JP2000280554A - 画像形成装置の紙搬送装置 - Google Patents

画像形成装置の紙搬送装置

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JP2000280554A
JP2000280554A JP11094264A JP9426499A JP2000280554A JP 2000280554 A JP2000280554 A JP 2000280554A JP 11094264 A JP11094264 A JP 11094264A JP 9426499 A JP9426499 A JP 9426499A JP 2000280554 A JP2000280554 A JP 2000280554A
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roller
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registration roller
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Takayuki Uchida
高幸 内田
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 記録紙のズレ矯正することにより、記録紙の
画像品質を良好にさせる。 【解決手段】 記録紙204の搬送方向と直交する方向
である記録紙の幅方向のズレを検出する手段206、記
録紙を挟持するとともに、搬送中に幅方向に移動可能な
横レジストローラ202と、横レジストローラを、検出
手段からのズレに応じた信号に基づき幅方向に移動させ
るように駆動する手段210、501、502、横レジ
ストローラからの記録紙を下流側に搬送するように設け
られた他の搬送ローラ、および横レジストローラの横移
動量が所定量を超えることを検出した場合、記録紙の先
端が他の搬送ローラに達する前に、横レジストローラの
紙送り速度および/または移動速度を調節して記録紙の
ズレの矯正を終わらせる横レジストローラのための記録
紙のズレ矯正制御手段を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンタ、フ
ァクシミリ等において、画像と記録紙の紙送り方向に対
し直交する方向のズレ量を矯正することができる機能を
備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から各種画像形成装置においては、
紙送り方向と直交する方向の紙のズレ方向を矯正する機
能を有する紙送り装置が設けらたものがある。このよう
な画像形成装置では、一般に、搬送される記録紙の紙送
り方向と直交する方向の幅の一方の端部位置を検出する
手段と、記録紙を挟持して搬送中にこの検出手段からの
信号に基づき幅方向に横移動する一対のローラからなる
横レジストローラと、その横レジストローラを幅方向に
移動させるように駆動する駆動手段とを備えていて、横
レジストローラの記録紙の搬送速度およひ幅方向のズレ
を矯正するために幅方向に横移動する際の速度は定速に
設定されている。
【0003】すなわち、この横レジストローラにおける
幅方向のズレ量を矯正するための横移動は、記録紙の先
端が当該横レジストローラの一対のローラに挟持された
後、記録紙先端が下流側にある別のローラに挟持される
までに終了しなければならないため、それに適合する横
移動速度に設定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、記録紙
の幅方向のズレ量が予定量を超えて例外的に大きくなる
ことがあり、その場合には、記録紙の先端が下流にある
別の一対のローラに到達するまでに、矯正動作が終了で
きなくなることがあり、そのため、記録紙への画像形成
品質が保証されないという問題があった。
【0005】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、画像形成装置における記録紙の幅方向のズレ
量が大きくても、上流側の横レジストローラと下流側の
ローラからなる2つの給紙ローラの間において、記録紙
のズレを好適に修正して記録紙の画像品質を良好にさせ
るようにした画像形成装置を提供することを目的とする
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による画像形成装置は、搬送される記録紙の
搬送方向と直交する方向である前記記録紙の幅方向のズ
レを検出する手段と、前記記録紙を挟持して搬送すると
ともに、搬送中に前記幅方向に横移動して前記記録紙の
幅方向位置を修正する横レジストローラと、該横レジス
トローラを、前記検出手段からのズレに応じた信号に基
づき前記幅方向に横移動させるように駆動する手段と、
前記横レジストローラから送り出された記録紙をさらに
下流側に向かって搬送するように設けられた他の搬送ロ
ーラと、前記記録紙のズレを検出する手段が所定量を超
えるズレ量を検出した場合に、前記記録紙の先端が前記
主レジストローラに達する前に、前記横レジストローラ
の紙送り速度または横移動速度を調節して横移動による
矯正を終わらせる記録紙のズレ矯正制御手段と、を有す
る。
【0007】上記画像形成装置の紙送り装置において
は、横レジストローラを移動させるズレ矯正制御手段
は、横レジストローラの移動量が所定量を超えることを
検出した場合、当該横レジストローラの幅方向の横移動
速度を上げて、記録紙の先端が他の搬送ローラに達する
前に、記録紙の幅方向の移動を終わらせる。
【0008】また、記録紙のズレ矯正制御手段は、横レ
ジストローラの横移動量が所定量を超えることを検出し
た場合、当該横レジストローラの紙送り速度を下げて、
記録紙の先端が他の搬送ローラに達する前に、記録紙の
幅方向の移動を終わらせることができるものである。
【0009】また、記録紙のズレ矯正制御手段は、横レ
ジストローラの横移動量が所定量を超えることを検出し
た場合、当該横レジストローラの紙送り速度を下げると
ともに、記録紙の幅方向の移動速度を上げて、記録紙の
先端が他の搬送ローラに達する前に、記録紙の幅方向の
移動を終わらせることができるものである。
【0010】上記画像形成装置における横レジストロー
ラは、両面再給紙部の出口部に配置することができる。
【0011】また、上記画像形成装置における他の搬送
ローラは、転写部に向かって記録紙を搬出する主レジス
トローラとすることができる。
【0012】
