支軸72はマニホールド本体19(中間マ
ニホールド片17)に対して位置決めされている。
【0038】上記攪拌部材18は、伝熱キャビティ17
a内で支軸72に回転自在に支持されている。より詳細
には、支軸72には円筒状のブッシュ74が装着され、
このブッシュ74に攪拌部材18のボス部18dが装着
されている。なお、ボス部18dの軸方向長さは、一対
の振れ防止部材73の間隔とほぼ同じ大きさとなされて
おり、これにより攪拌部材18の軸方向位置の位置決め
をもなされている。また、攪拌部材18の羽根部材18
fの外径は、伝熱キャビティ17aの内径よりも若干小
さくなされている。好ましくは、羽根部材18fの外端
と伝熱キャビティ17aの内周面とのクリアランスの攪
拌部材18の直径に対する比が、0.03程度(例え
ば、直径30mmの場合、クリアランスが1mm程度)
となるように設定することが、円滑な攪拌部材18の回
転動作と、攪拌部材18による流体の攪拌作用の最適化
のためには良い。
【0039】この攪拌部材18は、後述するように、加
熱側キャビティ10d内の攪拌部材5の回転力が、回転
力伝達手段によって攪拌部材18に伝達されて回転駆動
される。このような回転力伝達手段として、本実施例1
では、両攪拌部材5,18に取り付けた磁石18b,1
5dによる構成を示している。即ち、加熱側攪拌部材5
に取り付けた磁石15dと、中間攪拌部材18に取り付
けた磁石18bとの間に作用する磁力によって、両攪拌
部材5,18を連動回転させている。なお、両磁石15
d,18bの磁極の配置は特に限定されない。例えば、
両磁石15d,18bのN極とS極とを対向配置させて
おき、互いに引きつけ合う力を利用して連動回転させる
ことができ、また、両磁石15d,18bの同極同士を
対向配置させておき、反発する力を利用して連動回転さ
せることもできる。
【0040】本実施例1の熱電マニホールド1では、冷
却側(図1において左側)の熱電モジュール7の吸熱面
7aとの間で冷却用熱媒体が流通する冷却キャビティを
形成する冷却側マニホールド片3と、加熱側(図1にお
いて右側)の熱電モジュール7の放熱面7bとの間で加
熱用熱媒体が流通する加熱キャビティを形成する加熱側
マニホールド片2とを備えている。
【0041】加熱側マニホールド片2は、ポリプロピレ
ン樹脂やポリエチレン樹脂を素材とする射出成形によっ
て形成することができる。
【0042】加熱側マニホールド片2の構造は、図1及
び図3に示す様に、円盤状のフランジ部2aとこれに続
くボス部2b,2cを持ち、さらに管部2d,2eに繋
がっている。すなわち加熱側マニホールド片2は、フラ
ンジ部2aを持ち、これに繋がる大径ボス部2bが設け
られている。また大径ボス部2bは、これよりも小径の
小径ボス部2cに繋がっている。そして小径ボス部2c
の端部は、さらに細くなっていて大径管部2dが構成さ
れ、大径管部2dの端部はより細く作られていて小径管
部2eを構成している。
【0043】加熱側マニホールド片2の内部は空洞10
になっており、小径管部2e側からフランジ2a側にか
けて貫通している。また加熱側マニホールド片2の内部
の空洞10の断面形状は、いずれの部位も円形である。
空洞10の外径は、それぞれボス部2b,2c及び管部
2d,2eの外径に相応した大きさであり、外径は、小
径管部2e側からフランジ部2a側にかけて順次漸次大
きくなって行く。
【0044】すなわち加熱側マニホールド片2の内部の
空洞10は、4段階に区分され小径管部2e側から順
次、第一空洞部10a,第二空洞部10b、第三空洞部
10c、第四空洞部10dがある。第四空洞部10dは
フランジ部2a側に開口しており、この開口端部に加熱
側の熱電モジュール7が設けられ、この熱電モジュール
7との間で加熱キャビティを形成している。本実施例で
は、小径管部2e側の開口13は熱媒体となる流体の導
入口として機能し、小径管部2eは流体導入管となされ
ている。
【0045】そして加熱側マニホールド片2の内部には
軸固定部11が設けられている。軸固定部11は、図1
及び図2に示す様に、円柱状の軸支持部11aを持つ。
軸支持部11aは、リブ11bによって空洞部10内に
同心状に支持されている。より詳細に説明すると、大径
管部2dの内部、すなわち第二空洞部10bに3本のリ
ブ11bが放射状に設けられている。そして各リブ11
bの端部は、いずれも軸支持部11aの側面と一体的に
結合しており、軸支持部11aを空洞部10の中心に支
持している。軸支持部11aの軸方向の位置は、第二空
洞部10bと第三空洞部10cに跨がった部位である。
【0046】軸固定部11の軸支持部11aには、ステ
