JP2000285710A - 建築物の採光構造 - Google Patents
建築物の採光構造Info
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- JP2000285710A JP2000285710A JP11087425A JP8742599A JP2000285710A JP 2000285710 A JP2000285710 A JP 2000285710A JP 11087425 A JP11087425 A JP 11087425A JP 8742599 A JP8742599 A JP 8742599A JP 2000285710 A JP2000285710 A JP 2000285710A
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Abstract
として利用可能な建築物の採光構造を提供する。 【解決手段】 建築物10の上窓11bの上部から屋外
側に向けて庇31を張り出させた。庇31は、半透過性
を有するものとした。下窓11aと上窓11bとの間か
ら屋内側に向けてライトシェルフ33を張り出させた。
ライトシェルフ33は、反射面33aを上方に向けた状
態で設けた。ライトシェルフ33の上部には、上窓11
bの屋内側に沿って垂直ルーバ35を設けた。ライトシ
ェルフ33の下部には、下窓11aの屋内側に沿って水
平にブラインド37を設けた。
Description
に関し、特には、太陽からの直射光や天空光等の昼光を
照明光として利用する建築物の採光構造に関する。
うな照明方式を採用したものが知られている。すなわ
ち、この建築物10では、屋外に臨む窓11の中間高さ
に、庇状のライトシェルフ12が屋外に向けて張り出さ
れた状態で取り付けられている。このライトシェルフ1
2は、庇の上面12aに光反射機能を持たせたものであ
り、このライトシェルフ12によって窓11が下窓11
aと上窓11bとに分割されている。このようなライト
シェルフ12を設けた建築物10では、ライトシェルフ
12の上面12aで反射した直射光20が、上窓11b
を通過して建築物10の天井面13に入射し、さらに天
井面13で反射されて間接反射光21からなる照明とし
て利用されるのである。
たような照明方式を採用した建築物10では、上窓11
bに直接照射された直射光20が、そのまま直達光22
として屋内空間に入射される。このような屋内空間への
直達光22の入射は、在室者に対するグレアの要因にな
ったり、屋内空間の温熱環境を悪化させたり、また夏期
等においては空調負荷の増大を招く要因になる。
がらも昼光を照明光として利用可能な建築物の採光構造
を提供することを目的としている。
るための本発明の建築物の採光構造は、建築物の窓の上
部から屋外側に向けて庇が張り出され、この窓の高さ方
向の中間部から屋内側に向けてライトシェルフが張り出
された構成になっている。前記庇は、遮光性を有するも
のであるか、または半透過性を有するものである。前記
ライトシェルフは、反射面を上方に向けた状態で設けら
れている。
が遮光性を有する場合には、高い角度から照射される直
射光は、窓の上部から屋外側に張り出された庇によって
遮られるため、この庇とライトシェルフとの間の上窓部
分に照射されることはない。このため、この上窓部分か
ら屋内空間に直達光が入射されることはなく、天空光の
みが上窓部分から屋内側に入射されて屋内空間における
照明光として利用される。一方、庇で遮光されずに上窓
部分に照射される低い角度からの直射光は、ライトシェ
ルフの反射面で屋内の天井面に反射され、天空光と共に
照明光として利用される。また、上窓部分から入射され
た直射光は、このライトシェルフで遮られるため、この
下方の屋内空間に直達光として入射されることはない。
は、高い角度から照射される直射光は、窓の上部から屋
外側に張り出された庇を通過する際にその強度や照射量
が減衰されて上窓部分に照射される。このため、直射光
がそのまま上窓部分に照射されることはなく、この上窓
部分から屋内空間に直達光がそのまま入射されることは
ない。そして、天空光と、このように減衰された直射光
とが、ライトシェルフの反射面で天井面側に反射されて
照明光として利用される。一方、庇を通過せずに上窓部
分に直接照射される低い角度からの直射光は、上述の遮
光性を有する庇を用いた場合と同様に、ライトシェルフ
の反射面で屋内の天井面に反射されて天空光と共に照明
光として利用されると共に、ライトシェルフで遮られて
屋内空間に直達光として入射されることはない。
