JP2000288848A - インストルメントパネルアセンブリの組付装置 - Google Patents
インストルメントパネルアセンブリの組付装置Info
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- JP2000288848A JP2000288848A JP11093780A JP9378099A JP2000288848A JP 2000288848 A JP2000288848 A JP 2000288848A JP 11093780 A JP11093780 A JP 11093780A JP 9378099 A JP9378099 A JP 9378099A JP 2000288848 A JP2000288848 A JP 2000288848A
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Abstract
ネアッシ)の組付装置において、ラインの速度を低下さ
せずに、インパネアッシの組み付けを容易にできるよう
にする。 【解決手段】 車体3にインパネアッシ1を組み付ける
組付装置において、車体3の搬送方向に延びる縦レール
フレーム50,50と、縦レールフレーム50,50に
搬送方向に移動可能に支持された第1支持部材20と、
第1支持部材20を車体3の搬送速度に同期させる同期
ユニット30と、第1支持部材20に車体幅方向に移動
可能に支持されたスライド部材41と、スライド部材4
1に車体前後方向に移動可能に支持されインパネアッシ
1が搭載される第2支持部材10とをそなえ、第2支持
部材10の下部に、インパネアッシ1を車体3内部の取
付箇所に向けて車体前後方向に案内するガイド部材11
a,11aを設ける。
Description
上を搬送される車体の内部にインストルメントパネルア
センブリを搬入して組み付ける組付装置に関する。
ルメントパネルアセンブリ(略して、インパネアッシと
もいう)を組み付ける場合、図11に示すように、自動
車の製造ライン上を搬送される車体3の車室内に、作業
者自身がインパネアッシ1を持ち込んで、インパネアッ
シ1の車体3への組み付けを行なっていた。また、イン
パネの内部に配置される部品類のうち後付けできないも
のについては、インパネアッシ1の組み付け前に予め車
体3に取り付けておき、計器類や空調ダクト等のインパ
ネアッシ1の組み付け後に取り付けることのできる部品
については、作業者が、これらの部品を車内に持ち込ん
では、車室内のインパネ1に取り付けるようにしてい
た。
にしてインパネアッシ及びインパネアッシまわりの部品
の組み付けを行なうと、作業者は構成部品を取り付ける
毎に、次に取り付ける構成部品を取りに車室内から出な
ければならず、作業者の車室内への乗り降りが増加して
組付作業が煩雑になってしまう。また、車室内へ乗り込
んで部品の組付作業は作業姿勢が非常に悪いため、作業
者には大きな負担を与える。
で、インストルメントパネルに必要な構成部品の全て又
は大部分を取り付けることにより、インパネアッシをモ
ジュール化して〔これを、インストルメントパネルモジ
ュール(略して、インパネモジュール)という〕組み立
てておき、製造ラインを流れる車体に乗り込んだ作業者
が、このインパネモジュールを車外から受け取って車室
内に組み付ける方法や、作業者が自らインパネモジュー
ルを車室内に持ち込んで組み付ける方法などが考えられ
る。
に多数の部品を組み付けてモジュール化するには、この
インパネモジュール内に十分な支持剛性のある骨格部品
を予め装着する必要もあり、インパネモジュールは、従
来のインパネアッシよりも大幅に重量が増加するため、
上述のようにして、作業者が一人でモジュール化したイ
ンパネアッシの車体への組み付けを行なうことは、極め
て困難であり、たとえ一人の作業者により組み付けが行
なえたとしても作業者への負担が著しく大きくなって作
業効率の非常に悪いものとなってしまう。
ンパネアッシの組み付けの全工程(前工程からのインパ
ネアッシの受け取りからインパネアッシの車室内への組
み付けまでの工程)を完全に自動により行なうことも考
えられる。しかし、所定の精度を維持しながら、組付装
置により完全に自動でインパネアッシの組み付けを行な
うには、新たに高精度な移載設備,位置決め用の設備及
び作業場所を設けて、移載設備により製造ラインから作
業場所に車体を一旦移設し、車体の停止した安定した状
態で位置決めを行なう必要がある。その上、製造ライン
の途中で、このように車体を一旦停止させてしまう場合
には、その後の製造工程に影響を及ぼさないように、こ
の停止時間を補うべく製造ラインに車体の早送り設備を
設ける必要がある。
完全自動化は、多数の設備やスペース等を新設しなけれ
