JP2000286178A - 投影光学系、露光装置及び前記投影光学系の製造方法 - Google Patents
投影光学系、露光装置及び前記投影光学系の製造方法Info
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Abstract
を、低コストに製造する。 【解決手段】 投影光学系PLの諸収差の対称成分を補
正した後、投影光学系PLの諸収差の残存収差のランダ
ム成分(非対称成分)を計測する。投影光学系PLを構
成する光学部材の中から所定の屈折力を持つ光学部材を
被加工部材10として選定し、その被加工部材10に関
して、投影光学系PLの諸収差のランダム成分の計測結
果に基づいてそのランダム成分を相殺するような凹凸分
布を有する表面形状を算出する。被加工部材10を投影
光学系PLから取り外し、算出された凹凸分布を有する
表面形状となるように被加工部材10の被加工面10a
を加工する。加工した被加工部材10を再び投影光学系
PLの光路中に設置する。
Description
ーンの像を第2物体上に投影するための投影光学系に関
し、例えば半導体集積回路、撮像素子(CCD等)、液
晶ディスプレイ、又は薄膜磁気ヘッド等のマイクロデバ
イスをリソグラフィ技術を用いて製造する際に使用され
る露光装置用の投影光学系に使用して好適なものであ
る。
してのレチクルのパターンの像を投影光学系を介して、
感光性の基板としてのレジストが塗布されたウエハ(又
はガラスプレート等)上の各ショット領域に転写する露
光装置が使用されている。従来は露光装置として、ステ
ップ・アンド・リピート方式の縮小投影型の露光装置
(ステッパ)が多用されていたが、最近ではレチクルと
ウエハとを同期走査して露光を行うステップ・アンド・
スキャン方式の露光装置も注目されている。
に使用される投影光学系の解像度の向上が求められてい
る。投影光学系の解像度は、使用する露光波長が短くな
るほど、また投影光学系の開口数(NA)が大きいほど
高くなる。このため、露光装置で使用される露光波長は
年々短波長化しており、投影光学系の開口数も増大して
きている。そして、現在主流の露光波長は、KrFエキ
シマレーザの248nmであるが、更に短波長のArF
エキシマレーザの193nmも実用化されつつある。こ
れらのエキシマレーザ光を露光に使用する場合には、投
影光学系の硝材(光学材料)として、例えば合成石英ガ
ラス(SiO2 )や蛍石(CaF2 )等が使用される。
れていることから、投影光学系に使用される光学部材の
作製も究極的な製造精度にて行われる。さらに、作製さ
れた光学部材を組み上げて投影光学系を製造する際に
も、各光学部材の間隔を調整したり、光学部材をティル
ト(光軸垂直方向を軸とする回転)又はシフト(光軸垂
直方向に沿って移動)させるなどの非常に微妙な調整を
行うことにより、製造誤差を最小としている。
系の光軸に関して非対称な成分、即ちランダム成分につ
いては、上述のような組立調整を行っても補正しきれな
いため、米国特許第5,392,119号に開示されて
いるように、実際に投影光学系の諸収差を測定して、こ
れらの諸収差を相殺する凹凸分布を有する表面形状の補
正板を作製し、投影光学系に追加する方法が提案されて
いる。
え、所定の開口絞り(σ絞り)を取り付けて光を斜入射
させる変形照明も、解像度及び焦点深度の向上に効果が
ある。このような変形照明法等の超解像技術を使用する
場合には、投影光学系の諸収差が大きく影響するため、
投影光学系は極力低収差であることが要求される。さら
に、特開平7−335516号公報や、特開平10−1
42555号公報に開示されているように、投影光学系
に複数の光学特性補正部材を配置することによって、照
明条件の変更時等の露光条件の変化により発生する諸収
差を補正する露光装置も提案されている。
装置では、投影光学系の諸収差のランダム成分は組立調
整を行っても補正しきれない場合があるため、この投影
光学系の諸収差のランダム成分を相殺する凹凸分布を有
する表面形状の補正板を作製し、投影光学系にその補正
板を追加することにより、投影光学系の諸収差のランダ
ム成分の補正を行っていた。
することは、投影光学系の製造コストの増大につながる
ため好ましくなく、特に、投影光学系を量産する場合に
おいては、その影響が大きくなる。また、エキシマレー
ザ光を露光に用いる場合には、投影光学系の硝材(光学
材料)として、例えば合成石英ガラスや蛍石等が使用さ
れるが、これらは、水銀ランプのg線又はi線等を露光
に用いる場合に使用される硝材よりも遥かに高価であ
り、補正板の追加による製造コストの増加はさらに大き
くなる。
後更に大きくなることが予想されるが、そのような大開
口数の投影光学系を製造する場合にレチクル側に補正板
を挿入するためには、補正板を大面積にし、かつ平面度
を保つため厚くする必要があり、そのような大面積で厚
い補正板を作製することは困難である。本発明は斯かる
点に鑑み、諸収差の非線形成分(ランダム成分)を補正
でき、かつ低コストに製造できる投影光学系を提供する
ことを目的とする。
えた露光装置、及びそのような投影光学系の製造方法を
提供することをも目的とする。
光学系は、第1物体(R1)の像を第2物体(W)上に
投影する投影光学系(PL)において、その第1物体か
らその第2物体へ至る光路中に所定の屈折力を持つ光学
部材(10)を有し、この光学部材の少なくとも一面
が、その投影光学系の非対称な残存収差を低減させるよ
うな凹凸分布を有する表面形状に加工されたものであ
る。
の投影光学系(PL)が無収差の理想光学系である場合
の理想結像位置を考えたとき、その光学部材(10)、
即ちその投影光学系(PL)を介した光束の実際の結像
位置と、その理想結像位置とのずれ量のことを示す。斯
かる本発明の第1の投影光学系によれば、その第1物体
(R1)からその第2物体(W)へ至る光路中に位置す
るその光学部材(10)の表面形状を加工して、その光
学部材(10)を通過する光束を屈折作用により偏向さ
せて理想結像位置に集光させ、その投影光学系の非対称
な残存収差を補正することができる。また、その光学部
材(10)は、その投影光学系(PL)を構成している
部材であるため、補正板等の部材を投影光学系に追加す
る場合と比較して、低コストに投影光学系を製造するこ
とができる。
第1物体(R1)の像を第2物体(W)上に投影する投
影光学系(PL)において、その第1物体側から順に、
正屈折力の前群(Gf)と、開口絞り(AS)と、正屈
折力の後群(Gr)とを有し、その前群又はその後群中
に、所定の屈折力を持つ光学部材(10)が配置され、
この光学部材の少なくとも一面が、その投影光学系の非
対称な残存収差を低減させるような凹凸分布を有する表
面形状に加工されたものである。
ば、その光学部材(10)がその前群(Gf)又はその
後群(Gr)中に配置されているため、結像のためにそ
の光学部材(10)を通過する光束が細くなる位置にそ
の光学部材(10)が設けられることになり、その投影
光学系(PL)の非対称な残存収差を高精度に補正する
ことができる。
(Gf)中に配置される場合には、その前群(Gf)の
焦点距離をfgf、その光学部材(10)の焦点距離を
fc、その光学部材(10)とその開口絞り(AS)と
の間隔をLcとするとき、次の2つの条件を満足するこ
とが望ましい。 0.05<|Lc/fc|<10 (1) 1.5<|fgf/fc|<15 (2) ここで、(1)式は、その光学部材の好適な位置の範囲
を規定するものである。(1)式の下限を下回る場合に
