JP2000285439A - 磁気記録媒体 - Google Patents
磁気記録媒体Info
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- JP2000285439A JP2000285439A JP8677899A JP8677899A JP2000285439A JP 2000285439 A JP2000285439 A JP 2000285439A JP 8677899 A JP8677899 A JP 8677899A JP 8677899 A JP8677899 A JP 8677899A JP 2000285439 A JP2000285439 A JP 2000285439A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 低温から高温までの環境条件下における走行
耐久性を向上させる。 【解決手段】 非磁性支持体上に少なくとも下層及び上
層が塗布されてなり、少なくとも上層が磁性層であり、
下層が少なくとも1種類以上の脂肪酸エステルと、少な
くとも1種類以上の化学式(1)又は化学式(2)で示
される亜燐酸エステルとを含有する。 (RO)2P(O)H ・・・・・・・・・・(1) (RO)nP(OH)3−n・・・・・・・・・(2) (但し、nは1〜3の整数、Rは炭素数7〜25の直鎖
又は分岐を有する飽和又は不飽和アルキル基である。)
耐久性を向上させる。 【解決手段】 非磁性支持体上に少なくとも下層及び上
層が塗布されてなり、少なくとも上層が磁性層であり、
下層が少なくとも1種類以上の脂肪酸エステルと、少な
くとも1種類以上の化学式(1)又は化学式(2)で示
される亜燐酸エステルとを含有する。 (RO)2P(O)H ・・・・・・・・・・(1) (RO)nP(OH)3−n・・・・・・・・・(2) (但し、nは1〜3の整数、Rは炭素数7〜25の直鎖
又は分岐を有する飽和又は不飽和アルキル基である。)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非磁性支持体上
に、少なくとも下層及び上層がこの順で形成されている
磁気記録媒体に関するものであり、さらに詳しくは、優
れた電磁変換特性と良好な耐久性とを併せ有する磁気記
録媒体に関する。
に、少なくとも下層及び上層がこの順で形成されている
磁気記録媒体に関するものであり、さらに詳しくは、優
れた電磁変換特性と良好な耐久性とを併せ有する磁気記
録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ装置或いはワードプロセッ
サ装置等に用いられ、持ち運び可能な磁気記録媒体とし
て磁気ディスクがある。従来より用いられている磁気デ
ィスクとしては、「2HD」と称されるフロッピーディ
スク(商標)がある。この2HDのフロッピーディスク
は、1.44MB(メガバイト)の記録容量を有してい
る。このような磁気ディスクは、文字データを記録する
には十分な記録容量を有しているが、音声データや画像
データ等のファイルサイズの大きな情報を記録するには
十分とは言えない。さらに、アプリケーションソフトの
高度化も相まって、磁気ディスクには、十分な記録容量
を有する、高容量化への要求が強くなってきている。
サ装置等に用いられ、持ち運び可能な磁気記録媒体とし
て磁気ディスクがある。従来より用いられている磁気デ
ィスクとしては、「2HD」と称されるフロッピーディ
スク(商標)がある。この2HDのフロッピーディスク
は、1.44MB(メガバイト)の記録容量を有してい
る。このような磁気ディスクは、文字データを記録する
には十分な記録容量を有しているが、音声データや画像
データ等のファイルサイズの大きな情報を記録するには
十分とは言えない。さらに、アプリケーションソフトの
高度化も相まって、磁気ディスクには、十分な記録容量
を有する、高容量化への要求が強くなってきている。
【0003】一方、磁気ディスクでは、データ転送速度
の高速化もまた求められている。これは、上述したよう
な記録容量の高容量化に伴って、データ転送率の低下が
作業性の劣化の原因となってしまうためである。このよ
うに、データ転送速度を高速化するには、先ず第1に、
磁気ディスクを駆動する際の回転数を上げることが考え
られる。
の高速化もまた求められている。これは、上述したよう
な記録容量の高容量化に伴って、データ転送率の低下が
作業性の劣化の原因となってしまうためである。このよ
うに、データ転送速度を高速化するには、先ず第1に、
磁気ディスクを駆動する際の回転数を上げることが考え
られる。
【0004】さらに、磁気ディスクを高容量化するため
には、短波長領域の信号を使用する必要がある。このた
め、磁気ディスクを高容量化した場合、短波長領域の信
号の出力を向上させる必要が生じる。これらのような要
求に応えるため、磁気ディスクでは、磁性層を薄層化す
ることが考えられる。すなわち、磁性層を薄層化するこ
とによって、短波長領域の信号を記録再生することがで
きるのである。しかしながら、磁性層を0.5μm以下
にする場合には、均一な膜質を達成することが困難であ
るとともに優れた生産性を実現することが困難である。
このため、磁気ディスクとしては、非磁性支持体上に、
非磁性粉末を結合剤中に分散させた非磁性塗料を塗布し
てなる下層非磁性層を形成し、その上に強磁性金属粉末
を結合剤中に分散してなる磁性塗料を塗布してなる上層
磁性層を形成するものが提案されている。
には、短波長領域の信号を使用する必要がある。このた
め、磁気ディスクを高容量化した場合、短波長領域の信
号の出力を向上させる必要が生じる。これらのような要
求に応えるため、磁気ディスクでは、磁性層を薄層化す
ることが考えられる。すなわち、磁性層を薄層化するこ
とによって、短波長領域の信号を記録再生することがで
きるのである。しかしながら、磁性層を0.5μm以下
にする場合には、均一な膜質を達成することが困難であ
るとともに優れた生産性を実現することが困難である。
このため、磁気ディスクとしては、非磁性支持体上に、
非磁性粉末を結合剤中に分散させた非磁性塗料を塗布し
てなる下層非磁性層を形成し、その上に強磁性金属粉末
を結合剤中に分散してなる磁性塗料を塗布してなる上層
磁性層を形成するものが提案されている。
【0005】また、高容量化を実現するためには、上層
磁性層における強磁性粉末の高密度化が必要である。そ
の為、強磁性粉末を微粒子化したり、強磁性粉末として
強磁性金属粉末を使用したり、上層磁性層を平滑にした
り、強磁性粉末の分散性を向上させることが行われてい
る。その結果、上層磁性層における強磁性粉末の高密度
化を達成することができ、且つ、上層磁性層の表面性が
より平滑になる。しかしながら、このような磁気ディス
クでは、駆動装置に装着され、当該駆動装置のヘッドス
ライダーに装着された磁気ヘッドで記録再生されると、
ヘッドスライダーと上層磁性層との摩擦が大きな問題と
なる。すなわち、磁気ディスクでは、上層磁性層の表面
性がより平滑になると、上層磁性層とヘッドスライダー
との摩擦係数が増大することとなり、走行性が劣化して
しまい上層磁性層が損傷される等の走行耐久性の問題が
顕著になる。
磁性層における強磁性粉末の高密度化が必要である。そ
の為、強磁性粉末を微粒子化したり、強磁性粉末として
強磁性金属粉末を使用したり、上層磁性層を平滑にした
り、強磁性粉末の分散性を向上させることが行われてい
る。その結果、上層磁性層における強磁性粉末の高密度
化を達成することができ、且つ、上層磁性層の表面性が
より平滑になる。しかしながら、このような磁気ディス
クでは、駆動装置に装着され、当該駆動装置のヘッドス
ライダーに装着された磁気ヘッドで記録再生されると、
ヘッドスライダーと上層磁性層との摩擦が大きな問題と
なる。すなわち、磁気ディスクでは、上層磁性層の表面
性がより平滑になると、上層磁性層とヘッドスライダー
との摩擦係数が増大することとなり、走行性が劣化して
しまい上層磁性層が損傷される等の走行耐久性の問題が
顕著になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、従来より、磁
気ディスクでは、上層磁性層中に様々な潤滑剤を添加
し、走行耐久性を向上させることが行われてきた。使用
される潤滑剤としては、脂肪酸エステルを用いる方法
(特開昭50-22603号公報、特開昭50-153905号公報、特
開昭55-139637号公報、特公昭39-28367号公報、特公昭4
1-18065号公報、特公昭47-12950号公報等)、脂肪酸や
炭化水素を用いる方法、更に、高分子量で且つ分岐した
炭化水素基あるいは不飽和炭化水素基を有した脂肪酸エ
ステルを用いる方法(特公昭47-12950号公報、特開昭58
-160425号公報、特開昭58-218038号公報、特開昭60-205
827号公報、特開昭61-294637号公報、特開昭62-125529
号公報等)が開示されている。
気ディスクでは、上層磁性層中に様々な潤滑剤を添加
し、走行耐久性を向上させることが行われてきた。使用
される潤滑剤としては、脂肪酸エステルを用いる方法
(特開昭50-22603号公報、特開昭50-153905号公報、特
開昭55-139637号公報、特公昭39-28367号公報、特公昭4
1-18065号公報、特公昭47-12950号公報等)、脂肪酸や
炭化水素を用いる方法、更に、高分子量で且つ分岐した