ばならず膨大な投資が必要になるので現実的ではない。
また、この他にも、インパネアッシの組付作業の効率の
向上をはかるべく、インパネアッシの組付装置が種々開
発されている。例えば、特開平4−345584には、
インパネアッシを車体に組み付ける際に車体に対するイ
ンパネアッシの位置決めを容易に行なえるようにしたセ
ット治具を用いて、作業者が車体へのインパネアッシの
組み付けを容易に行なえるようにした技術が開示されて
いる。しかし、この技術では、製造ラインを流れる車体
とインパネアッシを完全に同期させて移動させながら組
付作業を行なうものではないため、この組付作業の時間
のために、車体の製造ラインの搬送速度を低下させなけ
ればならない虞がある。
の製造ラインに沿って移動可能なインパネアッシの組付
装置にクランプ機構をそなえ、このクランプ機構によ
り、車体を搭載して搬送するオーバヘッドコンベア(以
降、単にコンベアという)のハンガーを把持して組付装
置を車体と同期させて移動させながら車体へのインパネ
アッシの組み付けを行なえるようにした技術が開示され
ている。
パネアッシを組み付ける具体的な手法が不明確であるた
め、所定の組付精度を維持できない虞もある。さらに、
クランプ機構が、車体を直接把持するのではなくコンベ
アのハンガーを把持しているため、車体,ハンガー間の
位置関係の影響を受けて、組付装置から車体へのインパ
ネアッシの受け渡し位置の誤差が比較的大きくなってし
まう虞がある。
車体を載せるだけであって、車体の位置を規制するよう
な手段が設けられていない場合には、コンベアによる車
体の搬送速度に変動が生じると、コンベア上で車体が移
動してしまって、車体とコンベアのハンガを把持する組
付装置との同期性が一時的に損なわれてしまい、車体へ
のインパネアッシの受け渡しの位置に誤差が生じてしま
う。さらに、車体へのインパネアッシの受け渡しの位置
に誤差が生じると、その後のインパネアッシの組付作業
に時間を要して、車体の製造ラインの搬送速度を低下さ
せなくてはならなくなる。
の製造ラインにそって移動可能な作業ロボットにクラン
プ機構をそなえ、製造ライン上を流れる車体の一部を、
このクランプ機構により把持することによって、作業ロ
ボットを車体と同期させて移動させながら、車体にブレ
ーキ液を注入する技術が開示されている。
一部を直接把持するため、インパネアッシ組付装置の組
付位置の精度及びライン上を移動する車体に対する同期
性を向上させることが可能となる。そして、ブレーキ液
を注入する作業を、インパネアッシの組付作業に置き換
えることが考えられるが、ブレーキ液を注入する作業
は、インパネアッシを組み付ける作業とは別種の作業で
あり、このような技術をインパネアッシの組付作業に適
用するには、更なる具体的な技術の開発が必要になる。
ので、ラインの速度を低下させることなく、インストル
メントパネルアセンブリの組み付けを容易に行なうこと
ができるようにした、インストルメントパネルアセンブ
リの組付装置を提供することを目的とする。
のインストルメントパネルアセンブリの組付装置では、
同期ユニットが、製造ライン上の車体の搬送方向に延び
る縦レールフレームに支持された第1支持部材及び第1
支持部材に支持される第2支持部材を、製造ライン上の
車体の搬送速度と同期させて、製造ライン上の車体の搬
送方向に沿って移動させるので、第2支持部材と第2支
持部材に搭載されたインストルメントパネルアセンブリ
とを車体に同期した状態で車体の搬送方向に沿って移動
させることができ、また、第1支持部材に支持されたス
ライド部材により、第2支持部材及びインストルメント
パネルアセンブリを、車体と同期移動させながら車体幅
方向に移動させて、車体のドア開口部から車体内部へ移
動させることができる。さらに、第2支持部材の下部
に、ドア開口部の下縁上に当接しインストルメントパネ
ルアセンブリを車体内部の取付箇所に向けて車体前後方
向に案内するガイド部材がそなえられるので、このガイ
ド部材の案内により、車体内部において、第2支持部材
及びインストルメントパネルアセンブリを、車体との上
下位置関係を保ったまま車体前後方向へ移動させ、イン
ストルメントパネルアセンブリを車体内部の取付箇所へ
設置することができる。
パネルアセンブリの組付装置では、同期ユニットのクラ
ンプ機構が車体の所定部位を把持するので、このクラン
プ機構を通じて第1支持部材が、車体と強固に連結し
て、車体と一体移動する。請求項3記載の本発明のイン
ストルメントパネルアセンブリの組付装置では、製造ラ
インを移動中の車体の所定箇所がクランプ機構に対して
所定の相対位置に来たことが検出手段により検出される
と、同期ユニットのクランプ機構が車体の所定部位を把
持するため、第1支持部材が、車体に対して適切な位置
関係で強固に連結し、車体と一体移動する。
