JP2000285141A - 画像検索装置,画像分類装置およびそれらの装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

画像検索装置,画像分類装置およびそれらの装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2000285141A
JP2000285141A JP11359939A JP35993999A JP2000285141A JP 2000285141 A JP2000285141 A JP 2000285141A JP 11359939 A JP11359939 A JP 11359939A JP 35993999 A JP35993999 A JP 35993999A JP 2000285141 A JP2000285141 A JP 2000285141A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザの意図を検索条件として正確に表現可
能な画像検索装置を提供すること。 【解決手段】 U/I部151が、問合せ画像を複数指
定すると共に、指定した各問合せ画像毎に前記検索対象
の画像との類似度を求める際に使用する特徴量の種類を
指定し、マッチング・エンジン153が、検索対象の画
像毎に、U/I部151で指定された種類の特徴量を用
いて各問合せ画像との類似度を求めると共に、求めた各
問合せ画像との類似度を合計して検索対象の画像の総合
類似度を求め、U/I部151が、検索対象の画像毎に
求めた総合類似度に基づいて、検索結果を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大量の画像の中か
らユーザが希望する画像を探し出すための画像検索装置
および大量の画像を所定の分類先に分類する画像分類装
置に関し、ユーザが望む通りの方法で精度の高い画像検
索処理および画像分類処理を行うことが可能な画像検索
装置および画像分類装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータ技術や画像処理技術
の発達に伴って、大量の電子画像を蓄積して画像データ
ベースを構築する試みが盛んに行われている。画像デー
タベースを構築する際に重要となるのは、大量に蓄積し
た画像の中から利用したい画像を簡単に得ることができ
るようにするための画像検索装置である。
【0003】画像検索装置の一つとして、各画像に言葉
を用いた検索キーを付与し、文書の検索と同様な方法
で、入力されたキーワードと画像に付された検索キーと
を照合し、キーワードと一致する検索キーが付された画
像を検索結果として返すというものがある。
【0004】ところが、人間が画像から受ける印象は人
によって異なるため、画像に付された検索キーがその画
像から人間が受ける印象を全て言い表しているとは言え
ず、従って言葉による検索キーを用いた画像検索では満
足な画像を得ることができない場合が多い。なぜなら、
画像中に登場する人間,動物,建物等の事物(以下「オ
ブジェクト」と定義する)の形状特徴や位置関係につい
ては、適切な言葉で表現することができない場合が多い
からである。
【0005】そのため、キーワードと言葉による検索キ
ーとを照合することによって画像を検索するのではな
く、検索条件として特定の画像(以下「問合せ画像」と
記述する)を与え、問合せ画像に類似する画像を画像デ
ータベースの中から検索できるようにすることが望まし
い。このような検索装置を実現するために、問合せ画像
および検索対象の画像からそれぞれ画像の特徴を表す特
徴量を抽出し、問合せ画像の特徴量と検索対象の画像の
特徴量との類似性を判定し、問合せ画像の特徴量と類似
する特徴量を有する画像を検索結果として返すという方
法が提案されている。つまり、この画像検索装置は、特
徴間の類似性を画像自体の類似性と考えることによっ
て、類似する画像を検索するというものである。
【0006】また、画像そのものを問合せ画像とするの
ではなく、各画像の特徴量として画像の色(色のヒスト
グラム),テクスチャ,オブジェクトの形状等を抽出し
てデータベース化しておき、画像を検索する際に、デー
タベース化した画像の特徴量を検索条件として指定する
ことによって、指定した特徴量を有する画像を検索する
という検索装置も提案されている(Myron Flickner et
al, “Query by Imageand Video Content: The QBIC Sy
stem,” Computer, September 1995, pp23-32)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記問
合せ画像を指定して、問合せ画像に類似する画像を検索
する画像検索装置においては、例えば、ユーザが検索結
果として望む画像に類似した問合せ画像が存在しない場
合、問合せ画像として指定するための画像を検索する処
理が必要となり、検索作業の利便性に欠けるという問題
点があった。
【0008】また、画像の特徴量を指定して画像を検索
する画像検索装置にあっても、例えば、ユーザが検索結
果として望む画像の配色を選択したり、検索結果として
望む画像中に存在するオブジェクトの形状を描いたりす
ることによって画像の特徴量を検索条件として指定する
必要があるため、検索を実行する際のユーザの負担が大
きいという問題点があった。また、画像の特徴量を検索
条件として指定するため、ユーザが検索結果として希望
する画像を検索条件において的確に表現することは困難
で、検索に対するユーザの意図を適切に装置に伝えられ
ないという問題点があった。その結果、ユーザの望む検
索結果を得ることは困難であった。
【0009】すなわち、上記従来の画像検索装置におい
ては、検索条件の指定に自由度がなく、ユーザの意図を
検索条件として正確に表現することができないという点
で不便であった。したがって、ユーザの意図を装置側に
正確に伝えることができず、ユーザの望む画像を精度良
く得ることは困難であった。さらに、ユーザの意図を装
置側に正確に伝え、ユーザの意図通りの検索処理を行う
ことを可能にするためには、ユーザが望む方法で検索処
理を行えるように様々な検索手法が用意されていなけれ
ばならない。
【0010】本発明は上記に鑑みてなされたものであっ
て、新たな方法で画像検索処理を実行可能な画像検索装
置を提供することを目的とする。
【0011】また、本発明は上記に鑑みてなされたもの
であって、ユーザの意図を検索条件として正確に表現で
きるようにし、精度の高い画像検索処理を行うことが可
能な画像検索装置を提供することを目的とする。
【0012】また、本発明は上記に鑑みてなされたもの
であって、ユーザの検索意図を検索結果に反映できるよ
うな新たな方法の画像検索処理を実行可能にすることに
より、精度の高い画像検索処理を行うことが可能な画像
検索装置を提供することを目的とする。
【0013】また、本発明は、上記のような画像検索装
置における画像検索処理を画像分類処理に応用し、新た
な方法で画像分類処理を実行可能な画像分類装置を提供
することを目的とする。
【0014】また、本発明は、上記のような画像検索装
置における画像検索処理を画像分類処理に応用し、ユー
ザの意図を画像分類の基準となる分類条件として正確に
表現できるようにし、精度の高い画像の分類処理を行う
ことが可能な画像分類装置を提供することを目的とす
る。
【0015】さらに、本発明は、上記のような画像検索
装置における画像検索処理を画像分類処理に応用し、ユ
ーザの検索意図を分類結果に反映できるような新たな方
法の画像分類処理を実行可能にすることにより、精度の
高い画像分類処理を行うことが可能な画像分類装置を提
供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の画像検索装置は、問合せ画像および複数
の検索対象の画像から画像の特徴を表す特徴量を少なく
とも一種類抽出し、抽出した少なくとも一種類の特徴量
を用いて前記問合せ画像および検索対象の画像の類似度
を求めることにより、前記複数の検索対象の画像から前
記問合せ画像と同一または類似の画像を検索する画像検
索装置において、前記問合せ画像および検索対象の画像
の類似度を求める際に使用される各種類の特徴量毎にそ
れぞれ一つの問合せ画像を指定する指定手段と、前記検
索対象の画像毎に、前記指定手段で指定された各問合せ
画像との類似度を対応する種類の特徴量を用いて求める
と共に、求めた各問合せ画像との類似度を合計して前記
検索対象の画像の総合類似度を求める検索手段と、前記
検索手段で前記検索対象の画像毎に求めた総合類似度に
基づいて、検索結果を出力する出力手段と、を備えたも
のである。
【0017】また、請求項2の画像検索装置は、問合せ
画像および複数の検索対象の画像から画像の特徴を表す
特徴量を少なくとも一種類抽出し、抽出した少なくとも
一種類の特徴量を用いて前記問合せ画像および検索対象
の画像の類似度を求めることにより、前記複数の検索対
象の画像から前記問合せ画像と同一または類似の画像を
検索する画像検索装置において、前記問合せ画像を複数
指定すると共に、指定した各問合せ画像毎に前記検索対
象の画像との類似度を求める際に使用する特徴量の種類
を指定する指定手段と、前記検索対象の画像毎に、前記
指定手段で指定された種類の特徴量を用いて各問合せ画
像との類似度を求めると共に、求めた各問合せ画像との
類似度を合計して前記検索対象の画像の総合類似度を求
める検索手段と、前記検索手段で前記検索対象の画像毎
に求めた総合類似度に基づいて、検索結果を出力する出
力手段と、を備えたものである。
【0018】また、請求項3の画像検索装置は、問合せ
画像および複数の検索対象の画像から画像の特徴を表す
特徴量を少なくとも一種類抽出し、抽出した少なくとも
一種類の特徴量を用いて前記問合せ画像および検索対象
の画像の類似度を求めることにより、前記複数の検索対
象の画像から前記問合せ画像と同一または類似の画像を
検索する画像検索装置において、前記問合せ画像を複数
指定する指定手段と、前記検索対象の画像毎に、前記指
定手段で指定された各問合せ画像との類似度を求めると
共に、求めた各問合せ画像との類似度を合計して前記検
索対象の画像の総合類似度を求める検索手段と、前記検
索手段で前記検索対象の画像毎に求めた総合類似度に基
づいて、検索結果を出力する出力手段と、を備えたもの
である。
【0019】また、請求項4の画像検索装置は、問合せ
画像および複数の検索対象の画像から画像の特徴を表す
特徴量を少なくとも一種類抽出し、抽出した少なくとも
一種類の特徴量を用いて前記問合せ画像および検索対象
の画像の類似度を求めることにより、前記複数の検索対
象の画像から前記問合せ画像と同一または類似の画像を
検索する画像検索装置において、前記問合せ画像を複数
指定する指定手段と、前記検索対象の画像毎に、前記指
定手段で指定された各問合せ画像との類似度を求めると
共に、求めた各問合せ画像との類似度の中から最も高い
類似性を示す類似度を選択して前記検索対象の画像の総
合類似度を求める検索手段と、前記検索手段で前記検索
対象の画像毎に求めた総合類似度に基づいて、検索結果
を出力する出力手段と、を備えたものである。
【0020】また、請求項5の画像検索装置は、請求項
2,3または4に記載の画像検索装置において、前記指
定手段が、前記検索手段で求める類似度に対し、前記問
合せ画像の種類に応じて任意の重み付けを行うことがで
きるように、前記各問合せ画像毎に重要度を指定するこ
とが可能であり、前記検索手段が、前記検索対象の画像
毎に、前記各問合せ画像との類似度を求め、求めた各問
合せ画像との類似度に対して前記指定手段で指定された
重要度に応じた重み付けを行った後、前記総合類似度を
求めるものである。
【0021】また、請求項6の画像検索装置は、請求項
3または4に記載の画像検索装置において、前記指定手
段が、複数種類の特徴量を用いて前記問合せ画像および
検索対象の画像の類似度を求める場合に、前記検索手段
で求める類似度に対し、前記問合せ画像および特徴量の
種類に応じて任意の重み付けを行うことができるよう
に、各種類の特徴量毎の重要度を各問合せ画像毎に指定
することが可能であり、前記検索手段が、前記検索対象
の画像それぞれについて、前記各種類の特徴量毎に前記
各問合せ画像との類似度を求め、前記各種類の特徴量毎
に求めた各問合せ画像との類似度に対して前記指定手段
で指定された重要度に応じた重み付けを行った後、前記
総合類似度を求めるものである。
【0022】また、請求項7の画像検索装置は、請求項
3または4に記載の画像検索装置において、さらに、複
数種類の特徴量を用いて前記問合せ画像および検索対象
の画像の類似度を求める場合に、前記検索手段で求める
類似度に対し、前記特徴量の種類に応じて任意の重み付
けを行うことができるように、前記指定手段で指定され
た各問合せ画像間の類似度を各種類の特徴量毎に求め、
求めた各種類の特徴量毎の類似度に基づいて前記各問合
せ画像間における各種類の特徴量毎の重要度を決定する
重要度決定手段を備え、前記検索手段が、前記検索対象
の画像それぞれについて、前記各種類の特徴量毎に各問
合せ画像との類似度を求め、前記各種類の特徴量毎に求
めた各問合せ画像との類似度に対して前記重要度決定手
段で決定した各種類の特徴量毎の重要度に応じた重み付
けを行った後、前記総合類似度を求めるものである。
【0023】また、請求項8の画像検索装置は、問合せ
画像および複数の検索対象の画像から画像の特徴を表す
特徴量を少なくとも一種類抽出し、抽出した少なくとも
一種類の特徴量を用いて前記問合せ画像および検索対象
の画像の類似度を求めることにより、前記複数の検索対
象の画像から前記問合せ画像と同一または類似の画像を
検索する画像検索装置において、前記問合せ画像を少な
くとも一つ指定すると共に、画像から抽出する特徴量の
粗さのレベルを粗から細に向かって段階的に定義した抽
出基準に基づいて、検索に利用する特徴量の粗さのレベ
ルを少なくとも一つ指定する指定手段と、前記抽出基準
に基づいて、前記問合せ画像および複数の検索対象の画
像から少なくとも前記指定手段で指定された粗さのレベ
ルに該当する特徴量を所定のタイミングで抽出する特徴
抽出手段と、前記検索対象の画像毎に、前記指定手段で
指定された粗さのレベルに応じた特徴量を用いて前記問
合せ画像との類似度を求める検索手段と、前記検索手段
で前記検索対象の画像毎に求めた類似度に基づいて、検
索結果を出力する出力手段と、を備えたものである。
【0024】また、請求項9の画像検索装置は、請求項
8に記載の画像検索装置において、前記抽出基準が、少
なくとも画像を何分割するかを表す分割数を前記粗さの
レベルとして段階的に定義しており、前記特徴抽出手段
が、前記段階的に定義された粗さのレベルのいずれか一
つに応じて前記特徴量を抽出する場合、該当する分割数
に基づいて画像を分割して複数の分割画像を生成し、生
成した各分割画像から前記特徴量をそれぞれ抽出するこ
とにより、前記問合せ画像および検索対象の画像から分
割画像単位の特徴量からなる特徴量群を抽出し、前記検
索手段が、前記特徴量群を利用して前記問合せ画像およ
び検索対象の画像の類似度を求める場合、前記問合せ画
像および検索対象の画像の対応する分割画像毎の類似度
を該当する特徴量を用いてそれぞれ求めることにより、
前記問合せ画像および検索対象の画像の類似度を求める
ものである。
【0025】また、請求項10の画像検索装置は、請求
項9に記載の画像検索装置において、前記抽出基準が、
前記段階的に定義された粗さのレベル中の最も粗い特徴
量を示すレベルとして、画像を分割することなく、画像
全体を特徴量の抽出対象とするレベルを含み、前記特徴
抽出手段が、前記画像全体を特徴量の抽出対象とするレ
ベルに応じて特徴量を抽出する場合、前記問合せ画像お
よび検索対象の画像から画像全体を対象として特徴量を
抽出するものである。
【0026】また、請求項11の画像検索装置は、請求
項8,9または10のいずれか一つに記載の画像検索装
置において、前記抽出基準が、画像中に存在するオブジ
ェクトを特徴量の抽出対象とする場合に、前記オブジェ
クトから抽出する特徴量の粗さのレベルの定義を含むも
のである。
【0027】また、請求項12の画像検索装置は、請求
項8〜11のいずれか一つに記載の画像検索装置におい
て、前記特徴抽出手段が、前記複数の検索対象の画像に
ついては前記抽出基準で定義された全ての粗さのレベル
に応じた特徴量を予め抽出しておき、前記指定手段で指
定された問合せ画像のうち、前記特徴量が抽出されてい
ない問合せ画像については前記検索手段が類似度を求め
る処理を実行する前に前記指定手段で指定された粗さの
レベルに応じた特徴量を抽出するものである。
【0028】また、請求項13の画像検索装置は、問合
せ画像および複数の検索対象の画像から画像の特徴を表
す特徴量を少なくとも一種類抽出し、抽出した少なくと
も一種類の特徴量を用いて前記問合せ画像および検索対
象の画像の類似度を求めることにより、前記複数の検索
対象の画像から前記問合せ画像と同一または類似の画像
を検索する画像検索装置において、前記問合せ画像を少
なくとも一つ指定する指定手段と、前記検索対象の画像
毎に、前記検索対象の画像中の所定のサイズの領域と前
記指定手段で指定された問合せ画像との類似度を予め抽
出した所定の特徴量を用いて求める処理を前記検索対象
の画像全体にわたって繰り返し実行する検索手段と、前
記検索手段で前記検索対象の画像毎に求めた類似度に基
づいて、検索結果を出力する出力手段と、を備えたもの
である。
【0029】また、請求項14の画像検索装置は、請求
項1〜13のいずれか一つに記載の画像検索装置におい
て、前記指定手段が、検索結果の画像を前記問合せ画像
として指定可能であるものである。
【0030】また、請求項15のコンピュータ読み取り
可能な記録媒体は、前記請求項1〜14のいずれか一つ
に記載の画像検索装置の各手段としてコンピュータを機
能させるためのプログラムを記録したものである。
【0031】また、請求項16の画像分類装置は、分類
対象の画像の分類先となる分類項目毎に前記分類対象の
画像の分類基準となる基準画像を設定し、前記各分類項
目毎に設定された基準画像および前記分類対象の画像か
らそれぞれ抽出した画像の特徴を表す少なくとも一種類
の特徴量を用いることにより、前記各分類項目毎に前記
基準画像および分類対象の画像の類似度を求め、求めた
類似度に基づいて前記分類対象の画像を前記分類項目の
いずれかに分類する画像分類装置であって、前記分類項
目を設定し、設定した分類項目それぞれに対し、前記基
準画像および分類対象の画像の類似度を求める際に使用
される各種類の特徴量毎にそれぞれ一つの基準画像を設
定する設定手段と、前記分類項目毎に、前記設定手段で
設定された各基準画像および分類対象の画像の類似度を
対応する種類の特徴量を用いて求めると共に、求めた類
似度を合計して前記分類対象の画像の総合類似度を求め
る演算手段と、前記演算手段で前記分類項目毎に求めた
前記分類対象の画像の総合類似度および予め設定された
分類先決定基準に基づいて、前記分類対象の画像の分類
先となる分類項目を決定する決定手段と、を備えたもの
である。
【0032】また、請求項17の画像分類装置は、分類
対象の画像の分類先となる分類項目毎に前記分類対象の
画像の分類基準となる基準画像を設定し、前記各分類項
目毎に設定された基準画像および前記分類対象の画像か
らそれぞれ抽出した画像の特徴を表す少なくとも一種類
の特徴量を用いることにより、前記各分類項目毎に前記
基準画像および分類対象の画像の類似度を求め、求めた
類似度に基づいて前記分類対象の画像を前記分類項目の
いずれかに分類する画像分類装置であって、前記分類項
目を設定し、設定した分類項目毎に、前記基準画像を複
数設定すると共に、設定した各基準画像毎に前記分類対
象の画像との類似度を求める際に使用する特徴量の種類
を設定する設定手段と、前記分類項目毎に、前記設定手
段で設定された種類の特徴量を用いて各基準画像および
分類対象の画像の類似度を求めると共に、求めた類似度
を合計して前記分類対象の画像の総合類似度を求める演
算手段と、前記演算手段で前記分類項目毎に求めた前記
分類対象の画像の総合類似度および予め設定された分類
先決定基準に基づいて、前記分類対象の画像の分類先と
なる分類項目を決定する決定手段と、を備えたものであ
る。
【0033】また、請求項18の画像分類装置は、分類
対象の画像の分類先となる分類項目毎に前記分類対象の
画像の分類基準となる基準画像を設定し、前記各分類項
目毎に設定された基準画像および前記分類対象の画像か
らそれぞれ抽出した画像の特徴を表す少なくとも一種類
の特徴量を用いることにより、前記各分類項目毎に前記
基準画像および分類対象の画像の類似度を求め、求めた
類似度に基づいて前記分類対象の画像を前記分類項目の
いずれかに分類する画像分類装置であって、前記分類項
目を設定し、設定した分類項目毎に、前記基準画像を複
数設定する設定手段と、前記分類項目毎に、前記設定手
段で設定された各基準画像および前記分類対象の画像の
類似度を求めると共に、求めた類似度を合計して前記分
類対象の画像の総合類似度を求める演算手段と、前記演
算手段で前記分類項目毎に求めた前記分類対象の画像の
総合類似度および予め設定された分類先決定基準に基づ
いて、前記分類対象の画像の分類先となる分類項目を決
定する決定手段と、を備えたものである。
【0034】また、請求項19の画像分類装置は、分類
対象の画像の分類先となる分類項目毎に前記分類対象の
画像の分類基準となる基準画像を設定し、前記各分類項
目毎に設定された基準画像および前記分類対象の画像か
らそれぞれ抽出した画像の特徴を表す少なくとも一種類
の特徴量を用いることにより、前記各分類項目毎に前記
基準画像および分類対象の画像の類似度を求め、求めた
類似度に基づいて前記分類対象の画像を前記分類項目の
いずれかに分類する画像分類装置であって、前記分類項
目を設定し、設定した分類項目毎に、前記基準画像を複
数設定する設定手段と、前記分類項目毎に、前記設定手
段で設定された各基準画像および前記分類対象の画像の
類似度を求めると共に、求めた類似度の中から最も高い
類似性を示す類似度を選択して前記分類対象の画像の総
合類似度を求める演算手段と、前記演算手段で前記分類
項目毎に求めた前記分類対象の画像の総合類似度および
予め設定された分類先決定基準に基づいて、前記分類対
象の画像の分類先となる分類項目を決定する決定手段
と、を備えたものである。
【0035】また、請求項20の画像分類装置は、請求
項17,18または19に記載の画像分類装置におい
て、前記設定手段が、前記演算手段で求める類似度に対
し、前記基準画像の種類に応じて任意の重み付けを行う
ことができるように、前記各基準画像毎に重要度を設定
することが可能であり、前記演算手段が、前記分類項目
毎に、前記各基準画像および分類対象の画像の類似度を
求め、求めた類似度に対して前記設定手段で設定された
重要度に応じた重み付けを行った後、前記総合類似度を
求めるものである。
【0036】また、請求項21の画像分類装置は、請求
項18または19に記載の画像分類装置において、前記
設定手段が、複数種類の特徴量を用いて前記基準画像お
よび分類対象の画像の類似度を求める場合に、前記演算
手段で求める類似度に対し、前記基準画像および特徴量
の種類に応じて任意の重み付けを行うことができるよう
に、各種類の特徴量毎の重要度を各基準画像毎に設定す
ることが可能であり、前記演算手段が、前記分類項目そ
れぞれについて、前記各種類の特徴量毎に前記各基準画
像および分類対象の画像の類似度を求め、前記各種類の
特徴量毎に求めた類似度に対して前記設定手段で設定さ
れた重要度に応じた重み付けを行った後、前記総合類似
度を求めるものである。
【0037】また、請求項22の画像分類装置は、請求
項18または19に記載の画像分類装置において、さら
に、複数種類の特徴量を用いて前記基準画像および分類
対象の画像の類似度を求める場合に、前記演算手段で求
める類似度に対し、前記特徴量の種類に応じて任意の重
み付けを行うことができるように、前記分類項目毎に、
前記設定手段で設定された各基準画像間の類似度を各種
類の特徴量毎に求め、前記各種類の特徴量毎に求めた類
似度に基づいて前記各基準画像間における各特徴量毎の
重要度を決定する重要度決定手段を備え、前記演算手段
が、前記分類項目それぞれについて、前記各種類の特徴
量毎に前記各基準画像および分類対象の画像の類似度を
求め、前記各種類の特徴量毎に求めた類似度に対して前
記重要度決定手段で決定された重要度に応じた重み付け
を行った後、前記総合類似度を求めるものである。
【0038】また、請求項23の画像分類装置は、請求
項16〜22のいずれか一つに記載の画像分類装置にお
いて、前記設定手段が、前記分類項目毎に分類された画
像をさらに分類するための分類項目を設定可能であるも
のである。
【0039】また、請求項24の画像分類装置は、分類
対象の複数の画像から画像の特徴を表す少なくとも一種
類の特徴量を抽出し、抽出した特徴量を用いて前記分類
対象の各画像を類似する画像同士のグループに分類する
画像分類装置であって、前記特徴量の種類を指定する指
定手段と、前記指定手段で特徴量の種類が指定された場
合に、指定された種類の特徴量を用いて前記分類対象の
各画像間の類似度を求め、求めた分類対象の各画像間の
類似度に基づいて、前記分類対象の各画像を類似する画
像同士のグループに分類する分類手段と、前記分類手段
で分類された各グループからそれぞれグループを代表す
る代表画像を選択して画面表示する表示手段と、を備
え、前記指定手段が、さらに、前記表示手段によって表
示された代表画像の一つを指定すると共に、前記特徴量
の種類を指定可能であり、前記分類手段が、前記指定手
段で前記代表画像および前記特徴量の種類が指定された
場合に、指定された種類の特徴量を用いて前記代表画像
の属するグループに分類された各画像を類似する画像同
士のグループに分類し、前記表示手段が、前記分類手段
で分類された各グループからそれぞれグループを代表す
る代表画像を選択して画面表示するものである。
【0040】また、請求項25の画像分類装置は、請求
項24に記載の画像分類装置において、前記表示手段
が、前記指定手段で指定可能な特徴量の種類を画面表示
し、前記指定手段で指定された特徴量の種類に関連付け
て前記分類手段で分類された各グループの代表画像を画
面表示して、前記分類対象の複数の画像を分類した結果
を木構造で画面表示するものである。
【0041】また、請求項26の画像分類装置は、請求
項16〜25のいずれか一つに記載の画像分類装置にお
いて、さらに、前記分類項目毎に分類された任意の画像
を問合せ画像として用いることにより、前記問合せ画像
と同一または類似の画像を検索する検索手段を備えたも
のである。
【0042】また、請求項27の画像分類装置は、請求
項26に記載の画像分類装置において、前記検索手段
が、前記請求項1〜14のいずれか一つに記載の画像検
索装置であるものである。
【0043】また、請求項28の画像分類装置は、請求
項16〜25のいずれか一つに記載の画像分類装置にお
いて、前記分類対象の画像が、前記請求項26に記載の
検索手段または前記請求項1〜14のいずれか一つに記
載の画像検索装置で検索された画像であるものである。
【0044】さらに、請求項29のコンピュータ読み取
り可能な記録媒体は、前記請求項16〜28のいずれか
一つに記載の画像分類装置の各手段としてコンピュータ
を機能させるためのプログラムを記録したものである。
【0045】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像検索装置
および画像分類装置の実施の形態について、添付の図面
を参照しつつ詳細に説明する。
【0046】〔実施の形態1〕まず、本発明に係る画像
検索装置について説明する。図1は、実施の形態1に係
る画像検索装置のブロック構成図である。図1に示す画
像検索装置は、パーソナルコンピュータやワークステー
ション等のコンピュータ100で構成されており、全体
を制御するCPU101と、ブートプログラム等を記憶
したROM102と、CPU101のワークエリアとし
て使用されるRAM103と、問合せ画像,検索実行命
令等の入力を行うためのキーボード104およびマウス
105と、例えば検索結果の画像を表示するためのCR
Tや液晶ディスプレイ等のモニタ106と、本発明の画
像検索装置としての機能をCPU101(コンピュータ
100)に実行させるための画像検索ソフト107,複
数の画像が登録された画像DB108,画像DB108
中の画像から抽出した特徴量が登録された画像特徴DB
109等を記憶したハードディスク110と、画像を入
力するためのスキャナやディジタルカメラを接続するた
めのインターフェイス(I/F)111と、インターネ
ットやLANのようなネットワーク112にコンピュー
タ100(画像検索装置)を接続するためのネットワー
ク・アダプタ113と、上記各部を接続するバス114
と、を備えている。
【0047】図2は、図1に示した画像検索装置におい
て実行される処理を示すブロック図である。処理の詳細
な内容については後述するが、図2において、ユーザ・
インターフェイス(U/I)部151(本発明の指定手
段および出力手段に該当する)は、ユーザに対して画像
検索を行うための検索条件入力画面,検索結果表示画面
等を表示して、検索条件の入力,検索結果の出力処理等
を実行する。特徴抽出エンジン152(本発明の重要度
決定手段および特徴抽出手段に該当する)は、画像DB
108に登録する画像(検索対象の画像)および検索時
に指定される問合せ画像から画像の特徴量を抽出する処
理を実行する。さらに、マッチング・エンジン153
(本発明の検索手段に該当する)は、問合せ画像から抽
出された特徴量と画像特徴DB109に登録された画像
DB108中の画像の特徴量とを比較し、問合せ画像の
特徴に該当する特徴を有する画像を検索する処理を実行
する。
【0048】なお、図2において、U/I部151,特
徴抽出エンジン152およびマッチング・エンジン15
3は、図1に示した画像検索ソフト107を構成するモ
ジュールを意味している。これら各部による処理は、図
1に示したCPU101が画像検索ソフト107を実行
することによって実現される。
【0049】つぎに、前述した構成を有する画像検索装
置によって実行される処理について、 (1)特徴量抽出処理 (2)画像検索処理 の順で説明する。
【0050】(1)特徴量抽出処理 まず、検索対象の画像を画像DB108に登録する処理
を例にとって、画像の特徴を表す特徴量を各画像から抽
出する処理を説明する。ここでは、一例として、従来か
ら良く知られている画像の色特徴(色ヒストグラム),
画像のエッジ特徴および画像中のテクスチャ特徴を特徴
量として抽出するものとする。
【0051】図3は、実施の形態1に係る画像検索装置
において実行される画像登録処理の概略を示すフローチ
ャートである。図2に示した特徴抽出エンジン152
は、U/I部151を介して登録対象となる画像を入力
する(S11)。入力する画像は、例えば、スキャナで
読み取った画像,ディジタルカメラで撮像した画像,ネ
ットワーク112を介してダウンロードした画像,予め
ハードディスク110に記憶されていた画像等、いかな
るものであっても良い。
【0052】そして、特徴抽出エンジン152は、入力
した画像から特徴量を抽出する処理を実行する(S1
2)。このステップS12において、上記3種類の特徴
量が各画像から抽出されるものとする。これら3種類の
特徴量は、以下に示すように従来から知られている方法
を用いて各画像から抽出することができる。
【0053】画像の色ヒストグラム(以下、単に「色」
と記述する)は、適当な色空間(例えばLab,Lu
v,HSVなどが一般的)を選択して複数の領域に分割
し、画像の各ピクセルが色空間中のどの領域に対応する
かを調べ、領域毎のピクセル数を全体のピクセル数によ
り正規化することによって得ることができる。画像のエ
ッジ(以下、「構造」と記述する)は、例えばsobe
lのようなエッジ抽出フィルタを用いて得ることができ
る。さらに、テクスチャは、同時生起行列に基づくテク
スチャ抽出によって得ることができる(参考文献:高木
幹夫雄,下田陽久監修,「画像解析ハンドブック」,東
京大学出版会,1991年)。
【0054】ステップS12で画像から特徴量を抽出し
た後、特徴抽出エンジン152は、画像DB108に登
録する元の画像に関連付けて、抽出した特徴量を画像特
徴DB109に登録する(S13)。また、元の画像も
画像DB108に登録される。
【0055】なお、画像検索の高速化という観点から、
画像DB108に登録する検索対象の画像については、
登録時に予め特徴量を抽出して画像特徴DB109に登
録しておくことが好ましい。ただし、画像検索時に検索
対象の各画像から特徴量を抽出することにする場合に
は、予め特徴量を抽出しておく必要はない。
【0056】図3に示した処理を実行することにより、
画像DB108に登録された画像は、抽出した特徴量の
種類毎に図4に示すような特徴空間にマップされること
になる。画像検索時においては、後述するように問合せ
画像から画像の特徴量を抽出し、同じく図4に示す特徴
空間にマップする。図4に示すポイント(黒点)は、特
徴空間にマップされた画像を示し、問合せ画像のポイン
トと各画像のポイント間の距離が画像の類似度となる。
なお、画像の特徴量の多くはベクトルデータであり、類
似度であるポイント間の距離の計算には一般にユークリ
ッド距離などのベクトルの距離定義式が利用される。ま
た、画像の特徴量の種類に合わせて独自の距離を定義す
ることもできる。
【0057】(2)画像検索処理 続いて、実施の形態1に係る画像検索装置において実行
される画像検索処理について説明する。実施の形態1に
係る画像検索装置は、単に問合せ画像を検索条件として
指定するのみでは問合せ画像とユーザが検索結果として
希望する画像との類似観点を装置に伝えられないという
点を考慮したものであって、検索に使用する特徴量の種
類毎に問合せ画像を指定することによって、ユーザが適
切と考える仮想的な一つの問合せ画像を表現できるよう
にしたものである。なお、前述したように、ここで使用
可能な特徴量の種類としては、色,構造およびテクスチ
ャの3種類であるものとし、検索対象の画像は画像DB
108に登録された画像であるものとする。
【0058】図5は検索時に使用される検索ウインドウ
を示す説明図であり、図6は実施の形態1に係る画像検
索処理を示すフローチャートである。図2のU/I部1
51は、画像検索処理を実行する際に図5に示す検索ウ
インドウ200aを図1に示したモニタ106上に画面
表示する。検索ウインドウ200aは、画像検索に用い
られる色,構造およびテクスチャの特徴量毎にそれぞれ
一つの問合せ画像を指定するための画像指定欄A,Bお
よびCと、画像検索処理の実行を指定するための検索ボ
タン201と、検索結果の画像を表示する画像表示欄2
02と、を備えている。
【0059】ユーザは、図5に示した各画像指定欄にお
いて、特徴量の種類毎に問合せ画像をそれぞれ指定する
(S101)。問合せ画像として指定する画像は、例え
ば、スキャナで読み取った画像,ディジタルカメラで撮
像した画像,ネットワーク112を介してダウンロード
した画像,予めハードディスク110に記憶されていた
画像等、いかなるものであっても良い。
【0060】ここで、問合せ画像の指定方法について具
体的に説明する。前提として、ユーザが検索結果として
希望する画像を適切に表現した一枚の画像は存在しない
が、例えば、検索結果として希望する画像に画像の配色
の雰囲気が似た画像A,画像の構造(オブジェクトの配
置等)の雰囲気が似た画像Bおよび画像中のテクスチャ
の雰囲気が似た画像Cが見つかったものとする。
【0061】ユーザは、図5に示すように、これら3枚
の画像A,BおよびCをそれぞれ画像指定欄A,Bおよ
びCに問合せ画像として指定する。具体的には、検索結
果として希望する画像に画像の配色の雰囲気が似ている
問合せ画像Aを特徴量「色」に対応する画像指定欄Aに
指定する。同様に、検索結果として希望する画像に画像
の構造の雰囲気が似ている問合せ画像Bを特徴量「構
造」に対応する画像指定欄Bに、画像中のテクスチャの
雰囲気が似ている問合せ画像Cを特徴量「テクスチャ」
に対応する画像指定欄Cに指定する。
【0062】なお、以下の説明において、画像指定欄A
に指定された画像を問合せ画像Aと、画像指定欄Bに指
定された画像を問合せ画像Bと、画像指定欄Cに指定さ
れた画像を問合せ画像Cと呼ぶことにする。
【0063】このように、単に問合せ画像を複数指定す
るだけでなく、画像検索に使用される各種類の特徴量毎
に問合せ画像を指定することにより、ユーザが適切と考
える仮想的な一つの問合せ画像を表現できると共に、検
索に対するユーザの意図を装置側に正確に伝えることが
可能となる。したがって、後述する検索処理によって、
ユーザの意図が反映された検索結果の画像を得ることが
可能となる。
【0064】図6のフローチャートの説明に戻る。ユー
ザが図5の検索ボタン201を指定すると、U/I部1
51は、問合せ画像A,BおよびCを特徴抽出エンジン
152に入力し、特徴抽出エンジン152は、各問合せ
画像A,BおよびCから対応する種類の特徴量を抽出す