炭化水素基あるいは不飽和炭化水素基を有した脂肪酸エ
ステルを用いる方法(特公昭47-12950号公報、特開昭58
-160425号公報、特開昭58-218038号公報、特開昭60-205
827号公報、特開昭61-294637号公報、特開昭62-125529
号公報等)が開示されている。
【0007】しかしながら、従来のこれらの方法をもっ
てしても、磁気ディスクでは、特に、高温から低温まで
の温度サイクル条件下、高温から低温までの環境条件下
における走行耐久性を向上させるには充分でないといっ
た問題点があった。
てしても、磁気ディスクでは、特に、高温から低温まで
の温度サイクル条件下、高温から低温までの環境条件下
における走行耐久性を向上させるには充分でないといっ
た問題点があった。
【0008】そこで、本発明は、上述したような問題点
に鑑がみなされたものであり、低温から高温までの環境
条件下における走行耐久性に優れた磁気記録媒体を提供
することを目的とする。
に鑑がみなされたものであり、低温から高温までの環境
条件下における走行耐久性に優れた磁気記録媒体を提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、本発明者が鋭意検討した結果、所定の亜燐酸エ
ステルを脂肪酸エステルとともに下層に含有させた場
合、走行耐久性が大きく向上されるといった知見を得る
に至った。
ために、本発明者が鋭意検討した結果、所定の亜燐酸エ
ステルを脂肪酸エステルとともに下層に含有させた場
合、走行耐久性が大きく向上されるといった知見を得る
に至った。
【0010】すなわち、本発明に係る磁気記録媒体は、
非磁性支持体上に少なくとも下層及び上層が塗布されて
なり、少なくとも上層が磁性層である磁気記録媒体にお
いて、上記下層は、脂肪酸エステルを少なくとも一種類
以上と、化学式(1)又は化学式(2)で示される亜燐
酸エステルを少なくとも一種類以上とを含有することを
特徴とする。
非磁性支持体上に少なくとも下層及び上層が塗布されて
なり、少なくとも上層が磁性層である磁気記録媒体にお
いて、上記下層は、脂肪酸エステルを少なくとも一種類
以上と、化学式(1)又は化学式(2)で示される亜燐
酸エステルを少なくとも一種類以上とを含有することを
特徴とする。
【0011】 (RO)2P(O)H ・・・・・・・・・・(1) (RO)nP(OH)3−n・・・・・・・・・(2) (但し、nは1〜3の整数、Rは炭素数7〜25の直鎖
又は分岐を有する飽和又は不飽和アルキル基である。)
又は分岐を有する飽和又は不飽和アルキル基である。)
【0012】以上のように構成された本発明に係る磁気
記録媒体では、科学的根拠は明かでないが、脂肪酸エス
テルと亜燐酸エステルとを添加させると、下層に脂肪酸
エステルを単独で添加する場合と比較すると、下層の硬
化温度が比較的低温となる。すなわち、この磁気記録媒
体では、比較的低温であっても硬化を促進させることが
できる。これは、結合剤の硬化反応が亜燐酸エステルを
含有させることによって、優れた反応性になっていると
推察される。これにより、比較的低温での硬化処理で所
望の硬度が得られる結果、高温で処理する際に出現する
非磁性支持体の歪み(いわゆる、カール)を抑える等の
効果が得られる。また、高湿下において、この亜燐酸エ
ステルが、磁気ディスクと磁気ヘッド等とが摺動する際
に生ずる、脂肪酸エステルの加水分解を抑えていること
も推察される。
記録媒体では、科学的根拠は明かでないが、脂肪酸エス
テルと亜燐酸エステルとを添加させると、下層に脂肪酸
エステルを単独で添加する場合と比較すると、下層の硬
化温度が比較的低温となる。すなわち、この磁気記録媒
体では、比較的低温であっても硬化を促進させることが
できる。これは、結合剤の硬化反応が亜燐酸エステルを
含有させることによって、優れた反応性になっていると
推察される。これにより、比較的低温での硬化処理で所
望の硬度が得られる結果、高温で処理する際に出現する
非磁性支持体の歪み(いわゆる、カール)を抑える等の
効果が得られる。また、高湿下において、この亜燐酸エ
ステルが、磁気ディスクと磁気ヘッド等とが摺動する際
に生ずる、脂肪酸エステルの加水分解を抑えていること
も推察される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る磁気記録媒体
の具体的な実施の形態について図面を参照して詳細に説
明する。
の具体的な実施の形態について図面を参照して詳細に説
明する。
【0014】本実施の形態では、図1に示すように、円
盤状に形成された磁気ディスク1について説明する。こ
の磁気ディスク1は、円盤状を呈する非磁性支持体2の
両主面2a,2b上に、下層非磁性層3及び上層磁性層
4がこの順でそれぞれ形成されてなる構成とされる。な
お、本発明は、この実施の形態に示した構成を有する磁
気ディスク1に限定されるものではなく、例えば、非磁
性支持体2の一方の主面2aのみに下層非磁性層3及び
上層磁性層4を有するような構成であっても、また、下
層非磁性層3の代わりに下層磁性層を有するような構成
であってもよい。
盤状に形成された磁気ディスク1について説明する。こ
の磁気ディスク1は、円盤状を呈する非磁性支持体2の
両主面2a,2b上に、下層非磁性層3及び上層磁性層
4がこの順でそれぞれ形成されてなる構成とされる。な
お、本発明は、この実施の形態に示した構成を有する磁
気ディスク1に限定されるものではなく、例えば、非磁
性支持体2の一方の主面2aのみに下層非磁性層3及び
上層磁性層4を有するような構成であっても、また、下
層非磁性層3の代わりに下層磁性層を有するような構成
であってもよい。
【0015】また、この磁気ディスク1において、下層
非磁性層3は、非磁性粉末を結合剤中に分散させるとと
もに、詳細を後述する潤滑剤を添加してなる非磁性塗料
を非磁性支持体2上に塗布することにより形成される。
さらに、上層磁性層4は、強磁性粉末を結合剤中に分散
させてなる磁性塗料を下層非磁性層3上に塗布すること
により形成される。
非磁性層3は、非磁性粉末を結合剤中に分散させるとと
もに、詳細を後述する潤滑剤を添加してなる非磁性塗料
を非磁性支持体2上に塗布することにより形成される。
さらに、上層磁性層4は、強磁性粉末を結合剤中に分散
させてなる磁性塗料を下層非磁性層3上に塗布すること
により形成される。
【0016】ここで、下層非磁性層3中に含有される潤
滑剤は、脂肪酸エステルを少なくとも一種類以上と、化
学式(1)又は化学式(2)で示される亜燐酸エステル
を少なくとも一種類以上とから構成される。
滑剤は、脂肪酸エステルを少なくとも一種類以上と、化
学式(1)又は化学式(2)で示される亜燐酸エステル
を少なくとも一種類以上とから構成される。
【0017】 (RO)2P(O)H ・・・・・・・・・・(1) (RO)nP(OH)3−n・・・・・・・・・(2) (但し、nは1〜3の整数、Rは炭素数7〜25の直鎖
又は分岐を有する飽和又は不飽和アルキル基である。) 具体的に、脂肪酸エステルは、アルコールと脂肪酸とを
エステル結合させることにより作製されるものが用いら
れる。
又は分岐を有する飽和又は不飽和アルキル基である。) 具体的に、脂肪酸エステルは、アルコールと脂肪酸とを
エステル結合させることにより作製されるものが用いら
れる。
【0018】ここで、使用されるアルコールとしては、
エタノール、ブタノール、フェノール、ベンジルアルコ
ール、2−メチルブチルアルコール、2−ヘキシルデシ
ルアルコール、プロピレングリコールモノブチルエーテ
ル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジプロピ
レングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコ
ールモノブチルエーテル、s−ブチルアルコール等のモ
ノアルコール類、エチレングリコール、ジエチレングリ
コール、ネオペンチルグリコール、グリセリン、ソルビ
タン誘導体等の多価アルコールが挙げられる。また、脂
肪酸としては、酢酸、プロピオン酸、オクタン酸、2−
エチルヘキサン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、ステア
リン酸、パルミチン酸、ベヘン酸、アラキン酸、オレイ
ン酸、リノール酸、リノレン酸、エライジン酸、パルミ
トレイン酸等の脂肪族カルボン酸またはこれらの混合物
が挙げられる。
エタノール、ブタノール、フェノール、ベンジルアルコ
ール、2−メチルブチルアルコール、2−ヘキシルデシ
ルアルコール、プロピレングリコールモノブチルエーテ
ル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジプロピ
レングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコ
ールモノブチルエーテル、s−ブチルアルコール等のモ
ノアルコール類、エチレングリコール、ジエチレングリ
コール、ネオペンチルグリコール、グリセリン、ソルビ
タン誘導体等の多価アルコールが挙げられる。また、脂
肪酸としては、酢酸、プロピオン酸、オクタン酸、2−
エチルヘキサン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、ステア
リン酸、パルミチン酸、ベヘン酸、アラキン酸、オレイ
ン酸、リノール酸、リノレン酸、エライジン酸、パルミ