ンレス等で作られた軸12が一体的に固定されている。
従って軸12は、空洞部10と同心状に固定支持されて
いる。
【0047】また大径ボス部2bには、内部の加熱キャ
ビティ10d(第四空隙部)から外に向かって連通する
パイプ状の流体吐出管14が設けられている。この流体
吐出管14の外端開口が、流体吐出口14aとなる。
【0048】加熱側攪拌部材5は、攪拌翼15と、モー
タの回転子16が一体化したものである。すなわち加熱
側攪拌部材5の攪拌翼15は、樹脂の射出成形によって
作られたものであり、ボス部15aと円盤部15bを持
ち、円盤部15bの一方の面に4個の羽根部材15cが
設けられてなるものである。羽根部材15cは、図22
に示すように、正面から見て中心部分が細く、周方向に
向かうに従って幅広に作られており、さらに時計方向に
捩じれた形状をしている。かかる構造により、本実施例
の攪拌部材5は、渦巻きポンプのインペラ(羽車)とし
て機能し、流体導入口13から加熱側熱媒体を吸入し、
流体吐出口14aから熱媒体を吐出する。
【0049】なお、加熱側攪拌部材5の羽根の形状は、
本実施例に限定されるものではなく、風車状の羽根やプ
ロペラ状、あるいは円盤に板体が垂直に立設されたもの
であってもよい。
【0050】そして、各羽根部材15bの内部に立方体
形状の永久磁石15d(常磁性体)が取り付けられてい
る。
【0051】一方、ボス部15aは、円板部15bの3
分の1から、4分の1程度の外径を持つ筒状体である。
そしてボス部15aの中心には、図22及び図23に示
す様に管状の軸受け部材15fが設けられている。すな
わち軸受け部材15fは、ボス部15dの内側に設けら
れた3本のリブ15gにより、ボス部15aの中心軸に
一致する部位に保持されている。
【0052】本実施例において、リブ15gは、板状で
あり、その面が軸線に対して傾斜している。後記する様
に熱媒体は、ボス部15aの中を通過するが、本実施例
では、リブ15gが軸線に対して傾斜しており、攪拌部
材5の回転によってリブ15gが流体を内部に掻き込む
ように作用するので、導入口13から流体を吸引する力
が与えられ、リブ15gが存在するにもかかわらず流体
が円滑に空洞部10内に導入される。
【0053】モータの回転子16は、具体的には円柱状
の永久磁石(常磁性体)である。回転子16の外径は、
攪拌翼15の約2分の1である。また回転子16の中央
には、前記したボス部15dの外径と一致する孔16a
が設けられている。
【0054】そして回転子16は、攪拌翼15のボス部
15aに圧入され、両者は一体化されている。
【0055】次に加熱側マニホールド片2と加熱側攪拌
部材5との関係について説明する。加熱側攪拌部材5
は、加熱側マニホールド片2の第三空洞部10cと第四
空洞部10dに配される。そして加熱側攪拌部材5の軸
受け部材15fに、ブッシュ27が介在された上で、加
熱側マニホールド片2の軸12が挿通されている。また
軸12は、加熱側攪拌部材5の軸受け部材15fに挿通
された状態で、さらに軸12の先端には、アルミニウム
等の高熱伝導性材料からなる抜け止め部材28が取り付
けられている。抜け止め部材28は、軸12の先端部に
軸方向スライド自在に取付けられており、熱電モジュー
ル7に当接されている。また、抜け止め部材28と軸受
け部材15fの間にはワッシャ29が軸12に装着され
ている。したがって、加熱側攪拌部材5の軸受け部材1
5fの端面は、ワッシャ29を介して抜け止め部材28
と当接し、加熱側攪拌部材5の軸方向力は、抜け止め部
材28を介して熱電モジュール7に伝達され、該モジュ
ール7によって支持される。従って、本実施例では、加
熱側攪拌部材5は、回転可能であるが、軸方向には位置
決めされている。そして加熱側攪拌部材5が加熱側マニ
ホールド片2に装着された状態において、抜け止め部材
28の端面は、加熱側マニホールド片2のフランジ2a
面とほぼ同一平面上に位置する。
【0056】また加熱側マニホールド片2と加熱側攪拌
部材5が組付けられた状態において、加熱側マニホール
ド片2の熱媒体導入口13と加熱側攪拌部材5の円板部
15bの前面側が連通する。すなわち熱媒体導入口13
は、第一空洞部10aと連通し、さらに第一空洞部10
aは、加熱側攪拌部材5のボス部15aの開口と連通す
る。そしてボス部15aは、筒状であって、その先端部
分は、加熱側攪拌部材5の円板部15bの前面側に開口
している。従って加熱側マニホールド片2の熱媒体導入
口13と加熱側攪拌部材5の円板部15bの前面側が連
通する。
【0057】次に冷却側マニホールド片3および冷却側
攪拌部材6の構成を説明する。冷却側マニホールド片3
