JP2000287883A - 開閉ユニットおよび開閉ユニット付き洋式便器 - Google Patents

開閉ユニットおよび開閉ユニット付き洋式便器

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JP2000287883A JP11101013A JP10101399A JP2000287883A JP 2000287883 A JP2000287883 A JP 2000287883A JP 11101013 A JP11101013 A JP 11101013A JP 10101399 A JP10101399 A JP 10101399A JP 2000287883 A JP2000287883 A JP 2000287883A
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秀康 甲斐
Hiroshi Yamada
洋志 山田
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 簡単な機構で便座や便蓋を手動や自動で閉じ
るようにし、特に便座用ヒータの放熱防止を図ること。 【解決手段】 便蓋等の開閉部材2を回動開閉するため
の緩衝手段と、全開状態の開閉部材2が自重によって回
転可能な位置まで回動させる駆動源5と、駆動源によっ
て回転する伝達歯車60と、伝達歯車の回転力を開閉部
材2側に伝達するダンパギヤ24と、伝達歯車とともに
回転する送りギヤ61と、送りギヤとダンパギヤのそれ
ぞれに設けられた1対の歯を有している。そして、全開
状態の開閉部材2を駆動源5によって閉動作させる場合
は、送りギヤが回動し、ダンパギヤを前方に送ることに
より開閉部材2を自重による閉動作が可能な角度以上回
動させたのち、送りギヤとダンパギヤの係合状態が解除
される。また、開閉部材2を手動により閉動作させる場
合は、ダンパギヤの歯の回動力が送りギヤの歯に伝達さ
れずに、ダンパギヤのみの回動を可能とするようにして
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自重により閉動作
する便蓋や便座等の開閉部材と、その回転の勢いを阻止
する緩衝部材とを有する開閉ユニットおよびその開閉ユ
ニットが取り付けられた洋式便器の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、洋式便器の便座や便蓋に緩衝手段
を設けるとともに、その便座などをモータによって駆動
させる装置が知られている。このような装置は、停電時
などに対応するため、モータ駆動以外に手動で動作でき
るようになっているものが多い。そして、その手動動作
時に、便座や便蓋が勢いよく便器本体に衝突するのを阻
止するためや、モータ駆動時の便座などの持ち上げを容
易にするために、スプリング等の緩衝部材が設けられて
いる。
【0003】このような回動緩衝装置付き洋式便器の1
例が実開昭61−136998号公報に開示されてい
る。この公開公報に開示されている洋式便器は、図37
および図38に示すような構成となっている。すなわ
ち、この洋式便器は、便器71と、便器71に脚73に
より支持されて取り付けられる便座72とから主に構成
されている。そして、便座72の基部に具備された支軸
74を脚73により回動自在に支持させている。さらに
支軸74と電動機76の減速機77とを連結するクラッ
チ75を設けている。このクラッチ75は、摩擦板78
により回転力を伝達するように構成されている。そし
て、該摩擦板78は、一定荷重すなわち便座72の回動
に伴う負荷を超えた荷重が与えられた状態でスリップす
るように摩擦板78を互いにスプリング79により圧接
させている。
【0004】この洋式便器には、さらに便座72の支軸
74に対して常時便座72を持ち上げるように便座72
の荷重より小さな荷重により付勢したスプリング80を
設けている。このスプリング80の一端は、便座72側
に対して固定され、他端が脚73等に対し固定され便座
72に回動力を与えている。また、電動機76を制御す
るスイッチ81が室内の壁面等に取り付けられている。
そして、その切換操作により便座72の開閉動作が行え
るようになっている。
【0005】このように、この洋式便器は、便座72を
便器71に対して支軸74により回動可能に支持させ、
かつ該支軸74に対し電動機76を減速機77とクラッ
チ75を介して連通させている。そして、この電動機7
6を、任意に操作されるスイッチ81により正反転させ
ることによって便座72を開閉させている。加えて、便
座72を持ち上げ方向に便座72の荷重を超えないトル
クのスプリング80により付勢している。
【0006】このため、便器71の使用に際し、手を用
いることなく便座72を開閉でき、衛生的なものとなる
と共にスプリング80によって便座72を開放側に一定
荷重をもって持ち上げる方向に付勢したので、電動機7
6の回転トルクを小さくでき、結果的に小型の電動機7
6を用いて装置をコンパクト化できるものとなってい
る。しかも、故障時においても、便座72がそれ自体の
荷重で落下し、便器71に衝突することがスプリング8
0の弾性力によって阻止される、すなわち緩衝されるの
で、破損の危険もなく使用できるものとなっている。
【0007】この図37および図38に示すような洋式
便器では、スプリング80を使用して便座72の落下時
の勢いを阻止するようにしている。また、便座72のみ
だけではなく、便座と便蓋の両方の落下時の勢いを同様
なスプリングを使用して阻止するのも知られている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図37および図38に
示す便座72のみを有する洋式便器において、便座72
にヒータ機能を付加させた場合、使用状態姿勢で放置さ
れると、ヒータの放熱が著しくなり、電力の消費が大き
くなってしまう。これに対し、便座に加え、便蓋を有す
るものの場合は、便座にヒータ機能を付加させたとき、
便座が使用状態姿勢と同じ状態となっていても、便蓋が
閉じられていれば、ヒータの放熱は便蓋で遮られる。こ
の結果、電力消費は小さくなり、好ましいものとなる。
【0009】しかし、便蓋を有するものであっても、便
蓋を閉じるのを忘れると、便座のヒータの放熱は大きく
なってしまう。ただし、便座が使用状態姿勢でないと
き、すなわち、図37のように立ち上がっているとき
は、背面に便蓋が配置されることとなるため、ヒータの
放熱は阻止され、電力消費はそれ程増大しない。
【0010】なお、便蓋開閉モータとその駆動制御回路
を有しているものでは、便座にヒータ機能を付加しても
放熱を防止することはそれ程困難ではない。すなわち、
人が便座から離れたことを検出する人体検出センサを付
加すれば良いからである。その場合、人体検出センサに
よって人が便座から離れた状態を検知して、既に備え付
けられている便蓋開閉モータを駆動させることにより自
動的に便蓋を動作させて閉じるようにする。
【0011】このように、便座にヒータ機能を付加させ
た場合、放熱が問題視されるのは、便蓋を持たないもの
および便蓋を有していても便蓋開閉モータとその駆動制
御回路を持たないものである。なお、便蓋開閉モータを
有していても、そのモータが故障等により動作しなくな
るようなことが生ずると、やはり放熱の問題は発生して
くる。
【0012】また、便座72のみの洋式便器は、便座に
ごみが付着し易く、またその中に汚物が残っていた場
合、悪臭がトイレ室内に立ち込め、次に入る者にとって
好ましくない。これに対し、便蓋を有するものは、この
ような問題を阻止できるが、便蓋を閉め忘れた場合は同
様の問題が生ずる。
【0013】本発明は、便座や便蓋を有する装置に関
し、簡単な機構で便座や便蓋を手動や自動でソフトに閉
じるようにし、特に便座に設けられるヒータの放熱防止
に適用して好ましい開閉ユニットおよびその開閉ユニッ
ト付き洋式便器を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、請求項1記載の便蓋ユニットでは、便蓋や便座等の
開閉部材を回動開閉するための回動軸と、該回動軸に係
合するとともに開閉部材の自重による回転に抗して働
