JP2000275814A - 画像記録装置駆動方法 - Google Patents

画像記録装置駆動方法

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JP2000275814A
JP2000275814A JP11080143A JP8014399A JP2000275814A JP 2000275814 A JP2000275814 A JP 2000275814A JP 11080143 A JP11080143 A JP 11080143A JP 8014399 A JP8014399 A JP 8014399A JP 2000275814 A JP2000275814 A JP 2000275814A
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JP
Japan
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recording medium
developing
image
processing
latent image
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JP11080143A
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English (en)
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Toshitaka Agano
俊孝 阿賀野
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像処理速度を必要以上に大きくすることな
く、バッファ部をも設けることなく、かつ現像処理速度
と露光速度との最適化を可能とする画像記録装置駆動方
法を提供する。 【解決手段】 潜像形成済みの記録媒体Aを熱現像部1
8で加熱して熱現像を行う時に、画像露光部16,70
での潜像形成部と熱現像部18との送出処理力が同等
か、若しくは、その比が1.0を挟んで所定範囲に設定
される構成である画像記録装置駆動方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像記録装置駆動
方法に関し、搬送される熱現像感光材料などのシート状
の記録媒体に対し潜像を記録形成し、潜像形成済みの記
録媒体を熱現像部で加熱して熱現像を行う画像記録装置
駆動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタルラジオグラフィーシステム、
CT,MRなどの医療用の画像を記録する画像記録装置
として、従来、銀塩写真式感光材料に撮影または記録
後、湿式処理して再現画像を得るウエットシステムが用
いられている。これに対して、近年、熱現像感光材料を
いた湿式処理を含まないドライシステムによる記録装置
が注目されている。
【0003】このようなドライシステムによる熱現像方
式の画像記録装置について、簡単に説明する。この熱現
像方式の画像記録装置は、先ず、例えば、画像データに
よりレーザ変調部で変調されたレーザ光ビームを、露光
部において記録媒体(熱現像感光材料などのフィルム)
に照射(走査)して潜像を形成する。その後、この露光
済み(潜像形成済み)の熱現像感光材料を熱現像部で加
熱手段に接触させて熱現像を行ない、所定の画像が形成
された現像フィルムを得るものである。
【0004】この熱現像方式の画像記録装置は、下記す
るような特徴がある。 従来の湿式銀塩写真方式よりも優れた画質の一貫性を
有する。(現像液,定着液の劣化、温度変化等による現
像条件の変化がない。) 従来方式に比べて少ない運転コストである。(現像
液、定着液,水を使用ぜず、現像液等のストックを持つ
必要がなく、現像廃液も生じることがなく、メンテナン
スも容易である。) 従来方式に比べて少ない設備費である。(設備のため
の水配管、排気管、暗室が不要であり、銀回収装置も不
要である。) 使用者、作業者の負担の軽減ができる。(湿式現像機
のような各種液管理などの日常のメンテナンスが不要、