は、物理的にその開口絞り(AS)に近く配置されてい
る光学部材を加工を施す光学部材(10)として選定す
ることになり、その光学部材(10)の取り付けや取り
外しが困難になるため好ましくない。一方、(1)式の
上限を上回る場合には、その光学部材(10)が第1物
体(R1)に近接し過ぎることになり、その光学部材
(10)の取り付けや取り外しが困難になるため好まし
くない。
の屈折力の好適な範囲を規定するものである。(2)式
の上限を超えると、その光学部材(10)の屈折力が強
くなりすぎてその光学部材(10)の偏心敏感度が大き
くなり過ぎるため、その光学部材(10)を取り付ける
際の位置決めが困難になり好ましくない。一方、(2)
式の下限を超えると、両側テレセントリックな投影光学
系を構成することができなくなるため好ましくない。
(Gr)中に配置される場合には、その後群(Gr)の
焦点距離をfgr、その光学部材(10)の焦点距離を
fr、その光学部材(10)とその開口絞り(AS)と
の間隔をLrとするとき、次の2つの条件を満足するこ
とが望ましい。 0.05<|Lr/fc|<6 (3) 0.5<|fgr/fc|<5 (4) ここで、(3)式は、その光学部材(10)の好適な位
置の範囲を規定するものである。(3)式の下限を下回
る場合には、物理的に開口絞り(AS)に近く配置され
ている光学部材を加工を施す光学部材(10)として選
定することになるため、その光学部材(10)の取り付
けや取り外しが困難になるため好ましくない。一方、
(3)式の上限を上回る場合には、その光学部材(1
0)が第2物体(W)に近接し過ぎることになり、その
光学部材(10)の取り付けや取り外しが困難になるた
め好ましくない。
の屈折力の好適な範囲を規定するものである。(4)式
の上限を超えると、その光学部材(10)の屈折力が強
くなりすぎてその光学部材(10)の偏心敏感度が大き
くなり過ぎるため、その光学部材(10)を取り付ける
際の位置決めが困難になり好ましくない。一方、(4)
式の下限を超えると、両側テレセントリックな投影光学
系を構成することができなくなるため好ましくない。
cは、以下の条件式を満足することが好ましい。単位は
mmであり、以下の(6)式〜(9)式についても同様
である。 100<|fc|<200 (5) また、その前群(Gf)を構成する光学部材をその光学
部材(10)として選定する場合には、以下の各条件式
を満足することが好ましい。
部材(10)として選定する場合には、以下の各条件式
を満足することが好ましい。 10<Lr<600 (8) 100<|fgr|<500 (9) 次に、本発明による露光装置は、本発明の投影光学系
(PL)と、マスク(R1)を保持するマスクステージ
(RS)と、基板(W)を位置決めする基板ステージ
(WS)とを備えた露光装置であって、そのマスクをそ
の第1物体、その基板をその第2物体として、そのマス
クのパターンの像をその投影光学系を介してその基板上
に投影するものである。
の投影光学系(PL)を備えているため、その投影光学
系(PL)の非対称な残存収差を高精度に補正すること
ができ、そのマスク(R1)のパターンをその基板
(W)上に高精度に転写することができる。次に、本発
明による投影光学系の製造方法は、第1物体(R1)の
像を第2物体(W)上に投影する投影光学系の製造方法
であって、その投影光学系(PL)の非対称な残存収差
を計測する第1工程と、その投影光学系(PL)を構成
する光学部材の中から所定の屈折力を持つ光学部材(1
0)を選定する第2工程と、その第2工程で選定された
その光学部材(10)に関して、その第1工程の計測結
果に基づいてその残存収差を相殺するような表面形状を
算出する第3工程と、その第2工程で選定されたその光
学部材(10)をその投影光学系(PL)から取り外
し、その第3工程において算出された表面形状となるよ
うにその光学部材(10)を加工する第4工程と、この
第4工程において加工されたその光学部材(10)をそ
の投影光学系(PL)の光路中に設置する第5工程とを
有するものである。
れば、その投影光学系(PL)を構成する光学部材の中
から所定の屈折力を持つ光学部材(10)を選定し、そ
の光学部材(10)を、その投影光学系(PL)の非対
称な残存収差を相殺するような表面形状に加工するた
め、補正板等の部材を投影光学系に追加して非対称な残
存収差を補正する場合に比べ、非対称な残存収差を補正
した投影光学系を低コストに製造することができる。
法において、その投影光学系(PL)が開口絞り(A
S)と、その第1物体(R1)及びその開口絞り(A
S)間に位置する前群(Gf)と、その開口絞り(A
S)及びその第2物体(W)間に位置する後群(Gr)
とを有する場合に、その第2工程においてその前群(G
f)からその光学部材(10)を選定するときには、上
述の(1)式及び(2)式を満足する光学部材を選定す
ることが好ましい。一方、この場合、その第2工程にお
いてその後群(Gr)からその光学部材(10)を選定
するときには、上述の(3)式及び(4)式を満足する
光学部材を選定することが好ましい。
につき図1〜図15を参照して説明する。本例は本発明
を半導体素子製造用の投影露光装置の投影光学系に適用
したものである。図3は、本例の投影露光装置の概略構
成を示す図であり、以下では、投影光学系PLの光軸A
Xに平行にZ軸を取り、図3の紙面に平行にX軸を、図
3の紙面に垂直にY軸を取って説明する。照明光学装置
ISは、例えば365nm(水銀ランプのi線)、24
8nm(KrFエキシマレーザ光)、193nm(Ar
Fエキシマレーザ光)、157mm(F2 レーザ光)等
の波長の露光光により、レチクルステージRS上に載置
されたレチクルR1を均一照明する。レチクルR1の下
方には、所定の縮小倍率(例えば1/4,1/5等)を
有し、実質的に両側テレセントリックな投影光学系PL
が設けられており、この投影光学系PLは、レチクルR
1側から順に、正屈折力の前群Gfと開口絞りASと正
屈折力の後群Grとを有するものであり、前群Gfと後
群Grとの屈折力の比は投影光学系PLの縮小倍率と対
応している。また、前群Gfには、投影光学系PLの諸
収差(ディストーション等)の非対称成分を補正するた
めの加工が施された正又は負の屈折力を有する屈折光学
部材よりなる被加工部材10が含まれており、被加工部
材10は、保持部材11により投影光学系PL中に保持
されている。ここで、本例の投影光学系PLは、被加工
部材10を含めた状態で収差補正がなされるように光学
設計されている。従って、照明光学装置ISにより照明
されたレチクルR1からの光は、被加工部材10を含む
投影光学系PLを介してウエハステージWS上に載置さ
れたウエハW上に達し、ウエハWにレチクルR1のパタ
ーンの縮小像を形成する。このウエハステージWSはX
方向、Y方向、Z方向にウエハWの位置決めを行う。な
お、本例において、被加工部材10は、例えば合成石英
ガラス(SiO2 )、蛍石(CaF2 )等の露光光を透
過させる硝材(光学材料)から構成される平凸単レンズ
からなる。
面図を示し、この図2(a)において、被加工部材10
には、円筒状の側面を切り欠くことにより位置合わせ用
のオリエンテーションフラット12を設けてある。被加
工部材10には、本例のような位置合わせ用のオリエン
テーションフラット又はアライメントマークを設けるこ
とが好ましい。これにより、被加工部材10を投影光学
系PLに高い位置合わせ精度で取り付けることができ
る。なお、オリエンテーションフラットとアライメント
メークとを併用するようにしてもよい。また、アライメ