【作用】上記構成を有する画像形成装置においては、搬
送される記録紙の搬送方向と直交する方向の幅の一方の
端部位置を検出する検出手段によるその検出によって、
記録紙を挟持して搬送しつつ記録紙の幅方向に横移動す
る横レジストローラを記録紙の搬送中に駆動手段により
移動させることができる。この移動量が所定量を超える
ことが検出手段により検出された場合には、横レジスト
ローラの紙送り速度を下げて、記録紙の先端が別の一対
のローラに達するまでの時間を延ばすことができる。そ
の延ばされた時間内にズレた記録紙を矯正させるように
横レジストローラの矯正動作を終了させて記録紙を正常
な状態にすることにより精度の高い紙送りを行い、画像
形成装置において高品質の画像を得ることができる。
【0013】また、横レジストローラの移動量が所定量
を超えることを検出した場合に、上記横レジストローラ
の記録紙幅方向の横移動速度を上げて、記録紙の先端が
別の搬送ローラに到達するまでに矯正動作を終了させる
ようにしても、記録紙が次の搬送ローラに達成するまで
の時間を変更することなく上記目的を達成することがで
きる。
【0014】さらに、同じ目的を達成するために、横レ
ジストローラの横移動量が所定量を超えることを検出し
た場合に、当該横レジストローラにおける記録紙の幅方
向の横移動速度は変化させずに、横レジストローラの紙
送り速度を下げることとしても、記録紙の先端が他の搬
送ローラに達する前に、記録紙の幅方向の横移動を終わ
らせることができるので、他の搬送ローラへの精度のよ
い給紙を行うことができる。
【0015】さらに、同じ目的を達成するために、横レ
ジストローラの移動量が所定量を超えることを検出した
場合に、当該横レジストローラの記録紙の幅方向の移動
速度を上げるとともに、横レジストローラの紙送り速度
を下げることによっても、記録紙の先端が他の搬送ロー
ラに達する前に、記録紙の幅方向の移動を終わらせるこ
とができるので、下流側の他の搬送ローラに達するまで
の間に余裕を与えるとともに、ズレ矯正の時間も短時間
になり、精度のよい給紙を行うことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。まず、本発明にかかる紙送り装置
を具備した画像形成装置として電子写真複写機を例にし
て概要を説明する。
【0017】図1および図2に示すように、電子写真複
写機10は、その外観から明らかなように、装置本体の
上面部分に、原稿ガラス台13が設けられ、この原稿ガ
ラス台13の直下部分に、画像読み取り手段を構成する
スキャナ(走査光学装置)134が設けられている。こ
のスキャナ134は、原稿ガラス台13上の原稿2に走
査光を照明するための照明ランプ(光源)132を有す
るとともに、原稿2からの反射光を後述する像担持体で
ある感光ドラム126上に導く投影レンズ138および
反射ミラー140、142を備えている。
【0018】上記原稿ガラス台13は、図示しないが、
この原稿ガラス台13を覆うように原稿供給装置が開閉
可能に設けられてもよい。この原稿供給装置は、照明ラ
ンプ132を所定の位置に停止させて原稿2を搬送させ
ながら読み取りを行う流し読み(シートスルー)用の原
稿送り部と、原稿を所定の位置に停止させて照明ランプ
132を移動させながら読み取りを行う自動原稿送り部
とを有するものであってもよい。
【0019】また、上記スキャナ134の下方側には、
感光ドラム126が時計回りに回転駆動するように設け
られている。この感光ドラム126の周辺には、感光ド
ラム126を一様に帯電させる一次帯電器154、スキ
ャナ134からの反射光を露光することによって感光ド
ラム126上に形成された静電潜像にトナーを供給して
顕像化する現像装置156、紙搬送経路の途中に配置さ
れた感光ドラム126上のトナー像を記録紙1側に転写
させる転写帯電器128および転写後の記録紙1を分離
させるための分離帯電器160、転写後に感光ドラム1
26上に残留するトナーを除去・回収して排出する図示
しないクリーニング装置等が感光ドラム126の回転駆
動方向に沿って順次配置されている。
【0020】さらに、上記転写帯電器128および分離
帯電器160から装置本体の出口部に向かって延びるベ
ルト状の紙搬送経路162の出口側端には、記録紙1上
のトナー像を断熱的に固定させるための定着装置164
が配置されており、この定着装置164の出口部から、
装置本体の出口部に装着された排紙トレー26に向かっ
て排紙搬送経路が延びている。
【0021】この排紙搬送経路には、定着装置164の
出口部近傍に第1の排紙ローラ169が配置されている
とともに、装置本体の出口部近傍に第2の排紙ローラが
配置されており、これらの各ローラの回転駆動力によっ
て記録紙が排紙トレー26側に向かって搬送されるよう
に構成されている。また、第1の排紙ローラ169の近
傍には、紙搬送状態を監視するための排紙センサ174
が配置されている。
【0022】そして、上記ベルト状の紙搬送経路162
の下方には、瓦積み装置の主要部を構成する下搬送部1
76が設けられており、この下搬送部176の下方に
は、カット記録紙をサイズごとに蓄える給紙カセット1
8、20が、2段の給紙部を構成するように設けられて
いる。なお、上記瓦積み装置の詳細な構成および作動に
ついては後述する。
【0023】上記給紙カセット18、20における図示
右側の出口部には、この給紙カセット18,20上に配
置された記録紙を送り出す給紙ローラ112がそれぞれ
に配置されており、これらの各給紙カセット18,20
の給紙ローラ112の上記感光ドラム126の転写領域
に向かって搬送経路がそれぞれ延びている。これらの各
搬送経路は、合流して1本の搬送経路にされており、こ
の合流搬送経路における転写領域近傍に、画像形成工程
に同期して記録紙を転写領域に送り出す主レジストロー
ラ122が設けられている。また、この主レジストロー
ラ122の搬送方向上流側には、図3に示すように紙搬
状態を監視するためのレジストセンサ124が配置され
ている。
【0024】装置本体の排紙トレイ26とは反対側の側
部には、図2に示すように手差しトレイ22が本体から
斜め上方に突出するように取り付けられている。この手
差しトレイ22の下端出口部には、この手差しトレイ2
2上に載置された任意のサイズの記録紙を送り出す手差
し給紙ローラが配置されており、この手差し給紙ローラ
から上記転写領域に向かって手差し搬送経路21が延び
ている。この手差し搬送経路21の先端部分は、上述し
た主レジストローラ122への合流搬送経路17に繋が
るように接続されている。