汚染・悪臭の発生がないなど。)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ウエットシステムに較
べて、上述のような特徴を有するドライシステムによる
熱現像方式の画像記録装置であるが、更なる小型化と省
エネルギー構成が求められている。ここで、前記一連の
熱現像処理を行う場合、感光材料は画像記録装置に装着
されたマガジンから露光部、該露光部から熱現像部へと
搬送ローラ等を介して搬送される。このような構成であ
ることから、この画像記録装置の処理能力は、潜像記録
形成部の搬送速度を含む処理能力と現像処理速度との何
れか遅い方に左右される。
【0006】したがって、現像処理速度が遅すぎると、
露光処理速度を許容するために搬送シートを一時滞留す
るバッファ部が必要となり、装置を大型化してしまう問
題を有している。一方、現像処理速度の方が速いと、バ
ッファ部を必要としないものの、電力消費量が大きくな
りエネルギー効率が悪くなり、また、ランニングコスト
の面でも効率が悪いという問題を抱えている。
【0007】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、現像処理速度を必要以上に大きくすることな
く、またバッファ部をも設けることなく、かつ現像処理
速度と露光速度との最適化を可能とする画像記録装置駆
動方法を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の画像記録装置駆動方法は、熱現像感光材料
などのシート状の記録媒体に対し潜像を記録形成し、潜
像形成済みの記録媒体を熱現像部で加熱して現像を行う
画像記録装置駆動方法において、前記潜像記録形成部で
のシート状記録媒体の送出処理力と前記現像部での送出
処理力とが同等か、若しくは、その比が1.0を挟んで
所定範囲に設定される構成としている。また、前記潜像
記録形成部及び前記現像部両方での処理が各部所内でシ
ート状記録媒体の連続搬送中に実施される場合、前記潜
像記録形成部及び前記現像部での送出処理力の比が各部
所での搬送速度を基に設定される構成とすることも可能
である。また、前記潜像記録形成部及び前記現像部両方
での処理が各部所内でシート状記録媒体の連続搬送中に
実施される場合、前記潜像記録形成部での送出処理力が
記録処理能力であり、前記現像部での送出処理能力が現
像処理能力である構成とすることも可能である。また、
前記潜像記録形成部での送出処理力が記録処理能力であ
り、前記現像部での送出処理能力が現像処理能力であ
り、前記潜像記録形成部及び前記現像部のいずれかもし
くは両方での処理が各部所内でのシート状記録媒体の一
時停止中に実施される場合、前記潜像記録形成部及び前
記現像部で同時期に処理されるシート状記録媒体のサイ
ズを同じとする構成とすることも可能である。ここで、
前記比の所定範囲が0.8〜1.2とすることができ
る。更に、前記比を変更可能な設定手段を備える構成と
することができる。この記録媒体はドライシルバー材料
である構成とすることができる。
【0009】即ち、本発明に係る画像記録装置駆動方法
によれば、潜像形成済みの記録媒体を熱現像部で加熱し
て熱現像を行う場合において、潜像記録形成部及び前記
現像部での送出処理力が同等か、若しくはその比が1.
0を挟んで所定範囲に設定されるので、前述のように現
像処理能力を必要以上に大きくすることによる無駄なエ
ネルギー消費を防止し、加えて、露光部の処理能力に合
わせた現像処理を行うことから、該画像記録装置駆動方
法の最も効率的(エネルギー消費ならびに処理性能等の
点において効率的)な領域での使用を可能にする。
【0010】また、本発明に係る画像記録装置駆動方法
において、前記特定値を変更可能な設定手段を備えてい
ることにより、例えば、記録媒体のサイズや処理量等に
より処理速度が変化した場合に、適宜対応することが可
能である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。図1は本発明の実施形態に係る熱現
像記録装置の構成図である。先ず、図1を参照して熱現
像記録装置の構成について説明する。熱現像記録装置1
0は、湿式の現像処理を必要としない熱現像感光材料
(以下、記録媒体Aと言う)を用い、レーザ光ビームL
による走査露光により記録媒体Aを像様に露光して潜像