き、開閉部材の閉鎖速度を落とすための緩衝手段と、全
開状態の開閉部材に対し開閉部材が自重によって回転可
能な位置まで回動させる駆動源と、この駆動源からの回
転力を受けて回転する伝達歯車と、この伝達歯車の回転
力を緩衝手段を介して開閉部材側に伝達するダンパギヤ
と、伝達歯車に設けられこの伝達歯車の回転とともに回
転する送りギヤと、この送りギヤと上記ダンパギヤのそ
れぞれに対をなすように設けられた少なくとも1対の歯
とを有し、全開状態にある開閉部材を駆動源により閉動
作させる場合は、送りギヤが回動することによって、送
りギヤの歯がダンパギヤの歯に係合し、ダンパギヤの歯
を前方に一定量送ることにより開閉部材を自重による閉
動作が可能な角度以上回動させたのち、送りギヤの歯と
ダンパギヤの歯の係合状態が解除され、開閉部材を手動
により閉動作させる場合は、ダンパギヤの歯の回動力が
送りギヤの歯に伝達されずに、ダンパギヤのみの回動を
可能とするようにしている。
【0015】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の開閉ユニットにおいて、開閉部材の閉動作時におい
て、駆動源を停止させるための駆動源停止位置制御手段
を設け、この駆動源停止位置制御手段は、全開状態にあ
る開閉部材を自重による閉動作が可能な角度以上回動さ
せたのち、送りギヤを1周させて当該送りギヤの歯の位
置が初期状態の位置になるまで駆動源を動作させるよう
にしている。さらに、請求項3記載の発明は、請求項1
記載の開閉ユニットにおいて、開閉部材の閉動作時にお
いて、駆動源を停止させるための駆動源停止位置制御手
段を設け、この駆動源停止位置制御手段は、全開状態に
ある開閉部材を自重による閉動作が可能な角度以上回動
させたのち、送りギヤを逆回転させて当該送りギヤの歯
の位置が初期状態の位置になるまで駆動源を動作させる
ようにしている。
【0016】さらに、請求項4記載の発明は、請求項
1,2または3記載の開閉ユニットにおいて、開閉部材
の閉動作時において、駆動源の動作状態を検出する駆動
源動作状態検出手段を設け、この駆動源動作状態検出手
段は、駆動源の動作に応じた間隔で断続的な信号を出力
し、その断続的な信号の出力間隔によって駆動源の動作
異常を検出するようにしている。
【0017】さらに、請求項5記載の発明は、請求項1
から4のいずれか1項記載の開閉ユニットにおいて、開
閉部材の閉動作または開動作時において、開閉部材が一
定角度だけ回動したことを検出する開度検出手段を設
け、この開度検出手段は、開閉部材が閉動作または開動
作する際、予め定めた角度まで回動することによる信号
変化によって開閉部材が上記角度を通過したか否かを検
出するようにしている。
【0018】また、請求項6記載の発明は、請求項1か
ら5のいずれか1項記載の開閉ユニットにおいて、送り
ギヤの歯およびダンパギヤの歯をそれぞれ複数設け、対
を複数としている。
【0019】加えて、請求項7記載の発明は、請求項1
から6のいずれか1項記載の開閉ユニットにおいて、駆
動源と回動軸との間に設けられ、駆動源に所定以上のト
ルクが加わったとき、駆動源の駆動力が回動軸に伝達さ
れるのを遮断するトルクリミッタを有するようにしてい
る。
【0020】また、請求項8記載の開閉ユニット付き洋
式便器は、請求項1から7のいずれか1項記載の開閉ユ
ニットと、この開閉ユニットを取り付ける本体カバー
と、この開閉ユニットで駆動されると共に、この本体カ
バーに対して回動自在に設けられる便蓋または便座の少
なくとも一方とを備えている。
【0021】本発明の開閉ユニットは、便蓋や便座等の
開閉部材をゆっくり閉じさせることができる緩衝手段を
有している。そして、駆動源によって、開状態の開閉部
材を自重で回動可能な位置まで回動させるようにしてい
る。開閉部材が自重によって回動できる位置まで達した
あとは、緩衝手段による緩衝作用を受けてゆっくりと回
動しやがて閉状態となる。
【0022】このような開閉部材を閉動作する際、駆動
源によって、送りギヤを回動させ、それによって、ま
ず、送りギヤの歯がダンパギヤの歯を押して、開閉部材
と一体動作するダンパ軸を回動動作させる。そして、開
閉部材が所定角度(便蓋や便座等が自重で回動可能な位
置となる角度)以上回動したところで、送りギヤの歯と
ダンパギヤの歯の係合が外れ、それ以降は、開閉部材
は、緩衝作用を受けながら自重でゆっくり閉動作を行
う。そして、送りギヤの歯が初期状態の位置に戻った時
点で駆動源の動作が停止する。
【0023】一方、手動操作による開閉部材の閉動作時
には、ダンパギヤの歯と送りギヤの歯は係合することな
く、ダンパギヤの回動力は、送りギヤには伝達されず、
ダンパギヤのみが回動する。これにより、開閉部材は、
緩衝手段による緩衝作用を受けながらゆっくりと閉動作
する。
【0024】このような開閉ユニットを洋式便器に取り
付けると、便蓋や便座等の開閉部材が閉じられずに開状
態になっていても、駆動源をわずかにオンさせることに
よって、便蓋等を閉じることができる。また、駆動源等
が故障して自動的な閉動作が行えない場合でも、手動に
よって便蓋等を閉じることができる。さらには、駆動源
がオンとなった状態で手動にて便蓋等を動かしても何等
駆動源に影響を与えることなく便蓋等を閉じることがで
きる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の例を
図1から図36に基づき説明する。この実施の形態で示
す開閉ユニットは、便蓋を対象とした便蓋ユニット1と
なっている。そして、従来技術の説明で用いた図37に
示すような洋式便器やその他の洋式便器に使用されるも
のとなっている。なお、まず第1の実施の形態につい
て、図1から図21に基づいて説明する。
【0026】第1の実施の形態の便蓋ユニット1は、概
略的には、図1および図2に示すように、開閉部材とな
る便蓋2を開閉するための回転中心となる回動軸3と、
この回動軸3に係合すると共に便蓋2の自重による回転
に抗して働き便蓋2の閉鎖速度を落とすための緩衝手段
4と、開状態の便蓋2を自重による回転可能な位置まで
回動する駆動源としてのモータ5とを有している。な
お、緩衝手段4とモータ5とは、ユニットケース6に取
り付けられている。
【0027】ところで、モータ5には図1では図示され
ない減速輪列33(図7参照)の出力軸には出力ピニオ
ン34が取り付けられている。そして、この出力ピニオ
ン34と緩衝手段4との間には、図5および図6に示す
ように、モータ5の回転力を便蓋2に伝達するための伝
達歯車60とダンパギヤ24が介在している。なお、こ
れら伝達歯車60とダンパギヤ24については、図5お
よび図6においてその詳細な構成が示されており、図1
においては、図面が複雑となるのを防ぐため、伝達歯車
60の図示やこれらの詳細な接合関係の図示を省略して
いる。
【0028】一方、この便蓋ユニット1は、図3に示す
ような洋式便器の温水洗浄便座ユニット7の本体カバー
10に取り付けられている。この洋式便器は、温水洗浄
便座ユニット7と、便器本体8と、水タンク9とから主
に構成されている。そして、温水洗浄便座ユニット7
は、図4に示すように、便蓋2と、便蓋ユニット1が取
り付けられた本体カバー10と、便座12とから主に構
成され、加えて、洗浄ノズル7aと、操作部7bと、電
源プラグ7cと、アース線7dと、水まわりと連結する
連結管7eと、分岐金具7fと、便座12を暖めるため
の電気を供給する便座コード7gとを有している。
【0029】ここで、本体カバー10は、下側に位置す
るベース部に上側のカバー部を固定することにより形成
されており、便蓋ユニット1は、そのベース部に取り付
けられている。また、この温水洗浄便座ユニット7の便
器本体8への取付は、図5に示すように、便器本体8の
取付孔8a,8aに、温水洗浄便座ユニット7に取り付
けたボルト7h,7hを通し、半球パッキン7iと取付
ナット7jで固定することにより行う。
【0030】便蓋ユニット1の本体カバー10への取り
付けは、ユニットケース6を複数のねじ(図示省略)に
よって本体カバー10にねじ固定することによって行っ
ている。なお、本体カバー10には、便座12の自重回
