JP2000282993A - 燃料供給装置のリザーブ構造 - Google Patents
燃料供給装置のリザーブ構造Info
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Abstract
リザーブ室を設ける。 【解決手段】燃料タンク1の内部前方側を仕切り壁8に
より主タンク部4から区画し、上方へ向かって開放され
た空間をなすリザーブ室5を設ける。リザーブ室5の底
部は、主タンク部4の底部よりも一段高い上段部10を
なし、この上段部10近くにおける主タンク部4の底部
に近接して燃料ポンプ3の燃料吸入口を位置させ、燃料
吸入口近傍の主タンク部4とリザーブ室5の各底部をリ
ザーブ通路12で連通し、その中間部に燃料コック13
を開閉自在に設ける。燃料タンク1内の燃料を、燃料ポ
ンプ3からインジェクター6へ送り、余剰分はオーバー
フロー燃料として戻り管7を介して燃料タンク1内のリ
ザーブ室5へ戻す。リザーブ室5から溢れた燃料は仕切
り壁8の上端部から主タンク部4内へ流出する。主タン
ク部4の燃料が消費されると、燃料コック13を開き、
リザーブ室5の底部からリザーブ燃料を燃料吸入口近傍
へ供給する。
Description
両に用いられるインジェクターを備えた燃料供給装置に
おけるリザーブ構造に関する。
内にリザーブ室を設け、燃料コックを介して気化器と接
続することにより、燃料タンク内の通常使用部(以下、
主タンク部という)における残燃料が無くなったとき、
燃料コックを開いてリザーブ室の燃料を使用するように
なっているものが知られている。
りインジェクターヘ供給するとともに、オーバーフロー
燃料を燃料タンク内へ再循環させるよう構成した車両の
燃料供給装置も公知である(一例として、特開平5−1
24445号)。このような燃料供給装置では、前記し
た従来例と異なり、リザーブ室が設けられておらず、燃
料タンク内にセンサを設け、残燃料が少なくなるとイン
ジケータランプにより警告するようになっている(一例
として、特公平5−10500号)。
ェクターを備えた燃料供給装置は、残燃料報知を電気式
にしているため構造が複雑でコストが嵩むことになっ
た。したがって、このようなインジェクターを備える燃
料供給装置においても、前記従来のようなリザーブ室を
備える構造を採用することが望まれる。
は、燃料タンク内にサブタンクとしてオーバーフローチ
ャンバを設け、ここへオーバーフロー燃料を戻すことが
示されているが、この構造は燃料タンク底部を狭くして
車両の傾斜による燃料の液面変動を少なくすることを目
的とするものであり、リザーブタンクに利用できるもの
ではない。また、オーバーフローチャンバ内における燃
料の一部は車体を傾けたときにも溢れずに残るため、消
費できない死残量が多くなる。そこで本願発明は係る問
題点の解決を目的とする。
本願の燃料供給装置用リザーブ構造に係る第1の発明
は、燃料タンクの燃料を燃料ポンブによりインジェクタ
ーヘ供給するとともにオーバーフロー燃料を燃料タンク
内へ再循環させるよう構成した車両の燃料供給装置にお
いて、燃料タンク内に配置された燃料ポンプの燃料吸入
口より高い位置にリザーブ室を形成し、このリザーブ室
内へオーバーフロー燃料を戻すとともに、リザーブ室底
部と燃料ポンプ吸入ロ近傍部とを連通するリザーブ通路
を設け、このリザーブ通路に燃料コックを設けたことを
特徴とする。
記リザーブ室を、燃料タンク内を前後に仕切る仕切り壁
にて形成するとともに、この仕切り壁が燃料タンクの左
右側壁間を連結することを特徴とする。
れたオーバーフロー燃料で満たされるため、主タンク部
内における残燃料が少なくなったとき燃料コックを開く
と、リザーブ室内の燃料が、リザーブ室からリザーブ通
路を通って、より低位に位置する燃料ポンプの燃料吸入
口近傍へ供給される。
供給装置においても、従来のようにリザーブ室を設ける
ことができ、センサーや制御ユニットを用いる電気式の
場合とに比べて構造が筒単で信頼性が高くしかも安価と
なり、特に比較的少額な小型車両等に使用する場合に好
適となる。
ー燃料で満たされているため、車体の傾斜などに対して
も安定して所定量のリザーブ燃料を確保できる。
タンク側壁の強度が増し、このような仕切り壁を欠くも
のと比べて二一グリップ性能か増し、乗り心ちが向上す
る。また、仕切り壁により燃料タンク内における燃料ポ
ンプの燃料吸入ロに対する油面変動を抑えることがで
き、燃料タンク内の油面変動や燃料内への気泡混入を防
止して常に安定した燃料供給性能を維侍できる。
輪車用として構成された一実施例を説明する。図1〜図
4はこの燃料供給装置を構成する燃料タンク部分の概念
図であり、図1は内部が空の状態、図2は主タンク部の
燃料を使用する通常走行時の状態、図3はリザーブ室切
替え時の状態、図4はリザーブ室のリザーブ燃料使用状
態をそれぞれ示す図である。図5は図1の5−5線に沿
う概略断面図、図6は本実施例に係る燃料供給装置の一
部を具体化した構成図である。
キャップ、3は燃料ポンプ、4は主タンク部、5はリザ
ーブ室であり、燃料タンク1内の燃料は、燃料ポンプ3
からインジェクター6へ送られ、ここから図示しないエ
ンジンの燃焼室へ供給されるるとともに、余剰分はオー
