JP2000287430A - ブラシレスモータ及びそれを用いたポンプ、並びにブラシレスモータのマグネットの着磁方法 - Google Patents

ブラシレスモータ及びそれを用いたポンプ、並びにブラシレスモータのマグネットの着磁方法

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JP2000287430A
JP2000287430A JP11085843A JP8584399A JP2000287430A JP 2000287430 A JP2000287430 A JP 2000287430A JP 11085843 A JP11085843 A JP 11085843A JP 8584399 A JP8584399 A JP 8584399A JP 2000287430 A JP2000287430 A JP 2000287430A
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magnet
rotor
brushless motor
magnetization
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JP11085843A
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Noriyoshi Nagase
徳美 永瀬
Masaaki Nishikata
政昭 西方
Yoichi Shukuri
陽一 宿里
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D1/00Radial-flow pumps, e.g. centrifugal pumps; Helico-centrifugal pumps
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トルクリップルの少ない滑らかな回転をしつ
つ、精度良く磁極位置検出を行い、安定した出力が得ら
れるブラシレスモータを提供する。 【解決手段】 駆動電流の通電により回転磁界を発生さ
せるステータ22と、ステータ22の発生する回転磁界
により回転駆動されるマグネット21を有するロータ1
7と、ロータ17の作る磁界を検出することによりロー
タ17の回転位置を検出する磁極位置センサ23と、を
備えたブラシレスモータであって、マグネット21は、
磁極位置センサ23の回転位置の検出に利用される検出
磁界発生部21aと、ステータ22の発生する回転磁界
により回転駆動するための磁界の発生に利用される駆動
磁界発生部21bと、を備え、検出磁界発生部21aと
駆動磁界発生部21bとが異なる着磁をされた構成より
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、騒音や振動が少な
く高効率なブラシレスモータ及びそれを用いたポンプ、
並びにブラシレスモータのマグネットの着磁方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、ブラシレスモータにおいて、
磁極位置センサを用いることにより磁極位置を検出し、
磁極の回転に同期させて通電相の切り換えを行うことに
より回転制御するブラシレスモータが知られている。
【0003】このような従来のブラシレスモータとして
は、例えば、特開平6−86526号公報(以下イ号公
報と呼ぶ)に「周波数発電機用マグネットとロータマグ
ネットが一体型となって構成するロータであって、この
ロータとこれに対向する巻線を有するステータを有し、
回転軸、軸受等を支える取り付けブラケットとこのロー
タとステータとの軸方向隙間に、制御及び駆動用回路を
備える回路基板を配置した直流ブラシレスモータにおい
て、上記周波数発電機用マグネットの一部に段部又は溝
部を設けると共に、ロータマグネットの磁極検出部とし
て面付けホール素子を前記回路基板に配置するが、前記
回路基板上には周波数発電機コイル部をモジュール化し
た一電子部品として半田付けで固定し、この周波数発電
機コイル部は鉄基板等の高透磁率材料上に配置するよう
にしたことを特徴とする直流ブラシレスモータ」が開示
されている。
【0004】以下にイ号公報に開示のブラシレスモータ
について、図面を用いて説明する。
【0005】図11はイ号公報に開示のブラシレスモー
タの要部破断面図である。
【0006】図11において、101は回路基板、10
2はブラケット、103はローター、104はマグネッ
ト、104aはマグネット104の一端に形成された周
波数発電機用マグネット、104bはロータマグネット
である。図11のブラシレスモータの場合は、外側が回
転するアウターローター構造になっている。また、周波
数発電機用マグネット104aとロータマグネット10
4bとは一体のマグネット104として形成されてい
る。105はローター103のロータマグネット104
bに電磁力による回転力を与えるためのステータ、10
5aはステータの巻線、106は回転軸としてのシャフ
ト、107はボールベアリング、108はローター10
3の周波数発電機用マグネット104aの磁極の位置を
検出する為のホール素子等の磁極位置センサである。磁
極位置センサ108の検出した磁極位置情報に基づいて
回路基板101はステータ巻線105aへの電流供給を
制御して、結果としてローター103が連続的にトルク
を発生しながら回転する。
【0007】このように、ローター103に回転トルク
を与えて仕事をさせる為には、磁極位置センサ108
で、ローター103の周波数発電機用マグネット104
aの磁極位置を検出することが非常に重要である。この
ブラシレスモータでは、マグネット104の発生する磁
界の一部あるいはマグネット104からの漏れ磁界を磁
極位置センサ108でセンシングして磁極位置もしくは
磁極の変化点を検出する構成とされている。
【0008】近年、電気製品の低振動騒音化や電動機械
における回転力の滑らかさに対する要求が高まる中で、
ブラシレスモータにおいても同様に改善が必要となって
いる。ブラシレスモータにおける振動騒音や回転力のむ
らは、主としてステータの突極の磁気的効果によるコギ
ングにより生じる。
【0009】図12は一般的なブラシレスモータの回転
軸に垂直な断面を表す模式図である。
【0010】図12において、110はロータのマグネ
ット、111はステータ、111aは駆動電流を通電さ
せることにより駆動磁界を発生するステータ111のコ
イル、111bはコイル111aの巻回されたステータ
111の界磁鉄芯、111cは界磁鉄芯111bの突極
である。
【0011】図12は、コイル111aに通電していな
いときの磁束の分布を表しているが、マグネット110
により発生する磁束は、界磁鉄芯111bの突極111
cに集中する。その結果、マグネット110の磁極と突
極とが引き合い、マグネット110の磁極の数と突極の
数と相関をもつトルクが発生する。突極111cと突極
111cとの間では磁力によるトルクは少なくなる。こ
れにより、ブラシレスモータの回転時において、コイル
111aに通電する駆動電流の相切り換えを行い各突極
111cを順次励磁し、マグネット110の複数の磁極
を順次吸引反発させて回転させる際に、マグネット11
0の回転角によりトルクにむらが生じ、コギングと呼ば
れる回転むらが生じる。このようなコギングが生じる
と、それがブラシレスモータのケーシングに伝わり、振
動や騒音の増大につながる。
【0012】ブラシレスモータにおいて、このようなコ
ギングを抑制し低振動騒音化や回転力の滑らかさを得る
一つの方法として、ロータに搭載するマグネット110
を一体化し一つの磁石として構成し、さらに回転方向の
磁化分布を従来の矩形波的なものから正弦波波的なもの
へ変更する方法がある。
【0013】マグネット110の回転方向の対して、磁
化分布を従来の矩形波的なものから正弦波的なものへ変
更することにより、ステータ111に発生する磁界及び
それによりステータ111の突極111cとロータのマ
グネット110との間に発生するトルクが滑らかとな
り、コギングのようないわゆるトルクリップルが減少
し、回転中のトルクが一定に近づく。これにより、回転
数の変動、いわゆる回転ムラが減少し、振動騒音も減少
する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
のブラシレスモータでは、以下のような課題を有してい
た。
【0015】(1)コギングを減少させるため、マグネ
ットの磁化分布をロータの回転方向に対し正弦波的に変
化するように着磁した場合、ロータの回転位置を検出す
る磁極位置センサにとっては、矩形波的な磁力分布に着
磁された場合に比べ、ロータの回転方向に対する磁化極
性の変化点における磁化変化の変化率が滑らかな変化に
なり、磁化極性の変化点の検出誤差が増加する。特に、
ロータを高速回転で駆動する場合において、この検出誤
差は、ステータのコイルに流す駆動電流の通電相切換の
タイミングを、ロータの回転に同期した最適のタイミン
グから遅らせることになり、ブラシレスモータの効率が
低下する原因となる。
【0016】(2)マグネットの磁化分布をロータの回
転方向に対し正弦波的に変化するように着磁した場合に
おいても磁極位置の検出精度を維持するためには、磁極
位置センサの配置をマグネットに近づけるか、或いは、
マグネットの磁化を大きくし発生磁界を大きくすること
が有効である。上記イ号公報に開示の従来例に示す場合
には、一般的な空気中で使用するように構成されてお
り、磁極位置センサ116の配置をマグネット106に