【0025】次に、瓦積み装置について説明する。上記
排紙搬送経路は、第2の排紙ローラ24より上流側の位
置で分岐し、この分岐点から上述した下搬送部176の
図示左側の入口部に向かった入口搬送経路31が配置さ
れている。また、下搬送入口ローラ186の搬送方向下
流側には、紙搬送状態を監視するための下搬送入口セン
サ190が図3に示すように配置されている。
【0026】下搬送部176は、上記入口搬送経路31
に繋がるように接続された下搬送経路を備えている。こ
の下搬送経路は、図4から図9に示すように、搬送上ガ
イド34および搬送下ガイド35により挟まれるように
して構成されている。この下搬送経路には、搬送方向上
流側から下流側に向かって(図示左側から右側に向かっ
て)、後述のセットバック動作を行うための第1、第2
のセットバックローラ178,180が配置されてい
る。
【0027】第1のセットバックローラ178は、図示
されていない駆動源により駆動される搬送ローラと、こ
の搬送ローラとの間に記録紙を挟み込んで搬送ローラと
ともに記録紙を搬送する加圧ローラとからなり、これら
の搬送ローラおよひ加圧ローラは、軸方向に複数対が並
設されている。また、第2のセットバックローラ180
は、第1のセットバックローラ178と同様に、軸方向
に複数対が並設された搬送ローラおよび加圧ローラから
構成されている。その際、両加圧ローラは、板ばねに支
持されていて、複数枚の記録紙に所定の圧力を加圧し得
るに構成されている。
【0028】また、上記下搬送経路176の上記第2の
セットバックローラ178よりさらに搬送方向下流側に
は、平板状の下搬送フラッパ194が、軸194aを支
点として回動可能に設けられている。この下搬送フラッ
パ194は、紙送り方向(図示右方向)下流側から上流
側に向かって斜め下方に延在しており、上記軸194a
を中心として図示反時計回りに揺動されることによって
下方側先端部分が下降し、上記下搬送経路176内に現
出する構成になされている。この下搬送フラッパ194
の下方側先端部分は、瓦積みされた記録紙のうちの最下
層の記録紙330の上に当接し、この最下層の記録紙3
30を搬送下ガイド35に沿って通過させるとともに、
その上側に瓦積みされた他の記録紙332を下搬送フラ
ッパ194の上面側に案内して分離させるようになって
いる。この下搬送フラッパ194の揺動機構及び分離動
作については後述する。
【0029】さらに、上記下搬送フラッパ194の搬送
方向上流側には、紙搬送状態を監視するための下搬送出
口センサ196が図3に示すように配置されている。ま
た、上記下搬送経路176の出口部近傍には、上述した
転写領域に記録紙を再度送り出すための再給紙ローラ2
00が配置されている。この再給紙ローラ200は、図
10に示すように駆動源110により駆動される下側の
再給紙駆動ローラ200aと、この再給紙駆動ローラ2
00aとの間に記録紙(上述した下搬送フラッパ194
により瓦積みされた記録紙が1枚づつ分離されるため1
枚分の記録紙)を挟み込んで上記再給紙駆動ローラ20
0aととともに記録紙を搬送する上側の再給紙従動ロー
ラ200bよりなる。これら再給紙駆動ローラ200a
及び再給紙従動ローラ200bは、軸方向に2対のもの
が並設されている。
【0030】上方側に配置された再給紙従動ローラ20
0bは、この再給紙従動ローラ200bの両端部分から
突出する回転軸が図示を省略したバネ部材の押圧付勢力
によって下方側に押し付けられており、その押し付け力
によってこの再給紙従動ローラ200bは、再給紙駆動
ローラ200a側に圧接されるように構成されている。
【0031】一方、上述した入口搬送経路31と下搬送
経路176との接続部には、当該位置で分岐し、セット
バック動作時に入口搬送経路31から外れた記録紙の後
端を図示左側下方に向ってガイドする記録紙後端ガイド
が配置されている。この記録紙後端ガイドは従来技術に
おいても同様に設けられているものである。
【0032】次に、上述した下搬送フラッパ194の揺
動機構の詳細を説明する。平板状の下搬送フラッパ19
4は、下搬送経路176のほぼ全幅にわたって配置され
ており、当該フラッパ194の幅方向両端部分から紙幅
方向に突出する軸194aの回りに揺動される構成にな
されている。そして、上記平板状の下搬送フラッパ19
4には、上述した再給紙ローラ200と干渉する部分に
平面略コの字状の切欠部が複数設けられており、それら
の各切欠部内ごとに再給紙ローラ200が配置されてい
る。
【0033】そして、一つの再給紙ローラ200を駆動
源として上記下搬送フラッパ194に記録紙の分離動作
をさせるための図示しない運動変換伝達手段が設けられ
ている。この運動変換伝達手段は、上記再給紙ローラ2
00の回転軸に固定された小径の駆動プーリと、この駆
動プーリに圧接するように配置された大径の従動プーリ
とからなる回転伝達手段を備えている。本実施形態で
は、上記小径駆動プーリと大径従動プーリとの回転比
は、4対1の減速関係となるように設定されている。こ
れは、記録紙の長さに対してフラッパ194を適宜のタ
イミングで揺動させるためである。
【0034】このように構成された瓦積み装置には、瓦
積み制御装置が図10に示されるようにDCコントロー
ラ300に付設されている。このDCコントローラ30
0における瓦積み制御装置は、瓦積み装置の動作を制御
するものであって、中央演算処理装置(マイクロコンピ
ュータ;以下「CPU」と称する。)を主要部として有
している。なお、DCコントローラ300には、後述す
る記録紙のズレの矯正を制御する手段も付設されてい
る。
【0035】上記CPUの入力ポートには、上述した排
紙センサ174、レジストセンサ124、下搬送入口セ
ンサ190、下搬送出口センサ196、及び図示しない
フラッパセンサの各出力側がそれぞれ接続されている。
【0036】上記CPUの入力ポートにはまた、電源ス
イッチが接続されており、電源投入の有無が検知される
構成になされている。
【0037】このCPUの入力ポートには、さらにま
た、瓦積み制御手順等の制御プログラム等が格納された
ROMが接続されており、CPUの入出力ポートには、
各種データを一時的に格納するRAMが接続されてい
る。そして、後述する記録紙のズレ矯正制御手段を構成
するROMも接続されている。
【0038】一方、上記CPUの出力ポートには、駆動
源を共通とした上記第2の排紙ローラ24及び上記下搬
送入口ローラ186の駆動モータ用ドライバ、駆動源を
共通とした上記第1のセットバックローラ178の搬送