を形成した後に熱現像を行って可視像を得る装置であ
る。
【0012】この熱現像記録装置10は、基本的に記録
媒体Aの搬送方向順に、記録媒体供給部12と、幅寄せ
部14と、潜像記録形成部である画像露光部16と、熱
現像部18とを備え、図中に丸で図示した搬送ローラに
より記録媒体Aを搬送している。
【0013】記録媒体供給部12は、例えば2段となっ
ていて、それぞれの内部22,24にマガジン100を
介して各段に装填された記録媒体A(例えばB4サイズ
及び半切りサイズなど)が選択的に使用できるようにし
ている。記録媒体Aは、レーザビームLによって画像を
記録(露光)し、その後熱現像して発色させる記録媒体
である。プリント指令により、マガジン100の蓋が開
いている状態で枚葉機構の吸盤26,28により選択さ
れたマガジン100の記録媒体Aが上部から一枚取出さ
れ、搬送方向の下流に位置する供給ローラ対30,3
2、搬送ローラ対34,36、搬送ガイド38,40,
42に案内されて幅寄せ部14に搬送される。
【0014】幅寄せ部14は、搬送方向と直交する方向
(以下、輻方向とする)に記録媒体Aを位置合わせする
ことにより、下流の画像露光部16における主走査方向
の記録媒体Aの位置合わせ、いわゆるサイドレジストを
取って、搬送ローラ対44によって記録媒体Aを下流の
画像露光部16に搬送する。画像露光部16は、光ビー
ムによって記録媒体Aを像様に露光するものであり、露
光ユニット46と副走査搬送手段48とを備えている。
【0015】図2は本発明の実施形態に係わる画像記録
装置の画像露光部を示す概略図である。この中で、露光
ユニット46は、記録画像に応じて変調した光ビームL
を主走査方向(シートAの幅方向)に偏向して、所定の
記録位置Xに入射する、公知の光ビーム走査装置であっ
て、シートAの分光感度特性に応じた狭帯波長域の光ビ
ームLを射出する光源50と、光源50を駆動する記録
制御装置52と、光偏向器であるポリゴンミラー54
と、fθレンズ56と、立ち下げミラー58とを有して
構成される。なお、露光ユニット46には、これ以外に
も、光源から射出された光ビームLを整形するコリメー
タレンズやビームエキスパンダ、面倒れ補正光学系、光
路調整用ミラー等、公知の光ビーム走査装置に配置され
る各種の部材が必要に応じて配置されている。
【0016】記録制御装置52は、記録画像に応じて光
源50をパルス幅変調して駆動し、記録画像に応じてパ
ルス幅変調された光ビームLを射出させる。光源50か
ら射出された光ビームLは、ポリゴンミラー54によっ
て主走査方向に偏光され、fθレンズ56によって記録
位置Xで結像するように調光され、立ち下げミラー58
によって光路を変更されて記録位置Xに入射する。な
お、図示の例ではモノクロの画像記録を行う装置で、露
光ユニット46は光源50を1つのみ有するが、カラー
画像の記録に利用する際には、例えば、カラー感光材料
のR(赤)、G(緑)およびB(青)の分光感度特性に
応じた波長の光ビームを射出する3種の光源を有す露光
ユニットが用いられる。
【0017】一方、副走査搬送手段48は、記録位置X
(走査線)を挟んで配置される一対の搬送ローラ対60
および62を有するものであり、搬送ローラ対60およ
び62によって、シートAを記録位置Xに保持しつつ、
前記主走査方向と直交する副走査方向(図22中矢印a
方向)に搬送する。ここで、前述のように、記録画像に
応じてパルス幅変調された光ビームLは、主走査方向に
偏向されているので、シートAは光ビームによって2次
元的に走査露光され、潜像が記録される。
【0018】画像露光部16において潜像を記録された
記録媒体Aは、次いで、搬送ローラ対64,66,13
2によって搬送されて、熱現像部18に搬送される。熱
現像部18は、記録媒体Aを加熱することにより、熱現
像を行って潜像を可視像とする部位で、内部のプレート
ヒータ320はその内部にニクロム線等の発熱体を平面
状に敷設して収容した板状の加熱部材であり、記録媒体
Aの現像温度に維持している。
【0019】また、図示のようにプレートヒータ320
を上方に凸としており、記録媒体Aをプレートヒータ3
20の表面に接触させつつ、プレートヒータ320に対
して相対的に移動させる移送手段としての供給ローラ3
26と、プレートヒータ320から記録媒体Aへの伝熱
