JP2000276236A - 圧力調整器 - Google Patents
圧力調整器Info
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Landscapes
- Control Of Fluid Pressure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 二次圧力の急激な変化によるダイヤフラムの
偏心や傾きを制限し、ダイヤフラム部品が二次室の周壁
面に強く衝突して異音を発生することをなくす。 【解決手段】 二次圧力の変動を感知して変位し一次室
2から二次室6への流体流量を制御する弁体20を動作
させるダイヤフラム9に重ねたダイヤフラムプラグ12
の外側周縁に案内裾体25を設けた。案内裾体25は二
次室6にその周壁面と狭い隙間を有して装入され、偏心
や傾きを僅かにとどめてダイヤフラムプラグ12が周壁
面に強く衝突しないように働く。
偏心や傾きを制限し、ダイヤフラム部品が二次室の周壁
面に強く衝突して異音を発生することをなくす。 【解決手段】 二次圧力の変動を感知して変位し一次室
2から二次室6への流体流量を制御する弁体20を動作
させるダイヤフラム9に重ねたダイヤフラムプラグ12
の外側周縁に案内裾体25を設けた。案内裾体25は二
次室6にその周壁面と狭い隙間を有して装入され、偏心
や傾きを僅かにとどめてダイヤフラムプラグ12が周壁
面に強く衝突しないように働く。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は二次圧力の変動をダ
イヤフラムに感知させ、その変位に応じて弁体を動作さ
せることにより一次室から二次室への流体流量を制御し
て二次圧力を一定圧力に調整する圧力調整器、殊に二次
側の要求流量が大幅に変化する気体の圧力調整に適する
圧力調整器に関するものである。
イヤフラムに感知させ、その変位に応じて弁体を動作さ
せることにより一次室から二次室への流体流量を制御し
て二次圧力を一定圧力に調整する圧力調整器、殊に二次
側の要求流量が大幅に変化する気体の圧力調整に適する
圧力調整器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】二次圧力の変動を感知して変位するダイ
ヤフラムによって一次室から二次室への流体流量を制御
する弁体を動作させ、二次圧力が一定圧力となるように
調整する圧力調整器は、液体および気体を問わず幅広い
分野で使用されている。
ヤフラムによって一次室から二次室への流体流量を制御
する弁体を動作させ、二次圧力が一定圧力となるように
調整する圧力調整器は、液体および気体を問わず幅広い
分野で使用されている。
【0003】例えば、埋蔵量が膨大であること、エンジ
ン排気が低公害であることなどの理由から、自動車エン
ジンにおいてガソリンに代る燃料として注目されている
圧縮天然ガスも圧力調整器を必要とし、そのための圧力
調整器が多種類提供されている。
ン排気が低公害であることなどの理由から、自動車エン
ジンにおいてガソリンに代る燃料として注目されている
圧縮天然ガスも圧力調整器を必要とし、そのための圧力
調整器が多種類提供されている。
【0004】図7は自動車に搭載して圧縮天然ガスを減
圧することを目的として開発された圧力調整器の一例を
示したものであって、本体51には一次室54と二次室
56と弁座58とを設けて入口55から一次室54に入
った流体が弁座口59より二次室56に流入して出口5
7から送出されるようになっている。
圧することを目的として開発された圧力調整器の一例を
示したものであって、本体51には一次室54と二次室
56と弁座58とを設けて入口55から一次室54に入
った流体が弁座口59より二次室56に流入して出口5
7から送出されるようになっている。
【0005】本体51とカバー体52との間にはダイヤ
フラム53の周縁部が挟み固定されており、このダイヤ
フラム53の二次室56側の面には平板状のダイヤフラ
ムプラグ61が、カバー体52の内部のばね室60側の
面には皿状のダイヤフラムリテーナ62およびダンパば
ね63の基部がそれぞれ重ねられ、ダイヤフラムプラグ
61の中心に突設したねじ64に螺装したナット65に
よってこれらが一体に結合されている。
フラム53の周縁部が挟み固定されており、このダイヤ
