JP2000282807A - 蒸気タービン設備 - Google Patents
蒸気タービン設備Info
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Abstract
タービン設備を得ることである。 【解決手段】 蒸気温度が650℃以上で駆動される超々
高温高圧タービン1と蒸気温度が650℃以下で駆動され
る超高圧タービン2との間に設けられた伸び差低減装置
により、回転部と静止部との伸び差を減少させる。
Description
使用される蒸気タービン設備に関する。
圧化は、その効率向上に寄与する非常に重要かつ基本的
な要因である。1960年代後半に24.1MPa、538/566℃の一
段再熱の蒸気条件がわが国の事業用火力タービンの標準
的なものとして確立されてからは、最近に至るまで画期
的な進展はみられていなかった。しかし、オイルショッ
ク以来、省エネルギー化が強力に推進され、その後の地
球温暖化問題に対する急速な関心の高まりから火力発電
プラントの高効率化が押し進められている。
の蒸気温度を上げるのが最も有効である。従来の蒸気タ
ービン設備の蒸気条件は600℃級以下の蒸気温度であ
り、さらなる高温化を従来の材料のままで行うことは困
難である。現在、600℃級以上の蒸気温度を持つ蒸気タ
ービン設備には、オーステナイト系材料を使用すること
になるが、このオーステナイト系材料は、高価であり大
型のものを製作することが困難とされている。
高圧高温タービン(SPタービン)を従来の蒸気タービ
ン設備に加えた蒸気タービン設備が考えられている。こ
れは、SPタービンにのみオーステナイト系材料を用い
て650℃以上の蒸気を使用し、他の蒸気タービンは従来
から使用されている材料を用いて650℃以下の蒸気温度
で運転するものである。
ンのケーシング容積が増大しかつ使用条件も高温化する
なか、ロータシャフトの長さおよびシャフト径はますま
す大型化する傾向にあり、これに伴ってタービンの起動
時および低負荷時におけるタービンケーシングとロータ
の相対的な熱膨張による伸び差が無視できないほど大き
くなってきている。特に、SPタービンを従来の蒸気タ
ービン設備に加えた蒸気タービン設備では、熱膨張によ
る伸び差が無視できないほど大きくなることが考えられ
る。
膨張による伸び差を減少するものとして、特公昭55-148
88号公報に示されるものがある。これは、低圧車室スプ
レー装置によりシャフトシールを冷却することで伸び差
を減少させるものであるが、高圧、中圧における伸び差
を減少するものは実用化されていない。
よって伸びる。特に、蒸気タービンのような使用温度範
囲が広く全長が長い場合は熱膨張による伸びは大きい。
ロータとケーシングとの間の熱伝達、あるいは熱伝導の
違い、材料の違いなどに基づく熱膨張差により伸び差は
ロータとケーシングの間に発生する。
ビン設備に加えた蒸気タービン設備の構成図である。S
Pタービン1a、1bは、従来のタービン設備である超
高圧タービン(VHPタービン)2、高圧タービン(H
Pタービン)3、中圧タービン(IPタービン)4a、
4b、低圧タービン(LPタービン)5a、5bのうち
のVHPタービン2に連結されている。
6、VHPタービン2及びHPタービン3はVHP−H
Pケーシング7、IPタービン4a、4bはIPケーシ
ング8、LPタービン5aはLP−Aケーシング9a、
LPタービン5bはLP−Bケーシング9bに収納され
ている。そして、SPタービン1のSPロータ10はV
HPタービン2及びHPタービン3のVHP−HPロー
タ11と連結され、以下同様に、VHP−HPロータ1
1はIPロータ12に、IPロータ12はLP−Aロー
タ13aに、LP−Aロータ13aはLP−Bロータ1
3bにそれぞれ連結されている。そして、これらロータ
は第1軸受台14、第2軸受台15、第3軸受台16、
第4軸受台17の軸受で保持される。第3軸受台16に
はスラスト軸受18が設けられている。
SP伸び差計24がSPロータ10の先端部に設けら
