JP2000284485A - 平版印刷版の製造方法 - Google Patents
平版印刷版の製造方法Info
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- JP2000284485A JP2000284485A JP9202699A JP9202699A JP2000284485A JP 2000284485 A JP2000284485 A JP 2000284485A JP 9202699 A JP9202699 A JP 9202699A JP 9202699 A JP9202699 A JP 9202699A JP 2000284485 A JP2000284485 A JP 2000284485A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明の目的は、銀錯塩拡散転写法を用いた平
版印刷版の製造方法において物理現像核層の塗布を薄層
高速塗布で可能にする方法を提供することにある。 【解決手段】支持体上に少なくともハロゲン化銀乳剤層
を塗布乾燥した後、該ハロゲン化銀乳剤層上に物理現像
核層を塗布する平版印刷版の製造方法において、前記物
理現像核層がグラビア塗布方式により塗布されることを
特徴とする平版印刷版の製造方法。更に好ましくは、1
50m/分以上の塗速であり湿分塗布量が15ml/m2
以下であることを特徴とする前記平版印刷版の製造方
法。
版印刷版の製造方法において物理現像核層の塗布を薄層
高速塗布で可能にする方法を提供することにある。 【解決手段】支持体上に少なくともハロゲン化銀乳剤層
を塗布乾燥した後、該ハロゲン化銀乳剤層上に物理現像
核層を塗布する平版印刷版の製造方法において、前記物
理現像核層がグラビア塗布方式により塗布されることを
特徴とする平版印刷版の製造方法。更に好ましくは、1
50m/分以上の塗速であり湿分塗布量が15ml/m2
以下であることを特徴とする前記平版印刷版の製造方
法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、銀錯塩拡散転写法
を応用した平版印刷版の製造方法に関するものである。
を応用した平版印刷版の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】平版印刷版は、油脂性のインキを受理す
る親油性の画像部分と、インキを受理しない撥油性の非
画像部分とからなり、一般に該非画像部は水を受け付け
る親水性部分から構成されている。通常の平版印刷で
は、水とインキの両方を版面に供給し、画像部は着有色
性のインキを、非画像部は水を選択的に受け入れ、該画
像上のインキを、例えば紙、フィルム等の被印刷体に転
写させることによって、印刷が行われている。
る親油性の画像部分と、インキを受理しない撥油性の非
画像部分とからなり、一般に該非画像部は水を受け付け
る親水性部分から構成されている。通常の平版印刷で
は、水とインキの両方を版面に供給し、画像部は着有色
性のインキを、非画像部は水を選択的に受け入れ、該画
像上のインキを、例えば紙、フィルム等の被印刷体に転
写させることによって、印刷が行われている。
【0003】従って、良い印刷物を得るためには、画像
部と非画像部の親油性及び親水性の差が十分に大きく
て、水及びインキを平板印刷版面に供給した時に、画像
部は十分量のインキを受け入れ、非画像部は全くインキ
を受け入れないことが重要であり、また必要である。
部と非画像部の親油性及び親水性の差が十分に大きく
て、水及びインキを平板印刷版面に供給した時に、画像
部は十分量のインキを受け入れ、非画像部は全くインキ
を受け入れないことが重要であり、また必要である。
【0004】銀錯塩拡散転写法を用いた平版印刷版、そ
の中で、特にハロゲン化銀乳剤層の上に物理現像核層を
有する平版印刷版は、例えば、米国特許第3,728,
114号、同第4,134,769号、同第4,16
0,670号、同第4,336,321号、同第4,5
01,811号、同第4,510,228号、同第4,
621,041号明細書等に記載されており、未露光の
ハロゲン化銀結晶は現像液中の銀塩錯化剤により銀塩錯
体となって表面の物理現像核層まで拡散し、核の存在に
