JP2000276987A - 保護素子 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 絶縁基板に形成した電極間に可溶合金を接続
固着し、その上をフラックスで被覆し、その上から絶縁
キャップを被せて接着剤で固着封止して保護素子におい
て、絶縁キャップの封止予定位置に可溶合金やフラック
スが存在せず、信頼性の高い保護素子を提供する。 【解決手段】 絶縁基板1の電極2、3に電極材料が存
在しない部分2a,3aを設けて、この電極2,3の内
方端部間に可溶合金4を接続固着し、この可溶合金4を
フラックス5てせ被覆し、さらにフラックス5の上方か
ら絶縁キャップ10を被せて、接着剤で固着封止した。
固着し、その上をフラックスで被覆し、その上から絶縁
キャップを被せて接着剤で固着封止して保護素子におい
て、絶縁キャップの封止予定位置に可溶合金やフラック
スが存在せず、信頼性の高い保護素子を提供する。 【解決手段】 絶縁基板1の電極2、3に電極材料が存
在しない部分2a,3aを設けて、この電極2,3の内
方端部間に可溶合金4を接続固着し、この可溶合金4を
フラックス5てせ被覆し、さらにフラックス5の上方か
ら絶縁キャップ10を被せて、接着剤で固着封止した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、保護素子に関し、
より詳細には、特定温度で溶融する可溶合金を有する温
度ヒューズと称される保護素子や、可溶合金とこの可溶
合金を強制加熱して溶断させる抵抗体とを有する保護素
子に関する。
より詳細には、特定温度で溶融する可溶合金を有する温
度ヒューズと称される保護素子や、可溶合金とこの可溶
合金を強制加熱して溶断させる抵抗体とを有する保護素
子に関する。
【0002】
【従来の技術】電子機器等を過熱損傷から保護する保護
素子として、特定温度で動作して回路を遮断する温度ヒ
ューズが用いられている。この種の温度ヒューズには、
感温材として特定温度で溶融する絶縁性の感温ペレット
を用いて、感温ペレットの溶融時に可動接点を固定接点
から開離する感温ペレットタイプのもの(a)と、感温
材として特定温度で溶融する可溶合金を用いて、この可
溶合金に通電し、可溶合金の溶融時に回路を遮断する可
溶合金タイプ(b)とがある。また、可溶合金と抵抗体
とを用いて、抵抗体の発熱により可溶合金を強制的に溶
断させる保護素子(c)もある。前記bタイプの保護素
子としては、例えば実開昭57−141346号公報に
開示されている。また、cタイプの保護素子としては、
例えば実開昭58−52848号公報に開示されてい
る。そして、前記bタイプおよびcタイプの保護素子を
薄型構造にしたものもある。以下、そのような薄型構造
のbタイプの保護素子について、図面を用いて説明す
る。
素子として、特定温度で動作して回路を遮断する温度ヒ
ューズが用いられている。この種の温度ヒューズには、
感温材として特定温度で溶融する絶縁性の感温ペレット
を用いて、感温ペレットの溶融時に可動接点を固定接点
から開離する感温ペレットタイプのもの(a)と、感温
材として特定温度で溶融する可溶合金を用いて、この可
溶合金に通電し、可溶合金の溶融時に回路を遮断する可
溶合金タイプ(b)とがある。また、可溶合金と抵抗体
とを用いて、抵抗体の発熱により可溶合金を強制的に溶
断させる保護素子(c)もある。前記bタイプの保護素
子としては、例えば実開昭57−141346号公報に
開示されている。また、cタイプの保護素子としては、
例えば実開昭58−52848号公報に開示されてい
る。そして、前記bタイプおよびcタイプの保護素子を
薄型構造にしたものもある。以下、そのような薄型構造
のbタイプの保護素子について、図面を用いて説明す
る。
【0003】図10は従来の薄型構造の保護素子の縦断
面図を示し、図11は前記保護素子の絶縁キャップおよ
びフラックスを除去して内部構造が見えるようにした状
態,すなわちフラックス塗布前の状態の平面図である。
図10および図11において、71はアルミナ等のセラ
ミックからなる矩形状の絶縁基板で、その一方の面の長
手方向の両端部に銀ペーストや銀−パラジウムペースト
等の導電ペーストの塗布焼成により形成した一対の電極
72,73を有する。前記一対の電極72,73の内方
端間にまたがって特定温度で溶融する可溶合金74が接
続固着されており、この可溶合金74はフラックス75
で被覆されている。また、前記一対の電極72,73の
各外方端には板状のリード76,77が半田78,79
により接続固着されている。そして、前記可溶合金74
およびフラックス75部分に、セラミックや樹脂等より
なる絶縁キャップ80を被せて、この絶縁キャップ80
の下端は接着剤81によって絶縁基板71に固着封止さ
れている。
面図を示し、図11は前記保護素子の絶縁キャップおよ
びフラックスを除去して内部構造が見えるようにした状
態,すなわちフラックス塗布前の状態の平面図である。
図10および図11において、71はアルミナ等のセラ
ミックからなる矩形状の絶縁基板で、その一方の面の長
手方向の両端部に銀ペーストや銀−パラジウムペースト
等の導電ペーストの塗布焼成により形成した一対の電極
72,73を有する。前記一対の電極72,73の内方
端間にまたがって特定温度で溶融する可溶合金74が接
続固着されており、この可溶合金74はフラックス75
で被覆されている。また、前記一対の電極72,73の
各外方端には板状のリード76,77が半田78,79
により接続固着されている。そして、前記可溶合金74
およびフラックス75部分に、セラミックや樹脂等より
なる絶縁キャップ80を被せて、この絶縁キャップ80
の下端は接着剤81によって絶縁基板71に固着封止さ
れている。
【0004】次に、上記保護素子の製造方法例について
説明する。まず、絶縁基板71の長手方向の両端に、銀
ペースト等よりなる導電ペーストを塗布焼成して一対の
電極72,73を形成する。次に、前記一対の電極7
2,73の各外方端部にリード76,77を半田78,
79で半田付けして接続する。次に、前記一対の電極7
2,73の内方端部に可溶合金74を可溶合金74自体
の溶融を利用した溶接により接続固着し、その全面をフ
ラックス75で被覆する。さらに、前記可溶合金74お
よびフラックス75部分を絶縁キャップ80で覆い、接
着剤81で接着固定封止する。ここで、リード76,7
7の半田付けを、可溶合金74の接続固着に先立って行
う理由は、リード76,77の半田付け時の熱で、可溶
合金74やフラックス75が溶融しないためである。な
お、リード76,77の半田付け用の半田として、その
融点が可溶合金74やフラックス75の融点よりも十分
低いものを採用する場合は、可溶合金74の接続固着や
フラックス75の塗布後に、リード76,77の半田付
けを実施してもよい。
説明する。まず、絶縁基板71の長手方向の両端に、銀
ペースト等よりなる導電ペーストを塗布焼成して一対の
電極72,73を形成する。次に、前記一対の電極7
2,73の各外方端部にリード76,77を半田78,
79で半田付けして接続する。次に、前記一対の電極7
2,73の内方端部に可溶合金74を可溶合金74自体
の溶融を利用した溶接により接続固着し、その全面をフ
ラックス75で被覆する。さらに、前記可溶合金74お
よびフラックス75部分を絶縁キャップ80で覆い、接
着剤81で接着固定封止する。ここで、リード76,7
7の半田付けを、可溶合金74の接続固着に先立って行
う理由は、リード76,77の半田付け時の熱で、可溶
合金74やフラックス75が溶融しないためである。な
お、リード76,77の半田付け用の半田として、その
融点が可溶合金74やフラックス75の融点よりも十分
低いものを採用する場合は、可溶合金74の接続固着や
フラックス75の塗布後に、リード76,77の半田付
けを実施してもよい。
【0005】ところが、上記保護素子においては、電極