体の搬送速度に近い速度で駆動するライン方向移動アシ
スト装置をさらに設けて、第1支持部材の同期移動をア
シストするようにしてもよい。この場合、車体に連結さ
れたインストルメントパネルアセンブリの組付装置の重
量による車体の走行抵抗の増加が相殺されて、同期させ
る際に車体に過剰な負荷を加えることもない。
が搭載された第2支持部材をドア開口部から車体内部へ
移動させる際に、この移動をアシストする横方向移動ア
シスト装置をさらにそなえるようにしてもよい。この場
合、作業者は、インストルメントパネルアセンブリが搭
載された第2支持部材をドア開口部から車体内部へ移動
させる際に大きな力を必要としないので、作業者の負担
が軽減する。さらに、これらの各移動アシスト装置をエ
ア式アシスト装置等の圧縮性流体の圧力を利用したもの
にすれば、車体と第1支持部材とが同期移動していると
きに、車体の搬送速度と第1支持部材の移動速度との間
に過渡的に速度差が生じるような場合にも、この速度差
による反力が緩衝されて、車体には影響を及ぼさず、同
様に、作業者と第2支持部材との間に生じる反力が緩衝
されて、作業者にも影響を及ぼさなくなる。
の形態について説明する。なお、実施形態としては、本
発明のインストルメントパネルアセンブリの組付装置
を、自動車のインストルメントパネルアセンブリの組付
装置に適用した場合を説明する。図1〜図10は、本発
明の一実施形態としてのインストルメントパネルアセン
ブリの組付装置について示すもので、これらの図を参照
しながら説明する。
ルアセンブリ(以下、インパネアッシともいう)の組付
装置(以降、単に組付装置ともいう)は、自動車の製造
時に、ライン上を搬送される車体の内部にインパネアッ
シを搬入して車体へ組み付ける装置であり、ここでは、
インパネアッシは、例えば、デッキクロスメンバを骨格
として、インパネ本体,インパネハーネス,空調ダク
ト,助手席エアバッグ,ヒータユニット,ステアリング
シャフト,グローブボックス,ラジオ及びコンビネーシ
ョンメータ等からなるインストルメントパネルモジュー
ルとして構成される。
の模式図に示すように、インパネアッシ1を搭載される
第2支持部材としてのインパネアッシ支持部材(以下、
単に支持部材ともいう)10と、インパネアッシ支持部
材10を支持するとともにライン(製造ライン)2の両
側面に配設された縦レールフレーム50,50に案内さ
れてライン2に沿って移動可能にそなえられた第1支持
部材としての横レールフレーム(以下、単に支持部材と
もいう)20と、支持部材20に付設されて支持部材2
0をライン2上の車体3の搬送速度と同期させてライン
2に沿って移動させる同期ユニット30と、支持部材2
0に車体3の幅方向に移動可能に支持されて支持部材1
0を車体3の側方のドア開口部3aから車体3の内部へ
移動可能にするスライド機構40と、支持部材10の下
部に設けられ、ドア開口部3aの各サイドシルフランジ
(下縁)3b,3bの上を車体前後方向へ走行可能なロ
ーラ(ガイド部材)11a,11aとをそなえて構成さ
れる。
すように、インパネアッシ1を車体3の内部の取付箇所
に向けて車体前方へ進入させる際に、支持部材10を支
持すると共にインパネアッシ1と車体3との上下方向位
置関係を精度よく保つように構成されている。なお、図
中に矢印Aで示す方向は、ラインの車体搬送方向(ライ
ン方向)を示し、以下、単に前方という場合はライン方
向を示し、また、単に後方という場合はライン方向の逆
方向を示す。
に、同期ユニット30は、その下端に移動機構33を有
するクランプ機構32をそなえ、クランプ機構32はセ
ンターピラー(所定部位)3cを把持できるように、車
体3の前後方向に移動可能なパッド32a,32bを有
している。また、クランプ機構32は、移動機構33に
より、車体3に対して離接方向に移動可能となってい
る。
図1,図2,図6の模式図及び図3〜図5,図7〜図1
0の詳細図により、さらに詳細に説明する。まず、支持
部材20は、図1〜図5に示すように、ライン方向に延
びる左右一対のライン方向部材21,21と、これらの
ライン方向部材21,21の前端部相互間及び後端部相
互間に介設されライン方向と垂直に延びる前後一対の梁
状部材22,22とからなるフレーム構造として構成さ
れている。ライン方向部材21,21は、ライン2に沿
って設けられる縦レールフレーム50,50の上部に配
置され、各ライン方向部材21,21の両端部には、下
向にローラ21a,21aが、それぞれそなえられてお
り、これらのローラ21a,21aにより、支持部材2
0は、縦レールフレーム50,50上をライン2に沿っ
て移動可能になっている。
(ここでは、図3中で上方)には、ライン方向移動アシ
スト装置としてエアモータ(エア式アシスト装置)25
