JP2000274924A - 冷蔵庫 - Google Patents
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- JP2000274924A JP2000274924A JP11084259A JP8425999A JP2000274924A JP 2000274924 A JP2000274924 A JP 2000274924A JP 11084259 A JP11084259 A JP 11084259A JP 8425999 A JP8425999 A JP 8425999A JP 2000274924 A JP2000274924 A JP 2000274924A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2317/00—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass
- F25D2317/04—Treating air flowing to refrigeration compartments
- F25D2317/041—Treating air flowing to refrigeration compartments by purification
- F25D2317/0411—Treating air flowing to refrigeration compartments by purification by dehumidification
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2317/00—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass
- F25D2317/04—Treating air flowing to refrigeration compartments
- F25D2317/041—Treating air flowing to refrigeration compartments by purification
- F25D2317/0413—Treating air flowing to refrigeration compartments by purification by humidification
Landscapes
- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 省スペース化を可能とし、冷蔵室内を結露
の発生が起こらない程度の高湿度に常時維持することに
より、貯蔵食品の鮮度保持期間を長くすることができる
冷蔵庫を低コストで提供する。 【解決手段】 熱交換器6の駆動によって得られる冷気
を送風機7で冷蔵室1に送り込んで該冷蔵室1に貯蔵さ
れた被冷却物を冷却する冷蔵庫において、特定の高湿度
帯(相対湿度80%前後)を越えると吸湿量が急激に増
加し、前記特定の高湿度帯より高湿度の雰囲気から低湿
度の雰囲気に移行したときは放湿し、逆に前記特定の高
湿度帯より低湿度の雰囲気から高湿度の雰囲気に移行し
たときは吸湿する平均細孔径100オングストロームの
多孔質シリカからなる調湿材2を前記冷蔵室1に設置す
る。冷蔵室1内の湿度は、相対的に湿度の高い状態と低
い状態との間を周期的に変化するが、前記調湿材2の作
用により冷蔵室1内の湿度は常時一定の水準以上に維持
されるため、冷蔵室1内に貯蔵した野菜や果物等の食品
を長期間みずみずしく新鮮な状態で保存することができ
る。
の発生が起こらない程度の高湿度に常時維持することに
より、貯蔵食品の鮮度保持期間を長くすることができる
冷蔵庫を低コストで提供する。 【解決手段】 熱交換器6の駆動によって得られる冷気
を送風機7で冷蔵室1に送り込んで該冷蔵室1に貯蔵さ
れた被冷却物を冷却する冷蔵庫において、特定の高湿度
帯(相対湿度80%前後)を越えると吸湿量が急激に増
加し、前記特定の高湿度帯より高湿度の雰囲気から低湿
度の雰囲気に移行したときは放湿し、逆に前記特定の高
湿度帯より低湿度の雰囲気から高湿度の雰囲気に移行し
たときは吸湿する平均細孔径100オングストロームの
多孔質シリカからなる調湿材2を前記冷蔵室1に設置す
る。冷蔵室1内の湿度は、相対的に湿度の高い状態と低
い状態との間を周期的に変化するが、前記調湿材2の作
用により冷蔵室1内の湿度は常時一定の水準以上に維持
されるため、冷蔵室1内に貯蔵した野菜や果物等の食品
を長期間みずみずしく新鮮な状態で保存することができ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷蔵室内に食品を
収容して冷却する冷蔵庫に係り、特に貯蔵食品の保鮮性
を向上させた冷蔵庫に関するものである。
収容して冷却する冷蔵庫に係り、特に貯蔵食品の保鮮性
を向上させた冷蔵庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術として、特開平10−478
27号公報に開示されている冷凍冷蔵庫がある。この冷
凍冷蔵庫は冷凍室と冷蔵室で構成されており、これらの
冷凍室と冷蔵室のそれぞれに蒸発器を設けて冷却効率の
向上を図るとともに、蒸発器近くに設けたヒータに通電
加熱して熱せられた空気を蒸発器に対流させ、蒸発器に
付着した霜を除霜することにより、水分を含んだ冷気で