ントマークを被加工部材10に設けて保持部材11(投
影光学系PLの鏡筒)に対する位置を光学的に検出する
場合には、露光光が通過しない位置にアライメントマー
クを設けることが望ましい。
材10は、一方の面が平面に加工され、他方の面が所定
の曲率半径になるように球面形状に研磨された平凸単レ
ンズであり、本例では、被加工部材10の平面側を、投
影光学系PLの諸収差の非対称成分を補正するための加
工を施す被加工面10aとしている。投影光学系PLを
構成する複数の光学部材の中から被加工部材10として
選定する光学部材は、本例のような平凸単レンズ又は平
凹単レンズであることが好ましく、その平面側を、投影
光学系PLの諸収差の非対称成分を補正するための加工
を施す被加工面とすることが好ましい。この場合、その
加工が容易であり、高精度に加工を施すことができる利
点がある。
鏡筒中にて保持するリング状の保持部材11は、図2
(c)に示すように、被加工部材10のオリエンテーシ
ョンフラット12に対応する凸部11aを有している。
即ち、投影光学系PLに被加工部材10を高い位置合わ
せ精度で取り付けることができるように、保持部材11
の開口の形状が被加工部材10の外形に合わせて作製さ
れている。
対称成分(光軸に関して非対称な成分)、即ちランダム
成分の補正方法について説明する。まず、図1(a)の
ステップST1に示す如く、投影光学系PLの諸収差の
ランダム成分を計測する。次に、ステップST2におい
て、投影光学系PLを構成する光学部材の中から所定の
屈折力を持つ光学部材を被加工部材10として選定し、
その被加工部材10に関して、投影光学系PLの諸収差
のランダム成分の計測結果に基づいてそのランダム成分
を相殺するような表面形状を算出する。そして、ステッ
プST3において、被加工部材10を投影光学系PLか
ら取り外し、被加工部材10の被加工面10aの被加工
部10bを例えばスモールツールPRBにより算出され
た表面形状となるように加工する。そして、加工された
被加工部材10を再び投影光学系PLの光路中に設置す
る。
加工部材10の表面形状を加工することにより、被加工
部材10を通過する光束を屈折作用により偏向させ、図
1(b)に示す如く、投影光学系PLの諸収差のランダ
ム成分を補正することができる。次に、投影光学系PL
の諸収差のランダム成分の計測方法について詳細に説明
する。本例では、投影光学系PLの諸収差のランダム成
分の計測の前に、予め投影光学系PLの諸収差の対称成
分を計測し、この計測結果に基づいて、投影光学系PL
を構成する光学部材の間隔の調整や、光学部材のティル
ト・シフト調整を行い、投影光学系PLの諸収差の対称
成分を補正している。
レチクルステージRS上に載置する。このテストレチク
ルTRは、図4に示すように、露光光を遮光する遮光帯
LSTで囲まれるパターン領域PA内にマトリクス状に
配置された、即ち正方格子の格子点上に配列された複数
の十字状のマークM(0,0)〜M(8,8)を有する
ものである。
S上のテストレチクルTRを照明光学装置ISの露光光
により照明する。このテストレチクルTRからの光は、
投影光学系PLを介して、レジスト等の感光材料が表面
上に塗布されたウエハW上の露光領域に達し、このウエ
ハWにテストレチクルTRのマークM(0,0)〜M
(8,8)の像(潜像)を形成する。その後、露光され
たウエハWの現像処理を行い、露光された複数のマーク
M(0,0)〜M(8,8)の像をパターン化する。
いてパターン化された複数のマークを示し、この図5に
おいて、点線の交点IP(0,0)〜IP(8,8)
は、投影光学系PLが理想光学系(無収差の光学系)で
ある場合の結像位置である理想結像位置を示す。また、
テストレチクルTR上のマークM(0,0)に対応する
ものがパターンP(0,0)であり、テストレチクルT
R上のマークM(0,1)に対応するものがパターンP
(0,1)であり、以下のマークとパターンは同様に対
応している。
ターンP(0,0)〜P(8,8)のそれぞれのXY座
標を座標測定機によって測定する。本例では、被加工部
材10の被加工面10aの形状を加工することにより、
複数のパターンP(0,0)〜P(8,8)を対応する
各理想結像位置IP(0,0)〜IP(8,8)にそれ
ぞれ変位させる。
成分を補正するための被加工部材10の面形状の算出方
法について具体的に説明する。図3に示した通り、本例
における被加工部材10は、投影光学系PLの前群Gf
中に配置されている。この位置は、比較的開口数(N
A)が細い光束が通過する位置であるため、被加工部材
10の表面形状の変更により変位される光束のうち、代
表的に主光線の変位を考えればよい。
(0,0)〜IP(8,8)と複数のパターンP(0,
0)〜P(8,8)とのずれ量をwとし、複数のマーク
M(0,0)〜M(8,8)からの主光線が被加工部材
10を通過する点である主光線通過点における被加工部
材10の表面の法線の角度変化量をθとすると、次式が
成立する。
工部材10の表面(被加工面10a)の法線に対するも
のであり、βは投影光学系の投影倍率、Lrはレチクル
R1と被加工部材10の被加工面10aとの光軸方向に
沿った距離、nは被加工部材10の屈折率である。ま
た、(10)式において、被加工部材10の被加工面1
0aは、ウエハW側の面であるとしている。
ウエハWとの間の光路中にある場合には、次式が成立す
る。 w=Lw(n−1)・θ (11) ただし、LwはウエハWと被加工部材10の被加工面1
0aとの光軸方向に沿った距離である。
は、被加工部材10のレチクルR1側の面とウエハW側
の面とのどちらであってもよく、被加工面10aは上述
のように平面であることが望ましい。このように、前述
の座標測定機による複数のパターンP(0,0)〜P
(8,8)の座標と理想結像位置IP(0,0)〜IP
(8,8)とのずれ量wから、被加工部材10の被加工
面10aの主光線通過点における面法線を求められる。
これにより、被加工部材10の面法線は各主光線通過点
において定まる。そして、この面法線から、主光線通過
点における面の接線ベクトルを求めることができるた
め、点の座標とその座標における面の接線ベクトルから
曲面を補完するクーンズ(Coons) の式を用いて、連続的
な表面形状を求めることができる。
例えば点Q(0,0)と点Q(1,0)との隣り合う座
標における接線ベクトルθ(0,0),θ(1,0)が
共に等しい場合には、補完される曲面がうねってしまう
問題が生じる。そこで、本例では、図6(b)に示すよ
うに、隣り合う主光線の間において、座標Q(0,0)
における接線ベクトルθ(0,0)のZ方向のベクトル
成分を、Z方向の高さZ(1,0)として、座標Q
(0,0)の隣の座標のQ(1,0)に加える。これに
より、隣り合う座標Q(0,0),Q(1,0)の接線
ベクトルが共に等しい場合においても、補完される曲線
はこれらの座標Q(0,0),Q(1,0)においてほ
ぼ直線となり、これらの座標Q(0,0),Q(1,
0)間を通過する主光線はほぼ等しい角度で屈折する。
従って、隣り合う主光線通過点を通過する主光線による
補正量が等しい場合においても、これらの隣り合う主光
線通過点の間において、投影光学系PLの諸収差の補正
量を等しくすることができる。
的に説明する。まず、図7に示すように、被加工部材1
0の被加工面10aにXYZ座標をとる。なお、図7に
おいては、複数のマークM(0,0)〜M(8,8)か
ら複数のパターンP(0,0)〜P(8,8)へ向かう
光束の主光線が被加工部材10を通過する主光線通過点
