JP2000285235A - 画像処理装置および画像処理方法 - Google Patents
画像処理装置および画像処理方法Info
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Abstract
示手段を変更することなく、かつ、格別な機構を付加す
ることなく、その全体を把握可能な画像を表示できる画
像処理装置および画像処理方法を提供する。 【解決手段】 電子部品または基板を表示対象物とし
て、その大きさに応じたn(nは自然数)回の撮像によ
り表示対象物の全体を撮像し、撮像結果としてn個の実
写画像を取得して記憶し、n個の実写画像に基づいて表
示対象物の全体を表す全体画像を求めるとともに、その
全体画像に基づく表示画像を所定の表示画面に表示し、
全体画像が所定の表示画面に一括表示できない大きさの
ときに、全体画像を一括表示可能な大きさに縮小した縮
小画像を作成して、その縮小画像を表示画像として所定
の表示画面に一括表示することを特徴とする。
Description
板を表示対象物として撮像して所定の表示画面に表示す
る画像処理装置および画像表示方法に関するものであ
る。
電子部品が不良品か否かを識別する方法の1つとして、
その電子部品装着装置等内に備えられたデータ処理装置
により、吸着した電子部品を部品認識カメラで撮像して
得られた実部品画像(実写画像)と、予め規定された部
品ライブラリデータに基づいて生成されたグラフィック
画像とを、モニタ等の表示画面に重ねて表示し、両者が
異なるときにエラー(不良品)として識別する方法が利
用されている(例えば特願平10−270289号参
照)。また、上記の部品ライブラリデータを作成するに
も、誤入力等の可能性を低くするため、正常な電子部品
の実写画像と入力データによるグラフィック画像を表示
しながら部品ライブラリデータを作成・処理するデータ
処理装置が利用されている(例えば特願平11−022
383号参照)。
ータ処理装置において、部品ライブラリデータを容易に
作成したり不良品を検出したりするためには、モニタ等
の表示画面に部品全体を一括して表示する必要がある。
すなわち、対象となる電子部品の全体像を把握し、か
つ、誤入力等を容易に認識して修正したり不良を容易に
認識して処置したりするためには、部品全体を撮像して
一括表示する必要がある。しかしながら、CPUやその
ソケット等の比較的大型の電子部品では、全体が部品認
識カメラの視野に収まらず、部品の全体像を把握できな
い問題がある。かといって、視野の大きなカメラやズー
ム機構を有するカメラを用いると、設定スペースやコス
ト高の問題を生じる。なお、基板等でも同様であり、基
板の一部の小さな矩形領域(基板の頂点近傍や配線パタ
ーンのコーナー近傍など)を撮像する基板認識カメラで
は、その視野に基板全体が収まらず、基板の全体像を把
握できない問題がある。
撮像手段と表示手段を変更することなく、かつ、格別な
機構を付加することなく、その全体を把握可能な画像を
表示できる画像処理装置および画像処理方法を提供する
ことを目的とする。
は、電子部品または基板を表示対象物として、1回の撮
像により撮像可能な前記表示対象物の一部または全部を
撮像して、各1個の実写画像として取り込む撮像手段
と、n(nは自然数)回の撮像の撮像結果としてn個の
実写画像を記憶する記憶手段と、前記撮像手段を制御し
て、前記n回の撮像により前記表示対象物の全体を撮像
させることにより、撮像結果として前記n個の実写画像
を取得させ、前記記憶手段に前記n個の実写画像を記憶
させる撮像制御手段と、前記n個の実写画像に基づいて
前記表示対象物の全体を表す全体画像を求めるととも
に、その全体画像に基づく表示画像を所定の表示画面に
表示する画像表示手段と、を備え、前記画像表示手段
は、前記全体画像が所定の表示画面に一括表示できない
大きさのときに、前記全体画像を一括表示可能な大きさ
に縮小した縮小画像を作成する縮小画像作成手段と、前
記全体画像が一括表示できない大きさのときに、前記縮
小画像を前記表示画像として前記所定の表示画面に一括
表示する一括表示手段と、を有することを特徴とする。
をその大きさに応じたn(nは自然数)回の撮像により
撮像するので、表示対象物の大きさに拘わらず、表示対
象物の全体を撮像でき、n個の実写画像に基づいて表示
対象物の全体を表す全体画像を求めるので、各回の撮像
による撮像対象範囲を調整できる。このため、例えば
(n=)1回の撮像で全体を撮像できない比較的大型の
電子部品を表示対象物とする場合は、複数(n>1)回
の撮像で全体画像を求められる。また、これにより、例
えば小型の電子部品の全体画像を撮像して表示するため
の撮像手段(部品認識カメラ等)や表示手段(モニタ
等)を利用しつつ、例えば大型の部品認識カメラやズー
ム機構などの格別な機構を付加することなく、大型の電
子部品の全体を撮像して全体画像を得るとともに、それ
に基づく表示画像を表示できる。
示できない大きさのときには、全体画像を一括表示可能
な大きさに縮小した縮小画像を作成して、その縮小画像
を表示画像として所定の表示画面に一括表示するので、
撮像結果による全体画像の大きさに拘わらず、表示対象
物の全体像を把握可能な表示画像を所定の表示画面に一
括表示できる。したがって、この画像処理装置では、既
存の撮像手段と表示手段を利用しつつ、格別な機構を付
加することなく、大型の電子部品や基板などの全体を把
握可能な画像を表示できる。なお、同様に、例えば基板
の小さな矩形領域しか撮像できない撮像手段(基板認識
カメラ等)や表示手段(モニタ等)を利用しつつ、格別
な機構を付加することなく、基板の全体を撮像して全体
画像を得るとともに、それに基づく表示画像を表示でき
る。
または基板を表示対象物として、その大きさに応じたn
(nは自然数)回の撮像により前記表示対象物の全体を
撮像し、撮像結果としてn個の実写画像を取得して記憶
する画像取得工程と、前記n個の実写画像に基づいて前
記表示対象物の全体を表す全体画像を求めるとともに、
その全体画像に基づく表示画像を所定の表示画面に表示
する画像表示工程と、を備え、前記画像表示工程では、