近づけることが比較的容易に実施できそうである。しか
しながら、例えば、水用ポンプ等の液体操作を対象とす
るポンプにこのようなブラシレスモータを適用する場
合、ステータや巻線や回路基板1を液体から隔離するた
めの隔壁が必要であり、マグネットと磁極位置センサと
を近づける上で大きな制約を受ける。また、マグネット
の磁化を磁極位置検出の為に増加させることは、ブラシ
レスモータの出力に必要な磁界の大きさ以上の磁界を発
生させることとなり、不合理であるとともに、小型化や
コストダウンをする上でも障害となる。
【0017】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、トルクリップルの少ない滑らかな回転をしつつ、精
度良く磁極位置検出を行い、安定した出力が得られるブ
ラシレスモータを提供することを目的とする。
【0018】また、本発明は上記課題を解決するブラシ
レスモータを用いたポンプであって、ポンプの回転数の
変動が少なく脈動が防止され、振動騒音も小さく、運転
効率が高く、ポンプの運転時の脱調が防止されたポンプ
を提供することを目的とする。
【0019】また、本発明は上記課題を解決するブラシ
レスモータを製造するためブラシレスモータのマグネッ
トの着磁方法を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のブラシレスモータは、駆動電流の通電により
回転磁界を発生させるステータと、ステータの発生する
回転磁界により回転駆動されるマグネットを有するロー
タと、ロータの作る磁界を検出することによりロータの
回転位置を検出する磁極位置センサと、を備えたブラシ
レスモータであって、マグネットは、磁極位置センサの
回転位置の検出に利用される検出磁界発生部と、ステー
タの発生する回転磁界により回転駆動するための磁界の
発生に利用される駆動磁界発生部と、を備え、検出磁界
発生部と駆動磁界発生部とが異なる着磁をされた構成よ
り成る。
【0021】この構成により、トルクリップルの少ない
滑らかな回転をしつつ、精度良く磁極位置検出を行い、
安定した出力が得られるブラシレスモータを提供するこ
とができる。
【0022】また、本発明のポンプは、ポンプ室と、請
求項1乃至8の何れか一に記載のブラシレスモータのロ
ータにより回転駆動されポンプ室内の液体に圧力を与え
流れを形成する与圧部と、を備えた構成より成る。
【0023】この構成により、ポンプの回転数の変動が
少なく脈動が防止され、振動騒音も小さく、運転効率が
高く、ポンプの運転時の脱調が防止されたポンプを提供
することができる。
【0024】また、本発明のブラシレスモータのマグネ
ットの着磁方法は、駆動電流の通電により回転磁界を発
生させるステータと、ステータの発生する回転磁界によ
り回転駆動されるマグネットを有するロータと、ロータ
の作る磁界を検出することによりロータの回転位置を検
出する磁極位置センサと、を備えたブラシレスモータの
マグネットの着磁方法であって、マグネットの一端部に
形成される検出磁界発生部の外周側壁に、マグネットの
半径方向にマグネットの回転方向に対して矩形波状に極
性の反転する磁界を加え、マグネットの検出磁界発生部
以外の部分である駆動磁界発生部の外周側壁に、マグネ
ットの半径方向にマグネットの回転方向に対して正弦波
状に極性の反転する磁界を加えることにより着磁を行う
構成より成る。
【0025】この構成により、上記ブラシレスモータを
製造するためブラシレスモータのマグネットの着磁方法
を提供することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】この目的を達成するために本発明
の請求項1に記載のブラシレスモータは、駆動電流の通
電により回転磁界を発生させるステータと、ステータの
発生する回転磁界により回転駆動されるマグネットを有
するロータと、ロータの作る磁界を検出することにより
ロータの回転位置を検出する磁極位置センサと、を備え
たブラシレスモータであって、マグネットは、磁極位置
センサの回転位置の検出に利用される検出磁界発生部
と、ステータの発生する回転磁界により回転駆動するた
めの磁界の発生に利用される駆動磁界発生部と、を備
え、検出磁界発生部と駆動磁界発生部とが異なる着磁を
された構成としたものである。
【0027】この構成により、以下のような作用が得ら
れる。
【0028】(1)ロータの回転方向に対して、駆動磁
界発生部の磁化の大きさの変化が滑らかなカーブ状とな
るように着磁し、検出磁界発生部の磁化の大きさの変化
が磁化極性の変化点において急峻に変化するように着磁
することにより、ステータに発生する磁界及びそれによ
りステータとロータのマグネットとの間に発生するトル
クが滑らかとなり、検出磁界発生部の磁化の大きさの変
化が磁化極性の変化点において急峻に変化するために、
磁極位置センサ正確な磁極位置検出が可能となる。
【0029】(2)ステータとロータのマグネットとの
間に発生するトルクが滑らかとなることにより、コギン
グのようないわゆるトルクリップルが減少し、回転中の
トルクが一定に近づき、これにより、回転数の変動が減
少し、振動騒音も減少する。
【0030】(3)磁極位置センサにより正確に磁極位
置検出がされるため、ステータに通電する駆動電流の相
切り換えのタイミングをロータの回転に正確に同期させ
て行うことが可能となり、ブラシレスモータの運転効率
が改善され、脱調が防止される。
【0031】ここで、マグネットとしてはフェライト、
サマリウムコバルト合金、ネオジウム鉄ボロン合金、鉄
クロムコバルト合金等が好適に用いられる。特に、検出
磁界発生部と駆動磁界発生部とを一体のマグネットによ
り形成する場合には、ナイロン12やナイロン6やポリ
フェニレンスチレンサルファイド等の樹脂にフェライト
粉を混入したプラスチックマグネットを用いるのがよ
い。射出形成に適した流動性を有するからである。
【0032】また、マグネットは検出磁界発生部と駆動
磁界発生部とを一体のマグネットで構成してもよく、ま
た、複数のマグネットを組み合わせることにより構成し
てもよい。
【0033】磁極位置センサとしてはホール素子、ホー
ルIC、インダクトコア等が使用される。
【0034】また、検出磁界発生部及び駆動磁界発生部
は、4極、8極、10極など偶数極(ここでいう極数
は、マグネットの円周方向にN極からS極へ又はS極か
らN極へ極変化する回数をいい、極変化がn回ある場合
をn極と呼ぶ。但し、nは必ず偶数となる。)に着磁さ
れる。
【0035】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1に記載のブラシレスモータであって、駆動磁界発生部
は、ロータの回転方向に対して磁化の大きさの変化が正
弦波状となるように着磁され、検出磁界発生部は、ロー
タの回転方向に対して磁化の大きさの変化が矩形波状と
なるように着磁された構成としたものである。
【0036】この構成により、以下のような作用が得ら
れる。
【0037】(1)ロータの回転方向に対して、駆動磁
界発生部の磁化の大きさの変化が正弦波状となるように
着磁し、検出磁界発生部の磁化の大きさの変化が矩形波
状となるように着磁することにより、ステータに発生す
る磁界及びそれによりステータとロータのマグネットと
の間に発生するトルクが滑らかとなり、検出磁界発生部
の磁化の大きさの変化が矩形波状であるために、検出磁
界発生部の磁化の大きさの変化が磁化極性の変化点にお
いて急峻に変化し、磁極位置センサ正確な磁極位置検出
が可能となる。
【0038】(2)ステータとロータのマグネットとの
間に発生するトルクが滑らかとなることにより、コギン
グのようないわゆるトルクリップルが減少し、回転中の
トルクが一定に近づき、これにより、回転数の変動が減
少し、振動騒音も減少する。
【0039】(3)磁極位置センサにより正確に磁極位
置検出がされるため、ステータに通電する駆動電流の相
切り換えのタイミングをロータの回転に正確に同期させ
て行うことが可能となり、ブラシレスモータの運転効率
が改善され、脱調が防止される。
【0040】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
1又は2に記載のブラシレスモータであって、検出磁界
発生部は、各々の磁化の極性の反転する境界に形成され
た溝を備えた構成としたものである。
【0041】この構成により、以下のような作用が得ら
れる。
【0042】(1)検出磁界発生部の磁化の極性の反転
する境界に溝が形成されているため、検出磁界発生部の
磁化の極性の反転位置において溝を挟んで磁極が形成さ
れるため、安定した矩形波状の着磁を行うことができる
と共に、検出磁界発生部を小型化でき、検出磁界発生部
の磁化の強度を大きくすることができる。
【0043】(2)検出磁界発生部を小型化できるた
め、ブラシレスモータをコンパクトに構成することが可
能となる。
【0044】(3)検出磁界発生部の磁化の強度を大き
くすることができるため、タイミングずれの少ない磁極
位置検出が可能になる。
【0045】(4)溝の位置が機械的に決められている
ため、検出磁界発生部の着磁の際の磁極位置のずれが防
止される。
【0046】(5)溝を利用してマグネットをロータに
機械的に強く固定することが可能であり、回転時にマグ
ネットとロータとがスリップすることを防止することが
可能となる。
【0047】本発明の請求項4に記載の発明は、請求項
3に記載のブラシレスモータであって、ロータは、検出
磁界発生部の溝に嵌合しマグネットを固定する固定部を
備えた構成としたものである。
【0048】この構成により、マグネットの溝にロータ