冷蔵室内を加湿して該冷蔵室に貯蔵された食品の保鮮性
の向上を図るように構成されているものである。
27号公報に開示されている冷凍冷蔵庫がある。この冷
凍冷蔵庫は冷凍室と冷蔵室で構成されており、これらの
冷凍室と冷蔵室のそれぞれに蒸発器を設けて冷却効率の
向上を図るとともに、蒸発器近くに設けたヒータに通電
加熱して熱せられた空気を蒸発器に対流させ、蒸発器に
付着した霜を除霜することにより、水分を含んだ冷気で
冷蔵室内を加湿して該冷蔵室に貯蔵された食品の保鮮性
の向上を図るように構成されているものである。
【0003】また、特開平10−292978号公報に
開示されている冷蔵庫は、冷蔵庫内に加湿器を配設し、
冷蔵室内に配設され該冷蔵室内の湿度を検出する湿度セ
ンサによって、加湿量をコントロールして冷蔵室内を均
一な湿度に保つように構成されているものである。
開示されている冷蔵庫は、冷蔵庫内に加湿器を配設し、
冷蔵室内に配設され該冷蔵室内の湿度を検出する湿度セ
ンサによって、加湿量をコントロールして冷蔵室内を均
一な湿度に保つように構成されているものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術のうち、特開平10−47827号公報の冷凍
冷蔵庫は、蒸発器に付着した霜の除霜により生じた水分
を含んだ冷気が冷蔵室内に送り込まれると、一時的に冷
蔵室内の湿度が上昇するが、ヒータへの通電加熱が止め
られてしばらくすると、再び蒸発器への結露が起こり冷
蔵室内の湿度が徐々に低下していく。このため、冷蔵室
内を常時高湿度状態に維持するのが困難であるという問
題があった。また、除霜により生じた水分に臭気成分が
溶けている場合、この水分を含んだ冷気が冷蔵室内に送
り込まれると、不快感を伴う悪臭が冷蔵室内に充満する
という問題もあった。
来の技術のうち、特開平10−47827号公報の冷凍
冷蔵庫は、蒸発器に付着した霜の除霜により生じた水分
を含んだ冷気が冷蔵室内に送り込まれると、一時的に冷
蔵室内の湿度が上昇するが、ヒータへの通電加熱が止め
られてしばらくすると、再び蒸発器への結露が起こり冷
蔵室内の湿度が徐々に低下していく。このため、冷蔵室
内を常時高湿度状態に維持するのが困難であるという問
題があった。また、除霜により生じた水分に臭気成分が
溶けている場合、この水分を含んだ冷気が冷蔵室内に送
り込まれると、不快感を伴う悪臭が冷蔵室内に充満する
という問題もあった。
【0005】また、特開平10−292978号公報の
冷蔵庫では、外気や扉の開閉の影響の少ない冷気吸込み
口付近に湿度センサを設けているが、冷蔵室内の温度分
布は異なっており、相対的に低温の冷気吹出し口付近に
は結露が生じやすいため、加湿が充分に行われなくなる
可能性があった。また、加湿器や湿度センサを別途設け
ているため、部品点数の増加に伴い組立工程数が増加
し、生産コストが高くなるだけでなく、小型化が要求さ
れる家庭用冷蔵庫にこれらの部品を組み込む場合、これ
らの部品およびそれらに付随する部品の設置スペースを
確保しなければならず、場合によっては冷蔵室の寸法を
小さくしなければならなくなり、容積効率上不利である
という問題があった。
冷蔵庫では、外気や扉の開閉の影響の少ない冷気吸込み
口付近に湿度センサを設けているが、冷蔵室内の温度分
布は異なっており、相対的に低温の冷気吹出し口付近に
は結露が生じやすいため、加湿が充分に行われなくなる
可能性があった。また、加湿器や湿度センサを別途設け
ているため、部品点数の増加に伴い組立工程数が増加
し、生産コストが高くなるだけでなく、小型化が要求さ
れる家庭用冷蔵庫にこれらの部品を組み込む場合、これ
らの部品およびそれらに付随する部品の設置スペースを
確保しなければならず、場合によっては冷蔵室の寸法を
小さくしなければならなくなり、容積効率上不利である
という問題があった。
【0006】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであり、省スペース化を可能とし、冷蔵室内を
結露の発生が起こらない程度の高湿度に常時維持するこ
とにより、貯蔵食品の鮮度保持期間を長くすることがで
きる冷蔵庫を低コストで提供することを目的とする。
れたものであり、省スペース化を可能とし、冷蔵室内を
結露の発生が起こらない程度の高湿度に常時維持するこ
とにより、貯蔵食品の鮮度保持期間を長くすることがで
きる冷蔵庫を低コストで提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の冷蔵庫は、冷蔵室に冷気を導いて
前記冷蔵室に貯蔵された被冷却物を冷却する冷蔵庫にお
いて、特定の高湿度帯を越えると吸湿量が急激に増加
し、前記特定の高湿度帯より高湿度の雰囲気から低湿度
の雰囲気に移行したときは水分を放出し、逆に前記特定
の高湿度帯より低湿度の雰囲気から高湿度の雰囲気に移
行したときは水分を吸収する調湿材を前記冷蔵室に設置
したことを特徴とするものである。
に、請求項1に記載の冷蔵庫は、冷蔵室に冷気を導いて
前記冷蔵室に貯蔵された被冷却物を冷却する冷蔵庫にお
いて、特定の高湿度帯を越えると吸湿量が急激に増加
し、前記特定の高湿度帯より高湿度の雰囲気から低湿度
の雰囲気に移行したときは水分を放出し、逆に前記特定
の高湿度帯より低湿度の雰囲気から高湿度の雰囲気に移
行したときは水分を吸収する調湿材を前記冷蔵室に設置
したことを特徴とするものである。
【0008】この構成によると、調湿材の作用により自
