JP2000281852A - 塩化ビニル樹脂組成物 - Google Patents
塩化ビニル樹脂組成物Info
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- JP2000281852A JP2000281852A JP11088796A JP8879699A JP2000281852A JP 2000281852 A JP2000281852 A JP 2000281852A JP 11088796 A JP11088796 A JP 11088796A JP 8879699 A JP8879699 A JP 8879699A JP 2000281852 A JP2000281852 A JP 2000281852A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 従来の導電性可塑剤を使用した製品に見られ
るような可塑剤のブリード(滲出)や加工の段階での変
色のない、透明で帯電防止性に優れた軟質塩化ビニル樹
脂組成物を提供する。 【解決手段】 ポリ塩化ビニル100重量部に対し、分
子中に少なくとも一つのエーテル結合を有するエステル
系可塑剤10〜100重量部、過塩素酸塩を0.01〜
5重量部およびマグネシウム化合物0.01〜5重量部
を配合してなる軟質塩化ビニル樹脂組成物。
るような可塑剤のブリード(滲出)や加工の段階での変
色のない、透明で帯電防止性に優れた軟質塩化ビニル樹
脂組成物を提供する。 【解決手段】 ポリ塩化ビニル100重量部に対し、分
子中に少なくとも一つのエーテル結合を有するエステル
系可塑剤10〜100重量部、過塩素酸塩を0.01〜
5重量部およびマグネシウム化合物0.01〜5重量部
を配合してなる軟質塩化ビニル樹脂組成物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、透明で帯電防止性
に優れ、熱安定性が良好で、可塑剤などのブリード(滲
出)が少ない、壁装材や間仕切りに好適な軟質塩化ビニ
ル樹脂組成物に関する。
に優れ、熱安定性が良好で、可塑剤などのブリード(滲
出)が少ない、壁装材や間仕切りに好適な軟質塩化ビニ
ル樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】軟質塩化ビニル樹脂は柔軟性や透明性に
優れ、着色が容易で、発泡やエンボスなどの加飾性にも
優れるため、壁紙やアコーディオンカーテンなどの壁装
材や間仕切りに広く用いられているが、静電気の発生に
よって空気中のほこりを吸着して汚れ、鮮明な色調や透
明感が失われる欠点があった。この欠点を改善するた
め、壁装材や間仕切り用の軟質塩化ビニル樹脂組成物に
帯電防止剤や帯電防止性可塑剤を配合することが行なわ
れてきた。しかし、帯電防止剤は配合された量が製品の
表面に出尽くして摩擦などで失われると帯電防止効果も
消失する。より長期にわたる帯電防止性を付与するた
め、ポリ塩化ビニルに対する帯電防止剤の添加量を増や
すと製品の表面に帯電防止剤がブリード(滲出)し、鮮
明な色調や透明感が失われたり空気中のほこりが付着し
て汚れるという問題があった。また、帯電防止性可塑剤
も製品の表面にブリードし、帯電防止剤と同様の問題を
有していた。
優れ、着色が容易で、発泡やエンボスなどの加飾性にも
優れるため、壁紙やアコーディオンカーテンなどの壁装
材や間仕切りに広く用いられているが、静電気の発生に
よって空気中のほこりを吸着して汚れ、鮮明な色調や透
明感が失われる欠点があった。この欠点を改善するた
め、壁装材や間仕切り用の軟質塩化ビニル樹脂組成物に
帯電防止剤や帯電防止性可塑剤を配合することが行なわ
れてきた。しかし、帯電防止剤は配合された量が製品の
表面に出尽くして摩擦などで失われると帯電防止効果も
消失する。より長期にわたる帯電防止性を付与するた
め、ポリ塩化ビニルに対する帯電防止剤の添加量を増や
すと製品の表面に帯電防止剤がブリード(滲出)し、鮮
明な色調や透明感が失われたり空気中のほこりが付着し
て汚れるという問題があった。また、帯電防止性可塑剤
も製品の表面にブリードし、帯電防止剤と同様の問題を
有していた。
【0003】これらの問題を改善するため、ポリ塩化ビ
ニルに対し、帯電防止性可塑剤である分子中に少なくと
も一つのエーテル結合を有するエステル系可塑剤と過塩
素酸塩とを配合した塩化ビニル樹脂組成物が提案されて
いる(特開平2−255852号公報)。前記の塩化ビ
ニル樹脂組成物は優れた帯電防止効果を有しブリードの
発生も改善されていたが、熱安定性が十分とは言えず、
熱変色しやすい欠点があり、製品製造時や製品使用時の
色調の安定性の改善が求められていた。
ニルに対し、帯電防止性可塑剤である分子中に少なくと
も一つのエーテル結合を有するエステル系可塑剤と過塩
素酸塩とを配合した塩化ビニル樹脂組成物が提案されて
いる(特開平2−255852号公報)。前記の塩化ビ
ニル樹脂組成物は優れた帯電防止効果を有しブリードの
発生も改善されていたが、熱安定性が十分とは言えず、
熱変色しやすい欠点があり、製品製造時や製品使用時の
色調の安定性の改善が求められていた。
【0004】
【本発明が解決しようとする課題】本発明は、ブリード
(滲出)の発生がなく、加工や使用の段階での変色のな
い、透明で帯電防止性に優れた製品を得るための軟質塩
