JP2000284598A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

Info

Publication number
JP2000284598A
JP2000284598A JP11164928A JP16492899A JP2000284598A JP 2000284598 A JP2000284598 A JP 2000284598A JP 11164928 A JP11164928 A JP 11164928A JP 16492899 A JP16492899 A JP 16492899A JP 2000284598 A JP2000284598 A JP 2000284598A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
toner
developing
developer
developing device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11164928A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahito Asanuma
雅人 浅沼
Koichi Takenouchi
幸一 竹ノ内
Hiroo Naoi
宏夫 直井
Koji Shinkawa
幸治 新川
Shoji Nakamura
昌次 中村
Shoichi Fujita
庄一 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP11164928A priority Critical patent/JP2000284598A/ja
Publication of JP2000284598A publication Critical patent/JP2000284598A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Cleaning In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】現像装置の構造、及び、回収トナーの搬送手段
の制御の複雑化を招来することなく、帯電不良のトナー
や紙粉等の異物が後の画像形成処理に再使用されないよ
うにし、画質の劣化や装置内部等の汚損を確実に防止す
る。 【解決手段】現像槽24aの内部において、転写工程終
了後の感光体表面から除去された回収物を含むトナーを
補給する補給ローラ244の下方から現像ローラ241
に至る現像剤の搬送経路中に配置された分別ローラ24
5の周面における分別機構247との対向位置の下流側
に所定の間隙を設けて対向する規制部材246を配置し
た。分別ローラ245の周面に形成される現像剤の穂立
ちによって正常帯電のトナーとともに搬送される異物や
トナー塊が規制部材246に当接し、過大なサイズの異
物やトナー塊が分離機構247及び現像ローラ241に
搬送されないようにし、分別機構247における分別処
理を確実化し、現像ローラ241における現像不良を防
止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複写機やプリン
タ等の電子写真方式の画像形成を行う画像形成装置に用
いられる現像装置に関し、特に、感光体の表面から回収
したトナーを再利用するトナーリサイクル機能を備えた
現像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機やプリンタ等の画像形成装置にお
いて実施される電子写真方式の画像形成処理では、光導
電作用によって感光体の表面に形成された静電潜像が、
現像装置から供給されるトナーによって可視画像に顕像
化される。この可視画像は感光体の表面に担持された後
に記録媒体上に転写されるが、この時、感光体の表面に
おいて可視画像を構成するトナーの一部は、記録媒体上
に転写されることなく感光体の表面に残留する。一般に
感光体の表面は画像形成処理に繰り返し使用されるた
め、感光体の表面に残留したトナーを放置すると、次の
画像形成処理時における画質の低下を招く。このため、
転写工程後に感光体の表面に残留したトナーはクリーナ
によって除去されて廃棄される。
【0003】このように、画像形成処理時に記録媒体上
における画像形成に使用されなかったトナーを全て破棄
することとすると、トナーが浪費されてランニングコス
トが上昇する。そこで、トナーとキャリアとからなる2
成分現像剤を用いた従来の画像形成装置では、クリーナ
によって感光体の表面から除去されたトナーを現像装置
に回収し、後の画像形成処理時に再使用することによ
り、トナーの浪費を防止してランニングコストの低廉化
を実現するようにしたものがある。
【0004】例えば、図8に示すように、感光体ドラム
51の周囲に、帯電器52、現像装置54、転写器5
5、クリーナ57及び除電器58をこの順に対向させて
配置し、クリーナ57から現像装置54にトナーを搬送
する搬送部材59を配置したものがある。感光体ドラム
51の回転方向において転写器55と帯電器52との間
に位置するクリーナ57は、感光体ドラム51の表面に
当接するブレード等の掻き落とし部材57aを備え、転
写器55との対向位置を通過した後に感光体ドラム51
の表面に残留しているトナーがクリーナ57内に落下し
て収納される。クリーナ57内に収納されたトナーは、
例えば、スクリューコンベア機構によって構成された搬
送部材59により、所定のタイミングで現像装置54の
内部に搬送される。
【0005】しかし、転写工程後の感光体の表面には、
トナーとともに紙片や紙粉が付着しており、現像装置内
における攪拌によって凝集したトナーが付着している場
合もあり、これらを現像装置に搬送して後の画像形成処
理に使用すると、現像装置内において現像剤の詰まりを
生じたり、画像の欠落等の画質の劣化を生じる。
【0006】また、感光体の表面から回収されて現像装
置内に搬送されるトナーは、現像装置内における攪拌、
転写工程における記録媒体との接触、クリーナの掻き落
とし部材との接触、及び、搬送部材を構成するスクリュ
ーコンベアとの接触等の機械的なストレスにより、微粉
状に粉砕されている場合があるだけでなく、表面におけ
る流動化剤、ワックス成分及び帯電量制御成分の剥離や
陥没を生じている場合があり、転写工程における転写器
からの放電やクリーナの掻き落とし部材等との接触帯電
によって逆極性の電荷を帯電している場合がある。これ
らの原因により、クリーナから現像装置内に搬送される
トナーの一部は、静電潜像の現像化に必要な量の電荷を
帯電していなかったり、適正な帯電極性と逆極性に帯電
しており、このようなトナーが後の画像形成処理に再使
用されると、画像内の白地部分にトナーが付着して画像
のカブリを生じたり、静電潜像に静電吸着しなかったト
ナーが画像形成装置内や記録媒体を汚損する。
【0007】そこで、特開平10−161496号公報
には、図9に示すように、感光体61の表面からクリー
ナ67によって除去されたトナーをトナーリサイクル部
69を経由して現像装置64内に回収する際に、現像装
置64内において磁気ローラ65の周面に形成された現
像剤の穂立ちに摺擦させ、穂立ちとの接触によって正常
