JP2000278330A - 信号線駆動回路 - Google Patents

信号線駆動回路

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JP2000278330A
JP2000278330A JP11080437A JP8043799A JP2000278330A JP 2000278330 A JP2000278330 A JP 2000278330A JP 11080437 A JP11080437 A JP 11080437A JP 8043799 A JP8043799 A JP 8043799A JP 2000278330 A JP2000278330 A JP 2000278330A
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JP
Japan
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signal line
transistor
current
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circuit
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JP11080437A
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English (en)
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Fumiaki Miyamitsu
文明 宮光
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Texas Instruments Japan Ltd
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Texas Instruments Japan Ltd
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/0264Arrangements for coupling to transmission lines
    • H04L25/028Arrangements specific to the transmitter end

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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
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  • Dc-Dc Converters (AREA)
  • Dc Digital Transmission (AREA)
  • Noise Elimination (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】信号線の浮遊容量の影響を受けることなく、ス
ルーレートを制御でき、スパイク電流を低減させること
によってノイズの発生を抑制できる信号線駆動回路を実
現する。 【解決手段】 所定の電流を供給する電流供給回路、例
えば、カレントミラー回路によりキャパシタC1に対し
て充放電を行い、制御信号SD に応じてスイッチング素
子であるトランジスタNT1のオン/オフを制御し、ト
ランジスタNT1のオン/オフに応じて設定されるノー
ドND1の電圧で放電用トランジスタNT2をオン/オ
フさせる。信号線DLの電圧を引き下げるとき、そのス
ルーレートは電流供給回路の供給電流値およびキャパシ
タC1の容量値により決定されるので、当該スルーレー
トおよび信号線DLの浮遊容量に応じてスパイク電流の
電流値を制御でき、スパイク電流により発生するノイズ
を抑制できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、制御信号に応じて
所定の寄生容量が付随している信号線を所定の電位、例
えば、共通電位に保持する信号線駆動回路に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】2線式のシリアルインターフェースであ
るI2 C方式において、マスタデバイスは、所定のビッ
ト数、例えば、8ビットのデータからなるアドレス信号
により複数のスレーブデバイスから一つを指定して、指
定したスレーブとの間で通信を行う。