より物理現像を起して、インキ受容性の物理現像銀を主
体とする画像部を平板印刷版の表面に形成する。また一
方、露光されたハロゲン化銀結晶は、銀塩拡散転写現像
により化学現像を起こし、黒色の銀となり親水性の非画
像部を形成する。
の中で、特にハロゲン化銀乳剤層の上に物理現像核層を
有する平版印刷版は、例えば、米国特許第3,728,
114号、同第4,134,769号、同第4,16
0,670号、同第4,336,321号、同第4,5
01,811号、同第4,510,228号、同第4,
621,041号明細書等に記載されており、未露光の
ハロゲン化銀結晶は現像液中の銀塩錯化剤により銀塩錯
体となって表面の物理現像核層まで拡散し、核の存在に
より物理現像を起して、インキ受容性の物理現像銀を主
体とする画像部を平板印刷版の表面に形成する。また一
方、露光されたハロゲン化銀結晶は、銀塩拡散転写現像
により化学現像を起こし、黒色の銀となり親水性の非画
像部を形成する。
【0005】上記平版印刷版の一般的な製造方法は、支
持体上にハレーション防止を兼ねた下塗層とハロゲン化
乳剤層を塗布乾燥後、印刷に耐え得るだけのゼラチン皮
膜強度にするために、加温処理が施され、その後、ハロ
ゲン化銀乳剤層の上に物理現像核層を塗布乾燥する。こ
の物理現像核層の塗布は、特開昭59−22684号、
同平8−194315号公報等に記載されているよう
に、エアーナイフ方式や、スライドビード塗布方式が用
いられていた。
持体上にハレーション防止を兼ねた下塗層とハロゲン化
乳剤層を塗布乾燥後、印刷に耐え得るだけのゼラチン皮
膜強度にするために、加温処理が施され、その後、ハロ
ゲン化銀乳剤層の上に物理現像核層を塗布乾燥する。こ
の物理現像核層の塗布は、特開昭59−22684号、
同平8−194315号公報等に記載されているよう
に、エアーナイフ方式や、スライドビード塗布方式が用
いられていた。
【0006】また、物理現像核層には、物理現像核の保
護コロイドとしての役目と非画像部の保水性向上の役目
として、各種水溶性ポリマーを含有する。一方この水溶
性ポリマーは、銀画像部のインキ受理性を阻害するた
め、水溶性ポリマーの含有量は、1m2当たり数mg〜数
十mg程度が一般的である。従って物理現像層の塗布液
の粘度は極めて低く、3CP程度までである。
護コロイドとしての役目と非画像部の保水性向上の役目
として、各種水溶性ポリマーを含有する。一方この水溶
性ポリマーは、銀画像部のインキ受理性を阻害するた
め、水溶性ポリマーの含有量は、1m2当たり数mg〜数
十mg程度が一般的である。従って物理現像層の塗布液
の粘度は極めて低く、3CP程度までである。
【0007】生産性向上のためには高速塗布が必要不可
欠であり、物理現像核層の高速化も試行されている。し
かしながら、上述したような低粘度の物理現像核層を高
速塗布した場合、乾燥効率を上げるために、乾燥空気の
吹き付け量や吹き付け速度を高くすると、塗布面が乱れ
て塗布ムラを生じさせるという問題が発生する。また物
理現像核層塗布液の塗布量を低下させると均一な塗布性
が得られないと言う問題があり、乾燥風の風量や速度を
下げて、乾燥速度を低下させると印刷版としての印刷性
能(耐刷力)が低下するという問題、及び乾燥装置の肥
大化の問題があった。
欠であり、物理現像核層の高速化も試行されている。し
かしながら、上述したような低粘度の物理現像核層を高
速塗布した場合、乾燥効率を上げるために、乾燥空気の
吹き付け量や吹き付け速度を高くすると、塗布面が乱れ
て塗布ムラを生じさせるという問題が発生する。また物
理現像核層塗布液の塗布量を低下させると均一な塗布性
が得られないと言う問題があり、乾燥風の風量や速度を
下げて、乾燥速度を低下させると印刷版としての印刷性
能(耐刷力)が低下するという問題、及び乾燥装置の肥
大化の問題があった。
【0008】また、銀塩拡散転写法を応用した平版印刷
版においては、該刷版を用いて原稿の確認、修正などを
行うこともあるので、画像がより鮮明な、即ち黒色銀で
ある非画像部と物理現像銀である画像部のコントラスト
がより強い平版印刷版が求められている。
版においては、該刷版を用いて原稿の確認、修正などを
行うこともあるので、画像がより鮮明な、即ち黒色銀で
ある非画像部と物理現像銀である画像部のコントラスト