フラム53の二次室56側の面には平板状のダイヤフラ
ムプラグ61が、カバー体52の内部のばね室60側の
面には皿状のダイヤフラムリテーナ62およびダンパば
ね63の基部がそれぞれ重ねられ、ダイヤフラムプラグ
61の中心に突設したねじ64に螺装したナット65に
よってこれらが一体に結合されている。
【0006】ばね室60には内側周面に沿って薄肉筒状
のダンパばねリテーナ66が内装されており、基部から
立上った板ばね状のダンパばね63がダンパばねリテー
ナ66に接触しているとともに、圧縮コイルばねからな
る調整ばね67がダンパばね63の内側に位置してダン
パ室60に装入されダイヤフラム53を二次室56へ向
けて付勢している。
のダンパばねリテーナ66が内装されており、基部から
立上った板ばね状のダンパばね63がダンパばねリテー
ナ66に接触しているとともに、圧縮コイルばねからな
る調整ばね67がダンパばね63の内側に位置してダン
パ室60に装入されダイヤフラム53を二次室56へ向
けて付勢している。
【0007】一方、ダイヤフラム53の中心に位置させ
て弁軸69の基端がダイヤフラムプラグ61に取付けら
れ弁プラグ68によって固定されている。この弁軸69
は二次室56,弁座口59を貫通し、その先端は一次室
54に装入された弁体70に結合されている。
て弁軸69の基端がダイヤフラムプラグ61に取付けら
れ弁プラグ68によって固定されている。この弁軸69
は二次室56,弁座口59を貫通し、その先端は一次室
54に装入された弁体70に結合されている。
【0008】二次室56の流体圧力、即ち二次圧力が高
くなるとダイヤフラム53が調整ばね67を圧縮してば
ね室60の方へ変位することによって、弁体70が弁座
58に接近し一次室54から二次室56への流体流量を
減少させるか或いは着座して二次圧力を低下させる。二
次圧力が低くなるとダイヤフラム53が調整ばね67の
ばね荷重で二次室56の方へ変位することによって、弁
体70が弁座58から大きく離れ一次室54から二次室
56への流体流量を増加させて二次圧力を上昇させる。
この動作により二次圧力が所定の一定圧力に調整される
ことは通常のダイヤフラム式圧力調整器と全く同じであ
る。
くなるとダイヤフラム53が調整ばね67を圧縮してば
ね室60の方へ変位することによって、弁体70が弁座
58に接近し一次室54から二次室56への流体流量を
減少させるか或いは着座して二次圧力を低下させる。二
次圧力が低くなるとダイヤフラム53が調整ばね67の
ばね荷重で二次室56の方へ変位することによって、弁
体70が弁座58から大きく離れ一次室54から二次室
56への流体流量を増加させて二次圧力を上昇させる。
この動作により二次圧力が所定の一定圧力に調整される
ことは通常のダイヤフラム式圧力調整器と全く同じであ
る。
【0009】ダンパばね63は二次圧力の急激な変化の
際にダイヤフラム53に発生する振動を吸収するもので
あり、或る程度硬い材料で作られているためばね室60
の周壁面に直接摺動させることなく硬質材料で作ったダ
ンパばねリテーナ66に接触させている。
際にダイヤフラム53に発生する振動を吸収するもので
あり、或る程度硬い材料で作られているためばね室60
の周壁面に直接摺動させることなく硬質材料で作ったダ
ンパばねリテーナ66に接触させている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前記の圧力調整器を自
動車エンジンの燃料系に組込んで圧縮天然ガスの減圧に
使用した場合、燃料要求流量が大幅に変化する自動車の
過度運転時に二次圧力の急激な変化を生じる。特に、加
速運転時に燃料要求流量が急増するために二次圧力が急
激に低下してダイヤフラム53を弁軸69の軸線方向、
即ち図の上下方向へ振動させるだけでなく横方向へ偏心
させ、更にこれらが複合して傾けるという現象を生じ
る。
動車エンジンの燃料系に組込んで圧縮天然ガスの減圧に
使用した場合、燃料要求流量が大幅に変化する自動車の
過度運転時に二次圧力の急激な変化を生じる。特に、加
速運転時に燃料要求流量が急増するために二次圧力が急
激に低下してダイヤフラム53を弁軸69の軸線方向、
即ち図の上下方向へ振動させるだけでなく横方向へ偏心
させ、更にこれらが複合して傾けるという現象を生じ
る。