化ビニル樹脂組成物を提供することを課題とする。
(滲出)の発生がなく、加工や使用の段階での変色のな
い、透明で帯電防止性に優れた製品を得るための軟質塩
化ビニル樹脂組成物を提供することを課題とする。
【0005】
【問題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意研究
の結果、ポリ塩化ビニルに対し、分子中に少なくとも一
つのエーテル結合を有するエステル系可塑剤、過塩素酸
塩およびマグネシウム化合物を配合してなる軟質塩化ビ
ニル樹脂組成物が前記の課題を解決することを見出し、
本発明を完成した。
の結果、ポリ塩化ビニルに対し、分子中に少なくとも一
つのエーテル結合を有するエステル系可塑剤、過塩素酸
塩およびマグネシウム化合物を配合してなる軟質塩化ビ
ニル樹脂組成物が前記の課題を解決することを見出し、
本発明を完成した。
【0006】すなわち、本発明は以下の構成を有する。 (1)ポリ塩化ビニル100重量部に対し、分子中に少
なくとも一つのエーテル結合を有するエステル系可塑剤
10〜100重量部、過塩素酸塩を0.01〜5重量部
およびマグネシウム化合物0.01〜5重量部を配合し
てなる軟質塩化ビニル樹脂組成物。 (2)分子中に少なくとも一つのエーテル結合を有する
エステル系可塑剤が、下記式1および下記式2で表され
る化合物の群から選ばれる1種もしくは2種以上の混合
物である(1)項に記載の軟質塩化ビニル樹脂組成物。
なくとも一つのエーテル結合を有するエステル系可塑剤
10〜100重量部、過塩素酸塩を0.01〜5重量部
およびマグネシウム化合物0.01〜5重量部を配合し
てなる軟質塩化ビニル樹脂組成物。 (2)分子中に少なくとも一つのエーテル結合を有する
エステル系可塑剤が、下記式1および下記式2で表され
る化合物の群から選ばれる1種もしくは2種以上の混合
物である(1)項に記載の軟質塩化ビニル樹脂組成物。
【0007】
【化3】 COO(C2H4O)m(CH2)3CH3 R1 −式1 COO(CH2)nH (式中、R1は炭素数2〜8のアルキレン基もしくはフ
ェニレン基、mは1〜3の整数、nは4〜12の整数で
ある。)
ェニレン基、mは1〜3の整数、nは4〜12の整数で
ある。)
【0008】
【化4】 COO(C2H4O)p(CH2)3CH3 R2 −式2 COO(C2H4O)q(CH2)3CH3 (式中、R2 は炭素数2〜8のアルキレン基もしくはフ
ェニレン基、pとqは夫々1〜3の整数である。)
ェニレン基、pとqは夫々1〜3の整数である。)
【0009】(3)過塩素酸塩が過塩素酸リチウムであ
る(1)もしくは(2)項に記載の軟質塩化ビニル樹脂
組成物。
る(1)もしくは(2)項に記載の軟質塩化ビニル樹脂
組成物。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の軟質塩化ビニル樹脂組成
物に用いられるポリ塩化ビニルとしては、平均重合度5
00〜2500、好ましくは700〜1500の、塩化
ビニル単独重合体もしくはエチレン、プロピレンなどの
オレフィン、酢酸ビニール、アクリル酸エステルなどと
塩化ビニルとの共重合体を挙げることができる。ポリ塩
化ビニルの重合法としては懸濁重合、塊状重合、乳化重
合などいずれでも構わない。
物に用いられるポリ塩化ビニルとしては、平均重合度5
00〜2500、好ましくは700〜1500の、塩化
ビニル単独重合体もしくはエチレン、プロピレンなどの
オレフィン、酢酸ビニール、アクリル酸エステルなどと
塩化ビニルとの共重合体を挙げることができる。ポリ塩
化ビニルの重合法としては懸濁重合、塊状重合、乳化重
合などいずれでも構わない。
【0011】本発明の軟質塩化ビニル樹脂組成物には、
前記組成物に帯電防止性を付与するために、ポリ塩化ビ
ニル100重量部に対し、10〜100重量部、好まし
くは20〜100重量部の、分子中に少なくとも一つの
エーテル結合を有するエステル系可塑剤が配合される。
配合量が10重量部未満では、帯電防止効果が不十分で
あり、100重量部を超えるとブリードが発生する恐れ
があり、かつ前記の軟質塩化ビニル樹脂組成物の熱安定
性が低下する恐れがある。前記の分子中に少なくとも一
つのエーテル結合を有するエステル系可塑剤の例として
は、ポリアルキレングリコールと有機酸とのジエステ
ル、二塩基酸とアルコールのアルキレンオキサイド付加
物とのジエステルなどが挙げられる。これらのジエステ
ルは公知の方法により合成することができる。その中で
も、ポリ塩化ビニルとの相溶性や保留性、帯電防止付与
効果などの点から、下記式1および下記式2で表される
化合物の群から選ばれる1種もしくは2種以上の混合物
が、好ましく用いられる。
前記組成物に帯電防止性を付与するために、ポリ塩化ビ
ニル100重量部に対し、10〜100重量部、好まし
くは20〜100重量部の、分子中に少なくとも一つの
エーテル結合を有するエステル系可塑剤が配合される。
配合量が10重量部未満では、帯電防止効果が不十分で
あり、100重量部を超えるとブリードが発生する恐れ
があり、かつ前記の軟質塩化ビニル樹脂組成物の熱安定
性が低下する恐れがある。前記の分子中に少なくとも一
つのエーテル結合を有するエステル系可塑剤の例として
は、ポリアルキレングリコールと有機酸とのジエステ
ル、二塩基酸とアルコールのアルキレンオキサイド付加
