JP2000287281A - データベースネットワークシステム - Google Patents
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Abstract
の被災状況等を、都市全般にわたって短時間(数分以
内)で把握できるデータベースネットワークシステムを
提供する。 【解決手段】 本発明よるデータベースネットワークシ
ステムは、センタ局1、中継データベース局(RDS)
31 〜3p1、端末局511〜5p1p2を備えている。端末局
グループは、変化する情報を取得してデータとして蓄積
し、要求に応じて送信する複数の端末局を含んでいる。
複数の中継データベース局(RDS)は、端末局グルー
プ対応に設けられ、各端末から順次受信した情報を特定
データとその他のデータとして蓄積し、要求に応じて送
信する。センタ局1は、任意の前記中継データベース局
(RDS)の特定データとその他のデータの一部を各中
継データベース局から順次受信し、複数回の受信で全デ
ータと前記特定情報データの複数回受信を行い、必要に
応じて蓄積する。
Description
ス,水道,電気などのライフラインサービスに関する情
報を収集し、特に緊急事態発生に関するデータ(特定デ
ータ)を迅速に収集できる都市ライフライン情報の収集
装置に関する。
道,電気などの使用状況または好ましくない状態の発生
状況を収集する場合、電話回線を用いた収集システムが
実用されている。しかし、電話回線による情報収集シス
テムは、災害時の通信が輻輳する状況のもとでは有効で
はない。また端末数が20万以上の規模で、ガス,水
道,電気を含めた端末当たり100Bの情報を収集する
場合、電話回線を用いると、30秒×20万端末=16
67時間かかる計算になる。したがって、電話回線を用
いて常時監視システムを実現することは困難である。
する課題は次のとおりである。 1.大規模地震による災害時に、都市ライフライン(水
道,電気,ガス供給)の被災状況を、都市全般にわたっ
て短時間(数分以内)で把握する情報収集・監視システ
ムは、わが国でも外国でも開発されていない。このよう
なシステムの開発0005災害対策の上から、解決が急
がれる問題と考えられる。 2.本発明は、各家庭に設置されている水道メータ,電
気メータ,ガスメータなどの情報を、都市ライフライン
情報として捉え、それらを都市全般にわたってほぼ実時
間で収集・監視するシステムを開発し、上の問題を解決
しようとするものである。 5.緊急時における情報収集システムであるので、通信
の輻輳による情報収集の遅れ・中断は許されない。既存
の通信システムを利用したシステムでは解決できない輻
輳問題を、専用情報収集システムを開発することによっ
て解決しようとしている。 6.専用システムなので、要求される機能,性能が規定
できる。目的に適合したシステムを開発することが技術
的課題となる。 7.都市全体のライフラインを常時監視し、緊急情報を
短時間で収集する機能と詳細なライフライン情報も収集
する機能を併せもつ情報収集システムを開発することが
具体的な技術課題である。 8.多層無線ポーリングシステム内に分散配置した高速
データベースを組み合わせた新しいネットワーク構成技
術、すなわち、データベースネットワークでこの技術的
課題を解決している。災害発生時に、その状況を把握す
るためには、数分以内に全家庭のライフラインの状態を
把握することが要求される。また、災害時、同時に発生
する事象により、通信が輻輳をきたす。したがって、こ
のような状況下であっても、通信が確保されることが要
求される。 9.災害発生時に、その状況を把握するためには、災害
発生時点までのシステムの状態、正常に動作しているこ
と、が把握されていなければならない。
ない新規なデータベースネットワークシステムを提供す
ることにある。本発明のさらに詳細な目的は、大規模地
震による災害時に、都市ライフライン(水道,電気,ガ
ス供給)の被災状況を、都市全般にわたって短時間(数
分以内)で把握する情報収集・監視システムを前記デー
タベースネットワークシステムD用いて構成することで
ある。本発明のさらに詳細な目的は、前記大規模地震に
よる災害発生時の直前の状態を把握しておくことができ
るデータベースネットワークシステムを提供することに
ある。
に、本発明によるデータベースネットワークシステム
は、変化する情報を取得してデータとして蓄積し、要求
に応じて送信する複数の端末局からなる端末局グループ
と、端末局グループ対応に設けられ、各端末から順次受
信した情報を特定データとその他のデータとして蓄積
し、要求に応じて送信する複数の中継データベース局
と、任意の前記中継データベース局の特定データとその
他のデータの一部を各中継データベース局から順次受信
し、複数回の受信で全データと前記特定情報データの複
数回受信を行い、必要に応じて蓄積するセンタ局と、か
ら構成されている。
とも一つの上層中継データベース局群と前記上層中継デ
ータベース局の一つ当てに設けられている複数の下層中
継データベース局群とを含み、前記下層中継データベー
ス局群の局が前記複数の端末局からなる端末局グループ
から情報を収集し、前記センタ局が前記上層中継データ
ベース局から情報を収集するものとすることができる。
前記変化する情報は、ガス,電気,水道等の都市ライフ
ライン情報であり、前記端末局は家庭等の生活単位端末
とすることができる。変化する家庭端末情報から、緊急
度に応じて特定情報を抽出し、元の家庭端末情報を含め
てm種類(m≧2)の情報を生成した上で、それらm種
類の情報を緊急度に応じた短さの収集時間でセンタ局に
収集するように構成することができる。前記データベー
スネットワークシステムは、連続して動作させられ、常
時、前記センタ局の主データベースは前記特定情報デー
タ、または前記特定情報データとその他のデータを一定
期間蓄積することにより動作の履歴を保持するように構
成することができる。前記変化する情報の組合せは、各
メータのライフラインデータに含まれているメータ値の
読み取り、各種の保守業務に係わる情報収集・監視のた
めのデータ、、セキュリティ、老人介護、消火栓水圧、
空調機監視等に係わる情報データのいずれかを組み合わ
せとすることができる。
る装置の実施の形態を説明する。図1は本発明による。
ータベースネットワークシステムの第1の実施形態であ
る非同期2層ポーリングシステムと高速データベースを
組合せて構成したライフライン情報収集・監視システム
概念図である。
要期間蓄積する主データベース1Aを備えている。セン
タ局1は中継データベース局群3の中継データベース局
31 ・・3p1 を順次ポーリングしてデータを集める。
各中継データベース局31 ・・3p1 はそれぞれの端末
局群に関連しており、端末局群に属する端末局、例えば
生活単位である1世帯に対応する局、を順次ポーリング
してデータを集める。各中継データベース局31 ・・3
p1 はそれぞれ、前記主データベース1Aと同様な役割
を果たす中継データベース局31 ・・3p1を備えている
が煩瑣となるから図示を省略してある。
継データベース局に関連する端末局群である。中継デー
タベース局31 に関連する端末局群51 はP1個の端末
局511・・51p2 を含んでいる。中継データベース局3
1 は端末局511・・151p2 を順次ポーリングしてデー
タを集める。中継データベース局32 は端末局521・・
52p2 を順次ポーリングしてデータを集める。中継デー
タベース局3p1は端末局5p11 ・・5p1p2を順次ポーリ
ングしてデータを集める。各中継データベース局の順次
ポーリングは並列または並列的に行われる。点線6の示
す上層通信、センタ局1と中継データベース局31 等の
通信の実効データ伝送速度をr1 とし、点線8の示す下
層通信、中継データベース局31 等と端末局等の通信の
実効データ伝送速度をr2 とする。通信媒体とし、特に
下層通信では優先通信を含めて各種の媒体が予想される
が、この実施例は無線通信媒体を使用している。
第1の実施形態である大規模地震による災害発生時に、
都市ライフライン(水道,電気,ガス供給システム)の
被災状況を、10分以内に把握するシステムを説明す
る。
道,ガス,電気供給状況を示す信号(ライフライン情
報)をセンタ局に収集、常時監視する。ライフライン情
報の収集,分析,蓄積・保持は、無線通信装置とコンピ
ュータを組合せて構築した専用ネットワークを用いて行
う。各家庭はこの場合、端末局にあたり、前記ライフラ
イン情報は、いわゆる電子メータ(またはマイコンメー
タ)が用いられる。前記電子メータはライフラインの情