72,73が図10および図11に示すように、矩形状
に形成されているので、電極72,73の内方端部に可
溶合金74を溶接により接続固着する場合、図12に示
すように、溶融した可溶合金74が電極72,73上を
流れて、絶縁キャップ80の固着封止位置まで達するこ
とがある。そのような場合、絶縁キャップ80の固着封
止が困難になったり、仮に固着封止ができていても、周
囲温度が可溶合金74の融点に達すると、可溶合金74
が溶融するが、絶縁キャップ80の固着封止位置に流れ
ている可溶合金74も同様に溶融して、絶縁キャップ8
0による封止機能が低下し、甚だしい場合は、可溶合金
74が絶縁キャップ80の外部に流れ出たり、絶縁キャ
ップ80内に外気や湿気が浸入して、保護素子としての
信頼性が損なわれるといった問題点があった。また、電
極72,73が図10および図11に示すように、矩形
状に形成されていると、フラックス75の塗布時に、溶
融状態のフラックス75が電極72,73上を流れて、
図12に示すように、絶縁キャップ80の固着封止位置
まで達することがある。そのような場合、絶縁キャップ
80の固着封止が困難になったり、仮に固着封止ができ
ていても、周囲温度がフラックス75の融点近傍になる
と、フラックス75が溶融して可溶合金74の溶融の準
備状態になるが、絶縁キャップ80の固着封止位置に流
れているフラックス75も同様に溶融して、絶縁キャッ
プ80による封止機能が低下し、甚だしい場合は、フラ
ックス75が絶縁キャップ80の外部に流れ出たり、絶
縁キャップ80内に外気や湿気が浸入して、保護素子と
しての信頼性が損なわれるといった問題点もあった。な
お、上記保護素子のように、電極72,73の外方端部
に、リード76,77を半田78,79で半田付けする
ものでは、リード76,77の半田付け時の溶融半田7
8,79が、図12に示すように、絶縁キャップ80の
固着封止位置にまで流れて、絶縁キャップ80による封
止機能が低下したり、保護素子としての信頼性が低下す
るという問題点があった。上記のような問題点は、可溶
合金だけを有する温度ヒューズと称される保護素子のみ
ならず、可溶合金と抵抗体とを有し、この可溶合金を抵
抗体の通電発熱により加熱して強制的に溶断させる保護
素子においても、同様に生じていた。
72,73が図10および図11に示すように、矩形状
に形成されているので、電極72,73の内方端部に可
溶合金74を溶接により接続固着する場合、図12に示
すように、溶融した可溶合金74が電極72,73上を
流れて、絶縁キャップ80の固着封止位置まで達するこ
とがある。そのような場合、絶縁キャップ80の固着封
止が困難になったり、仮に固着封止ができていても、周
囲温度が可溶合金74の融点に達すると、可溶合金74
が溶融するが、絶縁キャップ80の固着封止位置に流れ
ている可溶合金74も同様に溶融して、絶縁キャップ8
0による封止機能が低下し、甚だしい場合は、可溶合金
74が絶縁キャップ80の外部に流れ出たり、絶縁キャ
ップ80内に外気や湿気が浸入して、保護素子としての
信頼性が損なわれるといった問題点があった。また、電
極72,73が図10および図11に示すように、矩形
状に形成されていると、フラックス75の塗布時に、溶
融状態のフラックス75が電極72,73上を流れて、
図12に示すように、絶縁キャップ80の固着封止位置
まで達することがある。そのような場合、絶縁キャップ
80の固着封止が困難になったり、仮に固着封止ができ
ていても、周囲温度がフラックス75の融点近傍になる
と、フラックス75が溶融して可溶合金74の溶融の準
備状態になるが、絶縁キャップ80の固着封止位置に流
れているフラックス75も同様に溶融して、絶縁キャッ
プ80による封止機能が低下し、甚だしい場合は、フラ
ックス75が絶縁キャップ80の外部に流れ出たり、絶
縁キャップ80内に外気や湿気が浸入して、保護素子と
しての信頼性が損なわれるといった問題点もあった。な
お、上記保護素子のように、電極72,73の外方端部
に、リード76,77を半田78,79で半田付けする
ものでは、リード76,77の半田付け時の溶融半田7
8,79が、図12に示すように、絶縁キャップ80の
固着封止位置にまで流れて、絶縁キャップ80による封
止機能が低下したり、保護素子としての信頼性が低下す
るという問題点があった。上記のような問題点は、可溶
合金だけを有する温度ヒューズと称される保護素子のみ
ならず、可溶合金と抵抗体とを有し、この可溶合金を抵
抗体の通電発熱により加熱して強制的に溶断させる保護
素子においても、同様に生じていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、絶
縁キャップの固着封止位置にまで可溶合金やフラックス
が流れ広がらないで、絶縁キャップを確実に固着封止で
きる信頼性の高い保護素子を提供することを目的とす
る。
縁キャップの固着封止位置にまで可溶合金やフラックス
が流れ広がらないで、絶縁キャップを確実に固着封止で
きる信頼性の高い保護素子を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の保護素子は、絶
縁基板と、絶縁基板の一方の面側に離隔して形成された
一対の電極と、この一対の電極間にまたがって接続され
た可溶合金と、前記可溶合金に被着されたフラックス
と、前記フラックスを覆って前記絶縁基板に接着固定さ
れている絶縁キャップとを有する保護素子において、前
記電極における前記絶縁キャップの接着固定位置に、少
なくともその表面に電極材料が存在しない部分を設けた
ことを特徴とする保護素子である。
縁基板と、絶縁基板の一方の面側に離隔して形成された
一対の電極と、この一対の電極間にまたがって接続され
た可溶合金と、前記可溶合金に被着されたフラックス
と、前記フラックスを覆って前記絶縁基板に接着固定さ
れている絶縁キャップとを有する保護素子において、前
記電極における前記絶縁キャップの接着固定位置に、少
なくともその表面に電極材料が存在しない部分を設けた
ことを特徴とする保護素子である。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
絶縁基板と、絶縁基板の一方の面側に離隔して形成され
た一対の電極と、この一対の電極間にまたがって接続さ
れた可溶合金と、前記可溶合金に被着されたフラックス
と、前記フラックスを覆って前記絶縁基板に接着固定さ
れている絶縁キャップとを有する保護素子において、前
記電極における前記絶縁キャップの接着固定位置に、少
なくともその表面に電極材料が存在しない部分を設けた
ことを特徴とする保護素子である。
絶縁基板と、絶縁基板の一方の面側に離隔して形成され
た一対の電極と、この一対の電極間にまたがって接続さ
れた可溶合金と、前記可溶合金に被着されたフラックス
と、前記フラックスを覆って前記絶縁基板に接着固定さ
れている絶縁キャップとを有する保護素子において、前
記電極における前記絶縁キャップの接着固定位置に、少
なくともその表面に電極材料が存在しない部分を設けた
ことを特徴とする保護素子である。
【0009】本発明の請求項2記載の発明は、前記絶縁
基板および絶縁キャップがセラミックであることを特徴
とする請求項1記載の保護素子である。
基板および絶縁キャップがセラミックであることを特徴
とする請求項1記載の保護素子である。
【0010】本発明の請求項3記載の発明は、前記絶縁
基板がセラミックで、前記絶縁キャップが樹脂であるこ
とを特徴とする請求項1記載の保護素子である。
基板がセラミックで、前記絶縁キャップが樹脂であるこ
とを特徴とする請求項1記載の保護素子である。
【0011】本発明の請求項4記載の発明は、前記絶縁
基板および絶縁キャップが、樹脂またはガラスであるこ
とを特徴とする請求項1記載の保護素子である。
基板および絶縁キャップが、樹脂またはガラスであるこ
とを特徴とする請求項1記載の保護素子である。
【0012】本発明の請求項5記載の発明は、前記電極