る処理を実行する(S102)。すなわち、特徴抽出エ
ンジン152は、問合せ画像Aから色の特徴量を、問合
せ画像Bから構造の特徴量を、問合せ画像Cからテクス
チャの特徴量を抽出する。その後、特徴抽出エンジン1
52は、抽出した各問合せ画像の特徴量をマッチング・
エンジン153に渡す(図4の特徴空間にそれぞれマッ
プする)。
【0065】なお、問合せ画像A,BおよびCから抽出
した特徴量が画像特徴DB109に登録されている場合
には、図6のステップS102の処理をスキップするこ
とができる。
【0066】続いて、マッチング・エンジン153は、
画像DB108に登録されている検索対象の画像毎に、
該当する特徴量を用いて各問合せ画像A,BおよびCと
の類似度を求めると共に、求めた各問合せ画像A,Bお
よびCとの類似度を合計して、検索対象の画像の総合類
似度を求める処理を実行する(S103)。
【0067】このステップS103における処理を検索
対象の一つの画像を例にとって具体的に説明する。マッ
チング・エンジン153は、検索対象の画像と問合せ画
像Aについて、色の特徴量を用いて類似度を求める。す
なわち、マッチング・エンジン153は、色の特徴量に
基づいて図4に示した特徴量空間中にプロットされた検
索対象の画像と問合せ画像Aとの距離を例えばユークリ
ッド距離などのベクトルの距離定義式を用いて求める。
この画像間の距離が、二つの画像の類似度に該当し、距
離が短いほど二つの画像が色の特徴において類似してい
ることになる。マッチング・エンジン153は、同様
に、構造の特徴量に基づいて検索対象の画像と問合せ画
像Bとの距離を求めると共に、テクスチャの特徴量に基
づいて検索対象の画像と問合せ画像Cとの距離を求め
る。
【0068】その後、マッチング・エンジン153は、
検索対象の画像と各問合せ画像A,BおよびCとの距離
を合計し、距離の合計値を総合類似度とする。ここで、
特徴量の種類の数をN、特徴量jの問合せ画像をQj
検索対象の画像をIi、特徴量jの画像間の距離式をDj
()とすると、検索対象の各画像毎の総合類似度Si
以下のように表わされる。
【0069】
【数1】
【0070】マッチング・エンジン153は、このよう
にして検索対象の画像毎に総合類似度を求め、検索対象
の画像毎の総合類似度をU/I部151に出力する。
【0071】U/I部151は、マッチング・エンジン
153によって検索対象の画像毎に求められた総合類似
度を参照し、例えば総合類似度の高い順に検索対象の画
像を図5の画像表示欄202に表示する(S104)。
ここでは、総合類似度として、検索対象の画像と問合せ
画像A,BおよびCとの特徴量間の距離の合計を用いて
いるため、実際には、総合類似度の値の小さい順に検索
対象の画像が画像表示欄202に表示されることにな
る。すなわち、総合類似度は0以上の値を持ち、総合類
似度が0のときは各問合せ画像の特徴量および検索対象
の画像の特徴量が等しいということを意味する。
【0072】なお、画像表示欄202には検索対象の画
像を全て表示する必要はなく、予め定めた数の画像のみ
を表示したり、予め定めた閾値以下(総合類似度が画像
間の距離で表されている場合)の総合類似度を得た画像
のみを表示することにしても良い。すなわち、検索結果
をどのように表示するかについては任意に設定・変更す
ることが可能である(以下の実施の形態においても同
様)。
【0073】また、画像表示欄202に表示された検索
結果の画像を参照した結果、絞込み検索を行いたい場合
には、画像表示欄202に表示された画像を問合せ画像
として指定して同様の検索処理を行うこともできる。ま
た、画像表示欄202に表示された画像をマウス105
でクリックすることにより、画像を拡大して表示する処
理を行うことも可能である。
【0074】このように、実施の形態1に係る画像検索
装置によれば、問合せ画像および検索対象の画像の類似
度を求める際に使用される各種類の特徴量毎にそれぞれ
一つの問合せ画像を指定し、検索対象の画像毎に、指定
された各問合せ画像との類似度を対応する種類の特徴量
を用いて求めると共に、求めた各問合せ画像との類似度
を合計して検索対象の画像の総合類似度を求め、検索対
象の画像毎に求めた総合類似度に基づいて検索結果を出
力することにより、ユーザの意図を検索条件として正確
に表現できるため、ユーザの意図を正確に装置に伝える
ことができると共に、検索に対するユーザの意図を確実
に装置に伝えることができるため、検索に対するユーザ
の意図を正確に反映した検索結果を得ることができ、ユ
ーザが望む通りの精度の高い画像検索処理を行うことが
できる。
【0075】例えば、問合せ画像として適切な画像が存
在しない場合であっても、検索結果として望む画像に色
の雰囲気が似た画像やオブジェクトの形状の雰囲気が似
た画像を問合せ画像として指定し、これらの画像を合わ
せたものを一つの問合せとして使用することができる。
【0076】なお、実施の形態1の説明において、全て
の種類の特徴量にそれぞれ対応して問合せ画像を指定す
ることにしたが、必ず全ての種類の特徴量に対応して問
合せ画像を指定する必要はない。また、色,構造および
テクスチャの3種類の特徴量を用いることにしたが、こ
れらはあくまでも例示であって、特徴量の種類および数
を限定することを意図したものではない。
【0077】〔実施の形態2〕実施の形態2に係る画像
検索装置は、実施の形態1の場合と同様に、単に問合せ
画像を検索条件として指定するのみでは問合せ画像とユ
ーザが検索結果として希望する画像との類似観点を装置
に伝えられないという点を考慮したものであって、複数
の問合せ画像と検索に使用する特徴量の種類とを指定す
ることによって、ユーザが適切と考える仮想的な一つの
問合せ画像を表現できるようにしたものである。なお、
実施の形態2に係る画像検索装置において、実施の形態
1で既に説明した構成については同一の符号を使用して
詳細な説明を省略し、画像検索処理についても共通する
点については適宜説明を省略する。
【0078】図7は検索時に使用される検索ウインドウ
を示す説明図であり、図8は実施の形態2に係る画像検
索処理を示すフローチャートである。図2のU/I部1
51は、画像検索処理を実行する際に図7に示す検索ウ
インドウ200bを図1に示したモニタ106上に画面
表示する。検索ウインドウ200bは、複数の問合せ画
像を指定するための画像指定欄A,BおよびCと、各画
像指定欄に指定した問合せ画像毎に、検索対象の画像と
の類似度を求める際に使用する特徴量の種類を指定する
ための特徴量指定ボタン203と、画像検索処理の実行
を指定するための検索ボタン201と、検索結果の画像
を表示する画像表示欄202と、を備えている。
【0079】実施の形態1で説明したように、前提とし
て、ユーザが検索結果として希望する画像を適切に表現
した一枚の画像は存在しないが、例えば、検索結果とし
て希望する画像に画像の配色の雰囲気が似た画像A,画
像の構造の雰囲気が似た画像Bおよび画像中のテクスチ
ャの雰囲気が似た画像Cが見つかったものとする。
【0080】ユーザは、図7に示した各画像指定欄に問
合せ画像を複数指定すると共に、指定した各問合せ画像
毎に検索対象の画像との類似度を求める際に使用する特
徴量の種類を指定する(S201)。
【0081】具体的に、ユーザは、図7に示すように3
枚の画像A,BおよびCを画像指定欄A,BおよびCに
問合せ画像として指定する。そして、ユーザは、検索結
果として希望する画像に画像の配色の雰囲気が似ている
問合せ画像Aについては、特徴量指定ボタン203にお
いて「色」を指定する。同様に、検索結果として希望す
る画像に画像の構造の雰囲気が似ている問合せ画像Bに
ついては「構造」を、画像中のテクスチャの雰囲気が似
ている問合せ画像Cについては「テクスチャ」を指定す
る。
【0082】このように、単に問合せ画像を複数指定す
るだけでなく、指定した各問合せ画像毎にユーザが重視
する画像の特徴に該当する特徴量を指定することによ
り、ユーザが適切と考える仮想的な一つの問合せ画像を
表現できると共に、検索に対するユーザの意図を装置側
に正確に伝えることが可能となる。したがって、後述す
る検索処理によって、ユーザの意図が反映された検索結
果の画像を得ることが可能となる。
【0083】ただし、図7においては、各問合せ画像に
対してそれぞれ異なる種類の特徴量を指定することにし
たが、同一種類の特徴量を指定しても良い。すなわち、
複数の問合せ画像全てに同一種類の特徴量を指定しても
良い。
【0084】そして、ユーザが図7の検索ボタン201
を指定すると、U/I部151は、問合せ画像A,Bお
よびC,ならびに特徴量の種類を特徴抽出エンジン15
2に入力し、特徴抽出エンジン152は、各問合せ画像
A,BおよびCから指定された種類の特徴量を抽出する
処理を実行する(S202)。すなわち、特徴抽出エン
ジン152は、問合せ画像Aから色の特徴量を、問合せ
画像Bから構造の特徴量を、問合せ画像Cからテクスチ
ャの特徴量を抽出する。その後、特徴抽出エンジン15
2は、抽出した各問合せ画像の特徴量をマッチング・エ
ンジン153に渡す(図4の特徴空間にそれぞれマップ
する)。
【0085】なお、問合せ画像A,BおよびCから抽出
した特徴量が画像特徴DB109に登録されている場合
には、図8のステップS202の処理をスキップするこ
とができる。
【0086】続いて、マッチング・エンジン153は、
画像DB108に登録されている検索対象の画像毎に、
ユーザが指定した種類の特徴量を用いて各問合せ画像
A,BおよびCとの類似度を求めると共に、求めた各問
合せ画像A,BおよびCとの類似度を合計して検索対象
の画像の総合類似度を求める処理を実行する(S20
3)。
【0087】このステップS203における処理を検索
対象の一つの画像を例にとって具体的に説明する。マッ
チング・エンジン153は、検索対象の画像と問合せ画
像Aについて、色の特徴量を用いて類似度を求める。す
なわち、マッチング・エンジン153は、色の特徴量に
基づいて図4に示した特徴量空間中にプロットされた検
索対象の画像と問合せ画像Aとの距離を例えばユークリ
ッド距離などのベクトルの距離定義式を用いて求める。
この画像間の距離が、二つの画像の類似度に該当し、距
離が短いほど二つの画像が色の特徴において類似してい
ることになる。マッチング・エンジン153は、同様
に、構造の特徴量に基づいて検索対象の画像と問合せ画
像Bとの距離を求めると共に、テクスチャの特徴量に基
づいて検索対象の画像と問合せ画像Cとの距離を求め
る。
【0088】その後、マッチング・エンジン153は、
検索対象の画像と各問合せ画像A,BおよびCとの距離
を合計し、距離の合計値を総合類似度とする。ここで、
特徴量の数をN、問合せ画像の数をM、k番目の問合せ
画像をQk、検索対象の画像をIi、特徴量jの画像間の
距離式をDj()、k番目の画像の特徴量jの指定の有
無をtjk(指定されていれば1、指定されていなければ
0)とすると、検索対象の各画像毎の総合類似度Si
以下のように表わされる。
【0089】
【数2】
【0090】マッチング・エンジン153は、このよう
にして検索対象の画像毎に総合類似度を求め、検索対象
の画像毎の総合類似度をU/I部151に出力する。
【0091】U/I部151は、マッチング・エンジン
153によって検索対象の画像毎に求められた総合類似
度を参照し、例えば総合類似度の高い順に検索対象の画
像を図7の画像表示欄202に表示する(S204)。
ここでは、総合類似度として、検索対象の画像と問合せ
画像A,BおよびCとの特徴量間の距離の合計を用いて
いるため、実際には、総合類似度の値の小さい順に検索
対象の画像が画像表示欄202に表示されることにな
る。すなわち、総合類似度は0以上の値を持ち、総合類
似度が0のときは各問合せ画像の特徴量および検索対象
の画像の特徴量が等しいということを意味する。
【0092】なお、画像表示欄202には検索対象の全
ての画像を表示する必要はなく、予め定めた数の画像の
みを表示したり、予め定めた閾値以下(総合類似度が画
像間の距離で表されている場合)の総合類似度を得た画
像のみを表示することにしても良い。
【0093】また、画像表示欄202に表示された検索
結果の画像を参照した結果、絞込み検索を行いたい場合
には、画像表示欄202に表示された画像を問合せ画像
として指定して同様の検索処理を行うこともできる。ま
た、画像表示欄202に表示された画像をマウス105
でクリックすることにより、画像を拡大して表示する処
理を行うことも可能である。
【0094】このように、実施の形態2に係る画像検索
装置によれば、問合せ画像を複数指定すると共に、指定
した各問合せ画像毎に検索対象の画像との類似度を求め
る際に使用する特徴量の種類を指定し、検索対象の画像
毎に、指定された種類の特徴量を用いて各問合せ画像と
の類似度を求めると共に、求めた各問合せ画像との類似
度を合計して総合類似度を求め、検索対象の画像毎に求
めた総合類似度に基づいて検索結果を出力することによ
り、ユーザの意図を検索条件として正確に表現できるた
め、ユーザの意図を正確に装置に伝えることができると
共に、検索に対するユーザの意図を確実に装置に伝える
ことができるため、検索に対するユーザの意図を正確に
反映した検索結果を得ることができ、ユーザが望む通り
の精度の高い画像検索処理を行うことができる。
【0095】例えば、問合せ画像として適切な画像が存
在しない場合であっても、検索結果として望む画像に色
の雰囲気が似た画像やオブジェクトの形状の雰囲気が似
た画像を問合せ画像として指定し、これらの画像を合わ
せたものを一つの問合せとして使用することができる。
加えて、指定した各問合せ画像毎にユーザが希望する特
徴量を指定することができるため、実施の形態1に係る
画像検索装置に比べ、検索条件を自由に設定することが
できる。
【0096】なお、実施の形態2の説明において、問合
せ画像として3枚の画像を用いたが、問合せ画像の枚数
は3枚に限定されるものではない。すなわち、問合せ画
像を1枚のみ指定しても同様の方法で検索処理を行うこ
とができるが、実施の形態2においては複数枚指定する
ことに意味がある。また、色,構造およびテクスチャの
3種類の特徴量を用いることにしたが、これらはあくま
でも例示であって、特徴量の種類を限定することを意図
したものではない。
【0097】〔実施の形態3〕実施の形態3に係る画像
検索装置は、実施の形態2の画像検索装置において、検
索に対するユーザの意図をさらに正確に表現できるよう
にしたものである。
【0098】図9は、実施の形態3に係る画像検索装置
において用いられる検索ウインドウ200cを示す説明
図である。図9に示す検索ウインドウ200cは、図7
に示した検索ウインドウ200bの構成に加えて、画像
指定欄A,BおよびCに指定された問合せ画像毎に相対
的な重要度を指定するための重要度指定バー204を備
えている。
【0099】実施の形態1および2で説明したように、
前提として、ユーザが検索結果として希望する画像を適
切に表現した一枚の画像は存在しないが、例えば、検索
結果として希望する画像に画像の配色の雰囲気が似た画
像A,画像の構造の雰囲気が似た画像Bおよび画像中の
テクスチャの雰囲気が似た画像Cが見つかったものとす
る。
【0100】ユーザは、図9に示すように、これら3枚
の画像をそれぞれ画像指定欄A,BおよびCに問合せ画
像A,BおよびCとして指定する。つぎにユーザは、検
索結果として希望する画像に画像の配色の雰囲気が似て
いる問合せ画像Aについては特徴量指定ボタン203に
おいて「色」を指定する。同様に、検索結果として希望
する画像に画像の構造の雰囲気が似ている問合せ画像B
については「構造」を、画像中のテクスチャの雰囲気が
似ている問合せ画像Cについては「テクスチャ」を指定
する。
【0101】続いて、ユーザは重要度指定バー204を
用いて各問合せ画像に重要度を指定する。この重要度指
定バー204は、一例として、各問合せ画像毎に「0」
を中心にして「+」の重要度および「−」の重要度を指
定することができるように構成されている。なお、重要
度として「+」方向および「−」方向の両方ではなく、
「+」方向のみ、または「−」方向のみを指定できるよ
うにしても良い。
【0102】例えば、問合せ画像A,BおよびCのう
ち、検索結果として希望する画像に類似する配色を持っ
た問合せ画像Aが最も重要である、即ち、検索結果とし
て問合せ画像Aのような配色の画像が特に欲しいとユー
ザが感じる場合、ユーザは重要度指定バー204を
「+」方向の所望の位置に移動させ、問合せ画像Aは重
要であることを指定する。このようにして重要度が指定
されると、後述する検索時において、検索対象の画像と
問合せ画像Aとの類似度に対し、問合せ画像Aに対して
指定された重要度に応じた「+」の重み付けが行われ
る。
【0103】なお、例えば、問合せ画像Cのようなテク
スチャの画像は検索結果として欲しくないとユーザが感
じる場合、ユーザは重要度指定バー204を「−」方向
の所望の位置に移動させる。すなわち、「−」方向の重
要度を指定することによりNOT条件を問合せ画像に付
与することができる。したがって、こんな特徴を有する
画像は検索結果として欲しくないとユーザが考える画像
を問合せ画像として指定することも可能である。この場
合、検索対象の画像と問合せ画像Cとの類似度に対し、
問合せ画像Cに対して指定された重要度に応じた「−」
の重み付けが行われることになる。
【0104】このように、問合せ画像毎にユーザが重要
度を指定することを可能にすることにより、検索に対す
るユーザの意図を検索条件として正確に表現することが
可能となる。すなわち、後述する検索処理によって、重
要度は類似度に対する重み付けとして反映されるため、
ユーザの意図が反映された検索結果の画像を得ることが
可能となる。なお、必ず重要度を指定しなければならな
いわけではなく、ユーザが希望する場合に、希望する問
合せ画像に対して指定すれば良い。
【0105】つぎに、実施の形態3に係る画像検索装置
による画像検索処理について説明する。図10は、実施
の形態3に係る検索処理を示すフローチャートである。
ユーザは、図9に示した各画像指定欄に問合せ画像を複
数指定し、指定した各問合せ画像毎に検索対象の画像と
の類似度を求める際に使用する特徴量の種類を指定する
と共に、必要に応じて重要度を指定する(S301)。
図9に示したように、ユーザは、問合せ画像A,Bおよ
びCを指定し、各問合せ画像A,BおよびC毎に特徴量
の種類および重要度を指定したものとする。
【0106】続いて、ユーザが図9の検索ボタン201
を指定すると、U/I部151は、問合せ画像A,Bお
よびC,ならびに特徴量の種類を特徴抽出エンジン15
2に入力し、特徴抽出エンジン152は、各問合せ画像
A,BおよびCから指定された種類の特徴量を抽出する
処理を実行する(S302)。すなわち、特徴抽出エン
ジン152は、問合せ画像Aから色の特徴量を、問合せ
画像Bから構造の特徴量を、問合せ画像Cからテクスチ
ャの特徴量を抽出する。その後、特徴抽出エンジン15
2は、抽出した各問合せ画像の特徴量をマッチング・エ
ンジン153に渡す(図4の特徴空間にそれぞれマップ
する)。
【0107】続いて、マッチング・エンジン153は、
画像DB108に登録されている検索対象の画像毎に、
ユーザが指定した種類の特徴量を用いて各問合せ画像
A,BおよびCとの類似度を求め、求めた各類似度に対
して重要度に応じた重み付けを行い、各問合せ画像A,
BおよびCとの類似度を合計して検索対象の画像の総合
類似度を求める処理を実行する(S303)。
【0108】このステップS303における処理を検索
対象の一つの画像を例にとって具体的に説明する。マッ
チング・エンジン153は、検索対象の画像と問合せ画
像Aについて、色の特徴量を用いて類似度を求める。す
なわち、マッチング・エンジン153は、色の特徴量に
基づいて図4に示した特徴量空間中にプロットされた検
索対象の画像と問合せ画像Aとの距離を例えばユークリ
ッド距離などのベクトルの距離定義式を用いて求める。
続いて、マッチング・エンジン153は、求めた距離に
対し、重要度指定バー204で指定された問合せ画像A
の重要度に応じて重み付けを行う。マッチング・エンジ
ン153は、同様に、構造の特徴量に基づいて検索対象
の画像と問合せ画像Bとの距離を求め、求めた距離に対
して問合せ画像Bの重要度に応じた重み付けを行うと共
に、テクスチャの特徴量に基づいて検索対象の画像と問
合せ画像Cとの距離を求め、求めた距離に対して問合せ
画像Cの重要度に応じた重み付けを行う。
【0109】なお、重み付けの対象となる類似度は画像
同士の特徴量間の距離であるため、「+」の重要度に基
づく「+」の重み付けは画像間の距離を短くする方向に
働き、「−」の重要度に基づく「−」の重み付けは画像
間の距離を長くする方向に働くことになる。
【0110】その後、マッチング・エンジン153は、
検索対象の画像と各問合せ画像A,BおよびCとの距離
を合計し、距離の合計値を総合類似度とする。ここで、
特徴量の数をN、問合せ画像の数をM、k番目の問合せ
画像をQk、検索対象の画像をIi、特徴量jの画像間の
距離式をDj()、k番目の画像の特徴量jの重要度を
jk(該当する特徴が指定されていなければ0)とする
と、検索対象の各画像毎の総合類似度Siは以下のよう
に表わされる。
【0111】
【数3】
【0112】マッチング・エンジン153は、このよう
にして検索対象の画像毎に総合類似度を求め、検索対象
の画像毎の総合類似度をU/I部151に出力する。
【0113】U/I部151は、マッチング・エンジン
153によって検索対象の画像毎に求められた総合類似
度を参照し、例えば総合類似度の高い順に検索対象の画
像を図9の画像表示欄202に表示する(S304)。
ここでは、総合類似度として、検索対象の画像と問合せ
画像A,BおよびCとの特徴量間の距離の合計を用いて
いるため、実際には、総合類似度の値の小さい順に検索
対象の画像が画像表示欄202に表示されることにな
る。すなわち、総合類似度は0以上の値を持ち、総合類
似度が0のときは各問合せ画像の特徴量および検索対象
の画像の特徴量が等しいということを意味する。
【0114】なお、画像表示欄202に表示された検索
結果の画像を参照した結果、絞込み検索を行いたい場合
には、画像表示欄202に表示された画像を問合せ画像
として指定して同様の検索処理を行うこともできる。ま
た、画像表示欄202に表示された画像をマウス105
でクリックすることにより、画像を拡大して表示する処
理を行うことも可能である。
【0115】このように、実施の形態3に係る画像検索
装置によれば、求めた類似度に対し、問合せ画像の種類
に応じて任意の重み付けを行うことができるように、各
問合せ画像毎に重要度を指定することが可能であり、検
索対象の画像毎に、各問合せ画像との類似度を求め、求
めた各問合せ画像との類似度に対し、指定された重要度
に応じた重み付けを行うことにより、ユーザの意図を検
索条件として正確に表現できるため、ユーザの意図を正
確に装置に伝えることが可能となると共に、重要度は類
似度に対する重み付けとして反映されるため、ユーザの
意図が反映された検索結果の画像を得ることが可能とな
る。
【0116】なお、実施の形態3の説明において、問合
せ画像として3枚の画像を用いたが、問合せ画像の枚数
は3枚に限定されるものではない。ただし、実施の形態
3においては、問合せ画像毎に重要度を指定するため、
複数枚の問合せ画像を指定することに意味がある。
【0117】また、詳細な説明については省略するが、
実施の形態1で説明した画像検索装置においても、実施
の形態3で説明したように各問合せ画像毎に重要度を指
定することができるようにしても良い。
【0118】〔実施の形態4〕実施の形態4に係る画像
検索装置は、ユーザの意図を検索条件として正確に表現
するための一つの手法として、AND検索を実行可能に
するものである。なお、実施の形態4に係る画像検索装
置において、実施の形態1で既に説明した構成について
は同一の符号を使用して詳細な説明を省略し、画像検索
処理についても共通する点については適宜説明を省略す
る。
【0119】図11は、実施の形態4に係る画像検索装
置において用いられる検索ウインドウ200dを示す説
明図である。この検索ウインドウ200dは、画像指定
欄A,BおよびC,検索ボタン201ならびに画像表示
欄202に加え、AND検索の実行を指定するためのA
ND指定ボタン205およびOR検索の実行を指定する
ためのOR指定ボタン206を備えている。OR検索に
ついては、後述する実施の形態8において詳細に説明す
ることにし、ここではAND検索についてのみ説明す
る。また、検索の際に用いる特徴量は一種類であるもの
とするが、当然、複数種類の特徴量を用いることにして
も良い。
【0120】続いて、実施の形態4に係る画像検索装置
による画像検索処理について説明する。図12は、実施
の形態4に係る画像検索処理を示すフローチャートであ
る。ユーザは、図11に示した各画像指定欄に問合せ画
像を複数指定し、AND指定ボタン205を選択してA
ND条件による画像検索処理を指定する(S401)。
図11に示したように、ユーザは、3枚の問合せ画像
A,BおよびCを指定したものとする。
【0121】続いて、ユーザが図11の検索ボタン20
1を指定すると、U/I部151は、問合せ画像A,B
およびCを特徴抽出エンジン152に入力し、特徴抽出
エンジン152は、各問合せ画像A,BおよびCから所
定の特徴量を抽出する処理を実行する(S402)。そ
の後、特徴抽出エンジン152は、抽出した各問合せ画
像の特徴量をマッチング・エンジン153に渡す(図4
の特徴空間にそれぞれマップする)。
【0122】マッチング・エンジン153は、画像DB
108に登録されている検索対象の画像毎に、所定の特
徴量を用いて各問合せ画像A,BおよびCとの類似度を
求めると共に、求めた各問合せ画像A,BおよびCとの
類似度を合計して検索対象の画像の総合類似度を求める
処理を実行する(S403)。
【0123】このステップS403における処理を検索
対象の一つの画像を例にとって具体的に説明する。マッ
チング・エンジン153は、検索対象の画像と問合せ画
像Aについて、所定の特徴量を用いて類似度を求める。
すなわち、マッチング・エンジン153は、所定の特徴
量に基づいて図4に示した特徴量空間中にプロットされ
た検索対象の画像と問合せ画像Aとの距離を例えばユー
クリッド距離などのベクトルの距離定義式を用いて求め
る。マッチング・エンジン153は、同様に、所定の特
徴量に基づいて検索対象の画像と問合せ画像Bとの距離
を求めると共に、検索対象の画像と問合せ画像Cとの距
離を求める。
【0124】その後、マッチング・エンジン153は、
検索対象の画像と各問合せ画像A,BおよびCとの距離
を合計し、距離の合計値を総合類似度とする。ここで、
問合せ画像の数をM、k番目の問合せ画像をQk、検索
対象の画像をIi、画像間の距離式をD()とすると、
検索対象の各画像毎の総合類似度Siは以下のように表
わされる。
【0125】
【数4】
【0126】マッチング・エンジン153は、このよう
にして検索対象の画像毎に総合類似度を求め、検索対象
の画像毎の総合類似度をU/I部151に出力する。
【0127】なお、複数種類の特徴量を用いて検索を行
う場合は、各種類の特徴量毎に検索対象の画像および各
問合せ画像の類似度(距離)を求め、検索対象の画像毎
に、特徴量毎に求めた各問合せ画像との類似度の全てを
合計して総合類似度を求めれば良い。
【0128】続いて、U/I部151は、マッチング・
エンジン153によって検索対象の画像毎に求められた
総合類似度を参照し、例えば総合類似度の高い順に検索
対象の画像を図11の画像表示欄202に表示する(S
404)。ここでの総合類似度は、問合せ画像A,Bお
よびCの全てに対する検索対象の各画像の類似度を意味
しているため、画像のAND検索が実行されたことにな
る。ただし、ここでは総合類似度として検索対象の画像
と問合せ画像A,BおよびCとの特徴量間の距離の合計
を用いているため、実際には、総合類似度の値の小さい
順に検索対象の画像が画像表示欄202に表示されるこ
とになる。すなわち、総合類似度は0以上の値を持ち、
総合類似度が0のときは各問合せ画像の特徴量および検
索対象の画像の特徴量が等しいということを意味する。
【0129】そして、画像表示欄202に表示された検
索結果の画像を参照した結果、絞込み検索を行いたい場
合には、画像表示欄202に表示された画像を問合せ画
像として指定して同様の検索処理を行うこともできる。
【0130】このように、実施の形態4に係る画像検索
装置によれば、問合せ画像を複数指定し、検索対象の画
像毎に、指定された各問合せ画像との類似度を求めると
共に、求めた各問合せ画像との類似度を合計して総合類
似度を求め、検索対象の画像毎に求めた総合類似度に基
づいて検索結果を出力することにより、AND検索を行
うことが可能となるため、ユーザの意図を検索条件とし
て正確に表現するための一つの手法を提供することがで
きる。
【0131】なお、実施の形態4の説明において、問合
せ画像として3枚の画像を用いたが、問合せ画像の枚数
は3枚に限定されるものではない。また、特徴量の種類
を特に示さなかったが、色,構造およびテクスチャ等、
いかなる種類の特徴量であっても単独でまたは複数組み
合わせて用いることができる。
【0132】〔実施の形態5〕実施の形態5に係る画像
検索装置は、実施の形態4の画像検索装置において、検
索に対するユーザの意図をさらに正確に表現できるよう
にしたものである。
【0133】図13は、実施の形態5に係る画像検索装
置において用いられる検索ウインドウ200eを示す説
明図である。図13に示す検索ウインドウ200eは、
図11に示した検索ウインドウ200dに加えて、画像
指定欄A,BおよびCに指定された各問合せ画像毎に相
対的な重要度を指定する重要度指定バー207を備えて
いる。
【0134】この重要度指定バー207は、実施の形態
3で説明したように、各問合せ画像毎に「0」を中心に
して「+」の重要度および「−」の重要度を指定するこ
とを可能にするものである。したがって、ユーザが重要
と考える問合せ画像に対して「+」の重要度を指定し、
このような画像に類似する画像は検索結果として欲しく
ないと考える場合は該当する問合せ画像に対して「−」
の重要度を指定することができる。指定した重要度は、
求めた類似度に対する重み付けとして検索結果に反映さ
れる。なお、重要度として「+」方向および「−」方向
の両方ではなく、「+」方向のみ、または「−」方向の
みを指定できるようにしても良い。
【0135】つぎに、実施の形態5に係る画像検索装置
による画像検索処理について説明する。図14は、実施
の形態5に係る検索処理を示すフローチャートである。
ユーザは、図13に示した各画像指定欄に問合せ画像を
複数指定すると共に、指定した各問合せ画像毎に必要に
応じて重要度を指定し、さらにAND指定ボタン205
を選択してAND条件による画像検索処理を指定する
(S501)。図13に示したように、ユーザは、問合
せ画像A,BおよびCを指定し、指定した各問合せ画像
A,BおよびC毎に任意の重要度を指定したものとす
る。
【0136】そして、ユーザが図13の検索ボタン20
1を指定すると、U/I部151は、問合せ画像A,B
およびCを特徴抽出エンジン152に入力し、特徴抽出
エンジン152は、各問合せ画像A,BおよびCから所
定の特徴量を抽出する処理を実行する(S502)。そ
の後、特徴抽出エンジン152は、抽出した各問合せ画
像の特徴量をマッチング・エンジン153に渡す(図4
の特徴空間にそれぞれマップする)。
【0137】マッチング・エンジン153は、画像DB
108に登録されている検索対象の画像毎に、所定の特
徴量を用いて各問合せ画像A,BおよびCとの類似度を
求め、求めた各類似度に対して重要度に応じた重み付け
を行い、各問合せ画像A,BおよびCとの類似度を合計
して検索対象の画像の総合類似度を求める処理を実行す
る(S503)。
【0138】このステップS503における処理を検索
対象の一つの画像を例にとって具体的に説明する。マッ
チング・エンジン153は、検索対象の画像と問合せ画
像Aについて、所定の特徴量を用いて類似度を求める。
すなわち、マッチング・エンジン153は、所定の特徴
量に基づいて図4に示した特徴量空間中にプロットされ
た検索対象の画像と問合せ画像Aとの距離を例えばユー
クリッド距離などのベクトルの距離定義式を用いて求め
る。続いて、マッチング・エンジン153は、求めた距
離に対し、検索ウインドウ200eにおいて指定された
問合せ画像Aの重要度に応じて重み付けを行う。マッチ
ング・エンジン153は、同様に、検索対象の画像と問
合せ画像Bとの距離を求め、求めた距離に対して問合せ
画像Bの重要度に応じた重み付けを行うと共に、検索対
象の画像と問合せ画像Cとの距離を求め、求めた距離に
対して問合せ画像Cの重要度に応じた重み付けを行う。
【0139】その後、マッチング・エンジン153は、
検索対象の画像と各問合せ画像A,BおよびCとの距離
を合計し、距離の合計値を総合類似度とする。ここで、
問合せ画像の数をM、k番目の問合せ画像をQk、検索
対象の画像をIi、画像間の距離式をD()、k番目の
画像の重要度をwkとすると、検索対象の各画像毎の総
合類似度Siは以下のように表わされる。
【0140】
【数5】
【0141】マッチング・エンジン153は、このよう
にして検索対象の画像毎に総合類似度を求め、検索対象
の画像毎の総合類似度をU/I部151に出力する。
【0142】続いて、U/I部151は、マッチング・
エンジン153によって検索対象の画像毎に求められた
総合類似度を参照し、例えば総合類似度の高い順に検索
対象の画像を図13の画像表示欄202に表示する(S
504)。ここでは総合類似度として検索対象の画像と
問合せ画像A,BおよびCとの特徴量間の距離の合計を
用いているため、実際には、総合類似度の値の小さい順
に検索対象の画像が画像表示欄202に表示されること
になる。すなわち、総合類似度は0以上の値を持ち、総
合類似度が0のときは各問合せ画像の特徴量および検索
対象の画像の特徴量が等しいということを意味する。
【0143】なお、画像表示欄202に表示された検索
結果の画像を参照した結果、絞込み検索を行いたい場合
には、画像表示欄202に表示された画像を問合せ画像
として指定して同様の検索処理を行うこともできる。
【0144】このように、実施の形態5に係る画像検索
装置によれば、求めた類似度に対し、問合せ画像の種類
に応じて任意の重み付けを行うことができるように、各
問合せ画像毎に重要度を指定することが可能であり、検
索対象の画像毎に、各問合せ画像との類似度を求め、求
めた各問合せ画像との類似度に対し、指定された重要度
に応じた重み付けを行うことにより、ユーザの意図を検
索条件として正確に表現できるため、ユーザの意図を正
確に装置に伝えることが可能となると共に、重要度は類
似度に対する重み付けとして反映されるため、ユーザの
意図が反映された検索結果の画像を得ることが可能とな
る。
【0145】なお、実施の形態5の説明において、問合
せ画像として3枚の画像を用いたが、問合せ画像の枚数
は3枚に限定されるものではない。また、特徴量の種類
を特に示さなかったが、色,構造およびテクスチャ等、
いかなる種類の特徴量であっても単独でまたは複数組み
合わせて用いることができる。
【0146】〔実施の形態6〕実施の形態6に係る画像
検索装置は、実施の形態4の画像検索装置において、検
索に対するユーザの意図をさらに正確に表現できるよう
にしたものである。
【0147】図15は、実施の形態6に係る画像検索装
置において用いられる検索ウインドウ200fを示す説
明図である。図15に示す検索ウインドウ200fは、
図11に示した検索ウインドウ200dに加えて、画像
指定欄A,BおよびCに指定された各問合せ画像A,B
およびC毎に、検索に使用される特徴量の種類毎の重要
度を指定する重要度指定バー208を備えている。な
お、検索に使用される特徴量としては、一例として、
色,構造およびテクスチャの3種類を用いるものとす
る。
【0148】重要度指定バー208は、各種類の特徴量
毎の重要度を各問合せ画像毎に指定することを可能とす
るものであって、実施の形態3の重要度指定バー204
(図9参照)で説明したように「0」を中心にして
「+」の重要度および「−」の重要度を指定することを
可能にするものである。なお、重要度として「+」方向
および「−」方向の両方ではなく、「+」方向のみ、ま
たは「−」方向のみを指定できるようにしても良い。
【0149】具体的に、この重要度の指定方法を図15
の問合せ画像Aを例にとって説明する。例えば、問合せ
画像Aにおける配色は検索結果として希望する画像に近
いと考える場合、ユーザは色の重要度指定バー208を
操作して「+」の重要度を指定する。一方、問合せ画像
Aにおける構造は検索結果として希望する画像とはほと
んど似ていないと考える場合、ユーザは構造の重要度指
定バー208を操作して「−」の重要度を指定する。
【0150】そして、後に説明する検索処理において、
問合せ画像Aと検索対象の画像の類似度が色の特徴量,
構造の特徴量およびテクスチャの特徴量毎に求められ
る。上記例においては、色の特徴量に「+」の重要度
が、構造の特徴量に「−」の特徴量が指定されているた
め、色の特徴量を用いて求めた類似度に対して「+」の
