JPH10184146A - ドアロック補助装置 - Google Patents

ドアロック補助装置

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JPH10184146A
JPH10184146A JP35002596A JP35002596A JPH10184146A JP H10184146 A JPH10184146 A JP H10184146A JP 35002596 A JP35002596 A JP 35002596A JP 35002596 A JP35002596 A JP 35002596A JP H10184146 A JPH10184146 A JP H10184146A
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JP
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door
lock
locked state
state
rotation
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JP35002596A
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Inventor
Yasushi Hiraoka
康 平岡
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Furuno Electric Co Ltd
Original Assignee
Furuno Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、半ロック状態(いわゆる半ドア状
態)になった場合でも、ロックディスクを自動的に回動
させてドアを完全にロックされた状態にすることで、ド
アを手動で閉め直す手間を省くことができ、さらに、ド
アを閉める際の騒音を無くすことにより、不快感を与え
ないようにすることができるというドアロック補助装置
を提供することを目的とする。 【構成】 本発明は、ロックディスク3に設けられた傘
歯車6aをロックディスク回動機構11によって回動さ
せることによって、半ロック状態(いわゆる半ドア状
態)から自動的にドアを完全にロックされた状態にする
装置に関する発明である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、完全ロック状態と
なるのに2段階のロック状態を有するドアロック機構に
おいて、半ロック状態から完全ロック状態へ自動的に遷
移させることができるドアロック補助装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8(a)・(b)に示すように、従来
の自動車のドアロック機構は、自動車のボディーに設け
られたストライカ51と自動車のドアに設けられたキャ
ッチャー機構54とを有している。キャッチャー機構5
4は、ストライカ51に噛み込むロックディスク52と
ロックディスク52を固定するロックラチェット53と
を有している。
【0003】通常、ドアを閉めると、図8(b)に示す
ように、上記のロックディスク52がストライカ51に
噛み込んで、紙面上、時計回りに回動する。そして、ロ
ックディスク52が反転不能となるように、ロックラチ
ェット53がロックディスク52の第2切欠部52bと
係合することによって、完全にロックされた状態となる
(完全ロック状態)。また、ロックディスク52がスト
ライカ51に噛み込む程度が浅く、ロックディスク52
の回動距離が小さい場合は、ロックラチェット53がロ
ックディスク52の第1切欠部52aと係合することに
よって、半ロックされた状態となる(半ロック状態)。
この半ロック状態は、いわゆる半ドア状態でのロック状
態を示している。以上のようにドアロック機構は、車が
走行中、不意にドアが開かないように、また、衝突の際
に、ボディやドアの変形によってドアが開かないよう
に、2段階のロックをするようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、自動車
のドアを完全ロック状態にするには、ドアに強い外力を
加えなければならず、勢い良くドアを閉める必要があ
る。特に、自動車の座席に座ったまま、ドアを閉める時
には、ドアを閉める際に力を入れ難く、半ロック状態
(いわゆる半ドア状態)となることが多い。そして、ド
