JP2000280689A - ホワイトボード用積層体 - Google Patents
ホワイトボード用積層体Info
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- JP2000280689A JP2000280689A JP11088069A JP8806999A JP2000280689A JP 2000280689 A JP2000280689 A JP 2000280689A JP 11088069 A JP11088069 A JP 11088069A JP 8806999 A JP8806999 A JP 8806999A JP 2000280689 A JP2000280689 A JP 2000280689A
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- copolymer
- propylene
- tfe
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 筆記性、消去性、防眩性のいずれをも満足
し、かつ実用耐久性に優れたホワイトボード用積層体を
提供する。 【解決手段】 エチレン−テトラフルオロエチレン系共
重合体と、プロピレン−テトラフルオロエチレン系共重
合体又はビニリデンフルオライド−ヘキサフルオロプロ
ピレン系共重合体とを含むフッ素樹脂のフィルムからな
る表面層1とその片面に積層された白色の裏打材層2と
を有する。
し、かつ実用耐久性に優れたホワイトボード用積層体を
提供する。 【解決手段】 エチレン−テトラフルオロエチレン系共
重合体と、プロピレン−テトラフルオロエチレン系共重
合体又はビニリデンフルオライド−ヘキサフルオロプロ
ピレン系共重合体とを含むフッ素樹脂のフィルムからな
る表面層1とその片面に積層された白色の裏打材層2と
を有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、反射型スクリーン
用又はホワイトボード用の積層体(以下、「ホワイトボ
ード用積層体」という)に関する。本発明のホワイトボ
ード用積層体はホワイトボード用マーカーで筆記した場
合の消去性、防眩性、筆記性のいずれも良好な特性を有
するものである。なお、ホワイトボード用積層体は、防
眩性があること等からビデオプロジェクター(VP)や
オーバーヘッドプロジェクター(OHP)等の投影機器
用の反射型スクリーン用としても使用することができ
る。
用又はホワイトボード用の積層体(以下、「ホワイトボ
ード用積層体」という)に関する。本発明のホワイトボ
ード用積層体はホワイトボード用マーカーで筆記した場
合の消去性、防眩性、筆記性のいずれも良好な特性を有
するものである。なお、ホワイトボード用積層体は、防
眩性があること等からビデオプロジェクター(VP)や
オーバーヘッドプロジェクター(OHP)等の投影機器
用の反射型スクリーン用としても使用することができ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のホワイトボード用積層体として
は、エチレン−テトラフルオロエチレン(以下、TFE
という)系共重合体(以下、ETFEという)からなる
フィルム層を表面層とし、そのフィルムに白色のポリエ
チレンテレフタレート(以下、PETという)等の裏打
材層を積層したものがある(図2参照)。
は、エチレン−テトラフルオロエチレン(以下、TFE
という)系共重合体(以下、ETFEという)からなる
フィルム層を表面層とし、そのフィルムに白色のポリエ
チレンテレフタレート(以下、PETという)等の裏打
材層を積層したものがある(図2参照)。
【0003】ところで、ホワイトボード用積層体の表面
層は、ホワイトボード用マーカーによる筆記性、その消
去性、および表面の防眩性が良好であることが要求され
る。「筆記性」とは、ホワイトボード用マーカーのイン
キ液が表面層に弾かれにくい程度をいう。筆記性が良好
であるとホワイトボード用マーカーで筆記した文字等が
にじんだり崩れたりしない。「消去性」とは、ホワイト
ボード用マーカーのインキ液が表面層に濡れにくい程度
をいい、消去性が良好であるとホワイトボード用マーカ
ーで筆記した文字等をイレイザーで表面層から簡単にふ
