JP2000288733A - 溶接ロボット自動原点チェック装置及びそのチェック方法 - Google Patents
溶接ロボット自動原点チェック装置及びそのチェック方法Info
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Abstract
つ容易にできる溶接ロボット自動原点チェック装置及び
そのチェック方法を提供する。 【解決手段】 所定位置に柱状の基準バー10を立設
し、その上端部を原点11とする。溶接ロボット1の本
体2に取着した溶接トーチ3の溶接ワイヤ4を原点11
に近接移動し、溶接ワイヤ4と原点11とが当接して通
電したら溶接トーチ3の位置ズレ無しと判定し、通電し
ないときは溶接トーチ3の位置ズレ有りと判定する。以
上の作動を原点チェックプログラムにより自動的に行
う。これにより所定の溶接作業毎に原点チェックが短時
間で、かつ容易に行える。
Description
原点チェック装置及びそのチェック方法に関する。
に、溶接ロボットが多く使用されている。図1は溶接ロ
ボット1の一例を示す斜視図である。同図において、溶
接ロボット1は、それぞれ所定の方向に回動自在な1軸
〜5軸の回動軸を有する本体2と、本体2に設けられた
アーム部(3〜5軸に相当する)の先端部に取着された
溶接トーチ3とを備えている。本体2は、各回動軸を駆
動して溶接トーチ3を移動させるようになっている。す
なわち各軸は矢印のように回動し、溶接トーチ3を所定
の位置に移動させるようになっている。また、図示しな
い送給装置により、溶接トーチ3の先端部から溶接ワイ
ヤ4が所定の送給速度で送給されるようになっている。
本体2は制御装置6に接続しており、制御装置6は記憶
した溶接プログラムに基づいて各回動軸を制御して溶接
トーチ3から所定の突出し長だけ突き出した溶接ワイヤ
4の先端部を所定の軌跡に沿って移動させ、自動的に溶
接作業を行う。
部がワークに当接したとき、その溶接ワイヤ4とワーク
との通電状態から当接か非当接かを検出する溶接ワイヤ
接触検出手段を備えているものがある。そして、所定の
ワーク(溶接対象物)の溶接線位置がズレているような
場合には、前記溶接ワイヤ接触検出手段により実際のワ
ークの位置を検出してその位置ズレを算出し、この検出
した位置ズレに基いて自動的にプログラムの溶接トーチ
3の移動軌跡を修正し、溶接トーチ3の位置を修正して
正しい溶接を行わせるようになっている。その一例とし
ては、特公平5−10189号公報に開示されたものが
ある。
置は作業中に衝突したり、或いは誤操作等によりズレる
ことがしばしばある。溶接ワイヤ4の先端部の位置が溶
接ロボット1の本体2に対してズレると、たとえ前述の
ワークに対する修正作業を行っても正しい溶接は行われ
ない場合がある。そのため、溶接開始にあたっては溶接
ワイヤ4の先端部が本体2に対して予め定めた位置に正
しく位置しているか否かのチェックをすることが必要で
ある。
のチェックは、予め溶接ロボット1の本体2に対して基
準となる原点を定めておき、溶接トーチ3を所定姿勢に
して溶接ワイヤ4の先端部を原点に位置させたときの溶
接ロボット1の1軸〜5軸の各回転角度を予め設定し、
次回チェック時にはこの設定した回転角度に各1軸〜5
軸の回動軸を移動させて、溶接トーチ3の先端位置をチ
ェックする方法により行われる。これを、以後、原点チ
ェックと称する。
ように、手動操作により溶接トーチ3の位置及び姿勢
(すなわち1軸〜5軸の各回転角度)が所定の原点11
の上記設定した位置及び角度に来るように移動させ、そ
のときの溶接ワイヤ4の先端部が原点11の位置からズ
レているか否かを作業者がチェックすることにより行っ
ている。
点チェック方法では作業者が手動操作で各軸を回動させ
て溶接トーチ3の溶接ワイヤ4の先端部を原点11の設
定角度に一致させているので、溶接トーチ3を原点に対
応した設定角度まで移動させるのに作業者の操作時間が
非常に長時間を要し、チェック作業が面倒である。この
ため、チェック頻度を多くすると、稼働率が低下すると
いう問題がある。また、チェック頻度を少なくして例え
ば1回/週程度とすると、その間に位置ズレが生じて溶
接不具合(溶接の脱線、オーバラップ、アンダカット
等)がたびたび発生するという問題がある。また、ズレ
が発生した場合、長期間に多くの原因の異なるズレが重
なって発生していることが多いので、このズレの修正に