のため、押さえローラ322がプレートヒータ320の
下面側に配設されている。また、押さえローラ322の
プレートヒータ320とは反対側に保温のための保温カ
バー325が設けられている。
【0020】このような構成により、記録媒体Aは対ロ
ーラ326の駆動移送によって押さえローラ322とプ
レートヒータ320との間を通過し、熱処理によって熱
現像されて、露光によって記録された潜像が可視像とな
る。その際記録媒体Aの先端がプレートヒータ320に
押しつけられるように搬送されるので、記録媒体Aの座
屈を防止することができる。
【0021】以上の説明はプレートヒータを用いたもの
について行ってきたが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、他の方式の熱現像のもの、例えばヒートドラ
ム+ベルト式のものであってもよいことは言うまでもな
い。熱現像部18から排出された記録媒体Aは搬送ロー
ラ対140によりガイドプレート142に案内され、排
出ローラ対144からトレイ146に集配される。
【0022】以下に、本発明の作用を説明する。図1に
示した画像形成装置10において、潜像形成済みの記録
媒体Aを熱現像部18で加熱して熱現像を行う。このと
きの全体の処理速度として、画像露光部16での記録媒
体Aの送出処理力と熱現像部18での送出処理力との比
を、潜像形成済みの記録媒体Aが、搬送路途中でつかえ
ない特定値に設定されているか、設定自在に構成されて
いる。第1の実施形態として、送出処理力の比に対して
搬送速度を基準に設定し、画像露光部16の速度(記録
媒体が搬送される速度)と、熱現像部18の速度(記録
媒体が搬送される速度)との比は、両速度が固定した設
定となっている場合には、予め設定されている。
【0023】一方、前記比が可変の場合には、この比の
設定は、画像記録装置10の適所に設けた適宜設定手段
を用いることができる。例えば、図1において、現像時
間を変更できる設定手段である例えば制御盤17が、該
装置10の上面部分に配置されている。そして、この現
像時間の設定は、熱現像部18(現像領域)の搬送ロー
ラの速度制御によって行うことができる。
【0024】ここで、画像記録装置10において、記録
方式がレーザ又は発光ダイオードで、記録時の搬送速度
が1〜4cm/sec程度で、画像露光部16と、熱現
像部18との距離が20〜60cm程度としたとき、画
像露光部16の速度(画像記録速度、若しくは、記録媒
体が搬送される速度)と、熱現像部18の速度(記録媒
体が搬送される速度)との比は、0.8〜1.2の範囲
に設定することが望ましい。この根拠としては、2割程
度の装置の処理速度が低い処理の方に引かれても、装置
全体としてはそこまでの能力低下とはならない。特に、
この比を1.0とする場合には、すなわち、画像露光部
16の記録媒体が搬送される速度と、熱現像部18の記
録媒体が搬送される速度を同一とすることであり、これ
により、画像露光部16と熱現像部18との間で記録媒
体の滞留はまったく起こらない。なお、送出処理力の比
に対して搬送速度を基準とする場合、記録媒体のサイズ
に対応して、画像露光部16及び熱現像部18の処理能
力と搬送速度に差が生じるので、適宜調整する必要があ
る。
【0025】一方、上記実施形態では、送出処理力の比
に対して搬送速度を基準に設定したが、第2の実施形態
として、画像露光部16での送出処理力として記録処理
能力を適用し、熱現像部18での送出処理能力として現
像処理能力を適用することができる。図示はしないが、
この場合も第1の実施形態と同様に、その比を0.8〜
1.2の範囲に設定することが望ましい。この実施形態
の場合、記録媒体のサイズが変更されてもそれぞれの処
理能力の比を決めているので、画像露光部16と熱現像
部18との間で記録媒体の滞留は起こらない。
【0026】次に、第3の実施形態として、画像露光部
及び熱現像部とのいずれかもしくは両方での処理が各部
所内での記録媒体の搬送一時停止中に実施される場合で
あり、画像露光部16での送出処理力として記録処理能
力を適用し、熱現像部での送出処理能力として現像処理
能力を適用し、各処理の比を0.8〜1.2の範囲に設
定することにより、画像露光部と熱現像部との間で記録