き取ることができる。「防眩性」とは、表面層表面の反
射率が低い程度をいい、防眩性が良好であると表面光沢
や艶が抑えられ会議等で使用されても眩しくなくなる。
層は、ホワイトボード用マーカーによる筆記性、その消
去性、および表面の防眩性が良好であることが要求され
る。「筆記性」とは、ホワイトボード用マーカーのイン
キ液が表面層に弾かれにくい程度をいう。筆記性が良好
であるとホワイトボード用マーカーで筆記した文字等が
にじんだり崩れたりしない。「消去性」とは、ホワイト
ボード用マーカーのインキ液が表面層に濡れにくい程度
をいい、消去性が良好であるとホワイトボード用マーカ
ーで筆記した文字等をイレイザーで表面層から簡単にふ
き取ることができる。「防眩性」とは、表面層表面の反
射率が低い程度をいい、防眩性が良好であると表面光沢
や艶が抑えられ会議等で使用されても眩しくなくなる。
【0004】「筆記性」と「消去性」は、表面層の表面
張力とホワイトボード用マーカーのインキ液の表面張力
に依存し、表面層の表面張力とインキ液の表面張力の差
が小さい程良好となると考えられる。表面層の表面張力
がホワイトボード用マーカーのインキ液の表面張力より
大となると、ホワイトボード用マーカーのインキ液が表
面層に弾かれにくくなり「筆記性」が良好となる傾向が
あるが、「消去性」は不良となる傾向がある。表面層の
表面張力がホワイトボード用マーカーのインキ液の表面
張力より小さいと、ホワイトボード用マーカーのインキ
液が表面層に弾かれやすくなり「筆記性」は不良となる
傾向があるが、「消去性」は良好となる傾向がある。
「防眩性」は、60度鏡面光沢度40%以下が好まし
く、特に30%以下が好ましい。
張力とホワイトボード用マーカーのインキ液の表面張力
に依存し、表面層の表面張力とインキ液の表面張力の差
が小さい程良好となると考えられる。表面層の表面張力
がホワイトボード用マーカーのインキ液の表面張力より
大となると、ホワイトボード用マーカーのインキ液が表
面層に弾かれにくくなり「筆記性」が良好となる傾向が
あるが、「消去性」は不良となる傾向がある。表面層の
表面張力がホワイトボード用マーカーのインキ液の表面
張力より小さいと、ホワイトボード用マーカーのインキ
液が表面層に弾かれやすくなり「筆記性」は不良となる
傾向があるが、「消去性」は良好となる傾向がある。
「防眩性」は、60度鏡面光沢度40%以下が好まし
く、特に30%以下が好ましい。
【0005】従来のETFEからなる積層体は、次のよ
うな欠点を有していた。 (1)筆記性がよくない。
うな欠点を有していた。 (1)筆記性がよくない。
【0006】(2)ETFEからなる表面層の表面が平
滑であるため、その表面層の防眩性がよくない。
滑であるため、その表面層の防眩性がよくない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、表面層の表
面処理を必要とせず、筆記性、消去性、防眩性のいずれ
も優れ、かつ実用耐久性に優れたホワイトボード用積層
体を提供することを目的とする。
面処理を必要とせず、筆記性、消去性、防眩性のいずれ
も優れ、かつ実用耐久性に優れたホワイトボード用積層
体を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、ETFEと、
プロピレン−TFE系共重合体又はビニリデンフルオラ
イド(以下、VdFという)−ヘキサフルオロプロピレ
ン(以下、HFPという)系共重合体とを含むフッ素樹
脂のフィルムの層とその片面に積層された白色の裏打材
層とを有することを特徴とする、フッ素樹脂フィルム層
を表面層とするホワイトボード用積層体を提供する。本
発明は、上記フッ素樹脂中のETFEと、プロピレン−
TFE系共重合体又はVdF−HFP系共重合体の割合
が95/5〜50/50(重量比)であるホワイトボー
ド用積層体を提供する。また、本発明は、上記フッ素樹
脂がETFEとプロピレン−TFE系共重合体とを含む
積層体を提供する。以下、本発明を詳しく説明する。
プロピレン−TFE系共重合体又はビニリデンフルオラ
イド(以下、VdFという)−ヘキサフルオロプロピレ
ン(以下、HFPという)系共重合体とを含むフッ素樹
脂のフィルムの層とその片面に積層された白色の裏打材