がそなえられており、このエアモータ25により、支持
部材20は、前方にアシスト駆動されるようになってい
る。つまり、支持部材20は、後述するように支持部材
20に付設される同期ユニット30のクランプ機構32
が、搬送中の車体3のセンターピラー3cを把持するこ
とにより、この車体3とともに同期して移動するように
なっているが、このとき車体3には、同期ユニット30
を介して組付装置の重量が走行抵抗として掛かるため、
エアモータ25のアシストにより、この走行抵抗を相殺
して、搬送中の車体3の搬送速度を低下させないように
しているのである。
材22,22の互いに対向する内側(支持部材20の中
央側)に、左右スライド用レール23a,23bがそな
えられており、これらの左右スライド用レール23a,
23bは、支持部材10をライン方向と直交方向(左右
方向)に移動可能に支持しており、スライド機構40の
構成要素になっている。
に示すように、上述の左右スライド用レール23a,2
3bと、この左右スライド用レール23a,23b上を
移動するスライド部41と、このスライド部41の下方
に吊り下げられて支持部材10を支持する吊下部42と
をそなえ、スライド部41と吊下部42とからスライド
部材が構成される。スライド部41の四隅には、それぞ
れ水平に突設されたアーム41aを介してローラ41b
が付設されており、各ローラ41bが、左右スライド用
レール23a,23b上を走行するようになっている。
これにより、スライド部41は、左右スライド用レール
23a,23b上(支持部材20上)を移動できるよう
になっている。
bのうちの一方(ここでは、前方の左右スライド用レー
ル23a)の上面には溝24が形成されており、前後の
うちの一方(ここでは前方)のローラ41bは、この溝
24に嵌め込まれ、スライド部41の脱落防止だけでな
く、スライド部41のライン方向の動きを支持部材20
と一体化するように規制しており、スライド部41が車
体3と確実に同期して動作するようになっている。
向移動アシスト装置としてのエアモータ(エア式アシス
ト装置)がそなえられており、このエアモータは、支持
部材10を、支持部材20上で移動させる際に、この移
動をアシストするようになっている。また、吊下部42
は、その下端にも片もち梁状部材42aをそなえ、吊下
部42は、図中にC1で示す線を中心に、片もち梁状部
材42aを回転可能に軸支している。また、この片もち
梁状部材42aは、支持部材10を、その長手方向に移
動可能に支持している。
ユニット30について説明すると、同期ユニット30
は、図1〜図6に示すように、支持部材20に下方に向
けて固設される略柱状の柱状部材31と、この柱状部材
の下端部に付設されるクランプ機構32とから構成さ
れ、このクランプ機構32が、ライン2上を移動中の車
体3のセンターピラー3cを把持するようになってい
る。
を介して、柱状部材31に接続されて、前述のようにラ
イン2上の車体3に対して離接方向に移動可能になって
おり、車体3から離れた待機位置では、車体3と干渉し
ないように、また、車体3に接近した作業位置では、車
体3のセンターピラー3cに、パッド32a,32bが
当接しうるようになっている(図1,図6,図7参
照)。
定の位置に移動してくると、センサ(図示略)がこれを
検知し、このセンサからの検知信号を受けて、移動機構
33は、パッド32a,32bの間にセンターピラー3
cが位置するようにクランプ機構32を、自動的に前進
させるようになっている。そして、パッド32aに車体
3のセンターピラー3cが当接し、パッド32aを介し
て支持部材21が前方に動くと、センターピラー3cが
クランプ機構32に対して所定の相対位置に来たとし
て、図示しないセンサ(検出手段)が働き、後方のパッ
ド32bが自動的に前方に移動し、センターピラー3c
を把持するようになっている。
クランプ機構32について説明する。クランプ機構32
において、上述のパッド32a,32bは、車体側面と
略平行に配置されたプレート35の表面側(車体3側の
面)にピストン34a,34bを通じて可動に設置され
ている。また、プレート35の裏面側には、ブラケット
35a,35aが突設されており、これらのブラケット
35a,35aを、上述の移動機構33(図1参照)
に、例えば、ボルト等により締結することによってクラ
ンプ機構32が取り付けられている。
装着されており、このアーム33aは、パッド32aを
装備するプレート35の表面側からプレート35を貫通
してプレート35の裏面側に突出している。また、アー
ム33aの中央部は、枢着ピン38aによって、プレー
ト35にボルト止めされたブロック35bに枢着され
て、アーム33aの他端部(プレート35の裏面側の端
部)は、ピストン34aにそなえられたピストンロッド