媒体の滞留などの問題を発生させないことができる。こ
の際、この実施形態では、更に、記録媒体のサイズを同
じとするという条件が必要となる。
【0027】具体的な構成の一例としては、図1の画像
形成装置の画像露光部16では、同じように搬送状態で
記録し、熱現像部18では記録媒体全体を取り込んだと
ころで搬送を停止し、所定時間の熱源像処理を実行する
ことを基本的処理とする。そして、各処理部で同一サイ
ズの記録媒体の使用を前提として、画像露光部16での
送出処理力として記録処理能力を適用し、熱現像部での
送出処理能力として現像処理能力を適用し、各処理の比
を上記のように設定する。
【0028】また、他の構成例として、図1に示した画
像記録装置の画像露光部16を記録媒体停止状態で画像
記録する画像記録部70を図3に示す露光部構成とす
る。図3は本発明の第3の実施形態である画像記録装置
の画像露光部要部を示す概略図である。レーザ光源10
1から発せられた光ビーム102は、画像信号を出力す
る画像信号出力回路108から発せられる信号に基づい
て変調器駆動回路107により変調される変調器106
に入射して変調された後、矢印E方向に回転する主走査
用光偏向器である回転多面鏡103に入射して偏向され
る。
【0029】回転多面鏡103により偏向された光ビー
ムは、光路上に設けられたfθレンズ等の結像レンズ1
04を通過した後、モータ109により駆動されて低速
度で矢印C方向に回動する主走査方向に延びた長尺の副
走査用反射ミラー110の反射面110aに入射して反
射される。また、この副走査用反射ミラー110の下方
で、副走査用反射ミラー110により反射された光ビー
ムの光路上には、写真感光フィルム、印画紙などのシー
ト状記録媒体Aが、円弧状の保持面111aを有する記
録媒体保持手段111により円弧面状に保持されてい
る。記録媒体Aの形成する円弧面の中心軸は副走査用反
射ミラー110の回動軸とほぼ一致したものとなってい
る。
【0030】このように、記録媒体Aが記録媒体保持手
段111に保持されると、回転多面鏡103により偏向
された光ビーム102は記録媒体A上を矢印B方向に主
走査する。結像レンズ104は光ビーム2を記録媒体A
上に収束させると共に主走査方向に平坦な記録媒体A上
において、回転多面鏡103により略等角速度で偏向さ
れた光ビームを略等速で走査せしめるレンズである。副
走査用反射ミラー110は結像レンズ104を通過した
光ビームの光路を含む平面又はこの平面に平行な平面
と、結像レンズ104の光軸に垂直平面との交線をほぼ
回動軸として矢印C方向に低速で回動するものであり、
望ましくは、反射面110a上の光ビーム102に反射
位置と回動軸が一致したものとなっている。なお、この
副走査用反射ミラー110の回動軸は、ミラーの厚み方
向の中心位置等、光ビームの走査精度上問題とならない
範囲において、上記反射位置からややずれた位置であっ
てもよい。
【0031】この副走査用反射ミラー110は、一枚の
記録媒体に対して画像情報の記録を行う前に、矢印C
に、記録媒体全面を光ビームが走査するのに十分な所定
角度だけ回動するものであり、この副走査用反射ミラー
110の回動により、光ビーム102が記録媒体A上に
形成する主走査線は、徐々に矢印D方向に移動せしめら
れて副走査が行われる。従って光ビーム102は回転多
面鏡103と副走査用反射ミラー110により、記録媒
体の全面を二次元的に走査せしめられる。
【0032】この図3の画像記録部70により、第3の
実施形態における画像形成装置駆動を実施する場合、画
像記録部70内で記録媒体Aの搬送は一時停止状態とな
る。そして、熱現像部18については、記録媒体全体を
取り込んだところでの搬送停止状態でも、搬送し続ける
状態でも、熱現像を実行して良い。この際、各処理部で
同一サイズの記録媒体の使用を前提として、画像露光部
70での送出処理力として記録処理能力を適用し、熱現
像部18での送出処理能力として現像処理能力を適用
し、各処理の比を第一の実施形態と同様に設定する。
【0033】上記のような各実施形態の構成とすること
で、画像記録装置全体の小型化を推進しつつ、現像処理
能力を必要以上に大きくすることによる無駄なエネルギ
ー消費を防止し、加えて、露光部の処理能力に合わせた
現像処理を行うことから、該画像記録装置駆動方法のエ