重要度に応じた「+」の重み付けが行われ、構造の特徴
量を用いて求めた類似度に対して「−」の重要度に応じ
た「−」の重み付けが行われる。この処理は、検索対象
の各画像との類似度に対して実行される。
【0151】問合せ画像BおよびCについても、上述し
た特徴量毎の重要度を指定することにより、問合せ画像
Aのような処理が実行されることになる。
【0152】このように、各種類の特徴量毎の重要度を
各問合せ画像毎に指定することにより、検索に対するユ
ーザの意図を確実に装置側に伝えることが可能となる。
そして、検索処理によって、重要度は各種類の特徴量毎
に求めた類似度に対する重み付けとして反映されるた
め、ユーザの意図が反映された検索結果の画像を得るこ
とが可能となる。なお、必ず重要度を指定しなければな
らないわけではなく、ユーザが希望する場合に、希望す
る問合せ画像の任意の特徴量に対して指定すれば良い。
【0153】つぎに、実施の形態6に係る画像検索装置
による画像検索処理について説明する。図16は、実施
の形態6に係る検索処理を示すフローチャートである。
ユーザは、図15に示した各画像指定欄に問合せ画像を
複数指定すると共に、指定した各問合せ画像毎に特徴量
の種類毎の重要度を指定し、さらにAND指定ボタン2
05を選択してAND条件による画像検索処理を指定す
る(S601)。図15に示したように、ユーザは、問
合せ画像A,BおよびCを指定し、各種類の特徴量毎の
重要度を各問合せ画像A,BおよびC毎に指定したもの
とする。
【0154】そして、ユーザが図15の検索ボタン20
1を指定すると、U/I部151は、問合せ画像A,B
およびCを特徴抽出エンジン152に入力し、特徴抽出
エンジン152は、各問合せ画像A,BおよびCから
色,構造およびテクスチャの3種類の特徴量を抽出する
処理を実行する(S602)。その後、特徴抽出エンジ
ン152は、3種類の特徴量毎に抽出した各問合せ画像
の特徴量をマッチング・エンジン153に渡す(図4の
特徴空間にそれぞれマップする)。
【0155】続いて、マッチング・エンジン153は、
画像DB108に登録されている検索対象の画像毎に、
3種類の特徴量を用いて各問合せ画像A,BおよびCと
の類似度を求め、求めた各類似度に対して重要度に応じ
た重み付けを行い、各問合せ画像A,BおよびCとの類
似度を合計して検索対象の画像の総合類似度を求める処
理を実行する(S603)。
【0156】このステップS603における処理を検索
対象の一つの画像を例にとって具体的に説明する。マッ
チング・エンジン153は、検索対象の画像と問合せ画
像Aについて、色の特徴量を用いて類似度を求める。す
なわち、マッチング・エンジン153は、色の特徴量に
基づいて図4に示した特徴量空間中にプロットされた検
索対象の画像と問合せ画像Aとの距離を例えばユークリ
ッド距離などのベクトルの距離定義式を用いて求める。
続いて、マッチング・エンジン153は、求めた距離に
対し、検索ウインドウ200fにおいて問合せ画像Aに
対して指定された色の特徴量の重要度に応じて重み付け
を行う。さらに、マッチング・エンジン153は、検索
対象の画像と問合せ画像Aについて、構造の特徴量およ
びテクスチャの特徴量を用いた距離をそれぞれ求め、求
めた各距離に対し、検索ウインドウ200fで問合せ画
像Aに対して指定された構造の特徴量の重要度およびテ
クスチャの特徴量の重要度に応じて重み付けを行う。
【0157】マッチング・エンジン153は、同様に、
検索対象の画像と問合せ画像Bとの距離を3種類の特徴
量毎に求め、求めた各距離に対し、問合せ画像Bに対し
て指定された各特徴量毎の重要度に応じた重み付けを行
う。また、検索対象の画像と問合せ画像Cとの距離を3
種類の特徴量毎に求め、求めた各距離に対し、問合せ画
像Cに対して指定された各特徴量毎の重要度に応じた重
み付けを行う。
【0158】その後、マッチング・エンジン153は、
3種類の特徴量毎に求めた検索対象の画像と各問合せ画
像A,BおよびCとの距離を合計し、距離の合計値を総
合類似度とする。ここで、特徴量の数をN、問合せ画像
の数をM、k番目の問合せ画像をQk、検索対象の画像
をIi、特徴量jの画像間の距離式をDj()、k番目の
画像の特徴量jの重要度をwjkとすると、検索対象の各
画像毎の総合類似度S iは以下のように表わされる。
【0159】
【数6】
【0160】マッチング・エンジン153は、このよう
にして検索対象の画像毎に総合類似度を求め、検索対象
の画像毎の総合類似度をU/I部151に出力する。
【0161】U/I部151は、マッチング・エンジン
153によって検索対象の画像毎に求められた総合類似
度を参照し、例えば総合類似度の高い順に検索対象の画
像を図15の画像表示欄202に表示する(S60
4)。ここでは総合類似度として検索対象の画像と問合
せ画像A,BおよびCとの特徴量間の距離の合計を用い
ているため、実際には、総合類似度の値の小さい順に検
索対象の画像が画像表示欄202に表示されることにな
る。すなわち、総合類似度は0以上の値を持ち、総合類
似度が0のときは各問合せ画像の特徴量および検索対象
の画像の特徴量が等しいということを意味する。
【0162】なお、画像表示欄202に表示された検索
結果の画像を参照した結果、絞込み検索を行いたい場合
には、画像表示欄202に表示された画像を問合せ画像
として指定して同様の検索処理を行うこともできる。
【0163】このように、実施の形態6に係る画像検索
装置によれば、複数種類の特徴量を用いて問合せ画像お
よび検索対象の画像の類似度を求める場合に、求めた類
似度に対し、問合せ画像および特徴量の種類に応じて任
意の重み付けを行うことができるように、各種類の特徴
量毎の重要度を各問合せ画像毎に指定することが可能で
あり、検索対象の画像それぞれについて、各種類の特徴
量毎に各問合せ画像との類似度を求め、各種類の特徴量
毎に求めた各問合せ画像との類似度に対し、指定された
重要度に応じた重み付けを行うことにより、ユーザの意
図を検索条件として正確に表現できるため、ユーザの意
図を正確に装置に伝えることが可能となると共に、重要
度は類似度に対する重み付けとして反映されるため、ユ
ーザの意図が反映された検索結果の画像を得ることが可
能となる。
【0164】なお、実施の形態6の説明において、問合
せ画像として3枚の画像を用いたが、問合せ画像の枚数
は3枚に限定されるものではない。また、特徴量の種類
は、色,構造およびテクスチャの3種類に限定されるも
のではなく、いかなる種類の特徴量の組み合わせであっ
ても良い。
【0165】〔実施の形態7〕実施の形態7に係る画像
検索装置は、実施の形態4の画像検索装置において、検
索に対するユーザの意図を装置側が汲み取ることができ
るようにしたものである。
【0166】前述した実施の形態5および6において
は、ユーザが問合せ画像の重要度または問合せ画像毎に
各特徴量の重要度を指定する必要があったが、実施の形
態7に係る画像検索装置においては、画像検索に使用す
る特徴量を用いてユーザによって指定された問合せ画像
間の類似度を求め、求めた特徴量毎の類似度に基づいて
各問合せ画像間における特徴量毎の重要度を装置側で決
定し、類似度に対する重み付けとして反映するという点
が特徴となる。ここでは、例として、色,構造およびテ
クスチャの3種類の特徴量を用いて検索処理を行うもの
とし、検索条件を指定するための検索ウインドウは図1
1に示した検索ウインドウ200dと同一であるものと
する。
【0167】つぎに、実施の形態7に係る画像検索装置
による画像検索処理について説明する。図17は、実施
の形態7に係る検索処理を示すフローチャートである。
ユーザは、図11に示した検索ウインドウ200dを表
示させ、各画像指定欄に問合せ画像を複数指定すると共
に、AND指定ボタン205を選択してAND条件によ
る画像検索処理を指定する(S701)。ユーザは、問
合せ画像A,BおよびCを指定したものとする。
【0168】そして、ユーザが図11の検索ボタン20
1を指定すると、U/I部151は、問合せ画像A,B
およびCを特徴抽出エンジン152に入力し、特徴抽出
エンジン152は、各問合せ画像A,BおよびCから
色,構造およびテクスチャの3種類の特徴量を抽出する
処理を実行する(S702)。
【0169】続いて、特徴抽出エンジン152は、抽出
した3種類の特徴量毎に、各問合せ画像A,BおよびC
同士の距離(類似度)を求め、求めた各特徴量毎の距離
に基づいて各問合せ画像A,BおよびC間における特徴
量毎の重要度を決定する(S703)。
【0170】具体的に、特徴抽出エンジン152は、3
種類の特徴量毎に、問合せ画像同士の特徴間距離を求め
る。各特徴量毎に求めた距離の分散が大きい場合にはそ
の特徴量についてはユーザは関知していないことを意味
し、分散が小さい場合にはユーザはその特徴量を重視し
ていると判断できる。したがって、分散が大きい特徴量
の場合には重要度を小さくし、分散が小さい場合には重
要度を大きくするように設定する。
【0171】例えば、σ2を特徴iにおける全ての問合
せ画像間の距離の分散とするとi番目の特徴量の重要度
kは以下の式で決定することができる。kはwkが適正
な値に収まるようにするための任意の係数である。
【0172】
【数7】
【0173】なお、距離の分散の程度に応じて、前述し
た実施の形態3,5および6で説明したように、「+」
の重要度や「−」の重要度を設定することも可能であ
る。
【0174】その後、特徴抽出エンジン152は、3種
類の特徴量毎に抽出した各問合せ画像の特徴量および対
応する重要度をマッチング・エンジン153に渡す。
【0175】マッチング・エンジン153は、画像DB
108に登録されている検索対象の画像毎に、3種類の
特徴量を用いて各問合せ画像A,BおよびCとの類似度
を求め、求めた各類似度に対して重要度に応じた重み付
けを行い、各問合せ画像A,BおよびCとの類似度を合
計して検索対象の画像の総合類似度を求める処理を実行
する(S704)。
【0176】このステップS704における処理を検索
対象の一つの画像を例にとって具体的に説明する。マッ
チング・エンジン153は、検索対象の画像と問合せ画
像Aについて色の特徴量を用いて類似度を求める。すな
わち、マッチング・エンジン153は、色の特徴量に基
づいて図4に示した特徴量空間中にプロットされた検索
対象の画像と問合せ画像Aとの距離を例えばユークリッ
ド距離などのベクトルの距離定義式を用いて求める。続
いて、マッチング・エンジン153は、求めた距離に対
し、特徴抽出エンジン152で色の特徴量について決定
した重要度に応じて重み付けを行う。さらに、マッチン
グ・エンジン153は、検索対象の画像と問合せ画像A
について、構造の特徴量およびテクスチャの特徴量を用
いた距離をそれぞれ求め、求めた各距離に対し、特徴抽
出エンジン152で決定した構造の特徴量の重要度およ
びテクスチャの特徴量の重要度に応じて重み付けを行
う。
【0177】マッチング・エンジン153は、同様に、
検索対象の画像と問合せ画像Bとの距離を3種類の特徴
量毎に求め、求めた各距離に対し、各種類の特徴量毎に
決定された重要度に応じた重み付けを行う。また、検索
対象の画像と問合せ画像Cとの距離を3種類の特徴量毎
に求め、求めた各距離に対し、各種類の特徴量毎に決定
された重要度に応じた重み付けを行う。
【0178】その後、マッチング・エンジン153は、
3種類の特徴量毎に求めた検索対象の画像と各問合せ画
像A,BおよびCとの距離を合計し、距離の合計値を総
合類似度とする。マッチング・エンジン153は、この
ようにして検索対象の画像毎に総合類似度を求め、検索
対象の画像毎の総合類似度をU/I部151に出力す
る。
【0179】続いて、U/I部151は、マッチング・
エンジン153によって検索対象の画像毎に求められた
総合類似度を参照し、例えば総合類似度の高い順に検索
対象の画像を図11の画像表示欄202に表示する(S
705)。ここでは総合類似度として検索対象の画像と
問合せ画像A,BおよびCとの特徴量間の距離の合計を
用いているため、実際には、総合類似度の値の小さい順
に検索対象の画像が画像表示欄202に表示されること
になる。すなわち、総合類似度は0以上の値を持ち、総
合類似度が0のときは各問合せ画像の特徴量および検索
対象の画像の特徴量が等しいということを意味する。
【0180】なお、画像表示欄202に表示された検索
結果の画像を参照した結果、絞込み検索を行いたい場合
には、画像表示欄202に表示された画像を問合せ画像
として指定して同様の検索処理を行うこともできる。
【0181】このように、実施の形態7に係る画像検索
装置によれば、複数種類の特徴量を用いて問合せ画像お
よび検索対象の画像の類似度を求める場合に、求めた類
似度に対し、特徴量の種類に応じて任意の重み付けを行
うことができるように、各種類の特徴量毎に各問合せ画
像間の類似度を求め、求めた各種類の特徴量毎の類似度
に基づいて各問合せ画像間における各種類の特徴量毎の
重要度を決定し、検索対象の画像それぞれについて、各
種類の特徴量毎に各問合せ画像との類似度を求め、各種
類の特徴量毎に求めた各問合せ画像との類似度に対し、
決定した各種類の特徴量毎の重要度に応じた重み付けを
行うことにより、装置側でユーザが指定した問合せ画像
間における各種類の特徴量の重要度を判断し、判断した
重要度を画像間の類似度に反映させるため、ユーザの意
図に合った検索結果を返すことが可能となる。したがっ
て、ユーザが望む通りの検索処理を実現することがで
き、ユーザが望む検索結果を得ることができる。
【0182】なお、実施の形態7の説明において、問合
せ画像として3枚の画像を用いたが、問合せ画像の枚数
は3枚に限定されるものではない。また、特徴量の種類
は、色,構造およびテクスチャの3種類に限定されるも
のではなく、いかなる種類の特徴量の組み合わせであっ
ても良い。
【0183】〔実施の形態8〕実施の形態8に係る画像
検索装置は、ユーザの意図を検索条件として正確に表現
するための一つの手法として、OR検索を実行可能にす
るものである。実施の形態8に係る画像検索装置による
画像検索処理は、実施の形態4で説明に用いた図11の
検索ウインドウ200dにおいて、AND指定ボタン2
05ではなく、OR指定ボタン206が指定された場合
に実行される。
【0184】図18は、実施の形態8に係る画像検索処
理を示すフローチャートである。ユーザは、図11に示
した各画像指定欄に問合せ画像を複数指定し、OR指定
ボタン206を選択してOR条件による画像検索処理を
指定する(S801)。ユーザは、図11に示すように
3枚の問合せ画像A,BおよびCを指定したものとす
る。
【0185】そして、ユーザが図11の検索ボタン20
1を指定すると、U/I部151は、問合せ画像A,B
およびCを特徴抽出エンジン152に入力し、特徴抽出
エンジン152は、各問合せ画像A,BおよびCから所
定の特徴量を抽出する処理を実行する(S802)。そ
の後、特徴抽出エンジン152は、抽出した各問合せ画
像の特徴量をマッチング・エンジン153に渡す(図4
の特徴空間にそれぞれマップする)。
【0186】マッチング・エンジン153は、画像DB
108に登録されている検索対象の画像毎に、所定の特
徴量を用いて各問合せ画像A,BおよびCとの類似度を
求めると共に、求めた各問合せ画像A,BおよびCとの
類似度の中から最も高い類似性を示す類似度を選択して
検索対象の画像の総合類似度を求める処理を実行する
(S803)。
【0187】このステップS803における処理を検索
対象の一つの画像を例にとって具体的に説明する。マッ
チング・エンジン153は、検索対象の画像と問合せ画
像Aについて、所定の特徴量を用いて類似度を求める。
すなわち、マッチング・エンジン153は、所定の特徴
量に基づいて図4に示した特徴量空間中にプロットされ
た検索対象の画像と問合せ画像Aとの距離を例えばユー
クリッド距離などのベクトルの距離定義式を用いて求め
る。マッチング・エンジン153は、同様に、所定の特
徴量に基づいて検索対象の画像と問合せ画像Bとの距離
を求めると共に、検索対象の画像と問合せ画像Cとの距
離を求める。
【0188】その後、マッチング・エンジン153は、
検索対象の画像と各問合せ画像A,BおよびCとの距離
の中から最も短い距離を選択して総合類似度とする。換
言すれば、マッチング・エンジン153は、検索対象の
画像と各問合せ画像A,BおよびCとの類似度の中から
最も高い類似性を示す類似度を選択する。ここで、問合
せ画像の数をM、k番目の問合せ画像をQk、検索対象
の画像をIi、画像間の距離式をD()とすると、検索
対象の各画像毎の総合類似度Siは以下のように表わさ
れる。
【0189】
【数8】
【0190】マッチング・エンジン153は、このよう
にして検索対象の画像毎に総合類似度を求め、検索対象
の画像毎の総合類似度をU/I部151に出力する。
【0191】なお、複数種類の特徴量を用いて検索を行
う場合は、各種類の特徴量毎に検索対象の画像および各
問合せ画像の類似度(距離)を求め、検索対象の画像毎
に、各種類の特徴量毎に求めた各問合せ画像との類似度
の中から最も高い類似性を示す類似度(最も短い距離)
を選択して総合類似度とすれば良い。
【0192】続いて、U/I部151は、マッチング・
エンジン153によって検索対象の画像毎に求められた
総合類似度を参照し、例えば総合類似度の高い順に検索
対象の画像を図11の画像表示欄202に表示する(S
804)。ここでは総合類似度として検索対象の画像と
問合せ画像A,BおよびCのいずれか一つとの特徴量間
の距離を用いているため、実際には、総合類似度の値の
小さい順に検索対象の画像が画像表示欄202に表示さ
れることになる。すなわち、総合類似度は0以上の値を
持ち、総合類似度が0のときはいずれか一つの問合せ画
像の特徴量および検索対象の画像の特徴量が等しいとい
うことを意味する。
【0193】なお、実施の形態8においては、検索対象
の画像が問合せ画像A,BおよびCのいずれか一つと類
似していれば、高い類似性を示す総合類似度が得られ
る。したがって、OR検索が実現されることになる。
【0194】また、画像表示欄202に表示された検索
結果の画像を参照した結果、絞込み検索を行いたい場合
には、画像表示欄202に表示された画像を問合せ画像
として指定して同様の検索処理を行うこともできる。
【0195】このように、実施の形態8に係る画像検索
装置によれば、問合せ画像を複数指定し、検索対象の画
像毎に、指定された各問合せ画像との類似度を求めると
共に、求めた各問合せ画像との類似度の中から最も高い
類似性を示す類似度を選択し、選択した類似度に基づい
て検索結果を出力することにより、OR検索を行うこと
が可能となるため、ユーザの意図を検索条件として正確
に表現するための一つの手法を提供することができる。
【0196】なお、実施の形態8の説明において、問合
せ画像として3枚の画像を用いたが、問合せ画像の枚数
は3枚に限定されるものではない。また、特徴量の種類
を特に示さなかったが、色,構造およびテクスチャ等、
いかなる種類の特徴量であっても単独でまたは複数組み
合わせて用いることができる。
【0197】〔実施の形態9〕実施の形態9に係る画像
検索装置は、実施の形態8の画像検索装置において、検
索に対するユーザの意図をさらに正確に表現できるよう
にしたものである。実施の形態9に係る画像検索装置に
よる画像検索処理は、実施の形態5で説明に用いた図1
3の検索ウインドウ200eにおいて、AND指定ボタ
ン205ではなく、OR指定ボタン206が指定された
場合に実行される。
【0198】図19は、実施の形態9に係る画像検索処
理を示すフローチャートである。ユーザは、図13に示
した各画像指定欄に問合せ画像を複数指定すると共に、
指定した各問合せ画像毎に必要に応じて重要度を指定
し、さらにOR指定ボタン206を選択してOR条件に
よる画像検索処理を指定する(S901)。ユーザは、
図13に示したように問合せ画像A,BおよびCを指定
し、指定した各問合せ画像A,BおよびC毎に任意の重
要度を指定したものとする。
【0199】そして、ユーザが図13の検索ボタン20
1を指定すると、U/I部151は、問合せ画像A,B
およびCを特徴抽出エンジン152に入力し、特徴抽出
エンジン152は、各問合せ画像A,BおよびCから所
定の特徴量を抽出する処理を実行する(S902)。そ
の後、特徴抽出エンジン152は、抽出した各問合せ画
像の特徴量をマッチング・エンジン153に渡す(図4
の特徴空間にそれぞれマップする)。
【0200】マッチング・エンジン153は、画像DB
108に登録されている検索対象の画像毎に、所定の特
徴量を用いて各問合せ画像A,BおよびCとの類似度を
求め、求めた各類似度に対して重要度に応じた重み付け
を行い、各問合せ画像A,BおよびCとの類似度の中か
ら最も高い類似性を示す類似度を選択して検索対象の画
像の総合類似度を求める処理を実行する(S903)。
【0201】このステップS903における処理を検索
対象の一つの画像を例にとって具体的に説明する。マッ
チング・エンジン153は、検索対象の画像と問合せ画
像Aについて、所定の特徴量を用いて類似度を求める。
すなわち、マッチング・エンジン153は、所定の特徴
量に基づいて図4に示した特徴量空間中にプロットされ
た検索対象の画像と問合せ画像Aとの距離を例えばユー
クリッド距離などのベクトルの距離定義式を用いて求め
る。続いて、マッチング・エンジン153は、求めた距
離に対し、検索ウインドウ200eで指定された問合せ
画像Aの重要度に応じて重み付けを行う。マッチング・
エンジン153は、同様に、検索対象の画像と問合せ画
像Bとの距離を求め、求めた距離に対して問合せ画像B
の重要度に応じた重み付けを行うと共に、検索対象の画
像と問合せ画像Cとの距離を求め、求めた距離に対して
問合せ画像Cの重要度に応じた重み付けを行う。
【0202】その後、マッチング・エンジン153は、
検索対象の画像と各問合せ画像A,BおよびCとの距離
の中から最も短い距離を選択して総合類似度とする。こ
こで、問合せ画像の数をM、k番目の問合せ画像を
k、検索対象の画像をIi、画像間の距離式をD()、
k番目の画像の重要度をwkとすると、検索対象の各画
像毎の総合類似度Siは以下のように表わされる。
【0203】
【数9】
【0204】マッチング・エンジン153は、このよう
にして検索対象の画像毎に総合類似度を求め、検索対象
の画像毎の総合類似度をU/I部151に出力する。
【0205】続いて、U/I部151は、マッチング・
エンジン153によって検索対象の画像毎に求められた
総合類似度を参照し、例えば総合類似度の高い順に検索
対象の画像を図13の画像表示欄202に表示する(S
904)。ここでは総合類似度として検索対象の画像と
問合せ画像A,BおよびCのいずれか一つとの特徴量間
の距離を用いているため、実際には、総合類似度の値の
小さい順に検索対象の画像が画像表示欄202に表示さ
れることになる。すなわち、総合類似度は0以上の値を
持ち、総合類似度が0のときはいずれか一つの問合せ画
像の特徴量および検索対象の画像の特徴量が等しいとい
うことを意味する。
【0206】なお、画像表示欄202に表示された検索
結果の画像を参照した結果、絞込み検索を行いたい場合
には、画像表示欄202に表示された画像を問合せ画像
として指定して同様の検索処理を行うこともできる。
【0207】このように、実施の形態9に係る画像検索
装置によれば、求めた類似度に対し、問合せ画像の種類
に応じて任意の重み付けを行うことができるように、各
問合せ画像毎に重要度を指定することが可能であり、検
索対象の画像毎に、各問合せ画像との類似度を求め、求
めた各問合せ画像との類似度に対し、指定された重要度
に応じた重み付けを行うことにより、ユーザの意図を検
索条件として正確に表現できるため、ユーザの意図を正
確に装置に伝えることが可能となると共に、重要度は類
似度に対する重み付けとして反映されるため、ユーザの
意図が反映された検索結果の画像を得ることが可能とな
る。
【0208】なお、実施の形態9の説明において、問合
せ画像として3枚の画像を用いたが、問合せ画像の枚数
は3枚に限定されるものではない。また、特徴量の種類
を特に示さなかったが、色,構造およびテクスチャ等、
いかなる種類の特徴量であっても単独でまたは複数組み
合わせて用いることができる。
【0209】〔実施の形態10〕実施の形態10に係る
画像検索装置は、実施の形態8の画像検索装置におい
て、検索に対するユーザの意図をさらに正確に表現でき
るようにしたものである。実施の形態10に係る画像検
索装置による画像検索処理は、実施の形態6で説明に用
いた図15の検索ウインドウ200fにおいて、AND
指定ボタン205ではなく、OR指定ボタン206が指
定された場合に実行される。
【0210】図20は、実施の形態10に係る画像検索
処理を示すフローチャートである。ユーザは、図15に
示した各画像指定欄に問合せ画像を複数指定すると共
に、指定した各問合せ画像に特徴量の種類毎の重要度を
指定し、さらにOR指定ボタン206を選択してOR条
件による画像検索処理を指定する(S1001)。ユー
ザは、図15に示したように問合せ画像A,BおよびC
を指定し、各種類の特徴量毎の重要度を各問合せ画像
A,BおよびC毎に指定したものとする。
【0211】そして、ユーザが図15の検索ボタン20
1を指定すると、U/I部151は、問合せ画像A,B
およびCを特徴抽出エンジン152に入力し、特徴抽出
エンジン152は、各問合せ画像A,BおよびCから
色,構造およびテクスチャの3種類の特徴量を抽出する
処理を実行する(S1002)。その後、特徴抽出エン
ジン152は、3種類の特徴量毎に抽出した各問合せ画
像の特徴量をマッチング・エンジン153に渡す(図4
の特徴空間にそれぞれマップする)。
【0212】マッチング・エンジン153は、画像DB
108に登録されている検索対象の画像毎に、3種類の
特徴量を用いて各問合せ画像A,BおよびCとの類似度
を求め、求めた各類似度に対して重要度に応じた重み付
けを行い、各問合せ画像A,BおよびCとの類似度の中
から最も高い類似性を示す類似度を選択して検索対象の
画像の総合類似度を求める処理を実行する(S100
3)。
【0213】このステップS1003における処理を検
索対象の一つの画像を例にとって具体的に説明する。マ
ッチング・エンジン153は、検索対象の画像と問合せ
画像Aについて、色の特徴量を用いて類似度を求める。
すなわち、マッチング・エンジン153は、色の特徴量
に基づいて図4に示した特徴量空間中にプロットされた
検索対象の画像と問合せ画像Aとの距離を例えばユーク
リッド距離などのベクトルの距離定義式を用いて求め
る。続いて、マッチング・エンジン153は、求めた距
離に対し、検索ウインドウ200fにおいて問合せ画像
Aに対して指定された色の特徴量の重要度に応じて重み
付けを行う。さらに、マッチング・エンジン153は、
検索対象の画像と問合せ画像Aについて、構造の特徴量
およびテクスチャの特徴量を用いた距離をそれぞれ求
め、求めた各距離に対し、検索ウインドウ200fで問
合せ画像Aに対して指定された構造の特徴量の重要度お
よびテクスチャの特徴量の重要度に応じて重み付けを行
う。
【0214】マッチング・エンジン153は、同様に、
検索対象の画像と問合せ画像Bとの距離を3種類の特徴
量毎に求め、求めた各距離に対し、問合せ画像Bに対し
て指定された各特徴量毎の重要度に応じた重み付けを行
う。また、検索対象の画像と問合せ画像Cとの距離を3
種類の特徴量毎に求め、求めた各距離に対し、問合せ画
像Cに対して指定された各特徴量毎の重要度に応じた重
み付けを行う。
【0215】その後、マッチング・エンジン153は、
3種類の特徴量毎に求めた検索対象の画像と各問合せ画
像A,BおよびCとの距離の中から最も短い距離を選択
して総合類似度とする。ここで、特徴量の数をN、問合
せ画像の数をM、k番目の問合せ画像をQk、検索対象
の画像をIi、特徴量jの画像間の距離式をDj()、k
番目の画像の特徴量jの重要度をwjkとすると、検索対
象の各画像毎の総合類似度Siは以下のように表わされ
る。
【0216】
【数10】
【0217】マッチング・エンジン153は、このよう
にして検索対象の画像毎に総合類似度を求め、検索対象
の画像毎の総合類似度をU/I部151に出力する。
【0218】続いて、U/I部151は、マッチング・
エンジン153によって検索対象の画像毎に求められた
総合類似度を参照し、例えば総合類似度の高い順に検索
対象の画像を図15の画像表示欄202に表示する(S
1004)。ここでは総合類似度として検索対象の画像
と問合せ画像A,BおよびCのいずれか一つとの特徴量
間の距離を用いているため、実際には、総合類似度の値
の小さい順に検索対象の画像が画像表示欄202に表示
されることになる。すなわち、総合類似度は0以上の値
を持ち、総合類似度が0のときはいずれか一つの問合せ
画像の特徴量および検索対象の画像の特徴量が等しいと
いうことを意味する。
【0219】なお、画像表示欄202に表示された検索
結果の画像を参照した結果、絞込み検索を行いたい場合
には、画像表示欄202に表示された画像を問合せ画像
として指定して同様の検索処理を行うこともできる。
【0220】このように、実施の形態10に係る画像検
索装置によれば、複数種類の特徴量を用いて問合せ画像
および検索対象の画像の類似度を求める場合に、求めた
類似度に対し、問合せ画像および特徴量の種類に応じて
任意の重み付けを行うことができるように、各種類の特
徴量毎の重要度を各問合せ画像毎に指定することが可能
であり、検索対象の画像それぞれについて、各種類の特
徴量毎に各問合せ画像との類似度を求め、各種類の特徴
量毎に求めた各問合せ画像との類似度に対し、指定され
た重要度に応じた重み付けを行うことにより、ユーザの
意図を検索条件として正確に表現できるため、ユーザの
意図を正確に装置に伝えることが可能となると共に、重
要度は類似度に対する重み付けとして反映されるため、
ユーザの意図が反映された検索結果の画像を得ることが
可能となる。
【0221】なお、実施の形態10の説明において、問
合せ画像として3枚の画像を用いたが、問合せ画像の枚
数は3枚に限定されるものではない。また、特徴量の種
類は、色,構造およびテクスチャの3種類に限定される
ものではなく、いかなる種類の特徴量の組み合わせであ
っても良い。
【0222】〔実施の形態11〕実施の形態11に係る
画像検索装置は、実施の形態8の画像検索装置におい
て、検索に対するユーザの意図を装置側が汲み取ること
ができるようにしたものである。実施の形態11に係る
画像検索装置による画像検索処理は、実施の形態8(実
施の形態4)で説明に用いた図11の検索ウインドウ2
00dにおいて、AND指定ボタン205ではなく、O
R指定ボタン206が指定された場合に実行される。
【0223】図21は、実施の形態11に係る画像検索
処理を示すフローチャートである。ユーザは、図11に
示した各画像指定欄に問合せ画像を複数指定すると共
に、OR指定ボタン206を選択してOR条件による画
像検索処理を指定する(S1101)。ユーザは、図1
1に示したように問合せ画像A,BおよびCを指定した
ものとする。
【0224】その後、ユーザが図11の検索ボタン20
1を指定すると、U/I部151は、問合せ画像A,B
およびCを特徴抽出エンジン152に入力し、特徴抽出
エンジン152は、各問合せ画像A,BおよびCから
色,構造およびテクスチャの3種類の特徴量を抽出する
処理を実行する(S1102)。
【0225】続いて、特徴抽出エンジン152は、抽出
した3種類の特徴量毎に、各問合せ画像A,BおよびC
同士の距離(類似度)を求め、求めた各特徴量毎の距離
に基づいて各問合せ画像A,BおよびC間における特徴
量毎の重要度を決定する(S1103)。
【0226】具体的に、特徴抽出エンジン152は、3
種類の特徴量毎に、ユーザが指定した複数の問合せ画像
同士の特徴間距離を求める。各特徴量毎に求めた距離の
分散が大きい場合にはその特徴量についてはユーザは関
知していないことを意味し、分散が小さい場合にはユー
ザはその特徴量を重視していると判断できる。したがっ
て、分散が大きい特徴量の場合には重要度を小さくし、
分散が小さい場合には重要度を大きくするように設定す
る。例えば、各特徴量の重要度は、実施の形態7で示し
た数7を用いて決定することができる。
【0227】その後、特徴抽出エンジン152は、3種
類の特徴量毎に抽出した各問合せ画像の特徴量および対
応する重要度をマッチング・エンジン153に渡す。
【0228】マッチング・エンジン153は、画像DB
108に登録されている検索対象の画像毎に、3種類の
特徴量を用いて各問合せ画像A,BおよびCとの類似度
を求め、求めた各類似度に対して重要度に応じた重み付
けを行い、各問合せ画像A,BおよびCとの類似度の中
から最も高い類似性を示す類似度を選択して検索対象の
画像の総合類似度を求める処理を実行する(S110
4)。
【0229】このステップS1104における処理を検
索対象の一つの画像を例にとって具体的に説明する。マ
ッチング・エンジン153は、検索対象の画像と問合せ
画像Aについて、色の特徴量を用いて類似度を求める。
すなわち、マッチング・エンジン153は、色の特徴量
に基づいて図4に示した特徴量空間中にプロットされた
検索対象の画像と問合せ画像Aとの距離を例えばユーク
リッド距離などのベクトルの距離定義式を用いて求め
る。続いて、マッチング・エンジン153は、求めた距
離に対し、特徴抽出エンジン152で色の特徴量につい
て決定した重要度に応じて重み付けを行う。さらに、マ
ッチング・エンジン153は、検索対象の画像と問合せ
画像Aについて、構造の特徴量およびテクスチャの特徴
量を用いた距離をそれぞれ求め、求めた各距離に対し、
特徴抽出エンジン152で決定した構造の特徴量の重要
度およびテクスチャの特徴量の重要度に応じて重み付け
を行う。
【0230】マッチング・エンジン153は、同様に、
検索対象の画像と問合せ画像Bとの距離を3種類の特徴
量毎に求め、求めた各距離に対し、各種類の特徴量毎に
決定された重要度に応じた重み付けを行う。また、検索
対象の画像と問合せ画像Cとの距離を3種類の特徴量毎
に求め、求めた各距離に対し、各種類の特徴量毎に決定
された重要度に応じた重み付けを行う。
【0231】その後、マッチング・エンジン153は、
3種類の特徴量毎に求めた検索対象の画像と各問合せ画
像A,BおよびCとの距離の中から最も短い距離を選択
して総合類似度とする。マッチング・エンジン153
は、このようにして検索対象の画像毎に総合類似度を求
め、検索対象の画像毎の総合類似度をU/I部151に
出力する。
【0232】U/I部151は、マッチング・エンジン
153によって検索対象の画像毎の総合類似度を参照
し、例えば総合類似度の高い順に検索対象の画像を図1
1の画像表示欄202に表示する(S1105)。ここ
では総合類似度として検索対象の画像と問合せ画像A,
BおよびCのいずれか一つとの特徴量間の距離を用いて
いるため、実際には、総合類似度の値の小さい順に検索
対象の画像が画像表示欄202に表示されることにな
る。すなわち、総合類似度は0以上の値を持ち、総合類
似度が0のときはいずれか一つの問合せ画像の特徴量お
よび検索対象の画像の特徴量が等しいということを意味
する。
【0233】なお、画像表示欄202に表示された検索
結果の画像を参照した結果、絞込み検索を行いたい場合
には、画像表示欄202に表示された画像を問合せ画像
として指定して同様の検索処理を行うこともできる。
【0234】このように、実施の形態11に係る画像検
索装置によれば、複数種類の特徴量を用いて問合せ画像
および検索対象の画像の類似度を求める場合に、求めた
類似度に対し、特徴量の種類に応じて任意の重み付けを
行うことができるように、各種類の特徴量毎に各問合せ
画像間の類似度を求め、求めた各種類の特徴量毎の類似
度に基づいて各問合せ画像間における各種類の特徴量毎
の重要度を決定し、検索対象の画像それぞれについて、
各種類の特徴量毎に各問合せ画像との類似度を求め、各
種類の特徴量毎に求めた各問合せ画像との類似度に対
し、決定した各種類の特徴量毎の重要度に応じた重み付
けを行うことにより、装置側でユーザが指定した問合せ
画像間における各種類の特徴量の重要度を判断し、判断
した重要度を画像間の類似度に反映させるため、ユーザ
の意図に合った検索結果を返すことが可能となる。した
がって、ユーザが望む通りの検索処理を実現することが
でき、ユーザが望む検索結果を得ることができる。
【0235】なお、実施の形態11の説明において、問
合せ画像として3枚の画像を用いたが、問合せ画像の枚
数は3枚に限定されるものではない。また、特徴量の種
類は、色,構造およびテクスチャの3種類に限定される
ものではなく、いかなる種類の特徴量の組み合わせであ
っても良い。
【0236】〔実施の形態12〕実施の形態12に係る
画像検索装置は、前述した実施の形態1〜11と異なる
視点で画像検索を行うことを可能にするものである。な
お、実施の形態12に係る画像検索装置において、実施
の形態1で既に説明した構成については同一の符号を使
用して詳細な説明を省略し、画像検索処理についても共
通する点については適宜説明を省略する。
【0237】実施の形態12に係る画像検索装置は、検
索時に使用する特徴量の粗さのレベル(視点の細かさ)
をユーザが指定できるようにし、ユーザによって指定さ