報データ(使用量等)の収集, 保持, 発信, 更新等の機
能を持っている。
ムの要求条件は次のとおりである。 1.家庭端末数:約26万 2.ライフライン情報(1家庭端末当たり) 水道 : 20B (B:byte) ガス : 20B 電気 : 20B その他: 40B 合計 :100B 緊急度が高く、常時監視する必要がある情報は、 10B/家庭端末 3.緊急度が高く、常時監視する必要がある情報(10
B/家庭端末)は、数分毎に26万家庭端末から周期的
に収集し、更新する。収集・更新時間は10分以内とす
る。さらに、直近24時間の時間記録を常時保持する。 4.収集した全てのライフライン情報を、必要に応じて
(或いは、定期的に)更新し、その最新内容をシステム
内のデータベースに保持する。
テムは、以下に記す技術(の組合せ)を使い、上記要求
を満たすシステムを実現する。 1.無線多層ポーリングシステムを使う。 2.2層ポーリングシステムと高速データベースを組合
わせて構成した、ライフライン情報収集システムの構成
概念図を図1に示す。 3.ポーリング方式によって収集される家庭端末ライフ
ライン情報は、(1)付与されたアドレスを持ち、
(2)指定された項目に分類されている。したがって家
庭端末から収集されたライフライン情報は、データベー
ス構造を持つので、これを取得,処理するコンピュータ
(PC)をデータベースとみなし、データベースとして
の機能と特徴を活用する。 4.センタ局1に主データベース装置1Aを配置するこ
とに加えて、中継局3iにもデータベースを分散配置す
る。 5.主データベース装置1Aおよび中継局データベース
装置には、多量のデータを高速度で更新できる能力を有
するものを使う。 6.高速データ更新能力をもつデータベースが配置され
た中継局を、中継・データベース局(Relay-Database S
tation: 以下RDSと呼ぶ。)
の役割を果たす。 (1)下ポーリング層の通信制御。 (2)家庭端末からのライフライン情報(100B/端
末)の取得。 (3)緊急度の高いデータまたは特定データを抽出し、
(10B/端末)×p2データセット(事象変化情報ま
たは特定データ情報と呼ぶ)を生成。 (4)ライフライン情報(100B/端末)の分割(分
割数n)とその一定時間保持。 8.センタ局1はRDS×p1 を順次ポーリングし、情
報を収集する。1ポーリングサイクル間に、各RDSか
ら、〔(10+100/n)×p2 〕Bが収集される。 9.上記7の結果、1ポーリングサイクル毎に、センタ
局には(10B/端末)×p2 ×p1 の事象変化情報が
収集される。ここで、p2 ×p1 は家庭端末の総数であ
る。 10.上記7の結果、nポーリングサイクル毎に、セン
タ局には(100B/端末)×p2 ×p1 のライフライ
ン情報が収集される。すなわち、nサイクル毎に全家庭
端末からのライフライン情報が収集される。
がいえる:全家庭端末からセンタ局1へ、(1)短時間
で緊急度の高い事象変化情報を送ること、(2)全ライ
フライン情報を送ることの2つの目的を、1つの情報伝
送路を使って達成できる。 12.上層ポーリング周期T1 は次の式で与えられる。 T1 =〔8×(10+100/n)p2 ×p1 〕/r1 ここで、r1 は上ポーリング層の実効データ伝送速度で
ある。全家庭端末数p2×p1 が与えられた場合、ポー
リング周期T1 は主にr1 によって決まる。 13.ネットワークの使用目的からT1 の上限が与えら
れた場合には、上式にしたがい、r1 の下限がほぼ決ま
る。 14.下ポーリング層のポーリング周期T2 は T2 =8×100×p2 /r2 で与えられる。ここで、r2 は下ポーリング層の実効デ
ータ伝送束度である。 15.上ポーリング層の実効データ伝送速度r1 は 1/r1 =1/rd1+1/ru1 で与えられる。ここでrd1はRDSとセンタ局1を結ぶ
通信線路のデータ伝送速度(bps)、ru1はセンタ局
内データベースのデータ更新速度である。 16.下ポーリング層の実効データ伝送速度r2 は 1/r2 =1/rd2+1/ru2 で与えられる。rd2は家庭端末局とRDSを結ぶ通信線
路のデータ伝送速度、ru2はRDS内データベースのデ
ータ更新速度である
非同期で動作する。センタ局に収集されたデータが、R
DSに収集された最新データであることを保証するに
は、 T1 ≧T2 でなければならない。 18. T1 =T2 のとき、下ポーリング層で収集された全てのデータが、
上ポーリング層に送り込まれるので、データ転送効率は
100%となる。 19.このとき、下ポーリング層の実効データ伝送速度
r2 と上ポーリング層の実効データ伝送速度r1 の間に
は、 r2 =r1 ×(1/p1 )×〔100/(10+100
/n)〕 の関係が成り立つ。(1/p1 )は下層ポーリングセル
p1 個の並列動作による要求速度低減効果、〔100/
(10+100/n)〕は伝送情報量の比による調整効
果である。 20.実際には、これよりわずかに高い値にr2 を設定
する: r2 =r1 ×(1/p1 )×〔100/(10+100
/n)〕×(1+δ) δ≪1 21.RDS内データベースに要求されるメモリ容量: (1)100×p2 B:100Bデータをp2 家庭端末
から収集・記憶。 (2)10×p2 B:100Bから10Bを抽出、10
B×p2 を記憶。 22.センタ局内データベースに要求されるメモリ容
量: (1)100×p2 ×p1 :全家庭端末から収集したラ
イフライン情報の記憶・保持。 (2)10×p2 ×p1 ×(24×60×/T1 )B:
全家庭端末から収集した事象変化情報の直近24時間分
を記憶・保持。
端末で発生したライフライン情報100×p2 ×p1 B
の情報を取込み、中継・データベース局(RDS)層と
センタ局に蓄積するシステムである。システム内におけ
るデータ処理によって生成されたデータは、生成した層
およびその上の層に蓄積される。 25.システムが具備すべきメモリ容量は、基本的には
2倍(2=層の数)となる。それに、システム内で生成
されたデータ量の2倍(RDSおよびセンタ局)が加わ
る。 26.メモリ量の倍増という代価を払って、緊急度の高
い情報を短時間で収集する機能を手に入れたことにな
る。 27.高速データベース装置を分散配置することにより
限られたデータ伝送速度の通信路を使い、目的に適合し
たネットワークを実現することが可能となった。 28.高速データベース装置を分散配置し、限られたデ
ータ伝送速度の通信路を有効利用し、目的に適合したネ
ットワークを実現することを可能とするネットワーク
を、データベースネットワークと呼ぶこととする。 29.データベースネットワーク技術は、高速データベ
ース技術の進歩,大規模メモリの価格低廉化によって、
現実的に有為な技術となった。 30.高速データベースの大略の定義:上ポーリング層
の実効データ伝送速度r1 は 1/r1 =1/rd1+1/ru1 で与えられる。ここでrd1はRDSとセンタ局を結ぶ通
信線路のデータ伝送速度(bps)、ru1 はセンタ局
内データベースのデータ更新速度である。また、下ポー
リング層の実効データ伝送速度r2 は 1/r2 =1/rd2+1/ru2 で与えられる。rd2は家庭端末局とRDSを結ぶ通信線
路のデータ伝送速度、ru2はRDS内データベースのデ
ータ更新速度である。rd1<<ru1,rd2<<ru2を満
たすデータベースを高速データベースと定義する。
数p1 の決定法 データベースネットワークに対して、次式により、ペナ
ルティ関数を定義する。 f=a1 p1 +a2 p2 ここで、a1 ,a2 は、それぞれ上ポーリング層および
下ポーリング層における1回線接続当たりの通信エラー
発生率である。また、p2 ×p1 は家庭端末の数Cなの
で、 p2 ×p1 =C 上の2式を組み合わせて、 f=a1 p1 +a2 (C/p1 ) ペナルティ関数fはδf/δp1 =0のとき極値をと
る: δf/δp1 =a1 −a2 (C/p1 2)=0 したがって、 p1 =(a2 /a1 )(1/2) ×(C)(1/2) p2 =(a1 /a2 )(1/2) ×(C)(1/2) を得る。上式にしたがって、p1 およびp2 を選択した
場合、ネットワーク全体の通信エラー率の予測値は最小
となる。
ある2層ポーリング情報収集・監視システム(実施例
1)の設計について説明する。 (要求) 全家庭端末数=p2 ×p1 =218=262144 ポーリングサイクル時間T1 に対する要求:T1 ≦5分 (設計) 100Bデータの分割数n=10 必要な上ポーリング層データ伝送速度:r1 ≧139.