アが完全ロック状態となるように再び手動で閉め直す必
要があり、手間であるという問題があった。また、ドア
を閉める際の騒音は、時として品性を損なわせるもので
あり、深夜や閑静な住宅街におけるまわりの住民にとっ
ても、自動車の使用者にとっても不快感を与えるという
問題点があった。
【0005】本発明は、上記問題を鑑みてなされたもの
であって、その目的とするところは、半ロック状態(い
わゆる半ドア状態)を検知して、ロックディスクを自動
的に回動させてドアを完全ロック状態にすることで、ド
アを手動で閉め直す手間を省くことができ、さらに、ド
アを閉める際の騒音を無くすことにより、不快感を与え
ないようにすることができるドアロック補助装置を提供
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ドアを閉める際に、ロックディスクが回動することによ
って半ロック状態から完全ロック状態へ遷移するドアロ
ック機構に設けられたドアロック補助装置であって、半
ロック状態を検知する第1検知手段と、ロックディスク
を回動させる回動手段と、前記第1検知手段により、半
ロック状態が検知されたときに、半ロック状態から完全
ロック状態になるように前記回動手段を制御する回動制
御手段とを有していることを特徴としたものである。自
動車のドアを完全ロック状態にするには、ドアに強い外
力を加えなければならず、勢い良くドアを閉める必要が
ある。特に、自動車の座席に座ったまま、ドアを閉める
ときには、ドアを閉める際に力を入れ難く、半ロック状
態(いわゆる半ドア状態)となることが多い。このよう
に半ロック状態になっても、第1検知手段が半ロック状
態を検知すると、回動制御手段が働き、自動的にロック
ディスクを回動させて完全ロック状態にすることがで
き、手動でドアを開けてから閉め直すという手間を省く
ことができる。さらに、ドアを閉める際の騒音を無くす
ことにより、不快感を与えないようにすることができ
る。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成に加えて、完全ロック状態を検知する第2検知
手段を有し、前記回動制御手段が、前記第2検知手段に
より、完全ロック状態が検知されたときに、前記回動手
段を停止させることを特徴としたものである。第2検知
手段が完全ロック状態を検知すると、前記回動制御手段
が働き、回動手段を停止させることによって、ドアロッ
ク補助装置の損傷を防止するとができる。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の発明の構成に加えて、前記回動制御手段が、前記第
1検知手段により、半ロック状態が検知されたときに、
前記回動手段を所定の期間経過後に回動させることを特
徴としたものである。前記第1検知手段が半ロック状態
を検知すると、前記回動制御手段が働き、回動手段を所
定の期間経過後に回動させることによって、手動で完全
ロック状態となる場合には、回動手段が働かないように
して、モータの損傷を防止することができる。
【0009】請求項4記載の発明は、請求項1乃至3の
いずれかに記載の発明の構成に加えて、半ロック状態か
ら完全ロック状態への遷移中に、ドアのノブの動きを検
知する第3検知手段を有し、前記回動制御手段は、前記
第3検知手段により、ドアのノブの動きが検知されたと
きに、前記回動手段を停止させることを特徴としたもの
である。第3検知手段がドアのノブの動きを検知する
と、前記回動制御手段が働き、前記回動手段を停止させ
ることによって、ドアを開ける際にドアロック補助装置
の損傷を防止することができる。また、ドアを開ける際
に、ユーザーにロックディスクを回動させる力による負
担がかかることを回避することができる。
【0010】請求項5記載の発明は、請求項1乃至4の
いずれかに記載の発明の構成に加えて、半ロック状態か
ら完全ロック状態への遷移中に、ロックディスクの停止
を検知する第4検知手段を有し、前記回動制御手段は、
前記第4検知手段により、ロックディスクの停止が検知
されたときに、前記回動手段を停止させることを特徴と
したものである。第4検知手段がロックディスクが停止
したことを検知すると、前記回動制御手段が働き、前記
回動手段を停止させることによって、ドアロック補助装
置の損傷を防止することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図1乃至図7
を用いて説明する。図1に示すように、本実施形態のド
アロック補助装置は、ドアロック機構に設けられたロッ