れた粗さのレベルに対応する特徴量を利用して、問合せ
画像および検索対象の画像の類似度を求めるというもの
である。ここで、特徴量の粗さとは、画像から抽出され
た特徴量が、抽出対象の画像の所定の特徴をどの程度忠
実に表現しているかの度合いを示すものであると定義す
ることにする。そこで、以下では、 1.特徴量抽出処理 2.画像検索処理 の順で実施の形態12に係る画像検索装置によって実行
される処理について説明する。
【0238】1.特徴量抽出処理 ここでは、検索対象の画像については粗さの異なる複数
の特徴量を予め抽出しておくことにし、問合せ画像のう
ち、特徴量が抽出されていない問合せ画像については検
索実行時に特徴量を抽出することにする。検索対象の画
像から特徴量を抽出するタイミングは、実施の形態1で
説明したように、検索対象の画像を画像DB108に登
録するときとする。そこで、図3を参照しつつ各画像か
ら特徴量を抽出する処理について説明する。
【0239】図2の特徴抽出エンジン152は、U/I
部151を介して登録対象となる画像を入力し(S1
1)、入力した画像から特徴量を抽出する処理を実行す
る(S12)。
【0240】実施の形態12においては、例えば、少な
くとも画像を何分割するかを表す分割数を特徴量の粗さ
のレベルとして段階的に定義した抽出基準に基づいて、
特徴抽出エンジン152が画像から粗さの異なる特徴量
を抽出できるようにしている。具体的に、抽出基準とし
て例えば以下のような特徴量の粗さのレベルが定義され
ており、特徴抽出エンジン152は、ステップS11で
入力した画像から同一の特徴(色,構造等)について異
なる粗さのレベルの特徴量を抽出する。なお、抽出され
る特徴量は粗さが異なるのみであって、特徴量の種類
(例えば、色,構造等)は同一である
【0241】・レベル1:図22(a)に示すように、
画像全体から特徴量1を抽出する。 ・レベル2:図22(b)に示すように、画像を4分割
して分割画像A〜Dを生成し、各分割画像A〜Dからそ
れぞれ特徴量A〜Dを抽出することにより、一つの画像
から特徴量A〜Dからなる特徴量2(特徴量群)を抽出
する。 ・レベル3:図22(c)に示すように、画像を8分割
して分割画像A〜Hを生成し、各分割画像A〜Hからそ
れぞれ特徴量A〜Hを抽出することにより、一つの画像
から特徴量A〜Hからなる特徴量3(特徴量群)を抽出
する。 ・レベル4:図22(d)に示すように、画像を16分
割して分割画像A〜Pを生成し、各分割画像A〜Pから
それぞれ特徴量A〜Pを抽出することにより、一つの画
像から特徴量A〜Pからなる特徴量4(特徴量群)を抽
出する。
【0242】ここで、画像の構造(エッジ)および色
(色ヒストグラム)を特徴量として抽出する処理を例に
とって、画像からレベル1〜4の特徴量を抽出する処理
を具体的に説明する。
【0243】(1)構造 レベル1 例えばsobelのようなエッジ抽出フィルタを用い
て、ステップS11で入力した画像からエッジ情報を抽
出する。抽出したエッジ情報から、エッジの位置,エッ
ジの強度および方向を得ることができる。エッジの強度
については適当な閾値で2値化し、上下左右斜め方向の
エッジ成分のエッジ画像データを得る。一例として、図
23に示す画像から得た上下左右斜め方向のエッジ成分
のエッジ画像データを図24(a)〜図24(d)に示
す。
【0244】図24(a)〜図24(d)のエッジ画像
データについて、エッジ部分を黒画素、その他を白画素
と仮定し、 ・画像全体に対する黒画素の割合 ・黒画素の重心 ・黒画素の分散 ・黒画素の連結矩形のサイズの平均 ・黒画素の連結矩形のサイズの分散 というようなエッジ情報を各エッジ画像データから抽出
し、これを画像全体の構造の特徴量1とする。
【0245】 レベル2 図24(a)〜図24(d)のエッジ画像データをそれ
ぞれ図22(b)に示すように分割画像A〜Dに分割し
(4分割)、各分割画像A〜Dからで説明したエッジ
情報を抽出して分割画像単位の構造の特徴量A〜Dを得
る。その結果、特徴量A〜Dからなる特徴量2を画像か
ら抽出することができる。
【0246】 レベル3および4 また、レベル3については図24(a)〜図24(d)
のエッジ画像データをそれぞれ図22(c)に示したよ
うに分割画像A〜Hに分割し(8分割)、レベル4につ
いては図22(d)に示したように分割画像A〜Pに分
割し(16分割)、レベル2の場合と同様の方法でそれ
ぞれ特徴量A〜Hからなる特徴量3および特徴量A〜P
からなる特徴量4を画像から抽出することができる。
【0247】(2)色 つぎに、画像の色(色ヒストグラム)を特徴量として抽
出する処理を説明する。
【0248】 レベル1 適当な色空間(例えばLab,Luv,HSV等)を選
択して複数の領域に分割し、ステップS11で入力した
画像の各ピクセルが色空間中のどの領域に対応するかを
調べ、領域毎のピクセル数を画像全体のピクセル数で正
規化することによって図22(a)に示した画像全体を
対象とした特徴量1を抽出する。
【0249】 レベル2 適当な色空間(例えばLab,Luv,HSV等)を選
択して複数の領域に分割すると共に、ステップS11で
入力した画像を図22(b)に示したように分割画像A
〜Dに分割する(4分割)。そして、分割画像Aの各ピ
クセルが色空間中のどの領域に対応するかを調べ、領域
毎のピクセル数を分割画像A全体のピクセル数で正規化
することによって特徴量Aを抽出することができる。他
の分割画像B〜Dについても同様な処理を行ってそれぞ
れ特徴量B〜Dを抽出し、特徴量A〜Dからなる特徴量
2をステップS11で入力した画像から抽出する。
【0250】 レベル3およびレベル4 レベル3についてはステップS11で入力した画像を図
22(c)に示したように分割画像A〜Hに分割し(8
分割)、レベル4については図22(d)に示したよう
に分割画像A〜Pに分割し(16分割)、レベル2の場
合と同様の方法でそれぞれ特徴量A〜Hからなる特徴量
3および特徴量A〜Pからなる特徴量4を画像から抽出
する。
【0251】このように、分割数を変化させて同一の画
像から特徴量を抽出することにより、例えば、ある画像
は全体的には青であるが、詳細に見ると青と少しの赤が
混じっているといったような、視点の細かさに依存した
特徴量を抽出することができる。例えば、青を中心とす
る画像中のいずれの位置に赤が分散しているかという情
報を含む特徴量を抽出することができる。
【0252】このようにして、ステップS11で入力し
た画像から各レベルの特徴量を抽出した後、図3のフロ
ーチャートに示すように、特徴抽出エンジン152は、
画像DB108に登録する元の画像に関連付けて、抽出
した特徴量を画像特徴DB109に登録する(S1
3)。
【0253】なお、ここでは、画像の構造および色の特
徴を特徴量として抽出することを例にとって説明した
が、他の種類の特徴を特徴量として抽出することにして
も良い。また、例えば画像を4分割するといった場合で
あっても、図22(b)に示した分割方法以外にも様々
な方法が考えられる(例えば、画像を縦長または横長に
4分割する等)。したがって、分割方法は任意に設定す
ることが可能である。
【0254】2.画像検索処理 図25は、実施の形態12に係る画像検索装置で使用さ
れる検索ウインドウ200gの一例を示す説明図であ
る。検索ウインドウ200gは、画像指定欄A〜C,検
索ボタン201および画像表示欄202に加え、検索に
使用する特徴量の種類を指定する特徴指定欄209と、
特徴指定欄209で指定された種類の特徴量のうち、い
ずれのレベル(粗さ)の特徴量を用いるかを指定する粗
さレベル指定欄210と、を備えている。特徴指定欄2
09では、例えば構造の特徴量および色の特徴量のいず
れか一方または両方を指定することができ、粗さレベル
指定欄210では、例えばレベル1〜4の少なくとも一
つを指定することができるものとする。粗さレベル指定
欄210で指定可能なレベルは、前述した特徴量の抽出
基準の各レベルに対応している。
【0255】なお、特徴指定欄209において、いずれ
の特徴量も指定されなかった場合には、構造および色の
両方の特徴量を用いて検索処理が行われるものとし、粗
さレベル指定欄210においていずれのレベルも指定さ
れなかった場合には、全てのレベルの特徴量を用いて検
索処理が行われるものとする。また、使用可能な種類の
特徴量を全て指定できるようにするため、特徴指定欄2
09に「全て」というボタンを用意することにしても良
い。同様に、レベルを全て指定できるようにするため、
粗さレベル指定欄210に「全て」というボタンを用意
することにしても良い。
【0256】続いて、実施の形態12に係る画像検索処
理について説明する。なお、ここでは、検索ウインドウ
200gにおける検索条件の指定の仕方に応じて異なる
処理が行われることになることから、最初に図26のフ
ローチャートを参照しつつ画像検索処理の概略を説明し
た後、異なる検索条件毎に場合分けして個別に説明する
ことにする。
【0257】(1)画像検索処理の概略 まず、実施の形態12に係る画像検索処理の概略を説明
する。ユーザは、図25に示した画像指定欄に問合せ画
像を少なくとも一つ指定すると共に、特徴指定欄209
および粗さレベル指定欄210において、検索時に使用
する特徴量の種類および使用する特徴量の粗さのレベル
を指定する(S1201)。
【0258】続いて、ユーザが図25の検索ボタン20
1を指定すると、U/I部151は、問合せ画像,特徴
量の種類および粗さのレベルの種類を特徴抽出エンジン
152に入力し、特徴抽出エンジン152は、指定され
た特徴量の種類および粗さのレベルに応じて問合せ画像
から特徴量を抽出する(S1202)。ただし、ユーザ
によって指定された問合せ画像から既に特徴量が抽出さ
れている場合には、このステップS1202の処理をス
キップすることができる。また、検索対象の画像につい
て特徴量を抽出していない場合は、この時点で特徴量を
抽出することにしても良い。その後、特徴抽出エンジン
152は、抽出した問合せ画像の特徴量をマッチング・
エンジン153に渡す(図4の特徴空間にそれぞれマッ
プする)。
【0259】マッチング・エンジン153は、画像DB
108に登録されている検索対象の画像毎に、検索ウイ
ンドウ200gにおいて指定されたレベルの特徴量を用
いて問合せ画像との類似度を求める処理を実行する(S
1203)。すなわち、マッチング・エンジン153
は、該当するレベルの特徴量に基づいて図4に示した特
徴量空間中にプロットされた検索対象の画像と問合せ画
像との距離を各特徴毎に定義された距離定義式を用いて
求める。
【0260】特徴量Fは通常、ベクトルとしてF={f
1,f2,f3,・・・,fn}であらわされ、画像
a、bから抽出した特徴量をそれぞれFa、Fbとする
と、以下の数11で示す差分距離式D(Fa,Fb)が
一般に距離定義式として用いられる。
【0261】
【数11】
【0262】「構造」、「色」の特徴量の場合にもこの
距離式が利用できるが、「構造」での「画像全体に対す
る黒画素の割合」をヒストグラムとして特徴量とした場
合には、画像中のエッジが十分にある場合には適切な類
似度を得ることが可能であるが、画像中のエッジが少な
い場合には適切な類似度を得られない。
【0263】人間のエッジに対する類似感覚では、たと
えば画像中にエッジがない画像と少しでもある画像の場
合には大きな違いを感じるが、画像が十分にエッジを持
っている場合には、その量が多少異なっていてもその違
いには鈍感である。そこで、差分距離式よりも距離の精
度を高めるためにヒストグラムを全エッジ画素数で正規
化する(正規化距離式)ことによって、この問題を解決
することが可能である。
【0264】つまり、ヒストグラムの要素は以下の式で
与えられる。 foi=fi/N なお、foiは正規化されたヒストグラムの要素であ
る。また、全画素数Nは、数12の式で与えられる。
【0265】
【数12】
【0266】なお、ベクトル要素がすべて0でS=0の
時は正規化はおこなわない。つまり、正規化距離式は数
13の式で与えられる。
【0267】
【数13】
【0268】画像中のエッジが少ない場合には上記式が
有効であるが、多い場合には従来のヒストグラムの方が
適切な類似度を得ることができる。そこで、エッジが多
い場合には従来式に近い計算式になり、少ない場合には
上記式に近い計算式になるような数14の式を考案し
た。
【0269】
【数14】
【0270】なお、正規化のための値を全画素数により
以下の数15のように変動させる。
【0271】
【数15】 kは定数であり、対象とする画像集合によって適宜指定
する。
【0272】以上のような計算を検索時に行うだけでな
く、予め特徴量の抽出時に正規化や半正規化で得られる
ベクトルに変換してデータベースに登録することで、検
索時には単純な差分式を用いて距離を求めることがで
き、高速な検索をおこなうことも可能である。
【0273】上記半正規化式により画像中のエッジの多
い少ないに関わらず適切な類似度を算出することができ
るが、検索時に計算する場合には式が複雑な分、時間が
かかるという問題がある。そこで、エッジ数および要求
される検索速度に従い従来の差分距離式と正規化距離式
を選択し算出する。
【0274】たとえば、以下のように場合分けが可能で
ある。 1)両方の画像のエッジ割合がある閾値A以上の場合 差分距離式を選択 2)どちらか一方が閾値Aより下の場合 a)高速性が要求される場合 差分距離式を選択 b)高速性が要求されない場合 正規化距離式を利用
【0275】ただし、この方式では場合分けにより、異
なる式を選択するので結果として得られる距離空間は距
離の公理を満たさない。距離の公理を満たす必要がある
場合には半正規化式が望ましい。
【0276】続いて、U/I部151は、マッチング・
エンジン153によって検索対象の画像毎に求められた
問合せ画像との類似度を参照し、例えば類似度の高い順
に検索対象の画像を図25の画像表示欄202に表示す
る(S1204)。ただし、ここでは類似度として検索
対象の画像と問合せ画像との特徴量間の距離を用いてい
るため、実際には、類似度の値の小さい順に検索対象の
画像が画像表示欄202に表示されることになる。すな
わち、類似度は0以上の値を持ち、類似度が0のときは
各問合せ画像の特徴量および検索対象の画像の特徴量が
等しいということを意味する。
【0277】(2)画像検索処理の具体例 つぎに、前述した図26のフローチャートに対応させつ
つ、 一つの問合せ画像,特徴量として「色」および粗さ
レベルとして「レベル1」が指定された場合 一つの問合せ画像,特徴量として「色」および粗さ
レベルとして「レベル2」が指定された場合 一つの問合せ画像,特徴量として「色」および粗さ
レベルとして二つ以上のレベルが指定された場合 複数種類の特徴量が指定された場合 複数の問合せ画像が指定された場合 の順で具体的に実施の形態12に係る画像検索処理を説
明する。
【0278】 一つの問合せ画像,特徴量として
「色」および粗さレベルとして「レベル1」が指定され
た場合 図25に示した検索ウインドウ200gにおいて、ユー
ザが、一つの問合せ画像,特徴量として「色」および粗
さレベルとして「レベル1」を指定したものとする(S
1201)。
【0279】特徴抽出エンジン152は、図22(a)
に示すように、問合せ画像全体を対象として、特徴量
「色」について「レベル1」に該当する特徴量である
「特徴量1」を抽出する(S1202)。
【0280】そして、マッチング・エンジン153は、
特徴抽出エンジン152において抽出された問合せ画像
および検索対象の画像の特徴量1に基づいて、検索対象
の画像毎に問合せ画像との類似度を求める(S120
3)。具体的には、該当する特徴量1に基づいて図4に
示した特徴量空間中にプロットされた検索対象の画像と
問合せ画像との距離を各特徴毎に定義された距離定義式
を用いて求める。
【0281】その後、U/I部151は、マッチング・
エンジン153によって検索対象の画像毎に求められた
問合せ画像との類似度を参照し、例えば類似度の高い
(値の小さい)順に検索対象の画像を図25の画像表示
欄202に表示する(S1204)。
【0282】このように、レベル1のような粗さの特徴
量を選択して画像検索処理を実行することができるよう
にすることにより、例えば、色の特徴量を用いて検索を
場合にあっては、全体的に青い画像を検索するというよ
うな検索処理を実行することが可能となる。
【0283】なお、詳細な説明については省略するが、
特徴量として「構造」や他の種類の特徴量が指定された
場合であっても、同様な処理で検索処理を行うことがで
きる。
【0284】 一つの問合せ画像,特徴量として
「色」および粗さレベルとして「レベル2」が指定され
た場合 図25に示した検索ウインドウ200gにおいて、ユー
ザが、一つの問合せ画像,特徴量として「色」および粗
さレベルとして「レベル2」を指定したものとする(S
1201)。
【0285】特徴抽出エンジン152は、図22(b)
に示すように、問合せ画像を分割画像A〜Dに分割し、
各分割画像A〜Dからそれぞれ「色」の特徴量A〜Dを
抽出する(S1202)。その結果、特徴量「色」につ
いて「レベル2」に該当する特徴量であって、特徴量A
〜Dからなる「特徴量2」が問合せ画像から抽出される
ことになる。
【0286】そして、マッチング・エンジン153は、
特徴抽出エンジン152において抽出された問合せ画像
および検索対象の画像の特徴量2に基づいて、検索対象
の画像毎に問合せ画像との類似度を求める(S120
3)。具体的には、検索対象の画像および問合せ画像の
分割画像A同士,分割画像B同士,分割画像C同士およ
び分割画像D同士の類似度を求める。より詳細には、特
徴抽出エンジン152において抽出された特徴量2に基
づいて、図4に示した特徴量空間中にプロットされた分
割画像A同士,分割画像B同士,分割画像C同士および
分割画像D同士の距離を各特徴毎に定義された距離定義
式を用いて求める。ここでは分割画像A〜Dのそれぞれ
について類似度を求めることになるため、4つの類似度
を得ることになる。
【0287】続いて、マッチング・エンジン153は、
求めた4つの類似度を用いて、検索対象の画像および問
合せ画像の類似度を決定する。類似度の決定方法として
は、例えば以下のような方法が考えられる。 −1 4つの類似度の二乗和により検索対象の画像お
よび問合せ画像の類似度を決定する。 −2 4つの類似度を合計することにより、検索対象
の画像および問合せ画像の類似度を決定する(AND検
索参照)。 −3 4つの類似度の中から最も高い(値の小さい)
類似度を選択することにより、検索対象の画像および問
合せ画像の類似度を決定する(OR検索参照)。 なお、−1〜−3のいずれの方法を利用するかを検
索ウインドウ200gで指定することができるようにし
ても良い。
【0288】その後、U/I部151は、マッチング・
エンジン153によって検索対象の画像毎に求められた
問合せ画像との類似度を参照し、例えば類似度の高い
(値の小さい)順に検索対象の画像を図25の画像表示
欄202に表示する(S1204)。
【0289】このように、レベル2のような粗さの特徴
量を選択して画像検索処理を実行することができるよう
にすることにより、例えば、色の特徴量を用いて検索を
行う場合にあっては、全体的に青いがある部分には赤が
混じっている画像を検索するというような検索処理を実
行することが可能となる。すなわち、どの色が画像のど
の位置に存在するかを踏まえた検索処理が可能となり、
画像全体を対象として抽出した特徴量(レベル1)を用
いた検索では行うことができない細かい視点で検索処理
を行うことができる。
【0290】なお、詳細な説明については省略するが、
特徴量として「構造」や他の種類の特徴量が指定された
場合にあっても、同様な処理で検索処理を行うことがで
きる。また、粗さレベルのレベル3および4が指定され
た場合であっても、前述したレベル2の処理と同様な処
理で検索処理を行うことが可能であるため、ここでは説
明を省略する。
【0291】 一つの問合せ画像,特徴量として
「色」および粗さレベルとして二つ以上のレベルが指定
された場合 ここでは、粗さレベルとして二つ以上のレベルが指定さ
れた場合の一例として、粗さレベルが全て指定された場
合に基づいて画像検索処理を説明する。そこで、図25
に示した検索ウインドウ200gにおいて、ユーザが、
一つの問合せ画像,特徴量として「色」および全ての粗
さレベルを指定したものとする(S1201)。前述し
たように、粗さレベル指定欄210においていずれのレ
ベルも指定しない場合または全てのレベルを指定した場
合に、粗さレベルを全て指定したことになる。
【0292】特徴抽出エンジン152は、図22(a)
〜図22(d)に示すように、検索ウインドウ200g
において指定された問合せ画像から、レベル1〜4に応
じて特徴量1〜4を抽出する(S1202)。なお、レ
ベル1に対応する特徴量1はの項で説明した方法で、
レベル2〜4に対応する特徴量2〜4はの項で説明し
た方法で抽出することができる。
【0293】そして、マッチング・エンジン153は、
特徴抽出エンジン152において抽出された問合せ画像
および検索対象の画像の特徴量1〜4を用いて、検索対
象の画像毎に問合せ画像との類似度を求める(S120
3)。ここでは、各特徴量(レベル)毎に検索対象の画
像および問合せ画像の類似度を求めることになり、その
結果、検索対象の画像毎に問合せ画像に対する4つの類
似度が得られることになる。なお、特徴量1(レベル
1)を用いて検索対象の画像および問合せ画像の類似度
を求める処理は、の項で説明した処理と同様である。
また、特徴量2〜4(レベル2〜4)を用いて検索対象
の画像および問合せ画像の類似度を求める処理は、それ
ぞれの項で説明した処理と同様である。
【0294】続いて、マッチング・エンジン153は、
検索対象の画像毎に各レベルに応じて求めた問合せ画像
との4つの類似度を用いて、問合せ画像との最終的な類
似度を決定する。最終的な類似度の決定方法としては、
例えば以下のような方法が考えられる。 −1 4つの類似度の二乗和により、問合せ画像との
最終的な類似度を決定する(AND検索の変形)。 −2 4つの類似度を合計することにより、問合せ画
像との最終的な類似度を決定する(AND検索を参
照)。 −3 4つの類似度の中から最も高い(値の小さい)
類似度を選択することにより、問合せ画像との最終的な
類似度を決定する(OR検索を参照)。
【0295】−1および−2の方法で問合せ画像と
の最終的な類似度を決定することにする場合にあって
は、例えば、全体的に青く、かつ、ある部分に赤が混じ
っている画像を検索するというような検索処理(AND
検索)を実行することが可能となる。すなわち、全ての
(二つ以上の)粗さのレベルの特徴量を用いるため、特
定のレベルの特徴量のみを用いて検索を行う場合に比べ
て、高い精度で希望する画像を検索することができる。
また、−3の方法で問合せ画像との最終的な類似度を
決定することにする場合にあっては、例えば、全体的に
青い画像および全体的に青くある部分に赤が混じってい
る画像のいずれかを検索するというような検索処理(O
R検索)を実行することが可能となる。
【0296】なお、−1〜−3のいずれの方法を利
用するかを検索ウインドウ200gで指定することがで
きるようにしても良い。
【0297】その後、U/I部151は、マッチング・
エンジン153によって検索対象の画像毎に求められた
問合せ画像との類似度を参照し、例えば類似度の高い
(値の小さい)順に検索対象の画像を図25の画像表示
欄202に表示する(S1204)。
【0298】このように、粗さの異なる特徴量を複数選
択して画像検索処理を実行することができるようにする
ことにより、特定の粗さの特徴量を一つ用いる場合に比
べて、検索に対する視点が異なる様々な方法で検索処理
を実行することが可能となる。なお、詳細な説明につい
ては省略するが、特徴量として「構造」や他の種類の特
徴量が指定された場合にあっても、同様な処理で検索処
理を行うことができる。
【0299】 複数種類の特徴量が指定された場合 特徴指定欄209において複数種類の特徴量が指定され
た場合、特徴抽出エンジン152は、検索ウインドウ2
00gで指定された種類およびレベルの特徴量を問合せ
画像からそれぞれ抽出する(S1202)。例えば、構
造および色の特徴量が指定された場合、特徴抽出エンジ
ン152は、問合せ画像から、構造の特徴量について該
当する粗さレベルの特徴量を抽出すると共に、色の特徴
量について該当するレベルの特徴量を抽出する(図22
参照)。
【0300】そして、マッチング・エンジン153は、
検索対象の画像毎に、問合せ画像との類似度を特徴量の
種類毎に求め、求めた特徴量の種類毎の類似度を用い
て、問合せ画像との最終的な類似度を決定する(S12
03)。
【0301】最終的な類似度の決定方法としては、例え
ば以下のような方法が考えられる。 −1 特徴量の種類毎に求めた類似度の二乗和によ
り、問合せ画像との最終的な類似度を決定する(AND
検索の変形)。 −2 特徴量の種類毎に求めた類似度を合計すること
により、問合せ画像との最終的な類似度を決定する(A
ND検索を参照)。この方法を用いる場合は、複数種類
の特徴量に応じたAND検索を実行することが可能とな
る。 −3 特徴量の種類毎に求めた類似度の中から最も高
い(値の小さい)類似度を選択することにより、問合せ
画像との最終的な類似度を決定する(OR検索を参
照)。この方法を用いる場合は、複数種類の特徴量に応
じたOR検索を実行することが可能となる。 なお、−1〜−3のいずれの方法を利用するかを検
索ウインドウ200gで指定することができるようにし
ても良い。
【0302】また、例えば、問合せ画像が一つ、構造お
よび色の特徴量ならびに粗さレベル1および2が指定さ
れた場合には、検索対象の画像毎に、レベル1の構造の
特徴量を用いて得た類似度,レベル2の構造の特徴量を
用いて得た類似度,レベル1の色の特徴量を用いて得た
類似度およびレベル2の色の特徴量を用いて得た類似度
が得られることになる。このような場合、得られた全て
の類似度を合計して問合せ画像との最終的な類似度を決
定することにしても良いし(−2(−1)の方法を
参照)、得られた類似度の中から最も高い(値の小さ
い)類似度を選択して問合せ画像との最終的な類似度を
決定することにしても良い(−3の方法を参照)。ま
た、これに代えて、特徴量の種類毎に各レベルの類似度
を合計し、または各レベルの類似度の中から最も高い
(値の小さい)類似度を選択して、特徴量の種類毎の問
合せ画像に対する類似度を求めた後、前述した−1〜
−3のいずれかの方法を用いて問合せ画像との最終的
な類似度を決定することにしても良い。
【0303】その後、U/I部151は、マッチング・
エンジン153によって検索対象の画像毎に求められた
総合類似度を参照し、例えば総合類似度の高い(値の小
さい)順に検索対象の画像を図25の画像表示欄202
に表示する(S1204)。
【0304】 複数の問合せ画像が指定された場合 複数の問合せ画像が指定された場合、特徴抽出エンジン
152は、検索ウインドウ200gで指定された種類お
よびレベルの特徴量を各問合せ画像からそれぞれ抽出す
る(S1202)。そして、マッチング・エンジン15
3は、〜のいずれかの項で説明したようにして検索
対象の画像毎に各問合せ画像との類似度を求めた後、検
索対象の画像の総合類似度を求める(S1203)。
【0305】総合類似度を求める方法としては、例えば
以下のような方法がある。 −1 各検索対象の画像毎に、各問合せ画像との類似
度の二乗和を総合類似度とする(AND検索の変形)。 −2 各検索対象の画像毎に、各問合せ画像との類似
度を合計して総合類似度とする(AND検索を参照)。
この方法を用いる場合は、AND検索を実行することが
可能となる。 −3 各検索対象の画像毎に、各問合せ画像との類似
度の中から最も高い(値の小さい)類似度を選択して総
合類似度とする(OR検索を参照)。この方法を用いる
場合は、OR検索を実行することが可能となる。
【0306】なお、−1〜−3のいずれの方法を利
用するかを検索ウインドウ200gで指定することがで
きるようにしても良い。場合
【0307】その後、U/I部151は、マッチング・
エンジン153によって検索対象の画像毎に求められた
総合類似度を参照し、例えば総合類似度の高い(値の小
さい)順に検索対象の画像を図25の画像表示欄202
に表示する(S1204)。
【0308】以上説明したように、実施の形態12に係
る画像検索装置によれば、問合せ画像を少なくとも一つ
指定すると共に、画像から抽出する特徴量の粗さのレベ
ルを粗から細に向かって段階的に定義した抽出基準に基
づいて、検索に利用する特徴量の粗さのレベルを少なく
とも一つ指定し、抽出基準に基づいて、問合せ画像およ
び複数の検索対象の画像から少なくとも指定された粗さ
のレベルに該当する特徴量を所定のタイミングで抽出
し、検索対象の画像毎に、指定された粗さのレベルに応
じた特徴量を用いて問合せ画像との類似度を求め、検索
対象の画像毎に求めた類似度に基づいて検索結果を出力
するため、検索精度の異なる複数種類の検索処理を実行
することが可能となる。すなわち、ユーザが検索に使用
する特徴量の粗さのレベルを少なくとも一つ指定するこ
とができるため、検索に対するユーザの視点の細かさを
検索条件として表現でき、ユーザの意図を検索条件とし
て正確に表現することができる。したがって、ユーザが
望む通りの画像検索処理を行うことが可能となる。
【0309】なお、画像表示欄202に表示された検索
結果の画像を参照した結果、絞込み検索を行いたい場合
には、画像表示欄202に表示された画像を問合せ画像
として指定して同様の検索処理を行うこともできる。ま
た、特徴量の種類を構造および色としたが、構造のみ、
または色のみを用いることにしても良いし、他の種類の
特徴量を用いることにしても良い。また、複数の問合せ
画像や複数種類の特徴量を指定する場合に、他の実施の
形態で説明したように重要度を指定することができるよ
うにしても良い。
【0310】また、実施の形態12においては、画像を
何分割するかによって特徴量の粗さを定義することにし
たが、画像のみではなく、画像中に存在するオブジェク
トも特徴量の抽出対象とし、オブジェクトを何分割する
かによってオブジェクト単位の特徴量の粗さを定義する
ことにしても良い。画像中に存在するオブジェクトも特
徴量の抽出対象とする場合の検索処理は、前述した検索
処理と同様であるため、ここでは詳細な説明を省略す
る。
【0311】さらに、前述したように、画像を分割して
得た分割画像毎に特徴量を抽出することを利用して、以
下のような画像検索処理を実現することも可能である。
ここでは、説明の便宜上、画像を4分割する場合を例と
して、実施の形態12に係る画像検索装置の変形例を説
明する。
【0312】(変形例1)前述した実施の形態12にお
いては、問合せ画像および検索対象の画像の分割画像を
それぞれ一対一対応で比較して類似度を求めることによ
り、問合せ画像および検索対象の画像の類似度を求めて
いた。これに対し、変形例1は、例えば、図27に示す
ように問合せ画像の分割画像の一つを指定し、指定した
分割画像と検索対象の画像の各分割画像との類似度を求
めることにより、検索対象の画像の中から、問合せ画像
の特定の分割画像と類似する分割画像を有する画像を探
し出すことができるようにするものである。
【0313】(変形例2)変形例2は、例えば、図28
に示すように、問合せ画像全体と検索対象の画像の各分
割画像との類似度を求めることにより、検索対象の画像
の中から、問合せ画像を含む画像を探し出すことができ
るようにするものである。
【0314】詳細な説明については省略するが、このよ
うな変形例1および変形例2のような検索処理を可能と
することにより、様々な方法で画像の検索を行うことが
可能となる。
【0315】〔実施の形態13〕実施の形態13に係る
画像検索装置は、検索対象の画像の中から、問合せ画像
を含む画像を探し出すことができるようにすることによ
り、前述した実施の形態1〜12と異なる視点で画像検
索を行うことを可能にするものである。なお、実施の形
態13に係る画像検索装置において、実施の形態1で既
に説明した構成については同一の符号を使用して詳細な
説明を省略し、画像検索処理についても共通する点につ
いては適宜説明を省略する。
【0316】具体的に、実施の形態13に係る画像検索
装置は、問合せ画像を少なくとも一つ指定し、検索対象
の画像毎に、検索対象の画像中の所定のサイズの領域と
問合せ画像との類似度を予め抽出した所定の特徴量を用
いて求める処理を検索対象の画像全体にわたって繰り返
し実行することにより、検索対象の画像の中から、問合
せ画像を含む画像を探し出すことができるようにするも
のである。
【0317】実施の形態13に係る画像検索装置におい
て、検索対象の画像中の所定のサイズの領域と問合せ画
像との類似度を予め抽出した所定の特徴量を用いて求め
る処理については様々な手法を用いることが可能である
が、ここでは図29および図30に示すような手法を用
いることにする。例えば、図29に示すように、問合せ
画像を4分割して分割画像a〜dを生成し、各分割画像
から所定の種類の特徴量を抽出し、また、検索対象の画
像を16分割して分割画像A〜Pを生成し、各分割画像
から問合せ画像の場合と同様の種類の特徴量を抽出す
る。ただし、問合せ画像および検索対象の画像の分割数
を、それぞれ8および16に限定するものではなく、問
合せ画像の分割数<検索対象の画像の分割数という関係
にあれば良い。そして、各分割画像から抽出した特徴量
を用いて、図30(a)〜図30(i)に示すように、
問合せ画像と検索対象の画像の一部との類似度を順次求
める。図30は、それぞれ図29に示した検索対象の画
像を示し、検索対象の画像中の斜線部分は問合せ画像と
比較されている領域に該当する。なお、問合せ画像およ
び検索対象の画像の分割数を逆にすれば(例えば、問合
せ画像を16分割し、検索対象の画像を8分割する。す
なわち、問合せ画像の分割数>検索対象の画像の分割
数)、問合せ画像中に含まれている画像を検索すること
が可能となる。
【0318】以下、実施の形態13に係る画像検索装置
による画像検索処理について具体的に説明する。なお、
前提として、少なくとも検索対象の画像については、図
29に示したように各分割画像からそれぞれ特徴量が抽
出されているものとする。特徴量を抽出する具体的な処
理については、実施の形態12で説明した通りであるた
め、ここでは詳細な説明を省略する。また、抽出する特
徴量の種類は、色,構造等いかなるものであっても良
い。
【0319】図31は、実施の形態13に係る画像検索
処理のフローチャートであり、図32は、検索ウインド
ウ200hの一例を示す説明図である。ユーザは、図3
2に示す画像指定欄A〜Cのいずれかに問合せ画像を少
なくとも一つ指定する(S1301)。ここでは、説明
を単純にするために、問合せ画像が一つ指定されたもの
とする。
【0320】続いて、ユーザが図32の検索ボタン20
1を指定すると、U/I部151は、問合せ画像を特徴
抽出エンジン152に入力し、特徴抽出エンジン152
は、問合せ画像から所定の種類の特徴量を抽出する(S
1302)。特徴抽出エンジン152は、図29に示し
たように、問合せ画像を分割して分割画像a〜dを生成
し、各分割画像から所定の種類の特徴量を抽出する。た
だし、ユーザによって指定された問合せ画像から既に特
徴量が抽出されている場合には、このステップS130
2の処理をスキップすることができる。
【0321】そして、マッチング・エンジン153は、
画像DB108に登録されている検索対象の画像毎に、
特徴抽出エンジン152で抽出した特徴量を用い、検索
対象の画像中の所定の領域と問合せ画像との類似度を求
める処理を検索対象の画像の全体にわたって実行し、問
合せ画像との類似度を求める(S1303)。
【0322】このステップS1303において実行され
る処理の一例について、図30を参照しつつ詳細に説明
する。例えば、図30(a)に着目して説明すると、マ
ッチング・エンジン153は、特徴抽出エンジン152
で予め抽出した問合せ画像および検索対象の画像の各分
割画像の特徴量を用いて、 ・問合せ画像の分割画像aと検索対象の画像の分割画像
Aとの類似度 ・問合せ画像の分割画像bと検索対象の画像の分割画像
Bとの類似度 ・問合せ画像の分割画像cと検索対象の画像の分割画像
Eとの類似度 ・問合せ画像の分割画像dと検索対象の画像の分割画像
Fとの類似度 をそれぞれ求める。換言すれば、図4に示した特徴量空
間中にプロットされた分割画像同士の距離を各特徴毎に
定義された距離定義式を用いて求める。ここでは4つの
分割画像毎に類似度を求めるため、4つの類似度が得ら
れることになる。
【0323】続いて、マッチング・エンジン153は、
求めた4つの類似度を用いて、図30(a)に示した検
索対象の画像の領域と問合せ画像との類似度を決定す
る。類似度の決定方法としては、例えば以下のような方
法が考えられる。 −1 4つの類似度の二乗和により検索対象の画像の
領域と問合せ画像との類似度を決定する。 −2 4つの類似度を合計することにより、検索対象
の画像の領域と問合せ画像との類似度を決定する(AN
D検索を参照)。 −3 4つの類似度の中から最も高い(値の小さい)
類似度を選択することにより、検索対象の画像の領域と