の外方端部にリードが半田付けされていることを特徴と
する請求項1ないし4記載の保護素子である。
の外方端部にリードが半田付けされていることを特徴と
する請求項1ないし4記載の保護素子である。
【0013】本発明の請求項6記載の発明は、絶縁基板
と、絶縁基板の一方の面側に離隔して形成された一対の
電極と、この一対の電極間にまたがって接続された可溶
合金と、前記可溶合金に被着されたフラックスと、前記
フラックスを覆って前記絶縁基板に接着固定されている
絶縁キャップとを有する保護素子において、前記電極に
おける前記絶縁キャップの接着固定位置に、電極材料が
存在しない部分を設けたことを特徴とする請求項1ない
し5記載の保護素子である。
と、絶縁基板の一方の面側に離隔して形成された一対の
電極と、この一対の電極間にまたがって接続された可溶
合金と、前記可溶合金に被着されたフラックスと、前記
フラックスを覆って前記絶縁基板に接着固定されている
絶縁キャップとを有する保護素子において、前記電極に
おける前記絶縁キャップの接着固定位置に、電極材料が
存在しない部分を設けたことを特徴とする請求項1ない
し5記載の保護素子である。
【0014】本発明の請求項7記載の発明は、絶縁基板
と、絶縁基板の一方の面側に離隔して形成された一対の
電極と、この一対の電極間にまたがって接続された可溶
合金と、前記可溶合金に被着されたフラックスと、前記
フラックスを覆って前記絶縁基板に接着固定されている
絶縁キャップとを有する保護素子において、前記電極に
おける前記絶縁キャップの接着固定位置に、絶縁層を設
けたことを特徴とする請求項1ないし5記載の保護素子
である。
と、絶縁基板の一方の面側に離隔して形成された一対の
電極と、この一対の電極間にまたがって接続された可溶
合金と、前記可溶合金に被着されたフラックスと、前記
フラックスを覆って前記絶縁基板に接着固定されている
絶縁キャップとを有する保護素子において、前記電極に
おける前記絶縁キャップの接着固定位置に、絶縁層を設
けたことを特徴とする請求項1ないし5記載の保護素子
である。
【0015】本発明の請求項8記載の発明は、絶縁基板
と、絶縁基板の一方の面側に離隔して形成された一対の
電極と、この一対の電極間にまたがって接続された可溶
合金と、前記可溶合金に被着されたフラックスと、前記
可溶合金を加熱するための抵抗体と、前記フラックスを
覆って前記絶縁基板に接着固定されている絶縁キャップ
とを有する保護素子において、前記電極における前記絶
縁キャップの接着固定位置に、少なくともその表面に電
極材料が存在しない部分を設けたことを特徴とする請求
項1ないし7記載の保護素子である。
と、絶縁基板の一方の面側に離隔して形成された一対の
電極と、この一対の電極間にまたがって接続された可溶
合金と、前記可溶合金に被着されたフラックスと、前記
可溶合金を加熱するための抵抗体と、前記フラックスを
覆って前記絶縁基板に接着固定されている絶縁キャップ
とを有する保護素子において、前記電極における前記絶
縁キャップの接着固定位置に、少なくともその表面に電
極材料が存在しない部分を設けたことを特徴とする請求
項1ないし7記載の保護素子である。
【0016】本発明の請求項9記載の発明は、前記抵抗
体が、絶縁基板の可溶合金が設けられている面とは反対
側面に設けられていることを特徴とする請求項8記載の
保護素子である。
体が、絶縁基板の可溶合金が設けられている面とは反対
側面に設けられていることを特徴とする請求項8記載の
保護素子である。
【0017】本発明の請求項10記載の発明は、前記抵
抗体が、絶縁基板の可溶合金が設けられている面と同一
側面に設けられていることを特徴とする請求項8記載の
保護素子である。
抗体が、絶縁基板の可溶合金が設けられている面と同一
側面に設けられていることを特徴とする請求項8記載の
保護素子である。
【0018】
【実施例】本発明の実施例について、以下、図面を参照
して説明する。図1は本発明の第1実施例の保護素子A
の縦断面図を示し、図2は前記保護素子Aの絶縁キャッ
プおよびフラックスを除去して内部構造が見えるように
した状態,すなわちフラックス塗布前の状態の平面図を
示す。図1および図2に示す保護素子Aにおいて、1は
アルミナセラミック等よりなる絶縁基板で、その一方の
面の長手方向の両端部には銀ペーストや銀−パラジウム
ペースト等よりなる導電ペーストを塗布焼成して一対の
電極2,3が形成されている。これらの電極2,3は、
本発明の最大の特徴部分で、図2から明らかなように、
外形は矩形状であるが、後述する絶縁キャップ(図示2
点鎖線10)の固着封止予定位置に、電極材料が存在し
ていない部分,すなわち絶縁基板1の表面が露出してい
る部分2a,3aが設けられている。前記一対の電極
2,3の内方端部には、特定温度で溶融する可溶合金4
が溶接により接続固着されている。この可溶合金4は、
それよりも若干低い軟化点を有するフラックス5によっ
て被覆されている。前記一対の電極2,3の外方端部に
は、リード6,7が半田8,9により接続されている。
さらに、前記フラックス5の上からセラミック,樹脂,
ガラス等よりなる絶縁キャップ10が被せられ、接着剤
11によって固着封止されている。なお、電極2,3の
表面に、銀層や金層や半田層を形成して、可溶合金4の
溶接性やリード6,7の半田付け性を改善するようにし
てもよい。ただし、半田層の場合、その融点が可溶合金
4やフラックス5の融点より高い場合は電極2,3の全
面に形成してもよいが、その融点が可溶合金4やフラッ
クス5の融点より低い場合は、可溶合金4やリード6,
7の接続固着位置にのみ形成することが望ましい。
して説明する。図1は本発明の第1実施例の保護素子A
の縦断面図を示し、図2は前記保護素子Aの絶縁キャッ
プおよびフラックスを除去して内部構造が見えるように
した状態,すなわちフラックス塗布前の状態の平面図を
示す。図1および図2に示す保護素子Aにおいて、1は
アルミナセラミック等よりなる絶縁基板で、その一方の
面の長手方向の両端部には銀ペーストや銀−パラジウム
ペースト等よりなる導電ペーストを塗布焼成して一対の
電極2,3が形成されている。これらの電極2,3は、
本発明の最大の特徴部分で、図2から明らかなように、
外形は矩形状であるが、後述する絶縁キャップ(図示2
点鎖線10)の固着封止予定位置に、電極材料が存在し
ていない部分,すなわち絶縁基板1の表面が露出してい
る部分2a,3aが設けられている。前記一対の電極
2,3の内方端部には、特定温度で溶融する可溶合金4
が溶接により接続固着されている。この可溶合金4は、
それよりも若干低い軟化点を有するフラックス5によっ
て被覆されている。前記一対の電極2,3の外方端部に
は、リード6,7が半田8,9により接続されている。
さらに、前記フラックス5の上からセラミック,樹脂,
ガラス等よりなる絶縁キャップ10が被せられ、接着剤
11によって固着封止されている。なお、電極2,3の
表面に、銀層や金層や半田層を形成して、可溶合金4の
溶接性やリード6,7の半田付け性を改善するようにし
てもよい。ただし、半田層の場合、その融点が可溶合金
4やフラックス5の融点より高い場合は電極2,3の全
面に形成してもよいが、その融点が可溶合金4やフラッ
クス5の融点より低い場合は、可溶合金4やリード6,
7の接続固着位置にのみ形成することが望ましい。
【0019】次に、上記実施例の保護素子Aの製造方法
について説明する。図3は、上記保護素子Aの製造工程
を示す工程ブロック図である。以下、この図3を用いて
保護素子Aの製造方法について説明する。まず、絶縁基
板1を用意し[図3(a)]、その長手方向の両端部に
銀ペーストや銀−パラジウムペースト等の導電ペースト
をシルクスクリーン法等により塗布焼成して、一対の電
極2,3を形成する[図3(b)]。この時、シルクス
クリーンの開口部の形状を、図2に示すように、絶縁キ
ャップ10の固着封止予定位置に、導電ペーストが存在
