JP2000276204A - 作業機械の制御装置 - Google Patents

作業機械の制御装置

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JP2000276204A
JP2000276204A JP11082189A JP8218999A JP2000276204A JP 2000276204 A JP2000276204 A JP 2000276204A JP 11082189 A JP11082189 A JP 11082189A JP 8218999 A JP8218999 A JP 8218999A JP 2000276204 A JP2000276204 A JP 2000276204A
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鉄弥 仲島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の情報入力部の1つが故障して入力操作
できない場合に、その故障した情報入力部によって入力
されるべき制御用の情報を、他の情報入力部によって入
力できるようにする。 【解決手段】 複数の情報入力部MU1〜MU3のうち
の少なくとも1つの情報入力部MU2,MU3の入力信
号を、その情報入力部MU2,MU3に対応する制御用
情報の入力信号として制御部CUに入力する正規入力状
態と、他の情報入力部MU2,MU3にて本来入力され
るべき前記制御用情報の入力信号に代用して制御部CU
に入力する代用入力状態とに切り換え自在な切換手段1
00が設けられている。。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数種の制御を実
行する制御部と、その制御部に対して前記複数種の制御
のための制御用情報を手動操作にて各別に入力する複数
の情報入力部とが設けられた作業機械の制御装置、及
び、その作業機械の制御装置を備えたコンバインに関す
る。
【0002】
【従来の技術】上記作業機械の制御装置では、例えば、
作業機械の一例であるコンバインにおいて、刈高制御、
脱穀制御、穀粒排出用のアンローダ制御、機体の姿勢制
御等の各種の制御が実行されるが、従来、その各制御の
ために必要な制御用情報(各制御についての制御起動情
報、制御条件の設定情報等)を手動操作にて各別に入力
するための手動スイッチ等を備えた複数の情報入力部が
設けられ、それら複数の情報入力部によって、上記複数
種の制御を実行する制御部(コントローラ)に対して制
御用情報を入力するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、情報入力部の1つがスイッチ等の故障によ
って入力操作できなくなると、その情報入力部にて入力
される制御用情報に基づく制御ができない状態になり、
さらに、制御の種類によっては、作業の継続が困難にな
る場合がある。例えば前記コンバインにおいて,穀粒排
出用のアンローダを制御するための制御情報入力用の情
報入力部が故障すると、アンローダによってタンク内に
回収した穀粒を外部に排出させることができなくなるた
めに、作業の継続が困難になる。本発明は上記実情に鑑
みてなされたものであって、その目的は、上記従来技術
の不具合を回避させるために、情報入力部の1つが故障
して入力操作できないような場合に、その故障した情報
入力部によって入力されるべき制御用の情報を、故障し
ていない情報入力部によって代用して入力できるように
する点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1によれば、冒頭
に記載した作業機械の制御装置において、前記複数の情
報入力部のうちの少なくとも1つの情報入力部の入力信
号を、その情報入力部に対応する前記制御用情報の入力
信号とする正規入力状態と、他の情報入力部にて本来入
力されるべき前記制御用情報の入力信号に代用する代用
入力状態とに切り換え自在な切換手段が設けられてい
る。つまり、複数種の制御を実行する制御部に対して各
制御のための制御用情報を手動操作にて各別に入力する
複数の情報入力部が正常に入力操作できる場合には、正
規入力状態に切り換えて、上記正規入力状態と代用入力
状態とに切り換えられる情報入力部及び他の情報入力部
の各入力信号によって、各情報入力部に対応する正規の
制御用情報を入力させ、又、上記他の情報入力部が故障
した場合には、代用入力状態に切り換えて、上記両状態
に切り換えられる情報入力部の入力信号によって、故障
した情報入力部にて本来入力されるべき制御用情報を代
用して入力する一方、正規入力状態に切り換えて、上記
両状態に切り換えられる情報入力部にてそれに対応する
正規の制御用情報を入力することができる。従って、従
来のように、情報入力部が故障すると、その情報入力部
にて入力される制御用情報に基づく制御ができない状態
になり、さらに、制御の種類によっては作業の継続が困
難になるのに対して、故障した情報入力部に代わって制
御用の情報を代用入力してその制御用情報に基づく制御
を行うことができ、これにより、作業の継続が困難にな
るという不具合を適切に回避させることができる。
【0005】請求項2によれば、請求項1において、前
記正規入力状態と前記代用入力状態とに切り換えられる
情報入力部が、前記他の情報入力部と同仕様に構成され
ている。従って、前記制御用情報の入力を代用する情報
入力部と、代用される情報入力部とが同仕様に構成され
ているので、前記代用する情報入力部にて前記制御用情
報を代用入力する場合に、例えば両情報入力部が異なる
仕様に構成されていると、入力操作を誤りなく行うため
の確認の手間が増える等して入力操作が容易でないのに
比べて、同じような入力操作によって容易に代用入力す
ることができ、もって、請求項1の好適な手段が得られ
る。
【0006】請求項3によれば、請求項1又は2におい
て、前記切換手段は、前記正規入力状態と前記代用入力
状態とに切り換えられる切換用の情報入力部がその情報
入力部を前記制御部に接続させるための正規の接続部に
接続されている場合に前記正規入力状態に切り換えら
れ、且つ、前記切換用の情報入力部が前記他の情報入力
部を前記制御部に接続させるための他の接続部に付け換
えて接続されている場合に前記代用入力状態に切り換え
られるように構成されている。従って、上記切換用の情
報入力部及び他の情報入力部が正常な場合には、各情報
入力部を各情報入力部に対応する正規の接続部に接続さ
せて各制御用情報を制御部に入力させ、又、上記他の情
報入力部が故障した場合には、上記切換用の情報入力部
をその故障した他の情報入力部に対応する他の接続部に
付け替え接続して、その故障した情報入力部にて入力さ
れるべき前記制御用情報を上記切換用の情報入力部にて
代用して入力する一方、上記切換用の情報入力部をその
情報入力部に対応する正規の接続部に接続してその情報
入力部にて入力されるべき前記制御用情報を入力するこ
とができるので、制御部に対する接続部の付け換えによ
って正規入力状態と代用入力状態とを的確に識別しなが
ら、両状態を確実に切り換えることができ、もって、請
求項1又は2の好適な手段が得られる。
【0007】請求項4によれば、請求項3において、前
記情報入力部の夫々が、手動操作にて前記制御用情報を
入力するための手動操作部と、その手動操作部の入力情
報を共通の通信線を介して前記制御部に対して前記制御
用情報として送信するための通信処理部とを備えて構成
され、前記切換手段が前記切換用の情報入力部に備えた
前記通信処理部にて構成され、その切換用の情報入力部
に備えた前記通信処理部は、前記切換用の情報入力部が
前記正規の接続部に接続されている場合に、前記手動操
作部の入力情報をその情報入力部に対応する前記制御用
情報として送信する通信処理を実行し、且つ、前記切換
用の情報入力部が前記他の接続部に付け換えて接続され
ている場合に、前記手動操作部の入力情報を前記他の情
報入力部に対応する前記制御用情報として送信する通信
処理を実行するように構成されている。従って、複数の
情報入力部の夫々に備えた手動操作部からの入力情報を
各情報入力部に備えた通信処理部によって通信処理して
共通の通信線を介して制御部に送信させながら、前記切
換用の情報入力部を故障した他の情報入力部に対応する
他の接続部に付け替え接続すると、通信処理部が自動的
にその切換用の手動操作部の入力情報を故障した他の情
報入力部の制御用情報として制御部に送信するように通
信処理するので、例えば各情報入力部を個別に制御部に
接続する場合に比べて配線の簡素化を実現しながら、前
記正規入力状態と代用入力状態の切換えを適切に行うこ
とができ、もって、請求項3の好適な手段が得られる。
【0008】請求項5によれば、請求項1において、人
為操作指令に基づいて、前記正規入力状態又は前記代用
入力状態への切換え指令を指令する切換指令手段が設け
られ、前記切換手段は、前記正規入力状態と前記代用入
力状態とに切り換えられる切換用の情報入力部が前記制
御部に接続されている状態で、前記切換指令手段にて前
記正規入力状態への切換えが指令された場合に前記正規
入力状態に切り換えられ、且つ、前記切換指令手段にて
前記代用入力状態への切換えが指令された場合に前記代
用入力状態に切り換えられるように構成されている。従
って、前記切換用の情報入力部及び他の情報入力部が正
常な場合には、切換指令手段にて前記正規入力状態への
切換えを指令して、制御部に接続された切換用の情報入
力部及び他の情報入力部によって各情報入力部に対応す
る各制御用情報を入力させ、又、上記他の情報入力部が
故障した場合には、上記切換指令手段にて前記代用入力
状態への切換えを指令して、上記切換用の情報入力部に
て、故障した他の情報入力部にて入力されるべき前記制
御用情報を代用して入力する一方、上記切換指令手段に
て前記正規入力状態への切換えを指令して、上記切換用
の情報入力部にてその情報入力部に対応する制御用情報