は、前記した加熱側のマニホールド片2と略対掌形(左
右勝手違い)であり、円盤状のフランジ部3aを持つ。
冷却側マニホールド片3では、ボス部3bは一段であ
る。またボス部3bの後端部は、管部3c,3dに繋が
っている。冷却側マニホールド片3の大径管部3dの外
周部は、平滑な円筒面であり、突起はない。
【0058】冷却側マニホールド片3の内部は前記した
加熱側のマニホールド片2と同様に空洞20になってお
り、小径管部3e側からフランジ3a側にかけて貫通し
ている。そして空洞20の内径は、3段階に区分され小
径管部3e側から順次、第一空洞部20a,第二空洞部
20b、第三空洞部20cがある。第三空洞部20cは
フランジ部3a側に開口しており、この開口端部に冷却
側の熱電モジュール7が設けられており、この熱電モジ
ュール7との間で冷却キャビティを形成している。また
小径管部3e側の開口21は、熱媒体導入口として機能
する。
【0059】冷却側マニホールド片3の内部には、加熱
側のマニホールド片2と同様に軸固定部22が設けられ
ている。軸固定部22は円柱状の軸支持部22aを持
つ。そして当該軸支持部22aは、リブ22bによって
空洞部20内に同心状に支持されている。リブ22bの
形状や取付け位置、数等は、前記した加熱側のマニホー
ルド片2と同様であり、第二空洞部10bに3本のリブ
22bが放射状に設けられていると共にその他端側が軸
支持部22aの側面と一体的に結合し、軸支持部22a
を空洞部10の中心に支持している。軸支持部22aの
軸方向の位置は、第二空洞部20bと第三空洞部20c
に跨がった部位である。
【0060】そして軸固定部22の軸支持部22aに
は、ステンレス等で作られた軸23が一体的に固定さ
れ、軸23は、空洞部20と同心状に固定支持されてい
る。
【0061】冷却側マニホールド片3についても、パイ
プ状の熱媒体吐出管24が設けられている。この吐出管
24の先端開口が、冷却キャビティ内で冷却された熱媒
体が外部に吐出される流体吐出口24aとなされてい
る。
【0062】冷却側攪拌部材6は、攪拌翼である。すな
わち冷却側攪拌部材6は、回転子を持たない。冷却側攪
拌部材6は前記した加熱側攪拌部材5の羽根部材15と
略同様の形状をしており、ボス部25aと円盤部25b
を持ち、円盤部25bの一方の面に4個の羽根部材25
cが設けられたものである。羽根部材25cは、前記し
た羽根部材15と同様、中心部分が細く、周方向に向か
うに従って幅広に作られており、さらに時計方向に捩じ
れた形状をしている。かかる構造により、本実施例の攪
拌部材5は、渦巻きポンプのインペラ(羽車)として機
能し、流体導入口21から冷却側熱媒体を吸入し、流体
吐出口24aから熱媒体を吐出する。
【0063】また各羽根部材15cの内部に立方体形状
の永久磁石25dが取り付けられている。
【0064】ボス部25aの形状・構造は、全長が短い
点を除いて、前記した加熱側攪拌部材5と同一である。
すなわちボス部25aの内側にはリブ25gが設けら
れ、リブ25gによって管状の軸受け部材25fが中心
軸に一致する部位に保持されている。リブ25gは板状
であり、その面が軸線に対して傾斜して、流体導入口か
ら流体を吸引する力を与える。
【0065】冷却側マニホールド片3と冷却側攪拌部材
6との関係は、前記した加熱側と略同一であり、冷却側
攪拌部材6は、冷却側マニホールド片3の第三空洞部2
0cに配される。そして冷却側攪拌部材6の軸受け部材
25fに、ブッシュ31が介在された上で、冷却側マニ
ホールド片3の軸23が挿通されている。また先端に
は、アルミニウム等の高熱伝導性材料からなる抜け止め
部材32が軸方向スライド自在に取り付けられており、
この抜け止め部材32は熱電モジュール7に当接してい
る。したがって、冷却側攪拌部材6の、軸受け部材25
fの端面は、ワッシャ33を介して抜け止め部材32と
当接し、冷却側攪拌部材6の軸方向力は、抜け止め部材
32を介して熱電モジュール7によって支持される。従
って、本実施例では、冷却側攪拌部材6は、回転可能で
あるが、軸方向には位置決めされている。そして冷却側
攪拌部材6が冷却側マニホールド片3に装着された状態
において、固定部材32の先端は、冷却側マニホールド
片3のフランジ3a面とほぼ同一平面上に位置する。
【0066】また冷却側マニホールド片3と冷却側攪拌
部材6が組付けられた状態において、冷却側マニホール
ド片3の熱媒体導入口21と冷却側攪拌部材6の円板部
の前面側が連通する。
【0067】上記した本実施例の熱電モジュール7は、
円板状である。熱電モジュール7は、公知のペルチェ素
子を利用したものであり、多数のP型半導体とN型半導