れ、LPロータ13の伸び差を計測するLP伸び差計2
5がLPロータ13に設けられている。
軸方向の伸び差について説明する。LP−Aケーシング
9aおよびLP−Bケーシング9bは重量が重いため、
LP−A固定点A、LP−B固定点Bによって基礎に固
定されている。LP−Aケーシング9a、IPケーシン
グ8、VHP−HPケーシング7、SPケーシング6は
繋がっているので、温度上昇とともにLP−A固定点A
から左へケーシングが伸びる。一方、ロータは第3軸受
台16にあるスラスト軸受18を起点として、右側にI
Pロータ12、LP−Aロータ13a、LP−Bロータ
13bが伸び、左側にVHP−HPロータ11、SPロ
ータ10が伸びる。
伸び差及び軸方向間隙の説明図である。縦軸は伸び差、
横軸はロータの軸位置である。また、RLはロータがケ
ーシングより伸びが大きい場合の最大伸び差(ロータロ
ング)、RSはロータの伸びがケーシングより小さい場
合の最大伸び差(ロータショート)、SSは定常連続運
転時の伸び差(伸び差定格定常値)である。図11に示
すように、ロータロングRL、ロータショートRS、定
格定常値SSは共に、スラスト軸受18の位置X0を起
点として、左右方向に拡大する特性を有している。
は、その部位でのロータロングRL及びロータショート
RSに対して余裕をもって設定される。例えば、ロータ
軸位置X1での間隙設定値は、ロータ軸位置X1でのロ
ータロングRLの値A1及びロータショートRSの値A
2に、安全上の観点からマージンB1、B2をそれぞれ
加算したCL1、CL2と決められる。
は非常に大きい。例えば、回転部と静止部との隙間から
蒸気が漏れることを防ぐラビリンスパッキン(軸封装
置)や、回転部と静止部との間隙部に多大の影響を及ぼ
す。
ある。SPタービン1では、SPケーシング6とSPロ
ータ10との間やノズル19とSPロータ10との間
に、ラビリンスパッキンが設けられるが、伸び差は、こ
のラビリンスパッキンに影響を与え、また、ノズル19
や羽根20が設けられた部位での静止部と回転部との間
隙部に影響を与える。
SPロータ10との間は、ラビリンスパッキンと呼ばれ
るパッキンリング21を用いたシール方法で、高温高圧
の蒸気が回転部と静止部との隙間からの漏れを防いでい
る。パッキンリング21には静止部側フィン22が設け
られ、SPロータ10にはロータ側フィン23が設けら
れている。このシール方法の考え方は、蒸気を迷路のよ
うな通路を通すことで漏れ蒸気の速度を殺し、漏れ蒸気
流量を減らす。
にロータ側フィン23と静止部側フィン22が接触しな
いように、フィン間隙x1、x2を調整し、溝幅xを拡
げなくてはならない。溝幅xを広げると蒸気の通路が迷
路から直線に近くなるので、蒸気速度は下がらなくなり
多くの蒸気が漏れる。漏れを少なくするためにパッキン
リング21を増やすと、SPロータ10、SPケーシン
グ6の長さは長くなるだけでなり、伸び差はさらに大き
くなりコストも増大する。
た部位での静止部と回転部との間隙部の説明図である。
各々の部位での回転部と静止部の間隙CLは、前述した
ように、ロータロングRLまたはロータショートRSに
マージンB1、B2を考慮して決定する。伸び差が大き
いと、安全性や信頼性の観点から間隙CLを大きくと
る。そうすると、漏れる蒸気量が多くなるので、蒸気タ
ービンの性能低下の大きな原因となる。
加した蒸気タービン設備は、従来型の蒸気タービン設備
に比べてSPタービン1分だけ全長が長くなる。従っ
て、従来型の蒸気タービン設備の伸び差に、SPタービ
ン1の伸び差が加えられることになるので、伸び差はさ
らに大きくなる。SPタービン1はオーステナイト系材
料で製作されることになるが、オーステナイト系材料は
熱膨張による伸びが大きい上に使用温度も高いので、S
Pロータ10とSPケーシング6との間の伸び差は従来
の蒸気タービン設備のものより大きくなる。
使用するため、伸び差が大きくなることはそれだけ間隙
を拡げなければならず、そうすると、多くの蒸気が仕事