律的に冷蔵室内の湿度が常時一定の水準以上に維持され
る。
律的に冷蔵室内の湿度が常時一定の水準以上に維持され
る。
【0009】また、請求項2に記載の冷蔵庫は、請求項
1に記載の冷蔵庫において、前記調湿材は細孔径分布が
50〜150オングストロームの多孔質材料であること
特徴とするものである。
1に記載の冷蔵庫において、前記調湿材は細孔径分布が
50〜150オングストロームの多孔質材料であること
特徴とするものである。
【0010】この構成によると、冷蔵室内の湿度を一定
の水準以上に維持することが容易になる。
の水準以上に維持することが容易になる。
【0011】また、請求項3に記載の冷蔵庫は、請求項
2又は請求項3に記載の冷蔵庫において、前記調湿材を
バインダー樹脂と練り込むとともに不織布で挟み込むこ
とにより調湿シートに加工したことを特徴とするもので
ある。
2又は請求項3に記載の冷蔵庫において、前記調湿材を
バインダー樹脂と練り込むとともに不織布で挟み込むこ
とにより調湿シートに加工したことを特徴とするもので
ある。
【0012】この構成によると、コンパクトな状態で調
湿シートを取り扱えるため、調湿材の使い勝手がよくな
る。
湿シートを取り扱えるため、調湿材の使い勝手がよくな
る。
【0013】また、請求項4に記載の冷蔵庫は、請求項
3に記載の冷蔵庫において、前記調湿シートに抗菌、防
カビ処理を施したことを特徴とするものである。
3に記載の冷蔵庫において、前記調湿シートに抗菌、防
カビ処理を施したことを特徴とするものである。
【0014】この構成によると、調湿シートに細菌やカ
ビが発生して不衛生になるのを防げる。
ビが発生して不衛生になるのを防げる。
【0015】また、請求項5に記載の冷蔵庫は、請求項
3又は請求項4に記載の冷蔵庫において、前記調湿シー
トに脱臭剤やエチレン分解触媒を配合したことを特徴と
するものである。
3又は請求項4に記載の冷蔵庫において、前記調湿シー
トに脱臭剤やエチレン分解触媒を配合したことを特徴と
するものである。
【0016】この構成によると、冷蔵室内の貯蔵食品か
ら発生し食品の鮮度の低下を促進するエチレンがエチレ
ン分解触媒により分解されるととともに、脱臭剤により
不快な臭気成分が除去される。
ら発生し食品の鮮度の低下を促進するエチレンがエチレ
ン分解触媒により分解されるととともに、脱臭剤により
不快な臭気成分が除去される。
【0017】また、請求項6に記載の冷蔵庫は、請求項
3〜請求項5のいずれかに記載の冷蔵庫において、前記
調湿シートを冷蔵室内の冷気吹出し口付近に配設したこ
とを特徴とするものである。
3〜請求項5のいずれかに記載の冷蔵庫において、前記
調湿シートを冷蔵室内の冷気吹出し口付近に配設したこ
とを特徴とするものである。
【0018】この構成によると、冷気吹出し口から水分
を多量に含んだ高湿度の冷気が冷蔵室内に送り込まれて
も、調湿シートにより冷気からすばやく余分な水分が吸
収される。
を多量に含んだ高湿度の冷気が冷蔵室内に送り込まれて
も、調湿シートにより冷気からすばやく余分な水分が吸
収される。
【0019】また、請求項7に記載の冷蔵庫は、請求項
3〜請求項6のいずれかに記載の冷蔵庫において、前記
調湿シートに熱拡散性のよい金属板を貼り付けたことを
特徴とするものである。
3〜請求項6のいずれかに記載の冷蔵庫において、前記
調湿シートに熱拡散性のよい金属板を貼り付けたことを
特徴とするものである。
【0020】この構成によると、金属板が調湿シートの
相対的に低温になる部分の冷熱を調湿シート全体に拡散
させるため、調湿シート内部の温度分布は均一な状態と
なる。
相対的に低温になる部分の冷熱を調湿シート全体に拡散
させるため、調湿シート内部の温度分布は均一な状態と
なる。
【0021】
【発明の実施の形態】<第1の実施形態>本発明の第1
の実施形態について図面を参照して説明する。図1は本
実施形態に係る冷蔵室の一例の概略的な側面断面図であ
る。図1において、1は冷蔵室を示している。2は冷蔵
室1内の任意の位置に設置された平均細孔径100オン
グストロームの粉末状の多孔質シリカからなる調湿材で
あり、該調湿材2は通気性を有する袋や箱に収容した状
態で使用する。6は冷蔵室1内の奥方に配設された熱交
換器であり、該熱交換器6を所定の間隔で駆動させるこ
とにより冷蔵室1内を冷却する冷熱が取り出される。7
は熱交換器6により得られた冷気を冷蔵室1内に循環さ
せる送風機であり、該送風機7により冷蔵室1奥の上方
に設けられた吹出し口8から冷気が冷蔵室1内に送り込
まれる。
の実施形態について図面を参照して説明する。図1は本
実施形態に係る冷蔵室の一例の概略的な側面断面図であ
る。図1において、1は冷蔵室を示している。2は冷蔵
室1内の任意の位置に設置された平均細孔径100オン
グストロームの粉末状の多孔質シリカからなる調湿材で
あり、該調湿材2は通気性を有する袋や箱に収容した状
態で使用する。6は冷蔵室1内の奥方に配設された熱交
換器であり、該熱交換器6を所定の間隔で駆動させるこ
とにより冷蔵室1内を冷却する冷熱が取り出される。7
は熱交換器6により得られた冷気を冷蔵室1内に循環さ
せる送風機であり、該送風機7により冷蔵室1奥の上方
に設けられた吹出し口8から冷気が冷蔵室1内に送り込
まれる。
【0022】その際、熱交換器6の駆動が停止された状
態であると、該熱交換器6に付着した霜が除霜され、水
分を含む高湿度の冷気が前記吹出し口8から吹き出され