【0003】図5は、一般的なI2 C方式のインターフ
ェースを用いたシステムの一構成例を示している。図示
のように、このシステムは、一つのマスタデバイスMS
Tとm個のスレーブデバイスSLV1,SLV2,…,
SLVmによって構成されている。マスタデバイスMS
Tと各スレーブデバイスとの間に、クロック信号CLK
を伝送するためのクロック信号線CLおよびデータを伝
送するためのデータ信号線DLが接続されている。各々
のスレーブデバイスSLV1,SLV2,…,SLVm
は、データ信号線DLに並列に接続されているので、そ
れぞれのスレーブデバイスを識別するために、各スレー
ブデバイスにそれぞれ8ビットのデータからなるアドレ
スが付与されている。
【0004】マスタデバイスMSTが所定のスレーブデ
バイスと通信を行う場合に、データ信号線DLに通信対
象となるスレーブデバイスのアドレスを送信する。各ス
レーブデバイスSLV1,SLV2,…,SLVmは、
データ信号線DLから自分のアドレスが送信されたこと
を検出した場合、マスタデバイスMSTにアクノリッジ
信号(Acknowledge signal)を送信する。具体的に、例
えば、自分のアドレスが指定されたスレーブデバイスは
データ信号線DLをローレベル、例えば、共通電位であ
る接地電位GNDレベルに引き下げる。マスタデバイス
MSTは、指定したスレーブデバイスからアクノリッジ
信号を受け取ると、指定したスレーブデバイスがスタン
バイ状態にあると判断し、データ信号線DLを通して、
指定したスレーブデバイスとの間で、データの送受信を
行う。
【0005】各スレーブデバイスSLV1,SLV2,
…,SLVmは、アクノリッジ信号をマスタデバイスM
STに送信するために、通常、オープンコレクタトラン
ジスタまたはnチャネルのオープンドレイントランジス
タをオンさせることにより、データ信号線DLを、例え
ば、接地電位GNDにショートさせ、データ信号線DL
の電位を接地電位GNDに引き下げる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のデータ信号線の駆動方式では、データ信号線に寄生
容量(浮遊容量)があるので、オープンコレクタトラン
ジスタまたはnチャネルオープンドレイントランジスタ
がオンすると同時にスパイク電流が流れ、電磁放射が発
生し、それによってノイズが発生する。図6には、デー
タ信号線DLの浮遊容量C0およびオープンドレイント
ランジスタNT0を示している。図示のように、トラン
ジスタNT0のドレインは、データ信号線DLの端子T
1に接続されている。このため、当該トランジスタNT
0がオフ状態からオン状態に切り換わると同時に、浮遊
容量C0に蓄積された電荷がトランジスタNT0を介し
て放電し、瞬間的に大電流、即ち、スパイク電流が発生
し、電磁放射によってノイズが発生する。特に、このノ
イズには高い周波数成分が含まれており、アナログ系の
回路に悪影響を与えるという不利益がある。
【0007】上述したスパイク電流はデータ信号線の浮
遊容量とスルーレートとの積に比例する。即ち、スパイ
ク電流I(t)を次式により表すことができる。
【0008】
【数1】 I(t)=C0 dv(t)/dt …(1)
【0009】式(1)において、C0 はデータ信号線の
浮遊容量の容量値であり、v(t)は、データ信号線の
電圧の時間tに対する関数であるので、dv(t)/d
tは、データ信号線のスルーレートである。式(1)に
より、スパイク電流I(t)を低減させるためには、デ
ータ信号線の浮遊容量C0 またはスルーレートdv
(t)/dtの何れかを低減すればよいことが分かる。
【0010】データ信号線の浮遊容量は、システムのア
プリケーションによって決まる値なので、マスタデバイ
スMSTと各々のスレーブデバイスとの間のクロック信
号線CLおよびデータ信号線の配線を最適化することに
より、最小限に抑えることができるが、それには限度が
ある。このため、データ信号線のスルーレートを何らか
の方法で低減する以外に解決策がない。ただし、データ
信号線のスルーレートを低くすると、データの転送レー
トもそれに応じて低下するので、スルーレートの低減に
も限度がある。このため、スルーレートを適宜に設定す
る必要がある。
【0011】図7および図8は、スルーレートを改善す
るために提案されたデータ信号線駆動回路を示してい
る。図7の駆動回路において、pMOSトランジスタP
T1とnMOSトランジスタNT1がインバータを構成
している。インバータの入力端子、即ち、トランジスタ
PT1とNT1のゲート同士の接続点に制御信号SD
印加され、インバータの出力端子、即ち、トランジスタ
