JP2000285521A - 情報記録媒体、情報記録媒体用支持体、情報記録媒体用支持体スタンパー、情報記録媒体の製造方法、情報記録媒体用支持体の製造方法、情報記録媒体用支持体の製造装置 - Google Patents
情報記録媒体、情報記録媒体用支持体、情報記録媒体用支持体スタンパー、情報記録媒体の製造方法、情報記録媒体用支持体の製造方法、情報記録媒体用支持体の製造装置Info
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- JP2000285521A JP2000285521A JP11214865A JP21486599A JP2000285521A JP 2000285521 A JP2000285521 A JP 2000285521A JP 11214865 A JP11214865 A JP 11214865A JP 21486599 A JP21486599 A JP 21486599A JP 2000285521 A JP2000285521 A JP 2000285521A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 超解像など高密度記録を用いてランド・グル
ーブ記録可能として高密度記録を達成する情報記録媒体
を提供する。 【解決手段】 支持体1A上に、少なくとも、記録層5
が積層されてなる情報記録媒体Bであって、支持体1A
は、微細トラックパターンとしてランド2とグルーブ3
とが交互に形成されており、かつグルーブ3の幅方向の
一端縁部3a近傍には、グルーブ3の深さDgよりも深
いDcクレビス4が設けられている。
ーブ記録可能として高密度記録を達成する情報記録媒体
を提供する。 【解決手段】 支持体1A上に、少なくとも、記録層5
が積層されてなる情報記録媒体Bであって、支持体1A
は、微細トラックパターンとしてランド2とグルーブ3
とが交互に形成されており、かつグルーブ3の幅方向の
一端縁部3a近傍には、グルーブ3の深さDgよりも深
いDcクレビス4が設けられている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光又は磁気を記録
再生に利用したディスク、カード、テープなどの情報記
録媒体、特に光磁気や相変化などの記録再生型情報記録
媒体に好適な情報記録媒体、情報記録媒体用支持体、情
報記録媒体用支持体スタンパー、情報記録媒体の製造方
法、情報記録媒体用支持体の製造方法、情報記録媒体用
支持体の製造装置に関する。
再生に利用したディスク、カード、テープなどの情報記
録媒体、特に光磁気や相変化などの記録再生型情報記録
媒体に好適な情報記録媒体、情報記録媒体用支持体、情
報記録媒体用支持体スタンパー、情報記録媒体の製造方
法、情報記録媒体用支持体の製造方法、情報記録媒体用
支持体の製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より光ディスクの世界では、音楽情
報を収録可能なMDやCD−R、データーを収録可能な
DVD−RAMなどの記録再生型ディスクがある。また
従来磁気記録しか利用されなかったフロッピーディスク
の分野でも、スーパーディスクなどに代表される光トラ
ッキングによる光フロッピーが開発されている。またカ
ードの世界でも、磁気カードが主流であったが、近年光
カードも市場に投入され始めた。またテープの世界でも
磁気テープばかりか光テープの開発が進んでいる。この
ように光技術は円盤状情報記録媒体の独占ではなくな
り、あらゆる形状の記録媒体に使われようとしている。
そしていずれの場合にも高密度、大容量化へと開発が進
めらている。
報を収録可能なMDやCD−R、データーを収録可能な
DVD−RAMなどの記録再生型ディスクがある。また
従来磁気記録しか利用されなかったフロッピーディスク
の分野でも、スーパーディスクなどに代表される光トラ
ッキングによる光フロッピーが開発されている。またカ
ードの世界でも、磁気カードが主流であったが、近年光
カードも市場に投入され始めた。またテープの世界でも
磁気テープばかりか光テープの開発が進んでいる。この
ように光技術は円盤状情報記録媒体の独占ではなくな
り、あらゆる形状の記録媒体に使われようとしている。
そしていずれの場合にも高密度、大容量化へと開発が進
めらている。
【0003】こうした光技術のうち、光記録再生の高密
度化には、超解像再生やランド・グルーブ記録などの技
術が用いられている。しかしながら、これら技術にも問
題点が指摘されており、更なる高密度化に障害が生じて
いる。次に、この超解像再生の1つの例である、DWD
D(Domain Wall Displacemen
t Detection、磁壁移動検出)型情報記録媒
体とその問題点について説明する。
度化には、超解像再生やランド・グルーブ記録などの技
術が用いられている。しかしながら、これら技術にも問
題点が指摘されており、更なる高密度化に障害が生じて
いる。次に、この超解像再生の1つの例である、DWD
D(Domain Wall Displacemen
t Detection、磁壁移動検出)型情報記録媒
体とその問題点について説明する。
【0004】詳しくは、DWDD型情報記録媒体は、光
磁気ディスク、光磁気カード、光磁気テープなどの光磁
気情報記録媒体のことであり、支持体上に、記録層、保
護層が順次積層されて成るものである。この記録層は、
小さな磁壁抗磁力を呈する移動層と、相対的に低いキュ
リ−温度を有するスイッチング層と、大きな磁壁抗磁力
を呈するメモリ層からなり、超解像記録膜である交換結
合3層膜で構成されている。再生時、この記録層上に再
生用レーザー光を局所的に照射して加熱すると、移動層
において温度勾配が生じ、移動層の磁壁に磁壁抗磁力が
発生する。この磁壁がスイッチング層の温度Tsよりも
低い温度の領域に位置しているときには、メモリ層との
交換結合が作用しているため、メモリ層の大きな磁壁抗
磁力に阻止されて磁壁移動は起こらない。ところが、媒
体の走査に伴なって、磁壁が温度Tsよりも高い温度の
領域に到達すると、スイッチング層の磁性が消失してメ
モリ層との交換結合が切断されるために、磁壁抗磁力の
小さい移動層内の磁壁だけが単独で高温側に移動する。
メモリ層中に情報信号に対応した間隔で形成されている
磁壁が、媒体の走査に伴って、温度Tsの等温線上に到
達する度に、移動層内で磁壁移動が発生する。媒体を一
定速度で走査すると、記録されている磁壁の空間的間隔
に対応した時間間隔で、この磁壁移動が発生する。こう
して、情報の再生が行われる。そして、磁壁移動の発生
は、これに伴う磁化の反転を従来の光磁気光学系を用い
て検出することにより、光学系の分解能とは無関係に検
知することができるのである。
磁気ディスク、光磁気カード、光磁気テープなどの光磁
気情報記録媒体のことであり、支持体上に、記録層、保
護層が順次積層されて成るものである。この記録層は、
小さな磁壁抗磁力を呈する移動層と、相対的に低いキュ
リ−温度を有するスイッチング層と、大きな磁壁抗磁力
を呈するメモリ層からなり、超解像記録膜である交換結
合3層膜で構成されている。再生時、この記録層上に再
生用レーザー光を局所的に照射して加熱すると、移動層
において温度勾配が生じ、移動層の磁壁に磁壁抗磁力が
発生する。この磁壁がスイッチング層の温度Tsよりも
低い温度の領域に位置しているときには、メモリ層との
交換結合が作用しているため、メモリ層の大きな磁壁抗
磁力に阻止されて磁壁移動は起こらない。ところが、媒
体の走査に伴なって、磁壁が温度Tsよりも高い温度の
領域に到達すると、スイッチング層の磁性が消失してメ
モリ層との交換結合が切断されるために、磁壁抗磁力の
小さい移動層内の磁壁だけが単独で高温側に移動する。
メモリ層中に情報信号に対応した間隔で形成されている
磁壁が、媒体の走査に伴って、温度Tsの等温線上に到
達する度に、移動層内で磁壁移動が発生する。媒体を一
定速度で走査すると、記録されている磁壁の空間的間隔
に対応した時間間隔で、この磁壁移動が発生する。こう
して、情報の再生が行われる。そして、磁壁移動の発生
は、これに伴う磁化の反転を従来の光磁気光学系を用い
て検出することにより、光学系の分解能とは無関係に検
知することができるのである。
【0005】図5は従来の情報記録媒体用支持体の断面
模式図、図6は従来の情報記録媒体の断面模式図であ
る。図5は従来のDWDD用支持体7を表し、図6は図
5に示した支持体7上に記録層5と保護層6とを積層し
たDWDD型情報記録媒体を表す。
模式図、図6は従来の情報記録媒体の断面模式図であ
る。図5は従来のDWDD用支持体7を表し、図6は図
5に示した支持体7上に記録層5と保護層6とを積層し
たDWDD型情報記録媒体を表す。
【0006】図5に示すように、支持体7には微細なト
ラックパターンである光トラッキング用グルーブ(gr
oove)3が平坦な溝として形成されており、例えば
光ディスクのような円盤状情報記録媒体に用いられる支
持体の場合には、このグルーブ3が円状又は渦巻き状に
形成されている。そしてグルーブ3とグルーブ3の間に
はランド(land)2と呼ぶ平坦な丘が形成されてい
る。そして、この支持体7には、図6に示すように、ラ
ンド2とグルーブ3を有する平面に記録層5と保護層6
が積層されて情報記録媒体Aを形成している。記録層5
は例えば、前記した移動層であるGdFeCr/前記し
たスイッチング層であるTbFeCr/前記したメモリ
層であるTbFeCoCrの3層の積層体に代表される
超解像光磁気膜である。なおこの膜の特性を最大限に引
き出すために、補助的に2層の誘電体膜で記録層5を挟
み込んでもよく、ここではそれも含めて記録層5と呼ぶ
ことにする。また保護層6は記録層5を保護するもので
あり、紫外線硬化樹脂や熱硬化樹脂などの厚い樹脂層が
用いられる。
ラックパターンである光トラッキング用グルーブ(gr
oove)3が平坦な溝として形成されており、例えば
光ディスクのような円盤状情報記録媒体に用いられる支
持体の場合には、このグルーブ3が円状又は渦巻き状に
形成されている。そしてグルーブ3とグルーブ3の間に
はランド(land)2と呼ぶ平坦な丘が形成されてい
る。そして、この支持体7には、図6に示すように、ラ
ンド2とグルーブ3を有する平面に記録層5と保護層6
が積層されて情報記録媒体Aを形成している。記録層5
は例えば、前記した移動層であるGdFeCr/前記し
たスイッチング層であるTbFeCr/前記したメモリ
層であるTbFeCoCrの3層の積層体に代表される
超解像光磁気膜である。なおこの膜の特性を最大限に引
き出すために、補助的に2層の誘電体膜で記録層5を挟
み込んでもよく、ここではそれも含めて記録層5と呼ぶ
ことにする。また保護層6は記録層5を保護するもので
あり、紫外線硬化樹脂や熱硬化樹脂などの厚い樹脂層が
用いられる。
【0007】DWDDについては平成10年電気学会全
国大会S.10−25(1998)に詳しく解説されて
いるので説明は省略するが、ランド2とグルーブ3の何
れかに情報を記録し、再生することができる。このとき
ランド2又はグルーブ3の何れかを磁性領域とし、他方
を非磁性領域とする。DWDD再生を実現する上で重要
な点は、ランド2とグルーブ3いずれもが磁性領域であ
る場合には意図する超解像性が発現しない。言い換えれ
ば図6のままではDWDDが発現しない。そこで記録再
生ピックアップを用いて、記録条件よりも遙かに高いレ
ーザーパワーで非記録トラックを連続加熱して、磁性体
から非磁性体に変化させることが必要になる。
国大会S.10−25(1998)に詳しく解説されて
いるので説明は省略するが、ランド2とグルーブ3の何
れかに情報を記録し、再生することができる。このとき
ランド2又はグルーブ3の何れかを磁性領域とし、他方
を非磁性領域とする。DWDD再生を実現する上で重要
な点は、ランド2とグルーブ3いずれもが磁性領域であ
る場合には意図する超解像性が発現しない。言い換えれ
ば図6のままではDWDDが発現しない。そこで記録再
生ピックアップを用いて、記録条件よりも遙かに高いレ
ーザーパワーで非記録トラックを連続加熱して、磁性体
から非磁性体に変化させることが必要になる。
【0008】図7はDWDD型情報記録媒体のランドを
レーザーアニールした状態を模式的に図示した断面模式
図で、一例としてグルーブ3に記録を行い、ランド2を
非記録トラックとしている。即ちグルーブ3に記録を行
う前に、記録条件よりも遙かに高いレーザーパワーLで
ランド2を連続的に掃引して、磁性体から非磁性体に変
化させる(以降この過程をレーザーアニールと呼ぶ。図
7に黒で塗り潰した部分)。このようにしてランド2と
グルーブ3の磁気的な結合を絶ってDWDD型情報記録
媒体40が完成する。この手順以降はグルーブ3にて記
録・再生を行うことができ、再生時には超解像現象が発
現する。即ち再生レーザーの波長とレンズ開口数から計
算される最小読み出し信号長よりも小さい信号が読み出
せることになる。
レーザーアニールした状態を模式的に図示した断面模式
図で、一例としてグルーブ3に記録を行い、ランド2を
非記録トラックとしている。即ちグルーブ3に記録を行
う前に、記録条件よりも遙かに高いレーザーパワーLで
ランド2を連続的に掃引して、磁性体から非磁性体に変
化させる(以降この過程をレーザーアニールと呼ぶ。図
7に黒で塗り潰した部分)。このようにしてランド2と
グルーブ3の磁気的な結合を絶ってDWDD型情報記録
媒体40が完成する。この手順以降はグルーブ3にて記
録・再生を行うことができ、再生時には超解像現象が発
現する。即ち再生レーザーの波長とレンズ開口数から計
算される最小読み出し信号長よりも小さい信号が読み出
せることになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
たDWDDは原理的に優れた超解像記録再生技術である
が、ランド2とグルーブ3の磁気的な結合を絶つ方法が
レーザーアニール以外になく、量産性に極めて乏しいと
いう問題点があった。例えばレーザーアニールに要する
時間は、トラック一本一本をトラッキングしながらレー
ザーで掃引するため、30〜90分という大変長い時間
を要するものであった。また磁性体と非磁性体を交互に
構成せねばならないことから、ランド2とグルーブ3の
両方に記録はできないという、論理的な問題点もあっ
た。このため、DVD−RAMなどに使用されているラ
ンド・グルーブ記録は実現できず、大容量化に限界が生
じていた。
たDWDDは原理的に優れた超解像記録再生技術である
が、ランド2とグルーブ3の磁気的な結合を絶つ方法が
レーザーアニール以外になく、量産性に極めて乏しいと
いう問題点があった。例えばレーザーアニールに要する
時間は、トラック一本一本をトラッキングしながらレー
ザーで掃引するため、30〜90分という大変長い時間
を要するものであった。また磁性体と非磁性体を交互に
構成せねばならないことから、ランド2とグルーブ3の
両方に記録はできないという、論理的な問題点もあっ
た。このため、DVD−RAMなどに使用されているラ
ンド・グルーブ記録は実現できず、大容量化に限界が生
じていた。
【0010】そこで、本発明は、DWDD記録再生時の
前処理であるレーザーアニールをする必要がなく、ラン
ド・グルーブの両方にそれぞれ情報を記録可能として、
更なる高密度記録を達成することができ、しかも、量産
性が高い情報記録媒体、情報記録媒体用支持体、情報記
録媒体用支持体スタンパー、情報記録媒体の製造方法、
情報記録媒体用支持体の製造方法、情報記録媒体用支持
体の製造装置を提供することを目的とする。また本発明
はDWDD以外の記録再生媒体においても高密度記録が
可能なことを示し、特に相変化媒体やDWDD以外の磁
気的超解像媒体でもクロスイレーズを減らして更なる高
密度記録媒体を提供することを目的とする。
前処理であるレーザーアニールをする必要がなく、ラン
ド・グルーブの両方にそれぞれ情報を記録可能として、
更なる高密度記録を達成することができ、しかも、量産
性が高い情報記録媒体、情報記録媒体用支持体、情報記
録媒体用支持体スタンパー、情報記録媒体の製造方法、
情報記録媒体用支持体の製造方法、情報記録媒体用支持
体の製造装置を提供することを目的とする。また本発明
はDWDD以外の記録再生媒体においても高密度記録が
可能なことを示し、特に相変化媒体やDWDD以外の磁
気的超解像媒体でもクロスイレーズを減らして更なる高
密度記録媒体を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明は、下記(1)〜(17)の構成になる
情報記録媒体、情報記録媒体用支持体、情報記録媒体用
支持体スタンパー、情報記録媒体の製造方法、情報記録
媒体用支持体の製造方法、情報記録媒体用支持体の製造
装置を提供する。 (1) 図2、図4に示すように、支持体1A,1B上
に、少なくとも、記録層5が積層されてなる情報記録媒
体B,Cであって、前記支持体1A,1Bは、微細トラ
ックパターンとしてランド2とグルーブ3とが交互に形
成されており、かつグルーブ3内には、グルーブの深さ
Dgよりも深いDcクレビス4が少なくとも一つ設けら
れていることを特徴とする情報記録媒体。 (2) 図2に示すように、支持体1A上に、少なくと
も、記録層5が積層されてなる情報記録媒体Bであっ
て、前記支持体1Aは、微細トラックパターンとしてラ
ンド2とグルーブ3とが交互に形成されており、かつグ
ルーブ3の幅方向の一端縁部3a近傍には、グルーブ3
の深さDgよりも深いDcクレビス4が設けられている
ことを特徴とする情報記録媒体。 (3) 図4に示すように、支持体1B上に、少なくと
も、記録層5が積層されてなる情報記録媒体Cであっ
て、前記支持体1Bは、微細トラックパターンとしてラ
ンド2とグルーブ3とが交互に形成されており、かつグ
ルーブ3の幅方向の両端縁部3a,3b近傍には、グル
ーブ3の深さDgよりも深いDcクレビス4,4がそれ
ぞれ設けられていることを特徴とする情報記録媒体。 (4) 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の情報
記録媒体B,Cであって、前記支持体1A,1B上に積
層された前記記録層5は、図2,図4に示すように、微
細トラックパターン毎に(記録層部分5c,5dのよう
に)切断されていることを特徴とする情報記録媒体。 (5) 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の情報
記録媒体B,Cであって、前記記録層5は、超解像記録
膜を少なくとも有することを特徴とする情報記録媒体。 (6) 請求項5記載の情報記録媒体であって、前記超
解像記録膜は、磁壁移動検出型の超解像光磁気膜である
ことを特徴とする情報記録媒体。 (7) 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の情報
記録媒体であって、前記記録層は、相変化記録膜を少な
くとも有することを特徴とする情報記録媒体。 (8) 請求項1記載の情報記録媒体に用いられる情報
記録媒体用支持体1A,1Bであって、微細トラックパ
ターンとしてランド2とグルーブ3とが交互に形成され
ており、かつグルーブ3内には、グルーブの深さDgよ
りも深いDcクレビス4が少なくとも一つ設けられてい
ることを特徴とする情報記録媒体用支持体。 (9) 図1に示すように、請求項2記載の情報記録媒
体Bに用いられる情報記録媒体用支持体1Aであって、
微細トラックパターンとしてランド2とグルーブ3とが
交互に形成されており、かつグルーブ3の幅方向の一端
縁部3a近傍には、グルーブ3の深さDgよりも深いD
cクレビス4が設けられていることを特徴とする情報記
録媒体用支持体。 (10) 図3に示すように、請求項3記載の情報記録
媒体Cに用いられる情報記録媒体用支持体1Bであっ
て、前記支持体1Bは、微細トラックパターンとしてラ
ンド2とグルーブ3とが交互に形成されており、かつグ
ルーブ3の幅方向の両端縁部3a,3b近傍には、グル
ーブ3の深さDgよりも深いDcクレビス4,4がそれ
ぞれ設けられていることを特徴とする情報記録媒体用支
持体。 (11) 図19に示すように、請求項8乃至請求項1
0のいずれかに記載の情報記録媒体用支持体を製造する
スタンパー14Bであって、微細トラックパターンとし
てランド2とグルーブ3とが交互に形成されており、か
つグルーブ3内には、グルーブの高さよりも高いクレビ
ス4が少なくとも一つ設けられている前記情報記録媒体
用支持体1Bを複製するための構成を有することを特徴
とする情報記録媒体用支持体スタンパー。 (11.1) 図19、図27、図31、図33に示す
ように、請求項11に記載の情報記録媒体用支持体スタ
ンパーを製造するガラスマスター11B、31B、41
B、51Bであって、微細トラックパターンとしてラン
ド2とグルーブ3とが交互に形成されており、かつグル
ーブ3内には、グルーブの深さよりも深いクレビス4が
少なくとも一つ設けられている前記情報記録媒体用支持
体スタンパー14Bを複製するための構成を有すること
を特徴とする情報記録媒体用ガラスマスター。 (12) 請求項8乃至請求項10のいずれかに記載の
情報記録媒体用支持体1A,1B上に、少なくとも、記
録層5が積層されてなる情報記録媒体B,Cを製造する
情報記録媒体の製造方法であって、前記情報記録媒体用
支持体1A,1B上に、前記記録層5の真空成膜処理を
行い、前記情報記録媒体用支持体1A,1Bのグルーブ
3及びランド2には記録層5を被着させると同時に、前
記情報記録媒体用支持体1A,1Bのクレビス4には記
録層5を被着させないことを特徴とする情報記録媒体の
製造方法。 (13) 図15、図16に示すように、請求項8乃至
請求項10のいずれかに記載の情報記録媒体用支持体1
A,1Bを製造する情報記録媒体用支持体の製造方法で
あって、高精度に研磨洗浄した支持体1上に、耐ドライ
エッチング性を有するパターニングマスク8を均一に成
膜する工程(図15(b)、図16(b))と、次に、
前記微細トラックパターンに対応したパターンを支持体
1上に形成するためのパターニングを行う工程(図15
(c)、図16(c))と、次に、35〜500mto
rrのガス圧力でドライエッチングを行い、前記グルー
ブ3及びクレビス4を同時に彫り込む工程(図15
(d)、図16(d))と、前記パターニングマスクを
除去する工程(図15(e)、図16(e))とを備え
たことを特徴とする情報記録媒体用支持体の製造方法。 (14) 図19に示すように、請求項8乃至請求項1
0のいずれかに記載の情報記録媒体用支持体を製造する
情報記録媒体用支持体の製造方法であって、ガラスマス
ター11Bを製造する工程(図19(a)〜(e))
と、ガラスマスター11Bからスタンパー14Bを製造
する工程(図19(f)〜(h))と、スタンパー14
Bから支持体1Bを製造する工程(図19(i))とか
らなり、ガラスマスター11Bを製造する工程は、高精
度に研磨洗浄した母型上に、耐ドライエッチング性を有
するパターニングマスクを均一に成膜する工程(図19
(b))と、次に、前記微細トラックパターンに対応し
たパターンを支持体上に形成するためのパターニングを
行う工程(図19(c))と、次に、35〜500mt
orrのガス圧力でドライエッチングを行い、前記グル
ーブ及びクレビスを同時に彫り込む工程(図19
(d))と、前記パターニングマスクを除去する工程
(図19(e))とを備えたことを特徴とする情報記録
媒体用支持体の製造方法。 (14.1) 図27に示すように、請求項8乃至請求
項10のいずれかに記載の情報記録媒体用支持体を製造
する情報記録媒体用支持体の製造方法であって、ガラス
マスター31Bを製造する工程(図27(a)〜
(f))と、ガラスマスター31Bからスタンパー14
Bを製造する工程(図19(f)〜(h))と、スタン
パー14Bから支持体1Bを製造する工程(図19
(i))とからなり、ガラスマスター31Bを製造する
工程は、高精度に研磨洗浄した母型上に、ドライエッチ
ング可能なエッチング層を形成する工程(図27
(b))と、エッチング層上に、耐ドライエッチング性
を有するパターニングマスクを均一に成膜する工程(図
27(c))と、次に、前記微細トラックパターンに対
応したパターンを支持体上に形成するためのパターニン
グを行う工程(図27(d))と、次に、35〜500
mtorrのガス圧力でドライエッチングを行い、エッ
チング層に前記グルーブ及びクレビスを同時に彫り込む
工程(図27(e))と、前記パターニングマスクを除
去する工程(図27(f))とを備えたことを特徴とす
る情報記録媒体用支持体の製造方法。 (14.2) 図31に示すように、請求項8乃至請求
項10のいずれかに記載の情報記録媒体用支持体を製造
する情報記録媒体用支持体の製造方法であって、ガラス
マスター41Bを製造する工程(図31(a)〜
(f))と、ガラスマスター41Bからスタンパー14
Bを製造する工程(図19(f)〜(h))と、スタン
パー14Bから支持体1Bを製造する工程(図19
(i))とからなり、ガラスマスター41Bを製造する
工程は、高精度に研磨洗浄した母型上に、ドライエッチ
ング可能なエッチング層を形成する工程(図31
(b))と、エッチング層上に、耐ドライエッチング性
を有するパターニングマスクを均一に成膜する工程(図
31(c))と、次に、前記微細トラックパターンに対
応したパターンを支持体上に形成するためのパターニン
グを行う工程(図31(d))と、次に、35〜500
mtorrのガス圧力でドライエッチングを行い、エッ
チング層に前記グルーブ、母型に前記クレビスを同時に
彫り込む工程(図31(e)、(f))と、前記パター
ニングマスクを除去する工程(図31(g))とを備え
たことを特徴とする情報記録媒体用支持体の製造方法。 (15) 図33に示すように、請求項8乃至請求項1
0のいずれかに記載の情報記録媒体用支持体を製造する
情報記録媒体用支持体の製造方法であって、高精度に研
磨洗浄した支持体(母型盤)51B上に、ネガ・ポジ兼
用のフォトレジストを均一に成膜する(ポジ・ネガ両用