クディスク回動機構11(回動手段)と、半ロック状態
検知装置(第1検知手段)と、完全ロック状態検知装置
(第2検知手段)と、ドアのノブの動き検知装置(第3
検知手段)と、ロックディスク停止検知装置(第4検知
手段)と、ロックディスク回動制御装置(回動制御手
段)とを有している。
【0012】上記のドアロック機構は、車のボディに設
けられたストライカ2と車のドアに設けられたキャッチ
ャー機構5とを有している。このキャッチャー機構5
は、ロックディスク3とロックラチェット4とを有して
いる。ロックディスク3は、キャッチャー機構5をケー
シングする枠体12の中心部に回動自在に支持されてい
る。また、ロックラチェット4は、該枠体12の端部に
ロックディスク3と係合可能となるような位置に設けら
れており、ドアのノブと連動するように、回動自在に支
持されている。このように構成されたドアロック機構
は、ロック状態において、このロックディスク3がスト
ライカ2に噛み込み、ロックラチェット4がロックディ
スク3の第1切欠部3a又は第2切欠部3bと係合する
ように形成されている。
【0013】上記のロックディスク回動機構11は、ロ
ックディスク3に固設された第1傘歯車6aと、第1傘
歯車6aと噛み合う第2傘歯車6bとを有している。こ
の第2傘歯車6bは、支持軸8を介して、連結・解放自
在となる電磁クラッチ9に接続されている。そして、こ
の電磁クラッチ9には、モータ10が設けられており、
モータ10は、上記の枠体12に固定されている。この
ように構成されたロックディスク回動機構11は、モー
タ10の回転駆動力を電磁クラッチ9と第2傘歯車6b
とを介して第1傘歯車6aに伝達することによって、ロ
ックディスク3を回動させるようになっている。
【0014】上記の半ロック状態検知装置は、a接点の
第1リミットスイッチ13を有している。この第1リミ
ットスイッチ13は、半ロック状態(いわゆる半ドア状
態)となったときに、ON状態となるように、ロックデ
ィスク3の第1切欠部3aに設けられている。即ち、ロ
ックラチェット4が第1切欠部3aと係合したときに、
ロックラチェット4と第1リミットスイッチ13とが当
接するようになっている。また、上記の完全ロック状態
検知装置は、b接点の第2リミットスイッチ14を有し
ている。この第2リミットスイッチ14は、完全ロック
状態となったときに、OFF状態となるように、第2切
欠部3bに設けられている。即ち、ロックラチェット4
が第2切欠部3bと係合したときに、ロックラチェット
4と第2リミットスイッチ14とが当接するようになっ
ている。さらに、上記のドアのノブの動き検知装置は、
b接点の第3リミットスイッチ15を有している。この
第3リミットスイッチ15は、ロックラチェット4の回
動を利用して、OFF状態となるように枠体12の内面
壁12aに設けられている。即ち、ドアのノブを引き上
げたときに、ドアのノブと連動するロックラチェット4
が枠体12の内面壁12aの方に回動するという機械的
運動を利用して、ロックラチェット4と第3リミットス
イッチ15とが当接するようになっている。このよう
に、各リミットスイッチ13〜15は、キャッチャー機
構5と連動してON/OFF状態となるように配設され
ている。尚、本実施形態では、半ロック状態検知装置等
をリミットスイッチ13〜15とするが、これらに限定
されるものではない。従って、半ロック状態等を検知で
きるセンサ等によっても達成される。
【0015】上記のロックディスク停止検知装置は、図
2に示すように、第2タイマー21を有している。この
第2タイマー21は、第1リミットスイッチ13がON
状態となってからカウントを開始し、例えば、5秒後に
b接点の第2リレー接点21aをOFF状態にするよう
に設定されている。尚、第2タイマー21の設定時間
は、説明の便宜上、例示したものであって、これに限定
されるものではない。又、本実施形態では、ロックディ
スク停止検知装置を第2タイマー21とするが、これに
限定されるのではない。従って、ロックディスク3の停
止を検知できるセンサ等によっても達成される。
【0016】上記のロックディスク回動制御装置は、各
リミットスイッチ13〜15と、第2タイマー21によ
りON/OFFされる第2リレー接点21aと、遅延装
置20とを有している。尚、本実施形態の各リミットス
イッチ13〜15は、各検知装置としての機能だけでな
く、ロックディスク回動制御装置としても機能してい
る。
【0017】上記の遅延装置20は、第1タイマー19