体が交互に並べて設けられたものであって、これら多数
の半導体は電極を介して直列に接続されており、この多
数の半導体が、セラミック板やアルミニウム板などの一
対の伝熱板の間に挟みこまれている。
【0068】本実施例では2つの熱電モジュール7を備
えているが、伝熱キャビティ17a内の熱媒体を介する
熱交換の効率の向上を図るために、各熱電モジュール7
の能力が異なるように構成されている。熱電モジュール
7の能力は、1対の伝熱板の間に設けられた半導体の
数、密度や、モジュール7に印加される電流密度の大小
によって決定される。熱電モジュール7を構成する半導
体の数を異ならせることにより能力の設定を行えば、各
モジュール7に流す電源を共通にしつつ、異なる熱電能
力を発揮させることができる。一方、電流密度を変える
ことにより能力の設定を行う場合には、2つの熱電モジ
ュール7に同じ構成のものを用いながらも、異なる熱電
能力を発揮させることができる。いずれの場合において
も、常温下での使用環境で冷却側熱媒体を10°C以下
に冷却するとき、加熱側熱電モジュール7の熱電能力
を、冷却側熱電モジュール7の熱電能力よりも大きくす
ることが好ましい。
【0069】固定子8bは、攪拌部材5に設けた回転子
とともに電動モータを構成するものであり、一般的には
電磁石により構成される。固定子8bを内蔵するモータ
外装部材8の外径形状は、ほぼ円筒状であり、中央に孔
8aが設けられている。この孔8a内に、マニホールド
本体19のボス部2cが嵌挿されており、固定リング9
によってモータ外装部材8が固定されている。
【0070】固定リング9は、ほぼ円板状であり、中央
にねじ孔9aが設けられている。一方、マニホールド本
体19のボス部2dの外周にはねじ溝が設けられてお
り、固定リング9はボス部2dに対してねじ固定されて
いる。
【0071】次に本実施例にマニホールド1の作用につ
いて説明する。
【0072】本実施例のマニホールド1は、図24に示
すような熱交換器40,41及び空気抜きチャンバー4
3,44を含む冷凍装置45の一部として活用される。
【0073】ここで高温側及び低温側の空気抜きチャン
バー43,44は、何らかの理由で配管内に混入したガ
スを集め、ガスが配管経路を循環することを防止する機
能と、何らか理由で、熱媒体液が減少した場合でも熱媒
体が円滑に循環することを目的として設けられるもので
ある。高温側空気抜きチャンバー43,44は、要する
にガスが集まる溜まる空間を設けるものであり、配管経
路の最も高い位置に、容積の大きな部位を設けるもので
ある。
【0074】マニホールド1の高温側は、放熱用のコン
デンサ(熱交換器)40及び高温側気抜きチャンバー4
3と配管結合される。
【0075】より具体的には、放熱用のコンデンサ(熱
交換器)40の吐出口と、マニホールド1の熱媒体導入
口13が接続される。またマニホールド1の熱媒体排出
口14と高温側空気抜きチャンバー46の導入口48が
接続される。また高温側気抜きチャンバー46の熱媒体
排出口49と放熱用のコンデンサ(熱交換器)40の導
入口が接続されている。
【0076】こうしてマニホールド1の高温側は、マニ
ホールド1、高温側気抜きチャンバー46及び放熱用の
コンデンサ(熱交換器)40からなる一連の閉回路が構
成される。
【0077】冷却側の配管についても同様であり、吸熱
用のエバー(熱交換器)41及び低温側気抜きチャンバ
ー44と配管結合され、一連の閉回路が構成されてい
る。
【0078】そして配管回路内には、水を主体とする熱
媒体が循環される。なお、冷却側の配管回路内には、プ
ロピレングリコール等の不凍液を添加することが望まし
い。熱媒体は、比熱が大きい点から水を主体とするもの
を採用することが望ましいが、勿論他の液体であっても
良い。
【0079】本実施形態の冷凍機では、マニホールド1
が熱媒体を移動させるポンプの機能を兼ねるので、特別
のポンプは設けられていない。
【0080】この状態で、マニホールド1の熱電モジュ
ール7に通電し、さらに固定子8にも通電を行う。する
と、各熱電モジュール7の吸熱面7aの温度が低下し、
放熱面7bの温度が上昇する。冷却側熱電モジュール7
の放熱面7bと加熱側熱電モジュール7の吸熱面7aと
は、伝熱キャビティ17a内の熱媒体を介して間接的に
接触されているので、これら両面はほぼ同一温度に均一
化される。冷却側熱電モジュール7の吸熱面7a(冷却
端側の吸熱面)はその放熱面7bよりも低温となり、加
熱側熱電モジュール7の放熱面7b(加熱端側の放熱
面)はその吸熱面7aよりも高温となるため、複数段の
熱電モジュール7全体としてみれば、冷却端側の吸熱面