前記全体画像が前記所定の表示画面に一括表示できない
大きさのときに、前記全体画像を一括表示可能な大きさ
に縮小した縮小画像を作成して、その縮小画像を前記表
示画像として前記所定の表示画面に一括表示することを
特徴とする。
回の撮像により撮像するので、表示対象物の大きさに拘
わらず、表示対象物の全体を撮像でき、また、n個の実
写画像に基づいて表示対象物の全体を表す全体画像を求
めるので、(n=)1回の撮像で全体を撮像できない比
較的大型の電子部品を表示対象物とする場合でも、複数
(n>1)回の撮像で全体画像を求められる。また、全
体画像が所定の表示画面に一括表示できない大きさのと
きには、全体画像を一括表示可能な大きさに縮小した縮
小画像を作成して、その縮小画像を表示画像として所定
の表示画面に一括表示するので、撮像結果による全体画
像の大きさに拘わらず、表示対象物の全体像を把握可能
な表示画像を所定の表示画面に一括表示できる。
明の一実施形態に係る画像処理装置を適用した電子部品
装着装置について説明する。この電子部品装着装置は、
いわゆる多機能チップマウンタであり、チップコンデン
サやチップ抵抗などの回路素子部品や、BGAなどのグ
リッド部品などの他、QFPやSOPなどの多リード部
品など、各種の電子部品を実装できるように構成されて
いる。
同図に示すように、電子部品装着装置1は、機台2と、
機台2の中央部に左右方向に延在するコンベア部3と、
機台2の前部(図示の下側)および後部(図示の上側)
に配設した2組の装着ユニット4(4a、4b)とを備
えている。コンベア部3は、中央のセットテーブル13
と、左側の搬入搬送路14と、右側の搬出搬送路15と
を有している。基板Pは、搬入搬送路14からセットテ
ーブル13に供給され、セットテーブル13で電子部品
Sの装着を受けるべく不動にかつ所定の高さにセットさ
れる。そして、電子部品Sの装着が完了した基板Pは、
セットテーブル13から搬出搬送路15を介して排出さ
れる。
ージ5が移動自在に配設され、各XYステージ5には、
電子部品Sを吸着及び装置するためのヘッドユニット7
が搭載されている。各ヘッドユニット7には、1台の基
板認識カメラ8と2台の装着ヘッド9が搭載されてい
る。また、各装着ユニット4には、機台2上に、一対の
部品認識カメラ10とノズルストッカ11とが、それぞ
れ配設されている。また、各装着ユニット4には、多数
のテープカセット17が横並びに配設され、各テープカ
セット17には、キャリアテープ(図示では省略)に装
填された状態で電子部品Sが収容され、電子部品Sはテ
ープカセット17の先端から1つずつ供給される。そし
て、この電子部品装着装置1では、表面実装部品などの
比較的小さい電子部品Sは、各テープカセット17から
供給され、比較的大きい電子部品Sは、図示しないトレ
イ形式の部品供給部から供給される。
ージ5は交互運転となる。この場合、XYステージ5に
よりヘッドユニット7を各テープカセット17(他の部
品供給部でも可)に臨ませた後、装着ヘッド9を下降さ
せて所望の電子部品Sを吸着する。続いて装着ヘッド9
を所定の位置まで上昇させてから、電子部品Sを部品認
識カメラ10に臨ませ、その吸着姿勢を認識し補正を行
う。更にヘッドユニット7を基板Pの所定の位置まで移
動させ、基板認識カメラ8で基板Pの基準位置を認識
(補正)した後、NCデータに基づいて電子部品Sを基
板Pに装着する。
に基づいて、設計値(装着ヘッド9のノズル位置)と吸
着した電子部品Sの吸着姿勢(吸着位置や吸着角度等)
との間の偏差の補正(X・Y方向及び角度θ(Z方
向))が行われる。また同様に、基板認識カメラ8の認
識結果に基づいて、設計値と装着位置の原点となる基板
Pの基準位置との間の偏差の補正が行われる。ここで、
電子部品Sの基板Pへの実装を精度良く行うためには、
部品認識カメラ10による画像認識を正確に行う必要が
ある。特に装着対象の電子部品Sが、BGA、QFP、
SOPなどのいわゆる多ピン(多端子)部品の場合に
は、部品認識カメラ10による画像認識において、その
全端子の数及び位置(配置)を正確に認識する必要があ
る。また、端子の変形などによる不良品を発見する上で
も、正確な画像認識を行う必要がある。一方、認識結果
の比較対象となる設計値は、電子部品装着装置1で取り
扱う全ての電子部品Sについて用意され、電子部品装着
装置1の制御ユニット6内に、部品ライブラリデータと
して記憶されている。
装置1の制御ユニット6について説明する。なお、この
説明では一方の装着ユニット4についてのみ、説明す
る。同図に示すように、制御ユニット6は、制御部本体
60と、タッチパネル61と、ハードディスクや光磁気
ディスク等の外部記憶装置(ES)62とを備えてい
る。タッチパネル61は、電子部品装着装置1の入力・
編集・表示手段であり、いわゆるモニタとしての表示画
面を有していて、オペレータは、そのモニタ画面(表示
画面)上で、タッチ入力により各種指示や各種データを
入力して編集等ができ、また、その編集結果等の表示や
各種エラー表示(報知)により、それらを確認・把握で
きる。ES62は、数値制御(NC)プログラムを記憶
するNCプログラム領域621と、部品ライブラリデー
タを記憶する部品ライブラリデータ領域622と、部品
端子展開データを記憶する部品端子展開データ領域62
3と、その他の各種プログラムや各種データを記憶する
その他の領域624を有している。部品ライブラリデー
タには、部品寸法データ、対象部品の端子の形態・ピッ
チに関する単位端子データ、全端子の配置に関する全端
子配置データや全抜け端子配置データなどが含まれる。
602、RAM603、I/Oコントローラ(IOC)
604、外部記憶コントローラ(ESC)605を備
え、相互に内部バス606により接続されている。RO
M602には、画面表示処理や上述のデータ展開処理等
の制御処理を含む種々の制御プログラムの他、システム
立上げ用のプログラムなどが内蔵されている。RAM6
03は、制御部本体60の内部記憶手段として例えば上
述の個別位置データとして展開する場合などの各種の作