層とを有することを特徴とする、フッ素樹脂フィルム層
を表面層とするホワイトボード用積層体を提供する。本
発明は、上記フッ素樹脂中のETFEと、プロピレン−
TFE系共重合体又はVdF−HFP系共重合体の割合
が95/5〜50/50(重量比)であるホワイトボー
ド用積層体を提供する。また、本発明は、上記フッ素樹
脂がETFEとプロピレン−TFE系共重合体とを含む
積層体を提供する。以下、本発明を詳しく説明する。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明のホワイトボード用積層体
は表面層1と裏打材層2とが積層されたものである(図
1参照)。
は表面層1と裏打材層2とが積層されたものである(図
1参照)。
【0010】ETFEは、無色透明な樹脂である。ET
FEは元来その表面張力が低いため、最近主に使用され
ている表面張力の大きいホワイトボード用マーカーのイ
ンキ液に対しても消去性が良好である。ETFEは、エ
チレン、TFE及びこれらと共重合可能な含フッ素ビニ
ルモノマーを共重合して得られるものであり、TFEに
基づく重合単位/エチレンに基づく重合単位の含有モル
比が90〜50/10〜50であることが好ましい。T
FEに基づく重合単位/エチレンに基づく重合単位の含
有モル比が50/50より低いと分解温度が低下し成形
性が損なわれやすい。一方、この含有モル比が90/1
0より高いと、ETFE中に副生したポリテトラフルオ
ロエチレンが存在し、成形したフィルムにフィッシュア
イが形成されやすい。共重合可能な含フッ素ビニルモノ
マーに基づく重合単位の含有割合は、TFEに基づく重
合単位及びエチレンに基づく重合単位の合計量100モ
ルに対し、通常1〜10モルであり、好ましくは2〜7
モルである。本発明における含フッ素ビニルモノマー
は、CF2=CFCl、CF2=CH2などのTFE以
外のフルオロエチレン類、CF2=CFCF3などのポ
リフルオロプロピレン類、CH2=CH(CF2)4F
などのポリフルオロアルキルエチレン類などが例示され
る。含フッ素ビニルモノマーは1種単独で用いてもよ
く、2種以上を併用してもよい。プロピレン−TFE系
共重合体は、プロピレンとTFEを共重合して得られる
ものであり、プロピレンに基づく重合単位/TFEに基
づく重合単位の含有モル比が60/40〜30/70で
あることが好ましい。また、プロピレン、TFEと共重
合可能な含フッ素モノマーに基づく重合単位を含んでも
よい。上記共重合可能な含フッ素モノマーとしてVdF
が好ましい。共重合可能な含フッ素モノマーに基づく重
合単位の含有割合は、プロピレンに基づく重合単位及び
TFEに基づく重合単位の合計100モルに対し通常6
0モル以下が好ましい。プロピレン−TFE系共重合体
としては、プロピレン−TFE共重合体、プロピレン−
TFE−VdF共重合体が例示される。VdF−HFP
系共重合体は、VdFとHFPを共重合して得られるも
のであり、VdFに基づく重合単位/HFPに基づく重
合単位の含有モル比が60/40〜90/10であるこ
とが好ましい。また、VdF、HFPと共重合可能なモ
ノマーに基づく重合単位を含んでも良い。共重合可能な
モノマーとしてTFEが好ましい。共重合可能なモノマ
ーに基づく重合単位の含有割合は、VdFに基づく重合
単位及びHFPに基づく重合単位の合計100モルに対
して通常50モル以下が好ましい。VdF−HFP系共
重合体としては、VdF−HFP共重合体、VdF−H
FP−TFE共重合体が例示される。以下、プロピレン
−TFE系共重合体とVdF−HFP系共重合体を共重
合体Aという。ETFEと共重合体Aの配合割合は、9
5/5〜50/50(重量比)が好ましく、特に95/
5〜70/30(重量比)が好ましい。ETFEが95
/5超では防眩性が低下し、50/50未満では消去性
が低下する。上記の割合のフッ素樹脂は、通常、ETF
Eと共重合体Aをあらかじめ混合した後溶融混練して製
造される。本発明における表面層1は、共にフッ素を含
有するETFEと共重合体Aからなるフッ素樹脂のフィ
ルムである。フッ素樹脂中の主にTFEまたはHFPに
基づく重合単位により表面層1の表面張力は低下し、ま
たTFEまたはHFPと共重合するエチレン、プロピレ
ンまたはVdFに基づく重合単位により表面張力は高く