7aと加熱端側の放熱面7bとの温度差が、一つの熱電
モジュールのみの場合に比して大幅に大きくなる。ま
た、2つの熱電モジュール7間の熱伝達は流体を介して
行われるので、複数の熱電モジュールの中間の熱伝達面
の温度分布が均一化され、両端側の吸熱面7a及び放熱
面7bの温度分布をも均一化される。
【0081】また固定子8bが励磁されると、磁力が加
熱側マニホールド片2を貫通して内部の回転子16に作
用する。その結果、加熱側マニホールド片2内の回転子
16に回転力が発生する。そして回転子16およびこれ
と一体となった加熱側攪拌部材5が回転する。その結
果、加熱側攪拌部材5の攪拌翼15が回転を始める。
【0082】ここで本実施例のマニホールド1では、攪
拌部材5,6,18に磁石15d,25dが取り付けら
れており、さらに攪拌部材5,6,18は熱電モジュー
ル7を挟んで対向した位置にある。加熱側攪拌部材5の
磁石15dと中間攪拌部材18の磁石18b同士が引き
付け合う(若しくは反発し合う)ことにより、加熱側攪
拌部材5の回転力が中間攪拌部材18に伝達され、該攪
拌部材18が連動回転を始める。さらに、中間攪拌部材
18の磁石18bと冷却側攪拌部材6の磁石25d同士
が引き付け合う(若しくは反発し合う)ことにより、中
間攪拌部材18の回転力が冷却側撹拌部材6に伝達さ
れ、該攪拌部材6が連動回転を開始する。
【0083】このようにして、固定子8を起動すること
により、各キャビティ内で攪拌部材5,6,18が回転
し、各キャビティ内の熱媒体が攪拌される。さらに、加
熱側攪拌部材5と冷却側攪拌部材6は、渦巻きポンプの
羽根車として機能し、各流体導入口13,21から熱媒
体を吸引し、遠心作用によって熱媒体をキャビティ外周
側へ送出して、流体吐出口14a,24aから吐出す
る。
【0084】このように本実施例の熱電モジュールを内
蔵するマニホールド1は、ポンプとしての機能を発揮す
るが、内部における熱媒体の流路は特異である。
【0085】すなわち本実施例の熱電マニホールド1の
加熱側においては、熱媒体は、加熱側マニホールド片2
の端部にある熱媒体導入口13から入る。そして熱媒体
は、小径管部2e部分の第一空洞部10aを流れる。続
いて熱媒体は、大径管部2dの第二第一空洞部10bの
リブ11bの間を通過する。さらに熱媒体は、加熱側攪
拌部材5のボス部15aの中を流れ、リブ15gの間を
通過して加熱側攪拌部材5の円板部15bの前面側に開
口至る。
【0086】冷却側においても同様であり、熱媒体は、
冷却側マニホールド片3の端部にある熱媒体導入口21
から入り、第一空洞部20aを流れ、第二空洞部20b
のリブ22bの間を通過して冷却側攪拌部材6のボス部
25aの中を流れ、加熱側攪拌部材6の羽根部材25の
中心に至る。
【0087】本実施例の熱電モジュールを内蔵するマニ
ホールド1では、熱媒体は、直線的な経路を流れ、直接
的に加熱側攪拌部材5,6の羽根部材15,25の中心
部分に入る。ここで羽根部材15,25の中心部分は、
回転によって負圧傾向となる部位であるから、本実施例
の熱電モジュールを内蔵するマニホールド1は、ポンプ
として高い効率を発揮する。
【0088】また本実施例では、攪拌部材5,6のボス
部15a,25a内に設けられたリブ15g,25gが
板状であり、且つ図10の様にその面が軸線に対して傾
斜している。そのため熱媒体がボス部15a,25aを
通過する際、熱媒体に送水力が付与されるので、より高
い効率が期待できる。
【0089】羽根部材15,25の中心部分に入った熱
媒体は、羽根部材15,25の回転によって付勢され、
熱媒体排出口14,24からから排出される。熱媒体の
排出に伴い、熱媒体導入口13,21から新たな熱媒体
が吸い込まれる。
【0090】本実施例の熱電マニホールド1では、キャ
ビティ内で、熱媒体が攪拌されるので、熱媒体と伝熱面
7a,7bの接触機会が多い。特に本実施例では、熱媒
体は、熱電モジュール7の伝熱面7a,7bに対して垂
直方向に入る。そのため熱媒体は熱電モジュール7に対
して垂直に当たる。従って、本実施例の熱電モジュール
を内蔵するマニホールド1は、熱媒体と伝熱面7a,7
bとの熱交換効率が高い。
【0091】加えて本実施例の熱電マニホールド1で
は、攪拌部材5,6が固定軸12,23に取り付けられ
た抜け止め部材28,32によって軸方向力が支持され
ていると共に、抜け止め部材28,32が、熱電モジュ
ール7の伝熱面のほぼ中央部に当接して、熱電モジュー
ル7の熱が抜け止め部材28,32に伝達するようにし
ている。そして、この抜け止め部材28,32の外周側
が熱媒体の流通路となされているので、本実施例の熱電
マニホールド1では、高い熱交換効率が期待される。な