バーフロー燃料として戻り管7を介して燃料タンク1内
のリザーブ室5へ戻される。
側を仕切り壁8により主タンク部4から区画したもので
あり、上方へ向かって開放された空間をなし、オーバー
フロー燃料を貯留するとともに、リザーブ室5の容量を
超えた燃料は、仕切り壁8の上端部から主タンク部4内
へ溢れ出るようになっている。
上段部10と、主タンク部4側の下段部11とをなし、
この上段部10より低く位置する下段部11に近接して
燃料ポンプ3の燃料吸入口が位置している。また、この
燃料吸入口近傍にて、主タンク部4とリザーブ室5が各
底部間をリザーブ通路12で連通され、その中間部に燃
料コック13が開閉自在に設けられている。
料タンク1における左右の側壁14,14間を連結して
設けられ、必要により左右両端部15,15を屈曲させ
て左右の側壁14,14の内側へ適当長さ重ね合わせて
補強部としている。仕切り壁8と左右の側壁14,14
との連結部は溶接等により固着され、好ましくはニーグ
リップ部16もしくはその近傍に位置するようになって
いる。ニーグリップ部16は乗員が乗車姿勢を安定させ
るために膝17で挟む部分である。
部は、後方へ向かって複数段に変化しながら低くなる略
階段状をなし、上段部10は前端側で主としてリザーブ
室5の底部をなし、この上段部10に固定される仕切り
壁8の上端部は前方へ向かって屈曲し液面と略平行に延
出するオーバーハング部9をなす。
リザーブ室5の上部開口部を覆う上部カバー20が燃料
タンク1の前部内壁から後方へ向かって延出するように
設けられ、その後部はオーバーハング部9の上に適当な
間隙Sをなして重なり、溢出通路21を形成している。
が仕切り壁8の上端から主タンク部4側へ溢出するとき
通過するためのものである。また、車体の傾斜等に伴う
液面変動で燃料が主タンク部4側へ移動しようとすれ
ば、その移動経路を屈曲させる一種のラビリンス構造と
もなるものである。
前部壁18の適当位置には、ジョイント22を介して戻
り管7の一端部が接続され、またリザーブ室5における
上段部10のうち最も低い位置に設けられたジョイント
23にリザーブ通路12の一端部が接続されている。
ク1の底部によって形成される空間を利用して配設さ
れ、その他端部は下段部11のうち最も低い最下段19
前端部から上方へ屈曲する立て壁部11aに設けられた
ジョイント24へ接続されている。リザーブ通路12の
中間部に設けられる燃料コック13は、単に通路を開閉
するだけの機能を有し、公知の開閉弁構造を適宜利用で
きる。
なし、ここに設けられた開口部25からポンプ組立体2
6が主タンク部4内へ挿入されている。ポンプ組立体2
6は、、燃料ポンプ3と高圧燃料フィルタ27をステー
28により基板29上へ一体化したものであり、基板2
9は開口部25を覆うように最下部19へ着脱自在に取
付けられる。
レーナ30は、最下部19のうちでも最も低い位置に臨
み、発進時等における燃料の後方移動に備えている。ま
た、燃料ポンプ3の吐出口はパイプ31で高圧燃料フィ
ルタ27と接続し、高圧燃料フィルタ27の出口側はホ
ース32で最下部19に設けられたジョイント33へ接
続する。
高圧燃料管34の一端と接続し、高圧燃料管34の他端
は、スロットルボデイ35のジョイント部36へ接続
し、ここで燃料ポンプ3側から圧送された燃料の一部が
インジェクター6からエンジンも吸入通路37へ噴射さ
れ、残りの燃料はオーバーフロー燃料として、レギュレ
ータ38を経て戻り管7へ戻される。
主タンク部4の燃料を使用する通常走行時を示し、燃料
コック13は閉じられており、オーバーフロー燃料はリ
ザーブ室5へ戻されてここに貯留され、一杯になると仕
切り壁8の上部から溢れて主タンク部4へ供給される。
ーフロー燃料で満たされ、仮に車体を傾けることにより
一時的にリザーブ室5の燃料が主タンク部4へ流出して
もその後短時間で再度満たされる。このため、車体姿勢
の変化にかかわらず、常時所定量のリザーブ燃料を安定
確保し易くなる。
た状態であり、一時的にガス欠状態になるので、エンジ
ンの状態変化等より体感的にこれを認識し、直ちに燃料
コック13を開くことができる。したがって、従来の電
気式報知システムと異なり、インジケータの見落とし等
が生じるおそれがなく、ガス欠状態をより確実に把握で
きる。
リザーブ室5の燃料は、室燃料コック13を開くことに
より、リザーブ通路12を通って主タンク部4内におけ
る燃料ポンプ3の燃料吸入口近傍へ供給され、ガス欠状
態が解消される。
5の底部をなすとともに、燃料吸入口よりも上方に位置
する上段部10から出ているので、リザーブ室5内の燃
料は全て消費可能になり、上方の開口部のみから燃料を
流出するものと比べて死残量を大きく減少させることが
できる。
ーバーフロー燃料がリザーブ室5へ供給され続けてお
り、これを燃料ポンプ3へ供給できるので、全燃料をほ
ぼ完全に消費でき、燃料使用を効率化できる。
料供給装置においても、従来のようにリザーブ室を設け
ることができ、センサーや制御ユニットを用いる電気式
の場合とに比べて構造が筒単で信頼性が高くかつ安価と
なり、特に比較的少額な小型車両等に使用する場合に好
適となる。