がより強い平版印刷版が求められている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、印刷性能を低下させずに高速塗布乾燥を可能にし
た、平版印刷版の製造方法を提供することにある。本発
明の他の目的は、版面の画像が鮮明な平版印刷版の製造
方法を提供することにある。
は、印刷性能を低下させずに高速塗布乾燥を可能にし
た、平版印刷版の製造方法を提供することにある。本発
明の他の目的は、版面の画像が鮮明な平版印刷版の製造
方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の前記目的は、支
持体上に少なくともハロゲン化銀乳剤層を塗布乾燥した
後、該ハロゲン化銀乳剤層上に物理現像核層を塗布する
平版印刷版の製造方法において、前記物理現像核層がグ
ラビア塗布方式により塗布されることで達成された。
持体上に少なくともハロゲン化銀乳剤層を塗布乾燥した
後、該ハロゲン化銀乳剤層上に物理現像核層を塗布する
平版印刷版の製造方法において、前記物理現像核層がグ
ラビア塗布方式により塗布されることで達成された。
【0011】物理現像核層塗布後の乾燥において、その
乾燥速度が印刷性、とりわけ耐刷力に影響を与えること
がわかった。即ち乾燥速度を遅くすると、ハロゲン化乳
剤層の内部まで物理現像核が拡散し、その結果表面層に
強固な物理現像銀ができにくくなっていると考えられ
る。
乾燥速度が印刷性、とりわけ耐刷力に影響を与えること
がわかった。即ち乾燥速度を遅くすると、ハロゲン化乳
剤層の内部まで物理現像核が拡散し、その結果表面層に
強固な物理現像銀ができにくくなっていると考えられ
る。
【0012】従って、低塗布量にして強い乾燥風を吹き
付けなくても、比較的速く乾燥することが重要である。
しかしながら、前述したような従来の塗布方法では低塗
布量で均一な塗布が得られなかった。そこで、鋭意検討
した結果、感光材料の分野ではあまり適用されていない
グラビア塗布方式が、低塗布量の高速均一塗布を可能
し、さらに、ハロゲン化銀乳剤層の表面付近に物理現像
核が安定な状態で存在することを見出した。
付けなくても、比較的速く乾燥することが重要である。
しかしながら、前述したような従来の塗布方法では低塗
布量で均一な塗布が得られなかった。そこで、鋭意検討
した結果、感光材料の分野ではあまり適用されていない
グラビア塗布方式が、低塗布量の高速均一塗布を可能
し、さらに、ハロゲン化銀乳剤層の表面付近に物理現像
核が安定な状態で存在することを見出した。
【0013】本発明において高速塗布とは100m/分
以上をいい、さらに厳密には150m/分以上をいう。
また薄層塗布とは湿分塗布量20ml/m2以下をいい、
さらに厳密には15ml/m2以下をいう。本発明におい
て、グラビア塗布方式に用いられるグラビアロールのセ
ル形状は格子、斜線、ピラミッドなどのいずれも用いら
れる。またグラビアロールの回転方向はウエブの走行に
対してインバース.リバアースのいずれでも良く、特に
制限はない。グラビアロールに対する塗液の供給は、密
閉型のクローズドエッジダイ、ファンテンダイ等の泡発
生を押さえる方式が好ましい。また、物理現像核液につ
いての塗液温度は、15℃〜40℃の範囲が好ましく適
当である。
以上をいい、さらに厳密には150m/分以上をいう。
また薄層塗布とは湿分塗布量20ml/m2以下をいい、
さらに厳密には15ml/m2以下をいう。本発明におい
て、グラビア塗布方式に用いられるグラビアロールのセ
ル形状は格子、斜線、ピラミッドなどのいずれも用いら
れる。またグラビアロールの回転方向はウエブの走行に
対してインバース.リバアースのいずれでも良く、特に
制限はない。グラビアロールに対する塗液の供給は、密
閉型のクローズドエッジダイ、ファンテンダイ等の泡発
生を押さえる方式が好ましい。また、物理現像核液につ
いての塗液温度は、15℃〜40℃の範囲が好ましく適
当である。
【0014】ハロゲン化銀乳剤層は、例えば、塩化銀、
塩臭化銀、及びこれらにヨウ化銀を含むものからなる。
ハロゲン化銀結晶は、ロジウム塩、イリジウム塩、パラ
ジウム塩、ルテニウム塩、ニッケル塩、白金塩等の重金
属塩を含んでいても良い。ハロゲン化銀の結晶形態に特
に制限はなく、立方体ないし14面体粒子、さらにはコ