の感光性樹脂50を均一に成膜して感光性樹脂層50を
形成する)工程(図33(b))と、次に、前記微細ト
ラックパターンを支持体上に形成するために、(収束ビ
ーム52を用いて)所定の露光量でパターニングを行う
工程(図33(c))とを備えたことを特徴とする情報
記録媒体用支持体の製造方法。 (16) 図33に示すように、請求項8乃至請求項1
0のいずれかに記載の情報記録媒体用支持体を製造する
情報記録媒体用支持体の製造方法であって、ガラスマス
ター51Bを製造する工程(図33(a)〜(d))
と、ガラスマスター51Bからスタンパー14Bを製造
する工程(図19(f)〜(h))と、スタンパー14
Bから支持体1Bを製造する工程(図19(i))とか
らなり、ガラスマスターを製造する工程は、高精度に研
磨洗浄した母型(母型盤)51上に、ネガ・ポジ兼用の
フォトレジストを均一に成膜する(ポジ・ネガ両用の感
光性樹脂50を均一に成膜して感光性樹脂層50を形成
する)工程(図33(b))と、前記微細トラックパタ
ーンを支持体上に形成するために、(収束ビーム52を
用いて)所定の露光量でパターニングを行う工程(図3
3(c))とを備えたことを特徴とする情報記録媒体用
支持体の製造方法。 (17) 請求項8乃至請求項10のいずれかに記載の
情報記録媒体用支持体を製造する情報記録媒体用支持体
の製造装置であって、前記微細トラックのパターンが形
成された支持体1A,1B上をドライエッチングするこ
とにより、前記支持体上に前記グルーブ3及びクレビス
4を同時に彫り込む手段を備えたことを特徴とする情報
記録媒体用支持体の製造装置。
ために、本発明は、下記(1)〜(17)の構成になる
情報記録媒体、情報記録媒体用支持体、情報記録媒体用
支持体スタンパー、情報記録媒体の製造方法、情報記録
媒体用支持体の製造方法、情報記録媒体用支持体の製造
装置を提供する。 (1) 図2、図4に示すように、支持体1A,1B上
に、少なくとも、記録層5が積層されてなる情報記録媒
体B,Cであって、前記支持体1A,1Bは、微細トラ
ックパターンとしてランド2とグルーブ3とが交互に形
成されており、かつグルーブ3内には、グルーブの深さ
Dgよりも深いDcクレビス4が少なくとも一つ設けら
れていることを特徴とする情報記録媒体。 (2) 図2に示すように、支持体1A上に、少なくと
も、記録層5が積層されてなる情報記録媒体Bであっ
て、前記支持体1Aは、微細トラックパターンとしてラ
ンド2とグルーブ3とが交互に形成されており、かつグ
ルーブ3の幅方向の一端縁部3a近傍には、グルーブ3
の深さDgよりも深いDcクレビス4が設けられている
ことを特徴とする情報記録媒体。 (3) 図4に示すように、支持体1B上に、少なくと
も、記録層5が積層されてなる情報記録媒体Cであっ
て、前記支持体1Bは、微細トラックパターンとしてラ
ンド2とグルーブ3とが交互に形成されており、かつグ
ルーブ3の幅方向の両端縁部3a,3b近傍には、グル
ーブ3の深さDgよりも深いDcクレビス4,4がそれ
ぞれ設けられていることを特徴とする情報記録媒体。 (4) 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の情報
記録媒体B,Cであって、前記支持体1A,1B上に積
層された前記記録層5は、図2,図4に示すように、微
細トラックパターン毎に(記録層部分5c,5dのよう
に)切断されていることを特徴とする情報記録媒体。 (5) 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の情報
記録媒体B,Cであって、前記記録層5は、超解像記録
膜を少なくとも有することを特徴とする情報記録媒体。 (6) 請求項5記載の情報記録媒体であって、前記超
解像記録膜は、磁壁移動検出型の超解像光磁気膜である
ことを特徴とする情報記録媒体。 (7) 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の情報
記録媒体であって、前記記録層は、相変化記録膜を少な
くとも有することを特徴とする情報記録媒体。 (8) 請求項1記載の情報記録媒体に用いられる情報
記録媒体用支持体1A,1Bであって、微細トラックパ
ターンとしてランド2とグルーブ3とが交互に形成され
ており、かつグルーブ3内には、グルーブの深さDgよ
りも深いDcクレビス4が少なくとも一つ設けられてい
ることを特徴とする情報記録媒体用支持体。 (9) 図1に示すように、請求項2記載の情報記録媒
体Bに用いられる情報記録媒体用支持体1Aであって、
微細トラックパターンとしてランド2とグルーブ3とが
交互に形成されており、かつグルーブ3の幅方向の一端
縁部3a近傍には、グルーブ3の深さDgよりも深いD
cクレビス4が設けられていることを特徴とする情報記
録媒体用支持体。 (10) 図3に示すように、請求項3記載の情報記録
媒体Cに用いられる情報記録媒体用支持体1Bであっ
て、前記支持体1Bは、微細トラックパターンとしてラ
ンド2とグルーブ3とが交互に形成されており、かつグ
ルーブ3の幅方向の両端縁部3a,3b近傍には、グル
ーブ3の深さDgよりも深いDcクレビス4,4がそれ
ぞれ設けられていることを特徴とする情報記録媒体用支
持体。 (11) 図19に示すように、請求項8乃至請求項1
0のいずれかに記載の情報記録媒体用支持体を製造する
スタンパー14Bであって、微細トラックパターンとし
てランド2とグルーブ3とが交互に形成されており、か
つグルーブ3内には、グルーブの高さよりも高いクレビ
ス4が少なくとも一つ設けられている前記情報記録媒体
用支持体1Bを複製するための構成を有することを特徴
とする情報記録媒体用支持体スタンパー。 (11.1) 図19、図27、図31、図33に示す
ように、請求項11に記載の情報記録媒体用支持体スタ
ンパーを製造するガラスマスター11B、31B、41
B、51Bであって、微細トラックパターンとしてラン
ド2とグルーブ3とが交互に形成されており、かつグル
ーブ3内には、グルーブの深さよりも深いクレビス4が
少なくとも一つ設けられている前記情報記録媒体用支持
体スタンパー14Bを複製するための構成を有すること
を特徴とする情報記録媒体用ガラスマスター。 (12) 請求項8乃至請求項10のいずれかに記載の
情報記録媒体用支持体1A,1B上に、少なくとも、記
録層5が積層されてなる情報記録媒体B,Cを製造する
情報記録媒体の製造方法であって、前記情報記録媒体用
支持体1A,1B上に、前記記録層5の真空成膜処理を
行い、前記情報記録媒体用支持体1A,1Bのグルーブ
3及びランド2には記録層5を被着させると同時に、前
記情報記録媒体用支持体1A,1Bのクレビス4には記
録層5を被着させないことを特徴とする情報記録媒体の
製造方法。 (13) 図15、図16に示すように、請求項8乃至
請求項10のいずれかに記載の情報記録媒体用支持体1
A,1Bを製造する情報記録媒体用支持体の製造方法で
あって、高精度に研磨洗浄した支持体1上に、耐ドライ
エッチング性を有するパターニングマスク8を均一に成
膜する工程(図15(b)、図16(b))と、次に、
前記微細トラックパターンに対応したパターンを支持体
1上に形成するためのパターニングを行う工程(図15
(c)、図16(c))と、次に、35〜500mto
rrのガス圧力でドライエッチングを行い、前記グルー
ブ3及びクレビス4を同時に彫り込む工程(図15
(d)、図16(d))と、前記パターニングマスクを
除去する工程(図15(e)、図16(e))とを備え
たことを特徴とする情報記録媒体用支持体の製造方法。 (14) 図19に示すように、請求項8乃至請求項1
0のいずれかに記載の情報記録媒体用支持体を製造する
情報記録媒体用支持体の製造方法であって、ガラスマス
ター11Bを製造する工程(図19(a)〜(e))
と、ガラスマスター11Bからスタンパー14Bを製造
する工程(図19(f)〜(h))と、スタンパー14
Bから支持体1Bを製造する工程(図19(i))とか
らなり、ガラスマスター11Bを製造する工程は、高精
度に研磨洗浄した母型上に、耐ドライエッチング性を有
するパターニングマスクを均一に成膜する工程(図19
(b))と、次に、前記微細トラックパターンに対応し
たパターンを支持体上に形成するためのパターニングを
行う工程(図19(c))と、次に、35〜500mt
orrのガス圧力でドライエッチングを行い、前記グル
ーブ及びクレビスを同時に彫り込む工程(図19
(d))と、前記パターニングマスクを除去する工程
(図19(e))とを備えたことを特徴とする情報記録
媒体用支持体の製造方法。 (14.1) 図27に示すように、請求項8乃至請求
項10のいずれかに記載の情報記録媒体用支持体を製造
する情報記録媒体用支持体の製造方法であって、ガラス
マスター31Bを製造する工程(図27(a)〜
(f))と、ガラスマスター31Bからスタンパー14
Bを製造する工程(図19(f)〜(h))と、スタン
パー14Bから支持体1Bを製造する工程(図19
(i))とからなり、ガラスマスター31Bを製造する
工程は、高精度に研磨洗浄した母型上に、ドライエッチ
ング可能なエッチング層を形成する工程(図27
(b))と、エッチング層上に、耐ドライエッチング性
を有するパターニングマスクを均一に成膜する工程(図
27(c))と、次に、前記微細トラックパターンに対
応したパターンを支持体上に形成するためのパターニン
グを行う工程(図27(d))と、次に、35〜500
mtorrのガス圧力でドライエッチングを行い、エッ
チング層に前記グルーブ及びクレビスを同時に彫り込む
工程(図27(e))と、前記パターニングマスクを除
去する工程(図27(f))とを備えたことを特徴とす
る情報記録媒体用支持体の製造方法。 (14.2) 図31に示すように、請求項8乃至請求
項10のいずれかに記載の情報記録媒体用支持体を製造
する情報記録媒体用支持体の製造方法であって、ガラス
マスター41Bを製造する工程(図31(a)〜
(f))と、ガラスマスター41Bからスタンパー14
Bを製造する工程(図19(f)〜(h))と、スタン
パー14Bから支持体1Bを製造する工程(図19
(i))とからなり、ガラスマスター41Bを製造する
工程は、高精度に研磨洗浄した母型上に、ドライエッチ
ング可能なエッチング層を形成する工程(図31
(b))と、エッチング層上に、耐ドライエッチング性
を有するパターニングマスクを均一に成膜する工程(図
31(c))と、次に、前記微細トラックパターンに対
応したパターンを支持体上に形成するためのパターニン
グを行う工程(図31(d))と、次に、35〜500
mtorrのガス圧力でドライエッチングを行い、エッ
チング層に前記グルーブ、母型に前記クレビスを同時に
彫り込む工程(図31(e)、(f))と、前記パター
ニングマスクを除去する工程(図31(g))とを備え
たことを特徴とする情報記録媒体用支持体の製造方法。 (15) 図33に示すように、請求項8乃至請求項1
0のいずれかに記載の情報記録媒体用支持体を製造する
情報記録媒体用支持体の製造方法であって、高精度に研
磨洗浄した支持体(母型盤)51B上に、ネガ・ポジ兼
用のフォトレジストを均一に成膜する(ポジ・ネガ両用
の感光性樹脂50を均一に成膜して感光性樹脂層50を
形成する)工程(図33(b))と、次に、前記微細ト
ラックパターンを支持体上に形成するために、(収束ビ
ーム52を用いて)所定の露光量でパターニングを行う
工程(図33(c))とを備えたことを特徴とする情報
記録媒体用支持体の製造方法。 (16) 図33に示すように、請求項8乃至請求項1
0のいずれかに記載の情報記録媒体用支持体を製造する
情報記録媒体用支持体の製造方法であって、ガラスマス
ター51Bを製造する工程(図33(a)〜(d))
と、ガラスマスター51Bからスタンパー14Bを製造
する工程(図19(f)〜(h))と、スタンパー14
Bから支持体1Bを製造する工程(図19(i))とか
らなり、ガラスマスターを製造する工程は、高精度に研
磨洗浄した母型(母型盤)51上に、ネガ・ポジ兼用の
フォトレジストを均一に成膜する(ポジ・ネガ両用の感
光性樹脂50を均一に成膜して感光性樹脂層50を形成
する)工程(図33(b))と、前記微細トラックパタ
ーンを支持体上に形成するために、(収束ビーム52を
用いて)所定の露光量でパターニングを行う工程(図3
3(c))とを備えたことを特徴とする情報記録媒体用
支持体の製造方法。 (17) 請求項8乃至請求項10のいずれかに記載の
情報記録媒体用支持体を製造する情報記録媒体用支持体
の製造装置であって、前記微細トラックのパターンが形
成された支持体1A,1B上をドライエッチングするこ
とにより、前記支持体上に前記グルーブ3及びクレビス
4を同時に彫り込む手段を備えたことを特徴とする情報
記録媒体用支持体の製造装置。
【0012】
【発明の実施の態様】以下、本発明の情報記録媒体、情
報記録媒体用支持体、情報記録媒体用支持体スタンパ
ー、情報記録媒体の製造方法、情報記録媒体用支持体の
製造方法、情報記録媒体用支持体の製造装置の実施例
を、図面を用いて詳しく説明する。
報記録媒体用支持体、情報記録媒体用支持体スタンパ
ー、情報記録媒体の製造方法、情報記録媒体用支持体の
製造方法、情報記録媒体用支持体の製造装置の実施例
を、図面を用いて詳しく説明する。
【0013】図1,図3はそれぞれ本発明の情報記録媒
体用支持体の第1,第2実施例の断面模式図、図2,図
4はそれぞれ本発明の情報記録媒体の第1,第2実施例
の断面模式図、図8は支持体1A各部の具体的な寸法数
値を示す図、図10,図23,図29,図32はそれぞ
れ支持体1B各部の具体的な寸法数値を示す図、図9は
情報記録媒体Bの記録層5の具体的な積層構成を説明す
るための図、図11,図20,図24,図30はそれぞ
れ情報記録媒体Cの記録層5の具体的な積層構成を説明
するための図、図12は図9の情報記録媒体Bのランド
2を再生したときのマーク長対C/N比再生周波数特性
図、図13は図11の情報記録媒体Cのランド2を再生
したときのマーク長対C/N比再生周波数特性図、図1
4は図11の情報記録媒体Cのグルーブ3を再生したと
きのマーク長対C/N比再生周波数特性図、図21は図
20の情報記録媒体Cのランド2を再生したときのマー
ク長対C/N比再生周波数特性図、図22は図20の情
報記録媒体Cのグルーブ3を再生したときのマーク長対
C/N比再生周波数特性図、図15,図16,図19は
それぞれ本発明の情報記録媒体用支持体の製造方法の第
1,第2,第3実施例工程を説明するための図、図1
7,図18はそれぞれ本発明の情報記録媒体用支持体の
製造方法に用いられるドライエッチング装置AA,BB
の構造を説明するための図、図25は図24の情報記録
媒体Cのグルーブ3、ランド2を再生したときのジッタ
ーの測定値を示す図、図26は比較例として従来の情報
記録媒体のグルーブ3、ランド2を再生したときのジッ
ターの測定値を示す図、図27,図31,図33はそれ
ぞれ本発明の情報記録媒体用支持体の製造方法を用いて
ガラスマスター31B,41B,51Bを製造する工程
を説明するための図、図28は2P成形法によって形成
した支持体1Bを示す図、図34はガラスマスター51
Bを製作する工程に用いられるポジ・ネガ両用の感光性
樹脂50の光感度曲線を示す図、図35はガラスマスタ
ー51Bを製作する工程における感光性樹脂50に照射
される収束ビームの露光量分布と、現像後の感光性樹脂
50の断面形状を示す図、図36はガラスマスター51
B各部の具体的な寸法数値を示す図である。前述したも
のと同一のものには同一符号を付し、その説明を省略す
る。
体用支持体の第1,第2実施例の断面模式図、図2,図
4はそれぞれ本発明の情報記録媒体の第1,第2実施例
の断面模式図、図8は支持体1A各部の具体的な寸法数
値を示す図、図10,図23,図29,図32はそれぞ
れ支持体1B各部の具体的な寸法数値を示す図、図9は
情報記録媒体Bの記録層5の具体的な積層構成を説明す
るための図、図11,図20,図24,図30はそれぞ
れ情報記録媒体Cの記録層5の具体的な積層構成を説明
するための図、図12は図9の情報記録媒体Bのランド
2を再生したときのマーク長対C/N比再生周波数特性
図、図13は図11の情報記録媒体Cのランド2を再生
したときのマーク長対C/N比再生周波数特性図、図1
4は図11の情報記録媒体Cのグルーブ3を再生したと
きのマーク長対C/N比再生周波数特性図、図21は図
20の情報記録媒体Cのランド2を再生したときのマー
ク長対C/N比再生周波数特性図、図22は図20の情
報記録媒体Cのグルーブ3を再生したときのマーク長対
C/N比再生周波数特性図、図15,図16,図19は
それぞれ本発明の情報記録媒体用支持体の製造方法の第
1,第2,第3実施例工程を説明するための図、図1
7,図18はそれぞれ本発明の情報記録媒体用支持体の
製造方法に用いられるドライエッチング装置AA,BB
の構造を説明するための図、図25は図24の情報記録
媒体Cのグルーブ3、ランド2を再生したときのジッタ
ーの測定値を示す図、図26は比較例として従来の情報
記録媒体のグルーブ3、ランド2を再生したときのジッ
ターの測定値を示す図、図27,図31,図33はそれ
ぞれ本発明の情報記録媒体用支持体の製造方法を用いて
ガラスマスター31B,41B,51Bを製造する工程
を説明するための図、図28は2P成形法によって形成
した支持体1Bを示す図、図34はガラスマスター51
Bを製作する工程に用いられるポジ・ネガ両用の感光性
樹脂50の光感度曲線を示す図、図35はガラスマスタ
ー51Bを製作する工程における感光性樹脂50に照射
される収束ビームの露光量分布と、現像後の感光性樹脂
50の断面形状を示す図、図36はガラスマスター51
B各部の具体的な寸法数値を示す図である。前述したも
のと同一のものには同一符号を付し、その説明を省略す
る。
【0014】ところで、本発明者は上記問題点を鋭意検
討した結果、本発明に至ったものである。即ちDWDD
型情報記録媒体40において、図7で示したようにラン
ド2を非磁性層化しなければならない背景には、記録層
5が支持体7の形状に忠実に形成され、グルーブ2,ラ
ンド3とも切れ目がなく連続することによって記録層5
が形成されることが挙げられる。従って、レーザーアニ
ールを不要とするためには、記録層5がトラック毎に切
断されるような成膜が必要であるが、記録層5である光
磁気膜の成膜に使用されるスパッタリング法では回り込
み性が良く、意図する切断ができない。
討した結果、本発明に至ったものである。即ちDWDD
型情報記録媒体40において、図7で示したようにラン
ド2を非磁性層化しなければならない背景には、記録層
5が支持体7の形状に忠実に形成され、グルーブ2,ラ
ンド3とも切れ目がなく連続することによって記録層5
が形成されることが挙げられる。従って、レーザーアニ
ールを不要とするためには、記録層5がトラック毎に切
断されるような成膜が必要であるが、記録層5である光
磁気膜の成膜に使用されるスパッタリング法では回り込
み性が良く、意図する切断ができない。
【0015】本発明では従来の成膜装置を使用したまま
で、記録層5のトラック切断(グルーブ2とランド3間
に切れ目をいれること)が可能である形状の支持体を提
供する。またこの支持体を使用した情報記録媒体を提供
する。本発明の情報記録媒体用支持体は、図1に示す断
面模式図の支持体1Aを使用する。
で、記録層5のトラック切断(グルーブ2とランド3間
に切れ目をいれること)が可能である形状の支持体を提
供する。またこの支持体を使用した情報記録媒体を提供
する。本発明の情報記録媒体用支持体は、図1に示す断
面模式図の支持体1Aを使用する。
【0016】本発明の情報記録媒体用支持体(第1実施
例)1Aは、図1に示すように、従来の支持体7(図5
図示)がグルーブ3と隣接するランド2の交互繰り返し
から構成されていたのに対して、グルーブ3とランド2
の間に、クレビス4を有した構成としたものである。グ
ルーブ3とランド2とクレビス4は互いに平行に配置さ
れており、ランド2とグルーブ3の間に各々1つずつの
クレビス4を有している。ここでクレビス4はグルーブ
3平面よりも支持体の内側に窪んでいる形状を指し(グ
ルーブ3の深さDg<クレビス4の深さDc)、その断
面形状は逆三角形、急俊なV溝状になっている。これは
支持体1Aの外側より眺めるとあたかも裂け目(cre
vice)のように見受けられる。同図中、Wlはラン
ド2の幅、Wcはクレビス4の幅、Wg+Wcはグルー
ブ3の幅を示す。
例)1Aは、図1に示すように、従来の支持体7(図5
図示)がグルーブ3と隣接するランド2の交互繰り返し
から構成されていたのに対して、グルーブ3とランド2
の間に、クレビス4を有した構成としたものである。グ
ルーブ3とランド2とクレビス4は互いに平行に配置さ
れており、ランド2とグルーブ3の間に各々1つずつの
クレビス4を有している。ここでクレビス4はグルーブ
3平面よりも支持体の内側に窪んでいる形状を指し(グ
ルーブ3の深さDg<クレビス4の深さDc)、その断
面形状は逆三角形、急俊なV溝状になっている。これは
支持体1Aの外側より眺めるとあたかも裂け目(cre
vice)のように見受けられる。同図中、Wlはラン
ド2の幅、Wcはクレビス4の幅、Wg+Wcはグルー
ブ3の幅を示す。
【0017】ここでは、グルーブ3の幅方向の一端縁部
3a近傍のみにクレビス4が設けられていることを説明
したが、図示はしないが、グルーブ3の幅方向の一端縁
部3b近傍のみにクレビス4が設けられていても良く、
また、グルーブ3内、例えばその中央部付近に、急俊な
V溝状の1つあるいは複数のクレビス4が設けられてい
ても良いことは言うまでもない。
3a近傍のみにクレビス4が設けられていることを説明
したが、図示はしないが、グルーブ3の幅方向の一端縁
部3b近傍のみにクレビス4が設けられていても良く、
また、グルーブ3内、例えばその中央部付近に、急俊な
V溝状の1つあるいは複数のクレビス4が設けられてい
ても良いことは言うまでもない。
【0018】換言するならば、本発明の情報記録媒体用
支持体は、本発明の情報記録媒体に用いられる情報記録
媒体用支持体であって、微細トラックパターンとしてラ
ンド2とグルーブ3とが交互に形成されており、かつグ
ルーブ3内には、グルーブ3の深さDgよりも深いDc
クレビス4が少なくとも一つ設けられていることを特徴
とするものである。
支持体は、本発明の情報記録媒体に用いられる情報記録
媒体用支持体であって、微細トラックパターンとしてラ
ンド2とグルーブ3とが交互に形成されており、かつグ
ルーブ3内には、グルーブ3の深さDgよりも深いDc
クレビス4が少なくとも一つ設けられていることを特徴
とするものである。
【0019】また、本発明の情報記録媒体用支持体1A
は、本発明の情報記録媒体B(図2図示)に用いられる
支持体であって、微細トラックパターンとしてランド2
とグルーブ3とが交互に形成されており、かつグルーブ
3の幅方向の一端縁部3a(又は一端縁部3b)近傍に
は、グルーブ3の深さDgよりも深いDcクレビス4が
設けられていることを特徴とするものである。
は、本発明の情報記録媒体B(図2図示)に用いられる
支持体であって、微細トラックパターンとしてランド2
とグルーブ3とが交互に形成されており、かつグルーブ
3の幅方向の一端縁部3a(又は一端縁部3b)近傍に
は、グルーブ3の深さDgよりも深いDcクレビス4が
設けられていることを特徴とするものである。
【0020】さて、本発明の情報記録媒体(第1実施
例)Bは、図2に示すように、前記した情報記録媒体用
支持体1A(図1図示)上に、記録層5と保護層6を順
に形成してなるものである。ここで記録層5はスパッタ
リング法によってDWDD型超解像膜を少なくとも有し
て成膜されているが、回り込み性の良いスパッタリング
でありながら、クレビス4はスパッタリングの陰になる
ために、クレビス4には記録層5が付着しない。従っ
て、記録層5はクレビス4近傍であたかも切断されたよ
うな形状となる。クレビス4はグルーブ3内に1つずつ
形成されているために使用可能なトラック数はランド2
の数と一致する(即ち事実上ランド記録のみ可能という
ことになる)。一方保護層6はスピンコートなどによっ
て厚く形成されるためにほぼ平坦な連続した形状として
形成される。しかし必要なのは、グルーブ3内において
記録層5が切断されていることであるので、保護層6が
連続であることは障害にならない。
例)Bは、図2に示すように、前記した情報記録媒体用
支持体1A(図1図示)上に、記録層5と保護層6を順
に形成してなるものである。ここで記録層5はスパッタ
リング法によってDWDD型超解像膜を少なくとも有し
て成膜されているが、回り込み性の良いスパッタリング
でありながら、クレビス4はスパッタリングの陰になる
ために、クレビス4には記録層5が付着しない。従っ
て、記録層5はクレビス4近傍であたかも切断されたよ
うな形状となる。クレビス4はグルーブ3内に1つずつ
形成されているために使用可能なトラック数はランド2
の数と一致する(即ち事実上ランド記録のみ可能という
ことになる)。一方保護層6はスピンコートなどによっ
て厚く形成されるためにほぼ平坦な連続した形状として
形成される。しかし必要なのは、グルーブ3内において
記録層5が切断されていることであるので、保護層6が
連続であることは障害にならない。
【0021】換言するならば、本発明の情報記録媒体B
は、本発明の情報記録媒体用支持体1A上に、少なくと
も、記録層5が積層されてなる情報記録媒体であって、
前記支持体1Aは、微細トラックパターンとしてランド
2とグルーブ3とが交互に形成されており、かつグルー
ブ3の幅方向の一端縁部3a(又は一端縁部3b)近傍
には、グルーブ3の深さDgよりも深いDcクレビス4
が設けられていることを特徴とするものである。
は、本発明の情報記録媒体用支持体1A上に、少なくと
も、記録層5が積層されてなる情報記録媒体であって、
前記支持体1Aは、微細トラックパターンとしてランド
2とグルーブ3とが交互に形成されており、かつグルー