転速度を落とすための便座用緩衝手段となる便座用緩衝
体13も取り付けられている。
【0031】緩衝手段4は、回動軸3によって動作する
入力部材となる便蓋ダンパ軸21と、この便蓋ダンパ軸
21に緩衝作用を付与する緩衝部材となる便蓋オイルダ
ンパ22と、回動軸3が嵌合する嵌合穴23とを有して
いる。この緩衝手段4の便蓋ダンパ軸21には、図5お
よび図6に示すように、2個の歯24a,24bを有す
るダンパギヤ24が固定されている。なお、便蓋オイル
ダンパ22は、その内部に緩衝用のオイルと便蓋ダンパ
軸21の一端が組み込まれており、オイルの作用で便蓋
ダンパ軸21の回転速度を落とすものとなっている。ま
た、便蓋ダンパ軸21は、回転可能な回転軸となってい
る。
【0032】モータ5は、小型の同期電動機で、ロータ
部30の回転が一方向となるようにされた一方向回転モ
ータとなっている。そして、このモータ5は、図7に示
すように、ロータ部30と、ロータ部30のロータピニ
オン31に噛合し、ロータ部30の回転を減速して出力
軸32に伝達する減速輪列部33とを有している。そし
て、出力軸32には出力ピニオン34が設けられてい
る。
【0033】この出力ピニオン34には、図5に示すよ
うに、その回転力を前述した緩衝手段4側のダンパギヤ
24に伝達するための伝達歯車60が係合されている。
この伝達歯車60には2個の歯61a,61bを有する
送りギヤ61が取り付けられている。この送りギヤ61
の2個の歯61a,61bと、前述のダンパギヤ24の
2個の歯24a,24bは、ある条件において係合する
ようになっている。これについては、後に詳細に説明す
る。なお、減速輪列部33には、過負荷が加わった時の
み動作して回転伝達を切断するトルクリミッタとなるフ
リクション機構35が減速輪列部33の最終段の歯車3
6に設けられている。
【0034】このフリクション機構35は、図7に示す
ように、円形の皿ばね37と、摩擦部材38とで最終段
の歯車36を挟み込むと共に、出力軸32と最終段の歯
車36の間に、皿ばね37および摩擦部材38と一体回
転する介在部材39を介在させることにより構成されて
いる。
【0035】モータケース40には、突出部41と、そ
の突出部41に嵌合した軸受42とから構成される軸受
部43が形成されている。一方、ユニットケース6は、
正面側ケース6aと裏面側ケース6bとから構成されて
いる。そして出力軸32がユニットケース6の裏面側ケ
ース6bに支持されている。ユニットケース6には、さ
らに、緩衝手段4の便蓋ダンパ軸21の両端が回転可能
に嵌合されている。
【0036】また、前述の出力ピニオン34には回転信
号出力用歯車34aが取り付けられている。そして、こ
の回転信号出力用歯車34aには、モータ5の動作状態
(この実施に形態では駆動源としてモータを用いている
ので回転状態という)を検出する回転状態検出部として
のモータ回転状態検出センサ62が設けられる。
【0037】このモータ回転状態検出センサ62は、モ
ータ5の回転が正常であるか否かを判定するためのもの
であり、フォトインタラプタからなる光学式検知機構と
なっている。この検出センサ62は、回転信号出力用歯
車34aの歯を挟むように配置され、回転信号出力用歯
車34aの歯の通過を検出して、光の通過量が多い高レ
ベル(Hレベル)と光の通過量が少ない低レベル(Lレ
ベル)の断続的な信号を出力する。そして、モータ5が
正常に回転しているときは、図8(A)に示すように、
HレベルとLレベルの信号が断続的に一定周期で出力さ
れ、何らかの異常(たとえば、モータ5の回転中に便蓋
2の基部2aに手や物が挟まれて便蓋2がそれ以上閉ま
らないような状態)が発生すると、図8(B)または図
8(C)のような、連続したHレベルまたはLレベルの
信号が異常信号として出力される。
【0038】さらに、前述の伝達歯車60には、モータ
5を予め決まった位置で停止させるために、その位置信
号を出力するモータ停止位置検出部が設けられる。この
モータ停止位置検出部は、伝達歯車60側に設けられた
モータ停止マグネット64aと、このモータ停止マグネ
ット64aの磁気検出が可能となるようにセンサ取付基
板63に取り付けられたモータ停止位置センサ64bか
らなっている。
【0039】さらに、ダンパギヤ24には、便蓋2の開
度を検知するための開度検出部が設けられる。この開度
検出部は、ダンパギヤ24側に設けられた便蓋開度マグ
ネット65aと、この便蓋開度マグネット65aの磁気
検出が可能となるようにセンサ取付基板63に取り付け
られた便蓋開度センサ65bからなっている。なお、両
センサ64b,65bは、この実施の形態では、磁気を
検知したときにロー信号を出力するアクティブローとな
っている。
【0040】図9は、便蓋開度センサ65bから出力さ
れる便蓋開度信号の一例と、モータ停止位置センサ64
bから出力されるモータ停止位置信号の一例を示すもの
である。便蓋開度信号は、便蓋2が全開(図5の状態)
のときから半開までは、便蓋開度マグネット65aが便
蓋開度センサ65bと対向しているため、Lレベルとな
る。便蓋2が半開から全閉位置までは、便蓋開度マグネ
ット65aと便蓋開度センサ65bとが対向しないた
め、便蓋開度信号はHレベルとなる。モータ停止位置信
号は、モータ5が停止状態(Lレベルとする)から回転
状態(Hレベルとする)となり、伝達歯車60が1回転
し、元に戻ると、モータ5は停止し、その信号はLレベ
ルとなる。
【0041】便座用緩衝体13は、便座12の軸部と係
合する便座ダンパ軸51と、この便座ダンパ軸51に緩
衝作用を付与する便座オイルダンパ52と、便座オイル
ダンパ52の外周に設けられる回転阻止用突起部53と
を有している。そして、回転阻止用突起部53が本体カ
バー10に設けた切欠き状の係合孔54に嵌合し便座1
2の回転に伴って便座用緩衝体13が回転してしまうの
を防止している。
【0042】ところで、便蓋2が開状態のとき(図1お
よび図2の2点鎖線)、緩衝手段4の便蓋ダンパ軸21
は、図2の実線位置となっている。便蓋2は、その2点
鎖線状態から図2で角度A分左方向へ便蓋ダンパ軸21
と共に一体回動したとき、その自重で回転可能となって
いる。逆に言えば、この角度Aは、便蓋2の自立範囲に
相当する。一方、モータ5に設けられる出力ピニオン3
4に噛合する伝達歯車60の回転により、便蓋ダンパ軸
21は、開状態から図2で示す角度B分回動した後、便
蓋2は自重により確実に閉じ方向に緩衝作用を受けなが
らゆっくり回転していくこととなる。なお、角度Bは、
先に示した角度Aより広くなっている。
【0043】次に、この便蓋ユニット1を組み込んだ洋
式便器の回路構成の一例を図10に基づいて説明する。
【0044】この洋式便器の回路は、制御部66と、こ
の制御部66に接続された便座用ヒータスイッチ67
と、便座12に座った人体を検知するため便座12の近
傍の本体カバー10に固定される赤外線センサ68と、
モータ5と、便座用のヒータ69と、モータ回転状態検
出センサ62と、モータ停止位置センサ64bと、便蓋
開度センサ65bなどから構成されている。なお、回転
信号出力用歯車34aと、モータ回転状態検出センサ6
2と、制御部66とによって駆動源動作状態検出手段
(この実施の形態では駆動源はモータであるので、モー
タ回転状態検出手段という)が構成され、モータ停止マ
グネット64aと、モータ停止位置センサ64bと、制
御部66とで駆動源停止位置制御手段(同様に、この実
施の形態では駆動源はモータであるので、モータ停止位
置制御手段という)が構成され、便蓋開度マグネット6
5aと、便蓋開度センサ65bと、制御部66とで開度
検出手段が構成される。
【0045】便座用ヒータスイッチ67は、高温、低
温、停止の3つの釦部からなり、手動にてオンオフされ
るようになっている。赤外線センサ68は、常時、赤外
線を放射し、人体によって反射された赤外線を受光して
人体を検知するようになっている。なお、便座用ヒータ
スイッチ67は、2段階の温度設定ではなく、1段階の
みにしたり、3段階以上または外部温度によって自動的
にオンされるもの等としても良い。
【0046】次に、前述した伝達歯車60に設けられた
送りギヤ61とダンパギヤ24の動作について図11を
