JP2000280285A - 窓部を有する成形品およびその製造方法 - Google Patents

窓部を有する成形品およびその製造方法

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JP2000280285A
JP2000280285A JP11095752A JP9575299A JP2000280285A JP 2000280285 A JP2000280285 A JP 2000280285A JP 11095752 A JP11095752 A JP 11095752A JP 9575299 A JP9575299 A JP 9575299A JP 2000280285 A JP2000280285 A JP 2000280285A
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JP11095752A
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Tetsuya Yamazaki
徹也 山崎
Yasunori Tanaka
康則 田中
Morio Fujiwara
盛男 藤原
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】傷付き、変形等の外観不良がなく、窓部と成形
品本体とが充分な接合強度で接合されている成形品を、
特別な設備を必要とせずに既存の設備によって簡便な工
程で、低コストで製造できる方法およびその製造方法に
よって得られる成形品の提供。 【解決手段】窓部材の内周部に対応して、凹部が形成さ
れた上部金型および下部金型からなる射出成形用金型を
用い、窓部材の外周部のみを上部金型と下部金型とで挟
持し、窓部材の内周部が上部金型および下部金型と接触
しないように保持して、射出成形用金型内への溶融樹脂
の充填を行う、窓部を有する成形品の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は窓部を有する成形品
およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】射出成形によって製造される各種の成形
品には、所定の個所に窓が配設されたものがある。例え
ば、DDS、DAT、DVC(ディジタルビテオカセッ
ト)、VHS、8ミリビデオカセットテープ等の磁気テ
ープカセットには、磁気テープの走行状態を、外側から
視認できるように、磁気テープを収納するケースの両面
または上面に窓が設けられている。
【0003】例えば、図10(a)の斜視図に示すディ
ジタルビデオ用磁気テープカセット(DVC)の上ハー
フ91には、磁気テープカセット内に収納される磁気テ
ープの巻き戻し状態、走行状態等を外側から視認できる
ように、透明な材料からなる窓部材93が、上ハーフ本
体97の所定の個所に嵌設されている。この上ハーフ9
1において、図10(a)の斜視図および図11(b)
の断面図に示すように、窓部材93の外周部95a,9
5b,95cおよび95dが、上ハーフ本体97に穿設
された窓開口部の内側端99a,99b,99cおよび
99dと接合されている。
【0004】また、磁気記録テープ録音機、カメラ等の
各種機器においても、外側から内部の状態を確認した
り、所定の表示が視認できるように、窓が設けられてい
る部品がある。さらに、図13に示すレンズ付きフィル
ムユニットの防水ケース101は、レンズ付きフィルム
ユニット103を内部に水密状態で収納するとともに、
該レンズ付きフィルムユニット103による写真撮影を
行うために、外側からシャッタレリーズを行うためのレ
リーズレバー105、フィルムの巻き上げを行うための
操作ダイヤル107などを有するものである。この防水
ケース101は、レンズ付きフィルムユニット103を
水密に収納するために、底部に開口を有するケース本体
109と、該開口に水密に嵌着される底蓋111とから
なるものである。この防水ケース101には、内部に収
納されるレンズ付きフィルムユニット103の撮影用レ
ンズ113に露光光線が入射するように、撮影用レンズ
113に対応する部位に、露光用の窓部115が設けら
れている。また、ファインダー、ストロボ等に対応する
部分にも、窓部が設けられている。
【0005】これらの窓部を有する成形品を製造する方
法として、従来、成形品本体の所定の位置に設けた開口
部に窓部材を嵌装し、両者の当接部を超音波溶着により
接合する方法、窓部に対応して構成された可動部を有す
る金型を用いて、複数段の射出成形を行い、金型内で成
形品本体と窓部とを同時に成形する二色成形により製造
する方法、金型内の所定の位置に配置した窓部材の周囲
に、溶融樹脂をゲートから射出して充填し、窓部材と成
形品本体とが一体的に接合した成形品を得るインサート