アシェル型、平板状粒子でも良い。ハロゲン化銀結晶
は、単分散、多分散結晶であってもよく、その平均粒径
は0.2〜0.8μmの範囲である。
塩臭化銀、及びこれらにヨウ化銀を含むものからなる。
ハロゲン化銀結晶は、ロジウム塩、イリジウム塩、パラ
ジウム塩、ルテニウム塩、ニッケル塩、白金塩等の重金
属塩を含んでいても良い。ハロゲン化銀の結晶形態に特
に制限はなく、立方体ないし14面体粒子、さらにはコ
アシェル型、平板状粒子でも良い。ハロゲン化銀結晶
は、単分散、多分散結晶であってもよく、その平均粒径
は0.2〜0.8μmの範囲である。
【0015】本発明のこのハロゲン化銀写真乳剤は化学
増感を行わない、いわゆる原始乳剤(プリミィティブ乳
剤)を用いる事も出来るが、通常は化学増感される。化
学増感のためには、硫黄増感法、還元増感法、貴金属増
感法などを単独、あるいは組み合わせて実施することが
出来る。
増感を行わない、いわゆる原始乳剤(プリミィティブ乳
剤)を用いる事も出来るが、通常は化学増感される。化
学増感のためには、硫黄増感法、還元増感法、貴金属増
感法などを単独、あるいは組み合わせて実施することが
出来る。
【0016】ハロゲン化銀乳剤は又、シアニン色素、メ
ロシアニン色素等により分光増感又は減感され得る。そ
の増感又は減感され得る波長域に特に制限はない。
ロシアニン色素等により分光増感又は減感され得る。そ
の増感又は減感され得る波長域に特に制限はない。
【0017】本発明が対象とする平版印刷版は、支持体
とハロゲン化銀乳剤層との間に、ハレーション防止を兼
ねた下塗層が通常設けられている。このハロゲン化銀写
真乳剤層、下塗層はその製造工程中、及び製品としての
保存中や現像処理中の写真性能を安定化させる目的で種
々の化合物を含有させることが出来る。例えば、カブリ
防止剤、帯電防止剤、ハレーション防止染料、可塑剤、
界面活性剤、マット剤、カーボンブラック、ポリマーラ
テックス、現像主薬、現像促進剤等を含有させることが
出来る。
とハロゲン化銀乳剤層との間に、ハレーション防止を兼
ねた下塗層が通常設けられている。このハロゲン化銀写
真乳剤層、下塗層はその製造工程中、及び製品としての
保存中や現像処理中の写真性能を安定化させる目的で種
々の化合物を含有させることが出来る。例えば、カブリ
防止剤、帯電防止剤、ハレーション防止染料、可塑剤、
界面活性剤、マット剤、カーボンブラック、ポリマーラ
テックス、現像主薬、現像促進剤等を含有させることが
出来る。
【0018】本発明の対象になる平板印刷版はゼラチン
を含有しており、その含有層は、ハロゲン化銀写真乳剤
層であり、下塗層であり、裏塗層であり、また物理現像
核層でもありうる。本発明のゼラチン含有層におけるゼ
ラチンは、その一部を他の親水性コロイドで置換するこ
ともできる。
を含有しており、その含有層は、ハロゲン化銀写真乳剤
層であり、下塗層であり、裏塗層であり、また物理現像
核層でもありうる。本発明のゼラチン含有層におけるゼ
ラチンは、その一部を他の親水性コロイドで置換するこ
ともできる。
【0019】本発明のゼラチン含有層は、無機または有
機のゼラチン硬膜剤で硬化することが出来る。硬膜剤は
すべての層に添加することも出来、幾つか又は一層にの
み添加することも可能である。勿論、拡散性の硬膜剤は
二層同時塗布の場合、何れか一層にのみ添加することが
可能である。添加方法は乳剤製造時に添加したり、塗布
時にインラインで添加することも出来る。
機のゼラチン硬膜剤で硬化することが出来る。硬膜剤は
すべての層に添加することも出来、幾つか又は一層にの
み添加することも可能である。勿論、拡散性の硬膜剤は
二層同時塗布の場合、何れか一層にのみ添加することが
可能である。添加方法は乳剤製造時に添加したり、塗布
時にインラインで添加することも出来る。
【0020】物理現像核層は、通常ハロゲン化銀乳剤層
の上部に隣接して設けられる。この物理現像核層の物理
現像核としては、銀、アンチモン、ビスマス、カドミウ
ム、コバルト、鉛、ニッケル、パラジウム、ロジウム、
金、白金等の金属コロイド微粒子や、これらの金属の硫
化物、多硫化物、セレン化物、又はそれらの混合物、混
晶であっても良い。
の上部に隣接して設けられる。この物理現像核層の物理
現像核としては、銀、アンチモン、ビスマス、カドミウ