を入力するので、各情報入力部と制御部との接続を付け
換える等の面倒な操作を行うことなく、スイッチ等の切
換指令手段による切り換え操作にて正規入力状態と代用
入力状態とを容易に切り換えることができ、もって、請
求項1の好適な手段が得られる。
【0009】請求項6によれば、請求項5において、前
記情報入力部の夫々が、手動操作にて前記制御用情報を
入力するための手動操作部と、その手動操作部の入力情
報を共通の通信線を介して前記制御部に対して前記制御
用情報として送信するための通信処理部とを備えて構成
され、前記切換手段が、前記切換用の情報入力部に備え
た前記通信処理部にて構成されるとともに、前記切換指
令手段が、前記切換え指令を前記切換用の情報入力部に
備えた前記通信処理部に対して指令するように構成さ
れ、前記切換用の情報入力部に備えた前記通信処理部
は、前記切換指令手段にて前記正規入力状態への切換え
が指令された場合に、前記手動操作部の入力情報を前記
切換用の情報入力部に対応する前記制御用情報として送
信する通信処理を実行し、且つ、前記切換指令手段にて
前記代用入力状態への切換えが指令された場合に、前記
手動操作部の入力情報を前記他の情報入力部に対応する
前記制御用情報として送信する通信処理を実行するよう
に構成されている。従って、複数の情報入力部の夫々に
備えた手動操作部からの入力情報を各情報入力部に備え
た通信処理部によって通信処理して共通の通信線を介し
て制御部に送信させながら、切換用の情報入力部が、代
用入力状態への切換えが指令されると、自動的に自己に
備えた手動操作部の入力情報を故障した他の情報入力部
の制御用情報として代用して制御部に送信する一方、正
規入力状態への切換えが指令されると、自動的に自己に
備えた手動操作部の入力情報を自己の制御用情報として
制御部に送信するので、例えば各情報入力部を個別に制
御部に接続する場合に比べて配線の簡素化を実現しなが
ら、前記正規入力状態と代用入力状態の切換えを適切に
行うことができ、もって、請求項5の好適な手段が得ら
れる。
【0010】請求項7によれば、請求項1〜6のいずれ
か1項に記載の作業機械の制御装置を備えたコンバイン
において、前記複数の情報入力部として、穀粒排出用の
アンローダの作動制御用情報を入力するアンローダ制御
用入力部と、機体の姿勢制御用情報を入力する姿勢制御
用入力部とが設けられている。従って、例えばアンロー
ダ制御用入力部が故障した場合に、姿勢制御用入力部に
よってアンローダの作動制御用情報を代用して入力でき
るようにすることにより、従来では、アンローダ制御用
入力部が故障すると、回収した穀粒を貯留するタンク等
が満杯になっても穀粒を外部に排出させることができ
ず、刈取作業の継続が困難になるのに比べて、姿勢制御
用入力部によって代用入力された作動制御用情報によっ
てアンローダを作動させてタンク内の穀粒を排出し、刈
取作業を継続させるようにすることができ、又、姿勢制
御用入力部が故障した場合に、アンローダ制御用入力部
によって姿勢制御用情報を代用入力して、同様に、適切
な姿勢制御を行わせるようにすることができ、もって、
より操作性に優れたコンバインが得られる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、作
業機械としてのコンバインに適用した場合について図面
に基づいて説明する。図1〜図3に示すように、コンバ
インは、左右一対のクローラ走行装置30を備える機体
Vの前部に、刈取昇降シリンダ5によって横軸心X周り
に上下揺動操作自在な状態で刈取部1が付設され、その
刈取部1の後方に、操縦部31、刈取穀稈を脱穀・選別
する脱穀部2、脱穀部2から供給される穀粒を貯溜する
タンク3、及びこのタンク3内の穀粒を排出するための
穀粒排出用のアンローダ32等が搭載されて構成されて
いる。
【0012】図2に示すように、刈取部1は、先端部に
付設された分草具33、穀稈の引き起こし装置34、引
き起こした穀稈の株元を切断する刈り刃35、刈り取ら
れた穀稈を寄せ集めて後方へ搬送する補助搬送装置3
7、先端側で刈取穀稈を受け取って脱穀部2のフィード
チェーン52に受け渡す縦搬送装置36等を備えてい
る。又、刈取部1の地面に対する高さを検出するための
超音波センサS6と、穀稈が触れるとオン作動して刈取
り作業中であることを検出する株元センサS2とが設け
られている。そして、上記超音波センサS6の情報に基
づいて、刈取部1の対地高さが目標設定高さに維持され
るように、前記刈取昇降シリンダ5の作動を制御する刈
高制御が実行される。
【0013】前記縦搬送装置36(尚、図2では、縦搬
送装置36の機能を説明するために、図1と一部記載が
異なっている部分がある)は、穀稈の株元側を挟持搬送
する株元搬送装置36a、穀稈の穂先側を係止搬送する
穂先搬送装置36b及び穂先案内板36cからなり、刈
取部1の揺動軸心Xと同一軸心周りで揺動自在に支持さ
れるとともに、扱深さモータM1によって揺動調節自在
に設けられ、これによって、補助搬送装置37から受け
取る穀稈の挟持箇所が稈長方向に変更され、脱穀部2で
の扱深さが調節できるように構成されている。又、刈取
穀稈の搬送経路中において、上記扱深さモータM1によ
る扱深さ調節箇所よりも搬送方向下手側に、稈長方向に
間隔を置いて並置されて、穀稈が接触すると揺動してオ
ン作動するスイッチ式の一対の穂先センサS8a,S8
bが設けられている。そして、上記一対の穂先センサS
8a,S8bの間に穀稈の穂先が位置する状態(株元側
センサS8bがオンで、穂先側センサS8aがオフの状
態)を適正扱深さ状態として、その適正扱深さ状態に維
持されるように、上記扱深さモータM1の作動を制御す
る扱深さ制御が実行される。
【0014】図3に示すように、機体前方に向かって左
から2番目の分草具33には、複数個の分草具33の間
に導入される穀稈列に対する機体Vの機体横方向での位
置を検出するために、穀稈に接当して機体後方側に揺動
する検出バーを備えた左右一対の方向センサS1が設け
られている。そして、走行機体Vが植立穀稈に沿って自
動走行するように、上記一対の方向センサS1の情報に
基づいて、左右の各クローラ走行装置30への動力伝達
を入り切りする左右の操向用クラッチ20L,20Rを
夫々作動させる操向用シリンダ9L,9R(図19参
照)の作動を制御する方向制御が実行される。つまり、
左右のクローラ走行装置30のうち動力伝達が切られた
側に機体V が旋回するので、機体Vが適正位置からずれ
ている場合には、上記ずれとは反対側のクローラ走行装
置30への動力伝達を切るように上記操向用シリンダ9
L,9Rを作動させて走行方向を修正する。
【0015】左右の各クローラ走行装置30には、駆動
スプロケット30a、テンション転輪30b、及び複数
の従動輪30cを備えた左右のトラックフレーム30d
が設けられるとともに、左右のトラックフレーム30d
を機体Vに対して各別に昇降駆動するためのローリング
用シリンダ30eが設けられ、機体Vには、その水平面
に対する機体の傾きを検出するローリングセンサS4が
設けられている。そして、地面の状態にかかわらず機体
姿勢を水平姿勢等の所定姿勢に維持するように、上記ロ
ーリングセンサS4の情報に基づいて、左右のローリン
グ用シリンダ30eの作動を制御する水平制御が実行さ
れる。
【0016】前記アンローダ32は、先端部に下向き姿
勢の排出口32aを備え、基端側が横軸心Z周りに上下
揺動自在な状態で支持部32bに支持されるとともに、
その上下揺動駆動するためのアンローダ用油圧シリンダ
62が設けられ、又、支持部32bが縦軸心Y周りに旋
回操作自在な状態で機体Vに枢支されるとともに、その
旋回駆動用の旋回用モータM3が設けられている。又、
上記支持部32bの旋回位置を検出するために、ポテン
ショメータからなるアンローダ位置センサS3が設けら
れている。尚、図3には、刈取作業中等においてアンロ
ーダ32を格納用のホーム位置に操作した状態が示され
ている。そして、上記アンローダ位置センサS3や、上
昇操作及び左右方向への旋回操作の限界位置を検出する
リミットスイッチ(図示しない)等の情報に基づいて、
アンローダ32の作動を制御するアンローダ制御が実行
される。
【0017】脱穀部2は、図4に示すように、扱胴51
を収納する扱室A、刈取部1から供給される穀稈を搬送
するフィードチェーン52、トウミ53と揺動選別板5
4とからなる選別装置B、穀粒回収用の一番口55、及
び、穀粒と藁屑との混合物を回収するための二番口56
等を備えている。そして、扱室Aで脱穀された処理物の
うち単粒化したものは、扱室Aの下部に設けられた受網
57から選別装置Bに漏下し、それ以外の処理物は受網
57の後端部より選別装置Bに落下する。
【0018】上記フィードチェーン52には、図2に示
すように、挟持レール52aがフィードチェーン52側
に押圧付勢される状態で対向配置され、回動駆動される
フィードチェーン52と挟持レール52aとによって穀
稈の株元部を挟持保持して搬送するように構成されてい
る。ただし、扱室Aの前部側に位置する挟持レール部分
が、レール上げモータM2等によって、フィードチェー
ン52から離間する上方位置に移動自在に構成されてい
る。これによって、刈取穀稈を扱室Aの横側方で挟持搬
送しながら脱穀処理する通常状態とともに、刈取穀稈の
稈長が極端に短いような場合に、穀稈の全稈を扱室Aに
投入するように、上記レール上げモータM2等を駆動さ
せるレール制御が実行できるように構成されている。
【0019】選別装置Bの揺動選別板54は、トウミ5
3の上方に位置するグレンパン58、その後方に位置す
るチャフシーブ59、その下方に位置するグレンシーブ
61等を備えている。チャフシーブ59は、処理物移送
方向に並置された複数個の帯板状部材からなり、その隣
接する帯板状部材の間隔(チャフ開度)がチャフ開度調
節モータM4によって変更されるように構成されてい
る。尚、S10は、揺動選別板54上の処理物の層厚を
検出するシーブセンサである。トウミ53は、揺動選別
