JP2000280863A - 座席位置移動制御装置 - Google Patents

座席位置移動制御装置

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JP2000280863A
JP2000280863A JP9211599A JP9211599A JP2000280863A JP 2000280863 A JP2000280863 A JP 2000280863A JP 9211599 A JP9211599 A JP 9211599A JP 9211599 A JP9211599 A JP 9211599A JP 2000280863 A JP2000280863 A JP 2000280863A
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JP
Japan
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seat
driver
getting
signal
door
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JP9211599A
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English (en)
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Tomohiro Ito
智大 伊藤
Hiroaki Kojima
弘明 小島
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Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】座席を自動的に搭乗者固有の乗降ポジションに
設定できる座席位置移動制御装置を提供する。 【解決手段】送受信機12のCPU34は、運転者が所
有する携帯機11からの所定のIDコードを受信回路3
2を介して入力すると、EEPROM36に記憶された
複数種のIDコードと前記IDコードとを比較する。そ
して、CPU34は、携帯機11からのIDコードがE
EPROM36に記憶された複数種のIDコードの中の
いずれか1つのIDコードと一致し、且つ、自動モード
スイッチ17及びドアセンサ16からそれぞれオン信号
を入力すると、携帯機11からのIDコードに対応した
乗降ポジション信号をポジション制御装置22に出力す
る。ポジション制御装置22は乗降ポジション信号を入
力すると、各機構42、43を駆動して、運転席1等を
運転者固有の乗降ポジションに設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の座席位置を
自動的に移動することができる座席位置移動制御装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車においては、その基本性能
や安全性の向上はもとより、その操作性の向上が求めら
れている。例えば、電子キーを用いたスマートエントリ
装置やドライビングポジション自動調整装置が提案され
ている。
【0003】スマートエントリ装置とは、車両の所有者
が電子キーを所持した状態で車両に近づくと、現状のキ
ーを用いたりスイッチ操作を行わなくてもドアのロック
を自動的に解除(アンロック)し、その所有者が電子キ
ーを所持した状態で車両から離れるとドアを自動的にロ
ックする装置である。一方、ドライビングポジション自
動調整装置とは、予め運転者が所望するドライビングポ
ジションを記憶手段に記憶させておくと、運転者が電子
キーを所持した状態で車内に乗り込んで運転席に着座す
ると、スイッチ操作等を行わなくても運転席等が運転者
が所望するドライビングポジションに自動的に設定され
る装置である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ドライビン
グポジション自動調整装置により運転前における運転席
等のドライビングポジションへの設定作業は省略された
が、乗車時又は降車時における運転席等の乗降ポジショ
ンへの設定作業は必要であった。即ち、ドライビングポ
ジション自動調整装置だけではなく、乗車時又は降車時
においても運転席等を搭乗者が所望する乗降ポジション
に自動的に設定できる乗降ポジション自動調整装置が求
められている。
【0005】本発明の目的は、座席を自動的に搭乗者固
有の乗降ポジションに設定できる座席位置移動制御装置
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、乗降に適した乗降位置を含む少
なくとも2つの位置間において、座席を移動する座席移
動手段と、搭乗者の乗車又は降車の意思を検出する意思
検出手段と、前記意思検出手段の検出に基づいて前記座
席移動手段を制御し、前記座席を乗降位置に位置させる
制御手段とを備えたことを要旨としている。
【0007】従って、請求項1の発明では、意思検出手
段によって、搭乗者の乗車又は降車の意思が検出される
と、制御手段により座席移動手段が制御され、座席が乗
降位置に位置される。
【0008】請求項2の発明は、請求項1に記載の発明
において、搭乗者に応じて設定された乗降位置データを
記憶する記憶手段を備え、前記制御手段は、前記意思検
出手段の検出時に、前記記憶手段が記憶した乗降位置デ
ータに基づいて前記座席移動手段を制御し、前記座席を
乗降位置に位置させるものであることを要旨としてい
る。
【0009】従って、請求項2の発明では、前記請求項
1の発明の作用に加えて、意思検出手段の検出時には、
記憶手段に記憶された搭乗者に応じて設定された乗降位
置データに基づいて、制御手段により座席移動手段が制
御され、座席が乗降位置に位置される。
【0010】請求項3の発明は、請求項2に記載の発明
において、搭乗者の識別コードが入力される識別コード
入力手段を備え、前記記憶手段は、少なくとも一人の搭
乗者の識別コードと、その識別コードに応じた乗降位置
データとを記憶しており、前記制御手段は、前記識別コ
ード入力手段から入力された識別コードに基づいて乗降
位置データを読み出し、その乗降位置データに基づいて
前記座席移動手段を制御し、前記座席を乗降位置に位置
させるものであることを要旨としている。