業エリアやバッファ等に使用される。
XY方向の移動のためのXモータ51およびYモータ5
2、ヘッドユニット7の装着ヘッド9、そのZ方向(回
転方向)補正のためのZモータ71、装着ヘッド9の昇
降を行うヘッド昇降機構72の昇降モータ721、基板
認識カメラ8、部品認識カメラ10、制御ユニット6内
のタッチパネル61、並びに、電子部品装着装置1とは
別の外部入力装置65の制御部652等の周辺装置と接
続されている。そして、IOC604は、CPU601
からの指令に従い、これら周辺装置と制御部本体60と
の間の各種制御信号および各種データの入出力を制御す
る。ESC605は、CPU601からの指令に従い、
ES62を駆動・制御して、ES62と制御部本体60
との間の各種制御信号及び各種データの入出力を制御す
る。
M602の内蔵プログラムやES62の制御プログラム
等に従い、RAM603の作業エリアやES62の退避
エリア等を使用して、データ展開処理や部品装着処理そ
の他の電子部品装着装置1として必要なデータ処理の全
般を行い、IOC604やESC605を介して、電子
部品装着装置1全体の制御を行う。
61と同様の入力部651と、上述した制御部本体60
と同様の制御部652と、ES62と同様の記憶部65
3を備えていて、制御ユニット6の代わりに下記の種々
のデータの入力・作成・処理をできるように構成され、
データ通信(送受信)ができる回路網を介して制御ユニ
ット6と接続されている。すなわち、下記の説明では、
電子部品装着装置1の本体内に(制御ユニット6を兼用
して)データ処理装置を内蔵しているものとして説明す
るが、この外部入力装置65のように構成して通信手段
により電子部品装着装置1と接続することもできる。ま
た、ES62が、例えば光磁気ディスク等のように本体
から着脱可能な記憶媒体の場合、部品データ入力装置で
ある外部入力装置65により入力した各種データを、そ
の着脱可能な記憶媒体に格納(記憶)し、それを改めて
電子部品装着装置1の制御ユニット6のES62として
装着することにより、通信手段がなくても、入力した各
種データを電子部品装着装置1のデータとして活用でき
る。
理フローについて、図3を参照して説明する。電源オン
等により処理が開始すると、同図に示すように、まず、
電子部品装着装置1を、前回の電源オフ前の状態に戻す
ために、退避していた各制御フラグを復旧するなどの初
期設定を行い(S1)、次に、前回の表示画面を初期画
面として表示する(S2)。図3のその後の処理、すな
わちタッチ入力有りか否かの判断分岐(S3)および各
種割込処理(S4)は、概念的に示した処理である。電
子部品装着装置1では、その入力・編集・表示手段であ
るタッチパネル61において、タッチ入力による各種指
示・データの入力・編集・表示等を行えるように、初期
画面表示(S2)が終了すると、タッチ入力による各種
割込を許可し、タッチ入力割込が発生するまでは、その
ままの状態を維持し(S3:No)、何らかのタッチ入
力割込が発生すると(S3:Yes)、それぞれの割込
処理に移行して(S4)、その割込処理が終了すると、
再度、その状態を維持する(S3:No)。
主な処理をタッチパネル61におけるタッチ入力割込に
より起動するので、前述のように、オペレータは、タッ
チパネル61のモニタ画面(表示画面)上で、任意の時
点に任意のタッチキー(アイコン)にタッチ(タッチ入
力)することにより、各種指示や各種データを入力して
編集等ができ、また、その編集結果等の表示や各種エラ
ー表示(報知)により、それらを確認・把握できる。
データを入力・作成する場合、オペレータは、まず、タ
ッチ入力の指示(タッチ指示)により、表示画面を「実
部品像取り込み画面」に遷移させ、対象となる電子部品
Sの像を取り込むことができる。この場合、部品ライブ
ラリデータを入力・作成するための像なので、不良品で
ない電子部品S、すなわちボール端子やリード端子の配
置形態などの形状が全て正常と認められた電子部品Sを
撮像対象および表示対象とする。このため、オペレータ
は、予め正常な電子部品Sを供給しておき、電子部品S
の像の取り込みをタッチ指示する。これにより、電子部
品装着装置1では、装着ヘッド9によってその正常な電
子部品Sを吸着し、部品認識カメラ10によってそれを
撮像し、その撮像結果として得られた実部品画像(以下
「実写画像」という)Srを上記の電子部品Sの像とし
て取り込み、実写画像Srに基づく表示画像Grを表示
する。
了すると、オペレータは、次に、タッチ指示により、表
示画面を「部品データ編集画面」に遷移させ、対象とな
る電子部品Sの部品ライブラリデータを入力・編集する
ことができる。この場合、例えば図4に示すように、実
写画像Srに基づく表示画像Grが表示される。同図に
示すように、この画面では、(タッチ指示により)アイ
コン210を操作して、部品寸法を入力することがで
き、入力した結果は、その入力データに基づいて生成さ
れたグラフィック画像Ggにより容易に視認できる。す
なわち、部品のX側およびY側の寸法をアイコン210
により増減させると、その寸法に対応する外枠のみのグ
ラフィック画像Ggが表示され、入力寸法の増減に従っ
て伸縮するので、オペレータは、画面上で、アイコン2
10を操作して、表示画像Grの外形にグラフィック画
像Ggの外枠を一致させることにより、電子部品Sの部
品寸法を容易に入力できる。
1を操作(タッチ指示)すると、いわゆるテンキーと同
様に、数値を入力する小さな画面が上記画面の一部に表
示されるので、その画面を利用して、部品のX側および
Y側の寸法を数値により直接入力できる。また、画面上
部のアイコン201により、作成するグラフィック画像
の左右の移動(スクロール)および回転等の位置調整を
行うことができ、アイコン202により画像の表示の拡
大(ズームアップ)、縮小、明度の調整などを行うこと
ができ、アイコン203により画面の開閉を行うことが
できる。
部品SがBGAの場合、ボール端子等をも含む詳細な画
像が表示されるが、部品の外形寸法の入力には、表示画
像Grの外形のみ明確になればよいので、説明および図