【0011】ダイヤフラム53が偏心し或るいは傾く
と、円板状のダイヤフラムプラグ61も一体に動いて二
次室56の周壁面に衝突して異音を発し、自動車の運転
者や同乗者に不安感や不快感を与える。また、ダイヤフ
ラム53のこのような不規則な動きは弁体70の動作を
不安定とし、二次圧力の早期回復にも悪影響を及ぼす。
と、円板状のダイヤフラムプラグ61も一体に動いて二
次室56の周壁面に衝突して異音を発し、自動車の運転
者や同乗者に不安感や不快感を与える。また、ダイヤフ
ラム53のこのような不規則な動きは弁体70の動作を
不安定とし、二次圧力の早期回復にも悪影響を及ぼす。
【0012】本発明はダイヤフラムにダンパばねを具え
たものにおいても二次圧力の急激な変化に伴う偏心や傾
きを防止することができない、という前記課題を解決す
るためになされたものであって、自動車エンジンの燃料
系のように燃料要求流量が急激且つ大幅に変化する系に
使用しても安定した動作が期待できる圧力調整器を得る
ことを目的とする。
たものにおいても二次圧力の急激な変化に伴う偏心や傾
きを防止することができない、という前記課題を解決す
るためになされたものであって、自動車エンジンの燃料
系のように燃料要求流量が急激且つ大幅に変化する系に
使用しても安定した動作が期待できる圧力調整器を得る
ことを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】一次室から二次室への流
体流量を制御する弁体が二次圧力を感知して変化するダ
イヤフラムによって動作し、二次圧力を一定圧力となる
ように調整する圧力調整器がもっている前記課題を解決
するために、本発明は次のようにした。
体流量を制御する弁体が二次圧力を感知して変化するダ
イヤフラムによって動作し、二次圧力を一定圧力となる
ように調整する圧力調整器がもっている前記課題を解決
するために、本発明は次のようにした。
【0014】即ち、第一の発明はダイヤフラムの二次室
側の面に重ねられたダイヤフラムプラグの外側周縁に案
内裾体を設け、この案内裾体を二次室にその周壁面との
間に狭い隙間を有して装入したものである。
側の面に重ねられたダイヤフラムプラグの外側周縁に案
内裾体を設け、この案内裾体を二次室にその周壁面との
間に狭い隙間を有して装入したものである。
【0015】次に、第二の発明はダイヤフラムの二次室
側の面に重ねられて弁体の弁軸を固定する弁プラグの外
側周縁に案内裾体を設け、この案内裾体を二次室にその
周壁面との間に狭い隙間を有して装入したものである。
側の面に重ねられて弁体の弁軸を固定する弁プラグの外
側周縁に案内裾体を設け、この案内裾体を二次室にその
周壁面との間に狭い隙間を有して装入したものである。
【0016】また、第三の発明はダイヤフラムの二次室
と反対側に形成されているばね室側の面に重ねられたダ
イヤフラムリテーナの外側周縁に案内裾体を設け、この
案内裾体をばね室にその周壁面との間に狭い隙間を有し
て装入したものである。
と反対側に形成されているばね室側の面に重ねられたダ
イヤフラムリテーナの外側周縁に案内裾体を設け、この
案内裾体をばね室にその周壁面との間に狭い隙間を有し
て装入したものである。
【0017】更に、第四の発明はダイヤフラムの二次室
と反対側に形成されているばね室の中心に案内筒体を設
けるとともに、ダイヤフラムの中心に軸部材を突設し、
案内筒体に軸部材を狭い隙間を有して挿入したものであ
る。
と反対側に形成されているばね室の中心に案内筒体を設
けるとともに、ダイヤフラムの中心に軸部材を突設し、
案内筒体に軸部材を狭い隙間を有して挿入したものであ
る。
【0018】第一,第二および第三の発明における案内
裾体は二次室またはばね室の周壁面との間に隙間を有す
るためダイヤフラムの正常な変位を妨げないが、僅かな
偏心や傾きで周壁面に激しい衝突を伴うことなく接触
し、異音を発生しないとともに弁体の動きを不安定にし
ない。また、第四の発明における案内筒体および軸部材
は第一,第二,第三の発明における内壁面および案内裾
体とそれぞれ対応しており、ダイヤフラムの正常な変位
を妨げないとともに異音の発生、弁体の不安定をなく
す。
裾体は二次室またはばね室の周壁面との間に隙間を有す
るためダイヤフラムの正常な変位を妨げないが、僅かな
偏心や傾きで周壁面に激しい衝突を伴うことなく接触
し、異音を発生しないとともに弁体の動きを不安定にし