【0011】従って、請求項3の発明では、前記請求項
2の発明の作用に加えて、識別コード入力手段から搭乗
者の識別コードが入力されると、その識別コードに応じ
た乗降位置データが読み出され、その乗降位置データに
基づいて、制御手段により座席移動手段が制御され、座
席が乗降位置に位置される。
【0012】請求項4の発明は、請求項2又は請求項3
に記載の発明において、搭乗者が座席に着座したか否か
を検出する着座検出手段を備え、前記記憶手段は、搭乗
者の搭乗目的に適する所定位置データを記憶しており、
前記制御手段は、着座検出手段が着座検出を行ったと
き、前記記憶手段に記憶した所定位置データに基づいて
前記座席移動手段を制御し、前記座席を所定位置に位置
させるものであることを要旨としている。
【0013】従って、請求項4の発明では、前記請求項
2又は請求項3の発明の作用に加えて、着座検出手段が
着座検出を行ったときには、記憶手段に記憶された搭乗
者の搭乗目的に適する所定位置データに基づいて、制御
手段により座席移動手段が制御され、座席が搭乗者の搭
乗目的に適する所定位置に位置される。
【0014】請求項5の発明は、請求項4に記載の発明
において、前記座席は運転席であり、前記搭乗目的位置
は、ドライビング位置であることを要旨としている。従
って、請求項5の発明では、前記請求項4の発明の作用
に加えて、着座検出手段が着座検出を行ったときには、
記憶手段に記憶されたドライビング位置データに基づい
て、制御手段により座席移動手段が制御され、座席がド
ライビング位置に位置される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図面に従って説明する。図1は座席位置移動制御
装置としてのポジション自動調整システムを備えた自動
車の運転席付近を示す斜視図である。
【0016】図1において、座席としての運転席1の左
前方にはシフトレバーハウジング2が設けられている。
シフトレバーハウジング2にはシフトパターン孔3が形
成され、そのシフトパターン孔3に図示しない自動変速
機の変速状態を切替作動するためのシフトレバー4が挿
通され、前後方向に移動可能となるように配置されてい
る。又、運転席1の前方にはハンドル5が設けられてい
る。さらに、運転席1の左上前方にはルームミラー6a
が設けられている。さらに又、運転席1右方のドア8に
はドアミラー6bが設けられている。尚、図示はしない
が、運転席1左方の助手席側のドア8にもドアミラー6
bが設けられている。又、インストルメントパネル上に
おいて運転席1の右前方には図示しないイグニッション
キーを挿入するためのキーシリンダ7が設けられてい
る。
【0017】本実施形態の自動車には各種センサ13〜
16及び各種スイッチ17〜19(図2参照)が設けら
れている。着座検出手段としての赤外線センサ13はイ
ンストルメントパネル上において運転席1の右前方に設
けられており、所定の距離内に被検出物(例えば、運転
者)が存在するか否かを検出可能となっている。この赤
外線センサ13は、運転席1側に指向しており、所定の
波長の赤外線を投射し、その反射波を検出するものであ
る。着座検出手段としての重量センサ14は運転席1の
座部1aに設けられており、座部1aにかかる重量(例
えば、運転者の体重)を検出可能となっている。即ち、
各センサ13、14によって、運転者が運転席1に座っ
ているか否かを検出するようになっている。
【0018】シフトセンサ15はシフトレバーハウジン
グ3の下方に設けられており、シフトレバー4のシフト
ポジションがP位置(パーキング位置)にあるか否かを
検出可能となっている。意思検出手段としてのドアセン
サ16(図1においては図示しない)は運転席1右方の
ドア8に設けられており、ドア8が開けられたか否かを
検出可能となっている。
【0019】自動モードスイッチ17はインストルメン
トパネル上において運転席1の左前方に設けられてお
り、自動調整モードとマニュアル調整モードとに切り替
えられるようになっている。自動調整モードは、運転席
1、ハンドル5、ルームミラー6a、左側と右側のドア
ミラー6bをそれぞれ乗降ポジション(乗降に適した乗
降位置)やドライビングポジション(搭乗者の搭乗目的
に適する所定位置、即ち、搭乗目的位置)に自動的に設
定するモードである。マニュアル調整モードは、運転席
1等を乗降ポジションやドライビングポジションに手動
で設定するモードである。意思検出手段としてのIG
(イグニッション)スイッチ18(図1においては図示
しない)はキーシリンダ7に設けられている。
【0020】登録スイッチ19はインストルメントパネ
ル上において運転席1の左前方に設けられている。そし
て、自動モードスイッチ17がマニュアル調整モードに
設定された状態で、搭乗者が手動で運転席1等を所望の
乗降ポジションやドライビングポジションに調整し、そ
の後、この登録スイッチ19を押圧操作すると、前記搭
乗者が調整した運転席1等の位置が、その搭乗者の乗降
ポジションやドライビングポジションとして設定される
ようになっている。
【0021】図2は、ポジション自動調整システムの電
気的構成を示す電気ブロック回路図である。ポジション
自動調整システムは、車両の所有者(例えば、運転者や
同乗者等の搭乗者)に所有される携帯機11と、送受信
機12と、各種センサ13〜16と、各種スイッチ17
〜19と、ドアロック制御装置21と、ポジション制御
装置22とを備えている。送受信機12、各種センサ1
3〜16、各種スイッチ17〜19、ドアロック制御装
置21、ポジション制御装置22はそれぞれ車両に搭載
されている。
【0022】携帯機11は、搭乗者が携帯するイグニッ
ションキーに付属品として設けられ、受信回路25、マ
イクロコンピュータ(以下、単にマイコンという)2
6、送信回路27を備えている。受信回路25は、後記
する送受信機12からのリクエスト信号を受信して、そ
の信号をマイコン26に入力するための回路である。マ
イコン26は、受信回路25からのリクエスト信号が入
力されたときに、予め設定された所定のIDコード(搭
乗者の識別コード)を含む送信信号を出力するための回
路である。送信回路27は、マイコン26からの送信信
号を所定周波数の電波に変調して外部に送信するための
回路である。尚、受信回路25及び送信回路27には、
それぞれアンテナ28、29が接続されている。
