JP2000282445A - 昇降操作を省略した横引防潮扉の水密機構 - Google Patents

昇降操作を省略した横引防潮扉の水密機構

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JP2000282445A
JP2000282445A JP11091413A JP9141399A JP2000282445A JP 2000282445 A JP2000282445 A JP 2000282445A JP 11091413 A JP11091413 A JP 11091413A JP 9141399 A JP9141399 A JP 9141399A JP 2000282445 A JP2000282445 A JP 2000282445A
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JP
Japan
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door
waterproof rubber
door body
rubber
hollow
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JP11091413A
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English (en)
Inventor
Hiromichi Kubotani
博道 窪谷
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 扉体全体の昇降をやめ、閉扉後の止水部分の
みの操作で水密が確保出来るようにして操作力を大巾に
軽減可能とし、手動のみの操作でも開閉が可能な扉サイ
ズの範囲を拡大し、電動の場合でもその電動装置を小さ
くできるようにすることを目的とする。 【解決手段】 横引防潮扉において、防潮堤を構成する
コンクリート壁3側に縦方向に中空止水ゴム4を取付
け、空気圧等の流体圧を止水ゴムの中空部に注入して膨
張させることにより、コンクリート壁3と扉体1間の水
密性を保持するようにした。又扉体1の底部海側又は陸
側に手動又はシリンダ等の機器操作により回動して路面
と接離可能な底部止水ゴム6を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、重い防潮扉の上下
方向の昇降操作をなくした横引防潮扉の水密構造に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】防潮扉は、従来扉そのものを上下方向に
昇降させる方式が一般的であった。防潮扉の昇降動作を
なくしたものとしては、路面に最初から段差h(図4,
図5)を設けた構造のものが知られているが、これでは
道路の走行性に問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】公知横引の防潮扉(図
4)は、底部の防水ゴムを保護するために、ある程度底
面を上げた状態で引出してのち、着底させて水密を確保
する必要がある。そのため、扉体全体の重量を上下させ
る力が必要となり、手動操作が不可能な場合は、電動装
置が必要となり、そのための動力も大きくなる。そこ
で、本発明は扉体全体の昇降をやめ、閉扉後の止水部分
のみの操作で水密が確保出来るようにして操作力を大巾
に軽減可能とし、手動のみの操作でも開閉が可能な扉サ
イズの範囲を拡大し、電動の場合でもその電動装置を小
さくできるようにすることを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】(1) 横引防潮扉にお
いて、防潮堤を構成するコンクリート壁3側に縦方向に
中空止水ゴム4を取付け、空気圧等の流体圧を止水ゴム
の中空部に注入して膨張させることにより、コンクリー
ト壁3と扉体1間の水密性を保持するようにした。 (2) (1)の構造において、扉体1の底部海側又は陸
側に手動又はシリンダ等の機器操作により回動して路面
と接離可能な底部止水ゴム6を設けた。
【0005】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る扉体を備えた
水門の斜視図である。図1の例では、扉体1が水平に設
けた走行レール2上を横に走行して開閉される。3はコ
ンクリート壁で常時は扉体1は開いており、この部分は
道路として車両の通行を可能にしている。しかし、暴風
雨等に際しては、扉体1で門柱5,5間を閉じ、海側と
陸側を完全(水密的)に閉じる必要がある。
【0006】本発明では扉体1の両側部の戸当部に左右
対称に中空袋状をなす側部防水用の中空止水ゴム4を縦
方向に設け、扉体1の閉鎖時に空気圧等の流体圧を内圧
として作用させ、この側部防水用の中空止水ゴム4を変
形(膨張)させることで側部止水を得るようにしてい
る。
【0007】又、底部止水ゴム6は、扉体1の下部外
側、即ち海側と反対の陸側から左右の中空止水ゴム4の
間にセットするようにした。その取付構造として、扉体
1の下部に上下に回転式(図2の矢印a参照)に取付け
られた止水ゴム6を回動式にセットする。或いはこの止
水ゴムを海水の水圧で自動的に移動させる構造とした。
これにより止水のための扉体1全体の昇降を省略するこ
とができる。
【0008】図1に戻って、23は扉体1が陸側から風
圧を受けたとき、これに対抗するため海側に設けた扉体
の倒れ止め、24は扉体の片側が当る走行制止用のスト
ッパである。25は防潮堤側に取付けた扉体の上部案内
板で、扉体1は上部案内板25と走行レール2との間を
開閉される。26は扉体1の開閉をスムーズに行うため
のコロで、これが上部案内板25の下面と接しつつ開閉
される。
【0009】図2(a),(b)は中空止水ゴム4への空気
導入装置の一例である。防潮堤3の上部にモータ27、
コンプレッサ28、タンク29を設け、モータ27の電
