JP2000278891A - 電動機のステータコア及びステータの製造方法 - Google Patents

電動機のステータコア及びステータの製造方法

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JP2000278891A
JP2000278891A JP11084799A JP8479999A JP2000278891A JP 2000278891 A JP2000278891 A JP 2000278891A JP 11084799 A JP11084799 A JP 11084799A JP 8479999 A JP8479999 A JP 8479999A JP 2000278891 A JP2000278891 A JP 2000278891A
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JP
Japan
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silicon steel
teeth
stator core
stator
back yoke
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JP11084799A
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Inventor
Masahide Kimura
真秀 木村
Seiji Hoshika
誠司 星加
Yuka Yoshimura
由佳 吉村
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 容易かつ安価に製造することを確保しつつ、
ステータコアの鉄損の低減を図る。 【解決手段】 方向性けい素鋼板からなるティース単体
24が複数枚積層された積層ティース23が、磁化容易
方向が半径方向に合致するように円周方向に複数配置さ
れて形成され、ステータコイル31が巻回されるティー
ス部22と、磁化容易方向が長手方向に合致する方向性
けい素鋼板である帯状の素材27が複数回巻回されて形
成されるバックヨーク部26と、を有する電動機のステ
ータコア21である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動機のステータ
コア及びステータの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、いろいろな分野でモータ(電動
機)が使用されている。例えば、一般的な同期モータ
は、ステータコイルを有するステータ(固定子)と、そ
の内側に配設され、回転自在に軸支されたロータとを備
えている。
【0003】図15に示すように、ステータは、一般に
薄いけい素鋼板で作られたステータコア単体を複数枚積
層して形成されるステータコア(固定子鉄心)121を
有している。このステータコア121は、円周方向内側
に複数形成されたティース123を有するティース部1
22を備えており、このティース部122にステータコ
イルが巻かれる。
【0004】そして、ステータコイルに電流を流すと、
該電流により誘起された回転磁界によって、ステータと
ロータとの間に相互作用が働き、この相互作用によって
ロータが回転するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、形成される
磁束の方向が定まっているコア(鉄心)についは、磁化
が容易な方向が存在する方向性けい素鋼板を、その磁化
容易方向が磁束の方向に合致するようにして使用するの
が、鉄損が小さくなり磁束が通り易くなる観点から好ま
しいといえる。
【0006】しかし、上記従来のモータのステータコア
にあっては、通常は、どの方向をとっても磁化させ易さ
が同等である無方向性けい素鋼板を使用している。これ
は、ステータコイルに電流を流すことによりステータコ
ア121に形成される磁束の方向が、場所によって異な
るという理由による。すなわち、ステータコア121に
形成される磁束は、ティース部122では半径方向に、
一方、バックヨーク部126では円周方向になる。
【0007】つまり、方向性けい素鋼板をステータコア
121に使用すると、形成される磁束の方向がまちまち
なため、形成される磁束の方向が材料の磁化容易方向に
合致している部分は磁束が通り易いが、形成される磁束
の方向が材料の磁化容易方向に垂直な部分は、無方向性
けい素鋼板を使用した場合よりも磁束が通りにくく、全
体としての鉄損が大きくなってしまう。このため、図1
5に示したようなステータコアには、無方向性けい素鋼
板を使用せざるを得なかった。
【0008】そこで、ステータコアのティース部とバッ
クヨーク部とを分割し、ティース部にのみ方向性けい素
鋼板を磁化容易方向が径方向に合致するようにして使用
することにより、鉄損の低減を図った技術が提案されて
いる(実開平3−113945号公報)。しかしなが
ら、このステータコアのバックヨーク部は、円環状を呈
していることから、一定の磁化容易方向を有する方向性
けい素鋼板を使用することができずに無方向性けい素鋼
板を使用したものであり、ステータコア全体としての鉄