参照しながら説明する。
【0047】図11(A)は、図5(B)を矢印X方向
から見たときのダンパギヤ24の歯24a,24bと送
りギヤ61の歯61a,61bを示すもので、ダンパギ
ヤ24の歯24a,24bは予め決められた間隔dをお
いて設けられ、送りギヤ61にも歯61a,61bが予
め決められた間隔dをおいて設けられている。そして、
ダンパギヤ24の歯24aは、歯車の幅方向の長さ(歯
車の厚み)wを有し、歯24bはその1/2よりもわず
かに短い長さを有している。一方、送りギヤ61の歯6
1aは、歯車の幅方向の長さwの1/2よりもわずかに
短い長さを有し、歯61bは幅方向全体の長さwを有し
ている。
【0048】この図11(A)は、便蓋2が全開状態の
ときの送りギヤ61とダンパギヤ24のそれぞれの歯の
位置関係を示すものである。この図11(A)では、説
明の都合上、ダンパギヤ24の歯24aには送りギヤ6
1の歯61aが接触(あるいはほぼ接触)し、ダンパギ
ヤ24の歯24bにも送りギヤ61の歯61bが接触
(あるいはほぼ接触)した状態となっているが、実際に
は、図5に示されるように、ダンパギヤ24の歯24a
と送りギヤ61の歯61aは接触(あるいはほぼ接触)
状態にあるが、ダンパギヤ24の歯24bと送りギヤ6
1の歯61bは、この時点では、非接触状態となってい
る。このような状態は、便蓋2が全開状態となっている
いわゆる初期状態である。
【0049】この初期状態において、今、モータ5が駆
動されて自動的に閉動作がなされることを考える。この
場合、モータ5が駆動されると、伝達歯車60が図5に
おいて矢印Y方向に回動する。すなわち、図11(A)
において、送りギヤ61の歯61a,61bが図示左方
向(Y方向)に移動して行く。
【0050】これにより、まず、送りギヤ61の歯61
aがダンパギヤ24の歯24aを押し、この送りギヤ6
1の回動に伴って便蓋2が閉方向に回動して行くことに
なる。続いて、図11(B)に示すように、送りギヤ6
1の歯61bがダンパギヤ24の歯24bを押し、これ
により、便蓋2が閉方向にさらに回動して行くことにな
る。このとき、送りギヤ61の歯61aとダンパギヤ2
4の歯車24aとの係合は解除されている。
【0051】そして、便蓋2が、所定位置(図2の角度
B)まで回動すると、送りギヤ61の歯61bとダンパ
ギヤ24の歯24bの係合は外れ、送りギヤ61による
ダンパギヤ24の押し動作が解除され、それ以降は、便
蓋2の自重によって、緩衝手段4の緩衝作用を受けなが
らゆっくりと閉動作を行う。
【0052】なお、送りギヤ61の歯61bとダンパギ
ヤ24の歯24bとの係合が外れた後も、モータ5は回
転を続け、送りギヤ61も回動動作を続ける。そして、
送りギヤ61が1周して初期状態の位置に戻ると、伝達
歯車60に設けられたモータ停止マグネット64aがモ
ータ停止位置センサ64bの位置にまで戻った状態とな
る。これにより、モータ停止位置センサ64bが磁気を
検出してモータ駆動停止信号を制御部66に出力し、モ
ータ5の駆動が停止する。このように、送りギヤ61が
1周して伝達歯車60に設けられたモータ停止マグネッ
ト64aがモータ停止位置センサ64bの位置にまで戻
った状態は、送りギヤ61の歯61a,61bが初期状
態となる位置である。
【0053】図12から図17は、以上説明した動作、
つまり、便蓋2がモータ5の駆動によって全開状態から
全閉状態となるまでの動作における各部の状態遷移を説
明する図である。図12は、便蓋2が全開の状態であ
り、このときは、ダンパギヤ24の歯24aと送りギヤ
61の歯61aは接触(あるいはほぼ接触)状態にある
が、ダンパギヤ24の歯24bと送りギヤ61の歯61
bは、この時点では、非接触状態となっている。また、
この状態では便蓋開度センサ65bからの便蓋開度信号
は、便蓋2が開状態であることを示す信号(開側信号=
Lレベル)となっている。
【0054】この便蓋開度センサ65bは、便蓋2があ
る角度まで閉動作をすると、便蓋開度センサ65bが便
蓋開度マグネット65aから外れ、その出力が変化し、
LレベルからHレベルとなる。この角度は、便蓋2が自
重で確実に閉動作可能となる角度に設定される。
【0055】なお、このような便蓋2の全開状態におい
て、モータ5の駆動開始は、人体検知部としての赤外線
センサ68からの信号を受けて行われる。すなわち、人
間が便器本体8から離れたことを赤外線センサ68が検
知して、その赤外線センサ出力信号(検知なし信号)を
出力し、その赤外線センサ出力信号(検知なし信号)に
よってモータ5の駆動が開始される。また、この状態で
は、モータ停止位置センサ64bからのモータ停止位置
信号は、停止信号(停止位置検出状態)となっており、
モータ回転状態検出センサ62からのモータ回転信号は
回転信号なしとなっている。
【0056】図13は、便蓋2が送りギヤ61によって
ダンパギヤ24が少し回動させられた状態を示し、送り
ギヤ61の歯61aとダンパ歯車の歯24aの係合状態
が外れる直前であり、送りギヤ61の歯61bがダンパ
ギヤ24の歯24bを押し始める状態である。また、こ
の状態では、便蓋開度センサ65bからの出力は、便蓋
2が開状態であることを示す信号(開側信号)が出力さ
れている。また、この状態では、モータ停止位置センサ
64bからのモータ停止位置信号は、回転側信号(停止
位置非検出状態)となっており、モータ回転状態検出セ
ンサ62からのモータ回転信号は、回転信号(正常回転
信号)となっている。
【0057】図14は、送りギヤ61の歯61aとダン
パギヤ24の歯24aの係合状態が完全に外れ、送りギ
ヤ61の歯61bとダンパギヤ24の歯24bとの係合
状態が外れる直前の状態であり、これ以降、便蓋2は自
重で閉動作が可能な状態となる。また、この状態では、
便蓋開度センサ65bからの出力は、便蓋2が開状態で
あることを示す信号(開側信号)が出力されている。ま
た、この状態では、モータ停止位置センサ64bからの
モータ停止位置信号は、回転側信号(停止位置非検出状
態)となっており、モータ回転状態検出センサ62から
のモータ回転信号は、回転信号(正常回転信号)となっ
ている。
【0058】図15は、便蓋2がぼぼ半開となった状態
を示している。この状態では、送りギヤ61の歯61
a,61bとダンパギヤ24の歯24a,24bの係合
状態は共に外れた状態となっており、便蓋2はその自重
で緩衝手段4による緩衝作用を受けながら閉動作を行っ
ている状態である。また、便蓋開度センサ65bは、便
蓋開度マグネット65aから外れ、その出力が変化(L
レベルからHレベル)し、便蓋2が閉状態であることを
示す信号(閉側信号)が出力されている。なお、モータ
5は、まだ回転状態を続けている。また、この状態で
は、モータ停止位置センサ64bからのモータ停止位置
信号は、回転側信号(停止位置非検出状態)となってお
り、モータ回転状態検出センサ62からのモータ回転信
号は、回転信号(正常回転信号)となっている。
【0059】図16、図17は、便蓋2が全閉に近い状
態から全閉状態となる状態遷移を示している。この状態
においては、モータ停止位置センサ64bが伝達歯車6
0に設けられたモータ停止マグネット64aの磁気を検
出し、モータ5の駆動を停止させる。このときの、送り
ギヤ61の歯61a,61bの位置は、図12の位置に
復帰する。なお、便蓋開度センサ65bは、便蓋開度マ
グネット65aから外れた状態であるので、便蓋2が閉
状態であることを示す信号(閉側信号)が出力されたま
まである。
【0060】ところで、以上説明した図12から図17
までの動作において、モータ5の回転状態を検出するモ
ータ回転状態検出センサ62からの信号は、モータ5が
正常に回転している状態では、決まったピッチでHレベ
ルとLレベルの信号を交互に出力するが、モータ5が停
止状態となったときには、HレベルまたはLレベルのい
ずれかに固定される。
【0061】このモータ5の停止状態は、正常な状態で
の停止、つまり、便蓋2が全閉状態となった場合の他
に、たとえば、モータ駆動によって閉じようとしている
便蓋2を無理に開けようとしたような場合などにおいて
も生じる。たとえば、閉じる途中で便蓋2を手で止めよ
うとしたり開けようとした場合や、上方側に回動しよう