トレイン酸等の脂肪族カルボン酸またはこれらの混合物
が挙げられる。
【0019】脂肪酸エステルは、上述したような原料を
適宜組み合わせて作製される。脂肪酸エステルの具体例
としては、ブチルステアレート、s−ブチルステアレー
ト、イソプロピルステアレート、ブチルオレエート、ア
ミルステアレート、3−メチルブチルステアレート、2
−エチルヘキシルステアレート、2−ヘキシルデシルス
テアレート、ブチルパルミテート、2−エチルヘキシル
ミリステート、ブチルステアレートとブチルパルミテー
トの混合物、ブトキシエチルステアレート、2−ブトキ
シ−1−プロピルステアレート、ジプロピレングリコー
ルモノブチルエ−テルをステアリン酸でエステル化した
もの、ジエチレングリコールジパルミテート、ヘキサメ
チレンジオールをミリスチン酸でエステル化してジエス
テルとしたもの、グリセリンのオレエート等の種々のエ
ステル化合物を挙げることができる。
適宜組み合わせて作製される。脂肪酸エステルの具体例
としては、ブチルステアレート、s−ブチルステアレー
ト、イソプロピルステアレート、ブチルオレエート、ア
ミルステアレート、3−メチルブチルステアレート、2
−エチルヘキシルステアレート、2−ヘキシルデシルス
テアレート、ブチルパルミテート、2−エチルヘキシル
ミリステート、ブチルステアレートとブチルパルミテー
トの混合物、ブトキシエチルステアレート、2−ブトキ
シ−1−プロピルステアレート、ジプロピレングリコー
ルモノブチルエ−テルをステアリン酸でエステル化した
もの、ジエチレングリコールジパルミテート、ヘキサメ
チレンジオールをミリスチン酸でエステル化してジエス
テルとしたもの、グリセリンのオレエート等の種々のエ
ステル化合物を挙げることができる。
【0020】また、亜燐酸エステルとしては、ジラウリ
ルハイドロゲンフォスファイト、ジオレイルハイドロゲ
ンフォスファイト、ジステアリルハイドロゲンフォスフ
ァイト等種々の亜燐酸エステル化合物を挙げることがで
きる。さらに、化学式(1)式で示される亜燐酸エステ
ルとしては、トリエチルフォスファイト、トリデシルフ
ォスファイト、トリス(トリデシル)フォスファイト、
トリステアリルフォスファイト等種々の亜燐酸エステル
化合物を挙げることができる。
ルハイドロゲンフォスファイト、ジオレイルハイドロゲ
ンフォスファイト、ジステアリルハイドロゲンフォスフ
ァイト等種々の亜燐酸エステル化合物を挙げることがで
きる。さらに、化学式(1)式で示される亜燐酸エステ
ルとしては、トリエチルフォスファイト、トリデシルフ
ォスファイト、トリス(トリデシル)フォスファイト、
トリステアリルフォスファイト等種々の亜燐酸エステル
化合物を挙げることができる。
【0021】下層非磁性層3において、これら脂肪酸エ
ステル及び亜燐酸エステルは、任意の割合で添加される
が、下層非磁性層3に含有される非磁性粉末100重量
部当たり、脂肪酸エステルの総重量が0.2〜20重量
部、特に3〜12重量部であることが好ましく、亜燐酸
エステルの総重量が脂肪酸エステル100重量部当たり
0.01〜100重量部で有ることが好ましい。
ステル及び亜燐酸エステルは、任意の割合で添加される
が、下層非磁性層3に含有される非磁性粉末100重量
部当たり、脂肪酸エステルの総重量が0.2〜20重量
部、特に3〜12重量部であることが好ましく、亜燐酸
エステルの総重量が脂肪酸エステル100重量部当たり
0.01〜100重量部で有ることが好ましい。
【0022】脂肪酸エステルの総重量が非磁性粉末10
0重量部当たり0.2重量部未満の場合には、潤滑剤と
しての効果が期待できない虞がある。また、脂肪酸エス
テルの総重量が非磁性粉末100重量部当たり20重量
部を超える場合には、脂肪酸エステルが磁性層の表面に
ブリードアウトしてしまい、カレンダー処理時等におい
て張り付き等が発生し、生産歩留まりが著しく低下する
虞がある。
0重量部当たり0.2重量部未満の場合には、潤滑剤と
しての効果が期待できない虞がある。また、脂肪酸エス
テルの総重量が非磁性粉末100重量部当たり20重量
部を超える場合には、脂肪酸エステルが磁性層の表面に
ブリードアウトしてしまい、カレンダー処理時等におい
て張り付き等が発生し、生産歩留まりが著しく低下する
虞がある。
【0023】一方、亜燐酸エステルの総重量が脂肪酸エ
ステル100重量部当たり0.01重量部未満の場合に
は、亜燐酸エステルの効果が期待できない虞がある。ま
た、亜燐酸エステルの総重量が脂肪酸エステル100重
量部当たり100重量部を超える場合には、亜燐酸エス
テルが過剰となり、磁気ヘッドに付着物を形成し、出力
のレベルダウンを引き起こす虞がある。
ステル100重量部当たり0.01重量部未満の場合に
は、亜燐酸エステルの効果が期待できない虞がある。ま
た、亜燐酸エステルの総重量が脂肪酸エステル100重
量部当たり100重量部を超える場合には、亜燐酸エス
テルが過剰となり、磁気ヘッドに付着物を形成し、出力
のレベルダウンを引き起こす虞がある。
【0024】これら脂肪酸エステル及び亜燐酸エステル
は、下層非磁性層3に含有させることにより、除々に適
量が上層磁性層4に滲みだし、適度に且つ長時間に亘っ
て磁気ディスクの表面に潤滑性を付与することができ
る。したがって、下層非磁性層3に脂肪酸エステル及び
亜燐酸エステルを含有させることによって、磁気ディス
クの走行耐久性を長期間に亘って向上させることができ
る。なお、これら脂肪酸エステル及び亜燐酸エステル
は、上層磁性層4を形成する磁性塗料中に含有されてい
ても良い。
は、下層非磁性層3に含有させることにより、除々に適
量が上層磁性層4に滲みだし、適度に且つ長時間に亘っ
て磁気ディスクの表面に潤滑性を付与することができ
る。したがって、下層非磁性層3に脂肪酸エステル及び
亜燐酸エステルを含有させることによって、磁気ディス
クの走行耐久性を長期間に亘って向上させることができ
る。なお、これら脂肪酸エステル及び亜燐酸エステル
は、上層磁性層4を形成する磁性塗料中に含有されてい
ても良い。
【0025】次に、上層磁性層4について説明する。
【0026】上層磁性層4には、強磁性粉末が含有され
る。この強磁性粉末としては、特に制限はないが、例示
するならば、強磁性合金粉末、強磁性六方晶系フェライ
ト粉末、強磁性酸化鉄粒子、強磁性CrO2、強磁性コ
バルトフェライト(CoO−Fe2O3)、コバルト吸
着酸化物、窒化鉄等の微粒子を挙げることができる。強
磁性合金粉末としては、Fe合金粉末、Co合金粉末、
Ni合金粉末、並びに、Fe−Co、Fe−Ni、Fe
−Co−Ni、Co−Ni、Fe−Co−B、Fe−C
o−B、Mn−Bi、Mn−Al、Fe−Co−V等の
合金粉末、或いはこれらの合金と他の元素との化合物で
ある合金粉末を使用することができる。
る。この強磁性粉末としては、特に制限はないが、例示
するならば、強磁性合金粉末、強磁性六方晶系フェライ
ト粉末、強磁性酸化鉄粒子、強磁性CrO2、強磁性コ
バルトフェライト(CoO−Fe2O3)、コバルト吸
着酸化物、窒化鉄等の微粒子を挙げることができる。強
磁性合金粉末としては、Fe合金粉末、Co合金粉末、
Ni合金粉末、並びに、Fe−Co、Fe−Ni、Fe
−Co−Ni、Co−Ni、Fe−Co−B、Fe−C
o−B、Mn−Bi、Mn−Al、Fe−Co−V等の
合金粉末、或いはこれらの合金と他の元素との化合物で
ある合金粉末を使用することができる。
【0027】更に、強磁性合金粉末の磁気特性を改良す
るため、組成中にAl、Si、P、B、C等の非金属が
添加されることもある。通常、強磁性合金粉末の粒子表
面は、化学的に安定させるために酸化物の層が形成され
ている。酸化物の形成方法としては、公知の徐酸化処
理、すなわち有機溶剤に浸漬したのち乾燥させる方法、
有機溶剤に浸漬したのち酸素含有ガスを送り込んで表面
に酸化膜を形成したのち乾燥させる方法、有機溶剤を用
いず酸素ガスと不活性ガスの分圧を調整して表面に酸化
皮膜を形成する方法等が挙げられ、いずれを施したもの
でも用いることができる。強磁性六方晶系フェライト粉
末としては、平板状でその平板面に垂直な方向に磁化容
易軸がある強磁性粉末であって、バリウムフェライト、
ストロンチウムフェライト、鉛フェライト、カルシウム
フェライトあるいはそれらのコバルト置換体等があり、
中でも特にバリウムフェライトのコバルト置換体、スト
ロンチウムフェライトのコバルト置換体が好ましい。更
に、必要に応じて、強磁性六方晶系フェライト粉末の磁
気特性を改良するためにIn、Zn、Ge、Nb、V等
の元素を添加してもよい。強磁性六方晶系フェライト粉
末は、長波長記録の場合、出力が他の強磁性粉末に比例
して低めではあるが、高周波帯域の記録波長が1.5μ
m以下、好ましくは1.0μm以下の短波長記録の場
合、他の強磁性粉末よりもむしろ高出力となる。
るため、組成中にAl、Si、P、B、C等の非金属が
添加されることもある。通常、強磁性合金粉末の粒子表
面は、化学的に安定させるために酸化物の層が形成され
ている。酸化物の形成方法としては、公知の徐酸化処
理、すなわち有機溶剤に浸漬したのち乾燥させる方法、
有機溶剤に浸漬したのち酸素含有ガスを送り込んで表面
に酸化膜を形成したのち乾燥させる方法、有機溶剤を用
いず酸素ガスと不活性ガスの分圧を調整して表面に酸化
皮膜を形成する方法等が挙げられ、いずれを施したもの
でも用いることができる。強磁性六方晶系フェライト粉
末としては、平板状でその平板面に垂直な方向に磁化容