Q(0,0)〜Q(8,8)を破線の交点で示してい
る。ここで、上述の(11)式により求められた各主光
線通過点Q(0,0)〜Q(8,8)における法線ベク
トルをθ(i,j)とし、各主光線通過点Q(0,0)
〜Q(8,8)におけるZ方向の高さをZ(i,j)と
する。ただし、本例ではi=0〜8、j=0〜8であ
る。
θ(0,0)に基づいて、Y軸上において主光線通過点
Q(0,0)と隣り合う座標の主光線通過点Q(0,
1)におけるZ方向の高さZ(0,1)を以下の式によ
り算出する。 Z(0,j)=Z(0,j-1)+θy(0,j-1)・(y(0,j)−y(0,j-1)) (12) ただし、θy(0,j)は、主光線通過点Q(0,j)
における法線ベクトルθ(0,j)のY軸方向のベクト
ル成分、y(0,j)は、主光線通過点Q(0,j)に
おける主光線通過点Q(0,0)を原点にとったときの
座標値のY軸方向の成分である。なお、主光線通過点Q
(0,0)をZ軸方向の基準として、Z(0,0)=0
とする。そして、Y軸上の主光線通過点Q(0,2)〜
Q(0,8)についても、同様にZ方向の高さZ(0,
2)〜Z(0,8)を算出する。
クトルθ(0,0)に基づいて、X軸上において主光線
通過点Q(0,0)と隣り合う座標の主光線通過点Q
(1,0)におけるZ方向の高さZ(1,0)を以下の
式により算出する。 Z(i,0)=Z(i-1,0)+θx(i-1,0)・(x(i,0)−x(i-1,0)) (13) ただし、θx(i,0)は、主光線通過点Q(i,0)
における法線ベクトルθ(i,0)のX軸方向のベクト
ル成分、x(i,0)は、主光線通過点Q(i,0)に
おける主光線通過点Q(0,0)を原点にとったときの
座標値のX軸方向の成分である。そして、X軸上の主光
線通過点Q(2,0)〜Q(8,0)についても、同様
にZ方向の高さZ(2,0)〜Z(8,0)を算出す
る。
に挟まれる主光線通過点Q(i,j)におけるZ方向の
高さZ(i,j)を以下の式に基づいて算出する。 Z(i,j)={Z(i-1,j)+θx(i-1,j)・(x(i,j)−x(i-1,j)) +Z(i,j-1)+θy(i,j-1)・(y(i,j)−y(i,j-1))}/2 (14) 図9に示すように、主光線通過点Q(1,1)のZ方向
の高さZ(1,1)の算出後、主光線通過点Q(1,
2),Q(2,1),Q(2,2)…Q(i,j)…Q
(i,j)…Q(8,8)のZ方向の高さZ(1,
2),Z(2,1),Z(2,2)…Z(i,j)…Z
(8,8)をそれぞれ(14)式に基づいて算出する。
の高さZ(i,j)と、主光線通過点Q(i,j)のX
Y座標と、主光線通過点Q(i,j)での面法線ベクト
ルθ(i,j)から求められる主光線通過点Q(i,
j)における接線ベクトルとに基づいて、クーンズ・パ
ッチの手法により曲面を張る。これにより、投影光学系
PLの諸収差のランダム成分を補正する被加工部材10
の面形状を得ることができる。
について説明する。図3に示す投影露光装置から、被加
工部材10を取り外し、求められた面形状データに基づ
いて、取り外された被加工部材10の表面形状の加工を
行う。ここで、本例における被加工部材10はランダム
成分を補正するために、その表面形状がランダムで不規
則にうねった形状となる。従って、本例では、図10に
示すような研磨装置を用いる。なお、図10においては
XZ座標系を採用している。
方向に移動自在なステージ21上の保持部21aに載置
されている。また、ステージ21をXY方向に沿って移
動させる駆動部22は、制御部20によって制御されて
いる。駆動部22によるステージ21の移動の際におい
てそのXY方向における位置を検出するために、エンコ
ーダ、干渉計等からなる検出部30がステージ21に設
けられている。この検出部30による検出信号は制御部
20へ伝達される。
回転軸25の一端に取り付けられており、図中Z方向を
軸として回転可能である。この回転軸25の他端には、
制御部20によって制御されるモータ26が取り付けら
れている。回転軸25を回転自在に支持する軸受27
は、不図示の本体に固設されている支持部28に対して
Z方向に移動自在に設けられている。この支持部20に
は、制御部20により制御されるモータ29が取り付け
られており、このモータ29の作用によって軸受27が
Z方向に沿って移動し、ひいては研磨皿23がZ方向に
沿って移動する。なお、研磨皿23を保持する保持部2
4には、研磨皿23と被加工部材10との接触圧を検出
するためのセンサ(不図示)が設けられており、このセ
ンサからの出力は制御部20へ伝達される。
単にすると、まず、上述の求められた面形状データを制
御部20へ入力する。その後、制御部20は、研磨皿2
3を回転させつつ、駆動部22を介してステージ21を
XY方向に沿って移動させる。即ち、研磨皿23が被加
工部材10の被加工面10aをXY方向に沿ってなぞる
ように移動する。このときの被加工面10aにおける研
磨量は、被加工面10aと研磨皿23との接触圧、研磨
皿23の滞留時間で決定される。
た被加工部材10に対して反射防止膜を蒸着し、保持部
材11を使用して図3の投影露光装置に加工された被加
工部材10を載置する。なお、図10の研磨装置におい
ては、研磨皿23はXY方向において固定されている
が、ステージ21をXY方向へ移動させる代わりにこの
研磨皿23を移動させてもよい。
被加工部材10の表面形状を加工することにより、被加
工部材10を通過する光束を屈折作用により偏向させ、
投影光学系PLの諸収差のランダム成分を補正すること
ができる。また、被加工部材10が投影光学系PLを構
成する光学部材であるため、投影光学系PLの諸収差を
補正するための補正板を投影光学系PLに追加する場合
に比べ、投影光学系PLを低コストに製造することがで
きる。
5を参照して説明する。図15は、投影光学系PLのレ
ンズ構成の一例を示し、この図15において、投影光学
系PLは、レチクルR側から順に第1レンズ群G1、第
2レンズ群G2、第3レンズ群G3、及び第4レンズ群
G4を配置して構成されている。そして、第1レンズ群
G1は、レチクルR側から順にレチクルR側に平面を向
けた平凸レンズL11、両凸レンズL12、レチクルR
側に凸面を向けた負のメニスカスレンズL13、両凸レ
ンズL14、及び両凸レンズL15からなる。平凸レン
ズL11が図3の被加工部材10に対応している。
にレチクルR側に凸面を向けた負のメニスカスレンズL
21、両凸レンズL22、レチクルR側に凸面を向けた
負のメニスカスレンズL23、両凹レンズL24、両凹
レンズL25、及び両凹レンズL26からなる。第3レ
ンズ群G3は、レチクルR側から順にウエハW側に凸面
を向けた正のメニスカスレンズL31、ウエハW側に凸
面を向けた負のメニスカスレンズL32、ウエハW側に
凸面を向けた正のメニスカスレンズL33、両凸レンズ
L34、及び両凸レンズL35からなる。
にレチクルR側に凸面を向けた正のメニスカスレンズL
41、レチクルR側に凸面を向けた負のメニスカスレン
ズL42、レチクルR側に凸面を向けた負のメニスカス
レンズL43、両凹レンズL44、ウエハW側に凸面を
向けた負のメニスカスレンズL45、ウエハW側に凸面
を向けた正のメニスカスレンズL46、ウエハW側に凸
面を向けた正のメニスカスレンズL47、両凸レンズL
48、ウエハW側に凸面を向けた負のメニスカスレンズ
L49、両凸レンズL410、レチクルR側に凸面を向
けた正のメニスカスレンズL411、レチクルR側に凸
面を向けた正のメニスカスレンズL412、レチクルR