をすることなく逃げることになるので、大きな性能低下
につながる。
差を吸収できる蒸気タービン設備を得ることである。
蒸気タービン設備は、蒸気温度が650℃以上で駆動され
る超々高圧高温タービンと、蒸気温度が650℃以下で駆
動される超高圧タービン、高圧タービン、中圧タービ
ン、低圧タービンとを備え、前記超々高圧高温タービン
は、ノズル、羽根、ロータの材料にNiを35%以上含む
Ni基合金鋼を使用した蒸気タービン設備において、前
記超々高温高圧タービンと前記超高圧タービンとの間
に、回転部と静止部との伸び差を減少させる伸び差低減
装置を設けたことを特徴とする。
では、蒸気温度が650℃以上で駆動される超々高温高圧
タービンと蒸気温度が650℃以下で駆動される超高圧タ
ービンとの間に設けられた伸び差低減装置により、回転
部と静止部との伸び差を減少させる。
は、蒸気温度が650℃以上で駆動される超々高圧高温タ
ービンと、蒸気温度が650℃以下で駆動される超高圧タ
ービン、高圧タービン、中圧タービン、低圧タービン
と、前記超高圧タービンの抽気を再熱し前記超々高圧高
温タービンに蒸気温度が650℃以上で供給する第1段再
熱器と、高圧タービンの抽気を再熱し前記中圧タービン
に蒸気温度が650℃以下で供給する第2段再熱器とを備
え、前記超々高圧高温タービンは、ノズル、羽根、ロー
タの材料にNiを35%以上含むNi基合金鋼を使用した
蒸気タービン設備において、前記超々高温高圧タービン
と前記超高圧タービンとの間に、回転部と静止部との伸
び差を減少させる伸び差低減装置を設けたことを特徴と
する。
では、ボイラ過熱器や第1段再熱器で得られた蒸気温度
が650℃以上の蒸気で駆動される超々高温高圧タービン
と蒸気温度が650℃以下で駆動される超高圧タービンと
の間に設けられた伸び差低減装置により、回転部と静止
部との伸び差を減少させる。
は、請求項2の発明において、前記超々高圧高温タービ
ン、超高圧タービン、高圧タービン、中圧タービン、低
圧タービンは、一軸で構成されたタンデムコンパウンド
型、または前記超々高圧高温タービン、超高圧タービ
ン、高圧タービン、中圧タービンを一軸で構成すると共
に前記低圧タービンを別の一軸で構成したクロスコンパ
ウンド型としたことを特徴とする。
では、請求項2の発明の作用に加え、タンデムコンパウ
ンド型またはクロスコンバウンド型の超々高温高圧ター
ビンと超高圧タービンとの間に設けられた伸び差低減装
置により、回転部と静止部との伸び差を減少させる。
は、蒸気温度が650℃以上で駆動される超々高圧高温タ
ービンと、蒸気温度が650℃以下で駆動される高圧ター
ビン、中圧タービン、低圧タービンと、前記高圧タービ
ンの抽気を再熱し前記中圧タービンに蒸気温度が650℃
以上で供給する再熱器とを備え、前記超々高圧高温ター
ビンは、ノズル、羽根、ロータの材料にNiを35%以上
含むNi基合金鋼を使用した蒸気タービン設備におい
て、前記超々高温高圧タービンと前記超高圧タービンと
の間に、回転部と静止部との伸び差を減少させる伸び差
低減装置を設けたことを特徴とする蒸気タービン設備。
では、ボイラ過熱器で得られた蒸気温度が650℃以上の
蒸気で駆動される超々高温高圧タービンと蒸気温度が65
0℃以下で駆動される高圧タービンとの間に設けられた
伸び差低減装置により、回転部と静止部との伸び差を減
少させる。
は、請求項4の発明において、前記超々高圧高温タービ
ン、高圧タービン、中圧タービン、低圧タービンは、一
軸で構成されたタンデムコンパウンド型、または前記超
々高圧高温タービン、高圧タービン、中圧タービンを一
軸で構成すると共に前記低圧タービンを別の一軸で構成
したクロスコンパウンド型としたことを特徴とする。
では、請求項4の発明の作用に加え、タンデムコンパウ
ンド型またはクロスコンバウンド型の超々高温高圧ター
ビンと高圧タービンとの間に設けられた伸び差低減装置
により、回転部と静止部との伸び差を減少させる。
は、請求項1乃至請求項5のいずれか1項の発明におい
て、前記伸び差低減装置は、前記超々高圧高温タービン