易軸がある強磁性粉末であって、バリウムフェライト、
ストロンチウムフェライト、鉛フェライト、カルシウム
フェライトあるいはそれらのコバルト置換体等があり、
中でも特にバリウムフェライトのコバルト置換体、スト
ロンチウムフェライトのコバルト置換体が好ましい。更
に、必要に応じて、強磁性六方晶系フェライト粉末の磁
気特性を改良するためにIn、Zn、Ge、Nb、V等
の元素を添加してもよい。強磁性六方晶系フェライト粉
末は、長波長記録の場合、出力が他の強磁性粉末に比例
して低めではあるが、高周波帯域の記録波長が1.5μ
m以下、好ましくは1.0μm以下の短波長記録の場
合、他の強磁性粉末よりもむしろ高出力となる。
【0028】また、強磁性粉末の形状としては、特に制
限はなく、例示するならば、針状、粒状、サイコロ状、
米粒状および板状のものなどを挙げることができる。針
状の場合、針状比は、3/1〜30/1、特に、4/1
以上が好ましい。この強磁性粉末の比表面積としては、
優れた電磁変換特性を達成するためには、40m2/g
以上が好ましく、更に45m2/g以上がより好まし
い。
限はなく、例示するならば、針状、粒状、サイコロ状、
米粒状および板状のものなどを挙げることができる。針
状の場合、針状比は、3/1〜30/1、特に、4/1
以上が好ましい。この強磁性粉末の比表面積としては、
優れた電磁変換特性を達成するためには、40m2/g
以上が好ましく、更に45m2/g以上がより好まし
い。
【0029】さらに、上層磁性層4中に含有させる結合
剤としては、従来公知の熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂ま
たは電子線等による放射線架橋型樹脂やこれらの混合物
を使用することができる。
剤としては、従来公知の熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂ま
たは電子線等による放射線架橋型樹脂やこれらの混合物
を使用することができる。
【0030】熱可塑性樹脂としては、軟化点温度が15
0℃以下、平均分子量が5000〜50000、重合度
が約50〜500程度のものが好ましい。例示するなら
ば、塩化ビニル酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル塩化ビ
ニリデン共重合体、塩化ビニルアクリロニトリル共重合
体、アクリル酸エステルアクリロニトリル共重合体、ア
クリル酸エステル塩化ビニリデン共重合体、アクリル酸
エステルスチレン共重合体、メタクリル酸エステルアク
リロニトリル共重合体、メククリル酸エステル塩化ビニ
リデン、メククリル酸エステルスチレン共重合体、ウレ
タンエラストマー、ポリ弗化ビニル、塩化ビニリデンア
クリロニトリル共重合体、ブタジエンアクリロニトリル
共重合体、ポリアミド樹脂、ポリビニルブチラール、セ
ルロース誘導体(セルロースアセテートブチレート、セ
ルロースダイアセテート、セルローストリアセテート、
セル ロースプロピオネート、ニトロセルロース等)、
スチレンブタジエン共重合体、ポリエステル樹脂、各種
の合成ゴム系の熱可塑性樹脂(ポリブタジエン、ポリク
ロロプレン、ポリイソプレン、スチレンブタジエン共重
合体など)及びこれらの混合物等を挙げることができ
る。
0℃以下、平均分子量が5000〜50000、重合度
が約50〜500程度のものが好ましい。例示するなら
ば、塩化ビニル酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル塩化ビ
ニリデン共重合体、塩化ビニルアクリロニトリル共重合
体、アクリル酸エステルアクリロニトリル共重合体、ア
クリル酸エステル塩化ビニリデン共重合体、アクリル酸
エステルスチレン共重合体、メタクリル酸エステルアク
リロニトリル共重合体、メククリル酸エステル塩化ビニ
リデン、メククリル酸エステルスチレン共重合体、ウレ
タンエラストマー、ポリ弗化ビニル、塩化ビニリデンア
クリロニトリル共重合体、ブタジエンアクリロニトリル
共重合体、ポリアミド樹脂、ポリビニルブチラール、セ
ルロース誘導体(セルロースアセテートブチレート、セ
ルロースダイアセテート、セルローストリアセテート、
セル ロースプロピオネート、ニトロセルロース等)、
スチレンブタジエン共重合体、ポリエステル樹脂、各種
の合成ゴム系の熱可塑性樹脂(ポリブタジエン、ポリク
ロロプレン、ポリイソプレン、スチレンブタジエン共重
合体など)及びこれらの混合物等を挙げることができ
る。
【0031】熱硬化性樹脂としては、フェノール樹脂、
エポキシ樹脂、ポリウレタン硬化型樹脂、尿素樹脂、メ
ラミン樹脂、アルキッド樹脂、シリコーン樹脂、ポリア
ミン樹脂、尿素ホルムアルデヒド樹脂等を挙げることが
できる。
エポキシ樹脂、ポリウレタン硬化型樹脂、尿素樹脂、メ
ラミン樹脂、アルキッド樹脂、シリコーン樹脂、ポリア
ミン樹脂、尿素ホルムアルデヒド樹脂等を挙げることが
できる。
【0032】また、上述したような結合剤として使用さ
れる樹脂の分子中には、−SO3H、−OSO3H、−
PO3H、−OPO3H2、−COOH等の酸性基また
はそれらの塩、あるいはヒドロキシル基、エポキシ基、
アミノ基等の極性基を持つものがより優れた分散性と塗
膜耐久性を与える。この中でも−SO3Na、−COO
H、−OPO3Na2、−NH2基を持つものが好まし
い。
れる樹脂の分子中には、−SO3H、−OSO3H、−
PO3H、−OPO3H2、−COOH等の酸性基また
はそれらの塩、あるいはヒドロキシル基、エポキシ基、
アミノ基等の極性基を持つものがより優れた分散性と塗
膜耐久性を与える。この中でも−SO3Na、−COO
H、−OPO3Na2、−NH2基を持つものが好まし
い。
【0033】さらに、上層磁性層4には、モース硬度5
以上の無機質粒子を含有されることが好ましい。上層磁
性層4にモース硬度5以上の無機質粒子を含有させるこ
とによって、磁気ディスク表面を所望の粗度とすること
ができ、駆動装置の磁気ヘッドを研磨するクリーニング
効果を付与することができる。
以上の無機質粒子を含有されることが好ましい。上層磁
性層4にモース硬度5以上の無機質粒子を含有させるこ
とによって、磁気ディスク表面を所望の粗度とすること
ができ、駆動装置の磁気ヘッドを研磨するクリーニング
効果を付与することができる。
【0034】使用される無機質粒子はとして、モース硬
度が5以上であれば特に制限はない。モース硬度が5以
上の無機質粒子としては、Al2O3(モース硬度
9)、TiO(モース硬度6)、TiO2(モース硬度
6.5)、SiO2(モース硬度7)、SnO2(モー
ス硬度6.5)、Cr2O3(モース硬度9)及びα−
Fe2O3(モース硬度5.5)を挙げることができ、
これらを単独あるいは混合して用いることができる。な
お、特に好ましくは、モース硬度が8以上の無機質粒子
を用いる。
度が5以上であれば特に制限はない。モース硬度が5以
上の無機質粒子としては、Al2O3(モース硬度
9)、TiO(モース硬度6)、TiO2(モース硬度
6.5)、SiO2(モース硬度7)、SnO2(モー
ス硬度6.5)、Cr2O3(モース硬度9)及びα−
Fe2O3(モース硬度5.5)を挙げることができ、
これらを単独あるいは混合して用いることができる。な
お、特に好ましくは、モース硬度が8以上の無機質粒子
を用いる。
【0035】無機質粒子のモース硬度が5よりも低いよ
うなものを用いた場合には、上層磁性層から無機質粒子
が脱落しやすく、また磁気ヘッドの研磨作用も殆どない
ため、磁気ヘッドの目詰まりを発生しやすく、また走行
耐久性も乏しくなる。このような無機質粒子の含有量
は、通常、強磁性粉末100重量部に対して0.1〜2
0重量部の範囲であり、好ましくは1〜10重量部の範
囲である。
うなものを用いた場合には、上層磁性層から無機質粒子
が脱落しやすく、また磁気ヘッドの研磨作用も殆どない
ため、磁気ヘッドの目詰まりを発生しやすく、また走行
耐久性も乏しくなる。このような無機質粒子の含有量
は、通常、強磁性粉末100重量部に対して0.1〜2
0重量部の範囲であり、好ましくは1〜10重量部の範
囲である。
【0036】さらにまた、上層磁性層4には、帯電防止
剤を添加することもできる。帯電防止剤としては、カー
ボンブラック、カーボンブラックグラフトポリマーなど
の導電性微粉末;サポニンなどの天然界面活性剤;アル
キレンオキサイド系、グリセリン系およびグリシドール
系などのノニオン系界面活性剤;高級アルキルアミン
類、第4級アンモニウム塩類、ピリジンその他の複素環
化合物の塩類、ホスホニウムまたはスルホニウム類など
のカチオン性界面活性剤;カルボン酸、燐酸、硫酸エス
テル基、燐酸エステル基等の酸性基を含むアニオン性界
面活性剤;アミノ酸類、アミノスルホン酸類、アミノア
ルコールの硫酸または燐酸エステル類等の両性界面活性
剤等を挙げることができる。
剤を添加することもできる。帯電防止剤としては、カー
ボンブラック、カーボンブラックグラフトポリマーなど
の導電性微粉末;サポニンなどの天然界面活性剤;アル
キレンオキサイド系、グリセリン系およびグリシドール
系などのノニオン系界面活性剤;高級アルキルアミン
類、第4級アンモニウム塩類、ピリジンその他の複素環
化合物の塩類、ホスホニウムまたはスルホニウム類など
のカチオン性界面活性剤;カルボン酸、燐酸、硫酸エス
テル基、燐酸エステル基等の酸性基を含むアニオン性界