示の簡略化のため、表示画像Grを単なる矩形(点網掛
けで図示)の画像として扱う。また、例えば電子部品S
がSOPの場合、実際には、リード端子等をも含む画像
が表示されるが、同様に、表示画像Grを単なる矩形
(点網掛けで図示)の画像として、説明および図示を簡
略化する。もっとも、外形やその寸法を扱う場合、単な
る矩形の方が扱いやすいので、図4で上述の部品寸法の
入力画面では、実際に、画像を単純化して表示しても良
い。このため、以下の説明においても主にこの手法を用
いる。
示される画像を矩形の表示画像で示すことができるとい
うことは、どのような形状の表示対象物であってもその
表示対象物の表示画像を矩形で表現できることを意味す
る。例えば通常のICやLSI等ばかりでなく、抵抗や
コンデンサ等の矩形では表現しにくい電子部品Sであっ
ても、それらの形状(外形)が内接する矩形範囲または
それに近い矩形範囲を矩形の表示画像とすることができ
る。そして、このことは、以下の説明が、表示対象物の
形状に拘わらずに成立することを意味している。
(例えば電子部品S)の表示画像Grを矩形の画像で表
現し(点網掛けで図示)、また、実際の画像処理におい
ても、表示画像を矩形の画像として扱う。また、一般的
に画像表示等をするための表示画面は、例えば上述のタ
ッチパネル61のモニタ画面(図4参照)のように矩形
なので、表示対象範囲も矩形の範囲とする。この場合、
表示画像Grは、表示対象範囲AGの内容(画素ドット
の情報等)を示す画像データDGにより表現される(図
5、図8参照)。ここでは、図示の便宜上、すなわち表
示対象範囲AGとその範囲の内容を示す画像データDG
により表現される表示画像Gr自体とをイメージとして
区別するため、表示対象範囲を表示画像Grより一回り
大きく図示する。もちろん、同じ大きさにしても良く画
像データDGのデータ量の面からはその方が好ましい。
また、最終的な表示画像Grを矩形画像として表現する
ため、その元になる実写画像や表示対象物も矩形で表現
でき、また、実際の画像処理においても、これらを矩形
として扱う。
のまま表示したときに、その実写画像Srに基づく表示
画像Grが例えば図4で前述のように表示されるとすれ
ば、大型の電子部品Sに対しても同様に撮像したので
は、同じ倍率では電子部品Sの全体を撮像できず、撮像
できても表示画面に入りきらないので、部品の全体像を
把握できない。また逆に、比較的種類の少ない大型の電
子部品Sに倍率等を合わせたのでは、撮像の精度が低下
するばかりでなく、小型の電子部品Sの場合に実写画像
Srやそれに基づく表示画像Grが小さく成りすぎて扱
いにくく、表示も小さくなって確認がしにくくなる。そ
して、このことは、上述のように、正常な電子部品Sの
表示画像Grに基づいて部品ライブラリデータを作成す
る場合ばかりでなく、基板Pに装着する電子部品Sが不
良品か否かを識別するために、予め規定された部品ライ
ブラリデータに基づくグラフィック画像Ggに、実写画
像Srに基づく表示画像Grを重ねて表示する場合にも
問題となる。
像Grの表示に関する問題点に対応して、電子部品装着
装置1では、小型の電子部品Sを撮像して表示するため
の既存の撮像手段と表示手段を利用しつつ、格別な機構
を付加することなく、大型の電子部品Sの全体を把握可
能な画像を表示できるようにしている。以下、この点に
ついて説明する。なお、以下で説明する電子部品Sの実
写画像等に対する画像処理は、基板Pに対しても同様に
行われるが、基板Pの実写画像等に対する画像処理につ
いては適宜付加的に説明することとし、以下では主に表
示対象物が電子部品Sである場合について説明する。た
だし、電子部品Sと基板Pとを表示対象物とするため、
これらを代表して表示対象物Tと表現し図示する。ま
た、実写画像の部分は斜線により、また、表示画像の部
分は点網掛けにより、装飾して図示する。
像処理)の概要について説明をしておく。図5に示すよ
うに、例えば小型の表示対象物T(例えば電子部品S)
と同じ倍率で撮像すると、画像(後述の全体画像)Fr
の大きさとなる大型の表示対象物Tであっても、画像F
rさえ得ることができれば、画像処理で縮小することに
より、所定の表示画面(すなわちタッチパネル61のモ
ニタ画面)に表示画像Grとして表示できる。ここで、
表示対象物Tに対して相対位置が(一部重複を含む)相
互に異なる2つの撮像位置があり、その一方の撮像位置
における撮像対象範囲Aaの実写画像Trを表現する画
像データDaと、他方の撮像位置における撮像対象範囲
Abの実写画像Trを表現する画像データDbとを組み
合わせる(結合する)ことにより、表示対象範囲AFの
画像Frを表現する画像データDFを作成できれば、画
像Frを得ることができる。すなわち、表示対象物Tの
相異なる撮像対象範囲Aa、Abの実写画像Tr、Tr
が画像Frの分割画像に相当し、それらを結合した結合
画像が表示対象物Tの全体を表す画像(全体画像)Fr
に相当すれば、撮像対象範囲Aa、Abの実写画像T
r、Trを撮像することにより全体画像Frを得ること
ができる。
の実写画像Tr、Trの撮像には、必ずしも2つの撮像
手段を必要とせず、表示対象物Tとの相対位置を移動さ
せることができる撮像手段であれば、撮像対象範囲A
a、Abを撮像できる2つの撮像位置において、それぞ
れ1回、すなわち単に2回の撮像により、撮像対象範囲
Aa、Abの実写画像Tr、Trを得られる。そして、
詳細は後述するが、電子部品装着装置1では、実際、1
つの撮像手段により、相異なる撮像対象範囲Arにおけ
る任意のn(nは自然数)個の実写画像Trを得ること
ができ、これにより、n個の実写画像Trに基づいて全
体画像Frを得ることができ、全体画像Frに基づく表
示画像Grを表示できる。
部品像取り込み画面」に、タッチ指示により表示対象物
T(例えば電子部品S)の表示画像Grを取り込むこと
ができるが、この場合、図3で前述のように、上記のタ
ッチ指示により対応する実写画像処理のタッチ入力割込
が発生し、実写画像処理が起動される。電子部品装着装
置1では、図6に示すように、実写画像処理(S10)
が起動されると、まず、実写画像取得処理を行い(S2