なる傾向がある。本発明において、組成が異なる含フッ
素重合体を配合して得られるフィルムは、表面張力を低
下させる作用と高める作用が調整され、その結果優れた
「筆記性」と「消去性」を有すると推測される。また、
本発明において、共重合体AとETFEは相容性が高い
ことにより、共重合体Aはフィルム中で微小の粒子径で
分散し、フィルム表面に微細な凹凸が生じ、優れた「防
眩性」が得られる。共重合体AがETFEと相容性が高
いと、その分散する粒子径は小さくなり、また、フッ素
樹脂の成形物の機械的特性が向上する。共重合体Aとし
ては、プロピレン−TFE共重合体がETFEとの相容
性が高いことより好ましい。プロピレン−TFE共重合
体は、溶融押出フィルム成型時でも変色せず、ETFE
との相溶性が高いためフィルムが安定して成形できる。
さらに、プロピレン−TFE共重合体が数ミクロンの微
小の粒子でETFE中に分散するため、フィルム表面に
非常に浅い凹凸ができ、この凹凸構造が光を反射し防眩
性を大きく改良出来る。
FEは元来その表面張力が低いため、最近主に使用され
ている表面張力の大きいホワイトボード用マーカーのイ
ンキ液に対しても消去性が良好である。ETFEは、エ
チレン、TFE及びこれらと共重合可能な含フッ素ビニ
ルモノマーを共重合して得られるものであり、TFEに
基づく重合単位/エチレンに基づく重合単位の含有モル
比が90〜50/10〜50であることが好ましい。T
FEに基づく重合単位/エチレンに基づく重合単位の含
有モル比が50/50より低いと分解温度が低下し成形
性が損なわれやすい。一方、この含有モル比が90/1
0より高いと、ETFE中に副生したポリテトラフルオ
ロエチレンが存在し、成形したフィルムにフィッシュア
イが形成されやすい。共重合可能な含フッ素ビニルモノ
マーに基づく重合単位の含有割合は、TFEに基づく重
合単位及びエチレンに基づく重合単位の合計量100モ
ルに対し、通常1〜10モルであり、好ましくは2〜7
モルである。本発明における含フッ素ビニルモノマー
は、CF2=CFCl、CF2=CH2などのTFE以
外のフルオロエチレン類、CF2=CFCF3などのポ
リフルオロプロピレン類、CH2=CH(CF2)4F
などのポリフルオロアルキルエチレン類などが例示され
る。含フッ素ビニルモノマーは1種単独で用いてもよ
く、2種以上を併用してもよい。プロピレン−TFE系
共重合体は、プロピレンとTFEを共重合して得られる
ものであり、プロピレンに基づく重合単位/TFEに基
づく重合単位の含有モル比が60/40〜30/70で
あることが好ましい。また、プロピレン、TFEと共重
合可能な含フッ素モノマーに基づく重合単位を含んでも
よい。上記共重合可能な含フッ素モノマーとしてVdF
が好ましい。共重合可能な含フッ素モノマーに基づく重
合単位の含有割合は、プロピレンに基づく重合単位及び
TFEに基づく重合単位の合計100モルに対し通常6
0モル以下が好ましい。プロピレン−TFE系共重合体
としては、プロピレン−TFE共重合体、プロピレン−
TFE−VdF共重合体が例示される。VdF−HFP
系共重合体は、VdFとHFPを共重合して得られるも
のであり、VdFに基づく重合単位/HFPに基づく重
合単位の含有モル比が60/40〜90/10であるこ
とが好ましい。また、VdF、HFPと共重合可能なモ
ノマーに基づく重合単位を含んでも良い。共重合可能な
モノマーとしてTFEが好ましい。共重合可能なモノマ
ーに基づく重合単位の含有割合は、VdFに基づく重合
単位及びHFPに基づく重合単位の合計100モルに対
して通常50モル以下が好ましい。VdF−HFP系共
重合体としては、VdF−HFP共重合体、VdF−H
FP−TFE共重合体が例示される。以下、プロピレン
−TFE系共重合体とVdF−HFP系共重合体を共重
合体Aという。ETFEと共重合体Aの配合割合は、9
5/5〜50/50(重量比)が好ましく、特に95/
5〜70/30(重量比)が好ましい。ETFEが95
/5超では防眩性が低下し、50/50未満では消去性
が低下する。上記の割合のフッ素樹脂は、通常、ETF
Eと共重合体Aをあらかじめ混合した後溶融混練して製
造される。本発明における表面層1は、共にフッ素を含
有するETFEと共重合体Aからなるフッ素樹脂のフィ
ルムである。フッ素樹脂中の主にTFEまたはHFPに