36aに枢着ピン37aによって枢着されている。な
お、ピストン34aのアーム33aと接続しない側の端
部は、枢着ピン39aによって、プレート35にボルト
止めされたブロック35dに枢着されている。
伸長させれば、ピストンロッド36aによってアーム3
3aが回動して、パッド32aを、パッド32bに接近
する側に傾動させ、ピストン34aを収縮させれば、ピ
ストンロッド36aとともにアーム33aが回動して、
パッド32aを、パッド32bから離隔する側に傾動さ
せるようになっている。
32aに車体3のセンターピラー3cが当接し、パッド
32aを介して支持部材21が前方に動くと、図示しな
い検出手段が検出信号を出力するようになっている。そ
して、検出手段からの検出信号を受けて、後方のパッド
32bは、センターピラー3cがクランプ機構32に対
して所定の相対位置に来たときに前方(パッド32a
側)に移動するようになっている。
に、ベースプレート33bに装着されている。このベー
スプレート33bは、ピストン34bのピストンロッド
36bの先端に、枢着ピン39bを介して上下方向(図
8では紙面に対して垂直方向)に傾動可能に枢着されて
おり、車体3のセンターピラー3cに対してパッド32
bが離接方向(ライン2に沿う方向)に進退移動可能に
なっている。また、ピストン34bは、ブラケット35
eを介してプレート35に固設されている。これによ
り、パッド32bは、センターピラー3cの角度に合わ
せて枢着ピン39bを中心に傾動しながらセンターピラ
ー3cを把持することができるようになっている。
bには、図示しない外部のエア供給装置より圧縮空気が
適宜供給されている。このようなクランプ機構32に
は、図8中に二点鎖線で示すように、はさまれ防止プレ
ート70を設けてもよい。このはさまれ防止プレート7
0は、クランプ機構32により不要なものを挟んでしま
った場合に、作業者がこのはさまれ防止プレート70に
タッチすることで、はさまれ防止スイッチ71が作動し
て、非常停止がかかり、組付装置を停止させるものであ
る。
持部材10は、図1〜図5及び図10に示すように下部
水平腕部11,鉛直腕部12,上部水平腕部13とから
なるコ字形状に形成され、支持部材10の下部水平腕部
11は、インパネアッシ1の取付治具1aが付設されて
おり、この取付治具1aにインパネアッシ1(図2〜図
5では図示略)を搭載するようになっている。また、支
持部材10の上部水平腕部13は、スライド機構40の
吊下部42に支持され、腕部11,13を繋ぐ鉛直腕部
12には操作盤60(図1参照)が付設され、作業者
は、この操作盤60により、組付装置の所定の操作を行
なえるようになっている。
ネアッシ1の組み付けを容易に行なえるように、車体3
の所定の箇所に設けられた位置決め穴(図示略)に嵌合
するような位置決めピン(図示略)を有している。ここ
で、上部水平腕部13は、コ字形状の開放側の一端に摺
動部13aをそなえ、この摺動部13aを介して、支持
部材10は、スライド機構40の吊下部42下端の片も
ち梁状部材42aに摺動可能に支持されている。また、
上述したように片もち梁状部材42aは回転可能になっ
ており、したがって、支持部材10は、吊下部42上
を、摺動可能且つ回転可能に支持されているのである。
10は、インパネアッシ1の長手方向がラインと略平行
な姿勢(図示しないインパネアッシ組立工程からインパ
ネアッシ1を受け取るのに適した姿勢)と、インパネア
ッシ1の長手方向がライン2に略垂直となってインパネ
アッシ1を車体3内に移動可能な姿勢との間で回転可能
となっている。インパネアッシ1の組み付け時には、イ
ンパネアッシ1を上載した支持部材10を車体3内に進
入させるが、上述したように支持部材10の下面にはロ
ーラ11a,11aがそなえられており、車体3内にイ
ンパネアッシ1及び支持部材10を搬入後、図10に示
すように、ローラ11a,11aを、車体3のサイドシ
ルフランジ3b,3b上に載せることで、サイドシルフ
ランジ3b,3b上を走行するローラ11a,11aに
より案内されて、作業者は容易に支持部材10とともに
インパネアッシ1を所定の設置位置まで前進させること
ができるようになっている。
せると図示しないストッパにより支持部材10の車幅方
向位置が所定の位置になり、ローラ11a,11aをサ
イドシルフランジ3b,3bの上端に載せると、インパ
ネアッシ1の上下位置が車体3に対して適切な位置にな
るように設定されている。このため、支持部材10上に
設置されたインパネアッシ1は、車幅方向及び高さ方向
のおおよその位置決めが自動的に行なわれ、所定位置の
すぐ手前に位置するようになっている。これにより、作
業者は、その後のインパネアッシ1の最終的な位置決め
を容易に行なえ、これによりインパネアッシ1の車体3