ネルギー消費ならびに処理性能等の点において、最も効
率的な領域での使用が可能になる。
【0034】また、前記特定値(比)を変更可能な設定
手段を備えている場合は、例えば、記録媒体のサイズ等
により処理速度が変化した場合に、適宜対応することが
可能である。
【0035】以下に、記録媒体Aとして使用するドライ
シルバー材料である熱現像感光材料について説明する。
熱現像感光材料は、レーザー光の入射側から、画像形成
層の保護や付着防止などのための表面保護層であるPC
層、画像形成する乳剤(エマルジョン)層であるEm
層、支持体層である通常はPETを用いるPET層、バ
ック(BC)層(場合によってはアンチハレーションA
H層を備えている。)と、で構成されている。
【0036】Em層は支持体層のレーザー光Lの入射側
面にバインダーの50%以上がラテックスで構成されか
つ有機銀塩の還元剤を含有する画像形成層である。レー
ザー光Lの入射により画像形成層が露光されると感光性
ハロゲン化銀等の光触媒が潜像核を形成し、加熱される
ことによって、還元剤の作用でイオン化されている有機
銀塩の銀が移動して、感光性ハロゲン化銀と結合して結
晶銀となり、画像を形成する。有機銀塩としては、有機
酸の銀塩、好ましくは炭素数が10〜30の長鎖脂肪カ
ルボン酸の銀塩、および配位子が4.0〜10.0の錯
安定定数を有する有機または無機銀塩の錯体が例示さ
れ、具体的には、ベヘン酸銀、アラキジン酸銀、ステア
リン酸銀、オレイン酸銀、ラウリン酸銀、カプロン酸
銀、ミリスチン酸銀、パルミチン酸銀、マレイン酸銀、
フマル酸銀、酒石酸銀、リノール酸銀、酪酸銀、樟脳酸
銀等が例示できる。この記録媒体の画像形成層には、露
光されて光触媒となる物質、例えば、感光性ハロゲン化
銀(以下、ハロゲン化銀とする)が含有されている。
【0037】このような記録媒体の画像形成層もしくは
画像形成層と同一面の他の層には、光学濃度の向上を目
的として、色調剤として知られる添加剤を、好ましくは
銀1mol 当たり0.1mol %〜50mol %程度含有して
もよい。なお、色調剤は現像時のみ有効に機能を持つよ
うに誘導化されたプレカーサであってもよい。色調剤と
しては、記録媒体に利用される公知のものが各種利用可
能であり、具体的には、フタルイミドやN−ヒドロキシ
フタルイミド等のフタルイミド化合物; スクシンイミ
ドやピラゾリン−5−オン等の環状イミド; N−ヒド
ロキシ−1,8−ナフタルイミド等のナフタルイミド;
コバルトヘキサミントリフルオロアセテート等のコバ
ルト錯体; 3−メルカプト−1,2,4−トリアゾー
ルや2,4−ジメルカプトピリミジン等のメルカプタ
ン; 4−(1−ナフチル)フタラジノン等のフタラジ
ノン誘導体やその金属塩等が例示され、塗布液に、溶
液、粉末、固体微粒子分散物として添加される。
【0038】増感色素としてはハロゲン化銀粒子に吸着
した際、所望の波長領域でハロゲン化銀粒子を分光増感
できるもので有ればいかなるものでも良い。増感色素を
ハロゲン化銀乳剤中に添加せしめるには、それらを直接
乳剤中に分散してもよく、あるいは、水、メタノール、
エタノール、N,N−ジメチルホルムアミド等の単独も
しくは混合溶液に溶解して乳剤に添加してもよい。
【0039】表面保護PC層は付着防止材料から形成さ
れ、例えば、ワックス、シリカ粒子、スチレン5有エラ
ストマー性ブロックコポリマー(スチレン−ブタジエン
−スチレン等)、酢酸セルロース、セルロースアセテー
トブチレート、セルロースプロピオネート等が利用され
る。
【0040】また、ハレーション防止染料を使用する場
合、この染料は波長範囲で目的の吸収を有し、処理後に
可視領域での吸収が充分少なく、アンチハレーションA
H層の好ましい吸光度スペクトルの形状が得られればい
かなる化合物でも良い。例えば、以下に挙げるものが開
示されているが、これに限定されるものではない。単独
の染料としては特開平7−11432号や同7−132
95号の各公報に開示されている化合物等が例示され、
処理で消色する染料としては特開昭52−139136
号、特開平7−199409号の各公報に開示されてい
る化合物等が例示される。 また、この記録媒体は、支
持体の一方の側に画像形成層を有し、他方の側にバック
層を有するのが好ましい。