ブ3の幅方向の一端縁部3a(又は一端縁部3b)近傍
には、グルーブ3の深さDgよりも深いDcクレビス4
が設けられていることを特徴とするものである。
【0022】また、本発明の情報記録媒体は、本発明の
情報記録媒体用支持体上に、少なくとも、記録層5が積
層されてなる情報記録媒体であって、前記支持体1A
は、微細トラックパターンとしてランド2とグルーブ3
とが交互に形成されており、かつグルーブ3内には、グ
ルーブの深さDgよりも深いDcクレビスが少なくとも
一つ設けられていることを特徴とするものである。
情報記録媒体用支持体上に、少なくとも、記録層5が積
層されてなる情報記録媒体であって、前記支持体1A
は、微細トラックパターンとしてランド2とグルーブ3
とが交互に形成されており、かつグルーブ3内には、グ
ルーブの深さDgよりも深いDcクレビスが少なくとも
一つ設けられていることを特徴とするものである。
【0023】さて、本発明の別の情報記録媒体用支持体
は、微細トラックパターンとしてランド2とグルーブ3
とが交互に形成されており、かつグルーブ3内にグルー
ブ3の深さDgよりも深いDcクレビス4が複数設けら
れていることを特徴とするものである。従来の支持体7
がグルーブ3と隣接するランド2の交互繰り返しから構
成されていた(図5図示)のに対して、例えば本発明の
情報記録媒体用支持体1Bは、図3に示すように、グル
ーブ3とランド2との境界のグルーブ3内側に、2つの
クレビス4,4を有した構成としたものである。2つの
クレビス4はそれぞれグルーブ3平面よりも支持体の内
側に窪んでいる形状を指し(グルーブ3の深さDg<ク
レビス4の深さDc)、その断面形状は逆三角形、急峻
なV溝状になっている。同図中、Wlはランド2の幅、
Wcはクレビス4の幅、Wg+2Wcはグルーブ3の幅
を示す。
は、微細トラックパターンとしてランド2とグルーブ3
とが交互に形成されており、かつグルーブ3内にグルー
ブ3の深さDgよりも深いDcクレビス4が複数設けら
れていることを特徴とするものである。従来の支持体7
がグルーブ3と隣接するランド2の交互繰り返しから構
成されていた(図5図示)のに対して、例えば本発明の
情報記録媒体用支持体1Bは、図3に示すように、グル
ーブ3とランド2との境界のグルーブ3内側に、2つの
クレビス4,4を有した構成としたものである。2つの
クレビス4はそれぞれグルーブ3平面よりも支持体の内
側に窪んでいる形状を指し(グルーブ3の深さDg<ク
レビス4の深さDc)、その断面形状は逆三角形、急峻
なV溝状になっている。同図中、Wlはランド2の幅、
Wcはクレビス4の幅、Wg+2Wcはグルーブ3の幅
を示す。
【0024】換言するならば、本発明の情報記録媒体用
支持体(第2実施例)1Bは、本発明の情報記録媒体C
に用いられる支持体であって、微細トラックパターンと
してランド2とグルーブ3とが交互に形成されており、
かつグルーブ3の幅方向の両端縁部3a,3b近傍に
は、グルーブ3の深さDgよりも深いDcクレビス4,
4がそれぞれ設けられていることを特徴とするものであ
る。
支持体(第2実施例)1Bは、本発明の情報記録媒体C
に用いられる支持体であって、微細トラックパターンと
してランド2とグルーブ3とが交互に形成されており、
かつグルーブ3の幅方向の両端縁部3a,3b近傍に
は、グルーブ3の深さDgよりも深いDcクレビス4,
4がそれぞれ設けられていることを特徴とするものであ
る。
【0025】さらにまた、本発明の情報記録媒体(第2
実施例)Cは、図4に示すように、前記した情報記録媒
体用支持体1B(図3図示)上に、記録層5と保護層6
を順に形成してなるものである。ここで記録層5はスパ
ッタリング法によってDWDD型超解像膜を少なくとも
有して成膜されているが、回り込み性の良いスパッタリ
ングでありながら、2つのクレビス4はスパッタリング
の陰になるために、これらのクレビス4には記録層5は
付着しない。従って、記録層5は2つのクレビス4近傍
であたかも切断されたような形状となる。2つのクレビ
ス4はグルーブ3内に2つずつ形成されているために、
ランド2とグルーブ3のいずれもが記録可能になるか
ら、使用可能なトラック数はランド2の数にグルーブ3
の数を加えた数と一致する。保護層6はスピンコートな
どによって厚く形成されるためにほぼ平坦な連続した形
状として形成される。しかし必要なのは記録層5の切断
であるので、保護層6が連続であることは障害にならな
い。
実施例)Cは、図4に示すように、前記した情報記録媒
体用支持体1B(図3図示)上に、記録層5と保護層6
を順に形成してなるものである。ここで記録層5はスパ
ッタリング法によってDWDD型超解像膜を少なくとも
有して成膜されているが、回り込み性の良いスパッタリ
ングでありながら、2つのクレビス4はスパッタリング
の陰になるために、これらのクレビス4には記録層5は
付着しない。従って、記録層5は2つのクレビス4近傍
であたかも切断されたような形状となる。2つのクレビ
ス4はグルーブ3内に2つずつ形成されているために、
ランド2とグルーブ3のいずれもが記録可能になるか
ら、使用可能なトラック数はランド2の数にグルーブ3
の数を加えた数と一致する。保護層6はスピンコートな
どによって厚く形成されるためにほぼ平坦な連続した形
状として形成される。しかし必要なのは記録層5の切断
であるので、保護層6が連続であることは障害にならな
い。
【0026】こうして、本発明の情報記録媒体C(図4
図示)は、DWDD型情報記録媒体では従来不可能であ
ったランド・グルーブ記録が実現でき、先に述べた本発
明なる情報記録媒体B(図2図示)の2倍の記録容量が
達成できる。
図示)は、DWDD型情報記録媒体では従来不可能であ
ったランド・グルーブ記録が実現でき、先に述べた本発
明なる情報記録媒体B(図2図示)の2倍の記録容量が
達成できる。
【0027】換言するならば、本発明の情報記録媒体C
は、本発明の情報記録媒体用支持体1B上に、少なくと
も、記録層5が積層されてなる情報記録媒体であって、
前記支持体1Bは、微細トラックパターンとしてランド
2とグルーブ3とが交互に形成されており、かつグルー
ブ3の幅方向の両端縁部3a,3b近傍には、グルーブ
3の深さDgよりも深いDcクレビス4,4がそれぞれ
設けられているものである。
は、本発明の情報記録媒体用支持体1B上に、少なくと
も、記録層5が積層されてなる情報記録媒体であって、
前記支持体1Bは、微細トラックパターンとしてランド
2とグルーブ3とが交互に形成されており、かつグルー
ブ3の幅方向の両端縁部3a,3b近傍には、グルーブ
3の深さDgよりも深いDcクレビス4,4がそれぞれ
設けられているものである。
【0028】さらに、前述した本発明の情報記録媒体B
は、図2に示すように、支持体1A上に積層された記録
層5が、微細トラックパターン毎に、記録層部分5cの
ように、切断されているものである。
は、図2に示すように、支持体1A上に積層された記録
層5が、微細トラックパターン毎に、記録層部分5cの
ように、切断されているものである。
【0029】さらに、前述した本発明の情報記録媒体C
は、図4に示すように、支持体1B上に積層された記録
層5が、微細トラックパターン毎に、記録層部分5dの
ように、切断されているものである。
は、図4に示すように、支持体1B上に積層された記録
層5が、微細トラックパターン毎に、記録層部分5dの
ように、切断されているものである。
【0030】さらにまた、前述した本発明の情報記録媒
体B,Cを構成する記録層5は、DWDD型超解像(記
録)膜を少なくとも有している。このDWDD型超解像
記録膜は、例えば前述した移動層、スイッチング層、メ
モリ層の3層の積層体に代表される磁壁移動検出型の超
解像光磁気膜である。また後述するが、記録層5はこの
DWDD型の超解像光磁気膜に限定されず、他の再生原
理による光磁気超解像膜でも適応でき、更に光磁気以外
の原理による記録再生膜(例えば相変化記録膜)であっ
てもよいものである。
体B,Cを構成する記録層5は、DWDD型超解像(記
録)膜を少なくとも有している。このDWDD型超解像
記録膜は、例えば前述した移動層、スイッチング層、メ
モリ層の3層の積層体に代表される磁壁移動検出型の超
解像光磁気膜である。また後述するが、記録層5はこの
DWDD型の超解像光磁気膜に限定されず、他の再生原
理による光磁気超解像膜でも適応でき、更に光磁気以外
の原理による記録再生膜(例えば相変化記録膜)であっ
てもよいものである。
【0031】次に、本発明の情報記録媒体の具体的な
(媒体実施例1)〜(媒体実施例5)について順次説明
する。即ち、(媒体実施例1)は支持体1A上にDWD
D型超解像膜(図9)を用いて構成した情報記録媒体
B、(媒体実施例2),(媒体実施例3)はそれぞれ支
持体1B上にDWDD型超解像膜(図11),DWDD
型超解像膜(図20)を用いて構成した情報記録媒体
C、(媒体実施例4)は支持体1B上に相変化膜(図2
4)を記録層5として用いて構成した情報記録媒体C、
そして(媒体実施例5)は支持体1B上にCAD(Ce
ntral Aperture Detection)
型超解像膜(図30)を記録層5として用いて構成した
情報記録媒体Cである。
(媒体実施例1)〜(媒体実施例5)について順次説明
する。即ち、(媒体実施例1)は支持体1A上にDWD
D型超解像膜(図9)を用いて構成した情報記録媒体
B、(媒体実施例2),(媒体実施例3)はそれぞれ支
持体1B上にDWDD型超解像膜(図11),DWDD
型超解像膜(図20)を用いて構成した情報記録媒体
C、(媒体実施例4)は支持体1B上に相変化膜(図2
4)を記録層5として用いて構成した情報記録媒体C、
そして(媒体実施例5)は支持体1B上にCAD(Ce
ntral Aperture Detection)
型超解像膜(図30)を記録層5として用いて構成した
情報記録媒体Cである。
【0032】また、本発明の情報記録媒体用支持体の製
造方法の具体的な(製造方法実施例1)〜(製造方法実
施例7)について順次説明する。即ち、(製造方法実施
例1),(製造方法実施例2)はそれぞれ支持体1をド
ライエッチング法により支持体1A,1Bを作成する製
造方法(図15,図16)、(製造方法実施例3)〜
(製造方法実施例7)はそれぞれ支持体1Bを成形によ
り作成する製造方法(図19,図27,図31,図3
3)であり、このうち、(製造方法実施例3)〜(製造
方法実施例6)は支持体1Bをエッチング法により作成
したガラスマスター11B,31B,41B(図19,
図27,図31)によって作成した製造方法実施例であ
る。そして(製造方法実施例7)は支持体1Bをネガ・
ポジ両用のフォトレジストにより作成したガラスマスタ
ー51B(図33)によって作成した製造方法実施例で
ある。
造方法の具体的な(製造方法実施例1)〜(製造方法実
施例7)について順次説明する。即ち、(製造方法実施
例1),(製造方法実施例2)はそれぞれ支持体1をド
ライエッチング法により支持体1A,1Bを作成する製
造方法(図15,図16)、(製造方法実施例3)〜
(製造方法実施例7)はそれぞれ支持体1Bを成形によ
り作成する製造方法(図19,図27,図31,図3
3)であり、このうち、(製造方法実施例3)〜(製造
方法実施例6)は支持体1Bをエッチング法により作成
したガラスマスター11B,31B,41B(図19,
図27,図31)によって作成した製造方法実施例であ
る。そして(製造方法実施例7)は支持体1Bをネガ・
ポジ両用のフォトレジストにより作成したガラスマスタ
ー51B(図33)によって作成した製造方法実施例で
ある。
【0033】以下、本発明の情報記録媒体の具体的な実
施例を、[媒体実施例 1]、[媒体実施例 2]と項分け
して説明する。
施例を、[媒体実施例 1]、[媒体実施例 2]と項分け
して説明する。
【0034】[媒体実施例 1] 「ランドとグルーブが直線平行に形成してなるカード情
報記録媒体の例」石英ガラスからなる85mm×54m
m×0.7mm厚の支持体1Aを用意した。この断面模
式図は図1の如くなっており、ランド2とグルーブ3、
クレビス4が直線平行に形成されている。それぞれの幅
や寸法は、図1記載の符号に対応して、図8に示すよう
に構成されている。即ち、ランド2の幅Wlは0.55
ミクロン、グルーブ3の幅(Wg+Wc)の内の幅Wg
は0.51ミクロン、グルーブ3の深さDgは0.2ミ
クロン、クレビス4の幅Wcは0.04ミクロン、クレ
ビス4の深さDcは0.35ミクロンとなっている。
報記録媒体の例」石英ガラスからなる85mm×54m
m×0.7mm厚の支持体1Aを用意した。この断面模
式図は図1の如くなっており、ランド2とグルーブ3、
クレビス4が直線平行に形成されている。それぞれの幅
や寸法は、図1記載の符号に対応して、図8に示すよう
に構成されている。即ち、ランド2の幅Wlは0.55
ミクロン、グルーブ3の幅(Wg+Wc)の内の幅Wg
は0.51ミクロン、グルーブ3の深さDgは0.2ミ
クロン、クレビス4の幅Wcは0.04ミクロン、クレ
ビス4の深さDcは0.35ミクロンとなっている。
【0035】次にこの支持体1A上に記録層5と保護層
6を形成した。記録層5は公知のスパッタリング法によ
って構成し、図9に示した記録材料で構成した。即ち、
DWDD(磁壁移動検出)型超解像膜である、光磁気膜
の3層(前記した移動層であるGdCo(厚さ30n
m)/前記したスイッチング層であるDyFe(厚さ1
0nm)/前記したメモリ層であるTbFeCo(厚さ
40nm))を、誘電体層(第1誘電体層であるSiO
(厚さ100nm),第2誘電体層であるTaO(厚さ
60nm))でサンドイッチした構造とした。次に保護
層6を公知のスクリーン印刷法によって、熱硬化樹脂を
15ミクロン厚で形成し、80℃のベーキングによって
硬化させた。このカードをトラックに垂直な方向に破断
し、断面形状を走査型電子顕微鏡で観察したところ、図
2のような断面形状であることが確認できた。
6を形成した。記録層5は公知のスパッタリング法によ
って構成し、図9に示した記録材料で構成した。即ち、
DWDD(磁壁移動検出)型超解像膜である、光磁気膜
の3層(前記した移動層であるGdCo(厚さ30n
m)/前記したスイッチング層であるDyFe(厚さ1
0nm)/前記したメモリ層であるTbFeCo(厚さ
40nm))を、誘電体層(第1誘電体層であるSiO
(厚さ100nm),第2誘電体層であるTaO(厚さ
60nm))でサンドイッチした構造とした。次に保護
層6を公知のスクリーン印刷法によって、熱硬化樹脂を
15ミクロン厚で形成し、80℃のベーキングによって
硬化させた。このカードをトラックに垂直な方向に破断
し、断面形状を走査型電子顕微鏡で観察したところ、図
2のような断面形状であることが確認できた。
【0036】このカード情報記録媒体をランド2に焦点
を結びながら記録再生したところ、図12のようなマー
ク長対C/N比再生周波数特性が得られた。ここで使用
した記録装置は、波長780nm、レンズ開口数0.5
5であり、単一周波数記録と再生を行った。ただし、D
WDDで通常使用するレーザーアニールはここでは一切
使用しなかった。記録パワーは3.5mW、再生パワー
は1.9mWであった。このとき最短マーク長0.08
ミクロンの記録再生が達成されており、超解像現象が発
現できていることが確認できた。またマーク長0.1ミ
クロンにおけるC/Nは34dBと充分再生できるレベ
ルであった。なお波長とレンズ開口数から理論的に計算
される再生限界は、マーク長0.35ミクロンである。
を結びながら記録再生したところ、図12のようなマー
ク長対C/N比再生周波数特性が得られた。ここで使用
した記録装置は、波長780nm、レンズ開口数0.5
5であり、単一周波数記録と再生を行った。ただし、D
WDDで通常使用するレーザーアニールはここでは一切
使用しなかった。記録パワーは3.5mW、再生パワー
は1.9mWであった。このとき最短マーク長0.08
ミクロンの記録再生が達成されており、超解像現象が発
現できていることが確認できた。またマーク長0.1ミ
クロンにおけるC/Nは34dBと充分再生できるレベ
ルであった。なお波長とレンズ開口数から理論的に計算
される再生限界は、マーク長0.35ミクロンである。
【0037】[媒体実施例 2] 「ランドとグルーブがスパイラル状に、かつ互いに平行
に形成してなる情報記録ディスクの例」青板ガラスから
なる直径120mm×0.6mm厚の支持体1Bを用意
した。この断面模式図は図3の如くなっており、ランド
2とグルーブ3、2つのクレビス4が平行に且つスパイ
ラル状に形成されている。また2つのクレビス4はグル
ーブ2の両サイドに形成されている。それぞれの幅や寸
法は、図3記載の符号に対応して、図10に示すように
構成されている。即ち、ランド2の幅Wlは0.51ミ
クロン、グルーブ3の幅(Wg+Wc)の内の幅Wgは
0.51ミクロン、グルーブ3の深さDgは0.2ミク
ロン、クレビス4の幅Wcは0.04ミクロン、クレビ
ス4の深さDcは0.35ミクロン。
に形成してなる情報記録ディスクの例」青板ガラスから
なる直径120mm×0.6mm厚の支持体1Bを用意
した。この断面模式図は図3の如くなっており、ランド
2とグルーブ3、2つのクレビス4が平行に且つスパイ
ラル状に形成されている。また2つのクレビス4はグル
ーブ2の両サイドに形成されている。それぞれの幅や寸
法は、図3記載の符号に対応して、図10に示すように
構成されている。即ち、ランド2の幅Wlは0.51ミ
クロン、グルーブ3の幅(Wg+Wc)の内の幅Wgは
0.51ミクロン、グルーブ3の深さDgは0.2ミク
ロン、クレビス4の幅Wcは0.04ミクロン、クレビ
ス4の深さDcは0.35ミクロン。
【0038】次に、この支持体1Bに記録層5と保護層
6を形成した。記録層5は公知のスパッタリング法によ
って構成し、図11に示した記録材料で構成した。即
ち、DWDD(磁壁移動検出)型超解像膜である、光磁
気膜の3層(前記した移動層であるGdFeCr(厚さ
30nm)/前記したスイッチング層であるTbFeC
r(厚さ10nm)/前記したメモリ層であるTbFe
CoCr(厚さ80nm))を、誘電体層(第1誘電体
層であるSiN(厚さ90nm),第2誘電体層である
SiN(厚さ50nm))でサンドイッチした構造とし
た。
6を形成した。記録層5は公知のスパッタリング法によ
って構成し、図11に示した記録材料で構成した。即
ち、DWDD(磁壁移動検出)型超解像膜である、光磁
気膜の3層(前記した移動層であるGdFeCr(厚さ
30nm)/前記したスイッチング層であるTbFeC
r(厚さ10nm)/前記したメモリ層であるTbFe
CoCr(厚さ80nm))を、誘電体層(第1誘電体
層であるSiN(厚さ90nm),第2誘電体層である
SiN(厚さ50nm))でサンドイッチした構造とし
た。
【0039】次に保護層6を公知の回転成膜法によっ
て、紫外線硬化樹脂を6ミクロン厚で形成し、紫外線B
波照射によって硬化させた。この情報記録ディスクをト
ラックに垂直な方向に破断し、断面形状を走査型電子顕
微鏡で観察したところ、図4のような断面形状であるこ
とが確認できた。
て、紫外線硬化樹脂を6ミクロン厚で形成し、紫外線B
波照射によって硬化させた。この情報記録ディスクをト
ラックに垂直な方向に破断し、断面形状を走査型電子顕
微鏡で観察したところ、図4のような断面形状であるこ
とが確認できた。
【0040】この情報記録ディスクをランド2に焦点を
結びながら記録再生したところ、図13のようなマーク
長対C/N比再生周波数特性が得られた。ここで使用し
た記録装置は、波長690nm、レンズ開口数0.6で
あり、単一周波数記録と再生を行った。記録パワーは
3.7mW、再生パワーは2.2mWであった。このと
きマーク長0.06ミクロンの記録再生が達成されてお
り、この場合も超解像現象が発現できていることが確認
できた。またマーク長0.1ミクロンにおけるC/Nは
36dBと充分再生できるレベルであった。なお波長と
レンズ開口数から理論的に計算される再生限界は、マー
ク長0.26ミクロンである。
結びながら記録再生したところ、図13のようなマーク
長対C/N比再生周波数特性が得られた。ここで使用し
た記録装置は、波長690nm、レンズ開口数0.6で
あり、単一周波数記録と再生を行った。記録パワーは
3.7mW、再生パワーは2.2mWであった。このと
きマーク長0.06ミクロンの記録再生が達成されてお
り、この場合も超解像現象が発現できていることが確認
できた。またマーク長0.1ミクロンにおけるC/Nは
36dBと充分再生できるレベルであった。なお波長と
レンズ開口数から理論的に計算される再生限界は、マー
ク長0.26ミクロンである。
【0041】次にこの情報記録ディスクをグルーブ3に
焦点を結びながら同様に記録再生したところ、図14の
ようなマーク長対C/N比再生周波数特性が得られた。
このとき最短マーク長0.08ミクロンの記録再生が達
成されており、この場合も超解像現象が発現できている
ことが確認できた。またマーク長0.1ミクロンにおけ
るC/Nは35dBと充分再生できるレベルであった。
また図13,図14より、ランド・グルーブ記録が達成
できていることが確認できた。
焦点を結びながら同様に記録再生したところ、図14の
ようなマーク長対C/N比再生周波数特性が得られた。
このとき最短マーク長0.08ミクロンの記録再生が達
成されており、この場合も超解像現象が発現できている
ことが確認できた。またマーク長0.1ミクロンにおけ
るC/Nは35dBと充分再生できるレベルであった。
また図13,図14より、ランド・グルーブ記録が達成
できていることが確認できた。
【0042】以上[媒体実施例 1]、[媒体実施例 2]
で見てきたように、前記したクレビス4を有する支持体
1A,1Bを用いることにより、従来のスパッタリング
装置を使用しながら、前記した記録層5のトラック毎の
切断が自動的に行えるのである。ここで重要なことは、
記録層5を直接エッチングなどで切断するのではなく、
スパッタリング成膜完了時点で、同時に記録層がトラッ
ク毎に分離できている点である。
で見てきたように、前記したクレビス4を有する支持体
1A,1Bを用いることにより、従来のスパッタリング
装置を使用しながら、前記した記録層5のトラック毎の
切断が自動的に行えるのである。ここで重要なことは、
記録層5を直接エッチングなどで切断するのではなく、
スパッタリング成膜完了時点で、同時に記録層がトラッ
ク毎に分離できている点である。
【0043】言い換えればトラック毎の記録層5の自己
切断が実現できている。また切断位置はクレビス4の近
傍に限定されており、高い位置精度で記録層5が切断で
きている。このように特別な位置合わせを行わずとも記
録層5が切れている。言い換えれば自己整合(セルフア
ライメント)的に切断が実現できている。これによって
高密度記録再生が可能となっており、特にDWDDに代
表される超解像記録層においてはレーザーアニールが不
要となる、ランドグルーブ記録が実現できるなど、多大
な効果がある。
切断が実現できている。また切断位置はクレビス4の近
傍に限定されており、高い位置精度で記録層5が切断で
きている。このように特別な位置合わせを行わずとも記
録層5が切れている。言い換えれば自己整合(セルフア
ライメント)的に切断が実現できている。これによって
高密度記録再生が可能となっており、特にDWDDに代
表される超解像記録層においてはレーザーアニールが不
要となる、ランドグルーブ記録が実現できるなど、多大
な効果がある。
【0044】以上、[媒体実施例 1] 、[媒体実施例
2]の説明を行ってきたが、これら具体的な実施例に記
載した内容に限定されるものではない。各構成材料や寸
法は、必要に応じ随時変更することができる。
2]の説明を行ってきたが、これら具体的な実施例に記
載した内容に限定されるものではない。各構成材料や寸
法は、必要に応じ随時変更することができる。
【0045】即ち、前記した支持体1A,1Bは、クレ
ビス4を有する微細パターンが少なくとも刻まれている
ものであればよく、石英ガラス、青板ガラス以外のセラ
ミックでもよく、例えばソーダアルミノ珪酸ガラス、ホ
ウ珪酸ガラス、バリウムホウ珪酸ガラスなどの各種ガラ
スも用いられる。またポリカーボネートやポリメチルメ
タクリレート、ポリスチレン、ポリカーボネート・ポリ
スチレン共重合体、ポリビニルクロライド、脂環式ポリ
オレフィン、ポリメチルペンテンなどの各種熱可塑性合
成樹脂や、熱硬化性合成樹脂や、放射線硬化樹脂(紫外
線、電子線の例を含む)や、金属板であってもよい。ま
た支持体1A,1B上に、ランド2、グルーブ3、クレ
ビス4以外、ピットやホログラム、認証マークなどが刻
まれてあってもよい。
ビス4を有する微細パターンが少なくとも刻まれている
ものであればよく、石英ガラス、青板ガラス以外のセラ
ミックでもよく、例えばソーダアルミノ珪酸ガラス、ホ
ウ珪酸ガラス、バリウムホウ珪酸ガラスなどの各種ガラ
スも用いられる。またポリカーボネートやポリメチルメ
タクリレート、ポリスチレン、ポリカーボネート・ポリ
スチレン共重合体、ポリビニルクロライド、脂環式ポリ
オレフィン、ポリメチルペンテンなどの各種熱可塑性合
成樹脂や、熱硬化性合成樹脂や、放射線硬化樹脂(紫外
線、電子線の例を含む)や、金属板であってもよい。ま
た支持体1A,1B上に、ランド2、グルーブ3、クレ
ビス4以外、ピットやホログラム、認証マークなどが刻
まれてあってもよい。
【0046】また、前記した記録層5はテルビウム、コ
バルト、鉄、ガドリニウム、クロム以外に、ネオジム、
ジスプロシウム、ビスマス、パラジウム、サマリウム、
ホルミウム、エルビウム、イッテルビウム、ルテチウ
ム、プロセオジム、マンガン、チタン、アルミニウム、
シリコン、インジウム、アンチモン、テルル、セレン、
ヒ素、白金、金、銀、銅、錫、硫黄などの無機物やその
合金(合金とは酸化物、窒化物、炭化物の例を含む)な
どを用いてもよい。記録再生原理に応じて、材料を適宜
選択して使用することができる。
バルト、鉄、ガドリニウム、クロム以外に、ネオジム、