物とのジエステルなどが挙げられる。これらのジエステ
ルは公知の方法により合成することができる。その中で
も、ポリ塩化ビニルとの相溶性や保留性、帯電防止付与
効果などの点から、下記式1および下記式2で表される
化合物の群から選ばれる1種もしくは2種以上の混合物
が、好ましく用いられる。
【0012】
【化5】 COO(C2H4O)m(CH2)3CH3 R1 −式1 COO(CH2)nH (式中、R1は炭素数2〜8のアルキレン基もしくはフ
ェニレン基、mは1〜3の整数、nは4〜12の整数で
ある。)
ェニレン基、mは1〜3の整数、nは4〜12の整数で
ある。)
【0013】
【化6】 COO(C2H4O)p(CH2)3CH3 R2 −式2 COO(C2H4O)q(CH2)3CH3 (式中、R2 は炭素数2〜8のアルキレン基もしくはフ
ェニレン基、pとqは夫々1〜3の整数である。)
ェニレン基、pとqは夫々1〜3の整数である。)
【0014】式1で表される化合物としては、アジピン
酸2−エチルヘキシルブトキシエトキシエチル、アジピ
ン酸ノニルブトキシエトキシエチル、アゼライン酸2−
エチルヘキシルブトキシエトキシエチル、フタル酸2−
エチルヘキシルブトキシエトキシエチル、フタル酸ノニ
ルブトキシエトキシエチルなどが挙げられる。式2で表
される化合物としては、アジピン酸ジブトキシエトキシ
エチル、アゼライン酸ジブトキシエトキシエチル、フタ
ル酸ジブトキシエトキシエチルなどが挙げられる。式1
で表される化合物は、製造工程におけるエステル交換反
応により、式2で表される化合物と二塩基酸ジアルキル
に不均化するため、製品はこれら3種の混合物として得
られる。
酸2−エチルヘキシルブトキシエトキシエチル、アジピ
ン酸ノニルブトキシエトキシエチル、アゼライン酸2−
エチルヘキシルブトキシエトキシエチル、フタル酸2−
エチルヘキシルブトキシエトキシエチル、フタル酸ノニ
ルブトキシエトキシエチルなどが挙げられる。式2で表
される化合物としては、アジピン酸ジブトキシエトキシ
エチル、アゼライン酸ジブトキシエトキシエチル、フタ
ル酸ジブトキシエトキシエチルなどが挙げられる。式1
で表される化合物は、製造工程におけるエステル交換反
応により、式2で表される化合物と二塩基酸ジアルキル
に不均化するため、製品はこれら3種の混合物として得
られる。
【0015】これらの化合物の中で、式1で表される化
合物は式2で表される化合物に比べて帯電防止性の点で
は優れるが、ポリ塩化ビニルとの相溶性の点では逆の傾
向を示す場合が多い。また、式1もしくは式2で表され
る化合物において、R1もしくはR2が炭素数2〜8の
アルキレン基の場合、R1もしくはR2がフェニレン基
の場合に比べて、前記組成物の初期の帯電防止性や耐寒
性を向上させるが、ポリ塩化ビニルとの相溶性の点では
逆の傾向を示す場合が多い。
合物は式2で表される化合物に比べて帯電防止性の点で
は優れるが、ポリ塩化ビニルとの相溶性の点では逆の傾
向を示す場合が多い。また、式1もしくは式2で表され
る化合物において、R1もしくはR2が炭素数2〜8の
アルキレン基の場合、R1もしくはR2がフェニレン基
の場合に比べて、前記組成物の初期の帯電防止性や耐寒
性を向上させるが、ポリ塩化ビニルとの相溶性の点では
逆の傾向を示す場合が多い。
【0016】従って、本発明の軟質塩化ビニル樹脂組成
物においては、目的に応じてこれらの化合物を組合せて
用いることが好ましく、組合せの例としては、フタル酸
2−エチルヘキシルブトキシエトキシエチルを40〜6
0重量%、フタル酸ジブトキシエトキシエチルを20〜
10重量%、およびアジピン酸ジブトキシエトキシエチ
ルを40〜30重量%含有する混合物が挙げられる。ま
た、本発明の軟質塩化ビニル樹脂組成物においては、分
子中に少なくとも一つのエーテル結合を有するエステル
系可塑剤として、前記の式1もしくは式2で表される化
合物、さらにはこれら化合物を組合せた混合物をポリ塩
化ビニルに含有させる場合、均質な軟質塩化ビニル樹脂
組成物を得るために、フタル酸ジ2−エチルヘキシル
(DOP)、フタル酸ジイソノニル(DINP)などの
汎用可塑剤を用いることができる。
物においては、目的に応じてこれらの化合物を組合せて
用いることが好ましく、組合せの例としては、フタル酸
2−エチルヘキシルブトキシエトキシエチルを40〜6
0重量%、フタル酸ジブトキシエトキシエチルを20〜
10重量%、およびアジピン酸ジブトキシエトキシエチ
ルを40〜30重量%含有する混合物が挙げられる。ま
た、本発明の軟質塩化ビニル樹脂組成物においては、分
子中に少なくとも一つのエーテル結合を有するエステル
系可塑剤として、前記の式1もしくは式2で表される化
合物、さらにはこれら化合物を組合せた混合物をポリ塩
化ビニルに含有させる場合、均質な軟質塩化ビニル樹脂
組成物を得るために、フタル酸ジ2−エチルヘキシル
(DOP)、フタル酸ジイソノニル(DINP)などの
汎用可塑剤を用いることができる。
【0017】本発明の軟質塩化ビニル樹脂組成物には、
分子中に少なくとも一つのエーテル結合を有するエステ
ル系可塑剤のブリードを抑制し帯電防止性を高めるため
に、ポリ塩化ビニル100重量部に対し、0.01〜5
重量部、好ましくは0.5〜5重量部の過塩素酸塩が配
合される。配合量が0.01重量部未満では、前記組成
物の帯電防止効果が不十分であり、5重量部を超えると