側に凸面を向けた正のメニスカスレンズL413、レチ
クルR側に凸面を向けた負のメニスカスレンズL41
4、及びレチクルR側に凸面を向けた正のメニスカスレ
ンズL415からなる。メニスカスレンズL46とL4
7との間に開口絞りASが配置されている。
投影光学系の諸元の値及び条件式対応値を示す。ただ
し、aは最大物体高を、NAは像側最大開口数をそれぞ
れ示している。また、左端の第1欄の面番号はレチクル
側からの面の順序を、第2欄のriはレンズ面の曲率半
径(mm)、第3欄のdiは各面の軸上間隔すなわち面
間隔(mm)をそれぞれ示している。また、レチクル側
に向かって凸面の曲率半径を正とし、凹面の曲率半径を
負としている。そして、いずれのレンズも単一の硝材で
ある合成石英(Si02 )製である。また、露光波長
は、KrFエキシマレーザ光の波長(248nm)であ
るとして、これに対する合成石英の屈折率nは、n=
1.50839である。
系の平凸レンズL11を図3の被加工部材10として選
定して、投影光学系の諸収差のランダム成分を補正する
ための加工を施し、投影光学系の諸収差を測定した結果
を示す。ここでは、X方向に11個、Y方向に7個、計
11×7個の十字状のマークがマトリクス状に配置され
たテストレチクルを用いてテスト露光を行い、投影光学
系の諸収差のランダム成分を測定する。図11は、テス
トレチクル上のマークに対応するパターンPのウエハ上
の露光領域EAにおける理想結像位置を示す。
系に取り付けてテスト露光を行い、ウエハを現像した
後、ウエハ上のパターンの結像位置の理想結像位置に対
するずれ量を測定した結果を示し、この図13におい
て、横軸はX方向の像高xを表し、縦軸はパターンの結
像位置の理想結像位置に対するX方向のずれ量ΔX及び
Y方向のずれ量ΔYを表す。なお、図13(a)〜図1
3(c)は、Y方向の像高yが、それぞれ−2、0、2
(mm)のものである。
投影光学系の諸収差を相殺するような面形状を算出し、
算出された面形状となるように被加工部材を加工した
後、干渉計によりその被加工部材の被加工部10bの形
状を計測して得られた等高線マップを示し、この図12
において、等高線13は干渉計により計測されたサグ量
の等しい線である。
加工部材を投影光学系に取り付けてテスト露光を行い、
ウエハを現像した後、ウエハ上のパターンの結像位置の
理想結像位置に対するずれ量を測定した結果を示し、こ
の図14において、横軸はX方向の像高xを表し、縦軸
はパターンの結像位置の理想結像位置に対するX方向の
ずれ量ΔX及びY方向のずれ量ΔYを表す。なお、図1
4(a)〜図14(c)は、Y方向の像高yが、それぞ
れ−2、0、2のものである。
16及び図17を参照して説明する。本例は半導体素子
製造用の投影露光装置において、照明条件の変更を行う
場合に本発明を適用したものである。図16は、本例の
投影露光装置70の概略構成を示し、この図16におい
て、投影露光装置70は、不図示の感光基板としてのウ
エハが搭載されるウエハステージ72と、このウエハス
テージ72の上方に配置された投影光学系PL1と、こ
の投影光学系PL1の上方に配置されたマスクとしての
レチクルR2と、このレチクルR2を露光光により照明
する照明光学系71とを備えている。
面に直交する水平面内で、紙面に平行なX軸とこれに直
交するY軸との2次元方向に移動自在に構成されてい
る。このウエハステージ72の2次元方向(X及びY方
向)の駆動は、駆動系73によりなされている。また、
このウエハステージ72のX及びY方向の位置は、不図
示のレーザ干渉計により計測され、このレーザ干渉計の
出力が主制御系74に入力されるようになっている。即
ち、主制御系74は、レーザ干渉計の出力をモニタしつ
つ駆動系73を介してウエハステージ72のX及びY方
向の位置を制御するようになっている。
交するZ軸方向に所定間隔で配置された光軸を共通にす
る複数枚の光学部材とこれらの光学部材を保持する鏡筒
とから成る。投影光学系PL1の諸収差の線形成分を補
正するため、投影光学系PL1を構成する各光学部材の
うち少なくとも2枚は、Z軸方向(光軸方向)の間隔及
び位置、並びにX及びY方向の傾斜が調整自在になって
いる。これらの光学部材は、例えば外周部をほぼ120
゜間隔の3点で支持され、各支持点をピエゾ素子等のア
クチュエータによりZ軸方向に駆動できるようになって
いる。さらに、第1の実施の形態と同様に、投影光学系
PL1を構成する光学部材のうち被加工部材10’に投
影光学系PL1の諸収差のランダム成分(非線形成分)
を補正するための加工が施してある。
鏡38、ミラー40,44,54,58、シャッタ4
2、フライアイレンズ46、開口絞り板48、ブライン
ド52及びコンデンサレンズ56を含んで構成されてい
る。ここで、照明光学系71の構成各部について、その
作用と共に説明する。シャッタ42の「開」状態では、
水銀ランプ36から射出された露光光(i線又はg線)
は、楕円鏡38で集光され、ミラー40で反射され、シ
ャッタ42の位置を通過してミラー44で再び反射さ
れ、フライアイレンズ46及び開口絞り板48の開口絞
りを透過してブラインド52に至る。ここでこのブライ
ンド52の配置面は、レチクルR2のパターン形成面と
共役であり、このブラインド52の開口によりレチクル
R2上の照明領域の形状が規定されている。このブライ
ンド52でその形状が規定された露光光はミラー54で
反射され、コンデンサレンズ56で集光されて、ミラー
58で反射された後、レチクルR2を上方から照明す
る。これにより、レチクルR2のパターン形成面に形成
された回路パターンの像が投影光学系PL1を介して所
定の倍率でウエハステージ72の上の不図示のウエハに
転写される。一方、シャッタ42の「閉」状態では、露
光光がシャッタ42で遮られるため、レチクルR2が照
明されることはない。
うに、円板状の部材からなり、この開口絞り板48上に
は、ほぼ等間隔で通常の円形開口よりなる開口絞り49
A、小さな円形開口より成りコヒーレンスファクタであ
るσ値を小さくするための開口絞り49B、輪帯照明用
の輪帯状の開口絞り49C、及び変形光源法用に複数の
開口を偏心させて配置して成る変形開口絞り49Dが配
置されている。本例では、この開口絞り板48を回転さ
せることにより、4個の開口絞り49A〜49Dのうち
の所望の開口絞りを選択できる。この開口絞り板48が
主制御系74によって制御される回転駆動機構64によ
ってZ軸回りに回転駆動されるようになっている。
てのハードディスク68が併設されている。このハード
ディスク68内には、前述の4個の開口絞り49A〜4
9Dに対応するそれぞれの照明条件下でのテスト露光に
より求めた投影光学系PL1の諸収差の線形変化量の補
正値がデータファイルの形式で格納されている。次に、
各開口絞りに対応した被加工部材の加工及びデータファ
イルの作成方法について説明する。
絞り49Aを露光光の光路上に設定し、かつ未加工の被
加工部材10’を投影光学系PL内に配置して、この状
態でテスト露光を行う。このテスト露光の結果に基づい
て、通常照明時の投影光学系PL1の諸収差を測定す
る。次に、この測定結果に基づいて、この通常照明時の
投影光学系PL1の諸収差を零とする線形成分及びラン
ダム成分(非線形成分)の補正値を求める。そして、次
に、投影光学系PL1の諸収差のランダム成分の補正値
を用いて、これが零となるように、被加工部材10’の
表面を加工し通常の円形開口よりなる開口絞り49Aに
対応する被加工部材10’を作成、すなわち、投影光学
系PL1の諸収差を低減するような凹凸分布を有する表