PT1とNT1のドレイン同士の接続点がオープンドレ
イントランジスタNT0のゲートに接続されている。各
スレーブデバイスに、当該データ信号線駆動回路が配置
されている。スレーブデバイスは、ローレベルの制御信
号SD を駆動回路に供給することにより、トランジスタ
NT0をオンさせ、データ信号線DLを接地電位GND
レベルに引き下げ、マスタデバイスMSTにアクノリッ
ジ信号を送信する。このように構成された駆動回路にお
いて、オープンドレイントランジスタNT0の電流駆動
能力、例えば、トランジスタNT0のサイズを制御する
ことによって、スルーレートを調整できる。
【0012】一方、図8に示すデータ信号線駆動回路
は、npnトランジスタであるオープンコレクタトラン
ジスタN2、npnトランジスタN1および抵抗素子R
1によって構成されている。スレーブデバイスはローレ
ベルの制御信号SD を供給することによって、トランジ
スタN1をオフさせ、トランジスタN2のベースをハイ
レベルに保持することで、トランジスタN2をオンさ
せ、データ信号線DLを接地電位GNDレベルに引き下
げ、マスタデバイスMSTにアクノリッジ信号を送信す
る。このように構成された駆動回路において、抵抗素子
R1の抵抗値を制御することによって、スルーレートを
調整できる。
【0013】しかし、上述した従来の駆動回路において
は、スルーレートの調整はデータ信号線DLの浮遊容量
の影響を受けるので、規格内において最大の浮遊容量C
に対しても必要なスルーレートを確保できるように、ト
ランジスタのサイズまたは抵抗素子の抵抗値を設定しな
ければならない。浮遊容量が大きいデータ信号線に対応
してトランジスタまたは抵抗素子を調整すると、浮遊容
量が小さいとき、スルーレートが大きくなる傾向があ
る。このため、式(1)により、スパイク電流はほぼト
ランジスタNT0のサイズまたは抵抗素子R1の抵抗値
により決まってしまうので、データ信号線DLの浮遊容
量を低減させても期待された効果は得られない。
【0014】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、信号線の浮遊容量の影響を受け
ることなく、スルーレートを制御でき、スパイク電流を
低減させることによってノイズの発生を抑制できる信号
線駆動回路を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の信号線駆動回路は、第1のノードに所定の
電流を供給する第1の電流供給回路と、上記第1のノー
ドと信号線の一端との間に接続されている容量素子と、
上記信号線の一端と基準電位との間に接続されている第
1のトランジスタと、上記第1のノードと基準電位との
間に接続されている第2のトランジスタとを有し、上記
第1のトランジスタの制御端子が上記第1のノードに接
続されており、上記第2のトランジスタの導通を制御す
ることにより上記第1のトランジスタの導通を制御して
上記信号線を駆動する。
【0016】また、本発明の信号線駆動回路は、第1の
ノードに所定の電流を供給する第1の電流供給回路と、
上記第1のノードに所定の電流を供給する第2の電流供
給回路と、上記第1のノードと信号線の一端との間に接
続されている容量素子と、上記信号線の一端と基準電位
との間に接続されている第1のトランジスタと、上記第
2の電流供給回路のオン/オフを制御する第2のトラン
ジスタとを有し、上記第2のトランジスタの導通を制御
することにより上記第2の電流供給回路のオン/オフ、
延いては上記第1のトランジスタの導通を制御して上記
信号線を駆動する。
【0017】また、本発明では、好適には、上記第1の
電流供給回路のオン/オフを制御する第3のトランジス
タを有し、上記第2のトランジスタと上記第3のトラン
ジスタとは相補的に動作する。
【0018】本発明によれば、寄生容量が付随している
信号線に所定の容量値を持つ容量素子を接続し、当該容
量素子を所定の電流で充放電させることにより、信号線
の充放電時のスルーレートが制御されるので、信号線と
所定の電位、例えば、接地電位間に接続されているトラ
ンジスタを導通させ、信号線を接地電位に引き下げると
きに発生するスパイク電流を抑制する。
【0019】
【発明の実施の形態】第1実施形態 図1は本発明に係る信号線駆動回路の第1の実施形態を
示す回路図である。図示のように、本実施形態の信号線
駆動回路は、pMOSトランジスタPT1,PT2、n
MOSトランジスタNT1,NT2、電流源IS1およ
びキャパシタC1により構成されている。データ信号線
DL(以下、便宜上単に信号線という)は、端子T1を