への組み付けを容易に且つ迅速に行なえるようになって
いるのである。
る際には、ローラ11aがサイドシルフランジ3bと接
触しないように、ローラ11aをサイドシルフランジ3
b上端よりもやや上方に位置させる必要があるため、ロ
ーラ11aのサイドシルフランジ3b上端への上載時に
は少なくともローラ11aを微小量降下させなくてはな
らない。このため、ローラ11aの上下位置を可変にす
べく、支持部材10は上下方向に微小量だけ移動できる
ようになっている。
ントパネルアセンブリの組付装置は、上述のように構成
されているので、以下のようにインストルメントパネル
アセンブリの組み付けが行なわれる。なお、インストル
メントパネルアセンブリの組み付けは、図2〜図5によ
り説明するが、図2〜図5中の符号〜は、組付工程
の順序を示している。ここでは、図2(a)において、
ライン右側部(図中下方)から、インパネアッシ1をラ
イン内に搬入するようになっている。
シ1が組付装置に送給される。ここで、支持部材10
は、図2(a)〜(c)にで示すように、ライン内の
本組付装置の上流位置において、ライン右方向に向いた
姿勢で、ライン右側部に配置される。次に、支持部材1
0は、図2(c)にで示すように、スライド機構40
の下端の片もち梁状部材42aの突出方向側の端部にま
で移動して、その長手方向がライン2に平行となる姿勢
となって送給されたインパネアッシ1を受け取る。
アッシ1を支持した支持部材10を、スライド部41と
ともに車体3側に移動させる。このとき、インパネアッ
シ1は、その長手方向がライン2に平行の姿勢となって
いるため、例えば、図中にで示す状態にまで支持部材
10を移動させてから、作業者は、図中にC1で示す線
を中心にスライド機構40の下端の片もち梁状部材42
aとともに、支持部材10を上方から見て反時計回りに
90度回転させて、インパネアッシ1の姿勢を、車体3
に組み付ける際の姿勢(インパネアッシ1の長手方向が
ライン2と垂直となる姿勢)にする。これにより、組付
装置は図中にで示す状態になる。
定の位置に移動してくると、センサ(図示略)がこれを
検知して、車体3のセンターピラー3cがパッド32
a,32bの間に位置するように、移動機構33がクラ
ンプ機構32を前進させる(図1,図7参照)。その
後、パッド32aに車体3のセンターピラー3cが当接
し、パッド32aを介して支持部材21が前方に動く
と、センターピラー3cがクランプ機構32に対して所
定の相対位置に来たとして、図示しないセンサ(検出手
段)が働き、後方のパッド32bが自動的に前方に移動
し、センターピラー3cが把持される。
とパッド32bとで、センターピラー3cが把持される
と、クランプ機構32と柱状部材31とからなる同期ユ
ニット30を介して、支持部材20が支持部材10とと
もに、ライン2上を搬送される車体3に同期して移動を
開始するのである。また、このとき、支持部材20にそ
なえられたエアモータ25(図3,図4参照)が、組付
装置の重量による走行抵抗を相殺すべく支持部材20を
アシスト駆動する。
移動を開始したら、作業者は、支持部材10を押して、
インパネアッシ1を、ドア開口部3aから、車体3内に
進入させる。その後、支持部材10の下面の両端のロー
ラ11a,11aを、ドア開口部3aのサイドシルフラ
ンジ3b,3bの上に載せる(図中にで示す状態)。
して、支持部材10を、片もち梁状部材42aに沿って
車体3の前方に移動させて、支持部材10上のインパネ
アッシ1を取付治具1aとともに車体3の組付位置に近
接した位置まで移動させる。そして、作業者は、インパ
ネアッシ1の車体3への最終的な位置決めを行ない、ボ
ルト締め等によりインパネアッシ1の組み付けを行な
う。そして、組み付けが完了すると、作業者は、支持部
材10を、片もち梁状部材42a上で車体3の後方に移
動させて、図中にで示す状態になる。この後、作業者
は、支持部材10を、車体3から離隔させ、図中にで
示す状態にする。
60を操作して、クランプ機構32によるセンターピラ
ー3cの把持を解除し、これにより、組付装置は、車体
3の結合を解除されフリーになる。次に、作業者は、図
中にC1で示す線を中心に、片もち梁状部材42aとと
もに、支持部材10を上方から見て時計回りに90度回
転させて、前工程からインパネアッシ1を受け取ること
のできる姿勢にする(図中にで示す状態)。
部材20とともに、前工程からのインパネアッシ1の受
け取り位置にまでライン後方へ移動させるとともに、支
持部材10を、再び、図中にで示す状態に戻し、これ
により、インパネアッシ1の組み付けの1サイクルが終
了し、以下、上述の作業を繰り返す。このように、本実
施形態のインストルメントパネルアセンブリの組付装置
によれば、以下の利点がある。
部材10を、同期ユニット30,支持部材20を介し