0)、続いて実写画像表示処理を行って(S30)、処
理(S10)を終了する(S40)。また、より具体的
に、上記の実写画像取得処理(S20)では、図7に示
すように、まず、表示対象範囲決定処理を行い(S2
1)、続いて表示対象寸法決定処理を行い(S22)、
続いて撮像条件決定処理を行い(S23)、続いて条件
制御処理を行い(S24)、処理(S20)を終了する
(S25)。以下、これらの処理について順次詳述す
る。
置1では、実写画像処理(S10)が起動されると、ま
ず、表示対象物Tの大きさに応じたn(nは自然数:こ
こではn=横4×縦3=12)回の撮像によりその表示
対象物Tの全体を撮像し、撮像結果として(n=)12
個の実写画像Trを取得して記憶する(実写画像取得処
理:S20)。すなわち、(n=)12回の撮像によ
り、各回の撮像位置で撮像可能な表示対象物Tの一部を
各回の撮像対象範囲Arとして撮像し、撮像結果の実写
画像Trを表現する画像データDrを記憶する。このた
め、12回の撮像による撮像結果としては12個の実写
画像Trを取得して(それを表現する画像データDr
を)記憶することになる。
rに基づいて表示対象物Tの全体を表す全体画像Frを
求め、その全体画像Frに基づく表示画像Grを所定の
表示画面(すなわちタッチパネル61のモニタ画面)に
表示して(実写画像表示処理:S30)、処理(S1
0)を終了する(S40)。すなわち、表示対象物Tに
対して相対位置が相互に異なる各撮像位置における各撮
像対象範囲Arの実写画像Trを表現する各画像データ
Drを組み合わせる(結合する)ことにより、表示対象
範囲AFの全体画像Frを表現する画像データDFを作
成する。また、この場合、全体画像Frは所定の表示画
面に表示するには大きすぎるので、それを縮小して縮小
画像を作成し、例えば図4で前述の表示画像Grとして
表示する。なお、この図8の例では、12個の各撮像対
象範囲Arが全て単なる隣接となっているが、表示対象
物Tの大きさによっては、図5で前述の例と同様に、隣
接する撮像対象範囲Arの相互間で、すなわち隣接する
実写画像Trの相互間で、それらの一部を重複させるよ
うにして、全体画像Frを作成する。
図6で前述の実写画像処理(S10)が起動されると、
まず、電子部品Sまたは基板Pを表示対象物Tとして、
その大きさに応じたn(nは自然数)回の撮像によりそ
の表示対象物Tの全体を撮像し、撮像結果としてn個の
実写画像Trを取得して記憶し(実写画像取得処理:S
20)、そのn個の実写画像Trに基づいて表示対象物
Tの全体を表す全体画像Frを求め、その全体画像Fr
に基づく表示画像Grをタッチパネル61の所定の表示
画面に表示し(実写画像表示処理:S30)、実写画像
処理(S10)を終了する(S40)。すなわち、表示
対象物Tの全体をその大きさに応じたn(nは自然数)
回の撮像により撮像するので、表示対象物Tの大きさに
拘わらず、表示対象物Tの全体を撮像でき、また、n個
の実写画像Trに基づいて表示対象物Tの全体を表す全
体画像Frを求めるので、各回の撮像による撮像対象範
囲Arを調整できる。
体を撮像できる小型の電子部品Sを表示対象物Tとする
場合は、1回の撮像で全体画像Fr(=実写画像Tr)
を求め、1回の撮像で全体を撮像できない比較的大型の
電子部品Sを表示対象物Tとする場合は、複数(n>
1)回の撮像で全体画像Frを求められる。すなわち、
例えば小型の電子部品Sの全体画像Frを撮像して表示
するための撮像手段(部品認識カメラ10等:詳細は後
述)や表示手段(タッチパネル61のモニタ画面等)を
利用しつつ、例えば大型の部品認識カメラやズーム機構
などの格別な機構を付加することなく、大型の電子部品
Sの全体を撮像して全体画像Frを得るとともに、それ
に基づく表示画像Grを表示できる。なお、同様に、例
えば基板Pの小さな矩形領域しか撮像できない撮像手段
(基板認識カメラ8等)や表示手段(同上:タッチパネ
ル61等)を利用しつつ、格別な機構を付加することな
く、基板Pの全体を撮像して全体画像Frを得るととも
に、それに基づく表示画像Grを表示できる。したがっ
て、この電子部品装着装置1では、既存の撮像手段と表
示手段を利用しつつ、格別な機構を付加することなく、
大型の電子部品Sや基板Pなどの全体を把握可能な画像
を表示できる。
前述のように、全体画像Frがタッチパネル61の所定
の表示画面に一括表示できる大きさのときには、全体画
像Frを表示画像Grとしてその所定の表示画面に一括
表示し、図5や図8で前述のように、全体画像Frが所
定の表示画面に一括表示できない大きさのときには、全
体画像Frを一括表示可能な大きさに縮小した縮小画像
を作成して、その縮小画像を表示画像Grとして所定の
表示画面に一括表示する。すなわち、撮像結果による全
体画像Frの大きさに拘わらず、表示対象物Tの全体像
を把握可能な表示画像Grを所定の表示画面に一括表示
できる。また、この場合、n個の各実写画像Trの大き
さは、タッチパネル61の所定の表示画面に一括表示で
きる大きさである。すなわち、1回の撮像で全体を撮像
できる小型の表示対象物Tの場合は、1回の撮像で全体
画像Frを求めて一括表示できる。一方、1回の撮像で
全体を撮像できない大型の表示対象物Tの場合は、複数
(n>1)回の撮像で全体画像Frを求め、それを縮小
してその縮小画像を一括表示できる。なお、これらの縮
小画像の作成や一括表示は、図6の実写画像表示処理
(S30)において行われる。このため、電子部品装着
装置1では、この処理(S30)を行うための機構を備
え、具体的には、表示手段となるタッチパネル61を含
む制御ユニット6(図2参照)により処理される。
写画像取得処理(S20)を行うための機構(画像処理
装置)として、撮像手段と、記憶手段と、撮像制御手段
とを備えている。この撮像手段は、1回の撮像により撮
像可能な撮像対象範囲Arの寸法である撮像対象寸法が
定められ、表示対象物Tとの相対移動による相対移動後
の各撮像位置において、撮像対象範囲Ar内で撮像でき
る表示対象物Tの一部または全部を撮像して、各1個の
実写画像Trとして取り込むものである。具体的には、