81kbps RDSの数:p1 =1024(設計者による選択) 家庭端末数/RDS:p2 =262144/1024=
256 必要な下ポーリング層データ伝送速度:r2 ≧682.
7×(1+δ)=685bps 事象変化情報収集時間:1ポーリングサイクル=5分 ライフライン詳細情報収集時間:T1 ×n=50分 RDS内データベースメモリ :25.6kB+2.5
6kB=28.2kB センタ局内データベースメモリ: 26.2MB(ライフライン情報1フレーム) および 2.62×24×60/5=755MB (事象変化情報24時間)
生率a1 と下ポーリング層回線接続1回当たりのエラー
発生率a2 の比が1:1であると仮定した場合、ネット
ワーク全体のエラー発生率を最小とするRDSの数は、 p1 =p2 =(C)(1/2) =(262144)(1/2) =
512 となる。 仮定2:a1 とa2 の比が1:4であると仮定した場
合、ネットワーク全体のエラー発生率を最小とするRD
Sの数は、 p1 =(a2 /a1 )(1/2) ×(C)(1/2) =2×51
2=1024 p2 =(a1 /a2 )(1/2) ×(C)(1/2) =0.5×
512=256 となる。上層通信回線エラー発生率より下層通信回線エ
ラー発生率が高い場合が多いと考えられる。このような
場合には、設計者が選択した数は妥当である。
張してネットワークの層数を2層から3層に増すことに
より、上述のようなデータベースネットワークが持つ特
徴をさらに拡張することができる。 1.図2に第2の実施態様である3層データベースネッ
トワークの構成概念図を示す。この構成は中継データベ
ースが上、下の2層になっている。センタ局101は、
主データベース101Aを備えている。センタ局101
は、上層中継データベース局群103に含まれる上層中
継データベース局1031 ,1032 ・・103p1をポ
ーリングして各上層中継データベース局のデータを収集
する。各上層中継データベース局は局単位で、関連下層
中継データベース局群の下層中継データベース局をポー
リングして各下層中継データベース局のデータを収集す
る。上層中継データベース局1031 はその局関連下層
中継データベース局10411〜1041p1 をポーリング
して各下層中継データベース局のデータを収集する。
局群の端末局をポーリングして各端末局のデータを収集
する。例えば下層中継データベース局10411はその局
関連端末局群の端末105111 ・・10511p3をポーリ
ングする。また下層中継データベース局104p1p2はそ
の局関連端末局群の端末局105p1p21 ・・105p1p2
p3をポーリングする。点線106は上層通信を示し、そ
の実効データ伝送速度をr1 とする。点線107は中層
通信を示し、その実効データ伝送速度をr1 とする。点
線108は下層通信を示し、その実効データ伝送速度を
r3 とする。
ベース101Aを配置することに加えて、下層中継局お
よび上層中継局にもデータベース(図示を省略)を分散
配置する。 3.高速データベースが配置された下層および上層中継
局を、それぞれ、下層中継・データベース局(下層RD
S)および上層中継・データベース局(上層RDS)と
呼ぶ。 4.図2において、下層RDSは主として4つの役割を
果たす。(1)下ポーリング層の通信制御。(2)家庭
端末からのライフライン情報(100B/端末)の取
得。(3)緊急度の高いデータを抽出し、(10B/端
末)×p3 データセット(事象変化情報)を生成。
(4)ライフライン情報(100B/端末)の分割(分
割数n3 )とその一定時間保持。
5つの役割を果たす。 (1)中ポーリング層の通信制御。 (2)下層RDSからの事象変化情報(10B×p3 )
の取得。 (3)下層RDSから、ライフライン情報((100B
/n3 )×p3 )の取得。 (4)p2 局の下層RDSから取得したライフライン情
報((100B/n3)×p3 )×p2 を蓄積・保持。 (5)ライフライン情報から、緊急度が中程度のデータ
を抽出し、(20B/端末)×p3 ×p2 データセット
(保守情報と呼ぶ)を生成。 (6)保守情報(20B/端末)×p3 ×p2 の分割
(分割数n2 )とその一定時間保持。
ポーリングし、事象変化情報と保守情報あるいは事象変
化情報と詳細情報を収集する。1ポーリングサイクル間
に、各上層RDSから〔(10+20/n2 )×p3 ×
p2 〕Bを収集する。 7.上記6の結果、1ポーリングサイクル毎に、センタ
局には(10B/端末)×p3 ×p2 ×p1 の事象変化
情報が収集される。ここで、p3 ×p2 ×p1 は家庭端
末の総数である。 8.上記6の結果n2 ポーリングサイクル毎に、センタ
局には(20B/端末)×p3 ×p2 ×p1 の保守情報
が収集される。即ち、n2 サイクル毎に全家庭端末から
の保守情報が収集される。 9.ライフライン情報(100B/端末)×p3 ×p2
は、一定時間、各上層RDS内データベースに蓄積・保
持される。 10.必要に応じて保守情報に代えて、ライフライン情
報をセンタ局へ送る。5×n2 ポーリングサイクルを要
する。 11.各上層RDSはp2 局の下層RDSを順次ポーリ
ングし、事象変化情報およびライフライン情報を収集す
る。1ポーリングサイクル間に、各下層RDSから、
〔(10+20/n3 )×p3 〕Bを収集する。
がいえる:全家庭端末からセンタ局へ(1)緊急度の高
い事象変化情報を短時間で(1ポーリングサイクルT1
毎に)送ること、(2)2番目に緊急度の高い保守情報
をn2 ポーリングサイクルで送ること、(3)必要に応
じてライフライン情報を5×n2 ポーリングサイクルで
送ることの3つの目的を1つの情報伝送路を使って達成
できる。
与えられる。 T1 =〔8×(10+20/n2 )×p3 ×p2 ×p
1 〕/r1 r1 は上ポーリング層の実効データ伝送速度である。 14.中層ポーリング周期T2 は次の式で与えられる。 T2 =〔8×(10+100/n3 )×p3 ×p2 〕/
r2 r2 は中ポーリング層の実効データ伝送速度である。 15.下層ポーリング周期T3 は次の式で与えられる。 T3 =(8×100×p3 )/r3 r3 は下ポーリング層の実効データ伝送速度である。
れるデータが最新データであることを保証するには、 T1 ≧ T2 ≧ T3 でなければならない。 17. T1 = T2 = T3 のとき、データ転送効率が100%となる。この条件の
もとでは、r1 ,r2 ,r3 の間に、次の関係が成り立
っている。 r2 =r1 ×(1/p1 )×(10+100/n3 )/
(10+20/n2 ) r3 =r2 ×(1/p2 )×〔100/(10+100
/n3 )〕=r1 ×(1/p1 )×(1/p2 )×〔1
00/(10+20/n2 )〕 18.実際には、これよりわずかに高い値にr2 ,r3
を設定する。 r2 =r1 ×(1/p1 )×(10+100/n3 )/
(10+20/n2 )×(1+δ) r3 =r1 ×(1/p1 )×(1/p2 )×〔100/
(10+20/n2 )〕×(1+δ)
れるメモリ容量:(1)100×p3B:100Bデー
タを家庭端末から収集・記憶。(2)10×p3 B:1
00Bから10Bを抽出・記憶。 δ<<1 20.上層RDS内データベースに要求されるメモリ容
量:(1)100×p3×p2 B:家庭端末から100
Bデータを収集・記憶・保持。(2)20×p3×p
2 :100Bから20Bデータを抽出・保持。(3)1
0×p3 ×p2 B:p3 ×p2 家庭端末分の事象変化デ
ータを収集・記憶。 21.センタ局内データベースに要求されるメモリ容
量:(1)100×p3 ×p2 ×p1 B:全家庭端末か
ら収集したライフライン情報の記憶・保持。(2)20
×p3 ×p2 ×p1 B:全家庭端末から収集した保守情
報の直近Fフレームを記憶・保持。(3)10×p3 ×
p2 ×p1 ×(24×60/T1 ):事象変化情報の直
近24時間分を記憶・保持。