が機械的に強く固定されるため、回転時にマグネットと
ロータとがスリップすることを防止されるという作用が
得られる。
【0049】本発明の請求項5に記載の発明は、請求項
1乃至4の何れか一に記載のブラシレスモータであっ
て、検出磁界発生部は、ロータの回転軸に平行な方向に
磁化が向くように着磁された構成としたものである。
【0050】この構成により、以下のような作用が得ら
れる。
【0051】(1)磁極位置センサはマグネットの検出
磁界発生部の回転軸に垂直な端面から発生する磁界を検
出することにより、ロータの位置の検出を行うため、駆
動磁界発生部からの磁界の検出磁界発生部から発生する
磁界への干渉量が小さく、検出磁界発生部から発生する
磁界の極性変化をシャープにとらえることができる。こ
れにより、タイミングずれの少ない磁極位置検出が可能
となる。
【0052】(2)検出磁界発生部の発生する磁界がロ
ータの回転軸と平行な方向としているため、磁極位置セ
ンサはステータに並べて配置する必要がなく、ステータ
の前方にステータに垂直に配置された回路基板上に実装
することが可能となり、ブラシレスモータの構成をコン
パクト化することが可能となる。
【0053】本発明の請求項6に記載の発明は、請求項
1乃至5の何れか一に記載のブラシレスモータであっ
て、前記マグネットは、前記検出磁界発生部と前記駆動
磁界発生部とが異なる磁石の組み合わせにより構成され
たこととしたものである。
【0054】この構成により、以下のような作用が得ら
れる。
【0055】(1)検出磁界発生部と駆動磁界発生部と
が異なる磁石の組み合わせにより構成されているため、
検出磁界発生部を構成する磁石は、駆動磁界発生部を構
成する磁石の磁極位置に関係なく、位置検出に最適な磁
極配置を行うことができる。
【0056】(2)駆動磁界発生部にはそれに適した強
度や正弦波着磁のしやすい磁石を、一方、検出磁界発生
部には、それに適した強度の磁石や矩形波着磁や軸と平
行方向の着磁のしやすい磁石をそれぞれ選定することが
できる。
【0057】本発明の請求項7に記載の発明は、請求項
1乃至6の何れか一に記載のブラシレスモータであっ
て、マグネットは、検出磁界発生部が円周方向に対して
複数に分割された磁石の集合体により構成されたことと
したものである。
【0058】この構成により、以下のような作用が得ら
れる。
【0059】(1)検出磁界発生部に強い矩形波状の磁
化分布を生成することが極めて容易であり、これによ
り、安定でタイミングずれの少ない磁極位置の検出が可
能となる。
【0060】本発明の請求項8に記載の発明は、請求項
1乃至5の何れか一に記載のブラシレスモータであっ
て、前記検出磁界発生部及び前記駆動磁界発生部は、一
体の前記マグネットにより形成されたこととしたもので
ある。
【0061】この構成により、以下のような作用が得ら
れる。
【0062】(1)マグネットが一体で構成されるた
め、ブラシレスモータの組み立て時に生じる公差を小さ
くすることが可能となる。
【0063】(2)マグネットが一体で構成されるた
め、ブラシレスモータの組み立て時の作業性が改善さ
れ、部品点数が減るために経済性にも優れる。
【0064】本発明の請求項9に記載のポンプは、ポン
プ室と、請求項1乃至8の何れか一に記載のブラシレス
モータのロータにより回転駆動されポンプ室内の液体に
運動量を与え流れを形成する与圧部と、を備えた構成と
したものである。
【0065】この構成により、以下のような作用が得ら
れる。
【0066】(1)与圧部を、請求項1乃至8の何れか
一に記載のブラシレスモータにより駆動するため、ポン
プの回転数の変動が少なく脈動が防止され、振動騒音も
小さく、運転効率が高く、ポンプの運転時の脱調が防止
される。
【0067】本発明の請求項10に記載の発明は、請求
項9に記載のポンプであって、ロータは環状に形成され
ており、与圧部は、ロータの環内に配設されたこととし
たものである。
【0068】この構成により、以下のような作用が得ら
れる。
【0069】(1)ブラシレスモータを収納するスペー
スを小さくすることができ、ポンプをコンパクトに構成
することができる。
【0070】本発明の請求項11に記載の発明は、請求
項9又は10に記載のポンプであって、ロータと磁極位
置センサとの間に配設された防水隔壁を備え、磁極位置
センサは防水隔壁により防水されていることとしたもの
である。
【0071】この構成により、以下のような作用が得ら
れる。
【0072】(1)磁極位置センサが防水されているた
め、磁極位置センサが腐食や漏電等により劣化すること
がない。
【0073】本発明の請求項12に記載の発明は、請求
項9乃至11の何れか一項に記載のポンプであって、与
圧部は、ロータと同軸に配設されたロータ支軸と、吸込
側が円筒状に形成され吐出側が中央部から吐出側端部に
向けて拡開して形成されロータ支軸に回転自在に軸支さ
れた内側シュラウドと、内側シュラウドの外側に内側シ
ュラウドと同軸に内側シュラウドに固設された外側シュ
ラウドと、外側シュラウドと内側シュラウドとの間に設
けられたブレードと、を備えた構成としたものである。
【0074】この構成により、以下のような作用が得ら
れる。
【0075】(1)内側シュラウドと外側シュラウドと
が回転することによりブレードが回転し、ポンプ室内の
液体は、ブレードにより加速され吐出側に送出される。
さらに、内側シュラウドと外側シュラウドとは吐出側が
拡開して形成されているため、吐出側に送出された液体
は更に遠心力により加速され吐出される。
【0076】(2)ポンプの回転数の変動が少なく脈動
が防止され、振動騒音も小さく、運転効率が高くなる。
【0077】本発明の請求項13に記載のブラシレスモ
ータのマグネットの着磁方法は、駆動電流の通電により
回転磁界を発生させるステータと、ステータの発生する
回転磁界により回転駆動されるマグネットを有するロー
タと、ロータの作る磁界を検出することによりロータの
回転位置を検出する磁極位置センサと、を備えたブラシ
レスモータのマグネットの着磁方法であって、マグネッ
トの一端部に形成される検出磁界発生部の外周側壁に、
マグネットの半径方向にマグネットの回転方向に対して
矩形波状に極性の反転する磁界を加え、マグネットの検
出磁界発生部以外の部分である駆動磁界発生部の外周側
壁に、マグネットの半径方向にマグネットの回転方向に
対して正弦波状に極性の反転する磁界を加えることによ
り着磁を行う構成としたものである。
【0078】この構成により、以下のような作用が得ら
れる。
【0079】検出磁界発生部には、マグネットの回転方
向に対して矩形波状に極性の反転しマグネットの半径方
向に向いた磁化が着磁される。また、駆動磁界発生部の
外周側壁には、マグネットの回転方向に対して正弦波状
に極性の反転しマグネットの半径方向に向いた磁化が着
磁される。これにより、検出磁界発生部に磁化の大きさ
の変化が回転方向に対して矩形波状に極性の反転するよ
うなマグネットの半径方向に向いた磁化が着磁され、駆
動磁界発生部に磁化の大きさの変化が回転方向に対して
正弦波状に極性の反転するようなマグネットの半径方向
に向いた磁化が着磁されたブラシレスモータのマグネッ
トを製造することが可能となる。
【0080】本発明の請求項14に記載のブラシレスモ
ータのマグネットの着磁方法は、駆動電流の通電により
回転磁界を発生させるステータと、ステータの発生する
回転磁界により回転駆動されるマグネットを有するロー
タと、ロータの作る磁界を検出することによりロータの
回転位置を検出する磁極位置センサと、を備えたブラシ
レスモータのマグネットの着磁方法であって、マグネッ
トの一端部に形成される検出磁界発生部の外周側壁に、
マグネットの回転軸と平行な方向にマグネットの回転方
向に対して矩形波状に極性の反転する磁界を加え、マグ
ネットの検出磁界発生部以外の部分である駆動磁界発生
部の外周側壁に、マグネットの半径方向にマグネットの
回転方向に対して正弦波状に極性の反転する磁界を加え
ることにより着磁を行う構成としたものである。
【0081】この構成により、以下のような作用が得ら
れる。
【0082】検出磁界発生部には、マグネットの回転方
向に対して矩形波状に極性の反転しマグネットの回転軸
方向に平行な方向に向いた磁化が着磁される。また、駆
動磁界発生部の外周側壁には、マグネットの回転方向に
対して正弦波状に極性の反転しマグネットの半径方向に
向いた磁化が着磁される。これにより、検出磁界発生部
に磁化の大きさの変化が回転方向に対して矩形波状に極
性の反転するようなマグネットの回転軸方向に平行な方
向に向いた磁化が着磁され、駆動磁界発生部に磁化の大
きさの変化が回転方向に対して正弦波状に極性の反転す
るようなマグネットの半径方向に向いた磁化が着磁され
たブラシレスモータのマグネットを製造することが可能
となる。
【0083】以下に本発明の一実施の形態について、図
面を参照しながら説明する。
【0084】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1におけるブラシレスモータ及びそれを用いた本発明
の実施の形態1におけるポンプの要部側面図である。
【0085】図1において、1はポンプ、2はポンプ1
のケーシング、2aはケーシング2の後部を構成する送
水側ケーシング、2a’は送水側ケーシング2aの後側
端部、2bは送水側ケーシング2aの前部に係合されケ
ーシング2の中央部を構成する中央部ケーシング、2
b’は中央部ケーシング2bの前側端部に形成され後側
端部2a’の内側に嵌合することにより送水側ケーシン
グ2aと中央部ケーシング2bとを連接する嵌合部、2
