JP2000283009A - スロットルボディにおけるバイパス路制御装置 - Google Patents
スロットルボディにおけるバイパス路制御装置Info
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Abstract
ァーストアイドル装置の弁体を利用して,アイドリング
用吸気量を調整し得るようする。 【解決手段】スロットルボディ3に,吸気道6を開閉す
るスロットルバルブ8を迂回して吸気道6に接続される
バイパス路13を設けると共に,このバイパス路13を
開閉する弁体14と,エンジンEの温度上昇に応じて該
弁体14を閉じ方向に作動する感温作動手段20とを備
えるファーストアイドル装置15を取付けたものにおい
て,スロットルボディ3に,弁体14の閉止位置を調整
して,エンジンEのアイドリング用吸気量を調整し得る
可動ストッパ手段37を設ける。
Description
ートに連なる吸気道を有するスロットルボディに,吸気
道を開閉するスロットルバルブを迂回して吸気道に接続
されるバイパス路を設けると共に,このバイパス路を開
閉する弁体と,エンジンの温度上昇に応じて該弁体を閉
じ方向に作動する感温作動手段とを備えるファーストア
イドル装置を取付けた,スロットルボディにおけるバイ
パス路制御装置に関する。
ス路制御装置は,例えば実開昭59−167940号公
報に開示されているように,既に知られている。
ルボディにおけるバイパス路制御装置のファーストアイ
ドル装置は,通常は弁体を比較的高開度位置に保持し,
エンジンの始動後,バイパス路を通してエンジンに供給
する吸気量を,エンジン温度の上昇に応じて,即ち暖機
運転の進行に応じて減少させることにより,エンジンの
ファーストアイドリング回転数を自動調整し,暖機後は
弁体を全閉させるようになっている。したがって,その
ファーストアイドル装置によっては,暖機後,エンジン
の通常のアイドリング回転数を調整することはできな
い。
調整するために,(1) スロットルバルブの閉止位置を調
整するアイドル調整ねじをスロットルボディに螺合し
て,該弁を通過する吸気量を調整することや,(2) ファ
ーストアイドル装置の弁体を設けるバイパス路とは別に
スロットルボディに設けたバイパス路に,これを流れる
吸気量を調整するアイドル調整弁を設けることが知られ
ている。
道がバイパス路に比して大径であるから,スロットルバ
ルブの極低開度域では,その僅かな開度変化によって
も,吸気量が大幅に変化することになり,このためアイ
ドリング用吸気量を微調整することには熟練を要する。
また(2) の構成では,吸気道に比して小径のバイパス路
においてアイドル調整弁によりアイドリング用の吸気量
を調整するので,その微調整は容易に行うことができる
が,スロットルボディに二本のバイパス路を設けること
を余儀なくされる上,ファーストアイドル装置とアイド
ル調整弁の併設により,構造が複雑化すると共に,スロ
ットルボディの大型化を招くことになる。
ので,ファーストアイドル装置の弁体を利用して,アイ
ドリング用吸気量を調整し得るようにして,その微調整
を容易に行うことができ,しかも構造が簡単でスロット
ルボディのコンパクト化に寄与し得る,前記スロットル
ボディにおけるバイパス路制御装置を提供することを目
的とする。
に,本発明は,エンジンの吸気ポートに連なる吸気道を
有するスロットルボディに,吸気道を開閉するスロット
ルバルブを迂回して吸気道に接続されるバイパス路を設
けると共に,このバイパス路を開閉する弁体と,エンジ
ンの温度上昇に応じて該弁体を閉じ方向に作動する感温
作動手段とを備えるファーストアイドル装置を取付け
た,スロットルボディにおけるバイパス路制御装置にお
いて,スロットルボディに,前記弁体の閉止位置を調整
して,エンジンのアイドリング用吸気量を調整し得る可
動ストッパ手段を設けたことを第1の特徴とする。
時,ファーストアイドル装置の弁体は,可動ストッパ手
段によって閉止位置が規定される。したがって,可動ス
トッパ手段を操作して弁体の閉止位置を調節することに