ジスプロシウム、ビスマス、パラジウム、サマリウム、
ホルミウム、エルビウム、イッテルビウム、ルテチウ
ム、プロセオジム、マンガン、チタン、アルミニウム、
シリコン、インジウム、アンチモン、テルル、セレン、
ヒ素、白金、金、銀、銅、錫、硫黄などの無機物やその
合金(合金とは酸化物、窒化物、炭化物の例を含む)な
どを用いてもよい。記録再生原理に応じて、材料を適宜
選択して使用することができる。
【0047】また補助的に用いる誘電体膜もシリコン、
タンタル以外に亜鉛、マグネシウム、カルシウム、アル
ミニウム、クロム、ジルコニウム、フッ素、硫黄やその
合金(酸化物、窒化物、炭化物を含む)などを用いても
よい。また更に補助的に反射膜を積層してもよく、アル
ミニウムや、金、銀、銅、鉄、亜鉛、クロム、タンタ
ル、チタン、モリブデン、シリコン、ニッケル、パラジ
ウムなどや、これらの合金を積層してもよい。
タンタル以外に亜鉛、マグネシウム、カルシウム、アル
ミニウム、クロム、ジルコニウム、フッ素、硫黄やその
合金(酸化物、窒化物、炭化物を含む)などを用いても
よい。また更に補助的に反射膜を積層してもよく、アル
ミニウムや、金、銀、銅、鉄、亜鉛、クロム、タンタ
ル、チタン、モリブデン、シリコン、ニッケル、パラジ
ウムなどや、これらの合金を積層してもよい。
【0048】また上記[媒体実施例 1]、 [媒体実施例
2]では、記録層5の成膜方法を、公知のスパッタリ
ング法を使用した。本発明は回り込み性の良いスパッタ
リングを用いても、グルーブ内で記録層5が切断される
のが特徴であるから、他の真空成膜方法にも置き換えが
できるものである。例えば同じく回り込み性が良いこと
で知られるCVD法(化学的気相成長法)も使用でき
る。また成膜粒子の直進性が優れた成膜方法、例えば真
空蒸着、コリメートスパッタリング、ロングスロースパ
ッタリングであっても良い。
2]では、記録層5の成膜方法を、公知のスパッタリ
ング法を使用した。本発明は回り込み性の良いスパッタ
リングを用いても、グルーブ内で記録層5が切断される
のが特徴であるから、他の真空成膜方法にも置き換えが
できるものである。例えば同じく回り込み性が良いこと
で知られるCVD法(化学的気相成長法)も使用でき
る。また成膜粒子の直進性が優れた成膜方法、例えば真
空蒸着、コリメートスパッタリング、ロングスロースパ
ッタリングであっても良い。
【0049】また、前記した保護層6は熱硬化樹脂、紫
外線硬化樹脂以外に、可視光を含む各種放射線硬化樹脂
や電子線硬化樹脂、湿気硬化樹脂、複数液混合硬化樹脂
などを用いてもよい。また必要に応じ保護層6上に印刷
を施してもよい。
外線硬化樹脂以外に、可視光を含む各種放射線硬化樹脂
や電子線硬化樹脂、湿気硬化樹脂、複数液混合硬化樹脂
などを用いてもよい。また必要に応じ保護層6上に印刷
を施してもよい。
【0050】一方、記録又は再生に使用するレーザーの
波長は780や690nmに限定されない。例えばレー
ザーの波長は1300、980、830、650、63
5、532、430、410、370nm付近などでも
可能である。またレンズ開口数は0.55,0.6以外
に、0.4、0.45、0.65、0.7、0.75、
0.8、0.85、0.9などでも可能である。またソ
リッドイマージョンレンズに代表される1以上の開口数
でも可能である。また記録レーザーの波長やレンズ開口
数に応じて、支持体1A,1Bの厚みや、記録層5,保
護層6の厚み、その内部構成、支持体1A,1Bの外
寸、微細寸法などを変更することも可能である。また記
録層5,保護層6の厚みを、記録再生が支持体1A,1
B側から行うように設計することも可能であるし、保護
層6側から行うように設計することも可能である。
波長は780や690nmに限定されない。例えばレー
ザーの波長は1300、980、830、650、63
5、532、430、410、370nm付近などでも
可能である。またレンズ開口数は0.55,0.6以外
に、0.4、0.45、0.65、0.7、0.75、
0.8、0.85、0.9などでも可能である。またソ
リッドイマージョンレンズに代表される1以上の開口数
でも可能である。また記録レーザーの波長やレンズ開口
数に応じて、支持体1A,1Bの厚みや、記録層5,保
護層6の厚み、その内部構成、支持体1A,1Bの外
寸、微細寸法などを変更することも可能である。また記
録層5,保護層6の厚みを、記録再生が支持体1A,1
B側から行うように設計することも可能であるし、保護
層6側から行うように設計することも可能である。
【0051】以上、[媒体実施例 1] 、[媒体実施例
2]によって、本発明の情報記録媒体及び情報記録媒体
用支持体の具体的な実施例の説明を行ってきた。しかし
本発明はこれに限定されるものではなく、その趣旨に乗
っ取った各種応用が可能である。例えば主たる説明とし
て、カードやディスクの例を多用したが、これに限らず
光フロッピーや光テープなどにも応用が可能である。
2]によって、本発明の情報記録媒体及び情報記録媒体
用支持体の具体的な実施例の説明を行ってきた。しかし
本発明はこれに限定されるものではなく、その趣旨に乗
っ取った各種応用が可能である。例えば主たる説明とし
て、カードやディスクの例を多用したが、これに限らず
光フロッピーや光テープなどにも応用が可能である。
【0052】また、[媒体実施例 1]、[媒体実施例
2]で記載した記録層5は、磁壁移動検出型超解像膜で
あるが、本発明はこれに限定されず、他の再生原理によ
る超解像膜、例えばCAD型超解像膜やFAD(Fro
nt Aperture Detection)型超解
像膜、RAD(Rear Aperture Dete
ction)型超解像膜、ダブルマスク型超解像膜であ
ってもよい。また光磁気以外の記録再生原理による記録
再生膜であってもよい。
2]で記載した記録層5は、磁壁移動検出型超解像膜で
あるが、本発明はこれに限定されず、他の再生原理によ
る超解像膜、例えばCAD型超解像膜やFAD(Fro
nt Aperture Detection)型超解
像膜、RAD(Rear Aperture Dete
ction)型超解像膜、ダブルマスク型超解像膜であ
ってもよい。また光磁気以外の記録再生原理による記録
再生膜であってもよい。
【0053】さて次に、本発明の情報記録媒体用支持体
の製造方法について説明する。
の製造方法について説明する。
【0054】本発明の情報記録媒体用支持体の製造方法
は、前記した請求項8乃至請求項10のいずれかに記載
の情報記録媒体用支持体上に、少なくとも、記録層が積
層されてなる情報記録媒体を製造する情報記録媒体の製
造方法である。そして、本発明の情報記録媒体の特徴で
あるその工程は、前記情報記録媒体用支持体上に、前記
記録層の真空成膜処理を行い、前記情報記録媒体用支持
体のグルーブ及びランドには記録層を被着させると同時
に、前記情報記録媒体用支持体のクレビスには記録層を
被着させないことを特徴としている。
は、前記した請求項8乃至請求項10のいずれかに記載
の情報記録媒体用支持体上に、少なくとも、記録層が積
層されてなる情報記録媒体を製造する情報記録媒体の製
造方法である。そして、本発明の情報記録媒体の特徴で
あるその工程は、前記情報記録媒体用支持体上に、前記
記録層の真空成膜処理を行い、前記情報記録媒体用支持
体のグルーブ及びランドには記録層を被着させると同時
に、前記情報記録媒体用支持体のクレビスには記録層を
被着させないことを特徴としている。
【0055】また、本発明の情報記録媒体用支持体の特
徴であるその工程は、高精度に研磨洗浄した支持体上
に、耐ドライエッチング性を有するパターニングマスク
を均一に成膜する工程と、次に、前記微細トラックパタ
ーンに対応したパターンを支持体上に形成するためのパ
ターニングを行う工程と、次に、35〜500mtor
rのガス圧力でドライエッチングを行い、前記グルーブ
及びクレビスを同時に彫り込む工程と、前記パターニン
グマスクを除去する工程とを備えたことを特徴としてい
る。
徴であるその工程は、高精度に研磨洗浄した支持体上
に、耐ドライエッチング性を有するパターニングマスク
を均一に成膜する工程と、次に、前記微細トラックパタ
ーンに対応したパターンを支持体上に形成するためのパ
ターニングを行う工程と、次に、35〜500mtor
rのガス圧力でドライエッチングを行い、前記グルーブ
及びクレビスを同時に彫り込む工程と、前記パターニン
グマスクを除去する工程とを備えたことを特徴としてい
る。
【0056】さらに、本発明の情報記録媒体用支持体の
特徴である別の工程としては、ガラスマスターを製造す
る工程と、ガラスマスターからスタンパーを製造する工
程と、スタンパーから支持体を製造する工程とからな
る。ガラスマスターを製造する工程は、高精度に研磨洗
浄した母型上に、耐ドライエッチング性を有するパター
ニングマスクを均一に成膜する工程と、次に、前記微細
トラックパターンに対応したパターンを支持体上に形成
するためのパターニングを行う工程と、次に、35〜5
00mtorrのガス圧力でドライエッチングを行い、
前記グルーブ及びクレビスを同時に彫り込む工程と、前
記パターニングマスクを除去する工程とを備えたことを
特徴としている。さらに、本発明の情報記録媒体用支持
体の特徴である別の工程としては、ガラスマスターを製
造する工程と、ガラスマスターからスタンパーを製造す
る工程と、スタンパーから支持体を製造する工程とから
なる。ガラスマスターを製造する工程は、高精度に研磨
洗浄した母型上に、ドライエッチング可能なエッチング
層を形成する工程と、エッチング層上に耐ドライエッチ
ング性を有するパターニングマスクを均一に成膜する工
程と、次に、前記微細トラックパターンに対応したパタ
ーンを支持体上に形成するためのパターニングを行う工
程と、次に、35〜500mtorrのガス圧力でドラ
イエッチングを行い、エッチング層に前記グルーブ及び
クレビスを同時に彫り込む工程と、前記パターニングマ
スクを除去する工程とを備えたことを特徴としている。
さらに、本発明の情報記録媒体用支持体の特徴である別
の工程としては、ガラスマスターを製造する工程と、ガ
ラスマスターからスタンパーを製造する工程と、スタン
パーから支持体を製造する工程とからなる。ガラスマス
ターを製造する工程は、高精度に研磨洗浄した母型上
に、ドライエッチング可能なエッチング層を形成する工
程と、エッチング層上に耐ドライエッチング性を有する
パターニングマスクを均一に成膜する工程と、次に、前
記微細トラックパターンに対応したパターンを支持体上
に形成するためのパターニングを行う工程と、次に、3
5〜500mtorrのガス圧力でドライエッチングを
行い、エッチング層に前記グルーブ、母型に前記クレビ
スを同時に彫り込む工程と、前記パターニングマスクを
除去する工程とを備えたことを特徴としている。
特徴である別の工程としては、ガラスマスターを製造す
る工程と、ガラスマスターからスタンパーを製造する工
程と、スタンパーから支持体を製造する工程とからな
る。ガラスマスターを製造する工程は、高精度に研磨洗
浄した母型上に、耐ドライエッチング性を有するパター
ニングマスクを均一に成膜する工程と、次に、前記微細
トラックパターンに対応したパターンを支持体上に形成
するためのパターニングを行う工程と、次に、35〜5
00mtorrのガス圧力でドライエッチングを行い、
前記グルーブ及びクレビスを同時に彫り込む工程と、前
記パターニングマスクを除去する工程とを備えたことを
特徴としている。さらに、本発明の情報記録媒体用支持
体の特徴である別の工程としては、ガラスマスターを製
造する工程と、ガラスマスターからスタンパーを製造す
る工程と、スタンパーから支持体を製造する工程とから
なる。ガラスマスターを製造する工程は、高精度に研磨
洗浄した母型上に、ドライエッチング可能なエッチング
層を形成する工程と、エッチング層上に耐ドライエッチ
ング性を有するパターニングマスクを均一に成膜する工
程と、次に、前記微細トラックパターンに対応したパタ
ーンを支持体上に形成するためのパターニングを行う工
程と、次に、35〜500mtorrのガス圧力でドラ
イエッチングを行い、エッチング層に前記グルーブ及び
クレビスを同時に彫り込む工程と、前記パターニングマ
スクを除去する工程とを備えたことを特徴としている。
さらに、本発明の情報記録媒体用支持体の特徴である別
の工程としては、ガラスマスターを製造する工程と、ガ
ラスマスターからスタンパーを製造する工程と、スタン
パーから支持体を製造する工程とからなる。ガラスマス
ターを製造する工程は、高精度に研磨洗浄した母型上
に、ドライエッチング可能なエッチング層を形成する工
程と、エッチング層上に耐ドライエッチング性を有する
パターニングマスクを均一に成膜する工程と、次に、前
記微細トラックパターンに対応したパターンを支持体上
に形成するためのパターニングを行う工程と、次に、3
5〜500mtorrのガス圧力でドライエッチングを
行い、エッチング層に前記グルーブ、母型に前記クレビ
スを同時に彫り込む工程と、前記パターニングマスクを
除去する工程とを備えたことを特徴としている。
【0057】さらにまた、本発明の情報記録媒体用支持
体の特徴である別の工程としては、高精度に研磨洗浄し
た支持体上に、ネガ・ポジ兼用のフォトレジストを均一
に成膜する工程と、次に、前記微細トラックパターンを
支持体上に形成するために、所定の露光量でパターニン
グを行う工程とを備えたことを特徴としている。
体の特徴である別の工程としては、高精度に研磨洗浄し
た支持体上に、ネガ・ポジ兼用のフォトレジストを均一
に成膜する工程と、次に、前記微細トラックパターンを
支持体上に形成するために、所定の露光量でパターニン
グを行う工程とを備えたことを特徴としている。
【0058】さて次に、本発明の情報記録媒体用支持体
の製造方法について、前記した(製造方法実施例1)〜
(製造方法実施例7)に沿って、順次具体的に説明す
る。
の製造方法について、前記した(製造方法実施例1)〜
(製造方法実施例7)に沿って、順次具体的に説明す
る。
【0059】ここで、本発明の情報記録媒体用支持体の
製造方法により製造される支持体1A,1Bのクレビス
4は微細パターンであるランド2、グルーブ3に比べて
更に小さいサイズであり、しかも正確な位置合わせが要
求される。これを常法であるフォト・エッチング法によ
って形成するのはグルーブ形成、クレビス形成の2ステ
ップの工程が必要であり、また位置合わせも極めて高い
精度が必要になり、大変困難である。従ってグルーブ3
を形成する際、同時発生的にクレビス4を形成すること
が望まれる。そこで、本発明者はドライエッチング方法
を用いた情報記録媒体用支持体の製造方法を発明してこ
れを実現した。
製造方法により製造される支持体1A,1Bのクレビス
4は微細パターンであるランド2、グルーブ3に比べて
更に小さいサイズであり、しかも正確な位置合わせが要
求される。これを常法であるフォト・エッチング法によ
って形成するのはグルーブ形成、クレビス形成の2ステ
ップの工程が必要であり、また位置合わせも極めて高い
精度が必要になり、大変困難である。従ってグルーブ3
を形成する際、同時発生的にクレビス4を形成すること
が望まれる。そこで、本発明者はドライエッチング方法
を用いた情報記録媒体用支持体の製造方法を発明してこ
れを実現した。
【0060】本発明になる情報記録媒体用支持体の製造
方法は、次の(a)〜(e)の手順を経て行われる(説明の
都合上図15、図16を用いる)。即ち、
方法は、次の(a)〜(e)の手順を経て行われる(説明の
都合上図15、図16を用いる)。即ち、
【0061】(a) 表面を高精度に研磨、洗浄した支
持体1を用意する。 (b) この支持体1上に、ドライエッチング時に耐性
を有するマスク材料を均一に成膜してパターニングマス
ク8を形成する。 (c) 続いて、これに常法であるフォトリソグラフィ
ー法により必要な微細トラックパターンに略対応したパ
ターンを形成する。ここで平坦部9は加工後のランド2
に略対応し、開口部10は後のグルーブ3及びクレビス
4に略対応する
持体1を用意する。 (b) この支持体1上に、ドライエッチング時に耐性
を有するマスク材料を均一に成膜してパターニングマス
ク8を形成する。 (c) 続いて、これに常法であるフォトリソグラフィ
ー法により必要な微細トラックパターンに略対応したパ
ターンを形成する。ここで平坦部9は加工後のランド2
に略対応し、開口部10は後のグルーブ3及びクレビス
4に略対応する
【0062】(d) 次に、このパターニングマスク8
を表面に有する支持体1に、後述する特殊なドライエッ
チング装置AA又はBB(図17,図18)を用い、支
持体1上の開口部10内にドライエッチングを行って、
グルーブ3及びクレビス4を同時に支持体1に彫り込
む。 (e) この後、残存したパターニングマスク8を除去
して、図1,図3に示した支持体1A,1Bが完成す
る。
を表面に有する支持体1に、後述する特殊なドライエッ
チング装置AA又はBB(図17,図18)を用い、支
持体1上の開口部10内にドライエッチングを行って、
グルーブ3及びクレビス4を同時に支持体1に彫り込
む。 (e) この後、残存したパターニングマスク8を除去
して、図1,図3に示した支持体1A,1Bが完成す
る。
【0063】ここで重要なのはグルーブ3とクレビス4
とを同時に形成する特殊なドライエッチング方法であっ
て、これらについて説明するために、まず、本発明の情
報記録媒体用支持体の製造方法を、(製造方法実施例
1),(製造方法実施例2)の順に、詳しく説明する。
とを同時に形成する特殊なドライエッチング方法であっ
て、これらについて説明するために、まず、本発明の情
報記録媒体用支持体の製造方法を、(製造方法実施例
1),(製造方法実施例2)の順に、詳しく説明する。
【0064】(製造方法実施例1)本発明の情報記録媒
体用支持体の製造方法の(製造方法実施例1)を用いて
支持体1A(図1、図8)を製造することについて、
(1)〜(5)(図15(a)〜(e))を用いて説明す
る。即ち、
体用支持体の製造方法の(製造方法実施例1)を用いて
支持体1A(図1、図8)を製造することについて、
(1)〜(5)(図15(a)〜(e))を用いて説明す
る。即ち、
【0065】(1) 表面を高精度に研磨、洗浄した石
英ガラス(85mm×54mm×0.7mm厚)からな
る鏡面支持体1を用意する(図15(a))。 (2) この鏡面支持体1上にマスク材料としてクロム
を均一に成膜してパターニングマスク8形成をする(図
15(b))。
英ガラス(85mm×54mm×0.7mm厚)からな
る鏡面支持体1を用意する(図15(a))。 (2) この鏡面支持体1上にマスク材料としてクロム
を均一に成膜してパターニングマスク8形成をする(図
15(b))。
【0066】(3) 続いて、これに常法であるフォト
リソグラフィー法により必要な微細トラックパターンに
略対応したパターンを形成する(図15(c))。即ち
パターニングマスク8上にフォトレジストを塗布し、こ
れに0.55ミクロンのラインアンドスペースの平行パ
ターンを形成した写真乾板を重ね、一括露光、更に現像
を行った(この工程図示せず)。続けてウエットエッチ
ング(硝酸2セリウムアンモンと氷硝酸の混合水溶液に
浸漬)によってパターニングマスク8を選択的に除去
し、更にフォトレジストを除去して平坦部9が略0.5
5ミクロン、開口部10が略0.55ミクロンのパター
ンが得られた。
リソグラフィー法により必要な微細トラックパターンに
略対応したパターンを形成する(図15(c))。即ち
パターニングマスク8上にフォトレジストを塗布し、こ
れに0.55ミクロンのラインアンドスペースの平行パ
ターンを形成した写真乾板を重ね、一括露光、更に現像
を行った(この工程図示せず)。続けてウエットエッチ
ング(硝酸2セリウムアンモンと氷硝酸の混合水溶液に
浸漬)によってパターニングマスク8を選択的に除去
し、更にフォトレジストを除去して平坦部9が略0.5
5ミクロン、開口部10が略0.55ミクロンのパター
ンが得られた。
【0067】(4) これを平行平板型ドライエッチン
グ装置AA(図17)に設置し、CF4ガスにて、支持
体1上の開口部10内にドライエッチングを行った(図
15(d))。 (5) エッチング終了後はウエットエッチング(硝酸
2セリウムアンモンと氷硝酸の混合水溶液に浸漬)によ
ってパターニングマスク8を全面的に除去して支持体1
Aを完成させた(図15(e))。
グ装置AA(図17)に設置し、CF4ガスにて、支持
体1上の開口部10内にドライエッチングを行った(図
15(d))。 (5) エッチング終了後はウエットエッチング(硝酸
2セリウムアンモンと氷硝酸の混合水溶液に浸漬)によ
ってパターニングマスク8を全面的に除去して支持体1
Aを完成させた(図15(e))。
【0068】前述した(4)中、ドライエッチング工程
は、図17に断面模式図を示すドライエッチング装置A
Aを用いて行うことができる。ドライエッチング装置A
Aは、後述するように、微細トラックのパターンが形成
された支持体1上の開口部10内にドライエッチングす
ることにより、支持体1上の開口部10内にグルーブ3
及びクレビス4を、後述するように、同時に彫り込む手
段を備えている。
は、図17に断面模式図を示すドライエッチング装置A
Aを用いて行うことができる。ドライエッチング装置A
Aは、後述するように、微細トラックのパターンが形成
された支持体1上の開口部10内にドライエッチングす
ることにより、支持体1上の開口部10内にグルーブ3
及びクレビス4を、後述するように、同時に彫り込む手
段を備えている。
【0069】このドライエッチング装置AAは、平行平
板型ドライエッチング装置の構成を備えている。即ち図
17中、1は、試料となる被エッチング支持体であり、
この被エッチング支持体1は、基板電極22上に設置さ
れている。23は、高真空排気系の経路に設けられたバ
ルブであり、24は、エッチングガス排気系の経路に設
けられたバルブである。25は、チャンバ26とバルブ
23,24間の経路に設けられたコンダクタンスバル
ブ、27は流量計、28は高周波電源である。
板型ドライエッチング装置の構成を備えている。即ち図
17中、1は、試料となる被エッチング支持体であり、
この被エッチング支持体1は、基板電極22上に設置さ
れている。23は、高真空排気系の経路に設けられたバ
ルブであり、24は、エッチングガス排気系の経路に設
けられたバルブである。25は、チャンバ26とバルブ
23,24間の経路に設けられたコンダクタンスバル
ブ、27は流量計、28は高周波電源である。
【0070】29は一端が流量計27と連結され、他端
がチャンバ26内に突出しているエッチングガス導入
口。20は、基板電極22と所定の距離を隔てて固設さ
れているアースとなる対向電極、21はエッチング用ガ
スボンベである。なおエッチングガス導入口29は被エ
ッチング支持体1を挟んでコンダクタンスバルブ25と
略反対側に設置されている。従ってエッチングガスは被
エッチング支持体1上を通過して、コンダクタンスバル
ブ25を介し、エッチングガス排気系に流れるように供
給される。なお基板電極22は20℃に冷却されてい
る。
がチャンバ26内に突出しているエッチングガス導入
口。20は、基板電極22と所定の距離を隔てて固設さ
れているアースとなる対向電極、21はエッチング用ガ
スボンベである。なおエッチングガス導入口29は被エ
ッチング支持体1を挟んでコンダクタンスバルブ25と
略反対側に設置されている。従ってエッチングガスは被
エッチング支持体1上を通過して、コンダクタンスバル
ブ25を介し、エッチングガス排気系に流れるように供
給される。なお基板電極22は20℃に冷却されてい
る。
【0071】またドライエッチング装置AAは、次の工
程(1A)〜(3A)の順で、被エッチング支持体1に
エッチング加工を施すことができる。即ち、
程(1A)〜(3A)の順で、被エッチング支持体1に
エッチング加工を施すことができる。即ち、
【0072】(1A) 試料となる被エッチング支持体
1を基板電極22上に設置した後、高真空排気系の経路
中に設けたガスバルブ23を開き、エッチングガス排気
系の経路中に設けたガスバルブ24を閉じ、コンダクタ
ンスバルブ(CV)25を操作することにより、チャン
バ26内を高真空に排気する。 (2A) 続いて、高真空排気系の経路中に設けたガス
バルブ23を閉じ、エッチングガス排気系の経路中に設
けたガスバルブ24を開くことにより、排気系をエッチ
ングガス排気系に切換える。
1を基板電極22上に設置した後、高真空排気系の経路
中に設けたガスバルブ23を開き、エッチングガス排気
系の経路中に設けたガスバルブ24を閉じ、コンダクタ
ンスバルブ(CV)25を操作することにより、チャン
バ26内を高真空に排気する。 (2A) 続いて、高真空排気系の経路中に設けたガス
バルブ23を閉じ、エッチングガス排気系の経路中に設
けたガスバルブ24を開くことにより、排気系をエッチ
ングガス排気系に切換える。
【0073】(3A) この状態で、エッチング用ガス
ボンベ21よりエッチングガスを流量計27、エッチン
グガス導入口29を介してチャンバ26内に導く。チャ
ンバ26が所定の条件となるよう流量計27やコンダク
タンスバルブ25を調整した後、高周波電源28より高
周波を印加し、プラズマを発生させ、試料である被エッ
チング支持体1をドライエッチングする。
ボンベ21よりエッチングガスを流量計27、エッチン
グガス導入口29を介してチャンバ26内に導く。チャ
ンバ26が所定の条件となるよう流量計27やコンダク
タンスバルブ25を調整した後、高周波電源28より高
周波を印加し、プラズマを発生させ、試料である被エッ
チング支持体1をドライエッチングする。
【0074】こうして、ドライエッチング装置AAは、
被エッチング支持体1上の開口部10内にドライエッチ
ング加工を施すことができる。
被エッチング支持体1上の開口部10内にドライエッチ
ング加工を施すことができる。
【0075】さてここで、ドライエッチング装置AAを
用いて、ドライエッチングによりグルーブ3とクレビス