とする便蓋2の基部2aと便器の間に手が挟まれたよう
な場合に起こり得る。
【0062】なお、通常は、赤外線センサ68により、
人体が無いことを検知してモータ駆動がなされるが、人
体検知が正常に動作しない場合もある。特に、便器の掃
除中など、便蓋2の回動軸3よりも下方部分の便蓋2と
便器の間に手を入れた状態のときに、モータ5が駆動を
開始すると、便蓋2の基部2aには大きな力が加わるの
で危険となる。
【0063】このように、モータ駆動中に、便蓋2の閉
動作を妨げるような力が加わると、モータ回転状態検出
センサ62からの信号は、HレベルまたはLレベルのい
ずれかに固定される。この信号を異常信号として取り扱
い、モータ5の駆動を停止させるなどの処理を行う。な
お、この異常状態におけるHレベルまたはLレベルの信
号は、一定時間以上長く続くので、その時間によって異
常状態であることを知ることができる。
【0064】このように便蓋2と便器の間に手を挟まれ
たような異常には、異常信号によるモータ停止がなされ
るが、過度の負荷に対しては、モータ5の減速輪列33
に設けられたフリクション機構35も働き、モータ5の
回転力が出力軸32に伝わらないようになるので、これ
によっても安全性は保たれる。
【0065】一方、全閉となっている状態から便蓋2を
開こうとする際は、手で便蓋2を開動作させる。この便
蓋2の手動による開動作は、便蓋2の動作のみについて
考えた場合、図17から図16、図15、…、図12と
いう順序で開かれる。このとき、送りギヤ61の歯61
a,61bは、図17の状態のままであることは勿論で
ある。このように、便蓋2が手で開かれると、便蓋2が
全開状態となったところで、ダンパギヤ24の歯24a
は、送りギヤ61の歯61aに当接し、図12の状態と
なる。このとき、ダンパギヤ24の歯24bは、送りギ
ヤ61の歯61aとは接触することなくその脇を通って
通過することができる。
【0066】次に、全開状態にある便蓋2を手動により
閉じる際の動作について説明する。
【0067】この手動により便蓋2の閉動作を行う際
は、モータ5は駆動されないので、送り歯車61の歯6
1a,61bは共に初期状態を保持する。すなわち、手
動により便蓋2を閉じる場合、送りギヤ61の歯61
a,61bとダンパギヤ24の歯24a,24bは、当
初、図11(A)のような関係となっている。この状態
から、便蓋2を手で閉動作させると、ダンパギヤ24の
みが回動するので、図11(C)に示すように、ダンパ
ギヤ24の歯24aは、そのまま送りギヤ61の歯61
aから離れて行き、歯24bは、送りギヤ61の歯61
aの脇を通って通過して行く。このように、手動で便蓋
2を閉じる際は、ダンパギヤ24の回動力は、送りギヤ
61には伝達されずにダンパギヤ24のみが回動するこ
とになる。
【0068】図18から図21は、手動による各部の状
態遷移を示すものである。図18は、図12と全く同じ
状態であり、この状態から、手動によって便蓋2を閉じ
る動作を行う。この手動による閉動作は、モータ5は駆
動されないので、送りギヤ61の歯61a,61bの位
置は、図18の状態を保持する。この状態において、便
蓋2が手動によって閉動作されると、ダンパギヤ24も
同時に回動して行く。このとき、ダンパギヤ24の歯2
4a,24bは、送りギヤ61の歯61a,61bに当
接することなく、ダンパギヤ24の歯24a,24bの
みが回動することになる。
【0069】この実施の形態では、送りギヤ61の歯6
1aとダンパギヤ2の歯24bが歯車の幅方向の長さw
の1/2以下の長さとなっており、しかも、進行方向に
互い違いに設けられているので、送りギヤ61の歯61
aがダンパギヤ24の歯24bの進行の妨げにはなら
ず、ダンパギヤ24のみの回動が可能となる。これによ
り、便蓋2は、図19の状態を経て図20の状態にまで
達する。なお、便蓋2は、図19と図20の間の所定位
置の時点から、緩衝手段4による緩衝作用を受けながら
自重でも閉動作を行い、図21に示される閉状態とな
る。
【0070】なお、この手動による閉動作時における便
蓋開度センサ65bからの便蓋開度信号については、前
述したモータ駆動による閉動作の場合と同様であるの
で、ここでの説明を省略する。また、モータ回転信号や
モータ停止位置信号は、この場合、モータ駆動がなされ
ていないので、これらの信号に変化は生じない。
【0071】このように手動によって便蓋2を閉じる際
は、ダンパギヤ24と送りギヤ61の歯は全く噛み合う
ことがないので、送りギヤ61は、初期の状態を保持し
たまま、ダンパギヤ24のみが回動動作する。なお、こ
のようにして手動により閉状態となった便蓋2を開ける
際の動作は、図18から図21の動作と逆となる。
【0072】以上説明したように、この第1の実施の形
態によれば、モータ駆動による便蓋2の閉動作では、た
とえば、人体検知手段としての赤外線センサ68によっ
て、人体が便器の前にいなくなったことを検知して、モ
ータ5を駆動させる。このモータ駆動によって、送りギ
ヤ61が回動し、それによって、まず、送りギヤ61の
歯61aがダンパギヤ24の歯24aを押して、ダンパ
ギヤ24を回動動作させる。続いて、送りギヤ61の歯
61bがダンパギヤ24の歯24bを押して、ダンパギ
ヤ24を回動動作させる。そして、便蓋2が所定角度回
動したところで、それ以降は、緩衝手段4にのって緩衝
作用を受けながら便蓋2の自重でゆっくり閉動作を行
う。そして、送りギヤ61が1周して初期状態の位置に
戻った時点でモータ5の駆動が停止する。
【0073】一方、手動操作による便蓋2の閉動作時に
は、送りギヤ61には何等回動力を及ぼすことなく、ダ
ンパギヤ24のみが回動するので、便蓋2は緩衝手段4
による緩衝作用を受けながらゆっくりと閉動作される。
【0074】したがって、この実施の形態では、緩衝手
段4に取り付けられた歯車(ダンパギヤ24)とモータ
5の回転力を便蓋2に伝えるための伝達歯車60とが常
に噛み合っているために生じる不具合を無くすことがで
きる。すなわち、手動による閉動作に負荷がかからずス
ムーズに行える。また、便蓋2の閉位置をモータ5や制
御部66に覚えさせる必要が無く、モータ5の制御が極
めて簡単となる。
【0075】次に、この発明の第2の実施の形態につい
て説明する。
【0076】この第2の実施の形態は、モータ5の停止
位置を検出する手段と、モータ5の回転状態の検出を行
う手段が前述の第1の実施の形態とは異なる。この第2
の実施の形態について図22から図34を参照しながら
説明する。なお、図22から図34において、図1から
図21と同一部分には同一符号が付されている。
【0077】この第2の実施に形態においては、多極着
磁リングマグネット91を伝達歯車60に設け、この多
極着磁リングマグネット91により、モータ5の停止位
置検出とモータ5の回転状態検出の両方を行うようにし
ている。
【0078】すなわち、この多極着磁リングマグネット
91は、モータ5の回転が正常であるか否かを検出する
ために、等間隔でマグネットMがリング状に設けられて
いる。これをホールIC92によって検出することによ
り、モータ5の回転状態を検出するようになっている。
また、モータ5の停止位置検出を行うために、1箇所の
マグネット(これをマグネットM1とする)の幅を他の
マグネットMに比べて大きくしておき、このマグネット
M1からの磁気を検出することで、モータ5の停止位置
を制御するようにしている。
【0079】つまり、初期状態(便蓋2が全開状態)に
おいては、ホールIC92は、マグネットM1による磁
気を検出している。その後、モータ5を駆動させて便蓋
2の閉動作を行ったとき、伝達歯車60が回動動作し、
1回転したところで再びホールIC92がマグネットM
1の磁気を検出して、モータ5の駆動を停止させる。こ
の駆動停止は、マグネットM1からの磁気の検出時間に
よって制御することができる。また、この便蓋2の閉動
作中におけるモータ5の回転状態は、他のマグネットM
によって得られる断続的な出力信号の間隔によって、モ
ータ5の回転状態が正常であるか異常であるかを知るこ
とができる。
【0080】図23は、便蓋開度センサ65bからの便
蓋開度信号と、モータ回転状態検出センサ62としての