成形による方法などの各種の方法が知られている。
【0006】これらの方法において、溶着により接合す
る方法は、超音波溶着設備を必要とする。また、二色成
形による方法では、複雑な構造の特殊な金型および成形
機を必要とする。そのため、これらの溶着または二色成
形による方法は、成形品を大量に生産する場合には、コ
スト的に問題が生じないが、比較的少量の成形品を生産
する場合には、コスト的に不利である。これに対して、
インサート成形による方法は、これらの溶着または二色
成形による方法に比べて、特殊な金型および設備を特に
必要としないため、比較的少量の成形品を製造する方法
として適している。
【0007】このインサート成形による方法は、例え
ば、図10(a)に示す磁気テープカセットの上ハーフ
91の製造を例にとると、図11に示すとおり、まず、
射出成形用金型の下部金型117bの所定の個所に、窓
部材119を配置した後、上部金型117aと、下部金
型117bとで窓部材119を挟持し、ゲート(図示せ
ず)から溶融樹脂を射出してキャビティ内に充填する。
溶融樹脂は、窓部材119の周囲を回り込みながら流動
して、ゲートと反対側で合流してウェルドを形成し、上
ハーフ本体が形成される。次に、保圧、冷却の工程を経
て、上ハーフ本体と窓部材とが一体的に接合された上ハ
ーフ91を得ることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のインサ
ート成形による方法では、窓部材を挟持する上部金型お
よび下部金型が、それぞれ窓部材の上下表面と全面にわ
たって当接されるため、金型表面の傷、異物等により、
窓部材の表面に傷が生じる。また、溶融樹脂の射出時
に、ゲートから加えられる射出力によって、窓部材が押
されて金型と擦れ合って擦過傷を生じたり、甚だしい場
合には、図12に示すように、変形してしまう等の問題
があった。窓の表面の傷、特に、中央部の傷は、成形品
の外観上の品質を低下させ、また、窓の変形が甚だしい
場合には、他の部品の組付け、動作等が妨げられる等の
成形品の製造上または機能上の問題を生じることがあ
る。
【0009】また、他の機器においても、窓部の表面の
傷や窓部の変形は、内部の状態の確認を困難とし、ま
た、各種表示の視認性を損なう等の機能上の問題を生じ
ることがあった。さらに、図13に示すレンズ付きフィ
ルムユニットの防水ケースにおいては、窓部に傷や変形
を生じると、レンズ付きフィルムユニットの撮影用レン
ズへの露光光線の正常な入射が妨げられ、レンズ付きフ
ィルムユニットの写真性能を損なう等の問題を生じる原
因となる。
【0010】さらにまた、インサート成形において、一
般に、射出力による変形を防止するためには、樹脂温
度、金型冷却水温度をより高くする等により、射出圧力
を低減することが有効であるが、より長い成形サイクル
が必要となり、生産性を低下させる原因となる。
【0011】そこで、本発明の目的は、傷付き、変形等
の外観不良がなく、窓部と成形品本体とが充分な接合強
度で接合されている成形品を、特別な設備を必要とせず
に既存の設備によって簡便な工程で、低コストで製造で
きる方法およびその製造方法によって得られる成形品を
提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、射出成形用金型内の所定の位置に保持さ
れた窓部材の周囲に、溶融樹脂を射出して充填し、窓部
材と成形品本体とが一体的に接合された、窓部を有する
成形品を製造する方法であって、窓部材の内周部に対応
して、凹部が形成された上部金型および下部金型からな
る射出成形用金型を用い、窓部材の外周部のみを上部金
型と下部金型とで挟持し、窓部材の内周部が上部金型お
よび下部金型と接触しないように保持して、射出成形用
金型内への溶融樹脂の充填を行うことを特徴とする、窓
部を有する成形品の製造方法を提供するものである。
【0013】また、本発明は、前記の方法によって製造
される、窓部を有する成形品を提供するものである。
【0014】以下、本発明の窓部を有する成形品の製造
方法(以下、「本発明の方法」という)、およびその方
法に係る窓部を有する成形品について、詳細に説明す
る。
【0015】本発明の方法は、成形品本体の所定の個所
に窓部材が嵌設され、該窓部材の外周部が、周囲の成形
品本体と一体的に接合されている構造の成形品を射出成
形により製造する方法である。本発明の方法は、窓部を
有する成形品であれば、いずれの成形品の製造にも適用
可能である。例えば、DDS、DAT、DVC、VH
S、8ミリビデオカセットテープ等の磁気テープカセッ
トにおいて、磁気テープの走行状態を、外側から視認で
きるように、窓部が設けられている上ハーフ、上シェ
ル、ケース等の各種部品等の製造に適用可能である。ま
た、磁気記録テープ録音機、カメラ等の各種機器におけ