に帯電したトナーのみを現像ローラ66に導いて後の画
像形成処理に再使用するようにした構成が開示されてい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
10−161496号公報に開示された構成では、現像
装置内において回転する磁気ローラの周面に形成された
現像剤穂立ちと回収したトナーとを繰り返し接触させる
ことによって、回収したトナー中の帯電不良のトナーを
正常に帯電したトナーに再生するとともに、現像剤穂立
ちに吸着した帯電不良のトナーを磁気ローラの回転によ
る遠心力によって現像剤穂立ちから除去するものである
が、磁気ローラの近傍に位置する回収トナーの量が増加
すると、現像剤穂立ちに正常に帯電したトナーのみを吸
着させることができなくなり、帯電不良のトナーや紙粉
等の異物が現像剤穂立ちに吸着した状態で現像装置内に
導かれてしまう。一旦現像装置内に導かれた帯電不良の
トナーや紙粉等の異物は、正常なトナーと分離すること
ができないため、正常なトナーとともに後の画像形成処
理に使用され、画質の劣化や装置内部等の汚損を生じる
問題がある。これを防止するためには、磁気ローラの近
傍における回収トナー量に応じて回収トナーの搬送量を
制御しなければならず、現像装置の構造、及び、回収ト
ナーの搬送手段の制御が複雑化する問題がある。
【0009】この発明の目的は、現像装置の構造、及
び、回収トナーの搬送手段の制御の複雑化を招来するこ
となく、帯電不良のトナーや紙粉等の異物が後の画像形
成処理に再使用されないようにし、画質の劣化や装置内
部等の汚損を確実に防止することができる現像装置を提
供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するための手段として、以下の構成を備えてい
る。
【0011】(1) 収納部に収納したトナーを現像槽内の
現像剤の循環経路中に位置する現像ローラを介して感光
体の表面に供給する現像装置において、転写工程を終了
した感光体の表面から除去された残留物を収納部内に搬
送する搬送手段と、現像槽内の現像剤の循環経路中にお
ける現像ローラの上流側で回転位置を固定した磁性体、
及び、この磁性体に外嵌して回転する円筒部材によって
構成され、磁性体の磁力によって円筒部材の周面に磁気
吸着する現像剤とともに、帯電不良のトナー及び異物を
搬送する分別ローラと、分別ローラと現像ローラとの間
において分別ローラに近接する位置に、正常なトナーの
帯電極性と逆極性に帯電したトナー及び異物を周面に静
電吸着して外部に排出する異物搬送部材を含む分別機構
と、を設けたことを特徴とする。
【0012】この構成においては、転写工程を終了した
感光体の表面から除去された残留物が、収納部を経由し
て現像剤とともに現像槽内で循環する。現像槽内の現像
剤の循環経路には、現像ローラとともに分別ローラが配
置されており、分別ローラを構成する円筒部材は内包し
た磁性体の磁力によって周面に現像剤を磁気吸着する。
この現像剤とともに帯電不良のトナー及び異物が、現像
剤の循環経路の下流側に搬送される。帯電不良のトナー
及び異物は分別機構の異物搬送部材の表面に静電吸着す
る。したがって、感光体の表面から除去された残留物に
含まれる帯電不良のトナー及び異物は、現像槽の内部に
おいて分別ローラによって正常に帯電したトナーと分別
されるとともに、分別機構によって現像ローラに搬送す
べき現像剤と分別され、正常に帯電したトナーのみが現
像剤として現像ローラに搬送され、帯電不良のトナーや
異物が現像工程に使用されるたとがない。
【0013】(2) 前記分別ローラに、正常なトナーの帯
電極性と同極性で、かつ、現像ローラに印加される現像
バイアス電圧よりも低い分別バイアス電圧を印加する電
源装置を設けたことを特徴とする。
【0014】この構成においては、分別ローラが、正常
なトナーの帯電極性と同極性で、かつ、現像バイアス電
圧よりも低い分別バイアス電圧の印加を受ける。したが
って、分別バイアス電圧と同極性に帯電した正常なトナ
ーが分別ローラから離間するとともに、正常な帯電極性
とは逆極性に帯電したトナー、未帯電のトナー及び異物
が分別ローラの周面に形成された現像剤の穂立ちに捕集
されて現像剤とともに分別ローラの回転方向に搬送さ
れ、帯電不良のトナーや異物と正常に帯電したトナーと
が確実に分別される。
【0015】(3) 前記分別ローラの表面粗度を、現像ロ
ーラの表面粗度よりも粗くしたことを特徴とする。
【0016】この構成においては、分別ローラの表面
が、現像ローラよりも粗い状態に粗化される。したがっ
て、回転する分別ローラの表面に現像剤が滑りを生じる
ことなく確実に維持され、現像剤が分別ローラの回転方
向に確実に搬送される。
【0017】(4) 前記分別ローラの円筒部材が、現像ロ
ーラの回転方向と同一方向に回転することを特徴とす
る。
【0018】この構成においては、現像ローラの回転方
向に形成される現像剤の循環経路において、現像ローラ
の上流側に配置された分別ローラが、現像剤の循環方向
と同一方向に回転する。したがって、分別ローラが回転
することにより、循環経路において分別ローラの下流側
に位置する現像ローラに、現像剤が搬送される。
【0019】(5) 前記分別ローラの表面の周速を、現像
ローラの表面の周速より速くしたことを特徴とする。
【0020】この構成においては、分別ローラが現像ロ
ーラよりも速い周速で回転する。したがって、装置の小
型化のために分別ローラの径を小さくした場合にも、感
光体に対してトナーを供給すべき現像ローラに対して、
分別ローラから十分な量の現像剤が供給される。
【0021】(6) 前記分別ローラの磁性体が、分別ロー
ラの周面において分別機構に対向する位置に複数の磁力
のピークを形成することを特徴とする。
【0022】この構成においては、分別ローラの周面に
おいて分別機構に対向する位置に、分別ローラが内包す
る磁性体の磁力のピークによって現像剤の穂立ちが形成
される。したがって、分別ローラの回転によって現像剤
とともに搬送された帯電不良のトナー及び異物の分別機
構との接触が促進され、帯電不良のトナー及び異物が現
像剤から効率的に分別される。
【0023】(7) 前記分別ローラの周面に所定の間隙を
設けて配置され、分別ローラの周面に形成された穂立ち
に接触してトナーに対する摩擦帯電、並びに、凝集トナ
ーの分離及び攪拌を行う規制部材を設けたことを特徴す
る。
【0024】この構成においては、転写工程を終了した
感光体の表面から除去された回収物のうち正常に帯電し
たトナーのみを吸着する分別ローラの周面におけるトナ
ーの穂立ちが規制部材に接触し、穂立ちを形成するトナ
ーが摩擦帯電するとともに、穂立ちに吸着した凝集トナ
ーが分離及び攪拌される。したがって、感光体の表面か
ら除去された回収物のうち、正常に帯電したトナーが異
物や帯電不良のトナーと分別されるとともに、分別ロー
ラの周面に形成されたトナーの穂立ちによって搬送され
た帯電不良のトナーの帯電量が回復し、凝集トナーが分
離及び攪拌され、画像形成処理に適した状態にされる。
【0025】(8) 前記規制部材が、弾性を有する板状の
金属材料を素材として形成されたことを特徴とする。
【0026】この構成においては、分別ローラの周面に