ホールIC92からのモータ回転信号を示すものであ
る。図23に示されるように、マグネットM1に対する
ホールIC92の出力が他のマグネットMに比べて長い
ものとなっており、これによってモータ5の停止位置制
御が可能となる。また、図24(A),(B)は、モー
タ回転状態検出センサ62としてのホールIC92の出
力を示すもので、モータ5の回転に異常が生じた場合に
は、ホールIC92の出力がHレベルまたはLレベルで
異常に長く保持された状態となる。
【0081】なお、この第2の実施の形態においても、
伝達歯車60に設けられた送りギヤ61の歯61a,6
1bとダンパギヤ24の歯24a,24bとの関係は、
前述の第1の実施の形態で説明したものと同様となり、
ここではその動作については説明は省略する。図25か
ら図30は、第2の実施の形態におけるモータ駆動によ
る便蓋閉動作時の状態遷移図であり、図25の状態で
は、便蓋開度信号は開側信号、モータ停止位置信号は停
止信号(停止位置検出状態)、モータ回転信号は回転信
号なし(この実施の形態では、磁極検知によってLレベ
ルの信号を発生するため、L信号状態)となっている。
【0082】図26では、便蓋開度信号は開側信号、モ
ータ停止位置信号は回転側信号(停止位置非検出状
態)、モータ回転信号は正常回転信号(Hレベルまたは
Lレベルを等間隔で検出)となっている。図27では、
便蓋開度信号は開側信号、モータ停止位置信号は回転側
信号(停止位置非検出状態)、モータ回転信号は正常回
転信号(HレベルまたはLレベルを等間隔で検出)とな
っている。図28では、便蓋開度信号は閉側信号、モー
タ停止位置信号は回転側信号(停止位置非検出状態)、
モータ回転信号は正常回転信号(HレベルまたはLレベ
ルを等間隔で検出)となり、図29、図30では、便蓋
開度信号は閉側信号、モータ停止位置信号は停止信号
(停止位置検出状態)、モータ回転信号は回転信号なし
(Lレベルの状態)となる。
【0083】また、図31から図34は、手動による便
蓋2の閉動作を示すもので、この場合は、モータ5は駆
動されないので、モータ停止位置信号は停止位置検出状
態、モータ回転信号は回転信号なし(この実施の形態で
は、Lレベルの状態)となっている。その他の動作はこ
れまで説明したものと同様であるので、その動作説明は
省略する。
【0084】この第2の実施に形態においても、前述の
第1の実施の形態と同様に、モータ駆動による便蓋2の
閉動作では、たとえば、人体検知手段としての赤外線セ
ンサ68によって、人体が便器の前にいなくなったこと
を検知して、モータ5を駆動させる。このモータ駆動に
よって、送りギヤ61が回動し、それによって、まず、
送りギヤ61の歯61aがダンパギヤ24の歯24aを
押して、ダンパギヤ24を回動動作させ、続いて、送り
ギヤ61の歯61bがダンパギヤ24の歯24bを押し
て、ダンパギヤ24を回動動作させる。そして、便蓋2
が所定角度回動したところで、それ以降は、緩衝手段4
の緩衝作用を受けながら便蓋2の自重でゆっくり閉動作
を行う。そして、送りギヤが1周して初期状態の位置に
戻った時点でモータ5の駆動が停止する。
【0085】一方、手動操作による便蓋2の閉動作時に
は、送りギヤ61には何等回動力を及ぼすことなく、ダ
ンパギヤ24のみが回動することにより、便蓋2は緩衝
手段4による緩衝作用を受けながら閉動作される。
【0086】そして、この第2の実施の形態では、伝達
歯車60に設けられた多極着磁リングマグネット91と
その磁気を検出するホールIC92により、モータ5の
停止位置検出とモータの回転状態検出の両方を行うこと
ができる。
【0087】以上説明した第1および第2の実施の形態
では、便蓋2をしめ忘れても、駆動源であるモータ5を
わずかに駆動するのみで確実に閉状態とすることができ
る。加えて、便座用のヒータ69がオンされているとき
のみ便蓋2を動作させるようにすることも簡単にでき
る。しかも、便蓋2用の回動軸3をわずかに回動させ、
その後は自重を利用するようにしているため、緩衝手段
4の緩衝力をそのまま利用できる。また、複雑な駆動回
路は必要とせず、モータ5も一般的な小型同期モータや
直流モータ等の一方向回転モータとすることができる。
さらに、開状態の便蓋2をわずかな角度回転させるだけ
であるので、モータ5をトルクの小さい小型モータとす
ることができる。
【0088】さらに、これら各実施の形態では、モータ
駆動による便蓋2の閉動作時においては、送りギヤ61
が回動し、それによって、まず、送りギヤ61の歯61
aがダンパギヤ24の歯24aを押して、ダンパギヤ2
4を回動動作させる。続いて、送りギヤ61の歯61b
がダンパギヤ24の歯24bを押して、ダンパギヤ24
を回動動作させる。そして、便蓋2が所定角度回動した
ところで、それ以降は、便蓋2の自重で緩衝作用を受け
ながらゆっくり閉動作を行う。そして、送りギヤが1周
して初期状態の位置に戻った時点でモータ5の駆動が停
止する。
【0089】一方、手動操作による便蓋2の閉動作時に
は、送りギヤ61には何等回動力を及ぼすことなく、ダ
ンパギヤ24のみが回動することにより、緩衝手段4に
よる緩衝作用を受けながら便蓋2を閉動作させることが
できる。
【0090】したがって、自動動作も手動動作も共にス
ムーズかつ確実に行えることとなる。しかも、閉じ動作
の最終部分は、緩衝手段4を利用しているため、常に静
かに閉じることとなる。また、フリクション機構35や
モータ回転状態検出センサ62の使用によって、安全性
の高い開閉ユニットおよび開閉ユニット付き洋式便器と
なる。
【0091】なお、上述の各実施の形態は、本発明の好
適な実施の形態の例であるが、これに限定されるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々
変形実施可能である。たとえば、送りギヤ61の歯61
a,61bとダンパギヤ24の歯24a,24bの関係
は、図11に示すものではなく、図35に示すように、
全てを幅方向の長さwの1/2以下の長さにし、歯61
aと歯24aを1つの対、歯61bと歯24bを1つの
対として、それぞれ対をなす歯を進行方向に互い違いに
設けるようにしてもよい。
【0092】このように、送りギヤ61とダンパギヤ2
4の歯をすべて幅方向の長さwの1/2以下とすること
により、送りギヤ61とダンパギヤ24の歯の数を2個
づつではなく、3個以上とすることもできる。図36
は、送りギヤ61には3個の歯61a,61b,61c
を設け、ダンパギヤ24にも歯24a,24b,24c
を設けた例を示している。
【0093】この送りギヤ61とダンパギヤ24に設け
られる歯数は、モータ5の駆動による便蓋2の回動角度
をどの程度とするかによって決められるもので、回動角
度を大きくとる必要のある場合には歯数を多くすること
により対応できる。なお、このような回動角度の設定
は、歯数だけではなく、送りギヤ61とダンパギヤ24
のそれぞれの歯の長さ(突出方向の長さ)によっても行
える。すなわち、送りギヤ61とダンパギヤ24の歯の
長さを大きく取れば、1つの歯でも十分な回動角度が得
られる。しかし、歯の長さを大きくすると、その分だけ
スペースが必要となるので、スペース上の問題があっ
て、しかも、大きな回動角度を得ようとする場合には歯
数を多くすればよい。さらに、送りギヤの歯を180度
反対側に一対分追加して、半周分の回転により戻るよう
にしても良い。
【0094】また、上述の各実施の形態では、駆動源停
止位置制御手段は、全開状態にある開閉部材2,12を
自重による閉動作が可能な角度以上回動させたのち、送
りギヤ61を1周させて当該送りギヤ61の歯の位置が
初期状態の位置になるまでモータ5を動作させている。
しかし、送りギヤ61を1周させるのではなく、駆動源
を両方向回転可能なモータやロータリソレノイドなどに
より構成し、一定時間または一定角度駆動した後、逆回
転させて初期位置まで戻すようにしても良い。このよう
に構成した時、逆転したときの送りギヤ61が行き過ぎ
ないように、初期位置にストッパを設けるようにしても
良い。このようなストッパを設けると、初期位置の検出
手段が不要となる。
【0095】また、遅延タイマ(図示省略)を設け、人