ローラ178a及び上記第2のセットバックローラ18
0の搬送ローラ180aの駆動モータ用ドライバ、駆動
源を共通とした上記再給紙ローラ200の再給紙駆動ロ
ーラ200a及び上記レジストローラ122の駆動モー
タ用ドライバが、それぞれ接続されている。なお、上述
したように、再給紙駆動ローラ200a及びレジストロ
ーラ122は、駆動源が共通にされているが、レジスト
ローラ122は、複写機のメインモータ110により駆
動され、再給紙駆動ローラ200aは、該メインモータ
110に対して適宜クラッチ198が接続されて動作す
る構成になされている。
【0039】上記CPUは、上述した各センサ124,
174,190,196、…の各出力及び内蔵されたタ
イマーの経時並びに上述した電源スイッチによる電源投
入の有無に基づいて、図示しない各ドライバに駆動指令
を送出するように構成されている。
【0040】上記構成のような本発明の一実施形態であ
る紙送り装置においては、両面搬送ユニット176に積
みこまれた段階で、記録紙がその幅方向、即ち、紙送り
方向に直交する方向にズレることがあり、そこで、横レ
ジストローラ202がその軸方向に移動するように制御
し、このズレを矯正可能にする構成を有している。この
構成を図11から図13を参照して説明する。
【0041】まず、図11の斜視図を参照して横レジス
トローラ202およびその操作装置について説明する
と、横レジストローラ202は、駆動モータ400によ
って回転駆動され、直接連動する従動ローラ503との
間に挟み込んで記録紙204を送るように構成されてい
る。より具体的には、上記横レジストローラ202は、
軸部506に支持されて横レジストローラ駆動モータ4
00により回転駆動されるとともに、上記軸部506上
を図示矢印Cの方向に横移動可能に設けられており、さ
らに上記横レジストモータ210の回転がアイドルギャ
500を介して伝えられる横レジストギヤ501を備え
ている。
【0042】上記横レジストギヤ501は、前記横レジ
ストモータ210の図示しない取付板金と図示しない本
体フレームとの間に挟持されて軸方向には移動しないで
回転可能なように支持されているとともに、当該横レジ
ストギヤ501の中心部にはピッチ3mmの右ねじの内
歯歯車が設けられている。一方、前記軸部506には、
ローラ自体と軸方向に一体にプッシュスクリュー502
が設けられており、当該プッシュスクリュー502に対
して横レジストギヤ501が噛み合い係合させるように
構成されている。
【0043】上記アイドルギヤ500は、切り換えアー
ム505に自由回転支持されていて、ソレノイド208
によって作動されるリンク機構によって、上記横レジス
トギヤ501に噛み合ったり切り離しが行われる。この
切り換えアーム505は、装置本体10に中間部が枢支
されていて、ソレノイド208により矢印方向の移動で
アイドルギヤ500の近傍またはその支持軸に連結され
ているリンク機構を作動する。切り換えアーム505の
端部と軸部506の端部に取り付けた緊締部507との
間にスプリングが取り付けられ、このスプリングによっ
てアイドルギヤ500が横レジストモータ210の歯車
と横レジストギヤ501とに噛み合うように付勢されて
いる。
【0044】さらに、図11に示すように、上記横レジ
ストローラ202に近接して設けられた横レジストセン
サ206は、検出結果に基づき横レジストローラ202
を軸方向に移動するように制御するために幅方向の記録
紙204のズレを検出する。そして、横レジストセンサ
206は、コピーする記録紙のサイズにより幅方向に横
レジストモータ202によって後で詳述するように移動
され、操作者の選択したサイズの位置に待機している。
このように、記録紙の幅方向の位置を検出する手段は、
図12に示すようにON位置あるとき信号を出す光学的
なまたは機械的な位置検出装置からなり、再給紙ローラ
200と記録紙との位置関係に配置されている。
【0045】次に、このように構成された複写機の動作
のうち、まず、上述した瓦積み装置が動作する両面コピ
ー実行時の動作について以下説明する。給紙カセット1
8を用いる場合には、記録紙182は、給紙ローラ11
2、搬送経路21、合流搬送経路17等を介してレジス
トローラ122に搬送され、一方手差しトレイ22を用
いる場合には、記録紙は、手差し給紙ローラ20、手差
し搬送経路21、合流搬送経路17等を介してレジスト
ローラ122に搬送される。このように搬送される記録
紙は、レジストローラ122により感光ドラム126上
の画像先端と一致するように制御され、上述した転写帯
電器160による転写、分離帯電器160による分離、
ベルト状の紙搬送経路による搬送、定着装置164によ
る定着を経て片面に画像が形成される。
【0046】定着装置164を通過した記録紙330
は、図4に示されるように、第1、第2の排紙ローラ1
70,172によりその一部(搬送先端側部分)が排紙
トレイ26に排紙されるように搬送される。この時、下
搬送入口ローラ186は、第2の排紙ローラ172と駆
動源184が共通なため、同一方向に回転している。排
紙センサ170による記録紙330後端の通過が検知さ
れてから所定時間が経過すると、第2の排紙ローラ17
2が記録紙320の後端を挟持した状態で回転を停止す
る。その後、第2の排紙ローラ172が逆転し、記録紙
330の後端(図示右端)は、搬送に従って、図4に示
されるように、入口搬送経路に進入することになる。こ
の時、下搬送入口ローラ186も第2の排紙ローラ17
2と同様に逆転し、当該記録紙330は、図5に示され
るように、下搬送経路に向って搬送される。ここで、搬
送方向が逆転するため、図示右端が記録紙330の先端
に、図示左端が記録紙330の後端となる。
【0047】第2の排紙ローラ172及び下搬送入口ロ
ーラ186の回転が逆転してから所定時間が経過する
と、上記片面に画像が形成された1枚目の記録紙330
は、図6に示されるように、その先端が下搬送経路に進
入して、停止している第1のセットバックローラ176
に突き当たり、当該先端にループが形成される。この
時、図7に示されるように、前記再給紙駆動ローラ41
aの駆動力によってフラッパカムのカム凸面が下搬送フ
ラッパ194に当接し、当該下搬送フラッパ194の下
方側先端部分が、下搬送経路に現出するように下がる。
さらにそれと同時に、第1、第2のセットバックローラ
178,180が順方向(記録紙を図示右側に向わせる
方向)に回転を開始し、記録紙330が下搬送経路を前
進して(図示右側に向って進んで)、その後端が入口搬
送経路から抜ける。