板54上の藁屑を吹き飛ばすためのものであり、後方側
のファンケースカバー53aをトウミ風力調節モータM
5にて開閉操作することにより、揺動選別板54上の処
理物に及ぼす風力(トウミ風力)が変更されるように構
成されている。つまり、カバーの開度が大きいほど前方
側への風力が小さくなって、トウミ風力が小さくなる。
【0020】そして、選別装置Bでの選別処理が適正に
行われるように、扱室Aからの漏下処理物量に応じて、
チャフ開度調節モータM4及びトウミ風力調節モータM
5の作動を制御する脱穀制御が実行される。ここで、走
行速度が速くなると、扱室Aに供給される刈取穀稈量が
多くなって扱室Aからの漏下処理物量が多くなるので、
後述の車速センサS7の情報に基づいて判別される扱室
Aへの穀稈供給量が多いほど、上記チャフ開度及び上記
トウミ風力が大になるように制御される。
【0021】次に、動力伝達系を図5に示す。機体Vに
搭載されたエンジンEの出力は、脱穀クラッチ37を介
して脱穀部2に伝達されるとともに、走行クラッチ38
及び無段変速装置39を介してクローラ走行装置30の
ミッション部40に伝達される。ミッション部40に伝
達された出力は、ミッション部40に設けた副変速装置
(図示しない)を経てクローラ走行装置30に伝達され
るとともに、刈取クラッチ47を介して刈取部1に伝達
される。S9は、脱穀クラッチ37の入切状態を検出す
る脱穀スイッチであり、S7は、ミッション部40への
入力回転数により走行速度を検出するための車速センサ
であり、S5は、電磁ピックアップ式のエンジン回転数
センサである。又、無段変速装置39を変速操作するた
めの変速モータM6、及び副変速装置の変速用の油圧ク
ラッチ等(図示しない)が設けられている。ここで、エ
ンジンEに対する負荷が大きくなるほど、エンジン回転
数が低下することから、無負荷時のエンジン回転数(基
準回転数)からの回転数低下量によって、エンジンEの
負荷が判別される。そして、エンジンEの能力を極力有
効に利用できるようにするために、上記車速センサS7
にて検出される走行速度が設定上限速度を超えない条件
で、前記エンジン回転数センサS5の情報に基づいて判
別されるエンジン負荷が適正範囲に維持されるように、
変速モータM6の作動を制御する車速制御が実行され
る。
【0022】次に、上述した各種の制御(刈高制御、扱
深制御、方向制御、水平制御、アンローダ制御、レール
制御、脱穀制御等)の起動指令や、制御目標値等の情報
を入力する情報入力手段、及び、各種情報の表示手段に
ついて説明する。図6及び図7に示すように、操縦部3
1の座席31Aの左横脇に、座席に近い側から順に、上
記各制御の起動スイッチや調整ボリューム等を備えた基
本スイッチモジュールMU1(図8参照)と、水平制御
の起動スイッチや手動操作スイッチ等を備えた水平制御
スイッチモジュールMU3(図10参照)とが配置さ
れ、さらに、走行速度を変速操作するための手動変速レ
バー7が、握り部7Aを上記基本スイッチモジュールM
U1の上方に位置させる状態で設けられている。尚、こ
の手動変速レバー7の操作に応じて前記変速モータM6
が駆動される。一方、座席31Aの右側前方には、乗降
部31Bが設けられ、座席右側後部位置には、前記アン
ローダ32を操作するためのスイッチ等を備えたアンロ
ーダスイッチモジュールMU2(図9参照)が配置され
ている。
【0023】操縦部31の右前方側には、刈取部1を手
動で昇降操作する刈取昇降レバーと走行機体Vを手動で
左右に旋回操作するステアリングレバーとに兼用構成さ
れた十字操作式の刈高操向レバー8が設けられている。
つまり、この刈高操向レバー8を後方側に揺動操作する
と刈取部1が上昇する一方、前方側に揺動操作すると刈
取部1が下降し、刈高操向レバー8を左側に揺動操作す
ると機体が左旋回する一方、右側に揺動操作すると機体
が右旋回する。尚、この刈高操向レバー8の刈取昇降及
び操向操作の各方向での揺動操作量を検出するために、
夫々ポテンショメータにて構成された刈取昇降検出セン
サS12及び操向操作検出センサS13が設けられてい
る。操縦部31の左前方側のパネルには、各種の情報を
表示するための表示用モジュールMU4(図11参照)
が設けられている。
【0024】前記基本スイッチモジュールMU1には、
図8に示すように、脱穀及び扱深さ制御用操作ユニット
部41、車速制御用操作ユニット部42、方向制御用操
作ユニット部43、刈高制御用操作ユニット部44、レ
ール制御用操作ユニット部45、及び、予備用の操作ユ
ニット部46とが装備されている。尚、予備用の操作ユ
ニット部46は、上記以外の制御を追加したような場合
に、その操作ユニット部として使用される。
【0025】前記脱穀及び扱深さ制御用操作ユニット部
41には、照光式の押しボタンスイッチに構成された扱
深制御の起動スイッチ41a、麦、稲及び濡れの中から
1つの作物条件を選択する作物切換ボリューム41b、
チャフ開度を調節するためのチャフボリューム41c、
及び、トウミ風力を調節するためのトウミボリューム4
1dが一体形成されている。ここで、上記1つの作物条
件において、チャフボリューム41cを開側に回すほ
ど、前記穀稈供給量に対するチャフ開度の制御状態が全
体として開き側に変更調節され、トウミボリューム41
dを強側に回すほど、前記穀稈供給量に対するトウミ風
力の制御状態が全体として強側に変更調節される。又、
作物条件の選択により、麦、稲、濡れの順で、上記チャ
フ開度の制御状態が全体として開き側に変更調節され、
トウミ風力の制御状態が全体として強側に変更調節され
る。
【0026】車速制御用操作ユニット部42には、照光
式の押しボタンスイッチに構成された車速制御の起動ス
イッチ42aと、上限車速を設定する車速制限ボリュー
ム42bとが一体形成されている。方向制御用操作ユニ
ット部43には、照光式の押しボタンスイッチに構成さ
れた方向制御の起動スイッチ43aと、旋回力を調節す
るための旋回力切換ボリューム43bとが一体形成され
ている。ここで、旋回力切換ボリューム43bを大側に
回すと、ディーティ駆動される前記操向用シリンダ9
L,9Rのオフ時間に対するオン時間の比(ディーティ
比)が大側に変更されて旋回力が大きくなり、小側に回
すと、上記ディーティ比が小側に変更されて旋回力が小
さくなる。刈高制御用操作ユニット部44には、照光式
の押しボタンスイッチに構成された刈高制御の起動スイ
ッチ44aと、目標刈高さを設定するための刈高さ調整
ボリューム44bとが一体形成されている。レール制御
用操作ユニット部45には、レール制御を入り切りする
起動スイッチ45aと、レール制御の入り切り状態を表
示するレール制御ランプ45bとが一体形成されてい
る。尚、図8は、チャフボリューム41c、トウミボリ
ューム41d、車速制限ボリューム42b、旋回力切換
ボリューム43b、及び刈高さ調整ボリューム44bに
よる各切換えを7段階に調整できるもの(クリック付
き)を例示する。
【0027】アンローダスイッチモジュールMU2に
は、図9及び図27に示すように、照光式の押しボタン
スイッチに構成されたアンローダ32の自動作動又は停
止用の自動・停止スイッチ50a、照光式の押しボタン
スイッチに構成されたタンク張出し開スイッチ50bと
タンク張出し閉スイッチ50c、十字操作キーに構成さ
れてアンローダ32を手動で上昇・下降・右旋回・左旋
回操作するための手動操作スイッチ50d、及び、アン
ローダ32の目標停止位置を機体左側、機体後部側、機
体右側のうちから選択する停止位置選択ボリューム50
eが一体形成されている。
【0028】水平制御スイッチモジュールMU3には、
図10及び図28に示すように、照光式の押しボタンス
イッチに構成された水平制御の起動用の自動スイッチ6
0a、照光式の押しボタンスイッチに構成されて水平制
御モードを上げ基準と下げ基準とに切り換える水平モー
ド切替スイッチ60b、照光式の押しボタンスイッチに
構成された後進時機体上昇スイッチ60c、十字操作キ
ーに構成されて機体姿勢を右上げ・左上げ・上げ・下げ
の各状態に操作するための手動操作スイッチ60d、及
び、水平制御の作動時(自動モード)における目標傾斜
状態を設定する水平調整ボリューム60eが一体形成さ
れている。
【0029】以上より、各スイッチモジュールMU1〜
MU3が、前記複数種の制御のための制御用情報を手動
操作にて各別に入力する複数の情報入力部を構成すると
ともに、上記手動スイッチや調整ボリュームが、手動操
作にてそれらの作動制御用情報を入力するための手動操
作部SSに対応する。又、水平制御スイッチモジュール
MU3が、機体Vの姿勢制御用情報を手動操作にて各別
に入力する姿勢制御用入力部MU3を構成するととも
に、上記スイッチやボリュームが、手動操作にてその姿
勢制御用情報を入力するための手動操作部SSに対応す
る。又、アンローダスイッチモジュールMU2が、前記
アンローダ32の制御のための作動制御用情報を手動操
作にて各別に入力するアンローダ制御用入力部MU2を
構成するとともに、上記スイッチやボリュームが、手動
操作にてそのアンローダ用の作動制御用情報を入力する
ための手動操作部SSに対応する。
【0030】表示用モジュールMU4には、図11に示
すように、指示針式の燃料メータ70a、指示針式のタ
コメータ70b、水温メータ70c、前記タンク3内の
モミの量を表示するモミLCD70d、及び、各種のメ
ッセージやグラフ等を表示する主LCD70eが設けら
れ、さらに、左右のウインカランプ70fや、充電(チ
ャージ)、ブレーキ、オイル、及びチェックの各種の警
報ランプ70gや、前記副変速装置の切換状態が高速、
標準、倒伏及び中立のいずれの状態であるかを表示する
副変速ランプ70hが設けられている。尚、図には、上
記主LCD70eに、エンジンの負荷レベルを示すバー
グラフを上側に、前記シーブセンサS10にて検出され
る脱穀部2の揺動選別板54上での処理物量を示すバー
グラフを下側に、夫々表示したものを例示している。