面形状に被加工部材10’を加工する。
の線形成分の補正値を用いて投影光学系PL1を構成す
る光学部材の移動量のデータファイルを作成し、ハード
ディスク68に格納する。他の開口絞り49B〜49D
を設定した照明条件についても、上記と同様にして、照
明条件毎にテスト露光を行い、投影光学系PL1の諸収
差を測定し、補正値を求めて被加工部材の加工及びデー
タファイルの作成を行う。
てそれぞれを用いた照明条件下でのテスト露光の結果に
基づいて被加工部材を加工し、作成したデータファイル
をハードディスク68に格納する。次に、上述のように
して構成された本実施例の投影露光装置70の露光時の
実際の露光に先立つ主要な動作について、主制御系74
の制御動作を中心に説明する。
指令、又はホストコンピュータからの開口絞り変更の指
令が主制御系74に入力されると、主制御系74では回
転駆動機構64を介して開口絞り板48回転させること
によりその指令に対応する開口絞りに交換する。このと
き、投影光学系PL中の被加工部材をその開口絞り形状
に対応した被加工部材10’に交換する。これにより、
投影光学系PL1の諸収差の非線形成分が補正される。
また、主制御系74では、ハードディスク68内のデー
タファイルよりその開口絞り形状に対応した光学部材の
移動量を読み出して、投影光学系PL1の光学部材のZ
軸方向(光軸方向)の間隔及び位置、X方向、Y方向の
傾斜を調整する。これにより、投影光学系PL1の諸収
差の線形成分が補正される。
の変更に伴う投影光学系PL1の諸収差の変動分が補正
された後は、露光が開始される。以上説明したように、
本例によると、ある開口絞りを使用する照明条件下から
他の開口絞りを使用する照明条件に変更した際に生じる
投影光学系PL1の諸収差の変化を補正することができ
る。また、かかる投影光学系PL1の諸収差の変化の補
正により、異なる開口絞りを使用する異なる照明条件下
でのプロセスレイヤ間のトータルオーバレイ(総合的な
重ね合わせのずれ)の悪化を防止することができる。
形成分を補正するため、投影光学系内の光学部材の光軸
方向の位置及び傾斜を調整するものを例示したが、例え
ば、レチクルのZ方向の位置を変更したり、レチクルと
投影光学系との間の光学的距離(光路長)を変更できる
ものであれば、如何なる方法を用いて投影光学系の諸収
差の線形成分の補正を行ってもよい。
に際して開口絞り板48と回転駆動機構と使用する場合
を例示したが、投影光学系の瞳面と共役な位置の近傍で
露光光の強度分布を変化させるものであれば、如何なる
方法を用いて照明条件の切替えを行ってもよい。次に、
本発明の第3の実施の形態につき図18〜図20を参照
して説明する。本例は、第1の実施の形態に対して、投
影光学系の諸収差(ディストーション等)を補正するた
めの被加工部材の面形状について、その算出方法を変更
したものであり、図18において図3に対応する部分に
ついては同一符号を付してその詳細説明を省略する。
を示し、この図18において、本例の投影露光装置で
は、レチクルR1と投影光学系PLとの間に、投影光学
系PLのディストーションを補正するための面形状の加
工を施した補正板CPを配置している。次に、本例の補
正板CPの製造方法について説明する。
図4に示すような、複数の十字状のパターンM(0,
0)〜M(8,8)がX及びY方向にマトリクス状に形
成されたテストレチクルTRを使用して投影光学系PL
のディストーションを計測する。この際には、図18に
おいて、このテストレチクルTRを、通常露光用のレチ
クルR1の代わりに投影光学系PLの物体面上(レチク
ルステージRS上)に配置する。このとき、テストレチ
クルTRと投影光学系PLとの間(保持部材14上)に
は、補正板として何ら機能していない平行平面板CP1
を配置する。
チクルTRを照明して、テストレチクルTRの2次元マ
トリクス状に配置された各マークM(0,0)〜M
(8,8)の像を投影光学系PLを介してウエハW上に
転写する。このとき、ウエハWの表面が投影光学系PL
の像面に高精度に合わせ込まれるようにウエハWの位置
が設定されている。その結果、例えば図5に示すよう
に、投影光学系PLに残存する非線形なディストーショ
ンを反映してテストレチクルTR上の各マークM(0,
0)〜M(8,8)の像が、ウエハWの露光領域EA上
に転写される。
るような各理想結像位置IP(0,0)〜IP(8,
8)と、それらに対応する各パターンP(0,0)〜P
(8,8)とのX方向及びY方向のずれ量(投影光学系
PLのディストーション量)ωx(0,0)〜ωx
(8,8),ωy(0,0)〜ωy(8,8)を、それ
ぞれレジストレーション測定機(ディストーション計測
機)により定量的に測定する。
法について説明する。本例では、補正板CPの表面にお
ける複数位置のそれぞれでその表面の補正板CPの基準
面に対する光軸方向の変位量を求めることにより、補正
板CPの面形状を決定する。なお、補正板CPの基準面
とは、補正板CPの光軸を法線とする面である。まず、
簡単のため、投影光学系PLとウエハWとの間に補正板
CPを配置する場合を考える。
Wとの間に補正板CPを配置した場合に、ある開口数を
持つ光束が補正板CPの補正面SCPの作用を受け、理
想結像位置P1に結像する様子を示す図である。ここ
で、ある開口数を持つ光束が補正板CPの補正面SCP
を通過する領域のX方向の長さを2R、補正板CPの屈
折率をn、線分P1Q1の光学的距離(光路長)をl
1、線分P1Q2の光学的距離をl2、位置Q1におけ
る補正板CPの厚さと位置Q2における補正板CPの厚
さとの差をΔdとすると、線分P1Q1と線分P1Q2
との光学的距離の差Δlは、次式により表される。
Lに残存するディストーションの影響によって理想結像
位置P1からωxだけX方向に変位した位置P2に結像
する様子を示す図である。ここで、補正板CPの補正面
SCPから投影光学系PLの像面(ウエハWの表面)ま
での距離をLW、補正板CPの補正面SCPにおけるあ
る開口数を持つ光束に関して、光束の中心から光束の一
端及び光束の中心から光束の他端までの距離をそれぞれ
R、線分P2Q1の光学的距離をl1、線分P2Q2の
光学的距離をl2、線分P2Q1と補正板CPの補正面
SCPとの交点をQ3、2線分P2Q1と線分P2Q2
のとの光学的距離の差をΔl(=l1−l2)、補正板
CPの屈折率をn、位置Q1における補正板CPの厚さ
と位置Q2における補正板CPの厚さとの差をΔdと
し、線分Q1Q3と線分Q1Q4との長さがほぼ等し
く、また、三角形P2Q3Q2が二等辺三角形であると
仮定すると、以下の式が得られる。
が得られる。 Δl=2R・ωx/LW (19) よって、(15)式と(19)式との関係から次式が得
られる。
補正板CPを配置する場合の関係式であるため、レチク
ルR1と投影光学系PLとの間に補正板CPを配置する
場合に換算すると、次式が得られる。 Δd=(2R・ωx・β)/{(n−1)・LR} (21) 但し、LRはレチクルR1から補正板CPの補正面SC
Pまでの距離、βは投影光学系PLの投影倍率である。
トーション量ωx(0,0)〜ωx(8,8)を用い
て、(21)式に基づき図4のテストレチクルTRの各
マークM(0,0)〜M(8,8)に対応する補正板C
P上の各位置においてその位置を中心とするX方向に長
さ2Rの区間の両端での補正板CPの厚さの差Δdx
(0,0)〜Δdx(8,8)をそれぞれ求めることが
できる。また、同様にY方向についても、補正板CPの
各位置においてその位置を中心とするY方向に長さ2R
の区間の両端での補正板CPの厚さの差Δdy(0,