ム、コバルト、鉛、ニッケル、パラジウム、ロジウム、
金、白金等の金属コロイド微粒子や、これらの金属の硫
化物、多硫化物、セレン化物、又はそれらの混合物、混
晶であっても良い。
【0021】物理現像核層には、親水性バインダーを
0.5〜50mg/m2程度含有させるのが好ましい。親
水性バインダーとしては、ゼラチン、澱粉、ジアルデヒ
ド澱粉、カルボキシメチルセルロース、アラビアゴム、
アルギン酸ナトリウム、ヒドロキシエチルセルロース、
ポリスチレンスルホン酸、特開昭53−21602号報
記載のビニルイミダゾールとアクリルアミドの共重合
体、同平8−211614号報記載のアクリルアミドと
グアニルチオ尿素類で置換されたメチルスルホンの共重
合体、ポリビニルアルコール等のポリマーが挙げられ
る。更に、物理現像核層には、ハイドロキノン、メチル
ハイドロキノン、カテコール等の現像主薬や、ホルマリ
ン、ジクロロ−s−トリアジン等の公知の硬膜剤を含ん
でいても良い。
0.5〜50mg/m2程度含有させるのが好ましい。親
水性バインダーとしては、ゼラチン、澱粉、ジアルデヒ
ド澱粉、カルボキシメチルセルロース、アラビアゴム、
アルギン酸ナトリウム、ヒドロキシエチルセルロース、
ポリスチレンスルホン酸、特開昭53−21602号報
記載のビニルイミダゾールとアクリルアミドの共重合
体、同平8−211614号報記載のアクリルアミドと
グアニルチオ尿素類で置換されたメチルスルホンの共重
合体、ポリビニルアルコール等のポリマーが挙げられ
る。更に、物理現像核層には、ハイドロキノン、メチル
ハイドロキノン、カテコール等の現像主薬や、ホルマリ
ン、ジクロロ−s−トリアジン等の公知の硬膜剤を含ん
でいても良い。
【0022】本発明の平版印刷版の支持体としては、代
表的な支持体として、紙、RC紙又は合成もしくは半合
成高分子フィルム、アルミニウム、鉄等の金属板等で、
平版印刷に耐えるものであれば使用することが出来る。
支持体の表面を一層又はそれ以上の高分子フィルム、又
は金属薄膜で、片面もしくは両面を被覆することも出来
る。これらの支持体の表面を塗布層との接着を良くする
為に表面処理することも可能である。
表的な支持体として、紙、RC紙又は合成もしくは半合
成高分子フィルム、アルミニウム、鉄等の金属板等で、
平版印刷に耐えるものであれば使用することが出来る。
支持体の表面を一層又はそれ以上の高分子フィルム、又
は金属薄膜で、片面もしくは両面を被覆することも出来
る。これらの支持体の表面を塗布層との接着を良くする
為に表面処理することも可能である。
【0023】特に好ましく用いられる支持体は、両面も
しくは片面をポリオレフィン重合体で被覆した紙、表面
を親水化処理したポリエステルフィルム、表面処理を行
ったアルミニウム板等である。これらの支持体にはハレ
ーション防止のための顔料や表面物性改良の為に固形微
粒子を含んでいても良い。又支持体は裏面露光が可能な
ように光透過性であっても良い。
しくは片面をポリオレフィン重合体で被覆した紙、表面
を親水化処理したポリエステルフィルム、表面処理を行
ったアルミニウム板等である。これらの支持体にはハレ
ーション防止のための顔料や表面物性改良の為に固形微
粒子を含んでいても良い。又支持体は裏面露光が可能な
ように光透過性であっても良い。
【0024】本発明で使用する現像処理液には、アルカ
リ性物質、保恒剤、ハロゲン化銀溶剤、粘稠剤、カブリ
防止剤、現像剤、現像変性剤等を含んでも良いし、現像
剤を含まないアクチベータータイプの現像処理液にして
も良い。さらに現像処理液には表面銀層のインキ乗りを
良くする化合物等を使用することが出来る。
リ性物質、保恒剤、ハロゲン化銀溶剤、粘稠剤、カブリ
防止剤、現像剤、現像変性剤等を含んでも良いし、現像
剤を含まないアクチベータータイプの現像処理液にして
も良い。さらに現像処理液には表面銀層のインキ乗りを
良くする化合物等を使用することが出来る。
【0025】本発明の平版印刷版の現像後の表面銀層
は、任意の公知の表面処理剤でインキ受容性に変換ない
しは受容性を増強せしめ得る。印刷方法、あるいは使用
する不感脂化液、給湿液等は普通に良く知られた方法に
よることが出来る。以下に本発明を実施例により説明す
るが勿論本発明はこれだけに限定されるものではない。