ない。また、第四の発明における案内筒体および軸部材
は第一,第二,第三の発明における内壁面および案内裾
体とそれぞれ対応しており、ダイヤフラムの正常な変位
を妨げないとともに異音の発生、弁体の不安定をなく
す。
【0019】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施の形
態を説明する。図1,図3,図4,図5および図6は本
発明のそれぞれ異なる実施の形態を示すものであって、
先ずこれらに共通の構成を説明する。
態を説明する。図1,図3,図4,図5および図6は本
発明のそれぞれ異なる実施の形態を示すものであって、
先ずこれらに共通の構成を説明する。
【0020】本体1は一次室2と弁座4と二次室6とを
下から上へ順に有しており、一次室2の底面は本体プラ
グ8によって閉止されているとともに、二次室6の上面
はダイヤフラム9によって閉止されている。また、カバ
ー体10は下方へ開放したばね室11を有しており、本
体1の上にダイヤフラム9の周縁部を挟み込んで重ね固
定されている。流体は入口3から一次室2に入り、弁座
口5,二次室6を経て出口7から送出される。
下から上へ順に有しており、一次室2の底面は本体プラ
グ8によって閉止されているとともに、二次室6の上面
はダイヤフラム9によって閉止されている。また、カバ
ー体10は下方へ開放したばね室11を有しており、本
体1の上にダイヤフラム9の周縁部を挟み込んで重ね固
定されている。流体は入口3から一次室2に入り、弁座
口5,二次室6を経て出口7から送出される。
【0021】ダイヤフラム9の二次室6側の面には平板
状のダイヤフラムプラグ12が、ばね室11側の面には
外側周縁を立上がらせた皿状のダイヤフラムリテテーナ
13がそれぞれ重ねられ、ダイヤフラムプラグ12の中
心にダイヤフラム9,ダイヤフラムリテーナ13を貫通
させて突設したねじ14にナット15を螺装することに
よってこれらが一体に結合されている。
状のダイヤフラムプラグ12が、ばね室11側の面には
外側周縁を立上がらせた皿状のダイヤフラムリテテーナ
13がそれぞれ重ねられ、ダイヤフラムプラグ12の中
心にダイヤフラム9,ダイヤフラムリテーナ13を貫通
させて突設したねじ14にナット15を螺装することに
よってこれらが一体に結合されている。
【0022】ばね室11には圧縮コイルばねからなる調
整ばね16が装入されダイヤフラム9を二次室6へ向け
て付勢しているとともに、板ばね状のダンパばね17が
調整ばね16の外側方に配置装入されている。
整ばね16が装入されダイヤフラム9を二次室6へ向け
て付勢しているとともに、板ばね状のダンパばね17が
調整ばね16の外側方に配置装入されている。
【0023】一方、ダイヤフラム9の中心に位置させて
これと直角に弁軸18が配置され、その基端の弁ナット
19がダイヤフラムプラグ12に嵌込まれて弁プラグ2
1により脱落しないように固定されている。弁軸18は
二次室6,弁座口5を貫通し、その先端は一次室2に装
入した弁体20に結合されている。
これと直角に弁軸18が配置され、その基端の弁ナット
19がダイヤフラムプラグ12に嵌込まれて弁プラグ2
1により脱落しないように固定されている。弁軸18は
二次室6,弁座口5を貫通し、その先端は一次室2に装
入した弁体20に結合されている。
【0024】そして、二次室6の流体圧力、即ち二次圧
力と調整ばね16のばね荷重とが平衡した位置に変位す
るダイヤフラム9によって弁体20が弁座4に接近或い
は着座し、または反対に弁体20が弁座4から大きく離
間することによって一次室2から二次室6への流体流量
を制御して二次圧力を所定の一定圧力に調整するもので
あり、このことは従来のものと同じである。
力と調整ばね16のばね荷重とが平衡した位置に変位す
るダイヤフラム9によって弁体20が弁座4に接近或い
は着座し、または反対に弁体20が弁座4から大きく離
間することによって一次室2から二次室6への流体流量
を制御して二次圧力を所定の一定圧力に調整するもので
あり、このことは従来のものと同じである。
【0025】ダンパばね17は二次圧力の急激な変化の
際にダイヤフラム9に発生する弁軸18の中心軸線方向
の振動を吸収するものであり、周方向等間隔で複数設け
られている。また、図1,図3,図4および図6に示し