【0023】送受信機12は、送信回路31、受信回路
32、マイクロコンピュータ(以下、単にマイコンとい
う)33を備えている。送信回路31及び受信回路32
には、それぞれアンテナ34、35が接続されている。
送信回路31は、マイコン33から出力されるリクエス
ト信号を磁気信号に変換して、アンテナ34を介して外
部に出力するための回路である。この磁気信号は前記携
帯機11の受信回路25によって受信される。識別コー
ド入力手段としての受信回路32は、携帯機11の送信
回路27から出力された送信信号をアンテナ35を介し
て受信して、その送信信号をパルス信号に復調して受信
信号を生成するとともに、その受信信号をマイコン33
へ出力するための回路である。
【0024】マイコン33は、具体的にはCPU34、
ROM35、EEPROM36、RAM37、バックア
ップRAM38からなるCPUユニットであり、リクエ
スト信号を間欠的に出力する。ROM35には、「ポジ
ション自動調整制御プログラム」等の各種制御プログラ
ムが格納されている。制御手段としてのCPU34はR
OM35に記憶された制御プログラムに従ってポジショ
ン自動調整制御処理等の種々の演算処理を実行する。
【0025】記憶手段としてのEEPROM36には、
1台の車両を複数の人(例えば、家族3人)が交代で運
転したり、その車両に同乗したりすることを想定して、
複数人の搭乗者それぞれが自分専用として所有している
携帯機11に記憶されたIDコード(それぞれ搭乗者の
識別コードを構成する)と一致するIDコードが記憶さ
れている。即ち、EEPROM36には予め設定された
複数種(本実施形態では3種類)のIDコードが記憶さ
れている。CPU34は、携帯機11からの送信信号
(IDコードを含む)に基づく受信信号が受信回路32
から入力されたときには、前記受信信号に含まれるID
コードとEEPROM36に記憶されている複数種のI
Dコードとを比較する。
【0026】又、EEPROM36には、前記各IDコ
ードに応じて予め設定された所定の重量データ(本実施
形態では3種類)が記憶されている。CPU34は、重
量センサ14から重量データが入力されたときには、重
量センサ14からの重量データと、携帯機11からのI
Dコードと一致した、EEPROM36に記憶されてい
るIDコードに応じた重量データとを比較する。前記所
定の重量データは、正規のユーザの服装等が異なる際に
生じる重量誤差を考慮して許容範囲を有している。即
ち、重量センサ14からの重量データが許容範囲内にあ
れば、正規のユーザであると判断される。
【0027】さらに、EEPROM36には、前記各I
Dコードに応じて予め設定された所定の乗降位置データ
(本実施形態では3種類であり、それぞれ搭乗者に応じ
て設定された乗降位置データを構成する)及びドライビ
ング位置データ(本実施形態では3種類であり、それぞ
れ搭乗者の搭乗目的に適する所定位置データを構成す
る)が記憶されている。この乗降位置データ及びドライ
ビング位置データは、搭乗者のスイッチ操作等によって
設定される。
【0028】前記RAM37はCPU34の演算処理結
果を一時記憶するためのものである。前記バックアップ
RAM38は、RAM37に記憶された各データを記憶
するためのものである。このバックアップRAM38に
記憶された各データは、該バックアップRAM38に所
定の駆動電圧が供給されなくなっても消去されないよう
になっている。
【0029】送受信機12は各種スイッチ17〜19と
接続されている。CPU34は、自動モードスイッチ1
7が自動調整モードに設定されると、ROM35に記憶
された「ポジション自動調整制御プログラム」に従って
ポジション自動調整制御処理を実行する。即ち、CPU
34は、自動モードスイッチ17が自動調整モードに設
定されると、搭乗者の携帯機11に記憶されているID
コードに対応した乗降位置データ及びドライビング位置
データをEEPROM36から読み出す。
【0030】又、CPU34は、自動モードスイッチ1
7がマニュアル調整モードに設定された状態で、搭乗者
が手動で運転席1等を所望の乗降ポジションやドライビ
ングポジションに調整し、その後、登録スイッチ19を
押圧操作すると、乗降ポジションやドライビングポジシ
ョンの登録を行う。即ち、CPU34は、前記搭乗者が
調整した運転席1等の位置を、その搭乗者の携帯機11
に記憶されているIDコードに対応した乗降位置データ
及びドライビング位置データとしてEEPROM36に
書き込む。
【0031】送受信機12は各種センサ13〜16と接
続されている。赤外線センサ13は、赤外線の光軸上に
おいて所定の距離内に被検出物が存在するとオン作動
し、オン信号を送受信機12に出力するようになってい
る。シフトセンサ15は、シフトレバー4のシフトポジ
ションがP位置(パーキング位置)にあるとオン作動
し、オン信号を送受信機12に出力するようになってい
る。ドアセンサ16は、運転席1右方のドア8が開けら
れるとオン作動し、オン信号を送受信機12に出力する
ようになっている。
【0032】送受信機12はドアロック制御装置21と
接続されている。送受信機12は、携帯機11からのI
DコードがEEPROM36に記憶されている複数種の
IDコードの中のいずれか1つのIDコードと一致する
と、ドアロック制御装置21にアンロック信号を出力す
るようになっている。ドアロック制御装置21は、送受
信機12からアンロック信号を入力すると、ドアロック
機構41を駆動してドア8のロックを解除(アンロッ
ク)するようになっている。
【0033】一方、送受信機12は、リクエスト信号に
応答した携帯機11からの送信信号を受信しなくなる
と、携帯機11(搭乗者)が車両から離れたものと判断
し、ドアロック制御装置21にロック信号を出力するよ
うになっている。ドアロック制御装置21は、送受信機
12からロック信号を入力すると、ドアロック機構41
を駆動してドア8をロックするようになっている。
【0034】送受信機12は座席移動手段としてのポジ
ション制御装置22と接続されている。送受信機12
は、携帯機11からのIDコードがEEPROM36に
記憶されている複数種のIDコードの中のいずれか1つ
のIDコードと一致し、且つ、自動モードスイッチ17
及びドアセンサ16からそれぞれオン信号を入力する