形成されたトナーの穂立ちが、弾性を有する板状の金属
材料によって構成された規制部材に接触する。したがっ
て、トナーの穂立ち、及び、これに吸着したトナーに
は、規制部材との当接によって大きな機械的ストレスを
受けることがなく、トナーにおいて帯電状態に影響を与
える変質や変形を生じることがないとともに、規制部材
がトナーの穂立ちとの接触によって容易に磨耗すること
がない。
【0027】(9) 前記規制部材が、非磁性材料を素材と
して形成されたことを特徴とする。この構成において
は、分別ローラの周面に形成された現像剤の穂立ちが、
非磁性体の規制部材に接触する。したがって、現像剤の
穂立ちとの接触によって規制部材が磁化することがな
く、規制部材の表面において現像剤の磁気吸着やトナー
の凝集を生じないため、現像装置内の分別ローラの近傍
における現像剤の詰まりによって現像装置の駆動トルク
の増加、及び、駆動部の発熱を生じることがない。
【0028】(10)前記規制部材と分別ローラの周面との
間隙が、現像ローラの周面と現像剤の穂立ちを規制する
部材との間隙よりも小さく設定されていることを特徴と
する。
【0029】この構成においては、分別ローラの周面に
形成される穂立ちの高さが、現像ローラの周面に形成さ
れる現像剤の穂立ちの高さよりも低くされる。したがっ
て、現像ローラによる現像工程に影響を与える過大なサ
イズの異物や凝集トナーが分別ローラを介して現像ロー
ラに搬送されることがない。
【0030】(11)前記規制部材にトナーの帯電極性と同
極性の電圧を印加する電源手段を含むことを特徴とす
る。
【0031】この構成においては、規制部材によって分
別ローラの近傍に位置するトナーが帯電される。したが
って、分別ローラの近傍においてトナーの帯電が促進さ
れるとともに、規制部材の表面に正常に帯電したトナー
が付着することがなく、現像装置内の分別ローラの近傍
における現像剤の詰まりによって現像装置の駆動トルク
の増加、及び、駆動部の発熱を生じることがない。
【0032】(12)前記電源手段から規制部材に印加され
る電圧が、現像ローラの印加電圧よりも大きく設定され
ていることを特徴とする。
【0033】この構成においては、規制部材に対して現
像ローラの印加電圧よりも大きな電圧が印加される。し
たがって、分別ローラの近傍に位置するトナーに十分な
帯電量の電荷が帯電され、画像にカブリを生じさせる帯
電量の低いトナーが分別ローラを介して現像ローラに搬
送されることがない。
【0034】(13)前記分別ローラの周面を経由して現像
ローラの周面における現像位置の上流側に至る現像剤の
経路と、現像ローラの周面の現像位置の下流側における
現像剤の経路と、を分離する仕切り部材を設けたことを
特徴とする。
【0035】この構成においては、現像位置を通過直後
の現像剤が分別ローラの周面を経由して現像位置に導か
れる現像剤に混入することがない。したがって、現像装
置内における現像剤の移動が円滑化され、現像剤の循環
によるトナーの摩擦帯電が促進される。
【0036】(14)前記仕切り部材が、絶縁性を有する材
料を素材として形成したことを特徴とする。
【0037】この構成においては、現像位置を通過直後
の現像剤と分別ローラの周面を経由して現像位置に導か
れる現像剤とが、電気的に中立な仕切り部材によって分
離される。したがって、仕切り部材の表面にトナーが静
電吸着することがなく、仕切り部材の表面にトナーが付
着及び凝集することによる現像装置の駆動トルクの増
加、及び、駆動装置の発熱を生じることがない。
【0038】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の実施形態に係
る現像装置を適用した画像形成装置である複写機の構成
を示す正面断面の略図である。複写機1は、画像読取部
10、作像部20、給紙部30及び排紙部40によって
構成されている。画像読取部10は、原稿台11、露光
ランプ12、ミラー13、レンズ14及び光電変換素子
15を備えている。露光ランプ12及びミラー13は、
原稿台11の下面を所定の速度で往復移動し、原稿台1
2の上面に載置された原稿の画像を露光ランプ12の光
によって露光走査し、露光ランプ12の光の原稿画像面
における反射光をレンズ14に配光する。レンズ14
は、配光された反射光を光電変換素子15の受光面に結
像させる。光電変換素子15は、反射光の受光量に応じ
た電圧を画像読取信号として出力する。光電変換素子1
5から出力された画像読取信号は、図外の制御部におい
てディジタルデータに変換された後に所定の画像処理を
施され、後述する書込ユニットに画像データとして供給
される。
【0039】作像部20は、所定速度で回転する感光体
ドラム21の周囲に、帯電器22、書込ユニット23、
現像装置24、転写器25、クリーナ26及び除電器2
7を載置し、さらに、トナー搬送部材28を設けて構成
されている。帯電器22は、感光体ドラム21の周面に
単一極性の電荷を均一に付与する。書込ユニット23
は、前述の制御部から供給された画像データに基づい
て、例えば、レーザ光である画像光を感光体ドラム21
の表面に照射する。画像光の照射を受けた感光体ドラム
21の表面には、光導電作用によって静電潜像が形成さ
れる。
【0040】現像装置24は、感光体ドラム21の表面
に形成された静電潜像に対して現像剤を供給し、静電潜
像を可視像であるトナー像に顕像化する。転写器25
は、感光体ドラム21の表面に担持されたトナー像を、
給紙部30から所定のタイミングで搬送された用紙の表
面に転写する。クリーナ26は、転写工程を終了した感
光体ドラム21の表面から、用紙に転写されなかったト
ナーを含む残留物を除去する。除電器27は、転写工程
を終了した感光体ドラム21の表面に残留している電荷
を除去する。トナー搬送部材28は、クリーナ26が感
光体ドラム21の表面から除去した残留物を回収物とし
て現像装置24に搬送する。
【0041】排紙部40の近傍には、定着装置41、排
紙ローラ42及び排紙トレイ43が設けられている。定
着装置41は、転写工程においてトナー像が表面に転写
された用紙を加熱及び加圧し、トナー像を溶融して用紙
の表面に定着させる。トナー像が定着した用紙は、排紙
ローラ42の回転によって複写機1の側面に装着された
排紙トレイ43上に排出される。
【0042】なお、転写工程を終了した感光体ドラム2
1の表面には、用紙に転写されなかったトナーのみなら
ず、紙片や紙粉等の異物が付着している場合がある。ま
た、用紙に転写されなかったトナーとしては、正常な状
態に帯電したトナーのみならず、帯電すべき極性と逆極
正に帯電した逆帯電トナー及び適正な帯電量よりも低い
帯電量の電荷を帯電した弱帯電トナー等の不良帯電トナ
ー、並びに、凝集固化してトナー塊を形成する凝集トナ
ーが含まれる。これらの、異物、不良帯電トナー及び凝
集トナーは、クリーナ26によって感光体ドラム21の
表面から除去された後、正常なトナーとともにトナー搬
送部材28によって回収物として現像装置24に搬送さ
れる。
【0043】図2は、上記現像装置の構成を示す正面断
面図である。この発明の実施形態に係る現像装置24
は、現像槽24aの上面に補給槽24bを装着して構成
されている。現像装置24は、内部にトナーとキャリア