イフライン情報を3種に分ける。 25.緊急度が最も高い事象変化情報を短時間(T1
分)で収集する。 26.1つの通進路を使い、3種類の情報を家庭端末か
らセンタ局へ送る。これを可能とするために、通進路の
途中に下層RDSおよび上層RDSを分散配置する。下
層RDSでは事象変化情報を生成し、上層RDSでは保
守情報を生成する。 27.分散配置された高速データベースに、必要なメモ
リ量を付加することにより、様々なデータ処理機能を持
たせることができる。目的に応じた特性を持つデータベ
ースネットワークを構築できる。
よび下層中継・データベース局数p2の決定法3層構造
を持つデータベースネットワークに対して、次式によ
り、ペナルティ関数を定義する。 f=a1 ×p1 +a2 ×p2 +a3 ×p3 ここで、 p1 ×p2 ×p3 =C は家庭端末の数Cを与える。p1 ,p2 ,p3 の決定手
順を2段に分けて考える。先ず、p1 を定数とみなしp
2 とp3 の関係を決める。次に、この条件のもとで、p
1 の値を決める。 p2 ×p3 =C/p1 右辺を定数とみなしているので、 p3 =(C/p1 )(1/p2 ) ここで、p2 とp3 の関係についてのペナルティ関数f
2 を定義する。 f2 =a2 p2 +a3 p3=a2 p2 +a3 (C/p
1 )(1/p2 ) f2 の極値を与えるp2 を求める。 δf2 /δp2 =a2 p2 −a3 (C/p1 )(1/p
2 2)=0 上の式から、 p2 =(a3 /a2 )(1/2) ×(C/p1 )(1/2) を得る。したがって、p3 は p3 =(a2 /a3 )(1/2) ×(C/p1 )(1/2) となる。これらの値をfの定義式に入れれば f=a1 p1 +a2 (a3 /a2 )(1/2) ×(C/p
1 )(1/2)+a3 (a2 /a3 )(1/2) ×(C/p1 )
(1/2)=a1 p 1+2(a2 a3 )(1/2) ×(C/p
1 )(1/2) となる。上の式から、fの極値を与えるp1 を求める。 δf/p1 =a1 −(a2 a3 C)(1/2) ×〔1/(p
1 (3/2) )〕=0 したがって、 p1 3=a2 a3 C/a1 2 または、 p1 =(a2 a3 /a1 2)(1/3) ×(C)(1/3) この結果をp2 とp3 の表現式に代入して、 p2 =(a3 /a2 )(1/2) ×(C/p1 )(1/2)=
(a1 a3 /a3 2)(1/3) ×(C)(1/3) p3 =(a2 /a3 )(1/2) ×(C/p1 )(1/2)=
(a1 a2 /a3 2)(1/3) ×(C)(1/3) これらの値はp1 ×p2 ×p3 =Cを満たす。a1 ,a
2 ,a3 をそれぞれ、上層ポーリング、中層ポーリン
グ、下層ポーリングの回線接続1回当たりの通信エラー
発生率とすれば、p1 ,p2 ,p3 を上記の値に設定し
た場合に、ネットワーク全体の通信エラー発生率は最小
となる。
施例2)を示して、3層ポーリング情報収集・監視シス
テム設計例を説明する。3層ポーリング情報収集・監視
システム設計例 (要求) 全家庭端末数:p3 ×p2 ×p1 =219=524288 ポーリングサイクル時間T1 に対する要求:T1 ≦5分 (設計) 20Bデータの分割数:n2 =4(設計者の選択) 必要な上ポーリング層データ伝送速度:r1 ≧209.
7kbps 上層RDSの数:p1 =512(設計者の選択) 100Bデータの分割数:n3 =5(設計者の選択) 必要な中ポーリング層データ伝送速度:r2 ≧819.
1×(1+δ)=820bps 下層RDSの数/上層RDS:p2 =32(設計者の選
択) 家庭端末数/中層RDS:p3 =524288/512
×64=16 必要な下ポーリング層データ伝送速度:r3 ≧42.7
×(1+δ)=43bps 事象変化情報収集時間:1ポーリングサイクル=5分 保守情報収集時間:T1 ×(n3 +n2 )=45分 ライフライン詳細情報収集時間:T1×(n3 +n2 ×
5)=125分 下層RDS内データベースメモリ:1.6kB+0.1
6kB=1.76kB 上記を32768台 上層RDS内データベースメモリ:102.4kB+1
0.24kB+20.48kB=133.13kB 上記を512台 センタ局内データベースメモリ:52.43MB(ライ
フライン情報1フレーム) および 104.9MB(保守情報10フレーム) および 1.51GB(事象変化情報24時間)
いて検証する。 (C)(1/3) =(524288)(1/3) =80.64 以下を仮定する。 (a2 /a1 )=8 (a3 /a1 )=16 上の仮定のもとに、p1 ,p2 ,p3 を計算すると、 p1 =〔a2 a3 /a1 2〕(1/3) (C)(1/3)=5.0
4×80.64=406.4 p2 =〔a1 a3 /a2 2〕(1/3) (C)(1/3)=0.6
30×80.64=50.8 p3 =〔a2 a1 /a3 2〕(1/3) (C)(1/3)=0.3
15×80.64=25.4 設計者の選択:p1 =512 p2 =64 p3 =16 は通信エラーを最小とする設計値に近い。
ステムを大規模地震発生時の緊急通報用に用いようとす
るとき、その目的に照らして、問題の時点にこのデータ
ベースネットワークシステムが正常に動作していたとい
う保証が必要である。すくなくとも、動作状態が的確に
把握されていなければならない。そのためこの前記デー
タベースネットワークシステムは、連続して動作させら
れ、常時、前記センタ局の主データベースは前記特定情
報データ、または特定情報データと前記その他のデータ
を一定期間蓄積することにより動作の履歴を保持するよ
うに構成してある。これにより事故等が災害に起因する
ものであったかなかったかの判断が可能となる。
ステムは前述のように絶え間なく情報を収集するもので
あるから、膨大な情報の収集が可能である。そのために
前述のライフラインデータのみならず、より多くの情報
を収集対象とすることができる。すなわち、前記変化す
る情報の組合せは、各メータのライフラインデータに含
まれているメータ値の読み取り、各種の保守業務に係わ
る情報収集・監視のためのデータ、セキュリティ、老人
介護、消火栓水圧、空調機監視等に係わる情報データの
いずれかを組み合わせとすることができる。
の範囲内で種々の変形を施すことができる。RDSが1
層の例と2層の例を示したが、これを3層以上に拡張す
ることは可能であり、その場合においても、前述した設
計の方法が同様に適用できる。本発明によるデータベー
スネットワークシステムを都市ライフラインの緊急情報
の収集を例にして詳しく説明したが、その他の情報の収
集にも利用できることは上述のとおりである。前記実施
例は通信媒体として、無線を利用する例を示したが、光
ファイバ通信を含む有線通信網を新設して利用すること
もできる。有線と無線を層別に使い分けたり、地域別
(例えば群単位での選択)も可能である。
ムの第1の実施形態である非同期2層ポーリングシステ
ムと高速データベースを組合せて構成したライフライン
情報収集・監視システム概念図である。
ムの第2の実施例である非同期3層ポーリングシステム
と高速データベースを組合せて構成したライフライン情
報収集・監視システム概念図である。
ス局 10411〜1041p1 1031 局関連下層中継デー
タベース局 104p11 〜104p1p2 103p1局関連下層中継デー
タベース局 1041 ・・104p1 下層中継データベース
局群 105111 ・・10511p3 下層中継データベース
局10411の関連端末局 105p1p21 ・・105p1p2p3 下層中継データベース
局104p1p2局の関連端末局 10511・・105p1p2 端末局群 106 上層通信(実効データ伝送速度=r1 ) 107 中層通信(実効データ伝送速度=r2 ) 108 下層通信(実効データ伝送速度=r3 )
8)
ス,水道,電気などのライフラインサービスに関する情
報を収集し、特に緊急事態発生に関するデータ(特定デ