とa接点の第1リレー接点19aとを有している。この
第1タイマー19は、第1リミットスイッチ13がON
状態となってからカウントを開始し、例えば、3秒後に
第1リレー接点19aをON状態とするように設定され
ている。尚、第1タイマー19の設定時間は、説明の便
宜上、例示したものであって、これに限定されるもので
はない。
【0018】以上のように構成されるロックディスク回
動制御装置に、上記のロックディスク回動機構11を構
成する電磁クラッチ9及びモータ10と、各検知装置1
3等とを接続することにより制御回路16が構成されて
いる。
【0019】上記の制御回路16は、半ロック状態から
完全ロック状態への遷移が完了するまでロックディスク
回動機構11を作動させる主回路17と、主回路17へ
の通電を規制する補助回路18とを有している。この主
回路17は、電源22と、第1リミットスイッチ13
と、第2リミットスイッチ14と、第3リミットスイッ
チ15と、第1リレー接点19aと、第2リレー接点2
1aと、並列接続された電磁クラッチ9及びモータ10
とを直列に接続することにより構成されている。また、
補助回路18は、第1・第2リレー接点19a・21a
をON/OFFする第1・第2タイマー19・21と、
電源22と、各リミットスイッチ13〜15とを接続す
ることにより構成されている。第1リミットスイッチ1
3は、ロックラチェット4が第1切欠部3aに係合した
ときにON状態となり補助回路18への通電を可能にす
るようになっている。そして、第1タイマー19は、一
定期間経過後に、第1リレー接点19aをON状態とす
ることにより主回路17への通電を行うようになってい
る。第2リミットスイッチ14は、ロックラチェット4
が第2切欠部3bに係合したときにOFF状態となり主
回路17及び補助回路18への通電を禁止するようにな
っている。第3リミットスイッチ15は、ドアノブを引
いたときにそれと連動するロックラチェット4により、
OFF状態となり、主回路17及び補助回路18への通
電を禁止するようになっている。さらに、第2タイマー
21は、第1リミットスイッチ13がON状態となって
から一定期間経過後に、第2リレー接点21aをOFF
状態とすることにより主回路17への通電を禁止するよ
うになっている。
【0020】尚、各リミットスイッチ13〜15や各タ
イマー19・21や各リレー接点19a・21aは、ド
アが解放状態になると、初期状態に戻るようになってい
る。
【0021】以上のように、構成されている制御回路1
6は、半ロック状態(いわゆる半ドア状態)となった場
合、主回路17に通電させ、電磁クラッチ9とモータ1
0とを作動させてロックディスク回動機構11によりロ
ックディスク3を回動させるようになっている。そし
て、ロックディスク3が回動しているときに、ドアのノ
ブを引き上げた場合やドアに異物が存在してロックディ
スク3が停止した場合には、上記の第3リミットスイッ
チ15等が働き、ロックディスク回動機構11の作動を
中止するようになっている。尚、このような場合や本実
施形態が故障した場合でも、ドアロック機構のみで従来
と同様の機械的運動によるドアの開閉が可能となるよう
になっている。
【0022】以上説明した構成は、一実施形態であり、
これに限定されるものではない。従って、上記のロック
ディスク回動機構11は、図3に示すように、傘歯車6
aに変えて平歯車23をロックディスク3に固設するロ
ックディスク回動機構25によっても達成される。ま
た、本実施形態は、図1に示す傘歯車6bや図3に示す
ウォームギア24とモータ10との間に電磁クラッチ9
を設けて、モータ10の回転駆動力を電磁クラッチ9を
介して図1に示す傘歯車6aや図3に示す平歯車23へ
の連結・解放を行わせるロックディスク回動機構11・
25に代えて、図4に示すように、平歯車23とウォー
ムギア24とを直接、連結・解放を行わせるロックディ
スク回動機構29によっても達成される。このロックデ
ィスク回動機構29は、平歯車23と、この平歯車23
と噛み合うウォームギア24とを有している。このウォ
ームギア24には、モータ26が設けられている。そし
て、このモータ26は第一連結部材28aに固設されて
いる。この第1連結部材28aは、第2連結部材28b
に蝶番によって正逆回動自在に支持されている。この第
2連結部材28bは、第1連結部材28aと連結・解放
自在となるように電磁石27を有しており、枠体12に
固定されている。この第1連結部材28aと第2連結部
材28bが上記の電磁石27により連結されることによ