る。そして、この冷気は冷蔵室1内を循環して、該冷蔵
室1内に収容された食品などの被冷却物を冷却した後、
冷蔵室1奥の下方に設けられた吸込み口9から吸い込ま
れ再び熱交換器6まで戻される。
態であると、該熱交換器6に付着した霜が除霜され、水
分を含む高湿度の冷気が前記吹出し口8から吹き出され
る。そして、この冷気は冷蔵室1内を循環して、該冷蔵
室1内に収容された食品などの被冷却物を冷却した後、
冷蔵室1奥の下方に設けられた吸込み口9から吸い込ま
れ再び熱交換器6まで戻される。
【0023】次に、本実施形態で調湿材2として用いた
粉末状の多孔質シリカの5℃での吸湿特性を表1に示
す。比較例として平均細孔径70オングストロームの多
孔質シリカの吸湿特性も合わせて表1に示す。
粉末状の多孔質シリカの5℃での吸湿特性を表1に示
す。比較例として平均細孔径70オングストロームの多
孔質シリカの吸湿特性も合わせて表1に示す。
【0024】
【表1】
【0025】表1に示すように、本実施形態で用いた平
均細孔径100オングストロームの多孔質シリカは、相
対湿度85%の雰囲気では自重の25%の吸湿量を有
し、相対湿度95%の雰囲気では76%の吸湿量を有し
ており、相対湿度85%と95%との間で自重の50%
に相当する水分を吸放出することができる。一方、比較
例として示した平均細孔径が70オングストロームの多
孔質シリカは、前記実施例に比べて相対湿度85%と9
5%との間で吸放出できる水分量が自重の約20%と少
ない。
均細孔径100オングストロームの多孔質シリカは、相
対湿度85%の雰囲気では自重の25%の吸湿量を有
し、相対湿度95%の雰囲気では76%の吸湿量を有し
ており、相対湿度85%と95%との間で自重の50%
に相当する水分を吸放出することができる。一方、比較
例として示した平均細孔径が70オングストロームの多
孔質シリカは、前記実施例に比べて相対湿度85%と9
5%との間で吸放出できる水分量が自重の約20%と少
ない。
【0026】多孔質材料の平均細孔径と吸湿できる水分
量との関係は、毛細管凝縮の現象で示されているよう
に、相対湿度80%以上で急激に吸湿量が変化する細孔
径は50〜150オングストローム程度であり、この範
囲の細孔径分布を有する多孔質材料を好適に用いること
ができる。多孔質材料としてはシリカの他に、珪藻土、
アロフェン、アルミナシリカ等が使用できる。
量との関係は、毛細管凝縮の現象で示されているよう
に、相対湿度80%以上で急激に吸湿量が変化する細孔
径は50〜150オングストローム程度であり、この範
囲の細孔径分布を有する多孔質材料を好適に用いること
ができる。多孔質材料としてはシリカの他に、珪藻土、
アロフェン、アルミナシリカ等が使用できる。
【0027】今、調湿材2を冷蔵室1内に設置していな
い場合、図2の点線で示すように始めは熱交換器6に付
着した霜を除霜して生じた水分を含む冷気が冷蔵室1内
に送り込まれるので、冷蔵室1内の湿度は徐々に上昇し
て約1時間で100%になる。しかし、その後冷蔵室1
内の冷却がさらに進むと、冷蔵室1内の湿度は急激に減
少して約40%にまで落ち込む。冷蔵室1内から失われ
た水分は再び熱交換器6に霜として付着する。そして、
この時点でまた除霜が開始され、冷蔵室1内の湿度が上
昇してゆく。従って、冷蔵室1内では湿度の高い状態と
低い状態との間で周期的な湿度変化が繰り返されること
となる。
い場合、図2の点線で示すように始めは熱交換器6に付
着した霜を除霜して生じた水分を含む冷気が冷蔵室1内
に送り込まれるので、冷蔵室1内の湿度は徐々に上昇し
て約1時間で100%になる。しかし、その後冷蔵室1
内の冷却がさらに進むと、冷蔵室1内の湿度は急激に減
少して約40%にまで落ち込む。冷蔵室1内から失われ
た水分は再び熱交換器6に霜として付着する。そして、
この時点でまた除霜が開始され、冷蔵室1内の湿度が上
昇してゆく。従って、冷蔵室1内では湿度の高い状態と
低い状態との間で周期的な湿度変化が繰り返されること
となる。
【0028】それに対し、調湿材2を冷蔵室1内に設置
した場合、図2の実線で示すように初期はやはり湿度の
低い状態から徐々に上昇して、上記調湿材2がない場合
と同様に約1時間で冷蔵室1内の湿度は100%にな
り、その後急激に湿度は減少する。しかしながら、冷蔵
室1内の湿度が減少すると、上述したように調湿材2は
湿度の高い雰囲気で吸湿していた水分を放出して吸湿量
が減少するので、その分冷蔵室1内の湿度の減少は吸湿
材2がない場合に比べてかなり抑えられる。そのため、
冷蔵室1内の湿度は常に約60%以上に維持されること
となる。従って、冷蔵室1内に貯蔵した野菜や果物等の
食品を長期間みずみずしく新鮮な状態で保存することが
できる。
した場合、図2の実線で示すように初期はやはり湿度の
低い状態から徐々に上昇して、上記調湿材2がない場合
と同様に約1時間で冷蔵室1内の湿度は100%にな
り、その後急激に湿度は減少する。しかしながら、冷蔵
室1内の湿度が減少すると、上述したように調湿材2は
湿度の高い雰囲気で吸湿していた水分を放出して吸湿量
が減少するので、その分冷蔵室1内の湿度の減少は吸湿
材2がない場合に比べてかなり抑えられる。そのため、
冷蔵室1内の湿度は常に約60%以上に維持されること
となる。従って、冷蔵室1内に貯蔵した野菜や果物等の
食品を長期間みずみずしく新鮮な状態で保存することが
できる。
【0029】<第2の実施形態>本発明の第2の実施形