【0048】なお、本実施形態のように、A4のような
搬送方向に比較的短い記録紙を用いた場合には、第1、
第2のセットバックローラ178,180の回転によっ
て記録紙330の後端が入口搬送経路から抜けた時に、
記録紙先端が再給紙ローラ200に達することはない。
また、A3のような搬送方向に比較的長い記録紙を用い
た場合には、第1、第2のセットバックローラ178、
r180の回転によって記録紙後端が入口搬送経路から
抜けた時に、記録紙先端は、下がっている下搬送フラッ
パ194によりその進路が上方に変更される。
【0049】さて、記録紙330後端の入口搬送経路か
らの離脱が、下搬送入口センサ190により検知された
ら、図4に示されるように、前記再給紙駆動ローラ22
0aの駆動力によってフラッパカムのカム凹面が下搬送
フラッパ194に当接し、当該下搬送フラッパ194の
下方側先端部分が非作動位置に上昇して下搬送経路が開
放され、それと同時に、第1、第2のセットバックロー
ラ178,180の回転が逆転する。すると、記録紙3
30は、その後端が搬送に従って排出搬送経路42に進
入しながら後退する。第1、第2のセットバックローラ
178,180の回転が逆転してから所定時間が経過す
ると、当該セットバックローラ178,180の回転が
停止する。この時、記録紙330の先端は、第1のセッ
トバックローラ178から所定距離l、図示右側に突出
した位置にある。
【0050】続いて、上述したのと同様にして、片面に
画像が形成された2枚目の記録紙332が、図8に示さ
れるように、下搬送経路176に搬送される。この2枚
目の記録紙332も、図6に示されるように、その先端
が、停止している第1のセットバックローラ178に突
き当たり、その先端にループが形成される。この時、図
7に示されるように、再給紙駆動ローラ200aの駆動
力によって図示しないフラッパカムのカム凸面が下搬送
フラッパ194に当接し、この下搬送フラッパ194の
下方側先端部分が、下搬送経路176に現出するように
下がる。また、それと同時に、第1、第2のセットバッ
クローラ178,180が順方向に回転を開始し、1枚
目の記録紙330及び2枚目の記録紙332がとともに
下搬送経路を前進して、2枚目の記録紙332の後端が
入口搬送経路から抜ける。
【0051】2枚目の記録紙332の後端の入口搬送経
路からの離脱が、下搬送入口センサ190により検知さ
れたら、再給紙駆動ローラ200aの駆動力によってフ
ラッパカムのカム凹面が下搬送フラッパ194に当接
し、この下搬送フラッパ194の下方側先端部分が非作
動位置に上昇して下搬送経路が開放され、それと同時
に、第1、第2のセットバックローラ178、180の
回転が逆転し、記録紙330,332は、その各後端が
搬送に従って排出搬送経路42に進入しながら後退し、
第1、第2のセットバックローラ178,180の回転
が逆転してから所定時間が経過すると、当該セットバッ
クローラ178,180の回転が停止する。この時、第
2の記録紙332の先端は、第1のセットバックローラ
178から1枚目の記録紙330の場合と同様な所定距
離l、図示右側に突出した位置にある。
【0052】3枚目以降の記録紙に対しても上述したの
と同様な動作を繰り返して行い、多数枚の記録紙を下搬
送経路に瓦状に積載する。ここで、本実施形態において
は、20枚迄の記録紙を瓦状に積載可能となっている。
【0053】そして、片面への最終コピーが瓦状に積載
されたら、第1、第2のセットバックローラ178,1
80が順方向に回転を開始し、下搬送出口センサ196
により1枚目の記録紙(最下端の記録紙)330先端の
通過(図示右側への突出)が検知されるまで当該瓦積み
記録紙全部を前進させる。
【0054】下搬送出口センサ196による1枚目の記
録紙330先端の通過が検知されたら、図7に示される
ように、第1、第2のセットバックローラ178,18
0の回転が逆転し、下搬送出口センサ196により1枚
目の記録紙330先端の通過(図示左側への引き込み)
が検知されるまでその瓦積み記録紙全部を後退させ、こ
の時点でセットバックローラ178,180の回転が停
止する。これで、両面コピー待機状態となる。
【0055】ここで、コピースタートキー(図示せず)
が押されると、図7に示されているように、第1、第2
のセットバックローラ178,180が順方向に回転を
開始し、瓦積み記録紙全部が前進する。下搬送出口セン
サ196により1枚目の記録紙330先端の通過が検知
されてから所定時間が経過して分離位置に達するとする
と、上記両セットバックローラ178,180は回転を
停止し、記録紙330は分離位置にて待機状態となる。
【0056】このとき、図8に示されるように、前記再
給紙駆動ローラ200aが回転を開始し、その駆動力に
よってフラッパカムのカム凸面が下搬送フラッパ194
に当接し、当該下搬送フラッパ194の下方側先端部分
が下搬送経路に現出するように下がる。この下搬送フラ
ッパ194の下方側先端部分の下降動作によって、反対
側の基端部分は上昇することとなる。そして、その基端
部分がフラッパセンサに接触してオン状態になると、第
1、第2のセットバックローラ178,180が順方向
に回転を再開する。
【0057】すると、図9に示されるように、下搬送フ
ラッパ194により最下端の1枚目の記録紙330と2
枚目以降の記録紙332とが分離され、1枚目の記録紙
330は、セットバックローラ178,180及び再給
紙ローラ200により出口搬送経路を搬送され、一方2
枚目以降の記録紙332は、上記下搬送フラッパ194
により上方に進路が変えられる。
【0058】第1、第2のセットバックローラ178,
180が順方向に回転を再開してから所定時間が経過し
たら、当該第1、第2のセットバックローラ178,1
80の回転が逆転し、下搬送出口センサ196により2
枚目の記録紙332先端の通過(図示左側への引き込
み)が検知されるまで2枚目以降の瓦積み記録紙全部を
後退させる。このとき、1枚目の記録紙330は、第2
のセットバックローラ180を既に離脱している。この
下搬送出口センサ196による2枚目の記録紙332先
端の通過が検知されたら、セットバックローラ178,
180の回転が停止するととともに下搬送フラッパ19
4が上がる。
【0059】上記1枚目の記録紙330は、合流搬送経
路に搬送されていき、レジストセンサ124により先端
が検知されたら、2枚目の記録紙332の再給紙動作
が、上述した1枚目の記録紙330と同様にして開始・
実行される。また、3枚目以降の記録紙に対する再給紙
動作も同様にして行われる。