多大の時間を要していた。
ックが短時間に、容易にできる溶接ロボット自動原点チ
ェック装置及びそのチェック方法を提供することを目的
としている。
目的を達成するために、本発明に係る溶接ロボット自動
原点チェック装置の発明は、溶接トーチと、溶接トーチ
を取着したアーム先端部の位置及び姿勢を制御する複数
の制御軸を有し、各制御軸の駆動により溶接トーチを所
定位置に移動自在とした溶接ロボットと、記憶した溶接
プログラムに従って溶接ロボットを制御して自動的にワ
ークを溶接する制御装置とを備えた溶接ロボット装置に
おいて、溶接トーチの移動範囲内の所定位置に、ワーク
と同電位で接続された導電性部材で構成され、かつ溶接
トーチの先端部から突き出した溶接ワイヤの先端と当接
可能な広さを有する上端面を溶接ロボットの原点とする
柱状の基準バーを立設し、制御装置は、さらに、溶接ト
ーチの先端部から突き出した溶接ワイヤとワークとの通
電により溶接ワイヤとワークとの接触を検出するタッチ
センサを有し、自動原点チェックプログラムに従って、
溶接トーチを予め記憶した基準バーの真上の所定位置に
移動させた後、所定の相対距離だけ下降させる間に、タ
ッチセンサが溶接ワイヤと基準バーとの接触を検出した
場合には溶接トーチの位置ズレが無しと判定し、接触を
検出しない場合には溶接トーチの位置ズレが有りと判定
する構成としている。
先端部の位置及び姿勢を制御する複数の制御軸を駆動し
て溶接トーチを所定位置に移動自在とした溶接ロボット
を、記憶した溶接プログラムに従って制御して自動的に
ワークを溶接する溶接ロボット装置において、溶接トー
チの移動範囲内の所定位置に立設され、ワークと同電位
で接続された導電性部材で構成され、かつ溶接トーチの
先端部から突き出した溶接ワイヤの先端と当接可能な広
さを有する上端面を溶接ロボットの原点とする柱状の基
準バーの真上の予め記憶した所定位置に、自動原点チェ
ックプログラムに従って溶接トーチを移動させた後、所
定の相対距離だけ下降させる間に、溶接トーチの先端部
から突き出した溶接ワイヤと基準バーとの接触を検出し
た場合には溶接トーチの位置ズレが無しと判定し、接触
を検出しない場合には溶接トーチの位置ズレが有りと判
定するようにした方法としている。
も、自動的に溶接トーチを予め記憶した基準バーの先端
部の原点位置に移動させ、溶接トーチの先端部から突き
出した溶接ワイヤと基準バーとの接触の有無により溶接
トーチの先端位置が基準バーの原点位置と一致している
か否かを自動的にチェックする。したがって、自動的に
原点位置に溶接トーチが移動するので、移動時間が短時
間となり、さらに作業者による原点チェックの作業時間
が不要となり、原点チェックが短時間で、かつ容易に可
能となる。これにより、各溶接作業毎に原点チェックを
行うことができ、溶接トーチズレを早期に発見できるの
で、溶接不具合の発生を未然に防止できる。
て、図1〜図4を参照して詳述する。以下の説明では、
図1に示すように溶接ロボット1の例として多関節型ロ
ボットを示しているが、本発明はロボットの型式に限定
されるものではない。図1において、溶接ロボット1は
本体2と本体2の先端部に取着された溶接トーチ3とを
備えている。本体2は、基台8に対して旋回自在な旋回
軸7a(以後、1軸と言う)と、1軸上に配設され、溶
接ロボット1の前後方向に回動自在な第1アーム7b
(以後、2軸と言う)と、2軸の先端部に配設され、上
下方向に回動自在な第2アーム7c(以後、3軸と言
う)と、3軸の前端部に溶接ロボット1の前後方向に配
設され、前後方向の軸線を中心に回動自在な第1手首軸
7d(以後、4軸と言う)と、4軸の軸線に垂直な軸線
を有し、前後方向に回動自在な第2手首軸7e(以後、
5軸と言う)とを備えている。この5軸の先端部に、溶
接トーチ3が取着されている。これらの各制御軸は、図
示しない電動サーボモータにより駆動されている。
高速演算装置を有しており、溶接トーチ3の移動軌跡を
制御し、溶接加工を行うための溶接条件設定、溶接開始
及び溶接停止を制御するための溶接プログラムを所定の
メモリ内に記憶している。さらに、制御装置6は、後述
するような自動原点チェックプログラムも記憶してい
る。そして、これらのプログラムの実行時に、記憶され
た移動軌跡に基づいて各制御軸の電動サーボモータを制
御する。
能な範囲内の所定位置に原点位置を設け、この原点位置
に柱状の基準バー10を直立させて固設し、基準バー1