る表示窓が設けられている各種部品の製造にも適用可能
である。さらに、防水型レンズ付きフィルムユニットに
おいて、撮影レンズ、ファインダー、ストロボ等に対峙
する部分に窓部が設けられている防水ケースの製造にも
適用可能である。
【0016】本発明の方法は、成形品本体の所定の個所
に一体的に嵌設される窓部材の内周部に対応して、凹部
を有する上部金型および下部金型とからなる射出成形用
金型を用いて、射出成形用金型の所定の位置に窓部材を
配置した後、金型の閉止および型締めを行い、上部金型
と下部金型と、内部に配置された窓部材との間に形成さ
れるキャビティ内に、ゲートから溶融樹脂を射出して充
填し、成形品本体を形成すると同時に、窓部材と成形品
本体とが一体的に接合された成形品を製造する方法であ
る。
【0017】本発明の方法において用いられる射出成形
用金型は、型締め時に、上部金型と下部金型との間の所
定の個所に窓部材を保持するものである。射出成形用金
型の上部金型と下部金型は、所定の個所に配置される窓
部材の上面および下面の内周部に対応して形成された凹
部を有し、型締め時に、窓部材の外周部のみが上部金型
と下部金型の表面と当接して挟持され、窓部材の内周部
の上面および下面は、上部金型および下部金型と接触し
ないように窓部材が保持される。この窓部材は、金型内
に設けられた位置決め部に対応して配設された嵌合部を
有し、金型内の所定の位置に配置される。
【0018】このように、窓部材が所定の位置に保持さ
れ、成形品本体に対応したキャビティが形成された金型
内に溶融樹脂を射出すると、ゲートから流入した溶融樹
脂は、キャビティ内を窓部材の外周部に沿って窓部材を
回り込んで流れ、ゲートと反対側で合流してウェルドを
形成する。このとき、窓部材は、溶融樹脂の射出圧を受
け、外周部は、上部金型または下部金型と接触している
ため、擦過によって傷が生じるおそれがあるが、窓部材
の内周部は、上部金型および下部金型と接触していない
ため、擦過によって傷が生じることがない。また、窓部
材は、上部金型および下部金型と、外周部のみで接触
し、窓部材の内周部は上部金型および下部金型と接触し
ないため、上部金型と窓部材の内周上面の間、および下
部金型と窓部材の内周下面の間には、空間が形成され
る。そのため、窓部材の内周部に部分的な肉厚部がある
場合、例えば、中央部が厚肉の窓部材であっても、上部
金型と窓部材の内周上面の間、および下部金型と窓部材
の内周下面の間に形成される空間に、その肉厚部が収容
され、外周部において溶融樹脂をシールすることができ
る利点がある。また、上部金型と下部金型、および両金
型の間に挟持された窓部材の間に形成された成形品本体
に対応するキャビティから、上部金型または下部金型に
形成された凹部までの距離が短いため、射出成形時に、
キャビティ内からのエアーが、この凹部へと容易に抜け
易く、凹部を通じて排出させることができる。また、ウ
ェルド部においても、この凹部によってエアー抜けがよ
くなるため、焼け、ショート等の成形不良の防止に有効
である。
【0019】また、上部金型と下部金型は、型締め時
に、上部金型と窓部材の外周部との間、および下部金型
と窓部材との間の両者を合わせて、−30〜+30μm
の間隔、好ましくは0〜+20μmの間隔を形成するよ
うに構成される。本発明において、マイナスの間隔と
は、窓部材の外周部を挟持する部分における上部金型と
下部金型との間の間隔を、窓部材の外周部における肉厚
よりも狭い間隔に形成することであり、すなわち、上部
金型と下部金型による窓部材の保持における押し代を設
けることを意味する。また、プラスの間隔とは、窓部材
の外周部を挟持する部分における上部金型と下部金型と
の間の間隔を、窓部材の外周部における肉厚よりも広い
間隔に形成することであり、すなわち、上部金型と下部
金型による窓部材の保持において、上部金型および下部
金型と窓部材の外周部との間に隙間を設けることを意味
する。窓部材の保持時の押し代が大き過ぎると、窓部材
の外周部における溶融樹脂のシール性は向上するが、外
周部における傷の発生、また、エアー抜けの悪化、ウェ
ルド部における焼け、ショート等の発生を招くおそれが
ある。一方、上部金型および下部金型と窓部材の外周部
との間に隙間が大き過ぎると、外周部における溶融樹脂
のシール性が悪化し、バリが発生するおそれがある。こ
の隙間を、バリが発生しない程度に設定する、すなわ
ち、適当なプラスの間隔を設定することにより、外周部
において、溶融樹脂をシールすることができるととも
に、傷の発生がなく、エアー抜けを良好にすることがで
きる。
【0020】さらに、本発明の方法において、上部金型
または下部金型の少なくとも1個所に変形防止部を設け
た射出成形用金型を用いると、有利である。この変形防
止部は、窓部材を挟んで、ゲートと反対側またはゲート
側に設けられる。この変形防止部は、上部金型または下