と、携帯機11からのIDコードに対応した乗降ポジシ
ョン信号(3種類のIDコードそれぞれに対応する3種
類の乗降ポジション信号のうちの1つ)をポジション制
御装置22に出力するようになっている。又、送受信機
12は、自動モードスイッチ17及びドアセンサ16か
らそれぞれオン信号を入力し、且つ、IGスイッチ18
からオフ信号を入力した場合にも、携帯機11からのI
Dコードに対応した乗降ポジション信号をポジション制
御装置22に出力するようになっている。
【0035】ポジション制御装置22は、送受信機12
から乗降ポジション信号を入力すると、シート調節機構
42、ハンドル調節機構43を駆動して、運転席1、ハ
ンドル5をそれぞれ携帯機11からのIDコードに対応
した乗降ポジションに設定するようになっている。
【0036】シート調節機構42は公知の構成であり、
運転席1の前後方向の位置を調節するスライド機構51
(スライドモータ、スライドセンサ、スライドリミット
スイッチ等)、運転席1の座部1aの高さを調節するリ
フター機構52(リフターモータ、センサ、リミットス
イッチ等)、運転席1の背もたれ部1bの角度を調節す
るリクライニング機構53(リクライニングモータ、セ
ンサ、リミットスイッチ等)、運転席1のヘッドレスト
1cの位置を調節するヘッドレストリフター機構54
(ヘッドレストリフターモータ、センサ、リミットスイ
ッチ等)等を有している。
【0037】ハンドル調節機構43は公知の構成であ
り、ハンドル5の前後方向の位置を調節するテレスコピ
ック機構55(テレスコピックモータ、テレスコピック
センサ等)、ハンドル5の高さを調節するチルト機構5
6(チルトモータ、チルトセンサ等)を有している。ル
ームミラー調節機構44は公知の構成であり、ルームミ
ラー6aの鏡面を上下及び左右方向に調節する鏡面調節
機構57(ミラーモータ、センサ等)を有している。ド
アミラー調節機構45は公知の構成であり、左側のドア
ミラー6bの鏡面を上下及び左右方向に調節する左側ミ
ラー鏡面調節機構58(左側ミラーモータ、センサ
等)、右側のドアミラー6bの鏡面を上下及び左右方向
に調節する右側ミラー鏡面調節機構59(右側ミラーモ
ータ、センサ等)を有している。
【0038】一方、送受信機12は、自動モードスイッ
チ17及び赤外線センサ13からそれぞれオン信号を入
力し、且つ、重量センサ14からの重量データが、携帯
機11からのIDコードと一致したEEPROM36に
記憶されたIDコードに応じた重量データと一致し、且
つ、ドアセンサ16からオフ信号を入力すると、携帯機
11からのIDコードに対応したドライビングポジショ
ン信号(3種類のIDコードそれぞれに対応する3種類
のドライビングポジション信号のうちの1つ)をポジシ
ョン制御装置22に出力するようになっている。
【0039】ポジション制御装置22は、送受信機12
からドライビングポジション信号を入力すると、前記各
機構42〜45を駆動して、運転席1、ハンドル5、ル
ームミラー6a、左側と右側のドアミラー6bをそれぞ
れ携帯機11からのIDコードに対応したドライビング
ポジションに設定するようになっている。
【0040】次に、CPU34が「ポジション自動調整
制御プログラム」に従って実行するポジション自動調整
制御の処理動作を図3〜図5のフローチャート図を用い
て説明する。尚、この制御プログラムはCPU34が定
期的に割り込み処理する。
【0041】まず、乗車時のポジション自動調整制御プ
ログラムの作用を説明する。エンジンが停止しており、
且つ、ドア8が閉まっている車両に対して、車両の所有
者(本実施形態では運転者)が携帯機11を所持して接
近すると、まず、ステップ(以下、ステップをSとい
う)1において、CPU34は、携帯機11からの送信
信号(IDコードを含む)に基づく受信信号を受信回路
32から取り込み、S2に移る。
【0042】S2では、受信回路32から取り込んだI
Dコードが、EEPROM36に記憶されている複数種
(3種類)のIDコードの中のいずれか1つのIDコー
ドと一致するか否かを判断する。そして、正規のユーザ
でない場合、所有している携帯機から正規ではないID
コードが発信され、受信回路32はそのIDコードを受
信する。従って、この場合、受信回路32からのIDコ
ードがEEPROM36に記憶されている3種類のID
コードのいずれとも一致しないと判断すると、正規のユ
ーザではないと判断し、ただちに一連の処理を終了す
る。
【0043】一方、正規のユーザであるならば、所有し
ている携帯機11から正規のIDコードが発信され、受
信回路32はそのIDコードを受信する。従って、この
場合、受信回路32からのIDコードがEEPROM3
6に記憶されている3種類のIDコードの中のいずれか
1つと一致すると判断すると、正規のユーザであると判
断し、S3に移る。
【0044】次に、S3において、ドアロック制御装置
21にアンロック信号を出力し、S4に移る。ドアロッ
ク制御装置21は、CPU34からアンロック信号を入
力すると、ドアロック機構41を駆動してドア8のロッ
クを解除する。即ち、スマートエントリ装置を機能させ
る。
【0045】S4では、自動モードスイッチ17からオ
ン信号が入力されているか否かを判断する。即ち、自動
調整モードに設定されているか否かを判断する。そし
て、自動モードスイッチ17からオン信号が入力されて
いないと判断すると、マニュアル調整モードの処理プロ
グラムに基づいた処理動作を行う。一方、自動モードス
イッチ17からオン信号が入力されていると判断する
と、S5に移る。
【0046】次に、S5において、ドアセンサ16から
オン信号が入力されたか否かを判断する。即ち、運転席
1右方のドア8が開けられたか否かを判断する。そし
て、ドアセンサ16からオン信号が入力されていないと
判断すると、即ち、ドア8が閉まったままであると判断
すると、S4に戻る。一方、ドアセンサ16からオン信
号が入力されたと判断すると、即ち、ドア8が開けられ
たと判断すると、S6に移る。
【0047】S6では、携帯機11からのIDコードに
対応した乗降ポジション信号をポジション制御装置22
に出力し、S7に移る。詳述すると、CPU34は、E
EPROM36から携帯機11のIDコードに対応する
乗降位置データ(搭乗者に応じて設定された乗降位置デ
ータ)を読み出して、その乗降位置データを含む乗降ポ