前記組成物もしくはさらにそれを成形して得られる製品
の表面に、粉状物のブルーム(吹出)もしくは液状物の
ブリードが発生する恐れがある。分子中に少なくとも一
つのエーテル結合を有するエステル系可塑剤に対する前
記過塩素酸塩の配合量は好ましくは0.1〜5重量%、
さらに好ましくは0.5〜5重量%である。配合量が
0.1重量%未満では、得られる軟質塩化ビニル樹脂組
成物の帯電防止効果が不十分であり、5重量%超えると
前記組成物もしくはさらにそれを成形して得られる製品
の表面に、粉状物のブルーム(吹出)もしくは液状物の
ブリードが発生する恐れがある。
分子中に少なくとも一つのエーテル結合を有するエステ
ル系可塑剤のブリードを抑制し帯電防止性を高めるため
に、ポリ塩化ビニル100重量部に対し、0.01〜5
重量部、好ましくは0.5〜5重量部の過塩素酸塩が配
合される。配合量が0.01重量部未満では、前記組成
物の帯電防止効果が不十分であり、5重量部を超えると
前記組成物もしくはさらにそれを成形して得られる製品
の表面に、粉状物のブルーム(吹出)もしくは液状物の
ブリードが発生する恐れがある。分子中に少なくとも一
つのエーテル結合を有するエステル系可塑剤に対する前
記過塩素酸塩の配合量は好ましくは0.1〜5重量%、
さらに好ましくは0.5〜5重量%である。配合量が
0.1重量%未満では、得られる軟質塩化ビニル樹脂組
成物の帯電防止効果が不十分であり、5重量%超えると
前記組成物もしくはさらにそれを成形して得られる製品
の表面に、粉状物のブルーム(吹出)もしくは液状物の
ブリードが発生する恐れがある。
【0018】前記の過塩素酸塩の例としては、過塩素酸
リチウム、過塩素酸ナトリウム、過塩素酸カリウム、過
塩素酸バリウム、過塩素酸テトラメチルアンモニウム、
過塩素酸テトラエチルアンモニウム、過塩素酸テトラブ
チルアンモニウムなどが挙げられる。前記の過塩素酸塩
の中では、過塩素酸アルカリ金属塩、特に過塩素酸リチ
ウムが好ましく用いられる。なお、過塩素酸金属塩は、
分子中に少なくとも一つのエーテル結合を有するエステ
ル系可塑剤もしくはそれを用いた塩化ビニル樹脂組成物
の中で塩素酸金属塩に変化することがある。
リチウム、過塩素酸ナトリウム、過塩素酸カリウム、過
塩素酸バリウム、過塩素酸テトラメチルアンモニウム、
過塩素酸テトラエチルアンモニウム、過塩素酸テトラブ
チルアンモニウムなどが挙げられる。前記の過塩素酸塩
の中では、過塩素酸アルカリ金属塩、特に過塩素酸リチ
ウムが好ましく用いられる。なお、過塩素酸金属塩は、
分子中に少なくとも一つのエーテル結合を有するエステ
ル系可塑剤もしくはそれを用いた塩化ビニル樹脂組成物
の中で塩素酸金属塩に変化することがある。
【0019】本発明の軟質塩化ビニル樹脂組成物には、
組成物の熱安定性を改善するために、ポリ塩化ビニル1
00重量部に対し、0.01〜5重量部、好ましくは
0.1〜2重量部のマグネシウム化合物が配合される。
配合量が0.01重量部未満では得られる軟質塩化ビニ
ル樹脂組成物の熱安定性が不十分であり、5重量部を超
えると熱安定性の向上は少なく、透明性の低下の恐れが
ある。前記のマグネシウム化合物の例としては、ハイド
ロタルサイトなどの無機マグネシウム化合物、ステアリ
ン酸マグネシウムなどの脂肪酸マグネシウム塩類やアル
キルリン酸マグネシウムなどの有機マグネシウム化合物
を挙げることができる。これらは単独使用でも併用でも
よい。
組成物の熱安定性を改善するために、ポリ塩化ビニル1
00重量部に対し、0.01〜5重量部、好ましくは
0.1〜2重量部のマグネシウム化合物が配合される。
配合量が0.01重量部未満では得られる軟質塩化ビニ
ル樹脂組成物の熱安定性が不十分であり、5重量部を超
えると熱安定性の向上は少なく、透明性の低下の恐れが
ある。前記のマグネシウム化合物の例としては、ハイド
ロタルサイトなどの無機マグネシウム化合物、ステアリ
ン酸マグネシウムなどの脂肪酸マグネシウム塩類やアル
キルリン酸マグネシウムなどの有機マグネシウム化合物
を挙げることができる。これらは単独使用でも併用でも
よい。
【0020】本発明の軟質塩化ビニル樹脂組成物におい
て、前記のマグネシウム化合物は、他の熱安定剤と併用
することが好ましく、併用できる熱安定剤としては、通
常、軟質塩化ビニル樹脂組成物に用いられるバリウム−
亜鉛(Ba−Zn)系複合安定剤、カルシウム−亜鉛
(Ca−Zn)系複合安定剤、錫(Sn)系安定剤など
を挙げることができる。本発明の軟質塩化ビニル樹脂組
成物には、ポリ塩化ビニル、分子中に少なくとも一つの
エーテル結合を有するエステル系可塑剤、過塩素酸塩、
マグネシウム化合物、前記の熱安定剤の他に、本発明の
効果を損なわない範囲で、通常、軟質塩化ビニル樹脂組
成物に用いられる添加剤を使用することができる。前記
の添加剤の例としては、DOP、DOA、TCPなどの
可塑剤、カーボンブラックや金属粉などの導電剤、炭酸
カルシウムやタルクなどの無機充填剤、発泡剤、着色剤
などを挙げることができる。
て、前記のマグネシウム化合物は、他の熱安定剤と併用
することが好ましく、併用できる熱安定剤としては、通
常、軟質塩化ビニル樹脂組成物に用いられるバリウム−
亜鉛(Ba−Zn)系複合安定剤、カルシウム−亜鉛
(Ca−Zn)系複合安定剤、錫(Sn)系安定剤など
を挙げることができる。本発明の軟質塩化ビニル樹脂組