面活性剤;アミノ酸類、アミノスルホン酸類、アミノア
ルコールの硫酸または燐酸エステル類等の両性界面活性
剤等を挙げることができる。
【0037】さらにまた、上層磁性層4には、潤滑剤を
添加しても良い。潤滑剤としては、上述したような脂肪
酸エステル及び亜燐酸エステル以外にも以下のようなも
のが併用可能である。併用可能な潤滑剤としては、炭素
数8〜22の脂肪酸或いは脂肪酸アミド、脂肪族アルコ
ール等が使用できる。また、シリコンオイル、グラフア
イト、二硫化モリブデン、チッ化硼素、フッ化黒鉛、フ
ッ素アルコール、ポリオレフイン(ポリエチレンワツク
ス等)、ポリグリコール(ポリエチレンオキシドワツク
ス等)、アルキル燐酸エステル、ポリフエニルエーテ
ル、二硫化タングステンも使用できる。これら有機化合
物系の潤滑剤の具体例としては、ミリスチン酸、オレイ
ン酸、ステアリン酸、オレイルアルコール、ラウリルア
ルコール等を挙げることができる。
添加しても良い。潤滑剤としては、上述したような脂肪
酸エステル及び亜燐酸エステル以外にも以下のようなも
のが併用可能である。併用可能な潤滑剤としては、炭素
数8〜22の脂肪酸或いは脂肪酸アミド、脂肪族アルコ
ール等が使用できる。また、シリコンオイル、グラフア
イト、二硫化モリブデン、チッ化硼素、フッ化黒鉛、フ
ッ素アルコール、ポリオレフイン(ポリエチレンワツク
ス等)、ポリグリコール(ポリエチレンオキシドワツク
ス等)、アルキル燐酸エステル、ポリフエニルエーテ
ル、二硫化タングステンも使用できる。これら有機化合
物系の潤滑剤の具体例としては、ミリスチン酸、オレイ
ン酸、ステアリン酸、オレイルアルコール、ラウリルア
ルコール等を挙げることができる。
【0038】次に、下層非磁性層3について説明する。
【0039】下層非磁性層3には、非磁性粉末が含有さ
れる。この非磁性粉末としては、例えば、α−Fe2O
3、TiO2、カーボンブラック、グラファイト、硫酸
バリウム、ZnS、MgCO3、CaCO3、ZnO、
CaO、二硫化タングステン、二硫化モリブデン、窒化
ホウ素、MgO、SnO2、Cr2O3、α−Al2O
3、α−FeOOH、SiC、酸化セリウム、コランダ
ム、人造ダイヤモンド、α−酸化鉄、ザクロ石、ガーネ
ット、ケイ石、窒化ケイ素、窒化ホウ素、炭化ケイ素、
炭化モリブデン、炭化ホウ素、炭化タングステン、チタ
ンカーバイド、トリボリ、ケイソウ土、ドロマイト等を
挙げることができる。
れる。この非磁性粉末としては、例えば、α−Fe2O
3、TiO2、カーボンブラック、グラファイト、硫酸
バリウム、ZnS、MgCO3、CaCO3、ZnO、
CaO、二硫化タングステン、二硫化モリブデン、窒化
ホウ素、MgO、SnO2、Cr2O3、α−Al2O
3、α−FeOOH、SiC、酸化セリウム、コランダ
ム、人造ダイヤモンド、α−酸化鉄、ザクロ石、ガーネ
ット、ケイ石、窒化ケイ素、窒化ホウ素、炭化ケイ素、
炭化モリブデン、炭化ホウ素、炭化タングステン、チタ
ンカーバイド、トリボリ、ケイソウ土、ドロマイト等を
挙げることができる。
【0040】それらの中で好ましいのはα−Fe2O
3、TiO2、カーボンブラック、CaCO3、硫酸バ
リウム、α−Al2O3、α−FeOOH、Cr2O3
等の無機粉末やポリエチレン等のポリマー粉末等であ
る。
3、TiO2、カーボンブラック、CaCO3、硫酸バ
リウム、α−Al2O3、α−FeOOH、Cr2O3
等の無機粉末やポリエチレン等のポリマー粉末等であ
る。
【0041】また、下層非磁性層3に含有される結合剤
としては、下層非磁性層3の表面性すなわち下層非磁性
層3に含有される顔料の分散能及び上層磁性層4との界
面の一様性を満たすことを第一義に考えて選択されるこ
とが好ましい。このような結合剤としては、上述した上
層磁性層4で使用される結合剤と同様に、従来公知の熱
可塑性樹脂、熱硬化性樹脂または電子線等による放射線
架橋型樹脂やこれらの混合物を使用することができる。
としては、下層非磁性層3の表面性すなわち下層非磁性
層3に含有される顔料の分散能及び上層磁性層4との界
面の一様性を満たすことを第一義に考えて選択されるこ
とが好ましい。このような結合剤としては、上述した上
層磁性層4で使用される結合剤と同様に、従来公知の熱
可塑性樹脂、熱硬化性樹脂または電子線等による放射線
架橋型樹脂やこれらの混合物を使用することができる。
【0042】さらに、下層非磁性層3には、上述したよ
うな脂肪酸エステル及び亜燐酸エステル以外にも以下の
ような潤滑剤を使用することができる。併用可能な潤滑
剤としては、炭素数8〜22の脂肪酸或いは脂肪酸アミ
ド、脂肪族アルコール等が使用できる。また、潤滑剤と
しては、シリコンオイル、グラフアイト、二硫化モリブ
デン、チッ化硼素、フッ化黒鉛、フッ素アルコール、ポ
リオレフイン(ポリエチレンワツクス等)、ポリグリコ
ール(ポリエチレンオキシドワツクス等)、アルキル燐
酸エステル、ポリフエニルエーテル、二硫化タングステ
ンも使用することができる。これら有機化合物系の潤滑
剤の具体例としては、ミリスチン酸、オレイン酸、ステ
アリン酸、オレイルアルコール、ラウリルアルコール等
を例示することができる。
うな脂肪酸エステル及び亜燐酸エステル以外にも以下の
ような潤滑剤を使用することができる。併用可能な潤滑
剤としては、炭素数8〜22の脂肪酸或いは脂肪酸アミ
ド、脂肪族アルコール等が使用できる。また、潤滑剤と
しては、シリコンオイル、グラフアイト、二硫化モリブ
デン、チッ化硼素、フッ化黒鉛、フッ素アルコール、ポ
リオレフイン(ポリエチレンワツクス等)、ポリグリコ
ール(ポリエチレンオキシドワツクス等)、アルキル燐
酸エステル、ポリフエニルエーテル、二硫化タングステ
ンも使用することができる。これら有機化合物系の潤滑
剤の具体例としては、ミリスチン酸、オレイン酸、ステ
アリン酸、オレイルアルコール、ラウリルアルコール等
を例示することができる。
【0043】さらにまた、下層非磁性層3には、帯電防
止剤を添加しても良い。帯電防止剤としては、カーボン
ブラック、カーボンブラックグラフトポリマーなどの導
電性微粉末;サポニンなどの天然界面活性剤;アルキレ
ンオキサイド系、グリセリン系およびグリシドール系な
どのノニオン系界面活性剤;高級アルキルアミン類、第
4級アンモニウム塩類、ピリジンその他の複素環化合物
の塩類、ホスホニウムまたはスルホニウム類などのカチ
オン性界面活性剤;カルボン酸、燐酸、硫酸エステル
基、燐酸エステル基等の酸性基を含むアニオン性界面活
性剤;アミノ酸類、アミノスルホン酸類、アミノアルコ
ールの硫酸または燐酸エステル類等の両性界面活性剤等
を挙げることができる。帯電防止剤として上述した導電
性微粉末を使用する場合には、例えば、非磁性粉末10
0重量部に対し1〜15重量部の範囲で使用され、帯電
防止剤として上述した界面活性剤を使用する場合にも、
同様に1〜15重量部の範囲で使用される。
止剤を添加しても良い。帯電防止剤としては、カーボン
ブラック、カーボンブラックグラフトポリマーなどの導
電性微粉末;サポニンなどの天然界面活性剤;アルキレ
ンオキサイド系、グリセリン系およびグリシドール系な
どのノニオン系界面活性剤;高級アルキルアミン類、第
4級アンモニウム塩類、ピリジンその他の複素環化合物
の塩類、ホスホニウムまたはスルホニウム類などのカチ
オン性界面活性剤;カルボン酸、燐酸、硫酸エステル
基、燐酸エステル基等の酸性基を含むアニオン性界面活
性剤;アミノ酸類、アミノスルホン酸類、アミノアルコ
ールの硫酸または燐酸エステル類等の両性界面活性剤等
を挙げることができる。帯電防止剤として上述した導電
性微粉末を使用する場合には、例えば、非磁性粉末10
0重量部に対し1〜15重量部の範囲で使用され、帯電
防止剤として上述した界面活性剤を使用する場合にも、
同様に1〜15重量部の範囲で使用される。
【0044】さらにまた、下層非磁性層3には、上層磁
性層4同様、モース硬度5以上の無機質粒子を含有させ
ても良い。モース硬度5以上の無機質粒子としては、A
l2O3(モース硬度9)、TiO(モース硬度6)、
TiO2(モース硬度6.5)、SiO2(モース硬度
7)、SnO2(モース硬度6.5)、Cr2O3(モ
ース硬度9)及びα−Fe2O3(モース硬度5.5)
を挙げることができ、これらを単独あるいは混合して用
いることができる。
性層4同様、モース硬度5以上の無機質粒子を含有させ
ても良い。モース硬度5以上の無機質粒子としては、A
l2O3(モース硬度9)、TiO(モース硬度6)、
TiO2(モース硬度6.5)、SiO2(モース硬度
7)、SnO2(モース硬度6.5)、Cr2O3(モ
ース硬度9)及びα−Fe2O3(モース硬度5.5)
を挙げることができ、これらを単独あるいは混合して用
いることができる。
【0045】次に、磁気ディスク1の製造方法の一例を
説明する。
説明する。
【0046】先ず、下層非磁性層3用の非磁性塗料及び
上層磁性層4用の磁性塗料を調製する。これら非磁性塗
料及び磁性塗料は、非磁性粉末或いは強磁性粉末を結合
剤中に分散させるとともに、上述した潤滑剤や必要に応
じて他の充填材、添加剤などを溶剤と混練して調製され
る。
上層磁性層4用の磁性塗料を調製する。これら非磁性塗
料及び磁性塗料は、非磁性粉末或いは強磁性粉末を結合
剤中に分散させるとともに、上述した潤滑剤や必要に応
じて他の充填材、添加剤などを溶剤と混練して調製され
る。
【0047】混練の際に使用する溶剤としては、非磁性