ータ)を迅速に収集できる都市ライフライン情報の収集
装置に関する。
道,電気などの使用状況または好ましくない状態の発生
状況を収集する場合、電話回線を用いた収集システムが
実用されている。しかし、電話回線による情報収集シス
テムは、災害時の通信が輻輳する状況のもとでは有効で
はない。また端末数が20万以上の規模で、ガス,水
道,電気を含めた端末当たり100Bの情報を収集する
場合、電話回線を用いると、30秒×20万端末=16
67時間かかる計算になる。したがって、電話回線を用
いて常時監視システムを実現することは困難である。
する課題は次のとおりである。 1.大規模地震による災害時に、都市ライフライン(水
道,電気,ガス供給)の被災状況を、都市全般にわたっ
て短時間(数分以内)で把握する情報収集・監視システ
ムは、わが国でも外国でも開発されていない。このよう
なシステムの開発が災害対策の上から、解決が急がれる
問題と考えられる。 2.本発明は、各家庭に設置されている水道メータ,電
気メータ,ガスメータなどの情報を、都市ライフライン
情報として捉え、それらを都市全般にわたってほぼ実時
間で収集・監視するシステムを開発し、上の問題を解決
しようとするものである。 3.緊急時における情報収集システムであるので、通信
の輻輳による情報収集の遅れ・中断は許されない。既存
の通信システムを利用したシステムでは解決できない輻
輳問題を、専用情報収集システムを開発することによっ
て解決しようとしている。 4.専用システムなので、要求される機能,性能が規定
できる。目的に適合したシステムを開発することが技術
的課題となる。 5.都市全体のライフラインを常時監視し、緊急情報を
短時間で収集する機能と詳細なライフライン情報も収集
する機能を併せもつ情報収集システムを開発することが
具体的な技術課題である。 6.多層無線ポーリングシステム内に分散配置した高速
データベースを組み合わせた新しいネットワーク構成技
術、すなわち、データベースネットワークでこの技術的
課題を解決している。災害発生時に、その状況を把握す
るためには、数分以内に全家庭のライフラインの状態を
把握することが要求される。また、災害時、同時に発生
する事象により、通信が輻輳をきたす。したがって、こ
のような状況下であっても、通信が確保されることが要
求される。 7.災害発生時に、その状況を把握するためには、災害
発生時点までのシステムの状態、正常に動作しているこ
と、が把握されていなければならない。
ない新規なデータベースネットワークシステムを提供す
ることにある。本発明のさらに詳細な目的は、大規模地
震による災害時に、都市ライフライン(水道,電気,ガ
ス供給)の被災状況を、都市全般にわたって短時間(数
分以内)で把握する情報収集・監視システムを前記デー
タベースネットワークシステムを用いて構成することで
ある。本発明のさらに詳細な目的は、前記大規模地震に
よる災害発生時の直前の状態を把握しておくことができ
るデータベースネットワークシステムを提供することに
ある。
に、本発明によるデータベースネットワークシステム
は、変化する情報を取得してデータとして蓄積し、要求
に応じて送信する複数の端末局からなる端末局グループ
と、端末局グループ対応に設けられ、各端末から順次受
信した情報を特定データとその他のデータとして蓄積
し、要求に応じて送信する複数の中継データベース局
と、任意の前記中継データベース局の特定データとその
他のデータの一部を各中継データベース局から順次受信
し、複数回の受信で全データと前記特定情報データの複
数回受信を行い、必要に応じて蓄積するセンタ局と、か
ら構成されている。
とも一つの上層中継データベース局群と前記上層中継デ
ータベース局の一つ当てに設けられている複数の下層中
継データベース局群とを含み、前記下層中継データベー
ス局群の局が前記複数の端末局からなる端末局グループ
から情報を収集し、前記センタ局が前記上層中継データ
ベース局から情報を収集するものとすることができる。
前記変化する情報は、ガス,電気,水道等の都市ライフ
ライン情報であり、前記端末局は家庭等の生活単位端末
とすることができる。変化する家庭端末情報から、緊急
度に応じて特定情報を抽出し、元の家庭端末情報を含め
てm種類(m≧2)の情報を生成した上で、それらm種
類の情報を緊急度に応じた短さの収集時間でセンタ局に
収集するように構成することができる。前記データベー
スネットワークシステムは、連続して動作させられ、常
時、前記センタ局の主データベースは前記特定情報デー
タ、または前記特定情報データとその他のデータを一定
期間蓄積することにより動作の履歴を保持するように構
成することができる。前記変化する情報の組合せは、各
メータのライフラインデータに含まれているメータ値の
読み取り、各種の保守業務に係わる情報収集・監視のた
めのデータ、、セキュリティ、老人介護、消火栓水圧、
空調機監視等に係わる情報データのいずれかを組み合わ
せとすることができる。
る装置の実施の形態を説明する。図1は本発明によるデ
ータベースネットワークシステムの第1の実施形態であ
る非同期2層ポーリングシステムと高速データベースを
組合せて構成したライフライン情報収集・監視システム
概念図である。
要期間蓄積する主データベース1Aを備えている。セン
タ局1は中継データベース局群3の中継データベース局
31 ・・3p1 を順次ポーリングしてデータを集める。
各中継データベース局31 ・・3p1 はそれぞれの端末
局群に関連しており、端末局群に属する端末局、例えば
生活単位である1世帯に対応する局、を順次ポーリング
してデータを集める。各中継データベース局31 ・・3
p1 はそれぞれ、前記主データベース1Aと同様な役割
を果たすものを備えているが煩瑣となるから図示を省略
してある。
継データベース局に関連する端末局群である。中継デー
タベース局31 に関連する端末局群51 はP2個の端末
局511・・51p2 を含んでいる。中継データベース局3
1 は端末局511・・51p2 を順次ポーリングしてデータ
を集める。中継データベース局32 は端末局521・・5
2p2 を順次ポーリングしてデータを集める。中継データ
ベース局3p1は端末局5 p11 ・・5p1p2を順次ポーリン
グしてデータを集める。各中継データベース局の順次ポ
ーリングは並列または並列的に行われる。点線6の示す
上層通信、センタ局1と中継データベース局31 等の通
信の実効データ伝送速度をr1 とし、点線8の示す下層
通信、中継データベース局31 等と端末局等の通信の実
効データ伝送速度をr2 とする。通信媒体とし、特に下
層通信では優先通信を含めて各種の媒体が予想される
が、この実施例は無線通信媒体を使用している。
第1の実施形態である大規模地震による災害発生時に、
都市ライフライン(水道,電気,ガス供給システム)の
被災状況を、10分以内に把握するシステムを説明す
る。
道,ガス,電気供給状況を示す信号(ライフライン情
報)をセンタ局に収集、常時監視する。ライフライン情
報の収集,分析,蓄積・保持は、無線通信装置とコンピ
ュータを組合せて構築した専用ネットワークを用いて行
う。各家庭はこの場合、端末局にあたり、前記ライフラ
イン情報は、いわゆる電子メータ(またはマイコンメー
タ)が用いられる。前記電子メータはライフラインの情
報データ(使用量等)の収集, 保持, 発信, 更新等の機
能を持っている。
ムの要求条件は次のとおりである。 1.家庭端末数:約26万 2.ライフライン情報(1家庭端末当たり) 水道 : 20B (B:byte) ガス : 20B 電気 : 20B その他: 40B 合計 :100B 緊急度が高く、常時監視する必要がある情報は、 10B/家庭端末 3.緊急度が高く、常時監視する必要がある情報(10
B/家庭端末)は、数分毎に26万家庭端末から周期的
に収集し、更新する。収集・更新時間は10分以内とす
る。さらに、直近24時間の時間記録を常時保持する。 4.収集した全てのライフライン情報を、必要に応じて
(或いは、定期的に)更新し、その最新内容をシステム