成物には、ポリ塩化ビニル、分子中に少なくとも一つの
エーテル結合を有するエステル系可塑剤、過塩素酸塩、
マグネシウム化合物、前記の熱安定剤の他に、本発明の
効果を損なわない範囲で、通常、軟質塩化ビニル樹脂組
成物に用いられる添加剤を使用することができる。前記
の添加剤の例としては、DOP、DOA、TCPなどの
可塑剤、カーボンブラックや金属粉などの導電剤、炭酸
カルシウムやタルクなどの無機充填剤、発泡剤、着色剤
などを挙げることができる。
【0021】本発明の軟質塩化ビニル樹脂組成物を製造
するには、ポリ塩化ビニルに前記の分子中に少なくとも
一つのエーテル結合を有するエステル系可塑剤、過塩素
酸塩、マグネシウム化合物、その他の熱安定剤およびそ
の他の添加剤を計量し、高速ミキサーやリボンミキサー
にて、加温・混合して粉体の軟質塩化ビニル樹脂組成物
にする方法の他、さらに押出機やミキシングロールを用
いて前記の粉体の組成物を溶融混練し、ペレタイザーを
用いてペレット状の樹脂組成物とする方法が用いられ
る。本発明の軟質塩化ビニル樹脂組成物は、押出成形や
カレンダー加工などによりシートやフィルムに加工さ
れ、さらに印刷、エンボス、積層などの二次加工が施さ
れ、壁装材、間仕切り、床材などの製品となる。また、
前記軟質塩化ビニル樹脂組成物は、射出成形により、成
型物に加工することもできる。
するには、ポリ塩化ビニルに前記の分子中に少なくとも
一つのエーテル結合を有するエステル系可塑剤、過塩素
酸塩、マグネシウム化合物、その他の熱安定剤およびそ
の他の添加剤を計量し、高速ミキサーやリボンミキサー
にて、加温・混合して粉体の軟質塩化ビニル樹脂組成物
にする方法の他、さらに押出機やミキシングロールを用
いて前記の粉体の組成物を溶融混練し、ペレタイザーを
用いてペレット状の樹脂組成物とする方法が用いられ
る。本発明の軟質塩化ビニル樹脂組成物は、押出成形や
カレンダー加工などによりシートやフィルムに加工さ
れ、さらに印刷、エンボス、積層などの二次加工が施さ
れ、壁装材、間仕切り、床材などの製品となる。また、
前記軟質塩化ビニル樹脂組成物は、射出成形により、成
型物に加工することもできる。
【0022】
【実施例】以下、実施例および比較例によって本発明を
具体的に説明するが、本発明はこれにより限定されるも
のではない。試験方法について説明する。 (a)体積抵抗率:JIS K 6911「熱硬化性プ
ラスチック一般試験方法」に従って測定した。 (b)表面抵抗率:JIS K 6911「熱硬化性プ
ラスチック一般試験方法」に従って測定した。 (c)熱安定性:積層シートサンプルを180℃のギア
オーブンに入れ、表面層が黄色に変色するまでの時間を
測定する。黄色に変色するまでの時間の大きい方が、熱
安定性に優れている。 (d)ブリード性:積層シートサンプルを温度80℃、
湿度80%の恒温高湿槽内に5日放置した後、サンプル
の表面に滲み出しがあるかどうか観察した。滲み出しが
はっきり認められる場合は×、わずかに認められる場合
は△、認められない場合を○とした。
具体的に説明するが、本発明はこれにより限定されるも
のではない。試験方法について説明する。 (a)体積抵抗率:JIS K 6911「熱硬化性プ
ラスチック一般試験方法」に従って測定した。 (b)表面抵抗率:JIS K 6911「熱硬化性プ
ラスチック一般試験方法」に従って測定した。 (c)熱安定性:積層シートサンプルを180℃のギア
オーブンに入れ、表面層が黄色に変色するまでの時間を
測定する。黄色に変色するまでの時間の大きい方が、熱
安定性に優れている。 (d)ブリード性:積層シートサンプルを温度80℃、
湿度80%の恒温高湿槽内に5日放置した後、サンプル
の表面に滲み出しがあるかどうか観察した。滲み出しが
はっきり認められる場合は×、わずかに認められる場合
は△、認められない場合を○とした。
【0023】実施例1 下記に示す処方のコンパウンド150gを、6インチテ
ストロールを用いて、ロール表面温度170℃で、5分
間混練りし、厚さ0.4mmのシートサンプルを得た。
なお、シートサンプルの厚さはテストロールのロール間
隙を開閉して調節した。 ポリ塩化ビニル(平均重合度:1030) 100 重量部 混合可塑剤AS 50 重量部 Ba−Mg−Zn粉状複合安定剤(共同薬品(株)製)A 2.0重量部 (マグネシウム化合物50%含有) Ba−Zn液状複合安定剤(共同薬品(株)製)B 2.4重量部 なお、混合可塑剤ASは以下の組成の混合物である。 フタル酸2−エチルヘキシルブトキシエトキシエチル 40 重量% フタル酸ジブトキシエトキシエチル 10 重量% フタル酸ジ2−エチルヘキシル(DOP) 19 重量% アジピン酸ジブトキシエトキシエチル 30 重量% 過塩素酸リチウム 1 重量% 次いで、前記のシートサンプル3枚を重ね、プレス成形
により厚さ1mmの積層シートを作成した。プレス成形
条件は、予熱150℃で3分間、加圧は150℃、98
Paで1分間、冷却は水温15℃、98Paで2分間と
した。前記積層シートの体積抵抗率、表面抵抗率、熱安
定性およびブリード性の試験結果を表1に示した。
ストロールを用いて、ロール表面温度170℃で、5分
間混練りし、厚さ0.4mmのシートサンプルを得た。
なお、シートサンプルの厚さはテストロールのロール間