を左右の側壁14,14の内側へ適当長さ重ね合わせて
補強部としたので、燃料タンク1の側壁14,14の強
度が増し、このような仕切り壁8の無い従来のものに比
べて二一グリップ性能か増し乗り心ちが向上する。
16もしくはその近傍にすれば、上記効果はより確実に
なる。但し、二重壁状をなす補強部は必ずしも必要では
なく、仕切り壁8の左右両端面を左右の側壁14,14
へ突き合わせて溶接したような単なる連結部でもよく、
さらにはこの連結部をニーグリップ部16からある程度
離れて位置させてもよい。
おける燃料ポンプ3の燃料吸入ロに対する油面変動を抑
えることができるので、燃料タンク1内の油面変動や燃
料内への気泡混入を防止して常に安定した燃料供給性能
を維侍できる。
ーバーハング部9を設け、かつその上方に上部カバー2
0を設けて溢出通路21を形成したので、車体の傾斜等
に伴う液面変動で燃料が主タンク部4側へ移動しようと
すれば、燃料の移動経路が屈曲して一種のラビリンス効
果が生じるため移動しにくくなる。したがって、リザー
ブ室5内における車体の傾斜等に伴う燃料の変動をより
少なくできる。
20はそれぞれ単独でも液面変動を蟻程度抑制する効果
があるので、オーバーハング部9又は上部カバー20を
いずれか一方のみ設けてもよい。但し、オーバーハング
部9及び上部カバー20は本願発明において必須のもの
ではなく、双方を省略することもできる。
ず、種々に変形可能であり、例えば、中型もしくは大型
の自動2輪車又は自動車等の各種車両用に構成すること
ができる。
略構成す図
5:リザーブ室、6:インジェクター、7:戻り管、
8:仕切り壁、12:リザーブ通路、13:燃料コック
Claims (2)
- 【請求項1】燃料タンクの燃料を燃料ポンブによりイン
ジェクターヘ供給するとともにオーバーフロー燃料を燃
料タンク内へ再循環させるよう構成した車両の燃料供給
装置において、燃料タンク内に配置された燃料ポンプの
燃料吸入口より高い位置にリザーブ室を形成し、このリ
ザーブ室内へオーバーフロー燃料を戻すとともに、リザ
ーブ室底部と燃料ポンプ吸入ロ近傍部とを連通するリザ
ーブ通路を設け、このリザーブ通路に燃料コックを設け
たことを特徴とする燃料供給装置のリザーブ構造。 - 【請求項2】前記リザーブ室は、燃料タンク内を前後に
仕切る仕切り壁にて形成されるとともに、この仕切り壁
が燃料タンクの左右側壁間を連結することを特徴とする
請求項1に記載した燃料供給装置のリザーブ構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08828499A JP4130033B2 (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | 燃料供給装置のリザーブ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08828499A JP4130033B2 (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | 燃料供給装置のリザーブ構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000282993A true JP2000282993A (ja) | 2000-10-10 |
| JP4130033B2 JP4130033B2 (ja) | 2008-08-06 |
Family
ID=13938620
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP08828499A Expired - Fee Related JP4130033B2 (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | 燃料供給装置のリザーブ構造 |
Country Status (1)
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-
1999
- 1999-03-30 JP JP08828499A patent/JP4130033B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| US7614468B2 (en) | 2005-11-08 | 2009-11-10 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Straddle-type vehicle |
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| KR20120018422A (ko) * | 2010-08-23 | 2012-03-05 | 현대자동차주식회사 | 디젤 차량용 프리필터의 빙결방지 구조 |
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| JP4130033B2 (ja) | 2008-08-06 |
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