介して、信号線駆動回路に接続されている。なお、信号
線DLには、浮遊容量C0が存在する。
【0020】トランジスタPT1とPT2のソースがと
もに電源電圧VCCの供給線に接続されている。トランジ
スタPT1とPT2のゲート同士が接続され、その接続
点がトランジスタPT1のドレインに接続されている。
トランジスタPT1のドレインは電流源IS1に接続さ
れ、トランジスタPT2のドレインはノードND1に接
続されている。
【0021】キャパシタC1はノードND1と信号線D
Lの端子T1との間に接続されている。トランジスタN
T1のドレインはノードND1に接続され、ソースは接
地され、ゲートは制御信号SD の入力端子に接続されて
いる。トランジスタNT2のドレインは信号線DLの端
子T1に接続され、ドレインは接地され、ゲートはノー
ドND1に接続されている。
【0022】上述した信号線駆動回路において、トラン
ジスタPT1とPT2によりカレントミラー回路が構成
されている。当該カレントミラー回路により、トランジ
スタPT2のドレインからノードND1に電流源IS1
の電流とほぼ同じ電流I1 が供給される。
【0023】当該信号線駆動回路は、スレーブデバイス
から供給される制御信号SD に応じて動作する。通常、
制御信号SD はハイレベルに保持されているので、トラ
ンジスタNT1がオンし、ノードND1はローレベル、
例えば、接地電位GNDのレベルに保持され、トランジ
スタNT2がオフする。なお、この場合、ノードND1
と端子T1はキャパシタC1により直流的に分離されて
いるので、信号線DLは、例えば、図5に示すように、
信号線DLと電源電圧VCCとの間に接続されている抵抗
素子を通して電源電圧VCCにプルアップされる。
【0024】スレーブデバイスはアクノリッジ信号を送
信する場合に、制御信号SD をローレベルに設定する。
制御信号SD がローレベルに遷移するとトランジスタN
T1がオフし、キャパシタC1はカレントミラー回路に
より供給される電流I1 でチャージされ、ノードND1
の電圧が上昇する。ノードND1の電圧レベルがトラン
ジスタNT2のしきい値電圧を越えたとき、トランジス
タNT2がオンし、信号線DLの電荷が、トランジスタ
NT2を介して接地電位GND側に放電する。放電の結
果、信号線DLの電圧はほぼ接地電位GNDに引き下げ
られ、マスタデバイスMSTにアクノリッジ信号が送信
される。
【0025】ここで、放電の間における端子T1の電圧
v(t)の変化に注目すれば、信号線DLに発生するス
パイク電流を算出できる。端子T1における電圧v
(t)の時間tに伴う変化、即ち、スルーレートdv
(t)/dtをSR0 とし、信号線DLの浮遊容量の容
量値をC0 とし、スパイク電流をI0 とすると、次式が
得られる。
【0026】
【数2】 I0 =C0 ・SR0 …(2)
【0027】一方、ノードND1と端子T1間に接続さ
れているキャパシタC1は、カレントミラー回路の供給
電流I1 で充電され、そのスルーレートをSR1 とし、
さらにキャパシタC1の容量値をC1 とすると、次式が
得られる。
【0028】
【数3】 I1 =C1 ・SR1 …(3)
【0029】スルーレートSR0 ,SR1 は、ともに端
子T1の電圧変化dv(t)/dtにより決定されるの
で、SR0 =SR1 が成立する。式(2)および(3)
により、次式が成り立つ。
【0030】
【数4】 I0 /C0 =I1 /C1 …(4)
【0031】式(4)により、スパイク電流I0 は、次
のように求められる。
【0032】
【数5】 I0 =I1 0 /C1 …(5)
【0033】即ち、本実施形態の信号線駆動回路におい
て、信号線DLを接地電位GNDに引き下げるときに発
生するスパイク電流は、電流源IS1の電流値、キャパ
シタC1および信号線の浮遊容量の容量値によって決ま
る。このため、浮遊容量値が一定の信号線DLに対し
て、信号線駆動回路を構成する電流源IS1の電流値お
よびキャパシタC1の容量値を適宜に設定することによ
り、スパイク電流を所望の値に制御することができ、ス
パイク電流により発生したノイズを抑制する目的を達成
できる。
【0034】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、所定の電流を供給する電流供給回路、例えば、カレ
ントミラー回路によりキャパシタC1に対して充放電を
行い、制御信号SD に応じてスイッチング素子であるト
ランジスタNT1のオン/オフを制御し、トランジスタ
NT1のオン/オフに応じて設定されるノードND1の
電圧で放電用トランジスタNT2をオン/オフさせる。