0)〜Δdy(8,8)をそれぞれ求めることができ
る。従って、補正板CPの表面における複数位置のそれ
ぞれで、その表面の補正板CPの基準面(補正板CPの
光軸を法線とする面)に対する光軸方向の変位量を求め
ることができる。
について図20を参照して説明する。図20は、投影光
学系PLのX方向のディストーション量ωx(0,0)
〜ωx(8,0)を補正する補正板CPの厚さdのX方
向の分布を示す。この図20において、横軸xは補正板
CP上におけるX方向の位置、縦軸dは点q(0)の位
置を基準とした補正板CPの厚さを表している。また、
点q(0)〜q(N)は、補正板CP上においてX方向
に微小距離kずつ離れた各位置における補正板CPの厚
さを表している。
ーション量ωx(0,0)〜ωx(8,0)を補正する
補正板CP上の各位置においてその位置を中心とするX
方向に微小距離kの区間の両端での補正板CPの厚さの
差Δdx(0,0)〜Δdx(8,8)は、(21)式
に基づいて、それぞれ以下のように求められる。 Δdx(0,0)=k・β・ωx(0,0)/{(n−1)・LR} (22a) Δdx(1,0)=k・β・ωx(1,0)/{(n−1)・LR} (22b) Δdx(2,0)=k・β・ωx(2,0)/{(n−1)・LR} (22c) Δdx(3,0)=k・β・ωx(3,0)/{(n−1)・LR} (22d) Δdx(4,0)=k・β・ωx(4,0)/{(n−1)・LR} (22e) Δdx(5,0)=k・β・ωx(5,0)/{(n−1)・LR} (22f) Δdx(6,0)=k・β・ωx(6,0)/{(n−1)・LR} (22g) Δdx(7,0)=k・β・ωx(7,0)/{(n−1)・LR} (22h) Δdx(8,0)=k・β・ωx(8,0)/{(n−1)・LR} (22i) ここで、これらの厚さの差Δdx(0,0)〜Δdx
(8,0)が微小距離kの区間の1つ置きに得られるよ
うに微小距離kの値を定めると、以下の式を得ることが
できる。
正板CPの各位置における厚さq(0)〜q(N)の点
が図20のように滑らかにつながるように、補正板CP
の各位置における厚さq(0)〜q(N)の値を求め
る。
での厚さの差を最小とするためには、以下に示す式で表
される関数を最小とする補正板CPの各位置における厚
さq(0)〜q(N)の値を求めればよい。 f(q(0),q(1),…,q(N))={(q(2)−q(1))−(q(1)−q(0))}2 +{(q(3)−q(2))−(q(2)−q(1))}2 +…+{(q(N)−q(N-1))−(q(N-1)−q(N-2))}2 (24) また、計算の簡単のため、q(0)=0とする。
の関係を満たし、かつ(24)式の関数f(q(0),q(1),
…,q(N)) を最小とする補正板CPの厚さq(1)〜q
(N)の値を算出することによって、投影光学系PLの
ディストーション量ωx(0,0)〜ωx(8,0)を
補正する補正板CPの補正面SCPのX方向での厚さd
の分布を求めることができる。
ン量ωx(0,0)〜ωx(8,8)及びωy(0,
0)〜ωy(8,8)に基づいて、これを補正する補正
板CPの厚さのXY2次元方向の分布、すなわち、補正
板CPの面形状を求めることができる。なお、補正板C
Pの各位置における厚さの値を算出する方法としては、
補正板CPの各位置における厚さの差Δdx(0,0)
〜Δdx(8,8)に基づいて補正板CPの各位置にお
ける厚さの値を滑らかにつなげて決定できるものであれ
ばよく、所定のデータ補間方法を用いて、補正板CPの
各位置における厚さの差Δdx(0,0)〜Δdx
(8,8)を補正板CPの基準面に対する傾きとし、補
正板CPの各位置における厚さの値を補間するようにし
てもよい。
行平面板CP1を取り外し、上述のようにして得られた
補正板CPの厚さdの2次元的な分布の情報に基づい
て、平行平面板加工用の加工装置を用いて平行平面板C
P1の表面を加工する。これにより、投影光学系PLに
残存するディストーションを補正する補正面SCPを有
する補正板CPを製造することができる。
板CPを、図18の投影露光装置の保持部材14上に載
置する。これにより、投影光学系PLのディストーショ
ンを補正することができ、レチクルR1上のパターンを
投影光学系PLの像面に配置されたウエハW上に歪みな
く正確に転写することができる。なお、本例では、平行
平面板に加工を施して投影光学系の諸収差を補正するた
めの補正板とする場合について例示したが、第1の実施
の形態のように、投影光学系を構成する光学部材の中か
ら所定の屈折力を持つ光学部材を選定して、投影光学系
の諸収差を補正するための加工を施す場合においても、
本例の面形状の算出方法を使用できることは勿論であ
る。
CP1の加工を行う際に、補正板CPの厚さdの2次元
的な分布の情報を用いる、即ち平行平面板CP1の加工
量を直接的に指示することになるため、面形状から加工
量を計算する必要がある第1の実施の形態と比べた場合
に容易である利点がある。なお、本発明は上述の実施の
形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種
々の構成を取り得ることは勿論である。
の投影光学系の非対称な残存収差を補正することがで
き、補正板等の部材を投影光学系に追加して非対称な残
存収差を補正する場合に比べ、低コストに投影光学系を
製造することができる。次に、本発明による第2の投影
光学系によれば、その光学部材がその前群又はその後群
中に配置されているため、結像のためにその光学部材を
通過する光束が細くなる位置にその光学部材が位置する
ことになり、その投影光学系の非対称な残存収差を高精
度に補正することができる。
の投影光学系の非対称な残存収差を高精度に補正するこ
とができ、そのマスクのパターンをその基板上に高精度
に転写することができる。次に、本発明による投影光学
系の製造方法によれば、補正板等の部材を投影光学系に
追加して非対称な残存収差を補正する場合に比べ、残存
収差を補正した投影光学系を低コストに製造できる。
系の諸収差の補正方法を説明するための図である。
めの被加工部材を示す平面図、(b)は、図2(a)の
被加工部材の斜視図、(c)は、図2(a)の被加工部
材を投影光学系中にて保持する保持部材を示す斜視図で
ある。
る投影露光装置の概略構成図である。
れるテストレチクルの構成を示す平面図である。
エハ上のパターンの一例を示す図である。
の説明のための図である。
手法を示す図である。
手法を示す図である。
手法を示す図である。
略構成図である。
ハ上の露光領域における理想結像位置を示す図である。
の被加工部の形状の一例を示す図である。
す図である。
す図である。
ある。
れる投影露光装置の概略構成図である。
れる投影露光装置の概略構成図である。
系の諸収差を補正するための面形状の算出方法を説明す
るための図である。
系の諸収差を補正するための面形状の算出方法を説明す
るための図である。
群、IS…照明光学装置、PL…投影光学系、R1,R
2…レチクル、TR…テストレチクル、W…ウエハ、1
0…被加工部材、11…保持部材、48…開口絞り板、
64…回転駆動機構、68…ハードディスク、71…照
明光学系
Claims (9)
- 【請求項1】 第1物体の像を第2物体上に投影する投
影光学系において、 前記第1物体から前記第2物体へ至る光路中に所定の屈
折力を持つ光学部材を有し、 該光学部材の少なくとも一面が、前記投影光学系の非対
称な残存収差を低減させるような凹凸分布を有する表面