【0031】そして、図12及び図13に示すように、
コンバイン全体の制御を集中して実行する中央制御部C
Uと、刈取部1、脱穀部2、タンク部(前記タンク3と
アンローダ32にて構成される)及び本機部4等の機体
各部に分散配置される複数個の端末制御部LU(LU1
〜LU5),MU(MU1〜MU4)とが、通信線T
1,T2を介して通信可能に接続されている。ここで、
中央制御部CUを利用して、前記複数種の制御(刈高制
御、扱深制御、方向制御、水平制御、アンローダ制御、
レール制御、脱穀制御等)を実行する制御部が構成され
る。
【0032】作業用のアクチュエータ類AKや、制御情
報検出用のセンサ類SWが、前記複数個の端末制御部L
U,MUのいずれかに接続されて、その接続された端末
制御部LU,MUに対して信号を入出力するように構成
されている。前記アクチュエータ類AKは、機体各部に
備えた作業装置を作動させるための前記油圧シリンダや
電動モータ等からなり、前記センサ類SWは、各種の制
御情報をON/OFFの二値情報として検出するスイッ
チ等からなる。具体的には、図12に例示するように、
刈取部1に配置される端末制御部LU3から、前記扱深
さモータM1に対する駆動信号が出力されるとともに、
端末制御部LU3に、前記方向センサS1、前記株元セ
ンサS2、及び前記穂先センサS8a,S8bの検出信
号が入力されている。脱穀部2に配置される端末制御部
LU4から、前記レール上げモータM2、前記チャフ開
度調節モータM4及び前記トウミ風力調節モータM5に
対して駆動信号が出力されている。
【0033】本機部4に配置される2つの端末制御部L
U1,2のうちで、1つの端末制御部LU2から、前記
変速モータM6に対する駆動信号が出力されるととも
に、端末制御部LU2に、前記脱穀スイッチS9及び前
記副変速装置の変速状態を切り換えるための副変速スイ
ッチ(図示しない)の信号が入力され、他の端末制御部
LU1は、油圧出力専用の端末制御部に構成されて、こ
の端末制御部LU1から、前記刈取昇降シリンダ5用、
前記操向用シリンダ9L,9R用、前記ローリング用シ
リンダ30e、及び前記アンローダ用油圧シリンダ62
を駆動するための各ソレノイドに対する各駆動信号が出
力されている。タンク部に配置される端末制御部LU5
から、前記旋回用モータM3に対する駆動信号が出力さ
れるとともに、端末制御部LU5に、タンク3内に貯溜
されている穀粒の量を検出するモミセンサS11の検出
信号が入力されている。
【0034】前記中央制御部CUに、高速通信用の高速
通信線T1と、低速通信用の低速通信線T2とが接続さ
れ、複数個の端末制御部LU,MUのうちで、アクチュ
エータ類AKの駆動のために高速通信処理が要求される
信号が入出力する端末制御部(以下、高速端末部と称
す)LU1〜LU5が、高速通信線T1に接続される一
方、高速通信処理が要求されない信号が入出力する前記
各スイッチモジュールMU1〜3及び表示用モジュール
MU4が、低速通信線T2に接続されている。
【0035】図13に示すように、中央制御部CUに
は、制御処理用のマイクロコンピュータCPUが設けら
れ、そのマイクロコンピュータCPUと高速通信線T1
との間でのデータ授受を中継するゲートアレイGA1が
備えられている。ここで、上記マイクロコンピュータC
PUとゲートアレイGA1との間のデータ授受は、8ビ
ットのバスラインを介して行われる。一方、高速通信線
T1に接続された各高速端末部LU1〜5は、センサ類
SW及びアクチュエータ類AKと高速通信線T1との間
でのデータ授受を中継するゲートアレイGA2を備えて
いる。
【0036】上記制御用のマイクロコンピュータCPU
には、ポテンショメータ等の連続的に変化する情報を検
出するアナログ式センサからのアナログ入力信号や、回
転数等を検出するためのパルス式センサからのパルス入
力信号が、信号処理回路を介して入力ポートPort
1,2に入力されるとともに、前記エンジンEに対する
燃料供給を遮断してエンジン停止させるためのエンジン
停止ソレノイドSOLeに対する駆動信号が、出力ポー
トPort4から出力されている。上記アナログ入力信
号として、前記アンローダ位置センサS3、前記ローリ
ングセンサS4、前記超音波センサS6、前記シーブセ
ンサS10、前記刈取昇降検出センサS12及び操向操
作検出センサS13からの各検出信号が入力され、上記
パルス入力信号として、前記車速センサS7からの検出
信号が入力され、さらに、電源投入用のメインスイッチ
MWの信号が入力されている。
【0037】又、上記制御用のマイクロコンピュータC
PUには、EEPROM等の不揮発性のメモリMEMが
接続され、このメモリMEMに各種のエラー情報等が記
憶されるようになっている。図中、PS1は、前記マイ
クロコンピュータCPU及びゲートアレイGA1等に対
して電源電圧並びに電源ON時のリセット信号を供給す
る直流電圧源である。
【0038】図13に示すように、各高速端末部LU1
〜5に対するアドレス信号を発生する4本のハーネスA
D1〜4が、アースに接続されたLOWレベル電圧のハ
ーネスと無接続状態のハーネスを組み合わせて設けら
れ、上記ハーネスAD1〜4と、センサ類SW及びアク
チュエータ類AKとが、一体形成されたコネクタCNを
介して各高速端末部LU1〜5に接続されている。そし
て、ハーネスAD1〜4は、ゲートアレイGA2のアド
レス設定用の外部端子A0〜A3に接続されて、LOW
レベル電圧のハーネスからはLOWレベルの電圧信号が
供給され、無接続状態のハーネスについてはゲートアレ
イGA2内部で電源側にプルアップされたHIGHレベ
ルの電圧信号が供給され、この電圧信号の組み合わせに
よって各アドレスが設定される。図13の例では、高速
端末部LU3が、外部端子A0〜A3のすべてがLOW
レベルであってアドレス0として設定される。センサ類
SW及びアクチュエータ類AKは、夫々信号処理回路及
び駆動回路を経てゲートアレイGA2の入出力ポートに
接続されている。尚、図中、PS2は、ゲートアレイG
A2等に電源電圧を供給する直流電圧源である。
【0039】前記高速通信線T1は、例えばRS485
の規格を利用して構成され、図13に示すように、2線
式の通信ラインLnと、中央制御部CU及び各高速端末
部LU1〜5における通信ラインLnとの接点に、各ゲ
ートアレイGA1,2から受け取った送信データをRS
485等の規格に合った信号に変換して通信ラインLn
に出力する一方、通信ラインLn上の信号を入力して、
その受信データを各ゲートアレイGA1,2に出力する
通信ドライバーDRが設けられている。
【0040】前記中央側のゲートアレイGA1と端末側
のゲートアレイGA2とは、同仕様の通信用ICに形成
されたゲートアレイGAのモードを切り換えて使用する
ように構成されている。以下、図14に基づいて具体的
に説明する。
【0041】前記ゲートアレイGAは、図14(イ)に
示すように、MODE端子をLOWレベルにすると内部
回路が中央側のゲートアレイGA1として機能するマス
ターモードに切り換えられ、このマスターモードでは、
ゲートアレイGAは、CPUとバスラインを介して入出
力するデータを保持する入出力バッファ11と、この入
出力バッファ11からの送信用のパラレルデータを保持
する送信バッファ13と、この送信バッファ13のパラ
レルデータをシリアルデータに並列直列変換するP/S
変換部14と、このP/S変換部14からのシリアルデ
ータにCRC生成部15からの誤り検出用のCRCデー
タを付加したものを送信データとして送出する通信コン
トロール回路16と、受信したシリアルデータを直列並
列変換するS/P変換部18と、受信したシリアルデー
タについてCRC等のチェックを行い通信エラーの有無
を検出するエラー検出部17と、S/P変換部18から
のパラレルデータ及びエラー検出部17からのエラーデ
ータを保持して入出力バッファ11に出力する受信バッ
ファ19と、CPUからデータ入出力時の制御信号であ
るR/W(リード・ライト)信号及びSTB(データス
トローブ)信号を入力し又CPUに対する割り込みIN
T信号を出力するCPUI/F部12とを備える構成に
なる。
【0042】又、前記ゲートアレイGAは、図14
(ロ)に示すように、MODE端子をHIGHレベルに
すると内部回路が端末側のゲートアレイGA2として機
能するスレーブモードに切り換えられ、このスレーブモ
ードでは、ゲートアレイGAは、センサ類SW及びアク
チュエータ類AKに対してデータを入出力する入出力ポ
ート21と、この入出力ポート21を介して入力した各
センサ類SWからの検出信号をパラレルデータとして保
持する送信バッファ13と、この送信バッファ13のパ
ラレルデータをシリアルデータに並列直列変換するP/
S変換部14と、このP/S変換部14からのシリアル
データにCRC生成部15からの誤り検出用のCRCデ
ータを付加したものを送信データとして送出する通信コ
ントロール回路16と、受信したシリアルデータを直列
並列変換するS/P変換部18と、受信したシリアルデ
ータについてCRC及びアドレス等のチェックを行い通
信エラーの有無を検出するエラー検出部17と、S/P
変換部18からのパラレルデータ及びエラー検出部17
からのエラーデータを保持して入出力ポート21に出力
する受信バッファ19と、各高速端末部LU1〜5に対
するアドレスを設定するためのアドレス設定部22とを
備える構成になる。尚、前記入出力ポート21は、各8
ビットからなる3つのポートPA,PB,PCで構成さ
れ、マスターモードでの入出力バッファ11はスレーブ
モードでの入出力ポート21のポートPBと共用されて
いる。
【0043】そして、中央制御部CUが、上記各ゲート
アレイGA1,2及び高速通信線T1を介して、高速通
信線T1に接続された各高速端末部LU1〜5との間で
高速の通信処理を実行するように構成されている。具体
的には、図15に示すように、中央制御部CUが、各高
速端末部LU1〜5に対して設定されたアドレスを指定