信号線DLの電圧を引き下げるときのスルーレートが電
流供給回路の供給電流値およびキャパシタC1の容量値
で決まり、当該スルーレートおよび信号線DLの浮遊容
量の容量値によりスパイク電流の電流値を制御でき、ス
パイク電流により発生するノイズを抑制できる。
【0035】第2実施形態 図2は本発明に係る信号線駆動回路の第2の実施形態を
示す回路図である。本実施形態は、上述した第1の実施
形態におけるMOSトランジスタをバイポーラトランジ
スタに置き換えたものである。即ち、第1の実施形態の
信号線駆動回路におけるpMOSトランジスタPT1と
PT2は、それぞれpnpトランジスタP1とP2に置
き換えられ、nMOSトランジスタNT1とNT2は、
それぞれnpnトランジスタN1とN2によって置き換
えられる。
【0036】トランジスタP1とP2のエミッタが電源
電圧VCCの供給線に接続され、ベースは共通に接続さ
れ、その接続点はトランジスタP1のコレクタに接続さ
れている。トランジスタP1のコレクタは電流源IS1
に接続され、トランジスタP2のコレクタはノードND
1に接続されている。即ち、トランジスタP1とP2に
よりカレントミラー回路が構成され、当該カレントミラ
ー回路により、電流源IS1の供給電流とほぼ同じ電流
1 がノードND1に供給される。
【0037】トランジスタN1はノードND1と接地電
位GNDとの間に接続され、そのベースは制御信号SD
の入力端子に接続されている。キャパシタC1はノード
ND1と信号線DLの端子T1との間に接続されてい
る。トランジスタN2のコレクタは端子T1に接続さ
れ、エミッタは接地され、ベースはノードND1に接続
されている。
【0038】上述したように、本実施形態の信号線駆動
回路は、第1の実施形態の信号線駆動回路におけるMO
Sトランジスタをバイポーラトランジスタに置き換えた
ものであるため、第1の実施形態の信号線駆動回路とほ
ぼ同じように動作する。即ち、スレーブデバイスから供
給される制御信号SD に応じて動作する。通常、制御信
号SD がハイレベルに保持されるので、トランジスタN
1がオンし、ノードND1はほぼ接地電位GNDに保持
される。このとき、トランジスタN2がオフするので、
信号線DLは所定の電位、例えば、電源電圧VCCにプル
アップされる。
【0039】スレーブデバイスはアクノリッジ信号を送
信する場合に、制御信号SD をローレベルに設定する。
制御信号SD がローレベルに遷移するとトランジスタN
1がオフし、キャパシタC1はカレントミラー回路によ
り供給される電流I1 でチャージされ、ノードND1の
電圧が上昇する。ノードND1の電圧レベルがトランジ
スタN2のベース−エミッタ間電圧Vbeを越えたとき、
トランジスタN2がオンし、信号線DLの電荷が、トラ
ンジスタN2を介して接地電位GND側に放電する。放
電の結果、信号線DLの電圧はほぼ接地電位GNDに引
き下げられ、マスタデバイスMSTにアクノリッジ信号
が送信される。
【0040】ここで、キャパシタC1の容量値をC1
信号線DLの浮遊容量の容量値をC 0 とすると、第1の
実施形態における式(2)〜(4)と同じように、I0
/C 0 =I1 /C1 の関係が得られるので、スパイク電
流I0 は、I0 =I1 0 /C1 によって求められる。
【0041】即ち、本実施形態の信号線駆動回路におい
て、信号線DLを接地電位GNDに引き下げるときに発
生するスパイク電流は、電流源IS1の電流値、キャパ
シタC1および信号線の浮遊容量の容量値によって決ま
る。このため、浮遊容量値が一定の信号線DLに対し
て、信号線駆動回路を構成する電流源IS1の電流値お
よびキャパシタC1の容量値を適宜に設定することによ
り、スパイク電流を所望の値に制御することができ、ス
パイク電流により発生するノイズを抑制する目的を達成
できる。
【0042】第3実施形態 図3は本発明に係る信号線駆動回路の第3の実施形態を
示す回路図である。上述した第1および第2の実施形態
は、何れも信号線DLの電圧の立ち下がり時のスルーレ
ートを制御するものである。本実施形態は、信号線DL
の立ち下がりおよび立ち上がり両方のスルーレートを制
御するものである。
【0043】図3に示すように、本実施形態の信号線駆
動回路において、pnpトランジスタP1とP2で構成
されたカレントミラー回路、キャパシタC1およびnp
nトランジスタN1とN2によって構成された部分回路
は、第2の実施形態の対応部分と同じ構成を有する。本
実施形態においては、さらにnpnトランジスタN3お
よびN4、電流源IS2が追加されている。
【0044】トランジスタN4のエミッタは接地され、