cは中央部ケーシング2bの前部に係合されケーシング
2の前部を構成する流入側ケーシング、3は流入側ケー
シング2cの前側面中央に突出形成された中空管状体か
らなる吸込継手、3aは吸込継手3の後端付近の外側壁
に全周に渡り溝状に形設されたOリング収納溝、4は送
水側ケーシング2aの後側面中央に吸込継手3と同軸に
突出形成された中空管状体からなる吐出継手、5はケー
シング2内の前部中心付近に膨曲円柱台状に形設され吸
込継手3に連通する流入室、6はケーシング2内の後部
に形設され流入室5と吐出継手4とに連通する送水室、
7は流入室5を取り囲むようにケーシング2内の中央部
に形設され送水室6に連通するロータ収納室、8はケー
シング2内の前部から中央部にかけて吸込継手3及びロ
ータ収納室7を取り囲んで形設された駆動回路収納室、
9は送水室6及びロータ収納室7と駆動回路収納室8と
を隔離し外端部が中央部ケーシング2bの後端部内側に
連設された防水隔壁、10は前端部外側防水隔壁9に連
設され流入室5とロータ収納室7とを隔離する流入室隔
壁、10’は流入室隔壁10の前端部に突設され内側に
吸込継手3が嵌合する嵌合部、11は後側端部2a’と
嵌合部2b’との間に挿設されたOリング、12はOリ
ング収納溝3a内に環装されたOリングである。流入室
隔壁10の内壁は、吸込継手3及び吐出継手4の中心軸
Lを回転軸とする回転曲面であり、前端から後端にかけ
て湾曲状に広がって形成されている。また、駆動回路収
納室8は、防水隔壁9及びその両端に配設されたOリン
グ11,12により流入室5及び送水室6から隔離さ
れ、防水されている。
【0086】13は流入室5から送水室6にかけて中心
軸Lと同軸上に固設された円柱状のロータ支軸、13a
はロータ支軸13の前端部にDカット状に形成された嵌
合部、14は流入室5内に中心軸Lと同軸上に配設され
流入室隔壁10に固定された吸入側支持体、14aは吸
入側支持体14の後側面に平面状に形成されたスラスト
面、14bは吸入側支持体14の後端面に穿設され嵌合
部13aと嵌合するDカット形状の嵌合穴、15は送水
側ケーシング2aの後側内面の中央部に固設され吐出さ
れた流れの圧力回復を図るためのボリュートが周囲に形
成され送水室6から吐出継手4へ通水自在となるように
戻り流路が背面側に形設されており中央部に流入室5の
後端部が支持された吐出側支持体である。
【0087】吸入側支持体14の側面は、中心軸Lを回
転軸とする回転曲面であり、前端から後端にかけて膨曲
状に広がって形成され、後端面は平面状に形成されてい
る。また、ロータ支軸13は前端部を嵌合穴14aに支
持され、後端部を吐出側支持体15に支持されることに
より、中心軸L上に固定されている。
【0088】16はロータ支軸13の中央部に支承され
た円筒状のスラスト軸受、17はスラスト軸受16に回
転自在に支承されたロータ、18は前部18aが円筒状
に形成されスラスト軸受16に回転自在に嵌設されてお
り後部18bが中央部から後端部に向けて拡開方向(斜
流方向又は遠心方向)に漏斗状に広がって形成された内
側シュラウド、19は内側シュラウド18の外側に内側
シュラウド18と同軸に一定の間隔を持って内側シュラ
ウドに固設された外側シュラウド、19aは流入室隔壁
10の外側壁を一定の間隔で包囲し中心軸Lと同軸の円
筒状に形成された外側シュラウド19の前部、19bは
外側シュラウド19の前端部に外側に向かって鍔状に突
設された外側シュラウド19の鍔状部、19cは内側シ
ュラウド18の中央部付近を包囲するように内側シュラ
ウド18に固定され中心軸Lと同軸の円筒状に形成され
た外側シュラウド19の後部平行部、19dは後端側に
拡開して広がり後部18bの外側面と平行に包囲するよ
うに後部18bに固定された外側シュラウド19の後端
部、20aは前部18aと後部平行部19cとの間に中
心軸Lと同軸の円環状に形成された軸流ポンプ室、20
bは後部18bと後端部19dとの間に後方に向かって
外側に広がる環状に形成された遠心ポンプ室(以下、遠
心と呼称するが、この遠心は斜流を含む広い意味で用い
る)、21は外側シュラウド19の外側に環装されロー
タ17の回転駆動に利用する磁界を発生する円筒状のマ
グネット、21aはマグネット21の前端部に位置し磁
極位置検出に利用される検出磁界発生部、21bはマグ
ネット21の中央部から後部に位置し回転駆動のための
磁界の発生に利用される駆動磁界発生部である。
【0089】内側シュラウド18及び外側シュラウド1
9とブレード(後述)がポンプ1内の水に運動量を与え
水流を形成するポンプ1の与圧部を構成する。また、内
側シュラウド18,外側シュラウド19,マグネット2
1はロータ17を構成し、一体となってロータ支軸13
の周りを回転する。また、後部平行部19c及び後端部
19dのケーシング20内側の面には複数のブレードが
突設されており、ロータ17が回転することにより、軸
流ポンプ室20a内のブレード(以下、軸流羽根と呼
ぶ。)の回転により、回転しながら流入室5から遠心ポ
ンプ室20bに向かう水流が生じる。さらに、遠心ポン
プ室20b内のブレード(以下、遠心羽根と呼ぶ。)の
回転により、遠心ポンプ室20b内において回転しなが
ら軸流ポンプ室20aから送水室6に向かう水流が加速
されるとともに、遠心ポンプ室20bは前方から後方に
向かって拡開する漏斗状に形成されているため、回転し
ながら軸流ポンプ室20aから送水室6に向かう水流は
遠心力により更に加速されることになる。すなわち、ポ
ンプ1は、ロータ17の回転により回転するブレードに
より、軸流ポンプ室20aの前方側より吸水して遠心ポ
ンプ室20bの後方側より遠心方向に吐出するヒューガ
ルポンプである。なお、この遠心方向というのは斜流を
含む広い意味である。ロータ17から吐出された水流は
吐出側支持体15の周囲に形成されたボリュートで圧力
回復され求心方向に戻り流路内を流れて吐出継手4より
流出する。
【0090】22はマグネット21の周囲の駆動回路収
納室8内部に配設されマグネット21を回転駆動する駆
動磁界を発生させるステータ、23は検出磁界発生部2
1aの外側近傍の駆動回路収納室8の内部に配設され検
出磁界発生部21aの磁界を検出することによりロータ
17の回転位置を検出する磁極位置センサ、24は駆動
回路収納室8の内部に配設され磁極位置センサ23の検
出するロータ17の回転位置に基づきステータ22に流
す駆動電流の制御を行う回路基板である。
【0091】マグネット21とステータ22によりブラ
シレスモータが構成されており、ステータ22に相切り
換えされる駆動電流が通電されることにより、ステータ
22の内周側に回転磁界が発生し、この回転磁界による
磁力によりマグネット21は回転駆動される。駆動電流
の相切り換えは、回路基板24により行われる。また、
磁極位置センサ23としては、ホール素子等が用いられ
る。
【0092】尚、本実施の形態1では、本発明のブラシ
レスモータ及び本発明のポンプの実施の形態を併せて説
明するため、ブラシレスモータをポンプに内設した形態
として示しているが、本発明のブラシレスモータはポン
プに適用するものに限られたものではない。
【0093】図2は図1のポンプの外側シュラウドの斜
視図である。
【0094】図2において、19は外側シュラウド、1
9aは前部、19bは鍔状部、19cは後部平行部、1
9dは後端部であり、これらは図1と同様のものなので
同一の符号を付して説明は省略する。
【0095】30は外側シュラウド19の後部平行部1
9cから後端部19dにかけて複数枚が螺旋状(スクリ
ュ状)に突設されたブレード、30aはブレード30の
後部平行部19c内に位置する部分である軸流羽根、3
0bはブレード30の後端部19d内に位置する部分で
ある遠心羽根である。
【0096】図3(a)は図1のポンプに内設された実
施の形態1のブラシレスモータのロータに搭載されるマ
グネットの中心軸に沿った断面図であり、図3(b)は
図3(a)のマグネットの前側面図であり、図3(c)
は図3(a)のマグネットの後側面図である。
【0097】尚、図3(a)〜(c)はマグネットの磁
極の配置として二重円心状の配置を示しているが、マグ
ネットは図3(d)〜(f)に示した円周状配置として
もよい。
【0098】図3(d)はマグネットを円周状配置とし
た場合の図1のポンプに内設された実施の形態1のブラ
シレスモータのロータに搭載されるマグネットの中心軸
に沿った断面図であり、図3(e)は図3(d)のマグ
ネットの前側面図であり、図3(f)は図3(d)のマ
グネットの後側面図である。
【0099】図3において、21はマグネット、21a
は検出磁界発生部、21bは駆動磁界発生部であり、こ
れらは図1と同様のものであるので同一の符号を付して
説明は省略する。
【0100】検出磁界発生部21a及び駆動磁界発生部
21bは、円周方向に沿って等間隔に4つの磁区21a
−1〜21a−4、21b−1〜21b−4が形成され
ており、隣り合う検出磁界発生部21aの磁区と駆動磁
界発生部21bの磁区とは円周方向に対してはそれぞれ
が同一の極性を有する。磁区21a−1〜21a−4、
21b−1〜21b−4は、何れも半径方向に磁化が向
くように着磁されており、検出磁界発生部21a及び駆
動磁界発生部21bの外側表面には、各外側表面に略垂
直な方向に磁界が形成される。
【0101】検出磁界発生部21aは、各磁区21a−
1〜21a−4は磁化の大きさが円周方向に沿って矩形
波状に変化するように着磁(以下、これを矩形波着磁と
呼ぶ。)されており、駆動磁界発生部21bは、各磁区
21b−1〜21b−4は磁化の大きさが円周方向に沿
って正弦波状に変化するように着磁(以下、これを正弦