お、抜け止め部材を、マニホールド片2,3のフランジ
2a,3a面よりも僅かに内側に位置するように固定軸
12,23に固定し、攪拌部材5,6と熱電モジュール
7及びその支軸12,23先端との間に隙間を確保する
こともできる。これによれば、上記隙間にも熱媒体が円
滑に流入することで、熱電モジュール7の表面に必ず熱
媒体が存在するようになり、高い熱交換効率が期待され
る。
【0092】(実施例2)
【0093】次に本発明の実施例2について説明する
が、上記実施例1と同様の構成については同符号を付し
て詳細説明を省略し、異なる構成、作用効果について説
明する。図25及び図26は、本発明の実施例2に係る
熱電装置である熱電マニホールド60を示している。こ
のマニホールド60では、撹拌部材5,6,18を回転
駆動させる固定子61が、中間撹拌部材18の外周側で
中間マニホールド片17に設けられている。そして、中
間撹拌部材18に設けた磁石18bが回転子として機能
し、この回転子18bと固定子61とにより電動モータ
を構成している。したがって、固定子61に電圧を印加
すると、まず中間撹拌部材18が回転駆動される。この
中間撹拌部材18の回転力は、磁石18b,25d,1
5dの磁力の作用によって冷却側撹拌部材6及び加熱側
撹拌部材5へと伝達され、これら撹拌部材5,6が連動
回転を開始する。
【0094】また、加熱マニホールド片2’は、上記実
施例1の冷却マニホールド片3と対称の構造となされて
おり、加熱側撹拌部材5には回転子が設けられていな
い。
【0095】本実施例2によれば、中央の撹拌部材18
に回転子18bを設け、この撹拌部材18を回転駆動さ
せるとともに、中間撹拌部材18の回転力を、軸方向両
側の撹拌部材5,6に磁力によって伝達するものである
から、構造の簡素化、部品点数の削減、小型化を図りつ
つ、動力伝達のロスを低減させ、効率よくすべての撹拌
部材5,6,18を回転させて、各キャビティ内の流体
を確実に撹拌するとともに、撹拌部材のポンプ作用を確
実に発揮させることが可能となる。
【0096】(実施例3)
【0097】次に本発明の実施例3について説明する
が、上記実施例1と同様の構成については同符号を付し
て詳細説明を省略し、異なる構成、作用効果について説
明する。図27及び図28は、本発明の実施例3に係る
熱電装置65を示している。この熱電装置65では、マ
ニホールドが加熱側だけにあり、冷却側には設けられて
いない。加熱側マニホールド片2の構造は、先の実施例
1のそれと全く同一であり、本実施例は、先の例の冷却
側マニホールド片3をフィン部材66に置き換えたもの
である。すなわち実施例3の熱電装置65では、冷却側
の熱電モジュール7の吸熱面7aは、直接的にフィン部
材66の壁面(熱伝導板)66aに当接されている。本
実施例のマニホールドは、フィン部材66によって庫内
の空気を冷やす冷蔵庫に採用することが望ましいもので
ある。
【0098】(実施例4)
【0099】次に本発明の実施例4について説明する
が、上記実施例2と同様の構成については同符号を付し
て詳細説明を省略し、異なる構成、作用効果について説
明する。図29は本発明の実施例4に係る熱電装置75
を示している。この熱電装置75ではマニホールドは設
けられておらず、2つの熱電モジュール7間に伝熱キャ
ビティを形成するキャビティ形成部材17の加熱側端部
に放熱フィン部材76が設けられ、冷却側端部に冷蔵室
を形成する箱体77が設けられている。
【0100】放熱フィン部材76は、加熱側の熱電モジ
ュール7の放熱面7bに直接的に面接されている。ま
た、冷蔵室形成箱体77は、冷却側の熱電モジュール7
の吸熱面7aに直接的に面接されている。
【0101】本実施例の熱電冷却装置75は、ポンプ構
造を有さず、配管も必要としないので、小型の簡易冷蔵
庫として構成することができ、携帯冷蔵庫としての利便
性も高いものである。
【0102】
【発明の効果】本発明によれば、複数の熱電モジュール
を対向配置させ、隣り合う熱電モジュールの間に熱媒体
となる流体を介在させるための伝熱キャビティを形成し
たものであるから、流体を介して隣り合う一方の熱電モ
ジュールの放熱面から他方の熱電モジュールの吸熱面へ
の熱伝達が行われることとなり、各熱電モジュールが熱
ひずみにより湾曲変形した場合であっても、熱媒体が放
熱面及び吸熱面に良好に接触し、冷却側の熱電モジュー
ルの放熱面から加熱側の熱電モジュールの吸熱面への熱
伝達効率の向上が図られる。さらに、伝熱キャビティ内
の流体によって各熱電モジュールの吸熱面又は放熱面の
熱分布の均一化が図られ、各熱電モジュールの熱電効果