コレクタは電流源IS2に接続されている。トランジス
タN4とN1のベース同士が接続され、その接続点がト
ランジスタN4のコレクタに接続されている。また、ト
ランジスタN3とトランジスタN4が並列に接続され、
そのベースは制御信号SD1の入力端子に接続されてい
る。
【0045】即ち、トランジスタN4とN1はカレント
ミラー回路を構成し、当該カレントミラー回路により、
電流源IS2の電流とほぼ同じ電流I2 がノードND1
に供給される。なお、当該カレントミラー回路の供給電
流I2 は、ノードND1からトランジスタN1を通して
接地電位GNDに流れる電流である。
【0046】制御信号SD1がローレベルのとき、トラン
ジスタN3がオフし、トランジスタN4とN1で構成さ
れたカレントミラー回路が動作し、電流I2 がノードN
D1に供給される。このとき、トランジスタN2のベー
スは接地電位GNDに近いローレベルに保持されている
ので、トランジスタN2がオフし、信号線DLは、例え
ば、電源電圧VCCにプルアップされる。一方、制御信号
D1がハイレベルのとき、トランジスタN3がオンする
ので、トランジスタN1およびN4のベースが接地電位
GNDに保持され、これらのトランジスタがオフする。
このため、ノードND1は電源電圧VCCに近いレベルに
保持され、トランジスタN2がオンし、信号線DLは接
地電位GNDに引き下げられる。これによって、マスタ
デバイスにアクノリッジ信号が送信される。
【0047】即ち、制御信号SD1が、通常ローレベルに
保持され、スレーブデバイスがアクノリッジ信号を送信
するとき、制御信号SD1がハイレベルに保持される。即
ち、本実施形態の制御信号SD1は、上述した第1または
第2の実施形態における制御信号SD とは論理的が逆の
信号である。
【0048】本実施形態において、アクノリッジ信号を
送信するために、信号線DLをローレベルに引き下げる
ときのスルーレートSR0 は、上述した第1および第2
の実施形態と同様に、電流源IS1の供給電流I1 、キ
ャパシタC1の容量値C1 により決定され、SR0 =I
1 /C1 であるので、信号線DLの浮遊容量の容量値を
0 とすると、トランジスタN2がオンする瞬間に発生
するスパイク電流I0は、I0 =I1 0 /C1 によっ
て求められる。
【0049】一方、アクノリッジ信号の送信が完了し、
トランジスタN2がオン状態からオフ状態に切り換わっ
たとき、信号線DLはプルアップされ、そのレベルが接
地電位GNDから立ち上がる。このとき、キャパシタC
1に差電流(I2 −I1 )が流れ、当該差電流によりキ
ャパシタC1が充電されるので、そのスルーレートは、
(I2 −I1 )/C1 で決まる。これに応じて信号線D
Lの立ち上がりのスルーレートが決まる。
【0050】即ち、本実施形態の信号線駆動回路におい
て、電流I1 とI2 を供給する二つのカレントミラー回
路が設けられ、信号線DLを接地電位GNDに引き下げ
るとき、電流I1 とキャパシタC1の容量値C1 で信号
線DLのスルーレートSR1が決まり、これに応じてス
パイク電流I0 がI0 =I1 0 /C1 で決まる。一
方、信号線DLが接地電位GNDからプルアップされる
ときのスルーレートは、差電流(I2 −I1 )/C1
決まるので、信号線DLの立ち下がりと立ち上がり両方
のスルーレートを制御することができる。
【0051】図4は、本実施形態の信号線駆動回路の一
変形例を示す回路図である。図示のように、この変形例
は、図3に示す信号線駆動回路とほぼ同じ構成を有す
る。ただし、カレントミラー回路を構成するトランジス
タP1と並列に、pnpトランジスタP3が接続されて
いる。トランジスタP3のベースに、制御信号SD2が印
加される。
【0052】制御信号SD1がハイレベルのとき、制御信
号SD2がローレベルに保持される。このため、トランジ
スタN3がオンし、トランジスタP3がオフする。これ
に応じて、トランジスタN1とN4がともにオフし、電
流I2 は供給されない。この場合、トランジスタN2が
オンし、信号線DLが接地電位GNDに引き下げられ、
マスタデバイスにアクノリッジ信号が送信される。トラ
ンジスタP1とP2からなるカレントミラー回路によ
り、ノードND1に電流I1 が供給されるので、信号線
DLのスルーレートは、電流I1 およびキャパシタC1
の容量値C1 により決まり、これに応じてスパイク電流
0 がI0 =I1 0 /C1 で決まる。
【0053】アクノリッジ信号の送信が完了したとき、
制御信号SD1がローレベルに、制御信号SD2がハイレベ
ルにそれぞれ切り換えられる。これに応じて、トランジ