まず、表示対象物Tが電子部品Sの場合、ヘッドユニッ
ト7に搭載された装着ヘッド9と部品認識カメラ10が
撮像手段に相当し、表示対象物Tが基板Pの場合、ヘッ
ドユニット7に搭載された基板認識カメラ8が撮像手段
に相当する。
撮像により撮像可能な撮像対象範囲Arの寸法である撮
像対象寸法が定められていて、図1でも前述のように、
装着ヘッド9(実際にはヘッドユニット7)を移動させ
ることにより、装着ヘッド9に吸着された電子部品S
(表示対象物T)との相対移動が行われ、その相対移動
後の各撮像位置において、撮像対象範囲Ar内で撮像で
きる電子部品S(表示対象物T)の一部または全部を撮
像して、各1個の実写画像Trとして取り込む。また、
基板認識カメラ8も、撮像対象寸法が定められていて、
この場合は基板認識カメラ8自体(実際にはヘッドユニ
ット7)を移動させることにより、セットテーブル13
にセットされた基板P(表示対象物T)との相対移動が
行われ、その相対移動後の各撮像位置において、撮像対
象範囲Ar内で撮像できる基板P(表示対象物T)の一
部または全部を撮像して、各1個の実写画像Trとして
取り込む。
記憶するものであり、具体的には、図2で前述のよう
に、作業エリアとして使用されるRAM603(または
補足的に使用されるES62等)が記憶手段に相当す
る。撮像制御手段は、上記の撮像手段(装着ヘッド9お
よび部品認識カメラ10、または基板認識カメラ8)を
制御して相対移動をさせ、n回の撮像により表示対象物
Tの全体を撮像させることにより、撮像結果としてn個
の実写画像Trを取得させ、記憶手段(RAM603、
ES62)にn個の実写画像Trを記憶させるものであ
り、具体的には、図2で前述のように、制御ユニット6
(特にその制御部本体60)が撮像制御手段に相当す
る。そして、この制御ユニット6による制御により、図
6の実写画像取得処理(S20)が行われる。
ち、まず、図7の表示対象範囲決定処理(S21)で
は、全体画像Frの表示対象範囲AF(図8参照)を決
定する。ここでは、前述のように、表示対象範囲AF
は、表示対象物Tの全体を囲む仮想的な矩形の範囲であ
る。例えば図9および図10に示すように、表示対象物
Tが電子部品Sの場合、部品認識カメラ10に対して装
着ヘッド9に吸着した電子部品Sを相対的に移動させ、
部品認識カメラ10により撮像した実写画像Trをタッ
チパネル61のモニタ画面に表示させて、その視野(撮
像対象範囲)Ar(図示のA1〜A4)内の実写画像T
r(T1〜T4)の電子部品Sの4隅に相当する位置
に、予めその4隅の位置合わせに用意したグラフィック
画像Egを合わせることにより、最終的に表示画像Gr
として表示する全体画像Frの表示対象範囲AF(図8
参照)を決定できる。前述のように、電子部品Sの外形
が単純な矩形の場合、この表示対象範囲を電子部品Sの
外形と合わせることもできる。なお、表示対象物Tが基
板Pの場合、基板Pに対して基板認識カメラ8を相対的
に移動させ、撮像したその視野(撮像対象範囲)Ar
(A1〜A4)内の実写画像Tr(T1〜T4)をタッ
チパネル61に表示させて、実写画像Trの基板Pの4
隅に相当する位置にグラフィック画像Egを合わせるこ
とにより、全体画像Frの表示対象範囲AFを決定でき
る。
囲決定手段)6は、撮像手段(装着ヘッド9および部品
認識カメラ10、または基板認識カメラ8)の表示対象
物Tとの相対移動を制御することにより、その相対移動
中に撮像可能な範囲を撮像させて連続的な実写画像Tr
を取得し、連続的な実写画像Trを所定の表示画面(タ
ッチパネル61のモニタ画面)に連続表示し、連続表示
された実写画像Tr内に矩形の表示対象範囲AFの4個
の頂点のうちの少なくとも1個が含まれるときに、その
頂点の位置を仮確定し、4個の頂点の位置の全てが仮確
定されたときに、4個の頂点に基づく矩形範囲を表示対
象範囲AFとして確定する。ここでは、表示対象範囲A
Fは矩形の範囲なので、その4個の頂点を確定させれば
表示対象範囲AFを確定できる。
2)では、表示対象範囲AFの寸法である表示対象寸法
を決定する。例えば上述の図8〜図10の例の場合、表
示対象範囲AFの4隅が確定されれば、それを得るため
の相対移動の移動方向や移動量等から(例えば規定の座
標に基づいて計算することにより)、表示対象範囲AF
の寸法である表示対象寸法を決定できる(表示対象物T
の外形が矩形の場合、表示対象範囲AFをそれに合わせ
れば部品外形寸法となる)。
は、撮像対象寸法および表示対象寸法に基づいて、n回
の撮像における実写画像Trの数nを含む撮像条件を決
定する。例えば上述の図8の例の場合、部品認識カメラ
10や基板認識カメラ8がその視野(撮像対象範囲)A
r内で撮像できる寸法(撮像対象寸法:Arの寸法)お
よび算出した表示対象寸法(AFの寸法)に基づいて、
撮像して取得すべき実写画像Trの数n(ここではn=
12:実写画像Trの枚数)など、必要とするn個の実
写画像Trを取得するための撮像条件を決定する。
は、撮像条件に基づいて撮像手段(装着ヘッド9および
部品認識カメラ10、または基板認識カメラ8)を制御
することにより、表示対象範囲AFの全体をn回の撮像
により撮像させ、その撮像結果としてn個の実写画像T
rを取得して記憶する。すなわち、例えば図8の例の場
合、表示対象範囲AFの全体を(n=)12回の撮像に
より撮像させ、その撮像結果として12個の実写画像T
rを取得して記憶する。
段)6は、図6の実像画像取得処理(S20)のため、
図7に示すように、まず、表示対象物Tの全体を含む表
示対象範囲AFを決定し(表示対象範囲決定処理:S2
1)、表示対象範囲AFの寸法である表示対象寸法を決
定し(表示対象寸法決定処理:S22)、撮像対象寸法
および表示対象寸法に基づいて、n回の撮像における実
写画像Trの数nを含む撮像条件を決定し(撮像条件決
定処理:S23)、撮像条件に基づいて撮像手段(装着
ヘッド9および部品認識カメラ10、または基板認識カ
メラ8)を制御することにより、表示対象範囲AFの全
体をn回の撮像により撮像させ、その撮像結果としてn