して、ポーリングセレクティング方式にて各高速端末部
LU1〜5と多重通信するように構成されている。つま
り、中央制御部CUのマイクロコンピュータCPUが、
設定時間間隔での送信割り込み処理によって、ゲートア
レイGA1に各高速端末部LU1〜5に対する要求信号
(各センサ類SWのデータ入力又は各アクチュエータ類
AKに対する出力要求)を出力するとともに、各高速端
末部LU1〜5からの返信信号(各センサ類SWの入力
データ又はACKデータ)を受信したゲートアレイGA
1からの割り込み信号で起動される受信割り込み処理に
よって、各高速端末部LU1〜5からの返信信号を受け
取る。そして、設定されたポーリング周期Tp(例えば
5ms)で、すべての高速端末部LU1〜5との通信が
実行できるように、上記設定時間間隔が設定されてい
る。
【0044】又、前記中央制御部CUのマイクロコンピ
ュータCPUが、標準機能としてシリアル通信インター
フェース機能を備えており、一方、図17及び図18に
示すように、各スイッチ及び表示モジュールMU1〜4
に設けられる入出力信号処理用のコントローラ29が、
同様にシリアル通信インターフェース機能を標準機能と
して備えたワンチップマイコン等にて構成されている。
つまり、上記各コントローラ29にて、前記スイッチや
ボリューム等からなる手動操作部SSの入力情報を共通
の通信線T2を介して中央制御部CUに対して前記制御
用情報として送信するための通信処理部に対応して、前
記各スイッチモジュールMU1〜3の夫々が、前記手動
操作部SSと、上記通信処理部としての各コントローラ
29とを備えて構成されている。
【0045】前記低速通信線T2が、前記高速通信線T
1と同様に、例えばRS485の規格を利用して構成さ
れて、図13に示すように、2線式の通信ラインLn'
が設けられるとともに、中央制御部CUのCPU及び各
モジュールMU1〜4におけるコントローラ29と通信
ラインLn' との各接点に、中央制御部CUのCPU及
び各コントローラ29から受け取った送信データをRS
485等の規格に合った信号に変換して通信ラインL
n' に出力する一方、通信ラインLn' 上の信号を入力
して、その受信データを中央制御部CUのCPU及び各
コントローラ29に出力する通信ドライバーDR' が設
けられている。
【0046】そして、中央側のマイクロコンピュータC
PUと各モジュール側のコントローラ29に備えた両方
のシリアル通信インターフェース機能を用いて、中央制
御部CUが、前記低速通信線T2を介して直接、各モジ
ュールMU1〜4との間で低速の通信処理を実行するよ
うに構成されている。具体的には、図16に示すよう
に、中央制御部CUは、各モジュールMU1〜4に対し
て設定されたアドレスを順次指定しながら、ポーリング
セレクティング方式にて、各モジュールMU1〜4から
のデータ(各手動スイッチや調整用ボリュームのデー
タ)の入力、及び、各モジュールMU1〜4に対するデ
ータの出力(各ランプや表示部の表示データ)を行う。
つまり、中央制御部CUのマイクロコンピュータCPU
が、設定時間間隔での送信割り込み処理によって、各モ
ジュールMU1〜4に対して要求信号を送信するととも
に、各端末制御部LU1〜5からの返信信号を受信する
に伴って受信割り込みを起動して、その受信割り込み処
理にて各モジュールMU1〜4からの返信信号を受け取
る。尚、この低速通信線T2による通信処理と、前記高
速通信線T2による通信処理のタイミングが同時になる
場合には、高速通信線T2による通信処理が優先して実
行される。ここで、1つのモジュールMU1〜4に対す
る要求信号の送信処理と、モジュールMU1〜4からの
応答信号の受信処理に、15ms程度の時間を要し、4
つのモジュールMU1〜4のすべてに対する通信を、所
定時間(最大60ms)内に実行するように前記設定時
間間隔が設定されている。
【0047】各スイッチモジュールMU1〜3に備えた
各手動スイッチは、スイッチが押された状態でアースに
接続されてLOWレベル信号(0ボルト)を入力し、押
されない状態でHIGHレベル信号(例えば5ボルト)
を入力する。各調整用ボリュームは、その調整範囲の下
限側位置から上限側位置に操作されると、0〜5ボルト
の範囲で変化するアナログ信号を入力する。そして、図
17に示すように、各スイッチモジュールMU1〜3の
コントローラ29は、各手動スイッチからの入力信号を
2値(ON/OFF)のデジタル信号として処理し、各
調整用ボリュームからのアナログ信号を8ビットのデジ
タルデータにAD変換処理する。一方、コントローラ2
9は、中央制御部CUから送信される表示用データに基
づいて、各ランプに対して駆動信号を出力して表示作動
させる。
【0048】図18に示すように、表示用モジュールM
U4において、コントローラ29に、燃料 (フューエ
ル)センサ、水温センサ、前記エンジン回転数センサS
5、及びオイルスイッチからの各検出信号と、オルタネ
ータの出力電圧とが入力され、コントローラ29は、こ
れらの入力信号及び中央制御部CUから送信される表示
用データに基づいて、燃料メータ70a、タコメータ7
0b、水温メータ70c、モミLCD70d、主LCD
70e、副変速ランプ70h、及び、警報ランプ70g
のうちのチェックランプを表示作動させる。尚、コント
ローラ29は、上記エンジン回転数センサS5、燃料セ
ンサ、水温センサ等の検出情報を、中央制御部CUから
の送信要求に応じて送信する。一方、左右のウインカラ
ンプ70fは、各ウインカスイッチの入り操作によって
点灯し、警報ランプ70gのうちのチャージランプは、
オルタネータからの出力電圧によって消灯し、ブレーキ
ランプは、ブレーキスイッチの入り操作によって点灯
し、オイルランプは、オイルスイッチの入り操作によっ
て点灯する。
【0049】前記各モジュールMU1〜4は、専用のコ
ネクタを介して通信ラインLn' に接続されると共に、
そのコネクタの配線を利用して、各モジュールMU1〜
4に対してアドレス信号が入力されている。具体的に説
明すると、図27に示すように、アンローダスイッチモ
ジュールMU2はコネクタCN2を介して通信ラインL
n' に接続されると共に、コネクタCN2からのハイレ
ベル状態のアドレス信号ad1と、オープン状態のアド
レス信号ad2とがコントローラ29に入力されて、ア
ドレス1が設定されている。又、図28に示すように、
水平制御スイッチモジュールMU3は、コネクタCN3
を介して通信ラインLn' に接続されると共に、コネク
タCN3からオープン状態のアドレス信号ad1と、ハ
イレベル状態のアドレス信号ad2とがコントローラ2
9に入力されて、アドレス2が設定されている。尚、図
示しないが、同様に、基本スイッチモジュールMU1は
アドレス0に設定され、表示用モジュールMU4はアド
レス3に設定されている。
【0050】前記アンローダスイッチモジュールMU2
と水平制御スイッチモジュールMU3とは、互いに相手
の位置に付け換えて設置できるように構成されている。
具体的には、図26に示すように、各モジュールMU
2,MU3は、機体Vに対して脱着できるようなスナッ
プイン構造の同一サイズの箱体に形成されている。そし
て、例えばアンローダスイッチモジュールMU2が故障
したような場合には、図29に示すように、アンローダ
スイッチモジュールMU2の位置に水平制御スイッチモ
ジュールMU3を付け換えて、アンローダスイッチモジ
ュール用のコネクタCN2に接続させると、水平制御ス
イッチモジュールMU3のコントローラ29にアドレス
1の情報が入力され、その水平制御スイッチモジュール
MU3が、アンローダスイッチモジュールMU2として
機能する状態になる。つまり、水平制御スイッチモジュ
ールMU3の水平自動スイッチ60aが、アンローダ自
動・停止スイッチ50aに、水平モード切替スイッチ6
0bがタンク張出し開スイッチ50bに、後進時機体上
昇スイッチ60cがタンク張出し閉スイッチ50cに、
水平調整ボリューム60eが停止位置選択ボリューム5
0eに夫々対応し、十字操作式の手動操作スイッチ60
dの上昇、下降、右上昇、左上昇が、手動操作スイッチ
50dの上昇、下降、右旋回、左旋回に夫々対応して機
能する。又、水平自動ランプ60aがアンローダ自動ラ
ンプ50aに、水平モードランプ60bがタンク張出し
開ランプ50bに、後進時機体上昇ランプ60cがタン
ク張出し閉ランプ50cに夫々対応する。逆に、水平制
御スイッチモジュールMU3が故障したような場合に
は、同様に、水平制御スイッチモジュールMU3の位置
にアンローダスイッチモジュールMU2を付け換えて、
水平制御スイッチモジュール用のコネクタCN3に接続
させると、アンローダスイッチモジュールMU2のコン
トローラ29にアドレス2の情報が入力され、そのアン
ローダスイッチモジュールMU2が、水平制御スイッチ
モジュールMU3として機能する状態になる。
【0051】以上より、前記情報入力部(各スイッチモ
ジュールMU1〜3)のうちの少なくとも1つの情報入
力部(具体的には、例えば水平制御モジュールMU3)
の入力信号を、その情報入力部に対応する前記制御用情
報(水平制御用)の入力信号とする正規入力状態と、前
記他の情報入力部(具体的には、例えばアンローダスイ
ッチモジュールMU2)にて本来入力されるべき前記制
御用情報(アンローダ制御用)の入力信号に代用する代
用入力状態とに切り換え自在な切換手段100が設けら
れている。
【0052】上記正規入力状態と代用入力状態とに切り
換えられる切換用の情報入力部(水平制御スイッチモジ
ュールMU3)が、他の情報入力部(アンローダスイッ
チモジュールMU2)と同仕様に構成されている。つま
り、前述の各モジュールに3個づつ備えた手動スイッチ
及び1個の十字操作スイッチにて2値のデジタル信号を
前記制御用情報の入力信号として入力、各1個備えたボ
リュームにて前記アナログ信号を前記制御用情報の入力
信号として入力する。そして、切換手段100は、前記