ってウォームギア24が平歯車23と噛み合うようにな
っている。このように構成されたロックディスク回動機
構29は、モータ26の回転駆動力をウォームギア24
を介して平歯車23に伝達することによって、ロックデ
ィスク3を回動させるようになっている。尚、上記の電
磁石27は、第2連結部材28bと第1連結部材28a
とを連結・解放自在とするための例示部材であって、こ
れに限るものではない。
【0023】また、第1タイマー19及び第1リレー接
点19aを遅延装置20とする制御回路16に代えて、
図5に示すように、抵抗32とコンデンサ33とからな
る遅延装置31を有する制御回路30によっても達成さ
れる。
【0024】上記の構成において、図6・図7を用いて
本実施形態の動作を説明する。尚、図6は、説明の便宜
上、図1に示すロックディスク回動機構11を省略して
いる。
【0025】図6(a)に示すように、ドアが開放状態
にあるときは、ドアロック機構のストライカ2とロック
ディスク3とは噛み合っていない。この状態では、ロッ
クラチェット4が、各リミットスイッチ13〜15と当
接することはなく、図7(a)に示すように、各リミッ
トスイッチ13〜15は、通常状態(初期状態)になっ
ている。従って、第1リミットスイッチ13がOFF状
態であるため制御回路16の主回路17・補助回路18
は通電されず、ロックディスク回動機構11は作動しな
い。尚、各リミットスイッチ13〜15や各タイマー1
9・21や各リレー接点19a・21aは、ドアが解放
状態になっているときは、初期状態になっている。
【0026】次に、ドアを閉めて半ロック状態(いわゆ
る半ドア状態)になった場合には、図6(b)に示すよ
うに、ロックディスク3がストライカ2に噛み込み、ロ
ックラチェット4が第1切欠部3aと係合し、第1切欠
部3aに設けられた第1リミットスイッチ13がON状
態となる。そして、図7(b)に示すように、補助回路
18は通電され、第1タイマー19及び第2タイマー2
1は、カウントを開始する。その後、第1タイマー19
の設定時間である3秒経過後に主回路17は通電され、
ロックディスク回動機構11が作動する。即ち、半ロッ
ク状態から3秒後に、図1に示すように、モータ10が
回転を開始すると共に、電磁クラッチ9が連結されて、
モータ10の回転駆動力が電磁クラッチ9を介して傘歯
車6bに伝達されることにより傘歯車6aを回動させる
ことによって、ロックディスク3がストライカ2に噛み
込んだまま回動する。これにより、半ロック状態(いわ
ゆる半ドア状態)から完全ロック状態に自動的に遷移す
ることができるため、ドアを手動で閉め直す手間を省く
ことができる。また、従来から閉め直す手間が面倒であ
るため、ドアを勢いよく閉めているが、ドアを手動で閉
め直す手間が必要でなくなるため、ドアを緩く閉めても
何ら問題は生じない。そして、このようにドアを緩く閉
めることに伴い、ドアを閉めにくい態勢からでも容易に
ドアを閉めることがでる。また、従来のドアを勢い良く
閉める際に発生している指詰め事故の原因を解消でき、
安全性を確保できる。さらに、自動車のドアを緩やかに
閉めるようになるため、閉めるときに同時に発生する音
は、小さくなり、特に深夜や閑静な住宅街でもその音
は、周りに響くことなく、周りの住民に不快感を与える
ということもなくなる。さらに、ドアを手動で閉めて完
全ロック状態となった場合には、ロックディスク回動機
構11が作動しないようになっているため、モータ10
の損傷を防止することができる。
【0027】この後、ロックディスク回動機構11の作
動により、ドアが完全に閉まった場合には、図6(c)
に示すように、ロックディスク3がストライカ2に噛み
込み、ロックラチェット4が第2切欠部3bと係合し、
第2切欠部3bに設けられた第2リミットスイッチ14
がOFF状態となる。そして、図7(c)に示すよう
に、主回路17及び補助回路18への通電が禁止され、
ロックディスク回動機構11が停止される。即ち、図1
に示すように、モータ10が回転を停止すると共に、電
磁クラッチ9が解放されて、傘歯車6aの回動が停止さ
れることによって、ロックディスク3の回動処理が完了
する。
【0028】以上のように、ドアを閉めて半ロック状態
(いわゆる半ドア状態)となった場合であっても、自動
的に完全ロック状態となるため、自動車が単に移動する
ための道具でなくなった現代において、使用者に、ゆっ
たりと落ちついた感覚と動作で自動車を利用するとがで
きるという満足感を与えることができる。
【0029】一方、半ロック状態(いわゆる半ドア状