態について図面を参照して説明する。図3は本発明の第
2の実施形態に係る調湿シートの拡大断面図である。図
3に示すように、本実施形態で使用する調湿シート5
は、調湿材2として上記第1の実施形態で用いた平均細
孔径100オングストロームの多孔質シリカの粉末をア
クリル樹脂からなるバインダー3(結着剤)とともに練
り込んだものを不織布4で挟み込んだ構造となってい
る。尚、多孔質シリカとアクリル樹脂との混合割合は重
量比で4:1とする。このようして形成された調湿シー
ト5は、厚みが約0.7mm、単位面積当たりの重量が
280g/m2であり、そのうち調湿材2である多孔質
シリカの含有量は160g/m2であった。
態について図面を参照して説明する。図3は本発明の第
2の実施形態に係る調湿シートの拡大断面図である。図
3に示すように、本実施形態で使用する調湿シート5
は、調湿材2として上記第1の実施形態で用いた平均細
孔径100オングストロームの多孔質シリカの粉末をア
クリル樹脂からなるバインダー3(結着剤)とともに練
り込んだものを不織布4で挟み込んだ構造となってい
る。尚、多孔質シリカとアクリル樹脂との混合割合は重
量比で4:1とする。このようして形成された調湿シー
ト5は、厚みが約0.7mm、単位面積当たりの重量が
280g/m2であり、そのうち調湿材2である多孔質
シリカの含有量は160g/m2であった。
【0030】また、この調湿シート5の室温での吸湿特
性を表2に示す。比較例として、平均細孔径70オング
ストロームの多孔質シリカを調湿材として用いて、同様
の方法で作成した調湿シートの吸湿特性についても合わ
せて表2に示す。
性を表2に示す。比較例として、平均細孔径70オング
ストロームの多孔質シリカを調湿材として用いて、同様
の方法で作成した調湿シートの吸湿特性についても合わ
せて表2に示す。
【0031】
【表2】
【0032】表2に示すように、本実施形態で使用した
調湿シート5は、上記第1の実施形態で調湿材2として
用いた多孔質シリカ粉末(表1参照)と比較しても、調
湿材2の単位重量当たりでは、ほとんど遜色ない吸放湿
性能を維持していた。一方、比較例として示した平均細
孔径70オングストロームの多孔質シリカを使用した調
湿シートは、本実施形態に係る調湿シート5より明らか
に吸放湿性能が劣っていた。
調湿シート5は、上記第1の実施形態で調湿材2として
用いた多孔質シリカ粉末(表1参照)と比較しても、調
湿材2の単位重量当たりでは、ほとんど遜色ない吸放湿
性能を維持していた。一方、比較例として示した平均細
孔径70オングストロームの多孔質シリカを使用した調
湿シートは、本実施形態に係る調湿シート5より明らか
に吸放湿性能が劣っていた。
【0033】また、本実施形態に係る調湿シート5は4
枚重ねて使用しても、通気性を充分に維持しており、均
一に吸放湿が行われることがわかった。従って、この吸
湿シート5はコンパクトな状態で省スペースに冷蔵室1
内に設置できるため、取り扱いが容易になり、使い勝手
が良くなるとともに、冷蔵室1内に貯蔵した野菜や果物
等の食品を長期間みずみずしく新鮮な状態で保存するこ
とができる。
枚重ねて使用しても、通気性を充分に維持しており、均
一に吸放湿が行われることがわかった。従って、この吸
湿シート5はコンパクトな状態で省スペースに冷蔵室1
内に設置できるため、取り扱いが容易になり、使い勝手
が良くなるとともに、冷蔵室1内に貯蔵した野菜や果物
等の食品を長期間みずみずしく新鮮な状態で保存するこ
とができる。
【0034】<第3の実施形態>本発明の第3の実施形
態について説明する。調湿シート5は常時水分を含んだ
状態になるため、細菌やカビの温床となりやすい環境と
なる。そこで、本実施形態では上記第2の実施形態で使
用した調湿シート5を構成する材料、即ち不織布4なら
びに調湿材2とバインダー4からなるシート状構造体の
一方もしくは双方に抗菌・防カビ剤を担持させる。この
抗菌・防カビ剤を担持させる方法としては、前記不織布
あるいはシート状構造体を抗菌・防カビ剤を含む溶液に
含浸させる、または抗菌・防カビ剤を含む塗料やインキ
を表面に塗装したり印刷する方法や、多孔質シリカをア
クリル樹脂と練り込む際に抗菌・防カビ剤を配合すると
いった方法が挙げられる。
態について説明する。調湿シート5は常時水分を含んだ
状態になるため、細菌やカビの温床となりやすい環境と
なる。そこで、本実施形態では上記第2の実施形態で使
用した調湿シート5を構成する材料、即ち不織布4なら
びに調湿材2とバインダー4からなるシート状構造体の
一方もしくは双方に抗菌・防カビ剤を担持させる。この
抗菌・防カビ剤を担持させる方法としては、前記不織布
あるいはシート状構造体を抗菌・防カビ剤を含む溶液に
含浸させる、または抗菌・防カビ剤を含む塗料やインキ
を表面に塗装したり印刷する方法や、多孔質シリカをア
クリル樹脂と練り込む際に抗菌・防カビ剤を配合すると
いった方法が挙げられる。
【0035】上述したような手段で調湿シート5に抗菌
・防カビ処理を施すことにより、細菌やカビの発生や繁
殖を防げるため、衛生上の問題がない調湿シート5が得
られる。尚、抗菌・防カビ剤としてはチアベンダゾール
のような有機系の化合物でもよいし、銀系抗菌剤のよう
な無機系の物質でもよい。
・防カビ処理を施すことにより、細菌やカビの発生や繁
殖を防げるため、衛生上の問題がない調湿シート5が得
られる。尚、抗菌・防カビ剤としてはチアベンダゾール
