JP2000287836A - 電子レンジ用調理器 - Google Patents

電子レンジ用調理器

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JP2000287836A
JP2000287836A JP11139010A JP13901099A JP2000287836A JP 2000287836 A JP2000287836 A JP 2000287836A JP 11139010 A JP11139010 A JP 11139010A JP 13901099 A JP13901099 A JP 13901099A JP 2000287836 A JP2000287836 A JP 2000287836A
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JP
Japan
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microwave
heated
container
microwave oven
egg
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JP11139010A
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English (en)
Inventor
Toshihiko Mori
俊彦 森
Sadako Mori
貞子 森
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子レンジで玉子・たらこ・ベーコンなどを
調理すると、マイクロ波により急速に加熱されるため
に、破裂したり脂が飛散したりする。 【解決手段】 被過熱物を覆う容器の、表面積で30%
以上90%以下の部分を導電性物質・導電性スリット・
網または多孔面のいずれかまたはその組み合わせで構成
し、マイクロ波の侵入を一部抑制した。さらに、導電性
物質以外の容器部分を構成する物質に、マイクロ波吸収
体を含ませることにより、容器自体の過熱も可能とし、
被加熱物を熱伝導でも加熱し、外周からの優先加熱がで
き、望みによっては焦げ目が得られるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子レンジで調理
をするときに用いる容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来被加熱物を電子レンジで加熱する場
合、被加熱物は、直接または非金属でかつマイクロ波を
吸収しない容器に入れて(または乗せて)加熱される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる場合、被加熱物
はマイクロ波に直接晒されるので、急激に加熱されるた
め、しばしば組織破壊を生ずる。
【0004】たとえば、電子レンジでゆで玉子や目玉焼
きを作ろうとしても、強力なマイクロ波を受け、玉子
(特に白身)が破裂してしまう。
【0005】たらこや脂身の多い豚肉なども、加熱中に
局部破裂を起こし、食感を損ねる。
【0006】本発明は、かかる欠点を排除するために、
マイクロ波の量を抑制しながら、被加熱物を徐々に加熱
する容器を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、被加熱物に
作用するマイクロ波の量を抑制するために、容器の30
%以上90%以下の部分を導電性物質で覆い、覆はれた
部分から容器内に侵入するマイクロ波を防止した。
【0008】また、導電性物質の一部または全体を、最
短対辺が3mm以下のスリット・網目および多孔面のい
ずれかで構成することにより、調理器内の被加熱物が見
えるにも拘わらず、覆はれた部分から容器内に侵入する
マイクロ波を防止した。
【0009】さらに、容器の導電性物質以外の部分を構
成する物質の重量比で5%ないし70%をマイクロ波吸
収体に置き換えることにより、容器自体にマイクロ波吸
収加熱をもたらし、容器からの熱伝導による加熱も可能
にし、従来のフライパンや鍋などによる加熱に近い状態
も加味できるようにした。
【0010】
【発明実施の形態】本発明の実施形態を実施例に基づ
き、図を用いて説明する。
【0011】図1は本発明の1実施例で、図において、
1−1は陶器製容器底部、2−1は側面を兼ねた蓋で、
この蓋は導電性材料であるアルミ板でできており、上部
には絶縁性の持ち手3が付けてある。
【0012】本実施例による調理容器の中に被加熱物4
を入れ、これを電子レンジの中に入れて加熱を始める
と、図2に示すように、蓋2−1に当たったマイクロ波
5−1は表面で跳ね返される。
【0013】一方、底部2−1にはレンジ内の各所、特
に底面6、で反射したマイクロ波5−2が侵入する。
【0014】したがって、被加熱物4は底部から徐々に
加熱されることになる。
【0015】今この被加熱物として割った玉子を選ぶ
と、玉子は破裂することなく5〜6分で固まり、目玉焼
きができる。
【0016】ただし、この場合玉子はマイクロ波のみで
加熱されるため、焦げ目はできない。
【0017】また、蓋はアルミ板でできているので、途
中、玉子の固まり具合を見ることはできないので、加熱
を中断して蓋を取り内部を確認する必要がある。
【0018】図3は他の実施例で、底部1−2は重量比
で25%のフェライト粉を含む厚さ5mmの陶器ででき
ている。
【0019】また、蓋2−2は2mm×2mmのステン
レス製網でできている。
【0020】マイクロ波は導電性材料に開孔部があって
も、その開孔寸法が小さく、例えば網目の場合、その短
辺が約3mm以下であれば、周囲の金属に吸い寄せられ
て、開孔部を透過することはできない。
【0021】したがって、図3の実施例の場合、蓋2−
2は2mm×2mmの金属製網目なので、蓋を通して被
加熱物の調理状況が外部から見えるにも拘らず、マイク
ロ波の蓋からの侵入はなく、被加熱物は底部からのみ加
熱される。
【0022】また、底部1−2の材料はマイクロ波吸収
体を25%含むので、外部から底部に到達したマイクロ
波は一部は底部を加熱し、残部が直接被加熱物を加熱す
る。
【0023】底部は、マイクロ波エネルギーの蓄積で高
温になり、熱伝導で被加熱物を加熱するので被加熱物に
は、焦げ目が得られることになる。
【0024】図4,5に、さらに他の実施例を示す。