していない部分,すなわち絶縁基板1の表面が露出する
部分2a,3aを有する電極2,3の形状に対応する形
状にすることはもちろんである。電極2,3は、導電ペ
ーストを塗布焼成した銀や銀−パラジウム等の電極材料
状態のままでもよいが、前述したように、その上に銀層
や金層や半田層を形成してもよい。
について説明する。図3は、上記保護素子Aの製造工程
を示す工程ブロック図である。以下、この図3を用いて
保護素子Aの製造方法について説明する。まず、絶縁基
板1を用意し[図3(a)]、その長手方向の両端部に
銀ペーストや銀−パラジウムペースト等の導電ペースト
をシルクスクリーン法等により塗布焼成して、一対の電
極2,3を形成する[図3(b)]。この時、シルクス
クリーンの開口部の形状を、図2に示すように、絶縁キ
ャップ10の固着封止予定位置に、導電ペーストが存在
していない部分,すなわち絶縁基板1の表面が露出する
部分2a,3aを有する電極2,3の形状に対応する形
状にすることはもちろんである。電極2,3は、導電ペ
ーストを塗布焼成した銀や銀−パラジウム等の電極材料
状態のままでもよいが、前述したように、その上に銀層
や金層や半田層を形成してもよい。
【0020】次に、前記一対の電極2,3の各外方端部
にリード6,7を半田8,9により半田付けする[図3
(c)]。この時、電極2,3の表面が銀や銀−パラジ
ウムまたは銀層や金層であると、半田付け部に半田を供
給して半田付けすることが必要であるが、電極2,3の
表面に半田層が形成されていると、半田を供給すること
なく、半田付けができる。このリード6,7の半田付け
時に、半田が流れて絶縁キャップ10の固着封止予定位
置に流れ広がろうとしても、電極2,3に電極材料が存
在していない部分,すなわち絶縁基板1の表面が露出し
ている部分2a,3aが設けられているため、溶融半田
は前記絶縁基板1の表面が露出している部分2a,3a
の外方側の縁で流れ広がりが阻止され、絶縁キャップ1
0の固着封止予定位置まで流れ広がることがない。
にリード6,7を半田8,9により半田付けする[図3
(c)]。この時、電極2,3の表面が銀や銀−パラジ
ウムまたは銀層や金層であると、半田付け部に半田を供
給して半田付けすることが必要であるが、電極2,3の
表面に半田層が形成されていると、半田を供給すること
なく、半田付けができる。このリード6,7の半田付け
時に、半田が流れて絶縁キャップ10の固着封止予定位
置に流れ広がろうとしても、電極2,3に電極材料が存
在していない部分,すなわち絶縁基板1の表面が露出し
ている部分2a,3aが設けられているため、溶融半田
は前記絶縁基板1の表面が露出している部分2a,3a
の外方側の縁で流れ広がりが阻止され、絶縁キャップ1
0の固着封止予定位置まで流れ広がることがない。
【0021】次に、前記一対の電極2,3の各内方端部
に可溶合金4を溶接により接続固着する[図3
(d)]。ここでいう溶接とは、可溶合金4それ自体の
電極2,3との接続部分を溶融させて接続することをい
う。この場合も、電極2,3の表面に半田層が形成され
ていると、可溶合金4の溶接が容易かつ確実に行える利
点がある。この可溶合金4の溶接時に、溶融した可溶合
金が流れて絶縁キャップ10の固着封止予定位置に流れ
広がろうとしても、電極2,3に電極材料が存在してい
ない部分,すなわち絶縁基板1の表面が露出している部
分2a,3aが設けられているため、溶融した可溶合金
は前記絶縁基板1の表面が露出している部分2a,3a
の縁で流れ広がりが阻止され、絶縁キャップ10の固着
封止予定位置まで流れ広がることがない。なお、電極
2,3の電極材料が存在していない部分,すなわち絶縁
基板1の表面が露出している部分2a,3aの両側の電
極2,3部分には、溶融した可溶合金が流れて絶縁キャ
ップ10の固着封止予定位置に流れ広がるのではないか
と考えられる。しかしながら、実際には溶融した可溶合
金は放射状に流れようとするが、最短距離の電極2,3
に電極材料が存在していない部分,すなわち絶縁基板1
の表面が露出している部分2a,3aの縁で流れ広がり
が阻止されることによって、それ以外,すなわち前述の
絶縁基板1の表面が露出している部分2a,3aの両側
の電極2,3部分にも、流れ広がりが阻止される。
に可溶合金4を溶接により接続固着する[図3
(d)]。ここでいう溶接とは、可溶合金4それ自体の
電極2,3との接続部分を溶融させて接続することをい
う。この場合も、電極2,3の表面に半田層が形成され
ていると、可溶合金4の溶接が容易かつ確実に行える利
点がある。この可溶合金4の溶接時に、溶融した可溶合
金が流れて絶縁キャップ10の固着封止予定位置に流れ
広がろうとしても、電極2,3に電極材料が存在してい
ない部分,すなわち絶縁基板1の表面が露出している部
分2a,3aが設けられているため、溶融した可溶合金
は前記絶縁基板1の表面が露出している部分2a,3a
の縁で流れ広がりが阻止され、絶縁キャップ10の固着
封止予定位置まで流れ広がることがない。なお、電極
2,3の電極材料が存在していない部分,すなわち絶縁
基板1の表面が露出している部分2a,3aの両側の電
極2,3部分には、溶融した可溶合金が流れて絶縁キャ
ップ10の固着封止予定位置に流れ広がるのではないか
と考えられる。しかしながら、実際には溶融した可溶合
金は放射状に流れようとするが、最短距離の電極2,3
に電極材料が存在していない部分,すなわち絶縁基板1
の表面が露出している部分2a,3aの縁で流れ広がり
が阻止されることによって、それ以外,すなわち前述の
絶縁基板1の表面が露出している部分2a,3aの両側
の電極2,3部分にも、流れ広がりが阻止される。
【0022】次に、前記可溶合金4の全面をフラックス
5で被覆する[図3(e)]。この時、溶融状態のフラ
ックス5が電極2,3上を流れて、絶縁キャップ10の
固着封止予定位置に流れ広がろうとしても、前記可溶合
金の場合と同様に、電極2,3に電極材料が存在してい
ない部分,すなわち絶縁基板1の表面が露出している部
分2a,3aが設けられているため、溶融したフラック
ス5は前記絶縁基板1の表面が露出している部分2a,
3aの縁で流れ広がりが阻止され、絶縁キャップ10の
固着封止予定位置まで流れ広がることがない。
5で被覆する[図3(e)]。この時、溶融状態のフラ
ックス5が電極2,3上を流れて、絶縁キャップ10の
固着封止予定位置に流れ広がろうとしても、前記可溶合
金の場合と同様に、電極2,3に電極材料が存在してい
ない部分,すなわち絶縁基板1の表面が露出している部
分2a,3aが設けられているため、溶融したフラック
ス5は前記絶縁基板1の表面が露出している部分2a,
3aの縁で流れ広がりが阻止され、絶縁キャップ10の
固着封止予定位置まで流れ広がることがない。
【0023】次に、前記フラックス5の上から絶縁キャ
ップ10を被せて、その下端を接着剤11により絶縁基
板1に固着封止する[図3(f)]。この時、絶縁キャ
ップ10の固着封止予定位置に、半田8,9や可溶合金
4やフラックス5が流れ広がっていないので、絶縁キャ
ップ10の固着封止は容易に行え、しかも確実に封止さ
れる。
ップ10を被せて、その下端を接着剤11により絶縁基
板1に固着封止する[図3(f)]。この時、絶縁キャ
ップ10の固着封止予定位置に、半田8,9や可溶合金
4やフラックス5が流れ広がっていないので、絶縁キャ
ップ10の固着封止は容易に行え、しかも確実に封止さ
れる。
【0024】したがって、上記実施例の保護素子Aによ
れば、上述のように絶縁キャップ10の固着封止予定位
置に、半田8,9や可溶合金4やフラックス5が流れ広
がっていないので、絶縁キャップ10の固着封止は容易
に行え、しかも確実に封止されるのみならず、使用時
に、周囲温度がフラックス5や可溶合金4の融点に達し
て、これらが溶融しても、絶縁キャップ10の封止機能
が損なわれることがなく、溶融したフラックス5や可溶
合金4が絶縁キャップ10の外部に流れ出したり、ある