【0041】バックBC層には、搬送性改良のためにマ
ット剤を添加しても良い。マット剤は、一般に水に不溶
性の有機または無機化合物の微粒子である。有機化合物
としては、水分散性ビニル重合体の例としてポリメチル
アクリレート、メチルセルロース、カルボキシ澱粉、カ
ルボキシニトロフェニル澱粉等が好ましく例示され、無
機化合物としては、二酸化珪素、二酸化チタン、二酸化
マグネシウム、酸化アルミニウム、硫酸バリウム等が好
ましく例示される。
【0042】バック層を形成するバインダーとしては、
好ましくは、無色で、透明または半透明の各種の樹脂が
利用可能であり、例えば、ゼラチン、アラビアゴム、ポ
ロビニルアルコール、ヒドロキシエチルセルロース、セ
ルロースアセテート、セルロースアセテートプチレー
ト、カゼイン、デンプン、ポリ(メタ)アクリル酸、ポ
リメチルメタクリル酸、ポリ塩化ビニル等が例示され
る。また、バック層は、所望の波長範囲での最大吸収が
0.3〜2であることが好ましく、必要に応じて、前述
のアンチハレーション層で利用されるハレーション防止
染料を添加してもよい。
【0043】なお、記録材料シートAに関して、本発明
は上記実施の形態に示した構成以外にも、乾式現像方式
の一例として以下に示す方式とそれに使用される記録材
料が挙げられる。 (1)画像様に露光された感光材料を受像材料と重ね合
わせて加熱(および必要に応じて加圧)することによ
り、露光によって感光材料に形成された潜像に応じた画
像を受像材料に転写する方式(例えば、特開平5−11
3629号、特開平9−258404号、特開平9−6
1978号、特開平8−62803号、特開平10−7
1740号、特開平9−152705号、特願平10−
90181号、特願平10−13326号、特願平10
−18172号に記載の方式)。
【0044】(2)画像様に露光された感光材料を処理
材料と重ね合わせて加熱することにより、露光によって
感光材料に形成された潜像に応じた画像を感光材料に形
成する方式(例えば、特開平9−274295号、特願
平10−17192号等に記載の方式)。
【0045】(3)光触媒として作用するハロゲン化
銀、画像形成物質として作用する銀塩、銀イオン用還元
剤等をバインダー内に分散させた感光層を有する感光材
料を画像様に露光した後、所定温度に加熱することによ
り、露光によって形成された潜像を顕像化する方式(例
えば、B.シェリー(Shely)による「熱によって処理さ
れる銀システム(Thermally Processed Silver System
s)」(イメージング・プロセッシーズ・アンド・マテリ
アルズ(Imaging Processes and Materials) Neblette第
8版、スタージ(Sturge)、V.ウォールワース(Walwort
h)、A.シェップ(Shepp)編集、第2頁、1996
年)、Research Disclosure 17029(1978年)、EP
803764A1号、EP803765A1号、特開平
8−211521号に記載された方式)。
【0046】(4)感光感熱記録材料を利用する方式で
あって、感光感熱記録層が、熱応答性マイクロカプセル
に内包された電子供与性の無色染料と、マイクロカプセ
ルの外に、同一分子内に電子受容部と重合性ビニルモノ
マー部とを有する化合物及び光重合開始剤を含む記録材
料を利用する方式(例えば、特開平4−249251号
等に記載された方式)又は感光感熱記録層が、熱応答性
マイクロカプセルに内包された電子供与性の無色染料
と、マイクロカプセルの外に、電子受容性化合物、重合
性ビニルモノマー及び光重合開始剤を含む記録材料を利
用する方式(例えば、特開平4−211252号等に記
載された方式)。
【0047】本明細書では、これらの乾式現像方式に使
用される感光材料乃至記録材料を総称して「熱現像感光
材料」としている。尚、上記(1)、(2)の乾式現像
方式では、現像促進乃至画像形成促進のために少量の水
が使用されてもよい。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る画像
記録装置駆動方法は、潜像形成済みの記録媒体を熱現像
部で加熱して熱現像を行う場合において、露光部での潜
像形成の搬送速度を含んだ画像記録処理能力と現像部で