塗料及び磁性塗料ともに、アセトン、メチルエチルケト
ン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン等のケ
トン系溶媒、メタノール、エタノール、プロパノール等
のアルコール系溶媒、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブ
チル、酢酸プロピル、乳酸エチル、エチレングリコール
アセテート等のエステル系溶媒、ジエチレングリコール
ジメチルエーテル、2-エトキシエタノール、テトラヒド
ロフラン、ジオキサン等のエーテル系溶媒、ベンゼン、
トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素系溶媒、メチレ
ンクロライド、エチレンクロライド、四塩化炭素、クロ
ロホルム、クロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素系溶
媒等を使用することができ、また、これらを適宜混合し
て使用することができる。
塗料及び磁性塗料ともに、アセトン、メチルエチルケト
ン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン等のケ
トン系溶媒、メタノール、エタノール、プロパノール等
のアルコール系溶媒、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブ
チル、酢酸プロピル、乳酸エチル、エチレングリコール
アセテート等のエステル系溶媒、ジエチレングリコール
ジメチルエーテル、2-エトキシエタノール、テトラヒド
ロフラン、ジオキサン等のエーテル系溶媒、ベンゼン、
トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素系溶媒、メチレ
ンクロライド、エチレンクロライド、四塩化炭素、クロ
ロホルム、クロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素系溶
媒等を使用することができ、また、これらを適宜混合し
て使用することができる。
【0048】混練の方法にも特に制限はなく、また各成
分の添加順序などは適宜設定することができる。特に、
磁性塗料の調製には通常の混練機、例えぱ、サンドミ
ル、ダイノミル、ダブルシリンダーパールミル、二本ロ
ールミル、三本ロールミル、ボールミル、高速インペラ
ー分散機、高速スト−ンミル、高速度衝撃ミル、エクス
トルーダー、ディスパーニーダー、高速ミキサ−、ホモ
ジナイザーおよび超音波分散機などを挙げることができ
る。
分の添加順序などは適宜設定することができる。特に、
磁性塗料の調製には通常の混練機、例えぱ、サンドミ
ル、ダイノミル、ダブルシリンダーパールミル、二本ロ
ールミル、三本ロールミル、ボールミル、高速インペラ
ー分散機、高速スト−ンミル、高速度衝撃ミル、エクス
トルーダー、ディスパーニーダー、高速ミキサ−、ホモ
ジナイザーおよび超音波分散機などを挙げることができ
る。
【0049】そして、このように調製された非磁性塗料
は、非磁性支持体2上に所定の厚みで塗布される。この
時、非磁性支持体2の厚さは、磁気ディスク1の使用目
的に応じて適宜定めて良く、多くの場合、1〜100μ
mとされるが、より好ましくは40〜80μmである。
は、非磁性支持体2上に所定の厚みで塗布される。この
時、非磁性支持体2の厚さは、磁気ディスク1の使用目
的に応じて適宜定めて良く、多くの場合、1〜100μ
mとされるが、より好ましくは40〜80μmである。
【0050】また、非磁性支持体2の材料としては、ポ
リエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート
等のポリエステル類、ポリプロピレン等ポリオレフイン
類、セルローストリアセテート、セルロースダイアセテ
ート等のセルロース誘導体、ポリ塩化ビニル等のビニル
系樹脂類、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリスルホ
ン等のプラスチツクのほかにアルミニウム、銅等に金
属、ガラス等のセラミツクス等も使用できる。これらの
非磁性支持体2は塗布に先立つて、コロナ放電処理、プ
ラズマ処理、下塗処理、熱処理、除塵埃処理、金属蒸着
処理、アルカリ処理をおこなってもよい。
リエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート
等のポリエステル類、ポリプロピレン等ポリオレフイン
類、セルローストリアセテート、セルロースダイアセテ
ート等のセルロース誘導体、ポリ塩化ビニル等のビニル
系樹脂類、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリスルホ
ン等のプラスチツクのほかにアルミニウム、銅等に金
属、ガラス等のセラミツクス等も使用できる。これらの
非磁性支持体2は塗布に先立つて、コロナ放電処理、プ
ラズマ処理、下塗処理、熱処理、除塵埃処理、金属蒸着
処理、アルカリ処理をおこなってもよい。
【0051】非磁性塗料の塗布は、非磁性支持体2上に
直接行なうことも可能であるが、また、接着剤層などを
介して非磁性支持体2上に塗布することも可能である。
非磁性支持体2上への塗布法の例としては、エアードク
ターコート、ブレードコート、ロッドコート、押し出し
コート、エアナイフコート、スクイズコート、含浸コー
ト、リバースロールコート、トランスファーロールコー
ト、グラビアコート、キスコート、キャストコート、ス
プレーコート及びスピンコート法等を挙げることができ
る。特に、非磁性塗料が湿潤状態のうちに、磁性塗料を
重畳塗布するいわゆるウェットオンウェット塗布方式を
用いてもよい。
直接行なうことも可能であるが、また、接着剤層などを
介して非磁性支持体2上に塗布することも可能である。
非磁性支持体2上への塗布法の例としては、エアードク
ターコート、ブレードコート、ロッドコート、押し出し
コート、エアナイフコート、スクイズコート、含浸コー
ト、リバースロールコート、トランスファーロールコー
ト、グラビアコート、キスコート、キャストコート、ス
プレーコート及びスピンコート法等を挙げることができ
る。特に、非磁性塗料が湿潤状態のうちに、磁性塗料を
重畳塗布するいわゆるウェットオンウェット塗布方式を
用いてもよい。
【0052】そして、非磁性支持体2上に非磁性塗料、
更に、非磁性塗料上に磁性塗料を塗布した後、これら非
磁性塗料及び磁性塗料中の結合剤を硬化させるとともに
乾燥させる。結合剤の硬化反応は、非磁性塗料及び磁性
塗料を所定の温度で加熱することにより行われる。これ
により、非磁性支持体2上には、下層非磁性層3及び上
層磁性層4がこの順で形成されることとなる。
更に、非磁性塗料上に磁性塗料を塗布した後、これら非
磁性塗料及び磁性塗料中の結合剤を硬化させるとともに
乾燥させる。結合剤の硬化反応は、非磁性塗料及び磁性
塗料を所定の温度で加熱することにより行われる。これ
により、非磁性支持体2上には、下層非磁性層3及び上
層磁性層4がこの順で形成されることとなる。
【0053】ところで、上述したように作製された磁気
ディスク1は、回転数が1000〜10000rpm、
好ましくは2400〜8000rpmであるようなディ
スクドライブ装置に使用されることが好ましい。言い換
えると、1000〜10000rpmの回転数を有する
ディスクドライブ装置には、上述したような磁気ディス
ク1が好適である。
ディスク1は、回転数が1000〜10000rpm、
好ましくは2400〜8000rpmであるようなディ
スクドライブ装置に使用されることが好ましい。言い換
えると、1000〜10000rpmの回転数を有する
ディスクドライブ装置には、上述したような磁気ディス
ク1が好適である。
【0054】このようなディスクドライブ装置は、磁気
ディスク1の両主面を挟み込むように配設された一対の
磁気ヘッド装置を有しており、これら一対の磁気ヘッド
装置により磁気ディスク1を挟み込むとともに所定の回
転速度で回転させる。磁気ディスク1は、一対の磁気ヘ
ッド装置により挟み込まれることによって、面ブレ等を
抑制されて安定して回転されることとなる。
ディスク1の両主面を挟み込むように配設された一対の
磁気ヘッド装置を有しており、これら一対の磁気ヘッド
装置により磁気ディスク1を挟み込むとともに所定の回
転速度で回転させる。磁気ディスク1は、一対の磁気ヘ
ッド装置により挟み込まれることによって、面ブレ等を
抑制されて安定して回転されることとなる。
【0055】ここで、磁気ヘッド装置としては、インダ
クティブヘッドに加え、磁気抵抗効果型磁気ヘッド等の
使用も可能である。また、磁気ヘッド装置は、回転する
磁気ディスク1との間にエアーフィルムを形成して、当
該磁気ディスク1の主面から僅かに浮上するようなもの
であってもよい。また、磁気ヘッド装置は、回転する磁
気ディスク1に対して常に接している摺動型のものであ
ってもよい。
クティブヘッドに加え、磁気抵抗効果型磁気ヘッド等の
使用も可能である。また、磁気ヘッド装置は、回転する
磁気ディスク1との間にエアーフィルムを形成して、当
該磁気ディスク1の主面から僅かに浮上するようなもの
であってもよい。また、磁気ヘッド装置は、回転する磁
気ディスク1に対して常に接している摺動型のものであ
ってもよい。
【0056】上述したように構成された磁気ディスク1
では、下層非磁性層3中に含有された潤滑剤が、上述し