とからなる2成分現像剤を収納しており、現像工程にお
いて感光体ドラム21の表面に形成された静電潜像にト
ナーのみを付着させる。したがって、画像形成処理の実
行によって現像装置24の内部において2成分現像剤の
うちトナーのみが消費され、現像剤中におけるトナー濃
度が低下する。
【0044】現像装置24の現像槽24aの内部には、
現像ローラ241、ドクタ242、攪拌ローラ243、
補給ローラ244、分別ローラ245及び規制部材24
6、分別機構247及び仕切り部材248が設けられて
いる。現像槽24aの内部には、補給ローラ244の下
方から分別ローラ245、現像ローラ241及び攪拌ロ
ーラ243を経由して補給ローラ244の下方に戻る現
像剤の循環経路が構成されている。この循環経路中の分
別ローラ245と現像ローラ241との間において分別
ローラ245に近接する位置に分別機構247が配置さ
れている。
【0045】攪拌ローラ243は、現像槽24a内に収
納されている現像剤を構成する磁性キャリアと樹脂トナ
ーとを攪拌する。この攪拌によって所定の極性に帯電し
たトナーがキャリアの表面に静電吸着する。現像ローラ
241は、周面の一部が感光体ドラム21の表面に対向
する状態で感光体ドラム21に平行に軸支されている。
現像ローラ241は、回転位置を固定された複数の磁
極、及び、複数の磁極に外嵌して回転する円筒状のスリ
ーブによって構成されている。したがって、現像ローラ
241の周面には、表面にトナーを吸着したキャリアが
複数の磁極の磁力によって磁気吸着し、複数の磁極のそ
れぞれに対向する位置に現像剤の穂立ちが形成される。
【0046】現像ローラ241の周面において穂立ちを
形成する現像剤は、ドクタ242に当接する。このドク
タ242との当接によって、現像ローラ241の周面に
おける現像剤の穂立ちの高さが規定される。現像ローラ
の周面に穂立ちを形成した現像剤は、現像ローラ241
の回転により現像ローラ241の周面が感光体ドラム2
1の表面に最も接近する現像位置に搬送される。この現
像位置において、トナーがキャリアの表面から感光体ド
ラム21の表面に形成されている静電潜像に移動し、静
電潜像をトナー像に顕像化する。
【0047】補給槽24bにはトナーのみが収納されて
おり、補給ローラ244の回転によって補給槽24bに
収納さているトナーが現像槽24a内に補給される。こ
の補給ローラ244の回転は、現像槽24a内における
現像剤中のトナー濃度を検出する図外の濃度センサの検
出信号に基づいて制御される。トナー濃度センサは、例
えば、現像剤の透磁率を検出する透磁率センサによって
構成される。この補給ローラ244の回転により、現像
工程において消費された量に見合ったトナーが、補給槽
24bから現像槽24a内に補給され、現像槽24a内
に収納されている現像剤中のトナー濃度が所定範囲に維
持される結果、画像濃度が一定にされる。
【0048】クリーナ26によって転写工程を終了した
感光体ドラム21の表面から除去された残留物は、トナ
ー搬送部材28によって補給槽24b内に回収物として
搬送される。補給槽24b内に搬送された回収物は、補
給槽24b内に収納されている未使用のトナーととも
に、補給ローラ244の回転によって現像槽24a内に
補給され、攪拌ローラ243の回転によって未使用のト
ナーとともに現像槽24a内のトナー及びキャリアと混
合して攪拌される。
【0049】分別ローラ245は分別機構247ととも
に、回収物と混合された現像剤中において回収物中に含
まれていた異物及び不良帯電トナーと正常帯電トナーと
を分別し、異物及び帯電不良トナーを除去した正常帯電
トナーのみを現像ローラ241の周面における回転方向
のドクタ242の上流側に導く。即ち、分別ローラ24
5は、良好な画像形成状態を維持すべく、画像形成状態
を劣化させる異物や不良帯電トナーが現像ローラ241
を介して現像位置に搬送させることを防止する。
【0050】このため、分別ローラ245は、現像槽2
4a内における現像剤の循環経路中の現像ローラ241
の上流側に現像ローラ241に平行に配置されており、
回転位置を固定された複数の磁極と、この複数の磁極に
外嵌して回転する円筒状のスリーブと、によって構成さ
れている。したがって、攪拌ローラ243による攪拌を
受けて適正な極性の電荷を帯電したトナーを表面に静電
吸着したキャリアが、複数の磁極の磁力によって分別ロ
ーラ245の周面に磁気吸着し、分別ローラ245の周
面における複数の磁極のそれぞれに対向する位置におい
て現像剤の穂立ちが形成される。
【0051】なお、分別ローラ245の回転方向は、現
像ローラ241の回転方向と同一方向にされている。し
たがって、分別ローラ245の回転が現像槽24a内に
形成される現像剤の循環経路中における現像剤の移動の
妨げとなることがなく、現像槽24a内において現像剤
を分別ローラ245及び現像ローラ241を経由して円
滑に循環させることができる。
【0052】分別ローラ245の外径は、20〜35m
mの外径を有する現像ローラ241よりも小さい15〜
30mm程度にされている。これは、現像装置24の大
型化を回避するためである。但し、感光体ドラム21の
表面に形成された静電潜像をトナーによって顕像化する
現像ローラ241には、分別ローラ245を介して多量
の現像剤を供給する必要がある。このため、分別ローラ
245の周速が現像ローラ241の周速よりも速くなる
ように、分別ローラ245の回転数を現像ローラ241
の回転数よりも高くする。これにより、感光体ドラム2
1の表面に形成された静電潜像を顕像化することによっ
て消費されるトナー量に比較して十分に多量のトナー
が、分別ローラ245を介して現像ローラ241に搬送
される。
【0053】なお、分別ローラ245の外径を現像ロー
ラ241の外径と等しくしてもよい。これによって、現
像ローラ241に対して分別ローラ245を介して十分
な量の現像剤を供給することができるとともに、部品を
共通化してコストの低廉化を図ることもできる。
【0054】また、分別ローラ245の周面は、8μm
〜10μm程度のトナー粒径、及び、80μm〜100
μm程度のキャリア粒径を考慮して、20μm〜70μ
m程度(好ましくは50μm前後)の粗度に粗面化し、
分別ローラ245による現像剤、不良帯電トナー及び異
物の搬送力を確保するようにしてもよい。これによっ
て、キャリアの表面にトナーを吸着した現像剤が、回転
する分別ローラ245の周面に滑りを生じることなく確
実に保持される。この分別ローラ245の周面の粗面化
は、サンドブラスト処理やV溝の形成処理によって行う
ことができる。
【0055】さらに、分別ローラ245の周面に現像剤
の穂立ちを形成するための磁性体の磁極のピーク位置及
び磁力は、分別機構247に不良帯電トナー及び異物を
十分に接触させることができるとともに、現像ローラ2
41に供給される現像剤の流動状態に干渉することがな
いように設定すべきであり、分別機構247の位置、並
びに、現像ローラ241の磁極位置及び磁力を基準に設
定される。
【0056】即ち、図3に示すように、分別ローラ24
5の周面において分別機構247に対向する位置におけ
る下流側及び上流側に2つの磁極のピークN1,N2が
形成される。また、現像ローラ241において分別ロー