のような有機系の化合物でもよいし、銀系抗菌剤のよう
な無機系の物質でもよい。
【0036】<第4の実施形態>本発明の第4の実施形
態について説明する。冷蔵室1内に野菜や果物を貯蔵し
て長期間保存すると、これらの野菜や果物から経時的に
極微量の植物ホルモンの一種であるエチレンガスが発生
し、冷蔵室1内に拡散する。このエチレンガスは野菜や
果物の鮮度の低下を促進するため、食品の鮮度保持期間
を長くするためにはエチレンガスを取り除く必要があ
る。そこで、本実施形態では多孔質シリカをアクリル樹
脂と練り込む際に、代表的なエチレン分解触媒である塩
化パラジウム(PdCl2)や臭気成分を吸着する活性炭等
を配合する。これにより、上記第2又は第3の実施形態
で使用した調湿シート5にエチレン分解および脱臭機能
を付加することができる。
態について説明する。冷蔵室1内に野菜や果物を貯蔵し
て長期間保存すると、これらの野菜や果物から経時的に
極微量の植物ホルモンの一種であるエチレンガスが発生
し、冷蔵室1内に拡散する。このエチレンガスは野菜や
果物の鮮度の低下を促進するため、食品の鮮度保持期間
を長くするためにはエチレンガスを取り除く必要があ
る。そこで、本実施形態では多孔質シリカをアクリル樹
脂と練り込む際に、代表的なエチレン分解触媒である塩
化パラジウム(PdCl2)や臭気成分を吸着する活性炭等
を配合する。これにより、上記第2又は第3の実施形態
で使用した調湿シート5にエチレン分解および脱臭機能
を付加することができる。
【0037】また、多孔質シリカ等からなる調湿材2を
塩化パラジウム(PdCl2)の水溶液に浸漬した後、蒸発
乾固させることにより調湿剤2の表面に塩化パラジウム
が担持され触媒活性が上がるので、この調湿材2を調湿
シート5に加工した際の該調湿シート5のエチレン分解
性能が向上する。濃度10ppmのエチレン雰囲気中に
この調湿シート5をさらしたところ、エチレン濃度が1
ppm以下になり、エチレン分解効果が確認できた。
尚、エチレン分解触媒としては、パラジウム(Pd)以
外に白金(Pt)や金(Au)等の貴金属触媒を用いる
こともできる。
塩化パラジウム(PdCl2)の水溶液に浸漬した後、蒸発
乾固させることにより調湿剤2の表面に塩化パラジウム
が担持され触媒活性が上がるので、この調湿材2を調湿
シート5に加工した際の該調湿シート5のエチレン分解
性能が向上する。濃度10ppmのエチレン雰囲気中に
この調湿シート5をさらしたところ、エチレン濃度が1
ppm以下になり、エチレン分解効果が確認できた。
尚、エチレン分解触媒としては、パラジウム(Pd)以
外に白金(Pt)や金(Au)等の貴金属触媒を用いる
こともできる。
【0038】<第5の実施形態>本発明の第5の実施形
態について図面を参照して説明する。図4は本発明の第
5の実施形態に係る冷蔵室の一例の概略的な正面断面図
である。通常の冷蔵庫の使用状態において、冷蔵室1内
は外気や扉の開閉の影響等により2〜3℃程度の温度差
がある。特に、冷気の吹出し口8付近は最も低温になる
部分であり、該部分では湿度の高い状態になった場合、
結露を発生しやすくなる。
態について図面を参照して説明する。図4は本発明の第
5の実施形態に係る冷蔵室の一例の概略的な正面断面図
である。通常の冷蔵庫の使用状態において、冷蔵室1内
は外気や扉の開閉の影響等により2〜3℃程度の温度差
がある。特に、冷気の吹出し口8付近は最も低温になる
部分であり、該部分では湿度の高い状態になった場合、
結露を発生しやすくなる。
【0039】そこで、本実施形態では図4に示すよう
に、冷蔵室1内の冷気の吹出し口8近傍に上記第2〜第
4の実施形態のいずれかで使用した調湿シート5を配設
する。これにより、吹出し口8から水分を多量に含んだ
高湿度の冷気が冷蔵室1内に送り込まれても、調湿シー
ト5が冷気からすばやく余分な水分を吸収するので、吹
出し口8付近の結露を防止することができるとともに、
冷蔵室1内の湿度を一定の水準以上の高湿度に維持する
ことができるため、冷蔵室1内に貯蔵した野菜や果物等
の食品を長期間みずみずしく新鮮な状態で保存すること
ができる。
に、冷蔵室1内の冷気の吹出し口8近傍に上記第2〜第
4の実施形態のいずれかで使用した調湿シート5を配設
する。これにより、吹出し口8から水分を多量に含んだ
高湿度の冷気が冷蔵室1内に送り込まれても、調湿シー
ト5が冷気からすばやく余分な水分を吸収するので、吹
出し口8付近の結露を防止することができるとともに、
冷蔵室1内の湿度を一定の水準以上の高湿度に維持する
ことができるため、冷蔵室1内に貯蔵した野菜や果物等
の食品を長期間みずみずしく新鮮な状態で保存すること
ができる。
【0040】<第6の実施形態>本発明の第6の実施形
態について図面を参照して説明する。図5は本発明の第
6の実施形態に係る調湿シートの断面図である。調湿材
2の吸湿量は周囲の相対湿度に依存し、低温の雰囲気に
なるにしたがい相対湿度が上昇して吸湿量は低下する。
調湿シート5を冷蔵室1の内部に配設したとき、冷蔵室
1内の温度分布や冷気流に触れる量の違い等により、調
湿シート5内部は相対的に低温になる部分が分散され
て、温度分布に偏りが生ずる場合がある。この場合、調
湿シート5は局所的に吸湿量が異なることとなり、調湿
シート5全体としては吸湿量が減少して所望の吸放湿性
能が得られなくなる恐れがある。
態について図面を参照して説明する。図5は本発明の第