波着磁と呼ぶ。)されている点において異なる。すなわ
ち、検出磁界発生部21aの各磁区21a−1〜21a
−4の境界では磁化の大きさが円周方向に対して正から
負へ急峻に変化するのに対し、駆動磁界発生部21bの
各磁区21b−1〜21b−4の境界では磁化の大きさ
が円周方向に対して正から負へ正弦波状に緩やかに変化
する。
【0102】尚、本実施の形態では、一例として、マグ
ネット21を円周方向に4つの磁区に区画して構成した
場合を示しているが、磁区の区画数は4つに限られたも
のではない。
【0103】駆動磁界発生部21bは回転駆動に利用さ
れる磁界を発生するマグネット21の一領域であり、検
出磁界発生部21aは磁極位置検出に利用される磁界を
発生するマグネット21の一領域である。従来は、マグ
ネットの製造上、強い磁界を得るため、回転駆動用の磁
界を発生する駆動磁界発生部21bは分割マグネットと
して製作し、ロータ17に組み込むときに同心円上に配
置固定する方法が多かったが、マグネットの素材の開発
や新しい着磁方法の開発などにより、近年では、ロータ
17のマグネット21は一体型のものが増えてきてい
る。本実施の形態1においては、検出磁界発生部21a
と駆動磁界発生部21bは、一体のマグネット21とし
て構成され、着磁のときに磁力特性が異なるようにして
着磁を行い、結果として、回転駆動に利用される磁界と
磁極位置検出に利用される磁界とを発生するように構成
されている。
【0104】尚、検出磁界発生部21aと駆動磁界発生
部21bとを構成するにあたっては、駆動磁界発生部2
1bを構成する回転駆動用マグネットと検出磁界発生部
21aを構成する磁極位置検出用マグネットとを2分割
し、それぞれ別々に着磁するように構成してもかまわな
い。また、検出用磁界発生部21aを構成する磁極位置
検出用マグネットを更に磁区21a−1〜21a−4の
区画に分割し、それぞれ別々に着磁するか、若しくは、
同じように着磁された扇型の磁石の集合体として構成し
てもよい。
【0105】図4(a)は図3のマグネットの円周方向
に沿った磁力の変化を表す図であり、図4(b)は図4
(a)の磁化極性の変化点付近の区間の拡大図である。
【0106】図4において、縦軸は最大磁力を1とした
ときの相対的な磁力の大きさ(以下、相対磁力強度と呼
ぶ。)であり、横軸はロータ17の回転角を表す。
【0107】線Aは正弦波着磁された検出磁界発生部2
1aの磁力の円周方向の変化を表し、線Bは矩形波着磁
された駆動磁界発生部21bの磁力の円周方向の変化を
表す。
【0108】図4において、磁化極性の変化点(図4
(a)の回転角0,90,180,270,360度)
に注目すると、矩形波着磁の場合の磁力変化を表す線A
と比較して正弦波着磁の磁力変化を表す線Bは変化が緩
やかである。図1に示すように、回路基板24はマグネ
ット21の発生する磁界により磁極位置を磁極位置セン
サ23で検出し、ステータ22の巻線の通電制御(通電
相切り換え制御)を行いロータ17を回転させるので、
磁極位置センサ23にとってマグネット21の磁化極性
の変化点における磁力変化の傾きは非常に重要なもので
ある。
【0109】図4(b)において、M1は磁極位置セン
サ23の検出感度のヒステリシス成分であり、磁極位置
センサ23が磁化極性の変化を捉えるための最低限必要
な磁力の変化量を示す。θ1は矩形波着磁された場合の
磁化極性の変化点から実際に磁極位置センサ23により
検出される磁化極性の変化点の位置ずれ量であり、矩形
波着磁された場合の磁力の変化を表す線Aに対しヒステ
リシス成分M1のために生じる検出位置のずれ量に対応
する。θ2は正弦波着磁された場合の磁化極性の変化点
から実際に磁極位置センサ23により検出される磁化極
性の変化点の位置ずれ量であり、正弦波着磁された場合
の磁力の変化を表す線Bに対しヒステリシス成分M1
ために生じる検出位置のずれ量に対応する。明らかに、
正弦波着磁の場合のずれ量θ2は矩形波着磁の場合のず
れ量θ1と比較して大きく、磁極位置センサ23でロー
タ17の回転位置を検出する場合には、検出磁界発生部
21aに正弦波着磁をした場合よりも矩形波着磁をした
場合の方が検出精度が高い。特に、ロータ17を高速回
転で駆動する場合、このずれ量は、回転磁界を発生させ
るためのステータ22に流す駆動電流の通電相切換のタ
イミングを最適のタイミングから遅らせることになり、
ブラシレスモータの効率が低下する原因となる。従っ
て、本実施の形態1のブラシレスモータでは、磁極位置
センサ23による磁極の位置検出用の磁界を発生させる
検出磁界発生部21aの磁化極性の変化点における磁力
の変化を大きく急峻にすることにより、正確な磁極位置
検出、延いては効率良い運転を可能としている。
【0110】また、本実施の形態1のブラシレスモータ
は、図4(a)の線Bに示したように、ロータ17を駆
動する磁力を得るための磁界を発生させる駆動磁界発生
部21bを正弦波着磁することで、ステータ22の突極
の磁気的効果によるコギングを減少させ、ステータ22
の巻線より発生磁界とマグネット21の磁化との相互作
用により発生する磁力の非線形性より発生するトルクの
リップルを削減している。
【0111】尚、本実施の形態1では、例として、マグ
ネットは4極に着磁された場合を示したが、マグネット
の着磁の極数は4極に限るものではなく、8極、10極
等、の任意の偶数極であってもかまわない。以下の実施
の形態についても同様である。
【0112】(実施の形態2)図5は本発明の実施の形
態2におけるブラシレスモータ及びそれを用いた本発明
の実施の形態2におけるポンプの要部側面図である。
【0113】図5において、1はポンプ、2はケーシン
グ、2aは送水側ケーシング、2a’は後側端部、2b
は中央部ケーシング、2b’は嵌合部、2cは流入側ケ
ーシング、3は吸込継手、3aはOリング収納溝、4は
吐出継手、5は流入室、6は送水室、7はロータ収納
室、8は駆動回路収納室、9は防水隔壁、10は流入室
隔壁、10’は嵌合部、11,12はOリング、13は
ロータ支軸、13aは嵌合部、14は吸入側支持体、1
4aは嵌合穴、15は吐出側支持体、16はスラスト軸
受、17はロータ、18は内側シュラウド、18aは前
部、18bは後部、19は外側シュラウド、19aは前
部、19bは鍔状部、19cは後部平行部、19dは後
端部、20aは軸流ポンプ室、20bは遠心ポンプ室、
21はマグネット、21aは検出磁界発生部、21bは
駆動磁界発生部、22はステータ、Lは中心軸であり、
これらは図1と同様であるため同一の符号を付して説明
は省略する。
【0114】60は回路基板24上の駆動磁界発生部2
1bと対向する位置に配設されたホール素子等の磁気感
知センサからなる磁極位置センサである。磁極位置セン
サ60は特に中心軸Lに平行な方向の磁界に反応するよ
うにされている。
【0115】図6(a)は図5のポンプに内設された実
施の形態2のブラシレスモータのロータに搭載されるマ
グネットの中心軸に沿った断面図であり、図6(b)は
図6(a)のマグネットの前側面図であり、図6(c)
は図6(a)のマグネットの後側面図である。
【0116】尚、図6(a)〜(c)はマグネットの磁
極の配置として二重円心状の配置を示しているが、マグ
ネットは図6(d)〜(f)に示した円周状配置として
もよい。
【0117】図6(d)はマグネットを円周状配置とし
た場合の図5のポンプに内設された実施の形態1のブラ
シレスモータのロータに搭載されるマグネットの中心軸
に沿った断面図であり、図6(e)は図6(d)のマグ
ネットの前側面図であり、図6(f)は図6(d)のマ
グネットの後側面図である。
【0118】図6において、21はマグネット、21a
は検出磁界発生部、21a−1〜21a−4は磁区、2
1bは駆動磁界発生部、21b−1〜21b−4は磁区
であり、これらは図5と同様のものである。
【0119】本実施の形態2においては、検出磁界発生
部21aは中心軸Lに沿った方向に磁化が向くように着
磁されており、駆動磁界発生部21bは実施の形態1と
同様に半径方向に磁化が向くように着磁されている。
【0120】検出磁界発生部21aは、各磁区21a−
1〜21a−4は矩形波着磁されており、駆動磁界発生
部21bは、各磁区21b−1〜21b−4は正弦波着
磁されている。但し、駆動磁界発生部21bは半径方向
に磁化が向くように着磁されているため駆動磁界発生部
21bの外側面の磁界の向きは半径方向に向いているの
に対し、検出磁界発生部21aは中心軸Lと平行な方向
に磁化が向くように着磁されているため、検出磁界発生
部21aの外側面の磁界は小さく、検出磁界発生部21
aの端面21a’において端面に垂直な方向に強い磁界
が発生する。
【0121】尚、本実施の形態では、一例として、マグ
ネット21を円周方向に4つの磁区に区画して構成した
場合を示しているが、磁区の区画数は4つに限られたも
のではない。
【0122】駆動磁界発生部21bは回転駆動に利用さ
れる磁界を発生するマグネット21の一領域であり、検
出磁界発生部21aは磁極位置検出に利用される磁界を
発生するマグネット21の一領域である。すなわち、検
出磁界発生部21aと駆動磁界発生部21bは、一体の
マグネット21として構成され、着磁のときに磁力特性
が異なるようにして着磁を行い、結果として、回転駆動
に利用される磁界と磁極位置検出に利用される磁界とを
発生するように構成されている。
【0123】尚、検出磁界発生部21aと駆動磁界発生
部21bとを構成するにあたっては、駆動磁界発生部2
1bを構成する回転駆動用マグネットと検出磁界発生部
21aを構成する磁極位置検出用マグネットとを2分割