損の低減は十分とは言えなかった。また、円環状のバッ
クヨーク部は、材料取りが容易ではなく、円環中央部の
材料が無駄になって、製造コストを増加させる虞れがあ
る。
【0009】これに対し、ステータコアのティース部と
バックヨーク部とを分割すると共に、さらにバックヨー
ク部を円周方向に分割し、このバックヨーク部にも方向
性けい素鋼板を磁化容易方向が円周方向に合致するよう
にして使用した技術が提案されている(特開平7−67
272号公報)。このようにすれば、ステータコアに形
成される磁束の方向と材料の磁化容易方向を合致させる
ことが可能で、材料の無駄も防止することができる。し
かしながら、ステータコアがあまりにも多数に分割され
ているために、部品点数が多過ぎて製造すること自体が
容易でないばかりか、製造工数および製造コストの増大
を招くという問題がある。しかも、バックヨーク部が円
周方向に細かく分割されているので、ステータコア全体
の強度ないし剛性が低下するという問題もある。
【0010】本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みて
なされたものであり、本発明の目的は、容易かつ安価に
製造することを確保しつつ、ステータコアの鉄損の低減
を図ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、下記す
る手段により達成される。
【0012】(1) 方向性けい素鋼板からなるティー
ス単体が複数枚積層された積層ティースが、磁化容易方
向が半径方向に合致するように円周方向に複数配置され
て形成され、ステータコイルが巻回されるティース部
と、磁化容易方向が長手方向に合致する方向性けい素鋼
材が複数回巻回されて形成されるバックヨーク部と、を
有することを特徴とする電動機のステータコア。
【0013】(2) 前記方向性けい素鋼材は、帯状の
方向性けい素鋼板であり、前記バックヨーク部は、前記
帯状の方向性けい素鋼板をその幅方向の一側面を内側に
して曲げ螺旋状に成形して重ねることにより形成される
ことを特徴とする上記(1)に記載の電動機のステータ
コア。
【0014】(3) 前記方向性けい素鋼材は、方向性
けい素鋼線であり、前記バックヨーク部は、前記方向性
けい素鋼線が複数層をなすように巻回されて形成される
ことを特徴とする上記(1)に記載の電動機のステータ
コア。
【0015】(4) 磁化容易方向が長手方向に合致す
る方向性けい素鋼板からなるティース単体を複数枚積層
して積層ティースを形成する工程と、前記積層ティース
を、その長手方向が半径方向に一致するように、内型の
外周面上に複数配置する工程と、前記内型に配置された
積層ティースにより構成されるティース部にステータコ
イルを巻回する工程と、前記ティース部の周囲を外型で
囲繞し、前記内型と外型との間に樹脂を流し込んでステ
ータコイルを固定する工程と、前記外型を外し、前記テ
ィース部の外周側に、磁化容易方向が長手方向に合致す
る方向性けい素鋼材を複数回巻回することによりバック
ヨーク部を形成する工程と、前記内型を外す工程と、を
有することを特徴とする電動機のステータの製造方法。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、請求項毎に次のような
効果を奏する。
【0017】請求項1に記載の発明によれば、ステータ
コアに形成される磁束の方向と、ステータコアを構成す
る方向性けい素鋼板の磁化容易方向とを一致させること
ができ、ステータコアの鉄損が大幅に低減され磁束がき
わめて通り易くなるため、これを用いたモータの効率及
びトルクを向上させることができる。一方、同じトルク
のモータを作る場合には、バックヨーク部の半径方向の
幅を薄くすることが可能となるので、モータの小型軽量
化を図ることができる。
【0018】しかも、バックヨーク部は、方向性けい素
鋼材を複数回巻回して形成したので、磁束の方向と磁化
容易方向とを一致させるために多数に分割したものと比
べ、部品点数が少なく製造も容易となる。また、1枚の
円環状に打ち抜いたもののように無駄な材料が発生する
こともなく、材料費の低減も図られる。
【0019】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加え、1本の帯状の板から形成さ
れているので、バックヨーク部の強度ないし剛性がより
向上する。
【0020】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加え、バックヨーク部の素材とし
て線状のものを利用しているので、材料の入手や保存が
容易で、バックヨーク部の成形作業性も良好となる。
【0021】請求項4に記載の発明によれば、ティース
部とバックヨーク部とに方向性けい素鋼板を有効に利用
したステータコアを効率よく製造することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0023】図1は、本発明の一実施形態に係るステー
タコアを用いたモータの概略構成を示す断面図、図2
は、ステータコアを軸方向からみた図、図3は、図2の
III −III 線に沿う模式的な断面図である。