問合せ画像との類似度を決定する(OR検索を参照)。 なお、−1〜−3のいずれの方法を利用するかを検
索ウインドウ200hで指定することができるようにし
ても良い。
【0324】マッチング・エンジン153は、図30
(b)〜図30(i)に示す場合についても前述した処
理を実行し、検索対象の画像の各領域と問合せ画像との
類似度を決定する。
【0325】図30(a)〜図30(i)のように、検
索対象の画像の各領域と問合せ画像との類似度を求めた
結果、検索対象の画像毎に、問合せ画像との9つの類似
度が得られることになる。そこで、マッチング・エンジ
ン153は、検索対象の画像毎に、9つの類似度を用い
て問合せ画像との最終的な類似度を決定する処理を実行
する。最終的な類似度の決定方法としては、例えば以下
のような方法が考えられる。
【0326】−1 9つの類似度の二乗和により、検
索対象の画像と問合せ画像との最終的な類似度を決定す
る(AND検索の変形)。 −2 9つの類似度を合計することにより、検索対象
の画像と問合せ画像との最終的な類似度を決定する(A
ND検索を参照)。 −3 9つの類似度の中から最も高い(値の小さい)
類似度を選択することにより、検索対象の画像と問合せ
画像との最終的な類似度を決定する(OR検索を参
照)。 なお、−1〜−3のいずれの方法を利用するかを検
索ウインドウ200hで指定することができるようにし
ても良い。
【0327】図31のフローチャートの説明に戻り、U
/I部151は、マッチング・エンジン153によって
検索対象の画像毎に求められた問合せ画像との最終的な
類似度を参照し、例えば類似度の高い順に検索対象の画
像を図32の画像表示欄202に表示する(S130
4)。ここでは類似度として検索対象の画像と問合せ画
像との特徴量間の距離を用いているため、実際には、類
似度の値の小さい順に検索対象の画像が画像表示欄20
2に表示されることになる。すなわち、類似度は0以上
の値を持ち、類似度が0のときは各問合せ画像の特徴量
および検索対象の画像の特徴量が等しいということを意
味する。
【0328】なお、以上の説明は、指定された問合せ画
像が一つで検索に用いられる特徴量の種類も一種類であ
ったが、複数種類の特徴量を用いることもできるし、問
合せ画像を複数指定することもできる。
【0329】そこで、複数種類の特徴量を用いる場合の
処理の一例を簡単に説明する。マッチング・エンジン1
53は、前述したように、同一種類の特徴量毎に検索対
象の画像と問合せ画像との類似度を求める。そして、マ
ッチング・エンジン153は、例えば以下のような方法
で異なる種類の特徴量毎に求めた類似度を用いて、検索
対象の画像毎に、問合せ画像との類似度を決定すること
ができる。
【0330】−1 特徴量の種類毎に求めた類似度の
二乗和により、問合せ画像との最終的な類似度を決定す
る(AND検索の変形)。 −2 特徴量の種類毎に求めた類似度を合計すること
により、問合せ画像との最終的な類似度を決定する。こ
の方法を用いる場合は、複数種類の特徴量に応じたAN
D検索を実行することが可能となる。 −3 特徴量の種類毎に求めた類似度の中から最も高
い(値の小さい)類似度を選択することにより、問合せ
画像との最終的な類似度を決定する。この方法を用いる
場合は、複数種類の特徴量に応じたOR検索を実行する
ことが可能となる。 なお、−1〜−3のいずれの方法を利用するかを検
索ウインドウ200hで指定することができるようにし
ても良い。
【0331】また、複数の問合せ画像が指定された場合
の処理の一例を簡単に説明する。マッチング・エンジン
153は、前述したように、検索対象の画像と各問合せ
画像との類似度を求める。そして、マッチング・エンジ
ン153は、例えば以下のような方法を用いて、検索対
象の画像毎に、各問合せ画像に対する検索対象の画像の
類似度を決定することができる。
【0332】−1 各検索対象の画像毎に、各問合せ
画像との類似度の二乗和を検索対象の画像の総合類似度
とする(AND検索の変形)。この方法を用いると、問
合せ画像としての複数の画像を含む画像を検索すること
が可能となる。 −2 各検索対象の画像毎に、各問合せ画像との類似
度を合計して検索対象の画像の総合類似度とする。この
方法を用いる場合は、複数の問合せ画像を用いたAND
検索を実行することが可能となる。すなわち、問合せ画
像としての複数の画像を含む画像を検索することが可能
となる。 −3 各検索対象の画像毎に、各問合せ画像との類似
度の中から最も高い(値の小さい)類似度を選択して検
索対象の画像の総合類似度とする。この方法を用いる場
合は、複数の問合せ画像を用いたOR検索を実行するこ
とが可能となる。すなわち、問合せ画像としての複数の
画像のいずれかを含む画像を検索することができる。 なお、−1〜−3のいずれの方法を利用するかを検
索ウインドウ200hで指定することができるようにし
ても良い。
【0333】以上説明したように、実施の形態13に係
る画像検索装置によれば、問合せ画像を少なくとも一つ
指定し、検索対象の画像毎に、検索対象の画像中の所定
のサイズの領域と指定された問合せ画像との類似度を予
め抽出した所定の特徴量を用いて求める処理を検索対象
の画像全体にわたって繰り返し実行し、検索対象の画像
毎に求めた類似度に基づいて検索結果を出力するため、
検索対象の画像の中から、問合せ画像を含む画像を探し
出すことができる。したがって、ユーザの意図するよう
な画像検索を実現する一つの手法を提供することができ
る。
【0334】なお、画像表示欄202に表示された検索
結果の画像を参照した結果、絞込み検索を行いたい場合
には、画像表示欄202に表示された画像を問合せ画像
として指定して同様の検索処理を行うこともできる。ま
た、複数の問合せ画像や複数種類の特徴量を指定する場
合に、他の実施の形態で説明したように重要度を指定す
ることができるようにしても良い。
【0335】〔実施の形態14〕続いて、本発明に係る
画像分類装置について説明する。この画像分類装置は、
前述した画像検索装置と同様に、画像間の類似度を用い
て画像を分類するものである。画像を予め分類しておく
ことで、分類を辿るだけでユーザが所望する画像を探し
出すことができる。こうすることで画像検索とは異なる
方法で容易にユーザの所望する画像を探すことが可能と
なる。
【0336】本発明の実施の形態14に係る画像分類装
置は、実施の形態1で説明した画像検索処理を応用して
画像を分類するものである。したがって、実施の形態1
で説明した点と共通する点については適宜説明を省略す
ることにする。
【0337】図33は、実施の形態14に係る画像分類
装置のブロック構成図である。図33において、図1に
示した画像検索装置と同一の構成については同一の符号
を付し、ここでは異なる点についてのみ説明する。図3
3に示す画像分類装置は、図1に示した画像検索装置と
異なる点として、本発明の画像分類装置としての機能を
CPU101(コンピュータ100)に実行させるため
の画像分類ソフト301と、分類項目(後述するフォル
ダ),分類対象の画像を各分類項目に分類するための分
類条件,分類した結果の画像情報等が登録される分類木
DB302と、を備えている。
【0338】図34は、図33に示した画像分類装置に
おいて実行される処理を示すブロック図であり、図2に
対応するものである。ユーザ・インターフェイス(U/
I)部151(本発明の設定手段,指定手段および表示
手段に該当する)は、ユーザに対して画像分類を行うた
めの分類項目設定画面,分類結果表示画面等を表示し
て、分類条件の入力,分類結果の出力処理等を実行す
る。特徴抽出エンジン152は、画像DB108に登録
する画像(分類対象の画像)および後述する分類基準と
して設定される画像から画像の特徴量を抽出する処理を
実行する。さらに、マッチング・エンジン153(本発
明の演算手段,決定手段,分類手段および検索手段に該
当する)は、基準画像と分類対象の画像との類似度を求
め、求めた類似度に基づいて分類対象の画像の分類先と
なる分類項目を決定する処理(例えば、分類木DB30
2に登録された分類項目に画像のIDを登録して分類す
る)を実行する。
【0339】つぎに、前述した構成を有する画像分類装
置の動作について、 (1)分類項目設定処理 (2)画像分類処理 の順で説明する。ここでは画像DB108に登録された
複数の画像を分類対象の画像とする。また、画像を分類
する際に用いる特徴量は画像の色,構造およびテクスチ
ャであり、画像DB108中の分類対象の画像からは、
図3を用いて実施の形態1で説明した処理によって既に
各種類の特徴量が抽出されているものとする。
【0340】(1)分類項目設定処理 図35は、画像の分類項目の設定処理や分類後の画像の
表示を行うための画像分類ウインドウ350aの一例を
示す説明図である。図34のU/I部151は、ユーザ
によって画像分類ウインドウ350aの表示が指定され
ると、図35に示すような画像分類ウインドウ350a
を表示し、ユーザの指示に応じて後述するフォルダの作
成や分類条件の設定等の処理を実行する。
【0341】この図35には、既に画像を管理するため
の項目(以下「フォルダ」と記述する)が設定されてい
る様子が示されているが、ここではルートに当たる画像
DBフォルダ351のみが存在しているものと仮定し、
各フォルダを設定する処理を説明する。
【0342】図35中の画像DBフォルダ351は、画
像DB108中に登録された画像の全てを管理するフォ
ルダである。なお、この画像DBフォルダ351の設定
を変更することにより、分類対象の画像を画像DB中の
画像から別の画像に変更することができる。例えば、実
施の形態1〜13で説明した画像検索装置で検索した結
果の画像を指定して分類することも可能である。
【0343】ユーザは、この画像DBフォルダ351の
下位に画像DB108の画像を分類する分類先となる新
たなフォルダを設定する。例えば、ユーザは、図示しな
いメニューから「フォルダ作成」を選択し、画像DBフ
ォルダ351の下位にフォルダ352を作成する。
【0344】そして、ユーザは、フォルダ352に分類
対象の画像(画像DB108中の画像)を分類するため
の分類条件を設定するため、フォルダ352を選択する
と共に、図示しないメニューから「分類条件設定」を選
択し、図35に示されている分類条件設定ウィンドウ3
60aを表示させる。
【0345】分類条件設定ウインドウ360aは、図5
に示した検索ウインドウ200aの一部とほぼ同一の構
成であり、分類条件設定ウインドウ360aには、実施
の形態1で説明した検索条件と同様の方法で分類条件を
設定することができる。分類条件設定ウインドウ360
aは、画像を分類する際に使用される例えば色,構造お
よびテクスチャの特徴量毎に、分類対象の画像を分類す
るための基準として用いられる複数の基準画像(画像検
索の問合せ画像に該当する)を指定するための画像指定
欄A,BおよびCと、所望のフォルダに対して分類条件
の設定を指定するための設定ボタン361と、を備えて
いる。
【0346】基準画像として指定する画像としては、例
えば、スキャナで読み取った画像,ディジタルカメラで
撮像した画像,ネットワーク112を介してダウンロー
ドした画像,予めハードディスク110に記憶されてい
た画像,画像DB108に登録されている画像等、いか
なるものであっても良い。
【0347】ユーザは、実施の形態1で説明したよう
に、例えば3枚の画像を各種類の特徴量に対応させ、そ
れぞれ画像指定欄A,BおよびCに基準画像A,Bおよ
びCとして指定する。また、図示することは省略する
が、分類条件設定ウインドウ360aからフォルダ毎
に、基準画像および検索対象の画像の類似度の閾値を設
定することができる。後述するように、フォルダに設定
された基準画像との類似度が閾値を超えた分類対象の画
像がそのフォルダに分類されることになる。ここではフ
ォルダ毎に閾値を設定することにするが、フォルダ全体
を対象として一つの閾値を設定することにしても良い。
【0348】そして、ユーザが設定ボタン361を選択
すると、U/I部151は、指定された基準画像および
閾値を分類条件としてフォルダ352に設定する。な
お、基準画像として設定された画像から特徴量を抽出し
ていない場合にあっては、分類条件をフォルダに設定す
る際に特徴抽出エンジン152が特徴量を抽出する処理
を行うことにしても良い。もちろん、画像を分類する処
理を行う際に各基準画像から必要な特徴量を抽出するこ
とにしても良い。
【0349】なお、ユーザは、フォルダ354〜357
のように、作成したフォルダ(例えばフォルダ353)
に分類される画像をさらに分類するためのフォルダ(例
えば、フォルダ353に対してフォルダ354および3
55)を作成し、同様に分類条件を設定することができ
る。
【0350】このようにして、図35に示すような複数
のフォルダ352〜358が分類対象の画像を分類する
ための分類項目として設定される。U/I部151は、
作成したフォルダや対応する分類条件をフォルダ情報と
して、フォルダの階層構造に関する情報と共に分類木D
B302に登録する。
【0351】実施の形態1で説明したように、各フォル
ダ毎に単に基準画像を複数指定するだけでなく、画像を
分類する際に使用される各種類の特徴量に対応させて各
問合せ画像を指定できるため、ユーザが適切と考える仮
想的な一つの基準画像を表現できると共に、分類に対す
るユーザの意図を分類基準として正確に表現することが
可能となる。したがって、後述する分類処理によって、
ユーザの意図が反映された分類結果の画像を得ることが
可能となる。
【0352】(2)画像分類処理 図36は、実施の形態14の画像分類処理を示すフロー
チャートである。ユーザが分類処理の開始を指示する
と、図34のマッチング・エンジン153は、フォルダ
352〜358毎に、対応する種類の特徴量を用いて各
基準画像および分類対象の画像との類似度を求めると共
に、求めた類似度を合計して分類対象の画像の総合類似
度を求める処理を実行する(S1401)。
【0353】このステップS1401における処理につ
いてフォルダ352を例にとって具体的に説明する。マ
ッチング・エンジン153は、分類木DB302のフォ
ルダ情報を参照し、フォルダ352に設定された基準画
像A(図35の分類条件設定ウインドウ360aを参
照)および分類対象の画像の類似度を色の特徴量を用い
て求める。すなわち、マッチング・エンジン153は、
色の特徴量に基づいて図4に示した特徴量空間中にプロ
ットされた分類対象の画像と基準画像Aとの距離を例え
ばユークリッド距離などのベクトルの距離定義式を用い
て求める。マッチング・エンジン153は、同様に、構
造の特徴量に基づいて分類対象の画像と基準画像Bとの
距離を求めると共に、テクスチャの特徴量に基づいて分
類対象の画像と基準画像Cとの距離を求める。
【0354】その後、マッチング・エンジン153は、
分類対象の画像と各基準画像A,BおよびCとの距離を
合計し、距離の合計値を総合類似度とする(数1を参
照)。マッチング・エンジン153は、このようにして
フォルダ352〜358毎に総合類似度を求める。
【0355】続いて、マッチング・エンジン153は、
フォルダ352〜358毎に、ステップS1401で求
めた分類対象の画像の総合類似度が閾値を超えるか否か
を判定する(S1402)。ただし、ここでは類似度と
して距離を用いており、距離が短い(距離の値が小さ
い)ほど類似性が高いことになるため、実際には、総合
類似度が閾値以下(または未満)であるか否かを判定す
ることになる。
【0356】そして、マッチング・エンジン153は、
分類対象の画像の総合類似度が閾値を超えるフォルダに
分類対象の画像を分類する(S1403)。すなわち、
マッチング・エンジン153は、分類対象の画像の総合
類似度が閾値を超える場合、そのフォルダを分類対象の
画像の分類先として決定し、分類木DB302中に登録
された該当するフォルダのフォルダ情報に関連付けて分
類対象の画像のID(予め設定されているものとする)
を分類木DB302に登録する。
【0357】以上説明したステップS1401〜S14
03の処理を画像DB108中に登録されている各画像
に対して実行することにより、画像DB108中の画像
を分類することができる。また、マッチング・エンジン
153は、各フォルダ352〜358に分類された画像
のうち、最も高い総合類似度(距離で表現すれば最も小
さい総合類似度)を持つ画像を代表画像として選択し、
該当するフォルダ情報に関連付けて分類木DB302に
登録する。なお、フォルダ毎に得られた総合類似度に応
じて、分類対象の画像は2以上のフォルダに分類される
こともあり得る。
【0358】図37は、画像DB108中の画像を各フ
ォルダ352〜358に分類した後の画像分類ウインド
ウ350aの様子を示す説明図である。各フォルダ35
2〜358には、マッチング・エンジン153によって
選択された代表画像が表示されている。また、ユーザが
特定のフォルダを選択すると、そのフォルダに分類され
た画像が画像分類ウインドウ350aの右側に一覧表示
される。
【0359】このように、実施の形態14に係る画像分
類装置によれば、分類項目を設定し、設定した分類項目
それぞれに対し、基準画像および分類対象の画像の類似
度を求める際に使用される各種類の特徴量毎にそれぞれ
一つの基準画像を設定し、分類項目毎に、設定された各
基準画像および分類対象の画像の類似度を対応する種類
の特徴量を用いて求めると共に、求めた類似度を合計し
て分類対象の画像の総合類似度を求め、分類項目毎に求
めた分類対象の画像の総合類似度および予め設定された
分類先決定基準に基づいて、分類対象の画像の分類先と
なる分類項目を決定することにより、ユーザの意図を分
類条件として正確に表現できるため、ユーザの意図を正
確に装置に伝えることができると共に、分類に対するユ
ーザの意図を確実に装置に伝えることができるため、分
類に対するユーザの意図を正確に反映した分類結果を得
ることができ、ユーザが望む通りの分類処理を実現する
ことができる。
【0360】例えば、基準画像として適切な画像が存在
しない場合であっても、分類結果として望む画像に色の
雰囲気が似た画像やオブジェクトの形状の雰囲気が似た
画像を基準画像として指定し、これらの画像を合わせた
ものを一つの問合せ画像として使用することができる。
【0361】なお、ここでは色,構造およびテクスチャ
の3種類の特徴量を用いることにしたが、これらはあく
までも例示であって、特徴量の種類を限定することを意
図したものではない。
【0362】また、図37に示したように、フォルダ毎
に代表画像を表示することにしたが、これに代えて、フ
ォルダ名を表示したり、フォルダに設定した基準画像を
表示することにしても良い。
【0363】さらに、詳細な説明については省略する
が、画像DB108に新たに画像が登録された場合、そ
の画像についても分類処理を行うことにより、画像DB
108中の画像を常に分類した状態に保つことができ
る。例えば、U/I部151が画像DB108の状態を
監視することにすれば、人手を要することなく、画像D
B108中の画像を常に分類した状態に保つことができ
る。
【0364】〔実施の形態15〕実施の形態15に係る
画像分類装置は、実施の形態2で説明した画像検索処理
を応用して画像を分類するものである。なお、実施の形
態15に係る画像分類装置において、実施の形態14で
既に説明した構成については同一の符号を使用して詳細
な説明を省略し、画像分類装置の動作についても共通す
る点については適宜説明を省略する。
【0365】以下に、実施の形態15に係る画像分類装
置の動作について、 (1)分類項目設定処理 (2)画像分類処理の順で説明する。
【0366】(1)分類項目設定処理 図38は、画像の分類項目の設定処理や分類後の画像の
表示を行うための画像分類ウインドウ350bの一例を
示す説明図である。ここで、ユーザは、フォルダ352
を作成したものとし、フォルダ352に分類条件を設定
するため、図38に示すような分類条件設定ウインドウ
360bを表示させる。
【0367】図38に示す分類条件設定ウインドウ36
0bは、図7に示した検索ウインドウ200bの一部と
ほぼ同一の構成であり、分類条件設定ウインドウ360
bには、実施の形態2で説明した検索条件と同様の方法
で分類条件を設定することができる。分類条件設定ウイ
ンドウ360bは、分類対象の画像を分類するための基
準として用いられる複数の基準画像(画像検索の問合せ
画像に該当する)を指定するための画像指定欄A,Bお
よびCと、各画像指定欄に指定した基準画像毎に、分類
対象の画像との類似度を求める際に使用する特徴量の種
類を指定する特徴量指定ボタン362と、対応するフォ
ルダに対して分類条件の設定を指定するための設定ボタ
ン361と、を備えている。
【0368】ユーザは、実施の形態2で説明したよう
に、例えば3枚の画像をそれぞれ画像指定欄A,Bおよ
びCに基準画像A,BおよびCとして指定し、各基準画
像A,BおよびC毎に分類対象の画像との類似度を求め
る際に使用する特徴量の種類を指定する。図38に示す
分類条件設定ウインドウ360bは、一例として色・構
造・テクスチャの中から所望の特徴量を指定することが
できるようになっている。
【0369】また、図示することは省略するが、分類条
件設定ウインドウ360bからフォルダ毎に、基準画像
および検索対象の画像の類似度の閾値を設定することが
できる。後述するように、フォルダに設定された基準画
像との類似度が閾値を超えた分類対象の画像がそのフォ
ルダに分類されることになる。ここではフォルダ毎に閾
値を設定することにするが、フォルダ全体を対象として
一つの閾値を設定することにしても良い。
【0370】そして、ユーザが設定ボタン361を選択
すると、U/I部151は、指定された基準画像,特徴
量の種類および閾値を分類条件としてフォルダ352に
設定する。なお、基準画像として設定された画像から特
徴量を抽出していない場合にあっては、分類条件をフォ
ルダに設定する際に特徴抽出エンジン152が特徴量を
抽出する処理を行うことにしても良い。もちろん、画像
を分類する処理を行う際に各基準画像から必要な特徴量
を抽出することにしても良い。
【0371】なお、ユーザは、フォルダ354〜357
のように、作成したフォルダ(例えばフォルダ353)
に分類される画像をさらに分類するためのフォルダ(例
えば、フォルダ353に対してフォルダ354および3
55)を作成し、同様に分類条件を設定することができ
る。
【0372】このようにして、図38に示すような複数
のフォルダ352〜358が分類対象の画像を分類する
ための分類項目として設定される。U/I部151は、
作成したフォルダや対応する分類条件をフォルダ情報と
して、フォルダの階層構造に関する情報と共に分類木D
B302に登録する。
【0373】実施の形態2で説明したように、各フォル
ダ毎に単に基準画像を複数指定するだけでなく、指定し
た各基準画像毎にユーザが重視する画像の特徴に該当す
る特徴量を指定できるため、ユーザが適切と考える仮想
的な一つの基準画像を表現できると共に、分類に対する
ユーザの意図を分類基準として正確に表現することが可
能となる。したがって、後述する分類処理によって、ユ
ーザの意図が反映された分類結果の画像を得ることが可
能となる。
【0374】(2)画像分類処理 実施の形態15の画像分類処理について図36を参照し
つつ説明する。ユーザが分類処理の開始を指示すると、
図34のマッチング・エンジン153は、フォルダ35
2〜358毎に、ユーザが指定した種類の特徴量を用い
て各基準画像および分類対象の画像との類似度を求める
と共に、求めた類似度を合計して分類対象の画像の総合
類似度を求める処理を実行する(S1401)。
【0375】このステップS1401における処理につ
いてフォルダ352を例にとって具体的に説明する。マ
ッチング・エンジン153は、分類木DB302のフォ
ルダ情報を参照し、フォルダ352に設定された基準画
像A(図38の分類条件設定ウインドウ360bを参
照)および分類対象の画像の類似度を色の特徴量を用い
て求める。すなわち、マッチング・エンジン153は、
色の特徴量に基づいて図4に示した特徴量空間中にプロ
ットされた分類対象の画像と基準画像Aとの距離を例え
ばユークリッド距離などのベクトルの距離定義式を用い
て求める。マッチング・エンジン153は、同様に、構
造の特徴量に基づいて分類対象の画像と基準画像Bとの
距離を求めると共に、テクスチャの特徴量に基づいて分
類対象の画像と基準画像Cとの距離を求める。
【0376】その後、マッチング・エンジン153は、
分類対象の画像と各基準画像A,BおよびCとの距離を
合計し、距離の合計値を総合類似度とする(数2を参
照)。マッチング・エンジン153は、このようにして
フォルダ352〜358毎に総合類似度を求める。
【0377】続いて、マッチング・エンジン153は、
フォルダ352〜358毎に、ステップS1401で求
めた分類対象の画像の総合類似度が閾値を超えるか否か
を判定する(S1402)。ただし、ここでは類似度と
して距離を用いており、距離が短い(距離の値が小さ
い)ほど類似性が高いことになるため、実際には、総合
類似度が閾値以下(または未満)であるか否かを判定す
ることになる。
【0378】そして、マッチング・エンジン153は、
分類対象の画像の総合類似度が閾値を超えるフォルダに
分類対象の画像を分類する(S1403)。すなわち、
マッチング・エンジン153は、分類対象の画像の総合
類似度が閾値を超える場合、そのフォルダを分類対象の
画像の分類先として決定し、分類木DB302中に登録
された該当するフォルダのフォルダ情報に関連付けて分
類対象の画像のID(予め設定されているものとする)
を分類木DB302に登録する。
【0379】以上説明したステップS1401〜S14
03の処理を画像DB108中に登録されている各画像
に対して実行することにより、画像DB108中の画像
を分類することができる。また、マッチング・エンジン
153は、各フォルダ352〜358に分類された画像
のうち、最も高い総合類似度(距離で表現すれば最も小
さい総合類似度)を持つ画像を代表画像として選択し、
該当するフォルダ情報に関連付けて分類木DB302に
登録する。なお、フォルダ毎に得られた総合類似度に応
じて、分類対象の画像は2以上のフォルダに分類される
こともあり得る。画像の分類処理が実行されると、図3
8の画像分類ウインドウ350bの各フォルダ352〜
358には、図37に示すように代表画像が表示され
る。
【0380】このように、実施の形態15に係る画像分
類装置によれば、フォルダを設定し、設定したフォルダ
毎に、基準画像を複数設定すると共に、設定した各基準
画像毎に分類対象の画像との類似度を求める際に使用す
る特徴量の種類を設定し、フォルダ毎に、設定された種
類の特徴量を用いて各基準画像および分類対象の画像の
類似度を求めると共に、求めた類似度を合計して総合類
似度を求め、フォルダ毎に求めた総合類似度および予め
設定された分類先決定基準に基づいて分類対象の画像の
分類先となるフォルダを決定することにより、ユーザの
意図を分類条件として正確に表現できるため、ユーザの
意図を正確に装置に伝えることができると共に、分類に
対するユーザの意図を確実に装置に伝えることができる
ため、分類に対するユーザの意図を正確に反映した分類
結果を得ることができ、ユーザが望む通りの分類処理を
実現することができる。
【0381】例えば、基準画像として適切な画像が存在
しない場合であっても、分類結果として望む画像に色の
雰囲気が似た画像やオブジェクトの形状の雰囲気が似た
画像を基準画像として指定し、これらの画像を合わせた
ものを一つの問合せ画像として使用することができる。
【0382】なお、ここでは色,構造およびテクスチャ
の3種類の特徴量を用いることにしたが、これらはあく
までも例示であって、特徴量の種類を限定することを意
図したものではない。
【0383】さらに、詳細な説明については省略する
が、画像DB108に新たに画像が登録された場合、そ
の画像についても分類処理を行うことにより、画像DB
108中の画像を常に分類した状態に保つことができ
る。例えば、U/I部151が画像DB108の状態を
監視することにすれば、人手を要することなく、画像D
B108中の画像を常に分類した状態に保つことができ
る。
【0384】〔実施の形態16〕実施の形態16に係る
画像分類装置は、実施の形態15の画像分類装置におい
て、実施の形態3で説明した画像検索処理を応用するこ
とにより、分類に対するユーザの意図をさらに正確に表
現できるようにしたものである。なお、実施の形態16
において、実施の形態14で既に説明した構成について
は同一の符号を使用して詳細な説明を省略し、画像分類
装置の動作についても共通する点については適宜説明を
省略する。
【0385】以下に、実施の形態16に係る画像分類装
置の動作について、 (1)分類項目設定処理 (2)画像分類処理 の順で説明する。
【0386】(1)分類項目設定処理 図39は、実施の形態16に係る画像分類装置において
用いられる画像分類ウインドウ350cを示す説明図で
ある。ここで、ユーザは、フォルダ352を作成したも
のとし、フォルダ352に分類条件を設定するため、図
39に示すような分類条件設定ウインドウ360cを表
示させる。
【0387】図39に示す分類条件設定ウインドウ36
0cは、図38に示したものに加えて(実施の形態3の
検索ウインドウ200cに示すように)、画像指定欄
A,BおよびCに指定された各基準画像毎に相対的な重
要度を指定する重要度指定バー363を備えている。
【0388】ユーザは、図39に示すように、例えば3
枚の画像をそれぞれ画像指定欄A,BおよびCに基準画
像A,BおよびCとして指定し、指定した基準画像A,
BおよびC毎に分類対象の画像との類似度を求める際に
使用する特徴量の種類を指定する。
【0389】続いて、実施の形態3の重要度指定バー2
04で説明したように、ユーザは重要度指定バー363
を用いて各基準画像に重要度を指定する。この重要度指
定バー363は、各基準画像毎に「0」を中心にして
「+」の重要度および「−」の重要度を指定することを
可能とするものである。なお、重要度として「+」方向
および「−」方向の両方ではなく、「+」方向のみ、ま
たは「−」方向のみを指定できるようにしても良い。
【0390】このように、基準画像毎にユーザが重要度
を指定することにより、分類に対するユーザの意図を正
確に表現することが可能となる。すなわち、後述する分
類処理によって、重要度は類似度に対する重み付けとし
て反映されるため、ユーザの意図が反映された分類結果
の画像を得ることが可能となる。
【0391】さらに、ユーザはフォルダ352の閾値を
指定し、設定ボタン361を選択すると、U/I部15
1は、基準画像,特徴量の種類,重要度および閾値を分
類条件としてフォルダ352に設定する。
【0392】このような処理を各フォルダに対して行う
ことにより、図39に示すような複数のフォルダ352
〜358が分類対象の画像を分類するための分類項目と
して設定される。設定されたフォルダのフォルダ情報
は、分類木DB302に登録される。
【0393】(2)画像分類処理 図40は、実施の形態16の画像分類処理を示すフロー
チャートである。ユーザが分類処理の開始を指示する
と、図34のマッチング・エンジン153は、フォルダ
352〜358毎に、ユーザが指定した種類の特徴量を
用いて各基準画像および分類対象の画像との類似度を求
め、求めた各類似度に対して重要度に応じた重み付けを
行い、各類似度を合計して分類対象の画像の総合類似度
を求める処理を実行する(S1601)。
【0394】このステップS1601における処理につ
いてフォルダ352を例にとって具体的に説明する。マ
ッチング・エンジン153は、分類木DB302のフォ
ルダ情報を参照し、フォルダ352に設定された基準画
像A(図39の分類条件設定ウインドウ360cを参
照)および分類対象の画像の類似度を色の特徴量を用い
て求める。すなわち、マッチング・エンジン153は、
色の特徴量に基づいて図4に示した特徴量空間中にプロ
ットされた分類対象の画像と基準画像Aとの距離を例え
ばユークリッド距離などのベクトルの距離定義式を用い
て求める。続いて、マッチング・エンジン153は、求
めた距離に対し、ユーザが指定した基準画像Aの重要度
に応じて重み付けを行う。マッチング・エンジン153
は、同様に、構造の特徴量に基づいて分類対象の画像と
基準画像Bとの距離を求め、求めた距離に対して基準画
像Bの重要度に応じた重み付けを行うと共に、テクスチ
ャの特徴量に基づいて分類対象の画像と基準画像Cとの
距離を求め、求めた距離に対して基準画像Cの重要度に
応じた重み付けを行う。
【0395】その後、マッチング・エンジン153は、
分類対象の画像と各基準画像A,BおよびCとの距離を
合計し、距離の合計値を総合類似度とする(数3を参
照)。マッチング・エンジン153は、このようにして
フォルダ352〜358毎に総合類似度を求める。
【0396】続いて、マッチング・エンジン153は、
フォルダ352〜358毎に、ステップS1601で求
めた総合類似度が閾値を超えるか否かを判定する(S1
602)。ただし、ここでは類似度として距離を用いて
おり、距離が短い(距離の値が小さい)ほど類似性が高
いことになるため、実際には、総合類似度が閾値以下
(または未満)であるか否かを判定することになる。
【0397】そして、マッチング・エンジン153は、
求めた総合類似度が閾値を超えるフォルダに分類対象の
画像を分類する(S1603)。すなわち、マッチング
・エンジン153は、求めた総合類似度が閾値を超える
フォルダを分類対象の画像の分類先として決定し、分類
木DB302中に登録された該当するフォルダのフォル
ダ情報に関連付けて分類対象の画像のID(予め設定さ
れているものとする)を分類木DB302に登録する。
【0398】以上説明したステップS1601〜S16
03の処理を画像DB108中に登録されている各画像
に対して実行することにより、画像DB108中の画像
を分類することができる。また、マッチング・エンジン
153は、各フォルダ352〜358に分類された画像
のうち、最も高い総合類似度(距離で表現すれば最も小
さい総合類似度)を持つ画像を代表画像として選択し、
該当するフォルダ情報に関連付けて分類木DB302に
登録する。画像の分類処理が実行されると、図39の画
像分類ウインドウ350cの各フォルダ352〜358
には、図37に示すように代表画像が表示される。
【0399】このように、実施の形態16に係る画像分
類装置によれば、求めた類似度に対し、基準画像の種類
に応じて任意の重み付けを行うことができるように、各
基準画像毎に重要度を設定することが可能であり、フォ
ルダ毎に、各基準画像および分類対象の画像の類似度を
求め、求めた類似度に対し、設定された重要度に応じた
重み付けを行うことにより、ユーザの意図を分類条件と
して正確に表現できるため、ユーザの意図を正確に装置
に伝えることが可能となると共に、重要度は類似度に対
する重み付けとして反映されるため、ユーザの意図が反
映された画像の分類結果を得ることが可能となる。
【0400】なお、詳細な説明については省略するが、
実施の形態14で説明した画像分類装置においても、実
施の形態16で説明したように各問合せ画像毎に重要度
を指定することができるようにしても良い。
【0401】〔実施の形態17〕実施の形態17に係る
画像分類装置は、ユーザの意図を分類条件として正確に
表現するための一つの手法として、実施の形態4で説明
したAND検索を応用した画像分類処理を行うものであ
る。なお、実施の形態17に係る画像分類装置におい
て、実施の形態14で既に説明した構成については同一
の符号を使用して詳細な説明を省略し、画像分類装置の
動作についても共通する点については適宜説明を省略す
る。また、実施の形態17に係る画像分類装置において
は、画像間の類似度を求める際に用いる特徴量は一種類
であるものとするが、当然、複数種類の特徴量を用いる
ことにしても良い。
【0402】以下に、実施の形態17に係る画像分類装
置の動作について、 (1)分類項目設定処理 (2)画像分類処理 の順で説明する。
【0403】(1)分類項目設定処理 図41は、実施の形態17に係る画像分類装置において
用いられる画像分類ウインドウ350dを示す説明図で
ある。ここで、ユーザは、フォルダ352を作成したも
のとし、フォルダ352に分類条件を設定するため、図
41に示すような分類条件設定ウインドウ360dを表
示させる。
【0404】図41に示す分類条件設定ウインドウ36
0dは、画像指定欄A,BおよびC,ならびに設定ボタ
ン361に加え、AND条件を指定するためのAND指
定ボタン364およびOR条件を指定するためのOR指
定ボタン365が設けられている点である。なお、OR
条件については、後述する実施の形態21において詳細
に説明する。
【0405】ユーザは、図41に示すように、例えば3
枚の画像をそれぞれ画像指定欄A,BおよびCに基準画
像A,BおよびCとして指定し、AND指定ボタン36
4を選択してAND条件を指定する。さらに、ユーザが
フォルダ352の閾値を指定し、設定ボタン361を指
定すると、U/I部151は、基準画像,AND条件の
指定および閾値を分類条件としてフォルダ352に設定
する。
【0406】このような処理を各フォルダに対して行う
ことにより、図41に示すような複数のフォルダ352