ラ245に最も近接する磁極の磁力は、感光体ドラム2
3に対向している現像主極の磁力(1000ガウス前
後)よりも小さい600ガウス〜800ガウスである。
このため、分別ローラ245の下流側の磁極ピークN1
の磁力は500ガウス〜700ガウスにされており、上
流側の磁極ピークN2の磁力は450ガウス〜650ガ
ウスにされている。
【0057】分別ローラ245における磁極ピークの位
置及び磁力をこのように設定することにより、現像ロー
ラ241に対する現像剤の流動状態を乱すことなく、帯
電不良トナー及び異物を現像剤から確実に分別する分別
機能、及び、現像槽24b内を循環する現像剤に帯電不
良トナーや異物が混入することを防止する磁気シール機
能を発揮できる。
【0058】また、上流側の磁極ピークN2と下流側の
磁極ピークN1との間の極間角度θは、図4(A)に示
す極間角度θと分別機構247における不良帯電トナー
及び異物の分別機能との関係、及び、同図(B)に示す
極間角度θと現像装置24内におけるキャリアの飛散量
との関係から、分別機構247における分別機能、及
び、現像装置24内におけるキャリアの飛散状態を良好
に維持するためには、極間角度θは10°〜40°程度
が適当である。
【0059】さらに、上流側の磁極ピークN2と下流側
の磁極ピークN1との間の磁力の落ち込み量Gを上流側
の磁極ピークN2の20%以上に設定することにより、
上流側の磁極ピークN2と下流側の磁極ピークN1とに
よって形成される2つの現像剤の穂立ちが確実に分離
し、回転する分別ローラ245の遠心力によって分別ロ
ーラ245の周面から現像剤が離れ易くなる。また、正
常帯電トナーも遠心力によって分別ローラ245の周面
から離間し易くなり、現像ローラ241の周面に穂立ち
を形成している現像剤に多量の正常帯電トナーが接触す
る。これによって、現像ローラ241の周面に担持され
た現像剤のうち、感光体ドラム21に対向する位置を通
過してトナーを失ったキャリアに正常帯電トナーを十分
に供給すること、及び、トナーを失ったキャリアに代え
て正常帯電トナーが静電吸着したキャリアを現像ローラ
241の周面に担持させることができる。
【0060】分別ローラ245の周面における現像剤の
穂立ちの高さは、規制部材246によって規制され、回
収物に含まれていた異物のうち、分別ローラ245の周
面と規制部材246との間隙の幅を越える過大なサイズ
の異物が現像ローラ241に導かれることはない。ま
た、凝集固化したトナーは、規制部材246との当接に
よって分離及び攪拌され、個々のトナー粒の状態で現像
ローラ241に導かれる。
【0061】この場合に、分別ローラ245と規制部材
246との間隙を、現像ローラ241とドクタ242と
の間隙によって規定される現像ギャップの大きさ(通常
0.5mm〜0.7mm、最大1.0mm)よりも小さ
い0.5mm未満とすることにより、画像形成状態に影
響を与えるサイズの異物やトナー塊が現像ローラ241
の周面における現像位置の上流側に導かれることを確実
に防止できる。
【0062】規制部材246は、弾性を有する非磁性材
料を素材として形成されており、規制部材246との当
接によって現像剤に大きな機械的ストレスが作用するこ
とがない。このため、トナー粒の表面に塗布された流動
化剤等がトナー粒の表面から剥離したり、トナー粒の内
部に陥没することがなく、また、トナー粒の変形を生じ
ることもない。したがって、規制部材246との当接に
よって帯電不良の原因となるトナー粒の変質や変形を生
じることがない。
【0063】また、規制部材246は、例えば、アルミ
ニウム、アルミニウム合金、ステンレス(SUS304
等)、黄銅又は燐青銅等の金属材料を素材として形成さ
れており、現像剤との当接によって容易に磨耗すること
がない。このため、現像装置24内に配置された規制部
材246は、長期間にわたって有効に機能し、規制部材
246を頻繁に交換する必要がない。
【0064】また、規制部材246に図外の電源回路か
ら所定の電圧を印加するようにしてもよい。電源回路か
ら規制部材246に印加する電圧の極性は、トナーが適
正に帯電すべき電荷の極性と同一にする。これによっ
て、帯電量の低い弱帯電トナーが、適正な極性の電荷を
帯電することを促進することができるとともに、適正な
極性に帯電したトナーは同極性の規制部材246の表面
と反発し合うこと、及び、非磁性材料によって形成され
た規制部材246は磁化されないことから、規制部材2
46の表面に正常帯電トナー及びキャリアが付着及び凝
集することがない。このため、現像槽24a内における
現像剤の移動が規制部材246によって妨げられること
がなく、現像槽24a内に現像剤を円滑に循環させるこ
とができ、現像ローラ241、攪拌ローラ243及び分
別ローラ245等の駆動トルクの増加を防止することが
でき、駆動部の発熱等による現像装置24の故障の発生
を防止することができる。
【0065】この場合に、電源回路から規制部材246
に印加する電圧の電圧値を現像ローラ241の印加電圧
値(通常−400V〜−450V)よりも大きい−10
00V程度とすることにより、感光体ドラム21の表面
に形成された静電潜像の白地部分の電圧が与えられた規
制部材246が分別ローラ245に所定の間隙を挟んで
対向することになり、画像の白地部分を汚損する紙粉等
の異物を現像剤から容易に除去することができる。
【0066】図5は、上記現像装置に備えられる分別機
構の構成を示す正面断面図である。現像装置24の現像
槽24a内において分別ローラ245の周面に対向して
配置される分別機構247は、異物搬送部材247a、
ストレーナ247b、ハウジング247c及びトナー回
収部材247dによって構成されている。異物搬送部材
247a及びトナー回収部材247dは、導電性樹脂
(樹脂材料に金属微粉末又はカーボン等の導電性材料を
所定量添加して抵抗値を制御したもの。)や金属材料
(アルミニウム、アルミニウム合金、黄銅、燐青銅又は
ステンレス等の非磁性金属材料。)を素材として、例え
ば、図6(A)に示すように、スクリュー形状を呈し、
分別ローラ245に平行にして軸支されている。
【0067】なお、異物搬送部材247a及びトナー回
収部材247dとしては、図6(B)に示すように、円
筒形状のローラの周面に、導電性繊維(帯電系列におい
てトナーの帯電極性と同極性の材料。例えば、負帯電の
トナーを使用する場合には、帯電系列上でトナーよりも
負側に位置するポリエステル系繊維、ポリアクリル系繊
維、ポリビニル系繊維又はポリエチレン系繊維等。)の
ブラシを螺旋状に設けたものを用いることもできる。ま
た、異物搬送部材247aには、トナーの帯電極性と同
極性の−100V〜−1000V程度のバイアス電圧が
印加されている。
【0068】異物搬送部材247aの周面は下弦側の回
転位置の略全域においてストレーナ247bに対向して
おり、トナー回収部材247dはストレーナ247bの
下方において軸支されている。ストレーナ247bに
は、トナー粒径よりも大きく紙粉等の異物よりも小さい
孔が多数形成されている。また、ストレーナ247b及
びトナー回収部材247dは、ハウジング247cによ
って下面を被覆されている。
【0069】図7は、上記分別機構における不良帯電ト