態)から完全ロック状態に遷移している間、即ち、ディ
スク回動機構11の作動時に、ドアのノブを引き上げた
場合には、図6(d)に示すように、ドアのノブと連動
するロックラチェット4が枠体12の内面壁12aと係
合し、その内面壁12aに設けられた第3リミットスイ
ッチ15をOFF状態にする。そして、図7(d)に示
すように、主回路17及び補助回路18への通電が禁止
されることによってロックディスク回動機構11は停止
する。これにより、ドアのノブを引き上げる動作と連動
して、ロックディスク3の回動処理を一時中断し、ドア
ロック補助装置の損傷を防止することができる。
【0030】また、半ロック状態(いわゆる半ドア状
態)から完全ロック状態への遷移中(ロックディスク回
動機構11の作動時)に、ドアとボディの間に異物が存
在し、ロックディスク3が停止した場合は、図6(b)
に示すように、ロックラチェット4が第2切欠部3bに
係合せず、第2リミットスイッチ14はON状態のまま
であるため、主回路17への通電が継続される。しか
し、図7(e)に示すように、第2タイマー21によ
り、その設定期間である5秒経過後に第2リレー接点2
1aがOFF状態にされ、主回路17への通電が禁止さ
れることによりロックディスク回動機構11が停止され
る。これにより、ドアとボディの間に異物が存在し、ロ
ックディスク3が停止した場合は、ロックディスク3の
回動処理が中止されることによって、ドアロック補助装
置の損傷を防止することができる。
【0031】
【発明の作用及び効果】請求項1記載の発明は、ドアを
閉める際に、ロックディスクが回動することによって半
ロック状態から完全ロック状態へ遷移するドアロック機
構に設けられたドアロック補助装置であって、半ロック
状態を検知する第1検知手段と、ロックディスクを回動
させる回動手段と、前記第1検知手段により、半ロック
状態が検知されたときに、半ロック状態から完全ロック
状態になるように前記回動手段を制御する回動制御手段
とを有していることを特徴とする構成である。自動車の
ドアを完全ロック状態にするには、ドアに強い外力を加
えなければならず、勢い良くドアを閉める必要がある。
特に、自動車の座席に座ったまま、ドアを閉めるときに
は、ドアを閉める際に力を入れ難く、半ロック状態(い
わゆる半ドア状態)となることが多い。このように半ロ
ック状態になっても、第1検知手段が半ロック状態を検
知すると、回動制御手段が働き、自動的にロックディス
クを回動させて完全ロック状態にすることができ、手動
でドアを開けてから閉め直す手間を省くことができると
いう効果を奏する。さらに、ドアを閉める際の騒音を無
くすことにより、不快感を与えないようにすることがで
きるという効果を奏する。
【0032】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成に加えて、完全ロック状態を検知する第2検知
手段を有し、前記回動制御手段が、前記第2検知手段に
より、完全ロック状態が検知されたときに、前記回動手
段を停止させることを特徴とした構成である。第2検知
手段が完全ロック状態を検知すると、前記回動制御手段
が働き、回動手段を停止させることによって、ドアロッ
ク補助装置の損傷を防止するとができるという効果を奏
する。
【0033】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の発明の構成に加えて、前記回動制御手段が、前記第
1検知手段により、半ロック状態が検知されたときに、
前記回動手段を所定の期間経過後に回動させることを特
徴とした構成である。前記第1検知手段が半ロック状態
を検知すると、前記回動制御手段が働き、回動手段を所
定の期間経過後に回動させることによって、手動で完全
ロック状態となる場合には、回動手段が働かないように
して、モータの損傷を防止することができるという効果
を奏する。
【0034】請求項4記載の発明は、請求項1乃至3の
いずれかに記載の発明の構成に加えて、半ロック状態か
ら完全ロック状態への遷移中に、ドアのノブの動きを検
知する第3検知手段を有し、前記回動制御手段は、前記
第3検知手段により、ドアのノブの動きが検知されたと
きに、前記回動手段を停止させることを特徴とした構成
である。第3検知手段がドアのノブの動きを検知する
と、前記回動制御手段が働き、前記回動手段を停止させ
ることによって、ドアを開ける際にドアロック補助装置
の損傷を防止することができるという効果を奏する。ま
た、ドアを開ける際に、ユーザーにロックディスクを回