体検知手段としての赤外線センサ68が便器から人が離
れたことを検知したあと、その遅延タイマによって、予
め定めた一定時間だけ遅らせてモータ5の駆動を開始さ
せるようにすることも可能である。これによって、人間
が確実に便器から離れる時間を考慮して便蓋2の閉動作
の開始が行え、何らかの原因で人体検出手段が的確に人
体を検出できなかった場合など、人間が便器のそばにい
るにもかかわらずむやみに便蓋2の閉動作を行わせるの
を防ぐことができる。
【0096】さらに、前述の各実施の形態では、緩衝手
段4として、オイル利用のダンパを採用しているが、ス
プリングやコイルバネ等の弾性材や、風切り羽根等の空
気抵抗やその他の抵抗を利用するものとしてもよい。ま
た、駆動源としてはモータ5ではなくソレノイド等の他
の駆動源としてもよい。さらに、モータ5としては、同
期電動機の他にステッピングモータ、直流モータ等各種
のモータを採用することができる。この場合、送りギヤ
を必ずしも一周させる必要はなく、便蓋開度信号、ステ
ップ数、タイマー等を利用して逆転させて、初期の位置
で停止させるようにしても良い。
【0097】さらに、上述の各実施の形態では、便蓋2
の開閉について説明したが、便蓋2以外の他の自重落下
または自重回転する部材、例えば便座12や自重回動す
る扉等にも本発明を適用することができる。また、便座
用緩衝体13を、便蓋2や便座12に対して、緩衝手段
4と同じ側に配置するのではなく、反対側となる位置な
どに設けるようにしても良い。
【0098】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の開
閉ユニットでは、駆動源によって開閉部材をわずかに駆
動した後は、開閉部材の自重によって開閉部材が閉じる
ようになる。このため、便蓋等の開閉部材のしめ忘れが
生じても、開閉部材をわずかに駆動するのみで確実に開
閉部材を閉じることができる。一方、手動操作による開
閉部材の閉動作時には、送りギヤには何等回動力を及ぼ
すことなく、ダンパギヤのみが回動することにより、緩
衝手段による緩衝作用を受けながら開閉部材を閉動作さ
せることができる。このように、自動と手動による開閉
部材の閉動作を共にスムーズかつ簡単な機構で確実に行
えることとなる。また、緩衝手段側に取り付けられた歯
車(ダンパギヤ)と、モータの回転力を開閉部材に伝え
るための伝達歯車(送りギヤ)とが常に噛み合っている
ために生じる不具合を解消することができる。
【0099】また、請求項2および3記載の発明では、
駆動源の駆動を停止させる駆動源停止位置制御手段を設
けているので、初期状態にある送りギヤの歯の位置を再
び初期状態に戻した状態で駆動源の駆動を停止させるこ
とができ、駆動源による開閉部材の閉動作をその都度確
実に行うことができる。
【0100】さらに、請求項4記載の発明では、駆動源
の動作状態を検出する駆動源動作状態検出手段を設けた
ので、駆動源に何らかの原因で過負荷が加わったり、異
常な駆動状態となったことを即座に検出でき、閉動作機
構に及ぼす悪影響を未然に防止できる。また、開閉部材
に手などが挟まれた場合の検出も可能となり、安全性の
向上も図れる。
【0101】加えて、請求項5記載の発明では、開度検
出手段を設けたので、開閉部材が開位置側にいるのか閉
位置側にいるのかを装置側で知ることができ、この信号
に基づいて開閉部材の閉動作時あるいは開動作時におけ
る様々な制御が可能となる。
【0102】また、請求項6記載の発明では、送りギヤ
とダンパギヤの歯をそれぞれ複数設けているので、小さ
いスペースでも十分にダンパギヤを回動させることがで
きる。さらに、請求項7記載の発明では、駆動源にトル
クリミッタを設けたので、駆動源やその伝達経路に過負
荷が加わるのを防止できるとともに、開閉部材に手が挟
まれた場合などの安全性の向上も図れる。
【0103】また、請求項8記載の開閉ユニット付き洋
式便器では、駆動源によって開閉部材をわずかに駆動し
た後は、開閉部材の自重回転によって開閉部材は閉じる
こととなる。このため、便蓋等の開閉部材のしめ忘れが
生じても開閉部材をわずかに駆動するのみで確実に開閉
部材を閉じることができる。また、開閉部材を便蓋とし
た場合、便蓋を閉じることによって、便座へのゴミの付
着や便器内の臭いの発散等を防止できると共に、便座に
ヒータが組み込まれていると、ヒータの放熱を抑えるこ
ともできる。また、駆動源等が故障して自動的な閉動作
が行えない場合も、手動によって確実に開閉部材を閉じ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の開閉ユニットであ
る便蓋ユニットを組み込んだ洋式便器の要部断面図であ
る。
【図2】図1の矢示II方向ら見た図である。
【図3】図1の便蓋ユニットを有する洋式便器の斜視図
である。
【図4】図1の便蓋ユニットが組み込まれた温水洗浄便
座ユニットの、便器本体への取り付けを説明するための
部分分解斜視図である。
【図5】図1の便蓋ユニットの内部構成図であり、
(A)は背面側から見た構成図、(B)は正面側から見
た構成図である。
【図6】図5の便蓋ユニットの展開図であり、(A)は
センサ取付基板を省略した全体展開図で、(B)はセン
サ取付基板を含めた要部展開図である。
【図7】図1の便蓋ユニットのモータ部分を展開した要
部断面図である。
【図8】図1の便蓋ユニットのモータ回転状態検出信号
センサからの出力信号例を示す図で、(A)は正常な回
転出力信号の例、(B)と(C)は異常時における出力
信号の例である。
【図9】図1の便蓋ユニットに使用される便蓋開度セン
サからの便蓋開度信号と、モータ停止位置センサからの
出力信号の各例を示す図である。
【図10】本発明の第1の実施の形態の回路構成図であ
る。
【図11】図1の便蓋ユニットの送りギヤの歯とダンパ
ギヤの歯の関係を説明する図である。
【図12】図1の便蓋ユニットにおけるモータ駆動によ
る便蓋閉動作時の各部の状態遷移を説明するための図
で、完全開状態を示す図である。
【図13】図1の便蓋ユニットにおけるモータ駆動によ
る便蓋閉動作時の各部の状態遷移を説明するための図
で、モータ駆動による閉動作開始状態を示す図である。
【図14】図1の便蓋ユニットにおけるモータ駆動によ
る便蓋閉動作時の各部の状態遷移を説明するための図
で、モータ駆動による送りが完了した状態を示す図であ
る。
【図15】図1の便蓋ユニットにおけるモータ駆動によ
る便蓋閉動作時の各部の状態遷移を説明するための図
で、緩衝手段によって徐々に閉位置側へ便蓋が移動して
いる状態を示す図である。
【図16】図1の便蓋ユニットにおけるモータ駆動によ
る便蓋閉動作時の各部の状態遷移を説明するための図
で、閉動作の途中で、かつモータは停止した状態を示す
図である。
【図17】図1の便蓋ユニットにおけるモータ駆動によ
る便蓋閉動作時の各部の状態遷移を説明するための図
で、閉動作が完了した状態を示す図である。
【図18】図1の便蓋ユニットにおける手動による便蓋
閉動作時の各部の状態遷移を説明するための図で、完全
開状態を示す図である。
【図19】図1の便蓋ユニットにおける手動による便蓋
閉動作時の各部の状態遷移を説明するための図で、手動
による閉動作開始状態を示す図である。
【図20】図1の便蓋ユニットにおける手動による便蓋
閉動作時の各部の状態遷移を説明するための図で、緩衝
手段によって徐々に閉位置側へ便蓋が移動している状態
を示す図である。
【図21】図1の便蓋ユニットにおける手動による便蓋
閉動作時の各部の状態遷移を説明するための図で、閉動
作が完了した状態を示す図である。
【図22】本発明の第2の実施の形態における便蓋ユニ
ットの内部構成図である。
【図23】第2の実施の形態の便蓋ユニットにおける便
蓋開度センサからの便蓋開度信号と、モータ回転状態検
出センサとしてのホールICからのモータ回転信号をそ
れぞれ示す図である。
【図24】第2の実施の形態の便蓋ユニットにおけるモ
ータ回転状態検出センサからの異常信号例を示す図で、
(A)はL信号で停止した場合を示し、(B)はH信号
で停止した場合を示す。
【図25】第2の実施の形態の便蓋ユニットにおけるモ
ータ駆動による便蓋閉動作時の各部の状態遷移を説明す
るための図で、完全開状態を示す図である。