たように、少なくとも1種類以上の脂肪酸エステルと、
少なくとも1種類以上の化学式(1)又は化学式(2)
で示される亜燐酸エステルを主体としている。そして、
下層非磁性層3に含有された潤滑剤は、徐々に滲みだし
て上層磁性層4の表面に達する。これにより、磁気ディ
スク1には、優れた潤滑性が長期間に亘って付与される
ことになる。したがって、この磁気ディスク1は、磁気
ヘッド装置に対する摩擦係数を低減することができるた
め、優れた走行耐久性を長期間に亘って有することとな
る。特に、この磁気ディスク1では、上述したような潤
滑剤を使用することによって、低温条件及び高温条件と
いった幅広い温度条件において優れた走行耐久性を有す
ることとなる。
では、下層非磁性層3中に含有された潤滑剤が、上述し
たように、少なくとも1種類以上の脂肪酸エステルと、
少なくとも1種類以上の化学式(1)又は化学式(2)
で示される亜燐酸エステルを主体としている。そして、
下層非磁性層3に含有された潤滑剤は、徐々に滲みだし
て上層磁性層4の表面に達する。これにより、磁気ディ
スク1には、優れた潤滑性が長期間に亘って付与される
ことになる。したがって、この磁気ディスク1は、磁気
ヘッド装置に対する摩擦係数を低減することができるた
め、優れた走行耐久性を長期間に亘って有することとな
る。特に、この磁気ディスク1では、上述したような潤
滑剤を使用することによって、低温条件及び高温条件と
いった幅広い温度条件において優れた走行耐久性を有す
ることとなる。
【0057】さらに、上述した磁気ディスク1では、非
磁性塗料を硬化させる際の加熱温度を低くすることがで
きる。これは、非磁性塗料に上述したような亜燐酸エス
テルを添加することによって、結合剤の硬化反応の反応
性を向上させられるためであると考えられる。これによ
り、磁気ディスクでは、比較的低温で非磁性塗料を硬化
させることができる。このように、低温で非磁性塗料を
硬化させた場合には、この加熱処理により非磁性支持体
2に歪みを発生させることが防止でき、非磁性支持体2
のカールを抑えることができる。さらに、高湿下におい
て、亜燐酸エステルは、磁気ヘッド装置との摺動時等に
おける脂肪酸エステルの加水分解を抑えていることも推
察される。
磁性塗料を硬化させる際の加熱温度を低くすることがで
きる。これは、非磁性塗料に上述したような亜燐酸エス
テルを添加することによって、結合剤の硬化反応の反応
性を向上させられるためであると考えられる。これによ
り、磁気ディスクでは、比較的低温で非磁性塗料を硬化
させることができる。このように、低温で非磁性塗料を
硬化させた場合には、この加熱処理により非磁性支持体
2に歪みを発生させることが防止でき、非磁性支持体2
のカールを抑えることができる。さらに、高湿下におい
て、亜燐酸エステルは、磁気ヘッド装置との摺動時等に
おける脂肪酸エステルの加水分解を抑えていることも推
察される。
【0058】さらにまた、上述した磁気ディスク1は、
上述したようなディスクドライブ装置において、約0.
2mm程度の大きな面ブレが発生しても、主面に滲みだ
した潤滑剤により良好に走行できる。言い換えると、こ
の磁気ディスク1は、大きな衝撃に対しても主面を損傷
することなく走行できるのである。
上述したようなディスクドライブ装置において、約0.
2mm程度の大きな面ブレが発生しても、主面に滲みだ
した潤滑剤により良好に走行できる。言い換えると、こ
の磁気ディスク1は、大きな衝撃に対しても主面を損傷
することなく走行できるのである。
【0059】ところで、本発明に係る磁気記録媒体は、
上述した実施の形態に示した磁気ディスク1、すなわ
ち、下層非磁性層3及び上層磁性層4を有するような構
成に限定されるものではない。本発明に係る磁気記録媒
体は、例えば、上層磁性層及び下層磁性層を有するよう
な構成であっても良い。すなわち、磁気記録媒体として
は、非磁性支持体上に下層磁性層を塗布し、この下層磁
性層上に上層磁性層を塗布するようなものであってもよ
い。この場合も、下層磁性層に上述したような潤滑剤を
含有させることによって、磁気記録媒体は、幅広い温度
環境下において優れた走行耐久性を長期間に亘って示す
ことができる。
上述した実施の形態に示した磁気ディスク1、すなわ
ち、下層非磁性層3及び上層磁性層4を有するような構
成に限定されるものではない。本発明に係る磁気記録媒
体は、例えば、上層磁性層及び下層磁性層を有するよう
な構成であっても良い。すなわち、磁気記録媒体として
は、非磁性支持体上に下層磁性層を塗布し、この下層磁
性層上に上層磁性層を塗布するようなものであってもよ
い。この場合も、下層磁性層に上述したような潤滑剤を
含有させることによって、磁気記録媒体は、幅広い温度
環境下において優れた走行耐久性を長期間に亘って示す
ことができる。
【0060】また、本発明に係る磁気記録媒体は、上層
磁性層と下層非磁性層或いは下層磁性層とを有するよう
な、2層構造のものに限定されるものではない。すなわ
ち、磁気記録媒体としては、3層以上の層構成を有する
ようなものであってもよい。この場合、上述したような
潤滑剤は、上層磁性層の直下に位置する層に含有させる
ことが好ましいが、全ての層に含有させても良い。
磁性層と下層非磁性層或いは下層磁性層とを有するよう
な、2層構造のものに限定されるものではない。すなわ
ち、磁気記録媒体としては、3層以上の層構成を有する
ようなものであってもよい。この場合、上述したような
潤滑剤は、上層磁性層の直下に位置する層に含有させる
ことが好ましいが、全ての層に含有させても良い。
【0061】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例について説明
するが、本発明はこの実施例に限定されるものではな
い。
するが、本発明はこの実施例に限定されるものではな
い。
【0062】実施例1 実施例1においては、非磁性支持体上に下層非磁性層
と、この下層磁性層上に単層の上層磁性層が形成されて
なる磁気ディスクをサンプルとして作製することとし
た。先ず、上層磁性層を形成する磁性塗料と下層非磁性
層を形成する非磁性塗料の調製を行った。これら非磁性
塗料及び磁性塗料は、通常の製造方法に従って行うもの
とし、両者とも、先ず、顔料(強磁性粉末或いは非磁性
粉末)、結合剤、添加剤、溶剤等を混合し、次いで混練
時の不揮発成分が85重量%となるようニーダーにより
混練した。そして、この後、磁性塗料においてはサンド
ミルで5時間、非磁性塗料においては、サンドミルで3
時間の分散を行い、各塗料を得た。各塗料の配合を下記
に示す。
と、この下層磁性層上に単層の上層磁性層が形成されて
なる磁気ディスクをサンプルとして作製することとし
た。先ず、上層磁性層を形成する磁性塗料と下層非磁性
層を形成する非磁性塗料の調製を行った。これら非磁性
塗料及び磁性塗料は、通常の製造方法に従って行うもの
とし、両者とも、先ず、顔料(強磁性粉末或いは非磁性
粉末)、結合剤、添加剤、溶剤等を混合し、次いで混練
時の不揮発成分が85重量%となるようニーダーにより
混練した。そして、この後、磁性塗料においてはサンド
ミルで5時間、非磁性塗料においては、サンドミルで3
時間の分散を行い、各塗料を得た。各塗料の配合を下記
に示す。
【0063】 <磁性塗料配合> 強磁性粉末:Fe系メタル強磁性粉末(比表面積51m2/g) 100重量 部 結合剤:ポリ塩化ビニル樹脂 10重量部 (重合度200、4級アンモニウム塩(N含有量0.2wt%)を含む) 無機質粒子:α−Al2O3 5重量部 (一次粒径0.09μm、スラリーとして添加、中心粒径0.17μm) 溶剤:メチルエチルケトン 150重量部 溶剤:シクロヘキサノン 150重量部
【0064】 <非磁性塗料配合> 非磁性顔料:α−酸化鉄 100重量部 (Si 3at%処理品;針状比8、長軸長0.18μm) 結合剤:ポリ塩化ビニル樹脂 16重量部 (重合度200、スルホン酸ナトリウム塩を5×10−5mol/g含む) 帯電防止剤:カーボン 10重量部 溶剤:メチルエチルケトン 105重量部 溶剤:シクロヘキサノン 105重量部 脂肪酸エステル:2−ヘキシルデシルステアレート 5重量部 ブチルステアレート 2重量部 亜燐酸エステル:ジラウリルハイドロゲンフォスファイト 0.5重量部 その他の潤滑剤:ミリスチン酸 1重量部
【0065】そして、これら磁性塗料及び非磁性塗料を
30分間攪拌した。その後、これら磁性塗料及び非磁性
塗料に硬化剤として、ポリイソシアネート(日本ポリウ
レタン(株)製コロネートL)を磁性塗料には4重量
部、非磁性塗料には2重量部加えて磁性塗料と非磁性塗
料を完成した。
30分間攪拌した。その後、これら磁性塗料及び非磁性
塗料に硬化剤として、ポリイソシアネート(日本ポリウ
レタン(株)製コロネートL)を磁性塗料には4重量
部、非磁性塗料には2重量部加えて磁性塗料と非磁性塗
料を完成した。
【0066】次に、これら磁性塗料及び非磁性塗料を4
リップ方式ダイコーターを用いて、厚さ60μmのポリ
エチレンテレフタレートベース上に非磁性塗料が下層、
磁性塗料が上層となるように同時重層塗布し、乾燥、カ
レンダー処理を行った。
リップ方式ダイコーターを用いて、厚さ60μmのポリ
エチレンテレフタレートベース上に非磁性塗料が下層、
磁性塗料が上層となるように同時重層塗布し、乾燥、カ
レンダー処理を行った。
【0067】このとき、上層磁性層の乾燥後の厚さが
0.5μm、下層非磁性層の乾燥後の厚さが2.0μm