ジション信号を出力する。この乗降位置データは、S2
にてEEPROM36に記憶されているIDコードと一
致すると判断された、携帯機11からのIDコードに対
応している。即ち、前記携帯機11の所有者(この場
合、運転者)固有の乗降位置データである。
【0048】ポジション制御装置22は、CPU34か
ら乗降ポジション信号を入力すると、各機構42、43
を駆動して、運転席1、ハンドル5をそれぞれ携帯機1
1からのIDコードに対応した乗降ポジションに設定す
る。即ち、運転席1等を携帯機11の所持者(本実施形
態では運転者)固有の乗降ポジションに設定する。
【0049】詳述すると、例えば、スライド機構51を
駆動して運転席1を最も後ろ側の位置に設定し、運転者
が乗車時に最も乗車し易いようにする。又、リフター機
構52を駆動して座部1aを最も下側の位置に設定す
る。さらに、リクライニング機構53を駆動して背もた
れ部1bを最も後傾させる。さらに又、ヘッドレストリ
フター機構54を駆動してヘッドレスト1cを最も下側
の位置に設定する。又、テレスコピック機構55を駆動
してハンドル5を最も運転席1から離れた最前位置に設
定し、運転者が乗車する際にハンドル5が邪魔にならな
いようにする。さらに、チルト機構56を駆動してハン
ドル5を最も上側の位置に設定する。
【0050】次に、S7において、自動モードスイッチ
17からオン信号が入力されているか否かを判断する。
即ち、自動調整モードに設定されているか否かを判断す
る。そして、自動モードスイッチ17からオン信号が入
力されていないと判断すると、マニュアル調整モードの
処理プログラムに基づいた処理動作を行う。一方、自動
モードスイッチ17からオン信号が入力されていると判
断すると、S8に移る。
【0051】S8では、赤外線センサ13からオン信号
が入力されたか否かを判断する。即ち、運転席1付近に
運転者がいるか否かを判断する。そして、赤外線センサ
13からオン信号が入力されていないと判断すると、即
ち、運転席1付近には運転者はいないと判断すると、S
7に戻る。一方、赤外線センサ13からオン信号が入力
されたと判断すると、即ち、運転席1付近に運転者がい
ると判断すると、S9に移る。
【0052】次に、S9において、重量センサ14から
重量データを取り込み、S10に移る。S10では、重
量センサ14から取り込んだ重量データが、携帯機11
からのIDコードと一致した、EEPROM36に記憶
されているIDコードに応じた重量データと一致するか
否かを判断する。即ち、運転者が運転席1の座部1aに
着座したか否かを判断する。そして、両重量データが一
致しないと判断すると、即ち、運転者はまだ運転席1の
座部1aには着座していないと判断すると、S7に戻
る。一方、両重量データが一致すると判断すると、即
ち、運転者が運転席1の座部1aに着座したと判断する
と、S11に移る。
【0053】次に、S11において、ドアセンサ16か
らオフ信号が入力されたか否かを判断する。即ち、運転
席1右方のドア8が閉められたか否かを判断する。そし
て、ドアセンサ16からオフ信号が入力されていないと
判断すると、即ち、ドア8が開いたままであると判断す
ると、S7に戻る。一方、ドアセンサ16からオフ信号
が入力されたと判断すると、即ち、ドア8が閉められた
と判断すると、S12に移る。
【0054】S12では、携帯機11からのIDコード
に対応したドライビングポジション信号をポジション制
御装置22に出力する。詳述すると、CPU34は、E
EPROM36から携帯機11のIDコードに対応する
ドライビング位置データを読み出して、そのドライビン
グ位置データを含むドライビングポジション信号を出力
して、この処理ルーチンを終了する。尚、このドライビ
ング位置データは、S2にてEEPROM36に記憶さ
れているIDコードと一致すると判断された、携帯機1
1からのIDコードに対応している。即ち、前記携帯機
11の所有者(この場合、運転者)固有のドライビング
位置データである。
【0055】前記ポジション制御装置22は、CPU3
4からドライビングポジション信号を入力すると、各機
構42〜45を駆動して、運転席1、ハンドル5、ルー
ムミラー6a、左側と右側のドアミラー6bをそれぞれ
携帯機11からのIDコードに対応したドライビングポ
ジションに設定する。即ち、運転席1等を携帯機11の
所持者(本実施形態では運転者)固有のドライビングポ
ジションに設定する。
【0056】詳述すると、例えば、スライド機構51を
駆動して、運転席1を運転者が予め設定した位置(運転
者にとってブレーキ操作が最もし易い位置)に設定す
る。又、リフター機構52を駆動して、座部1aを運転
者が予め設定した高さ(運転者にとって最も前方が良く
見える高さ)に設定する。さらに、リクライニング機構
53を駆動して、背もたれ部1bを運転者が予め設定し
た角度(運転者にとって最も楽な角度)に設定する。さ
らに又、ヘッドレストリフター機構54を駆動して、ヘ
ッドレスト1cを運転者が予め設定した高さ(運転者の
座高に合った高さ)に設定する。
【0057】又、テレスコピック機構55を駆動して、
ハンドル5を運転者が予め設定した位置(運転者にとっ
て最も運転し易い位置)に設定する。さらに、チルト機
構56を駆動して、ハンドル5を運転者が予め設定した
高さ(運転者にとって最も運転し易い高さ)に設定す
る。
【0058】又、鏡面調節機構57を駆動して、ルーム
ミラー6aを運転者が予め設定した位置(運転者にとっ
て車内や車両の後方が最も良く見える位置)に設定す
る。さらに、左側ミラー鏡面調節機構58を駆動して、
左側のドアミラー6bを運転者が予め設定した位置(運
転者にとって車両の左後方が最も良く見える位置)に設
定する。さらに又、右側ミラー鏡面調節機構59を駆動
して、右側のドアミラー6bを運転者が予め設定した位
置(運転者にとって車両の右後方が最も良く見える位
置)に設定する。
【0059】次に、降車時のポジション自動調整制御プ
ログラムの作用を説明する。エンジンが作動されてお
り、且つ、シフトレバー4のシフトポジションがパーキ
ング位置に設定されると、この制御プログラムが起動す
る。始めにS21において、CPU34は、自動モード
スイッチ17からオン信号が入力されているか否かを判
断する。即ち、自動調整モードに設定されているか否か
を判断する。そして、自動モードスイッチ17からオン