は、任意の公知の表面処理剤でインキ受容性に変換ない
しは受容性を増強せしめ得る。印刷方法、あるいは使用
する不感脂化液、給湿液等は普通に良く知られた方法に
よることが出来る。以下に本発明を実施例により説明す
るが勿論本発明はこれだけに限定されるものではない。
【0026】
【実施例】135g/m2両面ポリエチレン被覆紙の片面
に平均粒子サイズ5μのシリカ粒子を含有するマット化
層(裏塗り層)を設け、反対側の面をコロナ放電加工
後、カーボンブラック、及び平均粒径3.5μのシリカ
粉末を含む下塗り層(ゼラチン3.5g/m2)に1−フ
ェニル−3−ピラゾリドン0.3g/m2を含有し、その
上に1−フェニル−3−ピラゾリドン0.1g/m2を有
するオルソ増感された高感度塩化銀乳剤(ゼラチン0.
8g/m2含む)を硝酸銀として1.0g/m2になるよう
に、二層同時塗布を行った。
に平均粒子サイズ5μのシリカ粒子を含有するマット化
層(裏塗り層)を設け、反対側の面をコロナ放電加工
後、カーボンブラック、及び平均粒径3.5μのシリカ
粉末を含む下塗り層(ゼラチン3.5g/m2)に1−フ
ェニル−3−ピラゾリドン0.3g/m2を含有し、その
上に1−フェニル−3−ピラゾリドン0.1g/m2を有
するオルソ増感された高感度塩化銀乳剤(ゼラチン0.
8g/m2含む)を硝酸銀として1.0g/m2になるよう
に、二層同時塗布を行った。
【0027】硬膜剤としては、2,4−ジクロロ−6−
ヒドロキシ−S−トリアジンナトリウムを下塗り層に1
70mg/m2含有し、乳剤層にはN−メチロールエチレ
ン尿素を80mg/m2含有させた。塗布乾燥後、50℃
で2日加温した。
ヒドロキシ−S−トリアジンナトリウムを下塗り層に1
70mg/m2含有し、乳剤層にはN−メチロールエチレ
ン尿素を80mg/m2含有させた。塗布乾燥後、50℃
で2日加温した。
【0028】つぎに、下記の処方から成る物理現像核層
の塗布液を調製した。 〈硫化パラジウムゾルの調製〉 A液 塩化パラジウム 5g 塩酸 40ml 蒸留水 1000ml B液 硫化ソーダ 8.6g 蒸留水 1000ml A液とB液を攪拌しながら混合し、30分後にイオン交
換樹脂(IR−120E,IRA−400)の充填され
たカラムに通し硫化パラジウムゾルを得た。
の塗布液を調製した。 〈硫化パラジウムゾルの調製〉 A液 塩化パラジウム 5g 塩酸 40ml 蒸留水 1000ml B液 硫化ソーダ 8.6g 蒸留水 1000ml A液とB液を攪拌しながら混合し、30分後にイオン交
換樹脂(IR−120E,IRA−400)の充填され
たカラムに通し硫化パラジウムゾルを得た。
【0029】 〈物理現像核液の調製〉 前記硫化パラジウムゾル 100ml ハイドロキノン 100g 1−フェニル−3−ピラゾリドン 10g アクリルアミド(97)とイミダゾール(3)0.5g の共重合体 (平均分子量 10万) 10%サポニン(界面活性剤) 2ml 水を加えて全量を1500mlとした。
【0030】つぎに、ハロゲン化銀乳剤層上に該物理現
像核層を塗布する方法について説明する。上記組成の物
理現像核液(粘度1.5CP)を150線/インチの斜
線グラビアロール(リバース回転)が備えられたグラビ
アコーターを用いて、100〜500m/分の速度で塗
布し15ml/m2の塗布をした。その結果、均一な塗布
面が得られた。
像核層を塗布する方法について説明する。上記組成の物
理現像核液(粘度1.5CP)を150線/インチの斜
線グラビアロール(リバース回転)が備えられたグラビ
アコーターを用いて、100〜500m/分の速度で塗
布し15ml/m2の塗布をした。その結果、均一な塗布
面が得られた。
【0031】また別のグラビアロールを用いた例とし
て、物理現像核液の全量を800mlに調製して、10
0線/インチの格子グラビアロール(インバース回転)
にて、100〜500m/分の速度で8ml/m2の塗布
をした。その結果、同様の均一な塗布面が得られた。
て、物理現像核液の全量を800mlに調製して、10
0線/インチの格子グラビアロール(インバース回転)
にて、100〜500m/分の速度で8ml/m2の塗布
をした。その結果、同様の均一な塗布面が得られた。
【0032】比較例1 15ml/m2の物理現像核液をエアーナイフ塗布方式に