し、それぞれ別々に着磁するように構成してもかまわな
い。また、検出磁界発生部21aを構成する磁極位置検
出用マグネットを更に磁区21a−1〜21a−4の区
画に分割し、それぞれ別々に着磁するか、若しくは、同
じように着磁された扇型の磁石の集合体として構成して
もよい。
【0124】このような構成により、実施の形態1と同
様、磁極位置センサ60による磁極の位置検出用の磁界
を発生させる検出磁界発生部21aの磁化極性の変化点
における磁力の変化を大きく急峻にすることにより、正
確な磁極位置検出、延いては効率良い運転を可能とし、
同時に、ロータ17を駆動する磁力を得るための磁界を
発生させる駆動磁界発生部21bを正弦波着磁すること
で、ステータ22の突極の磁気的効果によるコギングを
減少させ、ステータ22の巻線より発生磁界とマグネッ
ト21の磁化との相互作用により発生する磁力の非線形
性より発生するトルクのリップルを削減することが可能
となる。
【0125】また、本実施の形態では、検出磁界発生部
21aの発生する磁界を中心軸Lと平行な方向としてい
るため、磁極位置センサ60はステータ22に並べて配
置する必要がなく、ステータ22の前方にステータ22
に垂直に配置された回路基板24上に実装することがで
きるため、構成をコンパクト化することが可能となる。
【0126】(実施の形態3)図7(a)は本発明の実
施の形態3のブラシレスモータのロータに搭載されるマ
グネットの斜視図であり、図7(b)は図7(a)のマ
グネットの中心軸に沿った断面図であり、図7(c)は
図7(a)のマグネットの検出磁界発生部側から見た側
面図である。
【0127】図7において、21はマグネット、21a
は検出磁界発生部、21bは駆動磁界発生部、Lは中心
軸であり、これらは実施の形態1又は実施の形態2と同
様のものであり、同符号を付して説明は省略する。
【0128】21a’は検出磁界発生部21aの端面、
21cは端面21a’上に中心軸Lを中心とし半径方向
に等間隔に放射状に形成された溝、17’はロータ17
にマグネット21を固定する固定部である。固定部1
7’は図1又は図5では外側シュラウド19に相当する
ものである。溝21cは、磁化の極性の反転する境界に
形成されている。
【0129】固定部17’の端部17a’は溝21cに
嵌合し、固定部17’をマグネット21に固定する。こ
のように、マグネット21に溝21cを形成することに
より、回転時にマグネット21と固定部17’とがスリ
ップすることを防止することが可能となる。
【0130】また、溝21cは、検出磁界発生部21a
に矩形波着磁する上で、磁気抵抗として作用するため、
検出磁界発生部21aに容易に矩形波着磁をすることを
可能とする。
【0131】(実施の形態4)次に、本発明の実施の形
態1におけるブラシレスモータのロータに搭載されるマ
グネットの着磁方法について説明する。
【0132】図8は本発明の実施の形態4におけるブラ
シレスモータのロータに搭載されるマグネット及びその
着磁装置の斜視図である。
【0133】図8において、21はマグネット、21a
は検出磁界発生部、21bは駆動磁界発生部であり、こ
れらは実施の形態1と同様のものであるため、同一の符
号を付して説明は省略する。
【0134】21cはマグネット21の検出磁界発生部
21a側の端面にマグネット21の回転軸を中心として
放射状に形成され検出磁界発生部21aの着磁特性を矩
形波状にするための溝である。この溝21cは、矩形波
着磁性をよくするために形設されたものであり、マグネ
ット21の磁化極性の反転する位置における磁化の変化
率が、磁極位置検出のための磁界として十分な検出精度
を得ることが可能な磁界をつくることのできる変化率を
得られる場合にはなくてもよい。
【0135】40は検出磁界発生部21aの着磁を行う
検出磁化着磁装置、41は鉄等の強磁性体により構成さ
れ内部に着磁用の磁界を通すための検出磁化着磁用ヨー
クである。検出磁化着磁用ヨーク41は、円筒状の外筒
41aと、内測部に等間隔で複数個突設された突極部4
1bと、を有し、検出磁化着磁用ヨーク41の筒内の各
突極部41bで包囲された円柱状空間43には検出磁界
発生部21aが挿入可能となっている。突極部41bが
外筒41aに連接された連接部41cは括れた形状に形
成されており、各連接部41cには巻線42が巻回され
ている。
【0136】50は駆動磁界発生部21bの着磁を行う
駆動磁化着磁装置、51は鉄等の強磁性体により構成さ
れ内部に着磁用の磁界を通すための駆動磁化着磁用ヨー
クである。駆動磁化着磁用ヨーク51は、円筒状の外筒
51aと、内測部に等間隔で複数個突設された突極部5
1bと、を有し、駆動磁化着磁用ヨーク51の筒内の各
突極部51bで包囲された円柱状空間53には駆動磁界
発生部21bが挿入可能となっている。突極部51bが
外筒51aに連接された連接部51cはくびれた形状に
形成されており、各連接部51cには巻線52が巻回さ
れている。
【0137】以上のように構成された検出磁化着磁装置
40及び駆動磁化着磁装置50において、マグネット2
1への着磁方法を説明する。
【0138】検出磁化着磁装置40は、各突極部41b
の中間に形成された間隙部44と検出磁界発生部21a
の各溝21cとの位置が整合するように近接して配置さ
れる。この状態において、巻線42に電流を通電させ、
巻線42内に磁界を発生させる。磁束は透磁率の高い検
出磁化着磁用ヨーク41内に集束され、検出磁界発生部
21aの外側面と対向する突極部41bの内側面から検
出磁界発生部21aに強い磁界が加わり、検出磁界発生
部21aは半径方向に磁化が向くように着磁される。こ
の際、間隙部44を隔てて隣り合う突極部41bから
は、逆向きの磁束が発生するようにする。これは、間隙
部44を隔てて隣り合う突極部41bに連設された連接
部41cに巻回された巻線42の巻き方向を同じとし通
電方向を逆向きとするか、又は、間隙部44を隔てて隣
り合う突極部41bに連設された連接部41cに巻回さ
れた巻線42の巻き方向を逆向きとし通電方向を同じと
することにより行われる。これにより、検出磁界発生部
21aの外側面と対向する突極部41bの内側面には、
円周方向に対して、間隙部44において急激に極性の反
転する矩形波状の磁界が形成され、検出磁界発生部21
aは矩形波着磁される。
【0139】一方、駆動磁化着磁装置50は、円柱状空
間53に駆動磁界発生部21bを挿入して配置される。
この状態において、巻線52に電流を通電させ、巻線5
2内に磁界を発生させる。磁束は透磁率の高い駆動磁化
着磁用ヨーク51内に集束され、駆動磁界発生部21b
の外側面と対向する突極部51bの内側面から駆動磁界
発生部21bに強い磁界が加わり、駆動磁界発生部21
bは半径方向に磁化が向くように着磁される。この際、
各々隣り合う突極部51bからは、逆向きの磁束が発生
するようにする。これは、隣り合う突極部51bに連設
された連接部51cに巻回された巻線52の巻き方向を
同じとし通電方向を逆向きとするか、又は、隣り合う突
極部51bに連設された連接部51cに巻回された巻線
52の巻き方向を逆向きとし通電方向を同じとすること
により行われる。これにより、駆動磁界発生部21bと
対向する突極部51bの端面には、円周方向に対して、
正弦波状に強度と極性の変化する磁界が形成され、駆動
磁界発生部21bは正弦波着磁される。
【0140】ここで、外筒51aと各々の連接部51
c,突極部51bとマグネット21とで形成される磁束
経路の磁気抵抗成分やマグネット21内の磁束経路を考
慮し、駆動磁界発生部21bに正弦波着磁が行われるよ
うに突極部51bの形状を調整する。
【0141】なお、上記例では、巻線42及び巻線52
を用いて励磁する方法を示したが、着磁するための磁界
が得られる方法であれば、永久磁石を励磁源とする方法
を用いてもかまわない。
【0142】(実施の形態5)次に、本発明の実施の形
態2におけるブラシレスモータのロータに搭載されるマ
グネットの着磁方法について説明する。
【0143】図9は本発明の実施の形態5におけるブラ
シレスモータのロータに搭載されるマグネット及びその
着磁装置の斜視図であり、図10(a)は図9のA−A
線矢視断面端面図であり、図10(b)は図9のB−B
線矢視断面端面図である。
【0144】図9及び図10において、21はマグネッ
ト、21aは検出磁界発生部、21bは駆動磁界発生
部、21cは溝、50は駆動磁化着磁装置、51は駆動
磁化着磁用ヨーク、51aは外筒、51bは突極部、5
1cは連接部、52は巻線、53は円柱状空間であり、
これらは実施の形態2と同様のものであるため、同一の
符号を付して説明は省略する。また、実施の形態4の場
合と同様、溝21cは、矩形波着磁性をよくするために
形設されたものであり、マグネット21の磁化極性の反
転する位置における磁化の変化率が、磁極位置検出のた
めの磁界として十分な検出精度を得ることが可能な磁界
をつくることのできる変化率を得られる場合にはなくて
もよい。
【0145】70は検出磁界発生部21aの着磁を行う
検出磁化着磁装置、71は鉄等の強磁性体により構成さ
れ内部に着磁用の磁界を通すための検出磁化着磁用ヨー
クである。検出磁化着磁用ヨーク71は、基底を成す短
い円柱状の基底部71aと、基底部71aの一端面に対
向して位置し中央に円形孔71eを有し半径方向に直線
状の複数の溝71cにより基底部71aと同半径の円弧
環状に分割された磁界生成部71bと、基底部71aと
各磁界生成部71bとを連結する円柱状の連結部71d
と、から構成されている。検出磁化着磁用ヨーク71の
各検出磁化着磁用ヨーク71cは、円周方向に対してマ