〜358が分類対象の画像を分類するための分類項目と
して設定される。なお、設定されたフォルダのフォルダ
情報は、分類木DB302に登録される。
【0407】(2)画像分類処理 実施の形態17の画像分類処理について図36を参照し
つつ説明する。ユーザが分類処理の開始を指示すると、
図34のマッチング・エンジン153は、フォルダ35
2〜358毎に、所定の特徴量を用いて各基準画像およ
び分類対象の画像の類似度を求め、求めた類似度を合計
して分類対象の画像の総合類似度を求める処理を実行す
る(S1401)。
【0408】このステップS1401における処理につ
いてフォルダ352を例にとって具体的に説明する。マ
ッチング・エンジン153は、分類木DB302のフォ
ルダ情報を参照し、フォルダ352に設定された基準画
像A(図41の分類条件設定ウインドウ360dを参
照)および分類対象の画像の類似度を所定の特徴量を用
いて求める。すなわち、マッチング・エンジン153
は、所定の特徴量に基づいて図4に示した特徴量空間中
にプロットされた分類対象の画像と基準画像Aとの距離
を例えばユークリッド距離などのベクトルの距離定義式
を用いて求める。マッチング・エンジン153は、同様
に、所定の特徴量に基づいて分類対象の画像と基準画像
Bとの距離を求めると共に、分類対象の画像と基準画像
Cとの距離を求める。
【0409】その後、マッチング・エンジン153は、
分類対象の画像と各基準画像A,BおよびCとの距離を
合計し、距離の合計値を総合類似度とする(数4を参
照)。なお、複数種類の特徴量を用いて各基準画像およ
び分類対象の画像の類似度を求める場合は、各種類の特
徴量毎に分類対象の画像および各基準画像の類似度(距
離)を求め、分類対象の画像毎に、各基準画像に対する
全ての類似度を合計して総合類似度を求めれば良い。マ
ッチング・エンジン153は、このようにしてフォルダ
352〜358毎に総合類似度を求める。
【0410】続いて、マッチング・エンジン153は、
フォルダ352〜358毎に、ステップS1401で求
めた総合類似度が閾値を超えるか否かを判定する(S1
402)。ただし、ここでは、類似度として距離を用い
ており、距離が短い(距離の値が小さい)ほど類似性が
高いことになるため、実際には、総合類似度が閾値以下
(または未満)であるか否かを判定することになる。
【0411】そして、マッチング・エンジン153は、
求めた総合類似度が閾値を超えるフォルダに分類対象の
画像を分類する(S1403)。すなわち、マッチング
・エンジン153は、求めた総合類似度が閾値を超える
フォルダを分類対象の画像の分類先として決定し、分類
木DB302中に登録された該当するフォルダのフォル
ダ情報に関連付けて分類対象の画像のID(予め設定さ
れているものとする)を分類木DB302に登録する。
【0412】以上説明したステップS1401〜S14
03の処理を画像DB108中に登録されている各画像
に対して実行することにより、画像DB108中の画像
を分類することができる。また、マッチング・エンジン
153は、各フォルダ352〜358に分類された画像
のうち、最も高い総合類似度(距離で表現すれば最も小
さい総合類似度)を持つ検索対象の画像を代表画像とし
て選択し、該当するフォルダ情報に関連付けて分類木D
B302に登録する。画像の分類処理が実行されると、
図41の画像分類ウインドウ350dの各フォルダ35
2〜358には、図37に示すように代表画像が表示さ
れる。
【0413】このように、実施の形態17に係る画像分
類装置によれば、フォルダを設定し、設定したフォルダ
毎に、基準画像を複数設定し、フォルダ毎に、設定され
た各基準画像および分類対象の画像の類似度を求めると
共に、求めた類似度を合計して総合類似度を求め、フォ
ルダ毎に求めた総合類似度および予め設定された分類先
決定基準に基づいて分類対象の画像の分類先となるフォ
ルダを決定するため、AND検索処理を応用した画像分
類処理を行うことが可能となる。したがって、新たな分
類方法で画像を分類可能な画像分類装置を提供すること
ができる。
【0414】なお、実施の形態17においては、特徴量
の種類を特に示さなかったが、色,構造およびテクスチ
ャ等、いかなる種類の特徴量であっても単独でまたは複
数組み合わせて用いることができる。
【0415】さらに、詳細な説明については省略する
が、画像DB108に新たに画像が登録された場合、そ
の画像についても分類処理を行うことにより、画像DB
108中の画像を常に分類した状態に保つことができ
る。例えば、U/I部151が画像DB108の状態を
監視することにすれば、人手を要することなく、画像D
B108中の画像を常に分類した状態に保つことができ
る。
【0416】〔実施の形態18〕実施の形態18に係る
画像分類装置は、実施の形態17の画像分類装置におい
て、実施の形態5で説明した画像検索処理を応用するこ
とにより、分類に対するユーザの意図を正確に表現でき
るようにしたものである。
【0417】以下に、実施の形態18に係る画像分類装
置の動作について、 (1)分類項目設定処理 (2)画像分類処理 の順で説明する。
【0418】(1)分類項目設定処理 図42は、実施の形態18に係る画像分類装置において
用いられる画像分類ウインドウ350eを示す説明図で
ある。ここで、ユーザは、フォルダ352を作成したも
のとし、フォルダ352に分類条件を設定するため、図
42に示すような分類条件設定ウインドウ360eを表
示させる。
【0419】図42に示す分類条件設定ウインドウ36
0eは、図41に示した分類条件設定ウインドウ360
dに加えて、画像指定欄A,BおよびCに指定された各
基準画像間の相対的な重要度を指定する重要度指定バー
366を備えている。
【0420】ユーザは、図42に示すように、例えば3
枚の画像をそれぞれ画像指定欄A,BおよびCに基準画
像A,BおよびCとして指定すると共に、重要度指定バ
ー366を用いて基準画像A,BおよびC毎に重要度を
指定する。この重要度指定バー366は、実施の形態5
の重要度指定バー207で説明したように、各基準画像
毎に「0」を中心にして「+」の重要度および「−」の
重要度を指定することを可能にするものである。なお、
重要度として「+」方向および「−」方向の両方ではな
く、「+」方向のみ、または「−」方向のみを指定でき
るようにしても良い。
【0421】このように、基準画像毎にユーザが重要度
を指定することにより、分類に対するユーザの意図を正
確に表現することが可能となる。すなわち、後述する分
類処理によって、重要度は類似度に対する重み付けとし
て反映されるため、ユーザの意図が反映された分類結果
の画像を得ることが可能となる。
【0422】さらに、ユーザがAND指定ボタン364
を選択してAND条件を指定すると共に、フォルダ35
2の閾値を指定した後、設定ボタン361を指定する
と、U/I部151は、基準画像,重要度,AND条件
の指定および閾値を分類条件としてフォルダ352に設
定する。
【0423】このような処理を各フォルダに対して行う
ことにより、図42に示すような複数のフォルダ352
〜358が分類対象の画像を分類するための分類項目と
して設定される。なお、設定された各フォルダのフォル
ダ情報は、分類木DB302に登録される。
【0424】(2)画像分類処理 実施の形態18の画像分類処理について図40を参照し
つつ説明する。ユーザが分類処理の開始を指示すると、
図34のマッチング・エンジン153は、フォルダ35
2〜358毎に、所定の特徴量を用いて各基準画像およ
び分類対象の画像との類似度を求め、求めた各類似度に
対して重要度に応じた重み付けを行い、各類似度を合計
して総合類似度を求める処理を実行する(S160
1)。
【0425】このステップS1601における処理につ
いてフォルダ352を例にとって具体的に説明する。マ
ッチング・エンジン153は、分類木DB302のフォ
ルダ情報を参照し、フォルダ352に設定された基準画
像A(図42の分類条件設定ウインドウ360eを参
照)および分類対象の画像の類似度を所定の特徴量を用
いて求める。すなわち、マッチング・エンジン153
は、所定の特徴量に基づいて図4に示した特徴量空間中
にプロットされた分類対象の画像と基準画像Aとの距離
を例えばユークリッド距離などのベクトルの距離定義式
を用いて求める。続いて、マッチング・エンジン153
は、求めた距離に対し、ユーザが指定した基準画像Aの
重要度に応じて重み付けを行う。マッチング・エンジン
153は、同様に、所定の特徴量に基づいて分類対象の
画像と基準画像Bとの距離を求め、求めた距離に対して
基準画像Bの重要度に応じた重み付けを行うと共に、所
定の特徴量に基づいて分類対象の画像と基準画像Cとの
距離を求め、求めた距離に対して基準画像Cの重要度に
応じた重み付けを行う。
【0426】その後、マッチング・エンジン153は、
分類対象の画像と各基準画像A,BおよびCとの距離を
合計し、距離の合計値を総合類似度とする(数5を参
照)。マッチング・エンジン153は、このようにして
フォルダ352〜358毎に総合類似度を求める。
【0427】続いて、マッチング・エンジン153は、
フォルダ352〜358毎に、ステップS1601で求
めた総合類似度が閾値を超えるか否かを判定する(S1
602)。ただし、ここでは類似度として距離を用いて
おり、距離が短い(距離の値が小さい)ほど類似性が高
いことになるため、実際には、総合類似度が閾値以下
(または未満)であるか否かを判定することになる。
【0428】そして、マッチング・エンジン153は、
求めた総合類似度が閾値を超えるフォルダに分類対象の
画像を分類する(S1603)。すなわち、マッチング
・エンジン153は、求めた総合類似度が閾値を超える
フォルダを分類対象の画像の分類先として決定し、分類
木DB302中に登録された該当するフォルダのフォル
ダ情報に関連付けて分類対象の画像のID(予め設定さ
れているものとする)を分類木DB302に登録する。
【0429】以上説明したステップS1601〜S16
03の処理を画像DB108中に登録されている各画像
に対して実行することにより、画像DB108中の画像
を分類することができる。また、マッチング・エンジン
153は、各フォルダ352〜358に分類された画像
のうち、最も高い総合類似度(距離で表現すれば最も小
さい総合類似度)を持つ画像を代表画像として選択し、
該当するフォルダ情報に関連付けて分類木DB302に
登録する。画像の分類処理が実行されると、図42の画
像分類ウインドウ350eの各フォルダ352〜358
には、図37に示すように代表画像が表示される。
【0430】このように、実施の形態18に係る画像分
類装置によれば、求めた類似度に対し、基準画像の種類
に応じて任意の重み付けを行うことができるように、各
基準画像毎に重要度を設定することが可能であり、フォ
ルダ毎に、各基準画像および分類対象の画像の類似度を
求め、求めた類似度に対し、設定された重要度に応じた
重み付けを行うことにより、ユーザの意図を分類条件と
して正確に表現できるため、ユーザの意図を正確に装置
に伝えることが可能となると共に、重要度は類似度に対
する重み付けとして反映されるため、ユーザの意図が反
映された画像の分類結果を得ることが可能となる。
【0431】〔実施の形態19〕実施の形態19に係る
画像分類装置は、実施の形態17の画像分類装置におい
て、実施の形態6で説明した画像検索処理を応用するこ
とにより、分類に対するユーザの意図を正確に表現でき
るようにしたものである。なお、実施の形態19に係る
画像分類装置においては、例として、色,構造およびテ
クスチャの3種類の特徴量を用いて分類処理を行うもの
とする。
【0432】以下に、実施の形態19に係る画像分類装
置の動作について、 (1)分類項目設定処理 (2)画像分類処理 の順で説明する。
【0433】(1)分類項目設定処理 図43は、実施の形態19に係る画像分類装置において
用いられる画像分類ウインドウ350fを示す説明図で
ある。ここで、ユーザは、フォルダ352を作成したも
のとし、フォルダ352に分類条件を設定するため、図
43に示すような分類条件設定ウインドウ360fを表
示させる。
【0434】図43に示す分類条件設定ウインドウ36
0fは、図41に示した分類条件設定ウインドウ360
dに加えて、画像指定欄A,BおよびCに指定された各
基準画像毎に、分類対象の画像との類似度を求める際に
使用される特徴量の種類毎の重要度を指定するための重
要度指定バー367を備えている。
【0435】ユーザは、図43に示すように、例えば3
枚の画像をそれぞれ画像指定欄A,BおよびCに基準画
像A,BおよびCとして指定し、指定した基準画像A,
BおよびC毎に、特徴量の種類毎の重要度を指定する。
この重要度指定バー367は、実施の形態6で説明した
ように、各基準画像の特徴量の種類毎に、「0」を中心
にして「+」の重要度および「−」の重要度を指定する
ことを可能にするものである。なお、重要度として
「+」方向および「−」方向の両方ではなく、「+」方
向のみ、または「−」方向のみを指定できるようにして
も良い。
【0436】このように、各種類の特徴量毎の重要度を
各基準画像毎に指定することにより、分類に対するユー
ザの意図を正確に表現することが可能となる。すなわ
ち、後述する分類処理によって、重要度は各種類の特徴
量毎に求めた類似度に対する重み付けとして反映される
ため、ユーザの意図が反映された分類結果の画像を得る
ことが可能となる。
【0437】さらに、ユーザは、AND指定ボタン36
4を選択してAND条件を指定すると共に、フォルダ3
52の閾値を指定した後、設定ボタン361を選択する
と、U/I部151は、基準画像,重要度,AND条件
の指定および閾値を分類条件としてフォルダ352に設
定する。
【0438】このような処理を各フォルダに対して行う
ことにより、図43に示すような複数のフォルダ352
〜358が分類対象の画像を分類するための分類項目と
して設定される。なお、設定された各フォルダのフォル
ダ情報は、分類木DB302に登録される。
【0439】(2)画像分類処理 実施の形態19に係る画像分類処理について図40を参
照しつつ説明する。ユーザが分類処理の開始を指定する
と、図34のマッチング・エンジン153は、フォルダ
352〜358毎に、3種類の特徴量を用いて各基準画
像および分類対象の画像の類似度を求め、求めた各類似
度に対して重要度に応じた重み付けを行い、各類似度を
合計して分類対象の画像の総合類似度を求める処理を実
行する(S1601)。
【0440】このステップS1601における処理につ
いてフォルダ352を例にとって具体的に説明する。マ
ッチング・エンジン153は、分類木DB302のフォ
ルダ情報を参照し、フォルダ352に設定された基準画
像A(図43の分類条件設定ウインドウ360fを参
照)および分類対象の画像の類似度を色の特徴量を用い
て求める。すなわち、マッチング・エンジン153は、
色の特徴量に基づいて図4に示した特徴量空間中にプロ
ットされた分類対象の画像と基準画像Aとの距離を例え
ばユークリッド距離などのベクトルの距離定義式を用い
て求める。続いて、マッチング・エンジン153は、求
めた距離に対し、ユーザが基準画像Aに対して指定した
色の特徴量の重要度に応じて重み付けを行う。さらに、
マッチング・エンジン153は、分類対象の画像と基準
画像Aとの距離を構造の特徴量およびテクスチャの特徴
量を用いてそれぞれ求め、求めた各距離に対し、ユーザ
が基準画像Aに対して指定した構造の特徴量の重要度お
よびテクスチャの特徴量の重要度に応じて重み付けを行
う。
【0441】マッチング・エンジン153は、同様に、
分類対象の画像と基準画像Bとの距離を3種類の特徴量
毎に求め、求めた各距離に対し、基準画像Bに対して指
定された各特徴量毎の重要度に応じた重み付けを行う。
また、分類対象の画像と基準画像Cとの距離を3種類の
特徴量毎に求め、求めた各距離に対し、基準画像Cに対
して指定された各特徴量毎の重要度に応じた重み付けを
行う。
【0442】その後、マッチング・エンジン153は、
3種類の特徴量毎に求めた分類対象の画像と各基準画像
A,BおよびCとの距離を合計し、距離の合計値を総合
類似度とする(数6を参照)。マッチング・エンジン1
53は、このようにしてフォルダ352〜358毎に総
合類似度を求める。
【0443】続いて、マッチング・エンジン153は、
フォルダ352〜358毎に、ステップS1601で求
めた総合類似度が閾値を超えるか否かを判定する(S1
602)。ただし、ここでは類似度として距離を用いて
おり、距離が短い(距離の値が小さい)ほど類似性が高
いことになるため、実際には、総合類似度が閾値以下
(または未満)であるか否かを判定することになる。
【0444】そして、マッチング・エンジン153は、
求めた総合類似度が閾値を超えるフォルダに分類対象の
画像を分類する(S1603)。すなわち、マッチング
・エンジン153は、求めた総合類似度が閾値を超える
フォルダを分類対象の画像の分類先として決定し、分類
木DB302中に登録された該当するフォルダのフォル
ダ情報に関連付けて分類対象の画像のID(予め設定さ
れているものとする)を分類木DB302に登録する。
【0445】以上説明したステップS1601〜S16
03の処理を画像DB108中に登録されている各画像
に対して実行することにより、画像DB108中の画像
を分類することができる。また、マッチング・エンジン
153は、各フォルダ352〜358に分類された画像
のうち、最も高い総合類似度(距離で表現すれば最も小
さい総合類似度)を持つ画像を代表画像として選択し、
該当するフォルダ情報に関連付けて分類木DB302に
登録する。画像の分類処理が実行されると、図43の画
像分類ウインドウ350fの各フォルダ352〜358
には、図37に示すように代表画像が表示される。
【0446】このように、実施の形態19に係る画像分
類装置によれば、複数種類の特徴量を用いて基準画像お
よび検索対象の画像の類似度を求める場合に、求めた類
似度に対し、基準画像および特徴量の種類に応じて任意
の重み付けを行うことができるように、各種類の特徴量
毎の重要度を各基準画像毎に設定することが可能であ
り、フォルダそれぞれについて、各種類の特徴量毎に各
基準画像および分類対象の画像の類似度を求め、各種類
の特徴量毎に求めた類似度に対し、設定された重要度に
応じた重み付けを行うことにより、ユーザの意図を分類
条件として正確に表現できるため、ユーザの意図を正確
に装置に伝えることが可能となると共に、重要度は類似
度に対する重み付けとして反映されるため、ユーザの意
図が反映された画像の分類結果を得ることが可能とな
る。
【0447】なお、特徴量の種類は、色,構造およびテ
クスチャの3種類に限定するものではなく、いかなる種
類の特徴量の組み合わせであっても良い。
【0448】〔実施の形態20〕実施の形態20に係る
画像分類装置は、実施の形態17の画像分類装置におい
て、実施の形態7で説明した画像検索処理を応用するこ
とにより、分類に対するユーザの意図を装置側が汲み取
ることができるようにしたものである。なお、実施の形
態20に係る画像分類装置は、例として、色,構造およ
びテクスチャの3種類の特徴量を用いて分類処理を行う
ものとする。
【0449】前述した実施の形態18および19におい
ては、ユーザが基準画像の重要度または各基準画像に特
徴量毎の重要度を指定する必要があったが、実施の形態
20に係る画像分類装置においては、ユーザによってフ
ォルダ毎に指定された基準画像間の類似度を、基準画像
および分類対象の画像の類似度を求める際に使用する特
徴量を用いて求め、求めた特徴量毎の類似度に基づいて
各基準画像間における特徴量毎の重要度を装置側で決定
し、類似度に対する重み付けとして反映するという点が
特徴となる。
【0450】以下に、実施の形態20に係る画像分類装
置の動作について、 (1)分類項目設定処理 (2)画像分類処理 の順で説明する。
【0451】(1)分類項目設定処理 図41を用いて分類項目設定処理について説明する。ユ
ーザは、フォルダ352を作成したものとし、フォルダ
352に分類条件を設定するため、図41に示すような
分類条件設定ウインドウ360dを表示させる。
【0452】ユーザは、図41に示すように、例えば3
枚の画像をそれぞれ画像指定欄A,BおよびCに基準画
像A,BおよびCとして指定し、AND指定ボタン36
4を選択してAND条件を指定する。さらに、ユーザが
フォルダ352の閾値を指定し、設定ボタン361を選
択すると、特徴抽出エンジン152は、色,構造および
テクスチャの3種類の特徴量毎に、各基準画像A,Bお
よびC間の距離(類似度)を求め、求めた各特徴量毎の
距離に基づいて各基準画像A,BおよびC間における特
徴量毎の重要度を決定する。
【0453】具体的に、特徴抽出エンジン152は、3
種類の特徴量毎に、基準画像同士の特徴間の距離を求め
る。各特徴量毎に求めた距離の分散が大きい場合にはそ
の特徴量についてはユーザは関知していないことを意味
し、分散が小さい場合にはユーザはその特徴量を分類基
準として重視していると判断できる。したがって、分散
が大きい特徴量の場合には重要度を小さくし、分散が小
さい場合には重要度を大きくするようにする(数7を参
照)。
【0454】特徴抽出エンジン152は、3種類の特徴
量毎の重要度をU/I部151に入力し、U/I部15
1は、基準画像,特徴抽出エンジン152で決定された
重要度,AND条件の指定および閾値を分類条件として
フォルダ352に設定する。
【0455】このような処理を各フォルダに対して行う
ことにより、図41に示すような複数のフォルダ352
〜358が分類対象の画像を分類するための分類項目と
して設定される。なお、設定されたフォルダのフォルダ
情報は分類木DB302に登録される。
【0456】(2)画像分類処理 つぎに、実施の形態20の画像分類処理について図40
を参照しつつ説明する。ユーザが分類処理の開始を指定
すると、図34のマッチング・エンジン153は、フォ
ルダ352〜358毎に、3種類の特徴量を用いて各基
準画像および分類対象の画像の類似度を求め、求めた各
類似度に対して重要度に応じた重み付けを行い、各類似
度を合計して分類対象の画像の総合類似度を求める処理
を実行する(S1601)。
【0457】このステップS1601における処理につ
いてフォルダ352を例にとって具体的に説明する。マ
ッチング・エンジン153は、分類木DB302のフォ
ルダ情報を参照し、フォルダ352に設定された基準画
像A(図41の分類条件設定ウインドウ360dを参
照)および分類対象の画像の類似度を色の特徴量を用い
て求める。すなわち、マッチング・エンジン153は、
色の特徴量に基づいて図4に示した特徴量空間中にプロ
ットされた分類対象の画像と基準画像Aとの距離を例え
ばユークリッド距離などのベクトルの距離定義式を用い
て求める。続いて、マッチング・エンジン153は、求
めた距離に対し、特徴抽出エンジン152で色の特徴量
について決定した重要度に応じて重み付けを行う。さら
に、マッチング・エンジン153は、分類対象の画像と
基準画像Aについて、構造の特徴量およびテクスチャの
特徴量を用いた距離を求め、求めた各距離に対し、特徴
抽出エンジン152で決定した構造の特徴量の重要度お
よびテクスチャの特徴量の重要度に応じて重み付けを行
う。
【0458】マッチング・エンジン153は、同様に、
分類対象の画像と基準画像Bとの距離を3種類の特徴量
毎に求め、求めた各距離に対し、各種類の特徴量毎に決
定された重要度に応じた重み付けを行う。また、分類対
象の画像と基準画像Cとの距離を3種類の特徴量毎に求
め、求めた各距離に対し、各種類の特徴量毎に決定され
た重要度に応じた重み付けを行う。
【0459】その後、マッチング・エンジン153は、
3種類の特徴量毎に求めた分類対象の画像と各基準画像
A,BおよびCとの距離を合計し、距離の合計値を総合
類似度とする。マッチング・エンジン153は、このよ
うにしてフォルダ352〜358毎に総合類似度を求め
る。
【0460】続いて、マッチング・エンジン153は、
フォルダ352〜358毎に、ステップS1601で求
めた総合類似度が閾値を超えるか否かを判定する(S1
602)。ただし、ここでは類似度として距離を用いて
おり、距離が短い(距離の値が小さい)ほど類似性が高
いことになるため、実際には、総合類似度が閾値以下
(または未満)であるか否かを判定することになる。
【0461】そして、マッチング・エンジン153は、
求めた総合類似度が閾値を超えるフォルダに分類対象の
画像を分類する(S1603)。すなわち、マッチング
・エンジン153は、求めた総合類似度が閾値を超える
フォルダを分類対象の画像の分類先として決定し、分類
木DB302中に登録された該当するフォルダのフォル
ダ情報に関連付けて分類対象の画像のID(予め設定さ
れているものとする)を分類木DB302に登録する。
【0462】以上説明したステップS1601〜S16
03の処理を画像DB108中に登録されている各画像
に対して実行することにより、画像DB108中の画像
を分類することができる。また、マッチング・エンジン
153は、各フォルダ352〜358に分類された画像
のうち、最も高い総合類似度(距離で表現すれば最も小
さい総合類似度)を持つ画像を代表画像として選択し、
該当するフォルダ情報に関連付けて分類木DB302に
登録する。画像の分類処理が実行されると、図41の画
像分類ウインドウ350dの各フォルダ352〜358
には、図37に示すように代表画像が表示される。
【0463】このように、実施の形態20に係る画像分
類装置によれば、複数種類の特徴量を用いて基準画像お
よび検索対象の画像の類似度を求める場合に、求めた類
似度に対し、特徴量の種類に応じて任意の重み付けを行
うことができるように、分類項目毎に、設定された各基
準画像間の類似度を各種類の特徴量毎に求め、各種類の
特徴量毎に求めた類似度に基づいて各基準画像間におけ
る各特徴量毎の重要度を決定し、分類項目それぞれにつ
いて、各種類の特徴量毎に各基準画像および分類対象の
画像の類似度を求め、各種類の特徴量毎に求めた類似度
に対し、決定された重要度に応じた重み付けを行うこと
により、装置側でユーザが指定した基準画像間における
各種類の特徴量の重要度を判断し、判断した重要度を画
像間の類似度に反映させるため、ユーザの意図に合った
画像の分類結果を返すことが可能となる。したがって、
ユーザが望む通りの分類処理を実現することができ、ユ
ーザが望む分類結果を得ることができる。
【0464】なお、特徴量の種類は、色,構造およびテ
クスチャの3種類に限定するものではなく、いかなる種
類の特徴量の組み合わせであっても良い。
【0465】〔実施の形態21〕実施の形態21に係る
画像分類装置は、ユーザの意図を分類条件として正確に
表現するための一つの手法として、実施の形態8で説明
したOR検索を応用した画像分類処理を行うものであ
る。
【0466】実施の形態21に係る画像分類装置による
画像の分類処理は、実施の形態17で説明に用いた図4
1の分類条件設定ウインドウ360dにおいて、AND
指定ボタン364ではなく、OR指定ボタン365が選
択された場合に実行される。そこで、実施の形態17に
おける「(1)分類項目設定処理」の説明において、O
R指定ボタン365が選択されたものとして、以下にO
R条件による画像分類処理を説明する。
【0467】なお、OR条件の指定と共に、図41に示
したフォルダ352には、実施の形態17の場合と同様
に基準画像A,BおよびC,ならびに閾値が分類条件と
して設定されたものとする。
【0468】図44は、実施の形態21の画像分類処理
を示すフローチャートである。ユーザが分類処理の開始
を指示すると、図34のマッチング・エンジン153
は、フォルダ352〜358毎に、所定の特徴量を用い
て各基準画像および分類対象の画像の類似度を求めると
共に、求めた類似度の中から最も高い類似性を示す類似
度を選択して分類対象の画像の総合類似度を求める処理
を実行する(S2101)。
【0469】このステップS2101における処理につ
いてフォルダ352を例にとって具体的に説明する。マ
ッチング・エンジン153は、分類木DB302のフォ
ルダ情報を参照し、フォルダ352に設定された基準画
像A(図41の分類条件設定ウインドウ360dを参
照)および分類対象の画像の類似度を所定の特徴量を用
いて求める。すなわち、マッチング・エンジン153
は、所定の特徴量に基づいて図4に示した特徴量空間中
にプロットされた分類対象の画像と基準画像Aとの距離
を例えばユークリッド距離などのベクトルの距離定義式
を用いて求める。マッチング・エンジン153は、同様
に、所定の特徴量に基づいて分類対象の画像と基準画像
Bとの距離を求めると共に、分類対象の画像と基準画像
Cとの距離を求める。
【0470】その後、マッチング・エンジン153は、
分類対象の画像と各基準画像A,BおよびCとの距離の
中から最も短い距離を選択して総合類似度を求める(数
8を参照)。マッチング・エンジン153は、このよう
にしてフォルダ352〜358毎に最も高い類似性を示
す類似度を選択して総合類似度を求める。
【0471】続いて、マッチング・エンジン153は、
フォルダ352〜358毎に、ステップS2101で選
択した類似度が閾値を超えるか否かを判定する(S21
02)。ただし、ここでは類似度として距離を用いてお
り、距離が短い(距離の値が小さい)ほど類似性が高い
ことになるため、実際には、総合類似度が閾値以下(ま
たは未満)であるか否かを判定することになる。
【0472】そして、マッチング・エンジン153は、
選択した類似度が閾値を超えるフォルダに分類対象の画
像を分類する(S2103)。すなわち、マッチング・
エンジン153は、選択した類似度が閾値を超えるフォ
ルダを分類対象の画像の分類先として決定し、分類木D
B302中に登録された該当するフォルダのフォルダ情
報に関連付けて分類対象の画像のID(予め設定されて
いるものとする)を分類木DB302に登録する。
【0473】以上説明したステップS2101〜S21
03の処理を画像DB108中に登録されている各画像
に対して実行することにより、画像DB108中の画像
を分類することができる。また、マッチング・エンジン
153は、各フォルダ352〜358それぞれに分類さ
れた画像の中から、最も高い類似度(ステップS210
1で選択された類似度のことであり、距離で表現すれば
最も小さい類似度)を持つ画像を代表画像として選択
し、該当するフォルダ情報に関連付けて分類木DB30
2に登録する。画像の分類処理が実行されると、図41
の画像分類ウインドウ350dの各フォルダ352〜3
58には、図37に示すように代表画像が表示される。
【0474】なお、実施の形態21の画像分類処理にお
いては、分類対象の画像が、あるフォルダに設定された
各基準画像のいずれかに対して閾値以上の類似度が得ら
れる程類似していればそのフォルダに分類されることに
なる。したがって、実施の形態21の画像分類処理にO
R検索が応用されていることがわかる。
【0475】このように、実施の形態21に係る画像分
類装置によれば、フォルダを設定し、設定したフォルダ
毎に、基準画像を複数設定し、フォルダ毎に、設定され
た各基準画像および分類対象の画像の類似度を求めると
共に、求めた類似度の中から最も高い類似性を示す類似
度を選択し、各フォルダ毎に選択した類似度および予め
設定された分類先決定基準に基づいて分類対象の画像の
分類先となるフォルダを決定するため、OR検索処理を
応用した画像分類処理を行うことが可能となる。したが
って、新たな分類方法で画像を分類可能な画像分類装置
を提供することができる。
【0476】なお、詳細な説明については省略するが、
画像DB108に新たに画像が登録された場合、その画
像についても分類処理を行うことにより、画像DB10
8中の画像を常に分類した状態に保つことができる。例
えば、U/I部151が画像DB108の状態を監視す
ることにすれば、人手を要することなく、画像DB10
8中の画像を常に分類した状態に保つことができる。
【0477】〔実施の形態22〕実施の形態22に係る
画像分類装置は、実施の形態21の画像分類装置におい
て、実施の形態9で説明した画像検索処理を応用するこ
とにより、分類に対するユーザの意図を正確に表現でき
るようにしたものである。
【0478】実施の形態22に係る画像分類装置による
画像の分類処理は、実施の形態18で説明に用いた図4
2の分類条件設定ウインドウ360eにおいて、AND
指定ボタン364ではなく、OR指定ボタン365が選
択された場合に実行される。そこで、実施の形態18に
おける「(1)分類項目設定処理」の説明において、O
R指定ボタン365が選択されたものとして、以下にO
R条件による画像分類処理を説明する。
【0479】なお、OR条件の指定と共に、図42に示
したフォルダ352には、実施の形態18の場合と同様
に基準画像A,BおよびC,各基準画像の重要度ならび
に閾値が分類条件として設定されたものとする。
【0480】図45は、実施の形態22の画像分類処理
を示すフローチャートである。ユーザが分類処理の開始
を指示すると、図34のマッチング・エンジン153
は、フォルダ352〜358毎に、所定の特徴量を用い
て各基準画像および分類対象の画像との類似度を求め、
求めた各類似度に対して重要度に応じた重み付けを行
い、各類似度の中から最も高い類似性を示す類似度を選
択して分類対象の画像の総合類似度を求める処理を実行
する(S2201)。
【0481】このステップS2201における処理につ
いてフォルダ352を例にとって具体的に説明する。マ
ッチング・エンジン153は、分類木DB302のフォ
ルダ情報を参照し、フォルダ352に設定された基準画
像A(図42の分類条件設定ウインドウ360eを参
照)および分類対象の画像の類似度を所定の特徴量を用
いて求める。すなわち、マッチング・エンジン153
は、所定の特徴量に基づいて図4に示した特徴量空間中
にプロットされた分類対象の画像と基準画像Aとの距離
を例えばユークリッド距離などのベクトルの距離定義式
を用いて求める。続いて、マッチング・エンジン153
は、求めた距離に対し、ユーザが指定した基準画像Aの
重要度に応じて重み付けを行う。マッチング・エンジン
153は、同様に、所定の特徴量に基づいて分類対象の
画像と基準画像Bとの距離を求め、求めた距離に対して
基準画像Bの重要度に応じた重み付けを行うと共に、所
定の特徴量に基づいて分類対象の画像と基準画像Cとの
距離を求め、求めた距離に対して基準画像Cの重要度に
応じた重み付けを行う。
【0482】その後、マッチング・エンジン153は、
分類対象の画像と各基準画像A,BおよびCとの距離の
中から最も短い距離を選択して総合類似度を求める(数
9を参照)。マッチング・エンジン153は、このよう
にしてフォルダ352〜358毎に総合類似度を求め
る。
【0483】続いて、マッチング・エンジン153は、
フォルダ352〜358毎に、ステップS2201で求
めた総合類似度が閾値を超えるか否かを判定する(S2
202)。ただし、ここでは類似度として距離を用いて
おり、距離が短い(距離の値が小さい)ほど類似性が高
いことになるため、実際には、総合類似度が閾値以下
(または未満)であるか否かを判定することになる。
【0484】そして、マッチング・エンジン153は、
求めた総合類似度が閾値を超えるフォルダに分類対象の
画像を分類する(S2203)。すなわち、マッチング
・エンジン153は、求めた総合類似度が閾値を超える
フォルダを分類対象の画像の分類先として決定し、分類
木DB302中に登録された該当するフォルダのフォル
ダ情報に関連付けて分類対象の画像のID(予め設定さ
れているものとする)を分類木DB302に登録する。
【0485】以上説明したステップS2201〜S22
03の処理を画像DB108中に登録されている各画像
に対して実行することにより、画像DB108中の画像
を分類することができる。また、マッチング・エンジン
153は、各フォルダ352〜358それぞれに分類さ
れた画像の中から、最も高い総合類似度(距離で表現す
れば最も小さい総合類似度)を持つ画像を代表画像とし
て選択し、該当するフォルダ情報に関連付けて分類木D
B302に登録する。画像の分類処理が実行されると、
図42の画像分類ウインドウ350eの各フォルダ35
2〜358には、図37に示すように代表画像が表示さ
れる。
【0486】このように、実施の形態22に係る画像分
類装置によれば、求めた類似度に対し、基準画像の種類
に応じて任意の重み付けを行うことができるように、各
基準画像毎に重要度を設定することが可能であり、フォ
ルダ毎に、各基準画像および分類対象の画像の類似度を
求め、求めた類似度に対し、設定された重要度に応じた
重み付けを行うことにより、ユーザの意図を分類条件と
して正確に表現できるため、ユーザの意図を正確に装置
に伝えることが可能となると共に、重要度は類似度に対
する重み付けとして反映されるため、ユーザの意図が反
映された画像の分類結果を得ることが可能となる。
【0487】〔実施の形態23〕実施の形態23に係る
画像分類装置は、実施の形態21の画像分類装置におい
て、実施の形態10で説明した画像検索処理を応用する
ことにより、分類に対するユーザの意図を正確に表現で
きるようにしたものである。
【0488】実施の形態23に係る画像分類装置による