内のデータベースに保持する。
テムは、以下に記す技術(の組合せ)を用いる。 1.無線多層ポーリングシステムを使う。 2.2層ポーリングシステムと高速データベースを組合
わせて構成した、ライフライン情報収集システムの構成
概念図を図1に示す。 3.ポーリング方式によって収集される家庭端末ライフ
ライン情報は、(1)付与されたアドレスを持ち、
(2)指定された項目に分類されている。したがって家
庭端末から収集されたライフライン情報は、データベー
ス構造を持つので、これを取得,処理するコンピュータ
(PC)をデータベースとみなし、データベースとして
の機能と特徴を活用する。 4.センタ局1に主データベース装置1Aを配置するこ
とに加えて、中継局3iにもデータベースを分散配置す
る。 5.主データベース装置1Aおよび中継局データベース
装置には、多量のデータを高速度で更新できる能力を有
するものを使う。 6.高速データ更新能力をもつデータベースが配置され
た中継局を、中継・データベース局(Relay-Database S
tation: 以下RDS)と呼ぶ。
の役割を果たす。 (1)下ポーリング層の通信制御。 (2)家庭端末からのライフライン情報(100B/端
末)の取得。 (3)緊急度の高いデータまたは特定データを抽出し、
(10B/端末)×p2データセット(事象変化情報ま
たは特定データ情報と呼ぶ)を生成。 (4)ライフライン情報(100B/端末)の分割(分
割数n)とその一定時間保持。 8.センタ局1はRDS×p1 を順次ポーリングし、情
報を収集する。1ポーリングサイクル間に、各RDSか
ら、〔(10+100/n)×p2 〕Bが収集される。 9.上記7の結果、1ポーリングサイクル毎に、センタ
局には(10B/端末)×p2 ×p1 の事象変化情報が
収集される。ここで、p2 ×p1 は家庭端末の総数であ
る。 10.上記7の結果、nポーリングサイクル毎に、セン
タ局には(100B/端末)×p2 ×p1 のライフライ
ン情報が収集される。すなわち、nサイクル毎に全家庭
端末からのライフライン情報が収集される。
がいえる:全家庭端末からセンタ局1へ、(1)短時間
で緊急度の高い事象変化情報を送ること、(2)全ライ
フライン情報を送ることの2つの目的を、1つの情報伝
送路を使って達成できる。 12.上層ポーリング周期T1 は次の式で与えられる。 T1 =〔8×(10+100/n)p2 ×p1 〕/r1 ここで、r1 は上ポーリング層の実効データ伝送速度で
ある。全家庭端末数p2×p1 が与えられた場合、ポー
リング周期T1 は主にr1 によって決まる。 13.ネットワークの使用目的からT1 の上限が与えら
れた場合には、上式にしたがい、r1 の下限がほぼ決ま
る。 14.下ポーリング層のポーリング周期T2 は T2 =8×100×p2 /r2 で与えられる。ここで、r2 は下ポーリング層の実効デ
ータ伝送速度である。 15.上ポーリング層の実効データ伝送速度r1 は 1/r1 =1/rd1+1/ru1 で与えられる。ここでrd1はRDSとセンタ局1を結ぶ
通信線路のデータ伝送速度(bps)、ru1はセンタ局
内データベースのデータ更新速度である。 16.下ポーリング層の実効データ伝送速度r2 は 1/r2 =1/rd2+1/ru2 で与えられる。rd2は家庭端末局とRDSを結ぶ通信線
路のデータ伝送速度、ru2はRDS内データベースのデ
ータ更新速度である
非同期で動作する。センタ局に収集されたデータが、R
DSに収集された最新データであることを保証するに
は、 T1 ≧T2 でなければならない。 18. T1 =T2 のとき、下ポーリング層で収集された全てのデータが、
上ポーリング層に送り込まれるので、データ転送効率は
100%となる。 19.このとき、下ポーリング層の実効データ伝送速度
r2 と上ポーリング層の実効データ伝送速度r1 の間に
は、 r2 =r1 ×(1/p1 )×〔100/(10+100
/n)〕 の関係が成り立つ。(1/p1 )は下層ポーリングセル
p1 個の並列動作による要求速度低減効果、〔100/
(10+100/n)〕は伝送情報量の比による調整効
果である。 20.実際には、これよりわずかに高い値にr2 を設定
する: r2 =r1 ×(1/p1 )×〔100/(10+100
/n)〕×(1+δ) δ≪1 21.RDS内データベースに要求されるメモリ容量: (1)100×p2 B:100Bデータをp2 家庭端末
から収集・記憶。 (2)10×p2 B:100Bから10Bを抽出、10
B×p2 を記憶。22.センタ局内データベースに要求
されるメモリ容量: (1)100×p2 ×p1 :全家庭端末から収集したラ
イフライン情報の記憶・保持。 (2)10×p2 ×p1 ×(24×60×/T1 )B:
全家庭端末から収集した事象変化情報の直近24時間分
を記憶・保持。
端末で発生したライフライン情報100×p2 ×p1 B
の情報を取込み、中継・データベース局(RDS)層と
センタ局に蓄積するシステムである。システム内におけ
るデータ処理によって生成されたデータは、生成した層
およびその上の層に蓄積される。 25.システムが具備すべきメモリ容量は、基本的には
2倍(2=層の数)となる。それに、システム内で生成
されたデータ量の2倍(RDSおよびセンタ局)が加わ
る。 26.メモリ量の倍増という代価を払って、緊急度の高
い情報を短時間で収集する機能を手に入れたことにな
る。 27.高速データベース装置を分散配置することにより
限られたデータ伝送速度の通信路を使い、目的に適合し
たネットワークを実現することが可能となった。 28.高速データベース装置を分散配置し、限られたデ
ータ伝送速度の通信路を有効利用し、目的に適合したネ
ットワークを実現することを可能とするネットワーク
を、データベースネットワークと呼ぶこととする。 29.データベースネットワーク技術は、高速データベ
ース技術の進歩,大規模メモリの価格低廉化によって、
現実的に有為な技術となった。 30.高速データベースの大略の定義:上ポーリング層
の実効データ伝送速度r1 は 1/r1 =1/rd1+1/ru1 で与えられる。ここでrd1はRDSとセンタ局を結ぶ通
信線路のデータ伝送速度(bps)、ru1 はセンタ局
内データベースのデータ更新速度である。また、下ポー
リング層の実効データ伝送速度r2 は 1/r2 =1/rd2+1/ru2 で与えられる。rd2は家庭端末局とRDSを結ぶ通信線
路のデータ伝送速度、ru2はRDS内データベースのデ
ータ更新速度である。rd1<<ru1,rd2<<ru2を満
たすデータベースを高速データベースと定義する。
数p1 の決定法 データベースネットワークに対して、次式により、ペナ
ルティ関数を定義する。 f=a1 p1 +a2 p2 ここで、a1 ,a2 は、それぞれ上ポーリング層および
下ポーリング層における1回線接続当たりの通信エラー
発生率である。また、p2 ×p1 は家庭端末の数Cなの
で、 p2 ×p1 =C 上の2式を組み合わせて、 f=a1 p1 +a2 (C/p1 ) ペナルティ関数fはδf/δp1 =0のとき極値をと
る: δf/δp1 =a1 −a2 (C/p1 2)=0 したがって、 p1 =(a2 /a1 )(1/2) ×(C)(1/2) p2 =(a1 /a2 )(1/2) ×(C)(1/2) を得る。上式にしたがって、p1 およびp2 を選択した
場合、ネットワーク全体の通信エラー率の予測値は最小
となる。
ある2層ポーリング情報収集・監視システム(実施例
1)の設計について説明する。 (要求) 全家庭端末数=p2 ×p1 =218=262144 ポーリングサイクル時間T1 に対する要求:T1 ≦5分 (設計) 100Bデータの分割数n=10 必要な上ポーリング層データ伝送速度:r1 ≧139.
81kbps RDSの数:p1 =1024(設計者による選択) 家庭端末数/RDS:p2 =262144/1024=
256 必要な下ポーリング層データ伝送速度:r2 ≧682.