グネット21の各溝21cと同じ角度を成すように形成
されている(図10(b)参照)。72は検出磁化着磁
用ヨーク71の各連結部71dに巻回された巻線であ
る。巻線72に着磁用の電流を通電させることにより、
磁界生成部71bから着磁用の磁界を発生させる。
【0146】以上のように構成された検出磁化着磁装置
70及び駆動磁化着磁装置50において、マグネット2
1への着磁方法を説明する。
【0147】検出磁化着磁装置70は、磁界生成部71
bに形設された各検出磁化着磁用ヨーク71cと検出磁
界発生部21aの各溝21cとの位置が整合するように
近接して配置される。この状態において、巻線72に電
流を通電させ、巻線72内に磁界を発生させる。磁束は
透磁率の高い検出磁化着磁用ヨーク71内に集束され、
検出磁界発生部21aと対向する磁界生成部71bの端
面から検出磁界発生部21aに強い磁界が加わり、検出
磁界発生部21aは着磁される。この際、検出磁化着磁
用ヨーク71cを隔てて隣り合う磁界生成部71bから
は、逆向きの磁束が発生するようにする。これは、検出
磁化着磁用ヨーク71cを隔てて隣り合う磁界生成部7
1bに連設された連結部71dに巻回された巻線72の
巻き方向を同じとし通電方向を逆向きとするか、又は、
検出磁化着磁用ヨーク71cを隔てて隣り合う磁界生成
部71bに連設された連結部71dに巻回された巻線7
2の巻き方向を逆向きとし通電方向を同じとすることに
より行われる。これにより、検出磁界発生部21aと対
向する磁界生成部71bの端面には、円周方向に対し
て、検出磁化着磁用ヨーク71cにおいて急激に極性の
反転する矩形波状の磁界が形成され、検出磁界発生部2
1aは中心軸Lと平行な方向に磁化が向くように矩形波
着磁される。
【0148】尚、駆動磁化着磁装置50による駆動磁界
発生部21bの着磁については、実施の形態4と同様で
あるため説明を省略する。
【0149】なお、上記例では、巻線72及び巻線52
を用いて励磁する方法を示したが、着磁するための磁界
が得られる方法であれば、永久磁石を励磁源とする方法
を用いてもかまわない。
【0150】
【発明の効果】以上のように本発明のブラシレスモータ
によれば、以下のような有利な効果を得ることができ
る。
【0151】請求項1に記載の発明によれば、 (1)ステータとロータのマグネットとの間に発生する
トルクが滑らかとなることにより、コギングのようない
わゆるトルクリップルが減少し、回転中のトルクが一定
に近づくため、回転数の変動が少なく、振動騒音も少な
いブラシレスモータを提供することができる。
【0152】(2)磁極位置センサにより正確に磁極位
置検出がされるため、ステータに通電する駆動電流の相
切り換えのタイミングをロータの回転に正確に同期させ
て行うことが可能となり、運転効率に優れ、脱調が防止
されたブラシレスモータを提供することができる。
【0153】請求項2に記載の発明によれば、 (1)ステータとロータのマグネットとの間に発生する
トルクが滑らかとなることにより、回転数の変動が少な
く、振動騒音も少ないブラシレスモータを提供すること
ができる。
【0154】(2)磁極位置センサにより正確に磁極位
置検出がされるため、ステータに通電する駆動電流の相
切り換えのタイミングをロータの回転に正確に同期させ
て行うことが可能となり、運転効率に優れ、脱調が防止
されたブラシレスモータを提供することができる。
【0155】請求項3に記載の発明によれば、 (1)検出磁界発生部を小型化できるため、コンパクト
に構成することが可能なブラシレスモータを提供するこ
とができる。
【0156】(2)検出磁界発生部の磁化の強度を大き
くすることができるため、タイミングずれの少ない磁極
位置検出が可能なブラシレスモータを提供することがで
きる。
【0157】(3)溝の位置が機械的に決められている
ため、検出磁界発生部の着磁の際の磁極位置のずれが防
止され、着磁の際の着磁誤差のないブラシレスモータを
提供することができる。
【0158】(4)溝を利用してマグネットをロータに
機械的に強く固定することが可能であり、回転時にマグ
ネットとロータとがスリップすることを防止することが
可能なブラシレスモータを提供することができる。
【0159】請求項4に記載の発明によれば、マグネッ
トの溝にロータが機械的に強く固定されるため、回転時
にマグネットとロータとがスリップすることを防止する
ことが可能なブラシレスモータを提供することができ
る。
【0160】請求項5に記載の発明によれば、 (1)駆動磁界発生部からの磁界の検出磁界発生部から
発生する磁界への干渉量が小さく、検出磁界発生部から
発生する磁界の極性変化をシャープにとらえることがで
きる。これにより、タイミングずれの少ない磁極位置検
出が可能なブラシレスモータを提供することができる。
【0161】(2)ステータの前方にステータに垂直に
配置された回路基板上に実装することが可能となり、ブ
ラシレスモータの構成をコンパクト化することが可能な
ブラシレスモータを提供することができる。
【0162】請求項6に記載の発明によれば、 (1)検出磁界発生部と駆動磁界発生部とが異なる磁石
の組み合わせにより構成されているため、検出磁界発生
部を構成する磁石は、駆動磁界発生部を構成する磁石の
磁極位置に関係なく、位置検出に最適な磁極配置を行う
ことが可能なブラシレスモータを提供することができ
る。
【0163】(2)駆動磁界発生部にはそれに適した強
度や正弦波着磁のしやすい磁石を、一方、検出磁界発生
部には、それに適した強度の磁石や矩形波着磁や軸と平
行方向の着磁のしやすい磁石をそれぞれ選定することが
可能なブラシレスモータを提供することができる。
【0164】請求項7に記載の発明によれば、検出磁界
発生部に強い矩形波状の磁化分布を生成することが極め
て容易であり、安定でタイミングずれの少ない磁極位置
の検出が可能なブラシレスモータを提供することができ
る。
【0165】請求項8に記載の発明によれば、 (1)マグネットが一体で構成されるため、組み立て時
に生じる公差を小さくすることが可能となり、高い組み
立て精度を容易に得ることが可能なブラシレスモータを
提供することができる。
【0166】(2)マグネットが一体で構成されるた
め、組み立て時の作業性に優れ、部品点数が減るために
経済性にも優れたブラシレスモータを提供することがで
きる。
【0167】また、本発明のポンプによれば、以下のよ
うな有利な効果を得ることができる。
【0168】請求項9に記載の発明によれば、与圧部
を、請求項1乃至8の何れか一に記載のブラシレスモー
タにより駆動するため、ポンプの回転数の変動が少なく
脈動が防止され、振動騒音も小さく、運転効率が高く、
ポンプの運転時の脱調が防止されやポンプを提供するこ
とができる。
【0169】請求項10に記載の発明によれば、脈動が
少なく安定で高効率な小型のポンプを提供することがで
きる。
【0170】請求項11に記載の発明によれば、磁極位
置センサが防水されているため、磁極位置センサが腐食
や漏電等により劣化することがなく、脈動が少なく安定
で高効率なポンプを提供することができる。
【0171】請求項12に記載の発明によれば、ポンプ
の回転数の変動が少なく脈動が防止され、振動騒音も小
さく、運転効率が高いポンプを提供することができる。
【0172】また、本発明のブラシレスモータのマグネ
ットの着磁方法によれば、以下のような有利な効果を得
ることができる。
【0173】請求項13に記載の発明によれば、検出磁
界発生部に磁化の大きさの変化が回転方向に対して矩形
波状に極性の反転するようなマグネットの半径方向に向
いた磁化が着磁され、駆動磁界発生部に磁化の大きさの
変化が回転方向に対して正弦波状に極性の反転するよう
なマグネットの半径方向に向いた磁化が着磁されたブラ
シレスモータのマグネットを製造することが可能なブラ
シレスモータのマグネットの着磁方法を提供することが
できる。
【0174】請求項14に記載の発明によれば、検出磁
界発生部に磁化の大きさの変化が回転方向に対して矩形
波状に極性の反転するようなマグネットの回転軸方向に
平行な方向に向いた磁化が着磁され、駆動磁界発生部に
磁化の大きさの変化が回転方向に対して正弦波状に極性
の反転するようなマグネットの半径方向に向いた磁化が
着磁されたブラシレスモータのマグネットを製造するこ
とが可能なブラシレスモータのマグネットの着磁方法を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるブラシレスモー
タ及びそれを用いた本発明の実施の形態1におけるポン
プの要部側面図
【図2】図1のポンプの外側シュラウドの斜視図
【図3】(a)図1のポンプに内設された実施の形態1
のブラシレスモータのロータに搭載されるマグネットの
中心軸に沿った断面図 (b)図3(a)のマグネットの前側面図 (c)図3(a)のマグネットの後側面図 (d)マグネットを円周状配置とした場合の図1のポン
プに内設された実施の形態1のブラシレスモータのロー
タに搭載されるマグネットの中心軸に沿った断面図 (e)図3(d)のマグネットの前側面図 (f)図3(d)のマグネットの後側面図
【図4】(a)図3のマグネットの円周方向に沿った磁
力の変化を表す図 (b)図4(a)の磁化極性の変化点付近の区間の拡大
【図5】本発明の実施の形態2におけるブラシレスモー
タ及びそれを用いた本発明の実施の形態2におけるポン
プの要部側面図
【図6】(a)図5のポンプに内設された実施の形態2
のブラシレスモータのロータに搭載されるマグネットの
中心軸に沿った断面図 (b)図6(a)のマグネットの前側面図 (c)図6(a)のマグネットの後側面図 (d)マグネットを円周状配置とした場合の図5のポン