た形態のものは平板状の基部17aをダイヤフラムリテ
ーナ13に重ねてナット15により固定し、それより立
上ったダンパばね17をばね室11にその周壁面に重ね
て内装したダンパばねリテーナ22に接触させている。
ダンパばね17はダンパ効果をもたせるために或る程度
硬い材料で作る必要があり、アルミニウム合金などの一
般的に比較的軟質の材料で作られるカバー体10が摩耗
することのないようにダンパばねリテーナ22を設けた
ものであり、従ってダンパばねリテーナ22は硬質材料
で作られている。
際にダイヤフラム9に発生する弁軸18の中心軸線方向
の振動を吸収するものであり、周方向等間隔で複数設け
られている。また、図1,図3,図4および図6に示し
た形態のものは平板状の基部17aをダイヤフラムリテ
ーナ13に重ねてナット15により固定し、それより立
上ったダンパばね17をばね室11にその周壁面に重ね
て内装したダンパばねリテーナ22に接触させている。
ダンパばね17はダンパ効果をもたせるために或る程度
硬い材料で作る必要があり、アルミニウム合金などの一
般的に比較的軟質の材料で作られるカバー体10が摩耗
することのないようにダンパばねリテーナ22を設けた
ものであり、従ってダンパばねリテーナ22は硬質材料
で作られている。
【0026】本発明の目的である、ダイヤフラム9の偏
心や傾きによるダイヤフラムプラグ12の二次室6の周
側壁への激しい衝突の防止を達成させるため、図1に示
した実施の形態ではダイヤフラムプラグ12の外側周縁
にダイヤフラム9と反対方向へ向かう環状の案内裾体2
5を一体成形により設け、この案内裾体25を二次室6
にその周壁面との間に狭い隙間を有して挿入した。この
ものは請求項1に記載した第一の発明の一形態である。
心や傾きによるダイヤフラムプラグ12の二次室6の周
側壁への激しい衝突の防止を達成させるため、図1に示
した実施の形態ではダイヤフラムプラグ12の外側周縁
にダイヤフラム9と反対方向へ向かう環状の案内裾体2
5を一体成形により設け、この案内裾体25を二次室6
にその周壁面との間に狭い隙間を有して挿入した。この
ものは請求項1に記載した第一の発明の一形態である。
【0027】前記の隙間はダイヤフラム9の正常な変位
動作を妨げないが、僅かな偏心または傾きで案内裾体2
5が二次室6の周壁面に接触することにより、激しい衝
突が回避され異音を発生させない。また、偏心や傾きが
僅かであるため弁体20の動きが不安定とならず、二次
圧力の急激且つ大幅な変化を早期回復させることができ
る。
動作を妨げないが、僅かな偏心または傾きで案内裾体2
5が二次室6の周壁面に接触することにより、激しい衝
突が回避され異音を発生させない。また、偏心や傾きが
僅かであるため弁体20の動きが不安定とならず、二次
圧力の急激且つ大幅な変化を早期回復させることができ
る。
【0028】図2は図1のダイヤフラムプラグ12およ
び案内裾体25と二次室6との関係を説明する図であっ
て、高さLの案内裾体25を有する外径Dのダイヤフラ
ムプラグ12が内径D0の二次室6に装入され、角度θ
で傾いている。これらの間には、 Sinθ=(D0−D)/L の関係があり、この式よりDを変化させたときθは直線
的に変化するが、Lを変化させたときθは双曲線的に変
化することが判る。これより、案内裾体25の高さLを
大きくするとθを大幅に小さく、即ち傾きを著しく小さ
い角度に制限することができる。
び案内裾体25と二次室6との関係を説明する図であっ
て、高さLの案内裾体25を有する外径Dのダイヤフラ
ムプラグ12が内径D0の二次室6に装入され、角度θ
で傾いている。これらの間には、 Sinθ=(D0−D)/L の関係があり、この式よりDを変化させたときθは直線
的に変化するが、Lを変化させたときθは双曲線的に変
化することが判る。これより、案内裾体25の高さLを
大きくするとθを大幅に小さく、即ち傾きを著しく小さ
い角度に制限することができる。
【0029】従って、図1の形態においてはダイヤフラ
ム9の正常な変位を妨げない程度に案内裾体25を高く
作るのが好ましい。また、このことによりダイヤフラム
プラグ12の外径Dを小さくしてその小形化を計ること
が可能である。
ム9の正常な変位を妨げない程度に案内裾体25を高く
作るのが好ましい。また、このことによりダイヤフラム
プラグ12の外径Dを小さくしてその小形化を計ること