より,エンジンのアイドリング用吸気量を調整すること
ができ,所望のアイドリング回転数を得ることができ
る。
によりエンジンのアイドリング用吸気量を調整し得るの
で,アイドリング調整専用のバイパス路や調整弁を不要
として,構造の簡素化とスロットルボディのコンパクト
化を図ることができる。
いて吸気量を調整するものであるから,その微調整を容
易に行うことができる。
体及び感温作動手段を,それらの作動方向に沿って所定
ストロークの範囲で相対移動可能に連結すると共に,該
弁体に,これを閉じ方向に付勢するロストモーションば
ねを接続したことを第2の特徴とする。
ドル装置の弁体が可動ストッパ手段に規制される閉止位
置に達した後,同装置の感温作動手段の過剰作動をロス
トモーションばねの変形により吸収して,過大応力の発
生を防ぐことができ,また感温作動手段の状態に関係な
く,可動ストッパ手段により弁体の閉止位置を容易に調
整することができる。
に示す本発明の実施例に基づいて以下に説明する。
ンジンの要部縦断側面図,図2は図1の2−2線断面
図,図3は図2の3−3線断面図,図4は弁体の,エン
ジン始動時ないし暖機運転時での作用説明図,図5は弁
体の,エンジンアイドリング時での作用説明図である。
ダヘッド1の一側面には,吸気管2を介してスロットル
ボディ3が取付けられ,スロットルボディ3の上流端に
接続した吸気ダクト4にエアクリーナ5が接続される。
スロットルボディ3の吸気道6は,その上流側で吸気ダ
クト4を介してエアクリーナ5と連通し,その下流側で
は吸気管2を介して,シリンダヘッド1の吸気ポート7
に連通する。スロットルボディ3には,吸気道6を開閉
するバタフライ型のスロットルバルブ8が軸支され,ま
た吸気管2には,上記吸気ポート7の下流端に向かって
燃料を噴射し得る電磁式燃料噴射弁9が取付けられる。
気行程時,エアクリーナ5で濾過された空気が吸気ダク
ト4から吸気道6に入り,スロットルバルブ8により流
量を制御された後,吸気ポート7を経てエンジンEの燃
焼室10に吸入され,同時に燃料噴射弁9から吸気ポー
ト7に向けて,エンジンEの運転状態に応じた量の燃料
が噴射され,この燃料が燃焼室10で上記吸入空気と混
合して混合気をつくる。
3には,スロットルバルブ8を迂回して両端を吸気道6
に接続するバイパス路13が設けられ,このバイパス路
13にピストン型弁体14を臨ませるファーストアイド
ル装置15がスロットルボディ3に取付けられる。
可能に嵌合する弁案内孔16と,この弁案内孔16の端
面に開口する入口室17と,弁案内孔16の一側面に,
弁体14の摺動方向に延びるスリット19を介して連通
する出口室18とが設けられる。バイパス路13は,吸
気道6の上流側に接続するバイパス路上流部13aと,
吸気道6の下流側に接続するバイパス路下流部13bと
からなっており,バイパス路上流部13aの下流端が前
記入口室17に接続され,バイパス路下流部13bの上
流端が前記出口室18に接続される。
ると,弁体14の側面によりスリット19の開度が調節
され,このスリット19の開度によってバイパス路13
を流れる吸気量が決定される。
14と,これをエンジンEの温度変化に応じて作動する
感温作動手段20とからなっている。その感温作動手段
20は,スロットルボディ3の取付け孔21に嵌合して
固定されるハウジング22と,このハウジング22内に
嵌装された有底円筒状のワックスホルダ23と,このワ
ックスホルダ23に嵌合,保持され,内部にワックス2
4を封入したワックスケース25と,このワックスケー
ス25の一端部の軸受け26に摺動自在に嵌合して,一
端をワックス24にシールピストン27を介して対向さ
せると共に他端をワックスケース25外に突出させる出
力ロッド28と,この出力ロッド28の先端に内端面を
当接させながらワックスケース25の外周に摺動可能に
嵌合する有底円筒状の作動部材29と,この作動部材2
9を出力ロッド28側へ付勢する戻しばね30と,ワッ
クスホルダ23に付設される電気ヒータ31とからなっ
ており,その電気ヒータ31は,エンジンEの始動後に