基づく重合単位により表面層1の表面張力は低下し、ま
たTFEまたはHFPと共重合するエチレン、プロピレ
ンまたはVdFに基づく重合単位により表面張力は高く
なる傾向がある。本発明において、組成が異なる含フッ
素重合体を配合して得られるフィルムは、表面張力を低
下させる作用と高める作用が調整され、その結果優れた
「筆記性」と「消去性」を有すると推測される。また、
本発明において、共重合体AとETFEは相容性が高い
ことにより、共重合体Aはフィルム中で微小の粒子径で
分散し、フィルム表面に微細な凹凸が生じ、優れた「防
眩性」が得られる。共重合体AがETFEと相容性が高
いと、その分散する粒子径は小さくなり、また、フッ素
樹脂の成形物の機械的特性が向上する。共重合体Aとし
ては、プロピレン−TFE共重合体がETFEとの相容
性が高いことより好ましい。プロピレン−TFE共重合
体は、溶融押出フィルム成型時でも変色せず、ETFE
との相溶性が高いためフィルムが安定して成形できる。
さらに、プロピレン−TFE共重合体が数ミクロンの微
小の粒子でETFE中に分散するため、フィルム表面に
非常に浅い凹凸ができ、この凹凸構造が光を反射し防眩
性を大きく改良出来る。
【0011】表面層を構成するフィルムとしては、ET
FEペレットと6mm程度に粉砕された共重合体AをV
ブレンダーでブレンドし、溶融押出してペレット化した
後、溶融押出してフィルム状に成形したフィルムを用い
ることができる。
FEペレットと6mm程度に粉砕された共重合体AをV
ブレンダーでブレンドし、溶融押出してペレット化した
後、溶融押出してフィルム状に成形したフィルムを用い
ることができる。
【0012】裏打材を構成するフィルムとしては、ポリ
塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、又はPE
T等の熱可塑性ポリエステル等の樹脂中に、酸化チタン
等の白色顔料を分散したもの、熱可塑性ポリエステル等
を発泡させたもの等を用いてフィルム状に成形した白色
のフィルムが用いられる。特に熱可塑性ポリエステルフ
ィルムは良好な耐熱性を有し、必要以上に伸縮しないと
いう利点のため好ましく用いられる。裏打材層2を構成
するフィルムとしては、厚み100〜180μmのもの
が好ましい。100μmより薄いと裏打材層2を構成す
るフィルムが持ちにくく、破れやすい。また、180μ
mより厚いと剛性が強くなり、ホワイトボード用積層体
をロール状に巻き取ることができなくなる。
塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、又はPE
T等の熱可塑性ポリエステル等の樹脂中に、酸化チタン
等の白色顔料を分散したもの、熱可塑性ポリエステル等
を発泡させたもの等を用いてフィルム状に成形した白色
のフィルムが用いられる。特に熱可塑性ポリエステルフ
ィルムは良好な耐熱性を有し、必要以上に伸縮しないと
いう利点のため好ましく用いられる。裏打材層2を構成
するフィルムとしては、厚み100〜180μmのもの
が好ましい。100μmより薄いと裏打材層2を構成す
るフィルムが持ちにくく、破れやすい。また、180μ
mより厚いと剛性が強くなり、ホワイトボード用積層体
をロール状に巻き取ることができなくなる。
【0013】表面層1と裏打材層2とは通常の方法で積
層一体化される。例えば、接着法、熱圧着法等で積層す
ることができ、フィルム表面の凹凸を維持するためには
接着法が好ましい。表面層1と裏打材層2の接着力を向
上させるために、表面層1の裏打材層2が積層される側
の表面、又は裏打材層2の表面層1が積層される側の表
面にプラズマ処理、コロナ放電処理、易接着コート処理
等を施してもよい。
層一体化される。例えば、接着法、熱圧着法等で積層す
ることができ、フィルム表面の凹凸を維持するためには
接着法が好ましい。表面層1と裏打材層2の接着力を向
上させるために、表面層1の裏打材層2が積層される側
の表面、又は裏打材層2の表面層1が積層される側の表
面にプラズマ処理、コロナ放電処理、易接着コート処理
等を施してもよい。
【0014】
【実施例】[実施例1]表面層として、ETFE(アフ
ロンCOPC-88AX、旭硝子製)80重量部とプロ
ピレン−TFE共重合体(アフラス100、旭硝子社