が可能である。
【0030】図3に示した実施の形態のものは、弁プラ
グ21をダイヤフラムプラグ12よりも大径の円板に形
成し、その外側周縁に環状の案内裾体26を一体に設
け、この案内裾体26を二次室6にその周壁面との間に
狭い空隙を有して装入したものである。このものは請求
項2に記載した第二の発明の一形態である。
グ21をダイヤフラムプラグ12よりも大径の円板に形
成し、その外側周縁に環状の案内裾体26を一体に設
け、この案内裾体26を二次室6にその周壁面との間に
狭い空隙を有して装入したものである。このものは請求
項2に記載した第二の発明の一形態である。
【0031】図3の形態における案内裾体26は図1の
形態における案内裾体25と全く同じ機能を有し、ダイ
ヤフラム9の偏心や傾きによる異音の発生を防止すると
ともに弁体20の不安定な動きをなくす。
形態における案内裾体25と全く同じ機能を有し、ダイ
ヤフラム9の偏心や傾きによる異音の発生を防止すると
ともに弁体20の不安定な動きをなくす。
【0032】図4,図5および図6に示した実施の形態
のものは、ダイヤフラム9の偏心および傾きの抑制手段
を二次室6の側に設ける代りにばね室11の側に設けた
点で図1,図3のものと相違している。
のものは、ダイヤフラム9の偏心および傾きの抑制手段
を二次室6の側に設ける代りにばね室11の側に設けた
点で図1,図3のものと相違している。
【0033】図4に示した実施の形態のものは、ダイヤ
フラムリテーナ13の外側周縁の立上り部を延長して環
状の案内裾体27を連続一体形成し、この案内裾体27
をばね室11にその周壁面との間に僅かな隙間を有して
挿入したものである。このものは請求項3に記載した第
三の発明の一形態である。
フラムリテーナ13の外側周縁の立上り部を延長して環
状の案内裾体27を連続一体形成し、この案内裾体27
をばね室11にその周壁面との間に僅かな隙間を有して
挿入したものである。このものは請求項3に記載した第
三の発明の一形態である。
【0034】この図4の形態における案内裾体27も前
記各形態の案内裾体25,26と同様の機能をもってい
る。そして、この形態のものは二次室6に案内裾体を設
けるスペースが得られない場合に有用である。
記各形態の案内裾体25,26と同様の機能をもってい
る。そして、この形態のものは二次室6に案内裾体を設
けるスペースが得られない場合に有用である。
【0035】図5は第三の発明の図4とは異なる実施の
形態を示すものである。この形態ではダイヤフラムリテ
ーナ13に設けた環状の案内裾体28をばね室11にそ
の周壁面との間に僅かな隙間を有して装入し、ダンパば
ね17を案内裾体28の内側面に接触させたものであ
る。ダンパばね17の平板状の基部17aはばね室11
の頂壁に重ねて固定されており、ばね室11にダンパば
ねリテーナ22を要しない構造である。また、ダンパば
ね17と案内裾体28との接触摺動によって摩耗粉を発
生することがあっても、この摩耗粉はダイヤフラムリテ
ーナ13が受けて溜め、他の部品に付着して悪影響を及
ぼすという心配がない。
形態を示すものである。この形態ではダイヤフラムリテ
ーナ13に設けた環状の案内裾体28をばね室11にそ
の周壁面との間に僅かな隙間を有して装入し、ダンパば
ね17を案内裾体28の内側面に接触させたものであ
る。ダンパばね17の平板状の基部17aはばね室11
の頂壁に重ねて固定されており、ばね室11にダンパば
ねリテーナ22を要しない構造である。また、ダンパば
ね17と案内裾体28との接触摺動によって摩耗粉を発
生することがあっても、この摩耗粉はダイヤフラムリテ
ーナ13が受けて溜め、他の部品に付着して悪影響を及
ぼすという心配がない。
【0036】図6に示した実施の形態のものは、前記各
実施の形態のものと異なり、ばね室11の中心部にダイ
ヤフラム9の偏心および傾きの抑制手段を設けたもので
ある。即ち、ばね室11の中心軸線上に位置させて頂壁
から案内筒体29を下向きに突出形成するとともに、ダ
イヤフラムプラグ12のねじ14を延長して軸部材30
を形成し、案内筒体29に軸部材30を狭い隙間を有し
て挿入した。
実施の形態のものと異なり、ばね室11の中心部にダイ
ヤフラム9の偏心および傾きの抑制手段を設けたもので
ある。即ち、ばね室11の中心軸線上に位置させて頂壁