て、ライン2上を搬送される車体3と同期させながら移
動させることができ、さらに、支持部材10は、スライ
ド機構40により、搬送中の車体3の内部へ移動可能に
なっている。これにより、インパネアッシ1を支持部材
10とともに、車体3と同期させながら車体3内に移動
させることができる。また、このとき、支持部材10の
下面のローラ11a,11aは、車体3のドア開口部3
aのサイドシルフランジ3b,3bの上に載せられ、こ
のサイドシルフランジ3b,3bに案内されて、支持部
材10に搭載されたインパネアッシ1を、容易に所定の
取付箇所に移動させることができる。
トッパにより車幅方向(ライン幅方向)の位置を所定状
態に規制され、ローラ11a,11aによりその上下方
向位置を所定状態に規制されるので、インパネアッシ1
の車体3への車幅方向及び上下方向の位置決め及び組み
付けを速やかに行なうことができる。したがって、イン
パネアッシ1の組付作業を、車体3を搬送しながら且つ
容易に行なうことができるので、車体3の搬送速度を低
下させることなくインパネアッシ1の車体3への組み付
けを行なえるという利点がある。
に支持部材10に支持された状態で行なわれるので、作
業者が、例えば、車体3内でインパネアッシ1を支えな
がら無理な姿勢でインパネアッシ1の組み付けを行なう
といった作業が無くなって、作業者の負担が軽減される
という利点もある。また、同期ユニット30のクランプ
機構32は車体3のセンターピラー3cを直接把持する
ので、車体3とクランプ機構32との連結が強固なもの
となって、組付装置を、車体3に対して高精度に同期さ
せることができるという利点もある。
出装置により、センターピラー3cが所定位置に来たこ
とが検出されてからクランプ機構32により把持が行な
われるので、確実にセンターピラー3cが把持されて同
期が行なわれるという利点もある。また、組付装置が支
持部材20を介して車体3と同期移動するとき、支持部
材20は、支持部材20に付設されたエアモータ25に
よりアシスト駆動されるので、このアシスト駆動によ
り、車体3に連結された組付装置の重量による車体3の
走行抵抗の増加が相殺されて、同期させる際に車体3に
過剰な負荷を加えることがないという利点もある。これ
により、例えば、インパネアッシが大型化して重量が増
加した際にも所定の同期精度を容易に維持できるという
利点もある。
材10を、作業者が、人力により、車体3のドア開口部
3aから車体3の内部へ移動させるときに、支持部材1
0は、スライド機構40に付設されたエアモータによ
り、この移動をアシストされるので、作業者は、大きな
力を掛けることなくインパネアッシ1を車体3内へ移動
させることができ、これにより作業者の負担が減少する
という利点もある。
合、瞬間的に、車体3の搬送速度と、エアモータ25の
駆動により本来生じるべき車体3の搬送速度との差に起
因した力が、同期ユニット30を介して車体3へ掛かる
が、空気を駆動媒体とするエアモータ25を用いている
ので、このような力は、空気の圧縮性により緩衝され
て、車体3には影響を及ぼさないという利点もある。
0を車体に対して離接する方向)に移動するときには、
スライド機構40に付設されたエアモータによりこの移
動がアシストされるが、例えば、横方向に移動中の支持
部材10を作業者が停止させるときには、このときに反
力として作業者にかかる力が空気の圧縮性により緩衝さ
れるので、作業者に負担がかからないという利点もあ
る。
センブリの組付装置は、上述の実施形態に限定されるも
のではなく、種々変形して実施することができる。例え
ば、本実施形態では、第2支持部材の下部にガイド部材
としてローラ11aを設けているが、このガイド部材
は、インストルメントパネルアセンブリを取付箇所に向
けて車体前後方向に案内するものであればよく、ドア開
口部3aのサイドシルフランジ3b,3b上を滑らかに
摺動するような低摩擦部材により構成してもよい。
発明のインストルメントパネルアセンブリの組付装置に
よれば、以下の利点がある。つまり、インストルメント
パネルアセンブリを、第2支持部材とともに、車体と同
期させながら車体内に移動させることができ、さらに、
第2支持部材を車体内に搬入後、第2支持部材の下部に
そなえられたガイド部材を車体のドア開口部の下縁上に
当接させて、インストルメントパネルアセンブリを車体
内部の取付箇所に容易に案内することができるので、イ
ンストルメントパネルアセンブリの車体への位置決め及
び組み付けを容易に且つ速やかに行なうことができる。
ンブリの車体へ組み付けにかかる作業を、車体を搬送し
ながら且つ容易に行なうことができるので、ラインの速
度を低下させることなくインストルメントパネルアセン
ブリの車体への組み付けを行なえるという利点がある。