切換用の情報入力部(水平制御スイッチモジュールMU
3)がそのスイッチモジュールを制御部CUに接続させ
るための正規の接続部(コネクタCN3)に接続されて
いる場合に前記正規入力状態に切り換えられ、且つ、前
記切換用の情報入力部(水平制御スイッチモジュールM
U3)が前記他の情報入力部(アンローダスイッチモジ
ュールMU2)を制御部CUに接続させるための他の接
続部(コネクタCN2)に付け換えて接続されている場
合に前記代用入力状態に切り換えられるように構成され
ている。
【0053】具体的には、前記切換手段100が前記切
換用の情報入力部(水平制御スイッチモジュールMU
3)に備えたコントローラ29にて構成され、その切換
用の情報入力部(水平制御スイッチモジュールMU3)
に備えたコントローラ29は、前記切換用の情報入力部
(水平制御スイッチモジュールMU3)が前記正規の
接続部(コネクタCN3)に接続されている場合には、
その水平制御スイッチモジュールMU3に備えた前記手
動操作部SSの入力情報をそのスイッチモジュールに対
応する前記制御用情報(水平制御用)として送信する通
信処理を実行し、且つ、前記切換用の情報入力部(水平
制御スイッチモジュールMU3)が前記他の接続部(コ
ネクタCN2)に付け換えて接続されている場合には、
その水平スイッチモジュールMU3に備えた前記手動操
作部SSの入力情報を他の情報入力部(アンローダスイ
ッチモジュールMU2)に対応する前記制御用情報(ア
ンローダ制御用)として送信する通信処理を実行するよ
うに構成されている。
【0054】そして、前記中央制御部CUは、前記各高
速端末部LU1〜5及び各モジュールMU1〜4から送
信された前記センサ類SW及びスイッチ等の各入力デー
タに基づいて、前記アクチュエータ類AKのすべてに対
する適正駆動内容を判定して、その適正駆動内容を制御
データとして前記アクチュエータ類AKが接続されてい
る高速端末部LU1〜5に送信し、一方、前記アクチュ
エータ類AKが接続されている高速端末部LU1〜5
は、前記中央制御部CUから受信した前記制御データに
基づいて、前記アクチュエータ類AKに対して駆動信号
を出力するように構成されている。
【0055】次に、アクチュエータ類AKの駆動制御の
具体例として、本機部4に配置された高速端末部LU1
によって駆動される前記刈取昇降シリンダ5と、左右一
対の操向用シリンダ9L,9Rに対する駆動構成につい
て説明する。図20に示すように、刈取昇降シリンダ5
には、一対のソレノイドL1,L2にて作動される3位
置切換式の油圧制御弁6から圧油が供給されている。各
ソレノイドL1,L2の駆動端子(一端)は、夫々駆動
用のトランジスターTr1,Tr2の各コレクタ端子に
接続されている。上記トランジスターTr1,Tr2の
各ベースに2つのアンド回路25,26の出力が接続さ
れ、各アンド回路25,26の一方の入力側はゲートア
レイGA2のポート出力端子a,bに接続されるととも
に、他方の入力側は各アンド回路25,26の出力が接
続されているトランジスターTr1,Tr2とは反対側
のトランジスターTr2,Tr1のコレクタ端子に接続
されている。これにより、トランジスターTr1,Tr
2が同時にONしないようにして、ソレノイドL1,L
2の何れか一方をポート出力端子a,bの出力に対応し
て駆動するように構成している。但し、油圧制御弁6
は、ソレノイドL1,L2の何れも駆動していないとき
には、中央の位置に復帰付勢されている。
【0056】一方、図20に示すように、左右の各操向
用シリンダ9L,9Rは、一対のソレノイドL3,L4
にて作動される3位置切換式の油圧制御弁10から圧油
が供給され、各ソレノイドL3,L4の駆動端子(一
端)は、夫々駆動用のトランジスターTr3,Tr4の
各コレクタ端子に接続されている。上記トランジスター
Tr3,Tr4の各ベースに2つのアンド回路27,2
8の出力が接続され、各アンド回路27,28の一方の
入力側はゲートアレイGA2のポート出力端子c,dに
接続されるとともに、他方の入力側は各アンド回路2
7,28の出力が接続されているトランジスターTr
3,Tr4とは反対側のトランジスターTr4,Tr3
のコレクタ端子に接続されている。これにより、トラン
ジスターTr3,Tr4が同時にONしないようにし
て、ソレノイドL3,L4の何れか一方をポート出力端
子c,dの出力に対応して駆動するように構成してい
る。但し、油圧制御弁10は、ソレノイドL3,L4の
何れも駆動していないとき中央の位置に復帰付勢されて
いる。
【0057】以上の構成において、中央制御部CUは、
前記基本スイッチモジュールMU1との通信によって、
刈高制御用操作ユニット部44に備えた刈高制御の起動
スイッチ44aがオンしていると判断したときには、前
記刈高さ調整ボリューム44bにて入力される目標高さ
情報及び前記超音波センサS6の対地高さ情報に基づい
て刈取高さを目標高さに維持するための前記刈取昇降シ
リンダ5に対する適正駆動内容を判別し、その適正駆動
内容を制御データとして上記刈取昇降シリンダ5が接続
された高速端末部LU1に送信する。そして、上記高速
端末部LU1は、受信した制御データに従って前記ゲー
トアレイGA2のポート出力端子a,bの一方からHI
GH信号を、他方からLOW信号を出力して前記ソレノ
イドL1,L2のいずれか一方を駆動して、刈取昇降シ
リンダ5を昇降作動させる。
【0058】上記と同様にして、中央制御部CUは、前
記基本スイッチモジュールMU1との通信によって、方
向制御用操作ユニット部43に備えた方向制御の起動ス
イッチ43aがオンしていると判断したときには、前記
刈取部1に配置された高速端末部LU3から受信した前
記各方向センサS1,S2のON/OFF情報に基づい
て、旋回力切換ボリューム43bにて設定される旋回力
に調節しながら、コンバインを植立穀稈列に沿わせて走
行させるための左右一対の操向用シリンダ9L,9Rに
対する適正駆動内容を判別し、その適正駆動内容を制御
データとして上記操向用シリンダ9L,9Rの高速端末
部LU1に送信する。そして、上記高速端末部LU1
は、受信した制御データに従って前記ゲートアレイGA
2のポート出力端子c,dの一方からHIGH信号を、
他方からLOW信号を出力して前記ソレノイドL3,L
4のいずれか一方を駆動して、前記一対の操向用シリン
ダ9L,9Rの一方を作動させる。これにより、作動し
た方の操向用シリンダ9L,9R側(例えば左側の操向
用シリンダ9Lが作動すれば左側)に機体が操向され
る。
【0059】前記中央制御部CUは、前記各高速端末部
LU1〜5及び各モジュールMU1〜4から送信された
前記センサ類SW及び前記スイッチ等の各入力データに
基づいて、前記ランプ等の表示手段に表示する適正表示
内容を判定して、その適正表示内容を表示用データとし
て前記各モジュールMU1〜4に送信し、一方、前記各
モジュールMU1〜4は、前記中央制御部CUから受信
した前記表示用データに基づいて、前記ランプ等の表示
手段に対して駆動信号を出力するように構成されてい
る。
【0060】上記刈高制御の場合について具体的に説明
すると、中央制御部CUは、前記基本スイッチモジュー
ルMU1からの受信データによって、刈高制御の起動ス
イッチ44aのオン状態を確認すると、基本スイッチモ
ジュールMU1に対して、照光式スイッチに構成された
上記起動スイッチ44aを点灯させる指令データを送信
するとともに、表示用モジュールMU4に対して、主L
CD70eに刈高制御の起動メッセージを表示する表示
指令を送信する。そして、基本スイッチモジュールMU
1は、中央制御部CUから受信した点灯指令データに従
って、上記刈高制御の起動スイッチ44aを点灯作動さ
せ、表示用モジュールMU4は、中央制御部CUから受
信した表示指令に従って、上記主LCD70eに、「刈
高自動[入]」のメッセージを、所定時間(例えば、5
秒間)表示する。尚、刈高制御の起動スイッチ44aを
オフしたときには、上記主LCD70eに、「刈高自動
[切]」のメッセージが、所定時間(例えば、5秒間)
表示され、又、前記刈高さ調整ボリューム44bを操作
して、目標高さ情報を変更するときにも、中央制御部C
Uと表示用モジュールMU4の間の通信に基づいて、刈
高さ調整ボリューム44bによって変更される目標刈高
さの値が、主LCD70eにバーグラフ表示される。
【0061】上記と同様にして、方向制御の場合には、
中央制御部CUは、前記基本スイッチモジュールMU1
からの受信データによって、方向制御の起動スイッチ4
3aのオン状態を確認すると、基本スイッチモジュール
MU1に対して、照光式スイッチに構成された上記起動
スイッチ43aを点灯させる指令データを送信するとと
もに、表示用モジュールMU4に対して、主LCD70
eに方向制御の起動メッセージを表示する表示指令を送
信する。そして、基本スイッチモジュールMU1は、中
央制御部CUから受信した点灯指令データに従って、上
記方向制御の起動スイッチ43aを点灯作動させ、表示
用モジュールMU4は、中央制御部CUから受信した表
示指令データに従って、上記主LCD70eに、「方向
自動[入]」のメッセージを、所定時間(例えば、5秒
間)表示する。尚、方向制御の起動スイッチ43aをオ
フしたときには、上記主LCD70eに、「方向自動
[切]」のメッセージが、所定時間(例えば、5秒間)
表示され、又、前記旋回力切換ボリューム43bを操作
して、旋回力の情報を変更するときにも、中央制御部C
Uと表示用モジュールMU4の間の通信に基づいて、旋
回力切換ボリューム43bによって変更される旋回力の
値が、主LCD70eに、数値情報として表示される。
【0062】次に、図21〜図23に示すフローチャー
トに基づいて、前記中央制御部CUにおける制御動作に
ついて説明する。メインスイッチMWがオンされて電源
が投入され、中央制御部CUに電力が供給されると
(尚、このとき、各高速端末部LU1〜5及び各モジュ
ールMU1〜4にも電力が供給される。)、先ず、CP