スタN3がオンし、トランジスタP3がオフ状態に切り
換わるので、トランジスタN1とN4がオンし、ノード
ND1から電流I2 が流れる。一方、トランジスタP1
とP2がオフし、ノードND1には電流I1 が供給され
ない。この場合、トランジスタN2がオフし、信号線D
Lは接地電位GNDからプルアップされる。なお、信号
線DLの立ち上がり時のスルーレートは、電流I2 およ
びキャパシタC1の容量値C1 で決まり、I2 /C1
なる。
【0054】上述したように、図4に示す変形例におい
て、カレントミラー回路により供給された電流I1 と電
流I2 およびキャパシタC1の容量値によって、信号線
DLの立ち下がりと立ち上がり両方のスルーレートを制
御することができる。
【0055】なお、上述した図3および図4に示す信号
線駆動回路およびその変形例は、ともにバイポーラトラ
ンジスタにより構成されたものを例示したが、本発明は
これに限定されるものではなく、例えば、MOSトラン
ジスタを用いて同じ機能および動作を実現する信号線駆
動回路を構成することもできる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の信号線駆
動回路によれば、簡単な回路構成で信号線を駆動すると
きのスパイク電流を抑制でき、ノイズの発生を大幅に抑
制することができるので、アナログ回路、ディジタル回
路が混在するICの設計が容易に行われる。また、本発
明によれば、通常プロセスのバラツキや回路素子の温度
特性を考慮して大きく設計されていた駆動回路の駆動能
力を駆動される信号線の特性に応じて適宜に設計するこ
とができ、且つバイポーラトランジスタおよびMOSト
ランジスタの何れでも構成できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る信号線駆動回路の第1の実施形態
を示す回路図である。
【図2】本発明に係る信号線駆動回路の第2の実施形態
を示す回路図である。
【図3】本発明に係る信号線駆動回路の第3の実施形態
を示す回路図である。
【図4】第3の実施形態の信号線駆動回路の一変形例を
示す回路図である。
【図5】マスタデバイスと複数のスレーブデバイスを含
むシステムの構成を示すブロック図である。
【図6】データ信号線DLの浮遊容量とオープンドレイ
ントランジスタとの接続関係を示す図である。
【図7】従来の信号線駆動回路の一例を示す回路図であ
る。
【図8】従来の信号線駆動回路の他の例を示す回路図で
ある。
【符号の説明】
PT1,PT2…pMOSトランジスタ、NT0,NT
1,NT2…nMOSトランジスタ、P1,P2,P3
…pnpトランジスタ、N1,N2,N3,N4…np
nトランジスタ、DL…信号線、C1…キャパシタ、C
0…信号線DLの浮遊容量、IS1,IS2…電流源、
CC…電源電圧、GND…接地電位。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のノードに所定の電流を供給する第1
    の電流供給回路と、 上記第1のノードと信号線の一端との間に接続されてい
    る容量素子と、 上記信号線の一端と基準電位との間に接続されている第
    1のトランジスタと、 上記第1のノードと基準電位との間に接続されている第
    2のトランジスタと、 を有し、上記第1のトランジスタの制御端子が上記第1
    のノードに接続されており、上記第2のトランジスタの
    導通を制御することにより上記第1のトランジスタの導
    通を制御して上記信号線を駆動する信号線駆動回路。
  2. 【請求項2】第1のノードに所定の電流を供給する第1
    の電流供給回路と、 上記第1のノードに所定の電流を供給する第2の電流供
    給回路と、 上記第1のノードと信号線の一端との間に接続されてい
    る容量素子と、 上記信号線の一端と基準電位との間に接続されている第
    1のトランジスタと、 上記第2の電流供給回路のオン/オフを制御する第2の
    トランジスタと、 を有し、上記第2のトランジスタの導通を制御すること
    により上記第2の電流供給回路のオン/オフ、延いては
    上記第1のトランジスタの導通を制御して上記信号線を
    駆動する信号線駆動回路。
  3. 【請求項3】上記第1の電流供給回路のオン/オフを制
    御する第3のトランジスタを有し、上記第2のトランジ
    スタと上記第3のトランジスタとは相補的に動作する請
    求項2記載の信号線駆動回路。
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