部金型の下面または上面の少なくとも1個所に突設され
ていてもよいし、穿設されていてもよい。上部金型また
は下部金型に変形防止部を突設する場合には、変形防止
部はゲートと反対側に、窓部材の外周部の側端が当接し
て変形を防止できるように配設されていてもよいし、窓
部材の外周部の側端に上部金型または下部金型に突設さ
れた変形防止部に対応して穿設された嵌合部に、該突設
された変形防止部が嵌合するように配設されていていて
もよい。また、上部金型または下部金型に変形防止部が
穿設されている場合には、その変形防止部に嵌合される
突部が窓部材に形設される。ここで、窓表面への傷付き
をさらに低減するために、金型による窓部材の保持面積
を少なく、また、窓部材と接触する金型面の研磨度を上
げると、金型による窓部材の保持力が低下し、射出圧力
によって、図12に示すように窓部材が変形してしまう
ことがある。一般に、樹脂温度、金型冷却水温度を上げ
る等にて射出力を下げることによっても変形は防止可能
であるが、成形サイクルが長くなり、生産性が低下する
問題がある。本発明の方法においては、前記変形防止部
を設けることにより、成形サイクルを長くすることな
く、窓部材の変形を防止することができ、有利である。
【0021】また、この変形防止部を、上部金型または
下部金型の内、成形品の内面を形成する金型面に突設す
ると、変形防止部による凹部が成形品の内側に形成され
るため、成形品の品質上、外観が重要視される成形品の
場合には、外側に凹部が形成されず、外観を保つ上で有
効である。また、外観を問題としない成形品の場合に
は、変形防止部を、上部金型または下部金型の内、成形
品の外面を形成する金型面に突設してもよい。この変形
防止部の形状は、成形品本体の肉厚を超えないものであ
れば、特に制限されない。下部金型に窓部材を配置する
際に、配置が容易で、かつ成形品本体の強度を低下させ
ないことを考慮して形成することができる。例えば、成
形品本体の肉厚の30%程度の高さの略台形の断面形状
に形成することができる。
【0022】また、この変形防止部は、上部金型または
下部金型の少なくとも1個所に設けられ、成形品の形
状、窓部の配置個所等に応じて、適宜配設される。変形
防止部が上部金型または下部金型の内面の少なくとも1
個所に突設されている場合には、窓部材を挟んでゲート
と反対側に、窓部材の外周部の側端に沿って、側端の全
辺にわたって当接するように、金型面に突設されていて
もよいし、成形品の形状、窓部の外周部近傍の成形品の
強度、成形時の溶融樹脂の流れ性、ガス抜け性等を考慮
して、窓部材を挟んでゲートと反対側に、窓部材の外周
部の側端の複数の個所に当接するように、金型面に適
宜、突設されていてもよい。
【0023】また、変形防止部が、上部金型または下部
金型に穿設されている場合には、変形防止部は、窓部材
を挟んで、ゲート側またはゲートと反対側のいずれに穿
設されていていてもよい。この変形防止部は、窓部材の
外周部の側端に沿って、側端の全辺にわたって、または
部分的に金型面に刻成された条溝であってもよいし、ま
た、ゲート側およびゲートと反対側に刻成されていてい
てもよい。
【0024】さらにまた、本発明において、窓部材の外
周部と成形品本体との接合部の形状を、窓部材の外周部
から張り出した張り出し接合部と、該張り出し接合部に
対応して成形品本体に形設された接合部とが、両接合部
の肉厚の合計が成形品の肉厚の範囲内となるように、重
ね合わせた2層構造とすれば、接合面積を大きくするこ
とが可能となり、アンカー部を設けることなく、充分な
接合力が得られる。また、このとき、窓部材の張り出し
接合部を成形品本体の内面側に配置されるように設ける
ことにより、得られる成形品の外観を損ねることなく、
接合部を形成することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、窓部を有する成形品の製造
方法として、図10に示すDVC(ディジタルビデオカ
セット)の上ハーフを本発明の方法にしたがって製造す
る方法を例にとり、図1〜9に基づいて、本発明の窓部
を有する成形品の製造方法(以下、「本発明の方法」と
いう)について詳細に説明し、合わせてその方法によっ
て得られる窓部を有する成形品について詳細に説明す
る。
【0026】このDVCの上ハーフの製造においては、
まず、型開き時に、射出成形用金型の下部金型の所定の
位置に窓部材を配置する。このとき、後記の図4に示す
ように、窓部材は、下部金型の所定の位置に設けた位置
決め部に対応した嵌合部が少なくとも1個所形設されて
おり、この嵌合部を下部金型の位置決め部に嵌合するこ
とにより、窓部材を所定の位置に配置することができ
る。また、このとき、後記の図4に示すように、下部金
型に設けた吸着口から空気を吸引すれば、窓部材の配置