4が同時に形成できることについて記す。
用いて、ドライエッチングによりグルーブ3とクレビス
4が同時に形成できることについて記す。
【0076】図1のクレビス4は、グルーブ3の両側で
はなく、片側に偏在している。その原因は明確には分か
っていないが、エッチングガスの流れと関係があると推
測している。即ちクレビス4のある境界は風上(ガスノ
ズル29側)で、クレビス4の無い境界は風下(コンダ
クタンスバルブ25側)に対応している。即ちエッチン
グガスがこの装置では不均一に供給されている。このこ
とからプラズマ中では分解(エッチング)と分解した被
エッチング材料との再結合が同時に起こっていると考え
られるが、このようにエッチングガスが不均一に供給さ
れるとこれらのバランスが崩れ、偏在すると考えてい
る。
はなく、片側に偏在している。その原因は明確には分か
っていないが、エッチングガスの流れと関係があると推
測している。即ちクレビス4のある境界は風上(ガスノ
ズル29側)で、クレビス4の無い境界は風下(コンダ
クタンスバルブ25側)に対応している。即ちエッチン
グガスがこの装置では不均一に供給されている。このこ
とからプラズマ中では分解(エッチング)と分解した被
エッチング材料との再結合が同時に起こっていると考え
られるが、このようにエッチングガスが不均一に供給さ
れるとこれらのバランスが崩れ、偏在すると考えてい
る。
【0077】このドライエッチング装置AAを用い、種
々のエッチング条件を試みたところ、以下の実験条件に
おいて、図1、図8の構成の支持体1Aが良好に形成で
きた。 エッチングガス: CHF3 ガス圧力: 60mtorr ガス流量: 57sccm エッチング時間: 3分30秒
々のエッチング条件を試みたところ、以下の実験条件に
おいて、図1、図8の構成の支持体1Aが良好に形成で
きた。 エッチングガス: CHF3 ガス圧力: 60mtorr ガス流量: 57sccm エッチング時間: 3分30秒
【0078】また、以下の条件においても、図1、図8
の構成の支持体1Aが良好に形成できた。 エッチングガス: CHF3 ガス圧力: 35mtorr ガス流量: 40sccm エッチング時間: 4分20秒
の構成の支持体1Aが良好に形成できた。 エッチングガス: CHF3 ガス圧力: 35mtorr ガス流量: 40sccm エッチング時間: 4分20秒
【0079】さらに、以下の条件においても、図1、図
8の構成の支持体1Aが良好に形成できた。 エッチングガス: CHF3 ガス圧力: 45mtorr ガス流量: 48sccm エッチング時間: 4分11秒
8の構成の支持体1Aが良好に形成できた。 エッチングガス: CHF3 ガス圧力: 45mtorr ガス流量: 48sccm エッチング時間: 4分11秒
【0080】さらに、以下の条件においても、図1、図
8の構成の支持体1Aが良好に形成できた。 エッチングガス: CHF3 ガス圧力: 100mtorr ガス流量: 80sccm エッチング時間: 5分55秒
8の構成の支持体1Aが良好に形成できた。 エッチングガス: CHF3 ガス圧力: 100mtorr ガス流量: 80sccm エッチング時間: 5分55秒
【0081】(製造方法実施例2)次に、本発明の情報
記録媒体用支持体の製造方法の(製造方法実施例2)を
用いて支持体1B(図3、図10)を製造することにつ
いて、(11)〜(15)(図16(a)〜(e))を用い
て説明する。前述したものと同一部分には同一符号を付
しその説明を省略する。即ち、
記録媒体用支持体の製造方法の(製造方法実施例2)を
用いて支持体1B(図3、図10)を製造することにつ
いて、(11)〜(15)(図16(a)〜(e))を用い
て説明する。前述したものと同一部分には同一符号を付
しその説明を省略する。即ち、
【0082】(11) 表面を高精度に研磨、洗浄した
青板ガラスからなる鏡面支持体1(直径120mm×
0.6mm厚)を用意する(図16(a))。 (12) この鏡面支持体1上にマスク材料8としてフ
ォトレジストを均一に成膜してパターニングマスク8形
成をする(図16(b))。
青板ガラスからなる鏡面支持体1(直径120mm×
0.6mm厚)を用意する(図16(a))。 (12) この鏡面支持体1上にマスク材料8としてフ
ォトレジストを均一に成膜してパターニングマスク8形
成をする(図16(b))。
【0083】(13) 続いて、これに常法であるレー
ザービーム記録法により必要な微細パターンに略対応し
たパターンを形成する(図16(c))。即ちパターニ
ングマスク8であるフォトレジスト膜上に対物レンズに
より絞り込んだレーザービームを照射し、スパイラル状
の溝パターンを記録し、現像を行った(この工程図示せ
ず)。これにより平坦部9が略0.5ミクロン、開口部
10が略0.6ミクロンのパターンが得られた。
ザービーム記録法により必要な微細パターンに略対応し
たパターンを形成する(図16(c))。即ちパターニ
ングマスク8であるフォトレジスト膜上に対物レンズに
より絞り込んだレーザービームを照射し、スパイラル状
の溝パターンを記録し、現像を行った(この工程図示せ
ず)。これにより平坦部9が略0.5ミクロン、開口部
10が略0.6ミクロンのパターンが得られた。
【0084】(14) これを平行平板型ドライエッチ
ング装置BB(図18)に設置し、支持体1上の開口部
10内にドライエッチングを行った(図16(d))。 (15) エッチング終了後は酸素プラズマによるアッ
シングによってパターニングマスク8を除去して支持体
1Bを完成させた(図16(e))。
ング装置BB(図18)に設置し、支持体1上の開口部
10内にドライエッチングを行った(図16(d))。 (15) エッチング終了後は酸素プラズマによるアッ
シングによってパターニングマスク8を除去して支持体
1Bを完成させた(図16(e))。
【0085】前述した図16(a)〜(e)を用いて説明し
た支持体1Bの製造方法の工程(4)中、ドライエッチ
ング工程は、図18に断面模式図を示すドライエッチン
グ装置BBを用いて行うことができる。ドライエッチン
グ装置BBは、後述するように、微細トラックのパター
ンが形成された支持体1上の開口部10内をドライエッ
チングすることにより、支持体1上の開口部10内にグ
ルーブ3及びクレビス4を後述するように、同時に彫り
込む手段を備えている。
た支持体1Bの製造方法の工程(4)中、ドライエッチ
ング工程は、図18に断面模式図を示すドライエッチン
グ装置BBを用いて行うことができる。ドライエッチン
グ装置BBは、後述するように、微細トラックのパター
ンが形成された支持体1上の開口部10内をドライエッ
チングすることにより、支持体1上の開口部10内にグ
ルーブ3及びクレビス4を後述するように、同時に彫り
込む手段を備えている。
【0086】このドライエッチング装置BBは、先のド
ライエッチング装置AAと類似した部分もあるが、ガス
の供給部分の構成が異なっている。即ちエッチングガス
導入口29が360度サークル状に形成されており、ガ
スが被エッチング支持体1を取り囲むように、四方八方
から均一に供給される。その他の構成はドライエッチン
グ装置AAと同じである。この構成を有するドライエッ
チング装置BBによるエッチング加工手順はドライエッ
チング装置AAと同じ工程(1A)〜(3A)であるの
で、その説明は省略する。
ライエッチング装置AAと類似した部分もあるが、ガス
の供給部分の構成が異なっている。即ちエッチングガス
導入口29が360度サークル状に形成されており、ガ
スが被エッチング支持体1を取り囲むように、四方八方
から均一に供給される。その他の構成はドライエッチン
グ装置AAと同じである。この構成を有するドライエッ
チング装置BBによるエッチング加工手順はドライエッ
チング装置AAと同じ工程(1A)〜(3A)であるの
で、その説明は省略する。
【0087】さてここで、ドライエッチング装置BBを
用いてドライエッチングによりグルーブ3とクレビス4
が同時に形成できる原因について記す。また、ドライエ
ッチング装置BBでは四方八方からエッチングガスが供
給されており、この際、ドライエッチングでは尖った部
分、例えばマスクパターンの平坦部と開口部の境界にイ
オンが集中する傾向にある。その傾向はガス圧が高い条
件で顕著に現れる。
用いてドライエッチングによりグルーブ3とクレビス4
が同時に形成できる原因について記す。また、ドライエ
ッチング装置BBでは四方八方からエッチングガスが供
給されており、この際、ドライエッチングでは尖った部
分、例えばマスクパターンの平坦部と開口部の境界にイ
オンが集中する傾向にある。その傾向はガス圧が高い条
件で顕著に現れる。
【0088】そこで、本発明ではクレビス4を開口部内
の両側に形成することが必要であるから、通常は使用し
ない高いガス圧を利用している。高いガス圧とは35m
torr以上を指し、実験の結果35mtorr以上に
おいてのみランド2とグルーブ3の境界にイオンが集中
して、その部分だけエッチングが顕著に進行することが
分かった。
の両側に形成することが必要であるから、通常は使用し
ない高いガス圧を利用している。高いガス圧とは35m
torr以上を指し、実験の結果35mtorr以上に
おいてのみランド2とグルーブ3の境界にイオンが集中
して、その部分だけエッチングが顕著に進行することが
分かった。
【0089】なお500mtorr以上においてはプラ
ズマそのものの運動エネルギーが下がり、エッチングの
速度が極端に低下するので、実質的には35〜500m
torrの範囲が使用できる。特に上記した条件におい
ては顕著なクレビス4が生成され、図10に記載の寸法
でランド2、グルーブ3、クレビス4が形成される。
ズマそのものの運動エネルギーが下がり、エッチングの
速度が極端に低下するので、実質的には35〜500m
torrの範囲が使用できる。特に上記した条件におい
ては顕著なクレビス4が生成され、図10に記載の寸法
でランド2、グルーブ3、クレビス4が形成される。
【0090】このドライエッチング装置BBを用い、種
々のエッチング条件を試みたところ、以下の実験条件に
おいて、図3の構成の支持体1Bが良好に形成できたも
のである。 エッチングガス: CF4 ガス圧力: 35mtorr ガス流量: 40sccm エッチング時間: 6分5秒
々のエッチング条件を試みたところ、以下の実験条件に
おいて、図3の構成の支持体1Bが良好に形成できたも
のである。 エッチングガス: CF4 ガス圧力: 35mtorr ガス流量: 40sccm エッチング時間: 6分5秒
【0091】また、以下の条件においても、図3の構成
の支持体1Bが良好に形成できる。 エッチングガス: CF4 ガス圧力: 50mtorr ガス流量: 53sccm エッチング時間: 6分25秒
の支持体1Bが良好に形成できる。 エッチングガス: CF4 ガス圧力: 50mtorr ガス流量: 53sccm エッチング時間: 6分25秒
【0092】さらに、以下の条件においても、図3の構
成の支持体1Bが良好に形成できる。 エッチングガス: CF4 ガス圧力: 65mtorr ガス流量: 64sccm エッチング時間: 5分55秒
成の支持体1Bが良好に形成できる。 エッチングガス: CF4 ガス圧力: 65mtorr ガス流量: 64sccm エッチング時間: 5分55秒
【0093】さらに、以下の条件においても、図3の構
成の支持体1Bが良好に形成できる。 エッチングガス: CF4 ガス圧力: 45mtorr ガス流量: 50sccm エッチング時間: 6分20秒
成の支持体1Bが良好に形成できる。 エッチングガス: CF4 ガス圧力: 45mtorr ガス流量: 50sccm エッチング時間: 6分20秒
【0094】ドライエッチングに用いられる上記したガ
ス圧力は、35〜500mtorrの範囲のものであ
り、この範囲でグルーブ3及びクレビス4を同時に支持
体1に彫り込むことができる。
ス圧力は、35〜500mtorrの範囲のものであ
り、この範囲でグルーブ3及びクレビス4を同時に支持
体1に彫り込むことができる。
【0095】以上、本発明になる情報記録媒体用支持体
の製造方法を、(製造方法実施例1),(製造方法実施
例2)の順に詳しく説明した。このように本発明になる
情報記録媒体用支持体の製造方法は、工程中にドライエ
ッチング製造装置AA、BBを用いることによって、ク
レビス4を有する支持体1A、1Bが製造できる。
の製造方法を、(製造方法実施例1),(製造方法実施
例2)の順に詳しく説明した。このように本発明になる
情報記録媒体用支持体の製造方法は、工程中にドライエ
ッチング製造装置AA、BBを用いることによって、ク
レビス4を有する支持体1A、1Bが製造できる。
【0096】ここで重要なことは、グルーブ3をエッチ
ング形成後に、公知のフォト・エッチングなどを用いて
クレビス4を追加加工するのではなく、グルーブ3形成
時に、同時にクレビス4が形成できている点である。言
い換えればトラック毎にクレビス4が自動的に形成され
ている。またクレビス4の位置はグルーブ3とランド2
の境界近傍に限定されており、高い位置精度で形成でき
ている。このように特別な位置合わせを行わずともクレ
ビス4が形成できている。言い換えれば自己整合(セル
フアライメント)的に形成できているのである。このこ
とにより高い位置精度を要する追加工の工程を省くこと
ができ、工期も短期化できている。
ング形成後に、公知のフォト・エッチングなどを用いて
クレビス4を追加加工するのではなく、グルーブ3形成
時に、同時にクレビス4が形成できている点である。言
い換えればトラック毎にクレビス4が自動的に形成され
ている。またクレビス4の位置はグルーブ3とランド2
の境界近傍に限定されており、高い位置精度で形成でき
ている。このように特別な位置合わせを行わずともクレ
ビス4が形成できている。言い換えれば自己整合(セル
フアライメント)的に形成できているのである。このこ
とにより高い位置精度を要する追加工の工程を省くこと
ができ、工期も短期化できている。
【0097】なお、前記した(製造方法実施例1),
(製造方法実施例2)においては、支持体1として石英
ガラスと青板ガラスとを用いたが、このほかソーダアル
ミノ珪酸ガラスやホウ珪酸ガラス、バリウムホウ珪酸ガ
ラスなどのセラミックや金属板なども、支持体1として
採用可能である。またグルーブ3、クレビス4以外に、
ピットやホログラム、認証マークなどを同時に刻んでも
よい。
(製造方法実施例2)においては、支持体1として石英
ガラスと青板ガラスとを用いたが、このほかソーダアル
ミノ珪酸ガラスやホウ珪酸ガラス、バリウムホウ珪酸ガ
ラスなどのセラミックや金属板なども、支持体1として
採用可能である。またグルーブ3、クレビス4以外に、
ピットやホログラム、認証マークなどを同時に刻んでも
よい。
【0098】またエッチング用ガスはCHF3、CF4を
用いたがこれに限定されるものではない。C2F6、C3
F8、NF3、SF6、C2F4、C3F6、C4F8、C
4F10、C5F8、C6F14、CF3CFOCF2、C6F5C
F2CFCF2、CF3Br、CF31、C2F51、CF2C
12、CFCl3、CH2F2、CHF2CF3、CH2FCF
3、CH3CHF2、C2H3F3、C3HF7、CF3CH2C
F3、C6F5CHCH2、Cl2、CC14、SiCl4、B
Cl3、PCl3、CCl2F2、CCl3F、BBr3、C
H2Cl2、CHCl3などやこれらの相互混合ガス、酸
素、水素、アルゴン、ヘリウム、窒素、ネオン、クリプ
トン、キセノン、オゾン、一酸化炭素、二酸化炭素、水
蒸気、CH4、CH3CH3、CH3CH2CH3、CH3C
H2CH2CH3、CH2CH2、CH2CHCH3、CH2C
H2CH2CH2、HCCH、CH3CCHなどとの混合ガ
スも使うことができる。
用いたがこれに限定されるものではない。C2F6、C3
F8、NF3、SF6、C2F4、C3F6、C4F8、C
4F10、C5F8、C6F14、CF3CFOCF2、C6F5C
F2CFCF2、CF3Br、CF31、C2F51、CF2C
12、CFCl3、CH2F2、CHF2CF3、CH2FCF
3、CH3CHF2、C2H3F3、C3HF7、CF3CH2C
F3、C6F5CHCH2、Cl2、CC14、SiCl4、B
Cl3、PCl3、CCl2F2、CCl3F、BBr3、C
H2Cl2、CHCl3などやこれらの相互混合ガス、酸
素、水素、アルゴン、ヘリウム、窒素、ネオン、クリプ
トン、キセノン、オゾン、一酸化炭素、二酸化炭素、水
蒸気、CH4、CH3CH3、CH3CH2CH3、CH3C
H2CH2CH3、CH2CH2、CH2CHCH3、CH2C
H2CH2CH2、HCCH、CH3CCHなどとの混合ガ
スも使うことができる。
【0099】なおドライエッチング装置AA,BBに印
可するする電源には、高周波を用いた。ここで高周波と
は0.1〜10000MHzの交流を意味し、特に0.
5〜3000MHzが好適に用いられる。また必要に応
じ、直流バイアスした高周波であってもよいし、パルス
変調したものであってもよい。
可するする電源には、高周波を用いた。ここで高周波と
は0.1〜10000MHzの交流を意味し、特に0.
5〜3000MHzが好適に用いられる。また必要に応
じ、直流バイアスした高周波であってもよいし、パルス
変調したものであってもよい。
【0100】また上記(製造方法実施例1),(製造方
法実施例2)では、支持体1をガラスとし、それそのも
のをエッチング加工する例で説明してきた。しかしなが
ら支持体1は先述したとおり、ガラスに限らないことは
言うまでもない。即ち本発明は支持体1の表面形状にそ
の特徴があるのであって、材質はガラスに限らず、金属
や、プラスチックであっても良いのである。
法実施例2)では、支持体1をガラスとし、それそのも
のをエッチング加工する例で説明してきた。しかしなが
ら支持体1は先述したとおり、ガラスに限らないことは
言うまでもない。即ち本発明は支持体1の表面形状にそ
の特徴があるのであって、材質はガラスに限らず、金属
や、プラスチックであっても良いのである。
【0101】また前記した支持体1A,1Bは、支持体
複製用スタンパーを用いて成形されたプラスチック支持
体であっても同様な表面形状を有していればよい。支持
体1A,1Bを多数複製するための複製用スタンパーを
製造する方法は、図15,図16で記載した工程を用い
て、支持体1と同じかもしくはこれより大きなサイズの
ガラス原盤(ガラスマスター)に適応し、そのガラスマ
スターから従来の光ディスク製造工程をそのまま利用し
て複製用スタンパーを製造すればよい。
複製用スタンパーを用いて成形されたプラスチック支持
体であっても同様な表面形状を有していればよい。支持
体1A,1Bを多数複製するための複製用スタンパーを
製造する方法は、図15,図16で記載した工程を用い
て、支持体1と同じかもしくはこれより大きなサイズの
ガラス原盤(ガラスマスター)に適応し、そのガラスマ
スターから従来の光ディスク製造工程をそのまま利用し
て複製用スタンパーを製造すればよい。
【0102】上述した本発明の情報記録媒体用支持体の
製造方法を適用した情報記録媒体用原盤の製造装置は、
図19に示すように、前記した支持体1の代りに高精度
に研磨洗浄した母型盤11上に、耐ドライエッチング性
を有するパターニングマスク8を成膜する手段と、微細
トラックパターンに対応したパターンを母型盤11上に
形成するパターニングする手段と、35〜500mto
rr以下のガス圧力でドライエッチングを行い、前記グ
ルーブ及びクレビスを同時に彫り込む手段と、パターニ
ングマスクを除去する手段とを備えた製造装置であって
良い。
製造方法を適用した情報記録媒体用原盤の製造装置は、
図19に示すように、前記した支持体1の代りに高精度
に研磨洗浄した母型盤11上に、耐ドライエッチング性
を有するパターニングマスク8を成膜する手段と、微細
トラックパターンに対応したパターンを母型盤11上に
形成するパターニングする手段と、35〜500mto
rr以下のガス圧力でドライエッチングを行い、前記グ
ルーブ及びクレビスを同時に彫り込む手段と、パターニ
ングマスクを除去する手段とを備えた製造装置であって
良い。
【0103】(製造方法実施例3)[媒体実施例 3] 本発明の情報記録媒体用支持体の製造方法の(製造方法
実施例3)として、前記したガラスマスターから支持体
複製用スタンパーを製造し、この複製用スタンパーを用
いてプラスチック製の支持体1Bを製造する方法につい
て、(21)〜(29)(図19(a)〜(i))を用い
て説明する。前述したものと同一部分には同一符号を付
しその説明を省略する。即ち、
実施例3)として、前記したガラスマスターから支持体
複製用スタンパーを製造し、この複製用スタンパーを用
いてプラスチック製の支持体1Bを製造する方法につい
て、(21)〜(29)(図19(a)〜(i))を用い
て説明する。前述したものと同一部分には同一符号を付
しその説明を省略する。即ち、
【0104】支持体1にプラスチック支持体を採用し、
更に記録層5に[媒体実施例 3]として、改良型DWD
D膜を採用した例について説明する。まず図19を元
に、本発明なるクレビス付き支持体の製造方法を説明す
る。
更に記録層5に[媒体実施例 3]として、改良型DWD
D膜を採用した例について説明する。まず図19を元
に、本発明なるクレビス付き支持体の製造方法を説明す
る。
【0105】(21) 表面を高精度に研磨、洗浄した
青板ガラスからなる母型盤11(直径200mm×10
mm厚)を用意する(図19(a))。 (22) この鏡面母型盤11上にマスク材料8として
フォトレジストを均一に成膜してパターニングマスク8
を形成する(図19(b))。
青板ガラスからなる母型盤11(直径200mm×10
mm厚)を用意する(図19(a))。 (22) この鏡面母型盤11上にマスク材料8として
フォトレジストを均一に成膜してパターニングマスク8
を形成する(図19(b))。
【0106】(23) 続いて、これに常法であるレー
ザービーム記録法により必要な微細パターンに略対応し
たパターンを形成する(図19(c))。即ちパターニ
ングマスク8であるフォトレジスト膜上に対物レンズに
より絞り込んだレーザービームを照射し、スパイラル状
の溝パターンを記録し、現像を行った(この工程図示せ
ず)。これにより平坦部9が略0.5ミクロン、開口部
10が略0.6ミクロンの平行スパイラルパターンが得
られた。
ザービーム記録法により必要な微細パターンに略対応し
たパターンを形成する(図19(c))。即ちパターニ
ングマスク8であるフォトレジスト膜上に対物レンズに
より絞り込んだレーザービームを照射し、スパイラル状
の溝パターンを記録し、現像を行った(この工程図示せ
ず)。これにより平坦部9が略0.5ミクロン、開口部
10が略0.6ミクロンの平行スパイラルパターンが得
られた。
【0107】(24) これを平行平板型ドライエッチ
ング装置BB(図18)に設置し、母型盤11上の開口
部10内にドライエッチングを行った(図19
(d))。エッチング条件は エッチングガス: CF
4 ガス圧力: 50mtorr ガス流量: 53sccm エッチング時間: 6分25秒 である。
ング装置BB(図18)に設置し、母型盤11上の開口
部10内にドライエッチングを行った(図19
(d))。エッチング条件は エッチングガス: CF
4 ガス圧力: 50mtorr ガス流量: 53sccm エッチング時間: 6分25秒 である。
【0108】(25) 次に酸素プラズマによるアッシ
ングによってパターニングマスク8を除去し、ガラスマ
スター11Bを得た(図19(e))。 (26) 次にこのガラスマスター11Bに導電化膜1
2としてニッケル0.1ミクロンをスパッタリング法に
よって成膜した(図19(f))。
ングによってパターニングマスク8を除去し、ガラスマ
スター11Bを得た(図19(e))。 (26) 次にこのガラスマスター11Bに導電化膜1
2としてニッケル0.1ミクロンをスパッタリング法に
よって成膜した(図19(f))。
【0109】(27) 次にニッケル電気メッキ槽に投
入し、導電化膜12をカソード電極として通電し、ニッ
ケルによるメッキ層13を250ミクロンの厚さまで成
長させた(図19(g))。 (28) 続いてガラスマスター11Bと導電化膜12
の間で剥離させ、導電化膜12とメッキ層13の合体し
たスタンパー14Bを得た(図19(h))。
入し、導電化膜12をカソード電極として通電し、ニッ
ケルによるメッキ層13を250ミクロンの厚さまで成
長させた(図19(g))。 (28) 続いてガラスマスター11Bと導電化膜12
の間で剥離させ、導電化膜12とメッキ層13の合体し
たスタンパー14Bを得た(図19(h))。
【0110】(29) 次にこのスタンパー14Bの裏
面(メッキ層13の露出した面)を研磨し、更に内外周
カットを施して射出成形機金型に取り付けた。そして脂
環式ポリオレフィンを用いて常法どおり射出成形するこ
とによって、凹凸の反転した支持体1Bを作成した。な
おこの時の支持体の直径は130mm、厚みは1.2m
mである(図19(i))。
面(メッキ層13の露出した面)を研磨し、更に内外周
カットを施して射出成形機金型に取り付けた。そして脂
環式ポリオレフィンを用いて常法どおり射出成形するこ
とによって、凹凸の反転した支持体1Bを作成した。な
おこの時の支持体の直径は130mm、厚みは1.2m
mである(図19(i))。
【0111】こうして製造された支持体1Bの表面の形
状は、図10の寸法を満足しており、即ち、ランド2の
幅Wlは0.51ミクロン、グルーブ3の幅(Wg+2
Wc)の内の幅Wgは0.51ミクロン、グルーブ3の
深さDgは0.2ミクロン、クレビス4の幅Wcは0.
04ミクロン、クレビス4の深さDcは0.35ミクロ
ンである。
状は、図10の寸法を満足しており、即ち、ランド2の
幅Wlは0.51ミクロン、グルーブ3の幅(Wg+2
Wc)の内の幅Wgは0.51ミクロン、グルーブ3の
深さDgは0.2ミクロン、クレビス4の幅Wcは0.