通電され,エンジン温度の上昇に対応してワックス24
を加熱するようになっている。
と同軸に並ぶ連結軸34を一体に備えており,前記入口
室17と反対側で弁体14の端面に形成された底付きの
連結孔35にこの連結軸34が摺動自在に嵌合される。
連結軸34の先端には外向きフランジ34aが,また連
結孔35の開口端には内向きフランジ35aがそれぞれ
形成され,両フランジ34a,35aの当接により,連
結軸34及び弁体14の伸長方向の摺動限界が規定され
る。連結軸34及び弁体14間には,これらを伸長方向
へ,弁体14について言えば,その閉じ方向へ付勢する
ロストモーションばね36が縮設される。
ワックス24が収縮状態にあると,戻しばね30の荷重
をもって作動部材29が出力ロッド28をワックスケー
ス25内に押し込むように後退し,またヒータ31によ
る加熱によってワックス24が膨張すると,出力ロッド
28が戻しばね30の荷重に抗して作動部材29を弁体
14側へ前進させるように作動する。したがって,弁体
14は,ワックス24の収縮時にスリット19の開度を
増し,ワックス24の膨張に応じてスリット19の開度
を減ずる。
ように,前記弁体14の閉止位置を調整し得る可動スト
ッパ手段37が設けられる。この可動ストッパ手段37
は,前記入口室17を貫通して弁体14の端面に対向す
るようにスロットルボディ3に螺合されたストッパボル
ト38と,このストッパボルト38の頭部とスロットル
ボディ3との間に挟まれてストッパボルト38の妄動を
防ぐコイルばね39とから構成される。
る。
から,作動部材29は,戻しばね30の荷重をもって後
退位置を占める。この状態では,作動部材29の連結軸
34と弁体14とは,ロストモーションばね36の荷重
により外向きフランジ34a及び内向きフランジ35a
を相互に当接させた連結状態にあるから,弁体14は,
作動部材29により,図4に示すようにスリット19を
大きく開いた高開度位置に保持される。
エンジンEを始動すると,バイパス路13を通して空気
がエンジンEに吸入され,その吸気量は上記スリット1
9により比較的多量に制御されるから,その空気と燃料
噴射弁9から噴射される燃料とが混合して,始動に適し
た比較的多量の濃厚混合気をつくることができて,エン
ジンEの始動を確実に行うことができる。またエンジン
の暖機運転状態でも,上記と同様に比較的多量の混合気
をエンジンEに供給するから,エンジンEはファースト
アイドリング回転数を得て,その暖機を促進することが
できる。
いくと,それに応じてヒータ31がワックス24を加熱
するので,ワックス24は膨張して,戻しばね30の荷
重に抗して作動部材29を前進させる。これに伴い弁体
14は閉じ方向に押され,スリット19の開度を減少さ
せていくからバイパス路13を通過する吸気量が減少し
ていき,勿論,燃料噴射弁9の燃料噴射量もそれに応じ
て減量されていくので,ファーストアイドリング回転数
は低下していく。
の当接位置,即ち閉止位置に達したとき,スリット19
の開度は最小となり,吸気量も最少となる。その最少吸
気量によってエンジンEの通常のアイドリング回転数が
確保される。したがって,ストッパボルト38を弁体1
4に対して進退調節すれば,弁体14の閉止位置を変え
て最少吸気量を調整することができ,これによりアイド
リング回転数を所望の値に調整することができる。しか
も最少吸気量の調整は,吸気道6より遙に小径のバイパ
ス路13に設けたスリット19の開度の調整によって行
われるから,最少吸気量の微調整を,特別の熟練を要す
ることなく,容易に行うことができる。また,ファース
トアイドル装置15の弁体14がエンジンEのアイドリ
ング用吸気量を調整するアイドル調整弁を兼ねることに
なるから,アイドリング調整専用のバイパス路や調整弁
を不要として,構造の簡素化とスロットルボディ3のコ
ンパクト化を図ることができる。
動部材29が更に前進すると,連結軸34がロストモー
ションばね36を圧縮しつゝ,弁体14の連結孔35に
深く進入して行くから,弁体14を所定の閉止位置に保