製)20重量部をブレンドし、続いて溶融混練して押出
ペレット化した後、溶融押出成形して厚み25μm、J
IS B0610に準拠した表面粗さRaが0.2μm
の表面層を得た。この表面層のコロナ放電処理した片面
に、ポリエステル系接着剤にて白色のPETの裏打材層
を積層し積層体を得た。この積層体の表面層の表面張力
をJIS K6768に準拠した方法により測定したと
ころ23ダイン/cmであった。市販のホワイトボード
用マーカー(EXPO社製)を用いて5000回の筆記
と消去を繰り返した結果、表面層の表面張力値は変化を
せず「筆記性」および「消去性」の耐久性は良好であ
り、JISK7108に準拠した60度鏡面光沢度も3
0%と変化なく「防眩性」の耐久性は良好であり問題は
なかった。
ロンCOPC-88AX、旭硝子製)80重量部とプロ
ピレン−TFE共重合体(アフラス100、旭硝子社
製)20重量部をブレンドし、続いて溶融混練して押出
ペレット化した後、溶融押出成形して厚み25μm、J
IS B0610に準拠した表面粗さRaが0.2μm
の表面層を得た。この表面層のコロナ放電処理した片面
に、ポリエステル系接着剤にて白色のPETの裏打材層
を積層し積層体を得た。この積層体の表面層の表面張力
をJIS K6768に準拠した方法により測定したと
ころ23ダイン/cmであった。市販のホワイトボード
用マーカー(EXPO社製)を用いて5000回の筆記
と消去を繰り返した結果、表面層の表面張力値は変化を
せず「筆記性」および「消去性」の耐久性は良好であ
り、JISK7108に準拠した60度鏡面光沢度も3
0%と変化なく「防眩性」の耐久性は良好であり問題は
なかった。
【0015】[比較例1]表面層として、ETFE(ア
フロンCOPC−88AX、旭硝子製)からなる厚さ2
5μmのフィルムを表面層として用いた。表面層の片面
を実施例1と同じく、処理し、裏打材層を積層したホワ
イトボード用積層体を得た。この積層体を実施例1と同
様にして測定した表面層側の表面張力は、21ダイン/
cmであった。実施例1と同じホワイトボード用マーカ
ーを用いた「筆記性」は不良であった。また、60度鏡
面光沢度も60%であり「防眩性」が不良であった。
フロンCOPC−88AX、旭硝子製)からなる厚さ2
5μmのフィルムを表面層として用いた。表面層の片面
を実施例1と同じく、処理し、裏打材層を積層したホワ
イトボード用積層体を得た。この積層体を実施例1と同
様にして測定した表面層側の表面張力は、21ダイン/
cmであった。実施例1と同じホワイトボード用マーカ
ーを用いた「筆記性」は不良であった。また、60度鏡
面光沢度も60%であり「防眩性」が不良であった。
【0016】
【発明の効果】本発明の積層体は、筆記性、消去性、防
眩性のいずれをも満足し、かつ実用耐久性に優れる。
眩性のいずれをも満足し、かつ実用耐久性に優れる。
【図1】本発明のホワイトボード用積層体の一例を示す
一部断面図である。
一部断面図である。
【図2】従来のホワイトボード用積層体の一例を示す一
部断面図である。
部断面図である。
1 表面層 2 裏打材層 3 凹凸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 23:14) (C08L 27/18 27:16) (72)発明者 賀屋 政徳 神奈川県川崎市幸区塚越3丁目474番地2 旭硝子株式会社内 Fターム(参考) 2C071 CA04 CA05 CB19 CB28 CD01 CE02 CE06 EA01 2H021 BA02 BA08 4F100 AK04A AK04J AK07A AK07J AK17A AK18A AK18J AK19A AK19J AK41G AK42 AL01A AR00B BA02 CB00 EH17 GB90 JL00 JL10B JN06 YY00A 4J002 BB142 BD142 BD151 BD152 GF00
Claims (3)
- 【請求項1】エチレン−テトラフルオロエチレン系共重
合体と、プロピレン−テトラフルオロエチレン系共重合
体又はビニリデンフルオライド−ヘキサフルオロプロピ
レン系共重合体とを含むフッ素樹脂のフィルムの層とそ
の片面に積層された白色の裏打材層とを有することを特
徴とする、フッ素樹脂フィルム層を表面層とする反射型
