JP2000280934A - 自動車の車体構造 - Google Patents

自動車の車体構造

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JP2000280934A
JP2000280934A JP11086915A JP8691599A JP2000280934A JP 2000280934 A JP2000280934 A JP 2000280934A JP 11086915 A JP11086915 A JP 11086915A JP 8691599 A JP8691599 A JP 8691599A JP 2000280934 A JP2000280934 A JP 2000280934A
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cowl
intake
vehicle
engine room
rainwater
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JP11086915A
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English (en)
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Hideyuki Tanaka
秀幸 田中
Hideaki Terai
英晃 寺井
Naoya Umeyama
直弥 梅山
Mamoru Hozumi
衛 穂積
Kazuhiro Noro
数博 野呂
Kazunori Hashimoto
和典 橋本
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 排水不良問題を引き起こすことなく、吸気カ
ウルの横幅を短縮して該吸気カウルによるエンジンルー
ム内の占有スペースを削減する。 【解決手段】 ウインドシールドガラス4の下端部を支
持するカウルボックス5前方に外気取り入れ用の吸気カ
ウル8を備えた車体構造において、吸気カウル8を、そ
のサイド部がエンジンルーム2の側壁面を構成するサイ
ドアッパメンバ9に対して所定間隔を保有して対向する
ような横幅に設定するとともに、該吸気カウル8内に流
入した雨水等を溝底に設けた排水管10によって排水す
る構成とする。また、カウルボックス5の前端部におけ
る、前記吸気カウル8の両サイド部よりも車両外側でか
つ後部側には、雨水等を車両外側方へ排水する排水樋1
1を設定した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の車体構造
に係り、詳しくはウインドシールドガラス(フロントガ
ラス)の下端前方でかつエンジンルームに配置される外
気取り入れ用のカウル構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車前部において、ウインド
シールドガラスの下端部前方のエンジンルーム側には、
車室内へ外気を取り入れるための外気導入装置としての
樋状又はボックス状の吸気カウルが配設されている。こ
のような吸気カウルは、車幅方向の全幅に亙って配設さ
れ、その左右両端部がエンジンルームの左右側壁面を構
成する閉断面構造のアッパサイドメンバに接合されてい
る。そして、吸気カウルには、外気の導入と同時に雨水
等が流入するため、この雨水等を左右両端部へ導いたの
ち、アッパサイドメンバの縦壁面に貫設された孔からア
ッパサイドメンバの断面内若しくは外側へ排水するよう
に構成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な排水方式を採用したカウル構造によると、カウルは左
右のアッパサイドメンバ間に亙って配置せざるを得ず、
そのため、エンジンルーム内の後方上部スペースがカウ
ルによって占有されてしまう。そして、このことがエン
ジンルーム内に各種部品をレイアウトする場合の設計自
由度に制限を加える1つの原因となっている。上記のよ
うな問題は、例えばカウルの前後幅又は左右幅を縮小し
てカウル容積を縮減するといった構成を採用することで
解消できるが、しかしながらこのようなカウル容積の縮
小といった単純な構成の変更では、雨水等が多量に流入
した場合に排水不良(水が吸気通路側に回る)を引き起
こす虞がある。
【0004】本発明は、上述した従来の問題点に鑑みて
なされたものであり、その目的とするところは、排水不
良を起こすことなく、ウインドシールドガラスの前方に
配置される吸気カウルの横幅の縮小を可能とし、該吸気
カウルによるエンジンルーム内の占有スペースを削減す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、本発明に係る自動車の車体構造は、特許請求の範囲
の各請求項に記載の通りの構成を備えた。従って、請求
項1の発明によれば、ウインドシールドガラスに沿って