信号が入力されていないと判断すると、マニュアル調整
モードの処理プログラムに基づいた処理動作を行う。一
方、自動モードスイッチ17からオン信号が入力されて
いると判断すると、S22に移る。
【0060】S22では、IGスイッチ18からオフ信
号が入力されたか否かを判断する。即ち、エンジンが停
止されたか否かを判断する。そして、IGスイッチ18
からオフ信号が入力されていないと判断すると、即ち、
エンジンが運転されたままであると判断すると、S21
に戻る。一方、IGスイッチ18からオフ信号が入力さ
れたと判断すると、即ち、エンジンが停止されたと判断
すると、S23に移る。
【0061】次に、S23において、ドアセンサ16か
らオン信号が入力されたか否かを判断する。即ち、運転
席1右方のドア8が開けられたか否かを判断する。そし
て、ドアセンサ16からオン信号が入力されていないと
判断すると、即ち、ドア8が閉まったままであると判断
すると、S21に戻る。一方、ドアセンサ16からオン
信号が入力されたと判断すると、即ち、ドア8が開けら
れたと判断すると、S24に移る。
【0062】CPU34は乗車時にS2で確認した正規
のIDコードをRAM37に格納しており、S24で
は、そのIDコードに対応した乗降ポジション信号をポ
ジション制御装置22に出力し、S25に移る。詳述す
ると、CPU34は、EEPROM36から携帯機11
のIDコードに対応する乗降位置データを読み出して、
その乗降位置データを含む乗降ポジション信号を出力す
る。この乗降位置データは、S2にてEEPROM36
に記憶されているIDコードと一致すると判断された、
携帯機11からのIDコードに対応している。即ち、前
記携帯機11の所有者(この場合、運転者)固有の乗降
位置データである。
【0063】ポジション制御装置22は、CPU34か
ら乗降ポジション信号を入力すると、各機構42、43
を駆動して、運転席1、ハンドル5をそれぞれ携帯機1
1からのIDコードに対応した乗降ポジションに設定す
る。即ち、運転席1等を携帯機11の所持者(本実施形
態では運転者)固有の乗降ポジションに設定する。本実
施形態では、乗車時の乗降ポジションにおける運転席1
等の位置と、降車時の乗降ポジションにおける運転席1
等の位置とは同じ位置とされている。
【0064】次に、S25において、自動モードスイッ
チ17からオン信号が入力されているか否かを判断す
る。即ち、自動調整モードに設定されているか否かを判
断する。そして、自動モードスイッチ17からオン信号
が入力されていないと判断すると、マニュアル調整モー
ドの処理プログラムに基づいた処理動作を行う。一方、
自動モードスイッチ17からオン信号が入力されている
と判断すると、S26に移る。
【0065】S26では、赤外線センサ13からオフ信
号が入力されたか否かを判断する。即ち、運転席1付近
にはもう運転者はいないか否かを判断する。そして、赤
外線センサ13からオフ信号が入力されていないと判断
すると、即ち、運転席1付近にはまだ運転者がいると判
断すると、S25に戻る。一方、赤外線センサ13から
オフ信号が入力されたと判断すると、即ち、運転席1付
近にはもう運転者はいないと判断すると、S27に移
る。
【0066】次に、S27において、重量センサ14か
ら重量データを取り込み、S28に移る。S28では、
重量センサ14から取り込んだ重量データが、携帯機1
1からのIDコードと一致した、EEPROM36に記
憶されているIDコードに応じた重量データと一致する
か否かを判断する。即ち、運転者がまだ運転席1の座部
1aに着座しているか否かを判断する。そして、両重量
データが一致すると判断すると、即ち、運転者はまだ運
転席1の座部1aに着座していると判断すると、S25
に戻る。一方、両重量データが一致しないと判断する
と、即ち、運転者はもう運転席1の座部1aには着座し
ていない(席をたった)と判断すると、S29に移る。
【0067】次に、S29において、ドアセンサ16か
らオフ信号が入力されたか否かを判断する。即ち、運転
席1右方のドア8が閉められたか否かを判断する。そし
て、ドアセンサ16からオフ信号が入力されていないと
判断すると、即ち、ドア8はまだ開いていると判断する
と、S25に戻る。一方、ドアセンサ16からオフ信号
が入力されたと判断すると、即ち、ドア8が閉められた
と判断すると、S30に移る。
【0068】S30では、運転者が車両から離れて、リ
クエスト信号に応答した携帯機11からの送信信号を受
信しなくなると、ドアロック制御装置21にロック信号
を出力する。ドアロック制御装置21は、CPU34か
らロック信号を入力すると、ドアロック機構41を駆動
してドア8をロックする。即ち、スマートエントリ装置
を機能させる。
【0069】本実施形態では、S5、S8、S10、S
22及びS23はそれぞれ制御手段を構成している。従
って、本実施形態によれば、以下のような効果を得るこ
とができる。
【0070】(1)本実施形態では、乗車時には、携帯
機11からのIDコードが、EEPROM36に予め登
録された複数種(本実施形態では3種類)のIDコード
の中のいずれか1つのIDコードと一致し、且つ、自動
モードスイッチ17及びドアセンサ16からそれぞれオ
ン信号が出力されると、CPU34がポジション制御装
置22に、携帯機11からのIDコードに対応した乗降
ポジション信号を出力するようにした。そして、ポジシ
ョン制御装置22が前記乗降ポジション信号に基づい
て、各機構42、43を駆動することにより、運転席1
等が携帯機11の所有者(本実施形態では運転者)固有
の乗降ポジションに設定されるようにした。
【0071】従って、乗車時には、意思検出手段による
搭乗者(この場合、運転者)の乗車の意思の検出に基づ
いて、即ち、ドアセンサ16によるドア8が開けられた
ことの検出に基づいて、運転席1等を自動的に運転者固
有の乗降ポジションに設定することができる。
【0072】(2)本実施形態では、降車時には、自動
モードスイッチ17及びドアセンサ16からそれぞれオ
ン信号が出力され、且つ、IGスイッチ18からオフ信
号が出力されると、CPU34がポジション制御装置2
2に、携帯機11からのIDコードに対応した乗降ポジ
ション信号を出力するようにした。そして、ポジション
制御装置22が前記乗降ポジション信号に基づいて、各
機構42、43を駆動することにより、運転席1等が運