いは外部の空気や湿気が絶縁キャップ10の内部に浸入
するといったことが皆無になり、信頼性の高い保護素子
Aが提供できるという特有の作用効果を奏する。
れば、上述のように絶縁キャップ10の固着封止予定位
置に、半田8,9や可溶合金4やフラックス5が流れ広
がっていないので、絶縁キャップ10の固着封止は容易
に行え、しかも確実に封止されるのみならず、使用時
に、周囲温度がフラックス5や可溶合金4の融点に達し
て、これらが溶融しても、絶縁キャップ10の封止機能
が損なわれることがなく、溶融したフラックス5や可溶
合金4が絶縁キャップ10の外部に流れ出したり、ある
いは外部の空気や湿気が絶縁キャップ10の内部に浸入
するといったことが皆無になり、信頼性の高い保護素子
Aが提供できるという特有の作用効果を奏する。
【0025】次に、本発明の第2の実施例の保護素子B
について説明する。図4は、本発明の第2実施例の保護
素子Bのフラックス5の塗布前の状態を示す平面図であ
る。本実施例の保護素子Bは、一対の電極12,13の
形状を除いては、図2と同様であり、同一部分には同一
符号を付してその説明を省略する。本実施例における電
極12,13は、図2の第1実施例の保護素子Aの電極
2,3の外形が矩形状であるのに対して、4隅が切り欠
かれた形状の変形十字形の外形をしていることである。
このような形状にすると、電極12,13の面積が電極
2,3の面積よりも小さくなり、銀ペーストや銀−パラ
ジウムペースト等の高価な導電ペーストの使用量が低減
でき、コスト低減でき、また、可溶合金4やリード6,
7の接続固着位置が明確になるという特有の作用効果を
奏する。
について説明する。図4は、本発明の第2実施例の保護
素子Bのフラックス5の塗布前の状態を示す平面図であ
る。本実施例の保護素子Bは、一対の電極12,13の
形状を除いては、図2と同様であり、同一部分には同一
符号を付してその説明を省略する。本実施例における電
極12,13は、図2の第1実施例の保護素子Aの電極
2,3の外形が矩形状であるのに対して、4隅が切り欠
かれた形状の変形十字形の外形をしていることである。
このような形状にすると、電極12,13の面積が電極
2,3の面積よりも小さくなり、銀ペーストや銀−パラ
ジウムペースト等の高価な導電ペーストの使用量が低減
でき、コスト低減でき、また、可溶合金4やリード6,
7の接続固着位置が明確になるという特有の作用効果を
奏する。
【0026】次に、本発明の第3の実施例の保護素子C
について説明する。図5は、本発明の第3実施例の保護
素子Cの縦断面図で、図6はフラックスの塗布前の状態
を示す平面図である。本実施例の保護素子Cは、リード
レス構造,換言すれば表面実装構造にしたことを特徴と
するものである。図において、21は絶縁基板で、図
1,図2に示す第1実施例の保護素子Aおよび図4に示
す第2実施例の保護素子Bにおける絶縁基板1に比較し
て、リード6,7の接続のためのスペースが不要である
ことに起因して、長手方向の寸法が小さくなっている。
また、その長手方向の両端部に切り欠き部22,23を
有する。24,25は絶縁基板21の長手方向の両端部
に銀ペーストや銀−パラジウムペースト等よりなる導電
ペーストを塗布焼成して形成された一対の電極で、後述
する絶縁キャップ(図示2点鎖線30)の接着予定位置
に、電極材料の形成されていない部分,すなわち絶縁基
板21の露出している部分24a,25aが設けられて
いる。そして、これらの電極24,25は絶縁基板21
の長手方向の両端部に設けられた切り欠き部22,23
を通って裏面に形成された端子部26,27に接続され
ている。前記電極24,25および/または端子部2
6,27は、電極材料である銀や銀−パラジウムそのも
のの状態のままでもよいが、その上に銀層や金層や半田
層を形成して、可溶合金28の溶接性や保護素子Cの実
装性を向上するようにしてもよい。前記電極24,25
の内方端部には、特定温度で溶融する可溶合金28が溶
接により接続固着されている。そして、この可溶合金2
8は全面がフラックス29によって被覆されている。さ
らに、前記フラックス29の上方は、セラミックや樹脂
やガラス等よりなる絶縁キャップ30によって覆われ、
その下端部は接着剤31によって、絶縁基板21の表面
に接着固定封止されている。
について説明する。図5は、本発明の第3実施例の保護
素子Cの縦断面図で、図6はフラックスの塗布前の状態
を示す平面図である。本実施例の保護素子Cは、リード
レス構造,換言すれば表面実装構造にしたことを特徴と
するものである。図において、21は絶縁基板で、図
1,図2に示す第1実施例の保護素子Aおよび図4に示
す第2実施例の保護素子Bにおける絶縁基板1に比較し
て、リード6,7の接続のためのスペースが不要である
ことに起因して、長手方向の寸法が小さくなっている。
また、その長手方向の両端部に切り欠き部22,23を
有する。24,25は絶縁基板21の長手方向の両端部
に銀ペーストや銀−パラジウムペースト等よりなる導電
ペーストを塗布焼成して形成された一対の電極で、後述
する絶縁キャップ(図示2点鎖線30)の接着予定位置
に、電極材料の形成されていない部分,すなわち絶縁基
板21の露出している部分24a,25aが設けられて
いる。そして、これらの電極24,25は絶縁基板21
の長手方向の両端部に設けられた切り欠き部22,23
を通って裏面に形成された端子部26,27に接続され
ている。前記電極24,25および/または端子部2
6,27は、電極材料である銀や銀−パラジウムそのも
のの状態のままでもよいが、その上に銀層や金層や半田
層を形成して、可溶合金28の溶接性や保護素子Cの実
装性を向上するようにしてもよい。前記電極24,25
の内方端部には、特定温度で溶融する可溶合金28が溶
接により接続固着されている。そして、この可溶合金2
8は全面がフラックス29によって被覆されている。さ
らに、前記フラックス29の上方は、セラミックや樹脂
やガラス等よりなる絶縁キャップ30によって覆われ、
その下端部は接着剤31によって、絶縁基板21の表面
に接着固定封止されている。
【0027】上記実施例の保護素子Cによれば、図1お
よび図2に示す実施例と同様に、電極24,25の電極
材料が存在しない部分,すなわち絶縁基板21が露出し
ている部分24a,25aの縁で、可溶合金28やフラ
ックス29が流れ広がることが阻止されて、絶縁キャッ
プ30の固着封止予定位置に、可溶合金28やフラック
ス29が存在しないので、絶縁キャップ30の固着封止
は容易に行え、しかも確実に封止されるのみならず、使
用時に、周囲温度がフラックス29や可溶合金28の融
点に達して、これらが溶融しても、絶縁キャップ30の
封止機能が損なわれることがなく、溶融したフラックス
29や可溶合金28が絶縁キャップ30の外部に流れ出
したり、あるいは外部の空気や湿気が絶縁キャップ30
の内部に浸入するといったことが皆無になり、信頼性の
高い保護素子Cが提供できるという本発明本来の作用効
果を奏する。さらに、リードレス構造であるので、リー
ドの材料費およびリードの半田付け加工費が低減できる
のみならず、リードの接続スペースが不要になるため、
全体を小型化できるという特有の作用効果をも奏する。
よび図2に示す実施例と同様に、電極24,25の電極
材料が存在しない部分,すなわち絶縁基板21が露出し
ている部分24a,25aの縁で、可溶合金28やフラ
ックス29が流れ広がることが阻止されて、絶縁キャッ
プ30の固着封止予定位置に、可溶合金28やフラック
ス29が存在しないので、絶縁キャップ30の固着封止
は容易に行え、しかも確実に封止されるのみならず、使
用時に、周囲温度がフラックス29や可溶合金28の融
点に達して、これらが溶融しても、絶縁キャップ30の
封止機能が損なわれることがなく、溶融したフラックス
29や可溶合金28が絶縁キャップ30の外部に流れ出
したり、あるいは外部の空気や湿気が絶縁キャップ30