画像の分類処理は、実施の形態19で説明に用いた図4
3の分類条件設定ウインドウ360fにおいて、AND
指定ボタン364ではなく、OR指定ボタン365が選
択された場合に実行される。そこで、実施の形態19に
おける「(1)分類項目設定処理」の説明において、O
R指定ボタン365が選択されたものとして、以下にO
R条件による画像分類処理を説明する。
【0489】なお、OR条件の指定と共に、図43に示
したフォルダ352には、実施の形態19の場合と同様
に基準画像A,BおよびC,各基準画像について特徴量
の種類毎に指定された重要度ならびに閾値が分類条件と
して設定されたものとする。
【0490】つぎに、実施の形態23に係る画像分類処
理について図45を参照しつつ説明する。ユーザが画像
分類処理の開始を指定すると、図34のマッチング・エ
ンジン153は、フォルダ352〜358毎に、3種類
の特徴量を用いて各基準画像および分類対象の画像の類
似度を求め、求めた各類似度に対して重要度に応じた重
み付けを行い、各類似度の中から最も高い類似性を示す
類似度を選択して分類対象の画像の総合類似度を求める
処理を実行する(S2201)。
【0491】このステップS2201における処理につ
いてフォルダ352を例にとって具体的に説明する。マ
ッチング・エンジン153は、分類木DB302のフォ
ルダ情報を参照し、フォルダ352に設定された基準画
像A(図43の分類条件設定ウインドウ360fを参
照)および分類対象の画像の類似度を色の特徴量を用い
て求める。すなわち、マッチング・エンジン153は、
色の特徴量に基づいて図4に示した特徴量空間中にプロ
ットされた分類対象の画像と基準画像Aとの距離を例え
ばユークリッド距離などのベクトルの距離定義式を用い
て求める。続いて、マッチング・エンジン153は、求
めた距離に対し、ユーザが基準画像Aに対して指定した
色の特徴量の重要度に応じて重み付けを行う。さらに、
マッチング・エンジン153は、分類対象の画像と基準
画像Aとの距離を構造の特徴量およびテクスチャの特徴
量を用いて求め、求めた各距離に対し、ユーザが基準画
像Aに対して指定した構造の特徴量の重要度およびテク
スチャの特徴量の重要度に応じて重み付けを行う。
【0492】マッチング・エンジン153は、同様に、
分類対象の画像と基準画像Bとの距離を3種類の特徴量
毎に求め、求めた各距離に対し、基準画像Bに対して指
定された各特徴量毎の重要度に応じた重み付けを行う。
また、分類対象の画像と基準画像Cとの距離を3種類の
特徴量毎に求め、求めた各距離に対し、基準画像Cに対
して指定された各特徴量毎の重要度に応じた重み付けを
行う。
【0493】その後、マッチング・エンジン153は、
3種類の特徴量毎に求めた分類対象の画像と各基準画像
A,BおよびCとの距離の中から最も短い距離を選択し
て総合類似度とする(数10を参照)。マッチング・エ
ンジン153は、このようにしてフォルダ352〜35
8毎に総合類似度を求める。
【0494】続いて、マッチング・エンジン153は、
分類木DB302を参照して、フォルダ352〜358
毎に、ステップS2201で求めた総合類似度が閾値を
超えるか否かを判定する(S2202)。ただし、ここ
では類似度として距離を用いており、距離が短い(距離
の値が小さい)ほど類似性が高いことになるため、実際
には、総合類似度が閾値以下(または未満)であるか否
かを判定することになる。
【0495】そして、マッチング・エンジン153は、
求めた総合類似度が閾値を超えるフォルダに分類対象の
画像を分類する(S2203)。すなわち、マッチング
・エンジン153は、求めた総合類似度が閾値を超える
フォルダを分類対象の画像の分類先として決定し、分類
木DB302中に登録された該当するフォルダのフォル
ダ情報に関連付けて分類対象の画像のID(予め設定さ
れているものとする)を分類木DB302に登録する。
【0496】以上説明したステップS2201〜S22
03の処理を画像DB108中に登録されている各画像
に対して実行することにより、画像DB108中の画像
を分類することができる。また、マッチング・エンジン
153は、各フォルダ352〜358それぞれに分類さ
れた画像の中から、最も高い総合類似度(距離で表現す
れば最も小さい総合類似度)を持つ画像を代表画像とし
て選択し、該当するフォルダ情報に関連付けて分類木D
B302に登録する。画像の分類処理が実行されると、
図43の画像分類ウインドウ350fの各フォルダ35
2〜358には、図37に示すように代表画像が表示さ
れる。
【0497】このように、実施の形態23に係る画像分
類装置によれば、複数種類の特徴量を用いて基準画像お
よび検索対象の画像の類似度を求める場合に、求めた類
似度に対し、基準画像および特徴量の種類に応じて任意
の重み付けを行うことができるように、各種類の特徴量
毎の重要度を各基準画像毎に設定することが可能であ
り、フォルダそれぞれについて、各種類の特徴量毎に各
基準画像および分類対象の画像の類似度を求め、各種類
の特徴量毎に求めた類似度に対し、設定された重要度に
応じた重み付けを行うことにより、ユーザの意図を分類
条件として正確に表現できるため、ユーザの意図を正確
に装置に伝えることが可能となると共に、重要度は類似
度に対する重み付けとして反映されるため、ユーザの意
図が反映された画像の分類結果を得ることが可能とな
る。
【0498】〔実施の形態24〕実施の形態24に係る
画像分類装置は、実施の形態21の画像分類装置におい
て、実施の形態11で説明した画像検索処理を応用する
ことにより、分類に対するユーザの意図を装置側が汲み
取ることができるようにしたものである。
【0499】実施の形態24に係る画像分類装置による
画像の分類処理は、実施の形態20で説明に用いた図4
1の分類条件設定ウインドウ360dにおいて、AND
指定ボタン364ではなく、OR指定ボタン365が選
択された場合に実行される。そこで、実施の形態20に
おける「(1)分類項目設定処理」の説明において、O
R指定ボタン365が選択されたものとして、以下にO
R条件による画像分類処理を説明する。
【0500】なお、OR条件の指定と共に、図41に示
したフォルダ352には、実施の形態20の場合と同様
に基準画像A,BおよびC,特徴量の種類毎に特徴抽出
エンジン152で決定された重要度ならびに閾値が分類
条件として設定されたものとする。
【0501】つぎに、実施の形態24の画像分類処理に
ついて図45を参照しつつ説明する。ユーザが画像分類
処理の開始を指定すると、図34のマッチング・エンジ
ン153は、フォルダ352〜358毎に、3種類の特
徴量を用いて各基準画像および分類対象の画像の類似度
を求め、求めた各類似度に対して重要度に応じた重み付
けを行い、各類似度の中から最も高い類似性を示す類似
度を選択して分類対象の画像の総合類似度を求める処理
を実行する(S2201)。
【0502】このステップS2201における処理につ
いてフォルダ352を例にとって具体的に説明する。マ
ッチング・エンジン153は、分類木DB302のフォ
ルダ情報を参照し、フォルダ352に設定された基準画
像A(図41の分類条件設定ウインドウ360dを参
照)および分類対象の画像の類似度を色の特徴量を用い
て求める。すなわち、マッチング・エンジン153は、
色の特徴量に基づいて図4に示した特徴量空間中にプロ
ットされた分類対象の画像と基準画像Aとの距離を例え
ばユークリッド距離などのベクトルの距離定義式を用い
て求める。続いて、マッチング・エンジン153は、求
めた距離に対し、特徴抽出エンジン152で色の特徴量
について決定した重要度に応じて重み付けを行う。さら
に、マッチング・エンジン153は、分類対象の画像と
基準画像Aについて、構造の特徴量およびテクスチャの
特徴量を用いた距離を求め、求めた各距離に対し、特徴
抽出エンジン152で決定した構造の特徴量の重要度お
よびテクスチャの特徴量の重要度に応じて重み付けを行
う。
【0503】マッチング・エンジン153は、同様に、
分類対象の画像と基準画像Bとの距離を3種類の特徴量
毎に求め、求めた各距離に対し、各種類の特徴量毎に決
定された重要度に応じた重み付けを行う。また、分類対
象の画像と基準画像Cとの距離を3種類の特徴量毎に求
め、求めた各距離に対し、各種類の特徴量毎に決定され
た重要度に応じた重み付けを行う。
【0504】その後、マッチング・エンジン153は、
3種類の特徴量毎に求めた分類対象の画像と各基準画像
A,BおよびCとの距離の中から最も短い距離を選択し
て総合類似度を求める。マッチング・エンジン153
は、このようにしてフォルダ352〜358毎に総合類
似度を求める。
【0505】続いて、マッチング・エンジン153は、
分類木DB302を参照して、フォルダ352〜358
毎に、ステップS2201で求めた総合類似度が閾値を
超えるか否かを判定する(S2202)。ただし、ここ
では類似度として距離を用いており、距離が短い(距離
の値が小さい)ほど類似性が高いことになるため、実際
には、総合類似度が閾値以下(または未満)であるか否
かを判定することになる。
【0506】そして、マッチング・エンジン153は、
求めた総合類似度が閾値を超えるフォルダに分類対象の
画像を分類する(S2203)。すなわち、マッチング
・エンジン153は、求めた総合類似度が閾値を超える
フォルダを分類対象の画像の分類先として決定し、分類
木DB302中に登録された該当するフォルダのフォル
ダ情報に関連付けて分類対象の画像のID(予め設定さ
れているものとする)を分類木DB302に登録する。
【0507】以上説明したステップS2201〜S22
03の処理を画像DB108中に登録されている各画像
に対して実行することにより、画像DB108中の画像
を分類することができる。また、マッチング・エンジン
153は、各フォルダ352〜358それぞれに分類さ
れた画像の中から、最も高い総合類似度(距離で表現す
れば最も小さい総合類似度)を持つ画像を代表画像とし
て選択し、該当するフォルダ情報に関連付けて分類木D
B302に登録する。画像の分類処理が実行されると、
図41の画像分類ウインドウ350dの各フォルダ35
2〜358には、図37に示すように代表画像が表示さ
れる。
【0508】このように、実施の形態24に係る画像分
類装置によれば、複数種類の特徴量を用いて基準画像お
よび検索対象の画像の類似度を求める場合に、求めた類
似度に対し、特徴量の種類に応じて任意の重み付けを行
うことができるように、分類項目毎に、設定された各基
準画像間の類似度を各種類の特徴量毎に求め、各種類の
特徴量毎に求めた類似度に基づいて各基準画像間におけ
る各特徴量毎の重要度を決定し、分類項目それぞれにつ
いて、各種類の特徴量毎に各基準画像および分類対象の
画像の類似度を求め、各種類の特徴量毎に求めた類似度
に対し、決定された重要度に応じた重み付けを行うこと
により、装置側でユーザが指定した基準画像間における
各種類の特徴量の重要度を判断し、判断した重要度を画
像間の類似度に反映させるため、ユーザが望む通りの画
像分類処理を実現することができ、ユーザが望む画像の
分類結果を得ることができる。
【0509】〔実施の形態25〕つぎに、実施の形態2
5に係る画像分類装置について説明する。実施の形態2
5に係る画像分類装置は、ユーザが希望する基準で画像
を動的に分類していき、所望の画像を探し出すことがで
きるようにするものである。
【0510】なお、実施の形態25に係る画像分類装置
の構成および画像分類ソフトの構成は図33および図3
4の通りであるため、ここではこれらについての説明を
省略し、画像分類処理についてのみ説明することにす
る。また、分類対象となる画像は、ここでは画像DB1
08に登録されている画像であるものとし、これらの画
像からは色,構造およびテクスチャの特徴量が抽出され
て画像特徴DB109に登録されているものとする。
【0511】図46〜図48は、実施の形態25におけ
る画像分類処理の説明図である。ユーザが図示しないメ
ニューから「画像分類処理」を選択すると、図34のU
/I部151は、図46に示す画像分類ウインドウ40
0を画面表示する。
【0512】図46に示す画像分類ウインドウ400に
は、初期状態として、画像DB108中の全ての画像を
対象とした分類項目401と、画像DB108中に登録
された画像を動的に分類していく際に使用する特徴量の
種類を表す分類項目402a,403aおよび404a
とが示されている。ユーザが分類項目402a,403
aおよび404aのいずれかを選択することにより、画
像DB108中の画像が動的に分類されることになる。
【0513】ここで、分類項目402aは、色の特徴量
を用いて画像を分類する際に使用する項目であり、分類
項目403aは、構造の特徴量を用いて画像を分類する
際に使用する項目であり、分類項目404aは、テクス
チャの特徴量を用いて画像を分類するための項目であ
る。
【0514】図46において、ユーザが分類項目402
aを指定したものとすると、U/I部151は、色の特
徴量が指定されたことをマッチング・エンジン153に
通知する。マッチング・エンジン153は、色の特徴空
間(図4参照)において画像DB108中の画像をNear
est Neighbor法やK−平均アルゴリズム等の一般的なク
ラスタリング手法を用いてクラスタリングする(類似す
る画像同士のグループに分類する)と共に、個々のクラ
スタから代表画像を選択する。なお、代表画像について
は、例えばクラスタの中心の画像を代表画像として選択
する等、代表画像同士が非類似であれば選択方法はいか
なるものであっても良い。
【0515】そして、U/I部151は、マッチング・
エンジン153からクラスタリングの結果を入力し、図
47に示すように、ユーザによって選択された分類項目
402aに関連付けて代表画像405〜408を表示す
る。図47においては、代表画像が4枚表示されている
ため、画像DB108の画像が色の特徴量により4つの
クラスタに分類されたことが示されている。つまり、実
施の形態25においては、特徴量の種類を指定すること
によって生成されるクラスタが実質的な分類項目という
ことになる。ユーザは必要に応じて代表画像以外の各ク
ラスタに属する画像を表示して見ることができる。
【0516】図48は、代表画像407のクラスタを色
の特徴空間でさらにクラスタリングして分類した結果を
示している。このように、段階的に特徴量の種類を指定
していくことにより、ユーザは目的の画像にたどり着く
ことができる。
【0517】なお、色以外の特徴量については詳細な説
明を省略するが、構造やテクスチャの特徴量が選択され
た場合であっても、同様に特徴空間でクラスタリングが
行われ、画像が分類されていくことになる。
【0518】このように、実施の形態25に係る画像分
類装置によれば、特徴量の種類が指定されると、指定さ
れた種類の特徴量を用いて分類対象の各画像間の類似度
を求め、求めた分類対象の各画像間の類似度に基づい
て、分類対象の各画像を類似する画像同士のグループに
分類し、分類された各グループからそれぞれグループを
代表する代表画像を選択して画面表示し、さらに、表示
された代表画像の一つが指定されるとと共に、特徴量の
種類が指定されると、指定された種類の特徴量を用いて
代表画像の属するグループに分類された各画像を類似す
る画像同士のグループに分類し、分類された各グループ
からそれぞれグループを代表する代表画像を選択して画
面表示することにより、画像を分類したい時にユーザが
希望する基準で画像を動的に分類していくことが可能と
なるため、画像の分類を利用して所望の画像を探し出す
ことが可能となる。したがって、新たな分類方法で画像
を分類可能な画像分類装置を提供することができる。
【0519】また、特徴量の種類を分類項目402,4
03および404として画面表示し、指定された分類項
目に関連付けて、分類された各グループの代表画像を画
面表示することにより、図48に示すように画像DB1
08中の画像を分類した結果を木構造で画面表示できる
ため、ユーザが画像分類処理の様子を一目で認識でき、
動的な画像分類処理の利便性の向上を図ることができ
る。
【0520】なお、実施の形態25の画像分類処理によ
って画像を分類した結果を、例えば分類履歴として分類
木DB302に登録しておくことにより、再利用するこ
とができる。
【0521】また、分類対象の画像は画像DB108中
の画像に限定されるものではなく、例えば実施の形態1
〜13の画像検索装置で検索した結果の複数の画像を分
類対象の画像として用いることもできる。
【0522】〔実施の形態26〕つぎに、実施の形態2
6の画像分類装置について説明する。実施の形態26に
係る画像分類装置は、実施の形態14〜25で説明した
画像分類装置の一部または全てを一つの画像分類装置と
して統合したものである。すなわち、実施の形態14〜
25における説明から明らかなように、これらの装置は
図33および図34に示したような共通の構成で実現可
能なものであるため、容易に統合することができる。
【0523】実施の形態14〜25で説明した画像分類
装置を一つに統合することにより、各フォルダ毎に異な
る方法で分類条件を設定することができる。例えば、図
35において、フォルダ352には実施の形態14で説
明した分類条件を、フォルダ353には実施の形態17
で説明した分類条件を、フォルダ358には実施の形態
21で説明した分類条件をそれぞれ設定することができ
る。
【0524】なお、分類条件の設定処理や画像の分類処
理については各実施の形態の項で説明した通りであるた
め、ここでは説明を省略する。
【0525】このように、実施の形態14〜25で説明
した画像分類装置を一つに統合することにより、さまざ
まな視点で分類条件を設定することができ、分類条件の
設定に関する自由度を増すことができる。
【0526】なお、画像分類装置の場合と同様の理由
で、実施の形態1〜13で説明した画像検索装置を一つ
の装置として統合することも可能である。これにより、
異なる検索方法を組み合わせて所望の画像を検索するこ
とが可能となる。
【0527】〔実施の形態27〕さらに、実施の形態1
〜25で説明した画像検索装置および画像分類装置の一
部または全てを一つの装置として統合することもできる
(画像検索装置または画像分類装置のマッチング・エン
ジン153に画像検索処理および画像分類処理の両方の
機能を持たせるということ)。つまり、本発明の実施の
形態で説明した画像検索処理および画像分類処理におい
ては、図2および図34に示したマッチング・エンジン
153が画像から抽出した特徴量を用いて画像間の類似
度を求めることが基本となっていることから、実施の形
態1〜25で説明した画像検索装置および画像分類装置
を一つの装置に容易に統合することが可能である。
【0528】詳細な説明については省略するが、実施の
形態1〜25で説明した画像検索装置および画像分類装
置を一つの装置に統合することによって以下のような処
理を行うことが可能となる。
【0529】(1)実施の形態14〜25で説明したい
ずれかの画像分類処理で各フォルダ(分類項目)に分類
した画像の中から選択した画像を問合せ画像として指定
して、実施の形態1〜13で説明したいずれかの画像検
索処理で画像検索を行うことができる。 (2)実施の形態1〜13で説明したいずれかの画像検
索処理で検索された検索結果の画像を分類対象とし、実
施の形態14〜25(または26)で説明したいずれか
の画像分類処理で分類することができる。 (3)実施の形態14〜25で説明したいずれかの画像
分類処理で特定のフォルダ(分類項目)に分類された複
数の画像を検索対象とし、実施の形態1〜13で説明し
たいずれかの画像検索処理で所望の画像を検索すること
ができる。
【0530】このように、実施の形態1〜25で説明し
た画像検索装置および画像分類装置の一部または全てを
一つの装置に統合することにより、自由に画像検索処理
や画像分類処理を実行することが可能となる。
【0531】以上説明したように、本発明に係る画像処
理装置および画像分類装置は、各フローチャートに基づ
く手順に従って、予め用意されたプログラムをコンピュ
ータで実行することによって実現される。このプログラ
ムは、前述した各実施の形態毎、または任意に組み合わ
せて提供することが可能である。
【0532】このプログラムは、ハードディスク,フロ
ッピーディスク,CD−ROM,MO,DVD等のコン
ピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供さ
れる。そして、図49(a)に示すように、プログラム
は、記録媒体450からCPU101(コンピュータ1
00)によって読み出され、CPU101がプログラム
に基づく処理を実行することによって本発明に係る画像
検索装置および/または画像分類装置が実現される。
【0533】また、このプログラムは、図49(b)に
示すように、サーバ451の記録媒体からインターネッ
トやLANのようなネットワークを介してダウンロード
し、CPU101に読み込むという形態においても実行
可能なものである。また、ネットワークではなく、例え
ば放送波でプログラムを配信することによってもダウン
ロードして実行することができる。
【0534】また、前述した各実施の形態においては特
に言及しなかったが、本発明の画像検索装置および画像
分類装置は、静止画に限らず、動画像にも適用すること
ができる。これは、動画像は連続する静止画からなるも
のであるからである。
【0535】また、実施の形態1〜3で説明した画像検
索処理は実施の形態4〜7で説明したAND検索と同様
の手法を用いたものであるといえ、それらに対して実施
の形態8〜11で説明したOR検索を適用することも可
能であることから、検索ウインドウ200a,200b
および200c(図5,図7および図9)において、A
ND条件およびOR条件を指定できるようにしても良
い。実施の形態14〜16で説明した画像分類装置にお
いても、同様に、分類条件の一つしてAND条件および
OR条件を指定できるようにしても良い。
【0536】また、実施の形態4〜7で説明した画像検
索装置,実施の形態8〜11で説明した画像検索装置,
実施の形態17〜20で説明した画像分類装置,および
実施の形態21〜24で説明した画像分類装置において
は、それぞれAND条件またはOR条件を指定すること
にしているが、AND条件またはOR条件の指定は必須
のものではない。換言すれば、AND条件またはOR条
件を指定しなくても、各実施の形態で説明した処理を実
行するように装置を構成することができる。
【0537】また、詳細な説明については省略するが、
実施の形態14〜24で説明した画像分類装置におい
て、例えば図35に示したフォルダ354に画像を分類
する処理を実行するタイミングは、フォルダ353に画
像が分類された後となる。なぜなら、フォルダ354は
フォルダ353に分類された画像をさらに分類するため
のものであるからである。加えて、画像を分類するため
のフォルダの追加・削除や、フォルダに設定した分類条
件の変更等の処理を自由に行うこともできる。
【0538】さらに、詳細な説明については省略する
が、例えばクライアント・サーバシステムにおいて、サ
ーバに各実施の形態で説明した画像検索装置または画像
分類装置の機能を持たせるようにして、クライアントか
ら検索条件を指定したり、分類された画像をクライアン
トの画面に表示させたりすることが可能であることは明
らかである。
【0539】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像検索
装置(請求項1)によれば、問合せ画像および検索対象
の画像の類似度を求める際に使用される各種類の特徴量
毎にそれぞれ一つの問合せ画像を指定し、検索対象の画
像毎に、指定された各問合せ画像との類似度を対応する
種類の特徴量を用いて求めると共に、求めた各問合せ画
像との類似度を合計して検索対象の画像の総合類似度を
求め、検索対象の画像毎に求めた総合類似度に基づいて
検索結果を出力することにより、ユーザの意図を検索条
件として正確に表現できるため、ユーザの意図を正確に
装置に伝えることができると共に、検索に対するユーザ
の意図を確実に装置に伝えることができるため、検索に
対するユーザの意図を正確に反映した検索結果を得るこ
とができ、ユーザが望む通りの精度の高い画像検索処理
を行うことができる。具体的には、例えば、問合せ画像
として適切な画像が存在しない場合であっても、検索結
果として望む画像に色の雰囲気が似た画像やオブジェク
トの形状の雰囲気が似た画像を問合せ画像として指定
し、これらの画像を合わせたものを一つの問合せとして
使用することができる。
【0540】また、本発明の画像検索装置(請求項2)
によれば、問合せ画像を複数指定すると共に、指定した
各問合せ画像毎に検索対象の画像との類似度を求める際
に使用する特徴量の種類を指定し、検索対象の画像毎
に、指定された種類の特徴量を用いて各問合せ画像との
類似度を求めると共に、求めた各問合せ画像との類似度
を合計して検索対象の画像の総合類似度を求め、検索対
象の画像毎に求めた総合類似度に基づいて検索結果を出
力することにより、ユーザの意図を検索条件として正確
に表現できるため、ユーザの意図を正確に装置に伝える
ことができると共に、検索に対するユーザの意図を確実
に装置に伝えることができるため、検索に対するユーザ
の意図を正確に反映した検索結果を得ることができ、ユ
ーザが望む通りの精度の高い画像検索処理を行うことが
できる。具体的には、例えば、問合せ画像として適切な
画像が存在しない場合であっても、検索結果として望む
画像に色の雰囲気が似た画像やオブジェクトの形状の雰
囲気が似た画像を問合せ画像として指定し、これらの画
像を合わせたものを一つの問合せとして使用することが
できる。
【0541】また、本発明の画像検索装置(請求項3)
によれば、問合せ画像を複数指定し、検索対象の画像毎
に、指定された各問合せ画像との類似度を求めると共
に、求めた各問合せ画像との類似度を合計して検索対象
の画像の総合類似度を求め、検索対象の画像毎に求めた
総合類似度に基づいて、検索結果を出力することによ
り、AND検索を行うことが可能となるため、ユーザの
意図を検索条件として正確に表現するための一つの手法
を提供することができる。
【0542】また、本発明の画像検索装置(請求項4)
によれば、問合せ画像を複数指定し、検索対象の画像毎
に、指定された各問合せ画像との類似度を求めると共
に、求めた各問合せ画像との類似度の中から最も高い類
似性を示す類似度を選択して検索対象の画像の総合類似
度を求め、検索対象の画像毎に求めた総合類似度に基づ
いて、検索結果を出力することにより、OR検索を行う
ことが可能となるため、ユーザの意図を検索条件として
正確に表現するための一つの手法を提供することができ
る。
【0543】また、本発明の画像検索装置(請求項5)
によれば、請求項2,3または4に記載の画像検索装置
において、求めた類似度に対し、問合せ画像の種類に応
じて任意の重み付けを行うことができるように、各問合
せ画像毎に重要度を指定することが可能であり、検索対
象の画像毎に、各問合せ画像との類似度を求め、求めた
各問合せ画像との類似度に対し、指定された重要度に応
じた重み付けを行った後、総合類似度を求めることによ
り、ユーザの意図を検索条件として正確に表現できるた
め、ユーザの意図を正確に装置に伝えることが可能とな
ると共に、重要度は類似度に対する重み付けとして反映
されるため、ユーザの意図が反映された検索結果の画像
を得ることが可能となる。
【0544】また、本発明の画像検索装置(請求項6)
によれば、請求項3または4に記載の画像検索装置にお
いて、複数種類の特徴量を用いて問合せ画像および検索
対象の画像の類似度を求める場合に、求めた類似度に対
し、問合せ画像および特徴量の種類に応じて任意の重み
付けを行うことができるように、各種類の特徴量毎の重
要度を各問合せ画像毎に指定することが可能であり、検
索対象の画像それぞれについて、各種類の特徴量毎に各
問合せ画像との類似度を求め、各種類の特徴量毎に求め
た各問合せ画像との類似度に対し、指定された重要度に
応じた重み付けを行った後、総合類似度を求めることに
より、ユーザの意図を検索条件として正確に表現できる
ため、ユーザの意図を正確に装置に伝えることが可能と
なると共に、重要度は類似度に対する重み付けとして反
映されるため、ユーザの意図が反映された検索結果の画
像を得ることが可能となる。
【0545】また、本発明の画像検索装置(請求項7)
によれば、請求項3または4に記載の画像検索装置にお
いて、複数種類の特徴量を用いて問合せ画像および検索
対象の画像の類似度を求める場合に、求めた類似度に対
し、特徴量の種類に応じて任意の重み付けを行うことが
できるように、各種類の特徴量毎に、指定された各問合
せ画像間の類似度を求め、求めた各種類の特徴量毎の類
似度に基づいて各問合せ画像間における各種類の特徴量
毎の重要度を決定し、検索対象の画像それぞれについ
て、各種類の特徴量毎に各問合せ画像との類似度を求
め、各種類の特徴量毎に求めた各問合せ画像との類似度
に対し、決定した各種類の特徴量毎の重要度に応じた重
み付けを行った後、総合類似度を求めることにより、装
置側でユーザが指定した問合せ画像間における各種類の
特徴量の重要度を判断し、判断した重要度を画像間の類
似度に反映させるため、ユーザの意図に合った検索結果
を返すことが可能となる。したがって、ユーザが望む通
りの検索処理を実現することができ、ユーザが望む検索
結果を得ることができる。
【0546】また、本発明の画像検索装置(請求項8)
によれば、問合せ画像を少なくとも一つ指定すると共
に、画像から抽出する特徴量の粗さのレベルを粗から細
に向かって段階的に定義した抽出基準に基づいて、検索
に利用する特徴量の粗さのレベルを少なくとも一つ指定
し、抽出基準に基づいて、問合せ画像および複数の検索
対象の画像から少なくとも指定された粗さのレベルに該
当する特徴量を所定のタイミングで抽出し、検索対象の
画像毎に、指定された粗さのレベルに応じた特徴量を用
いて問合せ画像との類似度を求め、検索対象の画像毎に
求めた類似度に基づいて検索結果を出力するため、検索
精度の異なる複数種類の検索処理を実行することが可能
となる。すなわち、ユーザが検索に使用する特徴量の粗
さのレベルを少なくとも一つ指定することができるた
め、検索に対するユーザの視点の細かさを検索条件とし
て表現でき、ユーザの意図を検索条件として正確に表現
することができる。したがって、ユーザが望む通りの画
像検索処理を行うことが可能となる。
【0547】また、本発明の画像検索装置(請求項9)
によれば、請求項8に記載の画像検索装置において、抽
出基準が、少なくとも画像を何分割するかを表す分割数
を粗さのレベルとして段階的に定義しており、段階的に
定義された粗さのレベルのいずれか一つに応じて特徴量
を抽出する場合、該当する分割数に基づいて画像を分割
して複数の分割画像を生成し、生成した各分割画像から
特徴量をそれぞれ抽出することにより、問合せ画像およ
び検索対象の画像から分割画像単位の特徴量からなる特
徴量群を抽出し、特徴量群を利用して問合せ画像および
検索対象の画像の類似度を求める場合、問合せ画像およ
び検索対象の画像の対応する分割画像毎の類似度を該当
する特徴量を用いてそれぞれ求めることにより、問合せ
画像および検索対象の画像の類似度を求めるようにした
ため、画像の分割数で特徴量の粗さのレベルを容易に定
義することができ、各分割画像毎に類似度を求めること
によって画像検索に画像特徴の位置関係という概念を導
入することが可能となる。したがって、精度の高い画像
検索処理を実行することが可能となる。
【0548】また、本発明の画像検索装置(請求項1
0)によれば、抽出基準が、段階的に定義された粗さの
レベル中の最も粗い特徴量を示すレベルとして、画像を
分割することなく、画像全体を特徴量の抽出対象とする
レベルを含み、画像全体を特徴量の抽出対象とするレベ
ルに応じて特徴量を抽出する場合、問合せ画像および検
索対象の画像から画像全体を対象として特徴量を抽出す
るため、画像特徴の位置関係を無視した単純なレベルで
の検索処理を含めることが可能となる。
【0549】また、本発明の画像検索装置(請求項1
1)によれば、請求項8,9または10のいずれか一つ
に記載の画像検索装置において、抽出基準が、画像中に
存在するオブジェクトを特徴量の抽出対象とする場合
に、オブジェクトから抽出する特徴量の粗さのレベルの
定義を含むため、さらに異なる視点で検索条件を指定す
ることが可能となり、ユーザの意図を検索条件として正
確に表現することができる。
【0550】また、本発明の画像検索装置(請求項1
2)によれば、請求項8〜11のいずれか一つに記載の
画像検索装置において、複数の検索対象の画像について
は抽出基準で定義された全ての粗さのレベルに応じた特
徴量を予め抽出しておき、指定された問合せ画像のう
ち、特徴量が抽出されていない問合せ画像については類
似度を求める処理を実行する前に指定された粗さのレベ
ルに応じた特徴量を抽出するようにしたため、画像検索
処理の高速化を図ることができる。
【0551】また、本発明の画像検索装置(請求項1
3)によれば、問合せ画像を少なくとも一つ指定し、検
索対象の画像毎に、検索対象の画像中の所定のサイズの
領域と指定された問合せ画像との類似度を予め抽出した
所定の特徴量を用いて求める処理を検索対象の画像全体
にわたって繰り返し実行し、検索対象の画像毎に求めた
類似度に基づいて検索結果を出力するため、検索対象の
画像の中から、問合せ画像を含む画像を探し出すことが
できる。したがって、ユーザの意図するような画像検索
を実現する一つの手法を提供することができる。
【0552】また、本発明の画像検索装置(請求項1
4)によれば、請求項1〜13のいずれか一つに記載の
画像検索装置において、検索結果の画像を問合せ画像と
して指定できるため、さらに詳細な絞込み検索を行うこ
とができ、ユーザが望む通りの検索処理を実現すること
ができる。
【0553】また、本発明のコンピュータ読み取り可能
な記録媒体(請求項15)によれば、請求項1〜14の
いずれか1つに記載の画像検索装置の各手段としてコン
ピュータを機能させるためのプログラムを記録したた
め、このプログラムをコンピュータに実行させることに
より、検索条件を指定する際にユーザの視点を確実に装
置に伝えることを可能とすると共に、ユーザの視点に合
った検索結果を返すことを可能とする画像検索装置を実
現することが可能となる。すなわち、ユーザが望む通り
の検索処理を実現することができる画像検索装置を実現
することが可能となる。
【0554】また、本発明の画像分類装置(請求項1
6)によれば、分類項目を設定し、設定した分類項目そ
れぞれに対し、基準画像および分類対象の画像の類似度
を求める際に使用される各種類の特徴量毎にそれぞれ一
つの基準画像を設定し、分類項目毎に、設定された各基
準画像および分類対象の画像の類似度を対応する種類の
特徴量を用いて求めると共に、求めた類似度を合計して
分類対象の画像の総合類似度を求め、分類項目毎に求め
た分類対象の画像の総合類似度および予め設定された分
類先決定基準に基づいて、分類対象の画像の分類先とな
る分類項目を決定することにより、ユーザの意図を分類
条件として正確に表現できるため、ユーザの意図を正確
に装置に伝えることができると共に、分類に対するユー
ザの意図を確実に装置に伝えることができるため、分類
に対するユーザの意図を正確に反映した分類結果を得る
ことができ、ユーザが望む通りの分類処理を実現するこ
とができる。すなわち、基準画像として適切な画像が存
在しない場合であっても、例えば分類結果として望む画
像に色の雰囲気が似た画像やオブジェクトの形状の雰囲
気が似た画像を基準画像として指定し、これらの画像を
合わせたものを一つの基準画像として使用するため、分
類条件を指定する際にユーザの視点を確実に装置に伝え
ることができると共に、このような基準画像を使用して
分類処理を実行するため、ユーザの望む分類先に画像を
適切に分類することが可能となる。
【0555】また、本発明の画像分類装置(請求項1
7)によれば、分類項目を設定し、設定した分類項目毎
に、基準画像を複数設定すると共に、設定した各基準画
像毎に分類対象の画像との類似度を求める際に使用する
特徴量の種類を設定し、分類項目毎に、設定された種類
の特徴量を用いて各基準画像および分類対象の画像の類
似度を求めると共に、求めた類似度を合計して分類対象
の画像の総合類似度を求め、分類項目毎に求めた分類対
象の画像の総合類似度および予め設定された分類先決定
基準に基づいて、分類対象の画像の分類先となる分類項
目を決定することにより、ユーザの意図を分類条件とし
て正確に表現できるため、ユーザの意図を正確に装置に
伝えることができると共に、分類に対するユーザの意図
を確実に装置に伝えることができるため、分類に対する
ユーザの意図を正確に反映した分類結果を得ることがで
き、ユーザが望む通りの分類処理を実現することができ
る。すなわち、基準画像として適切な画像が存在しない
場合であっても、例えば分類結果として望む画像に色の
雰囲気が似た画像やオブジェクトの形状の雰囲気が似た
画像を基準画像として指定し、これらの画像を合わせた
ものを一つの基準画像として使用するため、分類条件を
指定する際にユーザの視点を確実に装置に伝えることが
できると共に、このような基準画像を使用して分類処理