源としては普通のバッテリーの外、太陽光発電、潮力発
電等が適している。モータ27によってコンプレッサ2
8を運転し、タンク29によって圧力を高め、中空止水
ゴム4を膨張させる。タンク内の圧力をモータ27へフ
ィードバックして圧力制御を行う。タンク29と止水ゴ
ム4との間には安全弁30を備え、必要以上の圧力とな
った場合は、安全弁30を作動させ、止水ゴム4体の破
損を防止する。なお、タンクから止水ゴム4への経路は
片側はコンクリート壁3内に管31を埋設する。他側は
路面13の下に埋設し止水ゴム4と連通する。
【0010】図3(a)は底部止水ゴム6の一例を示し、
扉体1の陸側にピン7aで回動自在に枢止されたハンド
ル7の中央部に溝8を設け、この溝8にレバー9の上部
に設けたピン10を摺動自在に係止し、レバー9の下端
をゴム回転板11の下部に枢着している。ゴム回転板1
1は止水ゴム6にボルト6aで止められ、ゴム回転板1
1の上部は扉体1に設けた突起部12にピン12aで枢
支されている。ハンドル7を昇降(矢印b)することに
よって、レバー9が上に引張られ、あるいは下に押さ
れ、ゴム回転板11がピン12aの回りに回転し、下部
をボルト6aで固定された止水ゴム6が路面13に接触
または逆に離間する。止水ゴム6の扉体1への取付け方
は、図2(a)の場合には海側に取付けているが、反対側
の陸側でも良い。また、図示しないが、ハンドル7は、
ラッチ機構等を設け、止水ゴム6の離間状態を維持でき
るようになっている。
【0011】(作動)以上の構成であるから、扉体1の
横方向への通過時には、中空止水ゴム4を非膨張状態に
して通過させる。従って、中空止水ゴム4と戸当り部と
が接しないので、中空止水ゴム4の摩耗損傷の恐れはな
い。次に、閉鎖位置で中空止水ゴム4にコンプレッサ2
8で発生した圧縮空気を供給することによってこれを膨
張させて、扉体1と戸当部間の隙間を埋める。かくして
扉体1の左右の防水構造は完全となる。次に左右の中空
止水ゴム4と4の間に扉体1側からハンドル7(図3
(a))を引張ると、底部止水ゴム6を路面13に接触
し、同一面内で底部と左右両側の3方止水を確保するこ
とができる。
【0012】図3(b)は底部止水ゴム6の開閉操作をエ
アシリンダ又は油圧シリンダ14で行う例である。シリ
ンダ14を作動させてロッド15を下に伸長させると、
扉体1に取付けたブラケット17にピン18で枢着され
たレバー16を矢印a方向に回動させて止水ゴム6を路
面13に接触させる。なおシリンダ14は扉体1に固着
したブラケット14aに取付けられている。
【0013】図3(c)はもう1つの底部止水ゴム6の開
閉操作の仕方を示す。この場合もエア又は油圧シリンダ
14を作動させてロッド15を引張ると、ピン19で枢
着された止水ゴム作動具20を回動させて止水ゴム6を
路面13に接触させる。止水ゴム作動具20は、扉体1
の下部に固着されたブラケット21にピン22で枢支さ
れている。止水ゴム作動具20は二又状をなし、上部で
扉体に、下部で止水ゴム6に固着されている。この例は
止水ゴム6が扉体1の海側に取付けられる場合である。
【0014】
【発明の効果】(1)請求項1及び請求項2により、昇
降装置を要しないでも、膨張型の中空止水ゴム4及び底
部の止水ゴム6とにより扉体両側部及び底部の水密性が
完全になるので、従来の如く昇降装置が不要になり、防
潮用扉体の機構のシンプル化が可能となった。しかも扉
体1の開閉時には縮んでいるので水密用の止水ゴム4が
摩擦接触しないので、保護の面でも好適である。 (2)それに伴い、メンテナンスも容易になるのみでな
く、製品価格も安価に提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した水門の斜視図。
【図2】図1における中空止水ゴムの作動機構を示す。
【図3】扉体底部の水密構造詳細図。
【図4】従来の上下昇降式扉体。
【図5】従来の横引扉体で、底部に段差を付けた例。
【図6】図5の構造における扉体底部の水密構造を示
す。
【符号の説明】
1 扉体 2 走行レール 3 コンクリート壁 4 中空止水ゴム 5 門柱 6 底部止水ゴム 7 手動ハンドル 8 溝 9 レバー 10 ピン 11 ゴム回転板 12 突起部 12a ピン 13 路面 14 油圧シリンダ 15 ロッド 16 レバー 17 ブラケット 18 ピン 19 ピン 20 止水ゴム作動具 21 ブラケット 22 ピン 23 (扉体の)倒れ止め 24 ストッパ 25 (扉体の)上部案内
板 26 コロ 27 モータ 28 コンプレッサ 29 タンク 30 安全弁 31 管
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年4月6日(1999.4.6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横引防潮扉において、防潮堤を構成する
    コンクリート壁(3)側に縦方向に中空止水ゴム(4)を取
    付け、空気圧等の流体圧を止水ゴムの中空部に注入して
    膨張させることにより、コンクリート壁(3)と扉体(1)
    間の水密性を保持するようにしたことを特徴とする昇降
    操作を省略した横引防潮扉の水密機構。
  2. 【請求項2】 扉体(1)の底部海側又は陸側に手動又は
    シリンダ等の機器操作により回動して路面と接離可能な
    底部止水ゴム(6)を設けた請求項1記載の昇降操作を省
    略した横引防潮扉の水密機構。
JP11091413A 1999-03-31 1999-03-31 昇降操作を省略した横引防潮扉の水密機構 Pending JP2000282445A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP7487981B1 (ja) 2023-06-26 2024-05-21 株式会社ジェック 水流方向切替装置

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