04ミクロン、クレビス4の深さDcは0.35ミクロ
ンである。
【0112】次に、この支持体1Bに記録層5と保護層
6を形成した。記録層5は図20に示した記録材料で構
成し、公知のスパッタリング法によって成膜した。即
ち、改良型DWDD(磁壁移動検出)超解像膜である4
層の光磁気膜(GdFeCoAl,TbFe,TbFe
Al,TbFeCo)を、2つのSiN誘電体層でサン
ドイッチした構造とした。次に保護層6を公知の回転成
膜法によって、紫外線硬化樹脂を8ミクロン厚で形成
し、紫外線A+B+C波照射によって硬化させた。この
情報記録ディスクをトラックに垂直な方向に破断し、断
面形状を走査型電子顕微鏡で観察したところ、図4のよ
うな断面形状であることが確認できた。
6を形成した。記録層5は図20に示した記録材料で構
成し、公知のスパッタリング法によって成膜した。即
ち、改良型DWDD(磁壁移動検出)超解像膜である4
層の光磁気膜(GdFeCoAl,TbFe,TbFe
Al,TbFeCo)を、2つのSiN誘電体層でサン
ドイッチした構造とした。次に保護層6を公知の回転成
膜法によって、紫外線硬化樹脂を8ミクロン厚で形成
し、紫外線A+B+C波照射によって硬化させた。この
情報記録ディスクをトラックに垂直な方向に破断し、断
面形状を走査型電子顕微鏡で観察したところ、図4のよ
うな断面形状であることが確認できた。
【0113】この情報記録ディスクをランド2に焦点を
結びながら記録再生したところ、図21のようなマーク
長対C/N比再生周波数特性が得られた。ここで使用し
た記録装置は、レーザー波長690nm、対物レンズ開
口数0.6であり、単一周波数記録と再生を行った。記
録パワーは3.7mW、再生パワーは2.0mWであっ
た。このときマーク長0.06ミクロンの記録再生が達
成されており、この場合も超解像現象が発現できている
ことが確認できた。またマーク長0.1ミクロンにおけ
るC/Nは36dBと充分再生できるレベルであった。
なお波長とレンズ開口数から理論的に計算される再生限
界は、マーク長0.26ミクロンである。
結びながら記録再生したところ、図21のようなマーク
長対C/N比再生周波数特性が得られた。ここで使用し
た記録装置は、レーザー波長690nm、対物レンズ開
口数0.6であり、単一周波数記録と再生を行った。記
録パワーは3.7mW、再生パワーは2.0mWであっ
た。このときマーク長0.06ミクロンの記録再生が達
成されており、この場合も超解像現象が発現できている
ことが確認できた。またマーク長0.1ミクロンにおけ
るC/Nは36dBと充分再生できるレベルであった。
なお波長とレンズ開口数から理論的に計算される再生限
界は、マーク長0.26ミクロンである。
【0114】次にこの情報記録ディスクをグルーブ3に
焦点を結びながら同様に記録再生したところ、図22の
ようなマーク長対C/N比再生周波数特性が得られた。
このとき最短マーク長0.08ミクロンの記録再生が達
成されており、この場合も超解像現象が発現できている
ことが確認できた。またマーク長0.1ミクロンにおけ
るC/Nは35dBと充分再生できるレベルであった。
焦点を結びながら同様に記録再生したところ、図22の
ようなマーク長対C/N比再生周波数特性が得られた。
このとき最短マーク長0.08ミクロンの記録再生が達
成されており、この場合も超解像現象が発現できている
ことが確認できた。またマーク長0.1ミクロンにおけ
るC/Nは35dBと充分再生できるレベルであった。
【0115】そして図21,図22より、支持体1Bに
プラスチック支持体を用いた場合でもランド・グルーブ
記録が達成できていることが確認できた。
プラスチック支持体を用いた場合でもランド・グルーブ
記録が達成できていることが確認できた。
【0116】次にこの情報記録ディスクをランド2に焦
点を結びながら、1,7変調信号の記録再生を行った。
1,7変調信号は前述した例とは異なり、2T〜8Tの
各種マーク長の信号がランダムに送出されるものであ
る。ここで最短マーク長(2T)を0.12ミクロンに
設定した場合、再生信号のジッターは9.1%が得ら
れ、充分再生できるレベルであった。なおジッターはD
VD規格(JIS−X−6241附属書F)に準じた手
法によって測定した。理論的に計算される再生限界は、
マーク長0.26ミクロンであるから、ここでも超解像
現象が発現できていることが確認できた。
点を結びながら、1,7変調信号の記録再生を行った。
1,7変調信号は前述した例とは異なり、2T〜8Tの
各種マーク長の信号がランダムに送出されるものであ
る。ここで最短マーク長(2T)を0.12ミクロンに
設定した場合、再生信号のジッターは9.1%が得ら
れ、充分再生できるレベルであった。なおジッターはD
VD規格(JIS−X−6241附属書F)に準じた手
法によって測定した。理論的に計算される再生限界は、
マーク長0.26ミクロンであるから、ここでも超解像
現象が発現できていることが確認できた。
【0117】次にこの情報記録ディスクをグルーブ3に
焦点を結びながら同様に記録再生したところ、同様に最
短マーク長(2T)を0.12ミクロンに設定した場
合、再生信号のジッターは9.5%が得られ、充分再生
できるレベルであった。この場合も超解像現象が発現で
きていることが確認できた。以上のようにランダム信号
であってもランド・グルーブ記録が達成できていること
が確認できた。
焦点を結びながら同様に記録再生したところ、同様に最
短マーク長(2T)を0.12ミクロンに設定した場
合、再生信号のジッターは9.5%が得られ、充分再生
できるレベルであった。この場合も超解像現象が発現で
きていることが確認できた。以上のようにランダム信号
であってもランド・グルーブ記録が達成できていること
が確認できた。
【0118】以上、(製造方法実施例1)〜(製造方法
実施例3)では、本発明の情報記録媒体用支持体をDW
DD型光磁気膜に適応した例を示した。本発明はこのD
WDD型光磁気膜に適応限定されるものではなく、冒頭
の「発明の属する技術分野」ほかで触れたように、DW
DD型以外の光磁気膜や、相変化膜などにも適応が可能
なものである。
実施例3)では、本発明の情報記録媒体用支持体をDW
DD型光磁気膜に適応した例を示した。本発明はこのD
WDD型光磁気膜に適応限定されるものではなく、冒頭
の「発明の属する技術分野」ほかで触れたように、DW
DD型以外の光磁気膜や、相変化膜などにも適応が可能
なものである。
【0119】(製造方法実施例4)[媒体実施例 4] 本発明の情報記録媒体用支持体の製造方法の(製造方法
実施例4)として、支持体1Bにプラスチック支持体を
採用し、[媒体実施例 4]として記録層5に相変化記録
膜を採用した例について説明する。前述したものと同一
部分には同一符号を付しその説明を省略する。即ち、
実施例4)として、支持体1Bにプラスチック支持体を
採用し、[媒体実施例 4]として記録層5に相変化記録
膜を採用した例について説明する。前述したものと同一
部分には同一符号を付しその説明を省略する。即ち、
【0120】因みに相変化記録では、DVD−RAM
(ランド幅約0.74ミクロン、グルーブ幅約0.74
ミクロン。従って物理トラックピッチは1.48ミクロ
ン。記録容量は2.6GB)に代表されるように、市販
ディスクで既にランドグルーブ記録は実用化されてい
る。しかしながら記録時に隣接トラックの信号を消去し
てしまうクロスイレーズ現象のために、これ以上トラッ
クピッチを詰めて更なる大容量化を行うことができてい
なかった。本発明によるクレビス支持体を採用した場合
には、クロスイレーズ現象が低減され、トラックピッチ
を詰めることができ、更なる高密度化が達成できるもの
である。
(ランド幅約0.74ミクロン、グルーブ幅約0.74
ミクロン。従って物理トラックピッチは1.48ミクロ
ン。記録容量は2.6GB)に代表されるように、市販
ディスクで既にランドグルーブ記録は実用化されてい
る。しかしながら記録時に隣接トラックの信号を消去し
てしまうクロスイレーズ現象のために、これ以上トラッ
クピッチを詰めて更なる大容量化を行うことができてい
なかった。本発明によるクレビス支持体を採用した場合
には、クロスイレーズ現象が低減され、トラックピッチ
を詰めることができ、更なる高密度化が達成できるもの
である。
【0121】前記した(製造方法実施例3)と同様な手
法により、プラスチック支持体1Bを製造する。ただし
製造条件は若干変更して、エッチング条件は エッチングガス: C3F6 ガス圧力: 45mtorr ガス流量: 40sccm エッチング時間: 4分3秒
法により、プラスチック支持体1Bを製造する。ただし
製造条件は若干変更して、エッチング条件は エッチングガス: C3F6 ガス圧力: 45mtorr ガス流量: 40sccm エッチング時間: 4分3秒
【0122】また支持体1Bは外径120mm、内径1
5ミリ、厚みは0.6mmのポリカーボネート製であ
る。ここで表面の形状は図23の寸法になっており、即
ち、ランド2の幅Wlは0.51ミクロン、グルーブ3
の幅(Wg+2Wc)の内の幅Wgは0.51ミクロ
ン、グルーブ3の深さDgは0.06ミクロン、クレビ
ス4の幅Wcは0.04ミクロン、クレビス4の深さD
cは0.1ミクロンである。従って物理的なトラックピ
ッチは1.1ミクロンになっている。
5ミリ、厚みは0.6mmのポリカーボネート製であ
る。ここで表面の形状は図23の寸法になっており、即
ち、ランド2の幅Wlは0.51ミクロン、グルーブ3
の幅(Wg+2Wc)の内の幅Wgは0.51ミクロ
ン、グルーブ3の深さDgは0.06ミクロン、クレビ
ス4の幅Wcは0.04ミクロン、クレビス4の深さD
cは0.1ミクロンである。従って物理的なトラックピ
ッチは1.1ミクロンになっている。
【0123】次に、この支持体1Bに記録層5と保護層
6を形成した。記録層5は図24に示した構成を、公知
のスパッタリング法によって成膜した。即ち、DVD−
RAMと同じ膜構成で、相変化記録膜GeSbTeN
を、2つのZnS・SiO誘電体層でサンドイッチし、
更に反射膜であるAlCrを積層した構造とした。
6を形成した。記録層5は図24に示した構成を、公知
のスパッタリング法によって成膜した。即ち、DVD−
RAMと同じ膜構成で、相変化記録膜GeSbTeN
を、2つのZnS・SiO誘電体層でサンドイッチし、
更に反射膜であるAlCrを積層した構造とした。
【0124】次に、保護層6として紫外線硬化樹脂を、
公知のスプレー法によって4ミクロン厚で記録層5上に
形成し、紫外線A+B波照射によって硬化させた。この
情報記録ディスクをトラックに垂直な方向に破断し、断
面形状を走査型電子顕微鏡で観察したところ、図4のよ
うな断面形状であることが確認できた。そしてこのディ
スク2枚を、保護層6が互いに対向するように接着層で
貼り合わせた(図示せず)。なお接着層は遅効性カチオ
ン系紫外線硬化樹脂を使用した。この情報記録ディスク
に公知のイニシャライズ(初期化)を行って記録再生に
供した。
公知のスプレー法によって4ミクロン厚で記録層5上に
形成し、紫外線A+B波照射によって硬化させた。この
情報記録ディスクをトラックに垂直な方向に破断し、断
面形状を走査型電子顕微鏡で観察したところ、図4のよ
うな断面形状であることが確認できた。そしてこのディ
スク2枚を、保護層6が互いに対向するように接着層で
貼り合わせた(図示せず)。なお接着層は遅効性カチオ
ン系紫外線硬化樹脂を使用した。この情報記録ディスク
に公知のイニシャライズ(初期化)を行って記録再生に
供した。
【0125】使用した記録装置はレーザー波長650n
m、対物レンズ開口数0.6であり、記録パワーは11
mW、消去パワーは4.5mW、再生パワーは1mWで
あった。記録信号は8−16変調のランダム信号を使用
し、最短マーク長である3Tは0.6ミクロンとした。
m、対物レンズ開口数0.6であり、記録パワーは11
mW、消去パワーは4.5mW、再生パワーは1mWで
あった。記録信号は8−16変調のランダム信号を使用
し、最短マーク長である3Tは0.6ミクロンとした。
【0126】まず未記録トラックを連続して3本選び、
トラックa,b,cと名付ける。中央のトラックである
bに記録し、そのまま再生してジッターを測定した(J
1)。続いてその隣のトラックaに記録し、再びトラッ
クbのジッターを測定した(J2)。更にトラックcに
記録し、再びトラックbのジッターを測定した(J
3)。トラックbのジッター測定は、都合3回に渡って
行い、しかもランドとグルーブそれぞれについて行っ
て、図25の結果を得た。
トラックa,b,cと名付ける。中央のトラックである
bに記録し、そのまま再生してジッターを測定した(J
1)。続いてその隣のトラックaに記録し、再びトラッ
クbのジッターを測定した(J2)。更にトラックcに
記録し、再びトラックbのジッターを測定した(J
3)。トラックbのジッター測定は、都合3回に渡って
行い、しかもランドとグルーブそれぞれについて行っ
て、図25の結果を得た。
【0127】図25に示すように、隣接トラックに記録
を行うに従って、ランド、グルーブともジッターは徐々
に増加してゆくがその変化量は最大で0.6%程度であ
り、クロスイレーズはほとんど見られなかった。またジ
ッターは2.6GB DVD−RAM規格では8.5%
以下と決められているが、それを充分クリアしていた。
これはDVD−RAMと同じ記録層を使用しながら、ト
ラックピッチを1.48から1.1ミクロンに詰めるこ
とができ、記録密度を少なくとも約1.4倍に高められ
ることを意味している。
を行うに従って、ランド、グルーブともジッターは徐々
に増加してゆくがその変化量は最大で0.6%程度であ
り、クロスイレーズはほとんど見られなかった。またジ
ッターは2.6GB DVD−RAM規格では8.5%
以下と決められているが、それを充分クリアしていた。
これはDVD−RAMと同じ記録層を使用しながら、ト
ラックピッチを1.48から1.1ミクロンに詰めるこ
とができ、記録密度を少なくとも約1.4倍に高められ
ることを意味している。
【0128】(比較例1)比較のために図6に示した構
成の従来型ディスクを用意し、同様な手法にて記録再生
特性を調べた。ここで支持体7は、図5に示した構成の
ポリカーボネートであり、ランド2の幅は0.51ミク
ロンであり、グルーブ3の幅は0.59ミクロンであ
る。従ってトラックピッチは実施例4と同じ1.1ミク
ロンになっている。測定結果を図26に示すが、隣接ト
ラックの記録に伴って、ランド、グルーブ共にジッター
が著しく増加し、最大で17%近い増加量が見られた。
これは顕著なクロスイレーズを示しており、従来型支持
体を使用した場合にはトラックピッチを詰められないこ
とを意味している。
成の従来型ディスクを用意し、同様な手法にて記録再生
特性を調べた。ここで支持体7は、図5に示した構成の
ポリカーボネートであり、ランド2の幅は0.51ミク
ロンであり、グルーブ3の幅は0.59ミクロンであ
る。従ってトラックピッチは実施例4と同じ1.1ミク
ロンになっている。測定結果を図26に示すが、隣接ト
ラックの記録に伴って、ランド、グルーブ共にジッター
が著しく増加し、最大で17%近い増加量が見られた。
これは顕著なクロスイレーズを示しており、従来型支持
体を使用した場合にはトラックピッチを詰められないこ
とを意味している。
【0129】このように相変化型記録ディスクであって
も、本発明の情報記録媒体用支持体であるクレビスは効
果を発揮する。本発明の情報記録媒体は図4に示したよ
うに、記録層4をトラック毎に分断するため、隣接トラ
ックの記録時に発生するレーザー熱の伝搬が著しく抑え
られ、記録情報の不必要な消去を未然に防止できるもの
である。なお上述した実施例では、図3に示した支持体
1Bを使用したが、グルーブ3とランド2のいずれか一
方しか使用しない場合には、片側しかクレビス4を有し
ない支持体1A(図1)を用いることができるのは、言
うまでもない。
も、本発明の情報記録媒体用支持体であるクレビスは効
果を発揮する。本発明の情報記録媒体は図4に示したよ
うに、記録層4をトラック毎に分断するため、隣接トラ
ックの記録時に発生するレーザー熱の伝搬が著しく抑え
られ、記録情報の不必要な消去を未然に防止できるもの
である。なお上述した実施例では、図3に示した支持体
1Bを使用したが、グルーブ3とランド2のいずれか一
方しか使用しない場合には、片側しかクレビス4を有し
ない支持体1A(図1)を用いることができるのは、言
うまでもない。
【0130】さて、グルーブ3を形成する際に同時発生
的にクレビス4を形成する方法について、(製造方法実
施例1)〜(製造方法実施例4)で詳しく説明してき
た。ここでは、前記したガラスマスター11Bとは別の
ガラスマスター31Bの形成手段について説明する。
的にクレビス4を形成する方法について、(製造方法実
施例1)〜(製造方法実施例4)で詳しく説明してき
た。ここでは、前記したガラスマスター11Bとは別の
ガラスマスター31Bの形成手段について説明する。
【0131】本発明になる情報記録媒体用支持体の製造
方法の工程中において作製するガラスマスターの形成手
段は、次の(a)〜(f)の手順を経て行われる(説明の
都合上図27を用いる)。即ち、
方法の工程中において作製するガラスマスターの形成手
段は、次の(a)〜(f)の手順を経て行われる(説明の
都合上図27を用いる)。即ち、
【0132】(a) 表面を高精度に研磨、洗浄した母
型盤31を用意する。 (a) 母型盤31上に、ドライエッチング可能な被エ
ッチング材料を均一に成膜してエッチング層30を形成
する。 (c) このエッチング層30上に、ドライエッチング
時に耐性を有するマスク材料を均一に成膜してパターニ
ングマスク8を形成する。
型盤31を用意する。 (a) 母型盤31上に、ドライエッチング可能な被エ
ッチング材料を均一に成膜してエッチング層30を形成
する。 (c) このエッチング層30上に、ドライエッチング
時に耐性を有するマスク材料を均一に成膜してパターニ
ングマスク8を形成する。
【0133】(d) 続いて、これに常法であるフォト
リソグラフィー法により必要な微細トラックパターンに
略対応したパターンを形成する。ここで平坦部9は加工
後のランド2に略対応し、開口部10は後のグルーブ3
及びクレビス4に略対応する。 (e) 次に、このパターニングマスク8を表面に有す
るエッチング層30に、前記したドライエッチング装置
AA,BBを用い、エッチング層30上の開口部10内
にドライエッチングを行って、グルーブ3及びクレビス
4を同時にエッチング層30に彫り込む。
リソグラフィー法により必要な微細トラックパターンに
略対応したパターンを形成する。ここで平坦部9は加工
後のランド2に略対応し、開口部10は後のグルーブ3
及びクレビス4に略対応する。 (e) 次に、このパターニングマスク8を表面に有す
るエッチング層30に、前記したドライエッチング装置
AA,BBを用い、エッチング層30上の開口部10内
にドライエッチングを行って、グルーブ3及びクレビス
4を同時にエッチング層30に彫り込む。
【0134】(f) この後、残存したパターニングマ
スク8を除去して、エッチング層30を表面に有するガ
ラスマスター31Bが完成する。
スク8を除去して、エッチング層30を表面に有するガ
ラスマスター31Bが完成する。
【0135】ここで重要なのは母型盤31上にはエッチ
ング層30が薄く被着され、グルーブ3とクレビス4
は、クレビスを同時に形成され、更にクレビスの深さ
と、エッチング層30の厚さが略同じであるということ
である。これらについて説明するために、本発明の製造
方法を実施例5で詳しく説明する。
ング層30が薄く被着され、グルーブ3とクレビス4
は、クレビスを同時に形成され、更にクレビスの深さ
と、エッチング層30の厚さが略同じであるということ
である。これらについて説明するために、本発明の製造
方法を実施例5で詳しく説明する。
【0136】(製造方法実施例5)、[媒体実施例 5] つぎに、本発明の情報記録媒体用支持体の製造方法の
(製造方法実施例5)として、ガラスマスター31Bか
ら支持体複製用スタンパーを製造し、この複製用スタン
パーを用いてプラスチック製の支持体1Bを製造する方
法について、(31)〜(39)(図27(a)〜
(f))を用いて説明する。前述したものと同一部分には
同一符号を付しその説明を省略する。即ち、
(製造方法実施例5)として、ガラスマスター31Bか
ら支持体複製用スタンパーを製造し、この複製用スタン
パーを用いてプラスチック製の支持体1Bを製造する方
法について、(31)〜(39)(図27(a)〜
(f))を用いて説明する。前述したものと同一部分には
同一符号を付しその説明を省略する。即ち、
【0137】(31) 表面を高精度に研磨、洗浄した
無アルカリガラス(直径185mm×内径20mm×厚
さ6mm)からなる母型盤31を用意する(図27
(a))。 (32) この鏡面母型盤31上に、被エッチング材料
を均一に成膜してエッチング層30を形成する。ここで
はオルガノシロキサンのエタノール溶液を均一に回転成
膜し、150度で60分ベーキングすることによって5
0nmのオルガノシリカ層(エッチング層30)を形成
した(図27(b))。
無アルカリガラス(直径185mm×内径20mm×厚
さ6mm)からなる母型盤31を用意する(図27
(a))。 (32) この鏡面母型盤31上に、被エッチング材料
を均一に成膜してエッチング層30を形成する。ここで
はオルガノシロキサンのエタノール溶液を均一に回転成
膜し、150度で60分ベーキングすることによって5
0nmのオルガノシリカ層(エッチング層30)を形成
した(図27(b))。
【0138】(33) 続いて、これにマスク材として
フォトレジストを均一に成膜して、パターニングマスク
8を形成する(図27(c))。 (34) 続いて、これに常法であるフォトリソグラフ
ィー法により、必要な微細トラックパターンに略対応し
たパターンを形成する(図27(d))。即ちパターニ
ングマスク8であるフォトレジスト膜上に対物レンズに
より絞り込んだレーザービームを照射し、スパイラル状
の溝パターンを記録し、現像を行った(この工程図示せ
ず)。これにより、平坦部9が略0.4ミクロン、開口
部10が略0.41ミクロンの平行スパイラルパターン
が得られた。
フォトレジストを均一に成膜して、パターニングマスク
8を形成する(図27(c))。 (34) 続いて、これに常法であるフォトリソグラフ
ィー法により、必要な微細トラックパターンに略対応し
たパターンを形成する(図27(d))。即ちパターニ
ングマスク8であるフォトレジスト膜上に対物レンズに
より絞り込んだレーザービームを照射し、スパイラル状
の溝パターンを記録し、現像を行った(この工程図示せ
ず)。これにより、平坦部9が略0.4ミクロン、開口
部10が略0.41ミクロンの平行スパイラルパターン
が得られた。
【0139】(35) これを平行平板型ドライエッチ
ング装置BB(図18)に設置し、エッチング層30上
の開口部10内にドライエッチングを行った(図27
(e))。エッチング条件は エッチングガス: C4F8 ガス圧力: 45mtorr ガス流量: 50sccm エッチング時間: 50秒 である。
ング装置BB(図18)に設置し、エッチング層30上
の開口部10内にドライエッチングを行った(図27
(e))。エッチング条件は エッチングガス: C4F8 ガス圧力: 45mtorr ガス流量: 50sccm エッチング時間: 50秒 である。
【0140】(36) 次に加温した硫酸・過酸化水素
水混合液による分解処理によって、パターニングマスク
8を除去し、ガラスマスター31Bを得た(図27
(f))。
水混合液による分解処理によって、パターニングマスク
8を除去し、ガラスマスター31Bを得た(図27
(f))。
【0141】(37) 以下、(製造方法実施例3)の
(26)〜(28)の工程と同様な工程に従ってスタン
パーを完成させた(図示せず。図19(f)〜(h)に
対応)。 (38) 次にこのスタンパーを公知の2P成形機に取
り付け、スタンパーとは凹凸が反転した支持体1Bを作
成した。それは図28に記載した断面構造を有し、強化
ガラス(化学強化ガラスまたは熱強化ガラス)からなる
外径50mm×内径11mm×厚さ0.6mmのベース
盤32と、紫外線硬化樹脂からなる10ミクロンの樹脂
層33から構成されている。
(26)〜(28)の工程と同様な工程に従ってスタン
パーを完成させた(図示せず。図19(f)〜(h)に
対応)。 (38) 次にこのスタンパーを公知の2P成形機に取
り付け、スタンパーとは凹凸が反転した支持体1Bを作
成した。それは図28に記載した断面構造を有し、強化
ガラス(化学強化ガラスまたは熱強化ガラス)からなる
外径50mm×内径11mm×厚さ0.6mmのベース
盤32と、紫外線硬化樹脂からなる10ミクロンの樹脂
層33から構成されている。
【0142】また支持体(ディスク基体)1Bの樹脂層
33の表面の形状は、図29の寸法を満足しており、即
ち、ランド2の幅Wlは0.40ミクロン、グルーブ3
の幅(Wg+2Wc)の内の幅Wgは0.40ミクロ
ン、グルーブ3の深さDgは0.05ミクロン、クレビ
ス4の幅Wcは0.05ミクロン、クレビス4の深さD
cは0.07ミクロンである。
33の表面の形状は、図29の寸法を満足しており、即
ち、ランド2の幅Wlは0.40ミクロン、グルーブ3
の幅(Wg+2Wc)の内の幅Wgは0.40ミクロ
ン、グルーブ3の深さDgは0.05ミクロン、クレビ
ス4の幅Wcは0.05ミクロン、クレビス4の深さD
cは0.07ミクロンである。
【0143】(39)次に、このディスク基体1B上に
記録層5と保護層6を形成した。記録層5は[媒体実施
例 5]として、図30に示した記録材料で構成し、公
知のスパッタリング法によって成膜した。即ち、光磁気
超解像膜の1つであるCAD型超解像膜の一例として、
3層の光磁気膜(GdFeCo,AlN,DyFeC
o)を、SiNとAlNとの2つの誘電体層でサンドイ
ッチした構造とした。次に保護層6を公知の回転成膜法
によって、紫外線硬化樹脂を8ミクロン厚で形成し、紫
外線A+B+C波照射によって硬化させた。この情報記
録ディスクをトラックに垂直な方向に破断し、断面形状
を走査型電子顕微鏡で観察したところ、図4に示すよう
な断面形状であることが確認できた。
記録層5と保護層6を形成した。記録層5は[媒体実施
例 5]として、図30に示した記録材料で構成し、公
知のスパッタリング法によって成膜した。即ち、光磁気
超解像膜の1つであるCAD型超解像膜の一例として、
3層の光磁気膜(GdFeCo,AlN,DyFeC
o)を、SiNとAlNとの2つの誘電体層でサンドイ
ッチした構造とした。次に保護層6を公知の回転成膜法
によって、紫外線硬化樹脂を8ミクロン厚で形成し、紫
外線A+B+C波照射によって硬化させた。この情報記
録ディスクをトラックに垂直な方向に破断し、断面形状
を走査型電子顕微鏡で観察したところ、図4に示すよう
な断面形状であることが確認できた。
【0144】次にこの情報記録ディスクをランド2に焦
点を結びながら、1,7変調信号の記録再生を行った。
ここで使用した記録装置は、波長635nm、レンズ開
口数0.6であり、記録パワーは10.5mW、再生パ
ワーは2.0mWであった。1,7変調信号は前述した
例とは異なり、2T〜8Tの各種マーク長の信号がラン
ダムに送出されるものである。ここで最短マーク長(2
T)を0.18ミクロンに設定した場合、再生信号のジ
ッターは10.5%が得られ、充分再生できるレベルで
あった。
点を結びながら、1,7変調信号の記録再生を行った。
ここで使用した記録装置は、波長635nm、レンズ開
口数0.6であり、記録パワーは10.5mW、再生パ
ワーは2.0mWであった。1,7変調信号は前述した
例とは異なり、2T〜8Tの各種マーク長の信号がラン
ダムに送出されるものである。ここで最短マーク長(2
T)を0.18ミクロンに設定した場合、再生信号のジ
ッターは10.5%が得られ、充分再生できるレベルで
あった。
【0145】なおジッターはDVD規格(JIS−X−
6241附属書F)に準じた手法によって測定した。理
論的に計算される再生限界は、マーク長0.25ミクロ
ンであるから、超解像現象が発現できていることが確認
できた。
6241附属書F)に準じた手法によって測定した。理