隙を開閉して調節した。 ポリ塩化ビニル(平均重合度:1030) 100 重量部 混合可塑剤AS 50 重量部 Ba−Mg−Zn粉状複合安定剤(共同薬品(株)製)A 2.0重量部 (マグネシウム化合物50%含有) Ba−Zn液状複合安定剤(共同薬品(株)製)B 2.4重量部 なお、混合可塑剤ASは以下の組成の混合物である。 フタル酸2−エチルヘキシルブトキシエトキシエチル 40 重量% フタル酸ジブトキシエトキシエチル 10 重量% フタル酸ジ2−エチルヘキシル(DOP) 19 重量% アジピン酸ジブトキシエトキシエチル 30 重量% 過塩素酸リチウム 1 重量% 次いで、前記のシートサンプル3枚を重ね、プレス成形
により厚さ1mmの積層シートを作成した。プレス成形
条件は、予熱150℃で3分間、加圧は150℃、98
Paで1分間、冷却は水温15℃、98Paで2分間と
した。前記積層シートの体積抵抗率、表面抵抗率、熱安
定性およびブリード性の試験結果を表1に示した。
【0024】実施例2 下記に示す処方のコンパウンド150gを、6インチテ
ストロールを用いて、ロール表面温度170℃で、5分
間混練りし、厚さ0.4mmのシートサンプルを得た。 ポリ塩化ビニル(平均重合度:1030) 100 重量部 混合可塑剤AS 15 重量部 可塑剤DOP 35 重量部 Ba−Mg−Zn粉状複合安定剤(共同薬品(株)製)A 2.0重量部 Ba−Zn液状複合安定剤(共同薬品(株)製)B 2.4重量部 上記以外は、実施例1と同じ条件で積層シートを作成
し、体積抵抗率、表面抵抗率、熱安定性およびブリード
性を測定した。測定結果を表1に示した。
ストロールを用いて、ロール表面温度170℃で、5分
間混練りし、厚さ0.4mmのシートサンプルを得た。 ポリ塩化ビニル(平均重合度:1030) 100 重量部 混合可塑剤AS 15 重量部 可塑剤DOP 35 重量部 Ba−Mg−Zn粉状複合安定剤(共同薬品(株)製)A 2.0重量部 Ba−Zn液状複合安定剤(共同薬品(株)製)B 2.4重量部 上記以外は、実施例1と同じ条件で積層シートを作成
し、体積抵抗率、表面抵抗率、熱安定性およびブリード
性を測定した。測定結果を表1に示した。
【0025】実施例3 下記に示す処方のコンパウンド150gを、6インチテ
ストロールを用いて、ロール表面温度170℃で、5分
間混練りし、厚さ0.4mmのシートサンプルを得た。 ポリ塩化ビニル(平均重合度:1030) 100 重量部 混合可塑剤AS 100 重量部 Ba−Mg−Zn粉状複合安定剤(共同薬品(株)製)A 2.0重量部 Ba−Zn液状複合安定剤(共同薬品(株)製)B 2.4重量部 上記以外は、実施例1と同じ条件で積層シートを作成
し、体積抵抗率、表面抵抗率、熱安定性およびブリード
性を測定した。測定結果を表1に示した。
ストロールを用いて、ロール表面温度170℃で、5分
間混練りし、厚さ0.4mmのシートサンプルを得た。 ポリ塩化ビニル(平均重合度:1030) 100 重量部 混合可塑剤AS 100 重量部 Ba−Mg−Zn粉状複合安定剤(共同薬品(株)製)A 2.0重量部 Ba−Zn液状複合安定剤(共同薬品(株)製)B 2.4重量部 上記以外は、実施例1と同じ条件で積層シートを作成
し、体積抵抗率、表面抵抗率、熱安定性およびブリード
性を測定した。測定結果を表1に示した。
【0026】比較例1 下記に示す処方のコンパウンド150gを、6インチテ
ストロールを用いて、ロール表面温度170℃で、5分
間混練りし、厚さ0.4mmのシートサンプルを得た。 ポリ塩化ビニル(平均重合度:1030) 100 重量部 混合可塑剤AS 5 重量部 可塑剤DOP 45 重量部 Ba−Mg−Zn粉状複合安定剤(共同薬品(株)製)A 2.0重量部 Ba−Zn液状複合安定剤(共同薬品(株)製)B 2.4重量部 上記以外は、実施例1と同じ条件で積層シートを作成
し、体積抵抗率、表面抵抗率、熱安定性およびブリード
性を測定した。測定結果を表1に示した。
ストロールを用いて、ロール表面温度170℃で、5分
間混練りし、厚さ0.4mmのシートサンプルを得た。 ポリ塩化ビニル(平均重合度:1030) 100 重量部 混合可塑剤AS 5 重量部 可塑剤DOP 45 重量部 Ba−Mg−Zn粉状複合安定剤(共同薬品(株)製)A 2.0重量部 Ba−Zn液状複合安定剤(共同薬品(株)製)B 2.4重量部 上記以外は、実施例1と同じ条件で積層シートを作成
し、体積抵抗率、表面抵抗率、熱安定性およびブリード
性を測定した。測定結果を表1に示した。
【0027】比較例2 下記に示す処方のコンパウンド150gを、6インチテ
ストロールを用いて、ロール表面温度150℃で、5分
間混練りし、厚さ0.4mmのシートサンプルを得た。 ポリ塩化ビニル(平均重合度:1030) 100 重量部 混合可塑剤AS 150 重量部 Ba−Mg−Zn粉状複合安定剤(共同薬品(株)製)A 2.0重量部 Ba−Zn液状複合安定剤(共同薬品(株)製)B 2.4重量部 上記以外は、実施例1と同じ条件で積層シートを作成
し、体積抵抗率、表面抵抗率、熱安定性およびブリード
性を測定した。測定結果を表1に示した。
ストロールを用いて、ロール表面温度150℃で、5分
間混練りし、厚さ0.4mmのシートサンプルを得た。 ポリ塩化ビニル(平均重合度:1030) 100 重量部 混合可塑剤AS 150 重量部 Ba−Mg−Zn粉状複合安定剤(共同薬品(株)製)A 2.0重量部 Ba−Zn液状複合安定剤(共同薬品(株)製)B 2.4重量部 上記以外は、実施例1と同じ条件で積層シートを作成