転者固有の乗降ポジションに設定されるようにした。
【0073】従って、降車時には、意思検出手段による
運転者の降車の意思の検出に基づいて、即ち、IGスイ
ッチ18によるイグニッションスイッチオフの検出、及
びドアセンサ16によるドア8が開けられたことの検出
に基づいて、運転席1等を自動的に運転者固有の乗降ポ
ジションに設定することができる。
【0074】(3)本実施形態では、自動モードスイッ
チ17及び赤外線センサ13からそれぞれオン信号が出
力され、且つ、重量センサ14からの重量データが、携
帯機11からのIDコードと一致したEEPROM36
に記憶されたIDコードに応じた重量データと一致し、
且つ、ドアセンサ16からオフ信号が出力されると、C
PU34がポジション制御装置22に、携帯機11から
のIDコードに対応したドライビングポジション信号を
出力するようにした。そして、ポジション制御装置22
が前記ドライビングポジション信号に基づいて、各機構
42〜45を駆動することにより、運転席1等が運転者
固有のドライビングポジションに設定されるようにし
た。
【0075】従って、赤外線センサ13及び重量センサ
14によって運転者の着座が検出され、且つ、ドアセン
サ16によってドア8が閉められたことが検出されるこ
とにより、運転者は運転という搭乗目的を達成するため
に乗車してきたと判断し、運転席1等を自動的に運転者
固有のドライビングポジションに設定することができ
る。
【0076】なお、前記実施形態は以下の(1)〜(2
4)のように変更してもよい。 (1)重量センサ14を省略するとともに、S9、S1
0、S27、S28を省略すること。
【0077】(2)反射波検出手段としての赤外線セン
サ13を省略するとともに、S8、S26を省略するこ
と。 (3)前記実施形態では、着座検出手段として赤外線セ
ンサ13を用いたが、赤外線センサ13の代わりに超音
波センサを用いてもよい。
【0078】(4)前記実施形態では、反射波を検出す
る赤外線センサ13を用いたが、熱感知式の赤外線セン
サを用いてもよい。この場合、運転席1上に熱を発生す
るもの(例えば、人)が存在するか否かを検出できる。
即ち、運転席1に荷物が置かれている場合に運転席1等
がドライビングポジションに設定されることを回避でき
る。
【0079】(5)前記実施形態では、座席としての運
転席1を乗降位置としての乗降ポジションや搭乗目的位
置としてのドライビングポジションに設定したが、座席
としての助手席を乗降位置としての乗降ポジションや搭
乗目的位置としての車両運転中着座ポジションに設定し
てもよい。
【0080】(6)4ドアセダン等の車両に設けられた
座席としての後部座席を乗降位置としての乗降ポジショ
ンや搭乗目的位置としての車両運転中着座ポジションに
設定すること。
【0081】(7)それぞれ座席を構成する運転席1及
び助手席をそれぞれ乗降位置や搭乗目的位置に設定する
こと。 (8)それぞれ座席を構成する運転席1及び後部座席を
それぞれ乗降位置や搭乗目的位置に設定すること。
【0082】(9)それぞれ座席を構成する助手席及び
後部座席をそれぞれ乗降位置や搭乗目的位置に設定する
こと。 (10)それぞれ座席を構成する運転席1、助手席及び
後部座席をそれぞれ乗降位置や搭乗目的位置に設定する
こと。
【0083】(11)前記実施形態では、搭乗者が乗車
するときの座席の位置と、搭乗者が降車するときの座席
の位置とを同じ乗降位置に設定したが、乗車位置と降車
位置とを異なる位置に設定してもよい。即ち、座席を乗
車位置、搭乗目的位置、降車位置の3つの位置に自動的
に設定できる座席位置移動制御装置に具体化してもよ
い。
【0084】(12)前記制御プログラム中、S7〜S
12、S21〜S30を省略して構成すること。この場
合、赤外線センサ13、重量センサ14、IGスイッチ
18を省略することとする。
【0085】(13)前記制御プログラム中、S4〜S
12、S25〜S30を省略して構成すること。この場
合、赤外線センサ13、重量センサ14を省略すること
とする。
【0086】(14)前記制御プログラム中、S7〜S
12、S25〜S30を省略して構成すること。この場
合、赤外線センサ13、重量センサ14を省略すること
とする。
【0087】(15)前記制御プログラム中、S21〜
S30を省略して構成すること。この場合、IGスイッ
チ18を省略することとする。 (16)前記制御プログラム中、S4〜S6、S25〜
S30を省略して構成すること。
【0088】(17)ハンドル調節機構43、ルームミ
ラー調節機構44、ドアミラー調節機構45を省略する
こと。 (18)ハンドル調節機構43、ルームミラー調節機構
44を省略すること。
【0089】(19)ハンドル調節機構43、ドアミラ
ー調節機構45を省略すること。 (20)ルームミラー調節機構44、ドアミラー調節機
構45を省略すること。
【0090】(21)ハンドル調節機構43を省略する
こと。 (22)ルームミラー調節機構44を省略すること。 (23)ドアミラー調節機構45を省略すること。
【0091】(24)スライド機構51、リフター機構
52、リクライニング機構53、ヘッドレストリフター
機構54のうち少なくともいずれか1つを備えたシート
調節機構42とすること。
【0092】次に、前記実施形態及び別例から把握でき
る請求項に記載した発明以外の技術的思想について、そ
れらの効果と共に以下に記載する。 (イ)前記意思検出手段は、車両のドアが開いたか否か
を検出するドアセンサである請求項1〜請求項5のうち
何れか一項に記載の座席位置移動制御装置。
【0093】従って、この(イ)に記載の発明によれ
ば、ドアセンサによるドアが開いたか否かの検出に基づ
いて、制御手段により座席移動手段が制御されることに
より、座席を乗降位置に位置させることができる。
【0094】(ロ)搭乗者の降車の意思を検出する意思
検出手段は、イグニッションスイッチオフを検出する検
出手段、及び車両のドアが開いたか否かを検出するドア
センサである請求項1に記載の座席位置移動制御装置。
【0095】従って、この(ロ)に記載の発明によれ
ば、イグニッションスイッチオフを検出する検出手段に
よるイグニッションスイッチオフの検出、及びドアセン
サによる車両のドアが開いたか否かの検出に基づいて、
制御手段により座席移動手段が制御されることにより、