の効率向上が図られるとともに、熱ひずみを可及的に抑
えることができる。
【0103】また、本発明は、伝熱キャビティ内の流体
を攪拌する攪拌手段を設けたので、攪拌手段により伝熱
キャビティ内の流体を攪拌することによって、熱電モジ
ュール間の流体による熱伝達をより一層効率良く行わせ
ることができるとともに、熱分布の一層の均一化を図る
ことができる。
【0104】さらに、撹拌手段を撹拌翼により構成し、
この撹拌翼に電動モータの回転子を設けたので、全体の
構成の簡素化と小型化とを図ることができる。
【0105】また、撹拌翼の振れ防止部材を設ければ、
撹拌翼の微振動を防止して、騒音の発生の抑制、撹拌効
率の向上を図ることができる。
【0106】また、各熱電モジュールの能力を最適化す
ることにより、効率の良い熱電効果を発揮させることが
でき、比較的少ない消費電力で所望の冷却温度を得るこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による熱電マニホールドの実施例1の全
体縦断面図
【図2】(a)は同実施例1の熱電マニホールドの加熱
側の分解斜視図、(b)は加熱側攪拌部材の分解斜視
図、(c)は加熱側マニホールド片の小径ボス部の段面
図、(d)は加熱側攪拌部材のボス部の段面図
【図3】同実施例1の右側面図
【図4】同実施例1の左側面図
【図5】図3のA−A線断面図
【図6】同実施例1の中間マニホールド片の右側面図
【図7】同中間マニホールド片の左側面図
【図8】同中間マニホールド片の背面図
【図9】図6のB−B線断面図
【図10】図6のC−C線断面図
【図11】同実施例1の中間撹拌部材の撹拌翼の正面図
【図12】同中間撹拌部材の攪拌翼の背面図
【図13】図12のD−D線断面図
【図14】図12のE−E線断面図
【図15】同実施例1の中間撹拌部材の取付プレートの
正面図
【図16】同取付プレートの背面図
【図17】図15のF−F線断面図
【図18】同実施例1の振れ防止部材の正面図
【図19】図18のG−G線断面図
【図20】同振れ防止部材の背面図
【図21】同振れ防止部材の側面図
【図22】同実施例1の加熱側撹拌部材(冷却側撹拌部
材)の正面図
【図23】図22のH−H線断面図
【図24】同実施例1の熱電マニホールドを用いた冷凍
装置の全体配管図
【図25】本発明による熱電マニホールドの実施例2の
全体縦断面図
【図26】同熱電マニホールドの右側面図
【図27】本発明による熱電装置の実施例3の全体縦断
面図
【図28】同熱電装置の平面図
【図29】本発明による熱電装置の実施例4の全体縦断
面図
【符号の説明】
1 熱電マニホールド(熱電装置) 2,2’ 加熱キャビティ形成部材(加熱マニホールド
片) 3 冷却キャビティ形成部材(冷却マニホールド片) 5 加熱側攪拌部材 6 冷却側攪拌部材 7 熱電モジュール 7a 吸熱面 7b 放熱面 10d 加熱キャビティ 13 加熱キャビティの流体導入口 14a 加熱キャビティの流体吐出口 17 伝熱キャビティ形成部材(中間マニホールド
片) 17a 伝熱キャビティ 18 中間攪拌部材(伝熱キャビティ内の流体攪拌手
段) 18a 攪拌翼 18b 常磁性体(回転子) 19 マニホールド本体 20c 冷却キャビティ 21 冷却キャビティの流体導入口 24a 冷却キャビティの流体吐出口 60 熱電マニホールド(熱電装置) 61 固定子 65 熱電装置 72 中間撹拌部材の回転支軸 75 熱電装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木戸 長生 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 (72)発明者 森下 賢一 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 (72)発明者 藤本 真嗣 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸熱面と放熱面とを有し電流を流すこと
    により前記放熱面が加熱され前記吸熱面が冷却される複
    数の熱電モジュールを備え、隣り合う一方の熱電モジュ
    ールの放熱面と他方の熱電モジュールの吸熱面とが対向
    するように前記複数の熱電モジュールが並設されている
    とともに、隣り合う熱電モジュールの間に伝熱キャビテ
    ィを形成するキャビティ形成部材を備えていることを特
    徴とする熱電装置。
  2. 【請求項2】 伝熱キャビティ内の流体を攪拌する攪拌
    手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の熱電装