を実行するため、ユーザの望む分類先に画像を適切に分
類することが可能となる。
【0556】また、本発明の画像分類装置(請求項1
8)によれば、分類項目を設定し、設定した分類項目毎
に、基準画像を複数設定し、分類項目毎に、設定された
各基準画像および分類対象の画像の類似度を求めると共
に、求めた類似度を合計して分類対象の画像の総合類似
度を求め、分類項目毎に求めた分類対象の画像の総合類
似度および予め設定された分類先決定基準に基づいて、
分類対象の画像の分類先となる分類項目を決定するた
め、AND検索処理を応用した画像分類処理を行うこと
が可能となる。したがって、新たな分類方法で画像を分
類可能な画像分類装置を提供することができる。
【0557】また、本発明の画像分類装置(請求項1
9)によれば、分類項目を設定し、設定した分類項目毎
に、基準画像を複数設定し、分類項目毎に、設定された
各基準画像および分類対象の画像の類似度を求めると共
に、求めた類似度の中から最も高い類似性を示す類似度
を選択して分類対象の画像の総合類似度を求め、分類項
目毎に求めた分類対象の画像の総合類似度および予め設
定された分類先決定基準に基づいて、分類対象の画像の
分類先となる分類項目を決定するため、OR検索処理を
応用した画像分類処理を行うことが可能となる。したが
って、新たな分類方法で画像を分類可能な画像分類装置
を提供することができる。
【0558】また、本発明の画像分類装置(請求項2
0)によれば、請求項17,18または19に記載の画
像分類装置において、求めた類似度に対し、基準画像の
種類に応じて任意の重み付けを行うことができるよう
に、各基準画像毎に重要度を設定することが可能であ
り、分類項目毎に、各基準画像および分類対象の画像の
類似度を求め、求めた類似度に対し、設定された重要度
に応じた重み付けを行った後、総合類似度を求めること
により、ユーザの意図を分類条件として正確に表現でき
るため、ユーザの意図を正確に装置に伝えることが可能
となると共に、重要度は類似度に対する重み付けとして
反映されるため、ユーザの意図が反映された画像の分類
結果を得ることが可能となる。
【0559】また、本発明の画像分類装置(請求項2
1)によれば、請求項18または19に記載の画像分類
装置において、複数種類の特徴量を用いて基準画像およ
び分類対象の画像の類似度を求める場合に、求めた類似
度に対し、基準画像および特徴量の種類に応じて任意の
重み付けを行うことができるように、各種類の特徴量毎
の重要度を各基準画像毎に設定することが可能であり、
分類項目それぞれについて、各種類の特徴量毎に各基準
画像および分類対象の画像の類似度を求め、各種類の特
徴量毎に求めた類似度に対し、設定された重要度に応じ
た重み付けを行った後、総合類似度を求めることによ
り、ユーザの意図を分類条件として正確に表現できるた
め、ユーザの意図を正確に装置に伝えることが可能とな
ると共に、重要度は類似度に対する重み付けとして反映
されるため、ユーザの意図が反映された画像の分類結果
を得ることが可能となる。
【0560】また、本発明の画像分類装置(請求項2
2)によれば、請求項18または19に記載の画像分類
装置において、さらに、複数種類の特徴量を用いて基準
画像および分類対象の画像の類似度を求める場合に、求
めた類似度に対し、特徴量の種類に応じて任意の重み付
けを行うことができるように、分類項目毎に、設定され
た各基準画像間の類似度を各種類の特徴量毎に求め、各
種類の特徴量毎に求めた類似度に基づいて各基準画像間
における各特徴量毎の重要度を決定し、分類項目それぞ
れについて、各種類の特徴量毎に各基準画像および分類
対象の画像の類似度を求め、各種類の特徴量毎に求めた
類似度に対し、決定された重要度に応じた重み付けを行
った後、総合類似度を求めることにより、装置側でユー
ザが指定した基準画像間における各種類の特徴量の重要
度を判断し、判断した重要度を画像間の類似度に反映さ
せるため、ユーザの意図に合った画像の分類結果を返す
ことが可能となる。したがって、ユーザが望む通りの分
類処理を実現することができ、ユーザが望む分類結果を
得ることができる。
【0561】また、本発明の画像分類装置(請求項2
3)によれば、請求項16〜22のいずれか一つに記載
の画像分類装置において、分類項目毎に分類された画像
をさらに分類するための分類項目を設定できるため、詳
細な画像の分類処理を実行することが可能となる。
【0562】また、本発明の画像分類装置(請求項2
4)によれば、特徴量の種類が指定されると、指定され
た種類の特徴量を用いて分類対象の各画像間の類似度を
求め、求めた分類対象の各画像間の類似度に基づいて、
分類対象の各画像を類似する画像同士のグループに分類
し、分類された各グループからそれぞれグループを代表
する代表画像を選択して画面表示し、さらに、表示され
た代表画像の一つを指定すると共に、特徴量の種類を指
定すると、指定された種類の特徴量を用いて代表画像の
属するグループに分類された各画像を類似する画像同士
のグループに分類し、分類された各グループからそれぞ
れグループを代表する代表画像を選択して画面表示する
ことにより、画像を分類したい時にユーザが希望する基
準で画像を動的に分類していくことが可能となるため、
画像の分類を利用して所望の画像を探し出すことが可能
となる。したがって、新たな分類方法で画像を分類可能
な画像分類装置を提供することができる。
【0563】また、本発明の画像分類装置(請求項2
5)によれば、請求項24に記載の画像分類装置におい
て、指定可能な特徴量の種類を画面表示し、指定された
特徴量の種類に関連付けて各グループの代表画像を画面
表示し、分類対象の複数の画像を分類した結果を木構造
で画面表示するため、ユーザが画像分類処理の様子を一
目で認識でき、動的な画像分類処理の利便性の向上を図
ることができる。
【0564】また、本発明の画像分類装置(請求項2
6)によれば、請求項16〜25のいずれか一つに記載
の画像分類装置において、さらに、分類項目毎に分類さ
れた任意の画像を問合せ画像として用いて、問合せ画像
と同一または類似の画像を検索するため、装置の利便性
の向上を図ることができる。
【0565】また、本発明の画像分類装置(請求項2
7)によれば、請求項26に記載の画像分類装置におい
て、請求項1〜14のいずれか一つに記載の画像検索装
置を用いて検索を行うため、検索条件を指定する際にユ
ーザの視点を確実に装置に伝えることが可能となると共
に、ユーザの視点に合った検索結果を返すことが可能と
なり、装置の利便性の向上を図ることができる。
【0566】また、本発明の画像分類装置(請求項2
8)によれば、請求項16〜25のいずれか一つに記載
の画像分類装置において、分類対象の画像が検索結果の
画像であるため、例えば、画像の分類を検索結果の絞込
みに応用することが可能となる。
【0567】さらに、本発明のコンピュータ読み取り可
能な記録媒体(請求項29)によれば、請求項16〜2
8のいずれか一つに記載の画像分類装置の各手段として
コンピュータを機能させるためのプログラムを記録した
ため、このプログラムを実行することにより、分類条件
を指定する際にユーザの視点を確実に装置に伝えること
を可能とすると共に、ユーザの視点に合った分類項目に
画像を分類することを可能とする画像分類装置を実現す
ることが可能となる。すなわち、ユーザの望む分類先に
画像を適切に分類することが可能となる画像分類装置を
実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る画像検索装置のブ
ロック構成図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係る画像検索装置にお
いて実行される処理を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態1に係る画像検索装置にお
いて実行される画像登録処理の概略を示すフローチャー
トである。
【図4】本発明に係る画像検索装置において、画像から
抽出した特徴量に応じて各画像を特徴空間にマップした
様子を示す説明図である。
【図5】本発明の実施の形態1に係る画像検索装置にお
いて検索時に使用される検索ウインドウを示す説明図で
ある。
【図6】本発明の実施の形態1に係る画像検索装置にお
いて実行される画像検索処理を示すフローチャートであ
る。
【図7】本発明の実施の形態2に係る画像検索装置にお
いて検索時に使用される検索ウインドウを示す説明図で
ある。
【図8】本発明の実施の形態2に係る画像検索装置にお
いて実行される画像検索処理を示すフローチャートであ
る。
【図9】本発明の実施の形態3に係る画像検索装置にお
いて検索時に使用される検索ウインドウを示す説明図で
ある。
【図10】本発明の実施の形態3に係る画像検索装置に
おいて実行される画像検索処理を示すフローチャートで
ある。
【図11】本発明の実施の形態4に係る画像検索装置に
おいて検索時に使用される検索ウインドウを示す説明図
である。
【図12】本発明の実施の形態4に係る画像検索装置に
おいて実行される画像検索処理を示すフローチャートで
ある。
【図13】本発明の実施の形態5に係る画像検索装置に
おいて検索時に使用される検索ウインドウを示す説明図
である。
【図14】本発明の実施の形態5に係る画像検索装置に
おいて実行される画像検索処理を示すフローチャートで
ある。
【図15】本発明の実施の形態6に係る画像検索装置に
おいて検索時に使用される検索ウインドウを示す説明図
である。
【図16】本発明の実施の形態6に係る画像検索装置に
おいて実行される画像検索処理を示すフローチャートで
ある。
【図17】本発明の実施の形態7に係る画像検索装置に
おいて実行される画像検索処理を示すフローチャートで
ある。
【図18】本発明の実施の形態8に係る画像検索装置に
おいて実行される画像検索処理を示すフローチャートで
ある。
【図19】本発明の実施の形態9に係る画像検索装置に
おいて実行される画像検索処理を示すフローチャートで
ある。
【図20】本発明の実施の形態10に係る画像検索装置
において実行される画像検索処理を示すフローチャート
である。
【図21】本発明の実施の形態11に係る画像検索装置
において実行される画像検索処理を示すフローチャート
である。
【図22】本発明の実施の形態12に係る画像検索装置
において、問合せ画像および検索対象の画像から抽出す
る特徴量の粗さのレベルを説明する説明図である。
【図23】本発明の実施の形態12に係る画像検索装置
における特徴量抽出処理(エッジ特徴の抽出)を説明す
る説明図である。
【図24】本発明の実施の形態12に係る画像検索装置
における特徴量抽出処理(エッジ特徴の抽出)を説明す
る説明図である。
【図25】本発明の実施の形態12に係る画像検索装置
において検索時に使用される検索ウインドウを示す説明
図である。
【図26】本発明の実施の形態12に係る画像検索装置
において実行される画像検索処理を示すフローチャート
である。
【図27】本発明の実施の形態12に係る画像検索装置
において実行される画像検索処理の変形例1を示す説明
図である。
【図28】本発明の実施の形態12に係る画像検索装置
において実行される画像検索処理の変形例2を示す説明
図である。
【図29】本発明の実施の形態13に係る画像検索装置
において実行される画像検索処理の概略を説明するため
の説明図である。
【図30】本発明の実施の形態13に係る画像検索装置
において実行される画像検索処理の概略を説明するため
の説明図である。
【図31】本発明の実施の形態13に係る画像検索装置
において実行される画像検索処理を示すフローチャート
である。
【図32】本発明の実施の形態13に係る画像検索装置
において検索時に使用される検索ウインドウを示す説明
図である。
【図33】本発明の実施の形態14に係る画像分類装置
のブロック構成図である。
【図34】本発明の実施の形態14に係る画像分類装置
において実行される処理を示すブロック図である。
【図35】本発明の実施の形態14に係る画像分類装置
において、画像の分類項目の設定処理や分類後の画像の
表示を行うための画像分類ウインドウの一例を示す説明
図である。
【図36】本発明の実施の形態14に係る画像分類装置
において実行される画像分類処理を示すフローチャート
である。
【図37】本発明の実施の形態14に係る画像分類装置
において、画像が分類された後の画像分類ウインドウの
様子を示す説明図である。
【図38】本発明の実施の形態15に係る画像分類装置
において、画像の分類項目の設定処理や分類後の画像の
表示を行うための画像分類ウインドウの一例を示す説明
図である。
【図39】本発明の実施の形態16に係る画像分類装置
において、画像の分類項目の設定処理や分類後の画像の
表示を行うための画像分類ウインドウの一例を示す説明
図である。
【図40】本発明の実施の形態16に係る画像分類装置
において実行される画像分類処理を示すフローチャート
である。
【図41】本発明の実施の形態17に係る画像分類装置
において、画像の分類項目の設定処理や分類後の画像の
表示を行うための画像分類ウインドウの一例を示す説明
図である。
【図42】本発明の実施の形態18に係る画像分類装置
において、画像の分類項目の設定処理や分類後の画像の
表示を行うための画像分類ウインドウの一例を示す説明
図である。
【図43】本発明の実施の形態19に係る画像分類装置
において、画像の分類項目の設定処理や分類後の画像の
表示を行うための画像分類ウインドウの一例を示す説明
図である。
【図44】本発明の実施の形態21に係る画像分類装置
において実行される画像分類処理を示すフローチャート
である。
【図45】本発明の実施の形態22に係る画像分類装置
において実行される画像分類処理を示すフローチャート
である。
【図46】本発明の実施の形態25に係る画像分類装置
において実行される画像分類処理を示す説明図である。
【図47】本発明の実施の形態25に係る画像分類装置
において実行される画像分類処理を示す説明図である。
【図48】本発明の実施の形態25に係る画像分類装置
において実行される画像分類処理を示す説明図である。
【図49】本発明に係る画像検索装置および/または画
像分類装置を実現するプログラムを記録した記録媒体お
よびプログラムの配布形態を示す説明図である。
【符号の説明】
100 コンピュータ 107 画像検索ソフト 108 画像DB 109 画像特徴DB 151 U/I部 152 特徴抽出エンジン 153 マッチング・エンジン 200a〜200h 検索ウインドウ 201 検索ボタン 202 画像表示欄 203,362 特徴量指定ボタン 204,207,208,363,366,367
重要度指定バー 205,364 AND指定ボタン 206,365 OR指定ボタン 209 特徴指定欄 210 粗さレベル指定欄 301 画像分類ソフト 302 分類木DB 350a〜350f 画像分類ウインドウ 351〜358 フォルダ 360a〜360f 分類条件設定ウィンドウ 361 設定ボタン 400 画像分類ウインドウ 401,402a〜404a,402b〜404b
分類項目 405〜412 代表画像 450 記録媒体 451 サーバ

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 問合せ画像および複数の検索対象の画像
    から画像の特徴を表す特徴量を少なくとも一種類抽出
    し、抽出した少なくとも一種類の特徴量を用いて前記問
    合せ画像および検索対象の画像の類似度を求めることに
    より、前記複数の検索対象の画像から前記問合せ画像と
    同一または類似の画像を検索する画像検索装置におい
    て、 前記問合せ画像および検索対象の画像の類似度を求める
    際に使用される各種類の特徴量毎にそれぞれ一つの問合
    せ画像を指定する指定手段と、 前記検索対象の画像毎に、前記指定手段で指定された各
    問合せ画像との類似度を対応する種類の特徴量を用いて
    求めると共に、求めた各問合せ画像との類似度を合計し
    て前記検索対象の画像の総合類似度を求める検索手段
    と、 前記検索手段で前記検索対象の画像毎に求めた総合類似
    度に基づいて、検索結果を出力する出力手段と、 を備えたことを特徴とする画像検索装置。
  2. 【請求項2】 問合せ画像および複数の検索対象の画像
    から画像の特徴を表す特徴量を少なくとも一種類抽出
    し、抽出した少なくとも一種類の特徴量を用いて前記問
    合せ画像および検索対象の画像の類似度を求めることに
    より、前記複数の検索対象の画像から前記問合せ画像と
    同一または類似の画像を検索する画像検索装置におい
    て、 前記問合せ画像を複数指定すると共に、指定した各問合
    せ画像毎に前記検索対象の画像との類似度を求める際に
    使用する特徴量の種類を指定する指定手段と、 前記検索対象の画像毎に、前記指定手段で指定された種
    類の特徴量を用いて各問合せ画像との類似度を求めると
    共に、求めた各問合せ画像との類似度を合計して前記検
    索対象の画像の総合類似度を求める検索手段と、 前記検索手段で前記検索対象の画像毎に求めた総合類似
    度に基づいて、検索結果を出力する出力手段と、 を備えたことを特徴とする画像検索装置。
  3. 【請求項3】 問合せ画像および複数の検索対象の画像
    から画像の特徴を表す特徴量を少なくとも一種類抽出
    し、抽出した少なくとも一種類の特徴量を用いて前記問
    合せ画像および検索対象の画像の類似度を求めることに
    より、前記複数の検索対象の画像から前記問合せ画像と
    同一または類似の画像を検索する画像検索装置におい
    て、 前記問合せ画像を複数指定する指定手段と、 前記検索対象の画像毎に、前記指定手段で指定された各
    問合せ画像との類似度を求めると共に、求めた各問合せ
    画像との類似度を合計して前記検索対象の画像の総合類
    似度を求める検索手段と、 前記検索手段で前記検索対象の画像毎に求めた総合類似
    度に基づいて、検索結果を出力する出力手段と、 を備えたことを特徴とする画像検索装置。
  4. 【請求項4】 問合せ画像および複数の検索対象の画像
    から画像の特徴を表す特徴量を少なくとも一種類抽出
    し、抽出した少なくとも一種類の特徴量を用いて前記問
    合せ画像および検索対象の画像の類似度を求めることに
    より、前記複数の検索対象の画像から前記問合せ画像と
    同一または類似の画像を検索する画像検索装置におい
    て、 前記問合せ画像を複数指定する指定手段と、 前記検索対象の画像毎に、前記指定手段で指定された各
    問合せ画像との類似度を求めると共に、求めた各問合せ
    画像との類似度の中から最も高い類似性を示す類似度を
    選択して前記検索対象の画像の総合類似度を求める検索
    手段と、 前記検索手段で前記検索対象の画像毎に求めた総合類似
    度に基づいて、検索結果を出力する出力手段と、 を備えたことを特徴とする画像検索装置。
  5. 【請求項5】 前記指定手段は、前記検索手段で求める
    類似度に対し、前記問合せ画像の種類に応じて任意の重
    み付けを行うことができるように、前記各問合せ画像毎
    に重要度を指定することが可能であり、 前記検索手段は、前記検索対象の画像毎に、前記各問合
    せ画像との類似度を求め、求めた各問合せ画像との類似
    度に対して前記指定手段で指定された重要度に応じた重
    み付けを行った後、前記総合類似度を求めることを特徴
    とする請求項2,3または4に記載の画像検索装置。
  6. 【請求項6】 前記指定手段は、複数種類の特徴量を用
    いて前記問合せ画像および検索対象の画像の類似度を求
    める場合に、前記検索手段で求める類似度に対し、前記
    問合せ画像および特徴量の種類に応じて任意の重み付け
    を行うことができるように、各種類の特徴量毎の重要度
    を各問合せ画像毎に指定することが可能であり、 前記検索手段は、前記検索対象の画像それぞれについ
    て、前記各種類の特徴量毎に前記各問合せ画像との類似
    度を求め、前記各種類の特徴量毎に求めた各問合せ画像
    との類似度に対して前記指定手段で指定された重要度に
    応じた重み付けを行った後、前記総合類似度を求めるこ
    とを特徴とする請求項3または4に記載の画像検索装
    置。
  7. 【請求項7】 さらに、複数種類の特徴量を用いて前記
    問合せ画像および検索対象の画像の類似度を求める場合
    に、前記検索手段で求める類似度に対し、前記特徴量の
    種類に応じて任意の重み付けを行うことができるよう
    に、前記指定手段で指定された各問合せ画像間の類似度
    を各種類の特徴量毎に求め、求めた各種類の特徴量毎の
    類似度に基づいて前記各問合せ画像間における各種類の
    特徴量毎の重要度を決定する重要度決定手段を備え、 前記検索手段は、前記検索対象の画像それぞれについ
    て、前記各種類の特徴量毎に各問合せ画像との類似度を
    求め、前記各種類の特徴量毎に求めた各問合せ画像との
    類似度に対して前記重要度決定手段で決定した各種類の
    特徴量毎の重要度に応じた重み付けを行った後、前記総
    合類似度を求めることを特徴とする請求項3または4に
    記載の画像検索装置。
  8. 【請求項8】 問合せ画像および複数の検索対象の画像
    から画像の特徴を表す特徴量を少なくとも一種類抽出
    し、抽出した少なくとも一種類の特徴量を用いて前記問
    合せ画像および検索対象の画像の類似度を求めることに
    より、前記複数の検索対象の画像から前記問合せ画像と
    同一または類似の画像を検索する画像検索装置におい
    て、 前記問合せ画像を少なくとも一つ指定すると共に、画像
    から抽出する特徴量の粗さのレベルを粗から細に向かっ
    て段階的に定義した抽出基準に基づいて、検索に利用す
    る特徴量の粗さのレベルを少なくとも一つ指定する指定
    手段と、 前記抽出基準に基づいて、前記問合せ画像および複数の
    検索対象の画像から少なくとも前記指定手段で指定され
    た粗さのレベルに該当する特徴量を所定のタイミングで
    抽出する特徴抽出手段と、 前記検索対象の画像毎に、前記指定手段で指定された粗
    さのレベルに応じた特徴量を用いて前記問合せ画像との
    類似度を求める検索手段と、 前記検索手段で前記検索対象の画像毎に求めた類似度に
    基づいて、検索結果を出力する出力手段と、 を備えたことを特徴とする画像検索装置。
  9. 【請求項9】 前記抽出基準は、少なくとも画像を何分
    割するかを表す分割数を前記粗さのレベルとして段階的
    に定義しており、 前記特徴抽出手段は、前記段階的に定義された粗さのレ
    ベルのいずれか一つに応じて前記特徴量を抽出する場
    合、該当する分割数に基づいて画像を分割して複数の分
    割画像を生成し、生成した各分割画像から前記特徴量を
    それぞれ抽出することにより、前記問合せ画像および検
    索対象の画像から分割画像単位の特徴量からなる特徴量
    群を抽出し、 前記検索手段は、前記特徴量群を利用して前記問合せ画
    像および検索対象の画像の類似度を求める場合、前記問
    合せ画像および検索対象の画像の対応する分割画像毎の
    類似度を該当する特徴量を用いてそれぞれ求めることに
    より、前記問合せ画像および検索対象の画像の類似度を
    求めることを特徴とする請求項8に記載の画像検索装
    置。
  10. 【請求項10】 前記抽出基準は、前記段階的に定義さ
    れた粗さのレベル中の最も粗い特徴量を示すレベルとし
    て、画像を分割することなく、画像全体を特徴量の抽出
    対象とするレベルを含み、 前記特徴抽出手段は、前記画像全体を特徴量の抽出対象
    とするレベルに応じて特徴量を抽出する場合、前記問合
    せ画像および検索対象の画像から画像全体を対象として
    特徴量を抽出することを特徴とする請求項9に記載の画
    像検索装置。
  11. 【請求項11】 前記抽出基準は、画像中に存在するオ
    ブジェクトを特徴量の抽出対象とする場合に、前記オブ
    ジェクトから抽出する特徴量の粗さのレベルの定義を含
    むことを特徴とする請求項8,9または10のいずれか
    一つに記載の画像検索装置。
  12. 【請求項12】 前記特徴抽出手段は、前記複数の検索
    対象の画像については前記抽出基準で定義された全ての
    粗さのレベルに応じた特徴量を予め抽出しておき、前記
    指定手段で指定された問合せ画像のうち、前記特徴量が
    抽出されていない問合せ画像については前記検索手段が
    類似度を求める処理を実行する前に前記指定手段で指定
    された粗さのレベルに応じた特徴量を抽出することを特
    徴とする請求項8〜11のいずれか一つに記載の画像検
    索装置。
  13. 【請求項13】 問合せ画像および複数の検索対象の画
    像から画像の特徴を表す特徴量を少なくとも一種類抽出
    し、抽出した少なくとも一種類の特徴量を用いて前記問
    合せ画像および検索対象の画像の類似度を求めることに
    より、前記複数の検索対象の画像から前記問合せ画像と
    同一または類似の画像を検索する画像検索装置におい
    て、 前記問合せ画像を少なくとも一つ指定する指定手段と、 前記検索対象の画像毎に、前記検索対象の画像中の所定
    のサイズの領域と前記指定手段で指定された問合せ画像
    との類似度を予め抽出した所定の特徴量を用いて求める
    処理を前記検索対象の画像全体にわたって繰り返し実行
    する検索手段と、 前記検索手段で前記検索対象の画像毎に求めた類似度に
    基づいて、検索結果を出力する出力手段と、 を備えたことを特徴とする画像検索装置。
  14. 【請求項14】 前記指定手段は、検索結果の画像を前
    記問合せ画像として指定可能であることを特徴とする請
    求項1〜13のいずれか一つに記載の画像検索装置。
  15. 【請求項15】 前記請求項1〜14のいずれか一つに
    記載の画像検索装置の各手段としてコンピュータを機能
    させるためのプログラムを記録したことを特徴とするコ
    ンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  16. 【請求項16】 分類対象の画像の分類先となる分類項
    目毎に前記分類対象の画像の分類基準となる基準画像を
    設定し、前記各分類項目毎に設定された基準画像および
    前記分類対象の画像からそれぞれ抽出した画像の特徴を
    表す少なくとも一種類の特徴量を用いることにより、前
    記各分類項目毎に前記基準画像および分類対象の画像の
    類似度を求め、求めた類似度に基づいて前記分類対象の
    画像を前記分類項目のいずれかに分類する画像分類装置
    であって、 前記分類項目を設定し、設定した分類項目それぞれに対
    し、前記基準画像および分類対象の画像の類似度を求め
    る際に使用される各種類の特徴量毎にそれぞれ一つの基
    準画像を設定する設定手段と、 前記分類項目毎に、前記設定手段で設定された各基準画
    像および分類対象の画像の類似度を対応する種類の特徴
    量を用いて求めると共に、求めた類似度を合計して前記
    分類対象の画像の総合類似度を求める演算手段と、 前記演算手段で前記分類項目毎に求めた前記分類対象の
    画像の総合類似度および予め設定された分類先決定基準
    に基づいて、前記分類対象の画像の分類先となる分類項
    目を決定する決定手段と、 を備えたことを特徴とする画像分類装置。
  17. 【請求項17】 分類対象の画像の分類先となる分類項
    目毎に前記分類対象の画像の分類基準となる基準画像を
    設定し、前記各分類項目毎に設定された基準画像および
    前記分類対象の画像からそれぞれ抽出した画像の特徴を
    表す少なくとも一種類の特徴量を用いることにより、前
    記各分類項目毎に前記基準画像および分類対象の画像の
    類似度を求め、求めた類似度に基づいて前記分類対象の
    画像を前記分類項目のいずれかに分類する画像分類装置
    であって、 前記分類項目を設定し、設定した分類項目毎に、前記基
    準画像を複数設定すると共に、設定した各基準画像毎に
    前記分類対象の画像との類似度を求める際に使用する特
    徴量の種類を設定する設定手段と、 前記分類項目毎に、前記設定手段で設定された種類の特
    徴量を用いて各基準画像および分類対象の画像の類似度
    を求めると共に、求めた類似度を合計して前記分類対象
    の画像の総合類似度を求める演算手段と、 前記演算手段で前記分類項目毎に求めた前記分類対象の
    画像の総合類似度および予め設定された分類先決定基準
    に基づいて、前記分類対象の画像の分類先となる分類項
    目を決定する決定手段と、 を備えたことを特徴とする画像分類装置。
  18. 【請求項18】 分類対象の画像の分類先となる分類項
    目毎に前記分類対象の画像の分類基準となる基準画像を
    設定し、前記各分類項目毎に設定された基準画像および
    前記分類対象の画像からそれぞれ抽出した画像の特徴を
    表す少なくとも一種類の特徴量を用いることにより、前
    記各分類項目毎に前記基準画像および分類対象の画像の
    類似度を求め、求めた類似度に基づいて前記分類対象の
    画像を前記分類項目のいずれかに分類する画像分類装置
    であって、 前記分類項目を設定し、設定した分類項目毎に、前記基
    準画像を複数設定する設定手段と、 前記分類項目毎に、前記設定手段で設定された各基準画
    像および前記分類対象の画像の類似度を求めると共に、
    求めた類似度を合計して前記分類対象の画像の総合類似
    度を求める演算手段と、 前記演算手段で前記分類項目毎に求めた前記分類対象の
    画像の総合類似度および予め設定された分類先決定基準
    に基づいて、前記分類対象の画像の分類先となる分類項
    目を決定する決定手段と、 を備えたことを特徴とする画像分類装置。
  19. 【請求項19】 分類対象の画像の分類先となる分類項
    目毎に前記分類対象の画像の分類基準となる基準画像を
    設定し、前記各分類項目毎に設定された基準画像および
    前記分類対象の画像からそれぞれ抽出した画像の特徴を
    表す少なくとも一種類の特徴量を用いることにより、前
    記各分類項目毎に前記基準画像および分類対象の画像の
    類似度を求め、求めた類似度に基づいて前記分類対象の
    画像を前記分類項目のいずれかに分類する画像分類装置
    であって、 前記分類項目を設定し、設定した分類項目毎に、前記基
    準画像を複数設定する設定手段と、 前記分類項目毎に、前記設定手段で設定された各基準画
    像および前記分類対象の画像の類似度を求めると共に、
    求めた類似度の中から最も高い類似性を示す類似度を選
    択して前記分類対象の画像の総合類似度を求める演算手
    段と、 前記演算手段で前記分類項目毎に求めた前記分類対象の
    画像の総合類似度および予め設定された分類先決定基準
    に基づいて、前記分類対象の画像の分類先となる分類項
    目を決定する決定手段と、 を備えたことを特徴とする画像分類装置。
  20. 【請求項20】 前記設定手段は、前記演算手段で求め
    る類似度に対し、前記基準画像の種類に応じて任意の重
    み付けを行うことができるように、前記各基準画像毎に
    重要度を設定することが可能であり、 前記演算手段は、前記分類項目毎に、前記各基準画像お
    よび分類対象の画像の類似度を求め、求めた類似度に対
    して前記設定手段で設定された重要度に応じた重み付け
    を行った後、前記総合類似度を求めることを特徴とする
    請求項17,18または19に記載の画像分類装置。
  21. 【請求項21】 前記設定手段は、複数種類の特徴量を
    用いて前記基準画像および分類対象の画像の類似度を求
    める場合に、前記演算手段で求める類似度に対し、前記
    基準画像および特徴量の種類に応じて任意の重み付けを
    行うことができるように、各種類の特徴量毎の重要度を
    各基準画像毎に設定することが可能であり、 前記演算手段は、前記分類項目それぞれについて、前記
    各種類の特徴量毎に前記各基準画像および分類対象の画
    像の類似度を求め、前記各種類の特徴量毎に求めた類似
    度に対して前記設定手段で設定された重要度に応じた重
    み付けを行った後、前記総合類似度を求めることを特徴
    とする請求項18または19に記載の画像分類装置。
  22. 【請求項22】 さらに、複数種類の特徴量を用いて前
    記基準画像および分類対象の画像の類似度を求める場合
    に、前記演算手段で求める類似度に対し、前記特徴量の
    種類に応じて任意の重み付けを行うことができるよう
    に、前記分類項目毎に、前記設定手段で設定された各基
    準画像間の類似度を各種類の特徴量毎に求め、前記各種
    類の特徴量毎に求めた類似度に基づいて前記各基準画像
    間における各特徴量毎の重要度を決定する重要度決定手
    段を備え、 前記演算手段は、前記分類項目それぞれについて、前記
    各種類の特徴量毎に前記各基準画像および分類対象の画
    像の類似度を求め、前記各種類の特徴量毎に求めた類似
    度に対して前記重要度決定手段で決定された重要度に応
    じた重み付けを行った後、前記総合類似度を求めること
    を特徴とする請求項18または19に記載の画像分類装
    置。
  23. 【請求項23】 前記設定手段は、前記分類項目毎に分
    類された画像をさらに分類するための分類項目を設定可
    能であることを特徴とする請求項16〜22のいずれか
    一つに記載の画像分類装置。
  24. 【請求項24】 分類対象の複数の画像から画像の特徴
    を表す少なくとも一種類の特徴量を抽出し、抽出した特
    徴量を用いて前記分類対象の各画像を類似する画像同士
    のグループに分類する画像分類装置であって、 前記特徴量の種類を指定する指定手段と、 前記指定手段で特徴量の種類が指定された場合に、指定
    された種類の特徴量を用いて前記分類対象の各画像間の
    類似度を求め、求めた分類対象の各画像間の類似度に基
    づいて、前記分類対象の各画像を類似する画像同士のグ
    ループに分類する分類手段と、 前記分類手段で分類された各グループからそれぞれグル
    ープを代表する代表画像を選択して画面表示する表示手
    段と、を備え、 前記指定手段は、さらに、前記表示手段によって表示さ
    れた代表画像の一つを指定すると共に、前記特徴量の種
    類を指定可能であり、 前記分類手段は、前記指定手段で前記代表画像および前
    記特徴量の種類が指定された場合に、指定された種類の
    特徴量を用いて前記代表画像の属するグループに分類さ
    れた各画像を類似する画像同士のグループに分類し、 前記表示手段は、前記分類手段で分類された各グループ
    からそれぞれグループを代表する代表画像を選択して画
    面表示することを特徴とする画像分類装置。
  25. 【請求項25】 前記表示手段は、前記指定手段で指定
    可能な特徴量の種類を画面表示し、前記指定手段で指定
    された特徴量の種類に関連付けて前記分類手段で分類さ
    れた各グループの代表画像を画面表示して、前記分類対
    象の複数の画像を分類した結果を木構造で画面表示する
    ことを特徴とする請求項24に記載の画像分類装置。
  26. 【請求項26】 さらに、前記分類項目毎に分類された
    任意の画像を問合せ画像として用いることにより、前記
    問合せ画像と同一または類似の画像を検索する検索手段
    を備えたことを特徴とする請求項16〜25のいずれか
    一つに記載の画像分類装置。
  27. 【請求項27】 前記検索手段は、前記請求項1〜14
    のいずれか一つに記載の画像検索装置であることを特徴
    とする請求項26に記載の画像分類装置。
  28. 【請求項28】 前記分類対象の画像は、前記請求項2
    6に記載の検索手段または前記請求項1〜14のいずれ
    か一つに記載の画像検索装置で検索された画像であるこ
    とを特徴とする請求項16〜25のいずれか一つに記載
    の画像分類装置。
  29. 【請求項29】 前記請求項16〜28のいずれか一つ
    に記載の画像分類装置の各手段としてコンピュータを機
    能させるためのプログラムを記録したことを特徴とする
    コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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