ロータと前記超高圧タービンロータとの間に設けられ軸
方向変位吸収機構を有する軸継手装置であることを特徴
とする。
では、請求項1乃至請求項5のいずれか1項の発明の作
用に加え、前記超々高圧高温タービンロータと前記超高
圧タービンロータとの間に設けられた軸継手装置によ
り、軸方向変位を吸収して回転部と静止部との伸び差を
減少させる。
は、請求項1乃至請求項5のいずれか1項の発明におい
て、前記伸び差低減装置は、前記超々高圧高温タービン
の静止部の位置を変化させる静止部移動装置であること
を特徴とする。
では、請求項1乃至請求項5のいずれか1項の発明の作
用に加え、静止部移動装置により、超々高圧高温タービ
ンの静止部の位置を変化させて回転部と静止部との伸び
差を減少させる。
する。図1は本発明の第1の実施の形態に係わる蒸気タ
ービン設備の構成図である。この第1の実施の形態は、
図10に示した蒸気タービン設備に対し、回転部と静止
部との伸び差を減少させる伸び差低減装置としての軸継
手装置26がSPロータ10とVHP−HPロータ11
との間に追加して設けられている。
駆動され、VHPタービン2、HPタービン3、IPタ
ービン4、LPタービン5は、蒸気温度が650℃以下で
駆動される。SPタービン1は、ノズル、羽根、ロータ
の材料にNiを35%以上含むNi基合金鋼を使用して形
成されている。
転部と静止部との伸び差を減少させる軸方向変位吸収機
構を有している。また、第3軸受装置16のスラスト軸
受18aに加え、第1軸受装置14にスラスト軸受18
bが設けられている。そして、スラスト軸受18bを設
けたことに伴い、SP伸び差計24は軸継手装置26側
に設け、その軸継手装置26を挟んでVHP伸び差計2
7が追加して設けられている。
2に示すように、軸継手装置26はSPロータ10とV
HP−HPロータ11との間に設けられ、第1軸受装置
14にスラスト軸受18bを起点とする伸び差、及び第
3軸受装置16のスラスト軸受18aを起点とする伸び
差を吸収する。その他の構成は、図10に示した蒸気タ
ービン設備と同一であるので、同一要素には同一符号を
付しその説明は省略する。
蒸気タービン設備での伸び差と軸方向間隙の説明図であ
る。図3に示すように、ロータロングRL、ロータショ
ートRS、定格定常値SSは共に、スラスト軸受18a
の位置X0a及びスラスト軸受18bの位置X0bを起
点とし、軸継手装置26の位置で不連続となっている。
従って、VHPタービン2の伸び差とHPタービン3の
伸び差とがSPタービン1の伸び差に全く影響しない。
これにより、SPタービン1の伸び差が低く抑えられ
る。
る。図4は本発明の第2の実施の形態に係わる蒸気ター
ビン設備の構成図である。この第2の実施の形態は、図
1に示した第1の実施の形態に対し、回転部と静止部と
の伸び差を減少させる伸び差低減装置としての静止部移
動装置28がSPロータ10とVHP−HPロータ11
との間に追加して設けられている。この静止部移動装置
28はSPタービン1の静止部の位置を変化させ、回転
部と静止部との伸び差を減少させる。
らLP−Aタービン4aまで繋がっていたケーシング
を、SPケーシング6だけ繋ぎを開放し独立させる。独
立したSPケーシング6は、静止部移動装置28により
軸方向に移動可能となっている。静止部移動装置28
は、第1の軸受台14を前部軸受台14aと後部軸受台
14Bとで構成したものであり、図示省略の油圧やモー
タなどで軸方向に移動できるようになっている。すなわ
ち、SP伸び差計24及びVHP伸び差計27からの情
報を基に、図示省略の油圧やモータなどで軸方向に動か
すことによって伸び差を制御する。その他の構成は、図
1に示した蒸気タービン設備と同一であるので、同一要
素には同一符号を付しその説明は省略する。
蒸気タービン設備での伸び差と軸方向間隙の説明図であ
る。図4では、SP伸び差計24の値を0となるよう
に、静止部移動装置28(前部軸受台14a、後部軸受
台14b)によりSPケーシング6を移動制御した場合
の伸び差を示す。