論的に計算される再生限界は、マーク長0.25ミクロ
ンであるから、超解像現象が発現できていることが確認
できた。
【0146】次にこの情報記録ディスクをグルーブ3に
焦点を結びながら同様に記録再生したところ、同様に最
短マーク長(2T)を0.18ミクロンに設定した場
合、再生信号のジッターは11.0%が得られ、充分再
生できるレベルであった。この場合も超解像現象が発現
できていることが確認できた。以上のようにDWDD以
外の超解像光磁気膜であってもランド・グルーブ記録が
達成できていることが確認できた。
焦点を結びながら同様に記録再生したところ、同様に最
短マーク長(2T)を0.18ミクロンに設定した場
合、再生信号のジッターは11.0%が得られ、充分再
生できるレベルであった。この場合も超解像現象が発現
できていることが確認できた。以上のようにDWDD以
外の超解像光磁気膜であってもランド・グルーブ記録が
達成できていることが確認できた。
【0147】(比較例2)比較のために図6に示した構
成の従来型CADディスク(記録層は図30図示と同
じ)を用意し、同様な手法にて記録再生特性を調べた。
ここで支持体7は、図5に示した構成のポリカーボネー
トであり、ランド2の幅は0.40ミクロンであり、グ
ルーブ3の幅は0.41ミクロンである。従ってトラッ
クピッチは実施例5と同じ0.81ミクロンになってい
る。ランドとグルーブ、交互に記録を連続的に行って再
生したところ、ランド、グルーブとも再生できなかっ
た。解析を行ったところ、従来型支持体を使用した場合
にはクロスイレーズが顕著であり、ランドを書いたとき
に隣接したグルーブが、グルーブを書いたときに隣接し
たランドが消去されていることが原因であった。即ち従
来型支持体7ではクロスイレーズにより、狭いトラック
ピッチは実現できないことを意味している。
成の従来型CADディスク(記録層は図30図示と同
じ)を用意し、同様な手法にて記録再生特性を調べた。
ここで支持体7は、図5に示した構成のポリカーボネー
トであり、ランド2の幅は0.40ミクロンであり、グ
ルーブ3の幅は0.41ミクロンである。従ってトラッ
クピッチは実施例5と同じ0.81ミクロンになってい
る。ランドとグルーブ、交互に記録を連続的に行って再
生したところ、ランド、グルーブとも再生できなかっ
た。解析を行ったところ、従来型支持体を使用した場合
にはクロスイレーズが顕著であり、ランドを書いたとき
に隣接したグルーブが、グルーブを書いたときに隣接し
たランドが消去されていることが原因であった。即ち従
来型支持体7ではクロスイレーズにより、狭いトラック
ピッチは実現できないことを意味している。
【0148】以上述べてきたように母型盤31の上に、
微細パターンの元となるエッチング層30を形成し、こ
れを加工することによっても、本発明の情報記録媒体用
支持体を得ることができる。ここでエッチング層30の
材質は問わず、例えば母型盤31と同じであっても異な
ってもよいが、ドライエッチングが可能な材料であるこ
とが必要最低限の条件である。例えば、酸化珪素のPV
D膜(物理的気相法による膜、例えばスパッタリング、
真空蒸着による膜)、酸化珪素のCVD膜(化学的気相
法による膜、例えばシランガスを原料とするプラズマ分
解生成膜)、酸化珪素の熱酸化膜(例えば高圧酸化雰囲
気化での成長膜)なども用いることができるし、(製造
方法実施例5)で記載したように、回転成膜膜(オルガ
ノシロキサンの溶液をベーキングして得られるオルガノ
シリカ膜や、オルガノシラザンの溶液を酸素中でベーキ
ングして得られるオルガノシリカ膜や、同溶液を非酸素
中でベーキングして得られるオルガノシリコンナイトラ
イド膜や、テトラヒドロキシシランの溶液をベーキング
して得られる酸化珪素膜)などが挙げられる。
微細パターンの元となるエッチング層30を形成し、こ
れを加工することによっても、本発明の情報記録媒体用
支持体を得ることができる。ここでエッチング層30の
材質は問わず、例えば母型盤31と同じであっても異な
ってもよいが、ドライエッチングが可能な材料であるこ
とが必要最低限の条件である。例えば、酸化珪素のPV
D膜(物理的気相法による膜、例えばスパッタリング、
真空蒸着による膜)、酸化珪素のCVD膜(化学的気相
法による膜、例えばシランガスを原料とするプラズマ分
解生成膜)、酸化珪素の熱酸化膜(例えば高圧酸化雰囲
気化での成長膜)なども用いることができるし、(製造
方法実施例5)で記載したように、回転成膜膜(オルガ
ノシロキサンの溶液をベーキングして得られるオルガノ
シリカ膜や、オルガノシラザンの溶液を酸素中でベーキ
ングして得られるオルガノシリカ膜や、同溶液を非酸素
中でベーキングして得られるオルガノシリコンナイトラ
イド膜や、テトラヒドロキシシランの溶液をベーキング
して得られる酸化珪素膜)などが挙げられる。
【0149】ここで特に母型盤31の1.5倍以上のエ
ッチング速度を有する材料をエッチング層30として選
択すると、クレビス4の深さが均一に仕上がるという利
点が出てくる。即ちエッチング層30は、比較的高速に
エッチングが進行し、グルーブ3とクレビス4を形成す
るが、クレビス4の深さがエッチング層30の厚さと同
じとなった時点で、エッチングが事実上終了する。つま
り母型31のエッチング速度がエッチング層30よりも
遅いために、更なるエッチングを行っても、それ以上の
進行は極めて緩慢となる。
ッチング速度を有する材料をエッチング層30として選
択すると、クレビス4の深さが均一に仕上がるという利
点が出てくる。即ちエッチング層30は、比較的高速に
エッチングが進行し、グルーブ3とクレビス4を形成す
るが、クレビス4の深さがエッチング層30の厚さと同
じとなった時点で、エッチングが事実上終了する。つま
り母型31のエッチング速度がエッチング層30よりも
遅いために、更なるエッチングを行っても、それ以上の
進行は極めて緩慢となる。
【0150】この結果、仮にエッチングが不均一であっ
ても、クレビス4の深さは揃い、再現性のよいガラスマ
スター31Bを作ることができるのである。(製造方法
実施例5)では母型盤31に無アルカリガラス、エッチ
ング層30にオルガノシリカを選んだが、オルガノシリ
カは無アルカリガラスの1.5倍以上のエッチング速度
を有している例である。望ましくはこの速度比が2倍以
上、更に望ましくは3倍以上となるように母型31とエ
ッチング層30を選択する。
ても、クレビス4の深さは揃い、再現性のよいガラスマ
スター31Bを作ることができるのである。(製造方法
実施例5)では母型盤31に無アルカリガラス、エッチ
ング層30にオルガノシリカを選んだが、オルガノシリ
カは無アルカリガラスの1.5倍以上のエッチング速度
を有している例である。望ましくはこの速度比が2倍以
上、更に望ましくは3倍以上となるように母型31とエ
ッチング層30を選択する。
【0151】次に、本発明になる情報記録媒体用支持体
の製造方法の工程中において作製するガラスマスターの
別の形成手段は、次の(a)〜(g)の手順を経て行われ
る(説明の都合上図31を用いる)。即ち、
の製造方法の工程中において作製するガラスマスターの
別の形成手段は、次の(a)〜(g)の手順を経て行われ
る(説明の都合上図31を用いる)。即ち、
【0152】(a) 表面を高精度に研磨、洗浄した母
型盤41を用意する。 (b) 母型盤41上に、ドライエッチング可能な被エ
ッチング材料を均一に成膜してエッチング層30を形成
する。ただしここでエッチング材料40は母型41に比
べ、エッチング速度の遅い材料を選択する。 (c) このエッチング層40上に、ドライエッチング
時に耐性を有するマスク材料を均一に成膜してパターニ
ングマスク8を形成する。
型盤41を用意する。 (b) 母型盤41上に、ドライエッチング可能な被エ
ッチング材料を均一に成膜してエッチング層30を形成
する。ただしここでエッチング材料40は母型41に比
べ、エッチング速度の遅い材料を選択する。 (c) このエッチング層40上に、ドライエッチング
時に耐性を有するマスク材料を均一に成膜してパターニ
ングマスク8を形成する。
【0153】(d) 続いて、これに常法であるフォト
リソグラフィー法により必要な微細トラックパターンに
略対応したパターンを形成する。ここで平坦部9は加工
後のランド2に略対応し、開口部10は後のグルーブ3
及びクレビス4に略対応する。 (e) 次に、このパターニングマスク8を表面に有す
るエッチング層40に、前記したドライエッチング装置
AA又はBBを用い、エッチング層40上の開口部10
内にドライエッチングを行って、グルーブ3及びクレビ
ス4を同時にエッチング層40に彫り込む。
リソグラフィー法により必要な微細トラックパターンに
略対応したパターンを形成する。ここで平坦部9は加工
後のランド2に略対応し、開口部10は後のグルーブ3
及びクレビス4に略対応する。 (e) 次に、このパターニングマスク8を表面に有す
るエッチング層40に、前記したドライエッチング装置
AA又はBBを用い、エッチング層40上の開口部10
内にドライエッチングを行って、グルーブ3及びクレビ
ス4を同時にエッチング層40に彫り込む。
【0154】(f) ここで、少なくともクレビス4が
母型盤41の表面よりも内部に進行するまでエッチング
を継続する。理想的にはグルーブ3の底が、母型盤41
の表面に達したところでエッチングを停止する。 (g) この後、残存したパターニングマスク8を除去
して、エッチング層40を表面に有する支持体41Bが
完成する。ここで重要なのは母型盤41上にはエッチン
グ層40が薄く被着され、グルーブ3とクレビス4は略
同時に形成され、更にクレビス4は母型盤41に対して
刻まれていることである。
母型盤41の表面よりも内部に進行するまでエッチング
を継続する。理想的にはグルーブ3の底が、母型盤41
の表面に達したところでエッチングを停止する。 (g) この後、残存したパターニングマスク8を除去
して、エッチング層40を表面に有する支持体41Bが
完成する。ここで重要なのは母型盤41上にはエッチン
グ層40が薄く被着され、グルーブ3とクレビス4は略
同時に形成され、更にクレビス4は母型盤41に対して
刻まれていることである。
【0155】(製造方法実施例6)次に本発明の情報記
録媒体用支持体の製造方法の(製造方法実施例6)とし
て、ガラスマスター41Bから支持体複製用スタンパー
を製造し、この複製用スタンパーを用いてプラスチック
製の支持体1Bを製造する方法について、(41)〜
(49)(図31(a)〜(g))を用いて説明する。前
述したものと同一部分には同一符号を付しその説明を省
略する。即ち、
録媒体用支持体の製造方法の(製造方法実施例6)とし
て、ガラスマスター41Bから支持体複製用スタンパー
を製造し、この複製用スタンパーを用いてプラスチック
製の支持体1Bを製造する方法について、(41)〜
(49)(図31(a)〜(g))を用いて説明する。前
述したものと同一部分には同一符号を付しその説明を省
略する。即ち、
【0156】(41) 表面を高精度に研磨、洗浄した
石英ガラス(直径160mm×3mm厚)からなる母型
盤41を用意する(図31(a))。 (42) この鏡面母型盤41上に、被エッチング材料
を均一に成膜してエッチング層40を形成する。ここで
はモリブデンをスパッタ成膜し、均一な70nmのモリ
ブデン層(エッチング層40)を形成した(図31
(b))。
石英ガラス(直径160mm×3mm厚)からなる母型
盤41を用意する(図31(a))。 (42) この鏡面母型盤41上に、被エッチング材料
を均一に成膜してエッチング層40を形成する。ここで
はモリブデンをスパッタ成膜し、均一な70nmのモリ
ブデン層(エッチング層40)を形成した(図31
(b))。
【0157】(43) 続いて、これにマスク材として
フォトレジストを均一に成膜して、パターニングマスク
8を形成する(図31(c))。 (44) 続いて、これに常法であるフォトリソグラフ
ィー法により、必要な微細トラックパターンに略対応し
たパターンを形成する(図31(d))。即ちパターニ
ングマスク8であるフォトレジスト膜上に対物レンズに
より絞り込んだレーザービームを照射し、同芯円状の溝
パターンを記録し、現像を行った(この工程図示せ
ず)。これにより、平坦部9が略0.3ミクロン、開口
部10が略0.3ミクロンの平行同芯円パターンが得ら
れた。
フォトレジストを均一に成膜して、パターニングマスク
8を形成する(図31(c))。 (44) 続いて、これに常法であるフォトリソグラフ
ィー法により、必要な微細トラックパターンに略対応し
たパターンを形成する(図31(d))。即ちパターニ
ングマスク8であるフォトレジスト膜上に対物レンズに
より絞り込んだレーザービームを照射し、同芯円状の溝
パターンを記録し、現像を行った(この工程図示せ
ず)。これにより、平坦部9が略0.3ミクロン、開口
部10が略0.3ミクロンの平行同芯円パターンが得ら
れた。
【0158】(45) これを平行平板型ドライエッチ
ング装置BB(図18)に設置し、エッチング層40上
の開口部10内にドライエッチングを行った(図31
(e),(f))。エッチング条件は エッチングガス: C5F8 ガス圧力: 100mtorr ガス流量: 85sccm エッチング時間: 3分10秒 である。
ング装置BB(図18)に設置し、エッチング層40上
の開口部10内にドライエッチングを行った(図31
(e),(f))。エッチング条件は エッチングガス: C5F8 ガス圧力: 100mtorr ガス流量: 85sccm エッチング時間: 3分10秒 である。
【0159】(46) 次に加温したレジスト剥離液1
05(東京応化工業(株)製)による分解処理によっ
て、パターニングマスク8を除去し、ガラスマスター4
1Bを得た(図31(g))。 (47) 以下、(製造方法実施例3)の(26)〜
(28)の工程と同様な工程に従ってスタンパーを完成
させた(図示せず。図19(f)〜(h)に対応)。
05(東京応化工業(株)製)による分解処理によっ
て、パターニングマスク8を除去し、ガラスマスター4
1Bを得た(図31(g))。 (47) 以下、(製造方法実施例3)の(26)〜
(28)の工程と同様な工程に従ってスタンパーを完成
させた(図示せず。図19(f)〜(h)に対応)。
【0160】(48) 次に(製造方法実施例3)の
(29)の工程と同様な工程に従って、プラスチック支
持体1Bを製造した。ただし製造条件は若干変更して、
支持体1Bは直径は130mm、厚みは0.3mmの非
晶質ポリオレフィン製である。この支持体1Bをトラッ
クに垂直な方向に破断し、断面形状を走査型電子顕微鏡
で観察したところ、図3のような断面形状であることが
確認できた。また表面の形状は図32の寸法になってお
り、即ち、ランド2の幅Wlは0.30ミクロン、グル
ーブ3の幅(Wg+2Wc)のうち、幅Wgは0.20
ミクロン、グルーブ3の深さDgは0.05ミクロン、
クレビス4の幅Wcは0.05ミクロン、クレビス4の
深さDcは0.10ミクロンである。従ってトラックピ
ッチは0.6ミクロンになっている。
(29)の工程と同様な工程に従って、プラスチック支
持体1Bを製造した。ただし製造条件は若干変更して、
支持体1Bは直径は130mm、厚みは0.3mmの非
晶質ポリオレフィン製である。この支持体1Bをトラッ
クに垂直な方向に破断し、断面形状を走査型電子顕微鏡
で観察したところ、図3のような断面形状であることが
確認できた。また表面の形状は図32の寸法になってお
り、即ち、ランド2の幅Wlは0.30ミクロン、グル
ーブ3の幅(Wg+2Wc)のうち、幅Wgは0.20
ミクロン、グルーブ3の深さDgは0.05ミクロン、
クレビス4の幅Wcは0.05ミクロン、クレビス4の
深さDcは0.10ミクロンである。従ってトラックピ
ッチは0.6ミクロンになっている。
【0161】このように母型盤41の上に、微細パター
ンの元となるエッチング層40を形成し、これを加工す
ることによって、本発明を達成することができる。ここ
でエッチング層40の材質はドライエッチングが可能な
材料であって、母型盤41に比べ、エッチング速度の遅
い材料であることが必要最低限の条件である。
ンの元となるエッチング層40を形成し、これを加工す
ることによって、本発明を達成することができる。ここ
でエッチング層40の材質はドライエッチングが可能な
材料であって、母型盤41に比べ、エッチング速度の遅
い材料であることが必要最低限の条件である。
【0162】特に母型盤41に比べ、エッチング速度が
0.75倍以下であることが望ましく、更に望ましくは
0.5倍以下である。その材料は、母型盤41に何を選
ぶかによって変わってくるが、例えばモリブデンや、シ
リコン、タンタルやこれらを含む合金(酸化物、窒化
物、炭化物の例を含む)から選ぶことができる。このよ
うな速度比でエッチング層40を選択すると、エッチン
グ層40は、比較的低速にエッチングが進行する。そし
てエッチング層40内にグルーブ3とクレビス4を形成
するが、クレビス4の深さがエッチング層40の厚さと
同じとなった時点から、エッチングは事実上加速され
る。
0.75倍以下であることが望ましく、更に望ましくは
0.5倍以下である。その材料は、母型盤41に何を選
ぶかによって変わってくるが、例えばモリブデンや、シ
リコン、タンタルやこれらを含む合金(酸化物、窒化
物、炭化物の例を含む)から選ぶことができる。このよ
うな速度比でエッチング層40を選択すると、エッチン
グ層40は、比較的低速にエッチングが進行する。そし
てエッチング層40内にグルーブ3とクレビス4を形成
するが、クレビス4の深さがエッチング層40の厚さと
同じとなった時点から、エッチングは事実上加速され
る。
【0163】つまり母型盤41のエッチング速度がエッ
チング層40よりも速いために、更なるエッチングを行
うと、クレビス4のみ深く進行することになる。この結
果、エッチング途中(図31(e))の形状よりも、ク
レビス4を強調した形状が形成されることになる。従っ
て深いクレビス4を形成したい場合に本方法は有効であ
る。
チング層40よりも速いために、更なるエッチングを行
うと、クレビス4のみ深く進行することになる。この結
果、エッチング途中(図31(e))の形状よりも、ク
レビス4を強調した形状が形成されることになる。従っ
て深いクレビス4を形成したい場合に本方法は有効であ
る。
【0164】さて以上述べたように、(製造方法実施例
1)〜(製造方法実施例6)ではドライエッチングによ
りクレビス4を作製する方法について述べてきた。ここ
ではドライエッチングに依らない、別の形成手段につい
て説明する。
1)〜(製造方法実施例6)ではドライエッチングによ
りクレビス4を作製する方法について述べてきた。ここ
ではドライエッチングに依らない、別の形成手段につい
て説明する。
【0165】本発明になる情報記録媒体用支持体の製造
方法の工程中において作製するガラスマスターをドライ
エッチングに依らない別の形成手段でガラスマスター5
1Bを作製する方法は、次の(a)〜(d)の手順を経て
行われる(説明の都合上図33を用いる)。即ち、
方法の工程中において作製するガラスマスターをドライ
エッチングに依らない別の形成手段でガラスマスター5
1Bを作製する方法は、次の(a)〜(d)の手順を経て
行われる(説明の都合上図33を用いる)。即ち、
【0166】(a) 表面を高精度に研磨、洗浄した母
型盤51を用意する。 (b) 母型盤51上に、ポジ・ネガ両用の感光性樹脂
を均一に成膜して感光性樹脂層50を形成する。
型盤51を用意する。 (b) 母型盤51上に、ポジ・ネガ両用の感光性樹脂
を均一に成膜して感光性樹脂層50を形成する。
【0167】一般にレジストはポジ型レジストとネガ型
レジストの2つのタイプがあるが、ポジ・ネガ両用の感
光性樹脂50とは照射する露光量によって、その挙動が
切り替わるものである。ここでは低露光量でポジ型の特
性を示し、高露光量でネガ型の特性を示す感光性樹脂を
例にとり、その光感度曲線を図34に記載する。感度曲
線とは露光量を少しずつ変えながら露光し、現像を行っ
て、現像後の残膜をグラフ化したもので、露光特性を知
るためのものである。このタイプの感光性樹脂は低露光
量から高露光量までを4つの領域に分けることができ
る。
レジストの2つのタイプがあるが、ポジ・ネガ両用の感
光性樹脂50とは照射する露光量によって、その挙動が
切り替わるものである。ここでは低露光量でポジ型の特
性を示し、高露光量でネガ型の特性を示す感光性樹脂を
例にとり、その光感度曲線を図34に記載する。感度曲
線とは露光量を少しずつ変えながら露光し、現像を行っ
て、現像後の残膜をグラフ化したもので、露光特性を知
るためのものである。このタイプの感光性樹脂は低露光
量から高露光量までを4つの領域に分けることができ
る。
【0168】第1の領域R1:Ep0以下。この領域は
残膜率が90%以上であり、この領域では全く感光せ
ず、現像によってほとんど膜減りしない。 第2の領域R2:Ep0〜Epth。この領域ではポジ
型レジストとして作用し、レジスト残膜は露光量の増加
と共に連続して減少する。 第3の領域R3:Epth〜Enth。この領域では残
膜率がゼロ。 第4の領域R4:Enth〜En0。この領域ではネガ
型レジストとして作用し、レジスト残膜は露光量の増加
と共に連続して増加する。 第5の領域R5:En0以上。この領域では残膜率が一
定となる。その値は50〜90%程度である。
残膜率が90%以上であり、この領域では全く感光せ
ず、現像によってほとんど膜減りしない。 第2の領域R2:Ep0〜Epth。この領域ではポジ
型レジストとして作用し、レジスト残膜は露光量の増加
と共に連続して減少する。 第3の領域R3:Epth〜Enth。この領域では残
膜率がゼロ。 第4の領域R4:Enth〜En0。この領域ではネガ
型レジストとして作用し、レジスト残膜は露光量の増加
と共に連続して増加する。 第5の領域R5:En0以上。この領域では残膜率が一
定となる。その値は50〜90%程度である。
【0169】(c) この感光性樹脂層50に常法であ
るフォトリソグラフィー法により必要な微細トラックパ
ターンに略対応したパターンを形成する。この時露光に
使用する光源は、中心強度が高く、周縁で強度の低い収
束ビーム52であり、ビーム周縁部の低露光量はポジ型
形成、中央部の高露光量はネガ型形成になるよう、感光
性樹脂層50に対応した露光量を選ぶ。
るフォトリソグラフィー法により必要な微細トラックパ
ターンに略対応したパターンを形成する。この時露光に
使用する光源は、中心強度が高く、周縁で強度の低い収
束ビーム52であり、ビーム周縁部の低露光量はポジ型
形成、中央部の高露光量はネガ型形成になるよう、感光
性樹脂層50に対応した露光量を選ぶ。
【0170】(d) 次に、この感光性樹脂層50に対
し、アルカリ水溶液を流して、現像を行うことによっ
て、グルーブ3及びクレビス4を同時に感光性樹脂層3
2に彫り込む。ここでビーム周縁部の低露光量(第3の
領域R3)はクレビス4、中央部の高露光量(第4の領
域R4、第5の領域R5)はグルーブ3となる。このよ
うにして感光性樹脂層50を表面に有する支持体51B
が完成する。
し、アルカリ水溶液を流して、現像を行うことによっ
て、グルーブ3及びクレビス4を同時に感光性樹脂層3
2に彫り込む。ここでビーム周縁部の低露光量(第3の
領域R3)はクレビス4、中央部の高露光量(第4の領
域R4、第5の領域R5)はグルーブ3となる。このよ
うにして感光性樹脂層50を表面に有する支持体51B
が完成する。
【0171】ここで重要なのは母型盤51上にはポジ・
ネガ両用の感光性樹脂50が薄く被着され、1度の露光
工程で、グルーブ3とクレビス4が略同時に形成されて
いることである。これらについて説明するために、本発
明の情報記録媒体用支持体の一例であるガラスマスター
の製造方法を実施例7として詳しく説明する。
ネガ両用の感光性樹脂50が薄く被着され、1度の露光
工程で、グルーブ3とクレビス4が略同時に形成されて
いることである。これらについて説明するために、本発
明の情報記録媒体用支持体の一例であるガラスマスター
の製造方法を実施例7として詳しく説明する。
【0172】(製造方法実施例7)次に本発明の情報記
録媒体用支持体の製造方法の(製造方法実施例7)とし
て、ガラスマスター51Bから支持体複製用スタンパー
を製造し、この複製用スタンパーを用いてプラスチック
製の支持体1Bを製造する方法について、(51)〜
(59)(図33(a)〜(d))を用いて説明する。前
述したものと同一部分には同一符号を付しその説明を省
略する。即ち、
録媒体用支持体の製造方法の(製造方法実施例7)とし
て、ガラスマスター51Bから支持体複製用スタンパー
を製造し、この複製用スタンパーを用いてプラスチック
製の支持体1Bを製造する方法について、(51)〜
(59)(図33(a)〜(d))を用いて説明する。前
述したものと同一部分には同一符号を付しその説明を省
略する。即ち、
【0173】(51) 表面を高精度に研磨、洗浄した
アルミノ硼珪酸ガラス(直径260mm×6mm厚)か
らなる母型盤51を用意する(図33(a))。 (52) この鏡面母型盤51上に、ポジ・ネガ両用の
感光性樹脂を均一に成膜して感光性樹脂層50を形成す
る。ここでは低露光量でポジ型の特性を示し、高露光量
でネガ型の特性を示すAZ5206E(クラリアントジ
ャパン(株)製)を使用し、膜厚が200nmとなるよ
うに回転成膜した(図33(b))。
アルミノ硼珪酸ガラス(直径260mm×6mm厚)か
らなる母型盤51を用意する(図33(a))。 (52) この鏡面母型盤51上に、ポジ・ネガ両用の
感光性樹脂を均一に成膜して感光性樹脂層50を形成す
る。ここでは低露光量でポジ型の特性を示し、高露光量
でネガ型の特性を示すAZ5206E(クラリアントジ
ャパン(株)製)を使用し、膜厚が200nmとなるよ
うに回転成膜した(図33(b))。
【0174】(3) この感光性樹脂層50に常法であ
るフォトリソグラフィー法により必要な微細トラックパ
ターンに略対応したパターンを形成する。即ち感光性樹
脂層50に対物レンズにより絞り込んだレーザービーム
を照射し、スパイラル状の溝パターンを記録する。この
時露光に使用する光源は、中心強度が高く、周縁で強度
の低い収束ビーム52であり、ビーム周縁部の低露光量
はポジ型形成、中央部の高露光量はネガ型形成になるよ
う、感光性樹脂層50に対応した露光量を選ぶ(図33
(c))。
るフォトリソグラフィー法により必要な微細トラックパ
ターンに略対応したパターンを形成する。即ち感光性樹
脂層50に対物レンズにより絞り込んだレーザービーム
を照射し、スパイラル状の溝パターンを記録する。この
時露光に使用する光源は、中心強度が高く、周縁で強度
の低い収束ビーム52であり、ビーム周縁部の低露光量
はポジ型形成、中央部の高露光量はネガ型形成になるよ
う、感光性樹脂層50に対応した露光量を選ぶ(図33
(c))。
【0175】図35(a)は収束ビーム52の露光量分
布が略ガウス分布である場合を例にとり、そのような最
適露光量の状態を模式的に表したものである。収束ビー
ム52の中心で露光量が最大となり、裾野でゼロとなっ
ている。そしてビーム52の半ば付近で、露光量はEp
0〜En0を含んで広く分布している。この状態で露光
を行うことで、ビーム52周縁部はポジ型挙動、中央部
はネガ型挙動を示すことができる。本実施例では波長4
58nmのアルゴンレーザーを照射し、円弧状の溝パタ
ーンをトラックピッチ3ミクロンで記録した。
布が略ガウス分布である場合を例にとり、そのような最
適露光量の状態を模式的に表したものである。収束ビー
ム52の中心で露光量が最大となり、裾野でゼロとなっ
ている。そしてビーム52の半ば付近で、露光量はEp
0〜En0を含んで広く分布している。この状態で露光
を行うことで、ビーム52周縁部はポジ型挙動、中央部
はネガ型挙動を示すことができる。本実施例では波長4
58nmのアルゴンレーザーを照射し、円弧状の溝パタ
ーンをトラックピッチ3ミクロンで記録した。
【0176】(54) 次に、この感光性樹脂層50に
対し、アルカリ水溶液を流して、現像を行うことによっ
て、グルーブ3及びクレビス4を同時に感光性樹脂層5
0に彫り込む。ここでは燐酸水素ナトリウムの0.2規
定溶液(液温:15〜30度、望ましくは20〜25
度)を使用し、約30秒の現像をする。図35(a)の