【0024】図1に示すモータ(電動機)は、永久磁石
型同期モータであり、また、いわゆるインナーロータ型
(内側回転)の三相同期モータである。同期モータは、
効率が高いことから、例えば電気自動車や省エネルギを
必要とする製品に対して使用するのに適している。
【0025】このモータは、筐体としてのフレーム1を
有している。フレーム1は、例えばアルミニウム合金等
により形成されており、円筒部2とカバー3とからな
る。フレーム1の円筒部2の内周面には、ステータ20
が取り付けられている。また、フレーム1には、軸受
4,4を介して、ロータ40が回転自在に取り付けられ
ている。ここで、ステータ20とロータ40との間に
は、半径方向に所定のエアギャップが設けられている。
【0026】ステータ20は、フレーム1内部に挿入さ
れ焼嵌めにより固定されるステータコア21と、このス
テータコア21に巻装されるステータコイル31とを有
している。
【0027】図1〜図3に示すように、ステータコア2
1は、ステータコイル31が巻回されるティース部22
と、このティース部22の外側に位置される円環状のバ
ックヨーク部26と、を有している。これらのティース
部22とバックヨーク部26とは、相互に分割されてそ
れぞれ別体となっている。
【0028】図4は、ティース部を構成する最小単位で
あるティース単体を示す斜視図、図5は、積層ティース
を示す図であって、(A)は軸方向からみた図、(B)
はその右側面図である。
【0029】ティース単体24は、表面に絶縁層が形成
された厚さ例えば約0.5mmの方向性けい素鋼板等の
磁化容易方向が存在する高透磁(導磁)率材料の板から
作られている。ここでは特に、磁化容易方向がティース
単体24の長手方向、すなわち図4中矢印A方向に合致
するように、方向性けい素鋼板を使用している。積層テ
ィース23は、このティース単体24を複数枚積層して
形成される。なお、図3では、理解の容易のため、積層
ティース23におけるティース単体24同士の接合面を
示す線を図示省略している。そして、ティース部22
は、積層ティース23が円周方向に複数配置されて形成
されており、結果的に、方向性けい素鋼板の磁化容易方
向Q(図2参照)が半径方向に合致するようになってい
る。
【0030】図6は、バックヨーク部の素材を示す斜視
図、図7は、バックヨーク部を形成する様子を示す斜視
図である。
【0031】バックヨーク部の素材27としては、表面
に絶縁層が形成された厚さ例えば約0.5mmの帯状の
方向性けい素鋼板が使用されている。ここでは特に、磁
化容易方向が帯状の素材27の長手方向、すなわち図6
中矢印B方向に合致するように、方向性けい素鋼板を使
用している。そして、バックヨーク部26は、帯状の素
材27をその幅方向の一側面28を内側にして曲げ、図
7に示すように、螺旋状に成形して複数回巻回し、これ
を軸方向に密着するように重ねることにより形成されて
いる。結果的に、バックヨーク部26では、方向性けい
素鋼板の磁化容易方向P(図2参照)が円周方向に合致
するようになっている。
【0032】なお、このようにステータコア21を薄い
板を複数枚積層して形成することによって、渦電流によ
る損失を低減している。
【0033】ステータコア21の内側には、図2に示し
たように、ティース部22の個々の積層ティース23の
間に、複数のスロット25が形成されている。ステータ
コイル31は、3個の独立したコイルを有しており、所
定の方法で結線して、スロット25の中に挿入されるよ
うにして所定の巻き方にてティース部22に巻回されて
いる。
【0034】一方、ロータ40は、円周方向における複
数箇所(例えば等配8箇所)に挿入穴が形成されたロー
タコアと、これらの挿入穴に挿入された永久磁石とを有
している(いずれも図示せず)。これらの永久磁石は、
その厚み方向(半径方向)に磁化されており、ロータ外
周からみてN極、S極が、円周方向で交互になるように
配置される。ロータコアは、厚さ例えば約0.5mmの
けい素鋼板から作られたロータコア単体を複数枚積層し
て形成される。また、ロータコアの中心には、モータシ
ャフト5が圧入されている。
【0035】次に、ステータ20の製造方法について説
明する。
【0036】まず、図4及び図5に示したように、磁化
容易方向が長手方向に合致する方向性けい素鋼板からな
るティース単体24を、溶接、かしめ、接着等により、
複数枚積層して接合し、積層ティース23を形成する。
【0037】次いで、図8に示すように、積層ティース
23を、ティース単体24の長手方向が半径方向に一致
するようにして、内型50の外周面上に所定の個数だけ
配置する。
【0038】なお、内型50の外周面上には、積層ティ
ース23の内端部近傍の断面形状に対応した溝51(図
11参照。但し、図11では円周方向の一部の溝のみを
表示し、他は省略している。)が形成されており、積層
ティース23は、軸方向からスライド移動させることに
より、溝51に嵌め込まれて収容されるようになってい
る。
【0039】そして、図9に示すように、内型50に配
置された積層ティース23により構成されるティース部
22に、ステータコイル31を巻回する。この場合、テ
ィース部22の外周側からステータコイル31を巻くこ