ータショートRS、定格定常値SSは、スラスト軸受1
8の位置X0を起点とし、静止部移動装置28の位置で
不連続となっている。従って、SPタービン1の伸び差
は第2の実施の形態によるケーシング制御を使用する
と、VHPタービン2及びHPタービン3の伸び差がS
Pタービン1の伸び差に全く影響しない。これにより、
SPタービン1の伸び差が低く抑えられる。
置したタンデムコンパウンド型の2段再熱蒸気タービン
設備の構成図であり、このような2段再熱の蒸気タービ
ン設備に対して、回転部と静止部との伸び差を減少させ
る伸び差低減装置としての軸継手装置26や静止部移動
装置28を設けることも可能である。なお、図6では伸
び差低減装置の図示は省略しているが、第1の実施の形
態及び第2の実施の形態と同様に、伸び差低減装置はS
Pタービン1とVHPタービン2との間に設けられる。
設置され、ノズル、羽根、ロータの材料にNiを35%
以上含むNi基合金鋼を使用して高温強度を維持できる
ように構成されている。そして、SPタービン1はVH
Pタービン2に連結され、SPタービン1、VHPター
ビン2、HPタービン3、IPタービン4、LPタービ
ン5a、5b、発電機32は、一軸で連結されてタンデ
ムコンパウンド型となっている。
蒸気温度が650℃以上の蒸気が供給され駆動される。S
Pタービン1で仕事を終えた蒸気は650℃以下の蒸気と
なってVHPタービン2及びHPタービン3に導かれ
る。VHPタービン2で仕事を終えた蒸気は第1段再熱
器30で再過熱され、再過熱された蒸気は蒸気温度が65
0℃以上となってSPタービン1に導かれる。
は第2段再熱器31で再過熱されIPタービン4に供給
される。このIPタービン4に供給される蒸気は蒸気温
度が650℃以下の蒸気である。以下、IPタービン4で
仕事を終えた蒸気はLP−Aタービン5a及びLP−B
タービン5bに供給される。
気タービン設備のSPタービン1にはボイラ過熱器29
及び第1段再熱器30から蒸気温度が650℃以上の蒸気
を流し、SPタービン1以外の蒸気タービン、すなわち
VHPタービン2、HPタービン3、IPタービン4、
LP−Aタービン5a、LP−Bタービン5bには蒸気
温度が650℃以下に抑えた蒸気を流す。
置したクロスコンパウンド型の2段再熱蒸気タービン設
備の構成図であり、このような2段再熱の蒸気タービン
設備に対して、回転部と静止部との伸び差を減少させる
伸び差低減装置としての軸継手装置26や静止部移動装
置28を設けることも可能である。なお、図7では伸び
差低減装置の図示は省略しているが、第1の実施の形態
及び第2の実施の形態と同様に、伸び差低減装置はSP
タービン1とVHPタービン2との間に設けられる。
設置され、ノズル、羽根、ロータの材料にNiを35%
以上含むNi基合金鋼を使用して高温強度を維持できる
ように構成されている。そして、SPタービン1はVH
Pタービン2に連結され、SPタービン1、VHPター
ビン2、HPタービン3、IPタービン4、発電機32
aは一軸で構成されると共に、LPタービン5a、5
b、発電機32bは別の一軸で構成されたクロスコンパ
ウンド型となっている。その他の蒸気の流れの構成は、
図6に示したものと同一であるので同一要素には同一符
号を付しその説明は省略する。
タービン設備のSPタービン1には、ボイラ過熱器29
及び第1段再熱器30から蒸気温度が650℃以上の蒸気
を流し、SPタービン1以外の蒸気タービン、すなわち
VHPタービン2、HPタービン3、IPタービン4、
LP−Aタービン5a、LP−Bタービン5bには蒸気
温度が650℃以下に抑えた蒸気を流す。
置したタンデムコンパウンド型の1段再熱蒸気タービン
設備の構成図であり、VHPタービン2の設置を省略し
SPタービン1はHPタービン3に連結されるタンデム
コンパウンド型の1段再熱蒸気タービン設備である。
対して、回転部と静止部との伸び差を減少させる伸び差
低減装置としての軸継手装置26や静止部移動装置28
を設けることも可能である。なお、図8では伸び差低減