7×(1+δ)=685bps 事象変化情報収集時間:1ポーリングサイクル=5分 ライフライン詳細情報収集時間:T1 ×n=50分 RDS内データベースメモリ :25.6kB+2.5
6kB=28.2kB センタ局内データベースメモリ: 26.2MB(ライフライン情報1フレーム) および 2.62×24×60/5=755MB (事象変化情報24時間)
生率a1 と下ポーリング層回線接続1回当たりのエラー
発生率a2 の比が1:1であると仮定した場合、ネット
ワーク全体のエラー発生率を最小とするRDSの数は、 p1 =p2 =(C)(1/2) =(262144)(1/2) =
512 となる。 仮定2:a1 とa2 の比が1:4であると仮定した場
合、ネットワーク全体のエラー発生率を最小とするRD
Sの数は、 p1 =(a2 /a1 )(1/2) ×(C)(1/2) =2×51
2=1024 p2 =(a1 /a2 )(1/2) ×(C)(1/2) =0.5×
512=256 となる。上層通信回線エラー発生率より下層通信回線エ
ラー発生率が高い場合が多いと考えられる。このような
場合には、設計者が選択した数は妥当である。
張してネットワークの層数を2層から3層に増すことに
より、上述のようなデータベースネットワークが持つ特
徴をさらに拡張することができる。 1.図2に第2の実施態様である3層データベースネッ
トワークの構成概念図を示す。この構成は中継データベ
ースが上、下の2層になっている。センタ局101は、
主データベース101Aを備えている。センタ局101
は、上層中継データベース局群103に含まれる上層中
継データベース局1031 ,1032 ・・103p1をポ
ーリングして各上層中継データベース局のデータを収集
する。各上層中継データベース局は局単位で、関連下層
中継データベース局群の下層中継データベース局をポー
リングして各下層中継データベース局のデータを収集す
る。上層中継データベース局1031 はその局関連下層
中継データベース局10411〜1041p2 をポーリング
して各下層中継データベース局のデータを収集する。
局群の端末局をポーリングして各端末局のデータを収集
する。例えば下層中継データベース局10411はその局
関連端末局群の端末105111 ・・10511p3をポーリ
ングする。また下層中継データベース局104p1p2はそ
の局関連端末局群の端末局105p1p21 ・・105p1p2
p3をポーリングする。点線106は上層通信を示し、そ
の実効データ伝送速度をr1 とする。点線107は中層
通信を示し、その実効データ伝送速度をr2 とする。点
線108は下層通信を示し、その実効データ伝送速度を
r3 とする。
ベース101Aを配置することに加えて、下層中継局お
よび上層中継局にもデータベース(図示を省略)を分散
配置する。 3.高速データベースが配置された下層および上層中継
局を、それぞれ、下層中継・データベース局(下層RD
S)および上層中継・データベース局(上層RDS)と
呼ぶ。 4.図2において、下層RDSは主として4つの役割を
果たす。(1)下ポーリング層の通信制御。(2)家庭
端末からのライフライン情報(100B/端末)の取
得。(3)緊急度の高いデータを抽出し、(10B/端
末)×p3 データセット(事象変化情報)を生成。
(4)ライフライン情報(100B/端末)の分割(分
割数n3 )とその一定時間保持。
5つの役割を果たす。 (1)中ポーリング層の通信制御。 (2)下層RDSからの事象変化情報(10B×p3 )
の取得。 (3)下層RDSから、ライフライン情報((100B
/n3 )×p3 )の取得。 (4)p2 局の下層RDSから取得したライフライン情
報((100B/n3 )×p3 )×p2 を蓄積・保持。 (5)ライフライン情報から、緊急度が中程度のデータ
を抽出し、(20B/端末)×p3 ×p2 データセット
(保守情報と呼ぶ)を生成。 (6)保守情報(20B/端末)×p3 ×p2 の分割
(分割数n2 )とその一定時間保持。
ポーリングし、事象変化情報と保守情報あるいは事象変
化情報と詳細情報を収集する。1ポーリングサイクル間
に、各上層RDSから〔(10+20/n2 )×p3 ×
p2 〕Bを収集する。 7.上記6の結果、1ポーリングサイクル毎に、センタ
局には(10B/端末)×p3 ×p2 ×p1 の事象変化
情報が収集される。ここで、p3 ×p2 ×p1 は家庭端
末の総数である。 8.上記6の結果n2 ポーリングサイクル毎に、センタ
局には(20B/端末)×p3 ×p2 ×p1 の保守情報
が収集される。即ち、n2 サイクル毎に全家庭端末から
の保守情報が収集される。 9.ライフライン情報(100B/端末)×p3 ×p2
は、一定時間、各上層RDS内データベースに蓄積・保
持される。 10.必要に応じて保守情報に代えて、ライフライン情
報をセンタ局へ送る。5×n2 ポーリングサイクルを要
する。 11.各上層RDSはp2 局の下層RDSを順次ポーリ
ングし、事象変化情報およびライフライン情報を収集す
る。1ポーリングサイクル間に、各下層RDSから、
〔(10+20/n3 )×p3 〕Bを収集する。
がいえる:全家庭端末からセンタ局へ(1)緊急度の高
い事象変化情報を短時間で(1ポーリングサイクルT1
毎に)送ること、(2)2番目に緊急度の高い保守情報
をn2 ポーリングサイクルで送ること、(3)必要に応
じてライフライン情報を5×n2 ポーリングサイクルで
送ることの3つの目的を1つの情報伝送路を使って達成
できる。
与えられる。 T1 =〔8×(10+20/n2 )×p3 ×p2 ×p
1 〕/r1 r1 は上ポーリング層の実効データ伝送速度である。 14.中層ポーリング周期T2 は次の式で与えられる。 T2 =〔8×(10+100/n3 )×p3 ×p2 〕/
r2 r2 は中ポーリング層の実効データ伝送速度である。 15.下層ポーリング周期T3 は次の式で与えられる。 T3 =(8×100×p3 )/r3 r3 は下ポーリング層の実効データ伝送速度である。
れるデータが最新データであることを保証するには、 T1 ≧ T2 ≧ T3 でなければならない。 17. T1 = T2 = T3 のとき、データ転送効率が100%となる。この条件の
もとでは、r1 ,r2 ,r3 の間に、次の関係が成り立
っている。 r2 =r1 ×(1/p1 )×(10+100/n3 )/
(10+20/n2 ) r3 =r2 ×(1/p2 )×〔100/(10+100
/n3 )〕=r1 ×(1/p1 )×(1/p2 )×〔1
00/(10+20/n2 )〕 18.実際には、これよりわずかに高い値にr2 ,r3
を設定する。 r2 =r1 ×(1/p1 )×(10+100/n3 )/
(10+20/n2 )×(1+δ) r3 =r1 ×(1/p1 )×(1/p2 )×〔100/
(10+20/n2 )〕×(1+δ) δ<<1
れるメモリ容量:(1)100×p3B:100Bデー
タを家庭端末から収集・記憶。(2)10×p3 B:1
00Bから10Bを抽出・記憶。 20.上層RDS内データベースに要求されるメモリ容
量:(1)100×p3×p2 B:家庭端末から100
Bデータを収集・記憶・保持。(2)20×p3×p
2 :100Bから20Bデータを抽出・保持。(3)1
0×p3 ×p2 B:p3 ×p2 家庭端末分の事象変化デ
ータを収集・記憶。 21.センタ局内データベースに要求されるメモリ容
量:(1)100×p3 ×p2 ×p1 B:全家庭端末か
ら収集したライフライン情報の記憶・保持。(2)20
×p3 ×p2 ×p1 B:全家庭端末から収集した保守情
報の直近Fフレームを記憶・保持。(3)10×p3 ×
p2 ×p1 ×(24×60/T1 ):事象変化情報の直
近24時間分を記憶・保持。
イフライン情報を3種に分ける。 25.緊急度が最も高い事象変化情報を短時間(T1
分)で収集する。 26.1つの通信路を使い、3種類の情報を家庭端末か
らセンタ局へ送る。これを可能とするために、通信路の
途中に下層RDSおよび上層RDSを分散配置する。下
層RDSでは事象変化情報を生成し、上層RDSでは保
守情報を生成する。 27.分散配置された高速データベースに、必要なメモ
リ量を付加することにより、様々なデータ処理機能を持
たせることができる。目的に応じた特性を持つデータベ
ースネットワークを構築できる。
よび下層中継・データベース局数p2の決定法 3層構造を持つデータベースネットワークに対して、次
式により、ペナルティ関数を定義する。 f=a1 ×p1 +a2 ×p2 +a3 ×p3 ここで、 p1 ×p2 ×p3 =C は家庭端末の数Cを与える。p1 ,p2 ,p3 の決定手
順を2段に分けて考える。先ず、p1 を定数とみなしp
2 とp3 の関係を決める。次に、この条件のもとで、p
1 の値を決める。 p2 ×p3 =C/p1 右辺を定数とみなしているので、 p3 =(C/p1 )(1/p2 ) ここで、p2 とp3 の関係についてのペナルティ関数f
2 を定義する。 f2 =a2 p2 +a3 p3=a2 p2 +a3 (C/p
1 )(1/p2 ) f2 の極値を与えるp2 を求める。 δf2 /δp2 =a2 p2 −a3 (C/p1 )(1/p
2 2)=0 上の式から、 p2 =(a3 /a2 )(1/2) ×(C/p1 )(1/2) を得る。したがって、p3 は p3 =(a2 /a3 )(1/2) ×(C/p1 )(1/2) となる。これらの値をfの定義式に入れれば f=a1 p1 +a2 (a3 /a2 )(1/2) ×(C/p
1 )(1/2)+a3 (a2 /a3 )(1/2) ×(C/p1 )
(1/2)=a1 p 1+2(a2 a3 )(1/2) ×(C/p
1 )(1/2) となる。上の式から、fの極値を与えるp1 を求める。 δf/p1 =a1 −(a2 a3 C)(1/2) ×〔1/(p
1 (3/2) )〕=0 したがって、 p1 3=a2 a3 C/a1 2 または、 p1 =(a2 a3 /a1 2)(1/3) ×(C)(1/3) この結果をp2 とp3 の表現式に代入して、 p2 =(a3 /a2 )(1/2) ×(C/p1 )(1/2)=
(a1 a3 /a3 2)(1/3) ×(C)(1/3) p3 =(a2 /a3 )(1/2) ×(C/p1 )(1/2)=
(a1 a2 /a3 2)(1/3) ×(C)(1/3) これらの値はp1 ×p2 ×p3 =Cを満たす。a1 ,a
2 ,a3 をそれぞれ、上層ポーリング、中層ポーリン
グ、下層ポーリングの回線接続1回当たりの通信エラー
発生率とすれば、p1 ,p2 ,p3 を上記の値に設定し
た場合に、ネットワーク全体の通信エラー発生率は最小
となる。
施例2)を示して、3層ポーリング情報収集・監視シス
テム設計例を説明する。 3層ポーリング情報収集・監視システム設計例 (要求) 全家庭端末数:p3 ×p2 ×p1 =219=524288 ポーリングサイクル時間T1 に対する要求:T1 ≦5分 (設計) 20Bデータの分割数:n2 =4(設計者の選択) 必要な上ポーリング層データ伝送速度:r1 ≧209.