Uのリセット状態が解除されて制御が立ち上がる。そし
て、イニシャライズ処理を行った後、設定時間間隔(5
ms)でアナログ式センサからのアナログ信号及びパル
ス式センサからのパルス信号の入力処理を行い、メイン
スイッチがオンしてから全ての高速端末部LU1〜5及
びモジュールMU1〜4の動作が安定化するのに必要な
時間(例えば250ms)が経過するまで、各モジュー
ルMU1〜4との間の低速通信処理を停止するととも
に、ゲートアレイGA1をリセット状態に保持して各高
速端末部LU1〜5との間の高速通信処理を停止にさせ
る(#1〜#6)。
【0063】上記全ての高速端末部LU1〜5及びモジ
ュールMU1〜4の動作が安定化するのに必要な時間が
経過すると、CPUは、各モジュールMU1〜4との間
の低速通信処理を開始するとともに、ゲートアレイGA
1のリセットを解除して各高速端末部LU1〜5との高
速通信処理を開始する(#7〜#8)。ここで、上記低
速通信処理及び高速通信処理は、前述のように割り込み
処理によって行われ、送信割り込み処理では、図22に
示すように、各高速端末部LU及びモジュールMUに対
する入力又は出力の要求信号を送信する送信処理を行
い、受信割り込み処理では、図23に示すように、各高
速端末部LU及びモジュールMUからの返信信号を受信
する受信処理を行う。
【0064】上記低速通信処理及び高速通信処理によっ
て、CPUが各センサ類SWや手動スイッチや調整ボリ
ューム等からの入力データを十分に蓄積して、システム
の立ち上がりを確認すると、CPUは上記各データに基
づいてアクチュエータ類AKの駆動内容及び表示手段H
Sの表示内容を判断するための演算処理を行う(#5、
#9)。尚、この演算にて求めた駆動データ及び表示デ
ータは、低速通信処理及び高速通信処理にて、各高速端
末部LU及びモジュールMUに送信される。
【0065】コンバインの作動を停止すべく、メインス
イッチMWがオフされると、CPUは、前記低速通信処
理を停止するとともに、ゲートアレイGA1をリセット
して前記高速通信処理を停止させる(#4、#10〜#
11)。そして、メインスイッチオフ後の5sec間、
エンジン停止用のソレノイドを駆動してエンジンへの燃
料供給を遮断するとともに、CPU内のRAM等のメモ
リに蓄積されている各端末制御部LU,MUにおける各
センサ類の検出データや手動スイッチ及び調整ボリュー
ム等のデータ(制御目標や制御状態の情報)を前記メモ
リMEMに一括して書き込む処理を行い、5sec経過
すると上記ソレノイドの駆動を停止する(#12〜#1
5)。尚、上記メモリMEMに書き込まれた制御目標や
制御状態の情報は、次回の制御開始時における参照デー
タとして使用される。
【0066】図24に示すフローチャートに基づいて、
各高速端末部LU1〜5における制御動作について説明
する。先ず、受信データ中のアドレスによって自己に対
するポーリング信号か否かを判断し、自己に対するポー
リング信号であることが判ると、センサ類SWからの入
力データの要求かアクチュエータ類AKに対する出力要
求かを判断し、入力要求の場合には、センサ類SWから
の検出信号を入力し、それに基づいて返信用のセンサデ
ータを作成する一方、出力要求の場合には、受信したデ
ータをアクチュエータ類AKに対する駆動信号として出
力し、返信用のACKデータを作成する。そして、上記
作成したセンサデータ又はACKデータを中央制御部C
Uへ送信する。
【0067】図25に示すフローチャートに基づいて、
各モジュールMU1〜4における制御動作について説明
する。先ず、受信データ中のアドレスによって自己に対
するポーリング信号か否かを判断し、自己に対するポー
リング信号であることが判ると、手動スイッチや調整ボ
リューム等からの入力データの要求か、表示ランプやメ
ータやLCD表示器に対する出力要求かを判断し、入力
要求の場合には、手動スイッチや調整ボリューム等から
の検出信号を入力し、それに基づいて返信用のデータを
作成する一方、出力要求の場合には、受信したデータに
基づいて表示ランプやメータやLCD表示器に対して駆
動信号を出力し、返信用のACKデータを作成する。そ
して、上記作成した返信データを、中央制御部CUに対
して送信する。
【0068】〔別実施形態〕上記実施形態では、2つの
情報入力部(具体的には、アンローダスイッチモジュー
ルMU2と、水平制御スイッチモジュールMU3)が、
同仕様に構成されて、つまり、手動操作部SSとして、
3個の押しボタンスイッチと、1個の十字式スイッチ
と、1個のボリュームとを備えて、それら全てのスイッ
チやボリュームの入力信号を、モジュール間で代用でき
る場合について説明したが、これ以外に、手動操作部S
Sの一部についてだけ代用する構成でもよい。
【0069】以下、水平制御スイッチモジュールMU3
が、アンローダスイッチモジュールMU2と同仕様でな
い場合について、図30に基づいて説明する。この水平
アンローダスイッチモジュールMU2には、上記実施形
態と同一構成の手動操作部SSとして、十字操作キー式
の上昇・下降・右旋回・左旋回用の手動操作スイッチ5
1cが備えられるとともに、上記実施形態と異なる構成
の手動操作部SSとして、アンローダ32を自動作動さ
せる自動スイッチ51a、アンローダ32を停止させる
停止スイッチ51b、照光式の押しボタンスイッチに構
成されたモミ排出スイッチ51d、タンク張出し開スイ
ッチ51e、タンク張出し閉スイッチ51f、及び、ア
ンローダ32の目標停止位置を機体左側、機体後部側、
機体右側のうちから選択する停止位置選択ボリューム5
1gが備えられている。そして、上記手動操作スイッチ
51cの機能だけが、前記水平制御スイッチモジュール
MU3の手動操作スイッチ60dによって代用して入力
できるように構成されている。
【0070】次に、切換手段100の別実施形態につい
て説明する。上記実施形態では、2つの情報入力部(ア
ンローダスイッチモジュールMU2と、水平制御スイッ
チモジュールMU3)の制御部CUへの接続位置を付け
換えて、夫々前記正規入力状態と前記代用入力状態とを
切り換えるように構成したが、以下、付け換えずに切り
換えるように構成した別形態について説明する。つま
り、人為操作指令に基づいて正規入力状態又は代用入力
状態への切換え指令を指令する切換指令手段KSが設け
られ、前記切換手段100は、前記切換用の情報入力部
(例えば水平制御スイッチモジュールMU3)が前記制
御部CUに接続されている状態で、前記切換指令手段K
Sにて正規入力状態への切換えが指令された場合に正規
入力状態に切り換えられ、且つ、前記切換指令手段KS
にて代用入力状態への切換えが指令された場合に代用入
力状態に切り換えられるように構成されている。
【0071】具体的には、前述のように、前記2つの情
報入力部(アンローダスイッチモジュールMU2と、水
平制御スイッチモジュールMU3)の夫々が、手動操作
にて前記制御用情報を入力するための手動操作部SS
と、その手動操作部SSの入力情報を共通の通信線T2
を介して前記制御部CUに対して前記制御用情報として
送信するための通信処理部29とを備えて構成されてい
るものにおいて、図31に示すように、切換手段100
が、前記切換用の情報入力部(例えば水平制御スイッチ
モジュールMU3)に備えた前記通信処理部29にて構
成されるとともに、前記切換指令手段KSが、前記切換
え指令をその切換用の情報入力部(例えば水平制御スイ
ッチモジュールMU3)に備えた通信処理部29に対し
て指令する、例えば押しボタン式の切換指令スイッチ6
0fにて構成され、その水平制御スイッチモジュールM
U3に備えた通信処理部29は、前記切換指令スイッチ
60fにて前記正規入力状態への切換えが指令された場
合(切換指令スイッチ60fが押されず、オープン状態
のとき)に、水平制御スイッチモジュールMU3に備え
た前記手動操作部SSの入力情報を水平制御スイッチモ
ジュールMU3に対応する前記制御用情報として送信す
る通信処理を実行し、且つ、前記切換指令スイッチ60
fにて前記代用入力状態への切換えが指令された場合
(切換指令スイッチ60fが押されて、接地状態のと
き)に、水平制御スイッチモジュールMU3に備えた前
記手動操作部SSの入力情報を前記他方の情報入力部
(アンローダスイッチモジュールMU2)に対応する前
記制御用情報として送信する通信処理を実行するように
構成されている。又、上記切換指令手段KSが、前記切
換え指令を切換用の情報入力部(水平制御スイッチモジ
ュールMU3)に備えた通信処理部29に対して指令す
る場合に、押しボタン式の切換指令スイッチ60fで直
接入力させる手段の外に、例えば、中央制御部CUに備
えたスイッチ等にて切換え情報を入力させ、この入力に
基づいて中央制御部CU側から上記切換用の情報入力部
に切換え指令のコマンドデータを送信するように構成す
ることもできる。
【0072】上記実施形態では、情報入力部(アンロー
ダスイッチモジュールMU2と、水平制御スイッチモジ
ュールMU3)の夫々が、手動操作部SSと、その手動
操作部SSの入力情報を共通の通信線T2を介して前記
制御部CUに対して前記制御用情報として送信するため
の通信処理部29とを備えて構成され、前記切換手段1
00が前記切換用の情報入力部 (例えば水平制御スイ
ッチモジュールMU3)に備えた前記通信処理部29に
て構成したものを示したが、このような通信手段を介さ
ずに、各情報入力部を直接、制御部に接続して制御用情
報を入力するとともに、前記切換手段100を制御部に
て構成して、各情報入力部の制御部への接続位置を付け
換えて前記正規入力状態と前記代用入力状態とを切り換
えたり、あるいは、手動スイッチ等の前記切換指令手段
KSにて前記切換え指令を制御部に入力して前記正規入
力状態と前記代用入力状態とを切り換えるものでもよ
い。
【0073】上記実施形態では、切換手段100が、3
つのスイッチモジュールMU1〜MU3にて構成される
複数の情報入力部のうちの2つの情報入力部を、前記正