プに内設された実施の形態1のブラシレスモータのロー
タに搭載されるマグネットの中心軸に沿った断面図 (e)図6(d)のマグネットの前側面図 (f)図6(d)のマグネットの後側面図
【図7】(a)本発明の実施の形態3のブラシレスモー
タのロータに搭載されるマグネットの斜視図 (b)図7(a)のマグネットの中心軸に沿った断面図 (c)図7(a)のマグネットの検出磁界発生部側から
見た側面図
【図8】本発明の実施の形態4におけるブラシレスモー
タのロータに搭載されるマグネット及びその着磁装置の
斜視図
【図9】本発明の実施の形態5におけるブラシレスモー
タのロータに搭載されるマグネット及びその着磁装置の
斜視図
【図10】(a)図9のA−A線矢視断面端面図 (b)図9のB−B線矢視断面端面図
【図11】イ号公報に開示のブラシレスモータの要部破
断面図
【図12】一般的なブラシレスモータの回転軸に垂直な
断面を表す模式図
【符号の説明】
1 ポンプ 2 ケーシング 2a 送水側ケーシング 2a’ 後側端部 2b 中央部ケーシング 2b’ 嵌合部 2c 流入側ケーシング 3 吸込継手 3a Oリング収納溝 4 吐出継手 5 流入室 6 送水室 7 ロータ収納室 8 駆動回路収納室 9 防水隔壁 10 流入室隔壁 10’ 嵌合部 11,12 Oリング 13 ロータ支軸 13a 嵌合部 14 吸入側支持体 14a 嵌合穴 15 吐出側支持体 16 スラスト軸受 17 ロータ 17’ 固定部 17a’ 端部 18 内側シュラウド 18a 前部 18b 後部 19 外側シュラウド 19a 前部 19b 鍔状部 19c 後部平行部 19d 後端部 20a 軸流ポンプ室 20b 遠心ポンプ室 21 マグネット 21a 検出磁界発生部 21a’ 端面 21a−1,21a−2,21a−3,21a−4 磁
区 21b 駆動磁界発生部 21b−1,21b−2,21b−3,21b−4 磁
区 21c 溝 22 ステータ 23 磁極位置センサ 24 回路基板 30 ブレード 30a 軸流羽根 30b 遠心羽根 40 検出磁化着磁装置 41 検出磁化着磁用ヨーク 41a 外筒 41b 突極部 41c 連接部 42 巻線 43 円柱状空間 44 間隙部 50 駆動磁化着磁装置 51 駆動磁化着磁用ヨーク 51a 外筒 51b 突極部 51c 連接部 52 巻線 53 円柱状空間 60 磁極位置センサ 70 検出磁化着磁装置 71 検出磁化着磁用ヨーク 71a 基底部 71b 磁界生成部 71d 連結部 71e 円形孔 72 巻線 L 中心軸 101 回路基板 102 ブラケット 103 ローター 104 マグネット 104a 周波数発電機用マグネット 104b ロータマグネット 105 ステータ 105a 巻線 106 シャフト 107 ボールベアリング 108 磁性位置センサ(ホール素子) 110 マグネット 111 ステータ 111a コイル 111b 界磁鉄芯 111c 突極
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02K 15/03 H02K 15/03 G 21/14 21/14 M (72)発明者 宿里 陽一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5H019 AA02 AA03 BB01 CC03 CC07 DD01 DD07 EE14 5H607 BB01 BB09 BB14 CC01 CC05 DD02 FF06 5H621 AA02 BB10 GA04 GB10 HH01 JK03 JK13 5H622 AA02 CB02 QB04

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動電流の通電により回転磁界を発生させ
    るステータと、前記ステータの発生する前記回転磁界に
    より回転駆動されるマグネットを有するロータと、前記
    ロータの作る磁界を検出することにより前記ロータの回
    転位置を検出する磁極位置センサと、を備えたブラシレ
    スモータであって、前記マグネットは、前記磁極位置セ
    ンサの回転位置の検出に利用される検出磁界発生部と、
    前記ステータの発生する前記回転磁界により回転駆動す
    るための磁界の発生に利用される駆動磁界発生部と、を
    備え、前記検出磁界発生部と前記駆動磁界発生部とが異
    なる着磁をされたことを特徴とするブラシレスモータ。
  2. 【請求項2】前記駆動磁界発生部は、前記ロータの回転
    方向に対して磁化の大きさの変化が正弦波状となるよう
    に着磁され、前記検出磁界発生部は、前記ロータの回転
    方向に対して磁化の大きさの変化が矩形波状となるよう
    に着磁されたことを特徴とする請求項1に記載のブラシ
    レスモータ。
  3. 【請求項3】前記検出磁界発生部は、各々の磁化の極性
    の反転する境界に形成された溝を備えたことを特徴とす
    る請求項1又は2の何れか一に記載のブラシレスモー
    タ。
  4. 【請求項4】前記ロータは、前記検出磁界発生部の前記
    溝に嵌合し前記マグネットを固定する固定部を備えたこ
    とを特徴とする請求項3に記載のブラシレスモータ。
  5. 【請求項5】前記検出磁界発生部は、前記ロータの回転
    軸に平行な方向に磁化が向くように着磁されたことを特
    徴とする請求項1乃至4の何れか一に記載のブラシレス
    モータ。
  6. 【請求項6】前記マグネットは、前記検出磁界発生部と
    前記駆動磁界発生部とが異なる磁石の組み合わせにより
    構成されたことを特徴とする請求項1乃至5の何れか一
    に記載のブラシレスモータ。
  7. 【請求項7】前記マグネットは、前記検出磁界発生部が
    円周方向に対して複数に分割された磁石の集合体により
    構成されたことを特徴とする請求項1乃至6の何れか一
    に記載のブラシレスモータ。
  8. 【請求項8】前記検出磁界発生部及び前記駆動磁界発生
    部は、一体の前記マグネットにより形成されたことを特
    徴とする請求項1乃至5の何れか一に記載のブラシレス
    モータ。
  9. 【請求項9】ポンプ室と、請求項1乃至8の何れか一に
    記載のブラシレスモータの前記ロータにより回転駆動さ
    れ前記ポンプ室内の液体に運動量を与え流れを形成する
    与圧部と、を備えたことを特徴とするポンプ。
  10. 【請求項10】前記ロータは環状に形成されており、前
    記与圧部は、前記ロータの環内に配設されたことを特徴
    とする請求項9に記載のポンプ。
  11. 【請求項11】前記ロータと前記磁極位置センサとの間
    に配設された防水隔壁を備え、前記磁極位置センサは前
    記防水隔壁により防水されていることを特徴とする請求
    項9又は10に記載のポンプ。
  12. 【請求項12】前記与圧部は、前記ロータと同軸に配設
    されたロータ支軸と、吸込側が円筒状に形成され吐出側
    が中央部から吐出側端部に向けて拡開して形成され前記
    ロータ支軸に回転自在に軸支された内側シュラウドと、
    前記内側シュラウドの外側に前記内側シュラウドと同軸
    に前記内側シュラウドに固設された外側シュラウドと、
    前記外側シュラウドと前記内側シュラウドとの間に設け
    られたブレードと、を備えたことを特徴とする請求項9
    乃至11の何れか一項に記載のポンプ。
  13. 【請求項13】駆動電流の通電により回転磁界を発生さ
    せるステータと、前記ステータの発生する前記回転磁界
    により回転駆動されるマグネットを有するロータと、前
    記ロータの作る磁界を検出することにより前記ロータの
    回転位置を検出する磁極位置センサと、を備えたブラシ
    レスモータのマグネットの着磁方法であって、前記マグ
    ネットの一端部に形成される検出磁界発生部の外周側壁
    に、前記マグネットの半径方向に前記マグネットの回転
    方向に対して矩形波状に極性の反転する磁界を加え、前
    記マグネットの検出磁界発生部以外の部分である駆動磁
    界発生部の外周側壁に、前記マグネットの半径方向に前
    記マグネットの回転方向に対して正弦波状に極性の反転
    する磁界を加えることにより着磁を行うことを特徴とす
    るブラシレスモータのマグネットの着磁方法。
  14. 【請求項14】駆動電流の通電により回転磁界を発生さ
    せるステータと、前記ステータの発生する前記回転磁界
    により回転駆動されるマグネットを有するロータと、前
    記ロータの作る磁界を検出することにより前記ロータの
    回転位置を検出する磁極位置センサと、を備えたブラシ
    レスモータのマグネットの着磁方法であって、前記マグ
    ネットの一端部に形成される検出磁界発生部の外周側壁
    に、前記マグネットの回転軸と平行な方向に前記マグネ
    ットの回転方向に対して矩形波状に極性の反転する磁界
    を加え、前記マグネットの検出磁界発生部以外の部分で
    ある駆動磁界発生部の外周側壁に、前記マグネットの半
    径方向に前記マグネットの回転方向に対して正弦波状に
    極性の反転する磁界を加えることにより着磁を行うこと
    を特徴とするブラシレスモータのマグネットの着磁方
    法。
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