    置。
  3. 【請求項3】 攪拌手段は、伝熱キャビティ内に回転自
    在に支持された攪拌翼からなることを特徴とする請求項
    2に記載の熱電装置。
  4. 【請求項4】 攪拌翼に回転子が設けられ、前記攪拌翼
    の外周側でキャビティ形成部材に、前記回転子とともに
    電動モータを構成する固定子が設けられていることを特
    徴とする請求項3に記載の熱電装置。
  5. 【請求項5】 攪拌翼は支軸に回転自在に支持されてお
    り、前記支軸は、伝熱キャビティ形成部材の内面に当接
    する振れ防止部材に支持されていることを特徴とする請
    求項3又は4に記載の熱電装置。
  6. 【請求項6】 各熱電モジュールは、直列に接続された
    多数のP型半導体とN型半導体とを備えるペルチェ素子
    からなり、各熱電モジュールを構成する前記半導体の数
    が異なっていることを特徴とする請求項1乃至5のいず
    れか1項に記載の熱電装置。
  7. 【請求項7】 並設された複数の熱電モジュールのうち
    冷却端側の熱電モジュールの吸熱面との間で冷却キャビ
    ティを形成するキャビティ形成部材を備え、前記冷却キ
    ャビティ形成部材には流体導入口と流体吐出口とが設け
    られていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか
    1項に記載の熱電装置。
  8. 【請求項8】 並設された複数の熱電モジュールのうち
    加熱端側の熱電モジュールの放熱面との間で加熱キャビ
    ティを形成するキャビティ形成部材を備え、前記加熱キ
    ャビティ形成部材には流体導入口と流体吐出口とが設け
    られていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか
    1項に記載の熱電装置。
  9. 【請求項9】 吸熱面と放熱面とを有し電流を流すこと
    により前記放熱面が加熱され前記吸熱面が冷却される複
    数の熱電モジュールを備え、隣り合う一方の熱電モジュ
    ールの放熱面と他方の熱電モジュールの吸熱面とが対向
    するように前記複数の熱電モジュールがマニホールド本
    体内に並設されているとともに、マニホールド本体内に
    は、冷却端側の吸熱面との間に冷却キャビティが設けら
    れ、加熱端側の放熱面との間に加熱キャビティが設けら
    れ、隣り合う熱電モジュールの間に伝熱キャビティが設
    けられていることを特徴とする熱電マニホールド。
  10. 【請求項10】 冷却キャビティ、加熱キャビティ及び
    伝熱キャビティ内に、これらキャビティ内の流体を攪拌
    する攪拌部材がそれぞれ設けられていることを特徴とす
    る請求項9に記載の熱電マニホールド。
  11. 【請求項11】 熱電モジュールの吸熱面と放熱面とが
    平行であり、各攪拌部材は、吸熱面及び放熱面に対して
    直交する方向を軸心として回転可能にマニホールド本体
    内に支持されており、各攪拌部材が連動回転するように
    各攪拌部材には常磁性体が設けられていることを特徴と
    する請求項10に記載の熱電マニホールド。
  12. 【請求項12】 冷却キャビティ又は加熱キャビティ内
    の攪拌部材に回転子を設け、マニホールド本体に、前記
    回転子とともに電動モータを構成する固定子を取付けた
    ことを特徴とする請求項11に記載の熱電マニホール
    ド。
  13. 【請求項13】 少なくとも一つの伝熱キャビティ内の
    攪拌部材の径方向外方に、前記攪拌部材に設けた常磁性
    体を回転子として当該攪拌部材を回転駆動させる固定子
    を設けたことを特徴とする請求項11に記載の熱電マニ
    ホールド。
  14. 【請求項14】 伝熱キャビティ内の攪拌部材は支軸に
    回転自在に支持されており、前記支軸は、マニホールド
    本体に位置決めされる振れ防止部材に支持されているこ
    とを特徴とする請求項10乃至13のいずれか1項に記
    載の熱電マニホールド。
  15. 【請求項15】 各熱電モジュールは、直列に接続され
    た多数のP型半導体とN型半導体とを備えるペルチェ素
    子からなり、各熱電モジュールを構成する前記半導体の
    数が異なっていることを特徴とする請求項9乃至14の
    いずれか1項に記載の熱電マニホールド。
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