とができるので、巻き易さが増し、作業性が向上する。
次いで、ティース部22の周囲を外型60で囲繞する。
外型60は、例えば一対の半割れ円筒を有し、内型50
の両方向からはさみ込むようにして取り付ける。その
後、内型50と外型60との間に樹脂を流し込んでステ
ータコイル31を固定する。
【0040】そして、図10に示すように、外型60を
外してから、ティース部22の外周側に、磁化容易方向
が長手方向に合致する方向性けい素鋼板である帯状の素
材27を複数回巻回することによりバックヨーク部26
を形成する。なお、図7に示したように、帯状の素材2
7を螺旋状に曲げ成形し複数回巻回して重ねることによ
りバックヨーク部26を予め形成しておき、これをティ
ース部22の外周側に圧入することも可能である。
【0041】最後に、図11に示すように、内型50を
軸方向に引き出すようにして外し、ステータ20の製造
が完了する。このようにして、ティース部22とバック
ヨーク部26とに方向性けい素鋼板を有効に利用したス
テータコア21が効率よく製造される。
【0042】上記のように構成されたステータ20を用
いたモータにおいては、ステータコイル31に交流電流
を流すことにより、回転磁界が誘起される。このとき、
ステータコイル31は、ロータ40に向かって鎖交する
ように磁束を発生させる。ステータコイル31の所定部
分は、例えばN極として働くことにより、ロータ40の
N極の永久磁石と反発、S極の永久磁石と吸引すること
によってマグネットトルクが発生すると共に、ロータコ
アを吸引することによってリラクタンストルクが発生す
る。このようにして、ステータ20とロータ40との間
に相互作用が働いてロータ40が回転され、この相互作
用によりモータのトルクが発生する。
【0043】このとき生じる磁束のうち、ステータコア
21に形成される磁束は、バックヨーク部26では円周
方向に、一方、ティース部22では半径方向になる。こ
こで、ティース部22は、方向性けい素鋼板からなるテ
ィース単体24が複数枚積層された積層ティース23
が、磁化容易方向が半径方向に合致するように円周方向
に複数配置されて形成され、また、バックヨーク部26
は、磁化容易方向が長手方向に合致する方向性けい素鋼
板である帯状の素材27が複数回巻回されて形成されて
いるので、ステータコア21に形成される磁束の方向
と、ステータコア21を構成する方向性けい素鋼板の磁
化容易方向が一致する。
【0044】これにより、ステータコア21の鉄損は大
幅に低減され、磁束がきわめて通り易くなる。したがっ
て、モータの効率が向上すると共に、モータのトルクを
高めることができる。一方、同じトルクのモータを作る
場合には、バックヨーク部126の半径方向の幅を薄く
することが可能となるので、モータの小型軽量化を図る
ことができる。
【0045】しかも、バックヨーク部126は、方向性
けい素鋼板である帯状の素材27を複数回巻回して形成
したので、形成される磁束の方向と方向性けい素鋼板の
磁化容易方向を一致させるために多数に分割した従来の
ものと比べ、部品点数が少なく製造も容易となる。ま
た、1本の帯状の板を成形して形成されているので、バ
ックヨーク部126の強度ないし剛性がより向上する。
さらに、1枚の円環状に打ち抜いた従来のもののように
無駄な材料が発生することもなく、材料費の低減も図ら
れる。
【0046】図12は、他の実施形態に係るステータコ
アを軸方向からみた図、図13は、図12のXIII−XIII
線に沿う模式的な断面図、図14は、バックヨーク部の
素材を示す斜視図である。
【0047】この実施形態では、ステータコア21aの
バックヨーク部26aは、方向性けい素鋼線である線状
の素材27aが複数層をなすように巻回されて形成され
ている点で、上記実施形態と相違している。但し、その
他の点では同様であるので、共通する部材には同一の符
号を付し、その説明を省略する。
【0048】バックヨーク部の素材27aとしては、帯
状の表面に絶縁層が形成された方向性けい素鋼線が使用
されている。ここでは特に、磁化容易方向が帯状の素材
27aの長手方向、すなわち図14中矢印C方向に合致
するように、方向性けい素鋼線を使用している。そし
て、バックヨーク部26aは、図12及び図13に示す
ように、この線状の素材27aを、ティース部22の外
周側に複数層をなすように巻回することにより形成され
る。結果的に、バックヨーク部26aでは、方向性けい
素鋼線の磁化容易方向Pが円周方向に合致するようにな
っている。
【0049】このステータコア21aを使用したもの
も、前述した実施形態のものと同様の効果を得ることが
できる。また、バックヨーク部の素材として線状のもの
を利用しているので、材料の入手や保存が容易で、バッ
クヨーク部の成形作業性も良好となる。
【0050】なお、以上説明した実施形態は、本発明を
限定するために記載されたものではなく、本発明の技術
的思想内において当業者により種々変更が可能である。
【0051】例えば、モータのステータコアのティース
(スロット)の数や、モータの極数も種々変更すること
が可能である。また、上記実施形態では、インナーロー
タ型の永久磁石型同期モータについて説明したが、本発
明はこれに限られず、同様な形態のステータコアを有す