【0060】そして、上述した瓦積み装置によって重送
が防止され1枚づつ確実に分離されて順次再給紙されて
くる記録紙に対して、転写、分離、搬送、定着が片面の
場合と同様に行われ、裏面に画像が形成されて両面コピ
ーが完成される。
【0061】このように本実施形態では、従来のソレノ
イド等のような別個の駆動源を付加することなく、再給
紙ローラ200の回転駆動力が運動変換伝達手段として
のプーリ及びフラッパカムを介して下搬送フラッパ19
4が所定のタイミングで揺動し、それによって下搬送フ
ラッパ194による記録紙の分離動作が行われるように
なっている。
【0062】このとき、本実施形態では、運動変換伝達
手段としてカム機構を採用しているので、簡易な構成で
所定の動作が良好かつ確実に得られる。
【0063】次に、上記構成の画像形成装置の紙送り装
置においては、両面搬送ユニット176に記録紙が積み
こまれた段階でその幅方向である紙送り方向に直交する
方向のズレに対しては、上記した図11を参照して説明
した構成の矯正機構において対処されるが、そのための
ズレ矯正制御手段については、さらに図12および図1
3を参照して説明する。
【0064】まず、図13に示すように横レジストロー
ラ202の幅方向の矯正制御について説明すると、横レ
ジストローラ202は、矢印C1または矢印C2の幅方
向に移動することができるが、図11に示すC1方向へ
の移動による矯正の場合、横レジストモータ210のギ
ャと切換アーム505のアイドルギヤ500と横レジス
トギヤ501とが噛み合っていて、横レジストモータ2
10のギヤがF1方向に回転すると、アイドルギヤ50
0がE1方向に、横レジストギヤ501がD1方向に回
転するように回転を伝えする。
【0065】横レジストギヤ501の中心部の内歯の右
ねじは、横レジストローラ201の端部に設けたブッシ
ュスクリュー502のねじ部に噛み合い、横レジストギ
ヤ501が軸方向への移動が拘束されているために、横
レジストローラ202と軸方向に一体となっているブッ
シュスクリュー502が横レジストギヤ501の回転に
伴って軸方向のC1方向に横レジストローラ202を移
動させることができる。横レジストローラ202の逆方
向であるC2方向には、横レジストモータ201のギヤ
がF2方向に回転して、横レジストギヤ501がD2方
向に回転し、ブッシュスクリュー502のねじ部により
横レジストローラ202をC2方向に移動させることが
できる。
【0066】次に、横レジストローラ202の幅方向、
即ち、軸方向のズレを横レジストセンサ206によって
検出して、その結果をもとに横レジストローラ202が
軸方向にズレを矯正するように、図13を参照して以下
説明される制御がなされる。横レジストセンサ206
は、コピーを行う紙サイズに応じて幅方向に移動するこ
とにより、図12に示すように操作者が選択した紙サイ
ズの位置で待機する。また、横レジストセンサ206の
軸方向への移動は横レジストモータ210によって行わ
れ、ソレノイド208の直線運動をリンク機構を介して
切換アーム505に伝えて揺動させ、横レジストモータ
210のギヤと横レジストセンサ206のギヤとのいズ
レかに噛み合わせることにより、図においては省略され
ているが、横レジストローラ202と同様な横レジスト
ギヤとブッシュスクリューとの作用で回転運動を軸方向
運動に変えることによって紙サイズに応じた横レジスト
センサ206の待機位置の設定が行われる。
【0067】そこで、実際の矯正機能について説明する
と、再給紙ローラ200を通過した記録紙204は、横
レジストローラ202に到達すると、横レジストローラ
202がまだ停止していて、再給紙ローラ200と横レ
ジストローラ202との間214において、記録紙20
4にループが形成され、斜行が補正される。その際、横
レジストローラ202の回転駆動は、横レジストローラ
駆動モータ400によって行われる。
【0068】まず、横レジストローラモータ400がズ
レ矯正制御手段を付設したDCコントローラ300から
の指示によりON状態にされると、横レジストローラ2
02が回転し、記録紙204を搬送し、それと同時に横
レジストセンサ206により記録紙204の幅方向の位
置を後で述べるように検出を開始する。
【0069】横レジストセンサ206と記録紙204と
の位置関係は、位置検出を開始する時点では、二つの場
合があり、各々の場合において幅方向のズレを矯正する
時の横レジストローラ202の移動が異なり、これにつ
いてさらに図12および図13を参照して説明する。
【0070】まず、記録紙204が図12に示すよう横
レジストセンサ206のOFFの検知点にあるとき、即
ち、記録紙がズレて、横レジストセンサ206がONの
位置にないときには、記録紙204を挟持した横レジス
トローラ202を、上述したような作用で横レジストセ
ンサ206がON状態になる方向に移動させ、ONした
時点で移動を中止して矯正が終了する。逆に、横レジス
トセンサ206が既にONしている場合、即ち、記録紙
204が横レジストセンサ206のONの位置に入りこ
んでいる場合には、横レジストセンサ206がOFFに
なるまで上記した矯正機構により横レジストローラ20
2を移動させた後、再度ONまで反対方向に移動させ、
横レジストセンサ206がONした時点で、横レジスト
ローラ202の移動を中止して矯正作動を終了する。こ
のような記録紙の矯正作動は、この後記録紙204がレ
ジストローラ122に突き当たりループを形成し、レジ
ストローラ122が回転を開始するまでに終了しなけれ
ばならない。
【0071】ここで、このような紙送り装置を適用した
画像形成装置においては、横レジストローラ202の軸
方向の矯正時の移動速度は5mm/sec.に設定され
ていて、矯正を早くを終えるためには、この速度が速い
ほど望ましいが、高速化するとモータの大型化、機構の
構成部材が圧肉化して、さらに、振動、騒音が大きくな
る等の問題があり、通常、5mm/sec.程度に移動
速度にされている。一方、横レジストローラ202とレ
ジストローラ122との間の搬送路長は、120mmで
あって、この装置では紙送り速度が180mm/se
c.であるので、横レジストローラ202からレジスト
ローラ122に到達するまでに要する時間は0.67秒
になる。また、記録紙の先端がレジストローラ122に
到達してからレジストローラ122が始動するまでの時
間が0,1秒であり、それゆえ矯正動作は0.67+
0.1=0.77秒以内に行わねばならない。上述した
ように、横レジストローラ202の軸方向の移動速度
は、5mm/sec.に設定してあるので、0.77秒