イトシェルフの上部に、前記窓の屋内側に沿って垂直ル
ーバを設ける。このように垂直ルーバを設けたことで、
各方位から室内に導入された直射光は、この垂直ルーバ
で遮蔽されかつ分散されて天井面に照射される。このた
め、各方位からの直射光が直達光として室内空間に入射
するこが防止される。
ては、前記窓の高さ方向の中間部に、屋外側に向けて下
段庇を張り出させても良い。このように下段庇を設けた
ことによって、この下段庇よりも下方の下窓部分にも直
射光が照射され難くなる。このため、下窓部分から屋内
空間への直達光の入射が防止され、下窓部分から屋内空
間へは天空光のみが入射される。
のである場合には、下段庇の上面に照射された直射光は
上窓部分に向かって反射されて屋内側に入射され、さら
に天井面で反射され照明光として利用される。
の実施の形態を図面に基づいて説明する。
1〜請求項2に係る記載の建築物の採光構造を適用した
第1実施形態を説明するための立面図であり、図2は第
1実施形態の平面図である。これらの図に示す建築物1
0には、屋外に臨む窓11が設けられている。この窓1
1は、例えば床から200cm〜210cmの高さまで
に配置された下窓11aと、その上部に設けられた上窓
11bとで構成されている。そして、この窓11の上部
(すなわち上窓11bの上部)には、屋外側に張り出さ
れた庇31が設けられている。また、下窓11aと上窓
11bとの間には、屋内側に張り出された庇状のライト
シェルフ33が設けられている。このライトシェルフ3
3の上部には、上窓11bの屋内側に沿って垂直ルーバ
35が設けられている。また、ライトシェルフ33の下
部には、下窓11aの屋内側に沿ってブラインド37
(図1のみに図示)が設けられている。
cm〜80cm程度の幅で屋外側に張り出されている。
この庇31は、完全な遮光性を有するものの他、半透光
性を有するものであっても良い。半透光性を有する庇3
1としては、例えば、半透明材料で構成された庇や、ル
ーバ状に構成されたことで部分的に光を透過させる庇等
を用いることができる。尚、図面においては、窓11と
平行に配置されたルーバ状の庇31を例示した。
渡って、70cm〜80cm程度の幅で屋内側に張り出
している。このライトシェルフ33は、上面が反射面3
3aとして構成されたものである。
にわたって立設させた短冊状の板材を、上窓11bの幅
方向に複数配列してなるものである。この垂直ルーバ3
5は、各板材の両面が上窓11bの窓面に対して所定角
度(例えば90°)に保たれるように立設されている
か、または、その両面が上窓11bの窓面に対して任意
の角度となるように回動可能なものであることとする。
り、下窓11aの幅方向に渡って設けられている。
次のように昼光(すなわち太陽からの直射光20及び天
空光25)を照明光として利用した採光が行われる。す
なわち、庇31が遮光性を有するものである場合におい
ては、高い角度から照射される直射光20は、窓11の
上部から屋外側に張り出した庇31によって遮られるた
め、上窓11bに直射光20が照射されることはない。
このため、上窓11bから屋内空間10aへの直達光の
入射はない。そして、上窓11bからは天空光25のみ
が屋内側に導入され、ライトシェルフ33の反射面33
aで天井面13側に反射されたり、天井面13に直接照
射されたり、または屋内空間10aに直接入射して照明
光として利用される。
度が低い場合には、庇31で遮られずに上窓11bに照
射された直射光20は、ライトシェルフ33の反射面3
3aで天井面13側に反射され、天空光25と共に照明
光として利用される。また、この際上窓11bに照射さ
れた直射光20は、ライトシェルフ33の反射面33a
で反射されると共に遮られるため、直達光として屋内空
間10aに入射されることはない。
る場合においては、高い角度から照射される直射光20
は、窓11の上部から屋外側に張り出された庇31を通
過する際にその強度や照射量が減衰されて上窓11bに
照射される。このため、直射光20がそのまま上窓11
bに照射されることはなく、この上窓11bから屋内空
間に直達光が入射されることはない。そして、天空光
と、このように減衰された直射光20とが、ライトシェ
ルフ33の反射面33aによって天井面側に反射されて
照明光として利用される。例えば、この図1及び図2に
おいて例示したルーバ状の庇31では、図3に示すよう
に庇31に照射された直射光20は、庇31によって部
分的に遮られかつ複数方向に拡散されることで、その照
射量や強度が減衰されて上窓11bに照射されるのであ
る。この結果、庇31に照射された直射光20も、天空
光25と共に照明光として利用することが可能になり、