をより確実に迅速に行うことができる、また、吸着力に
よって窓部材を保持するため、型閉じ中に窓部材が脱落
することなく、吸着空気圧を検出して窓部材の保持が確
認されたかのインターロックにも利用できるため、有効
である。
【0027】次に、図1に示すように、型閉じおよび型
締めを行い、窓部材1の外周部3を、上部金型5aと下
部金型5bで挟持する。このとき、上部金型5aは、窓
部材1の内周部の上面7aと対応して上方に凹の凹部9
aを有し、また、下部金型5bは、窓部材の内周部の下
面7bと対応して下方に凹の凹部9bを有し、この凹部
9aおよび9bによって、上部金型5aおよび下部金型
5bは、窓部材1の内周部の上面7aおよび下面7bと
接触されず、窓部材1の外周部3のみが、上部金型5a
および下部金型5bの対応する面の間に挟持され、窓部
材1が金型内に保持される。
【0028】このように、上部金型5aと、下部金型5
bと、内部に配置された窓部材1との間に形成されるキ
ャビティ11内に、ゲートから溶融樹脂を射出して充填
し、キャビティ11に対応する成形品本体を形成すると
同時に、窓部材と成形品本体とが、窓部材1の外周部3
において、一体的に接合され、窓部を有する成形品とし
て上ハーフを形成することができる。このとき、上部金
型5aおよび下部金型5bは、窓部材1の内周部と接触
しないため、該内周部に金型との接触による傷が生じる
ことがない。
【0029】また、窓部材1が所定の位置に保持され、
成形品本体に対応したキャビティ11が形成された金型
内に溶融樹脂を射出されると、ゲートから流入した溶融
樹脂は、キャビティ11内を窓部材1の外周部3に沿っ
て窓部材1を回り込んで流れ、ゲートと反対側で合流し
てウェルドを形成する。また、上部金型5aと下部金型
5bとは、窓部材1と、外周部3のみで接触し、窓部材
1の内周部は、上部金型5aおよび下部金型5bと接触
しないため、上部金型5aと窓部材1の内周部の上面7
aとの間、および下部金型5bと窓部材1の内周部の下
面7bとの間には、それぞれ空間B1 およびB2 が形成
されている。そのため、窓部材1の内周部に部分的な肉
厚部がある場合、例えば、窓部材1の中央部が厚肉であ
っても、上部金型5aと窓部材1の内周部の上面7aの
間、および下部金型5bと窓部材1の内周部の下面7b
の間に形成される空間B1 およびB2 に、肉厚部が収容
され、外周部3において溶融樹脂をシールすることがで
きる利点がある。また、キャビティから、上部金型5a
または下部金型5bに形成された凹部9aまたは9bま
での距離が短いため、射出成形時に、キャビティ11内
からのエアーが、この凹部9aまたは9bへと容易に抜
け易く、この凹部9aまたは9bを通じて排出させるこ
とができる。また、ウェルド部においても、この凹部9
aまたは9bによってエアー抜けがよくなるため、焼
け、ショート等の成形不良の防止に有効である。
【0030】ここで、窓表面への傷付きをさらに低減す
るために、金型による窓部材の保持面積を少なく、ま
た、窓部材と接触する金型面の研磨度を上げると、金型
による窓部材の保持力が低下し、射出圧力によって、窓
部材がゲートからの溶融樹脂によって押されて窓部に擦
過傷が生じることがある。甚だしい場合には、図12に
示すように、窓部材121が変形してしまうことがあ
る。例えば、図2に示すように、上部金型5aと下部金
型5bとの間に保持された窓部材1が、ゲートから矢印
A方向に流入した溶融樹脂の圧力によって、矢印A方向
に押されて、上部金型5aまたは下部金型5bと摩擦し
て、擦過傷を生じることがあり、また、圧力が大きい場
合等には、窓部材が、図12に示すように変形してしま
うことがある。
【0031】このような場合には、図3に示すように、
下部金型5b(または上部金型5a)の少なくとも1個
所に変形防止部13を突設した射出成形用金型を用いる
と、有効である。この変形防止部13は、窓部材1を挟
んで、ゲートと反対側の下部金型5b(または上部金型
5a)に突設される。この変形防止部13を有する下部
金型5bを備える射出成形用金型によって、図6に示す
DVCの上ハーフの成形を行う場合には、まず、図3の
紙面裏側の方向から見た断面を示す図4のとおり、下部
金型5bに形設された位置決め部15に、窓部材1の嵌
合部17を嵌合するとともに、下部金型5bに突設され
た変形防止部13に、窓部材1の外周縁部19を当接さ
せて、窓部材1を金型内の所定の位置に配置する。この
とき、下部金型5bに設けた吸引口21から空気を吸引
して、窓部材を下部金型に吸着すれば、窓部材の配置を
より確実に迅速に行うことができるため、有効である。
【0032】次に、型閉じおよび型締めを行い、図3に
示すように、上部金型5aと、下部金型5bとによっ
て、窓部材1の外周部3のみが挟持され、窓部材1の内
周部の上面7aおよび下面7bと、上部金型5aおよび