ナー及び異物の分別状態を説明する図である。分別ロー
ラ245に分別バイアス電圧として、トナーの帯電極性
と同極性で、かつ、異物搬送部材247aに印加される
バイアス電圧よりも小さい−50V〜−100Vの電圧
を印加しておくと、−40μC程度の電荷を帯電した正
常帯電トナー311は静電気力による反発作用によって
分別ローラ245の周面から離間する。このため、分別
ローラ245が回転すると、分別ローラ245の周面に
形成される現像剤301の穂立ちによって不良帯電トナ
ー312及び異物321のみが分別機構247に搬送さ
れる。この不良帯電トナー312には、上述したよう
に、帯電量が適正値よりも少ない−10μC程度の電荷
を帯電した弱帯電トナー312a、及び、適正な帯電極
性と逆極性に帯電した逆帯電トナー312bが含まれ
る。
【0070】分別機構247において、分別ローラ24
5の周面に形成された現像剤の穂立ちによって搬送され
た不良トナー312及び異物321は、現像剤の穂立ち
に十分に吸着していないため、分別ローラ245の周面
の下弦側において分別ローラ245及び現像剤の穂立ち
の回転による遠心力によって分別ローラ245から離
れ、分別機構247内に導かれる。特に、正極性に帯電
した異物321及び逆帯電トナー312bは、分別ロー
ラ245よりも大きいバイアス電圧の静電気力によって
異物回収部材247aに吸着する。分別機構247内に
導かれた不良帯電トナー312及び異物321は、異物
搬送部材247aの回転によってストレーナ247b上
を軸方向に搬送される間にストレーナ247bと摺動
し、粒径の大きさに応じて異物321及び逆帯電トナー
312bと弱帯電トナー312aとに分離される。
【0071】即ち、比較的粒径の小さく異物搬送部材2
47aと同極性に帯電した弱帯電トナー312aは、異
物搬送部材247aの周面から離間するとともに、スト
レーナ247bの孔部を通過してストレーナ247bの
下方に落下する。この後、トナー回収部材247dによ
ってハウジング247c上を軸方向に搬送され、現像槽
24a内における補給ローラ244の下方近傍に導かれ
る。一方、比較的粒径の大きい紙粉等の異物321は、
ストレーナ247bの孔部を通過することなくストレー
ナ247b上を軸方向に搬送され、現像槽24aの外部
に導かれる。また、異物搬送部材247aと逆極性に帯
電した逆帯電トナー312bは、異物搬送部材247a
の周面に静電吸着し、ストレーナ247bの下方に落下
することなく異物搬送部材247aの回転によって軸方
向に搬送され、現像槽24aの外部に導かれる。
【0072】このようにして、分別ローラ245の回転
により、現像槽24a内における現像剤の循環経路の下
流側に位置する分別機構247に搬送された弱帯電トナ
ー312a、逆帯電トナー312b及び異物321は、
分別機構247において、再利用可能であるために回収
すべき弱帯電トナー312aと、利用不可能であるため
に廃棄すべき逆帯電トナー312b及び異物321と、
に分別される。
【0073】分別機構247は、分別ローラ245から
現像ローラ241に至る現像剤の循環経路中に配置され
ている。したがって、異物及び帯電不良のトナーが除去
された現像剤が、現像ローラ241に導かれて現像工程
に使用される。
【0074】なお、現像槽24a内において凝集固化し
たトナーは、上述のように規制部材246との当接によ
って分離及び攪拌された状態で分別ローラ245の周面
に形成された現像剤の穂立ちによって分別機構247に
導かれる。したがって、分別機構247における分別機
能が凝集固化したトナーによって妨げられることがな
く、また、凝集固化したトナーは、逆帯電トナーでない
限り、異物とともに異物搬送部材247aによって現像
槽24aの外部に導かれることがなく、現像槽24a内
のトナーを後の現像工程において有効に活用することが
できる。
【0075】現像槽24a内に設置されている仕切り部
材248は、絶縁性を有する樹脂材料、例えば、ABS
樹脂、AS樹脂又はポリスチレン等を素材として形成さ
れており、補給ローラ244の下方であって攪拌ローラ
243の上方から分別ローラ245の周面を経由して現
像ローラ241の周面における現像位置の上流側に至る
現像剤の循環経路と、現像ローラ241の周面における
現像位置の下流側から攪拌ローラ243の周面を経由し
て攪拌ローラ243の上方であって補給ローラ244の
下方に至る現像剤の循環経路と、を分離する。
【0076】この仕切り部材248により、現像槽24
a内における循環経路中に現像剤を円滑に循環させるこ
とができ、現像位置を通過した直後の現像剤が、攪拌ロ
ーラ243による十分な攪拌を受けることなく分別ロー
ラ245を介して現像ローラ241の周面における現像
位置の上流側に導かれることがない。このため、分別ロ
ーラ245及び分別機構247による分別機能に大きな
負荷を与えることがなく、正常帯電トナーを異物及び不
良帯電トナーから確実に分別することができる。
【0077】また、絶縁性を有する材料を素材として形
成された電気的に中立な仕切り部材248には、静電気
力によるトナーの付着や凝集を生じることがなく、仕切
り部材248の近傍における現像剤の円滑な移動が妨げ
られることもない。
【0078】なお、上記の実施形態では、この発明の現
像装置を適用した画像形成装置として複写機を例にあげ
て説明したが、2成分現像剤を用いた電子写真方式の画
像形成処理を行うプリンタ等の他の画像形成装置におい
ても、この発明を同様に実施することができる。
【0079】
【発明の効果】この発明によれば、以下の効果を奏する
ことができる。
【0080】(1) 感光体の表面から除去された残留物に
含まれる不良帯電トナー及び異物を、ケーシングの内部
において分別ローラによって正常帯電トナーと分別する
ことができるとともに、分別機構によって現像ローラに
搬送して再利用すべきトナーと外部に廃棄すべき異物等
とを分別することができ、正常に帯電したトナーのみを
現像剤として現像ローラに搬送するようにして、不良帯
電トナーや異物が現像工程に使用されることを確実に防
止することができ、画像形成状態の劣化や機内の汚損を
防止することができる。
【0081】(2) 分別バイアス電圧と同極性に帯電した
正常帯電トナーを分別ローラから離間するとともに、正
常な帯電極性とは逆極性に帯電した逆帯電トナー及び異
物、並びに、正常な帯電量よりも低い帯電量で帯電した
弱帯電トナーを分別ローラの周面に形成された現像剤の
穂立ちによって捕集して現像剤とともに分別ローラの回
転方向に搬送し、逆帯電トナーや異物と正常帯電トナー
とを確実に分別することができる。
【0082】(3) 回転する分別ローラの表面に現像剤を
滑りを生じることなく確実に維持することができ、現像
剤を分別ローラの回転方向に確実に搬送できる。
【0083】(4) 分別ローラの回転により、循環経路に
おいて分別ローラの下流側に位置する現像ローラに、多
量の現像剤を搬送することができ、現像工程の実行に十
分な現像剤を現像ローラに供給できる。
【0084】(5) 装置の小型化のために分別ローラの径
を小さくした場合にも、感光体に対してトナーを供給す
べき現像ローラに分別ローラから十分な量の現像剤を供
給することができ、画像形成状態の劣化や機内の汚損を