持したまゝで,ワックス24の過剰膨張をロストモーシ
ョンばね36に吸収させて,過大応力の発生を回避する
ことができる。また,このことは,アイドリング回転数
を調整すべく,ストッパボルト38を弁体14に対して
進退させる場合でも,ワックス24の膨張状態に関係な
く,弁体14の閉止位置を容易,的確に調節し得ること
を意味する。
ンジンEのスロットルボディ3に適用したものであるか
ら,バイパス路13の弁体14は,空気のみの流量を調
整するものであり,したがって,エンジンEのアイドリ
ング時,燃料噴射弁9からの燃料噴射量を一定にしたま
ゝで,弁体14によりバイパス路13の空気流量を加減
することにより,A/Fを任意に調整することができ,
またアイドリング時の燃料噴射量を変更した場合であっ
ても,A/Fを不変とすべく,弁体14によりバイパス
路13の空気流量を加減することもできる。
はなく,その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が
可能である。例えば,スリット19に代えて,縦列若し
くはジグザグ配置の多数の透孔を用いることもできる。
ば,エンジンの吸気ポートに連なる吸気道を有するスロ
ットルボディに,吸気道を開閉するスロットルバルブを
迂回して吸気道に接続されるバイパス路を設けると共
に,このバイパス路を開閉する弁体と,エンジンの温度
上昇に応じて該弁体を閉じ方向に作動する感温作動手段
とを備えるファーストアイドル装置を取付けた,スロッ
トルボディにおけるバイパス路制御装置において,スロ
ットルボディに,前記弁体の閉止位置を調整して,エン
ジンのアイドリング用吸気量を調整し得る可動ストッパ
手段を設けたので,ファーストアイドル装置の弁体によ
りエンジンのアイドリング用吸気量を調整することが可
能となり,アイドリング調整専用のバイパス路や調整弁
を不要として,構造の簡素化とスロットルボディのコン
パクト化を図ることができる。しかも,吸気道より小径
のバイパス路において吸気量を調整するものであるか
ら,その微調整を容易に行うことができる。
体及び感温作動手段を,それらの作動方向に沿って所定
ストロークの範囲で相対移動可能に連結すると共に,該
弁体に,これを閉じ方向に付勢するロストモーションば
ねを接続したので,ファーストアイドル装置の弁体が可
動ストッパ手段に規制される閉止位置に達した後は,同
装置の感温作動手段の過剰作動をロストモーションばね
の変形により吸収して,過大応力の発生を防ぐことがで
き,また感温作動手段の状態に関係なく,可動ストッパ
手段により弁体の閉止位置を容易に調整することができ
る。
部縦断側面図。
作用説明図。
図。
Claims (2)
- 【請求項1】 エンジン(E)の吸気ポート(7)に連
なる吸気道(6)を有するスロットルボディ(3)に,
吸気道(6)を開閉するスロットルバルブ(8)を迂回
して吸気道(6)に接続されるバイパス路(13)を設
けると共に,このバイパス路(13)を開閉する弁体
(14)と,エンジン(E)の温度上昇に応じて該弁体
(14)を閉じ方向に作動する感温作動手段(20)と
を備えるファーストアイドル装置(15)を取付けた,
スロットルボディにおけるバイパス路制御装置におい
て,スロットルボディ(3)に,前記弁体(14)の閉
止位置を調整して,エンジン(E)のアイドリング用吸
気量を調整し得る可動ストッパ手段(37)を設けたこ
とを特徴とする,スロットルボディにおけるバイパス路
制御装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のスロットルボディにおけ
るバイパス路制御装置において,前記弁体(14)及び
感温作動手段(20)を,それらの作動方向に沿って所
定ストロークの範囲で相対移動可能に連結すると共に,
該弁体(14)に,これを閉じ方向に付勢するロストモ
ーションばね(36)を接続したことを特徴とする,ス
ロットルボディにおけるバイパス路制御装置。
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