以内での矯正量は最大3.85mmになる。通常は、
3.85mmの矯正で十分であるが、環境条件や紙種の
違いにより記録紙の幅方向のズレが3.85mmを超え
る場合がある。そのために、上記実施形態では、横レジ
ストローラ202から記録紙が0.4秒間搬送された時
点で横レジストセンサ206と記録紙の位置関係を検知
して矯正動作が終了したか否かを判断する。記録紙を
0.4秒間搬送したことの根拠については後述する。
【0072】そこで、この記録紙のズレ矯正制御手段に
おける機能として、もし矯正動作が終了していない場合
には、その一実施形態として、横レジストローラ駆動モ
ータ400の回転数を下げて、横レジストローラ202
の搬送速度を180mm/sec.から100mm/s
ec.に下げ、これにより矯正動作の残り時間が0.3
7秒から0.58秒に延長される。この延長により、矯
正時間は、0.77秒から0.98秒へと0.21秒も
延長され、最大矯正量は、先の状態の3.85mmから
4.9mmへと1.05mmへと増加される。この場
合、両面コピー一枚当りの画像形成時間が0.21秒多
くかかることになるが、この実施形態の作動が行われる
ことは少なく、実用上はあまり問題になることはない。
なお、横レジストローラ202の搬送速が100mm/
sec.に下がっても、再給紙ローラ200の搬送速度
は、180mm/se.のままであるため、(180−
100)X0.21=16.8mmのループが両ローラ
の間にできるが、このループ分は横レジストローラ20
2の上流側にある斜行どりするためのループ形成スペー
ス214に吸収される(図3参照)。
【0073】次に、他の実施形態について説明すると、
上記実施形態と同様に、0.4秒経過した時点で、矯正
動作が終了したか否かの検出を行い、もし終了していな
い場合には、横レジストモータ210の回転数を上げ、
横レジストローラ202の幅方向の移動速度を上げるよ
うに作動させることになる。この実施形態では、幅方向
の移動速度が5mm/sec.に設定してしあり、矯正
時間の0.77秒の間に、最大3.85mmの矯正を行
うことになる。矯正を開始してから0.4秒後に矯正が
完了していない場合には、幅方向、即ち、軸方向の横レ
ジストローラ202の移動速度を5mm/sec.から
10mm/sec.に上げると、残り0.37秒での矯
正量は1.85mmから3.7mmに増加して、合計し
て3.85mmから5.7mmになる。この場合、横レ
ジストローラ202の駆動モータの速度を上げるために
は、モータの大型化が必要であり、大型化が可能であれ
ば、常時10mm/sec.の速度で作動させることも
考えられるが、上記実施形態でも説明したように、高速
化により生じる振動、騒音の増加等の問題を考えると、
通常は5mm/sec.の速度で作動させ、必要なとき
のみ10mm/sec.に増速させるほうがよい。ま
た、上記実施形態とこの実施形態の作動を組合せてもよ
いことは言うまでもない。
【0074】ところで、上述したように、通常の矯正量
は、3.85mmで充分であるが、環境条件、記録紙の
種類、ロット等で、3.85mmを超える場合があり、
今までの実験データによると最大で約1mmオーバし
て、矯正量で4.95mm程度である。両実施形態で
は、横レジストローラ202の矯正動作の実際値と、矯
正量を超える場合の実験データを考慮して、横レジスト
ローラ202の矯正時間が0.77秒の約1/2の時点
で、即ち、0.4秒間に横レジストローラ202が記録
紙を送り出した時点で、記録紙の矯正量が3.85mm
を超えるかどうかの判断を行うものとして、残りの時間
にレジストローラ122に到達するまでに、両実施形態
の上述のような作動を適用した。したがって、上述のよ
うに、横レジストローラの矯正動作の実行力、矯正量が
異なる場合には、上記実施形態とは異なった状態になる
ことは言うまでもない。
【0075】以上本発明を実施形態に基づき具体的に説
明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものでは
なく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である
というのはいうまでもなく、例えば、本発明は、上述し
た実施形態のような両面画像形成装置の瓦積み装置とと
もに、記録紙のズレ矯正制御手段を備えた紙送り装置に
限定されることはなく、他の給紙装置についても同様に
適用することができる。
【0076】また、本発明は、複写機以外の画像形成装
置であっても同様に適用できることはいうまでもない。
【0077】
【発明の効果】以上述べたように、本発明による紙送り
装置を備えた画像形成装置においては、横レジストロー
ラの軸方向の移動量が所定値を超えた場合、横レジスト
ローラの搬送速度を下げることにより、次のローラに達
するまで時間を延ばすことができ、記録紙の幅方向のズ
レを矯正する量を増大することができ、良好な紙送り性
能を有する紙送り装置を得ることができる。そして、記
録紙幅方向のズレが少なく、記録紙上に良好な画像品質
の画像を得ることができる。
【0078】また、本発明による紙送り装置を備えた画
像形成装置においては、横レジストローラの軸方向の移
動速度を上げることにより、横レジストローラ自体の送
り速度は維持したままで、幅方向にズレた記録紙をスム
ーズに矯正することができるので、同様に紙送り性能の
良好名な紙送り装置を提供することができ、良好な画像
品質を得ることができる。
【0079】さらに、本発明による紙送り装置を備えた
画像形成装置においては、上記のような横レジストロー
ラの搬送速度を下げかつその軸方向の移動速度をあげる
ことにより、より記録紙のズレを矯正する時間を充分に
とることができ、さらに良好な紙送り性能が得られると
いう優れた効果がある。従って、優れた画像品質を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる紙送り装置を組み込んだ画像形
成装置の外観を示す斜視図である。
【図2】本発明にかかる紙送り装置を適用した瓦積み装
置を組み込ん画像形成装置の横断面図である。
【図3】図1および図2に示す画像形成装置における瓦
積み装置の搬送経路を示す側面説明図である。
【図4】図3に示す搬送経路における主要部分を表す部
分拡大側面説明図であり、両面ユニットへの用紙積み込
みの作動状態を示す。
【図5】図4に示す搬送経路における入口搬送経路に記
録紙が進入する状態を示す部分拡大側面説明図である。
【図6】図5に示す搬送経路における入口搬送経路から