生じることなく、装置の小型化を実現することができ
る。
【0085】(6) 分別ローラの回転によって現像剤とと
もに搬送された不良帯電トナー及び異物を分別機構に十
分に接触させることができ、不良帯電トナー及び異物を
現像剤から効率的に分別することができる。
【0086】(7) 転写工程を終了した感光体の表面から
除去された回収物のうち正常に帯電したトナーのみを吸
着する分別ローラの周面における現像剤の穂立ちを規制
部材に接触させ、穂立ちを形成する現像剤を摩擦帯電さ
せるとともに、穂立ちに吸着した凝集トナーを分離及び
攪拌することにより、感光体の表面から除去された回収
物のうち、正常に帯電したトナーを異物や帯電不良のト
ナーと分別することがてきるとともに、分別ローラの周
面に形成された現像剤の穂立ちによって搬送された帯電
不良のトナーの帯電量を回復し、凝集トナーを分離及び
攪拌し、画像形成処理に適した状態にすることができ、
後の画像形成処理における画像形成状態を良好にするこ
とができる。
【0087】(8) 分別ローラの周面に形成された現像剤
の穂立ちを、弾性を有する板状の金属材料によって構成
した規制部材に接触させることにより、現像剤の穂立
ち、及び、これに吸着したトナーに、規制部材との当接
によって大きな機械的ストレスを与えることがなく、ト
ナーにおいて帯電状態に影響を与える変質や変形を生じ
ないようにすることができるとともに、現像剤の穂立ち
との接触による規制部材の磨耗を防止して規制部材の頻
繁な交換作業を不要にすることができる。
【0088】(9) 分別ローラの周面に形成された現像剤
の穂立ちを、非磁性体の規制部材に接触させることによ
り、現像剤の穂立ちとの接触によって規制部材が磁化し
ないようにし、規制部材の表面において現像剤の磁気吸
着やトナーの凝集を防止することができ、現像装置内の
分別ローラの近傍における現像剤の詰まりによる現像装
置の駆動トルクの増加、及び、駆動部の発熱による装置
の破損を防止して耐久性を向上することができる。
【0089】(10)分別ローラの周面に形成される穂立ち
の高さを、現像ローラの周面に形成される現像剤の穂立
ちの高さよりも低くすることにより、現像ローラによる
現像工程に影響を与える過大なサイズの異物や凝集トナ
ーを分別ローラを介して現像ローラに導かれることを確
実に防止でき、画像形成状態を良好に維持することがで
きる。
【0090】(11)規制部材によって分別ローラの近傍に
位置するトナーを帯電することにより、分別ローラの近
傍におけるトナーの帯電を促進するとともに、規制部材
の表面に正常に帯電したトナーが付着することを防止で
き、現像装置内の分別ローラの近傍における現像剤の詰
まりによって現像装置の駆動トルクの増加、及び、駆動
部の発熱による装置の破損を防止して耐久性を向上する
ことができる。
【0091】(12)規制部材に対して現像ローラの印加電
圧よりも大きな電圧を印加することにより、分別ローラ
の近傍に位置するトナーに十分な帯電量の電荷を帯電さ
せることができ、帯電量の低いトナーが分別ローラを介
して現像ローラに搬送されることによる画像のカブリを
確実に防止することができるとともに、分別ローラによ
る紙粉等の異物を現像剤から分別する機能を向上するこ
とができる。
【0092】(13)現像位置を通過直後の現像剤が分別ロ
ーラの周面を経由して現像位置に導かれる現像剤に混入
しないようにすることにより、現像装置内における現像
剤の移動を円滑にし、現像剤の循環によるトナーの摩擦
帯電を促進することができる。
【0093】(14)現像位置を通過直後の現像剤と、分別
ローラの周面を経由して現像位置に導かれる現像剤と、
を電気的に中立な仕切り部材によって分離することによ
り、仕切り部材の表面にトナーが静電吸着することを防
止し、現像装置の駆動トルクの増加、及び、駆動装置の
発熱による装置の破損を防止して耐久性を向上すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態に係る現像装置を適用した
画像形成装置である複写機の構成を示す正面断面の略図
である。
【図2】上記現像装置の構成を示す正面断面図である。
【図3】上記現像装置における分別ローラの磁極の形成
状態を説明する図である。
【図4】上記分別ローラにおける磁極の極間角度と分別
機構の異物分別性及び現像槽内におけるキャリアの飛散
状態との関係を示す図である。
【図5】上記現像装置が有する分別機構の構成を示す正
面断面図である。
【図6】上記分別機構が有する異物搬送部材及びトナー
回収部材の外嵌図である。
【図7】上記分別ローラ及び分別機構における正常帯電
トナー、弱帯電トナー、逆帯電トナー及び異物の分別状
態を示す図である。
【図8】第1の従来例の現像装置を備えた画像形成装置
の要部の構成を示す概略図である。
【図9】第2の従来例の現像装置を備えた画像形成装置
の構成を示す概略図である。
【符号の説明】
21−感光体ドラム 24−現像装置 24a−現像槽 26−クリーナ 28−トナー搬送部材 241−現像ローラ 243−攪拌ローラ 245−分別ローラ 246−規制部材 247−分別機構 247a−異物搬送部材 247b−ストレーナ 247c−ハウジング 247d−トナー回収部材 248−仕切り部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 直井 宏夫 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 新川 幸治 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 中村 昌次 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 藤田 庄一 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 2H034 CA01 CB01 CB02 2H077 AD02 AD06 AD13 AD18 AD35 AE03 CA01 FA01 FA19 FA23 FA26 FA29

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】収納部に収納したトナーを現像槽内の現像
    剤の循環経路中に位置する現像ローラを介して感光体の
    表面に供給する現像装置において、 転写工程を終了した感光体の表面から除去された残留物
    を収納部内に搬送する搬送手段と、現像槽内の現像剤の
    循環経路中における現像ローラの上流側で回転位置を固
    定した磁性体、及び、この磁性体に外嵌して回転する円
    筒部材によって構成され、磁性体の磁力によって円筒部
    材の周面に磁気吸着する現像剤とともに、帯電不良のト
    ナー及び異物を搬送する分別ローラと、分別ローラと現
    像ローラとの間において分別ローラに近接する位置に、
    正常なトナーの帯電極性と逆極性に帯電したトナー及び
    異物を終電に静電吸着して外部に排出する異物搬送部材
    を含む分別機構と、を設けたことを特徴とする現像装
    置。
  2. 【請求項2】前記分別ローラに、正常なトナーの帯電極