下部金型5bとが接触せずに、窓部材1が保持される。
その後、上部金型5aと下部金型5bと、内部に配置さ
れた窓部材1との間に形成されるキャビティ11内に、
ゲートから溶融樹脂を射出して充填し、キャビティ11
に対応する成形品本体を形成すると同時に、窓部材と成
形品本体とが、窓部材の外周部において、一体的に接合
され、窓部を有する成形品として上ハーフを形成するこ
とができる。このとき、窓部材1は、そのの外周縁部1
9が当接する変形防止部13によって支持されるため、
溶融樹脂の射出圧力によって、図12に示すような窓部
材1の変形が防止される。
【0033】以上のような方法によって、図5に内面を
示す上ハーフ23を製造することができる。この上ハー
フ23は、成形品本体25に窓部材27が一体的に接合
されて窓部29が形成されているものである。また、金
型におけるゲートと反対側に対応する窓部29の周縁部
31には、下部金型に突設された変形防止部に対応し
て、凹部33a、33b、33cおよび33dが形成さ
れている。さらに、窓部29の周縁には、下部金型の位
置決め部に嵌合された嵌合部35aおよび35bが成形
品本体25と一体的に接合されている。
【0034】また、図6は、本発明の方法の別の例を説
明する模式断面図である。この図6に示す例において
は、射出成形用金型の上部金型37aは、窓部材39の
内周部の上面41aに対応して、上方に凹の凹部43a
を有し、下部金型37bは、窓部材39の両側端が下方
に折曲して形成された外周端部45aおよび45bに対
応して、該外周端部45aおよび45bが嵌合する変形
防止部47aおよび47bが穿設されているものであ
る。
【0035】この射出成形用金型を用いて上ハーフの製
造を行う方法においては、まず、窓部材39の外周端部
45aおよび45bを、それぞれ下部金型37bの上面
41bに穿設された変形防止部47aおよび47bに嵌
合して、窓部材39を下部金型37bの上面47bの所
定の位置に配置する。次に、型閉じおよび型締めを行
い、図6に示すように、上部金型37aと下部金型37
bによって、窓部材39の外周部のみが挟持され、窓部
材39の内周部の上面41aおよび下面41bと、上部
金型37aおよび下部金型37bとが接触せずに、窓部
材39が保持される。
【0036】その後、上部金型37aと下部金型37b
と、内部に配置された窓部材39との間に形成されるキ
ャビティ53内に、ゲートから溶融樹脂を射出して充填
し、キャビティ53に対応する成形品本体を形成すると
同時に、窓部材と成形品本体とが、窓部材の外周部にお
いて、一体的に接合され、窓部を有する成形品として上
ハーフが成形される。このとき、窓部材39は、その両
端に設けた外周端部45aおよび45bが、下部金型3
7bの変形防止部47aおよび47bに、それぞれ嵌合
されて十分に支持されるため、溶融樹脂の射出圧力によ
る図12に示すような窓部材の変形を防止することがで
きる。
【0037】さらに、図7は、本発明の方法の別の例を
説明する模式断面図である。この図7に示す例において
は、射出成形用金型の上部金型55aは、窓部材57の
内周部の上面59aに対応して、上方に凹の凹部61a
を有し、下部金型55bは、窓部材57の外周部の一端
の下面に突設された突部63が嵌合する変形防止部65
が穿設されているものである。
【0038】この射出成形用金型を用いて上ハーフの製
造を行う方法においては、まず、窓部材57の突部63
を、下部金型55bの上面67bに穿設された変形防止
部65に嵌合して、窓部材57を下部金型55bの上面
67bの所定の位置に配置する。次に、型閉じおよび型
締めを行い、図7に示すように、上部金型55aと下部
金型55bによって、窓部材57の外周部のみが挟持さ
れ、窓部材57の内周部の上面59aおよび下面59b
と、上部金型55aおよび下部金型55bとが接触せず
に、窓部材57が保持される。
【0039】その後、上部金型55aと下部金型55b
と、内部に配置された窓部材57との間に形成されるキ
ャビティ69内に、ゲートから溶融樹脂を射出して充填
し、キャビティ69に対応する成形品本体を形成すると
同時に、窓部材と成形品本体とが、窓部材の外周部にお
いて、一体的に接合され、窓部を有する成形品として上
ハーフが成形される。このとき、窓部材57は、その一
端に設けた突部63が、下部金型55bの変形防止部6
5に嵌合されて十分に支持されるため、溶融樹脂の射出
圧力による図12に示すような窓部材の変形を防止する
ことができる。
【0040】さらにまた、図8(a)は、本発明の方法
の別の例を示す模式断面図であり、図8(b)は、その
方法に用いられる窓部材を示す平面図である。この図8
に示す例においては、射出成形用金型の上部金型71a
は、窓部材73の上面75aに対応して、上方に凹の凹
部77aを有し、また、下部金型71bは、窓部材73