昼光利用による照明光度を高めることができる。
接照射された低い角度からの直射光20は、この庇31
が遮光性を有するものである場合と同様に、天空光25
と共に照明光として利用され、屋内空間に直達光として
入射されることはない。
は、図2に示したように、ライトシェルフ33の上部に
垂直ルーバ35を設けたことで、各方位から上窓11b
に照射された直射光20が、この垂直ルーバ35によっ
て遮られかつ複数方向に拡散されて天井面13に照射さ
れる。このため、各方位からの直射光が直達光として室
内空間に入射するこが防止される。また、拡散によって
減衰された直射光20が照明として用いられ、グレアを
防止することが可能になる。しかも、この垂直ルーバ3
5が回動可能なものである場合には、垂直ルーバ35に
よる直射光20の遮光度合いや、拡散の方向性を任意に
変化させることが可能になる。
33よりも下方の下窓11aに照射される直射光20
は、ブラインド37を下ろす事で屋内への入射が遮断さ
れる。このため、下窓11aから室内空間10aへの直
達光の侵入も防止される。ただし、太陽高度が低く下窓
11aに直射光20が照射されない場合には、ブライン
ド37を上げておくことで、天空光25のみが下窓11
aから室内空間10aに入射されて照明光として利用さ
れる。
2の入射を防止することができ、これによって、在室者
に対するグレアの発生や、屋内空間の温熱環境の悪化、
さらには夏期等における空調負荷の増大等を防止しつ
つ、昼光を照明光として利用することが可能になる。
1〜請求項4に係る建築物の採光構造を適用した第2実
施形態を説明するための断面図である。この図に示す採
光構造は、図1及び図2を用いて説明した第1実施形態
の採光構造に下段庇41を設けた構成であり、その他の
構成は第1実施形態と同様であることとする。
上窓11bとの間には、屋外側に向けて張り出された下
段庇41が設けられている。この下段庇41は、窓11
の幅方向に渡って、70cm〜80cm程度の幅で屋外
側に張り出されている。この下段庇41は、完全な遮光
性を有するものの他、半透光性を有するものであっても
良い。半透光性を有する下段庇41としては、例えば、
半透明材料で構成されたものや、ルーバ状に構成された
ことで部分的に光を透過させるものを用いることができ
る。さらに、下段庇41は、上面41aに光反射機能を
持たせた構成にしても良い。この光反射機能は、例えば
下段庇41の上面41aに反射フィルムを張り付けるこ
とによって得られる。また、半透光性を有しかつ上面4
1aが反射機能を有する下段庇41としては、例えば、
透明板材に半透過性の反射フィルムを張り付けたような
構成を採用することができる。尚、図面においては、窓
11と平行に配置されたルーバ状の下段庇41を例示し
た。またこの下段庇41の上面41aは、光反射機能を
有することとする。
上述の第1実施形態の採光構造による効果に加え、さら
に次のような効果を得ることができる。すなわち、下窓
11aと上窓11bとの間に屋外側に張り出された下段
庇41を設けたことで、下窓11aにも直射光20が照
射され難くなる。このため、ブラインド37を下ろすこ
となく下窓11aから室内空間10aへの直達光の侵入
を防止し、天空光25のみを下窓11aから室内空間1
0aに取り入れて照明光として利用することが可能にな
る。
機能を有しているため、下段庇41の上面41aに照射
された直射光20は屋内の天井面13側に向かって反射
され、天空光25と共に照明光として利用される。この
結果、より広い太陽高度からの直射光20を照明光とし
て利用することが可能になり、昼光利用による照明光度
を高めることができる。
のとした場合には、直射光20が下段庇41を透過して
減衰された光が下窓11aに照射され、この減衰された
光も照明光として利用されるようになる。例えば、この
第2実施形態で例示したルーバ状の下段庇41では、直
射光20が下段庇41によって部分的に遮られかつ複数
方向に拡散されることで減衰された光が、下窓11aに
照射されるのである。この結果、下段庇41に照射され
た直射光20も、下窓11aからの照明光として利用す
ることが可能になり、昼光利用による照明光度を高める
ことができる。
採光構造では、窓の上部から屋外側に遮光性または半透
光性を有する庇を張り出させたことで、高い角度からの
直射光が窓に照射されることを防止したり、この直射光
を減衰させた状態で窓に照射させることができる。これ
と共に、窓の高さ方向の中間部から屋内側にライトシェ
ルフを張り出させたことで、庇とライトシェルフとの間
の上窓部分に照射された直射光が室内空間に直達光とし