の内部に浸入するといったことが皆無になり、信頼性の
高い保護素子Cが提供できるという本発明本来の作用効
果を奏する。さらに、リードレス構造であるので、リー
ドの材料費およびリードの半田付け加工費が低減できる
のみならず、リードの接続スペースが不要になるため、
全体を小型化できるという特有の作用効果をも奏する。
【0028】次に、本発明の第4実施例の保護素子Dに
ついて説明する。図7は本発明の第4実施例の保護素子
Dの縦断面図を示し、図8はフラックス塗布前の状態を
示す平面図、図9は下面図を示す。図7ないし図9にお
いて、41はアルミナセラミック等よりなる略矩形状の
絶縁基板で、4隅に円弧状の切り欠き部42,43,4
4,45を有する。この絶縁基板41の長手方向の両端
部近傍には、銀ペーストや銀−パラジウムペースト等の
導電ペーストの塗布焼成による一対の電極46,47が
形成されている。これらの電極46,47には、後述す
る絶縁キャップ(56)の固着封止予定位置に、電極材
料の存在しない,すなわち絶縁基板41が露出している
部分46a,47aを設けてある。また、これらの電極
46,47は、一対の対角に位置する円弧状の切り欠き
部42,43に向かって延在して形成されており、さら
に円弧状の切り欠き部42,43の端面を通って、裏面
に銀ペーストや銀−パラジウムペースト等の導電ペース
トを塗布焼成して形成された端子部48,49に接続さ
れている。絶縁基板41の裏面の他の一対の対角に位置
する円弧状の切り欠き部44,45の近傍部には、銀ペ
ーストや銀−パラジウムペースト等の導電ペーストを塗
布焼成してなる端子部50,51が形成されており、こ
れらの端子部50,51は、絶縁基板41の中央部に向
かって形成された延在部50a,51aを有する。これ
らの端子部50,51の延在部50a,51aにまたが
って、ガラスペースト中に酸化ルテニウム等の抵抗体微
粒子を混入した抵抗ペーストを塗布焼成してなる抵抗体
52が形成されている。この抵抗体52の全面は、ガラ
ス等よりなる絶縁層53により被覆されている。絶縁基
板41の表面側の前記電極46,47の内方端部には、
特定温度で溶融する可溶合金54が溶接により接続固着
されており、この可溶合金54は全面がフラックス55
により被覆されている。前記フラックス55の上方から
は絶縁キャップ56が被せられ、その下端は接着剤57
によって絶縁基板41の表面に接着封止されている。絶
縁基板41の裏面側の前記各端子部48,49,50,
51は、導電ペースト中の導電体成分である銀や銀−パ
ラジウム等のままの状態であってもよいが、表面実装の
ためにそれぞれ半田層58,59,60,61を形成し
ておくことができる。これらの半田層58,59,6
0,61は、保護素子Dのプリント基板等の取付基板へ
の位置決め固着のために、図7から明らかなように、前
記抵抗体52を被覆している絶縁層53よりも若干高く
(図7では下方に)なるようにしておくことが望まし
い。
ついて説明する。図7は本発明の第4実施例の保護素子
Dの縦断面図を示し、図8はフラックス塗布前の状態を
示す平面図、図9は下面図を示す。図7ないし図9にお
いて、41はアルミナセラミック等よりなる略矩形状の
絶縁基板で、4隅に円弧状の切り欠き部42,43,4
4,45を有する。この絶縁基板41の長手方向の両端
部近傍には、銀ペーストや銀−パラジウムペースト等の
導電ペーストの塗布焼成による一対の電極46,47が
形成されている。これらの電極46,47には、後述す
る絶縁キャップ(56)の固着封止予定位置に、電極材
料の存在しない,すなわち絶縁基板41が露出している
部分46a,47aを設けてある。また、これらの電極
46,47は、一対の対角に位置する円弧状の切り欠き
部42,43に向かって延在して形成されており、さら
に円弧状の切り欠き部42,43の端面を通って、裏面
に銀ペーストや銀−パラジウムペースト等の導電ペース
トを塗布焼成して形成された端子部48,49に接続さ
れている。絶縁基板41の裏面の他の一対の対角に位置
する円弧状の切り欠き部44,45の近傍部には、銀ペ
ーストや銀−パラジウムペースト等の導電ペーストを塗
布焼成してなる端子部50,51が形成されており、こ
れらの端子部50,51は、絶縁基板41の中央部に向
かって形成された延在部50a,51aを有する。これ
らの端子部50,51の延在部50a,51aにまたが
って、ガラスペースト中に酸化ルテニウム等の抵抗体微
粒子を混入した抵抗ペーストを塗布焼成してなる抵抗体
52が形成されている。この抵抗体52の全面は、ガラ
ス等よりなる絶縁層53により被覆されている。絶縁基
板41の表面側の前記電極46,47の内方端部には、
特定温度で溶融する可溶合金54が溶接により接続固着
されており、この可溶合金54は全面がフラックス55
により被覆されている。前記フラックス55の上方から
は絶縁キャップ56が被せられ、その下端は接着剤57
によって絶縁基板41の表面に接着封止されている。絶
縁基板41の裏面側の前記各端子部48,49,50,
51は、導電ペースト中の導電体成分である銀や銀−パ
ラジウム等のままの状態であってもよいが、表面実装の
ためにそれぞれ半田層58,59,60,61を形成し
ておくことができる。これらの半田層58,59,6
0,61は、保護素子Dのプリント基板等の取付基板へ
の位置決め固着のために、図7から明らかなように、前
記抵抗体52を被覆している絶縁層53よりも若干高く
(図7では下方に)なるようにしておくことが望まし
い。
【0029】本実施例の保護素子Dにおいても、本発明
本来の作用効果が得られるのみならず、抵抗体52の通
電加熱による発熱により、可溶合金54が強制的に溶断
されるので、可溶合金54の融点はそれほど厳密な精度
が要求されなくなり、保護素子Dのプリント基板等の取
付基板への表面実装温度に対して十分高い融点の可溶合
金54が使用できるため、保護素子Dの実装時の加熱で
可溶合金54が誤溶融するといった不都合がなくなると
いう特有の作用効果を奏する。
本来の作用効果が得られるのみならず、抵抗体52の通
電加熱による発熱により、可溶合金54が強制的に溶断
されるので、可溶合金54の融点はそれほど厳密な精度
が要求されなくなり、保護素子Dのプリント基板等の取
付基板への表面実装温度に対して十分高い融点の可溶合
金54が使用できるため、保護素子Dの実装時の加熱で
可溶合金54が誤溶融するといった不都合がなくなると
いう特有の作用効果を奏する。
【0030】次に、上記保護素子Dの使用方法例につい
て説明する。上記の保護素子Dにおいて、抵抗体52を
その端子部50,51を利用して、例えば、温度,電
圧,電流等の検知素子の検知動作によって導通状態とな
るスイッチング素子(図示省略)を介して電源に接続し
ておく。また、可溶合金54をその端子部48,49を
利用して、電子機器(図示省略)等に接続して、通電す
るようにしておく。すると、検知対象の温度,電圧,電
流等が予め設定された正常範囲内であれば、検知素子が
検知動作することなく、したがって、スイッチング素子
が非導通状態のままであるため、抵抗体52に通電され
ることがなく、したがって、可溶合金54は加熱されな
いので、可溶合金54を介して電子機器に継続して通電
される。しかしながら、検知対象の温度,電圧,電流等
が予め設定された正常範囲を超える異常状態になると、
検知素子がそれを検知して、スイッチング素子を導通状
態にし、抵抗体52に通電を開始する。この抵抗体52
への通電によって、抵抗体52が発熱を開始し、その発
生熱で可溶合金54が溶断して、電子機器への通電が停
止される。
て説明する。上記の保護素子Dにおいて、抵抗体52を
その端子部50,51を利用して、例えば、温度,電
圧,電流等の検知素子の検知動作によって導通状態とな
るスイッチング素子(図示省略)を介して電源に接続し
ておく。また、可溶合金54をその端子部48,49を
利用して、電子機器(図示省略)等に接続して、通電す