6の実施形態に係る調湿シートの断面図である。調湿材
2の吸湿量は周囲の相対湿度に依存し、低温の雰囲気に
なるにしたがい相対湿度が上昇して吸湿量は低下する。
調湿シート5を冷蔵室1の内部に配設したとき、冷蔵室
1内の温度分布や冷気流に触れる量の違い等により、調
湿シート5内部は相対的に低温になる部分が分散され
て、温度分布に偏りが生ずる場合がある。この場合、調
湿シート5は局所的に吸湿量が異なることとなり、調湿
シート5全体としては吸湿量が減少して所望の吸放湿性
能が得られなくなる恐れがある。
【0041】そこで、本実施形態では図5に示すよう
に、熱拡散性のよい金属板10を調湿シート5に貼りつ
けたものを冷蔵室1内に配設する。これにより、金属板
10が調湿シート5の相対的に低温になる部分の冷熱を
調湿シート5全体に拡散させるため、調湿シート5内部
の温度分布は均一な状態となる。よって、調湿シート5
内部のどの部位においても吸湿量が安定し、調湿シート
5全体としては吸湿量が増加して所望の調湿性能を得る
ことができる。
に、熱拡散性のよい金属板10を調湿シート5に貼りつ
けたものを冷蔵室1内に配設する。これにより、金属板
10が調湿シート5の相対的に低温になる部分の冷熱を
調湿シート5全体に拡散させるため、調湿シート5内部
の温度分布は均一な状態となる。よって、調湿シート5
内部のどの部位においても吸湿量が安定し、調湿シート
5全体としては吸湿量が増加して所望の調湿性能を得る
ことができる。
【0042】そして、このような構成をもつ調湿シート
5を結露が生じやすい部分(例えば、冷気の吹出し口
8)の近傍に配設することにより、該部分での結露を防
ぐことができるとともに、冷蔵室1内の湿度を一定の水
準以上の高湿度に維持することができるため、冷蔵室1
内に貯蔵した野菜や果物等の食品を長期間みずみずしく
新鮮な状態で保存することができる。
5を結露が生じやすい部分(例えば、冷気の吹出し口
8)の近傍に配設することにより、該部分での結露を防
ぐことができるとともに、冷蔵室1内の湿度を一定の水
準以上の高湿度に維持することができるため、冷蔵室1
内に貯蔵した野菜や果物等の食品を長期間みずみずしく
新鮮な状態で保存することができる。
【0043】
【発明の効果】本発明は以上の構成であるので、請求項
1および請求項2の発明によると、調湿材の作用により
自律的に冷蔵室内の湿度が常時一定の水準以上に維持さ
れるので、冷蔵室内に貯蔵した野菜や果物等の食品を長
期間みずみずしく新鮮な状態で保存することができる。
1および請求項2の発明によると、調湿材の作用により
自律的に冷蔵室内の湿度が常時一定の水準以上に維持さ
れるので、冷蔵室内に貯蔵した野菜や果物等の食品を長
期間みずみずしく新鮮な状態で保存することができる。
【0044】また、請求項3の発明によると、調湿材を
調湿シートに加工したことにより、調湿シートをコンパ
クトな状態で省スペースに冷蔵室内に設置できるため、
取り扱いが容易になり、使い勝手が良くなるとともに、
冷蔵室内に貯蔵した野菜や果物等の食品を長期間みずみ
ずしく新鮮な状態で保存することができる。
調湿シートに加工したことにより、調湿シートをコンパ
クトな状態で省スペースに冷蔵室内に設置できるため、
取り扱いが容易になり、使い勝手が良くなるとともに、
冷蔵室内に貯蔵した野菜や果物等の食品を長期間みずみ
ずしく新鮮な状態で保存することができる。
【0045】また、請求項4の発明によると、調湿シー
トに抗菌・防カビ処理を施したことにより、細菌やカビ
の発生や繁殖を防げるため、衛生上の問題がない調湿シ
ートが得られる。
トに抗菌・防カビ処理を施したことにより、細菌やカビ
の発生や繁殖を防げるため、衛生上の問題がない調湿シ
ートが得られる。
【0046】また、請求項5の発明によると、調湿シー
トに脱臭剤やエチレン分解触媒を配合したことにより、
冷蔵室内の貯蔵食品から発生し食品の鮮度の低下を促進
するエチレンが分解されるととともに、不快な臭気成分
が除去されるので、扉を開閉する際に不快臭で悩まされ
ることなく、冷蔵室内に貯蔵した野菜や果物等の食品を
長期間みずみずしく新鮮な状態で保存することができ
る。
トに脱臭剤やエチレン分解触媒を配合したことにより、
冷蔵室内の貯蔵食品から発生し食品の鮮度の低下を促進
するエチレンが分解されるととともに、不快な臭気成分
が除去されるので、扉を開閉する際に不快臭で悩まされ
ることなく、冷蔵室内に貯蔵した野菜や果物等の食品を
長期間みずみずしく新鮮な状態で保存することができ
る。
【0047】また、請求項6の発明によると、調湿シー
トを冷蔵室の冷気吹出し口付近に配設したことにより、
吹出し口から水分を多量に含んだ高湿度の冷気が冷蔵室
内に送り込まれても、調湿シートが冷気からすばやく余
分な水分を吸収するので、吹出し口付近の結露を防止す
ることができるとともに、冷蔵室内の湿度を一定の水準
以上の高湿度に維持することができるため、冷蔵室内に
貯蔵した野菜や果物等の食品を長期間みずみずしく新鮮
な状態で保存することができる。
トを冷蔵室の冷気吹出し口付近に配設したことにより、
吹出し口から水分を多量に含んだ高湿度の冷気が冷蔵室
内に送り込まれても、調湿シートが冷気からすばやく余
分な水分を吸収するので、吹出し口付近の結露を防止す
ることができるとともに、冷蔵室内の湿度を一定の水準
以上の高湿度に維持することができるため、冷蔵室内に
貯蔵した野菜や果物等の食品を長期間みずみずしく新鮮