となるように設定した。その後、3.5インチのフロツ
ピーデイスクに打ち抜き、65℃の恒温層に48h入
れ、磁気デイスクとした。この磁気ディスクサンプルを
実施例1と称する。
0.5μm、下層非磁性層の乾燥後の厚さが2.0μm
となるように設定した。その後、3.5インチのフロツ
ピーデイスクに打ち抜き、65℃の恒温層に48h入
れ、磁気デイスクとした。この磁気ディスクサンプルを
実施例1と称する。
【0068】実施例2 実施例2では、非磁性塗料の潤滑剤であるジラウリルハ
イドロゲンフォスファイトの代わりにトリデシルフォス
ファイト(亜燐酸エステル)を0.5重量部添加した以
外は実施例1と同様にサンプルを作製し、実施例2とし
た。
イドロゲンフォスファイトの代わりにトリデシルフォス
ファイト(亜燐酸エステル)を0.5重量部添加した以
外は実施例1と同様にサンプルを作製し、実施例2とし
た。
【0069】実施例3 上層磁性層にも脂肪酸エステルとして2−ヘキシルデシ
ルステアレートを5重量部、ブチルステアレートを2重
量部、亜燐酸エステルとしてジラウリルハイドロゲンフ
ォスファイトを0.5重量部を添加した以外は実施例1
と同様にサンプルを作製し、実施例3とした。
ルステアレートを5重量部、ブチルステアレートを2重
量部、亜燐酸エステルとしてジラウリルハイドロゲンフ
ォスファイトを0.5重量部を添加した以外は実施例1
と同様にサンプルを作製し、実施例3とした。
【0070】実施例4 非磁性塗料に、脂肪酸エステルとして2−ヘキシルデシ
ルステアレートを7重量部、亜燐酸エステルとしてジラ
ウリルハイドロゲンフォスファイトを0.5重量部を添
加した以外は実施例1と同様にサンプルを作製し、実施
例4とした。
ルステアレートを7重量部、亜燐酸エステルとしてジラ
ウリルハイドロゲンフォスファイトを0.5重量部を添
加した以外は実施例1と同様にサンプルを作製し、実施
例4とした。
【0071】実施例5 非磁性塗料に、脂肪酸エステルとしてブチルステアレー
トを7重量部、亜燐酸エステルとしてジラウリルハイド
ロゲンフォスファイトを0.5重量部を添加した以外は
実施例1と同様にサンプルを作製し、実施例5とした。
トを7重量部、亜燐酸エステルとしてジラウリルハイド
ロゲンフォスファイトを0.5重量部を添加した以外は
実施例1と同様にサンプルを作製し、実施例5とした。
【0072】比較例1 非磁性塗料に、亜燐酸エステルであるジラウリルハイド
ロゲンフォスファイトを添加しなかった以外は実施例1
と同様にサンプルを作製し、比較例1とした。
ロゲンフォスファイトを添加しなかった以外は実施例1
と同様にサンプルを作製し、比較例1とした。
【0073】比較例2 非磁性塗料に、脂肪酸エステルを添加せずに、亜燐酸エ
ステルとしてジラウリルハイドロゲンフォスファイトを
7.5重量部添加した以外は実施例1と同様にサンプル
を作製し、比較例2とした。
ステルとしてジラウリルハイドロゲンフォスファイトを
7.5重量部添加した以外は実施例1と同様にサンプル
を作製し、比較例2とした。
【0074】比較例3 非磁性塗料に対し、脂肪酸エステルを添加せずに、亜燐
酸エステルとしてトリデシルフォスファイトを7.5重
量部添加した以外は実施例1と同様にサンプルを作製
し、比較例3とした。
酸エステルとしてトリデシルフォスファイトを7.5重
量部添加した以外は実施例1と同様にサンプルを作製
し、比較例3とした。
【0075】比較例4 非磁性塗料に、亜燐酸エステルであるジラウリルハイド
ロゲンフォスファイトを添加しなかった以外は実施例4
と同様にサンプルを作製し、比較例4とした。
ロゲンフォスファイトを添加しなかった以外は実施例4
と同様にサンプルを作製し、比較例4とした。
【0076】比較例5 非磁性塗料に、亜燐酸エステルであるジラウリルハイド
ロゲンフォスファイトを添加しなかった以外は実施例5
と同様にサンプルを作製し、比較例5とした。
ロゲンフォスファイトを添加しなかった以外は実施例5
と同様にサンプルを作製し、比較例5とした。
【0077】以上のように作製された実施例1乃至実施
例5と比較例1乃至比較例5とに対して、以下に示すよ
うな出力特性及び走行耐久性特性を測定した。
例5と比較例1乃至比較例5とに対して、以下に示すよ
うな出力特性及び走行耐久性特性を測定した。
【0078】<出力特性>HiFDドライブ(ソニー
製、商品名HiFD200)を用い、各磁気デイスクの
試料を3600rpmで連続走行させ、中心から35m
mのところにあるトラックの出力を読みとった。
製、商品名HiFD200)を用い、各磁気デイスクの
試料を3600rpmで連続走行させ、中心から35m
mのところにあるトラックの出力を読みとった。
【0079】<走行耐久性特性>HiFDドライブ(ソ
ニー製、商品名HiFD200)を用い、各磁気デイス
クの試料を3600rpmで連続走行させ、中心から3
5mmのところにあるトラックの出力が初期値の80%
に低下するまでの時間で表した。なお、測定結果は、H
iFDドライブ台数5台の平均値として算出した。
ニー製、商品名HiFD200)を用い、各磁気デイス
クの試料を3600rpmで連続走行させ、中心から3
5mmのところにあるトラックの出力が初期値の80%
に低下するまでの時間で表した。なお、測定結果は、H
iFDドライブ台数5台の平均値として算出した。
【0080】評価結果を、表1に示す。
【0081】
【表1】
【0082】表1に示された結果から明らかなように、
下層非磁性層中に脂肪酸エステルを少なくとも1種と亜
燐酸エステルを少なくとも1種含有することにより、各
々単独で添加した場合と比較して幅広い環境条件下にお
いて優れた走行耐久性を有する磁気ディスクが得られ
る。
下層非磁性層中に脂肪酸エステルを少なくとも1種と亜
燐酸エステルを少なくとも1種含有することにより、各
々単独で添加した場合と比較して幅広い環境条件下にお
いて優れた走行耐久性を有する磁気ディスクが得られ
る。
【0083】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る磁気記録媒体は、所定の潤滑剤を下層に含有すること
によって、優れた電磁変換特性を示し、且つ、幅広い環
境条件下における優れた走行耐久性を示すことができ
る。
る磁気記録媒体は、所定の潤滑剤を下層に含有すること
によって、優れた電磁変換特性を示し、且つ、幅広い環
境条件下における優れた走行耐久性を示すことができ
る。
【図1】本発明に係る磁気記録媒体の一例として示す磁
気ディスクの要部断面図である。
気ディスクの要部断面図である。
1 磁気ディスク、2 非磁性支持体、3 下層非磁性
層、4 上層磁性層
層、4 上層磁性層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C10N 50:02
Claims (4)
- 【請求項1】 非磁性支持体上に少なくとも下層及び上
層が塗布されてなり、少なくとも上層が磁性層である磁
気記録媒体において、上記下層は、脂肪酸エステルを少
なくとも一種類以上と、化学式(1)又は化学式(2)
で示される亜燐酸エステルを少なくとも一種類以上とを
含有することを特徴とする磁気記録媒体。 (RO)2P(O)H ・・・・・・・・・・(1) (RO)nP(OH)3−n・・・・・・・・・(2) (但し、nは1〜3の整数、Rは炭素数7〜25の直鎖
又は分岐を有する飽和又は不飽和アルキル基である。) - 【請求項2】 上記亜燐酸エステルの総量は、上記脂肪
酸エステルの総量を100重量部としたときに0.01
〜100重量部であることを特徴とする請求項1記載の
磁気記録媒体。 - 【請求項3】 上記上層の厚みが0.5μm以下であ
り、且つ、上記下層の厚みが1〜10μmであることを
特徴とする請求項1記載の磁気記録媒体。 - 【請求項4】 円盤状に形成されるとともに、回転数2
400rpm以上の駆動装置に用いられることを特徴と
する請求項1記載の磁気記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8677899A JP2000285439A (ja) | 1999-03-29 | 1999-03-29 | 磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8677899A JP2000285439A (ja) | 1999-03-29 | 1999-03-29 | 磁気記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000285439A true JP2000285439A (ja) | 2000-10-13 |
Family
ID=13896225
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8677899A Pending JP2000285439A (ja) | 1999-03-29 | 1999-03-29 | 磁気記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000285439A (ja) |
-
1999
- 1999-03-29 JP JP8677899A patent/JP2000285439A/ja active Pending
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