個の実写画像Trを取得して記憶し(条件制御処理:S
24)、実像画像取得処理(S20)を終了する(S2
5)。
なように、表示対象範囲AFは表示対象物Tの全体を含
むので、表示対象範囲AFの全体を撮像すれば、表示対
象物Tの全体を撮像したことになり、その撮像結果とし
てn個の実写画像Trを取得して記憶すれば、それに基
づいて表示対象物Tの全体画像Frを得ることができ、
それに基づく表示画像Grを表示できる。また、この場
合、表示対象範囲AFの寸法である表示対象寸法を決定
するので、撮像対象寸法(Arの寸法)および表示対象
寸法(AFの寸法)に基づいて、例えば表示対象範囲A
Fの全体をn個の撮像対象範囲Ar(一部重複する場合
を含む)に分割するなどにより、n回の撮像における実
写画像Trの数nやn回の撮像における各回の撮像対象
範囲Ar(を示す座標の情報)を容易に決定できる。そ
して、これらの撮像条件を決定して、その撮像条件に基
づいて制御するので、撮像手段の制御を容易に行うこと
ができ、これにより、n個の実写画像Trを容易に取得
して記憶できる。
うに表示対象範囲AFを決定し(S21)、その座標等
から算出して表示対象寸法を決定すれば(S22)、1
回の撮像対象寸法(撮像対象範囲Arの寸法)は所定の
値なので、例えば縦横それぞれについての表示対象寸法
÷撮像対象寸法(ただし剰余は切り上げ)の徐算等によ
り、実写画像Trの数nを容易に決定でき、例えば図8
に示すように、実写画像Trの数n=12が決定されれ
ば、(n=)12回の撮像における各回の撮像対象範囲
Arも容易に決定でき、これらの撮像条件により、その
撮像対象範囲Arを撮像できる撮像位置に撮像手段(装
着ヘッド9および部品認識カメラ10、または基板認識
カメラ8)を容易に相対移動でき、撮像手段の制御が容
易となる。
を容易に決定できるのであれば、それを実現するための
各回の所定(撮像対象範囲Arの中心位置や頂点等の原
点位置など)の撮像位置も容易に決定できる。このた
め、撮像条件には、n回の撮像における各回の撮像対象
範囲Arの代わりに、その撮像対象範囲Arを撮像する
ための撮像位置(を示す座標の情報)を含ませることも
できる。すなわち、各回の撮像対象範囲Arやその撮像
位置が撮像条件に含まれていれば、その撮像対象範囲A
rを撮像できる撮像位置に撮像手段を容易に相対移動さ
せることができるので、撮像手段の制御が容易になる。
このため、これらの場合、撮像条件に、n回の撮像にお
ける各回の撮像対象範囲Arおよび撮像位置の少なくと
も一方が含まれるので、その撮像条件に基づいて撮像手
段を容易に制御でき、n個の実写画像Trを容易に取得
して記憶できる。
に順に次の撮像位置に相対移動させるための移動量およ
び移動方向を含む相対移動情報が含まれるようにしても
良い。上述のように、各回の撮像位置が撮像条件に含ま
れていれば、その撮像位置に撮像手段を相対移動させる
ことは容易であるが、この各回の撮像位置をさらに整理
して、初回の撮像位置の他、順に次の撮像位置に相対移
動させるための移動量および移動方向を含む相対移動情
報として、撮像条件に含ませれば、初回の相対移動後
は、移動量および移動方向を含む相対移動情報に基づい
て制御すれば良く、さらに撮像手段の制御が容易にな
り、n個の実写画像Trをさらに容易に取得して記憶で
きる。
写画像処理(S10)の他、主に制御ユニット6(デー
タ処理手段)により、全体画像Frに基づいて表示対象
物Tの形状や座標に関するデータを作成・処理すること
ができる。このため、例えば表示対象物Tが電子部品S
の場合のその形状等を示す部品ライブラリデータの作成
・処理や、表示対象物Tが基板Pの場合のその基板P上
の電子部品Sの装着位置を示す座標データの作成・処理
など、従来は容易で無かったデータ作成・処理を容易に
行うことができる。なお、この場合、全体画像Frが得
られているので、それに基づいて自動的にデータを作成
・処理しても良いし、その表示対象物Tの全体を把握可
能な画像(全体画像またはその縮小画像)を表示できる
ので、手動により入力して表示画面上で確認しつつデー
タを作成・処理することも容易である。
タ処理手段)により、表示対象物Tの形状に関して予め
規定されたデータに基づいて、表示対象物Tが不良品か
否かを検出するためのデータ処理を行うことができる。
この場合、表示対象物Tが大型の電子部品Sや基板Pで
あっても、不良品か否かを容易に検出でき、全体画像F
rが得られるので、それに基づいて自動的なデータ処
理、すなわち自動検出を行っても良いし、その表示対象
物Tの全体を把握可能な画像(全体画像またはその縮小
画像)を表示できるので、表示画面上で不良品を視認す
ることも容易である。また、同様に、主に制御ユニット
6(データ処理手段)により、表示対象物Tの座標に関
して予め規定されたデータに基づいて、表示対象物Tの
実際の姿勢または位置に関する補正のためのデータ処理
を行うことができる。この場合、この電子部品装着装置
(データ処理装置)1では、表示対象物Tの全体画像F
rが得られるので、表示対象物Tが大型の電子部品Sや
基板Pであっても、表示対象物Tの実際の姿勢または位
置に関する補正のためのデータ処理を容易に行うことが
できる。
(データ処理手段)は、図4等でも前述のように、タッ
チパネル61の所定の表示画面に表示した表示画像Gr
に、データに基づいて生成された表示対象物Tのグラフ
ィック画像Ggを重ねて表示するので、撮像された表示
対象物Tの全体画像Frに基づく表示画像Grとデータ
に基づくグラフィック画像Ggとの差異を容易に検出で
きる。すなわち、正常な表示対象物Tの全体画像Frに
基づく表示画像Grとの差異をデータに反映させてデー
タを修正したり、正常な表示対象物Tのデータに基づく
グラフィック画像Ggとの差異により表示対象物Tの不
良を検出したり、表示対象物Tの姿勢や位置に関する補
正を行うなど、データ処理を容易に行うことができる。
また、これらの場合、この電子部品装着装置(データ処
理装置)1では、表示対象物Tの全体画像が得られるの
で、表示対象物Tが大型の電子部品Sや基板Pであって
も、小型の場合と同様の容易さで、データ処理を行うこ