規入力状態と前記代用入力状態とに切り換え自在な切換
用の情報入力部に構成したものを示したが、たとえば、
1つのモジュールのみを切換用の情報入力部に構成した
り、あるいは、3つのスイッチモジュールMU1〜MU
3のすべてを切換用の情報入力部に構成してもよい。
【0074】上記実施形態では、複数種の制御を実行す
る制御部を、それら複数の制御を集中して実行する中央
制御部CUにて構成したものを示したが、これに限るも
のではなく、各制御を分けて実行する複数の制御部で構
成してもよい。
【0075】上記実施形態では、本発明を作業車として
のコンバインに適用して、複数種の制御として、アンロ
ーダ制御、機体姿勢制御、脱穀制御、扱深さ制御等を実
行するとともに、前記切換手段100による前記切換え
の対象となる切換用の情報入力部を、アンローダ制御用
の情報入力部MU2と、水平制御用の情報入力部MU3
にて構成するものを例示したが、これ以外の制御用の情
報入力部を切換用の情報入力部に構成するものでもよ
い。又、本発明をコンバイン以外の各種作業車に適用す
ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの全体側面図
【図2】コンバインの前部側面図
【図3】コンバインの概略平面図
【図4】脱穀部の縦断側面図
【図5】コンバインの動力伝達図
【図6】操縦部の平面図
【図7】操縦部の背面図
【図8】基本スイッチモジュールの正面図
【図9】アンローダスイッチモジュールの正面図
【図10】水平制御スイッチモジュールの正面図
【図11】表示用モジュールの正面図
【図12】コンバインの制御構成の全体を示すブロック
図
【図13】コンバインの制御構成の主要部を示す回路ブ
ロック図
【図14】通信用ICの回路構成図
【図15】高速通信処理でのポーリングセレクティング
信号の波形図
【図16】低速通信処理でのポーリングセレクティング
信号の波形図
【図17】スイッチモジュールの制御構成を示すブロッ
ク図
【図18】表示用モジュールの制御構成を示すブロック
図
【図19】コンバインの前部側の概略平面図
【図20】刈取昇降及び操向操作の駆動構成を示す回路
図
【図21】中央制御部での制御作動を示すフローチャー
ト
【図22】中央制御部での制御作動を示すフローチャー
ト
【図23】中央制御部での制御作動を示すフローチャー
ト
【図24】端末制御部での制御作動を示すフローチャー
ト
【図25】端末制御部での制御作動を示すフローチャー
ト
【図26】スイッチモジュールの取り付け構造を示す概
略断面図
【図27】水平制御スイッチモジュールの回路構成図
【図28】アンローダスイッチモジュールの回路構成図
【図29】水平制御スイッチモジュールをアンローダ用
に付け換えたときの回路構成図
【図30】別実施形態のアンローダスイッチモジュール
の正面図
【図31】別実施形態の水平制御スイッチモジュールの
回路構成図
【符号の説明】
29 通信処理部 32 アンローダ 100 切換手段 CU 制御部 CN2 接続部 CN3 接続部 KS 切換指令手段 SS 手動操作部 MU2 情報入力部 MU2 アンローダ制御用入力部 MU3 情報入力部 MU3 姿勢制御用入力部 T2 通信線 V 機体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A01F 12/32 A01F 12/32 C G05B 7/02 G05B 7/02 B Fターム(参考) 2B074 AA04 AB01 AC02 AD05 AF02 AG03 BA18 CB02 CB03 CE01 DA01 DA02 DA06 DB01 DB04 DE03 DE05 EB02 EB08 EB11 EC01 GC04 2B095 AA03 AA07 AA12 BA03 BA11 BA21 BA25 BA30 BB03 BB12 BB15 BB29 CA02 CB05 EA02 2B304 KA08 LA02 LA13 LB02 LB12 LC04 MC08 PA01 PA08 PB06 PC13 5H004 GA22 GA29 GB20 HA06 HA07 HA16 HB06 HB07 HB11 JA22 JA23 JA29 JB03 JB05 JB08 JB09 KA03 KA80 LA15 LA18 LB03 MA05 MA22 MA26 MA33 MA34 MA38 MA41 MA42 MA47 MA51 MA52 MA53 5H209 AA17 BB08 BB09 BB18 CC07 CC11 DD01 DD08 EE03 GG01 HH13 JJ01 SS01 SS05 SS09

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種の制御を実行する制御部と、その
    制御部に対して前記複数種の制御のための制御用情報を
    手動操作にて各別に入力する複数の情報入力部とが設け
    られた作業機械の制御装置であって、 前記複数の情報入力部のうちの少なくとも1つの情報入
    力部の入力信号を、その情報入力部に対応する前記制御
    用情報の入力信号とする正規入力状態と、他の情報入力
    部にて本来入力されるべき前記制御用情報の入力信号に
    代用する代用入力状態とに切り換え自在な切換手段が設
    けられている作業機械の制御装置。
  2. 【請求項2】 前記正規入力状態と前記代用入力状態と
    に切り換えられる情報入力部が、前記他の情報入力部と
    同仕様に構成されている請求項1記載の作業機械の制御
    装置。
  3. 【請求項3】 前記切換手段は、 前記正規入力状態と前記代用入力状態とに切り換えられ
    る切換用の情報入力部がその情報入力部を前記制御部に
    接続させるための正規の接続部に接続されている場合に
    前記正規入力状態に切り換えられ、且つ、前記切換用の
    情報入力部が前記他の情報入力部を前記制御部に接続さ
    せるための他の接続部に付け換えて接続されている場合
    に前記代用入力状態に切り換えられるように構成されて
    いる請求項1又は2記載の作業機械の制御装置。
  4. 【請求項4】 前記情報入力部の夫々が、手動操作にて
    前記制御用情報を入力するための手動操作部と、その手
    動操作部の入力情報を共通の通信線を介して前記制御部
    に対して前記制御用情報として送信するための通信処理
    部とを備えて構成され、 前記切換手段が前記切換用の情報入力部に備えた前記通
    信処理部にて構成され、 その切換用の情報入力部に備えた前記通信処理部は、 前記切換用の情報入力部が前記正規の接続部に接続され
    ている場合に、前記手動操作部の入力情報をその情報入
    力部に対応する前記制御用情報として送信する通信処理
    を実行し、且つ、前記切換用の情報入力部が前記他の接
    続部に付け換えて接続されている場合に、前記手動操作
    部の入力情報を前記他の情報入力部に対応する前記制御
    用情報として送信する通信処理を実行するように構成さ
    れている請求項3記載の作業機械の制御装置。
  5. 【請求項5】 人為操作指令に基づいて、前記正規入力
    状態又は前記代用入力状態への切換え指令を指令する切
    換指令手段が設けられ、 前記切換手段は、 前記正規入力状態と前記代用入力状態とに切り換えられ
    る切換用の情報入力部が前記制御部に接続されている状
    態で、前記切換指令手段にて前記正規入力状態への切換
    えが指令された場合に前記正規入力状態に切り換えら
    れ、且つ、前記切換指令手段にて前記代用入力状態への
    切換えが指令された場合に前記代用入力状態に切り換え
    られるように構成されている請求項1又は2記載の作業
    機械の制御装置。
  6. 【請求項6】 前記情報入力部の夫々が、手動操作にて
    前記制御用情報を入力するための手動操作部と、その手
    動操作部の入力情報を共通の通信線を介して前記制御部
    に対して前記制御用情報として送信するための通信処理
    部とを備えて構成され、 前記切換手段が、前記切換用の情報入力部に備えた前記
    通信処理部にて構成されるとともに、前記切換指令手段
    が、前記切換え指令を前記切換用の情報入力部に備えた
    前記通信処理部に対して指令するように構成され、 前記切換用の情報入力部に備えた前記通信処理部は、 前記切換指令手段にて前記正規入力状態への切換えが指
    令された場合に、前記手動操作部の入力情報を前記切換
    用の情報入力部に対応する前記制御用情報として送信す
    る通信処理を実行し、且つ、前記切換指令手段にて前記
    代用入力状態への切換えが指令された場合に、前記手動
    操作部の入力情報を前記他の情報入力部に対応する前記
    制御用情報として送信する通信処理を実行するように構
    成されている請求項5記載の作業機械の制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項に記載の作
    業機械の制御装置を備えたコンバインであって、 前記複数の情報入力部として、穀粒排出用のアンローダ
    の作動制御用情報を入力するアンローダ制御用入力部
    と、機体の姿勢制御用情報を入力する姿勢制御用入力部
    とが設けられているコンバイン。
JP08218999A 1999-03-25 1999-03-25 作業機械の制御装置 Expired - Fee Related JP3703334B2 (ja)

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JP2008148644A (ja) * 2006-12-19 2008-07-03 Kubota Corp 作業車の操作構造

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