流下する雨水等のうち、吸気カウルの横幅に相当する領
域の雨水等は、吸気カウル内に流入後、排水管によって
排水される。一方、吸気カウルよりも外側の領域を流下
する雨水等は、補助排水樋によって受けられ、車両外側
方へ排出される。即ち、本発明によれば、本来吸気カウ
ルに流入される雨水等のうちの一部を排水樋を用いて車
両外側方へ排出することによって、吸気カウルへ雨水等
が多量に流入することを抑えることができる。このた
め、排水不良問題を発生することなく、吸気カウル容積
を縮小化することが可能となり、該吸気カウルによるエ
ンジンルーム内の占有スペースを削減することができ
る。
【0006】また、請求項2の発明によれば、カウルト
ップパネルの一部を延長して排水樋を設定する構成を採
用したことによって、カウルトップパネルの成形時に同
時成形することが可能なため、製作工程、組付け工程が
増加するといった問題の発生が抑えられる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本実施の形態に係る車体構
造を示す断面斜視図である。なお、図1では車体の右側
を示しているが、左側については右側に対称に構成され
る。図2は図1のA矢視図であり、図3は図2のB−B
線断面図である。なお、図中の矢印Frは車両前方を示
し、矢印Upは車両上方を示し、矢印Outは車両外側
方を示す。図1に示すように、車室1とその車室1の前
方に位置するエンジンルーム2とは、上下方向に垂直壁
面状に延びる金属製のダッシュロアパネル3によって仕
切られている。ダッシュロアパネル3の上側前方には、
ウインドシールドガラス4の下端部を支持するためのカ
ウルボックス5が配置されている。
【0008】カウルボックス5は、ウインドシールドガ
ラス4の下端を支持するガラス支持部を構成するもの
で、カウルの上面、後面及び前面の一部を構成する金属
製のカウルアッパパネル6と、前面の一部及び下面を構
成する金属製のダッシュアッパパネル7とによってボッ
クス状の閉断面を構成している。ダッシュアッパパネル
7は、カウルアッパパネル6との後端接合部分から後斜
め下方に向かって延びており、その後端部が前記ダッシ
ュロアパネル3の上端部に接合されている。また、カウ
ルボックス5は車幅方向に延びて左右両端部がそれぞれ
フロントピラー(図示省略)に接合されており、そして
カウルアッパパネル6の前面部にウインドシールドガラ
ス4の下端が接着剤を介して接着保持されている。
【0009】前記ウインドシールドガラス4の下端前
方、即ち、カウルボックス5の前方には、車室1内に外
気を導入するための吸気カウル8が配置されている。こ
の吸気カウル8は樋状(断面上開コ字形)に形成される
とともに、その上面が外気吸入口付きカウルルーバー
(図示省略)によって覆われた実質的にボックス状をな
す閉断面構造とされ、後壁面には車内に通じる吸気ダク
ト(図示省略)が接続されている。また、吸気カウル8
は、車幅方向に延在されるとともに、左右の両サイド部
がエンジンルーム2内の側壁面を構成するサイドアッパ
メンバ9に対して所定間隔を保有して対向されている。
即ち、吸気カウル8は従来に比べてその横幅が短縮され
るとともに左右両端部に縦壁を有する略舟形構造とさ
れ、その溝底に排水用の排水管10が接続されている。
【0010】そして、吸気カウル8は壁面の上縁に沿っ
て設けられたフランジ部8aの後端部が、前記カウルア
ッパパネル6のガラス接着部よりも一段低い位置に設定
されたダッシュアッパパネル7との接合用フランジ6a
の上面にシール材12を介して重ねられた状態で接合さ
れている。従って、ウインドシールドガラス4に沿って
流下した雨水等は、その大部分が吸気口を通って吸気カ
ウル8内に流入し、その後、排水管10を通って排水さ
れる。
【0011】一方、吸気カウル8のサイド部より車両外
側でかつ後部側には、主として吸気カウル8の横幅を超
える領域の雨水等を排水する排水樋11が設けられてい
る。この排水樋11は、本実施の形態では、図2及び図
3に示すように、カウルアッパパネル6の前端外側部を
延長して形成されている。即ち、排水樋11は吸気カウ
ル8のサイド部よりも車両外側において、水の前後方向
への流れを阻止する前後の壁面11a,11b及び前壁
面11aの上端から前方へ折り曲げられたフランジ11
cを有する。そして、排水樋11の溝底は、カウルアッ
パパネル6のフランジ6aを延長する形態で設定される
とともに、吸気カウル8のサイド部付近から車両外側に
向かって下り勾配に形成されており、このことによって
排水性が高められている。なお、雨水等が排出される排
水樋11の車幅方向の端部は、サイドアッパメンバ9の
上部に重ねられて接合されている。なお、吸気カウル8
のフランジ8a端部は、排水樋11の溝底及び前側フラ
ンジ上の一部にシール材12を介して重ねられた状態で
接合される。また、図中において、13はスプリングサ
ポートを示し、14はエンジンフードを示す。