の内周部の下面75bと対応して下方に凹の凹部77b
を有する。また、窓部材73の外周には、図8(a)お
よび(b)に示すように、張り出し部79a,79b,
79c,79dおよび79eが、形設されている。ま
た、この張り出し部79a,79b,79c,79dお
よび79eのそれぞれには、下部金型71bに配設され
た位置決め部に嵌合される嵌合部81a,81b,81
c,81dおよび81eが穿設されている。
【0041】この張り出し部は、図8(a)および
(b)に示すように、窓部材の外周に複数個所設けても
よいし、窓部材の外周の全周にわたって形設されていて
もよい。さらに、この張り出し部は、図8(a)および
(b)に示すように、成形品本体の内面側に形設しても
よいし、外面側に形設してもよい。特に、張り出し部を
成形品本体の内面側に形設すれば、得られる成形品の外
側に張り出し部が露呈しないため、成形品の外観を損ね
ることがなく、成形品の外観が問題となる場合には有利
である。
【0042】この射出成形用金型を用いて上ハーフの製
造を行う方法においては、まず、下部金型71bに設け
られた位置決め部に、窓部材73の張り出し部79a,
79b,79c,79dおよび79eの嵌合部81a,
81b,81c,81dおよび81eを、それぞれ嵌合
させて、窓部材73が所定の位置に配置される。
【0043】次に、図8(a)に示すように、型閉じお
よび型締めを行い、窓部材73の外周部83を、上部金
型71aと下部金型71bで挟持する。このとき、上部
金型71aおよび71bは、窓部材73の内周部の上面
75aおよび下面75bと接触せず、窓部材73の外周
部83のみが、上部金型71aおよび下部金型71bの
対応する面の間に挟持され、窓部材73が金型内に保持
される。
【0044】その後、上部金型71aと下部金型71b
と、内部に配置された窓部材73との間に形成されるキ
ャビティ85内に、ゲートから溶融樹脂を射出して充填
し、キャビティ85に対応する成形品本体を形成すると
同時に、窓部材と成形品本体とが、窓部材の外周部にお
いて、一体的に接合され、窓部を有する成形品として上
ハーフが成形される。このとき、窓部材73は、張り出
し部79a,79b,79c,79dおよび79eにお
いて、下部金型71bの嵌合部81a,81b,81
c,81dおよび81eに嵌合されて十分に支持される
ため、溶融樹脂の射出圧力による図12に示すような窓
部材の変形を防止することができる。
【0045】以上、DVCの上ハーフの製造を例にと
り、本発明の方法を説明したが、本発明は、これらの例
に限定されず、窓部を有する各種の成形品の製造に適用
できる。例えば、図13に示すレンズ付きフィルムユニ
ットの防水ケース101のように、内部に水密状態で収
納されるレンズ付きフィルムユニット103の撮影用レ
ンズ113に対応する部位に設けられる露光用の窓部1
15、また、ファインダー、ストロボ等に対応する部分
に設けられる窓部を有する成形品の製造にも好適に適用
できる。
【0046】
【発明の効果】本発明の方法によれば、傷付き、変形等
の外観不良がなく、窓部と成形品本体とが充分な接合強
度で接合されている成形品を、特別な設備を必要とせず
に既存の設備によって簡便な工程で、低コストで製造す
ることができる。また、窓部材は、上部金型および下部
金型と、外周部のみで接触し、窓部材の内周部は上部金
型および下部金型と接触しないため、上部金型と窓部材
の内周上面の間、および下部金型と窓部材の内周下面の
間には、空間が形成される。そのため、窓部材の内周部
に部分的な肉厚部がある場合、例えば、中央部が厚肉の
窓部材であっても、上部金型と窓部材の内周上面の間、
および下部金型と窓部材の内周下面の間に形成される空
間に、その肉厚部が収容され、外周部において溶融樹脂
をシールすることができる利点がある。
【0047】また、キャビティから、上部金型または下
部金型に形成された凹部までの距離が短いため、射出成
形時に、キャビティ内からのエアーが、この凹部へと容
易に抜け易く、凹部を通じて排出させることができる。
また、ウェルド部においても、この凹部によってエアー
抜けがよくなるため、焼け、ショート等の成形不良の防
止に有効である。
【0048】さらに、本発明の方法によって得られる成
形品は、目立ち易い窓部に窓部に傷がなく、また、変形
等の外観不良がなく、しかも窓部と成形品本体とが充分
な接合強度で接合されているものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の方法を適用して、ディジタルビデオ
用磁気テープカセット(DVC)の上ハーフを製造する
主要工程を説明する模式断面図である。
【図2】 溶融樹脂の射出時における窓部材の動きを説
明する模式断面図である。
【図3】 本発明の方法において、変形防止部を有する