また、インストルメントパネルアセンブリの組み付け
は、常にインストルメントパネルアセンブリが第2支持
部材に支持された状態で行なわれるので、作業者はイン
ストルメントパネルアセンブリの重量に煩わされること
なく作業を行なえるという利点もある。
パネルアセンブリの組付装置によれば、クランプ機構に
より車体の所定部位を把持して、車体とクランプ機構と
が強固に連結するので、インストルメントパネルアセン
ブリの組付装置の車体に対する同期精度が向上するとい
う利点がある。また、これにより、インストルメントパ
ネルアセンブリが大型化して重量が増加した際にも所定
の同期精度を維持できるという利点もある。
パネルアセンブリの組付装置によれば、車体の所定箇所
がクランプ機構に対して所定の相対位置に来たことを検
出手段が検出してから、クランプ機構が車体の所定部位
を把持するので、請求項2記載のインストルメントパネ
ルアセンブリの組付装置と同様の効果を確実に得られる
という利点がある。
パネルアセンブリの組付装置の全体構成を示す模式的な
斜視図である。
パネルアセンブリの組付装置の構成及び本装置による組
付工程を示す図であり、(a)は上面視による模式図で
あり、(b)は側面視による模式図であって(a)のX
−X矢視断面図であり、(c)は正面視による模式図で
ある。
パネルアセンブリの組付装置の構成及び本装置による組
付工程を示す図2(a)に対応する上面視による詳細図
である。
パネルアセンブリの組付装置の構成及び本装置による組
付工程を示す図2(b)に対応する側面視による詳細図
であり、図3のX2−X2矢視断面図である。
パネルアセンブリの組付装置の構成及び本装置による組
付工程を示す図2(c)に対応する正面視による詳細図
である。
パネルアセンブリの組付装置のクランプ機構の構成を示
す模式的な斜視図であり、図1のX1矢視図である(但
し、車体とクランプ機構のみを示す)。
パネルアセンブリの組付装置のクランプ機構の構成を示
す模式的な斜視図であり、図6の要部拡大図である。
パネルアセンブリの組付装置のクランプ機構の構成を示
す詳細図であり、図7のX3─X3矢視図である。
パネルアセンブリの組付装置のクランプ機構の構成を示
す詳細図であり、図8のX4─X4矢視図である。
トパネルアセンブリの第2支持部材の構成を示す詳細図
であり、図4のX5矢視図である。
組付方法を示す模式的な斜視図である。
シ)としてのインストルメントパネルモジュール(イン
パネモジュール) 1a 取付治具 2 ライン(製造ライン) 3 車体 3a ドア開口部 3b サイドシルフランジ(下縁) 3c センターピラー(所定部位) 10 インパネアッシ支持部材(第2支持部材) 11a ローラ(ガイド部材) 20 横レールフレーム,支持部材(第1支持部材) 21 ライン方向部材 22 梁状部材 21a ローラ 25 エアモータ(ライン方向移動アシスト装置,エア
式アシスト装置) 30 同期ユニット 32 クランプ機構 40 スライド機構 41 スライド部(スライド部材) 42 吊り下げ部(スライド部材) 50 縦レールフレーム
Claims (3)
- 【請求項1】 車両の製造ライン上を搬送される車体の
内部にインストルメントパネルアセンブリを搬入して組
み付ける組付装置において、 該製造ライン上の車体の搬送方向に延びる縦レールフレ
ームと、 該縦レールフレームに該搬送方向に移動可能に支持され
た第1支持部材と、 該第1支持部材を該製造ライン上の該車体の搬送速度に
同期させる同期ユニットと、 該第1支持部材に車体幅方向に移動可能に支持されたス
ライド部材と、 該スライド部材に車体前後方向に移動可能に支持され該
インストルメントパネルアセンブリが搭載される第2支
持部材とをそなえ、 該第2支持部材の下部に、該車体のドア開口部の下縁上
に当接し該インストルメントパネルアセンブリを車体内
部の取付箇所に向けて車体前後方向に案内するガイド部
材を設けたことを特徴とする、インストルメントパネル
アセンブリの組付装置。 - 【請求項2】 該同期ユニットは、該車体の所定部位を
把持することで、該第1支持部材を該製造ライン方向へ
該車体と一体移動できるようにさせるクランプ機構をそ
なえていることを特徴とする、請求項1記載のインスト
ルメントパネルアセンブリの組付装置。 - 【請求項3】 該車体の該製造ライン上の移動により該
車体の所定箇所が該クランプ機構に対して所定の相対位
置に来るとこれを検出する検出手段を更にそなえ、 該クランプ機構は、該検出手段が該車体の所定箇所が該
所定の相対位置に来たことを検出したら該車体の所定部
位を把持することを特徴とする、請求項2記載のインス
トルメントパネルアセンブリの組付装置。
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