7kbps 上層RDSの数:p1 =512(設計者の選択) 100Bデータの分割数:n3 =5(設計者の選択) 必要な中ポーリング層データ伝送速度:r2 ≧819.
1×(1+δ)=820bps 下層RDSの数/上層RDS:p2 =32(設計者の選
択) 家庭端末数/中層RDS:p3 =524288/512
×64=16 必要な下ポーリング層データ伝送速度:r3 ≧42.7
×(1+δ)=43bps 事象変化情報収集時間:1ポーリングサイクル=5分 保守情報収集時間:T1 ×(n3 +n2 )=45分 ライフライン詳細情報収集時間:T1 ×(n3 +n2 ×
5)=125分 下層RDS内データベースメモリ:1.6kB+0.1
6kB=1.76kB 上記を32768台 上層RDS内データベースメモリ:102.4kB+1
0.24kB+20.48kB=133.13kB 上記を512台 センタ局内データベースメモリ:52.43MB(ライ
フライン情報1フレーム) および 104.9MB(保守情報10フレーム) および 1.51GB(事象変化情報24時間)
いて検証する。 (C)(1/3) =(524288)(1/3) =80.64 以下を仮定する。 (a2 /a1 )=8 (a3 /a1 )=16 上の仮定のもとに、p1 ,p2 ,p3 を計算すると、 p1 =〔a2 a3 /a1 2〕(1/3) (C)(1/3)=5.0
4×80.64=406.4 p2 =〔a1 a3 /a2 2〕(1/3) (C)(1/3)=0.6
30×80.64=50.8 p3 =〔a2 a1 /a3 2〕(1/3) (C)(1/3)=0.3
15×80.64=25.4 設計者の選択:p1 =512 p2 =64 p3 =16 は通信エラーを最小とする設計値に近い。
ステムを大規模地震発生時の緊急通報用に用いようとす
るとき、その目的に照らして、問題の時点にこのデータ
ベースネットワークシステムが正常に動作していたとい
う保証が必要である。すくなくとも、動作状態が的確に
把握されていなければならない。そのためこの前記デー
タベースネットワークシステムは、連続して動作させら
れ、常時、前記センタ局の主データベースは前記特定情
報データ、または特定情報データと前記その他のデータ
を一定期間蓄積することにより動作の履歴を保持するよ
うに構成してある。これにより事故等が災害に起因する
ものであったかなかったかの判断が可能となる。
ステムは前述のように絶え間なく情報を収集するもので
あるから、膨大な情報の収集が可能である。そのために
前述のライフラインデータのみならず、より多くの情報
を収集対象とすることができる。すなわち、前記変化す
る情報の組合せは、各メータのライフラインデータに含
まれているメータ値の読み取り、各種の保守業務に係わ
る情報収集・監視のためのデータ、セキュリティ、老人
介護、消火栓水圧、空調機監視等に係わる情報データの
いずれかを組み合わせとすることができる。
の範囲内で種々の変形を施すことができる。RDSが1
層の例と2層の例を示したが、これを3層以上に拡張す
ることは可能であり、その場合においても、前述した設
計の方法が同様に適用できる。本発明によるデータベー
スネットワークシステムを都市ライフラインの緊急情報
の収集を例にして詳しく説明したが、その他の情報の収
集にも利用できることは上述のとおりである。前記実施
例は通信媒体として、無線を利用する例を示したが、光
ファイバ通信を含む有線通信網を新設して利用すること
もできる。有線と無線を層別に使い分けたり、地域別
(例えば群単位での選択)も可能である。
ムの第1の実施形態である非同期2層ポーリングシステ
ムと高速データベースを組合せて構成したライフライン
情報収集・監視システム概念図である。
ムの第2の実施例である非同期3層ポーリングシステム
と高速データベースを組合せて構成したライフライン情
報収集・監視システム概念図である。
ス局 10411〜1041p1 1031 局関連下層中継デー
タベース局 104p11 〜104p1p2 103p1局関連下層中継デー
タベース局 1041 ・・104p1 下層中継データベース
局群 105111 ・・10511p3 下層中継データベース
局10411の関連端末局 105p1p21 ・・105p1p2p3 下層中継データベース
局104p1p2局の関連端末局 10511・・105p1p2 端末局群 106 上層通信(実効データ伝送速度=r1 ) 107 中層通信(実効データ伝送速度=r2 ) 108 下層通信(実効データ伝送速度=r3 )
Claims (6)
- 【請求項1】 変化する情報を取得してデータとして蓄
積し、要求に応じて送信する複数の端末局からなる端末
局グループと、端末局グループ対応に設けられ、各端末
から順次受信した情報を特定データとその他のデータと
して蓄積し、要求に応じて送信する複数の中継データベ
ース局と、任意の前記中継データベース局の特定データ
とその他のデータの一部を各中継データベース局から順
次受信し、複数回の受信で全データと前記特定情報デー
タの複数回受信を行い、必要に応じて蓄積するセンタ局
と、から構成した情報を収集するデータベースネットワ
ークシステム。 - 【請求項2】 前記複数の中継データベース局は、少な
くとも一つの上層中継データベース局群と前記上層中継
データベース局の一つ当てに設けられている複数の下層
中継データベース局群とを含み、前記下層中継データベ
ース局群の局が前記複数の端末局からなる端末局グルー
プから情報を収集し、前記センタ局が前記上層中継デー
タベース局から情報を収集するものである請求項1記載
のデータベースネットワークシステム。 - 【請求項3】 前記変化する情報は、ガス,電気,水道
等の都市ライフライン情報であり、前記端末局は家庭等
の生活単位端末である請求項1または2記載のデータベ
ースネットワークシステム。 - 【請求項4】 変化する家庭端末情報から、緊急度に応
じて特定情報を抽出し、元の家庭端末情報を含めてm種
類(m≧2)の情報を生成した上で、それらm種類の情
報を緊急度に応じた短さの収集時間でセンタ局に収集す
る請求項1または2記載のデータベースネットワークシ
ステム。 - 【請求項5】 前記データベースネットワークシステム
は、連続して動作させられ、常時、前記センタ局の主デ
ータベースは前記特定情報データ、または特定情報デー
タと前記その他のデータを一定期間蓄積することにより
動作の履歴を保持するように構成した請求項1または2
記載のデータベースネットワークシステム。 - 【請求項6】 前記変化する情報の組合せは、各メータ
のライフラインデータに含まれているメータ値の読み取
り、各種の保守業務に係わる情報収集・監視のためのデ
ータ、セキュリティ、老人介護、消火栓水圧、空調機監
視等に係わる情報データのいずれかの組み合わせとする
ことができる。
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