0の先端部を原点11とする。基準バー10の直径dは
溶接トーチ3の溶接ワイヤ4の先端部が当接可能で、か
つ位置ズレが検出可能な所定の大きさに設定し、例えば
略5mmに設定しておく。そして、溶接トーチ3の姿勢を
所定の状態にし、溶接ワイヤ4の先端部を原点11に当
接させ、このときの本体2の角制御軸(1軸〜5軸)の
それぞれが示す回動角度値を原点11における基準回動
角度と定め、制御装置6に記憶させておく。この記憶方
法は、ティーチングによって、又は位置データを直接設
定して記憶するようにしてもよい。
クとが当接したかあるいは非接触かを通電状態により検
出する図示しない溶接ワイヤ接触検出手段(以後、タッ
チセンサと呼ぶ)を有している。このタッチセンサは、
図3に示すように、所定の検出タイミング期間内におい
て、溶接トーチ3の溶接ワイヤ4の先端部が実線に示す
ように基準バー10の先端部の原点11に当接した場合
に溶接ワイヤ4と基準バー10(ワークと電気的に同電
位で接続されている)との通電を検出して接触有りと判
断し、破線に示すように溶接トーチ3の位置がズレて溶
接ワイヤ4が原点11に当接しない場合には通電を検出
せず非接触と判断する。
4のフローチャートに従って説明する。なお、制御装置
6には予め自動原点チェックプログラムを記憶させてお
き、以下の作動を自動的に行わせる。 1)ステップ101で、制御装置6の溶接プログラムの
実行時に検出したワーク位置ズレに対する各制御軸の目
標位置の平行移動量をキャンセルする。尚、制御装置6
が目標位置の平行移動機能を有してない場合にはこのス
テップは不要である。 2)つぎに、ステップ102で、各制御軸を駆動し、溶
接トーチ3を溶接基準位置(例えばプログラム開始位
置)から基準バー10の近傍まで高速で移動する。この
とき、溶接トーチ3の移動軌跡を厳密に規定しなくても
溶接トーチ3とワークや周辺機器とが干渉することが無
い場合は各軸の単独駆動による移動を行い、干渉のおそ
れがあって溶接トーチ3の移動軌跡を規定する必要があ
る場合には、例えば直線補間による移動を行うようにす
る。 3)ステップ103で、溶接トーチ3を基準バー10の
真上の所定位置まで中速で直線補間により移動する。こ
のとき、原点11での溶接トーチ3の姿勢と略同一の姿
勢となるように、本体2の各制御軸(1軸〜5軸)を設
定する。また、ここでは、基準バー10の近傍に接近す
るので、移動途中の干渉を避けるため直線補間により移
動する。 4)ステップ104で、溶接ワイヤ4と基準バー10と
の通電を検出するタッチセンサを起動する。 5)ステップ105で、溶接トーチ3を基準バー10の
真上の前記所定位置から相対量(現在位置からの所定の
相対移動量)だけ溶接トーチ3の姿勢を変えずに微速で
降下し、この相対移動の間にタッチセンサから溶接ワイ
ヤ4と基準バー10との通電の検出信号が入力されるの
をチェックする。 6)ステップ106で、溶接ワイヤ4と基準バー10と
の間で通電したか否かを判定する。 7)通電した場合には溶接トーチ3の位置にズレはない
と判定し、ステップ107で直ちに下降を停止すると共
に、制御装置6の図示しない表示器に「溶接トーチ位置
ズレ無し」の表示を行う。 8)次にステップ108で、溶接トーチ3を上方に所定
距離だけ直線移動する。 9)さらにステップ109で、ステップ2,3と反対の
移動経路に従って、溶接トーチ3を当初の溶接基準位置
に移動する。 10)次にステップ110で、予め定められた溶接プロ
グラムに従って溶接作業を開始する。 11)ステップ106で溶接トーチ3と基準バー10と
の通電を検出しなかった場合には、溶接トーチ3に位置
ズレがあると判定し、ステップ111で図示しない表示
器に「溶接トーチ位置ズレ有り」の表示を行う。 12)次にステップ112で、溶接ロボット1の作動を
停止し、溶接プログラムによる溶接作業を開始しない。
より溶接作業を開始しない場合には、作業者は溶接トー
チ3の位置ズレ等を修正するなどの所定の処置を取る必
要がある。したがって、溶接ロボット1の作動が停止し
た場合には、パイロットランプあるいはブザー等により
作業者に通報する手段を設けて作業者に早急の処置を促
すようにしてもよい。
クプログラムを記憶させ、所定の溶接作業工程毎に溶接
トーチ3の原点チェックによる位置ズレチェックを自動
的に行うことにより、溶接不具合の発生防止及び外観品
質の向上を、労力を必要とせずに、容易に達成すること