より塗布した。100〜150m/分の速度では塗布可
能であったが、それ以上の速度ではエアーナイフでは落
としきれず、部分的に多く塗布される現象がみられ、均
一な塗布面は得られなかった。また8ml/m2の物理現
像核液を同様に塗布したが100〜150m/分でもミ
ストが発生し均一な塗布面が得られず、それ以上の塗速
では同様に部分的に多く塗布される現象がみられた。
より塗布した。100〜150m/分の速度では塗布可
能であったが、それ以上の速度ではエアーナイフでは落
としきれず、部分的に多く塗布される現象がみられ、均
一な塗布面は得られなかった。また8ml/m2の物理現
像核液を同様に塗布したが100〜150m/分でもミ
ストが発生し均一な塗布面が得られず、それ以上の塗速
では同様に部分的に多く塗布される現象がみられた。
【0033】比較例2 つぎに、15ml/m2の物理現像核液をスライドビード
塗布方式により塗布を試みたが、全く液がつかず塗布で
きなかった。25ml/m2まで希釈することにより、は
じめて100〜150m/分の速度で塗布できた。それ
以下の速度ではスライド面が形成されず塗布できなく、
またそれ以上の速度ではハロゲン化乳剤層が塗布された
ウエブの表面凹凸が空気を持ち込み、空気同伴により泡
だらけの塗布面となった。
塗布方式により塗布を試みたが、全く液がつかず塗布で
きなかった。25ml/m2まで希釈することにより、は
じめて100〜150m/分の速度で塗布できた。それ
以下の速度ではスライド面が形成されず塗布できなく、
またそれ以上の速度ではハロゲン化乳剤層が塗布された
ウエブの表面凹凸が空気を持ち込み、空気同伴により泡
だらけの塗布面となった。
【0034】こうして得られた平版印刷材料を、以下の
処理で製版した。 <転写現像液> 水 700 ml 水酸化カリウム 20 g 無水亜硫酸ナトリウム 50 g 2−メルカプト安息香酸 1.5 g 2−メチルアミノエタノール 15 g 水を加えて1リットルとする。 現像処理後、該原版を2本の絞りローラー間に通し、余
分の現像液を除去し、直ちに下記組成を有する中和液で
25℃20秒間処理し、絞りローラーで余分の液を除去
し室温で乾燥した。
処理で製版した。 <転写現像液> 水 700 ml 水酸化カリウム 20 g 無水亜硫酸ナトリウム 50 g 2−メルカプト安息香酸 1.5 g 2−メチルアミノエタノール 15 g 水を加えて1リットルとする。 現像処理後、該原版を2本の絞りローラー間に通し、余
分の現像液を除去し、直ちに下記組成を有する中和液で
25℃20秒間処理し、絞りローラーで余分の液を除去
し室温で乾燥した。
【0035】<中和液> 水 600 ml クエン酸 10 g クエン酸ナトリウム 35 g コロイダルシリカ(20%液) 5 ml エチレングリコール 5 ml 水を加えて1リットルとする。 以上の操作により作成した平版印刷版をオフセット印刷
機に装着し、下記の不感脂化液を版面にくまなく与え、
下記給湿液を用いて印刷を行った。
機に装着し、下記の不感脂化液を版面にくまなく与え、
下記給湿液を用いて印刷を行った。
【0036】 <不感脂化液> 水 600 ml イソプロピルアルコール 400 ml エチレングリコール 50 g 3-メルカフ゜ト-4-アセトアミト゛-5-n-ヘフ゜チル-1,2,4-トリアソ゛ール 1 g
【0037】<給湿液> o−リン酸 10 g 硝酸ニッケル 5 g 亜硝酸ナトリウム 5 g エチレングリコール 100 g コロイダルシリカ(20%液) 28 g 水を加えて2リットルとする。
【0038】印刷機は、エービーディック350CD
(A.B.Dick社製オフセット印刷機の商標)を使
用し、銀画像部の欠落による画像飛びが生じて印刷に供
せなくなった時の印刷枚数で、次の評価基準により耐刷
性を評価した。 ◎ 20,000枚でも問題なし ○ 15,000〜20,000枚で銀画像部の欠落有
り △ 15,000枚未満で銀画像部の欠落有り 印刷結果を表1に示す。
(A.B.Dick社製オフセット印刷機の商標)を使
用し、銀画像部の欠落による画像飛びが生じて印刷に供
せなくなった時の印刷枚数で、次の評価基準により耐刷
性を評価した。 ◎ 20,000枚でも問題なし ○ 15,000〜20,000枚で銀画像部の欠落有