し、体積抵抗率、表面抵抗率、熱安定性およびブリード
性を測定した。測定結果を表1に示した。
【0028】比較例3 下記に示す処方のコンパウンド150gを、6インチテ
ストロールを用いて、ロール表面温度170℃で、5分
間混練りし、厚さ0.4mmのシートサンプルを得た。 ポリ塩化ビニル(平均重合度:1030) 100 重量部 混合可塑剤AS 50 重量部 Ba−Zn粉液状複合安定剤(共同薬品(株)製)C 2.0重量部 Ba−Zn液状複合安定剤(共同薬品(株)製)B 2.4重量部 上記以外は、実施例1と同じ条件で積層シートを作成
し、体積抵抗率、表面抵抗率、熱安定性およびブリード
性を測定した。測定結果を表1に示した。
ストロールを用いて、ロール表面温度170℃で、5分
間混練りし、厚さ0.4mmのシートサンプルを得た。 ポリ塩化ビニル(平均重合度:1030) 100 重量部 混合可塑剤AS 50 重量部 Ba−Zn粉液状複合安定剤(共同薬品(株)製)C 2.0重量部 Ba−Zn液状複合安定剤(共同薬品(株)製)B 2.4重量部 上記以外は、実施例1と同じ条件で積層シートを作成
し、体積抵抗率、表面抵抗率、熱安定性およびブリード
性を測定した。測定結果を表1に示した。
【0029】比較例4 下記に示す処方のコンパウンド150gを、6インチテ
ストロールを用いて、ロール表面温度170℃で、5分
間混練りし、厚さ0.4mmのシートサンプルを得た。 ポリ塩化ビニル(平均重合度:1030) 100 重量部 帯電防止可塑剤(アジピン酸ジエステル系)市販品A 50 重量部 Ba−Zn粉液状複合安定剤(共同薬品(株)製)C 2.0重量部 Ba−Zn液状複合安定剤(共同薬品(株)製)B 2.4重量部 なお、前記の帯電防止可塑剤市販品Aには過塩素酸塩は
含有されていない。上記以外は、実施例1と同じ条件で
積層シートを作成し、体積抵抗率、表面抵抗率、熱安定
性およびブリード性を測定した。測定結果を表1に示し
た。
ストロールを用いて、ロール表面温度170℃で、5分
間混練りし、厚さ0.4mmのシートサンプルを得た。 ポリ塩化ビニル(平均重合度:1030) 100 重量部 帯電防止可塑剤(アジピン酸ジエステル系)市販品A 50 重量部 Ba−Zn粉液状複合安定剤(共同薬品(株)製)C 2.0重量部 Ba−Zn液状複合安定剤(共同薬品(株)製)B 2.4重量部 なお、前記の帯電防止可塑剤市販品Aには過塩素酸塩は
含有されていない。上記以外は、実施例1と同じ条件で
積層シートを作成し、体積抵抗率、表面抵抗率、熱安定
性およびブリード性を測定した。測定結果を表1に示し
た。
【0030】比較例5 下記に示す処方のコンパウンド150gを、6インチテ
ストロールを用いて、ロール表面温度170℃で、5分
間混練りし、厚さ0.4mmのシートサンプルを得た。 ポリ塩化ビニル(平均重合度:1030) 100 重量部 帯電防止可塑剤(フタル酸ジエステル系)市販品P 50 重量部 Ba−Zn粉液状複合安定剤(共同薬品(株)製)C 2.0重量部 Ba−Zn液状複合安定剤(共同薬品(株)製)B 2.4重量部 なお、前記の帯電防止可塑剤市販品Pには過塩素酸塩は
含有されていない。上記以外は、実施例1と同じ条件で
積層シートを作成し、体積抵抗率、表面抵抗率、熱安定
性およびブリード性を測定した。測定結果を表1に示し
た。
ストロールを用いて、ロール表面温度170℃で、5分
間混練りし、厚さ0.4mmのシートサンプルを得た。 ポリ塩化ビニル(平均重合度:1030) 100 重量部 帯電防止可塑剤(フタル酸ジエステル系)市販品P 50 重量部 Ba−Zn粉液状複合安定剤(共同薬品(株)製)C 2.0重量部 Ba−Zn液状複合安定剤(共同薬品(株)製)B 2.4重量部 なお、前記の帯電防止可塑剤市販品Pには過塩素酸塩は
含有されていない。上記以外は、実施例1と同じ条件で
積層シートを作成し、体積抵抗率、表面抵抗率、熱安定
性およびブリード性を測定した。測定結果を表1に示し
た。
【0031】
【表1】
【0032】本発明は、従来の帯電防止性軟質塩化ビニ
ル樹脂組成物の持つ欠点を改良し、ブリード(滲出)が
少なく、透明性に優れ、熱安定性が良好で、壁装材や間
仕切り用に好適な帯電防止性軟質塩化ビニル樹脂組成物
を提供する。
ル樹脂組成物の持つ欠点を改良し、ブリード(滲出)が
少なく、透明性に優れ、熱安定性が良好で、壁装材や間
仕切り用に好適な帯電防止性軟質塩化ビニル樹脂組成物
を提供する。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年5月10日(1999.5.1
0)
0)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【化1】 (式中、R1)は炭素数2〜8のアルキレン基もしくは
フェニレン基、mは1〜3の整数、nは4〜12の整数
である。)
フェニレン基、mは1〜3の整数、nは4〜12の整数
である。)
【化2】 (式中、R2)は炭素数2〜8のアルキレン基もしくは
フェニレン基、pとqは夫々1〜3の整数である。)
フェニレン基、pとqは夫々1〜3の整数である。)