装置の図示は省略しているが、伸び差低減装置はSPタ
ービン1とHPタービン3との間に設けられる。
設置され、ノズル、羽根、ロータの材料にNiを35%
以上含むNi基合金鋼を使用して高温強度を維持できる
ように構成されている。そして、SPタービン1はHP
タービン3に連結され、SPタービン1、HPタービン
3、IPタービン4、LPタービン5a、5b、発電機
32は、一軸で連結されてタンデムコンパウンド型とな
っている。
蒸気温度が650℃以上の蒸気が供給され駆動される。S
Pタービン1で仕事を終えた蒸気はHPタービン3に導
かれる。HPタービン4に供給される蒸気は蒸気温度が
650℃以下の蒸気である。HPタービン2で仕事を終え
た蒸気は第1段再熱器30で再過熱されIPタービン4
に供給される。IPタービン4に供給される蒸気は蒸気
温度が650℃以下の蒸気である。以下、IPタービン4
で仕事を終えた蒸気はLP−Aタービン5a及びLP−
Bタービン5bに供給される。
気タービン設備のSPタービン1にはボイラ過熱器29
から蒸気温度が650℃以上の蒸気を流し、SPタービン
1以外の蒸気タービン、すなわちHPタービン3、IP
タービン4、LP−Aタービン5a、LP−Bタービン
5bには蒸気温度が650℃以下に抑えた蒸気を流す。
置したクロスコンパウンド型の1段再熱蒸気タービン設
備の構成図であり、VHPタービン2の設置を省略しS
Pタービン1はHPタービン3に連結されるクロスコン
パウンド型の1段再熱蒸気タービン設備である。
対して、回転部と静止部との伸び差を減少させる伸び差
低減装置としての軸継手装置26や静止部移動装置28
を設けることも可能である。なお、図9では伸び差低減
装置の図示は省略しているが、伸び差低減装置はSPタ
ービン1とHPタービン3との間に設けられる。
設置され、ノズル、羽根、ロータの材料にNiを35%
以上含むNi基合金鋼を使用して高温強度を維持できる
ように構成されている。そして、SPタービン1はHP
タービン3に連結され、SPタービン1、HPタービン
3、IPタービン4、発電機32aは一軸で構成される
と共に、LPタービン5a、5b、発電機32bは別の
一軸で構成されたクロスコンパウンド型となっている。
その他の蒸気の流れの構成は、図8に示したものと同一
であるので同一要素には同一符号を付しその説明は省略
する。
タービン設備のSPタービン1には、ボイラ過熱器29
から蒸気温度が650℃以上の蒸気を流し、SPタービン
1以外の蒸気タービン、すなわちHPタービン3、IP
タービン4、LP−Aタービン5a、LP−Bタービン
5bには蒸気温度が650℃以下に抑えた蒸気を流す。
手装置26を設けた場合には、軸継手装置26でロータ
の伸びを吸収し伸び差を小さくする。一方、静止部移動
装置28を設けた場合には、伸び差計などの情報を基に
ロータの軸方向にケーシングを移動させるので、他のケ
ーシングの伸びに影響されることなくロータとケーシン
グの伸び差を調整できる。
Pタービンを有した蒸気タービン設備に対して、回転部
と静止部との伸び差を減少させる伸び差低減装置を設け
るので、回転部と静止部との伸び差が抑制される。伸び
差が小さくなることにより、漏れる蒸気量が少なくなり
蒸気タービンの性能は向上する。従って、安全性や信頼
性も向上する。
ン設備の構成図。
装置としての軸継手装置の説明図。
ン設備での伸び差と軸方向間隙の説明図。
ン設備の構成図。
ン設備での伸び差と軸方向間隙の説明図。
パウンド型の2段再熱蒸気タービン設備の構成図。
ウンド型の2段再熱蒸気タービン設備の構成図。
パウンド型の1段再熱蒸気タービン設備の構成図。
ウンド型の1段再熱蒸気タービン設備の構成図。
加えた蒸気タービン設備の構成図。
向間隙の説明図。
Claims (7)
- 【請求項1】 蒸気温度が650℃以上で駆動される超々
高圧高温タービンと、蒸気温度が650℃以下で駆動され
る超高圧タービン、高圧タービン、中圧タービン、低圧
タービンとを備え、前記超々高圧高温タービンは、ノズ