【0025】図4は本実施例の調理器の外観図である。
【0026】図5はその中に被加熱物の玉子を割った状
態で入れ、上からステンレス製の落し蓋を入れた状態の
断面図である。
【0027】図において、7はフェライト粉を重量比で
40%含む円筒状陶器、8は容器の底面・上側面・下側
面を覆った、ステンレス製容器ホルダー、9はステンレ
ス製持ち手、10はテフロンコーテイングを施したステ
ンレス製落し蓋、11は耐熱性ラップ、12は被加熱物
の玉子である。
【0028】いま図5の状態の容器を電子レンジに入
れ、1.5分間加熱すると、玉子へのマイクロ波照射は
上下はステンレスに遮断され、中央側面からフェライト
が吸収した残りのマイクロ波で徐々に加熱される。
【0029】一方で容器側面はフェライトを有するの
で、マイクロ波を吸収し、120℃近くの高温となる。
【0030】この高温が玉子を側面から熱伝導で加熱
し、黄身よりも外側に位置する白身が優先的に加熱され
るので、半熟の理想状態のゆで玉子ができる。
【0031】ステンレス製落し蓋は上面からのマイクロ
波照射を防止するのみならず、玉子に接する面が球面状
になっており、かつテフロンコーテイングがなされてい
るので、玉子は成形された状態でゆで上がり、かつ落し
蓋からの離脱が容易に行える。
【0032】また、玉子全体は耐熱性ラップ11に覆は
れているので、加熱後ラップと一緒に取り出し、必要に
応じ水で急冷することも可能である。
【0033】また、ステンレス製容器ホルダー9には同
材料でできた持ち手9が付いているので、この部分は昇
温せず、容易に容器を持ち出すことができる。
【0034】
【発明の効果】以上のように、容器の30%以上90%
以下の部分を導電性物質で覆うと、覆はれた部分から容
器内に侵入するマイクロ波が防止できるので、被加熱物
は徐々に加熱され、玉子のような破裂しやすい被加熱物
に対しても安全に調理ができる。
【0035】この容器で、ベーコン・脂身の多い豚肉ま
たはたらこなどを加熱する場合も、急激な加熱を伴わな
いため、油の飛散や破裂が防止でき、味を損なうことも
ない。
【0036】また、導電性物質の一部または全体を、最
短対辺が3mm以下のスリット・網目および多孔面のい
ずれかで構成することにより、調理器内の被加熱物が見
えるにも拘わらず、覆はれた部分から容器内へのマイク
ロ波の侵入が防止でき、被加熱物の急激な加熱が抑制で
きる。
【0037】さらに、容器の導電性物質以外の部分を構
成する物質の重量比で5%ないし70%をマイクロ波吸
収体に置き換えることにより、容器自体のマイクロ波吸
収加熱がもたらされ、容器からの熱伝導による加熱も可
能となり、従来のフライパンや鍋などによる加熱に近い
状態も加味でき、望みに応じ焦げ目も得られる。
【0038】本発明で、容器にマイクロ波吸収体を含ま
せ、底面と上面を導電性物質で覆う調理器を用いると、
殻を割って取り除いた状態で、ゆで玉子を容易につくる
ことができる。
【0039】このゆで玉子を、従来の水に入れて鍋で温
める方式と比較すると、水が不要である、短時間で
できる、エネルギーが節約できる、ゆでたあと玉子
をむく必要がない、予め調味料を注入し味付けが可能
である、容器断面を星型やハート型にしておけば、変
形ゆで玉子もできる、などの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による電子レンジ用調理器の1実施例
を示す。
【図2】 本発明による電子レンジ用調理器の図1の実
施例に対するマイクロ波の進行状況の1例を示す。
【図3】 本発明による電子レンジ用調理器の他の実施
例で、蓋に導電性網を用い、底部にフェライトを含んだ
陶器の図を示す。
【図4】本発明のさらに他の実施例で、底部と上側面・
下側面をステンレスでカヴァーした持ち手付きホルダー
の中に入れた、フェライトを含んだゆで玉子用容器の立
体図を示す。
【図5】図4の容器の断面図で、その中に耐熱性ラップ
で包まれた殻から取り出した玉子と、その上から整形と
マイクロ波遮断を兼ねたテフロンコーテイング付ステン
レス製落し蓋を付加した状態を示す。
【符号の説明】
1−1 陶器製調理容器底部 1−2 フェライト入り陶器製調理容器底部 2−1 アルミ製側面兼蓋 2−2 網目状ステンレス製側面兼蓋 3 蓋の持ち手 4 被加熱物 5−1 蓋に反射されるマイクロ波 5−2 底部から容器内に侵入するマイクロ波 6 電子レンジ底面 7 フェライト入り円筒状ゆで玉子用陶器 8 ステンレス製容器ホルダー 9 ステンレス製持ち手 10 テフロンコーテイングを施したステンレス
製落し蓋 11 耐熱性ラップ 12 玉子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加熱物を覆う容器の、表面積で30
    %以上90%以下の部分が、導電性物質(最小対辺が3
    mm以下のスリットを有する導電性物質・網目および多
    孔面状の導電性物質を含む)で構成された電子レンジ用
    調理器。
  2. 【請求項2】 請求項1の範囲にあって、導電性物質
    以外の部分が重量比で5%以上70%以下のマイクロ波
    吸収体からなる物質で構成された、電子レンジ用調理
    器。
JP11139010A 1999-04-12 1999-04-12 電子レンジ用調理器 Pending JP2000287836A (ja)

Priority Applications (1)

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JP11139010A JP2000287836A (ja) 1999-04-12 1999-04-12 電子レンジ用調理器

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016174736A1 (ja) * 2015-04-28 2016-11-03 サンアロー株式会社 パン・菓子用の食品調理容器及びパン・菓子用の蓋付食品調理容器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016174736A1 (ja) * 2015-04-28 2016-11-03 サンアロー株式会社 パン・菓子用の食品調理容器及びパン・菓子用の蓋付食品調理容器

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