射出成形用金型を用いて、ディジタルビデオ用磁気テー
プカセット(DVC)の上ハーフを製造する主要工程を
説明する模式断面図である。
【図4】 本発明の方法において、変形防止部を有する
射出成形用金型を用いて、ディジタルビデオ用磁気テー
プカセット(DVC)の上ハーフを製造する主要工程を
説明する模式断面図である。
【図5】 本発明の方法を適用して製造されたディジタ
ルビデオ用磁気テープカセット(DVC)の上ハーフの
内面を説明する図である。
【図6】 本発明の方法の別の例を示す模式断面図であ
る。
【図7】 本発明の方法の別の例を示す模式断面図であ
る。
【図8】 (a)は本発明の方法の別の例を示す模式断
面図であり、(b)は、その方法に用いられる窓部材を
示す平面図である。
【図9】 図8に示す方法を適用して製造されたDVC
の上ハーフの構造を示す模式断面図である。
【図10】 (a)は、ディジタルビデオ用磁気テープ
カセット(DVC)の上ハーフの斜視図を示し、(b)
は、その断面図である。
【図11】 窓部を有する成形品を、従来のインサート
成形法によって製造する工程を説明する模式断面図であ
る。
【図12】 インサート成形における窓部の変形を説明
する概念図である。
【図13】 レンズ付きフィルムユニット用防水ケース
を説明する図である。
【符号の説明】
1 窓部材 3 外周部 5a 上部金型 5b 下部金型 7a 内周部の上面 7b 内周部の下面 9a,9b 凹部 11 キャビティ 13 変形防止部 15 位置決め部 17 嵌合部 19 外周縁部 21 吸引口 23 上ハーフ 25 成形品本体 27 窓部材 29 窓部 31 周縁部 33a,33b,33c,33d 凹部 35a,35b 嵌合部 37a 上部金型 37b 下部金型 39 窓部材 41a 内周部の上面 41b 内周部の下面 43a 凹部 45a,45b 外周端部 47a,47b 変形防止部 49b 上面 51 外側上面 53 キャビティ 55a 上部金型 55b 下部金型 57 窓部材 59a 内周部の上面 59b 内周部の下面 61a 凹部 63 突部 65 変形防止部 67b 上面 69 キャビティ 71a 上部金型 71b 下部金型 73 窓部材 75a 内周部の上面 75b 内周部の下面 77a,77b 凹部 79a,79b,79c,79d,79e 張り出し部 81a,81b,81c,81d,81e 嵌合部 83 外周部 85 キャビティ 91 上ハーフ 93 窓部材 95a,95b,95c,95d 外周部 97 上ハーフ本体 99a,99b,99c,99d 窓開口部の内側端 101 防水ケース 103 レンズ付きフィルムユニット 105 レリーズレバー 107 操作ダイヤル 109 ケース本体 111 底蓋 113 撮影用レンズ 115 露光用の窓部 117a 上部金型 117b 下部金型 119 窓部材 121 窓部材
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29K 105:20 B29L 11:00 31:34 (72)発明者 藤原 盛男 神奈川県小田原市扇町2丁目12番1号 富 士写真フイルム株式会社内 Fターム(参考) 2H100 BB04 4F202 AD04 AD05 AH38 AH73 AM32 AM33 CA11 CB12 CK06 CK25 CQ03 CQ05 4F206 AD04 AD05 AH38 AH73 AM32 AM33 JA07 JB12 JF05 JL02 JN25 JQ06 JQ81

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】射出成形用金型内の所定の位置に保持され
    た窓部材の周囲に、溶融樹脂を射出して充填し、窓部材
    と成形品本体とが一体的に接合された、窓部を有する成
    形品を製造する方法であって、 窓部材の内周部に対応して、凹部が形成された上部金型
    および下部金型からなる射出成形用金型を用い、 窓部材の外周部のみを上部金型と下部金型とで挟持し、
    窓部材の内周部が上部金型および下部金型と接触しない
    ように保持して、射出成形用金型内への溶融樹脂の充填
    を行うことを特徴とする、窓部を有する成形品の製造方
    法。
  2. 【請求項2】前記射出成形用金型が、窓部材の変形防止
    部を、上部金型または下部金型の少なくとも1個所に設
    けたものであることを特徴とする請求項1に記載の窓部
    を有する成形品の製造方法。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載の方法によって製
    造された、窓部を有する成形品。
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