ビーム52の形状と、図34の感度曲線より、現像後の
感光性樹脂層50の形状が決まり、図35(b)のよう
に作図することができる。
対し、アルカリ水溶液を流して、現像を行うことによっ
て、グルーブ3及びクレビス4を同時に感光性樹脂層5
0に彫り込む。ここでは燐酸水素ナトリウムの0.2規
定溶液(液温:15〜30度、望ましくは20〜25
度)を使用し、約30秒の現像をする。図35(a)の
ビーム52の形状と、図34の感度曲線より、現像後の
感光性樹脂層50の形状が決まり、図35(b)のよう
に作図することができる。
【0177】即ちビーム52の周縁部の低露光量はクレ
ビス4、中央部の高露光量はグルーブ3となる。このよ
うにして感光性樹脂層50を表面に有するガラスマスタ
ー51Bが完成する(図33(d))。
ビス4、中央部の高露光量はグルーブ3となる。このよ
うにして感光性樹脂層50を表面に有するガラスマスタ
ー51Bが完成する(図33(d))。
【0178】このガラスマスター51Bの断面を観察し
たところ、図3のようになっており、またその表面の形
状は図36の寸法を満足しており、即ち、ランド2の幅
Wlは1.5ミクロン、グルーブ3の幅(Wg+2W
c)の内の幅Wgは1.3ミクロン、グルーブ3の深さ
Dgは0.13ミクロン、クレビス4の幅Wcは0.0
6ミクロン、クレビス4の深さDcは0.19ミクロン
であった。
たところ、図3のようになっており、またその表面の形
状は図36の寸法を満足しており、即ち、ランド2の幅
Wlは1.5ミクロン、グルーブ3の幅(Wg+2W
c)の内の幅Wgは1.3ミクロン、グルーブ3の深さ
Dgは0.13ミクロン、クレビス4の幅Wcは0.0
6ミクロン、クレビス4の深さDcは0.19ミクロン
であった。
【0179】(55) 以下、(製造方法実施例3)の
(26)〜(28)の工程と同様な工程に従ってスタン
パーを完成させた(図示せず。図19(f)〜(h)に
対応)。 (56) 次に(製造方法実施例3)の(29)の工程
と同様な工程に従って、プラスチック支持体1Bを製造
した。ただし製造条件は若干変更して、支持体1Bは直
径は130mm、厚みは0.3mmの非晶質ポリオレフ
ィン製である。この支持体1Bをトラックに垂直な方向
に破断し、断面形状を走査型電子顕微鏡で観察したとこ
ろ、図3のような断面形状であることが確認できた。
(26)〜(28)の工程と同様な工程に従ってスタン
パーを完成させた(図示せず。図19(f)〜(h)に
対応)。 (56) 次に(製造方法実施例3)の(29)の工程
と同様な工程に従って、プラスチック支持体1Bを製造
した。ただし製造条件は若干変更して、支持体1Bは直
径は130mm、厚みは0.3mmの非晶質ポリオレフ
ィン製である。この支持体1Bをトラックに垂直な方向
に破断し、断面形状を走査型電子顕微鏡で観察したとこ
ろ、図3のような断面形状であることが確認できた。
【0180】このように母型盤51の上にポジ・ネガ両
用の感光性樹脂層50を形成し、適当な露光量を選択し
て露光を行うことによって、本発明を達成することがで
きる。この場合、(製造方法実施例1)〜(製造方法実
施例6)で使用したようなドライエッチング装置AA,
BBは必要とせず、また母型盤51自体は何ら加工され
ないので、材質上の制限もなくなる。特に新規な装置や
ノウハウを必要としないことから、安価に実施すること
ができる方法であるといえる。
用の感光性樹脂層50を形成し、適当な露光量を選択し
て露光を行うことによって、本発明を達成することがで
きる。この場合、(製造方法実施例1)〜(製造方法実
施例6)で使用したようなドライエッチング装置AA,
BBは必要とせず、また母型盤51自体は何ら加工され
ないので、材質上の制限もなくなる。特に新規な装置や
ノウハウを必要としないことから、安価に実施すること
ができる方法であるといえる。
【0181】ここで重要なことは、グルーブ3形成時
に、同時にクレビス4が形成できている点である。言い
換えればトラック毎にクレビス4が自動的に形成されて
いる。またクレビス4の位置はグルーブ3とランド2の
境界近傍に限定されており、高い位置精度で形成できて
いる。このように特別な位置合わせを行わずともクレビ
ス4が形成できている。言い換えれば自己整合(セルフ
アライメント)的に形成できているのである。
に、同時にクレビス4が形成できている点である。言い
換えればトラック毎にクレビス4が自動的に形成されて
いる。またクレビス4の位置はグルーブ3とランド2の
境界近傍に限定されており、高い位置精度で形成できて
いる。このように特別な位置合わせを行わずともクレビ
ス4が形成できている。言い換えれば自己整合(セルフ
アライメント)的に形成できているのである。
【0182】上述したように、本発明の情報記録媒体の
具体的な実施例を、[媒体実施例1] 〜[媒体実施例
5] を用いて説明し、続いて、本発明の情報記録媒体用
支持体の製造方法を(製造方法実施例1)〜(製造方法
実施例7)を用いて説明してきた。これらは発明の基本
骨格を示すための説明であり、本発明はこれに限定され
るものではない。その趣旨に則った各種応用が可能であ
る。
具体的な実施例を、[媒体実施例1] 〜[媒体実施例
5] を用いて説明し、続いて、本発明の情報記録媒体用
支持体の製造方法を(製造方法実施例1)〜(製造方法
実施例7)を用いて説明してきた。これらは発明の基本
骨格を示すための説明であり、本発明はこれに限定され
るものではない。その趣旨に則った各種応用が可能であ
る。
【0183】例えば主たる説明として、カードやディス
クの例を多用したが、これに限らず光フロッピーや光テ
ープなどにも応用が可能である。図面で示した実施例は
お互いに構成要素を入れ替えることも可能であるし、本
文で記載した別の構成要素と交換することも可能であ
る。また各々の機構は、ユーザーや製造者の利便性を考
慮して、高度に複雑なものとしてもよい。利用目的に応
じて構成材料を変更してよいし、構成そのものを組み合
わせてもよい。
クの例を多用したが、これに限らず光フロッピーや光テ
ープなどにも応用が可能である。図面で示した実施例は
お互いに構成要素を入れ替えることも可能であるし、本
文で記載した別の構成要素と交換することも可能であ
る。また各々の機構は、ユーザーや製造者の利便性を考
慮して、高度に複雑なものとしてもよい。利用目的に応
じて構成材料を変更してよいし、構成そのものを組み合
わせてもよい。
【0184】例えば、上記した(製造方法実施例1),
(製造方法実施例2)はそれぞれ支持体1から支持体1
A,1Bを作成する方法であり、また(製造方法実施例
3)〜(製造方法実施例7)はそれぞれ支持体1Bを成
形により作成する製造方法であり、この製造過程中にお
いて、支持体1Bを成形するためのスタンパーを作製す
るガラスマスター11B,31B,41B,51Bを作
製する工程が有る。
(製造方法実施例2)はそれぞれ支持体1から支持体1
A,1Bを作成する方法であり、また(製造方法実施例
3)〜(製造方法実施例7)はそれぞれ支持体1Bを成
形により作成する製造方法であり、この製造過程中にお
いて、支持体1Bを成形するためのスタンパーを作製す
るガラスマスター11B,31B,41B,51Bを作
製する工程が有る。
【0185】このことから、(製造方法実施例1),
(製造方法実施例2)で作製された支持体1A,1B
と、(製造方法実施例3)〜(製造方法実施例7)で作
製されたガラスマスター11B,31B,41B,51
Bとは概略同じである。従ってこのガラスマスター11
B,31B,41B,51Bを、図2,図4に示す本発
明の情報記録媒体用支持体の第1,第2実施例1A,1
Bとして用いることができる。
(製造方法実施例2)で作製された支持体1A,1B
と、(製造方法実施例3)〜(製造方法実施例7)で作
製されたガラスマスター11B,31B,41B,51
Bとは概略同じである。従ってこのガラスマスター11
B,31B,41B,51Bを、図2,図4に示す本発
明の情報記録媒体用支持体の第1,第2実施例1A,1
Bとして用いることができる。
【0186】なお本発明の情報記録媒体用支持体の製造
方法において、図15(d)、図16(d)、図19
(d)、図27(e)、図31(f)ではパターニング
マスク8が残存している。この平面は、図15(e)、
図16(e)、図19(e)、図27(f)、図31
(g)で記すところのランド2と略平行であり、本来ラ
ンド2としても機能できる。従って工程の途中であるこ
の状態を、支持体或いはガラスマスターとみなして後工
程に回すこともできる。この場合、ランド2の材料はグ
ルーブ3やクレビス4と異なってくるから、後工程の都
合と勘案して特に問題がなければ使用しても構わないも
のである。
方法において、図15(d)、図16(d)、図19
(d)、図27(e)、図31(f)ではパターニング
マスク8が残存している。この平面は、図15(e)、
図16(e)、図19(e)、図27(f)、図31
(g)で記すところのランド2と略平行であり、本来ラ
ンド2としても機能できる。従って工程の途中であるこ
の状態を、支持体或いはガラスマスターとみなして後工
程に回すこともできる。この場合、ランド2の材料はグ
ルーブ3やクレビス4と異なってくるから、後工程の都
合と勘案して特に問題がなければ使用しても構わないも
のである。
【0187】
【発明の効果】上述したように本発明の情報記録媒体用
支持体は、微細トラックパターンとしてランドとグルー
ブとが交互に形成されており、かつグルーブ内あるいは
グルーブの幅方向の一端縁部近傍には、グルーブの深さ
よりも深いクレビスが設けられている構成を有してお
り、また、本発明の情報記録媒体は、この支持体上に、
高密度記録対応の記録層を積層すると共に、この記録層
は、各トラックパターン毎に切断されて形成されている
から、例えばDWDD型超解像記録ではレーザーアニー
ルの不要な記録再生が可能となり、この結果、こうした
構成の高密度記録を達成することができる情報記録媒体
を量産性良く生産して提供することができる。また、本
発明の情報記録媒体用支持体は、微細トラックパターン
としてランドとグルーブとが交互に形成されており、か
つグルーブの幅方向の両端縁部近傍には、グルーブの深
さよりも深いクレビスが2つ設けられている構成を有し
ており、また、本発明の情報記録媒体は、この支持体上
に、高密度記録対応の記録層を積層すると共に、この記
録層は、各トラックパターン毎に切断されて形成されて
いるから、隣接トラックの影響を受けない記録が可能と
なるので、この結果更なる高密度記録を達成することが
でき、しかも、こうした構成の情報記録媒体を量産性良
く生産して提供することができるなどの効果がある。さ
らに、本発明の情報記録媒体用支持体の製造方法は、本
発明の情報記録媒体用支持体を精度よく製造することが
できる。さらにまた、本発明の情報記録媒体用支持体の
製造装置、情報記録媒体用支持体スタンパーは、グルー
ブ及びクレビスを同時に精度よく彫り込んだ本発明の情
報記録媒体用支持体を製造することができる。
支持体は、微細トラックパターンとしてランドとグルー
ブとが交互に形成されており、かつグルーブ内あるいは
グルーブの幅方向の一端縁部近傍には、グルーブの深さ
よりも深いクレビスが設けられている構成を有してお
り、また、本発明の情報記録媒体は、この支持体上に、
高密度記録対応の記録層を積層すると共に、この記録層
は、各トラックパターン毎に切断されて形成されている
から、例えばDWDD型超解像記録ではレーザーアニー
ルの不要な記録再生が可能となり、この結果、こうした
構成の高密度記録を達成することができる情報記録媒体
を量産性良く生産して提供することができる。また、本
発明の情報記録媒体用支持体は、微細トラックパターン
としてランドとグルーブとが交互に形成されており、か
つグルーブの幅方向の両端縁部近傍には、グルーブの深
さよりも深いクレビスが2つ設けられている構成を有し
ており、また、本発明の情報記録媒体は、この支持体上
に、高密度記録対応の記録層を積層すると共に、この記
録層は、各トラックパターン毎に切断されて形成されて
いるから、隣接トラックの影響を受けない記録が可能と
なるので、この結果更なる高密度記録を達成することが
でき、しかも、こうした構成の情報記録媒体を量産性良
く生産して提供することができるなどの効果がある。さ
らに、本発明の情報記録媒体用支持体の製造方法は、本
発明の情報記録媒体用支持体を精度よく製造することが
できる。さらにまた、本発明の情報記録媒体用支持体の
製造装置、情報記録媒体用支持体スタンパーは、グルー
ブ及びクレビスを同時に精度よく彫り込んだ本発明の情
報記録媒体用支持体を製造することができる。
【図1】本発明の情報記録媒体用支持体の第1実施例の
断面模式図である。
断面模式図である。
【図2】本発明の情報記録媒体の第1実施例の断面模式
図である。
図である。
【図3】本発明の情報記録媒体用支持体の第2実施例の
断面模式図である。
断面模式図である。
【図4】本発明の情報記録媒体の第2実施例の断面模式
図である。
図である。
【図5】従来の情報記録媒体用支持体の断面模式図であ
る。
る。
【図6】従来の情報記録媒体の断面模式図である。
【図7】DWDD型情報記録媒体のランドをレーザーア
ニールした状態を模式的に図示した断面模式図である。
ニールした状態を模式的に図示した断面模式図である。
【図8】支持体1A各部の具体的な寸法数値を示す図で
ある。
ある。
【図9】情報記録媒体Bの記録層5の具体的な積層構成
を説明するための図である。
を説明するための図である。
【図10】支持体1B各部の具体的な寸法数値を示す図
である。
である。
【図11】情報記録媒体Cの記録層5の具体的な積層構
成を説明するための図である。
成を説明するための図である。
【図12】図9の情報記録媒体Bのランド2を再生した
ときのマーク長対C/N比再生周波数特性図である。
ときのマーク長対C/N比再生周波数特性図である。
【図13】図11の情報記録媒体Cのランド2を再生し
たときのマーク長対C/N比再生周波数特性図である。
たときのマーク長対C/N比再生周波数特性図である。
【図14】図11の情報記録媒体Cのグルーブ3を再生
したときのマーク長対C/N比再生周波数特性図であ
る。
したときのマーク長対C/N比再生周波数特性図であ
る。
【図15】本発明の情報記録媒体用支持体の製造方法の
第1実施例工程を説明するための図である。
第1実施例工程を説明するための図である。
【図16】本発明の情報記録媒体用支持体の製造方法の
第2実施例工程を説明するための図である。
第2実施例工程を説明するための図である。
【図17】本発明の情報記録媒体用支持体の製造方法に
用いられるドライエッチング装置AAの構造を説明する
ための図である。
用いられるドライエッチング装置AAの構造を説明する
ための図である。
【図18】本発明の情報記録媒体用支持体の製造方法に
用いられるドライエッチング装置BBの構造を説明する
ための図である。
用いられるドライエッチング装置BBの構造を説明する
ための図である。
【図19】本発明の情報記録媒体用支持体の製造方法の
第3実施例工程を説明するための図である。
第3実施例工程を説明するための図である。
【図20】情報記録媒体Cの記録層5の具体的な積層構
成を説明するための図である。
成を説明するための図である。
【図21】図20の情報記録媒体Cのランド2を再生し
たときのマーク長対C/N比再生周波数特性図である。
たときのマーク長対C/N比再生周波数特性図である。
【図22】図20の情報記録媒体Cのグルーブ3を再生
したときのマーク長対C/N比再生周波数特性図であ
る。
したときのマーク長対C/N比再生周波数特性図であ
る。
【図23】支持体1B各部の具体的な寸法数値を示す図
である。
である。
【図24】情報記録媒体Cの記録層5の具体的な積層構
成を説明するための図である。
成を説明するための図である。
【図25】図24の情報記録媒体Cのグルーブ3、ラン
ド2を再生したときのジッターの測定値を示す図であ
る。
ド2を再生したときのジッターの測定値を示す図であ
る。
【図26】比較例として従来の情報記録媒体のグルーブ
3、ランド2を再生したときのジッターの測定値を示す
図である。
3、ランド2を再生したときのジッターの測定値を示す
図である。
【図27】本発明の情報記録媒体用支持体の製造方法を
用いてガラスマスター31Bを製造する工程を説明する
ための図である。
用いてガラスマスター31Bを製造する工程を説明する
ための図である。
【図28】2P成形によって形成した支持体1Bを示す
図である。
図である。
【図29】支持体1B各部の具体的な寸法数値を示す図
である。
である。
【図30】情報記録媒体Cの記録層5の具体的な積層構
成を説明するための図である。
成を説明するための図である。
【図31】本発明の情報記録媒体用支持体の製造方法を
用いてガラスマスター41Bを製造する工程を説明する
ための図である。
用いてガラスマスター41Bを製造する工程を説明する
ための図である。
【図32】支持体1B各部の具体的な寸法数値を示す図
である。
である。
【図33】本発明の情報記録媒体用支持体の製造方法を
用いてガラスマスター51Bを製造する工程を説明する
ための図である。
用いてガラスマスター51Bを製造する工程を説明する
ための図である。
【図34】ガラスマスター51Bを製作する工程に用い
られるポジ・ネガ両用の感光性樹脂50の光感度曲線を
示す図である。
られるポジ・ネガ両用の感光性樹脂50の光感度曲線を
示す図である。
【図35】ガラスマスター51Bを製作する工程におけ
る感光性樹脂50に照射される収束ビームの露光量分布
と、現像後の感光性樹脂50の断面形状を示す図であ
る。
る感光性樹脂50に照射される収束ビームの露光量分布
と、現像後の感光性樹脂50の断面形状を示す図であ
る。
【図36】ガラスマスター51B各部の具体的な寸法数
値を示す図である。
値を示す図である。
1A,1B,7 支持体 2 ランド 3 グルーブ 3a,3b 縁部 4 クレビス 5 記録層 5c,5d 記録層部分 6 保護層 8 パターニングマスク 11B,31B,41B,51B ガラスマスター 14B スタンパー 50 感光性樹脂(ネガ・ポジ兼用のフォトレジスト) 11,31,41,51 母型盤(母型) 52 収束ビーム A,B,C 情報記録媒体 Dc,Dg 深さ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 11/105 546 G11B 11/105 546D 546B
Claims (17)
- 【請求項1】 支持体上に、少なくとも、記録層が積層
されてなる情報記録媒体であって、 前記支持体は、微細トラックパターンとしてランドとグ
ルーブとが交互に形成されており、かつグルーブ内に
は、グルーブの深さよりも深いクレビスが少なくとも一
つ設けられていることを特徴とする情報記録媒体。 - 【請求項2】 支持体上に、少なくとも、記録層が積層
されてなる情報記録媒体であって、 前記支持体は、微細トラックパターンとしてランドとグ
ルーブとが交互に形成されており、かつグルーブの幅方
向の一端縁部近傍には、グルーブの深さよりも深いクレ
ビスが設けられていることを特徴とする情報記録媒体。 - 【請求項3】 支持体上に、少なくとも、記録層が積層
されてなる情報記録媒体であって、 前記支持体は、微細トラックパターンとしてランドとグ
ルーブとが交互に形成されており、かつグルーブの幅方
向の両端縁部近傍には、グルーブの深さよりも深いクレ
ビスがそれぞれ設られていることを特徴とする情報記録
媒体。 - 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
の情報記録媒体であって、 前記支持体上に積層された前記記録層は、微細トラック
パターン毎に切断されていることを特徴とする情報記録
媒体。 - 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載
の情報記録媒体であって、 前記記録層は、超解像記録膜を少なくとも有することを
特徴とする情報記録媒体。 - 【請求項6】 請求項5記載の情報記録媒体であって、 前記超解像記録膜は、磁壁移動検出型の超解像光磁気膜
であることを特徴とする情報記録媒体。 - 【請求項7】 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載
の情報記録媒体であって、 前記記録層は、相変化記録膜を少なくとも有することを
特徴とする情報記録媒体。 - 【請求項8】 請求項1記載の情報記録媒体に用いられ
る情報記録媒体用支持体であって、 微細トラックパターンとしてランドとグルーブとが交互
に形成されており、かつグルーブ内には、グルーブの深
さよりも深いクレビスが少なくとも一つ設けられている
ことを特徴とする情報記録媒体用支持体。 - 【請求項9】 請求項2記載の情報記録媒体に用いられ
る情報記録媒体用支持体であって、 微細トラックパターンとしてランドとグルーブとが交互
に形成されており、かつグルーブの幅方向の一端縁部近
傍には、グルーブの深さよりも深いクレビスが設けられ
ていることを特徴とする情報記録媒体用支持体。 - 【請求項10】 請求項3記載の情報記録媒体に用いら
れる情報記録媒体用支持体であって、 微細トラックパターンとしてランドとグルーブとが交互
に形成されており、かつグルーブの幅方向の両端縁部近
傍には、グルーブの深さよりも深いクレビスがそれぞれ
設られていることを特徴とする情報記録媒体用支持体。 - 【請求項11】 請求項8乃至請求項10のいずれかに
記載の情報記録媒体用支持体を製造するスタンパーであ
って、 微細トラックパターンとしてランドとグルーブとが交互
に形成されており、かつグルーブ内には、グルーブの高
さよりも高いクレビスが少なくとも一つ設けられている
前記情報記録媒体用支持体を複製するための構成を有す
ることを特徴とする情報記録媒体用支持体スタンパー。 - 【請求項12】 請求項8乃至請求項10のいずれかに
記載の情報記録媒体用支持体上に、少なくとも、記録層
が積層されてなる情報記録媒体を製造する情報記録媒体
の製造方法であって、 前記情報記録媒体用支持体上に、前記記録層の真空成膜
処理を行い、 前記情報記録媒体用支持体のグルーブ及びランドには記
録層を被着させると同時に、前記情報記録媒体用支持体
のクレビスには記録層を被着させないことを特徴とする
情報記録媒体の製造方法。 - 【請求項13】 請求項8乃至請求項10のいずれかに
記載の情報記録媒体用支持体を製造する情報記録媒体用
支持体の製造方法であって、 高精度に研磨洗浄した支持体上に、耐ドライエッチング
性を有するパターニングマスクを均一に成膜する工程
と、 次に、前記微細トラックパターンに対応したパターンを
支持体上に形成するためのパターニングを行う工程と、 次に、35〜500mtorrのガス圧力でドライエッ
チングを行い、前記グルーブ及びクレビスを同時に彫り
込む工程と、 前記パターニングマスクを除去する工程とを備えたこと
を特徴とする情報記録媒体用支持体の製造方法。 - 【請求項14】 請求項8乃至請求項10のいずれかに
記載の情報記録媒体用支持体を製造する情報記録媒体用
支持体の製造方法であって、 ガラスマスターを製造する工程と、ガラスマスターから
スタンパーを製造する工程と、スタンパーから支持体を
製造する工程とからなり、 ガラスマスターを製造する工程は、 高精度に研磨洗浄した母型上に、耐ドライエッチング性
を有するパターニングマスクを均一に成膜する工程と、 次に、前記微細トラックパターンに対応したパターンを
支持体上に形成するためのパターニングを行う工程と、 次に、35〜500mtorrのガス圧力でドライエッ
チングを行い、前記グルーブ及びクレビスを同時に彫り
込む工程と、 前記パターニングマスクを除去する工程とを備えたこと
を特徴とする情報記録媒体用支持体の製造方法。 - 【請求項15】 請求項8乃至請求項10のいずれかに
記載の情報記録媒体用支持体を製造する情報記録媒体用
支持体の製造方法であって、 高精度に研磨洗浄した支持体上に、ネガ・ポジ兼用のフ
ォトレジストを均一に成膜する工程と、 次に、前記微細トラックパターンを支持体上に形成する
ために、所定の露光量でパターニングを行う工程とを備
えたことを特徴とする情報記録媒体用支持体の製造方
法。 - 【請求項16】 請求項8乃至請求項10のいずれかに
記載の情報記録媒体用支持体を製造する情報記録媒体用
支持体の製造方法であって、 ガラスマスターを製造する工程と、ガラスマスターから
スタンパーを製造する工程と、スタンパーから支持体を
製造する工程とからなり、 ガラスマスターを製造する工程は、 高精度に研磨洗浄した母型上に、ネガ・ポジ兼用のフォ
トレジストを均一に成膜する工程と、 前記微細トラックパターンを支持体上に形成するため
に、所定の露光量でパターニングを行う工程とを備えた
ことを特徴とする情報記録媒体用支持体の製造方法。 - 【請求項17】 請求項8乃至請求項10のいずれかに
記載の情報記録媒体用支持体を製造する情報記録媒体用
支持体の製造装置であって、 前記微細トラックのパターンが形成された支持体上をド
ライエッチングすることにより、前記支持体上に前記グ
ルーブ及びクレビスを同時に彫り込む手段を備えたこと
を特徴とする情報記録媒体用支持体の製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11214865A JP2000285521A (ja) | 1998-08-04 | 1999-07-29 | 情報記録媒体、情報記録媒体用支持体、情報記録媒体用支持体スタンパー、情報記録媒体の製造方法、情報記録媒体用支持体の製造方法、情報記録媒体用支持体の製造装置 |
Applications Claiming Priority (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10-220166 | 1998-08-04 | ||
| JP22016698 | 1998-08-04 | ||
| JP26436398 | 1998-09-18 | ||
| JP10-264363 | 1998-09-18 | ||
| JP11-16850 | 1999-01-26 | ||
| JP1685099 | 1999-01-26 | ||
| JP11214865A JP2000285521A (ja) | 1998-08-04 | 1999-07-29 | 情報記録媒体、情報記録媒体用支持体、情報記録媒体用支持体スタンパー、情報記録媒体の製造方法、情報記録媒体用支持体の製造方法、情報記録媒体用支持体の製造装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000285521A true JP2000285521A (ja) | 2000-10-13 |
Family
ID=27456667
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11214865A Pending JP2000285521A (ja) | 1998-08-04 | 1999-07-29 | 情報記録媒体、情報記録媒体用支持体、情報記録媒体用支持体スタンパー、情報記録媒体の製造方法、情報記録媒体用支持体の製造方法、情報記録媒体用支持体の製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000285521A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002284545A (ja) * | 2001-03-27 | 2002-10-03 | Ulvac Japan Ltd | ドライエッチング法 |
-
1999
- 1999-07-29 JP JP11214865A patent/JP2000285521A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002284545A (ja) * | 2001-03-27 | 2002-10-03 | Ulvac Japan Ltd | ドライエッチング法 |
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