スクリーン用又はホワイトボード用積層体。 - 【請求項2】該フッ素樹脂中のエチレン−テトラフルオ
ロエチレン系共重合体と、プロピレン−テトラフルオロ
エチレン系共重合体又はビニリデンフルオライド−ヘキ
サフルオロプロピレン系共重合体の割合が95/5〜5
0/50(重量比)である請求項1に記載の反射型スク
リーン用又はホワイトボード用積層体。 - 【請求項3】該フッ素樹脂が、エチレン−テトラフルオ
ロエチレン系共重合体とプロピレン−テトラフルオロエ
チレン系共重合体とを含む請求項1又は2に記載の反射
型スクリーン用又はホワイトボード用積層体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11088069A JP2000280689A (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | ホワイトボード用積層体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11088069A JP2000280689A (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | ホワイトボード用積層体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000280689A true JP2000280689A (ja) | 2000-10-10 |
Family
ID=13932576
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11088069A Withdrawn JP2000280689A (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | ホワイトボード用積層体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000280689A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004034144A1 (ja) * | 2002-10-11 | 2004-04-22 | Yupo Corporation | スクリーン |
| JP2009113436A (ja) * | 2007-11-09 | 2009-05-28 | Sakawa:Kk | 移動式ボード |
| KR100933295B1 (ko) | 2009-03-24 | 2009-12-22 | (주)노바텍인코퍼레이션 | 스크린 겸용 화이트 보드 및 그 제조방법 |
| JP2013517972A (ja) * | 2010-01-26 | 2013-05-20 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 低ゴースト発生の乾式消去物品及びその使用 |
-
1999
- 1999-03-30 JP JP11088069A patent/JP2000280689A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004034144A1 (ja) * | 2002-10-11 | 2004-04-22 | Yupo Corporation | スクリーン |
| JP2009113436A (ja) * | 2007-11-09 | 2009-05-28 | Sakawa:Kk | 移動式ボード |
| KR100933295B1 (ko) | 2009-03-24 | 2009-12-22 | (주)노바텍인코퍼레이션 | 스크린 겸용 화이트 보드 및 그 제조방법 |
| JP2013517972A (ja) * | 2010-01-26 | 2013-05-20 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 低ゴースト発生の乾式消去物品及びその使用 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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