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【化3】 (式中、R1)は炭素数2〜8のアルキレン基もしくは
フェニレン基、mは1〜3の整数、nは4〜12の整数
である。)
フェニレン基、mは1〜3の整数、nは4〜12の整数
である。)
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【化4】 (式中、R2)は炭素数2〜8のアルキレン基もしくは
フェニレン基、pとqは夫々1〜3の整数である。)
フェニレン基、pとqは夫々1〜3の整数である。)
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】
【化5】 (式中、R1)は炭素数2〜8のアルキレン基もしくは
フェニレン基、mは1〜3の整数、nは4〜12の整数
である。)
フェニレン基、mは1〜3の整数、nは4〜12の整数
である。)
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】
【化6】 (式中、R2)は炭素数2〜8のアルキレン基もしくは
フェニレン基、pとqは夫々1〜3の整数である。)以上
フェニレン基、pとqは夫々1〜3の整数である。)以上
Claims (3)
- 【請求項1】ポリ塩化ビニル100重量部に対し、分子
中に少なくとも一つのエーテル結合を有するエステル系
可塑剤10〜100重量部、過塩素酸塩を0.01〜5
重量部およびマグネシウム化合物0.01〜5重量部を
配合してなる軟質塩化ビニル樹脂組成物。 - 【請求項2】分子中に少なくとも一つのエーテル結合を
有するエステル系可塑剤が、下記式1および下記式2で
表される化合物の群から選ばれる1種もしくは2種以上
の混合物である請求項1に記載の軟質塩化ビニル樹脂組
成物。 【化1】 COO(C2H4O)m(CH2)3CH3 R1 −式1 COO(CH2)nH (式中、R1は炭素数2〜8のアルキレン基もしくはフ
ェニレン基、mは1〜3の整数、nは4〜12の整数で
ある。) 【化2】 COO(C2H4O)p(CH2)3CH3 R2 −式2 COO(C2H4O)q(CH2)3CH3 (式中、R2 は炭素数2〜8のアルキレン基もしくはフ
ェニレン基、 pとqは夫々1〜3の整数である。) - 【請求項3】過塩素酸塩が過塩素酸リチウムである請求
項1もしくは2に記載の軟質塩化ビニル樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11088796A JP2000281852A (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | 塩化ビニル樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11088796A JP2000281852A (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | 塩化ビニル樹脂組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000281852A true JP2000281852A (ja) | 2000-10-10 |
Family
ID=13952832
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11088796A Pending JP2000281852A (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | 塩化ビニル樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000281852A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002309097A (ja) * | 2000-07-06 | 2002-10-23 | Riken Technos Corp | 制電性樹脂組成物 |
| JP2003306590A (ja) * | 2002-04-17 | 2003-10-31 | Riken Technos Corp | 熱可塑性樹脂組成物 |
| CN105218974A (zh) * | 2015-11-02 | 2016-01-06 | 苏州新区佳合塑胶有限公司 | 一种抗静电聚氯乙烯配方 |
-
1999
- 1999-03-30 JP JP11088796A patent/JP2000281852A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002309097A (ja) * | 2000-07-06 | 2002-10-23 | Riken Technos Corp | 制電性樹脂組成物 |
| JP2003306590A (ja) * | 2002-04-17 | 2003-10-31 | Riken Technos Corp | 熱可塑性樹脂組成物 |
| CN105218974A (zh) * | 2015-11-02 | 2016-01-06 | 苏州新区佳合塑胶有限公司 | 一种抗静电聚氯乙烯配方 |
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