の現像処理能力との比が同等か、若しくは、その比が
1.0を挟んで所定範囲に設定される構成である。した
がって、現像部の前にシート用のバッファ部を備えずに
コンパクトにし、更に、現像処理能力を必要以上に大き
くすることによる無駄なエネルギー消費を防止し、加え
て、露光部の処理能力に合わせた現像処理を行うことか
ら、該画像記録装置駆動方法の最も効率的な領域での使
用を可能にする。また、本発明に係る画像記録装置駆動
方法において、前記特定値を変更可能な設定手段を備え
ていることにより、露光速度や現像速度を変更可能な場
合でも、処理速度に対応可能な画像処理装置を提供する
ことができる。このように、本発明によれば、現像処理
速度を必要以上に大きくすることなく、またバッファ部
をも設けることなく、かつ現像処理速度と露光速度との
最適化を可能とする画像記録装置駆動方法を提供するこ
とが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る画像記録装置の概略構
成図である。
【図2】本発明の実施形態に係る画像記録装置の画像露
光部を示す概略図である。
【図3】本発明の第3の実施形態である画像記録装置の
画像露光部要部を示す概略図である。
【符号の説明】
10 熱現像装置 12 記録媒体供給部 14 幅寄せ部 16,70 露光部 18 熱現像部 132 塵埃ローラ 140 搬送ローラ 144 排出ローラ 320 プレートヒータ 322 押さえローラ A 熱現像感光材料(記録媒体) L レーザ光

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱現像感光材料などのシート状の記録媒
    体に対し潜像を記録形成し、潜像形成済みの記録媒体を
    熱現像部で加熱して現像を行う画像記録装置駆動方法に
    おいて、 前記潜像記録形成部でのシート状記録媒体の送出処理力
    と前記現像部での送出処理力とが同等か、若しくは、そ
    の比が1.0を挟んで所定範囲に設定されることを特徴
    とする画像記録装置駆動方法。
  2. 【請求項2】 前記潜像記録形成部及び前記現像部両方
    での処理が各部所内でシート状記録媒体の連続搬送中に
    実施される場合、前記潜像記録形成部及び前記現像部で
    の送出処理力の比が各部所での搬送速度を基に設定され
    ることを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置駆動
    方法。
  3. 【請求項3】 前記潜像記録形成部及び前記現像部両方
    での処理が各部所内でシート状記録媒体の連続搬送中に
    実施される場合、前記潜像記録形成部での送出処理力が
    記録処理能力であり、前記現像部での送出処理能力が現
    像処理能力であることを特徴とする請求項1に記載の熱
    現像記録装置駆動方法。
  4. 【請求項4】 前記潜像記録形成部及び前記現像部のい
    ずれかもしくは両方での処理が各部所内でのシート状記
    録媒体の一時停止中に実施される場合、前記潜像記録形
    成部での送出処理力が記録処理能力であり、前記現像部
    での送出処理能力が現像処理能力であり、前記潜像記録
    形成部及び前記現像部で同時期に処理されるシート状記
    録媒体のサイズを同じとすることを特徴とする請求項1
    に記載の熱現像記録装置駆動方法。
  5. 【請求項5】 前記比の所定範囲が0.8〜1.2であ
    ることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の熱
    現像記録装置。
  6. 【請求項6】 前記比を変更可能な設定手段を備えてい
    ることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の
    熱現像記録装置。
  7. 【請求項7】 前記記録媒体がドライシルバーであるこ
    とを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の画像
    記録装置駆動方法。
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