動させる力による負担がかかることを回避することがで
きるという効果を奏する。
【0035】請求項5記載の発明は、請求項1乃至4の
いずれかに記載の発明の構成に加えて、半ロック状態か
ら完全ロック状態への遷移中に、ロックディスクの停止
を検知する第4検知手段を有し、前記回動制御手段は、
前記第4検知手段により、ロックディスクの停止が検知
されたときに、前記回動手段を停止させることを特徴と
した構成である。第4検知手段がロックディスクが停止
したことを検知すると、前記回動制御手段が働き、前記
回動手段を停止させることによって、ドアロック補助装
置の損傷を防止することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】ドアロック補助装置1の正面図である。
【図2】ロックディスク回動機構11を制御する制御回
路16を示す図である。
【図3】ドアロック補助装置1の正面図である。
【図4】ドアロック補助装置1の正面図である。
【図5】ロックディスク回動機構11を制御する制御回
路30を示す図である。
【図6】ドアロック機構が開放状態から完全ロック状態
に遷移する間における各検知装置とドアロック機構との
関係を説明する図である。
【図7】制御回路16におけるロックディスク回動制御
装置と電流との関係を説明する図である。
【図8】従来のドアロック機構を説明する図である。
【符号の説明】
1 ドアロック補助装置 2 ストライカ 3 ロックディスク 4 ロックラチェット 11 ロックディスク回動機構(傘歯車6a、傘歯車6
b、支持軸8、電磁クラッチ9、モータ10) 25 ロックディスク回動機構(平歯車23、ウォーム
ギア24、電磁クラッチ9、モータ10) 29 ロックディスク回動機構(平歯車23、ウォーム
ギア24、モータ26、電磁石27、連結部材28a・
28b) 16 制御回路(第1リミットスイッチ13、第2リミ
ットスイッチ14、第3リミットスイッチ15、第1タ
イマー19、第2タイマー21、第1リレー接点19
a、第2リレー接点21a、電源22) 30 制御回路(第1リミットスイッチ13、第2リミ
ットスイッチ14、第3リミットスイッチ15、第2タ
イマー21、第2リレー接点21a、電源22、抵抗3
2、コンデンサ33)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアを閉める際に、ロックディスクが回
    動することによって半ロック状態から完全ロック状態へ
    遷移するドアロック機構に設けられたドアロック補助装
    置であって、 半ロック状態を検知する第1検知手段と、 ロックディスクを回動させる回動手段と、 前記第1検知手段により、半ロック状態が検知されたと
    きに、半ロック状態から完全ロック状態になるように前
    記回動手段を制御する回動制御手段とを有していること
    を特徴とするドアロック補助装置。
  2. 【請求項2】 完全ロック状態を検知する第2検知手段
    を有し、 前記回動制御手段は、前記第2検知手段により、完全ロ
    ック状態が検知されたときに、前記回動手段を停止させ
    ることを特徴とする請求項1記載のドアロック補助装
    置。
  3. 【請求項3】 前記回動制御手段は、前記第1検知手段
    により、半ロック状態が検知されたときに、前記回動手
    段を所定の期間経過後に回動させることを特徴とする請
    求項1又は2記載のドアロック補助装置。
  4. 【請求項4】 半ロック状態から完全ロック状態への遷
    移中に、ドアのノブの動きを検知する第3検知手段を有
    し、 前記回動制御手段は、前記第3検知手段により、ドアの
    ノブの動きが検知されたときに、前記回動手段を停止さ
    せることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載
    のドアロック補助装置。
  5. 【請求項5】 半ロック状態から完全ロック状態への遷
    移中に、ロックディスクの停止を検知する第4検知手段
    を有し、 前記回動制御手段は、前記第4検知手段により、ロック
    ディスクの停止が検知されたときに、前記回動手段を停
    止させることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに
    記載のドアロック補助装置。
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