【図26】第2の実施の形態の便蓋ユニットにおけるモ
ータ駆動による便蓋閉動作時の各部の状態遷移を説明す
るための図で、モータ駆動による閉動作開始状態を示す
図である。
【図27】第2の実施の形態の便蓋ユニットにおけるモ
ータ駆動による便蓋閉動作時の各部の状態遷移を説明す
るための図で、モータ駆動による送りが完了した状態を
示す図である。
【図28】第2の実施の形態の便蓋ユニットにおけるモ
ータ駆動による便蓋閉動作時の各部の状態遷移を説明す
るための図で、緩衝手段によって徐々に閉位置側へ便蓋
が移動している状態を示す図である。
【図29】第2の実施の形態の便蓋ユニットにおけるモ
ータ駆動による便蓋閉動作時の各部の状態遷移を説明す
るための図で、閉動作の途中で、かつモータは停止した
状態を示す図である。
【図30】第2の実施の形態の便蓋ユニットにおけるモ
ータ駆動による便蓋閉動作時の各部の状態遷移を説明す
るための図で、閉動作が完了した状態を示す図である。
【図31】第2の実施の形態の便蓋ユニットにおける手
動による便蓋閉動作時の各部の状態遷移を説明するため
の図で、便蓋全開状態を示す図である。
【図32】第2の実施の形態の便蓋ユニットにおける手
動による便蓋閉動作時の各部の状態遷移を説明するため
の図で、手動による閉動作開始状態を示す図である。
【図33】第2の実施の形態の便蓋ユニットにおける手
動による便蓋閉動作時の各部の状態遷移を説明するため
の図で、緩衝手段によって徐々に閉位置側へ便蓋が移動
している状態を示す図である。
【図34】第2の実施の形態の便蓋ユニットにおける手
動による便蓋閉動作時の各部の状態遷移を説明するため
の図で、閉動作が完了した状態を示す図である。
【図35】第1および第2の実施の形態の便蓋ユニット
の送りギヤの歯とダンパギヤの歯の他の設置例を示す図
である。
【図36】第1および第2の実施の形態の便蓋ユニット
の送りギヤとダンパギヤの歯をそれぞれ3個ずつ設けた
例を示す図である。
【図37】従来の洋式便器の斜視図である。
【図38】図37の洋式便器の要部構成図である。
【符号の説明】
1 便蓋ユニット(開閉ユニット) 2 便蓋(開閉部材) 3 回動軸 4 緩衝手段 5 モータ(駆動源) 6 ユニットケース 7 温水洗浄便座ユニット 8 便器本体 9 水タンク 10 本体カバー 12 便座 21 便蓋ダンパ軸(緩衝部材の一部) 22 便蓋オイルダンパ(緩衝部材の一部) 23 嵌合穴 24 ダンパギヤ 24a,24b ダンパギヤの歯 32 出力軸 33 減速輪列部 34 出力ピニオン 35 フリクション機構(トルクリミッタ) 60 伝達歯車 61 送りギヤ 61a,61b 送りギヤの歯 62 モータ回転状態検出センサ 64a モータ停止マグネット 64b モータ停止位置センサ 65a 便蓋開度マグネット 65b 便蓋開度センサ 66 制御部 67 便座用ヒータスイッチ 68 赤外線センサ(人体検知センサ) 69 便座用のヒータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 甲斐 秀康 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 山田 洋志 長野県飯田市毛賀1020番地 株式会社三協 精機製作所飯田工場内 Fターム(参考) 2D037 AA02 AB07 AB10 AB13

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 便蓋や便座等の開閉部材を回動開閉する
    ための回動軸と、該回動軸に係合するとともに上記開閉
    部材の自重による回転に抗して働き、上記開閉部材の閉
    鎖速度を落とすための緩衝手段と、全開状態の上記開閉
    部材に対し上記開閉部材が自重によって回転可能な位置
    まで回動させる駆動源と、この駆動源からの回転力を受
    けて回転する伝達歯車と、この伝達歯車の回転力を上記
    緩衝手段を介して開閉部材側に伝達するダンパギヤと、
    上記伝達歯車に設けられこの伝達歯車の回転とともに回
    転する送りギヤと、この送りギヤと上記ダンパギヤのそ
    れぞれに対をなすように設けられた少なくとも1対の歯
    とを有し、 全開状態にある上記開閉部材を上記駆動源により閉動作
    させる場合は、上記送りギヤが回動することによって、
    その送りギヤの歯が上記ダンパギヤの歯に係合し、上記
    ダンパギヤの歯を前方に一定量送ることにより上記開閉
    部材を自重による閉動作が可能な角度以上回動させたの
    ち、上記送りギヤの歯と上記ダンパギヤの歯の係合状態
    が解除され、 上記開閉部材を手動により閉動作させる場合は、上記ダ
    ンパギヤの歯の回動力が上記送りギヤの歯に伝達されず
    に、上記ダンパギヤのみの回動を可能とすることを特徴
    とする開閉ユニット。
  2. 【請求項2】 前記開閉部材の閉動作時において、前記
    駆動源を停止させるための駆動源停止位置制御手段を設
    け、この駆動源停止位置制御手段は、全開状態にある前
    記開閉部材を自重による閉動作が可能な角度以上回動さ
    せたのち、前記送りギヤを1周させて当該送りギヤの歯
    の位置が前記初期状態の位置になるまで前記駆動源を動
    作させることを特徴とする請求項1記載の開閉ユニッ
    ト。
  3. 【請求項3】 前記開閉部材の閉動作時において、前記
    駆動源を停止させるための駆動源停止位置制御手段を設
    け、この駆動源停止位置制御手段は、全開状態にある前
    記開閉部材を自重による閉動作が可能な角度以上回動さ
    せたのち、前記送りギヤを逆回転させて当該送りギヤの
    歯の位置が前記初期状態の位置になるまで前記駆動源を
    動作させることを特徴とする請求項1記載の開閉ユニッ
    ト。
  4. 【請求項4】 前記開閉部材の閉動作時において、前記
    駆動源の動作状態を検出する駆動源動作状態検出手段を
    設け、この駆動源動作状態検出手段は、駆動源の動作に
    応じた間隔で断続的な信号を出力し、その断続的な信号
    の出力間隔によって前記駆動源の動作異常を検出するこ
    とを特徴とする請求項1,2または3記載の開閉ユニッ
    ト。
  5. 【請求項5】 前記開閉部材の閉動作または開動作時に
    おいて、前記開閉部材が一定角度だけ回動したことを検
    出する開度検出手段を設け、この開度検出手段は、開閉
    部材が閉動作または開動作する際、予め定めた角度まで
    回動することによる信号変化によって開閉部材が上記角
    度を通過したか否かを検出することを特徴とする請求項
    1から4のいずれか1項記載の開閉ユニット。
  6. 【請求項6】 前記送りギヤの歯および前記ダンパギヤ
    の歯をそれぞれ複数設け、前記対を複数としたことを特
    徴とする請求項1から5のいずれか1項記載の開閉ユニ
    ット。
  7. 【請求項7】 前記駆動源と前記回動軸との間に設けら
    れ、前記駆動源に所定以上のトルクが加わったとき、前
    記駆動源の駆動力が前記回動軸に伝達されるのを遮断す
    るトルクリミッタを有することを特徴とする請求項1か
    ら6のいずれか1項記載の開閉ユニット。
  8. 【請求項8】 請求項1から7のいずれか1項記載の開
    閉ユニットと、この開閉ユニットを取り付ける本体カバ
    ーと、上記開閉ユニットで駆動されると共に、この本体
    カバーに対して回動自在に設けられる便蓋または便座の
    少なくとも一方とを備えたことを特徴とする開閉ユニッ
    ト付き洋式便器。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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CN112971578A (zh) * 2021-03-02 2021-06-18 陈雪琴 一种具有抽风除臭功能的智能马桶

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