の記録紙の下搬送経路における状態を示す部分拡大側面
説明図である。
【図7】図6に示す搬送経路における記録紙の次の状態
を示す部分拡大側面説明図である。
【図8】図7に示す搬送経路における次の記録紙の状態
を示す部分拡大側面説明図である。
【図9】図8に示す搬送経路における2枚目以降の記録
紙の分離状態を示す部分拡大側面説明図である。
【図10】図2における記録紙の搬送経路における各ロ
ーラの駆動モータの駆動系統図である。
【図11】本発明にかかる紙送り装置における横レジス
トローラにおける記録紙のズレ矯正機構の要部斜視図で
ある。
【図12】図11に示す矯正機構における横レジストセ
ンサーと紙端の関係を示す説明図である。
【図13】本発明にかかる紙送り装置を適用した搬送経
路における横レジスト機構の動作を表すフロー図であ
る。
【符号の説明】
122 レジストローラ 202 横レジストローラ 204 記録紙 206 横レジストセンサ 208 ソレノイド 210 横レジストモータ 300 ズレ矯正制御手段を付設したDCコントローラ 500 アイドルギヤ 501 横レジストギヤ 502 ブッシュスクリュー 505 切換えアーム
フロントページの続き Fターム(参考) 2C059 AA12 AA19 AA26 AA32 AA43 AA55 AA64 BB11 2H072 AA03 AA13 AA22 AB00 CA01 CB09 HB09 3F048 AA02 AA04 AA05 AB01 BA20 BA22 BA27 BB05 CC05 DA07 DC12 EA15 EB24 EB29 EB36 3F102 AA02 AA10 AA11 AB01 BA02 BB04 CA03 CB02 DA05 EA03 FA03 FA05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送される記録紙の搬送方向と直交する
    方向である前記記録紙の幅方向のズレを検出する手段
    と、 前記記録紙を挟持して搬送するとともに、搬送中に前記
    幅方向に横移動して前記記録紙の幅方向位置を修正する
    横レジストローラと、 該横レジストローラを、前記検出手段からのズレに応じ
    た信号に基づき前記幅方向に横移動させるように駆動す
    る手段と、 前記横レジストローラから送り出された記録紙をさらに
    下流側に向かって搬送するように設けられた他の搬送ロ
    ーラと、 前記記録紙のズレを検出する手段が所定量を超えるズレ
    量を検出した場合に、前記記録紙の先端が前記他の搬送
    ローラに達する前に、前記横レジストローラの紙送り速
    度または横移動速度を調節して横移動による矯正を終わ
    らせる記録紙のズレ矯正制御手段と、 を有することを特徴とする画像形成装置の紙搬送装置。
  2. 【請求項2】 搬送される記録紙の搬送方向と直交する
    方向である前記記録紙の幅方向のズレを検出する手段
    と、 前記記録紙を挟持して搬送するとともに、搬送中に前記
    幅方向に横移動して前記記録紙の幅方向位置を修正する
    横レジストローラと、 該横レジストローラを、前記検出手段からのズレに応じ
    た信号に基づき前記幅方向に横移動させるように駆動す
    る手段と、 前記横レジストローラから送り出された記録紙をさらに
    下流側に向かって搬送するように設けられた他の搬送ロ
    ーラと、 前記記録紙のズレを検出する手段が所定量を超えるズレ
    量を検出した場合に、前記横レジストローラの幅方向の
    横移動速度を上げて、前記記録紙の先端が前記他の搬送
    ローラに達する前に、前記駆動する手段による前記記録
    紙の幅方向の横移動を終わらせる記録紙のズレ矯正制御
    手段と、を有することを特徴とする画像形成装置の紙搬
    送装置。
  3. 【請求項3】 搬送される記録紙の搬送方向と直交する
    方向である前記記録紙の幅方向のズレを検出する手段
    と、 前記記録紙を挟持して搬送するとともに、搬送中に前記
    幅方向に横移動して前記記録紙の幅方向位置を修正する
    横レジストローラと、 該横レジストローラを、前記検出手段からのズレに応じ
    た信号に基づき前記幅方向に横移動させるように駆動す
    る手段と、 前記横レジストローラからの送り出された記録紙をさら
    に下流側に向かって搬送するように設けられた他の搬送
    ローラと、 前記記録紙のズレを検出する手段が所定量を超えるズレ
    量を検出した場合に、前記横レジストローラの紙送り速
    度を下げて、前記記録紙の先端が前記他の搬送ローラに
    達する前に、前記駆動する手段による前記記録紙の幅方
    向の横移動を終わらせる記録紙速度調節手段と、 を有することを特徴とする画像形成装置の紙搬送装置。
  4. 【請求項4】 搬送される記録紙の搬送方向と直交する
    方向である前記記録紙の幅方向のズレを検出する手段
    と、 前記記録紙を挟持して搬送するとともに、搬送中に前記
    幅方向に横移動して前記記録紙の幅方向位置を修正する
    横レジストローラと、 該横レジストローラを、前記検出手段からのズレに応じ
    た信号に基づき前記幅方向に横移動させるように駆動す
    る手段と、 前記横レジストローラからの送り出された記録紙をさら
    に下流側に向かって搬送するように設けられた他の搬送
    ローラと、 前記記録紙のズレを検出する手段が所定量を超えるズレ
    量を検出した場合に、前記横レジストローラの紙送り速
    度を下げるとともに、前記横レジストローラの幅方向の
    横移動速度を上げて、前記記録紙の先端が前記他の搬送
    ローラに達する前に、前記駆動する手段による前記記録
    紙の幅方向の横移動を終わらせる制御手段と、 を有することを特徴とする画像形成装置の紙搬送装置。
  5. 【請求項5】 請求項1又は請求項2又は請求項3又は
    請求項4記載の横レジストローラが、両面再給紙部の出
    口部に配置されていることを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 請求項1又は請求項2又は請求項3又は
    請求項4記載の他の搬送ローラが、転写部に向かって記
    録紙を搬出する主レジストローラであることを特徴とす
    る画像形成装置の紙搬送装置。
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