り △ 15,000枚未満で銀画像部の欠落有り 印刷結果を表1に示す。
【0039】平版印刷版の鮮明度は、非画像部に相当す
る黒化銀部位の反射濃度と、画像部に相当する拡散転写
物理現像銀部位の反射濃度との差で評価した。反射濃度
はマクベス濃度計で測定した。両者の差が大きいものほ
ど画像の鮮明度が高いことを示し、濃度差の目安として
0.7以上が好ましく、0.75以上がより好ましい。
結果を表1に示す。
る黒化銀部位の反射濃度と、画像部に相当する拡散転写
物理現像銀部位の反射濃度との差で評価した。反射濃度
はマクベス濃度計で測定した。両者の差が大きいものほ
ど画像の鮮明度が高いことを示し、濃度差の目安として
0.7以上が好ましく、0.75以上がより好ましい。
結果を表1に示す。
【0040】
【表1】
【0041】前記の結果から、本発明のグラビア塗布方
式による物理現像核層の塗布は、薄層高速塗布化が可能
であり、しかも薄層化によってもたらさせる画像の鮮明
度及び耐刷性の優れた効果を失うことなく、理想的な平
版印刷版を与えることがわかった。
式による物理現像核層の塗布は、薄層高速塗布化が可能
であり、しかも薄層化によってもたらさせる画像の鮮明
度及び耐刷性の優れた効果を失うことなく、理想的な平
版印刷版を与えることがわかった。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、銀錯塩拡散転写法を応
用した平板印刷版の製造方法において、高速塗布が可能
であり、しかも耐刷性及び鮮明度が向上した品質が得ら
れる。
用した平板印刷版の製造方法において、高速塗布が可能
であり、しかも耐刷性及び鮮明度が向上した品質が得ら
れる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 章男 東京都千代田区丸の内3丁目4番2号三菱 製紙株式会社内 Fターム(参考) 2H096 AA06 BA17 CA02 CA05 CA12 CA20 GA08 GA18 HA02
Claims (3)
- 【請求項1】 支持体上に少なくともハロゲン化銀乳剤
層を塗布乾燥した後、該ハロゲン化銀乳剤層上に物理現
像核層を塗布する平版印刷版の製造方法において、前記
物理現像核層がグラビア塗布方式により塗布されること
を特徴とする平版印刷版の製造方法。 - 【請求項2】 前記グラビア塗布方式により塗布する速
度が150m/分以上である請求項1記載の製造方法。 - 【請求項3】 前記グラビア塗布方式により塗布する湿
分塗布量が15ml/m2以下である請求項1または2に
記載の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9202699A JP2000284485A (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 平版印刷版の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9202699A JP2000284485A (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 平版印刷版の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000284485A true JP2000284485A (ja) | 2000-10-13 |
Family
ID=14043035
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9202699A Pending JP2000284485A (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 平版印刷版の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000284485A (ja) |
-
1999
- 1999-03-31 JP JP9202699A patent/JP2000284485A/ja active Pending
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