【0012】上記のように構成された本実施の形態に係
る車体構造によれば、ウインドシールドガラス4に沿っ
て流下する雨水等のうち、左右両サイド部の領域を流下
する雨水等は、吸気カウル8のサイド部よりも車両外側
に設定した排水樋11によって車両外側に排水すること
ができる。このため、吸気カウル8に流入する雨水等
は、車幅方向の全領域の雨水等を受け入れる場合に比べ
ると減少することになる。即ち、排水樋11によって排
水できない領域の雨水等を排水するだけであるから、結
果として排水能力を低下することなく、吸気カウル8の
横幅を短縮して吸気カウル8のエンジンルーム2内の占
有スペースが削減される。
【0013】そして、排水樋11は、吸気カウル8の後
部側において該吸気カウル8の上縁部に連なる程度の高
さの溝底と吸気カウル8の前後幅を超えない溝幅で設定
されているため、図1に示す如く、スプリングサポート
13の後方に空きスペースが確保されることになる。従
って、このスペースを、例えばランプ、ミラーあるいは
ワイパ等の部品配置スペースとして活用することが可能
となり、エンジンルーム内に各種部品をレイアウトする
際の設計自由度を向上することができる。
【0014】また、本実施の形態では、カウルアッパパ
ネル6を延長して排水樋11を構成したので、カウルア
ッパパネル6をプレス加工する際に、排水樋11を同時
成形することができる。このため、別途に成形する場合
に比べると、成形工程及び組付け工程が不要となり、コ
ストの低減につながる。
【0015】なお、本実施の形態では、吸気カウル8を
樋状とし、その上面に吸気口付きのカウルルーバーを設
けて実質的には閉断面のボックス構造を構成するとして
説明したが、カウルルーバーを省略した形態、つまり樋
状のままの形態であっても差し支えない。また、排水樋
11はカウルアッパパネル6とは別途に形成し、後で接
合する構成に変更してもよい。また、吸気カウル8のフ
ランジ8aは、排水樋11の溝底及び前側フランジ上に
重ねられた状態で接合されているが、フランジ8aを後
方へ延ばし、排水樋11のフランジをも含め、重ねて接
合する構造としてもよい。
【0016】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
排水不良問題を生ずることなく、吸気カウルの横幅を短
縮してエンジンルーム内における占有スペースを削減で
きるため、エンジンルーム内スペースを拡大して各種部
品の配置する際の設計自由度を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る車体構造を示す断面斜視図
である。
【図2】図1のA矢視図である。
【図3】図2のB−B線断面図である。
【符号の説明】
1…車室 2…エンジンルーム 4…ウインドシールドガラス 5…カウルボックス 6…カウルアッパパネル 8…吸気カウル 9…サイドアッパメンバ 10…排水管 11…排水樋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梅山 直弥 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内 (72)発明者 穂積 衛 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内 (72)発明者 野呂 数博 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 橋本 和典 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 3D003 AA09 AA19 BB01 CA03 CA07 DA01 DA11 DA16 3D004 AA14 BA02 CA00

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウインドシールドガラスの下端部を支持
    するガラス支持部の前方でかつエンジンルーム内の後方
    寄り上部位置に外気取り入れ用の吸気カウルが設置され
    た自動車の車体構造であって、 前記吸気カウルは、そのサイド部が前記エンジンルーム
    内の側壁面に所定間隔を置いて対向するような横幅に設
    定されるとともに、該吸気カウル内に流入した雨水等を
    排水するための排水管を備えた構成とされ、前記ガラス
    支持部の前端部における前記吸気カウルのサイド部より
    も車両外側には、雨水等を車両外側方へ排水する排水樋
    が設けられた自動車の車体構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の自動車の車体構造であっ
    て、排水路が、ガラス支持部を構成するカウルトップパ
    ネルの一部を延長して形成されている自動車の車体構
    造。
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