る他のモータに対しても適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係るステータコアを用
いたモータの概略構成を示す断面図である。
【図2】 ステータコアを軸方向からみた図である。
【図3】 図2のIII −III 線に沿う模式的な断面図で
ある。
【図4】 ティース部を構成する最小単位であるティー
ス単体を示す斜視図である。
【図5】 積層ティースを示す図であって、(A)は軸
方向からみた図、(B)はその右側面図である。
【図6】 バックヨーク部の素材を示す斜視図である。
【図7】 バックヨーク部を形成する様子を示す斜視図
である。
【図8】 積層ティースを内型の外周面上に配置する様
子を示す斜視図である。
【図9】 ティース部にステータコイルを巻回した後、
樹脂によりステータコイルを固定する様子を示す図であ
る。
【図10】 ティース部の外周側にバックヨーク部を形
成する様子を示す斜視図である。
【図11】 内型を外す様子を示す斜視図である。
【図12】 他の実施形態のステータコアを軸方向から
みた図である。
【図13】 図12のXIII−XIII線に沿う模式的な断面
図である。
【図14】 バックヨーク部の素材を示す斜視図であ
る。
【図15】 従来のステータコアを軸方向からみた図で
ある。
【符号の説明】
1…フレーム、 5…モータシャフト、 20…ステータ、 21…ステータコア、 22…ティース部、 23…積層ティース、 24…ティース単体、 26…バックヨーク部、 27,27a…素材、 31…ステータコイル、 40…ロータ、 50…内型、 60…外型。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉村 由佳 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 Fターム(参考) 5H002 AA03 AA06 AA07 AB04 AB06 AC02 AC04 AC06 AE01 AE08 5H615 AA01 BB01 BB07 BB14 PP01 PP07 PP10 PP11 PP24 PP25 PP28 QQ02 QQ19 RR07 SS04 SS05 SS16 SS18 SS19 SS44 TT04 TT05 TT26

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 方向性けい素鋼板からなるティース単体
    が複数枚積層された積層ティースが、磁化容易方向が半
    径方向に合致するように円周方向に複数配置されて形成
    され、ステータコイルが巻回されるティース部と、 磁化容易方向が長手方向に合致する方向性けい素鋼材が
    複数回巻回されて形成されるバックヨーク部と、 を有することを特徴とする電動機のステータコア。
  2. 【請求項2】 前記方向性けい素鋼材は、帯状の方向性
    けい素鋼板であり、前記バックヨーク部は、前記帯状の
    方向性けい素鋼板をその幅方向の一側面を内側にして曲
    げ螺旋状に成形して重ねることにより形成されることを
    特徴とする請求項1記載の電動機のステータコア。
  3. 【請求項3】 前記方向性けい素鋼材は、方向性けい素
    鋼線であり、前記バックヨーク部は、前記方向性けい素
    鋼線が複数層をなすように巻回されて形成されることを
    特徴とする請求項1記載の電動機のステータコア。
  4. 【請求項4】 磁化容易方向が長手方向に合致する方向
    性けい素鋼板からなるティース単体を複数枚積層して積
    層ティースを形成する工程と、 前記積層ティースを、その長手方向が半径方向に一致す
    るように、内型の外周面上に複数配置する工程と、 前記内型に配置された積層ティースにより構成されるテ
    ィース部にステータコイルを巻回する工程と、 前記ティース部の周囲を外型で囲繞し、前記内型と外型
    との間に樹脂を流し込んでステータコイルを固定する工
    程と、 前記外型を外し、前記ティース部の外周側に、磁化容易
    方向が長手方向に合致する方向性けい素鋼材を複数回巻
    回することによりバックヨーク部を形成する工程と、 前記内型を外す工程と、 を有することを特徴とする電動機のステータの製造方
    法。
JP11084799A 1999-03-26 1999-03-26 電動機のステータコア及びステータの製造方法 Withdrawn JP2000278891A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002233126A (ja) * 2001-01-31 2002-08-16 Ibiden Co Ltd ブラシレスモータ、歯科用研磨装置
JP2006074880A (ja) * 2004-09-01 2006-03-16 Hitachi Ltd 回転電機
JP2006087287A (ja) * 2004-09-17 2006-03-30 Lg Electronics Inc 磁束集中型モータ

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