座席を乗降位置に位置させることができる。
【0096】前記実施形態においてIGスイッチ18は
イグニッションスイッチオフを検出する検出手段を構成
する。 (ハ)前記着座検出手段は、座席側に指向し、所定の波
長を投射し、その反射波を検出する反射波検出手段、又
は、座席の座部に設けられた重量センサのうち、少なく
ともいずれか1つの検出手段を含むものである請求項4
に記載の座席位置移動制御装置。
【0097】従って、この(ハ)に記載の発明によれ
ば、反射波検出手段による反射波の検出、重量センサに
よる座席の座部にかかる重量の検出のうち、少なくとも
いずれか1つの検出が行われたときには、記憶手段に記
憶された搭乗者の搭乗目的に適する所定位置データに基
づいて、制御手段により座席移動手段が制御されること
により、座席を搭乗者の搭乗目的に適する所定位置に位
置させることができる。
【0098】前記実施形態において赤外線センサ13は
反射波検出手段を構成する。 (ニ)前記座席は助手席である請求項1〜請求項4、
(イ)〜(ハ)に記載の座席位置移動制御装置。
【0099】従って、この(ニ)に記載の発明によれ
ば、意思検出手段による、助手席に搭乗する搭乗者の乗
車又は降車の意思の検出に基づいて、制御手段により座
席移動手段が制御されることにより、助手席を乗降位置
に位置させることができる。
【0100】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、意思検
出手段による搭乗者の乗車又は降車の意思の検出に基づ
いて、制御手段により座席移動手段が制御されることに
より、座席を乗降位置に位置させることができる。
【0101】請求項2に記載の発明によれば、前記請求
項1に記載の発明の効果に加えて、意思検出手段の検出
時には、記憶手段に記憶された搭乗者に応じて設定され
た乗降位置データに基づいて、制御手段により座席移動
手段が制御されることにより、座席を乗降位置に位置さ
せることができる。
【0102】請求項3に記載の発明によれば、前記請求
項2に記載の発明の効果に加えて、識別コード入力手段
から入力された搭乗者の識別コードに応じた乗降位置デ
ータに基づいて、制御手段により座席移動手段が制御さ
れることにより、座席を搭乗者固有の乗降位置に位置さ
せることができる。
【0103】請求項4に記載の発明によれば、前記請求
項2又は請求項3に記載の発明の効果に加えて、着座検
出手段が着座検出を行ったときには、記憶手段に記憶さ
れた搭乗者の搭乗目的に適する所定位置データに基づい
て、制御手段により座席移動手段が制御されることによ
り、座席を搭乗者の搭乗目的に適する所定位置に位置さ
せることができる。
【0104】請求項5に記載の発明によれば、前記請求
項4に記載の発明の効果に加えて、着座検出手段が着座
検出を行ったときには、記憶手段に記憶されたドライビ
ング位置データに基づいて、制御手段により座席移動手
段が制御されることにより、座席をドライビング位置に
位置させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 運転席付近を示す斜視図。
【図2】 ポジション自動調整システムの電気的構成を
示す電気ブロック回路図。
【図3】 CPUが実行するポジション自動調整制御の
処理動作を示すフローチャート図。
【図4】 CPUが実行するポジション自動調整制御の
処理動作を示すフローチャート図。
【図5】 CPUが実行するポジション自動調整制御の
処理動作を示すフローチャート図。
【符号の説明】
1…座席としての運転席、13…着座検出手段としての
赤外線センサ、14…着座検出手段としての重量セン
サ、16…意思検出手段としてのドアセンサ、18…意
思検出手段としてのIGスイッチ、22…座席移動手段
としてのポジション制御装置、32…識別コード入力手
段としての受信回路、34…制御手段としてのCPU、
36…記憶手段としてのEEPROM、S5…制御手段
としてのステップ5、S8…制御手段としてのステップ
8、S10…制御手段としてのステップ10、S22…
制御手段としてのステップ22、S23…制御手段とし
てのステップ23。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗降に適した乗降位置を含む少なくとも
    2つの位置間において、座席を移動する座席移動手段
    と、 搭乗者の乗車又は降車の意思を検出する意思検出手段
    と、 前記意思検出手段の検出に基づいて前記座席移動手段を
    制御し、前記座席を乗降位置に位置させる制御手段とを
    備えた座席位置移動制御装置。
  2. 【請求項2】 搭乗者に応じて設定された乗降位置デー
    タを記憶する記憶手段を備え、 前記制御手段は、前記意思検出手段の検出時に、前記記
    憶手段が記憶した乗降位置データに基づいて前記座席移
    動手段を制御し、前記座席を乗降位置に位置させるもの
    である請求項1に記載の座席位置移動制御装置。
  3. 【請求項3】 搭乗者の識別コードが入力される識別コ
    ード入力手段を備え、 前記記憶手段は、少なくとも一人の搭乗者の識別コード
    と、その識別コードに応じた乗降位置データとを記憶し
    ており、 前記制御手段は、前記識別コード入力手段から入力され
    た識別コードに基づいて乗降位置データを読み出し、そ
    の乗降位置データに基づいて前記座席移動手段を制御
    し、前記座席を乗降位置に位置させるものである請求項
    2に記載の座席位置移動制御装置。
  4. 【請求項4】 搭乗者が座席に着座したか否かを検出す
    る着座検出手段を備え、 前記記憶手段は、搭乗者の搭乗目的に適する所定位置デ
    ータを記憶しており、 前記制御手段は、着座検出手段が着座検出を行ったと
    き、前記記憶手段に記憶した所定位置データに基づいて
    前記座席移動手段を制御し、前記座席を所定位置に位置
    させるものである請求項2又は請求項3に記載の座席位
    置移動制御装置。
  5. 【請求項5】 前記座席は運転席であり、前記搭乗目的
    位置は、ドライビング位置である請求項4に記載の座席
    位置移動制御装置。
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