    性と同極性で、かつ、現像ローラに印加される現像バイ
    アス電圧よりも低い分別バイアス電圧を印加する電源装
    置を設けた請求項1に記載の現像装置。
  3. 【請求項3】前記分別ローラの表面粗度を、現像ローラ
    の表面粗度よりも粗くした請求項1又は2に記載の現像
    装置。
  4. 【請求項4】前記分別ローラの円筒部材が、現像ローラ
    の回転方向と同一方向に回転する請求項1乃至3のいず
    れかに記載の現像装置。
  5. 【請求項5】前記分別ローラの表面の周速を、現像ロー
    ラの表面の周速より速くした請求項1乃至4のいずれか
    に記載の現像装置。
  6. 【請求項6】前記分別ローラの磁性体が、分別ローラの
    周面において分別機構に対向する位置に複数の磁力のピ
    ークを形成する請求項1乃至5のいずれかに記載の現像
    装置。
  7. 【請求項7】前記分別ローラの周面に所定の間隙を設け
    て配置され、分別ローラの周面に形成された穂立ちに接
    触してトナーに対する摩擦帯電、並びに、凝集トナーの
    分離及び攪拌を行う規制部材を設けた請求項1乃至6の
    いずれかに記載の現像装置。
  8. 【請求項8】前記規制部材が、弾性を有する板状の金属
    材料を素材として形成された請求項7に記載の現像装
    置。
  9. 【請求項9】前記規制部材が、非磁性材料を素材として
    形成された請求項7又は8に記載の現像装置。
  10. 【請求項10】前記規制部材と分別ローラの周面との間
    隙が、現像ローラの周面と現像剤の穂立ちを規制する部
    材との間隙よりも小さく設定されている請求項7乃至9
    のいずれかに記載の現像装置。
  11. 【請求項11】前記規制部材にトナーの帯電極性と同極
    性の電圧を印加する電源手段を含む請求項7乃至10の
    いずれかに記載の現像装置。
  12. 【請求項12】前記電源手段から規制部材に印加される
    電圧が、現像ローラの印加電圧よりも大きく設定されて
    いる請求項11に記載の現像装置。
  13. 【請求項13】前記分別ローラの周面を経由して現像ロ
    ーラの周面における現像位置の上流側に至る現像剤の経
    路と、現像ローラの周面の現像位置の下流側における現
    像剤の経路と、を分離する仕切り部材を設けた請求項7
    乃至12のいずれかに記載の現像装置。
  14. 【請求項14】前記仕切り部材が、絶縁性を有する材料
    を素材として形成した請求項13に記載の現像装置。
JP11164928A 1999-01-28 1999-06-11 現像装置 Pending JP2000284598A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11164928A JP2000284598A (ja) 1999-01-28 1999-06-11 現像装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1952099 1999-01-28
JP11-19520 1999-01-28
JP11164928A JP2000284598A (ja) 1999-01-28 1999-06-11 現像装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000284598A true JP2000284598A (ja) 2000-10-13

Family

ID=26356355

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11164928A Pending JP2000284598A (ja) 1999-01-28 1999-06-11 現像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000284598A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7555256B2 (en) 2005-05-23 2009-06-30 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Development unit with toner recovery for an image forming apparatus and process
JP2010092010A (ja) * 2008-09-11 2010-04-22 Fuji Xerox Co Ltd 現像器および画像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7555256B2 (en) 2005-05-23 2009-06-30 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Development unit with toner recovery for an image forming apparatus and process
JP2010092010A (ja) * 2008-09-11 2010-04-22 Fuji Xerox Co Ltd 現像器および画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09288426A (ja) 画像形成装置
CN1497333B (zh) 异物除去机构、异物除去方法、印刷装置和印刷方法
JP5293575B2 (ja) 画像形成装置及び制御方法
JP2000284598A (ja) 現像装置
US6157807A (en) Cleaning device with electrically biased conveying members for collecting, separating and reusing developer
JP4070400B2 (ja) 画像形成装置
JP4098891B2 (ja) 画像形成装置
JPH09258553A (ja) 画像形成装置
JP3363349B2 (ja) 画像形成装置
JPH08202143A (ja) 現像装置、画像形成装置及び現像装置の使用方法
JP2000242071A (ja) 現像装置
JP3127938B2 (ja) 画像形成装置
JP3110596B2 (ja) 分離装置及び画像形成装置
JP3846467B2 (ja) 現像装置及び画像形成装置
JP2006201753A (ja) 画像形成装置、現像装置、及び微粉回収方法
JPH09197828A (ja) 現像装置
JP2006293199A (ja) 画像形成装置
JP2016035552A (ja) 現像装置、画像形成装置およびプロセスカートリッジ
JP2022162309A (ja) プロセスカートリッジおよび画像形成装置
JP2006330507A (ja) 現像装置
JPH04330470A (ja) 現像装置
JP2003270875A (ja) 画像形成装置
JP2000321951A (ja) 画像形成装置
JP2000305351A (ja) 一成分トナーの現像装置
JP2006194941A (ja) 現像装置