ル、羽根、ロータの材料にNiを35%以上含むNi基合
金鋼を使用した蒸気タービン設備において、前記超々高
温高圧タービンと前記超高圧タービンとの間に、回転部
と静止部との伸び差を減少させる伸び差低減装置を設け
たことを特徴とする蒸気タービン設備。 - 【請求項2】 蒸気温度が650℃以上で駆動される超々
高圧高温タービンと、蒸気温度が650℃以下で駆動され
る超高圧タービン、高圧タービン、中圧タービン、低圧
タービンと、前記超高圧タービンの抽気を再熱し前記超
々高圧高温タービンに蒸気温度が650℃以上で供給する
第1段再熱器と、高圧タービンの抽気を再熱し前記中圧
タービンに蒸気温度が650℃以下で供給する第2段再熱
器とを備え、前記超々高圧高温タービンは、ノズル、羽
根、ロータの材料にNiを35%以上含むNi基合金鋼を
使用した蒸気タービン設備において、前記超々高温高圧
タービンと前記超高圧タービンとの間に、回転部と静止
部との伸び差を減少させる伸び差低減装置を設けたこと
を特徴とする蒸気タービン設備。 - 【請求項3】 前記超々高圧高温タービン、超高圧ター
ビン、高圧タービン、中圧タービン、低圧タービンは、
一軸で構成されたタンデムコンパウンド型、または前記
超々高圧高温タービン、超高圧タービン、高圧タービ
ン、中圧タービンを一軸で構成すると共に前記低圧ター
ビンを別の一軸で構成したクロスコンパウンド型とした
ことを特徴とする請求項2に記載の蒸気タービン設備。 - 【請求項4】 蒸気温度が650℃以上で駆動される超々
高圧高温タービンと、蒸気温度が650℃以下で駆動され
る高圧タービン、中圧タービン、低圧タービンと、前記
高圧タービンの抽気を再熱し前記中圧タービンに蒸気温
度が650℃以上で供給する再熱器とを備え、前記超々高
圧高温タービンは、ノズル、羽根、ロータの材料にNi
を35%以上含むNi基合金鋼を使用した蒸気タービン設
備において、前記超々高温高圧タービンと前記超高圧タ
ービンとの間に、回転部と静止部との伸び差を減少させ
る伸び差低減装置を設けたことを特徴とする蒸気タービ
ン設備。 - 【請求項5】 前記超々高圧高温タービン、高圧タービ
ン、中圧タービン、低圧タービンは、一軸で構成された
タンデムコンパウンド型、または前記超々高圧高温ター
ビン、高圧タービン、中圧タービンを一軸で構成すると
共に前記低圧タービンを別の一軸で構成したクロスコン
パウンド型としたことを特徴とする請求項4に記載の蒸
気タービン設備。 - 【請求項6】 前記伸び差低減装置は、前記超々高圧高
温タービンロータと前記超高圧タービンロータとの間に
設けられ軸方向変位吸収機構を有する軸継手装置である
ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項
に記載の蒸気タービン設備。 - 【請求項7】 前記伸び差低減装置は、前記超々高圧高
温タービンの静止部の位置を変化させる静止部移動装置
であることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれ
か1項に記載の蒸気タービン設備。
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|---|---|---|---|
| JP09227099A JP4004680B2 (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 蒸気タービン設備 |
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| JP09227099A JP4004680B2 (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 蒸気タービン設備 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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