形状に加工されたことを特徴とする投影光学系。 - 【請求項2】 第1物体の像を第2物体上に投影する投
影光学系において、 前記第1物体側から順に、正屈折力の前群と、開口絞り
と、正屈折力の後群とを有し、 前記前群又は前記後群中に、所定の屈折力を持つ光学部
材が配置され、 該光学部材の少なくとも一面が、前記投影光学系の非対
称な残存収差を低減させるような凹凸分布を有する表面
形状に加工されたことを特徴とする投影光学系。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の投影光学系であっ
て、 前記光学部材は、一面が平面部で他面が球面部の光学部
材の前記平面部が前記凹凸分布を有する表面形状に加工
されたことを特徴とする投影光学系。 - 【請求項4】 請求項2記載の投影光学系であって、 前記光学部材は前記前群中に配置されており、前記前群
の焦点距離をfgf、前記光学部材の焦点距離をfc、
前記光学部材と前記開口絞りとの間隔をLcとすると
き、次の2つの条件を満足することを特徴とする投影光
学系。 0.05<|Lc/fc|<10 1.5<|fgf/fc|<15 - 【請求項5】 請求項2記載の投影光学系であって、 前記光学部材は前記後群中に配置されており、前記後群
の焦点距離をfgr、前記光学部材の焦点距離をfr、
前記光学部材と前記開口絞りとの間隔をLrとすると
き、次の2つの条件を満足することを特徴とする投影光
学系。 0.05<|Lr/fc|<6 0.5<|fgr/fc|<5 - 【請求項6】 請求項1〜5の何れか一項記載の投影光
学系と、マスクを保持するマスクステージと、基板を位
置決めする基板ステージと、を備えた露光装置であっ
て、 前記マスクを前記第1物体、前記基板を前記第2物体と
して、前記マスクのパターンの像を前記投影光学系を介
して前記基板上に投影することを特徴とする露光装置。 - 【請求項7】 第1物体の像を第2物体上に投影する投
影光学系の製造方法であって、 前記投影光学系の非対称な残存収差を計測する第1工程
と、 前記投影光学系を構成する光学部材の中から所定の屈折
力を持つ光学部材を選定する第2工程と、 前記第2工程で選定された前記光学部材に関して、前記
第1工程の計測結果に基づいて前記残存収差を相殺する
ような表面形状を算出する第3工程と、 前記第2工程で選定された前記光学部材を前記投影光学
系から取り外し、前記第3工程で算出された表面形状と
なるように前記光学部材を加工する第4工程と、 該第4工程において加工された前記光学部材を前記投影
光学系の光路中に設置する第5工程と、を有することを
特徴とする投影光学系の製造方法。 - 【請求項8】 前記第3工程は、前記光学部材の表面に
おける複数位置のそれぞれでの該表面の法線の角度変化
量を求める補助工程を有することを特徴とする請求項7
記載の投影光学系の製造方法。 - 【請求項9】 前記第3工程は、前記光学部材の表面に
おける複数位置のそれぞれでの該表面の前記光学部材の
基準面に対する光軸方向の変位量を求める補助工程を有
することを特徴とする請求項7記載の投影光学系の製造
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11087970A JP2000286178A (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | 投影光学系、露光装置及び前記投影光学系の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11087970A JP2000286178A (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | 投影光学系、露光装置及び前記投影光学系の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000286178A true JP2000286178A (ja) | 2000-10-13 |
| JP2000286178A5 JP2000286178A5 (ja) | 2008-01-31 |
Family
ID=13929716
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11087970A Pending JP2000286178A (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | 投影光学系、露光装置及び前記投影光学系の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000286178A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6639651B2 (en) | 2000-12-14 | 2003-10-28 | Nikon Corporation | Fabrication method for correcting member, fabrication method for projection optical system, and exposure apparatus |
| JP2004343101A (ja) * | 2003-04-25 | 2004-12-02 | Canon Inc | 駆動機構、それを有する露光装置、デバイスの製造方法 |
| US7068435B2 (en) | 2003-07-31 | 2006-06-27 | Olympus Corporation | Optical system radial deformation adjustment method and system |
| JP2012079739A (ja) * | 2010-09-30 | 2012-04-19 | Dainippon Screen Mfg Co Ltd | 変位算出方法、描画データの補正方法、描画方法および描画装置 |
-
1999
- 1999-03-30 JP JP11087970A patent/JP2000286178A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6639651B2 (en) | 2000-12-14 | 2003-10-28 | Nikon Corporation | Fabrication method for correcting member, fabrication method for projection optical system, and exposure apparatus |
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| JP2012079739A (ja) * | 2010-09-30 | 2012-04-19 | Dainippon Screen Mfg Co Ltd | 変位算出方法、描画データの補正方法、描画方法および描画装置 |
| US8886350B2 (en) | 2010-09-30 | 2014-11-11 | SCREEN Holdings Co., Ltd. | Displacement calculation method, drawing data correction method, substrate manufacturing method, and drawing apparatus |
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