な状態で保存することができる。
【0048】また、請求項7の発明によると、調湿シー
トに貼りつけた金属板が調湿シートの相対的に低温にな
る部分の冷熱を調湿シート全体に拡散させるため、調湿
シート内部の温度分布は均一な状態となる。よって、調
湿シート内部のどの部位においても吸湿量が安定し、調
湿シート全体としては吸湿量が増加して所望の調湿性能
を得ることができる。
トに貼りつけた金属板が調湿シートの相対的に低温にな
る部分の冷熱を調湿シート全体に拡散させるため、調湿
シート内部の温度分布は均一な状態となる。よって、調
湿シート内部のどの部位においても吸湿量が安定し、調
湿シート全体としては吸湿量が増加して所望の調湿性能
を得ることができる。
【図1】 本発明の第1の実施形態に係る冷蔵室の一
例の概略的な側面断面図である。
例の概略的な側面断面図である。
【図2】 同上冷蔵室内における湿度の経時的な変化
と調湿材の有無との関係を表すグラフである。
と調湿材の有無との関係を表すグラフである。
【図3】 本発明の第2の実施形態に係る調湿シート
の拡大断面図である。
の拡大断面図である。
【図4】 本発明の第5の実施形態に係る冷蔵室の一
例の概略的な正面断面図である。
例の概略的な正面断面図である。
【図5】 本発明の第6の実施形態に係る調湿シート
の拡大断面図である。
の拡大断面図である。
1 冷蔵室 2 調湿材 3 バインダー 4 不織布 5 調湿シート 6 熱交換器 7 送風機 8 吹出し口 9 吸込み口 10 金属板
Claims (7)
- 【請求項1】 冷蔵室に冷気を導いて前記冷蔵室に貯蔵
された被冷却物を冷却する冷蔵庫において、 特定の高湿度帯を越えると吸湿量が急激に増加し、前記
特定の高湿度帯より高湿度の雰囲気から低湿度の雰囲気
に移行したときは水分を放出し、逆に前記特定の高湿度
帯より低湿度の雰囲気から高湿度の雰囲気に移行したと
きは水分を吸収する調湿材を前記冷蔵室に設置したこと
を特徴とする冷蔵庫。 - 【請求項2】 前記調湿材は細孔径分布が50〜150
オングストロームの多孔質材料であること特徴とする請
求項1に記載の冷蔵庫。 - 【請求項3】 前記調湿材をバインダー樹脂と練り込む
とともに不織布で挟み込むことにより調湿シートに加工
したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の冷
蔵庫。 - 【請求項4】 前記調湿シートに抗菌・防カビ処理を施
したことを特徴とする請求項3に記載の冷蔵庫。 - 【請求項5】 前記調湿シートに脱臭剤やエチレン分解
触媒を配合したことを特徴とする請求項3又は請求項4
に記載の冷蔵庫。 - 【請求項6】 前記調湿シートを冷蔵室内の冷気吹出し
口付近に配設したことを特徴とする請求項3〜請求項5
のいずれかに記載の冷蔵庫。 - 【請求項7】 前記調湿シートに熱拡散性のよい金属板
を貼り付けたことを特徴とする請求項3〜請求項6のい
ずれかに記載の冷蔵庫。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11084259A JP2000274924A (ja) | 1999-03-26 | 1999-03-26 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11084259A JP2000274924A (ja) | 1999-03-26 | 1999-03-26 | 冷蔵庫 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000274924A true JP2000274924A (ja) | 2000-10-06 |
Family
ID=13825466
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11084259A Pending JP2000274924A (ja) | 1999-03-26 | 1999-03-26 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000274924A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103776233A (zh) * | 2014-01-26 | 2014-05-07 | 合肥晶弘电器有限公司 | 一种对开门冰箱冷藏室的凝露控制方法及凝露控制装置 |
| CN104553167A (zh) * | 2014-12-26 | 2015-04-29 | 青岛海尔股份有限公司 | 透湿装置、冰箱及其制备方法 |
| CN104976857A (zh) * | 2015-07-07 | 2015-10-14 | 合肥晶弘电器有限公司 | 一种用于单系统制冷方式的风冷冰箱的保湿结构及冰箱 |
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-
1999
- 1999-03-26 JP JP11084259A patent/JP2000274924A/ja active Pending
Patent Citations (6)
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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