ができる。
る。
る。
電状況の説明図である。
トである。
接ワイヤ、6:制御装置、10:基準バー、11:原
点。
Claims (2)
- 【請求項1】 溶接トーチ(3) と、溶接トーチ(3) を取
着したアーム先端部の位置及び姿勢を制御する複数の制
御軸を有し、各制御軸の駆動により溶接トーチ(3) を所
定位置に移動自在とした溶接ロボット(1)と、記憶した
溶接プログラムに従って溶接ロボット(1)を制御して自
動的にワークを溶接する制御装置(6)とを備えた溶接ロ
ボット装置において、 溶接トーチ(3)の移動範囲内の所定位置に、ワークと同
電位で接続された導電性部材で構成され、かつ溶接トー
チ(3) の先端部から突き出した溶接ワイヤ(4)の先端と
当接可能な広さを有する上端面を溶接ロボット(1)の原
点(11)とする柱状の基準バー(10)を立設し、 制御装置(6)は、さらに、溶接トーチ(3) の先端部から
突き出した溶接ワイヤ(4)とワークとの通電により溶接
ワイヤ(4)とワークとの接触を検出するタッチセンサを
有し、自動原点チェックプログラムに従って、溶接トー
チ(3) を予め記憶した基準バー(10)の真上の所定位置に
移動させた後、所定の相対距離だけ下降させる間に、タ
ッチセンサが溶接ワイヤ(4) と基準バー(10)との接触を
検出した場合には溶接トーチ(3) の位置ズレが無しと判
定し、接触を検出しない場合には溶接トーチ(3) の位置
ズレが有りと判定することを特徴とする溶接ロボット自
動原点チェック装置。 - 【請求項2】 溶接トーチ(3) を取着したアーム先端部
の位置及び姿勢を制御する複数の制御軸を駆動して溶接
トーチ(3) を所定位置に移動自在とした溶接ロボット
(1)を、記憶した溶接プログラムに従って制御して自動
的にワークを溶接する溶接ロボット装置において、 溶接トーチ(3)の移動範囲内の所定位置に立設され、ワ
ークと同電位で接続された導電性部材で構成され、かつ
溶接トーチ(3) の先端部から突き出した溶接ワイヤ(4)
の先端と当接可能な広さを有する上端面を溶接ロボット
(1)の原点(11)とする柱状の基準バー(10)の真上の予め
記憶した所定位置に、自動原点チェックプログラムに従
って溶接トーチ(3) を移動させた後、所定の相対距離だ
け下降させる間に、溶接トーチ(3) の先端部から突き出
した溶接ワイヤ(4)と基準バー(10)との接触を検出した
場合には溶接トーチ(3) の位置ズレが無しと判定し、接
触を検出しない場合には溶接トーチ(3) の位置ズレが有
りと判定するようにしたことを特徴とする溶接ロボット
自動原点チェック方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11099411A JP2000288733A (ja) | 1999-04-06 | 1999-04-06 | 溶接ロボット自動原点チェック装置及びそのチェック方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11099411A JP2000288733A (ja) | 1999-04-06 | 1999-04-06 | 溶接ロボット自動原点チェック装置及びそのチェック方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000288733A true JP2000288733A (ja) | 2000-10-17 |
Family
ID=14246750
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11099411A Pending JP2000288733A (ja) | 1999-04-06 | 1999-04-06 | 溶接ロボット自動原点チェック装置及びそのチェック方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000288733A (ja) |
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-
1999
- 1999-04-06 JP JP11099411A patent/JP2000288733A/ja active Pending
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