から案内筒体29を下向きに突出形成するとともに、ダ
イヤフラムプラグ12のねじ14を延長して軸部材30
を形成し、案内筒体29に軸部材30を狭い隙間を有し
て挿入した。
【0037】この形態のものにおいては、ダイヤフラム
9の偏心や傾きを軸部材30が案内筒体29の内側周面
に接触することによって僅かなものにとどめるものであ
り、異音の発生防止、弁体20の安定化という前記各形
態のものと同じ効果をもたらす。
9の偏心や傾きを軸部材30が案内筒体29の内側周面
に接触することによって僅かなものにとどめるものであ
り、異音の発生防止、弁体20の安定化という前記各形
態のものと同じ効果をもたらす。
【0038】また、この実施の形態のものは二次室6や
ばね室11の周壁面に案内裾体25,26,27,28
を接触させる部分を設ける場所的余裕のないものに好適
であり、ダイヤフラム9から大きく離れた部分で軸部材
30を案内筒体29に挿入することにより、前記各実施
の形態のものと同様にダイヤフラム9の傾きを小さいも
のにとどめることができる。
ばね室11の周壁面に案内裾体25,26,27,28
を接触させる部分を設ける場所的余裕のないものに好適
であり、ダイヤフラム9から大きく離れた部分で軸部材
30を案内筒体29に挿入することにより、前記各実施
の形態のものと同様にダイヤフラム9の傾きを小さいも
のにとどめることができる。
【0039】
【発明の効果】以上のように、本発明はきわめて簡単な
手段で二次圧力の急激な変化に伴うダイヤフラムの偏心
や傾きをごく僅かなものにとどめ、ダイヤフラム部品が
二次室の周壁面に強く衝突して異音を発すること、或い
は弁体の動作を不安定にすることを防止するものであ
り、流量が急激且つ大幅に変化する系においても安定し
た流量制御を行なうことができる。
手段で二次圧力の急激な変化に伴うダイヤフラムの偏心
や傾きをごく僅かなものにとどめ、ダイヤフラム部品が
二次室の周壁面に強く衝突して異音を発すること、或い
は弁体の動作を不安定にすることを防止するものであ
り、流量が急激且つ大幅に変化する系においても安定し
た流量制御を行なうことができる。
【図1】本発明の第一の実施の形態を示す縦断面図。
【図2】図1の形態の作用説明図。
【図3】本発明の第二の実施の形態を示す縦断面図。
【図4】本発明の第三の実施の形態を示す縦断面図。
【図5】本発明の第四の実施の形態を示す縦断面図。
【図6】本発明の第五の実施の形態を示す縦断面図。
【図7】従来例を示す縦断面図。
2 一次室,6 二次室,9 ダイヤフラム,11 ば
ね室,12 ダイヤフラムプラグ,13 ダイヤフラム
リテーナ,17 ダンパばね,20 弁体,21 弁プ
ラグ,25,26,27,28 案内裾体,29 案内
筒体,30 軸部材,
ね室,12 ダイヤフラムプラグ,13 ダイヤフラム
リテーナ,17 ダンパばね,20 弁体,21 弁プ
ラグ,25,26,27,28 案内裾体,29 案内
筒体,30 軸部材,
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大野 博正 神奈川県厚木市上依知3029番地 株式会社 日本気化器製作所内 (72)発明者 瀧川 武相 神奈川県厚木市上依知3029番地 株式会社 日本気化器製作所内 Fターム(参考) 5H316 AA09 BB01 DD18 DD20 EE02 EE10 EE12 JJ01 JJ13 KK02 KK04 KK08
Claims (5)
- 【請求項1】 一次室から二次室への流体流量を制御す
る弁体が二次圧力の変動を感知して変位するダイヤフラ
ムによって動作し、二次圧力を一定圧力となるように調
整する圧力調整器において、 前記ダイヤフラムの前記二次室側の面に重ねられたダイ
ヤフラムプラグの外側周縁に案内裾体が設けられてお
り、前記案内裾体は前記二次室にその周壁面との間に狭
い隙間を有して装入されている。ことを特徴とする圧力
調整器。 - 【請求項2】 一次室から二次室への流体流量を制御す
る弁体が二次圧力の変動を感知して変位するダイヤフラ
ムによって動作し、二次圧力を一定圧力となるように調
整する圧力調整器において、 前記ダイヤフラムの前記二次室側の面に重ねられて前記
弁体の弁軸を固定する弁プラグの外側周縁に案内裾体が
設けられており、前記案内裾体は前記二次室にその周壁
面との間に狭い隙間を有して装入されている。ことを特