て入射されることを防止すると共に、この直射光をライ
トシェルフの反射面で屋内の天井面に反射させて照明光
として利用することが可能になる。以上の結果、室内空
間への直達光の入射を防止しながら、直射光や天空光等
の昼光を照明光として利用することが可能になる。
物の採光構造を適用した第1実施形態を説明するための
立面図である。
上面図である。
物の採光構造を適用した第2実施形態を説明するための
立面図である。
図である。
ルフ、33a…反射面、35…垂直ルーバ、41…下段
庇、41a…上面
Claims (4)
- 【請求項1】 建築物の窓の上部から屋外側に向けて張
り出されたもので、遮光性または半透光性を有する庇
と、 反射面を上方に向けた状態で、前記窓の高さ方向の中間
部から屋内側に向けて張り出されたライトシェルフとを
備えたことを特徴とする建築物の採光構造。 - 【請求項2】 前記窓の屋内側に沿って前記ライトシェ
ルフの上部に垂直ルーバが設けられたことを特徴とする
請求項1記載の建築物の採光構造。 - 【請求項3】 前記窓の高さ方向の中間部には、屋外側
に向けて下段庇が張り出されたことを特徴とする請求項
1または請求項2記載の建築物の採光構造。 - 【請求項4】 前記下段庇の上面は、光反射機能を有す
ることを特徴とする請求項3記載の建築物の採光構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11087425A JP2000285710A (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | 建築物の採光構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11087425A JP2000285710A (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | 建築物の採光構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000285710A true JP2000285710A (ja) | 2000-10-13 |
Family
ID=13914531
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11087425A Pending JP2000285710A (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | 建築物の採光構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000285710A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004214188A (ja) * | 2002-12-20 | 2004-07-29 | Shinichi Ito | 太陽光採光装置及び採光条件の設定プログラム |
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| KR101881840B1 (ko) * | 2017-09-27 | 2018-07-25 | 국민대학교산학협력단 | 광선반 기능을 갖는 어닝 |
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| CN111576630A (zh) * | 2020-05-22 | 2020-08-25 | 张建国 | 一种遮阳、反光、导风一体化建筑构造 |
-
1999
- 1999-03-30 JP JP11087425A patent/JP2000285710A/ja active Pending
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| KR101972845B1 (ko) * | 2017-08-03 | 2019-08-26 | 국민대학교산학협력단 | 롤링타입 광선반 및 그 제어방법 |
| KR101881840B1 (ko) * | 2017-09-27 | 2018-07-25 | 국민대학교산학협력단 | 광선반 기능을 갖는 어닝 |
| CN111576630A (zh) * | 2020-05-22 | 2020-08-25 | 张建国 | 一种遮阳、反光、导风一体化建筑构造 |
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