るようにしておく。すると、検知対象の温度,電圧,電
流等が予め設定された正常範囲内であれば、検知素子が
検知動作することなく、したがって、スイッチング素子
が非導通状態のままであるため、抵抗体52に通電され
ることがなく、したがって、可溶合金54は加熱されな
いので、可溶合金54を介して電子機器に継続して通電
される。しかしながら、検知対象の温度,電圧,電流等
が予め設定された正常範囲を超える異常状態になると、
検知素子がそれを検知して、スイッチング素子を導通状
態にし、抵抗体52に通電を開始する。この抵抗体52
への通電によって、抵抗体52が発熱を開始し、その発
生熱で可溶合金54が溶断して、電子機器への通電が停
止される。
【0031】なお、本発明の上記各実施例は、特定の構
造のものについて説明したが、本発明は上記実施例に示
した構造に限定されるものではなく、本発明の精神を逸
脱しない範囲で、各種の変形が可能であることはいうま
でもない。例えば、図1ないし図9に示す各実施例で
は、絶縁基板1,21,41をアルミナセラミックで構
成し、絶縁キャップ10,30,56をセラミック,樹
脂,ガラスで構成する場合について説明したが、絶縁基
板1,21,41をガラスまたはガラスセラミックで構
成し、絶縁キャップ10,30,56をセラミック,樹
脂,ガラスで構成するようにしてもよいし、絶縁基板
1,21,41を樹脂で構成し、絶縁キャップ10,3
0,56を樹脂で構成してもよい。
造のものについて説明したが、本発明は上記実施例に示
した構造に限定されるものではなく、本発明の精神を逸
脱しない範囲で、各種の変形が可能であることはいうま
でもない。例えば、図1ないし図9に示す各実施例で
は、絶縁基板1,21,41をアルミナセラミックで構
成し、絶縁キャップ10,30,56をセラミック,樹
脂,ガラスで構成する場合について説明したが、絶縁基
板1,21,41をガラスまたはガラスセラミックで構
成し、絶縁キャップ10,30,56をセラミック,樹
脂,ガラスで構成するようにしてもよいし、絶縁基板
1,21,41を樹脂で構成し、絶縁キャップ10,3
0,56を樹脂で構成してもよい。
【0029】また、図1ないし図9に示す実施例では、
いずれも電極2,3,12,13,24,25,46,
47に、電極材料が存在しない部分,すなわち絶縁基板
1,21,41が露出する部分2a,3a,12a,1
3a,24a,25a,46a,47aを設ける場合に
ついて説明したが、従来と同様に一旦矩形状の電極を形
成した後に、絶縁キャップの固着封止予定位置にガラス
やソルダーレジスト等よりなる絶縁層を形成することに
よって、表面に電極材料が存在しない部分を形成しても
よい。
いずれも電極2,3,12,13,24,25,46,
47に、電極材料が存在しない部分,すなわち絶縁基板
1,21,41が露出する部分2a,3a,12a,1
3a,24a,25a,46a,47aを設ける場合に
ついて説明したが、従来と同様に一旦矩形状の電極を形
成した後に、絶縁キャップの固着封止予定位置にガラス
やソルダーレジスト等よりなる絶縁層を形成することに
よって、表面に電極材料が存在しない部分を形成しても
よい。
【0030】また、図7ないし図9に示す第4実施例の
保護素子Dでは、抵抗体52を絶縁基板41の可溶合金
54の固着側面とは反対側面に設ける場合について説明
したが、可溶合金54の固着側面と同一側面に設けても
よい。その場合、まず絶縁基板41の表面に抵抗体用の
電極を形成して、これらの電極間に抵抗体を接続形成
し、その上を絶縁層で被覆し、次にこの絶縁層の上に可
溶合金用の電極を形成して、これらの電極間に可溶合金
を接続固着するようにしてもよい。そのような構成によ
れば、抵抗体と可溶合金とが、絶縁基板よりも薄い絶縁
層を介して密着しているため、抵抗体への通電開始から
短時間で可溶合金を溶断させることができるという、特
有の作用効果を奏する。
保護素子Dでは、抵抗体52を絶縁基板41の可溶合金
54の固着側面とは反対側面に設ける場合について説明
したが、可溶合金54の固着側面と同一側面に設けても
よい。その場合、まず絶縁基板41の表面に抵抗体用の
電極を形成して、これらの電極間に抵抗体を接続形成
し、その上を絶縁層で被覆し、次にこの絶縁層の上に可
溶合金用の電極を形成して、これらの電極間に可溶合金
を接続固着するようにしてもよい。そのような構成によ
れば、抵抗体と可溶合金とが、絶縁基板よりも薄い絶縁
層を介して密着しているため、抵抗体への通電開始から
短時間で可溶合金を溶断させることができるという、特
有の作用効果を奏する。
【0031】さらに、上記実施例では、リード6,7の
半田付けを、可溶合金4の接続固着に先立って行う場合
について説明したが、その理由は、リード6,7の半田
付け時の熱で、可溶合金4やフラックス5が溶融しない
ようにするためである。したがって、もし、リード6,
7の半田付け用の半田として、その融点が可溶合金4や
フラックス5の融点よりも十分低いものを採用する場合
は、可溶合金4の接続固着やフラックス5の塗布後に、
リード6,7の半田付けを実施してもよい。
半田付けを、可溶合金4の接続固着に先立って行う場合
について説明したが、その理由は、リード6,7の半田
付け時の熱で、可溶合金4やフラックス5が溶融しない
ようにするためである。したがって、もし、リード6,
7の半田付け用の半田として、その融点が可溶合金4や
フラックス5の融点よりも十分低いものを採用する場合
は、可溶合金4の接続固着やフラックス5の塗布後に、
リード6,7の半田付けを実施してもよい。
【0032】
【発明の効果】本発明は以上のように、絶縁基板と、絶
縁基板の一方の面側に離隔して形成された一対の電極
と、この一対の電極間にまたがって接続された可溶合金
と、前記可溶合金に被着されたフラックスと、前記フラ
ックスを覆って前記絶縁基板に接着固定されている絶縁
キャップとを有する保護素子において、前記電極におけ
る前記絶縁キャップの接着固定位置に、少なくともその
表面に電極材料が存在しない部分を設けたことを特徴と
する保護素子であるから、可溶合金の溶接による電極へ
の接続固着時や、フラックスの塗布時に溶融した可溶合
金やフラックスが、絶縁キャップの固着封止予定位置に
流れ広がろうとしても、電極の少なくともその表面に電
極材料が存在しない部分によって、それ以上流れ広がる
ことが阻止されるので、絶縁キャップの固着封止予定位
置には可溶合金やフラックスが存在しないので、絶縁キ
ャップの固着封止が容易かつ確実に行えるのみならず、
周囲温度が上昇してフラツクスや可溶合金の融点に達し
てこれらが溶融しても、絶縁キャップの固着封止部下部
のフラツクスや可溶合金が流れ出して、絶縁キャップに
よる封止機能が低下することがなく、また、これらが流
れ出た孔部から外気や湿気が絶縁キャップ内に浸入し
て、保護素子の動作特性が変動するといった不都合が皆
無になり、信頼性の高い保護素子を提供できる。
縁基板の一方の面側に離隔して形成された一対の電極
と、この一対の電極間にまたがって接続された可溶合金
と、前記可溶合金に被着されたフラックスと、前記フラ
ックスを覆って前記絶縁基板に接着固定されている絶縁
キャップとを有する保護素子において、前記電極におけ
る前記絶縁キャップの接着固定位置に、少なくともその
表面に電極材料が存在しない部分を設けたことを特徴と
する保護素子であるから、可溶合金の溶接による電極へ
の接続固着時や、フラックスの塗布時に溶融した可溶合
金やフラックスが、絶縁キャップの固着封止予定位置に
流れ広がろうとしても、電極の少なくともその表面に電
極材料が存在しない部分によって、それ以上流れ広がる
ことが阻止されるので、絶縁キャップの固着封止予定位
置には可溶合金やフラックスが存在しないので、絶縁キ
ャップの固着封止が容易かつ確実に行えるのみならず、
周囲温度が上昇してフラツクスや可溶合金の融点に達し
てこれらが溶融しても、絶縁キャップの固着封止部下部