徴とする圧力調整器。 - 【請求項3】 一次室から二次室への流体流量を制御す
る弁体が二次圧力の変動を感知して変位するダイヤフラ
ムによって動作し、二次圧力を一定圧力となるように調
整する圧力調整器において、 前記ダイヤフラムの前記二次室と反対側に形成されてい
るばね室側の面に重ねられたダイヤフラムリテーナの外
側周縁に案内裾体が設けられており、前記案内裾体は前
記ばね室にその周壁面との間に狭い隙間を有して装入さ
れている。ことを特徴とする圧力調整器。 - 【請求項4】 前記ダイヤフラムの振動を吸収するダン
パばねが前記案内裾体の内側面に接触させて前記ばね室
に取付けられている請求項3に記載した圧力調整器。 - 【請求項5】 一次室から二次室への流体流量を制御す
る弁体が二次圧力の変動を感知して変位するダイヤフラ
ムによって動作し、二次圧力を一定圧力となるように調
整する圧力調整器において、 前記ダイヤフラムの前記二次室と反対側に形成されてい
るばね室の中心に案内筒体が設けられているとともに、
前記ダイヤフラムの中心に軸部材が突設されており、前
記案内筒体に前記軸部材が狭い隙間を有して挿入されて
いる、 ことを特徴とする圧力調整器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11078950A JP2000276236A (ja) | 1999-03-24 | 1999-03-24 | 圧力調整器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11078950A JP2000276236A (ja) | 1999-03-24 | 1999-03-24 | 圧力調整器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000276236A true JP2000276236A (ja) | 2000-10-06 |
Family
ID=13676179
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11078950A Pending JP2000276236A (ja) | 1999-03-24 | 1999-03-24 | 圧力調整器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000276236A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4819967B2 (ja) * | 2008-09-25 | 2011-11-24 | 株式会社コガネイ | 減圧弁 |
| WO2016163406A1 (ja) * | 2015-04-09 | 2016-10-13 | 愛三工業 株式会社 | 圧力調整弁 |
| JP2017151571A (ja) * | 2016-02-22 | 2017-08-31 | 尼寺空圧工業株式会社 | 圧力制御弁および測定装置 |
-
1999
- 1999-03-24 JP JP11078950A patent/JP2000276236A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4819967B2 (ja) * | 2008-09-25 | 2011-11-24 | 株式会社コガネイ | 減圧弁 |
| WO2016163406A1 (ja) * | 2015-04-09 | 2016-10-13 | 愛三工業 株式会社 | 圧力調整弁 |
| JP2016200947A (ja) * | 2015-04-09 | 2016-12-01 | 愛三工業株式会社 | 圧力調整弁 |
| JP2017151571A (ja) * | 2016-02-22 | 2017-08-31 | 尼寺空圧工業株式会社 | 圧力制御弁および測定装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060323 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080401 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080729 |