とができる。
よび画像処理方法によれば、大型の電子部品や基板に対
し、撮像手段と表示手段を変更することなく、かつ、格
別な機構を付加することなく、その全体を把握可能な画
像を表示できる、などの効果がある。
した電子部品装着装置の平面図である。
ク図である。
処理フローを示すフローチャートである。
図である。
の概要についてその一例を用いて説明するための説明図
である。
る。
ャートである。
ある。
説明図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 電子部品または基板を表示対象物とし
て、1回の撮像により撮像可能な前記表示対象物の一部
または全部を撮像して、各1個の実写画像として取り込
む撮像手段と、 前記撮像手段によるn(nは自然数)回の撮像の撮像結
果としてn個の実写画像を記憶する記憶手段と、 前記撮像手段を制御して、前記n回の撮像により前記表
示対象物の全体を撮像させることにより、撮像結果とし
て前記n個の実写画像を取得させ、前記記憶手段に前記
n個の実写画像を記憶させる撮像制御手段と、 前記n個の実写画像に基づいて前記表示対象物の全体を
表す全体画像を求めるとともに、その全体画像に基づく
表示画像を所定の表示画面に表示する画像表示手段と、
を備え、 前記画像表示手段は、 前記全体画像が所定の表示画面に一括表示できない大き
さのときに、前記全体画像を一括表示可能な大きさに縮
小した縮小画像を作成する縮小画像作成手段と、 前記全体画像が一括表示できない大きさのときに、前記
縮小画像を前記表示画像として前記所定の表示画面に一
括表示する一括表示手段と、を有することを特徴とする
画像処理装置。 - 【請求項2】 電子部品または基板を表示対象物とし
て、その大きさに応じたn(nは自然数)回の撮像によ
り前記表示対象物の全体を撮像し、撮像結果としてn個
の実写画像を取得して記憶する画像取得工程と、 前記n個の実写画像に基づいて前記表示対象物の全体を
表す全体画像を求めるとともに、その全体画像に基づく
表示画像を所定の表示画面に表示する画像表示工程と、
を備え、 前記画像表示工程では、前記全体画像が前記所定の表示
画面に一括表示できない大きさのときに、前記全体画像
を一括表示可能な大きさに縮小した縮小画像を作成し
て、その縮小画像を前記表示画像として前記所定の表示
画面に一括表示することを特徴とする画像処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11086370A JP2000285235A (ja) | 1999-03-29 | 1999-03-29 | 画像処理装置および画像処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11086370A JP2000285235A (ja) | 1999-03-29 | 1999-03-29 | 画像処理装置および画像処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000285235A true JP2000285235A (ja) | 2000-10-13 |
Family
ID=13885005
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11086370A Pending JP2000285235A (ja) | 1999-03-29 | 1999-03-29 | 画像処理装置および画像処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000285235A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6987874B2 (en) | 2001-09-25 | 2006-01-17 | Hitachi, Ltd. | Method and apparatus for managing surface image of thin film device, and method and apparatus for manufacturing thin film device using the same |
| JP2009010223A (ja) * | 2007-06-28 | 2009-01-15 | Hitachi High-Tech Instruments Co Ltd | 部品ライブラリデータの検証方法 |
| JP2011155052A (ja) * | 2010-01-26 | 2011-08-11 | Hitachi High-Tech Instruments Co Ltd | 部品取出位置の教示方法及び電子部品装着装置 |
-
1999
- 1999-03-29 JP JP11086370A patent/JP2000285235A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6987874B2 (en) | 2001-09-25 | 2006-01-17 | Hitachi, Ltd. | Method and apparatus for managing surface image of thin film device, and method and apparatus for manufacturing thin film device using the same |
| JP2009010223A (ja) * | 2007-06-28 | 2009-01-15 | Hitachi High-Tech Instruments Co Ltd | 部品ライブラリデータの検証方法 |
| JP2011155052A (ja) * | 2010-01-26 | 2011-08-11 | Hitachi High-Tech Instruments Co Ltd | 部品取出位置の教示方法及び電子部品装着装置 |
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