のフラツクスや可溶合金が流れ出して、絶縁キャップに
よる封止機能が低下することがなく、また、これらが流
れ出た孔部から外気や湿気が絶縁キャップ内に浸入し
て、保護素子の動作特性が変動するといった不都合が皆
無になり、信頼性の高い保護素子を提供できる。
【図1】 本発明の第1実施例の保護素子Aの縦断面図
【図2】 本発明の第1実施例の保護素子Aにおける絶
縁キャップおよびフラックスを除去して内部構造が見え
るようにした状態,すなわちフラックス塗布前の状態の
平面図
縁キャップおよびフラックスを除去して内部構造が見え
るようにした状態,すなわちフラックス塗布前の状態の
平面図
【図3】 本発明の第1実施例の保護素子Aの製造工程
ブロック図
ブロック図
【図4】 本発明の第2実施例の保護素子Bにおける絶
縁キャップおよびフラックスを除去して内部構造が見え
るようにした状態,すなわちフラックス塗布前の状態の
平面図
縁キャップおよびフラックスを除去して内部構造が見え
るようにした状態,すなわちフラックス塗布前の状態の
平面図
【図5】 本発明の第3実施例の保護素子Cの縦断面図
【図6】 本発明の第3実施例の保護素子Cにおける絶
縁キャップおよびフラックスを除去して内部構造が見え
るようにした状態,すなわちフラックス塗布前の状態の
平面図
縁キャップおよびフラックスを除去して内部構造が見え
るようにした状態,すなわちフラックス塗布前の状態の
平面図
【図7】 本発明の第4実施例の保護素子Dの縦断面図
【図8】 本発明の第4実施例の保護素子Dにおける絶
縁キャップおよびフラックスを除去して内部構造が見え
るようにした状態,すなわちフラックス塗布前の状態の
平面図
縁キャップおよびフラックスを除去して内部構造が見え
るようにした状態,すなわちフラックス塗布前の状態の
平面図
【図9】 本発明の第4実施例の保護素子Dの下面図
【図10】 従来の保護素子の縦断面図
【図11】 従来の保護素子における絶縁キャップおよ
びフラックスを除去して内部構造が見えるようにした状
態,すなわちフラックス塗布前の状態の平面図
びフラックスを除去して内部構造が見えるようにした状
態,すなわちフラックス塗布前の状態の平面図
【図12】 従来の保護素子の問題点について説明する
要部拡大縦断面図図
要部拡大縦断面図図
1、21、41 絶縁基板 2、3、12、13、24,25、46、47 電極 2a、3a、12a、13a、24a、25a、46
a、47a 電極材料が存在しない部分 4、28、54 可溶合金 5、29、55 フラックス 6、7 リード 8、9 半田 10、30、56 絶縁キャップ 11、31、57 接着剤 48、49、50、51 端子部 52 抵抗体 53 絶縁層
a、47a 電極材料が存在しない部分 4、28、54 可溶合金 5、29、55 フラックス 6、7 リード 8、9 半田 10、30、56 絶縁キャップ 11、31、57 接着剤 48、49、50、51 端子部 52 抵抗体 53 絶縁層
Claims (10)
- 【請求項1】絶縁基板と、絶縁基板の一方の面側に離隔
して形成された一対の電極と、この一対の電極間にまた
がって接続された可溶合金と、前記可溶合金に被着され
たフラックスと、前記フラックスを覆って前記絶縁基板
に接着固定されている絶縁キャップとを有する保護素子
において、 前記電極における前記絶縁キャップの接着固定位置に、
少なくともその表面に電極材料が存在しない部分を設け
たことを特徴とする保護素子。 - 【請求項2】前記絶縁基板および絶縁キャップがセラミ
ックであることを特徴とする請求項1記載の保護素子。 - 【請求項3】前記絶縁基板がセラミックで、前記絶縁キ
ャップが樹脂であることを特徴とする請求項1記載の保
護素子。 - 【請求項4】前記絶縁基板および絶縁キャップが、樹脂
またはガラスであることを特徴とする請求項1記載の保
護素子。 - 【請求項5】前記電極の外方端部にリードが半田付けさ
れていることを特徴とする請求項1ないし4記載の保護
素子。 - 【請求項6】絶縁基板と、絶縁基板の一方の面側に離隔
して形成された一対の電極と、この一対の電極間にまた
がって接続された可溶合金と、前記可溶合金に被着され
たフラックスと、前記フラックスを覆って前記絶縁基板
に接着固定されている絶縁キャップとを有する保護素子
において、 前記電極における前記絶縁キャップの接着固定位置に、
電極材料が存在しない部分を設けたことを特徴とする請
求項1ないし5記載の保護素子。 - 【請求項7】絶縁基板と、絶縁基板の一方の面側に離隔
して形成された一対の電極と、この一対の電極間にまた
がって接続された可溶合金と、前記可溶合金に被着され
たフラックスと、前記フラックスを覆って前記絶縁基板
に接着固定されている絶縁キャップとを有する保護素子
において、 前記電極における前記絶縁キャップの接着固定位置に、
絶縁層を設けたことを特徴とする請求項1ないし5記載
の保護素子。 - 【請求項8】絶縁基板と、絶縁基板の一方の面側に離隔
して形成された一対の電極と、この一対の電極間にまた
がって接続された可溶合金と、前記可溶合金に被着され
たフラックスと、前記可溶合金を加熱するための抵抗体
と、前記フラックスを覆って前記絶縁基板に接着固定さ
れている絶縁キャップとを有する保護素子において、 前記電極における前記絶縁キャップの接着固定位置に、
少なくともその表面に電極材料が存在しない部分を設け
たことを特徴とする請求項1ないし7記載の保護素子。 - 【請求項9】前記抵抗体が、絶縁基板の可溶合金が設け
られている面とは反対側面に設けられていることを特徴
とする請求項8記載の保護素子。 - 【請求項10】前記抵抗体が、絶縁基板の可溶合金が設
けられている面と同一側面に設けられていることを特徴
とする請求項8記載の保護素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11080976A JP2000276987A (ja) | 1999-03-25 | 1999-03-25 | 保護素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11080976A JP2000276987A (ja) | 1999-03-25 | 1999-03-25 | 保護素子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000276987A true JP2000276987A (ja) | 2000-10-06 |
Family
ID=13733551
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11080976A Withdrawn JP2000276987A (ja) | 1999-03-25 | 1999-03-25 | 保護素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000276987A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110828254A (zh) * | 2018-08-07 | 2020-02-21 | 聚鼎科技股份有限公司 | 保护元件 |
-
1999
- 1999-03-25 JP JP11080976A patent/JP2000276987A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110828254A (zh) * | 2018-08-07 | 2020-02-21 | 聚鼎科技股份有限公司 | 保护元件 |
| CN110828254B (zh) * | 2018-08-07 | 2022-11-25 | 聚鼎科技股份有限公司 | 保护元件 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060606 |